JP2014512781A - 状態切替え方法、非アクティビティタイマー起動方法およびユーザ機器 - Google Patents

状態切替え方法、非アクティビティタイマー起動方法およびユーザ機器 Download PDF

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Abstract

本発明の実施形態は、ステータス切替え方法と、非アクティビティタイマー起動方法と、ユーザ機器とを提供する。ステータス切替え方法は、ユーザ機器がネットワーク側にスケジューリング要求を送り、スケジューリング要求に従ってネットワーク側によって与えられた新しいデータ送信のアップリンク許可を受信するステップと、アップリンク許可に従ってデータを送った後に、ユーザ機器を非アクティブ状態に設定するステップと、設定された時間に達した後におよび/またはデータが正常に送られたと判断された後に、ユーザ機器をアクティブ状態に切り替えるステップとを含む。新しいデータ送信のアップリンク許可に従ってデータが送られた後に、ユーザ機器は最初に非アクティブ状態に切り替えられ、設定された時間に達した後におよび/またはデータが正常に送られたと判断された後に、ユーザ機器はアクティブ状態に切り替えられ、それによりUEの電力消費量が低減し、エネルギーが節約される。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる、2011年4月29日に中国特許庁に出願された「STATE SWITCHING METHOD, INACTIVITY TIMER STARTING METHOD AND USER EQUIPMENT」と題する中国特許出願第CN201110110472.9号の優先権を主張する。
本発明は、ワイヤレス通信ユーザ機器の分野に関し、詳細には、状態切替え方法と、非アクティビティタイマー起動方法と、2つのタイプのユーザ機器とに関する。
既存のロングタームエボリューション(Long Term Evolution, LTE)システムでは、発展型基地局(evolved NodeB, eNB)に接続されたすべてのユーザ機器(User Equipment, UE)が無線インターフェースリソースを共有する。すなわち、eNBは、UEのデータ量などの情報に従って各送信時間インターバル(Transmission Time Interval, TTI)において従属UEに送信リソースを動的に割り振る。アップリンクデータスケジューリングでは、UEは、バッファステータス報告(Buffer Status Report, BSR)を送ることによってUEのバッファデータ量をeNBに報告し、それによって、eNBがアップリンクスケジューリングを実行するための参照情報を提供する。
UEが現在アクティブであるか非アクティブであるかにかかわらず、アップリンクデータを送るUEの必要によって標準(Regular)BSRがトリガされたとき、BSRをeNBに送るためにアップリンクリソースが利用可能でない場合、スケジューリング要求(Scheduling Request, SR)リソース上でSRが送られ、次いで、UEがアクティブになる。UEはアップリンク許可(UL許可)を受信した後に、UL許可によってスケジュールされたデータが、新たに送信されるデータである場合(新たに送信されるデータをスケジュールするためのUL許可を、以下で「新たに送信されるデータのUL許可」と呼ぶ)、非アクティビティタイマー(Inactivity Timer, IT)が起動または再起動される。タイマーが実行中であるとき、UEはずっとアクティブである。タイマーが満了した後、UEは間欠受信(Discontinuous Reception, DRX)動作を実行する。
従来技術は以下の問題を有する。
1)新たに送信されるデータのUL許可を受信すると、UEは、UEをアクティブにするために非アクティビティタイマーを直ちに起動し、これは電力消費量の増大をもたらす。
2)UEが非アクティブ状態に早く入るように、非アクティビティタイマーは早く起動され、したがって早く満了し、これは、スケジューリングの適時性に影響を及ぼし、データ送信遅延を増加させる。
一態様では、UEの電力消費量を低減するために状態切替え方法とユーザ機器とが提供される。
状態切替え方法は、
ユーザ機器が、ネットワーク側にスケジューリング要求を送り、スケジューリング要求に従ってネットワーク側によって与えられた、新たに送信されるデータのアップリンク許可を受信するステップと、
ユーザ機器がアップリンク許可に従ってデータを送った後にユーザ機器を非アクティブ状態に設定するステップと、
設定時間に達した後におよび/またはデータが正常に送られたと判断された後にユーザ機器をアクティブ状態に切り替えるステップとを含み得る。
ユーザ機器は、
ネットワーク側にスケジューリング要求を送り、受信モジュールによって受信された、新たに送信されるデータのアップリンク許可に従ってデータを送るように構成された、送信モジュールと、
スケジューリング要求に従ってネットワーク側によって与えられた、新たに送信されるデータのアップリンク許可を受信するように構成された、受信モジュールと、
送信モジュールがデータを送った後にユーザ機器を非アクティブ状態に設定し、設定時間に達した後におよび/またはデータが正常に送られたと判断された後にユーザ機器をアクティブ状態に切り替えるように構成された、処理モジュールとを含み得る。
本発明の一態様において提供される状態切替え方法およびユーザ機器を使用することによって、新たに送信されるデータのアップリンク許可に従ってデータが送られた後に、ユーザ機器は、最初に非アクティブ状態に設定され、次いで、設定時間に達した後におよび/またはデータが正常に送られたと判断された後にアクティブ状態に切り替えられ、それにより、ユーザ機器の電力消費量が低減し、エネルギーが節約される。
別の態様では、ユーザ機器のデータ送信遅延を低減するために非アクティビティタイマー起動方法とユーザ機器とが提供される。
非アクティビティタイマー起動方法は、
ユーザ機器が、ネットワーク側にスケジューリング要求を送り、スケジューリング要求に従ってネットワーク側によって与えられた、新たに送信されるデータのアップリンク許可を受信し、アップリンク許可に従ってデータを送るステップと、
設定時間に達した後におよび/またはデータが正常に送られたと判断された後に非アクティビティタイマーを起動するステップとを含み得る。
ユーザ機器は、
ネットワーク側にスケジューリング要求を送り、受信モジュールによって受信された、新たに送信されるデータのアップリンク許可に従ってデータを送るように構成された、送信モジュールと、
スケジューリング要求に従ってネットワーク側によって与えられた、新たに送信されるデータのアップリンク許可を受信するように構成された、受信モジュールと、
送信モジュールがデータを送る時間の後の設定時間に達した後におよび/またはデータが正常に送られたと判断された後に非アクティビティタイマーを起動するように構成された、処理モジュールとを含み得る。
本発明の他の態様において提供される非アクティビティタイマー起動方法およびユーザ機器を使用することによって、ユーザ機器は、ネットワーク側にスケジューリング要求を送り、スケジューリング要求に従ってネットワーク側によって与えられた、新たに送信されるデータのアップリンク許可を受信し、アップリンク許可に従ってデータを送り、その後、設定時間に達した後におよび/またはデータが正常に送られたと判断された後に非アクティビティタイマーが起動され、それにより、非アクティビティタイマーの起動時間が延期され、ユーザ機器が非アクティブ状態に早く入ることが防止され、ユーザ機器のデータ送信遅延が低減される。
本発明の方法実施形態1のフローチャートである。 本発明の方法実施形態2のフローチャートである。 本発明の方法実施形態3のフローチャートである。 本発明の方法実施形態4のフローチャートである。 本発明の方法実施形態5のフローチャートである。 本発明の方法実施形態6のフローチャートである。 本発明の方法実施形態7のフローチャートである。 本発明の方法実施形態8のフローチャートである。 本発明の方法実施形態9のフローチャートである。 本発明の方法実施形態14のフローチャートである。 本発明の方法実施形態15のフローチャートである。 本発明の方法実施形態16のフローチャートである。 本発明のユーザ機器実施形態1の概略構造図である。 本発明のユーザ機器実施形態2の概略構造図である。 本発明のユーザ機器実施形態3の概略構造図である。 本発明のユーザ機器実施形態4の概略構造図である。 本発明のユーザ機器実施形態5の概略構造図である。 本発明のユーザ機器実施形態9の概略構造図である。 本発明のユーザ機器実施形態10の概略構造図である。 本発明のユーザ機器実施形態11の概略構造図である。
本発明の目的、技術的解決策、および利点をより理解可能にするために、以下で、添付の図面を参照しながら詳細に本発明についてさらに説明する。
本発明は、状態切替え方法と、非アクティビティタイマー起動方法とを提供する。状態切替え方法は、UEの電力を節約するための方法であり、それの特定の実施形態は、方法実施形態1、および方法実施形態4〜方法実施形態8を含む。非アクティビティタイマー起動方法は、UEのデータ送信遅延を低減するための方法であり、それの特定の実施形態は方法実施形態2〜方法実施形態15を含む。
方法実施形態1
図1に示すように、この実施形態において提供されるUEの電力を節約するための方法は以下のステップを含む。
ステップ101:UEが、ネットワーク側にスケジューリング要求(SR)を送り、スケジューリング要求に従ってネットワーク側によって与えられた、新たに送信されるデータのアップリンク許可(UL許可)を受信する。
ステップ102:UL許可に従ってデータを送り、次いで、UEを非アクティブ状態に設定する。
ステップ103:設定時間に達した後におよび/またはデータが正常に送られたと判断された後にUEをアクティブ状態に切り替える。
設定時間は、第1のタイマーを設定することによって実装され得る。説明しやすいように、第1のタイマーをIT無効化タイマーと呼ぶ。したがって、UEが非アクティブ状態に設定されたとき、IT無効化タイマーが起動される。また、設定時間に達することは、IT無効化タイマーが満了することである。
IT無効化タイマーが起動された後であるがIT無効化タイマーが満了する前に、本方法は、データが正常に送られなかったとUEが判断した場合、UEの非アクティブ状態を延長し、したがって電力消費量を低減するために、IT無効化タイマーを再起動するステップをさらに含み得る。
設定時間に達した後におよび/またはデータが正常に送られたと判断された後に、本方法は、第2のタイマー、すなわち、非アクティビティタイマーを起動するステップと、非アクティビティタイマーが満了した後にUEを非アクティブ状態に切り替えるステップとをさらに含み得る。本明細書での説明は非アクティビティタイマーの観点からであり、非アクティビティタイマーが満了した後に、別のタイマー、またはUEにアクティブ状態にあるように要求するイベントがある場合、UEは依然としてアクティブ状態にある必要があることに留意されたい。これは、本発明に直接関係せず、したがって、本明細書ではこれ以上詳述しない。
UEが非アクティブ状態に設定されたとき、状態フラグの値がTrueに設定され得る。説明しやすいように、状態フラグを、以下でIT無効化状態フラグと呼ぶ。したがって、アップリンクデータが正常に送られたと判断された後に、IT無効化状態フラグはFalseに設定され、非アクティビティタイマーが起動される。
この実施形態では、新たに送信されるデータのアップリンク許可に従ってデータが送られた後に、ユーザ機器は、最初に非アクティブ状態に設定され、次いで、設定時間に達した後におよび/またはデータが正常に送られたと判断された後にアクティブ状態に切り替えられ、それにより、ユーザ機器の電力消費量が低減し、エネルギーが節約される。
方法実施形態2
図2に示すように、この実施形態においてUEのデータ送信遅延を低減するための方法は以下のステップを含む。
ステップ201:UEが、ネットワーク側にSRを送り、スケジューリング要求に従ってネットワーク側によって与えられた、新たに送信されるデータのUL許可を受信し、UL許可に従ってデータを送る。
ステップ202:設定時間に達した後におよび/またはデータが正常に送られたと判断された後に非アクティビティタイマーを起動する。
この実施形態では、UL許可に従ってデータが送られた後に非アクティビティタイマーは直ちに起動されない。代わりに、非アクティビティタイマーは、設定時間に達した後におよび/またはアップリンクデータが正常に送られたと判断された後に起動される。
設定時間は、第1のタイマーを使用することによって実装され得る。説明しやすいように、第1のタイマーをIT無効化タイマーと呼ぶ。したがって、データが送られた後に、IT無効化タイマーが起動される。また、設定時間に達することは、IT無効化タイマーが満了することである。
IT無効化タイマーが起動された後であるがIT無効化タイマーが満了する前に、本方法は、データが正常に送られなかったとUEが判断した場合、IT無効化タイマーを再起動するステップをさらに含み得る。
データが送られた後に、状態フラグの値がTrueに設定され得る。説明しやすいように、状態フラグを、以下でIT無効化状態フラグと呼ぶ。したがって、アップリンクデータが正常に送られたと判断された後に、IT無効化状態フラグはFalseに設定され、非アクティビティタイマーが起動される。
この実施形態では、ユーザ機器は、ネットワーク側にスケジューリング要求を送り、スケジューリング要求に従ってネットワーク側によって与えられた、新たに送信されるデータのアップリンク許可を受信し、アップリンク許可に従ってデータを送り、その後、設定時間に達した後におよび/またはデータが正常に送られたと判断された後に非アクティビティタイマーが起動され、それにより、非アクティビティタイマーの起動時間が延期され、ユーザ機器が非アクティブ状態に早く入ることが防止され、ユーザ機器のデータ送信遅延が低減される。
方法実施形態3
図3に示すように、この実施形態においてUEのデータ送信遅延を低減するための方法は以下のステップを含む。
ステップ301:UEの非アクティビティタイマーを起動する。
このステップにおいて非アクティビティタイマーを起動することは、UEが従来技術に従ってUL許可を受信した後に非アクティビティタイマーを起動することであるか、または本発明の実施形態4〜13のうちのいずれか1つに従って非アクティビティタイマーを起動することであり得る。
ステップ302:非アクティビティタイマーが満了した後に、さらなるデータがスケジュールされる必要があるとUEが判断した場合、UEのアクティブ状態を保持する。
ステップ302において、データがスケジュールされる必要がないとUEが判断した場合、UEはDRXサイクルを実行する。
ステップ302において、さらなるデータがスケジュールされる必要があるとUEが判断した場合、非アクティビティタイマーが再起動され得る。非アクティビティタイマーが再起動された後に、ステップ302が再び実行され得る。
さらに、非アクティビティタイマーが満了した後に、UEは、非アクティビティタイマー再起動カウンタが、設定された最大値に達したかどうかを判断する。yesの場合、UEはDRXサイクルを実行する。noの場合、UEは、非アクティビティタイマーを再起動し、非アクティビティタイマー再起動カウンタの値に1を加算する。
ステップ302において、さらなるデータがスケジュールされる必要があるとUEが判断した場合、UEは、非アクティビティタイマーを再起動するのではなく、設定された第3のタイマーを起動し得、以下では、第3のタイマーを非アクティビティタイマー再起動タイマーと呼ぶ。このタイマーが満了する前に、UEが、新たに送信されるアップリンクデータを示すUL許可またはDL割当てを受信した場合、UEは、この新しいタイマーを停止し、非アクティビティタイマーを起動する。非アクティビティタイマー再起動タイマーが満了した場合、UEはDRXサイクルを実行する。
この実施形態では、非アクティビティタイマーが満了したが、UEが、送られる必要があるデータをさらに有するとき、UEはアクティブなままであり、それにより、UEのアクティブ状態が延長され、非アクティビティタイマーが満了した後にUEが非アクティブ状態に入るときにUEのデータを適時にスケジュールする際の失敗が低減され、データが適時にスケジュールされないときの長いデータ送信遅延の発生が低減される。
方法実施形態4
この実施形態では、IT無効化状態フラグがUEにおいて構成され、このフラグは、TrueおよびFalseという2つの値を有する。フラグの初期値はFalseである。詳細には、フラグがTrueであるとき、非アクティビティタイマーは、新たに送信されるデータのUL許可によってトリガされ得ない。また、フラグがTrueに設定される前に非アクティビティタイマーがすでに実行中である場合、非アクティビティタイマーは、非アクティビティタイマーが満了または停止するまで実行し続け得、あるいは新たに送信されるデータのUL許可以外の条件によってトリガされたときに再起動される。フラグがFalseであるとき、非アクティビティタイマーは、新たに送信されるデータのUL許可によってトリガされ得る。ただし、実際の適用例では、それぞれ上記の2つの状態に対応する、2つの他の異なる値がフラグに割り当てられ得る。状態フラグは、プロトコルにおいて固定式に構成されるか、あるいは(無線リソース制御接続再構成メッセージ、RRC Connection Reconfigurationなどの)RRCメッセージを通してUEにおいて他のDRXパラメータとともにネットワーク側によって構成されるか、あるいは(媒体アクセス制御サブレイヤ制御要素、Media Access Control Element, MAC CEなどの)MACレイヤメッセージ、または(物理ダウンリンク制御チャネル、Physical Downlink Control Channel, PDCCHなどの)物理レイヤメッセージなどを通してUEのためにネットワーク側によって構成され得る。上記のメッセージは例にすぎない。実際には、この目的を達成するために、既存のメッセージに、本明細書では限定されない、新しいRRCメッセージ、新しいMACメッセージ、または新しい物理レイヤメッセージが追加されるか、あるいは新しい情報要素(Information Element, IE)が追加され得る。
図4に示すように、この実施形態の特定の実装プロセスは以下のステップを含む。
ステップ401:UEが、SRを送り、新たに送信されるアップリンクデータのために使用される第1のアップリンク許可(Uplink Grant, UL Grant)をeNBから受信した後に、アップリンク許可に従ってデータを送る。
アップリンクデータは、概して、UEによって送信される必要がある標準BSRおよび(媒体アクセス制御サブレイヤサービスデータユニット、Media Access Control Service Data Unit, MAC SDUなどの)上位レイヤデータを含み、IT無効化状態フラグはTrueに設定される。すなわち、新たに送信されるデータのアップリンク許可が受信されるが、UEは、非アクティビティタイマーを起動することを依然として控え、UEは、非アクティブ状態に切り替わって、PDCCHを監視するのを停止する。
このステップでは、状態フラグの「True」の設定は、新たに送信されるデータのUL許可によってトリガされる非アクティビティタイマーのみに特に制限を課するが、新たに送信されるデータのDL割当てによってトリガされる非アクティビティタイマーに制限を課さないことに留意されたい。さらに、フラグがTrueに設定される前に非アクティビティタイマーがすでに実行中である場合、非アクティビティタイマーは、フラグがTrueであるとき、非アクティビティタイマーが満了または停止するまで実行し続け得、あるいは新たに送信されるデータのUL許可以外の条件によってトリガされたときに再起動される。
この実施形態を含む、本発明のすべての実施形態は、UEが標準BSRを送る必要があり、それによってSRがトリガされるシナリオに限定されない。本発明の実施形態は、SRが送信された後にUL許可が受信される他のシナリオにおいて適用され得る。
ステップ402:UL許可に従ってアップリンクデータを送信するのに成功したことをUEが確認した後に、たとえば、UEが、eNBによって送られた肯定応答(ACK)を受信するか、または新たに送信されるデータのUL許可またはDL割当てを受信した後に、UEは、IT無効化状態フラグをFalseに設定し、非アクティビティタイマーを起動し、アクティブ状態に切り替わり、PDCCHを監視する。
UL許可に従ってアップリンクデータを送るのに失敗したことをUEが確認した後に、たとえば、UEが、eNBによって送られた否定応答(NACK)を受信した後に、UEは、IT無効化状態フラグに対していかなる動作も実行せずにそれの値をTrueに保ち、ステップ402においてeNBによってUEに送られたメッセージを受信するまで非アクティブなままであり、ステップ402を実行する。
IT無効化状態フラグを使用することによって提供される機能は随意であり得る。すなわち、それは、UEがこの機能を使用すべきかどうかを決定するように構成され得、たとえば、この実施形態の第1の段落において説明した方法でUEのために構成され得る。たとえば、eNBのシステム負荷が重いとき、UEのデータが適時にスケジュールされない可能性がある。この場合、eNBは、UEがよりエネルギー効率に優れ、後続のスケジューリングのためにアクティブなままであり、それによってUEが適時にスケジュールされ得るように、UEの機能を構成し得る。機能はデフォルトで有効または無効にされ得る。
方法実施形態5
この実施形態では、IT無効化タイマー(Timer)が、DXR構成されたUEのために設定される。このタイマーが実行中であるとき、非アクティビティタイマーは、新たに送信されるデータのUL許可によってトリガされ得ない。また、このタイマーが実行される前に非アクティビティタイマーがすでに実行中である場合、非アクティビティタイマーは、非アクティビティタイマーが満了または停止するまで実行し続けることができ、あるいは新たに送信されるデータのUL許可以外の条件によってトリガされたときに再起動される。このタイマーが実行中でないとき、非アクティビティタイマーは、新たに送信されるデータのUL許可によってトリガされ得る。このタイマーの持続時間はラウンドトリップ時間(Round Trip Time, RTT)に設定され得る。LTEシステムでは、RTTは8ms、すなわち、8つのサブフレームまたは8つの送信時間インターバル(Transmission Time Interval, TTI)である。場合によっては、タイマーはまた、別の時間長値に設定され得る。IT無効化タイマーの持続時間は、プロトコルに従って固定に構成されるか、またはRRCメッセージを使用することによって他のDRXパラメータとともに構成されるか、またはMACレイヤメッセージ、物理レイヤメッセージなどを使用することによって構成され得る。特定の実装形態モードについて、実施形態1における構成モードへの参照が行われ得、ここでは繰り返し説明を与えない。
図5に示すように、この実施形態の特定の実装プロセスは以下のステップを含む。
ステップ501:UEが、SRを送り、新たに送信されるアップリンクデータのために使用される第1のアップリンク許可(UL許可)をeNBから受信した後に、アップリンク許可に従ってデータを送る。
アップリンクデータは、概して、UEによって送信される必要がある標準BSRおよび(媒体アクセス制御サブレイヤサービスデータユニット、Media Access Control Service Data Unit, MAC SDUなどの)上位レイヤデータを含む。IT無効化タイマーが起動され、UEは、非アクティブ状態に切り替わり、PDCCHを監視するのを停止する。
ステップ502:UL許可に従ってアップリンクデータを送信するのに成功したことをUEが確認した場合、たとえば、UEが、eNBによって送られた肯定応答(ACK)を受信するか、または新たに送信されるデータのUL許可またはDL割当てを受信した後に、UEは、IT無効化タイマーを停止し、非アクティビティタイマーを起動し、アクティブ状態に切り替わり、PDCCHを監視する。
このステップでは、IT無効化タイマーは、非アクティビティタイマーが、新たに送信されるデータのUL許可によってトリガされることのみに特に制限を課するが、非アクティビティタイマーが、新たに送信されるデータDL割当てによってトリガされることに制限を課さないことに留意されたい。このタイマーが実行される前に非アクティビティタイマーがすでに実行中である場合、非アクティビティタイマーは、非アクティビティタイマーが満了または停止するまで実行し続けることができ、あるいは新たに送信されるデータのUL許可以外の条件によってトリガされたときに再起動される。このタイマーが実行中でないとき、非アクティビティタイマーは、新たに送信されるデータのUL許可によってトリガされ得る。
ステップ503:UL許可に従って(BSRを含む)アップリンクデータを送るのに失敗したことをUEが確認した場合、たとえば、UEが、eNBによって送られた否定応答(NACK)を受信した後に、UEは、IT無効化タイマーを再起動し、アクティブ状態に切り替わり、PDCCHを監視する。
ステップ503において、IT無効化タイマーが再起動された後に、ステップ502、503、または504に記載されている、IT無効化タイマーを停止する条件、またはIT無効化タイマーを再起動する条件、またはIT無効化タイマーの満了の発生時に、対応するステップが実行される。
ステップ504:IT無効化タイマーが満了した場合、UEは、非アクティビティタイマーを起動し、アクティブ状態に切り替わり、PDCCHを監視する。
この機能は随意であり得る、すなわち、この機能を使用すべきかどうかは構成可能である。この機能はデフォルトで有効または無効にされ得る。たとえば、eNBのシステム負荷が重いとき、UEデータが適時にスケジュールされない可能性がある。この場合、eNBは、UEがよりエネルギー効率に優れ、後続のスケジューリングのためにアクティブなままであり、それによってUEが適時にスケジュールされ得るように、UEの機能を構成し得る。
方法実施形態6
実施形態5と同様に、この実施形態は、DXR構成されたUEにIT無効化タイマーを適用する。タイマーの持続時間の構成と、タイマーの対応する機能を有効または無効にするための構成とは、実施形態5における構成と同じである。
図6に示すように、この実施形態の特定の実装プロセスは以下のステップを含む。
ステップ601:UEが、SRを送り、新たに送信されるアップリンクデータのために使用される第1のアップリンク許可(UL許可)をeNBから受信した後に、アップリンク許可に従ってデータを送り、IT無効化タイマーを起動し、非アクティブ状態に切り替わる。
ステップ601の詳細は、ステップ501と同じであり、したがって、本明細書ではこれ以上繰り返さない。
ステップ602:IT無効化タイマーが満了した後に、非アクティビティタイマーを起動し、UEをアクティブ状態に切り替える。
方法実施形態7
実施形態5と同様に、この実施形態は、DXR構成されたUEにIT無効化タイマーを適用する。タイマーの持続時間の構成と、タイマーの対応する機能を有効または無効にするための構成とは、実施形態5における構成と同じである。
図7に示すように、この実施形態の特定の実装プロセスは以下のステップを含む。
ステップ701:UEが、SRを送り、新たに送信されるアップリンクデータのために使用される第1のアップリンク許可(UL許可)をeNBから受信した後に、アップリンク許可に従ってデータを送り、IT無効化タイマーを起動し、非アクティブ状態に切り替わる。
ステップ701の詳細は、ステップ501と同じであり、したがって、本明細書ではこれ以上繰り返さない。
ステップ702:UL許可に従って(BSRを含む)アップリンクデータを送るのに失敗したことをUEが確認した場合、たとえば、UEが、eNBによって送られた否定応答(NACK)を受信した後に、UEは、IT無効化タイマーを再起動する。その後、IT無効化タイマーの満了の前にアップリンクデータを再び送るのに失敗したことをUEが確認した場合、UEは、戻ってこのステップを実行する。IT無効化タイマーが満了したと判断した場合、UEはステップ703を実行する。
ステップ703:IT無効化タイマーが満了した場合、非アクティビティタイマーを起動し、UEをアクティブ状態に切り替える。
方法実施形態8
実施形態5と同様に、この実施形態は、DXR構成されたUEにIT無効化タイマーを適用する。タイマーの持続時間の構成と、タイマーの対応する機能を有効または無効にするための構成とは、実施形態5における構成と同じである。
図8に示すように、この実施形態の特定の実装プロセスは以下のステップを含む。
ステップ801:UEが、SRを送り、新たに送信されるアップリンクデータのために使用される第1のアップリンク許可(UL許可)をeNBから受信した後に、アップリンク許可に従ってデータを送り、IT無効化タイマーを起動し、非アクティブ状態に切り替わる。
ステップ801の詳細は、ステップ501と同じであり、したがって、本明細書ではこれ以上繰り返さない。
IT無効化ステップ802:UL許可に従ってアップリンクデータを送信するのに成功したことをUEが確認した場合、たとえば、UEが、eNBによって送られた肯定応答(ACK)を受信するか、または新たに送信されるデータのUL許可またはDL割当てを受信した後に、UEは、IT無効化タイマーを停止し、非アクティビティタイマーを起動し、アクティブ状態に切り替わる。
ステップ803:IT無効化タイマーが満了した場合、非アクティビティタイマーを起動し、UEをアクティブ状態に切り替える。
方法実施形態9〜13
方法実施形態9〜13は、それぞれ方法実施形態4〜8に対応し、IT無効化状態フラグの値がTrueであるとき、およびIT無効化タイマーを起動するプロセスにおいて、UEが依然としてアクティブであり、PDCCHチャネルを監視するという点で、方法実施形態4〜8とは異なる。
以下で、この差異に関する一例として実施形態9のみについて説明する。
図9に示すように、実施形態9の特定の実装プロセスは以下のステップを含む。
ステップ901:UEが、SRを送り、新たに送信されるアップリンクデータのために使用される第1のアップリンク許可(UL許可)をeNBから受信した後に、アップリンク許可に従ってデータを送る。
アップリンクデータは、概して、UEによって送信される必要がある標準BSRおよび(媒体アクセス制御サブレイヤサービスデータユニット、Media Access Control Service Data Unit, MAC SDUなどの)上位レイヤデータを含み、IT無効化状態フラグはTrueに設定される。このステップでは、UEはそれの状態を変更しない、すなわち、UEはアクティブなままである。
ステップ902:UL許可に従ってアップリンクデータを送信するのに成功したことをUEが確認した後に、たとえば、UEが、eNBによって送られた肯定応答(ACK)を受信するか、または新たに送信されるデータのUL許可またはDL割当てを受信した後に、UEは、状態フラグをFalseに設定し、非アクティビティタイマーを起動または再起動する。
UL許可に従ってアップリンクデータを送るのに失敗したことをUEが確認した後に、たとえば、UEが、eNBによって送られた否定応答(NACK)を受信した後に、UEは、ステップ902においてeNBによってUEに送られたメッセージのうちの1つを受信するまで、IT無効化状態フラグに対していかなる動作も実行せずにそれの値をTrueに保ち、次いで、ステップ902において対応する動作を実行する。
さらに、方法実施形態9〜13では、DL割当てに基づいてアップリンクデータを送信するのに成功したとUEが判断した場合、非アクティビティタイマーは前に起動されているので、非アクティビティタイマーに対する対応する動作は再起動である。
方法実施形態14
この実施形態は、eNBによって送られたUL許可メッセージをUEが受信した後に、すなわち、非アクティビティタイマーが起動されるシナリオにおいて適用可能であり、また、上記の実施形態の各々に従って非アクティビティタイマーが起動されるシナリオにおいて適用可能であり、主に非アクティビティタイマーが起動された後の技術的解決策に関係する。詳細には、図10に示すように、非アクティビティタイマーが起動された後に、この実施形態は以下のステップを含む。
ステップ1401:非アクティビティタイマーが満了した後に、さらなるデータがスケジュールされる必要があるかどうかをUEが判断する。yesの場合、ステップ1402を実行し、noの場合、ステップ1403を実行する。
ステップ1402:UEは非アクティビティタイマーを再起動する。
ステップ1403:UEはDRXサイクルを実行する。
ステップ1403において、短いDRXが設定された場合、短いDRXが実行される。さもなければ、長いDRXが実行される。
方法実施形態15
この実施形態は、方法実施形態14と同じ適用シナリオにおいて適用され、また、主に非アクティビティタイマーが起動された後の技術的解決策に関係する。実施形態14との差異は、この実施形態では、非アクティビティタイマーが繰り返し再起動され得、非アクティビティタイマーの再起動の数を計数するために非アクティビティタイマー再起動カウンタが設定され、設定された最大値に再起動の数が達した後にさらなる再起動が実行されないことである。
詳細には、図11に示すように、非アクティビティタイマーが起動された後に、この実施形態は以下のステップを含む。
ステップ1501:非アクティビティタイマーが満了した後に、さらなるデータがスケジュールされる必要があるかどうかをUEが判断する。noの場合、ステップ1502を実行し、yesの場合、ステップ1503を実行する。
ステップ1502:UEはDRXサイクルを実行する。すなわち、短いDRXが設定された場合、短いDRXを実行し、さもなければ、長いDRXを実行する。
ステップ1503:非アクティビティタイマー再起動カウンタの値が、設定された最大値に達したかどうかをUEが判断する。最大値は、プロトコルに従って固定式に設定されるか、あるいはRRCメッセージまたはMACレイヤメッセージまたは物理レイヤメッセージを使用することによって構成され得る。詳細な実装モードについて、方法実施形態4への参照が行われ得、ここでは繰り返し説明を与えない。値が最大値に達した場合、ステップ1502が実行される。非アクティビティタイマー再起動カウンタの値が、設定された最大値に達しない場合、ステップ1504が実行される。
ステップ1504:非アクティビティタイマーを再起動し、非アクティビティタイマー再起動カウンタの設定値に1を加算し、次いで、戻ってステップ1501を実行する。
方法実施形態16
この実施形態は、方法実施形態14と同じ適用シナリオにおいて適用され、また、主に非アクティビティタイマーが起動された後の技術的解決策に関係する。詳細には、図12に示すように、非アクティビティタイマーが起動された後に、この実施形態は以下のステップを含む。
ステップ1601:非アクティビティタイマーが満了した後に、さらなるデータがスケジュールされる必要があるかどうかをUEが判断する。yesの場合、ステップ1602を実行し、noの場合、ステップ1603を実行する。
ステップ1602:UEは、非アクティビティタイマー再起動タイマーを起動し、アクティブなままであり、次いで、ステップ16041または16042を実行する。
ステップ1603:UEはDRXサイクルを実行する。すなわち、短いDRXが設定された場合、短いDRXを実行し、さもなければ、長いDRXを実行する。
ステップ16041:UEは、非アクティビティタイマー再起動タイマーが実行中であるときに、新たに送信されるアップリンクデータを示すUL許可またはDL割当てを受信した場合、UEは、非アクティビティタイマー再起動タイマーを停止し、非アクティビティタイマーを起動する。
このステップにおいて起動された非アクティビティタイマーが満了した後に、さらなるデータがスケジュールされる必要があるかどうかをUEが判断するステップ、および後続のステップが、ステップ1601に従ってさらに実行され得る。
ステップ16042:非アクティビティタイマー再起動タイマーが満了した場合、UEはDRXサイクルを実行する。すなわち、短いDRXが設定された場合、短いDRXを実行し、さもなければ、長いDRXを実行する。
UEのBSRを受信する前に、eNBは、UEにおいてバッファされたデータの量に気づいておらず、概して、UEのためにさらなるデータ送信リソースをスケジュールしない。したがって、UEは、概して、アクティブであるとき、スケジューリングコマンドを受信しない。さらに、異なるシステム負荷の下で、eNBは、UEによって報告されるBSRに異なる速度で応答し得る。負荷が高いとき、eNBの応答速度は遅い。したがって、UEがSRを送った後にアクティブなままである場合、無駄な電力消費が発生する。UEがSRを送った後に、UEの電力を節約し、SRに従ってネットワーク側によって送られた、新たに送信されるデータのUL許可を受信するための方法の上記の実施形態では、UEは、非アクティビティタイマーを直ちに起動せずに、最初に非アクティブ状態に切り替わり、次いで、非アクティビティタイマーを起動して、アップリンクデータが正常に送られるかまたは設定時間に達した後にUEをアクティブ状態に切り替える。UEは最初に非アクティブ状態に切り替えられるので、UEの電力消費量は低減され、エネルギーが節約される。
従来技術では、非アクティビティタイマーは、早く起動し、早く満了し、このことは、UEを非アクティブ状態に早く入らせ、それにより、スケジューリングの適時性が影響を受け、データ送信遅延が増加する。さらに、UEが送られるべきデータを常に有するとき、eNBは、システム負荷により、UEデータを適時にスケジュールすることがほとんどできない。この場合、UEは、非アクティビティタイマーの満了により非アクティブ状態に入り得、それにより、スケジューリングの適時性が影響を受け、データ送信遅延が増加する。UEのデータ送信遅延を低減するための上記の方法実施形態では、非アクティビティタイマーの起動時間を延期するためにタイマーまたはフラグなどが設定されるか、あるいは、非アクティビティタイマーが満了したがUEのさらなるデータがさらに送られる必要があるとき、非アクティビティタイマーが再起動されるかまたは新しいタイマーが起動され、それにより、データ送信プロセスにおけるUEのアクティブ状態が延長され、非アクティビティタイマーが満了した後にUEが非アクティブ状態に入ったときの、UEのデータを適時にスケジュールする際の失敗が低減され、データが適時にスケジュールされないときの長いデータ送信遅延の発生が低減される。さらに、本発明の上記の実施形態では、UEのアクティブ状態を延長し、UEの電力消費量を低減するために、非アクティビティタイマーの再起動の最大数が設定され得る。
方法実施形態におけるステップの全部または一部は、コンピュータプログラムによって命令される関係するハードウェアによって実装され得ることを当業者は理解されたい。プログラムはコンピュータ可読記憶媒体に記憶され得る。プログラムが実行されたとき、プログラムは、本発明の上記の実施形態の内容を実行し得る。記憶媒体は、ROM/RAM、磁気ディスク、CD-ROMなどであり得る。
本発明はさらに、無線通信のためのユーザ機器を提供し、それの実施形態は以下を含む。
ユーザ機器実施形態1
この実施形態において提供されるユーザ機器は、電力を節約することができる。図13に示すように、この実施形態において提供されるユーザ機器は、
ネットワーク側にスケジューリング要求を送り、受信モジュール132によって受信された、新たに送信されるデータのアップリンク許可に従ってデータを送るように構成された、送信モジュール131と、
スケジューリング要求に従ってネットワーク側によって与えられた、新たに送信されるデータのアップリンク許可を受信するように構成された、受信モジュール132と、
送信モジュール131がデータを送った後にUEを非アクティブ状態に設定し、設定時間に達した後におよび/またはデータが正常に送られたと判断された後にUEをアクティブ状態に切り替えるように構成された、処理モジュール133とを含む。
この実施形態では、処理モジュール133はプロセッサであり得る。上記の解決策を実装するとき、プロセッサは、電力節約方法の実施形態に従って動作し得、データ受信は受信モジュール132によって行われ、データ送信は送信モジュール131によって行われ、それらについてここでは繰り返さない。
この実施形態では、新たに送信されるデータのアップリンク許可に従ってデータが送られた後に、処理モジュール133は、最初にユーザ機器を非アクティブ状態に設定し、次いで、設定時間に達した後におよび/またはデータが正常に送られたと判断された後にユーザ機器をアクティブ状態に切り替え、それにより、ユーザ機器の電力消費量が低減し、エネルギーが節約される。
ユーザ機器実施形態2
この実施形態において提供されるユーザ機器も電力を節約することができる。図14に示すように、この実施形態において提供されるユーザ機器は、
ネットワーク側にスケジューリング要求を送り、受信モジュール132によって受信された、新たに送信されるデータのアップリンク許可に従ってデータを送るように構成された、送信モジュール131と、
スケジューリング要求に従ってネットワーク側によって与えられた、新たに送信されるデータのアップリンク許可を受信するように構成された、受信モジュール132と、
処理モジュール133であって、
送信モジュールがデータを送った後に、第1のタイマー、すなわち、IT無効化タイマーを起動し、IT無効化タイマーが満了した後に、状態処理モジュール1332に通知するように構成された、第1のタイマー設定モジュール1331と、
送信モジュールがデータを送った後にUEを非アクティブ状態に設定し、第1のタイマー設定モジュールからIT無効化タイマー満了通知を受信した後におよび/またはデータが正常に送られたと判断された後にUEをアクティブ状態に切り替えるように構成された、状態処理モジュール1332と
を特に含む、処理モジュール133とを含む。
第1のタイマー設定モジュール1331は、さらに、データが正常に送られなかったと判断した後に第1のタイマーを再起動するように構成される。
この実施形態では、第1のタイマー設定モジュール1331と処理モジュール1332とが上記の解決策を実装するとき、電力節約方法の実施形態における対応する解決策への参照が行われ得、データ受信は受信モジュール132によって行われ、データ送信は送信モジュール131によって行われ、それらについてここでは繰り返さない。
ユーザ機器実施形態3
この実施形態において提供されるユーザ機器も電力を節約することができる。図15に示すように、この実施形態において提供されるユーザ機器は、
ネットワーク側にスケジューリング要求を送り、受信モジュール132によって受信された、新たに送信されるデータのアップリンク許可に従ってデータを送るように構成された、送信モジュール131と、
スケジューリング要求に従ってネットワーク側によって与えられた、新たに送信されるデータのアップリンク許可を受信するように構成された、受信モジュール132と、
処理モジュール133であって、
設定時間に達した後におよび/またはデータが正常に送られたと判断された後に、第2のタイマー、すなわち、非アクティビティタイマーを起動し、第2のタイマーが満了した後に、状態処理モジュール1334に通知するように構成された、第2のタイマー設定モジュール1333と、
送信モジュール131がデータを送った後にUEを非アクティブ状態に設定し、設定時間に達した後におよび/またはデータが正常に送られたと判断された後にUEをアクティブ状態に切り替え、第2のタイマー設定モジュール1333から第2のタイマー満了通知を受信した後にUEを非アクティブ状態に切り替えるように構成された、状態処理モジュール1334と
を特に含む、処理モジュール133とを含む。
この実施形態では、第2のタイマー設定モジュール1333と状態処理モジュール1334とが上記の解決策を実装するとき、電力節約方法の実施形態における対応する解決策への参照が行われ得、データ受信は受信モジュール132によって行われ、データ送信は送信モジュール131によって行われ、それらについてここでは繰り返さない。
ユーザ機器実施形態4
この実施形態において提供されるユーザ機器も電力を節約することができる。図16に示すように、この実施形態において提供されるユーザ機器は、
ネットワーク側にスケジューリング要求を送り、受信モジュール132によって受信された、新たに送信されるデータのアップリンク許可に従ってデータを送るように構成された、送信モジュール131と、
スケジューリング要求に従ってネットワーク側によって与えられた、新たに送信されるデータのアップリンク許可を受信するように構成された、受信モジュール132と、
処理モジュール133であって、
送信モジュール131がデータを送った後に、IT無効化タイマーを起動し、送信モジュール131がデータを送るのに失敗したと判断された後にIT無効化タイマーを再起動し、IT無効化タイマーが満了した後に、状態処理モジュール1335に通知するように構成された、第1のタイマー設定モジュール1331と、
設定時間に達した後におよび/またはデータが正常に送られたと判断された後に、非アクティビティタイマーを起動し、非アクティビティタイマーが満了した後に、状態処理モジュール1335に通知するように構成された、第2のタイマー設定モジュール1333と、
送信モジュール131がデータを送った後にUEを非アクティブ状態に設定し、第1のタイマー設定モジュール1331からIT無効化タイマー満了通知を受信した後におよび/またはデータが正常に送られたと判断された後にUEをアクティブ状態に切り替え、第2のタイマー設定モジュール1333から第2のタイマー満了通知を受信した後にUEを非アクティブ状態に切り替えるように構成された、状態処理モジュール1335と
を特に含む、処理モジュール133とを含む。
この実施形態では、第1のタイマー設定モジュール1331と第2のタイマー設定モジュール1333と状態処理モジュール1335とが上記の解決策を実装するとき、電力節約方法の実施形態における対応する解決策への参照が行われ得、データ受信は受信モジュール132によって行われ、データ送信は送信モジュール131によって行われ、それらについてここでは繰り返さない。
ユーザ機器実施形態5〜8
ユーザ機器の実施形態5〜8は、それぞれユーザ機器の実施形態1〜4に対応する。対応する実施形態構造は基本的に同じであり、差異は以下の点にある。ユーザ機器の実施形態5〜8において、処理モジュールと状態処理モジュールとは、「データが送られた後にUEを非アクティブ状態に設定する」動作を実装しないが、設定時間に達した後におよび/またはデータが正常に送られたと判断された後に非アクティビティタイマーを起動する。また、実施形態5〜8によるユーザ機器は、電力を節約するだけでなく、データ送信遅延を低減することもできる。以下で、一例としてユーザ機器の実施形態5について説明する。
図17に示すように、実施形態5において提供されるユーザ機器は、
ネットワーク側にスケジューリング要求を送り、受信モジュール132によって受信された、新たに送信されるデータのアップリンク許可に従ってデータを送るように構成された、送信モジュール131と、
スケジューリング要求に従ってネットワーク側によって与えられた、新たに送信されるデータのアップリンク許可を受信するように構成された、受信モジュール132と、
送信モジュールがデータを送る時間の後の設定時間に達した後におよび/またはデータが正常に送られたと判断された後に非アクティビティタイマーを起動するように構成された、処理モジュール171とを含む。
この実施形態では、処理モジュール171はプロセッサであり得る。上記の解決策を実装するとき、プロセッサは、方法実施形態2または方法実施形態9に従って動作し得、データ受信は受信モジュール132によって行われ、データ送信は送信モジュール131によって行われ、それについてここでは繰り返さない。
ユーザ機器実施形態9
実施形態9において提供されるユーザ機器は、ユーザ機器のデータ送信遅延を低減することができる。ユーザ機器は処理モジュールを含み、処理モジュールはプロセッサであり得、非アクティビティタイマー(Inactivity Timer)を起動し、非アクティビティタイマーが満了した後に、スケジュールされる必要があるデータをユーザ機器がさらに有するかどうかを判断し、yesの場合、ユーザ機器のアクティブ状態を保持し、noの場合、UEのDRXサイクルを実装するように構成される。
詳細には、図18に示すように、処理モジュールは、非アクティビティタイマー処理モジュール181と状態処理モジュール182とを含み得る。
非アクティビティタイマー処理モジュール181は、非アクティビティタイマーを起動し、非アクティビティタイマーが満了した後に状態処理モジュール182に通知するように構成される。
ここで非アクティビティタイマーを起動することは、UEが従来技術に従ってUL許可を受信した後に非アクティビティタイマーを起動することであるか、あるいは本発明の上記の方法実施形態4〜13のうちのいずれか1つに従って非アクティビティタイマーを起動または再起動することであり得る。
状態処理モジュール182は、非アクティビティタイマー処理モジュール181から非アクティビティタイマー満了通知を受信した後に、ユーザ機器のさらなるデータがスケジュールされる必要があると判断された場合、ユーザ機器のアクティブ状態を保持するように構成される。
この実施形態では、状態処理モジュール182が上記の解決策を実装するとき、上記の方法実施形態14〜16のうちのいずれか1つへの参照が行われ得、ここでは繰り返し説明を与えない。
この実施形態では、非アクティビティタイマーが満了したが、UEが、送られる必要があるデータをさらに有するとき、UEはアクティブなままであり、それにより、UEのアクティブ状態が延長され、非アクティビティタイマーが満了した後にUEが非アクティブ状態に入るときにUEのデータを適時にスケジュールする際の失敗が低減され、データが適時にスケジュールされないときの長いデータ送信遅延の発生が低減される。
ユーザ機器実施形態10
実施形態10におけるユーザ機器もユーザ機器のデータ送信遅延を低減することができる。図19に示すように、実施形態10において提供されるユーザ機器はプロセッサを含み、プロセッサは、特に、
非アクティビティタイマーを起動し、非アクティビティタイマーが満了した後に状態処理モジュール193に通知し、第3のタイマー処理モジュール192から第3のタイマー満了通知を受信した後に非アクティビティタイマーを再起動するように構成された、非アクティビティタイマー処理モジュール191と、
さらなるデータがさらにスケジュールされる必要があると状態処理モジュール193が判断したときに第3のタイマー(すなわち、IT再起動タイマー)を起動し、IT再起動タイマーが満了した後に非アクティビティタイマー処理モジュール191に通知し、新たに送信されるアップリンクデータを示すシグナリングをUEが受信したと状態処理モジュール193が判断した後にIT再起動タイマーを停止するように構成された、第3のタイマー処理モジュール192と、
非アクティビティタイマー処理モジュール191から非アクティビティタイマー満了通知を受信した後に、ユーザ機器のさらなるデータがスケジュールされる必要があるかどうかを判断し、ユーザ機器のさらなるデータがスケジュールされる必要がないと判断した場合、DRXサイクルを実行するようにUEを制御し、ユーザ機器のさらなるデータがスケジュールされる必要があると判断した場合、第3のタイマー処理モジュールに通知し、UL許可またはDL割当てなど、新たに送信されるアップリンクデータを示すシグナリングをUEが受信したと判断した後に、第3のタイマー処理モジュールに通知して非アクティビティタイマー再起動タイマーを停止するように構成された、状態処理モジュール193とを含む。
ユーザ機器実施形態11
実施形態10におけるユーザ機器もユーザ機器のデータ送信遅延を低減することができる。図20に示すように、実施形態10において提供されるユーザ機器はプロセッサを含み、プロセッサは、特に、
非アクティビティタイマーを起動し、非アクティビティタイマーが満了した後に状態処理モジュール2003に通知し、カウンタ処理モジュール2002からの通知に従って非アクティビティタイマーを再起動するように構成された、非アクティビティタイマー処理モジュール2001と、
ユーザ機器がスケジューリングを必要とすると状態処理モジュール2003が判断した後に、IT再起動カウンタが、設定された最大値に達したかどうかを判断し、IT再起動カウンタが最大値に達しないと判断した場合、非アクティビティタイマー処理モジュール2001に通知し、さもない場合、状態処理モジュール2003に通知し、非アクティビティタイマーが再起動された後に、IT再起動カウンタの値を1だけ増加させるようにIT再起動カウンタを制御するように構成された、カウンタ処理モジュール2002と、
非アクティビティタイマー処理モジュール2001から非アクティビティタイマー満了通知を受信した後に、ユーザ機器のさらなるデータがスケジュールされる必要があるかどうかを判断し、ユーザ機器のさらなるデータがスケジュールされる必要がないと判断した場合、DRXサイクルを実行するようにUEを制御し、ユーザ機器のさらなるデータがスケジュールされる必要があると判断した場合、カウンタ処理モジュールに通知し、カウンタ処理モジュール2002からの通知に従ってDRXサイクルを実行するようにUEを制御するように構成された、状態処理モジュール2003とを含む。
UEのBSRを受信する前に、eNBは、UEにおいてバッファされたデータの量に気づいておらず、概して、UEのためにさらなるデータ送信リソースをスケジュールしない。したがって、UEは、概して、アクティブであるとき、スケジューリングコマンドを受信しない。さらに、異なるシステム負荷の下で、eNBは、UEによって報告されるBSRに異なる速度で応答し得る。負荷が高いとき、eNBの応答速度は遅い。したがって、UEがSRを送った後にアクティブなままである場合、無駄な電力消費が発生する。UEがSRを送った後に、電力を節約し、SRに従ってネットワーク側によって送られた、新たに送信されるデータのUL許可を受信することを対象とするユーザ機器の上記の実施形態では、UEは、非アクティビティタイマーを直ちに起動せずに、最初に非アクティブ状態に切り替わり、次いで、非アクティビティタイマーを起動して、アップリンクデータが正常に送られるかまたは設定時間に達した後にUEをアクティブ状態に切り替える。UEは最初に非アクティブ状態に切り替えられるので、UEの電力消費量は低減され、エネルギーが節約される。
従来技術では、非アクティビティタイマーは、早く起動し、早く満了し、このことは、UEを非アクティブ状態に早く入らせ、それにより、スケジューリングの適時性が影響を受け、データ送信遅延が増加する。さらに、UEが送られるべきデータを常に有するとき、eNBは、システム負荷により、UEのデータを適時にスケジュールすることがほとんどできない。この場合、UEは、非アクティビティタイマーの満了により非アクティブ状態に入り得、それにより、スケジューリングの適時性が影響を受け、データ送信遅延が増加する。UEのデータ送信遅延を低減することを対象とする上記のユーザ機器実施形態では、非アクティビティタイマーの起動時間を延期するためにタイマーまたはフラグなどが設定されるか、あるいは、非アクティビティタイマーが満了したがUEのさらなるデータがさらに送られる必要があるとき、非アクティビティタイマーが再起動されるかまたは新しいタイマーが起動され、それにより、データ送信プロセスにおけるUEのアクティブ状態が延長され、非アクティビティタイマーが満了した後にUEが非アクティブ状態に入ったときの、UEのデータを適時にスケジュールする際の失敗が低減され、データが適時にスケジュールされないときの長いデータ送信遅延の発生が低減される。さらに、UEのデータ送信遅延を低減することを対象とする上記のユーザ機器実施形態では、UEのアクティブ状態を延長し、UEの電力消費量を低減するために、非アクティビティタイマーの再起動の最大数が設定される。
本発明について、本発明のいくつかの例示的な実施形態に関して図示および説明したが、本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、本発明の形態および詳細に様々な修正が行われ得ることが当業者には理解可能である。
131 送信モジュール
132 受信モジュール
133 処理モジュール
1331 第1のタイマー設定モジュール
1332 状態処理モジュール
1332 処理モジュール
1333 第2のタイマー設定モジュール
1334 状態処理モジュール
1335 状態処理モジュール
171 処理モジュール
181 非アクティビティタイマー処理モジュール
182 状態処理モジュール
191 非アクティビティタイマー処理モジュール
192 第3のタイマー処理モジュール
193 状態処理モジュール
2001 非アクティビティタイマー処理モジュール
2002 カウンタ処理モジュール
2003 状態処理モジュール
UEが現在アクティブであるか非アクティブであるかにかかわらず、アップリンクデータを送るUEの必要によって標準(Regular)BSRがトリガされたとき、BSRをeNBに送るためにアップリンクリソースが利用可能でない場合、スケジューリング要求(Scheduling Request, SR)リソース上でSRが送られ、次いで、UEがアクティブになる。UEはアップリンク許可(UL許可)を受信した後に、UL許可によってスケジュールされたデータが、新たに送信されるデータである場合(新たに送信されるデータをスケジュールするためのUL許可を、以下で「新たに送信されるデータのUL許可」と呼ぶ)、非アクティビティタイマー(inactivity timer, IT)が起動または再起動される。タイマーが実行中であるとき、UEはずっとアクティブである。タイマーが満了した後、UEは間欠受信(Discontinuous Reception, DRX)動作を実行する。
UL許可に従ってアップリンクデータを送るのに失敗したことをUEが確認した後に、たとえば、UEが、eNBによって送られた否定応答(NACK)を受信した後に、UEは、IT無効化状態フラグに対していかなる動作も実行せずにそれの値をTrueに保ち、ステップ402においてeNBによってUEに送られたメッセージのうちの1つを受信するまで非アクティブなままであり、ステップ402を実行する。
ステップ802:UL許可に従ってアップリンクデータを送信するのに成功したことをUEが確認した場合、たとえば、UEが、eNBによって送られた肯定応答(ACK)を受信するか、または新たに送信されるデータのUL許可またはDL割当てを受信した後に、UEは、IT無効化タイマーを停止し、非アクティビティタイマーを起動し、アクティブ状態に切り替わる。
方法実施形態9〜13
方法実施形態9〜13は、それぞれ方法実施形態4〜8に対応し、IT無効化状態フラグの値がTrueであるとき、またはIT無効化タイマーを起動するプロセスにおいて、UEが依然としてアクティブであり、PDCCHチャネルを監視するという点で、方法実施形態4〜8とは異なる。
ユーザ機器実施形態10
実施形態10におけるユーザ機器もユーザ機器のデータ送信遅延を低減することができる。図19に示すように、実施形態10において提供されるユーザ機器はプロセッサを含み、プロセッサは、特に、
非アクティビティタイマーを起動し、非アクティビティタイマーが満了した後に状態処理モジュール193に通知し、第3のタイマー処理モジュール192から第3のタイマー満了通知を受信した後に非アクティビティタイマーを再起動するように構成された、非アクティビティタイマー処理モジュール191と、
さらなるデータがさらにスケジュールされる必要があると状態処理モジュール193が判断したときに第3のタイマー(すなわち、IT再起動タイマー)を起動し、IT再起動タイマーが満了した後に非アクティビティタイマー処理モジュール191に通知し、新たに送信されるアップリンクデータを示すシグナリングをUEが受信したと状態処理モジュール193が判断した後にIT再起動タイマーを停止するように構成された、第3のタイマー処理モジュール192と、
非アクティビティタイマー処理モジュール191から非アクティビティタイマー満了通知を受信した後に、ユーザ機器のさらなるデータがスケジュールされる必要があるかどうかを判断し、ユーザ機器のさらなるデータがスケジュールされる必要がないと判断した場合、DRXサイクルを実行するようにUEを制御し、ユーザ機器のさらなるデータがスケジュールされる必要があると判断した場合、第3のタイマー処理モジュール192に通知し、UL許可またはDL割当てなど、新たに送信されるアップリンクデータを示すシグナリングをUEが受信したと判断した後に、第3のタイマー処理モジュール192に通知して非アクティビティタイマー再起動タイマーを停止するように構成された、状態処理モジュール193とを含む。
ユーザ機器実施形態11
実施形態10におけるユーザ機器もユーザ機器のデータ送信遅延を低減することができる。図20に示すように、実施形態10において提供されるユーザ機器はプロセッサを含み、プロセッサは、特に、
非アクティビティタイマーを起動し、非アクティビティタイマーが満了した後に状態処理モジュール2003に通知し、カウンタ処理モジュール2002からの通知に従って非アクティビティタイマーを再起動するように構成された、非アクティビティタイマー処理モジュール2001と、
ユーザ機器がスケジューリングを必要とすると状態処理モジュール2003が判断した後に、IT再起動カウンタの値が、設定された最大値に達したかどうかを判断し、IT再起動カウンタが最大値に達しないと判断した場合、非アクティビティタイマー処理モジュール2001に通知し、さもない場合、状態処理モジュール2003に通知し、非アクティビティタイマーが再起動された後に、IT再起動カウンタの値を1だけ増加させるようにIT再起動カウンタを制御するように構成された、カウンタ処理モジュール2002と、
非アクティビティタイマー処理モジュール2001から非アクティビティタイマー満了通知を受信した後に、ユーザ機器のさらなるデータがスケジュールされる必要があるかどうかを判断し、ユーザ機器のさらなるデータがスケジュールされる必要がないと判断した場合、DRXサイクルを実行するようにUEを制御し、ユーザ機器のさらなるデータがスケジュールされる必要があると判断した場合、カウンタ処理モジュールに通知し、カウンタ処理モジュール2002からの通知に従ってDRXサイクルを実行するようにUEを制御するように構成された、状態処理モジュール2003とを含む。

Claims (10)

  1. ユーザ機器が、ネットワーク側にスケジューリング要求を送り、前記スケジューリング要求に従って前記ネットワーク側によって与えられた、新たに送信されるデータのアップリンク許可を受信するステップと、
    前記ユーザ機器が前記アップリンク許可に従ってデータを送った後に前記ユーザ機器を非アクティブ状態に設定するステップと、
    設定時間に達した後におよび/または前記データが正常に送られたと判断された後に前記ユーザ機器をアクティブ状態に切り替えるステップと
    を含む、状態切替え方法。
  2. 前記設定時間が、第1のタイマーを設定することによって実装され、前記ユーザ機器が前記非アクティブ状態に設定されたとき、前記第1のタイマーが起動され、前記設定時間に達することが、前記第1のタイマーが満了することである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のタイマーが起動された後であるが前記第1のタイマーが満了する前に、前記方法は、前記データが正常に送られなかったと前記ユーザ機器が判断した場合、前記第1のタイマーを再起動するステップをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記設定時間に達した後におよび/または前記データが正常に送られたと判断された後に、前記方法は、第2のタイマーを起動し、前記第2のタイマーが満了した後に前記ユーザ機器を前記非アクティブ状態に切り替えるステップをさらに含む、請求項1または2に記載の方法。
  5. ユーザ機器であって、
    ネットワーク側にスケジューリング要求を送り、受信モジュールによって受信された、新たに送信されるデータのアップリンク許可に従ってデータを送るように構成された、送信モジュールと、
    前記スケジューリング要求に従って前記ネットワーク側によって与えられた、前記新たに送信されるデータのアップリンク許可を受信するように構成された、前記受信モジュールと、
    前記送信モジュールが前記データを送った後に前記ユーザ機器を非アクティブ状態に設定し、設定時間に達した後におよび/または前記データが正常に送られたと判断された後に前記ユーザ機器をアクティブ状態に切り替えるように構成された、処理モジュールと
    を含む、ユーザ機器。
  6. 前記処理モジュールは、
    前記送信モジュールが前記データを送った後に、第1のタイマーを起動し、前記第1のタイマーが満了した後に、状態処理モジュールに通知するように構成された、第1のタイマー設定モジュールと、
    前記送信モジュールが前記データを送った後に前記ユーザ機器を前記非アクティブ状態に設定し、前記第1のタイマー設定モジュールから第1のタイマー満了通知を受信した後におよび/または前記データの送信が成功したと判断した後に前記ユーザ機器を前記アクティブ状態に切り替えるように構成された、前記状態処理モジュールと
    を含む、請求項5に記載のユーザ機器。
  7. 前記第1のタイマー設定モジュールは、データが正常に送られなかったと判断した後に第1のタイマーを再起動するようにさらに構成された、請求項6に記載のユーザ機器。
  8. 前記処理モジュールは、
    前記設定時間に達した後におよび/または前記データが正常に送られたと判断された後に、第2のタイマーを起動し、前記第2のタイマーが満了した後に、状態処理モジュールに通知するように構成された、第2のタイマー設定モジュールと、
    前記送信モジュールが前記データを送った後に前記ユーザ機器を前記非アクティブ状態に設定し、前記設定時間に達した後におよび/または前記データが正常に送られたと判断された後に前記ユーザ機器を前記アクティブ状態に切り替え、前記第2のタイマー設定モジュールから第2のタイマー満了通知を受信した後に前記ユーザ機器を前記非アクティブ状態に切り替えるように構成された、前記状態処理モジュールと
    を含む、請求項5に記載のユーザ機器。
  9. ユーザ機器が、ネットワーク側にスケジューリング要求を送り、前記スケジューリング要求に従って前記ネットワーク側によって与えられた、新たに送信されるデータのアップリンク許可を受信し、前記アップリンク許可に従ってデータを送るステップと、
    設定時間に達した後におよび/または前記データが正常に送られたと判断された後に非アクティビティタイマーを起動するステップと
    を含む、非アクティビティタイマー起動方法。
  10. ネットワーク側にスケジューリング要求を送り、受信モジュールによって受信された、新たに送信されるデータのアップリンク許可に従ってデータを送るように構成された、送信モジュールと、
    前記スケジューリング要求に従って前記ネットワーク側によって与えられた、前記新たに送信されるデータのアップリンク許可を受信するように構成された、前記受信モジュールと、
    前記送信モジュールが前記データを送る時間の後の設定時間に達した後におよび/または前記データが正常に送られたと判断された後に非アクティビティタイマーを起動するように構成された、処理モジュールと
    を含む、ユーザ機器。
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