JP2014512846A - 組織取り出し装置及び使用方法 - Google Patents

組織取り出し装置及び使用方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014512846A
JP2014512846A JP2013539991A JP2013539991A JP2014512846A JP 2014512846 A JP2014512846 A JP 2014512846A JP 2013539991 A JP2013539991 A JP 2013539991A JP 2013539991 A JP2013539991 A JP 2013539991A JP 2014512846 A JP2014512846 A JP 2014512846A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tissue
sample
instrument
mass
tissue engaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013539991A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5984068B2 (ja
Inventor
ペリクス,ロバート
Original Assignee
ペリクス,ロバート
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ペリクス,ロバート filed Critical ペリクス,ロバート
Publication of JP2014512846A publication Critical patent/JP2014512846A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5984068B2 publication Critical patent/JP5984068B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B10/00Other methods or instruments for diagnosis, e.g. instruments for taking a cell sample, for biopsy, for vaccination diagnosis; Sex determination; Ovulation-period determination; Throat striking implements
    • A61B10/02Instruments for taking cell samples or for biopsy
    • A61B10/0233Pointed or sharp biopsy instruments
    • A61B10/0266Pointed or sharp biopsy instruments means for severing sample
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B10/00Other methods or instruments for diagnosis, e.g. instruments for taking a cell sample, for biopsy, for vaccination diagnosis; Sex determination; Ovulation-period determination; Throat striking implements
    • A61B10/02Instruments for taking cell samples or for biopsy
    • A61B10/0233Pointed or sharp biopsy instruments
    • A61B10/0283Pointed or sharp biopsy instruments with vacuum aspiration, e.g. caused by retractable plunger or by connected syringe
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B17/320016Endoscopic cutting instruments, e.g. arthroscopes, resectoscopes
    • A61B17/32002Endoscopic cutting instruments, e.g. arthroscopes, resectoscopes with continuously rotating, oscillating or reciprocating cutting instruments
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B17/3205Excision instruments
    • A61B17/3207Atherectomy devices working by cutting or abrading; Similar devices specially adapted for non-vascular obstructions
    • A61B17/320783Atherectomy devices working by cutting or abrading; Similar devices specially adapted for non-vascular obstructions through side-hole, e.g. sliding or rotating cutter inside catheter
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B10/00Other methods or instruments for diagnosis, e.g. instruments for taking a cell sample, for biopsy, for vaccination diagnosis; Sex determination; Ovulation-period determination; Throat striking implements
    • A61B10/02Instruments for taking cell samples or for biopsy
    • A61B2010/0208Biopsy devices with actuators, e.g. with triggered spring mechanisms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B2017/00681Aspects not otherwise provided for
    • A61B2017/00685Archimedes screw

Abstract

2つ以上の組織試料を採取する生検装置が開示されている。生検装置は、少なくとも2つの組織係合要素を有することができ、少なくとも一方の要素が螺旋状特徴部を含む。制御機構を用いて外側要素を内側要素に対してスピンさせることができ、その結果、複数の組織試料が、組織塊から、アクセス可能な収集チャンバーに輸送される。外側要素は、組織塊から試料を切り離すことができる鋭利な遠位端を有することができる。試料は、収集チャンバー内に連続的に保管することができ、かつ操作者が取り出すことができる
【選択図】図1

Description

本発明は医療機器に関する。より詳細には、組織を採取する(acquiring)のに用いられる器具、及び器具の使用方法が開示される。
[関連出願の相互参照]
本願は、2010年11月21日に出願された米国仮出願第61/415,850号(参照によりその全体が本明細書に援用される)に対する優先権を主張するものである。
多くの医療処置は、患者から組織試料を取り出すことを必要とする。これらの作業は、癌性の病変の生検におけるものとしての疑わしい組織の取り出しから、骨髄提供におけるものとしての細胞収集にまで及び得る。多くの異なる生検器具が、患者からこれらの組織試料を回収するのに用いられており、2つの大まかなカテゴリー:一回挿入、単一試料(SISS:Single-Insertion, Single-Sample)器具、及び、一回挿入、複数試料(SIMS:Single-Insertion, Multiple- Sample)器具に分類される。SISS器具の場合、操作者は、(1)器具を位置決めし;(2)収集機構(複数の場合もあり)を作動し;(3)器具を患者から取り出し;(4)試料を器具から取り出し;(5)再挿入に備えて器具を準備し;(6)器具を再び患者に挿入する。複数回繰り返される場合があるこの手順は、時間がかかり、患者に精神的外傷を与えるものである。SIMS器具は、上記の(3)〜(6)のステップを排除することができる。
SIMS装置の機構は、一般的にSISS器具よりも複雑であり、製造に費用がかかる。加えて、SIMS装置は、多くの場合、組織捕捉要素が多くの場合に十分に遠位に移動して試料を得て、次に十分に近位に移動して組織試料を保管するため、極めて大型の装置である。他の既知の装置は、組織捕捉要素をハンドル内でスパイラル状に動かすことによって装置を短くする。他の既知の装置は、組織を輸送するために組織オーガを用いるが、これらは、大きい一続きの試料を提供することができるシステムにおいては未だ採用されていない。
螺旋状の組織接触特徴部は、生検器具において、組織の固定から組織の保管まで多くの機能を果たすことができる。しかし、オーガシステムは、低コストの使用しやすいSIMS器具においては未だ採用されていない。その上、既知の装置は、回転させるために内部要素を必要とし、これは通常、内部要素が必要とされるトルクを伝達するのに十分に大きくなければならないため、質の悪い試料をもたらす。
複数の組織試料を得るのに用いられる器具が本明細書において開示される。器具の機械的な輸送システムを、組織試料と係合する少なくとも2つの要素から構成することができ、これらの要素のうちの少なくとも一方は螺旋状特徴部を有することができる。特徴部は、既存の要素上の別個の要素、形状又は形態であるものとすることができる。外側要素は、回転すると、組織の一部の芯を抜く(core:くり抜く)ことができる。さらに、要素が互いに対して回転すると、組織試料を近位に押しやって収集領域に入れることができ、ここで組織試料を保管、観察及び回収することができる。
外側要素は、鋭利な遠位縁を有するスピンする輸送チューブであるものとすることができ、輸送チューブの内面に組織係合特徴部を有することができる。表面特徴部は、輸送チューブの内面、軸方向の向きのリブ、スパイラルリブ若しくは螺旋状のリブ、チューブの旋条、表面コーティング、表面テクスチャリング、ローレット目、又はそれらの組み合わせを含むことができる組織係合特徴部を含むことができる。これらの特徴部は連続的又は不連続的であり得る。輸送チューブの内面は特徴部のない平滑なものであってもよい。静止内部要素を輸送チューブ内に位置付けることができる。内部要素は螺旋状の幾何学的形状を有することができる。内部要素は、組織試料と係合することができる表面コーティング又はテクスチャーを有することができる。表面コーティングは滑らかなものであり得る。外側要素がスピンし、組織内に前進すると、輸送チューブの遠位縁が組織の一部の芯を抜くことができる。組織試料は、組織試料が分離される組織塊から取り出される前に、取り出しと同時に(concurrently, simultaneously)、取り出しの後で、又はそれらの任意の組み合わせで、輸送チューブの内面特徴部と係合して特徴部とともにスピンすることができる。組織試料は、外側要素と同じ角速度で(すなわち、外側要素に対して回転静止して)、又は外側要素の角速度の何分の一かでスピンすることができる。試料は内部要素と接触することができる。試料が内部要素に対してスピンすると、ねじ作用(すなわち、回転固定される内部要素の螺旋状の幾何学的形状に対する組織試料の回転)によって、試料を近位に付勢して収集チャンバーに入れることができる。収集チャンバーは、外側要素の一部であるものとすることができるか、又は別個の要素であるものとすることができる。操作者は、収集チャンバーの中身にいつでもアクセスすることができる。収集された試料は、一連の試料の採取中に保管しておくことができる。チューブ、すなわち外側要素は、透明であるか又は半透明であるものとすることができる。チューブは、透明であるか、半透明であるか、又は開口しているセクションを有することができる。試料は、チューブを通して観察することができる。
試料は収集チャンバー内に保管することができる。チャンバー全体又はチャンバーの一部は、透明であるか、半透明であるか、又は開口しているものとすることができる。試料は、チューブ又はチャンバーを切断することによって取り出すことができる。チャンバーは、常に雰囲気に開口しているものとすることができるか、又は試料へのアクセスを提供するように移動することができる保護カバーを有することができる。収集チャンバー、又は収集チャンバーのリザーバー内の取り外し可能なブラダーが、ホルマリン等の液体に晒されると溶解することができる。例えば、収集チャンバー又はブラダーは、蝋、尿酸塩又は尿酸結晶から作製することができる。
内部要素は装置から取り出すことができる。内部要素を取り出して、チューブ内により大きい経路を提供することができる。内部要素を取り出して、内部要素上に保持されている可能性があるいかなる試料にもアクセスすることができる。内部要素は、異なる螺旋状要素又は器具と取り替えることができる。
装置は、同軸のイントロデューサーとともに用いることができる。試料採取する前に、同軸のイントロデューサーを病変に隣接して位置決めし、次に生検器具を同軸のイントロデューサーを通して導入することができる。生検器具は、ルアー接続等によって同軸のイントロデューサーに固定することができる。
組織試料は、内部要素に対して回転静止しているか、又はほぼ回転静止しているものとすることができる。スピンする外側要素は少なくとも輸送チューブから構成することができる。輸送チューブは、鋭利な遠位縁、及び内面のスパイラル特徴部を有することができる。内部要素は、輸送チューブ内に入れ子状になった状態で、組織を穿刺することができる矩形の断面を有する静止ワイヤーであるものとすることができる。輸送チューブは、スピンして組織内に前進すると、組織の一部の芯を抜くことができる。内部要素は、組織試料の軸方向への動きを制限することなく、試料の内部要素に対する回転を防止することができる。外側要素のスパイラル特徴部は、組織試料に対してスピンすると、試料を近位に押しやって収集チャンバーに入れることができる。
上述した組織輸送システムは側面が切り取られた器具において用いることができる。例えば、静止チューブが、トロカールとして機能する閉じた遠位端を有することができる。閉じた端の近位には、組織試料の内側ルーメンへの通過を可能にすることができる、チューブの壁に切り込まれた窓があり得る。第2輸送チューブを静止チューブの内部に同心に配置することができ、それらの間の径方向の隙間を、約0.1mm(0.005インチ)よりも小さいが、第2輸送チューブ及び静止チューブが互いに対して自由に移動することができるように十分に大きくする。内側輸送チューブは、前方又は後方に作動して、窓を通る組織の移動を制御することができる。真空を印加し、窓を通して組織を引き込むことができる。内側輸送チューブを作動して窓を閉じることによって、組織塊から、窓を通過したいかなる組織も切り離すことができる。本明細書において記載されるような組織輸送システムは、次に、試料を近位に輸送することができ、ここで内側輸送チューブが第3内部要素に対してスピンすることができる。
器具の一変形形態の例示的な等角図である。 内部に位置する螺旋状要素及び近位に輸送されている試料を示す、輸送チューブに例示的な切欠き部を有する図1の器具の例示的な等角図である。 図1及び図2に示されている器具の駆動機構を示す図である。 器具において用いられる螺旋状要素の一変形形態を示す図である。 器具において用いられる螺旋状要素の一変形形態を示す図である。 組織試料の芯を抜くとともに輸送するのに用いられる装置の遠位端の側面図であり、スピンする輸送チューブは断面で示されている。 組織試料の芯を抜くとともに輸送するのに用いられる装置の遠位端の側面図であり、スピンする輸送チューブは断面で示されている。 組織試料の芯を抜くとともに輸送するのに用いられる装置の遠位端の側面図であり、スピンする輸送チューブは断面で示されている。 装置の収集チャンバーに堆積されている第2試料を示す図であり、装置は、ハンドルの遠位端に固定されている同軸のイントロデューサーも有する。 装置とともに用いることができる同軸のイントロデューサーを示す図である。 試料を近位に輸送している装置の遠位端の側面図であり、スピンする輸送チューブは断面で示されている。 要素の内側特徴部を示す、輸送チューブの遠位端の等角図である。 要素の内側特徴部を示す、輸送チューブの遠位端の透明な側面図である。 ランセット状の先端部を示す、器具の遠位端の側面図である。 波形の先端部の幾何学的形状を示す、器具の遠位端の側面図である。 段のある先端部の幾何学的形状を示す、器具の遠位端の側面図である。 内部要素を装置から取り出す方法を示す図である。 内部要素を装置から取り出す方法を示す図である。 内部要素を装置から取り出す方法を示す図である。 内部要素の一変形形態の遠位端の側面図である。 内部要素の一変形形態の遠位端の側面図である。 図16aに示されている設計の近位に面する図である。 内部要素の一変形形態の近位に面する図である。 輸送チューブに組み付けられているとともに組織試料を輸送する、図16bに示されている設計の近位に面する図である。 輸送チューブに組み付けられているとともに組織試料を輸送する、図16cに示されている設計の近位に面する図である。 装置とともに用いることができるトロカールの遠位端の側面図である。 保管チャンバーが輸送チューブ内に一体化されている、装置の遠位端の側面図であり、輸送チューブは断面で示されている。 器具の側面切欠きの変形形態の遠位端の等角図であり、組織を受け入れるように構成されている器具を示す。 器具の側面切欠きの変形形態の遠位端の等角図であり、挿入又は組織輸送用に構成されている器具を示す図である。 輸送チューブ及び螺旋状要素の近位に面する図である。 輸送チューブの遠位端の一変形形態を示す透明な側面図である。 輸送チューブの遠位端の一変形形態を示す透明な側面図である。 輸送チューブの遠位端の一変形形態を示す透明な側面図である。
図1は器具5を示している。器具5は滅菌することができる。器具5は、ハンドル6及び組織輸送システム7を有することができる。ハンドル6は、ハンドル上部14及びハンドル底部16又はハンドル左部及びハンドル右部を有することができる。ハンドル上部14及びハンドル底部16は、操作者が保持することができる人間工学的なハンドルを形成するように接合することができる。ハンドル上部14及びハンドル底部16は射出成形することができる。組織輸送システム7は、組織係合第1要素及び組織係合第2要素を有することができる。組織係合第1要素(例えば、組織係合外側要素)は、組織係合第2要素(例えば、組織係合内側要素)の径方向外側にあるものとすることができる。組織係合第1要素は輸送チューブ10であるか、又は輸送チューブ10を有することができる。組織係合第2要素は、コイル状の螺旋状要素32、スパイラル要素74、平坦な静止要素78、湾曲した静止要素86、若しくはそれらの組み合わせであるか、又はコイル状の螺旋状要素32、スパイラル要素74、平坦な静止要素78、湾曲した静止要素86、若しくはそれらの組み合わせを有することができる。コイル状の螺旋状要素32は、輸送チューブ10のルーメンの長さの約50%よりも大きく、より詳細には(narrowly)約75%よりも大きく、更により詳細には100%以上であるものとすることができる。輸送チューブ10は、ハンドル6に対して回転可能であるか、又は回転的に固定することができる。輸送チューブ10は、ハンドル6から遠位に延びることができ、末端の遠位端12を有することができる。輸送チューブ10は、軸8の回りに方向9へ回転又はスピンすることができる。ハンドル6は、外部電源と接続することができる電気接続部18を有することができる。器具5には、外部電源の代わりに、又は外部電源と組み合わせて、内部バッテリーによって機械的に、油圧により又は空気圧により動力を供給することができる。カバー20が、図2に示されているように収集チャンバー26内の試料を包囲することができる。カバー20は、収集チャンバー26内に保管されている試料への物理的なアクセスを提供するために取り外すか又は調整することができる。カバー20は透明であるものとすることができる。輸送チューブ10の回転は、ボタン22を作動することによって制御することができる。第1溝24を用いて、例えば、無菌領域を電気コードから隔離するのに用いることができる可撓性シースを固定することができる。可撓性シースは、例えば、0.05mm(0.002インチ)厚の、上部が開口した、長さに合わせて切られるポリエチレンバッグであるものとすることができる。
図2は、器具5が、螺旋状要素32等の組織係合第2要素を有することができることを示している。螺旋状要素32は、ハンドル6に対して回転可能であるか、又は回転的に固定することができる。螺旋状要素32及び輸送チューブ10は、試料11を方向35へ近位に輸送することができる。カバー20は、例えば収集チャンバー26にアクセスするために開封するか又は取り外すことができる。螺旋状要素32は、輸送チューブ10の遠位端12の約±3mm(±0.12インチ)以内まで延びることができる。ハンドルはハンドルコネクター28も特徴とし得る。ハンドルコネクター28は、ハンドル上部14、ハンドル底部16、又はそれらの任意の組み合わせによって形成することができる。ルアーフィッティングであり得るハンドルコネクター28を用いて、同軸のイントロデューサー等の他の構成部材を器具に固定することができる。螺旋状要素32の近位端はアーム33を特徴とし得る。ハンドル6は、ハンドル上部14及びハンドル16間に、すなわちこれらにわたって、又は一方の部分14若しくは16内に個々に形成することができる第2溝30を有することができる。アーム33は、アーム33を第2溝30内に押し込むか又は摩擦嵌めすることによってハンドル6に固定することができる。アーム33は、第2溝30内に長手方向に締まり嵌めすることができる。アーム33はカバー20によってハンドルに固定することができる。アーム33はカバー20に固定することができる。試料11は、遠位端12から収集チャンバー26に向かって、輸送チューブ10の内面に沿って方向35へ近位に押しやるとともに輸送することができる。
図3は、輸送チューブ10をスピンさせるのに用いることができる駆動システムを示している。ボタン22が作動されるとモーター34がスピンすることができる。モーター34には電気によって動力を供給することができる。モーター34はDCブラシ付きモーターであり得る。モーター34は、空気圧により、油圧により、機械的に、又はそれらの任意の組み合わせで駆動することができる。第1プーリー36をモーターシャフト37に固定することができる。第1プーリー36は、約2mm(0.08インチ)のピッチを有するタイミングベルトプーリーであり得る。第1プーリー36は、タイミングベルト40を介して第2プーリー38にトルクを伝達することができる。第1プーリー36及び第2プーリー38は異なるサイズであるものとすることができる。プーリー38は輸送チューブ10に固定することができる。
図4aは、螺旋状要素32が、螺旋状要素32の長さに沿って一定であるピッチ42を有することができることを示している。螺旋状要素32のピッチ42は、約7mm(0.28インチ)〜13mm(0.5インチ)であるものとすることができる。螺旋状要素のピッチ42は、異なる組織のタイプ等の特定の用途に合わせて規定することができる。例えば、螺旋状要素32は、器具5から取り出して、元の螺旋状要素32とは異なる構成の(例えば、元の螺旋状要素32が用いられることが意図されるよりも硬いか又は柔らかい組織において用いられる)第2螺旋状要素32と取り替えることができる。螺旋状要素32の複数の構成は、異なるピッチ、ワイヤーの形状、表面特徴部、コーティング、断面形状、弾性係数又はそれらの組み合わせを有することができる。螺旋状要素32を形成するのに用いられるワイヤーは円形の断面を有することができる。螺旋状要素32は、(例えばワイヤーの長さに沿って変化する)円形、角のある、矩形、三角形、又はそれらの組み合わせである断面を有するワイヤーから作製することができる。螺旋状要素32は鋭利な遠位端44を有することができる。螺旋状要素32はアーム33を有することができる。アーム33は、螺旋状要素32をハンドル6に固定するのに用いることができる。アーム33は、製造、組み付け及び使用中に螺旋状要素32を操作(例えば回転及び/又は並進移動)させるのに用いることができる。
図4bは螺旋状要素32が可変のピッチを有することができることを示している。例えば、螺旋状要素32は、より長い遠位の第1ピッチ43からより短い近位の第2ピッチ45まで遷移することができる。遠位のピッチ43は近位のピッチ45よりも短くてもよい。遠位のピッチ43と近位のピッチ45との間の中間の長さは、近位セクション及び遠位セクションとは異なるピッチを有することができる(例えば、遠位のピッチ43は、近位のピッチ45と等しくすることができ、これらはともに中間の長さのピッチよりも長いか又は短いものとすることができる)。第1ピッチ43と第2ピッチ45との間の遷移部は、平滑である(例えば連続的に接線である)か又は切形の(例えば別々の)ものであることができる。
螺旋状要素のピッチ(例えばピッチ42、43、45又はそれらの組み合わせ)は、約5mm(0.20インチ)よりも大きく、更により詳細には約6mm(0.24インチ)よりも大きく、更により詳細には約7mm(0.28インチ)よりも大きく、更により詳細には約8mm(0.31インチ)よりも大きく、更により詳細には約9mm(0.35インチ)よりも大きく、更により詳細には約10mm(0.39インチ)よりも大きく、更により詳細には約11mm(0.43インチ)よりも大きく、更により詳細には約12mm(0.47インチ)よりも大きく、更により詳細には約13mm(0.51インチ)よりも大きいものとすることができる。螺旋状要素のピッチ(例えばピッチ42、43、45又はそれらの組み合わせ)は、約13mm(0.51インチ)よりも小さく、更により詳細には約12mm(0.47インチ)よりも小さく、更により詳細には約11mm(0.43インチ)よりも小さく、更により詳細には約10mm(0.39インチ)よりも小さく、更により詳細には約9mm(0.35インチ)よりも小さく、更により詳細には約8mm(0.31インチ)よりも小さく、更により詳細には約7mm(0.28インチ)よりも小さく、更により詳細には約6mm(0.24インチ)よりも小さく、更により詳細には約5mm(0.20インチ)よりも小さいものとすることができる。
螺旋状要素32、又は器具、及び/又は本明細書において記載される他の器具若しくは装置のいずれかの要素又は全ての要素は、例えば、単一の又は複数のステンレス鋼合金、鋼、ばね鋼、ニッケルチタン合金(例えばニチノール)、コバルト−クロム合金(例えば、Elgin Specialty Metals社(Elgin, IL)のELGILOY(登録商標));Carpenter Metals Corp.(Wyomissing, PA)のCONICHROME(登録商標))、ニッケル−コバルト合金(例えば、Magellan Industrial Trading Company, Inc.(Westport, CT)のMP35N(登録商標))、モリブデン合金(例えばモリブデンTZM合金)、タングステン−レニウム合金、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエステル(例えば、E. I. Du Pont de Nemours and Company(Wilmington, DE)のDACRON(登録商標))、ポリプロピレン、液晶ポリマー等の芳香族ポリエステル(例えば、Kuraray Co., Ltd.(Tokyo, Japan)のベクトラン)、超高分子量ポリエチレン(すなわち、伸び切り鎖、高弾性若しくは高性能ポリエチレン)繊維及び/又は糸(例えば、Honeywell International, Inc.(Morris Township, NJ)のSPECTRA(登録商標)繊維及びSPECTRA(登録商標)ガード、又はRoyal DSM N.V.(Heerlen, the Netherlands)のDYNEEMA(登録商標))、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、パリレンポリ(p−キシリレン)ポリマー、パリレンN、パリレンC、パリレンD、延伸PTFE(ePTFE)、ポリエーテルケトン(PEK)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリカーボネート(PC)、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、ポリエーテルケトンケトン(PEKK)(同様にポリアクリルエーテルケトンケトン)、ナイロン、ポリエーテル−ブロックコポリアミドポリマー(例えば、ATOFINA社(Paris, France)のPEBAX(登録商標))、脂肪族ポリエーテルポリウレタン(例えば、Thermedics Polymer Products(Wilmington, MA)のTECOFLEX(登録商標))、ポリ塩化ビニル(PVC)、ナイロン、ビニル、ポリウレタン、熱可塑性物質、フッ化エチレンプロピレン(FEP)、ポリグリコール酸(PGA)、ポリ−L−グリコール酸(PLGA)、ポリ乳酸(PLA)、ポリ−L−乳酸(PLLA)、ポリカプロラクトン(PCL)、ポリエチルアクリレート(PEA)、ポリジオキサノン(PDS)及び擬似的ポリアミノチロシンベースの酸のような吸収性又は再吸収性のポリマー等のポリマー、押出コラーゲン、シリコーン、亜鉛、音波を発生する材料、放射性材料、放射線不透過性材料、生体材料(例えば、死体組織、コラーゲン、同種移植片、自家移植片、異種移植片、骨セメント、細骨片、骨原性の粉、骨のビーズ)、高強度(60ksi)及び生体適合性を有する材料、本明細書において列挙される他の材料のいずれか、又はそれらの組み合わせから作製することができるか、又はコーティングすることができる。放射線不透過性材料の例は、硫酸バリウム、酸化亜鉛、チタン、ステンレス鋼、ニッケル−チタン合金、タンタル及び金である。装置は、実質的に100%のPEEK、実質的に100%のチタン若しくはチタン合金、又はそれらの組み合わせから作製することができる。
図5a、図5b及び図5cは、組織輸送システム7を用いる方法の一変形形態を示している。図5a、図5b及び図5cは、組織48の塊から組織試料を切り取るために器具5をどのように操作することができるかを示している。図5aは、輸送チューブ10を組織48に対して方向47へ前進させて(例えば並進移動させて)組織48に入れることができることを示している。輸送チューブ10は開口した遠位端12を有することができる。輸送チューブ10は、組織48の一部を、遠位端12において遠位の開口したポート31に受け入れることができる。輸送チューブ10は、組織48内へ並進移動されるのと同時に組織48に対して回転又はスピンすることができる。輸送チューブ10は組織の芯を抜くことができる。組織試料11は、部分的に芯を抜かれるか、切り離されるか又は切り取られる試料であるものとすることができる。試料11は、輸送チューブ10の内面及び/又は表面特徴部と接触することができる。試料11は、依然として組織48の塊に接続していることができる。試料11は、組織48の塊に付着するとともに輸送チューブ10の内面及び/又は表面特徴部と接触しながら、同時に螺旋状要素32と係合することができる。試料11は、輸送チューブ10が回転して組織48の塊内に前進するにつれて螺旋状要素32内にねじ込むことができる。
図5bは、輸送チューブ10を方向49へ回転させて部分的に芯を抜かれた組織試料11を挟持点52において挟持することができることを示している。輸送チューブ10内にある組織の一部は、組織48の塊に依然として付着しながら、螺旋状要素32に対して実質的に回転的に固定されたままとなることができる。輸送チューブ10の遠位端12の末端は、組織試料11を組織48の塊から切り離すことができる。試料11は、挟持とは代替的に又は挟持に加えて、輸送チューブ10を遠位に前進させることなく輸送チューブ10をスピンさせ続けることによって、輸送チューブ10を近位に後退させながら輸送チューブ10をスピンさせ続けることによって、輸送チューブ10をスピンさせ続けながら器具5に横方向の力を加えることによって、又はこれらの組み合わせによって、組織48の塊から切り離すことができる。組織48の塊からの組織試料11の分離及び輸送チューブ10に沿う試料11の輸送は、試料11を傷つけないものであることができる。例えば、試料11は、液体に浸されて柔らかくならず、分割されず、一続きの断面を維持することができるか、又はそれらの組み合わせである。
図5cは、組織試料11を組織48の塊から分離するか又は切り離した後で、輸送チューブ10をスピンさせ続けることによって組織試料11を図示のように輸送チューブ10の内部長さに沿って近位に輸送することができることを示している。組織試料11は、輸送チューブ10によって部分的に又は完全に回転又はスピンすることができる。組織試料11は、螺旋状要素32に対して回転又はスピンすることができる。組織試料11と螺旋状要素32との間の相対的な回転運動によって、試料11を輸送チューブ10の長手方向軸8に沿って近位方向51へ強制的に並進移動させることができる。
図6は、図5a、図5b及び図5cにおいて収集された組織試料を収集チャンバー26内にどのように保管することができるかを示している。組織輸送システム7は、組織試料11が収集チャンバー26に入るにつれて、組織試料11を、輸送チューブ10の長さに沿って近位に前進させ続けることができる。組織試料11は、輸送チューブ10の近位端の近位の開口したポート53から現れると、収集チャンバー26内に入り、収集チャンバー26内に送達及び堆積されることができる。
例えば、近位の組織試料11aは輸送チューブ10を出て収集チャンバー26内に入ることができる。遠位の組織試料11bは、近位の組織試料11aが組織48の塊から芯を抜かれて切り離された後で組織48の塊から芯を抜かれて切り離されることができる。遠位の組織試料11bは、輸送チューブ10の長さに沿って近位に前進することができる。遠位の組織試料11bは、近位の組織試料11aに当接して近位方向55へ押すことができる。近位の組織試料11bは、輸送チューブ10から完全に押し出されて収集チャンバー26内に入ることができる。組織試料11は、収集の時間的順序で収集チャンバー26内に保管することができる。組織試料11は、輸送チューブ10から完全に現れると、別の組織試料11の移動等の外力によって接触するまで移動を停止することができる。
図6は、器具5が、Bard Biopsy Systems(Arizona)によって製造されるBard C1213B等の同軸のイントロデューサー54を含むか又は同軸のイントロデューサー54に取り外し可能に取り付けられることができることを示している。同軸のイントロデューサー54のイントロデューサーコネクター60を、ハンドル6のハンドルコネクター28に着脱可能に固定することができる。輸送チューブ10の遠位端12は、同軸のイントロデューサー54のイントロデューサー遠位縁56を超えて延びることができる。同軸のイントロデューサー54は、試料11以外の組織48の塊を、輸送チューブ10の大部分又は全てから保護することができる。同軸のイントロデューサー54は、輸送チューブ10の支持面を提供することができる。
図7は、同軸のイントロデューサー54がイントロデューサーチューブ58を有することができることを示している。イントロデューサーチューブ58は輸送チューブ10を覆うように嵌まることができる。イントロデューサーチューブ58と輸送チューブ10と間の径方向の間隙は、約0.02mm(0.001インチ)よりも大きく、より詳細には約0.1mm(0.004インチ)よりも大きく、更により詳細には約0.2mm(0.008インチ)よりも大きく、更により詳細には約0.3mm(0.012インチ)よりも大きく、又は更により詳細には約0.4mm(0.015インチ)よりも大きいものとすることができる。イントロデューサーチューブ58と輸送チューブ10と間の径方向の間隙は、約0.4mm(0.015インチ)よりも小さく、より詳細には約0.3mm(0.012インチ)よりも小さく、更により詳細には約0.2mm(0.008インチ)よりも小さく、更により詳細には約0.1mm(0.004インチ)よりも小さく、又は更により詳細には約0.02mm(0.001インチ)よりも小さいものとすることができる。イントロデューサーチューブ58は鋭利なイントロデューサー遠位縁56を有することができる。
同軸のイントロデューサー54はイントロデューサーコネクター60を有することができる。イントロデューサーコネクター60は、ルアーフィッティングであるものとすることができ、ハンドルコネクター28と嵌合することができる。嵌合するコネクター28及び60は、輸送チューブ10がスピンすると嵌合する接続部を締め付ける方向へのねじ山を設けることができる。同軸のイントロデューサー54は、イントロデューサーチューブ58内に位置する鋭利なトロカール94又はスタイレットによって組織48内に位置決めすることができる。イントロデューサー遠位縁56を標的に隣接して配置した後で、トロカール94を取り外して器具5と取り替えることができる。同軸のイントロデューサー54は、音波を発し、操作者をガイドするために位置マークを有することができる。
図8は、螺旋状要素32が輸送チューブ10との隙間嵌め61を形成することができることを示している。例えば、隙間嵌め61は、構成部材が互いに対して自由にスピンすることができるほど十分に大きいものとすることができる。隙間嵌め61は、約0.02mm(0.001インチ)よりも大きく、より詳細には約0.1mm(0.004インチ)よりも大きく、更により詳細には約0.2mm(0.008インチ)よりも大きく、更により詳細には約0.3mm(0.012インチ)よりも大きく、又は更により詳細には約0.4mm(0.015インチ)よりも大きいものとすることができる。隙間嵌め61は、約0.4mm(0.015インチ)よりも小さく、より詳細には約0.3mm(0.012インチ)よりも小さく、更により詳細には約0.2mm(0.008インチ)よりも小さく、更により詳細には約0.1mm(0.004インチ)よりも小さく、又は更により詳細には約0.02mm(0.001インチ)よりも小さいものとすることができる。螺旋状要素32は、組織試料11が螺旋状要素32に対してスピンすると組織試料11を近位方向63に付勢することができる。組織試料11は、約6秒未満、より詳細には約3秒未満といったように迅速に組織48の塊から芯を抜いて切り離し、収集チャンバー26に輸送し、例えば患者、組織48の塊及び組織試料11双方への外傷を最小限に抑えることができる。
螺旋状要素32の遠位端44は、図8に示されているように、輸送チューブ10の遠位端12を越えて延びることができる。遠位端44は、遠位端12と面一に終端(すなわち、遠位端12と同じ長さで終端)してもよい。遠位端44は遠位端12の近位で終端してもよい。遠位端12及び44間の距離は、約0.5mm(0.02インチ)よりも大きく、更により詳細には約1mm(0.04インチ)よりも大きく、更により詳細には約1.5mm(0.06インチ)よりも大きく、更により詳細には約2mm(0.08インチ)よりも大きく、更により詳細には約2.5mm(0.10インチ)よりも大きく、更により詳細には約3mm(0.12インチ)よりも大きく、更により詳細には約3.5mm(0.14インチ)よりも大きく、更により詳細には約4mm(0.16インチ)よりも大きく、更により詳細には約4.5mm(0.18インチ)よりも大きく、更により詳細には約5mm(0.20インチ)よりも大きく、更により詳細には約6mm(0.24インチ)よりも大きく、更により詳細には約7mm(0.28インチ)よりも大きく、更により詳細には約10mm(0.39インチ)よりも大きいものとすることができる。遠位端12及び44間の距離は、約10mm(0.39インチ)よりも小さく、更により詳細には約7mm(0.28インチ)よりも小さく、更により詳細には約6mm(0.24インチ)よりも小さく、更により詳細には約5mm(0.20インチ)よりも小さく、更により詳細には約4.5mm(0.18インチ)よりも小さく、更により詳細には約4mm(0.16インチ)よりも小さく、更により詳細には約3.5mm(0.14インチ)よりも小さく、更により詳細には約3mm(0.12インチ)よりも小さく、更により詳細には約2.5mm(0.10インチ)よりも小さく、更により詳細には約2mm(0.08インチ)よりも小さく、更により詳細には約1.5mm(0.06インチ)よりも小さく、更により詳細には約1mm(0.04インチ)よりも小さく、更により詳細には約0.5mm(0.02インチ)よりも小さいものとすることができる。
組織試料11は、輸送チューブ10の遠位端12から収集チャンバー26への輸送の間、約1cm/秒(0.4インチ/秒)よりも速く、更により詳細には約2.5cm/秒(1.0インチ/秒)よりも速く、更により詳細には約5cm/秒(1.9インチ/秒)よりも速く、更により詳細には約7.5cm/秒(2.9インチ/秒)よりも速く、又は更により詳細には約10cm/秒(3.9インチ/秒)よりも速い線速度を有することができる。組織試料11は、輸送チューブ10の遠位端12から収集チャンバー26への輸送の間、約10cm/秒(3.9インチ/秒)よりも遅く、更により詳細には約7.5cm/秒(2.9インチ/秒)よりも遅く、更により詳細には約5cm/秒(1.9インチ/秒)よりも遅く、更により詳細には約2.5cm/秒(1.0インチ/秒)よりも遅く、又は更により詳細には約1cm/秒(0.4インチ/秒)よりも遅い線速度を有することができる。
輸送チューブ10は、ハンドル6に対して、約1000rpmよりも速く、更により詳細には約2500rpmよりも速く、更により詳細には約3000rpmよりも速く、更により詳細には約4000rpmよりも速く、更により詳細には約5000rpmよりも速く、更により詳細には約7500rpmよりも速く、更により詳細には約10000rpmよりも速い速度でスピン又は回転することができる。輸送チューブ10は、ハンドル6に対して、約10000rpmよりも遅く、更により詳細には約7500rpmよりも遅く、更により詳細には約5000rpmよりも遅く、更により詳細には約4000rpmよりも遅く、更により詳細には約3000rpmよりも遅く、更により詳細には約2500rpmよりも遅く、更により詳細には約1000rpmよりも遅い速度でスピン又は回転することができる。
組織係合第1要素は、組織係合第2要素に対して、約1000rpmよりも速く、より詳細には約2500rpmよりも速く、更により詳細には約3000rpmよりも速く、更により詳細には約4000rpmよりも速く、更により詳細には約5000rpmよりも速く、更により詳細には約7500rpmよりも速く、又は更により詳細には約10000rpmよりも速い相対速度でスピン又は回転することができる。組織係合第1要素は、組織係合第2要素に対して、約10000rpmよりも遅く、より詳細には約7500rpmよりも遅く、更により詳細には約5000rpmよりも遅く、更により詳細には約4000rpmよりも遅く、更により詳細には約3000rpmよりも遅く、更により詳細には約2500rpmよりも遅く、又は更により詳細には約1000rpmよりも遅い相対速度でスピン又は回転することができる。
組織試料11対輸送チューブ10の回転の比率は、約10%よりも大きく(例えば、試料11は輸送チューブ10のrpmの約10%よりも大きいレートでスピン又は回転することができる)、より詳細には約25%よりも大きく、更により詳細には約50%よりも大きく、更により詳細には約75%よりも大きく、更により詳細には約99%よりも大きい(例えば、試料11及び輸送チューブ10はほとんど回転滑りを伴わず概ね同じレートで一緒にスピンする)ものとすることができる。試料11対輸送チューブ10の回転の比率は、約100%よりも小さく(例えば、試料11及び輸送チューブ10はほとんど回転滑りを伴わず概ね同じレートで一緒にスピンする)、より詳細には約75%よりも小さく、更により詳細には約50%よりも小さく、更により詳細には約25%よりも小さく、更により詳細には約10%よりも小さい(例えば、試料11は輸送チューブ10のrpmの約10%よりも小さいレートでスピン又は回転することができる)ものとすることができる。
試料11、螺旋状要素32、輸送チューブ10、組織係合表面特徴部又はそれらの任意の組み合わせの間の摩擦係数は、約0.05よりも大きく、より詳細には約0.1よりも大きく、更により詳細には約0.2よりも大きく、更により詳細には約0.4よりも大きく、更により詳細には約0.6よりも大きく、更により詳細には約0.8よりも大きく、更により詳細には約1.0よりも大きいものとすることができる。試料11、螺旋状要素32、輸送チューブ10、組織係合表面特徴部又はそれらの任意の組み合わせの間の摩擦係数は、約1.0よりも小さく、より詳細には約0.8よりも小さく、更により詳細には約0.6よりも小さく、更により詳細には約0.4よりも小さく、更により詳細には約0.2よりも小さく、更により詳細には約0.1よりも小さく、又は更により詳細には約0.05よりも小さいものとすることができる。
輸送チューブ10の内径は、約0.5mm(0.02インチ)よりも大きく、より詳細には約1mm(0.04インチ)よりも大きく、更により詳細には約1.5mm(0.06インチ)よりも大きく、更により詳細には約2mm(0.08インチ)よりも大きく、更により詳細には約2.5mm(0.10インチ)よりも大きく、更により詳細には約3mm(0.12インチ)よりも大きく、更により詳細には約3.5mm(0.14インチ)よりも大きく、更により詳細には約4mm(0.18インチ)よりも大きく、更により詳細には約4.5mm(0.16インチ)よりも大きく、更により詳細には約5mm(0.20インチ)よりも大きく、更により詳細には約6mm(0.24インチ)よりも大きく、更により詳細には約7mm(0.28インチ)よりも大きく、又は更により詳細には約10mm(0.39インチ)よりも大きいものとすることができる。輸送チューブ10の内径は、約10mm(0.39インチ)よりも小さく、より詳細には約7mm(0.28インチ)よりも小さく、更により詳細には約6mm(0.24インチ)よりも小さく、更により詳細には約5mm(0.20インチ)よりも小さく、更により詳細には約4.5mm(0.18インチ)よりも小さく、更により詳細には約4mm(0.16インチ)よりも小さく、更により詳細には約3.5mm(0.14インチ)よりも小さく、更により詳細には約3mm(0.12インチ)よりも小さく、更により詳細には約2.5mm(0.10インチ)よりも小さく、更により詳細には約2mm(0.08インチ)よりも小さく、更により詳細には約1.5mm(0.06インチ)よりも小さく、更により詳細には約1mm(0.04インチ)よりも小さく、又は更により詳細には約0.5mm(0.02インチ)よりも小さいものとすることができる。
輸送チューブ10の肉厚は、約0.05mm(0.002インチ)よりも大きく、より詳細には約0.10mm(0.004インチ)よりも大きく、更により詳細には約0.15mm(0.006インチ)よりも大きく、更により詳細には約0.20mm(0.008インチ)よりも大きく、更により詳細には約0.30mm(0.012インチ)よりも大きく、更により詳細には約0.50mm(0.020インチ)よりも大きく、更により詳細には約0.70mm(0.028インチ)よりも大きく、又は更により詳細には約1.00mm(0.039インチ)よりも大きいものとすることができる。輸送チューブ10の肉厚は、約1.00mm(0.039インチ)よりも小さく、更により詳細には約0.70mm(0.028インチ)よりも小さく、更により詳細には約0.50mm(0.020インチ)よりも小さく、更により詳細には約0.43mm(0.017インチ)よりも小さく、更により詳細には約0.30mm(0.012インチ)よりも小さく、更により詳細には約0.20mm(0.008インチ)よりも小さく、更により詳細には約0.15mm(0.006インチ)よりも小さく、更により詳細には約0.10mm(0.004インチ)よりも小さく、又は更により詳細には約0.05mm(0.002インチ)よりも小さいものとすることができる。
螺旋状要素32のワイヤー厚さは、約0.05mm(0.002インチ)よりも大きく、より詳細には約0.10mm(0.004インチ)よりも大きく、更により詳細には約0.15mm(0.006インチ)よりも大きく、更により詳細には約0.20mm(0.008インチ)よりも大きく、更により詳細には約0.30mm(0.012インチ)よりも大きく、更により詳細には約0.50mm(0.020インチ)よりも大きく、更により詳細には約0.70mm(0.028インチ)よりも大きく、又は更により詳細には約1.00mm(0.039インチ)よりも大きいものとすることができる。螺旋状要素32のワイヤー厚さは、約1.00mm(0.039インチ)よりも小さく、より詳細には約0.70mm(0.028インチ)よりも小さく、更により詳細には約0.50mm(0.020インチ)よりも小さく、更により詳細には約0.30mm(0.012インチ)よりも小さく、更により詳細には約0.20mm(0.008インチ)よりも小さく、更により詳細には約0.15mm(0.006インチ)よりも小さく、更により詳細には約0.10mm(0.004インチ)よりも小さく、又は更により詳細には約0.05mm(0.002インチ)よりも小さいものとすることができる。ワイヤー厚さは、約0.4mm(0.016インチ)、0.43mm(0.017インチ)又はそれらの組み合わせであるものとすることができる。
組織試料11は、幾つかの構成では、輸送チューブ10等の非螺旋状要素に対して全く回転しないか、又はほとんど回転しないものとすることができる。輸送チューブ10の内面、又は器具、及び/又は本明細書において記載される他の器具若しくは装置のいずれかの要素又は全ての要素は、表面特徴部を有することができる。表面特徴部は、1つ又は複数のスパイラルリブ及び/若しくは軸方向リブ、ローレット目、リッジ、棘、かかり、コーティング、テクスチャー加工された表面又はそれらの組み合わせであるものとすることができる組織係合特徴部を含むことができる。表面特徴部は、組織と係合するか又は組織と係合しないように構成することができる。表面特徴部は、組織係合第1要素及び/又は組織係合第2要素の表面に沿って(例えば、長さの一部、壁の円弧の一部、又はそれらの組み合わせに沿って)連続的又は不連続的であるものとすることができる。
図9は、輸送チューブ10の内面が1つ又は複数の軸方向の向きのリブ62を含むことができることを示している。リブ62は、組織試料11と輸送チューブ10との間の捩りによる牽引を増大させることができる(例えば、回転力を伝える)。リブ62は、組織試料11とリブ62との間の長手方向への牽引には大きく影響を与えることができない(例えば、長手方向力は伝えず、長手方向に最小限の反力しか与えないか、又は反力を全く与えない)。輸送チューブ10は、1つのリブ62、より詳細には約5個よりも多いリブ62、更により詳細には約10個よりも多いリブ62、更により詳細には約15個よりも多いリブ62を有することができる。輸送チューブ10は、約20個のリブ62、より詳細には約15個よりも少ないリブ62、更により詳細には約10個よりも少ないリブ62、更により詳細には約5個よりも少ないリブ62を有することができる。リブ62は、同じ材料ブロックから機械加工、押し出し、打ち出しすることによって形成されるといったように輸送チューブ10と一体化することができるか、及び/又は、接着剤、溶接、ろう付け、エポキシ、1つ又は複数のリベット、摩擦(例えば、圧着、弛緩した直径に径方向に締め付けられて、次に、この弛緩した直径よりも小さい直径を有する輸送チューブ10内に解放されるばね)、若しくはそれらの組み合わせによって輸送チューブ10に固定することができる別個の要素であるものとすることができる。輸送チューブ10は、例えばリブ62の要素が剛性コイルにおけるように剛性である場合にはなくてもよい。リブ62は、輸送チューブ10から材料を除去することによって形成することができる。例えば、リブ62は、輸送チューブ10に機械加工されるか又は施条をつけられるスロットであるものとすることができる。リブ62は、輸送チューブを圧縮することによって、輸送チューブ10の表面を引き上げるか若しくは伸張させることによって(例えば、輸送チューブ10の柔軟な材料を径方向内方へエンボス加工するか若しくは打ち出しすることによって)、又はそれらの任意の組み合わせによって形成することができる。
図10は、輸送チューブ10の内面がスパイラルリブ64a及び64bを有することができることを示している。輸送チューブ10は、1つのスパイラルリブ64a、又は複数のスパイラルリブを有することができる。スパイラルリブ64の方向は、内部螺旋状要素32の方向とは反対であるものとすることができる(例えば、内部螺旋状要素32が時計回りの向きである場合、スパイラルリブ64a及び64bは反時計回りの向きであるものとすることができる)。スパイラルリブ64a及び64bそれぞれのスパイラルリブ遠位端66a及び66bは、鋭利にすることができ、チューブ本体の遠位端12を越えて延びることができる。リブ遠位端66は、チューブ本体の遠位端12より遠位に延出することができる。リブ遠位端66は、チューブ本体の遠位端12と面一であっても(すなわち、遠位端12と同じ長さで終端して)よい。リブ遠位端66はチューブ本体の遠位端12よりも近位で終端することができる。末端リブ遠位端66とチューブ本体遠位端12との間の距離は、0.2mm(0.008インチ)よりも大きく、更により詳細には0.4mm(0.016インチ)よりも大きく、更により詳細には0.6mm(0.024インチ)よりも大きく、更により詳細には0.8mm(0.03インチ)よりも大きく、又は更により詳細には1.0mm(0.04インチ)よりも大きいものとすることができる。末端遠位端66と遠位端12との間の距離は、1.0mm(0.04インチ)よりも小さく、更により詳細には0.8mm(0.03インチ)よりも小さく、更により詳細には0.6mm(0.024インチ)よりも小さく、更により詳細には0.4mm(0.016インチ)よりも小さく、又は更により詳細には0.2mm(0.008インチ)よりも小さいものとすることができる。スパイラルリブ遠位端66a及び66bは、例えば組織48の塊の芯を抜くために鋭利な切断要素であるものとすることができる。
輸送チューブ10の遠位端12は、バイアスグラインドポイント、ベットポイント、ランセットポイント、偏向ポイント、プローブポイント、鈍端、トレフィン、メンギーニ、カミソリ縁表面、又はそれらの組み合わせを有することができる。遠位端12は、図11、図12及び図13に示されるように鋭利な非平面的なプロファイルを有することができる。例えば、図11は、輸送チューブ10の遠位端12をどのように鋭利なランセット状のポイント68にすることができるかを示している。器具5は、トロカールを使用しない場合、又はトロカールを使用する場合に患者の組織48に挿入することができる。図12は、遠位端12が波形のプロファイル70を有することができることを示している。図13は、遠位端12が鋭利な縁72を有する段のある外周を有することができることを示している。
図14a、図14b及び図14cは、螺旋状要素32をどのように器具から取り出すことができるかを示している。試料採取中には、アーム33は第2溝30内に固定することができる。アーム33を反時計回り方向71に回転させて、例えば螺旋状要素32を溝30から取り出すことができる。その後、螺旋状要素32は、例えば輸送チューブ10又は収集チャンバー26等の器具5の残りの部分によって横方向に拘束されなくなるまで、輸送チューブ10から方向73へ近位に引っ張り出すことができる。(例えば異なるピッチを有する)異なる螺旋状要素32、又はスパイラル要素74、平坦な静止要素78、湾曲した静止要素86、トロカール94若しくはそれらの組み合わせ等の他の要素を、図14a〜図14cに記載されている方法を逆にして輸送チューブ10内に挿入することができる。同様に、組織係合第2要素のいずれかを組織係合第1要素及び器具から取り出し、同じタイプであるか又は異なる組織係合第2要素と取り換えることができる。
図15は、スパイラル要素74の拡大図を示している。スパイラル要素74は、図4aの螺旋状要素32と同じ機能を有することができる。スパイラル要素74は組織試料11を穿刺することができる。スパイラル要素74は、螺旋状要素32よりも小さい外径を有することができる。スパイラル要素74は、図15に示されているように捩れている、平坦なワイヤー又はリボンであるものとすることができる。末端遠位先端部76を、例えばスパイラル要素74が組織48を穿刺することを可能にするために鋭利にすることができる。スパイラル要素74のピッチは、ピッチ42、43、45又はそれらの組み合わせと同様であるものとすることができる。スパイラル要素74の一部は、例えばスパイラル要素74の近位端及び/又は遠位端においては捩られないものとすることができる。
図16aは、平坦な静止要素78を直線的な平坦なワイヤー又はリボンであるものとすることができることを示している。平坦な静止要素78は、組織試料11が平坦な静止要素78に対してスピンすることを防止することができる。平坦な静止要素78は、輸送チューブ10と同心であるか、及び/又は輸送チューブ10からは軸がずれているものとすることができる(例えば、平坦な静止要素78は、その長さの一部は輸送チューブ10と同心であるものとすることができる)。輸送チューブ10の内面は、図10に示されているスパイラルリブ64等の螺旋状特徴部又は要素を含むことができる。輸送チューブ10が平坦な静止要素78及び組織試料11に対して回転すると、組織試料11を軸8に沿って近位に付勢することができる。平坦な静止要素78は鋭利な先端部80を有することができる。平坦な静止要素78の断面は、図16bに示されているように矩形であるものとすることができる。例えば、第1辺82の厚さは、約0.3mm(0.01インチ)であるものとすることができ、第2辺84の幅は約0.5mm(0.02インチ)であるものとすることができる。平坦な静止要素78の断面は、(例えば平坦な静止要素78の長さに沿って変化する)円形、角のある、矩形、三角形、又はそれらの組み合わせであるものとすることができる。
図16cは、静止要素を湾曲した静止要素86であるものとすることができることを示している。湾曲した静止要素86は外面90を有することができる。外面90は、スパイラルリブ64の径方向内面、又は外面90に対して回転することができる任意の他の表面特徴部に接触し、かつ/又は載ることができる。湾曲した静止要素86は、外面90から或る角度(例えば約45度〜約135度)で延びる屈曲部88a及び88bを有することができる。屈曲部88a及び88bは、組織試料11と係合して組織試料11が湾曲した静止要素86に対して回転することを防止することができる。屈曲部88a及び88bは、湾曲した静止要素86に構造的剛性を与えることができる。湾曲した静止要素86は、1つの屈曲部88又は複数の屈曲部88を有することができる。組織試料11は内面92と接触することができる。
図16dは、(平坦な静止要素78として示されている)静止要素を輸送チューブ10内で概ねセンタリングすることができることを示している。静止要素は組織試料11を穿刺することができる。組織試料11は、輸送チューブ10、輸送チューブ10の内面特徴部又はそれらの組み合わせと接触することができる。組織試料11はスパイラルリブ64と接触することができる。静止要素は、輸送チューブ10の軸8から径方向に離間する(「軸をずらす」)ことができる。
図16eは、湾曲した静止要素86を輸送チューブ10から軸をずらして位置決めすることができることを示している。湾曲した静止要素86は、輸送チューブ10とセンタリングするか又は概ねセンタリングすることができる。湾曲した静止要素86は組織試料11を囲むことができるか、組織試料11を十分に穿刺することかできるか、又はそれらの組み合わせである(例えば、輸送チューブ10に対する湾曲した静止要素86の位置は軸8に沿って変えることができる)。組織試料11は、輸送チューブ10、内面特徴部、スパイラルリブ64、又はそれらの組み合わせと接触することができる。
図17は、鋭利なスタイレットであるものとすることができるトロカール94を示している。トロカール94は、例えば、同軸のイントロデューサーを組織48内に挿入する前、及び/又は挿入中、及び/又は挿入後に同軸のイントロデューサー54内に挿入することができる。トロカール94は、輸送チューブ10を同軸のイントロデューサー54内に挿入する前に同軸のイントロデューサーから取り出すことができる。
トロカール94は、器具5を患者内及び組織48内に挿入しながら輸送チューブ10内に位置付けることができる。トロカール94は、試料採取(例えば、芯抜き、切り離し及び収集チャンバー26内への組織試料11の並進移動)中に器具5から取り出すことができる。トロカール94は、鋭利な遠位端100を有する構造ロッド96を有することができる。トロカール94は、螺旋状要素32内に同心にといったように、組織係合第2要素に隣接して位置付けることができる。トロカール94は、組織48内への器具5の挿入中に組織係合第2要素と取り替えることができ、試料採取の前に組織係合第2要素と交換することができる。トロカール94は、例えば輸送チューブ10の回転によって軸8に沿って前進させることができる。トロカール94は、トロカール94の外壁から径方向に延出することができる突起98a及び98bを有することができる。トロカール94は、輸送チューブ10及び螺旋状要素32内で同心に摺動することができる。突起98a及び98bは、輸送チューブ10の壁の内面、輸送チューブ10の表面特徴部、スパイラルリブ64等の輸送チューブ10の内側特徴部、螺旋状要素32、螺旋状要素32の表面特徴部、又はそれらの任意の組み合わせと係合することができる。トロカール94は、例えばボタン22を押下してモーター34を時計回り又は反時計回りに作動させることによって軸8に沿って前進又は後退させることができる。螺旋状要素32は、トロカール94が輸送チューブ10内に挿入されているときには輸送チューブ10内にあるままであることができる。例えば、螺旋状要素32は、トロカール94と、輸送チューブ10の内壁との間に位置決めすることができる。
図18は、輸送チューブ10が組織試料11a及び11bを保管することができることを示している。器具5の、患者の体内にある部分の長さは、約7.5cm(3インチ)よりも大きいものとすることができる。組織試料11は、収集チャンバー26に達するように少なくとも約7.5cm(3インチ)を進むことができる。
輸送チューブ10は、テーパー状部108等の遷移部分を有することができる。テーパー状部108等の遷移部分は、チューブ10の遠位端の試料運動長さ部分(sample-motility length)と、チューブ10の近位端の試料保管長さ部分とを接続することができる。試料運動長さ部分は、より小径の遠位セクション104、高摩擦チューブセクション、低摩擦の組織係合第2要素セクション、表面特徴部付きセクション、より厚い組織係合第2要素セクション、又はこれらの組み合わせを有することができる。試料保管長さ部分は、より大径の近位セクション106、低摩擦チューブセクション、高摩擦の組織係合第2要素セクション、表面特徴部がないか又は最小限の表面特徴部しか有しないセクション、より薄い組織係合第2要素セクション、又はこれらの組み合わせを有することができる。
より小径の遠位セクション104は、約2.5cm(1インチ)の長さであるものとすることができる。図示のような第3組織試料11c等の組織試料が、より小径の遠位セクション104内にある間に螺旋状要素32及びチューブ10の双方と接触することができる。組織試料11は、芯を抜かれることができ、テーパー状部108を通過するまでより小径の遠位セクション104に沿って方向105へ近位に輸送されることができる。
より大径の近位セクション106では、図示のような第1組織試料11a及び第2組織試料11b等の組織試料は、チューブ10との接触を停止し、したがってチューブ10とともに回転することを停止することができる。より大径の近位セクション106では、組織試料11は螺旋状要素32に対する回転を停止することができる。器具5がより多くの組織試料11を採取すると、新たに採取された組織試料11によってその前に採取された組織試料11をより大径の近位セクション106において方向105へ更に近位に押すことができる。
より小径の遠位セクション104の内面は、図9及び図10に示されている内側組織係合特徴部のような表面特徴部を有することができる。チューブ10の内面の組織係合表面特徴部がチューブ10の遠位端12からチューブ10の長さの一部を例えば約2.5cm(1インチ)延びる、非テーパー状のチューブを用いることができる。チューブ10の残りの部分は、表面特徴部がない(例えば、平滑であるか又は低摩擦の)内面又は内壁を有することができる。組織試料11は、チューブ10の、組織係合特徴部のないセクションに達するまで近位に付勢することができる。組織係合表面特徴部のないこのセクションでは、組織試料11はもはやチューブ10とともに回転することができない。この地点において、組織試料11はもはやスピンすることができず、したがって螺旋状要素32及びチューブ10の相対的回転によって近位に付勢されることができない。チューブ10の、組織係合特徴部のないセクションは、PTFE又はパリレン等の潤滑材料でコーティングすることができる。したがって、組織試料11はチューブ10と接触することができるが、チューブの面は、組織試料11を回転させるのに十分なトルクを伝達することができない。螺旋状要素32は、遠位端にのみ、例えば遠位端12から約2.5cm(1インチ)に低摩擦コーティングを有することができる。低摩擦セクションの近位では、螺旋状要素32における摩擦は、チューブ10がスピンするときに組織試料11が方向105へ前進することを防止するのに十分に大きいものとすることができる。
器具5は、図19a及び図19bに示されるように側面が切り取られるように構成することができる。器具5は、組織採取システムを有することができる。組織採取システムは、(例えば、図2、図3、図11、図12、図13及び他の箇所において図示及び説明されているような)遠位端12及び周囲の縁の開口したポート31、側面ポート(例えば窓116)及び内側輸送チューブ10、又はそれらの組み合わせであるものとすることができる。外側チューブ110が閉じた遠位端114を有することができる。閉じた遠位端114は、例えば組織48内への低抵抗の挿入及び操作のために鋭利にすることができる。外側チューブ110は、閉じた遠位端114の近位に窓116を有することができる。輸送チューブ10は、外側チューブ110内に同心に、かつ/又は径方向内方に位置付けることができ、それによって、輸送チューブ10は、外側チューブ110に対して自由に移動することができるが、約0.02mm(0.001インチ)よりも大きく、より詳細には約0.1mm(0.004インチ)よりも大きく、更により詳細には約0.2mm(0.008インチ)よりも大きく、更により詳細には約0.3mm(0.012インチ)よりも大きく、又は更により詳細には約0.4mm(0.015インチ)よりも大きい径方向の隙間を有する。内側輸送チューブ10と外側チューブ110との間の径方向の間隙は、約0.4mm(0.015インチ)よりも小さく、より詳細には約0.3mm(0.012インチ)よりも小さく、更により詳細には約0.2mm(0.008インチ)よりも小さく、更により詳細には約0.1mm(0.004インチ)よりも小さく、又は更により詳細には約0.002mm(0.001インチ)よりも小さいものとすることができる。
図19aは、輸送チューブ10が窓116を部分的に塞ぐことができることを示している。窓116は、試料採取の前に開くことができ、組織48が器具5に入ることを可能にする。器具5は、組織48の標的部分に押し込むことができるため、組織試料11は窓116を介して外側チューブ110に入ることができる。真空を印加して組織を窓116を通して引き込むことができる。組織試料11を分離せるか又は切り離すために、輸送チューブ10及び内部螺旋状要素32を外側チューブ110及び組織試料11に対して前進させることができる。輸送チューブ10は、外側チューブ110及び組織試料11に対して並進移動しながら回転又はスピンすることができる。
図19bは、例えば挿入、及び/又は組織試料の切り離し(例えば部分除去)、及び/又は組織試料11の輸送(例えば、輸送チューブ10の長さに沿った近位への並進移動)中の、窓116が閉じた状態の器具を示している。輸送チューブ10がスピンする間に、組織試料11は、内部螺旋状要素32及び内側輸送チューブ10と係合することができるため、近位に付勢されることができる。
図20は、輸送チューブ10が螺旋状要素32に対して方向9へスピンすることができることを示している。鋭利な遠位端44を有する螺旋状要素32は、静止したままであるか、又は輸送チューブ10と同じ方向若しくは反対の方向に輸送チューブ10とは異なる速度でスピンすることができる。例えば、螺旋状要素32は、輸送チューブ10に対して逆回転し、補助的な機構若しくは構成部材(例えば組織マーカー)又は治療薬(例えば、液体若しくは固体の薬剤)、又はそれらの組み合わせを、輸送チューブ10に沿って組織48の標的部位まで前進させることができる。組織試料11は、約5mm(0.2インチ)〜約25cm(9.8インチ)、より詳細には約1cm(0.4インチ)〜約4cm(1.6インチ)、例えば約2cm(0.8インチ)の長さであるものとすることができる。
輸送チューブ10の内側ルーメンは、例えば約5mm(0.0078平方インチ)の内腔断面積を有することができる。螺旋状要素32等の組織係合第2要素は、例えば約0.13mm(0.0002平方インチ)の内側要素断面積を有することができる。内側要素断面積は、内腔断面積の約15%よりも小さく、より詳細には約5%よりも小さく、例えば約2.5%以下であるものとすることができる。
図21a、図21b及び図21cは、チューブ10の遠位端12を鋭利にして鋭利な切断縁にすることができることを示している。遠位端12の鋭利な切断縁は、図21aに示されているように、チューブ10の外径を鋭利にすることによって形成することができる。遠位端12の鋭利な切断縁は、図21cに示されているように、チューブ10の内径を鋭利にすることによって形成してもよい。鋭利な切断縁は、チューブ10の内径及び外径の双方を鋭利にすることによって形成してもよい。鋭利な切断縁は、1つ又は複数の切断縁角度136、138、140、142を有することができる。切断縁角度136、138、140又は142は、約5度よりも大きく、より詳細には約15度よりも大きく、更により詳細には約25度よりも大きく、更により詳細には約35度よりも大きく、又は更により詳細には約45度よりも大きいものとすることができる。切断縁角度136、138、140、142は、約45度よりも小さく、より詳細には約35度よりも小さく、更により詳細には約25度よりも小さく、更により詳細には約15度よりも小さく、又は更により詳細には約5度よりも小さいものとすることができる。遠位端12は遠位角138及び近位角140を含むことができる。遠位角138は近位角140よりも大きいものとすることができる。
ハンドル6は、ボタン22、モーター34及び電気接続部18を有することができる。この場合、輸送チューブ10、螺旋状要素32及び収集チャンバー26若しくは収集チャンバー26内のリザーバー又はそれらの組み合わせを含むことができる使い捨てアセンブリを再使用可能なハンドルに機械的に着脱可能に接続することができる。使い捨てアセンブリの要素は、互いに取り付けられてもよく、又は取り付けられなくてもよい。使い捨てアセンブリは滅菌することができる。使い捨てアセンブリは、操作者がボタン22及び輸送チューブ10を作動してモーター34と係合させることを可能にしながらも、無菌領域及び非無菌領域間のバリアーを提供することができる。使い捨てアセンブリは、使用後に接続を外して適切に廃棄することができる。再使用可能なアセンブリは汚れたままとすることができるか、使用と使用との間にしっかりと拭くことができるか、滅菌若しくは再滅菌することができるか、又はそれらの任意の組み合わせである。
本明細書全体を通して開示されるような螺旋状要素32の代わりに、組織係合第2要素のいずれかを用いてもよく、逆もまた同様である。
当業者には、本発明の主旨及び範囲から逸脱することなく、種々の変形及び変更を、本開示、及び採用される均等物、又は開示された要素、特徴、特徴部、装置、器具、ステップ若しくは方法のいずれかの組み合わせに対してなすことができることが明らかである。開示された要素、特徴、特徴部、装置、器具、ステップ若しくは方法のいずれかは、これらの要素、特徴、特徴部、装置、ステップ若しくは方法が本明細書において明示的に単数として開示されているか又は複数として開示されているかに関係なく、単数又は複数として存在することができる。任意の変形を伴って示される要素は、特定の変形形態のための例示的なものであり、本開示内で他の変形形態に対して用いることができる。

Claims (46)

  1. 組織を採取する器具であって、
    ハンドル、
    実質的に管状の構造体を含む組織係合第1要素、及び
    第1要素内に少なくとも部分的に位置付けられる組織係合第2要素
    を備え、
    前記第1要素及び/又は前記第2要素のうちの少なくとも一方は螺旋状特徴部を含み;該器具は、前記第1要素と前記第2要素との間の相対的回転によって前記組織を軸方向に付勢するように構成されており、前記第2要素は前記ハンドルに対して回転的に固定されるように構成されている、組織を採取する器具。
  2. 前記第1要素は開口した第1端及び開口した第2端を有し、前記第1要素は、前記組織を前記第1端内に受け入れて該組織を前記第2端から出して堆積させるように構成されている、請求項1に記載の器具。
  3. 前記第1要素は、前記組織に対して回転するときに該組織の芯を抜くように構成されている鋭利な遠位縁を有する、請求項1に記載の器具。
  4. 前記第1要素は内側組織接触面を有し、また、該内側組織接触面上の螺旋状特徴部を含む、請求項1に記載の器具。
  5. 前記螺旋状特徴部は、前記実質的に管状の構造体の末端縁を越えて延出する鋭利な遠位縁を有し、該鋭利な遠位縁は、前記第1要素が前記組織に対して回転すると該組織の芯を抜くように構成されている、請求項4に記載の器具。
  6. 前記螺旋状特徴部は或るピッチを有し、該螺旋状特徴部に沿う第1長さにおける前記ピッチは、該螺旋状特徴部に沿う第2長さにおける前記ピッチよりも大きい、請求項1に記載の器具。
  7. 前記第1要素は組織接触第1面を有し、前記第2要素は組織接触第2面を有し、前記第1面及び/又は前記第2面は表面特徴部を含む、請求項1に記載の器具。
  8. 前記表面特徴部は螺旋状の向きのリブを含む、請求項7に記載の器具。
  9. 前記表面特徴部は軸方向の向きのリブを含む、請求項7に記載の器具。
  10. 前記表面特徴部は表面のテクスチャリング及び/又はコーティングを含む、請求項7に記載の器具。
  11. 前記表面特徴部は前記第1面及び/又は前記第2面に沿って不連続的である、請求項7に記載の器具。
  12. 前記第2要素は螺旋状の形態を有する、請求項1に記載の器具。
  13. 前記第2要素はコイルを含む、請求項1に記載の器具。
  14. 前記第2要素はリボンを含む、請求項1に記載の器具。
  15. 前記第2要素は、組織が該第2要素に対してスピンすることは防止するが、組織は該第2要素に沿って軸方向に移動することができる、請求項1に記載の器具。
  16. 前記組織係合第2要素は円形の断面を有する、請求項1に記載の器具。
  17. 前記組織係合第1要素及び/又は前記組織係合第2要素は、遠位の試料運動長さ部分及び近位の試料保管長さ部分を含む、請求項1に記載の器具。
  18. 前記収集チャンバーは溶解可能である、請求項1に記載の器具。
  19. 前記組織係合第2要素は、補助的な機構又は治療薬を前記組織係合第1要素に沿って遠位に輸送するように構成されている、請求項1に記載の器具。
  20. 組織を採取する器具であって、
    実質的に管状の構造体を含む組織係合第1要素、
    第1要素内に少なくとも部分的に位置付けられる組織係合第2要素、
    閉じた遠位端及び側面ポートを含む第3要素であって、前記第1要素及び前記第2要素は少なくとも部分的に該第3要素内にある、第3要素
    を備え、
    前記第1要素及び/又は前記第2要素のうちの少なくとも一方は螺旋状特徴部を含み;該器具は、前記第1要素と前記第2要素との間の相対的回転によって前記組織を軸方向に付勢するように構成されている、組織を採取する器具。
  21. 前記第2要素は前記第3要素に対して回転的に固定されるように構成されている、請求項20に記載の器具。
  22. 組織部位において組織を採取する方法であって、
    器具を前記組織部位に位置決めすることであって、前記器具は、第1端及び第2端を有する第1要素、並びに該第1要素の内部に少なくとも部分的に位置付けられる第2要素を含む、位置決めすること、
    前記第1要素を前記組織に対して回転させること、
    前記組織を前記第1要素の前記第1端内に受け入れること、
    前記組織を前記第1要素に押し通すこと、及び
    前記組織を前記第1要素の前記第2端から出すように送達すること、
    を含む、組織部位において組織を採取する方法。
  23. 組織部位において組織を採取する方法であって、
    器具を前記組織部位に位置決めすることでであって、前記器具は、第1要素、及び該第1要素の内部に少なくとも部分的に位置付けられる第2要素を含み、前記第1要素又は前記第2要素は螺旋状特徴部を有する、位置決めすること、
    前記第1要素を前記組織に対して回転させること、
    前記組織を前記第1要素内に受け入れること、及び
    前記組織を前記第1要素に押し通すことであって、前記組織を前記螺旋状特徴部に対して回転させることを含む、押し通すこと、
    を含む、組織部位において組織を採取する方法。
  24. 前記組織を、前記螺旋状特徴部を該組織に対して回転させることによって前記第1要素から出すように送達する、請求項23に記載の方法。
  25. 組織部位において組織塊から組織試料を採取する方法であって、
    器具を前記組織部位に位置決めすることであって、前記器具は、第1要素、及び該第1要素の内部に位置付けられる第2要素を含み、前記第1要素又は前記第2要素は螺旋状特徴部を有する、位置決めすること、
    前記組織試料が前記組織塊に付着している間に前記第1要素を第1回転速度で前記組織試料に対して回転させること、及び
    前記組織試料を前記組織塊から分離するときに前記第1要素を第2回転速度で前記組織試料に対して回転させることであって、前記第2回転速度は前記第1回転速度よりも遅い、回転させること、
    を含む、組織部位において組織塊から組織試料を採取する方法。
  26. 前記組織試料は、前記組織塊に付着しているときは前記第2要素に対して実質的に回転せず、前記方法は、前記組織試料を前記組織塊から分離するときに該組織試料を前記第2要素に対して回転させることを更に含む、請求項25に記載の方法。
  27. 前記組織試料を前記第1要素内に受け入れ;前記組織を前記第1要素に押し通す、請求項25に記載の方法。
  28. 前記第1組織試料を前記管状セクションの試料運動長さ部分に沿って輸送すること、及び前記第1組織試料を前記管状セクションの試料保管部分に保管することを更に含む、請求項25に記載の方法。
  29. 組織塊から試料を取り出す方法であって、
    装置を前記塊内に位置決めすることであって、前記装置は、組織係合外側要素、及び該組織係合外側要素の内部に少なくとも部分的に位置付けられる組織係合内側要素を含む、位置決めすること、
    前記組織係合外側要素を前記塊に対して回転させること、
    前記試料を前記塊から分離すること、及び
    前記組織係合外側要素が前記塊内に位置決めされているときに前記試料を該組織係合外側要素に対して輸送することであって、前記組織係合外側要素を前記組織係合内側要素に対して回転させることを含み、輸送することは、前記試料と前記組織係合外側要素とを接触させることを更に含む、輸送すること、
    を含む、組織塊から試料を取り出す方法。
  30. 前記組織係合内側要素を前記組織塊に対して回転静止させて保持することを更に含む、請求項29に記載の方法。
  31. 前記組織係合内側要素は螺旋コイルを含む、請求項29に記載の方法。
  32. 前記組織係合外側要素は内腔断面積を有し、前記組織係合内側要素は内側断面積を有し、該内側断面積は、前記内腔断面積の約15%未満である、請求項29に記載の方法。
  33. 前記内側断面積は、前記内腔断面積の約5%未満である、請求項32に記載の方法。
  34. 前記試料の断面は一続きである、請求項29に記載の方法。
  35. 前記装置を前記塊内に位置決めしている間に前記試料を前記装置から取り出すことを更に含む、請求項29に記載の方法。
  36. 前記試料を取り出すことは、前記試料を前記組織係合外側要素の近位端から取り出すことを含む、請求項35に記載の方法。
  37. 組織塊から試料を取り出す方法であって、
    装置を前記塊内に位置決めすることであって、前記装置は、組織係合外側要素、及び該組織係合外側要素の内部に少なくとも部分的に位置付けられる組織係合内側要素を含む、位置決めすること、及び
    前記組織係合外側要素を前記塊に対して回転させること、
    を含み、前記組織係合外側要素は内腔断面積を有し、前記組織係合内側要素は内側断面積を有し、該内側断面積は、前記内腔断面積の約15%未満である、組織塊から試料を取り出す方法。
  38. 前記内側断面積は、前記内腔断面積の約5%未満である、請求項37に記載の方法。
  39. 前記試料を前記塊から分離すること;及び前記組織係合外側要素が前記塊内に位置決めされているときに前記試料を前記組織係合外側要素に対して輸送することであって、前記組織係合外側要素を前記組織係合内側要素に対して回転させることを含み、輸送することは、前記試料と前記組織係合外側要素とを接触させることを更に含む、輸送することを更に含む、請求項37に記載の方法。
  40. 組織塊から試料を取り出す方法であって、
    装置を前記塊内に位置決めすることであって、前記装置は、組織係合外側要素、及び該組織係合外側要素の内部に少なくとも部分的に位置付けられる組織係合内側要素を含む、位置決めすること、
    なお、前記組織係合内側要素は前記組織塊に対して回転静止しており、
    前記組織係合外側要素を前記塊に対して回転させること、及び
    前記試料を輸送することであって、前記組織係合外側要素を前記組織係合内側要素に対して回転させることを含み、輸送することは、前記試料と前記組織係合外側要素とを接触させることを更に含む、輸送すること、
    を含む、組織塊から試料を取り出す方法。
  41. 前記組織係合外側要素を前記塊に対して回転させることを更に含む、請求項40に記載の方法。
  42. 組織塊から試料を取り出す方法であって、
    装置を前記塊内に位置決めすることであって、前記装置は、組織係合外側要素、及び該組織係合外側要素の内部に少なくとも部分的に位置付けられる組織係合内側要素を含む、位置決めすること、及び
    前記組織係合外側要素を前記塊に対して回転させること、
    を含み、前記組織係合内側要素は螺旋コイルを含む、組織塊から試料を取り出す方法。
  43. 前記組織係合内側要素を前記組織塊に対して回転静止させて保持することを更に含む、請求項42に記載の方法。
  44. 前記試料を前記塊から分離すること;及び
    前記組織係合外側要素が前記塊内に位置決めされているときに前記試料を前記組織係合外側要素に対して輸送することであって、前記組織係合外側要素を前記組織係合内側要素に対して回転させることを含み、輸送することは、前記試料と組織係合外側要素とを接触させることを更に含む、輸送すること、
    を更に含む、請求項42に記載の方法。
  45. 組織塊から試料を取り出す器具であって、
    ハンドル、
    コイルを含む組織係合内側要素であって、前記ハンドルに回転的に固定されている、組織係合内側要素、及び
    組織係合外側要素であって、前記組織係合内側要素に対して回転するように構成されている、組織係合外側要素
    を備える、組織塊から試料を取り出す器具。
  46. 前記コイルは、前記組織係合外側要素のルーメンの長さの50%よりも大きい、請求項45に記載の器具。
JP2013539991A 2010-11-21 2011-11-16 組織取り出し装置及び使用方法 Expired - Fee Related JP5984068B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US41585010P 2010-11-21 2010-11-21
US61/415,850 2010-11-21
PCT/US2011/061089 WO2012068315A1 (en) 2010-11-21 2011-11-16 Tissue removal device and method of use

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014512846A true JP2014512846A (ja) 2014-05-29
JP5984068B2 JP5984068B2 (ja) 2016-09-06

Family

ID=46084408

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013539991A Expired - Fee Related JP5984068B2 (ja) 2010-11-21 2011-11-16 組織取り出し装置及び使用方法

Country Status (6)

Country Link
US (3) US8317727B2 (ja)
EP (1) EP2640287B1 (ja)
JP (1) JP5984068B2 (ja)
AU (1) AU2011329870B2 (ja)
CA (1) CA2818342C (ja)
WO (1) WO2012068315A1 (ja)

Families Citing this family (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9375203B2 (en) * 2002-03-25 2016-06-28 Kieran Murphy Llc Biopsy needle
US20030181810A1 (en) 2002-03-25 2003-09-25 Murphy Kieran P. Kit for image guided surgical procedures
US11839364B2 (en) * 2010-02-25 2023-12-12 Pave, Llc Full core biopsy device
CA2818342C (en) * 2010-11-21 2019-01-08 Robert Peliks Tissue removal device and method of use
US9592069B2 (en) 2012-04-28 2017-03-14 Physcient, Inc. Methods and devices for soft tissue dissection
EP2922458B1 (en) * 2012-11-26 2017-04-05 Koninklijke Philips N.V. Spiral biopsy device
JP6020908B2 (ja) * 2012-12-06 2016-11-02 国立研究開発法人産業技術総合研究所 内視鏡用組織片採取装置
US20140247455A1 (en) * 2013-03-04 2014-09-04 Corning Incorporated Optical coherence tomography assembly
US9204867B2 (en) 2013-08-31 2015-12-08 Robert Bilgor Peliks Tissue removal device and method of use
JP6670001B2 (ja) * 2013-08-31 2020-03-18 ペリクス,ロバート 組織取り出し装置
US9993231B2 (en) 2013-11-20 2018-06-12 Covidien Lp Devices, systems, and methods for navigating a biopsy tool to a target location and obtaining a tissue sample using the same
JP6641289B2 (ja) 2014-04-18 2020-02-05 ファイサイエント・インコーポレーテッド 軟組織切開するための方法及び装置
WO2015164536A1 (en) * 2014-04-22 2015-10-29 Physcient, Inc Instruments, devices, and related methods for soft tissue dissection
US10182798B2 (en) 2014-07-30 2019-01-22 Covidien Lp Exchangeable core biopsy needle
US10159470B2 (en) 2014-07-30 2018-12-25 Covidien Lp Exchangeable core biopsy needle
US9844362B2 (en) 2015-01-13 2017-12-19 Covidien Lp Exchangeable core biopsy needle
CA2987330A1 (en) * 2015-06-02 2016-12-08 Becton, Dickinson And Company Tissue removal device and method of use
CA2899017A1 (en) 2015-07-31 2017-01-31 Shiva Jayaraman Device for a laparoscopic surgery
US10517608B2 (en) * 2015-08-27 2019-12-31 Acclarent, Inc. Apparatus to form opening in ethmoid bulla and irrigate ethmoid sinus cavity
US20170281835A1 (en) * 2016-04-01 2017-10-05 Cook Medical Technologies Llc Needle surface for reduced coagulation and method for same
CN110381855B (zh) 2017-01-06 2023-07-04 因赛普特有限责任公司 用于动脉瘤治疗装置的抗血栓涂层
CN111867484A (zh) * 2018-02-08 2020-10-30 利马卡医疗有限公司 活检设备
US11395665B2 (en) 2018-05-01 2022-07-26 Incept, Llc Devices and methods for removing obstructive material, from an intravascular site
US11471582B2 (en) 2018-07-06 2022-10-18 Incept, Llc Vacuum transfer tool for extendable catheter
WO2020010310A1 (en) 2018-07-06 2020-01-09 Imperative Care, Inc. Sealed neurovascular extendable catheter
IT201900002739A1 (it) * 2019-03-11 2020-09-11 Phoenix Pro Srls Dispositivo per biopsia percutanea
WO2021076642A1 (en) 2019-10-15 2021-04-22 Imperative Care, Inc. Systems and methods for multivariate stroke detection
US11633272B2 (en) 2019-12-18 2023-04-25 Imperative Care, Inc. Manually rotatable thrombus engagement tool
US20210315598A1 (en) 2019-12-18 2021-10-14 Imperative Care, Inc. Methods of placing large bore aspiration catheters
WO2021127004A1 (en) 2019-12-18 2021-06-24 Imperative Care, Inc. Methods and systems for treating venous thromboembolic disease
EP4117762A4 (en) 2020-03-10 2024-05-08 Imperative Care Inc NEUROVASCULAR CATHETER WITH INCREASED FLEXIBILITY
KR102416005B1 (ko) * 2020-04-29 2022-06-30 연세대학교 산학협력단 유방 검체 절단 기구 및 유방 검체 절단 방법

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09510630A (ja) * 1994-01-07 1997-10-28 メッツォル コーポレーション 骨髄穿刺針
JP2000152941A (ja) * 1998-10-23 2000-06-06 Ethicon Endo Surgery Inc 軟質組織採取用の外科手術装置
JP2004517706A (ja) * 2001-02-16 2004-06-17 ヤケス フィリベルト ヤンセンス 組織試料を採取する装置
JP2006095314A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Ethicon Endo Surgery Inc サンプル貯蔵手段を伴う生検装置
US20080249553A1 (en) * 2007-04-06 2008-10-09 William Harwick Gruber Method, system and device for tissue removal

Family Cites Families (42)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3732858A (en) 1968-09-16 1973-05-15 Surgical Design Corp Apparatus for removing blood clots, cataracts and other objects from the eye
US4099518A (en) * 1976-05-10 1978-07-11 Baylis Shelby M Biopsy apparatus
US4649919A (en) 1985-01-23 1987-03-17 Precision Surgical Instruments, Inc. Surgical instrument
US4935025A (en) * 1989-01-30 1990-06-19 Bundy Mark A Transluminal lysing device
US5234426A (en) * 1989-06-15 1993-08-10 Research Corporation Technologies, Inc. Helical-tipped lesion localization needle device and method of using the same
US5224488A (en) * 1992-08-31 1993-07-06 Neuffer Francis H Biopsy needle with extendable cutting means
CA2102084A1 (en) 1992-11-09 1994-05-10 Howard C. Topel Surgical cutting instrument for coring tissue affixed thereto
US5487392A (en) * 1993-11-15 1996-01-30 Haaga; John R. Biopxy system with hemostatic insert
US5591187A (en) 1995-07-14 1997-01-07 Dekel; Moshe Laparoscopic tissue retrieval device and method
US5762069A (en) * 1995-12-29 1998-06-09 Akos Biomedical, Inc. Multiple sample biopsy forceps
US6086543A (en) * 1998-06-24 2000-07-11 Rubicor Medical, Inc. Fine needle and core biopsy devices and methods
US6083237A (en) 1998-10-23 2000-07-04 Ethico Endo-Surgery, Inc. Biopsy instrument with tissue penetrating spiral
US20010047183A1 (en) * 2000-04-05 2001-11-29 Salvatore Privitera Surgical device for the collection of soft tissue
US6162203A (en) * 1999-01-11 2000-12-19 Haaga; John R. Cargo delivery needle
US6780380B2 (en) * 2001-01-16 2004-08-24 Triangle Biomedical Sciences, Inc. Tissue processor
US20020138021A1 (en) 2001-03-23 2002-09-26 Devonrex, Inc. Micro-invasive tissue removal device
US6530891B2 (en) * 2001-04-02 2003-03-11 Temple University Of The Commonwealth System Of Higher Education Multiple biopsy device
US7485125B2 (en) * 2001-12-17 2009-02-03 Smith & Nephew, Inc. Cutting instrument
US7625346B2 (en) 2003-05-30 2009-12-01 Boston Scientific Scimed, Inc. Transbronchial needle aspiration device
US7278970B2 (en) * 2003-07-29 2007-10-09 Goldenberg Alec S Biopsy needles
FR2877207B1 (fr) * 2004-10-29 2007-02-23 Jacques Hamou Dispositif de resection de tissus organiques utilise notamment en urologie ou en hysteroscopie
US7635340B2 (en) 2005-04-05 2009-12-22 Rubicor Medical, Inc. Methods and devices for removing tissue from a patient
US20060224082A1 (en) * 2005-04-05 2006-10-05 Vetter James W Methods and devices for removing tissue from a patient and placing a marker in the patient
US7806871B2 (en) * 2005-05-09 2010-10-05 Boston Scientific Scimed, Inc. Method and device for tissue removal and for delivery of a therapeutic agent or bulking agent
US7896817B2 (en) * 2005-08-05 2011-03-01 Devicor Medical Products, Inc. Biopsy device with manually rotated sample barrel
ATE541517T1 (de) 2005-08-10 2012-02-15 Bard Inc C R Transportsystem für biopsievorrichtung mit mehrfache probennahme durch einzeleinführung
US7815564B2 (en) * 2006-02-21 2010-10-19 Boston Scientific Scimed, Inc. Positioning system for manipulating a channel within a medical device
US7338456B2 (en) * 2006-05-01 2008-03-04 Goldenberg Alec S Bone marrow biopsy needle
US7803159B2 (en) 2006-11-29 2010-09-28 Mi4Spine, Llc Disc space preparation device for spinal surgery
US8066717B2 (en) 2007-03-19 2011-11-29 Restoration Robotics, Inc. Device and method for harvesting and implanting follicular units
WO2009059236A2 (en) * 2007-10-31 2009-05-07 Kim Stanley I Rotating biopsy device and biopsy robot
US7608049B2 (en) * 2008-03-04 2009-10-27 Goldenberg Alec S Biopsy needle
US8801739B2 (en) * 2009-04-17 2014-08-12 Spine View, Inc. Devices and methods for arched roof cutters
ATE531420T1 (de) * 2009-04-28 2011-11-15 Sorin Crm Sas Intrakardialer sensor zur stimulation oder defibrillation mit zurückziehbarer schraube
MX2011012580A (es) * 2009-05-28 2011-12-14 Angiotech Pharm Inc Juego de agujas de dipositivo de biopsia.
US8298157B2 (en) * 2009-12-15 2012-10-30 C. R. Bard, Inc. Introducer cannula having a tissue anchor for use with a medical instrument
EP2552322B1 (en) 2010-03-30 2016-11-16 Martin L. Flatland Tissue excision device
CA2818342C (en) * 2010-11-21 2019-01-08 Robert Peliks Tissue removal device and method of use
AU2012323897A1 (en) * 2011-10-15 2014-05-01 Transmed7, Llc Soft tissue coring biopsy devices and methods
CN103650030B (zh) 2012-01-20 2016-05-11 三菱电机株式会社 有源振动噪音控制装置
US20140358029A1 (en) * 2013-05-28 2014-12-04 Transmed7, Llc Soft tissue coring devices and methods
US9155527B2 (en) * 2013-08-22 2015-10-13 Transmed7, Llc Soft tissue coring biopsy devices and methods

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09510630A (ja) * 1994-01-07 1997-10-28 メッツォル コーポレーション 骨髄穿刺針
JP2000152941A (ja) * 1998-10-23 2000-06-06 Ethicon Endo Surgery Inc 軟質組織採取用の外科手術装置
JP2004517706A (ja) * 2001-02-16 2004-06-17 ヤケス フィリベルト ヤンセンス 組織試料を採取する装置
JP2006095314A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Ethicon Endo Surgery Inc サンプル貯蔵手段を伴う生検装置
US20080249553A1 (en) * 2007-04-06 2008-10-09 William Harwick Gruber Method, system and device for tissue removal

Also Published As

Publication number Publication date
US20160174949A1 (en) 2016-06-23
US20120209141A1 (en) 2012-08-16
EP2640287A4 (en) 2017-08-09
AU2011329870B2 (en) 2014-08-07
AU2011329870A1 (en) 2013-05-02
US20130041255A1 (en) 2013-02-14
US10278678B2 (en) 2019-05-07
JP5984068B2 (ja) 2016-09-06
WO2012068315A1 (en) 2012-05-24
US8317727B2 (en) 2012-11-27
EP2640287A1 (en) 2013-09-25
CA2818342A1 (en) 2012-05-24
CA2818342C (en) 2019-01-08
US9271700B2 (en) 2016-03-01
EP2640287B1 (en) 2023-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5984068B2 (ja) 組織取り出し装置及び使用方法
US11311278B2 (en) Tissue removal device and method of use
EP2092893B1 (en) Biopsy site marker applier
US11064981B2 (en) Tissue removal device and method of use
US10874841B2 (en) Biopsy site marker applier
EP3749218B1 (en) Biopsy device
JP6670001B2 (ja) 組織取り出し装置
WO2022109132A1 (en) Deployable tubular biopsy device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151006

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20160105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160705

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160721

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5984068

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees