JP2014512763A - 無線アクセス技術(rat)間モビリティのためのシステム及び方法 - Google Patents

無線アクセス技術(rat)間モビリティのためのシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

2G/3Gネットワークと4ネットワークとの間でのRAT間モビリティを提供するための方法及び装置が説明される。GERAN又はUTRANネットワークにとどまらされた又は接続されたUEは、データ呼を実施するために、直接又はネットワークによって制御された機能を通じて、LTEネットワークに移行するように構成することができる。次に、UEは、2G/3Gネットワークに戻ることができる。

Description

本出願は、概して、無線通信システムに関するものである。より具体的には、ただし非排他的に、本出願は、2G/3Gネットワーク、例えば、GERAN及びUTRANネットワーク、と4Gネットワーク、例えば、LTEネットワーク、との間での無線アクセス技術(RAT)間モビリティを提供するためのシステム、装置、及び方法に関するものである。
様々なタイプの通信コンテンツ、例えば、音声、データ、映像、等、を提供することを目的として無線通信システムが広範囲にわたって配備されており、配備は、新しいデータ指向システム、例えば、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution(LTE))システムの導入に伴って増大する見込みである。無線通信システムは、利用可能なシステムリソース(例えば、帯域幅及び送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであることができる。該多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システムと、時分割多元接続(TDMA)システムと、周波数分割多元接続(FDMA)システムと、3GPPロングタームエボリューション(LTE)システムと、その他の直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムと、を含む。
概して、無線多元接続通信システムは、複数の無線端末(ユーザ装置(UE)、ユーザ端末、又はアクセス端末(AT)とも呼ばれる)のための通信を同時にサポートすることができる。各端末は、順方向及び逆方向リンクでの送信を介して1つ以上の基地局(アクセスポイント(AP)、EnodeB、又はeNBとも呼ばれる)と通信する。順方向リンク(ダウンリンク又はDLとも呼ばれる)は、基地局から端末への通信リンクを意味し、逆方向リンク(アップリンク又はULとも呼ばれる)は、端末から基地局への通信リンクを意味する。これらの通信リンクは、単入力単出力、単入力多出力、多入力単出力、又は多入力多出力(MIMO)システムを介して確立することができる。
数多くの通信システムにおいて対象となる1つの特徴は、多モード動作である。多モード動作では、通信デバイス、例えば、ユーザ端末、は、異なる無線アクセス技術(RAT)及び無線アクセスネットワーク(RAN)を使用する異なるタイプの通信ネットワークで動作するように構成することができる。幾つかの事例では、ユーザ端末又はその他の通信デバイスは、第1の技術をサポートする1つのネットワークから異なる技術をサポートする第2のネットワークにリダイレクション(redirection)することができる。
例えば、幾つかのLTEネットワークは、音声接続をサポートすることができず、又は幾つかの事例では、オペレータは、2G又は3Gネットワーク上の音声指向デバイスの位置を決定すること又は様々な理由、例えば、モビリティ、ローディング、使用タイプ、又はその他の理由、でそれらの制御下又は調整下にある他のネットワークに音声接続を移行させるのを希望することができる。
一事例では、データ中心(data centric)であるLTEシステムにおいて、オペレータは、音声呼(voice call)を行うことを試みているユーザを、異なる技術、例えば、回線交換(CS)接続、をサポートする他のネットワーク、に移行させることを希望することができる。代替として、オペレータは、着信音声呼を受信するユーザを移行させることを希望することができる。例えば、オペレータは、例えば3GPP TS 23.272において説明される回線交換フォールバック(CSFB)と呼ばれる手順を用いて、LTEネットワーク及び関連付けられたセルから他のネットワーク、例えば、UTRAN又はGERANネットワーク(例えば、CS接続をネイティブで(natively)サポートするネットワーク)、にユーザをリダイレクションすることを希望することができる。幾つかの事例では、ユーザは、音声及びデータの同時通信を実施することを希望することができるが、その他のネットワークへのリダイレクションは、音声とデータの同時動作にとって問題を発生させるおそれがある。
その他の事例では、オペレータは、LTE能力を有するデバイスが音声中心であるように構成されるか又はキャリアが2G又は3Gネットワークを使用するようにそのデバイスの優先度を設定している場合は、そのデバイスを有するユーザを2G又は3Gネットワークに向けることができる。
本開示は、概して、無線通信システムに関するものである。より具体的には、ただし非排他的に、本出願は、2G/3Gネットワーク、例えば、GERAN及びUTRANネットワーク、と4Gネットワーク、例えば、LTEネットワーク、との間での無線アクセス技術(RAT)間モビリティ(mobility)を提供するためのシステム、装置、及び方法に関するものである。
例えば、一態様では、本開示は、無線通信システムにおいて無線アクセス技術(RAT)間モビリティを提供するための方法に関するものである。方法は、例えば、ユーザ端末をアイドルモードで第1の無線ネットワークセルにとどまらせる(camp)ことを含むことができ、第1の無線ネットワークは、GERAN又はUTRANネットワークである。第1の無線ネットワークセルは、2G又は3Gネットワークセルであることができる。方法は、ユーザ端末で実行中のアプリケーションに基づき、ユーザ端末使用モードを音声中心モードからデータ中心モードに変更することと、ユーザ端末からルーティングエリアアップデート(Routing Area Update(RAU))手順を開始することと、をさらに含むことができる。RAU手順は、ユーザ端末から使用モード変更と関連付けられた情報を提供することと、無線ネットワークから新しいセル優先度情報を受信することと、を含むことができる。方法は、E−UTRANセルを選択することと、そのE−UTRANセルの基地局とアプリケーションと関連付けられたデータ通信を行うことと、をさらに含むことができる。
他の態様では、本開示は、無線通信システムにおいて無線アクセス技術(RAT)間モビリティを提供するための方法に関するものである。方法は、例えば、ユーザ端末をアイドルモードで第1の無線ネットワークセルにとどまらせることであって、第1の無線ネットワークは、GERAN又はUTRANネットワークであることと、予め定義されたクラスのデータ呼に関してE−UTRANセルに移行するための権限付与を含む新しいセル優先度情報を受信することと、を含むことができる。セル優先度情報は、キャリアプレファレンス(preference)に基づいて、ユーザ端末によってアクセス可能なセルタイプに関する優先度又は制限を定義することができる。方法は、データ呼(data call)を開始するためにユーザ端末上で実行中のアプリケーションからトリガを受信することと、新しいセル優先度情報に基づいて割り当てられたセル優先度を無視することと、さらに含むことができる。新しい呼優先度情報は、2G又は3Gネットワークから4Gネットワーク、例えば、LTEネットワークへのユーザ端末のためのサービスのエスカレーション(escalation)権限を付与することができる。プロセスは、E−UTRANネットワークセルを選択することと、E−UTRANネットワークの基地局との接続を確立することと、をさらに含むことができる。方法は、選択されたE−UTRANセルでアプリケーションと関連付けられたデータ通信を行うことをさらに含むことができる。
他の態様では、本開示は、無線通信システムにおいて無線アクセス技術(RAT)間モビリティを提供するための方法に関するものである。方法は、例えば、ユーザ端末をアイドルモードで第1の無線ネットワークセルにとどまらせることを含むことができ、第1の無線ネットワークは、GERAN又はUTRANネットワークである。方法は、データ呼に関するトリガをユーザ端末上で実行中のアプリケーションから受信することと、適切なE−UTRANネットワークセルを決定することと、データ呼に関するCauseインジケータを含む要求メッセージを第1の無線ネットワークに送信することと、をさらに含むことができる。方法は、E−UTRANネットワークセルへのリダイレクション情報を有するリリースメッセージを第1の無線ネットワークから受信することをさらに含むことができる。
他の態様では、本開示は、上記の方法を全部又は一部実装するための命令を含む非一時的なコンピュータによって読み取り可能な媒体に関するものである。
他の態様では、本開示は、上記の方法を全部又は一部実施するためのシステム、デバイス、及び装置に関するものである。
他の態様では、本開示は、上記の方法を全部又は一部実施するための手段に関するものである。
以下において、追加の態様、特徴、及び機能が添付図と関係させてさらに説明される。
本出願は、添付図と関係させた以下の詳細な発明を実施するための形態と関係させることでより完全に理解することができる。
様々な呼シナリオに関する回線交換フォールバック(CSFB)手順の詳細を例示した図である。 様々な呼シナリオに関して、図1Aにおいて例示されるCSFB手順に類似するパケット交換(PS)エスカレーション手順の詳細を例示した図である。 Attach/TAU/RAU手順中の論理的な情報のやり取り例の詳細を例示した図である。 複数のユーザ端末と基地局とを含む通信システム例の詳細を例示した図である。 異なるRATを使用することができる複数のセルを含む通信システム例の詳細を例示した図である。 無線通信システムにおけるノードのネットワーク構成例の詳細を例示した図である。 多モード通信システムにおいて構成されたネットワークモードの構成例を示した図である。 2G/3Gセルと4Gセルとを含む多モード通信システムの実施形態例の詳細を例示した図である。 アプリケーションがUE動作モードの変更及びパケット交換(PS)エスカレーションをトリガする接続の流れ例の実施形態の詳細を例示した図である。 ユーザ端末でPSエスカレーションを実施するための図8の作業の流れと一致するプロセスの実施形態の詳細を例示した図である。 ネットワークが予め定義されたクラスの呼に基づいてセル選択優先度情報および権限付与を提供した接続作業の流れ例の実施形態の詳細を例示した図である。 ユーザ端末でPSエスカレーションを実施するための図10の作業の流れと一致するプロセスの実施形態の詳細を例示した図である。 基地局でPSエスカレーションを実施するための図10の作業の流れと一致するプロセスの実施形態の詳細を例示した図である。 ネットワークがユーザ端末からネットワークに提供されたcause情報に基づいてPSエスカレーションを実施するためのセル選択優先度情報および権限を提供した接続作業の流れ例の実施形態の詳細を例示した図である。 ユーザ端末でPSエスカレーションを実施するための図13の作業の流れと一致するプロセスの実施形態の詳細を例示した図である。 基地局でPSエスカレーションを実施するための図13の作業の流れと一致するプロセスの実施形態の詳細を例示した図である。 RRCリリースに基づくPSエスカレーションを用いた接続作業の流れ例の実施形態の詳細を例示した図である。 PSHOに基づくPSエスカレーションを用いた接続作業の流れ例の実施形態の詳細を例示した図である。 GERANネットワークにおいてCCOに基づくPSエスカレーションを用いた接続作業の流れ例の実施形態の詳細を例示した図である。 多モード通信システムにおける基地局及びユーザ端末の実施形態例を示した図である。 多モード通信システムにおいて使用することができるユーザ端末の実施形態の詳細を例示した図である。 多モード通信システムにおいて使用することができる基地局の実施形態の詳細を例示した図である。
本開示の様々な態様及び特徴が以下においてさらに説明される。ここにおける教示は非常に様々な形態で具現化できること及びここにおいて開示される特定の構造、機能、又はその両方は単なる代表例であるにすぎず限定するものではないことが明確なはずである。ここにおける教示に基づき、当業者は、ここにおいて開示される態様はその他の態様と無関係に実装できること及びこれらの態様のうちの2つ以上を様々な方法で組み合わせることができることを評価するはずである。例えば、ここにおいて詳述される態様のうちのあらゆる数の態様を用いて装置を実装することができ又は方法を実践することができる。さらに、ここにおいて詳述される態様のうちの1つ以上に加えての又はそれ以外のその他の構造、機能、又は構造と機能を用いて該装置を実装でき又は該方法を実践することができる。例えば、方法は、システム、デバイス、装置、及び/又はプロセッサ又はコンピュータにおける実行のためにコンピュータによって読み取り可能な媒体に格納された命令の一部として実装することができる。さらに、態様は、請求項の少なくとも1つの要素を備えることができる。
本開示は、概して、無線通信システム、例えば、多モード通信システム、における動作の調整及び管理に関するものである。様々な実施形態において、ここにおいて説明される技法及び装置は、無線通信ネットワーク、例えば、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、単一搬送波FDMA(SC−FDMA)ネットワーク、LTEネットワーク、GSM(登録商標)ネットワーク、及びその他の通信ネットワーク、に関して使用することができる。ここにおいて説明されるように、用語“ネットワーク”及び“システム”は、互換可能である。
CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、cdma2000、等の無線技術を実装することができる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)と低チップレート(LCR)とを含む。cdma2000は、IS−2000規格、IS−95規格、及びIS−856規格を網羅する。
TDMAネットワークは、グローバル移動体通信システム(GSM)、等の無線技術を実装することができる。3GPPは、GERANとしても表されるGSM EDGE(GSMエボリューションのための拡張データレート)無線アクセスネットワーク(RAN)に関する規格を定義する。GERANは、基地局(例えば、Ater及びAbisインタフェース)及び基地局コントローラ(Aインタフェース、等)を結合するネットワークとともに、GSM/EDGEの無線構成要素である。無線アクセスネットワークは、ユーザ端末又はユーザ装置(UE)とも呼ばれる、加入者ハンドセットへの及び加入者ハンドセットからの公衆交換電話網(PSTN)及びインターネットから及び公衆交換電話網(PSTN)及びインターネットに電話呼及びパケットデータがルーティングされる、GSMネットワークの重要な構成要素である。携帯電話オペレータのネットワークは、1つ以上のGERANを備えることができ、それらは、UMTS/GSMネットワークの場合はUTRANと結合することができる。オペレータネットワークは、1つ以上のLTEネットワーク、及び/又は1つ以上のその他のネットワークも含むことができる。様々な異なるネットワークタイプが異なる無線アクセス技術(RAT)及び無線アクセスネットワーク(RAN)を使用することができる。
OFDMAネットワークは、エボルブド(Evolved)UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11、IEEE802.16、IEEE802.20、Flash−OFDM、等の無線技術を実装することができる。UTRA、E−UTRA、及びGSMは、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)の一部である。特に、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution)(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSのリリース版である。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS及びLTEは、“第3世代パートナーシッププロジェクト”(3GPP)という名称の組織から提供される文書において記述され、cdma2000は、“第3世代パートナーシッププロジェクト2”(3GPP2)という名称の組織からの文書において記述される。これらの様々な無線技術及び規格は既知であり又は現在開発中である。例えば、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)は、全世界的に適用可能な第3世代(3G)携帯電話仕様を定義することを目指した電気通信協会団体間の共同作業である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)は、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)携帯電話規格の向上を目指した3GPPプロジェクトである。3GPPは、次世代のモバイルネットワーク、モバイルシステム、及びモバイルデバイスに関する仕様を定義することができる。明確化を目的として、装置及び技法の幾つかの態様は、LTE実装に関して又はLTEを中心とする形で後述されており、以下の説明の多くではLTE用語が使用される。しかしながら、その説明は、LTE用途には限定されることは意図されない。従って、ここにおいて説明されるシステム、装置及び方法は、その他の通信システム及び用途に対して適用可能であることが当業者にとって明確であろう。
無線通信システムにおける論理チャネルは、制御チャネル及びトラフィックチャネルに分類することができる。論理制御チャネルは、システム制御情報をブロードキャストするためのダウンリンク(DL)チャネルであるブロードキャスト制御チャネル(BCCH)と、ページング情報を転送するDLチャネルであるページング制御チャネル(PCCH)と、1つ又は幾つかのMTCHのためにマルチメディアブロードキャスト及びマルチキャストサービス(MBMS)スケジューリング及び制御情報を送信するために使用されるポイントツーマルチポイントDLチャネルであるマルチキャスト制御チャネル(MCCH)と、を含むことができる。概して、無線リソース制御(RRC)接続を確立後は、このチャネルは、MBMSを受信するUEによってしか使用されない。専用制御チャネル(DCCH)は、専用制御情報を送信するポイントツーポイントの双方向チャネルであり、RRC接続を有するUEによって使用される。
論理トラフィックチャネルは、ユーザ情報の転送のための、1つのUE専用の、ポイントツーポイント双方向チャネルである専用トラフィックチャネル(DTCH)と、トラフィックデータを送信するためのポイントツーマルチポイントDLチャネル用のマルチキャストトラフィックチャネル(MTCH)と、を含むことができる。
転送チャネルは、ダウンリンク(DL)及びアップリンク(UL)転送チャネルに分類することができる。DL転送チャネルは、ブロードキャストチャネル(BCH)と、ダウンリンク共有データチャネル(DL−SDCH)と、ページングチャネル(PCH)と、を含むことができる。PCHは、(例えば、不連続受信(DRX)サイクルがネットワークによってUEに示されたときに)UE節電のサポートのために使用すること、セル全体にわたってブロードキャストすること、及びその他の制御/トラフィックチャネルのために使用することができる物理層(PHY)リソースにマッピングすることができる。UL転送チャネルは、ランダムアクセスチャネル(RACH)と、要求チャネル(REQCH)と、アップリンク共有データチャネル(UL−SDCH)と、複数のPHYチャネルと、を含むことができる。PHYチャネルは、一組のDLチャネル及びULチャネルを含むことができる。

DL PHYチャネルは、以下を含むことができる。
共通パイロットチャネル(CPICH)
同期チャネル(SCH)
共通制御チャネル(CCCH)
共有DL制御チャネル(SDCCH)
マルチキャスト制御チャネル(MCCH)
共有UL割り当てチャネル(SUACH)
肯定応答チャネル(ACKCH)
DL物理共有データチャネル(DL−PSDCH)
UL電力制御チャネル(UPCCH)
ページングインジケータチャネル(PICH)
負荷インジケータチャネル(LICH)

UL PHYチャネルは、以下を含むことができる。
物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)
チャネル品質インジケータチャネル(CQICH)
肯定応答チャネル(ACKCH)
アンテナ部分組インジケータチャネル(ASICH)
共有要求チャネル(SREQCH)
UL物理共有データチャネル(UL−PSDCH)
ブロードバンドパイロットチャネル(BPICH)

語句“典型的な”は、“1つの例、事例、又は実例を提供すること”を意味するためにここにおいて用いられる。ここにおいて“典型的な”として説明されるいずれの態様及び/又は実施形態も、その他の態様及び/又は実施形態よりも好ましい又は有利であるとは必ずしも解釈されるべきではない。
様々な態様及び/又は実施形態に関する説明の目的上、ここでは以下の用語及び略語を使用することができる。
AM 肯定応答モード
AMD 肯定応答モードデータ
ARQ 自動再送要求
BCCH ブロードキャスト制御チャネル
BCH ブロードキャストチャネル
C− 制御−
CCCH 共通制御チャネル
CCH 制御チャネル
CCTrCH コーディングされた複合転送チャネル
CP サイクリックプリフィックス
CRC 巡回冗長性検査
CTCH 共通トラフィックチャネル
DCCH 専用制御チャネル
DCH 専用チャネル
DL ダウンリンク
DSCH ダウンリンク共有チャネル
DTCH 専用トラフィックチャネル
FACH 順方向リンクアクセスチャネル
FDD 周波数分割複信
L1 層1(物理層)
L2 層2(データリンク層)
L3 層3(ネットワーク層)
LI 長さインジケータ
LSB 最下位ビット
MAC メディアアクセス制御
MBMS マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス
MCCH MBMSポイントツーマルチポイント制御チャネル
MRW 移動受信ウィンドウ
MSB 最上位ビット
MSCH MBMSポイントツーマルチポイントスケジューリングチャネル
MTCH MBMSポイントツーマルチポイントトラフィックチャネル
PCCH ページング制御チャネル
PCH ページングチャネル
PDU プロトコルデータユニット
PHY 物理層
PhyCH 物理チャネル
RACH ランダムアクセスチャネル
RLC 無線リンク制御
RRC 無線リソース制御
SAP サービスアクセスポイント
SDU サービスデータユニット
SHCCH 共有チャネル制御チャネル
SN シーケンス番号
SUFI スーパーフィールド
TCH トラフィックチャネル
TDD 時分割複信
TFI 転送フォーマットインジケータ
TM トランスペアレントモード
TMD トランスペアレントモードデータ
TTI 送信時間間隔
U− ユーザ−
UE ユーザ装置
UL アップリンク
UM 非肯定応答モード
UMD 非肯定応答モードデータ
UMTS ユニバーサル移動体通信システム
UTRA UMTS地上無線アクセス
UTRAN UMTS地上無線アクセスネットワーク
MBSFN マルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク
MCE MBMS調整エンティティ
MCH マルチキャストチャネル
DL−SCH ダウンリンク共有チャネル
MSCH MBMS制御チャネル
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル

LTEシステムは、時分割複信(TDD)及び周波数分割複信(FDD)の実装をサポートする。TDDシステムでは、順方向及び逆方向リンク送信は、同じ周波数領域を使用し、このため、相互性原則(reciprocity principle)が逆方向リンクチャネルからの順方向リンクチャネルの推定を可能にする。これは、アクセスポイントにおいて複数のアンテナを利用可能であるときにアクセスポイントが順方向リンクで送信ビーム形成利得を抽出するのを可能にする。
システム設計は、ビーム形成及びその他の機能を容易にするためにダウンリンク及びアップリンクに関する様々な時間−周波数基準信号をサポートすることができる。基準信号は、既知のデータに基づいて生成された信号であり、パイロット、プリアンブル、トレーニング信号、サウンディング(sounding)信号、等と呼ぶこともできる。基準信号は、様々な目的、例えば、チャネル推定、コヒーレントな復調、チャネル品質測定、信号強度測定、等、のために受信機によって使用することができる。複数のアンテナを用いるMIMOシステムは、概して、アンテナ間での基準信号の送信の調整を行う。しかしながら、LTEシステムは、概して、複数の基地局又はeNBからの基準信号の送信の調整は行わない。
3GPP仕様36211−900では、第5.5節において、PUSCH又はPUCCHの送信と関連付けられた復調、及びPUSCH又はPUCCHの送信と関連付けられていないサウンディングのための特定の基準信号を定義する。例えば、表1は、ダウンリンク及びアップリンクで送信することができるLTE実装のための幾つかの基準信号を記載し、各基準信号に関する短い説明を提供する。個々のセルごとの基準信号は、共通パイロット、ブロードバンドパイロット、等と呼ぶこともできる。個々のUEごとの基準信号は、専用基準信号と呼ぶこともできる。
幾つかの実装では、システムは、時分割続複信(TDD)を利用することができる。TDDに関しては、ダウンリンク及びアップリンクは、同じ周波数スペクトル又はチャネルを共有し、ダウンリンク及びアップリンク送信は、同じ周波数スペクトルで送信される。従って、ダウンリンクチャネル応答は、アップリンクチャネル応答と相関させることができる。相互性は、アップリンクを介して送られた送信に基づいてダウンリンクチャネルを推定するのを可能にすることができる。これらのアップリンク送信は、基準信号又はアップリンク制御チャネル(復調後に基準シンボルとして使用することができる)であることができる。アップリンク送信は、複数のアンテナを介しての空間選択的チャネルの推定を可能にすることができる。
LTE実装では、ダウンリンク、すなわち、基地局、アクセスポイント又はeNodeB(eNB)からユーザ端末又はUEへ、のためには直交周波数分割多重が使用される。OFDMの使用は、LTEによるスペクトルの柔軟性の要求を満たしており、高ピークレートを有する超広搬送波に関してコスト上効率的な解決方法を可能にし、適切に確立された技術である。例えば、OFDMは、IEEE 802.11a/g、802.16、HIPERLAN−2、DVB、及びDAB、等の規格において使用される。
時間周波数物理リソースブロック(ここでは、簡潔さを目的としてリソースブロック又は“RB”とも呼ばれる)は、OFDMシステムでは、データを転送するために割り当てられた転送搬送波(例えば、副搬送波)又は間隔のグループとして定義することができる。RBは、時間及び周波数期間にわたって定義される。リソースブロックは、時間−周波数リソース要素(ここでは、簡潔さを目的としてリソース要素又は“RB”とも呼ばれる)から成り、それらは、スロット内の時間及び周波数のインデックスによって定義することができる。3GPP仕様、例えば、3GPP TS 36.211、では、LTE RB及びREに関するさらなる詳細が説明されている。
UMTS LTEは、20MHzから1.4MHzまでのスケーラブルな搬送波帯域幅をサポートする。LTEでは、RBは、副搬送波帯域幅が15kHzであるときには12の副搬送波として、副搬送波帯域幅が7.5kHzであるときには24の副搬送波として定義される。1つの典型的な実装では、時間領域には、長さが10msで、各々が1ミリ秒(ms)のサブフレーム10個から成る定義済み無線フレームが存在する。すべてのサブフレームは、2つのスロットから成り、各スロットは、0.5msである。この場合の周波数領域での副搬送波間隔は、15kHzである。(1つのスロット当たり)これらの副搬送波のうちの12個がRBを成し、このため、この実装では、1つのリソースブロックは180kHzである。1.4MHzの搬送波には6つのリソースブロックが納まり、20MHzの搬送波には100のリソースブロックが納まる。
ダウンリンクでは、典型的には、上述されるような幾つかの物理チャネルが存在する。特に、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)は制御を送信するために使用され、ACK/NACKを送信するための物理ハイブリッドARQインジケータチャネル(PHICH)、制御シンボル数を指定するための物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)、データ送信のための物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)、単一周波数ネットワーク(SFN)を用いたブロードキャスト送信のための物理マルチキャストチャネル(PMCH)、及び、セル内で重要なシステム情報を送信するための物理ブロードキャストチャネル(PBCH)が存在する。LTEのPDSCHでのサポートされる変調フォーマットは、QPSK、16QAM、及び64QAMである。3GPP仕様では様々なチャネルのために様々な変調及びコーディング方式が定義される。
アップリンクでは、典型的には3つの物理チャネルが存在する。物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)は、初期アクセス専用であり、UEがアップリンク同期化されないときには、データは物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)で送信される。UEのためにアップリンクで送信されるべきデータが存在しない場合は、制御情報が物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)で送信される。アップリンクデータチャネルでのサポートされる変調フォーマットは、QPSK、16QAM、及び64QAMである。
バーチャルなMIMO/空間分割多元接続(SDMA)が導入される場合は、アップリンク方向のデータレートは、基地局のアンテナ数に依存して増大させることができる。この技術を用いることで、2つ以上のモバイルが同じリソースを再使用することができる。MIMO動作に関しては、1人のユーザのデータスループットを向上させるための単一ユーザMIMOと、セルスループットを向上させるための多ユーザMIMOの間で区別が行われる。

CSフォールバック概要
3GPPは、仕様、例えば、3GPP TS 23.272、においてCSフォールバック(Fallback)(CSFB)を実装するための構成を説明する。SGSインタフェースは、3GPP TS 29.118で説明される。CSFBの追加態様が3GPP TS 23.401で説明される。これらの文書の各々は、ここにおける引用によって組み入れられている。
CSFBは、ユーザ端末又はUEの状態、例えば、UEがアイドル又は接続された状態のいずれにあるか、関連付けられた回線交換(CS)領域サービスがモバイルを始発とするか(MO呼)又はモバイルで終了するか(MT呼)、又はその他の状態、に依存して様々な方法で実施することができる。CS領域サービスは、概して、音声サービスを意味するが、それは、CS領域データサービス、例えば、映像又はCSマルチメディア、を参照するためにも使用することができる。
図1Aは、線図100のCSフォールバック事例の様々な例を示す。これらの事例の各々におけるCSFB手順の中核部分は、(ユーザ端末(UE)がE−UTRAN/LTE、等の4Gネットワークで動作中であると仮定して)E−UTRANを介してUEからモビリティ管理エンティティ(MME)に非アクセス層(NAS)拡張サービス要求(ESR)メッセージを送信することから始まる。
MMEにおいてESRメッセージを受信した時点で、MMEは、ネットワーク及びUEによって提供されるサポートに基づいて図1Aに示される異なる手順の中から決定することができる。TS 23.272で定義されるように、中核的CSFB手順の3つの主要なタイプは、ネットワーク援助(NACC)を有するか有さないかにかかわらず、1)無線リソース制御(RRC)に基づく、2)パケット交換(PS)ハンドオーバー(PSHO)に基づく、及び3)セル変更命令(CCO)に基づく、を含む。
NACCに基づくCSFBなしのCCOは、A/Gbに基づくGERANネットワークのみに適用される。PSHOに基づくCSFBの使用は、ネットワーク及びUEの両方が各々の無線アクセス技術(RAT)へのPSハンドオーバーをサポートすることを要求するが、PSHOは、典型的には、GERANネットワークではサポートされない。RRCリリース及びPSHOに基づくCSFBの両方が、CS領域に関して使用されるRAT及びUEとネットワークの能力に基づいて異なる変形を有する。
例えば、図1Aに示されるように、ステージ112におけるE−UTRAN/LTEセルにアイドル状態でとどまるUEからの又はネットワークへのステージ114における接続モードUEからのステージ110におけるUE始発MO CS呼の結果として、UEはステージ170において外部サービス要求を送信することができる。同様に、ステージ152において4G/LTEネットワークにとどまるUEへのステージ150における着信MT CS呼に関しては、ステージ162においてページングを行うことができる。同様に、UEは、接続された(アクティブな)状態にあり、MT呼を受信し、MMEは、ステージ164においてCSサービス通知を送信することができる。
これらの事例の各々において、UEは、ステージ170において外部サービス要求を送信することができ、その結果、UE及びネットワーク構成に依存して様々な行動が生じる。例えば、ステージ182においてリダイレクションを有するRRCリリースを提供することができる。代替として、(典型的にはUTRANネットワークに関する)PSHO又は(GERANネットワークに関する)NACCなしのCCOをステージ184及び186においてそれぞれ提供することができる。

サービス領域選択概要
ここにおける引用によって組み入れられている3GPP仕様、特に、3GPP TS 23.221、では、E−UTRAN及びGERAN又はUTRANをサポートするCSFB能力を有するユーザ端末/UEに関するサービス領域選択、PS及びCS領域間でのRATの選択を提供することが説明される。この仕様は、とりわけ、初期登録及び位置更新時、例えば、UEモビリティ中、におけるUEの行動の制御について説明する。
要約すると、UEは、オープンモビリティアライアンス(Open Mobility Alliance)(OMA)デバイス管理(DM)又はOMA DMを介して、ホームパブリックランドモバイルネットワーク(Home Public Land Mobile Network)(HPLMN)オペレータ(以後は、ここでは簡潔さを目的として“オペレータ”として表される)の音声サービスに関するプレファレンス(preference)を記述する構成設定を備えることができる。オペレータは、オペレータ、ネットワーク構成及びデバイス構成に依存して、以下のようなプレファレンス又はその他のプレファレンスを選択することができる。これらのプレファレンスは、ここではセル優先度としても表すことができ、典型的にはオペレータのみによって制御される。
1)CS音声のみ
2)IMS PS音声のみ
3)CS音声プレファレンス、IMS PS音声セカンダリ付き
3)IMS PS音声プレファレンス、CS音声セカンダリ付き

さらに、ユーザ端末又はUEは、典型的には製造中におけるデフォルトによって、オペレータ、及び/又はユーザによる装備によって、“音声中心”又は“データ中心”であるように構成することもできる。この構成は、ここでは、UE動作モード設定又は使用モード設定として表すこともできる。使用モード設定は、伝統的には、初期のデフォルト設定のみによって又はデバイスのユーザによって制御されると想定され、それは、概してユーザによって多くても1回だけ行われる。既存のデバイス及びシステムでは、その後の設定、例えば、アプリケーション又はオペレータ/キャリアによるデバイス動作中、は考慮されていない。
これらのパラメータ、及びUEがAttach Accept及びTAU/RAU Acceptメッセージにおいて受信するその他のパラメータが、音声領域(CS対PS)RAT選択を支配する。特に、次のインジケータが該当する。1)“IMS Voice Over PS Session Supported”表示、2)“SMS Only”(SMS専用)表示、及び3)“CSFB Not Preferred”表示。以下の表1は、結合されたAttach/TAU手順の成功又は失敗及びAcceptメッセージ内で提供されたインジケータに依存したRAT選択に関するUEの行動を要約する。例えば、“音声中心”のUEは、“CSFB Not Preferred”(CSFB優先されず)がネットワークによって示されたときに又はCSFBがサポートされない(例えば、“SMS only”表示)ときに2G/3Gネットワークに同調する。この事例では、構成が“音声中心”から“データ中心”に変更されないかぎりUEがE−UTRAN/LTEネットワークに戻るための明確な方法は存在しない。
表1−Acceptメッセージで提供されるパラメータに依存するUEの動作

選択的にアイドルモードでとどまる概要
3GPP Release9では、CS音声呼に関するユーザの経験を向上させることを目的として“選択的にアイドルモードでとどまる”(Selective Idle Mode Camping)の概念が導入された。この機能は、“音声中心”として構成されたUEが図1Bに示されるようにアイドルモードで2G/3Gネットワーク、例えば、GERAN及びUTRANネットワーク、上にとどまるようにオペレータが指示することを可能にする。図2は、そのプロセスを例示する線図例200を示す。線図200は、エンティティ例UE210、基地局又はRAN230、MME又はSGSN250、及びHSS270を含む。ステージ211において、UE210は、Attach/TAU/RAU要求メッセージにおいてそれの音声能力(例えば、IMS及び/又はCS能力を有する、CSFB能力、等)及び構成設定(例えば、“音声中心”又は“データ中心、IMS/CS音声プレファレンス)”をMME又はSGSN 250に送信することができる。位置更新手順の一部として、HSS 270は、位置更新肯定応答メッセージ213内のその他の加入情報の一部としての“加入者RFSPインデックス”をMME又はSGSN250に提供する。ステージ215において、MME/SGSN250は、HSS270によって提供されたUE音声能力/設定及び“加入者RFSPインデックス”に基づいて“使用中のRFSPインデックス”を選択する。ステージ217において、“使用中のRFSPインデックス”は、MME/SGSN250からRAN230(例えば、LTEにおけるeNB又はGERAN/UTRANにおけるBSC/RNC)に提供することができる。ステージ219において、RAN230は、ステージ217でMME/SGSN250から受信された“使用中のRFSPインデックス”に基づいてアイドルモードでとどまる方針(policy)を選択する。ステージ221において、セル再選択優先度を含むアイドルモードモビリティ情報が(例えば、RRC接続リリースメッセージ又はその他のメッセージにおいて)UE210に送信される。
ここにおいて使用される場合において、RFSPは、RAT/周波数選択優先度を意味する。この用語は、3GPP TS 36.300、TS 36.331及びTS 25.413において定義されるように、“RAT/周波数選択優先度に関する加入者プロフィールID”IEに関してSA2によって使用される。希望される機能を達成するために、ステージ215においてMME/SGSN250によって選択されたRFSPインデックスが、UE構成パラメータを知っていることに基づいて決定される。例えば、“音声中心”UEの場合は、インデックスは、4G/LTEセルよりも2G/3Gセルを優先するRANノード230内に格納されたテーブルエントリを指し示すことができる。

LTEシステム概要
2G/3Gネットワーク、例えば、GERAN又はUTRAN、及び、4Gネットワーク、例えば、E−UTRAN/LTE、の間でのモビリティに関連するさらなる態様及び詳細について説明する前に、LTEシステム及びデバイスの実装例の詳細が以下においてさらに説明される。
例えば、図3は、のちにさらに説明される態様を実装することができるLTEシステムであることができる多元接続無線通信システムの実装の詳細を例示する。基地局、例えば、ノードB(NB)又はエボルブド(evolved)ノードB(eNB)300、例えば、LTE eNB、は、複数のアンテナグループを含み、1つは、304と306とを含み、他は、308と310とを含み、及び追加の1つは、312と314とを含む。図3においては、各アンテナグループに関して2本のアンテナのみが示されるが、これよりも多い又は少ない数のアンテナを各アンテナグループのために利用することができる。マルチRAT能力を有するユーザ端末又はユーザ装置(UE)316(アクセス端末又はATとも呼ばれる)は、アンテナ312及び314と通信中であり、アンテナ312及び314は、順方向リンク(ダウンリンクとも呼ばれる)320を通じてUE316に情報を送信し、逆方向リンク(アップリンクとも呼ばれる)318を通じてUE316から情報を受信する。第2のUE322は、アンテナ306及び308と通信中であり、アンテナ306及び308は、順方向リンク326を通じてUE322に情報を送信し、逆方向リンク324を通じてアクセス端末322から情報を受信する。UE316及び/又は322は、LTEネットワークに加えて、複数の無線ネットワーク、例えば、GERAN及び/又はUTRANネットワーク(図3には示されていない)におけるセル及び関連付けられた基地局と通信するように構成することができる。
周波数分割複信(FDD)システムでは、通信リンク318、320、324及び326は、RATとの通信のために異なる周波数を使用することができる。例えば、順方向リンク320は、逆方向リンク318によって使用される周波数と異なるそれを使用することができる。時分割複信(TDD)システムでは、ダウンリンク及びアップリンクは、RATと共有することができる。
各アンテナグループ及び/又はそれらが通信するように設計されているエリアは、基地局又はeNBのセクタとしばしば呼ばれる。アンテナグループは、各々、eNB300によってカバーされるエリアのセクタ内のUEに通信するように設計することができる。順方向リンク320及び326を通じての通信では、eNB300の送信アンテナは、異なるアクセス端末316及び322に関する順方向リンクの信号対雑音比を向上させるためにビーム形成を利用することができる。
さらに、そのカバレッジ全体にランダムに散在するUEに送信するためにビーム形成を使用するeNBは、単一のアンテナを通じてそれの全UEに送信するeNBよりも低い干渉を近隣セル内のUEにおいて発生させる。前述されるように、UE、例えば、UE316及び322、は、その他の通信ネットワーク(示されていない)、例えば、GERAN及び/又はUTRANネットワーク、のその他のノードとともに動作するようにさらに構成することができる。さらに、基地局、例えば、eNB300、は、例えば、リダイレクションコマンド、回線交換フォールバック(CSFB)手順、及び/又はその他のメカニズムの使用を通じて、その他のネットワーク(示されていない)の基地局へのサービスが提供されるUEのハンドオーバーを容易にするように構成することができる。
図4は、ここにおいてのちに説明される態様を実装することができる多元接続無線通信システム400、例えば、LTEシステム、の実装の詳細を例示する。多元接続無線通信システム400は、複数のセルを含み、セル402、404、及び406を含む。これらは、共通のRATタイプのセル、例えば、LTEセル、であることができ、及び/又はその他のRATタイプのセル、例えば、GERAN及び/又はUTRANセル、を含むことができる。セルカバレッジは隣接する状態が示されているが、カバレッジエリアは、全体又は一部が重なり合うことができる。
一態様では、セル402、404、及び406は、ノードB(NB)又は複数のセクタを含む拡張ノードB(eNB)を含むことができる。それらの複数のセクタは、アンテナのグループによって形成することができ、各アンテナは、セルの一部分内のUEとの通信を担当する。例えば、セル402では、アンテナグループ412、414、及び416は、各々、異なるセクタに対応することができる。セル404では、アンテナグループ418、420、及び422は、各々、異なるセクタに対応する。セル206では、アンテナグループ424、426、及び428は、各々、異なるセクタに対応する。
セル402、404、及び406は、各セル402、404、又は406の1つ以上のセクタと通信状態であることができる幾つかの無線通信デバイス、例えば、ユーザ装置又はUE、を含むことができる。例えば、UE430及び432は、eNB442と通信状態であることができ、UE434及び436は、eNB444と通信状態であることができ、UE438及び440は、eNB446と通信状態であることができる。
セル及び関連付けられた基地局は、システムコントローラ450に結合することができ、それは、コア又はバックホールネットワークの一部であることができ又は例えばMME及びSGWを含むコア又はバックホールネットワークへの接続性を提供することができ、例えば、多モードの調整及び動作、及びここにおいて説明されるその他の態様に関連してここにおいてさらに説明される機能を実行するために使用することができる。コアネットワークは、ここにおいて後続してさらに詳細に説明されるようにキャリア又はオペレータの制御下にあるコンポーネントを含むことができる。
図5は、様々なネットワークノード間の接続の実施形態例500の詳細を例示する。ネットワーク500は、マクロ−eNB502及び/又は複数の追加のeNBを含むことができ、それらは、例えば、ピコセルeNB510、フェムトセルeNB、マクロセルeNB、又はその他の基地局ノードであることができる。ネットワーク500は、スケーラビリティ上の理由でHeNBゲートウェイ534を含むことができる。マクロ−eNB502及びゲートウェイ534は、各々、1つ以上のモビリティ管理エンティティ(MME)542のプール540及び/又は1つ以上のサービングゲートウェイ(SGW)546のプール544と通信することができる。
eNBゲートウェイ534は、専用S1接続536に関するCプレーン(C−plane)及びUプレーン中継器として現れることができる。S1接続536は、エボルブドパケットコア(EPC)とエボルブドユニバーサル地上アクセスネットワーク(EUTRAN)との間の境界として指定される論理インタフェースであることができる。従って、S1接続は、コアネットワーク(CN)コンポーネント、例えば、MME及びSGW、へのインタフェースを提供することができ、それらは、その他のコンポーネント及び/又はネットワーク(示されていない)にさらに結合することができる。eNBゲートウェイ534は、EPCの観点からのマクロ−eNB502として働くことができる。Cプレーンインタフェースは、S1−MMEであることができ、Uプレーンインタフェースは、S1−Uであることができる。ネットワーク500は、マクロ−eNB502と、複数の追加のeNBとを含むことができ、それらは、ピコセル又はフェムトセルeNB510であることができる。
eNBゲートウェイ534は、単一のEPCノードとしてのeNB510に関して働くことができる。eNBゲートウェイ534は、eNB510に関するS1−flex接続性を保証することができる。eNBゲートウェイ534は、単一のeNB510がnのMME542と通信することができるように1:nリレー機能を提供することができる。eNBゲートウェイ534は、S1セットアップ手順を介して稼働されたときにMME542のプール540に関して登録する。eNBゲートウェイ534は、eNB510とのS1インタフェース536のセットアップをサポートすることができる。
ネットワーク500は、self organizing network(SON)(自己構成ネットワーク)サーバ538を含むこともできる。SONサーバ538は、3GPP LTEネットワークの自動化された最適化を提供することができる。SONサーバ538は、無線通信システム500における動作の管理及び保守(OAM)機能を向上させるための重要なドライバであることができる。マクロ−eNB502とeNBゲートウェイ534との間にはX2リンク520が存在することができる。X2リンク520は、共通のeNBゲートウェイ534に接続されたeNB510の各々の間にも存在することができる。X2リンク520は、SONサーバ538からの入力に基づいてセットアップすることができる。X2リンク520を確立することができない場合は、例えば、異なるセル又はネットワーク間で情報を搬送するためにS1リンク536を使用することができる。
ネットワーク500では、例えば、eNBとその他のネットワークノード、及び/又はその他のネットワーク間で、ここにおいさらに説明される様々な機能を管理するためにバックホールシグナリングを使用することができる。例えば、これらの接続は、例えば、その他のネットワークタイプ、例えば、GERAN又はUTRANネットワーク、との多モード動作を容易にするためにここにおいて以後にさらに説明されるように使用することができる。UE512は、様々なeNBに結合することができ、及び、eNBと関連付けられたセル間で移動すること、及びその他のネットワークタイプ(示されていない)のセルと通信することもできる。
例えば、オペレータのシステムは、複数のネットワークを含むことができ、それらは、(例えば、図3及び4に示されるLTEネットワーク構成に加えての)複数のタイプであることができる。例えば、1つのタイプは、データ中心であるLTEシステムであることができる。他のタイプは、UTRANシステム、例えば、W−CDMAシステム、であることができる。さらに他のタイプは、GERANシステムであることができ、それは、幾つかの事例では、二重転送モード(DTM)能力を有することができる(ここでは、DTM GERANとしても表される)。幾つかのGERANネットワークは、DTM能力を有さないことができる。多モードユーザ端末、例えば、UE、は、複数のネットワーク、例えば、これら、及びその他(例えば、WiFi又はWimaxネットワーク、等)で動作するように構成することができる。
例えば、3GPP TS 43.055において規定されるDTMは、同じ無線チャネルでのCS(音声)及びPS(データ)の同時転送を許容するGSM規格に基づくプロトコルである。DTM能力を有する携帯電話(例えば、ユーザ端末又はUE)は、DTM GERANネットワークにおけるCS及びPS呼及び同時の音声とパケットデータの接続の両方に従事することができる。
幾つかのLTE実装では、デバイスは、アイドルモードシグナリング低減(Reduction)(ISR)と呼ばれる機能をサポートすることができる。ISRは、ユーザ端末、例えば、UE、がUTRAN又はGERANルーティングエリア(RA)及びE−UTRANトラッキングエリアリストにおいて同時に登録された状態になるのを可能にするメカニズムである。これは、UEが登録されたRA及びTAリスト内にとどまる限りにおいて、トレーシングエリアアップデート(Tracing Area Update(TAU)又はルーティングエリアアップデート(Routing Area Update(RAU)要求を送信する必要なしにLTEとUTRAN/GERANネットワークとの間でセルの再選択を行うのを可能にすることができる。従って、ISRは、モビリティシグナリングを低減させるために使用することができ及びUEのバッテリ寿命を向上させることができる。これは、カバレッジが制限されていることがあり及びRAT間変更が頻繁である可能性があるLTEシステムの初期配備において特に重要であることができる。さらに、これは、オペレータがCS音声呼をサポートするためにLTEとGERAN又はUTRANネットワークの間で動作を頻繁に切り換えることができるため、PSに基づく音声実装が利用可能である、例えば、Voice Over IP(VOIP)が配備される、まで、重要であることができる。ISRをサポートするためには、ホーム加入者サーバ(HSS)は、2つのPS登録(モビリティ管理エンティティ(MME)からの1つ及びサービングGPRSサポートノードから(SGSN)からのもう1つ)を維持する必要がある。さらに、ISRは、より複雑なページング手順を要求する。1つの典型的な実施形態では、ISRの状態は、ISRが使用中であるかどうかを示すオン又はオフのいずれかであることができる。
MMEは、LTEアクセスネットワークのための重要な制御ノードである。MMEは、アイドルモードのUEの追跡及びページング手順を担当し、再送信を含む。MMEは、ベアラ起動/停止プロセスにも関与しており、さらに、初期取り付け時、及びコアネットワーク(CN)ノードの再位置決定が関わるLTE内ハンドオーバー時にUEのためにサービングゲートウェイ(SGW)を選択することを担当する。
MMEは、(HSSと対話することによって)ユーザを認証することも担当する。非アクセス層(NAS)シグナリングはMMEで終了し、それは、一時的なアイデンティティの生成及びUEへの割り当ても担当する。例えば、MMEは、UEがサービスプロバイダの公衆陸上移動ネットワーク(PLMN)にとどまる権限を検査し、UEローミング制限を実施する。MMEは、NASシグナリングのための暗号化/完全性保護のためのネットワーク内の終点であり、セキュリティ鍵管理を取り扱う。シグナリングの合法的なインターセプトもMMEによってサポートされる。
MMEの他の重要な機能は、LTEと2G/3Gアクセスネットワーク、例えば、UTRAN及びGERANネットワーク、の間でのモビリティに関する制御プレーン機能を提供することであり、S3インタフェースがSGSNからMMEにおいて終端する。MMEは、ローミング中のUEのためのホームHSSに向けてのS6aインタフェースも終端させる。
サービングゲートウェイ(SGW)は、eNB間ハンドオーバー中のユーザプレーンのためのモビリティアンカーとして及びLTEとその他の3GPP技術との間でのモビリティのためのアンカーとして働きつつユーザデータパケットをルーティング及び転送する(例えば、S4インタフェースを終端させ及び2G/3Gシステムとパケットゲートウェイ(PGW)との間でトラフィックを中継する)。アイドル状態のUEに関しては、SGWは、DLデータ経路を終端させ、DLデータがUEのために到着時にページングをトリガする。SGWは、UEのコンテキスト、例えば、IPベアラサービスのパラメータ、ネットワーク内部ルーティング情報、等を管理及び格納する。SGWは、合法的なインターセプトの場合にユーザトラフィックの複製を行うこともできる。
PDNゲートウェイは、UEに関するトラフィックの出口点及び入口点であることによってUEから外部パケットデータネットワークへの接続性を提供する。UEは、複数のPDNにアクセスするために2つ以上のPGWとの同時の接続性を有することができる。PGWは、方針行使、各ユーザのためのパケットフィルタリング、課金サポート、合法的なインターセプト及びパケットスクリーニングを実施する。

パケット交換(PS)エスカレーション実装
図6は、ここにおいて説明される機能を提供するために使用することができる、LTEネットワークとその他のネットワーク、例えば、UTRAN又はGERANネットワーク、との間での多モード動作のためのネットワークノードの構成例600を示す。多モードUE612は、LTEネットワーク622に、例えば、図4のeNB615、等のeNB、に接続することができ、及び、基地局、例えば、ノードB(NB)、によってサービスを提供することができる、LTEネットワークとUTRAN又はGERANネットワーク632との間で移行することができる。LTEネットワークは、図5において以前に示されるようなMME624、及び、図5において示されるようなSGW640、を含むことができる。
SGWは、PGW(現在は示されていない)に接続することができ、MMEは、SGインタフェースを介してレガシーのモバイルスイッチングセンター(MSC)に接続することができる。SGインタフェースは、LTEネットワークとレガシーの2G又は3Gネットワーク、例えば、GERAN又はUTRAN、との間での接続性を提供する。
UE612がネットワーク間を移行するときには、それは、LTEネットワークに移行するときにはトラッキングエリアアップデート(TAU)手順、UTRAN又はGERANネットワークに移行するときにはルーティングエリアアップデート(RAU)手順を実施することができる。RAU又はTAUは、UE612が新しい追跡又はルーティングエリアを検出時に開始させることができる。これの一例は、3GPP TS 23.401に例示され、呼の流れの例はTS 23.401の付属書Bにおいて例示され、それらの両方とも引用によってここに組み入れられている。
ユーザ端末又はUEは、異なるタイプの幾つかのネットワークのカバレッジエリア内に存在することができる。これらは、共通のキャリア又はオペレータによって制御又は操作することができ、様々なネットワーク内のデバイスは、ここにおいて以後に説明されるように異なるタネットワークイプ間で相互運用するように構成することができる。
これの一例が図7に示され、それは、ユーザ端末730、例えば、多モードUE730、が第1の無線アクセス技術(RAT)の第1の無線ネットワークセル710及び第2のRATの第2の無線ネットワーク750のカバレッジ範囲内に存在するネットワーク例700を示す。示されるこの例では、第2の無線ネットワークは、4G LTEネットワークであり、第1の無線ネットワークは、2G/3G GERAN又はUTRANネットワークである。第1の無線ネットワークにサービスを提供する対応する基地局712、及び第2の無線ネットワークにサービスを提供する752がUE730の範囲内に存在する。動作上は、例えば、モビリティを容易にするか又はその他の理由のために、例えば、ユーザ/デバイス及び/又はネットワークオペレータプレファレンスに基づいて動作を制御するために、第1の無線ネットワークと第2の無線ネットワークとの間でUE730を移行させることが望ましいであろう。例えば、図1乃至3に関して前述されるように、ユーザ端末又はUEは、音声プレファレンス又は“音声中心”及び“データ中心”のうちの1つであることができるユーザ端末使用モードで構成することができる。同様に、キャリアは、例えば、1つ以上の情報要素(IE)内でネットワーク及び基地局から送信することができるセル優先度情報を介して、ネットワーク上にあるときにUEに関するプレファレンスを指定することができる。
今度は図8に注目し、それは、図1Bに関して前述されるように、ステージ812において2G/3Gセルにとどまるアイドルモードのユーザ端末又はUE810間のプロセスの流れ800の例を示す。UE810は、基地局ノード、例えば、2G/3Gネットワークのタイプに依存して基地局コントローラ(BSC)又は無線ネットワークコントローラ(RNC)850、によってサービスを提供することができる。BSC/RNC850は、サービングGPRSサポートノード(SGSN)870にさらに結合することができ、それは、サービスが提供される移動局への/からのデータの引き渡し、ルーティングと転送、モビリティ管理、論理リンク管理、認証及び課金機能、並びにその他の機能を担当する。
UE810は、“音声中心”(VC)ユーザ端末使用モードで構成することができ、それは、例えば、ユーザによってデバイスにおいて設定すること又は製造中又はキャリア起動時に予めプログラミングすることができる。概して、使用モードは、ユーザによってデバイスで設定されるか又はデバイスのタイプに基づいて予めプログラミングされるパラメータである。例えば、ハンドセットユーザ端末デバイス、例えば、携帯電話、は、音声中心モードであるように構成して、音声指向の呼及び関連付けられたサポートネットワークを優先することができ、他方、その他のユーザ端末デバイス、例えば、ノートブックコンピュータドングル、等は、“データ中心(DC)”モードであるように構成し、データ指向呼/通信及び関連付けられたネットワークを優先することができる。デバイスモードは、ユーザによって設定されたデバイス特有のパラメータ又はデバイスでプログラミングされたデフォルト値であると想定され、ネットワークによって又はデバイス上で実行中のアプリケーションによって設定されない。
ステージ814において、データ中心モードから音声中心モードへのUEでの設定変更を開始させるためにトリガイベントが発生することができる。このイベントは、例えば、サービス品質(QoS)要求等の要求に基づいてUEで実行するアプリケーションから生成されたトリガであることができる。例えば、アプリケーションは、高いデータスループットを要求することができ、それは、4Gネットワークでしかサポートされないか又は好ましくはLTEネットワーク等の4Gネットワークで実施される。このトリガをサポートするために、UEは、アプリケーションが音声中心からデータ中心に(又はその逆に)UE使用モードを変更するのを許容されることができるように構成することができる。例えば、アプリケーショントリガの一部として、アプリケーションは、UEデバイスモード設定を音声中心からデータ中心に変更し(その後に、以下において後述されるように、データ呼の完了時点で戻る)ことができる。
ルーティングエリアアップデート(RAU)手順は、ステージ831における(例えば、音声領域プレファレンスからデータプレファレンスへの)動作プレファレンスの変更及び関連付けられたUEデバイスモード設定の変更に応答してUEによって開始させることができる。例えば、3GPP TS 23.060(Release9)により、構成設定の変更は、RAU手順をトリガすることができる。
選択的にアイドルモードでとどまることが適用される場合は、UEは、2G/3Gネットワークから新しいセル選択優先度(セル優先度としても表される)を受信すべきであり、E−UTRANをより優先する。例えば、UE810は、手順の一部として、ネットワークによって提供されるセル優先度情報に対応する新しい専用優先度情報IE(情報要素)を受信することができる。例えば、セル優先度は、デバイスによってサポートされる最高の優先度のネットワークタイプが2G/3Gから4Gに及び/又は利用可能な2G/3Gネットワーク間で変更するように変更することができる。
幾つかの実施形態では、UEは、ステージ631のRAU手順の完了前にステージ816においてLTEセル及び関連付けられた基地局を選択するプロセスを開始することができる。例えば、LTE選択プロセスは、ステージ814においてアプリケーショントリガの一部として(すなわち、ステージ831でRAUを開始させるのと同時に)実施することができ又はステージ831においてRAU手順の完了及びネットワークからの新しい専用優先度情報の引き渡し前に実施することができる。図8に示されるように、ステージ816は、ステージ831と同時に又はステージ831の完了前に実施することができ、及び、SGSN870からの受信されたセル優先度情報は、LTEネットワークを選択する際には無視することができる。
UEが適切なLTEセル及び基地局、例えば、eNB、を選択した時点で、UE810は、例えば、標準的なLTEシグナリング及びデータ転送を用いて、パケット交換(PS)モードでステージ833においてデータ呼を実施することができる。データ呼が完了した時点で、UEは、ステージ818においてそれの使用モードを再構成してデータ中心モードから音声中心モードに戻すことができる。これは、データ接続が完了した時点でUEにおいて自動的に及び/又はトリガアプリケーションの実行を完了させるか又は閉じることによって実施することができる。
ステージ835において、トラッキングエリアアップデート(TAU)手順を開始させることができる。これは、UE内での動作設定が変更されて音声中心に戻ることに応答したものであることができる。選択的にアイドルモードでとどまることが適用される場合は、UE810は、ネットワークから新しいセル選択優先度を受信するはずであり、2G/3G(例えば、GERAN/UTRAN)をより優先する。例えば、ステージ835の一部として、ネットワークは、新しいIdleModeMobilityControlInfo IEをUEに提供することができる。この情報に基づき、UEは、ステージ818において適切な回線交換(CS)セル及び関連付けられた基地局を選択することができる。例えば、UEは、ステージ812においてとどまった以前の2G/3Gセルに戻ることができ又は新しい2G/3Gセルを選択することができる。これは、標準的なセル選択手順の一部として実施することができる。
図9は、図8のUE810、等のユーザ端末によって実装することができるプロセス900の実施形態の詳細を例示する。ステージ910において、第1の無線ネットワークセル、例えば、2G又は3Gネットワークセル、においてアイドルモードで動作中のユーザ端末は、第1の無線ネットワークセルにとどまらせることができる。第1の無線ネットワークは、GERAN又はUTRANネットワークであることができる。ステージ920において、データ指向アプリケーションをユーザ端末で実行することができる。データ指向アプリケーションは、高いQoS、例えば、高いデータレートの映像又はその他の接続、を要求するアプリケーションであることができる。ステージ930において、ユーザ端末使用モードは、少なくとも部分的にはユーザ端末で実行するアプリケーションに基づいて変更することができる。例えば、使用モードは、音声中心モードからデータ中心モードに変更することができる。ステージ940において、ルーティングエリアアップデート(RAU)手順を開始させることができる。RAU手順は、ユーザ端末から使用モード変更と関連付けられた情報を提供することと、ステージ950において無線ネットワークから新しいセル優先度情報を受信することと、を含むことができる。
プロセス900は、ステージ960においてE−UTRANセルを選択することをさらに含むことができる。ステージ960は、幾つかの実装では、ステージ940及び/又はステージ950と並行して又はステージ940及び/又はステージ950の前に実施することができる。ステージ960において、E−UTRANセル、例えば、LTEセル、は、UEによって選択することができ、及び、E−UTRANセルとの接続を確立することができる。E−UTRANセルは、eNBによってサービスが提供されるLTEセルであることができる。ステージ970において、パケット交換(PS)フォーマットでUEとeNBとの間でデータ呼を行うことができる。UEとeNBとの間でのデータ通信が完了することに後続して、UEは、ステージ980において2G又は3Gネットワークセルに戻ることができ、それは、UEが元来とどまっていたのと同じセルであることができ又は異なるセルであることができる。
E−UTRANセルを選択するステージ960は、例えば、新しいセル優先度情報の受信前に開始させることができる。代替として、又はさらに加えて、E−UTRANセルを選択するステージは、ユーザ端末での使用モードの変更に応答して開始させることができる。使用モードは、アプリケーションによって変更することができ、例えば、そのアプリケーションからUEにおいて構成パラメータを変更することができる。
プロセス900は、ユーザ端末から、ステージ970でデータ通信を完了後にトラッキングエリアアップデート(TAU)手順を開始することをさらに含むことができる。2G/3G無線ネットワークセルは、TAU手順で受信された新しい情報に応答して選択することができる。第2の無線ネットワークセルは、GERAN又はUTRANセルであることができる。方法は、ユーザ端末を第2の無線ネットワークセルにとどまらせることをさらに含むことができる。
プロセス900は、有形な媒体で具現化することができる。例えば、プロセス900は、図8及び/又は9に示されるステージのうちの1つ以上を実施することをコンピュータに行わせるためのコードを有するコンピュータによって読み取り可能な媒体を含むコンピュータプログラム製品として具現化することができる。
プロセス900は、図8及び/又は9に示されるステージのうちの1つ以上を実施するように構成された通信システム又は通信装置、例えば、ユーザ端末又はUE、において具現化することができる。
代替として、又はさらに加えて、通信システム又は通信装置は、デバイス、例えば、ユーザ端末又はUE、において図8及び/又は9に示されるステージのうちの1つ以上を実施するための1つ以上の手段を含むことができる。
今度は図10に注目し、それは、図1Bに関して前述されるように、ステージ1012において2G/3Gセルにとどまるアイドルモードのユーザ端末又はUE1010間のプロセスの流れ1000の例を示す。プロセスの流れ1000は、図8に示されるプロセスの流れ800と同様であるが、プロセスの流れ1000では、UE1010は、構成設定(例えば、ユーザ端末使用モード)を変更せずに他のセル、例えば、4G/LTEセル、を再選択する権限が付与される。概して、ユーザ端末が、ネットワークによって提供されるセル再選択優先度を無視することによって(ネットワーク制御を除く)(2G/3Gセルにとどまっているときに)セルを再選択することを自律的に決定するのは望ましくないことがある。従って、図10に関して後述されるように、UEには、特定のタイプ又はクラスの呼、例えば、高いデータレートの接続を要求する呼、に基づいてセルを再選択する限られた権限を提供することができる。
この手法を実装するためには、図10に示されるように、基地局ノード、例えば、2G/3Gネットワークのタイプに依存して基地局コントローラ(BSC)又は無線ネットワークコントローラ(RNC)1050、によってUE1010にサービスを提供することができる。BSC/RNC1050は、OMA DMサーバノード1070にさらに結合することができる。ステージ1012において、UE1010は、例えば図1Bに示されるように、2G/3Gセルにとどまることができる。ステージ1031において、“音声中心”UE1010は、幾つかのタイプのアプリケーション及び関連付けられたデータ要求に関して新しいセル(例えば、4G/LTEセル)を再選択する権限を受信することができる。これは、ステージ1031においてOMA DMサーバ1070からシグナリングすることができる。4G/LTEセルを再選択する決定は、権限付与及びUEの構成設定(例えば、内部使用モード設定)に基づくことができる。ステージ1014において、アプリケーションがデータ呼をトリガし、そのデータ呼が権限の付与されたクラス内にある場合は、UEは、ステージ1016において、適切な4G/LTEセルを選択し、関連付けられた基地局/eNBに接続することができる。これを行う際には、UE1010は、4G/LTEセルを選択するためにネットワークから提供されたセル再選択優先度(例えば、セル優先度情報)を無視することができる。ステージ1033において、UE1010は、選択されたパケット交換4G/LTEネットワーク及び関連付けられたeNBでデータ呼を実施することができる。ステージ1018において、UEは、2G/3Gセルを再選択することができ、それは、UE1010がステージ1012でとどまった原2G/3Gセル又は他のセルであることができる。
権限が付与されたPSエスカレーションに関して該当するクラスの呼を定義する方針(policy)は、オペレータによって定義することができる。例えば、これらは、要求されるQoS及び/又はデータスループット又はその他の要求に基づくことができる。1つの方針判定基準例が以下に示される。

GBR>64kpbs サービスは、LTEにおけるものとする。
GBR<64kpbs サービスは、2G/3Gにおけるものとする。
MBR/AMBR>16Mbps サービスは、LTEにおけるものとする。
MBR/AMBR>2Mbps サービスは、LTEにおけるものとする。
MBR/AMBR<2Mbps サービスは、2G/3Gにおけるものとする。

図11は、図10に示されるプロセスの流れ1000と一致する、ユーザ端末、例えば、図10のUE1010によって実装することができる、プロセス1100の実施形態の詳細を例示する。ステージ1110において、アイドルモードにあるユーザ端末は、第1の無線ネットワークセル、例えば、GERAN又はUTRANセル、にとどまらせることができる。ステージ1120において、ネットワークによって割り当てることができる新しいセル優先度情報をユーザ端末において受信することができる。新しいセル優先度情報は、セル選択優先度を含むことができ、及び、予め定義されたクラスの呼に関するE−UTRANセルに移行するためのユーザ端末からの権限付与をさらに含むことができる。E−UTRANセルへの移行は、高いQoS、例えば、高データレート、を要求するユーザ端末上で実行するアプリケーションに応答して開始することができる。ステージ1130において、アプリケーションは、データ呼又は接続をトリガすることができ、それは、呼の予め定義されたクラス内でのデータレート(例えば、予め定義されたスレショルドを超えるデータレート)を要求することができる。セル優先度情報は、UEが4G接続能力を有しており及び4Gネットワーク、例えば、LTEネットワーク、が利用可能であるときに定義されたセル選択優先度、例えば、2G又は3Gネットワークに従った制限セル選択、を含むことができる。
ステージ1140において、UEは、権限付与を条件として、セル優先度情報を無視することができる。定義されたセル優先度を無視することによって、UEは、ステージ1150においてE−UTRANネットワークセル及び関連する基地局及び/又はeNBを選択することができる(呼要求が権限付与された呼の予め定義されたクラス内にある場合)。ステージ1160において、UEは、データ呼を行い、UEとeNBとの間でデータを転送するためにeNBに接続することができる。データ呼が完了した時点で、UEは、ステージ1170において、2G又は3Gネットワークに戻ることができ、それは、元来のネットワーク又は新しく選択されたネットワークであることができる。
セル優先度情報は、例えば、キャリアプレファレンスに基づいて、優先度又はユーザ端末によってアクセス可能なセルタイプに対する制限、例えば、2G又は3Gネットワークセルへの制限、を定義することができる。プロセス1100は、データ呼を開始するためにユーザ端末上で実行中のアプリケーションからのトリガを受信することと、そのトリガに応答して、権限付与と一致する割り当てられたセル優先度を無視することと、を含むことができる。例えば、新しい呼優先度情報は、予め定義された呼分類に従うことを条件として2G又は3Gネットワークから4Gネットワーク、例えば、LTEネットワーク、へのユーザ端末のためのサービスのエスカレーション権限を付与することができる。
第1の無線ネットワークセルは、例えば、GERANセルであることができ、E−UTRANセルは、eNBによってサービスが提供されるLTEセルであることができる。代替として、第1の無線ネットワークセルは、UTRANセルであることができ、E−UTRANセルは、LTEセルであることができる。ユーザ端末は、多モードUEであることができる。
データ呼の予め定義されたクラスは、例えば、予め定義されたスレショルドを上回るビットレートを要求するデータ呼を含むことができる。予め定義されたスレショルドは、64キロビット/秒、2メガビット/秒、16メガビット/秒、又は他の定義された値であることができ、それは、ネットワーク、デバイス、及び/又はアプリケーション能力又は要求に基づくことができる。
プロセス1100は、有形な媒体で具現化することができる。例えば、プロセス1100は、図10及び/又は11に示されるステージのうちの1つ以上を実施することをコンピュータに行わせるためのコードを有するコンピュータによって読み取り可能な媒体を含むコンピュータプログラム製品として具現化することができる。
プロセス1100は、図10及び/又は11に示されるステージのうちの1つ以上を実施するように構成された通信システム又は通信装置、例えば、ユーザ端末又はUE、において具現化することができる。
代替として、又はさらに加えて、通信システム又は通信装置は、デバイス、例えば、ユーザ端末又はUE、において図10及び/又は11に示されるステージのうちの1つ以上を実施するための1つ以上の手段を含むことができる。
図12は、基地局又はNB、例えば、図10のBSC又はRNC、によって実装することができるプロセス1200の実施形態の詳細を例示する。プロセス1200は、図11で説明されるプロセス1100と関係させて実施することができる。ステージ1210において、ユーザ端末、例えば、図10のUE1010、のためのセル優先度情報を基地局、例えば、図10の基地局1050、で受信又は生成することができる。さらに、セル優先度情報がセルタイプを2G/3Gセルに限定するときにユーザ端末が異なるセルタイプ、例えば、LTEセル、に移行するのを可能にする権限付与を定義するデータを提供することができる。その権限付与は、バイナリのオン/オフ権限付与であることができ及び/又はエスカレーション権限が付与された予め定義された呼の分類に関する情報を含むことができる。ステージ1220において、セル優先度情報は、権限付与とともにユーザ端末に送信することができる。例えば、ユーザ端末は、2G又は3Gセル、例えば、GERAN又はUTRANセル、にとどまらせることができ、プレファレンスが、ユーザ端末を2G又は3Gセルでの動作に制限することができる。権限付与情報は、関連付けられた呼が、呼、例えば、高データレートの呼、の予め定義されたクラス内に存在するときに、ユーザ端末が4Gセル、例えば、LTEセル、に移行するのを可能にすることができる。
プロセス1200は、有形な媒体で具現化することができる。例えば、プロセス1200は、図10、11及び/又は12に示されるステージのうちの1つ以上を実施することをコンピュータに行わせるためのコードを有するコンピュータによって読み取り可能な媒体を含むコンピュータプログラム製品として具現化することができる。
プロセス1200は、図10、11及び/又は12に示されるステージのうちの1つ以上を実施するように構成された通信システム又は通信装置、例えば、基地局又はノードB、において具現化することができる。
代替として、又はさらに加えて、通信システム又は通信装置は、デバイス、例えば、基地局又はノードB、において図10、11及び/又は12に示されるステージのうちの1つ以上を実施するための1つ以上の手段を含むことができる。
今度は図13に注目し、それは、図1Bに関して前述されるように、ステージ1312において2G/3Gセルにとどまるアイドルモードのユーザ端末又はUE1310間のプロセスの流れ1200の例を示す。プロセスの流れ1300は、図8に示されるプロセスの流れ800、及び図10に示されるプロセスの流れ1000と同様であるが、プロセスの流れ1300では、2G/3G RATの無線リソース制御(RRC)プロトコルが使用され、NASレベルでのシグナリングは回避される。
ステージ1331において、UE1310は、実行中のアプリケーションによってトリガされ、RRC接続要求メッセージ(UTRAN用)又はチャネル要求メッセージ(GERAN)を送信することができる。そのメッセージは、呼に関する要求、例えば、“特別なQoSパラメータを有するデータ呼”(例えば、要求される高データレート/スループット)、を定義するCAUSEインジケータを含む。典型的には、CAUSEインジケータは、UE1310が適切な4G/LTEセルを見つけた後のみに使用されるべきである。
RANエンティティ(例えば、RNC又はBSC1350)は、コアエンティティ又は関連付けられた機能を関与させることなしに特定された4G/LTEネットワークにUE1310をリダイレクションする旨の即座の決定をステージ1335において行うことができる。これは、UEがGERAN/UTRANネットワークとの接続をセットアップすることを希望することができ、誤ってLTEネットワークにリダイレクションされるべきでない問題を回避する上で有利であることができる。ステージ1337において、RAN1350は、対応するRRCリリースメッセージ(UTRAN)又はチャネルリリース(GERAN)メッセージをUE1310に送信することができ、4G/LTEネットワークセル及び関連付けられた基地局への該当するリダイレクション情報を含む。ステージ1316において、UEは、LTE基地局との接続を確立し、希望されるデータ呼を実施することができる。
図14は、ユーザ端末又はUE、例えば、図13のUE1310、によって実装することができるプロセス1400の実施形態の詳細を例示する。プロセス1400は、図13において説明されるプロセス1300と関係させて実施することができる。ステージ1410において、ユーザ端末は、アイドルモードで第1の無線ネットワークセルにとどまらせることができる。第1の無線ネットワークは、GERAN又はUTRANネットワークセルであることができる。ステージ1420において、ユーザ端末で実行中のアプリケーションからトリガを受信することができる。トリガは、特定のQoS要求を有するデータ呼のためのトリガであることができる。ステージ1430において、適切なE−UTRANネットワークセル、例えば、4G/LTEセル、を特定することができる。ステージ1440において、E−UTRANセルの特定に後続して、第1の無線ネットワークに要求メッセージを送信することができ、そのメッセージは、データ呼に関するCauseインジケータを含む。Causeインジケータは、図13に関して前述されるように、特定の要求されるQoS及び/又はデータレートと関連付けることができる。ステージ1450において、E−UTRANネットワークセル及び関連する基地局/eNBへのリダイレクション情報を有するリリースメッセージ。ステージ1460において、UEとeNBとの間でデータ呼及びデータ通信を実施することができる。
第1の無線ネットワークセルは、例えば、GERANセルであることができ、E−UTRANセルは、LTEセルであることができる。要求メッセージは、
GERANチャネル要求メッセージであることができ、リリースメッセージは、GERANチャネルリリースメッセージであることができる。代替として、第1の無線ネットワークセルは、UTRANセルであることができ、E−UTRANセルは、LTEセルであることができる。要求メッセージは、UTRAN RRC接続要求メッセージであることができ、リリースメッセージは、UTRAN RRCリリースメッセージであることができる。ユーザ端末は、多モードUEであることができる。
Causeインジケータは、例えば、特定のサービス品質(QoS)パラメータ又は要求を有するデータ呼に関する要求を定義する情報を含むことができる。QoSパラメータ又は要求は、最低の要求されるデータレートに関連することができる。
プロセス1400は、例えば、E−UTRANネットワークセルにユーザ端末をリダイレクションすることと、選択されたE−UTRANセルでアプリケーションと関連付けられたデータ通信を行うことと、をさらに含むことができる。ユーザ端末は、完全なRRC接続確立手順を実施せずにE−UTRANネットワークセルにリダイレクションすることができる。ユーザ端末は、セキュリティセットアップのための非アクセス層(NAS)手順を実施せずにE−UTRANネットワークセルにリダイレクションすることができる。
プロセス1400は、有形な媒体で具現化することができる。例えば、プロセス1200は、図13及び/又は14に示されるステージのうちの1つ以上を実施することをコンピュータに行わせるためのコードを有するコンピュータによって読み取り可能な媒体を含むコンピュータプログラム製品として具現化することができる。
プロセス1400は、図13及び/又は14に示されるステージのうちの1つ以上を実施するように構成された通信システム又は通信装置、例えば、基地局又はノードB、において具現化することができる。
代替として、又はさらに加えて、通信システム又は通信装置は、デバイス、例えば、ユーザ端末又はUE、において図13及び/又は14に示されるステージのうちの1つ以上を実施するための1つ以上の手段を含むことができる。
図15は、基地局又はノードB、例えば、図13に示されるBSC/RNC1350、によって実装することができるプロセス1500の実施形態の詳細を例示する。プロセス1500は、図13のプロセスの流れ1300と一致する図14において説明されるプロセス1400と関係させて実施することができる。ステージ1510において、接続メッセージを受信することができ、その接続メッセージは、ユーザ端末、例えば、図13のUE1310、から提供された新しいCauseを含む。ステージ1520において、接続リリース情報を基地局から送信することができる。接続リリース情報は、ユーザ端末によって特定された4G/LTEネットワークにUEをリダイレクションするためのリダイレクション情報を含むことができる。
プロセス1500は、有形な媒体で具現化することができる。例えば、プロセス1500は、図13、14及び/又は15に示されるステージのうちの1つ以上を実施することをコンピュータに行わせるためのコードを有するコンピュータによって読み取り可能な媒体を含むコンピュータプログラム製品として具現化することができる。
プロセス1500は、図13、15及び/又は16に示されるステージのうちの1つ以上を実施するように構成された通信システム又は通信装置、例えば、基地局又はノードB、において具現化することができる。
代替として、又はさらに加えて、通信システム又は通信装置は、デバイス、例えば、基地局又はノードB、において図13、14及び/又は15に示されるステージのうちの1つ以上を実施するための1つ以上の手段を含むことができる。
幾つかの実装においては、PSエスカレーションを提供するために非アクセス層(NAS)に基づく実装を使用することができる。これらの実装は、NASレベルでのシグナリングを要求し、及び、ここにおいて前述されるCSフォールバックソリューションと類似することができる。様々な発呼シナリオに関する類似の手順の例が図1Bに示される。特に、ステージ112B、114B、152B、又は154Bにおいて2G又は3Gネットワーク上にとどまるか又は2G又は3Gネットワークに接続されたユーザ端末又はUEは、4Gネットワーク、例えば、図1Bに示されるLTEネットワーク、に移行することができる。例えば、ステージ152BにおいてアイドルモードのUEに関してはページングを使用することができ、ステージ154BにおいてアクティブモードのUEに関しては、SGSNは、PDPコンテキスト起動(ここにおいてさらに後述)をトリガすることができる。ステージ170Bにおいて、UEは、Iuモードでサービス要求を送信することができ、PSエスカレーションは、ネットワークタイプに依存して、ステージ182B、184B、又は186Bにおいて完了される。概して、これらは、次の3つのタイプのソリューション、すなわち、1)E−UTRANへのリダイレクションを有するGERAN/UTRANでのRRC/チャネルリリース、2)GERAN/UTRANからE−UTRANへのPSハンドオーバー、3)GERANからE−UTRANへのRAT間セル変更命令(CCO)(UTRANには適用されず)、として分類することができる。
今度は図16に注目し、それは、図1Bに関して前述されるように、2G/3Gセルにとどまるアイドルモードのユーザ端末又はUE1610間のプロセスの流れ1600の例を示す。ステージ1612において、UE1610は、無線リソース制御(RRC)接続確立を開始することができる。同様の事例において、UEがアクティブなステージにある場合は、このステップは実施する必要がない。ステージ1615において、UE1610は、非アクセス層(NAS)サービス要求メッセージをサービングGPRSサポートノード(SGSN)1640(S4−SGSNであることができる)に送信することができる。次に、SGSN1640は、E−UTRANネットワークへのUE1610のリダイレクションを開始し、ステージ1617において、PSエスカレーションインジケータを有する無線アクセスネットワークアプリケーションパート(RANAP)メッセージを送信することができる。この部分に関しては既存の共通IDメッセージを使用及び拡張することができる(例えば、3GPP TS 36.413において説明される初期コンテキストセットアップ要求又はUEコンテキスト修正要求に対応する)。ステージ1622において、ネットワークは、UEに測定報告を任意選択で要求することができ、LTEチャネルがUEにおいて測定されて報告情報が提供される。RNC1620は、(接続を受け入れる代わりに)ステージ1623においてRRC接続リリースメッセージを送信することができ、それは、(ターゲットであるE−UTRANセルへの)リダイレクション情報を含むことができる。さらに、RNC1620は、ステージ1625においてSGSN1640にIuリリース要求メッセージを送信することができる(例えば、EUが去っていることをSGSNに知らせる)。次に、シグナリング接続をUE1610及びSGNS1640の両方にローカルでリリースすることができる。システム間シグナリング低減(ISR)がアクティブでない場合は、ステージ1628においてTAU手順が実施されるべきであり、SGSN1640とサービングゲートウェイ(SGW)1660との間の既存のベアラをリリースすることができる。ステージ1633において、UEは、E−UTRANネットワークセル及び基地局とのPS接続を確立することができ、それは、eNB1630、等のLTE eNBであることができる。次に、パケット交換モードでUE1610とeNB1630との間でデータを転送することができる。
図17は、図1Bに関して前述されるように、2G/3Gセルにとどまるアイドルモードのユーザ端末又はUE1710間のプロセスの流れ1700の他の例を示す。手順1700は、手順1600と類似するが、例えば、図16のステージ1623に示されるRRCリリース手順ではなくむしろ3GPP TS 23.401において定義されるようなパケット交換ハンドオーバー(PSHO)手順がステージ1726において使用される。ステージ1715において、UE1710は、それの関連付けられた基地局(BSS又はRNS1730)及びSGSN1760に対してサービス要求メッセージを送信することができる。これで、SGSNは、ステージ1717においてPSエスカレーションインジケータを有するRANAP CommonIDをBSS/RNC1730に送信することができる。図17のその他のステージは、図16に示される対応するステージと同じであるか又は類似する。
図18は、図1Bに関して前述されるように、GERANセルにとどまるアイドルモードのユーザ端末又はUE1810間のプロセスの流れ1800の他の例を示す。プロセスの流れ1800は、プロセスの流れ1600及び1700と類似するが、RRCリリース又はPSHO手順の代わりにセル変更命令(CCO)手順が使用される。この手順は、GERANネットワークに適用可能である。ステージ1815において、サービス要求に対応するメッセージがUE1810からBSS1830及びSGSN1860に送信される。ステージ1817において、SGSNは、E−UTRANネットワーク(例えば、eNB1820によってサービスが提供されるLTEネットワーク)へのUEのダイレクションを開始し、PSエスカレーションインジケータを有するBSSGP DL−UNITDATA(Geranネットワーク)メッセージをBSC1830に送信する。BSS1830は、ステージ1823においてセル変更命令(CCO)メッセージをUE1810に送信することができる。図18のその他のステージは、図16及び17に示される対応するステージと同じであるか又は類似する。
図19は、通信システム例1900における基地局1910(すなわち、NB、eNB、HeNB、等)及びユーザ端末1950(すなわち、端末、AT又はUE、等)の実施形態のブロック図を例示し、ここにおいて説明される態様及び機能を実装することができる。これらのコンポーネントは、図3乃至7に示されるそれらに対応することができ、及び、図8乃至18に関して説明されるように、ここにおいて前述されるプロセスを実装するように構成することができる。
基地局1910(及び/又は示されていないその他のコンポーネント)において示されるプロセッサ及びメモリでは様々な機能を実施することができ、例えば、その他の基地局及びUEからシグナリングを送信及び受信するための、及びここにおいて説明されるその他の機能を提供するための、その他のネットワークのその他の基地局(示されていない)との調整である。例えば、UE1950は、基地局にアクセスする、ハンドオーバーを容易にする、DL信号を受信する、チャネル特性を決定する、チャネル推定を行う、受信されたデータを復調して空間情報を生成する、電力レベル情報、及び/又は基地局1910又はその他の基地局(示されていない)と関連付けられたその他の情報を決定するために基地局1910及び/又はその他の基地局(示されていない、例えば、サービスを提供しない基地局又はここにおいて前述されるその他のネットワークタイプの基地局)から信号を受信するための1つ以上のモジュールを含むことができる。
一実施形態においては、基地局1910は、多モード動作を容易にするためにその他の基地局、例えば、ここにおいて前述される異なるネットワーク/RATタイプの基地局、と調整することができる。これは、基地局1910の1つ以上のコンポーネント(又は示されていないその他のコンポーネント)、例えば、プロセッサ1914、1930及びメモリ1932、において実施することができる。基地局1910は、eNB1910の1つ以上のコンポーネント(又は示されていないその他のコンポーネント)を含む送信モジュール、例えば、送信モジュール1924、を含むこともできる。基地局1910は、機能、例えば、サービスが提供されるUEのリダイレクション、関連付けられたMME又はその他のネットワークノードとの通信、リダイレクション情報のシグナリング、PSからCSへの移行情報、及び/又はここにおいて説明されるその他の情報、を提供するために1つ以上のコンポーネント(又は示されていないその他のコンポーネント)、例えば、プロセッサ1930、1942、復調器モジュール1940、及びメモリ1932、を含む干渉除去モジュールを含むことができる。
基地局1910は、UE又はその他のノード、例えば、MME、SGW、又は同じ又はその他のネットワークタイプのその他のノード、と通信するために使用することができる、ここにおいて説明される基地局機能を実施する及び/又は送信機及び/又は受信機モジュールを管理するための1つ以上のコンポーネント(又は示されていないその他のコンポーネント)、例えば、プロセッサ1930、1914、及びメモリ1932、を含むプロセッサモジュールを含むことができる。基地局1910は、受信機機能を制御するための制御モジュールを含むこともできる。基地局1910は、例えば、バックホール接続モジュール1990を介して、その他のシステム、例えば、コアネットワーク(CN)内のバックホールシステム、との、又は、図1乃至7に関して示されるか又は説明されるようなその他のコンポーネントとのネットワーク化を提供するためのネットワーク接続モジュール1990を含むことができる。
同様に、UE1950は、UE1950の1つ以上のコンポーネント(又は示されていないその他のコンポーネント)、例えば、受信機1954、を含む受信モジュールを含むことができる。UE1950は、ここにおいて説明されるユーザ端末と関連付けられた処理機能を実施するためのUE1950の1つ以上のコンポーネント(又は示されていないその他のコンポーネント)、例えば、プロセッサ1960及び1970、及びメモリ1972、を含むプロセッサモジュールを含むこともできる。これは、例えば、リダイレクションターゲット及び代替ターゲットを受信及び探索すること、及び、CS呼セットアップ手順、RAU及びTAU手順、その他のネットワークへのハンドオーバー、及び/又はここにおいて前述されるその他の手順を実施することを含むことができる。
一実施形態では、UE1950において受信された1つ以上の信号が処理されてDL信号が受信され及び/又はそれらのDL信号から情報、例えば、SIB情報、が抽出される。追加の処理は、チャネル特性、電力情報、空間情報、及び/又は基地局、例えば、基地局1910及び/又はその他の基地局、例えば、ノードB(示されていない)又はeNB、と関連付けられたその他の情報を推定することと、リダイレクションコマンドを容易にすることと、リダイレクションターゲット及び代替ターゲット、例えば、フォールバックターゲット、を探索及び位置を決定することと、その他のネットワーク、例えば、UTRAN及びGERANネットワーク及び関連付けられたノード、例えば、それらの異なるネットワークタイプの基地局又はノードB、との通信を容易にすることと、を含むことができる。
UE1950は、LTE基地局及びその他のタイプの基地局、例えば、UTRAN及び/又はGERANネットワーク内の基地局、との通信を実施するために多モード動作用に構成することができる1つ以上の受信機及び送信機モジュールを含むことができる。メモリ1932及び1972は、ここにおいて説明される態様及び機能と関連付けられたプロセスを実装するために1つ以上のプロセッサ、例えば、プロセッサ1960、1970及び1938、で実行するためのコンピュータコードを格納するために使用することができる。
動作上は、基地局1910において、幾つかのデータストリームのためのトラフィックデータをデータソース1912から送信(TX)データプロセッサ1914に提供することができ、そこで、それらのデータを処理して1つ以上のUE1950に送信することができる。一態様では、各データストリームは、処理されて基地局1910の各々の送信機サブシステム(送信機1924乃至1924Ntとして示される)で送信される。TXデータプロセッサ1914は、コーディングされたデータを提供するために各データストリームに関して選択された特定のコーディング方式に基づいてそのデータストリームのためのトラフィックデータを受信、フォーマット化、コーディング、及びインターリービングする。特に、基地局1910は、特定の基準信号及び基準信号パターンを決定し及び選択されたパターンで基準信号及び/又はビーム形成情報を含む送信信号を提供するように構成することができる。
各データストリームに関するコーディングされたデータは、OFDM技法を用いてパイロットデータと多重化することができる。パイロットデータは、典型的には、既知の方法で処理される既知のデータパターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムで使用することができる。例えば、パイロットデータは、基準信号を含むことができる。パイロットデータは、図19に示されようにTXデータプロセッサ1914に提供し、コーディングされたデータと多重化することができる。各データストリームに関する多重化されたパイロット及びコーディングされたデータは、変調シンボルを提供するためにそのデータストリームのために選択された特定の変調方式(例えば、BPSK、QSPK、M−PSK、M−QAM、等)に基づいて変調する(すなわち、シンボルマッピングする)ことができ、データ及びパイロットは、異なる変調方式を用いて変調することができる。各データストリームに関するデータレート、コーディング、及び変調は、メモリ1932内に、又はUE1950のその他のメモリ又は命令格納媒体(示されていない)内に格納された命令に基づいてプロセッサ1930によって実行される命令によって決定することができる。
次に、全データストリームに関する変調シンボルをTX MIMOプロセッサ1920に提供することができ、それは、(例えば、OFDM実装のために)変調シンボルをさらに処理することができる。TX MIMOプロセッサ1920は、Ntの変調シンボルストリームをNの送信機(TMTR)1922乃至1922Ntに提供することができる。それらの様々なシンボルは、送信のために関連付けられたRBにマッピングすることができる。
TX MIMOプロセッサ1930は、データストリームのシンボルにビーム形成重みを適用することができ、シンボルを送信中である1つ以上のアンテナに対応する。これは、情報、例えば、基準信号によって又は基準信号と関係させて提供されるチャネル推定情報及び/又はUE、等のネットワークノードから提供される空間情報、を用いて行うことができる。例えば、ビームB=transpose([b1 b2..bNt])は、各送信アンテナに対応する一組の重みから成る。ビームに沿って送信することは、そのアンテナに関するビーム重みによってスケーリングされた全アンテナに沿って変調シンボルxを送信することに対応する。すなわち、アンテナtでは、送信された信号はbtxである。複数のビームが送信されるときには、1つのアンテナでの送信された信号は、異なるビームに対応する信号の合計である。これは、B1x1+B2x2+BNxNとして数学的に表すことができ、ここで、Nのビームが送信され、xiは、ビームBiを用いて送信される変調シンボルである。様々な実装において、ビームは、幾つかの方法で選択することが可能である。例えば、ビームは、UEからのチャネルフィードバック、eNBで入手可能なチャネルに関する知識に基づいて、又は、例えば、隣接するマクロセルとの干渉軽減を容易にするためにUEから提供される情報に基づいて、選択することが可能である。
各送信機サブシステム1922乃至1922Ntは、各々のシンボルストリームを受信及び処理して1つ以上のアナログ信号を提供し、それらのアナログ信号をさらにコンディショニング(例えば、増幅、フィルタリング、及びアップコンバージョン)し、MIMOチャネルでの送信に適した変調された信号を提供する。次に、送信機1922乃至1922NtからのNの変調された信号がNのアンテナ1924乃至1924Ntからそれぞれ送信される。
UE1950において、送信された変調された信号がNのアンテナ1952乃至1952Nrによって受信され、各アンテナ1952からの受信された信号は、各々の受信機(RCVR)1954乃至1952Nrに提供される。各受信機1954は、各々の受信された信号をコンディショニング(例えば、フィルタリング、増幅及びダウンコンバージョン)し、コンディショニングされた信号をデジタル化してサンプルを提供し、それらのサンプルをさらに処理して対応する“受信された”シンボルストリームを提供する。
次に、RXデータプロセッサ1960は、Nの送信されたシンボルストリームの推定値を提供するためにNの“検出された”シンボルストリームを提供するために特定の受信機処理技法に基づいてNの受信機1954乃至1952NrからNの受信されたシンボルストリームを受信及び処理する。RXデータプロセッサ1960は、各々の検出されたシンボルストリームを復調、デインターリービング、及び復号してデータストリームに関するトラフィックデータを復元する。RXデータプロセッサ1960による処理は、典型的には、基地局1910内のTX MIMOプロセッサ1920及びTXデータプロセッサ1914によって実施されるそれを補完するものである。
プロセッサ1970は、以下においてさらに詳細に説明されるように使用するためにプリコーディング行列を周期的に決定する。次に、プロセッサ1970は、行列インデックス部とランク値部とを含むことができる逆方向リンクメッセージを形成することができる。様々な態様において、逆方向リンクメッセージは、通信リンク及び/又は受信されたデータストリームに関する様々なタイプの情報を含むことができる。逆方向リンクメッセージは、TXデータプロセッサ1938によって処理することができ、それは、データソース1936から幾つかのデータストリームのためのトラフィックデータを受信することもでき、それらは、変調器1980によって変調し、送信機1954乃至1954Nrによってコンディショニングし、基地局1910に返送することができる。基地局1910に返送された情報は、基地局1910からの干渉を軽減するためのビーム形成を提供するための電力レベル及び/又は空間情報を含むことができる。
基地局1910において、UE1950からの変調された信号は、アンテナ1924によって受信され、受信機1922によってコンディショニングされ、復調器1940によって復調され、RXデータプロセッサ1942によって処理されて、UE1950によって送信されたメッセージが抽出される。次に、プロセッサ1930は、ビーム形成重みを決定するためにいずれのプリコーディング行列を使用すべきかを決定し、抽出されたメッセージを処理する。
図20は、ユーザ端末又はユーザ端末のコンポーネント、例えば、ここにおいて説明される多モードUE、であることができる通信装置2000の実施形態の追加の詳細を例示する。装置2000は、複数のネットワークタイプ、例えば、LTEネットワーク、UTRANネットワーク、GERANネットワーク、及び/又はその他のネットワーク、から信号を受信するように構成することができる1つ以上の多モード受信機モジュール2010を含むことができる。同様に、装置2000は、同様の多モード能力のために構成することができる1つ以上の送信機モジュール2020を含むことができる。装置2000は、ここにおいて説明される処理を実装するように構成することができる1つ以上のプロセッサモジュール2030を含むことができる。装置2000は、1つ以上のメモリスペース2040を含むこともでき、それらは、プログラムモジュール2050と、データ2060と、1つ以上のオペレーティングシステムと、その他のメモリ記憶能力(示されていない)と、を含むこともできる。メモリスペース2000は、複数の物理的メモリデバイス、例えば、フラッシュ、DRAM、SRAM、光学記憶装置、及び/又はその他のメモリ又は記憶技術、を備えることができる。
プログラムモジュール2000は、ユーザ端末機能、例えば、アプリケーションを実行する、E−UTRAN/LTEネットワークに又はE−UTRAN/LTEネットワークから移行するためのトリガを受信して応答する、PSエスカレーション要求に応答する、ターゲット、例えば、リダイレクションターゲット、へのアクセス失敗を検出する、フォールバックターゲットにアクセスする、RAU及びTAU手順を実施する、CSセットアップ手順を実施する、及び/又はここにおいて前述されるその他の機能又はプロセスを実施する、を実施するための、ここにおいて説明されるようなモジュールを含むことができる。プログラムモジュール2050は、プロセッサモジュール2030、受信機及び送信機モジュール2020、及び/又はその他のモジュール(示されていない)と連繋してこれらの様々な機能を実施するように構成することができる。データ2060は、プログラムモジュール2050の実行と関連付けられたデータを含むことができ、それは、オペレーティングシステム2070によって又はオペレーティングシステム2070と関係させて実装することができる。
図21は、基地局、例えば、ここにおいて説明されるノードB(NB)又はeNB、であることができる通信装置2100の実施形態の追加詳細を例示する。装置2100は、サービスが提供されるノード、例えば、ユーザ端末又はUE、と通信するための、1つ以上の送信及び受信モジュール(総称してトランシーバモジュール2110として示される)を含むことができる。装置2100は、コアネットワークコンポーネント、例えば、MME、SGW、等と通信するように構成された1つ以上のコアネットワーク(CN)モジュールを含むこともできる。装置2100は、ここにおいて前述される様々なタイプの基地局と関連付けられた処理を実装するように構成することができる1つ以上のプロセッサモジュール2130を含むことができる。装置2100は、1つ以上のメモリスペース2140を含むこともでき、それらは、プログラムモジュール2150と、データ2160と、1つ以上のオペレーティングシステム2170と、その他のメモリ記憶能力(示されていない)とを含むことができる。メモリスペース2140は、複数の物理的メモリデバイス、例えば、フラッシュ、DRAM、SRAM、光学記憶装置、及び/又はその他のメモリ又は記憶技術、を備えることができる。
プログラムモジュール2150は、基地局機能、例えば、PSコネクションに移行する、例えば、GERAN又はUTRANネットワークからE−UTRAN/LTEネットワークに移行する、ためのUEからの要求に応答する、リダイレクション要求を調整及び提供する、その他のネットワークコンポーネント、例えば、MME、SGW,等とのPS中断を調整する、及び、ここにおいて説明されるその他の基地局機能を実施する、等、を実施するための、ここにおいて説明されるようなモジュールを含むことができる。
プログラモジュール2150は、プロセッサモジュール2130、トランシーバモジュール2110、コアネットワークモジュール2120、及び/又はその他のモジュール(示されていない)と連繋してこれらの様々な機能を実施するように構成することができる。データ2160は、プログラムモジュール2150の実行と関連付けられたデータを含むことができ、それは、オペレーティングシステム2170によって又はオペレーティングシステム2170と関係させて実装することができる。
幾つかの構成では、無線通信のための装置は、ここにおいて説明される様々な機能を実施するための手段を含む。一態様では、前述された手段は、図19に示されるように実施形態が常駐し、及び、前述された手段によって示される機能を受信するように構成されるプロセッサ又はプロセッサ(複数)及び関連付けられたメモリであることができる。それらは、例えば、図8乃至18に関して説明されるプロセス又は方法において、ここにおいて説明される多モード機能を実施するために、UE、NB、eNB、MME、SGW又はその他のゲートウェイ、MSC、及び/又はここにおいて、例えば、図1乃至7及び19において、示されるその他のネットワークノード、に常駐するモジュール又は装置であることができる。他の態様では、前述された手段は、前述された手段によって示される機能を実施するように構成されたモジュール又はあらゆる装置であることができる。
1つ以上の典型的な実施形態では、説明される機能、方法及びプロセスは、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はそれらの組み合わせにおいて実装することができる。ソフトウェアにおいて実装される場合は、これらの機能は、コンピュータによって読み取り可能な媒体において1つ以上の命令又はコードとして格納すること又は符号化することができる。コンピュータによって読み取り可能な媒体は、コンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスすることができるあらゆる利用可能な媒体であることができる。一例として、及び制限することなしに、該コンピュータによって読み取り可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM又はその他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置又はその他の磁気記憶装置、又は、命令又はデータ構造の形態で希望されるプログラムコードを搬送又は格納するために用いることができ及びコンピュータによってアクセス可能なあらゆるその他の媒体、を含むことができる。ここにおいて用いられるときのディスク(disk及びdisc)は、コンパクトディスク(CD)(disc)と、レーザディスク(disc)と、光ディスク(disc)と、デジタルバーサタイルディスク(DVD)(disc)と、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)と、ブルーレイディスク(disc)と、を含み、ここで、diskは、通常は磁気的にデータを複製し、discは、レーザを用いて光学的にデータを複製する。上記の組合せも、コンピュータによって読み取り可能な媒体の適用範囲に含めるべきである。
開示されるプロセス及び方法におけるステップ又はステージの特定の順序又は階層は、典型的な手法の例であることが理解される。設計上の選好に基づき、プロセスにおけるステップの特定の順序又は階層は、本開示の適用範囲内にとどまりつつ再編することができる。添付された方法請求項は、様々なステップの要素を見本の順序で提示するものであり、提示された特定の順序又は階層に限定されることは意味されない。
当業者は、情報及び信号は様々な異なる技術及び技法のうちのいずれかを用いて表すことができることを理解するであろう。例えば、上記の説明全体を通じて参照されることがあるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、及びチップは、電圧、電流、電磁波、磁場、磁粒子、光学場、光学粒子、又はそれらのあらゆる組合せによって表すことができる。
ここにおいて開示される実施形態と関係させて説明される様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、及びアルゴリズムのステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、又は両方の組み合わせとして実装可能であることを当業者はさらに評価するであろう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に例示するため、上記においては、様々な例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、及びステップが、それらの機能の観点で一般的に説明されている。該機能がハードウェアとして又はソフトウェアとして実装されるかは、特定の用途及び全体的システムに対する設計上の制約事項に依存する。当業者は、説明されている機能を各々の特定の用途に合わせて様々な形で実装することができるが、該実装決定は、本開示の適用範囲からの逸脱を生じさせるものであるとは解釈されるべきではない。
ここにおける開示される実施形態と関係させて説明される様々な例示的な論理ブロック、モジュール、及び回路は、ここにおいて説明される機能を果たすように設計された汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、その他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートロジック、ディスクリートトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、又はそれらのあらゆる組合せ、を用いて実装又は実行することが可能である。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであることができるが、代替においては、プロセッサは、従来のどのようなプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、又はステートマシンであってもよい。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、例えば、DSPと、1つのマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサとの組合せ、DSPコアと関連する1つ以上のマイクロプロセッサとの組合せ、又はあらゆるその他の該構成、として実装することも可能である。幾つかの実装では、プロセッサは、通信デバイス又はその他のモバイル又はポータブルデバイスにおいて機能を実装するように特に設計されたプロセッサ、例えば、通信プロセッサ、であることができる。
ここにおいて開示される実施形態と関係させて説明される方法、プロセス又はアルゴリズムのステップ又はステージは、直接ハードウェア内において、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュール内において、又はこれらの2つの組み合わせ内において具現化することが可能である。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、取り外し可能なディスク、CD−ROM、又は当業において既知であるその他のあらゆる形態の記憶媒体において常駐することができる。典型的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み出すこと及び記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。代替においては、記憶媒体は、プロセッサと一体化させることができる。プロセッサ及び記憶媒体は、ASIC内に常駐することができる。ASICは、ユーザ端末内に常駐することができる。代替においては、プロセッサ及び記憶媒体は、ユーザ端末内において個別コンポーネントとして常駐することができる。
請求項は、ここにおいて示される態様に限定されることは意図されず、請求項の文言に一致する限りにおいて完全な適用範囲が認められるべきであり、ここで、単数形の要素への言及は、その旨が特記されない限り“1つ及び1つのみ”を意味することは意図されず、むしろ“1つ以上”であることを意味することが意図される。別段特記されない限り、言葉“幾つか”は、1つ以上を意味する。項目(品目)のリストの中の“少なくとも1つ”という句は、単一の構成要素を含むそれらの項目(品目)のあらゆる組み合わせを意味する。一例として、“a、b、又はcのうちの少なくとも1つ”は、a、b、c、a及びb、a及びc、b及びc、及びa、b及びcを網羅することが意図される。
開示される態様に関する前の説明は、当業者が本開示を製造又は使用することを可能にするために提供される。これらの態様に対する様々な修正は、当業者にとって容易に明確になるであろう、及びここにおいて定められる一般原理は、本開示の精神又は適用範囲を逸脱せずにその他の変形に対しても適用することができる。以上のように、本開示は、ここにおいて示される態様に限定されることが意図されるものではなく、ここにおいて開示される原理及び新規の特徴に一致する限りにおいて最も広範な適用範囲が認められるべきである。以下の請求項及びそれらの同等物は、本開示の適用範囲を定義することが意図される。

Claims (108)

  1. 無線通信システムにおいて無線アクセス技術(RAT)間モビリティを提供するための方法であって、
    ユーザ端末をアイドルモードで第1の無線ネットワークセルにとどまらせることであって、前記第1の無線ネットワークは、GERAN又はUTRANネットワークであることと、
    前記ユーザ端末で実行中のアプリケーションに基づき、ユーザ端末使用モードを音声中心モードからデータ中心モードに変更することと、
    前記ユーザ端末からルーティングエリアアップデート(RAU)手順を開始することであって、前記RAU手順は、
    前記ユーザ端末から前記使用モード変更と関連付けられた情報を提供することと、
    前記無線ネットワークから新しいセル優先度情報を受信することと、を含むことと、
    E−UTRANセルを選択することと、
    前記E−UTRANセルの基地局と前記アプリケーションと関連付けられたデータ通信を行うことと、を備える、方法。
  2. 前記第1の無線ネットワークセルは、GERANセルであり、前記E−UTRANセルは、LTEセルである請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の無線ネットワークセルは、UTRANセルであり、前記E−UTRANセルは、LTEセルである請求項1に記載の方法。
  4. 前記ユーザ端末は、UEであり、前記E−UTRANセルの前記基地局は、LTE eNBである請求項1に記載の方法。
  5. E−UTRANセルを前記選択することは、前記新しいセル優先度情報の受信前に開始される請求項1に記載の方法。
  6. E−UTRANセルを前記選択することは、前記ユーザ端末での使用モードの変更に応答して開始される請求項5に記載の方法。
  7. 前記使用モードは、前記アプリケーションによって変更される請求項5に記載の方法。
  8. 前記データ通信の完了後に前記ユーザ端末使用モードを前記データ中心モードから前記音声中心モードに変更することをさらに備える請求項1に記載の方法。
  9. トラッキングエリアアップデート(TAU)手順を前記ユーザ端末から開始することと、
    前記TAUルート手順において受信された新情報に応答して、第2の無線ネットワークセルを選択することであって、前記第2の無線ネットワークセルは、GERAN又はUTRANセルであることと、をさらに備える請求項8に記載の方法。
  10. 前記ユーザ端末を前記第2の無線ネットワークセルにとどまらせることをさらに備える請求項9に記載の方法。
  11. ユーザ端末をアイドルモードで第1の無線ネットワークセルにとどまらせ、
    前記ユーザ端末で実行中のアプリケーションに基づき、ユーザ端末使用モードを音声中心モードからデータ中心モードに変更し、
    前記ユーザ端末からルーティングエリアアップデート(RAU)手順を開始し、
    E−UTRANセルを選択し、及び
    前記E−UTRANセルの基地局と前記アプリケーションと関連付けられたデータ通信を行うことをコンピュータに行わせるためのコードを含むコンピュータによって読み取り可能な媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、前記第1の無線ネットワークは、GERAN又はUTRANネットワークであり、
    前記RAU手順は、
    前記ユーザ端末から前記使用モード変更と関連付けられた情報を提供することと、
    前記無線ネットワークから新しいセル優先度情報を受信することと、を含む、コンピュータプログラム製品。
  12. 前記第1の無線ネットワークセルは、GERANセルであり、前記E−UTRANセルは、LTEセルである請求項11に記載のコンピュータプログラム製品。
  13. 前記第1の無線ネットワークセルは、UTRANセルであり、前記E−UTRANセルは、LTEセルである請求項11に記載のコンピュータプログラム製品。
  14. 前記ユーザ端末は、UEであり、前記E−UTRANセルの前記基地局は、LTE eNBである請求項11に記載のコンピュータプログラム製品。
  15. 前記コードは、前記新しいセル優先度情報の受信前に前記E−UTRAN無線ネットワークセルを選択することを前記コンピュータに行わせるためのコードを含む請求項1に記載のコンピュータプログラム製品。
  16. 前記コードは、前記ユーザ端末での使用モードの前記変更に応答して前記E−UTRANを選択することを前記コンピュータに行わせるためのコードを含む請求項15に記載のコンピュータプログラム製品。
  17. 前記使用モードは、前記アプリケーションによって変更される請求項15に記載のコンピュータプログラム製品。
  18. 前記データ通信の完了後に前記ユーザ端末での前記使用モードを前記データ中心モードから前記音声中心モードに変更することを前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに備える請求項11に記載のコンピュータプログラム製品。
  19. トラッキングエリアアップデート(TAU)手順を前記ユーザ端末から開始すること、及び
    前記TAUルート手順において受信された新情報に応答して、第2の無線ネットワークセルを選択することを前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに含み、前記第2の無線ネットワークセルは、GERAN又はUTRANセルである請求項18に記載のコンピュータプログラム製品。
  20. 前記コードは、前記ユーザ端末を前記第2の無線ネットワークセルにとどまらせることを前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに含む請求項19に記載のコンピュータプログラム製品。
  21. マルチネットワーク通信デバイスであって、
    第1の無線ネットワークセルから信号を受信し及びユーザ端末をアイドルモードで前記第1の無線ネットワークセルにとどまらせるように構成された受信機モジュールであって、前記第1の無線ネットワークセルは、GERAN又はUTRANセルである受信機モジュールと、
    前記ユーザ端末で実行中のアプリケーションに基づき、ユーザ端末使用モードを音声中心モードからデータ中心モードに変更するように構成されたプロセッサモジュールと、
    前記ユーザ端末からルーティングエリアアップデート(RAU)手順を開始するように構成された送信機モジュールと、を備え、前記RAU手順は、前記ユーザ端末から前記使用モード変更と関連付けられた情報を提供することを含み、
    前記受信機モジュールは、前記第1の無線ネットワークから新しいセル優先度情報を受信するようにさらに構成され、
    前記プロセッサモジュールは、E−UTRAN無線ネットワークセルを選択するように構成され、
    前記送信機及び受信機モジュールは、前記選択されたE−UTRAN無線ネットワークセルの基地局と前記アプリケーションと関連付けられたデータ通信を実施するように構成される、マルチネットワーク通信デバイス。
  22. 前記第1の無線ネットワークセルは、GERANセルであり、前記E−UTRANセルは、LTEセルである請求項21に記載の通信デバイス。
  23. 前記第1の無線ネットワークセルは、UTRANセルであり、前記E−UTRANセルは、LTEセルである請求項21に記載の通信デバイス。
  24. 前記ユーザ端末は、UEであり、前記E−UTRANセルの前記基地局は、LTE eNBである請求項21に記載の通信デバイス。
  25. 前記プロセッサモジュールは、前記新しいセル優先度情報の受信前に前記E−UTRAN無線ネットワークセルを選択するように構成される請求項21に記載の通信デバイス。
  26. 前記プロセッサモジュールは、前記ユーザ端末での使用モードの前記変更に応答して前記E−UTRAN無線ネットワークセルを選択するように構成される請求項25に記載の通信デバイス。
  27. 前記デバイスモードは、前記アプリケーションによって変更される請求項25に記載の通信デバイス。
  28. 前記プロセッサモジュールは、前記データ通信の完了後に前記ユーザ端末での前記使用モードを前記データ中心モードから前記音声中心モードに変更するようにさらに構成される請求項21に記載の通信デバイス。
  29. 前記送信機モジュールは、トラッキングエリアアップデート(TAU)手順を前記ユーザ端末から開始するようにさらに構成され、
    前記プロセッサモジュールは、前記TAUルート手順において受信された新情報に応答して、第2の無線ネットワークセルを選択するようにさらに構成され、前記第2の無線ネットワークセルは、GERAN又はUTRANセルである請求項28に記載の通信デバイス。
  30. 前記受信機モジュールは、前記第2の無線ネットワークセルから信号を受信し及び前記ユーザ端末を前記第2の無線ネットワークセルにとどまらせるようにさらに構成される請求項29に記載の通信デバイス。
  31. マルチネットワーク通信デバイスであって、
    ユーザ端末をアイドルモードで無線ネットワークセルにとどまらせるための手段であって、前記第1の無線ネットワークは、GERAN又はUTRANネットワークである手段と、
    前記ユーザ端末で実行中のアプリケーションに基づき、ユーザ端末使用モードを音声中心モードからデータ中心モードに変更するための手段と、
    前記ユーザ端末からルーティングエリアアップデート(RAU)手順を開始するための手段であって、前記RAU手順は、
    前記ユーザ端末から前記使用モード変更と関連付けられた情報を提供することと、
    前記無線ネットワークから新しいセル優先度情報を受信することと、を含む手段と、
    E−UTRANセルを選択するための手段と、
    前記E−UTRANセルの基地局と前記アプリケーションと関連付けられたデータ通信を実施するための手段と、を備える、マルチネットワーク通信デバイス
  32. 前記第1の無線ネットワークセルは、GERANセルであり、前記E−UTRANセルは、LTEセルである請求項31に記載の通信デバイス。
  33. 前記第1の無線ネットワークセルは、UTRANセルであり、前記E−UTRANセルは、LTEセルである請求項31に記載の通信デバイス。
  34. 前記ユーザ端末は、UEであり、前記E−UTRANセルの前記基地局は、LTE eNBである請求項31に記載の通信デバイス。
  35. E−UTRANセルを前記選択することは、前記新しいセル優先度情報の受信前に開始される請求項31に記載の通信デバイス。
  36. E−UTRANセルを前記選択することは、前記ユーザ端末での使用モードの前記変更に応答して開始される請求項35に記載の通信デバイス。
  37. 前記使用モードは、前記アプリケーションによって変更される請求項35に記載の通信デバイス。
  38. 前記データ通信の完了後に前記ユーザ端末使用モードを前記データ中心モードから前記音声中心モードに変更することをさらに備える請求項31に記載の通信デバイス。
  39. トラッキングエリアアップデート(TAU)手順を前記ユーザ端末から開始するための手段と、
    前記TAU手順において受信された新情報に応答して、第2の無線ネットワークセルを選択するための手段であって、前記第2の無線ネットワークセルは、GERAN又はUTRANセルである手段と、をさらに備える請求項38に記載の通信デバイス。
  40. 前記ユーザ端末を前記第2の無線ネットワークセルにとどまらせるための手段をさらに備える請求項39に記載の通信デバイス。
  41. 無線通信システムにおいて無線アクセス技術(RAT)間モビリティを提供するための方法であって、
    ユーザ端末をアイドルモードで第1の無線ネットワークセルにとどまらせることであって、前記第1の無線ネットワークは、GERAN又はUTRANネットワークであることと、
    予め定義されたクラスのデータ呼に関してE−UTRANセルに移行するための権限付与を含む新しいセル優先度情報を受信することと、
    前記データ呼を開始するために前記ユーザ端末で実行中のアプリケーションからトリガを受信することと、
    前記新しいセル優先度情報に基づいて割り当てられたセル優先度を無視することと、
    E−UTRANネットワークセルを選択することと、
    前記選択されたE−UTRANセルで前記アプリケーションと関連付けられたデータ通信を行うことと、を備える、方法。
  42. 前記第1の無線ネットワークセルは、GERANセルであり、前記E−UTRANセルは、LTEセルである請求項41に記載の方法。
  43. 前記第1の無線ネットワークセルは、UTRANセルであり、前記E−UTRANセルは、LTEセルである請求項41に記載の方法。
  44. 前記ユーザ端末は、UEであり、前記E−UTRANセルの前記基地局は、LTEe NBである請求項41に記載の方法。
  45. データ呼の前記予め定義されたクラスは、予め定義されたスレショルドを上回るビットレートを要求するデータ呼を備える請求項41に記載の方法。
  46. 前記予め定義されたスレショルドは、64キロビット/秒である請求項45に記載の方法。
  47. 前記予め定義されたスレショルドは、2メガビット/秒である請求項45に記載の方法。
  48. 前記予め定義されたスレショルドは、16メガビット/秒である請求項45に記載の方法。
  49. ユーザ端末をアイドルモードで第1の無線ネットワークセルにとどまらせ、
    予め定義されたクラスのデータ呼に関してE−UTRANセルに移行するための権限付与を含む新しいセル優先度情報を受信し、
    前記データ呼を開始するために前記ユーザ端末で実行中のアプリケーションからトリガを受信し、
    前記新しいセル優先度情報に基づいて割り当てられたセル優先度を無視し、
    E−UTRANネットワークセルを選択し、及び
    前記選択されたE−UTRANセルの基地局と前記アプリケーションと関連付けられたデータを転送することをコンピュータに行わせるためのコードを含むコンピュータによって読み取り可能な媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、前記第1の無線ネットワークは、GERAN又はUTRANネットワークである、コンピュータプログラム製品。
  50. 前記第1の無線ネットワークセルは、GERANセルであり、前記E−UTRANは、LTEセルである請求項49に記載のコンピュータによって読み取り可能な媒体。
  51. 前記第1の無線ネットワークセルは、UTRANセルであり、前記E−UTRANセルは、LTEセルである請求項49に記載のコンピュータによって読み取り可能な媒体。
  52. 前記ユーザ端末は、UEであり、前記E−UTRANセルの前記基地局は、LTEe NBである請求項49に記載のコンピュータによって読み取り可能な媒体。
  53. データ呼の前記予め定義されたクラスは、予め定義されたスレショルドを上回るビットレートを要求するデータ呼を備える請求項49に記載のコンピュータによって読み取り可能な媒体。
  54. 前記予め定義されたスレショルドは、64キロビット/秒である請求項53に記載のコンピュータによって読み取り可能な媒体。
  55. 前記予め定義されたスレショルドは、2メガビット/秒である請求項53に記載のコンピュータによって読み取り可能な媒体。
  56. 前記予め定義されたスレショルドは、16メガビット/秒である請求項53に記載のコンピュータによって読み取り可能な媒体。
  57. マルチネットワーク通信デバイスであって、
    第1の無線ネットワークセルから信号を受信し及びユーザ端末をアイドルモードで前記第1の無線ネットワークセルにとどまらせ、及び
    予め定義されたクラスのデータ呼に関してE−UTRANセルに移行する権限付与を含む新しいセル優先度情報を受信するように構成された受信機モジュールであって、前記第1の無線ネットワークセルは、GERAN又はUTRANセルである受信機モジュールと、
    前記ユーザ端末で実行中のアプリケーションプログラム及び前記新しいセル優先度情報に基づき、U−TRANセルに従ったセル再選択手順を開始するように構成されたプロセッサモジュールと、
    前記受信機モジュールと関係して、前記選択されたE−UTRANセルでアプリケーションと関連付けられた通信を提供するように構成された送信機モジュールと、を備える、マルチネットワーク通信デバイス。
  58. 前記第1の無線ネットワークセルは、GERANセルであり、前記E−UTRANセルは、LTEセルである請求項57に記載の通信デバイス。
  59. 前記第1の無線ネットワークセルは、UTRANセルであり、前記E−UTRANセルは、LTEセルである請求項57に記載の通信デバイス。
  60. 前記ユーザ端末は、UEであり、前記E−UTRANセルの前記基地局は、LTE eNBである請求項57に記載の通信デバイス。
  61. データ呼の前記予め定義されたクラスは、予め定義されたスレショルドを上回るビットレートを要求するデータ呼を備える請求項57に記載の通信デバイス。
  62. 前記予め定義されたスレショルドは、64キロビット/秒である請求項61に記載の通信デバイス。
  63. 前記予め定義されたスレショルドは、2メガビット/秒である請求項61に記載の通信デバイス。
  64. 前記予め定義されたスレショルドは、16メガビット/秒である請求項61に記載の通信デバイス。
  65. マルチネットワーク通信デバイスであって、
    ユーザ端末をアイドルモードで第1の無線ネットワークセルにとどまらせるための手段であって、前記第1の無線ネットワークは、GERAN又はUTRANネットワークである手段と、
    予め定義されたクラスのデータ呼に関してE−UTRANセルに移行するための権限付与を含む新しいセル優先度情報を受信するための手段と、
    前記データ呼を開始するために前記ユーザ端末で実行中のアプリケーションからトリガを受信するための手段と、
    前記新しいセル優先度情報に基づいて割り当てられたセル優先度を無視するための手段と、
    E−UTRANネットワークセルを選択するための手段と、
    前記選択されたE−UTRANセルで前記アプリケーションと関連付けられたデータ通信を行うための手段と、を備える、マルチネットワーク通信デバイス。
  66. 前記第1の無線ネットワークセルは、GERANセルであり、前記E−UTRANセルは、LTEセルである請求項64に記載の通信デバイス。
  67. 前記第1の無線ネットワークセルは、UTRANセルであり、前記E−UTRANセルは、LTEセルである請求項64に記載の通信デバイス。
  68. 前記ユーザ端末は、UEであり、前記E−UTRANセルの前記基地局は、LTEe NBである請求項64に記載の通信デバイス。
  69. データ呼の前記予め定義されたクラスは、予め定義されたスレショルドを上回るビットレートを要求するデータ呼を備える請求項64に記載の通信デバイス。
  70. 前記予め定義されたスレショルドは、64キロビット/秒である請求項68に記載の通信デバイス。
  71. 前記予め定義されたスレショルドは、2メガビット/秒である請求項68に記載の通信デバイス。
  72. 前記予め定義されたスレショルドは、16メガビット/秒である請求項28に記載の通信デバイス。
  73. 無線通信システムにおいて無線アクセス技術(RAT)間モビリティを提供するための方法であって、
    ユーザ端末をアイドルモードで第1の無線ネットワークセルにとどまらせることであって、前記第1の無線ネットワークは、GERAN又はUTRANネットワークであることと、
    前記ユーザ端末で実行中のアプリケーションからデータ呼に関するトリガを受信することと、
    適切なE−UTRANネットワークセルを決定することと、
    データ呼に関するcauseインジケータを含む要求メッセージを前記第1の無線ネットワークに送信することと、
    前記第1の無線ネットワークから、前記E−UTRANネットワークセルへのリダイレクション情報を有するリリースメッセージを受信することと、を備える、方法。
  74. 前記第1の無線ネットワークセルは、GERANセルであり、前記E−UTRANセルは、LTEセルである請求項72に記載の方法。
  75. 前記要求メッセージは、GERANチャネル要求メッセージであり、前記リリースメッセージは、GERANチャネルリリースメッセージである請求項73に記載の方法。
  76. 前記第1の無線ネットワークセルは、UTRANセルであり、前記E−UTRANセルは、LTEセルである請求項72に記載の方法。
  77. 前記要求メッセージは、UTRAN RRC接続要求メッセージであり、前記リリースメッセージは、UTRAN RRCリリースメッセージである請求項75に記載の方法。
  78. 前記causeインジケータは、特定のサービス品質(QoS)パラメータを有するデータ呼に関する要求を定義する情報を含む請求項72に記載の方法。
  79. 前記ユーザ端末を前記E−UTRANネットワークセルにリダイレクションすることと、
    前記選択されたE−UTRANセルで前記アプリケーションと関連付けられたデータ通信を行うことと、をさらに備える請求項72に記載の方法。
  80. 前記ユーザ端末は、完全なRRC接続確立手順を実施せずに前記E−UTRANネットワークセルにリダイレクションされる請求項78に記載の方法。
  81. 前記ユーザ端末は、セキュリティセットアップのための非アクセス層(NAS)手順を実施せずに前記E−UTRANネットワークセルにリダイレクションされる請求項78に記載の方法。
  82. ユーザ端末をアイドルモードで第1の無線ネットワークセルにとどまらせ、
    前記ユーザ端末で実行中のアプリケーションからデータ呼に関するトリガを受信し、
    適切なE−UTRANネットワークセルを決定し、
    データ呼に関するcauseインジケータを含む要求メッセージを前記第1の無線ネットワークに送信し、及び
    前記第1の無線ネットワークから、前記E−UTRANネットワークセルへのリダイレクション情報を有するリリースメッセージを受信することをコンピュータに行わせるためのコードを含むコンピュータによって読み取り可能な媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、前記第1の無線ネットワークは、GERAN又はUTRANネットワークである、コンピュータプログラム製品。
  83. 前記第1の無線ネットワークセルは、GERANセルであり、前記E−UTRANセルは、LTEセルである請求項81に記載のコンピュータプログラム製品。
  84. 前記要求メッセージは、GERANチャネル要求メッセージであり、前記リリースメッセージは、GERANチャネルリリースメッセージである請求項82に記載のコンピュータプログラム製品。
  85. 前記第1の無線ネットワークセルは、UTRANセルであり、前記E−UTRANセルは、LTEセルである請求項81に記載のコンピュータプログラム製品。
  86. 前記要求メッセージは、UTRAN RRC接続要求メッセージであり、前記リリースメッセージは、UTRAN RRCリリースメッセージである請求項84に記載のコンピュータプログラム製品。
  87. 前記causeインジケータは、特定のサービス品質(QoS)パラメータを有するデータ呼に関する要求を定義する情報を含む請求項81に記載のコンピュータプログラム製品。
  88. 前記ユーザ端末を前記E−UTRANネットワークセルにリダイレクションすることと、
    前記選択されたE−UTRANセルで前記アプリケーションと関連付けられたデータ通信を行うことと、をさらに備える請求項81に記載のコンピュータプログラム製品。
  89. 前記ユーザ端末は、完全なRRC接続確立手順を実施せずに前記E−UTRANネットワークセルにリダイレクションされる請求項87に記載のコンピュータプログラム製品。
  90. 前記ユーザ端末は、セキュリティセットアップのための非アクセス層(NAS)手順を実施せずに前記E−UTRANネットワークセルにリダイレクションされる請求項87に記載のコンピュータプログラム製品。
  91. マルチネットワーク通信デバイスであって、
    第1の無線ネットワークセルから信号を受信し及びユーザ端末をアイドルモードで前記第1の無線ネットワークセルにとどまらせるように構成された受信機モジュールであって、前記第1の無線ネットワークセルは、GERAN又はUTRANセルである受信機モジュールと、
    前記ユーザ端末で実行中のアプリケーションに基づき、データ呼に関するトリガを受信し、及び
    前記受信機モジュールと関係して、適切なE−UTRANネットワークセルを決定するように構成されたプロセッサモジュールと、
    データ呼に関するcauseインジケータを含む要求メッセージを前記第1の無線ネットワークに送信するように構成された送信機モジュールと、を備え、前記受信機モジュールは、前記E−UTRANネットワークセルへのリダイレクション情報を有するリリースメッセージを前記第1の無線ネットワークから受信するようにさらに構成される、マルチネットワーク通信デバイス。
  92. 前記第1の無線ネットワークセルは、GERANセルであり、前記E−UTRANセルは、LTEセルである請求項90に記載の通信デバイス。
  93. 前記要求メッセージは、GERANチャネル要求メッセージであり、前記リリースメッセージは、GERANチャネルリリースメッセージである請求項90に記載の通信デバイス。
  94. 前記第1の無線ネットワークセルは、UTRANセルであり、前記E−UTRANは、LTEセルである請求項90に記載の通信デバイス。
  95. 前記要求メッセージは、UTRAN RRC接続要求メッセージであり、前記リリースメッセージは、UTRAN RRCリリースメッセージである請求項93に記載の通信デバイス。
  96. 前記causeインジケータは、特定のサービス品質(QoS)パラメータを有するデータ呼に関する要求を定義する情報を含む請求項90に記載の通信デバイス。
  97. 前記送信機、受信機及びプロセッサモジュールは、
    前記ユーザ端末を前記E−UTRANネットワークセルにリダイレクションし、及び
    前記選択されたE−UTRANセルで前記アプリケーションと関連付けられたデータ通信を行うようにさらに構成される請求項90に記載の通信デバイス。
  98. 前記ユーザ端末は、完全なRRC接続確立手順を実施せずに前記E−UTRANネットワークセルにリダイレクションされる請求項96に記載の通信デバイス。
  99. 前記ユーザ端末は、セキュリティセットアップのための非アクセス層(NAS)手順を実施せずに前記E−UTRANネットワークセルにリダイレクションされる請求項96に記載の通信デバイス。
  100. マルチネットワーク通信デバイスであって、
    ユーザ端末をアイドルモードで第1の無線ネットワークセルにとどまらせるための手段であって、前記第1の無線ネットワークは、GERAN又はUTRANネットワークである手段と、
    前記ユーザ端末で実行中のアプリケーションからデータ呼に関するトリガを受信するための手段と、
    適切なE−UTRANネットワークセルを決定するための手段と、
    データ呼に関するcauseインジケータを含む要求メッセージを前記第1の無線ネットワークに送信するための手段と、
    前記第1の無線ネットワークから、前記E−UTRANネットワークセルへのリダイレクション情報を有するリリースメッセージを受信するための手段と、備える、マルチネットワーク通信デバイス。
  101. 前記第1の無線ネットワークセルは、GERANセルであり、前記E−UTRANセルは、LTEセルである請求項99に記載の通信デバイス。
  102. 前記要求メッセージは、GERANチャネル要求メッセージであり、前記リリースメッセージは、GERANチャネルリリースメッセージである請求項99に記載の通信デバイス。
  103. 前記第1の無線ネットワークセルは、UTRANセルであり、前記E−UTRANセルは、LTEセルである請求項99に記載の通信デバイス。
  104. 前記要求メッセージは、UTRAN RRC接続要求メッセージであり、前記リリースメッセージは、UTRAN RRCリリースメッセージである請求項102に記載の通信デバイス。
  105. 前記causeインジケータは、特定のサービス品質(QoS)パラメータを有するデータ呼に関する要求を定義する情報を含む請求項99に記載の通信デバイス。
  106. 前記ユーザ端末を前記E−UTRANネットワークセルにリダイレクションすることと、
    前記選択されたE−UTRANセルで前記アプリケーションと関連付けられたデータ通信を行うことと、をさらに備える請求項99に記載の通信デバイス。
  107. 前記ユーザ端末は、完全なRRC接続確立手順を実施せずに前記E−UTRANネットワークセルにリダイレクションされる請求項105に記載の通信デバイス。
  108. 前記ユーザ端末は、セキュリティセットアップのための非アクセス層(NAS)手順を実施せずに前記E−UTRANネットワークセルにリダイレクションされる請求項105に記載の通信デバイス。
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