JP2014512469A - 水底にある固形物を取り出す装置、及びその方法 - Google Patents

水底にある固形物を取り出す装置、及びその方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014512469A
JP2014512469A JP2014506891A JP2014506891A JP2014512469A JP 2014512469 A JP2014512469 A JP 2014512469A JP 2014506891 A JP2014506891 A JP 2014506891A JP 2014506891 A JP2014506891 A JP 2014506891A JP 2014512469 A JP2014512469 A JP 2014512469A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
solids
water
riser
upstream
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014506891A
Other languages
English (en)
Inventor
フランソワ エスピナッセ,フィリぺ
パラント,トマス
Original Assignee
テクニップ フランス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テクニップ フランス filed Critical テクニップ フランス
Publication of JP2014512469A publication Critical patent/JP2014512469A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F7/00Equipment for conveying or separating excavated material
    • E02F7/005Equipment for conveying or separating excavated material conveying material from the underwater bottom
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F7/00Equipment for conveying or separating excavated material
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/88Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements acting by a sucking or forcing effect, e.g. suction dredgers
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/88Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements acting by a sucking or forcing effect, e.g. suction dredgers
    • E02F3/90Component parts, e.g. arrangement or adaptation of pumps
    • E02F3/902Component parts, e.g. arrangement or adaptation of pumps for modifying the concentration of the dredged material, e.g. relief valves preventing the clogging of the suction pipe
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F5/00Dredgers or soil-shifting machines for special purposes
    • E02F5/28Dredgers or soil-shifting machines for special purposes for cleaning watercourses or other ways
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F7/00Equipment for conveying or separating excavated material
    • E02F7/06Delivery chutes or screening plants or mixing plants mounted on dredgers or excavators
    • E02F7/065Delivery chutes or screening plants or mixing plants mounted on dredgers or excavators mounted on a floating dredger
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F7/00Equipment for conveying or separating excavated material
    • E02F7/10Pipelines for conveying excavated materials

Abstract

【課題】水底にある固形物を取り出す装置およびそれに関連する方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る装置は、水体(14)の底(12)にある物質を収集するユニット(22)と、その固形物を持ち上げるライザー(48)と、収集ユニット(22)が収集した固形物をライザー(48)内で水面施設(26)に向かって持ち上げるポンプ(90)とを備える。またこの装置は、固形物を多く含んだ流れと固形物をあまり含まない流れとを生成するセパレータ(42)を備える。このセパレータ(42)は、固形物を多く含んだ流れを放出する下部放出口(76)を有する。この装置は、収集ユニット(22)をセパレータ(42)へ接続する上流ホース(40)と、固形物を多く含んだ流れに対する各放出口(76)をライザー(48)へ接続する中間パイプ(44)とを備える。ポンプの排水口(100)は、中間パイプ(44)内に接続してある。

Description

本発明は、水底にある固形物を取り出す装置に関する。そのような装置の内あるタイプの装置は、水底の物質を収集するユニットと、固形物を水面施設まで持ち上げるライザーと、収集ユニットによって収集されたライザー内にある固形物を水面施設まで持ち上げるべく設計され、液状物を汲み上げることができ、吸水口及び排水口を有するポンプとを含む。
そのような装置は、例えば、海底の掘削作業、又は石油生産施設の導入および設立に伴う海底土木および海底土工に使用される。
水底から収集される固形物は、例えば、岩石および/または堆積土砂である。
上述したようなタイプの装置は、仏国特許出願公開第2467283号明細書から知ることができる。この装置は、海底用の管およびユニットを有する水面施設を含む。その海底用ユニットは、掘削ビークルのような物体を収集するためのユニットを備える。
この装置において海底から収集された固形物は、空気圧式エレベータシステムを用いた方法によって水面まで運ばれる。このために、エアーパイプラインがライザー内に接続され、空気がライザーカラム内に注入される。
その空気圧式システムは、固形物を含んだ液状物が上方へ流れるようにするためのポンプを用いたポンピングシステムと置き換えてもよい。
別の方法として、海水を汲み上げる不連続エレベータシステムも言及されているが、詳細については記載されていない。
仏国特許出願公開第2467283号明細書 国際公開第2009/125106号パンフレット 仏国特許発明第2929638号明細書
1番目に述べたシステムは、ライザーの中央部分に気体を注入する必要がある。したがって、そのようなシステムは実現が容易でない場合もある。特に、固形物を回収するため、その固形物を含み流動している液状物中に注入された気体を水面で分離する必要があるからである。
2番目に述べた解決策は、ポンプという手段を用い、固形物を含む収集された流動物を汲み上げる必要がある。
そのような解決策は、あまり満足のいくものとはいえない。実際、ポンプを介して固形物が移動することにより、その固形物と接触することになるポンプに対して早期の摩耗損傷が生じるためである。
したがって、ポンプ又はその構成要素を頻繁に取り換えることが必要となってくる。その取り換えには、深部での複雑な操作が必要となり、生産処理工程の中断を生じることもある。
本発明は、物質生産を連続的に進めつつ、同時に、水底にある固形物の収集および回収が可能であって、非常に信頼性のある装置の取得を目的とする。
また本発明は、流れ方が改善された物質の提供およびその物質の運搬を他の目的とし、その物質を運ぶパイプの内部摩耗を最小限に抑えることを目指す。
また本発明は、物質を汲み上げるために用い、入手し易い汲み上げステーションの提供を目的とする。
上述した目的のため、本発明の対象は上述したようなタイプの装置に関連しており、その装置は、固形物を多く含む流れと固形物をあまり含まない流れとを構成するために、収集ユニットから受け取った収集流を処理するために用いられ、前記収集流を注入するための注入口と固定物を多く含む流れを放出する少なくとも一つの下部放出口とを含むセパレータと、前記収集ユニットを前記セパレータへ接続する上流側フレキシブルホースと、固形物を多く含む流れを放出する前記または各放出口およびライザーの下部とを接続する中間パイプとを含み、前記ポンプの排出口が前記ライザーの下部内または中間パイプ内へ接続してあることを特徴とする。
本発明に係る装置は、水底に位置するサポートまたは前記ライザーに依存するサポートを前記セパレータが備えるという特徴、前記収集流を分離する上流側分離タンクおよび固形物を多く含む流れを放出する少なくとも1つの下流側放出タンクとを前記セパレータが備え、前記セパレータは更に、前記上流側受入タンク及び前記下流側放出タンク間に配置した分配器を備え、前記分配器は前記上流側分離タンクから下流側放出タンクへ向けて固形物を多く含む流れが選択的に通過するように調整してあるという特徴、前記セパレータは少なくとも2つの下流側放出タンクを備え、前記分配器は、前記上流側分離タンクから第1下流側放出タンクに向けて固形物を多く含む流れを通過させるために、また第2下流側放出タンクを隔離するために用いる第1構成と、前記分離タンクから前記第2下流側放出タンクに向かって固形物を多く含む流れを通過させるため、また前記第1下流側放出タンクを隔離するために用いる第2構成との間で制御可能となっているという特徴、前記分配器がロータリドラムを備えるという特徴、前記収集ユニットは、水底に接触して水底から固形物を収集および除去する掘削ビークルを備えるという特徴、前記収集ユニットは、水底に位置する物質を収集する保持サポート及び、前記保持サポートとは独立して水面から展開可能な収集に用いる手段を備えるという特徴、水に浮かぶ水面施設を備え、前記ライザーが前記水面施設に開口してあるという特徴、及び、前記ポンプの吸水口は水体と接続可能に構成してあり、前記装置は、前記水体と前記吸水口との間に配置した濾過ユニットを備えるという特徴の中から、個別に又は技術的に可能な組み合わせを考慮するが、1以上の特徴を含んでいても良い。
また本発明は、水底にある固形物を取り出す方法に関しており、上述したような装置を用意するステップと、前記収集ユニットを用いた手段により、前記水底にある物質を収集するステップと、前記セパレータ内で前記収集ユニットから受け入れた収集流を分離し、固形物を多く含む流れを生成するステップと、固形物を多く含む流れを前記下部放出口から放出するステップと、前記ポンプを活性化し、前記ライザーの下部内または前記中間パイプ内へ液状物を注入し、固形物を多く含む流れが前記ライザーを介して水面施設に向かうように駆動するステップとを備えることを特徴とする。
本発明は、例を挙げて、添付図面を参照しつつ説明してある。以下の記載内容を読むことにより、本発明がより良く理解され得る。
本発明に係る第1取出装置の主たる構成要素を示す模式側面図である。 本発明に係る第2装置を示す図1と同様の図である。 本発明に係る第3装置を示す図1と同様の図である。 本発明に係る第4装置を示す図1と同様の図である。 図4の装置にある収集ユニット及びセパレータを示す拡大模式図である。 図5のセパレータの下流にあるタンクを示す図である。 本発明に係る第5装置を示す図5と同様の図である。
以下の全ての段落において「上流」及び「下流」という用語は、概して、パイプ内で流体が流れる通常方向を考慮して解釈される。
水体14の底12に存在する固形物を取り出す第1装置10が、図1に示してある。
例えば、水体14は大洋、海、湖または川である。また例えば、底12と装置10に面する表面16との間を考慮した場合、水体14の水深は50メートルから5000メートルの間である。
水体14は、底12の上にある。つまり底12は、岩石および/または堆積土砂を含む固形物により定められるものである。
取出装置10は、底12上にある鉱物の掘削作業用設備を設立することを考慮し、またその後に生じる水体14の表面16における作業を考慮し、土木および土工等を底12で実行できるように設計されている。また装置10は、炭化水素鉱床開発施設の導入および設立にも用いられ得る。
図1に示すように、装置10は水面ユニット20、水体14の底12にある物質を収集する収集ユニット22、及び、収集ユニット22と水面ユニット20との間で物質を運搬する運搬ユニット24を含む。
この実施例では、船舶、バージ又はプラットフォーム等の浮遊施設26によって、水面ユニット20が形成されている。施設26は、部分的に水体14内に浸かる。しかしながら施設26は、水体14にうまく浮いている。
例えば施設26は、運搬ユニット24により回収された固形物を取り出す手段28を備える。この施設26は、水面セパレータ(不図示)を備えていても良い。
この実施例では、収集ユニット22に掘削ビークル30が取り付けてあり、水体14の底12上を移動することができる。掘削ビークル30は自律推進手段(不図示)を含んでおり、水体14の底12上で収集ユニット22を自律的に移動させることができる。収集ユニット22は、底12を構成する物質に対して掘削、削取、及び/又は穴開け加工を施すことによってその物質を収集および除去することができ、運搬ユニット24に送ることができる手段32を備える。掘削ビークルの一例について、特許文献1に記載してある。
運搬ユニット24は、収集ユニット22に接続してある上流フレキシブルホース40、海底セパレータ42、及び中間海底パイプ44を含む。更に運搬ユニット24は、汲み上げユニット46と水面施設26に接続してあるライザー48とを備える。
フレキシブルホース40は、「ジャンパー」とも呼ばれるものである。このフレキシブルホース40は、上流端部50が収集手段32に接続してあり下流端部52がセパレータ42に接続してあるフレキシブルパイプを用いて構成してある。
フレキシブルホース40は100メートルより長く、具体的には100メートルから200メートルの間である。フレキシブルホース40は、水体14の底12の上にあるセパレータ42の周りで掘削ビークル30が移動できるように構成してある。このフレキシブルホース40は、塑性変形が生じる前の最小曲げ半径(略して「MBR」)が1メートルより短く有利である。
例えばセパレータ42は、出願人同一の国際公開第2009/125106号パンフレットに記載したタイプのセパレータである。このセパレータ42は、サポート54、上流側フレキシブルホース40を介して収集ユニット22から受け入れた収集流を分離する上流上部分離タンク56、及び上流タンク56内に生成した固形物を多く含んだ流れを放出する下流側放出タンク58A、58Bを備える。
セパレータ42は更に、下流タンク58A、58B内にあって固形物を多く含んだ流体に対する選択的な分配を制御するために、上流タンク56と下流タンク58A、58Bとの間に分配器60を含んでいる。
図1および2で示されたユニットの内サポート54及びセパレータ42は、ライザー48によって移動する。図3の変形例では、サポート54が底12上に配置してある。
サポート54は、収集ユニット22に対して、相対的に移動しないように維持してある。したがって収集ユニット22は、自律的に及びセパレータ42に対して独立的に、移動することが可能となる。
収集ユニット22が移動している間、セパレータ42は実質的に水体14の底12に対して移動しない。
上流タンク56は、収集ユニット22から受け入れた収集流を分離するホッパーを形成している。上流タンク56は、内部分離スペース62を有する。その内部スペース62は、収集流を注入するための上部開口64を介し、また、固形物をあまり含まない液状物の流れを放出するための上部排出口66を介して有利となるように、その上流側が開口してある。
内部スペース62はまた、固形物を多く含む流れを分配器60へ排出する排出ドレイン68を介し、内部スペース62の底部が開口してある。固形物を多く含む流れを排出する下部排出ドレイン68の上方に、固形物をあまり含まない流れを放出する上部放出口66が設けてある。上部放出口66には、例えば封止バルブ70が設けてある。バルブ70が開放された場合、放出口66が開いて水体と通じるようになる。代案として、表面にある微粒子を回収するために、放出口66がパイプによってポンプ100の注入口へ接続され、微粒子の処理を更に実行できるようにしてもよい。
注入口64は、フレキシブルホース40の下流端部52と接続してある。
排出ドレイン68は、注入口64の下方に配置してあり、タンク56の下部を垂直に開口している。
したがって、液状物と固形物とを分割状態で含んでいる収集流は、内部スペース62内で適切に分離され、固形物を多く含んでおり下部排出ドレイン68から放出されることになる流れを生成し、固形物をあまり含んでおらず上部放出口66から放出されることになる流れを生成する。
下流タンク58A、58Bはそれぞれ、固形物を多く含んだ流れを受け入れる受入スペース72を構成する。分配器は、下流タンク58A、58Bのそれぞれに対して2個の分離バルブ73A、77A;73B、77Bを有している。その2個の分離バルブは、一方がタンクの上流にあり、他方がタンクの下流にある。スペース72は、上流注入口74によって、上流が分配器60に接続してある。またスペース72は、放出口76によって、下流が中間パイプ44に接続してある。
上流注入口74は、分配器60を上方から開口する。ここでは後で述べるが、上流注入口74は、分配器60を介して選択的に内部スペース62へ接続することができる。
下流排出口76はそれぞれ、下流タンク58A、58Bの底部を下方へ開口しており、下流バルブ77A、77Bを用いた手段によって中間パイプ44に接続してある。
分配器60は、固形物が下流タンク58A、58Bの一方に運搬されることを防止することによって、固形物を多く含む流れが他方の下流タンク58A、58Bへ選択的に放出されることを制御できる。上流バルブ73A、73Bと下流タンク58A、58Bが有する下流バルブ77A、77Bとは、下流タンク58A、58Bを選択的に分離するために用いられる。
したがって分配器60は、第1分配設定と第2分配設定との間で稼働されることになる。第1設定では、水圧をかけた状態で上流タンク56の内部スペース62が第1タンク58Aの内部スペース72に接続される。固形物を多く含む流れが通過することを防止する少なくとも一つの壁によって、上流タンク56の内部スペース62と第2タンク58Bの内部スペース72とは互いに分離してある。
第2設定では、水圧をかけた状態で上流タンク56の内部スペース62が第2タンク58Bの内部スペース72に接続される。固形物を多く含む流れが通過することを防止する壁によって、上流タンク56の内部スペース62は第1下流タンク58Aの内部スペース72から分離してある。
例えば分配器60は、出願人同一の国際公開第2009/125106号パンフレットに記載した様なドラムユニットを用いて形成してある。分配器60の詳細な内容についてはここに記載しない。
中間海底パイプ44は、セパレータ42にある各放出口76をライザー48へ接続する。例えば、中間海底パイプ44は剛性チューブ80で形成してある。
好ましくは中間海底パイプ44が、下流タンク58A、58Bにある放出口をライザー48の実質的な下方部分へ接続する。
したがって下流タンク58A、58Bは、ライザー48とパイプ44との接続部よりも水深が実質的に浅い位置に配置されることになる。そのため、固形物を多く含む流れは重力により、中間海底パイプ44を介してライザーへの入り口まで運ばれることになる。
本発明における汲み上げユニット46は、ウォーターポンプ90と中間パイプ44へ接続する上流タッピング92とを含む。また汲み上げユニット46は、接続パイプ94とフィルタ96とを含み、有利である。
例えば、ポンプ90はダイアフラム式ポンプである。
ポンプ90の注入フロー速度は、例えば、分速5000リットルより大きく、具体的には、分速5000リットルと20000リットルとの間である。
ポンプ90は、圧力下で中間パイプ44に注入する水を吸水口から排水口100へ運搬するため、水体14に存在する水を取り出すことができる。ポンプ90によって汲み上げられた流動体は、実質的に固形物を含まない。そのため、その流動体に含まれている固形物は、粒子サイズが5mmより小さいものだけである。
上流タッピング92は、ポンプ90の排出口100をライザー48の下部109に接続する。例えば上流タッピング92は、放出口76及び下流端部82とは離れた位置の部分であって、パイプ44の接続部にある上流の部分109で横方向に開口している。
タッピング92は、ライザー48の縦軸線の一部に対して横方向に開口しており、有利である。
例えば上流タッピング92は、ライザー112の直径以下の直径を有する剛性チューブ部位を用いて構成してある。
ライザー48は更に、下部109、基地局110、及び基地局110を水面施設26に接続するライザーパイプ112を含む。
中間パイプ44及び汲み上げユニット46は、下部109において、基地局110の下側で基地局110の上流方向に対し横方向に開口してある。
基地局110は、下部109の下流端部82をライザーパイプ112に接続するコネクタを含む。より一般的に基地局110は、収集ユニット22に対する電力を制御または供給する手段、又は、固形物およびユニット42を一時的に保持する手段のような様々な設備を備えていても良い。
基地局110は、水体14の底12の上方に配置してあり、例えば、底12から数メートル上方に配置してある。基地局110は、水底に対して固定してあり有利である。基地局110は、水体14の底12に面するように下げられており、ライザー112をの固定に寄与している。
基地局110は、中間パイプ44に接続された後、ライザー112によって保持されるようになり有利である。
ライザーパイプ112は、下端部116および上端部118の間で伸張しており、水体14中を垂直に伸張する。
下端部116は、基地局110を支持する。基地局110は、水圧をかけた状態で中間パイプ44に接続してある。上端部118は、水面施設26に位置する。上端部118は水圧をかけた状態で、水面施設26にある取出手段28に接続してある。
ライザーパイプ112は、下端部116と上端部118との間に、固形物を多く含む流れを循環させる内部通路120を有する。ライザーパイプ112の長さは、水体14の深さよりも実質的に長いため、水面施設20と基地局110との間の相対移動を可能にする。
図1及び2に示された実施形態において、セパレータ42は、ライザー48が水面施設20によって支持される設置面に接続することなく、ポンプ90と共に基地局110によって保持される。
変形例としては、図3に示してあるように、底12に配置してあるサポート54によってセパレータ42が保持される。
所定の実施形態では、剛性パイプに基づきライザーパイプ112が成形してある。この場合には、互いに溶接固定された複数の剛性管状部からなるユニットによって、この剛性パイプが形成される。
一変形例では、全長に亘って柔軟性を示すパイプによってライザー112が形成される。そのため柔軟性パイプは、パイプ敷設船上にあるドラム又はバスケットから曲げたり伸ばしたりすることができる。
装置10が設置された場合、運搬ユニット24を介した収集ユニット22と水面施設26との間に、流動体を運ぶ連続的な経路ができあがる。
具体的には、収集手段32から始まり、上流側フレキシブルホース40、セパレータ42、中間パイプ44、下部109、基地局110及びライザー112を介して、流動体を運ぶ連続的な経路ができあがることになる。
本発明に係る第1取出装置10の動作について、これから述べる。
まず、取出装置10を設置する。収集ユニット22を、セパレータ42と共に配置し、水体14の底12に向かい下方へ配置する。セパレータ42は、ベース54によって水体14の底12上に配置し、フレキシブルホース40を用いた手段により収集ユニット22に接続する。
中間パイプ44は、セパレータ42の下方に取り付ける。
変形例では、組み立ての間、セパレータ42がカラム48によって下方へ降ろされる。
ライザー112は、下部109及び基地局110を下端部116に維持した状態で、水の中に配置する。そしてライザー112は、基地局110が水体14の底12に近くなるまで、水体14内で垂直に伸びるように配置する。
汲み上げユニット46は、その後に下部109へ接続する。
中間パイプ44についてもまた、汲み上げユニット46の下流で下部109に取り付ける。
水体14の底12から固形物を収集すべきである場合、収集ユニット22を稼働する。水体14の底12から岩石および/または堆積土砂を収集するため、収集手段32による操作が開始される。この操作により、土工および掘削作業または底12上にある固形物の回収が可能となる。
収集された物質は、それから上流側フレキシブルホース40を介してセパレータ42へ運搬される。そのため、分散した状態で液状物および固形物を含んでいる収集流が、上流側フレキシブルホース40を介して移動することになる。このような物質は、注入口64を介し、上流タンク56によって示される内部スペース62内に移動する。
内部スペース62の内側では、沈降手段によってこの収集流が分離して、固形物を比較的多く含む下方流および固形物をあまり含まない上方流を生成し、下方流はタンク56の下部に収集し、上方流はタンク56の上部分に収集する。
固形物をあまり含まない上方流では、含まれている粒子のサイズが5mmよりも小さいため有利である。分配器60は、第1設定状態である。固形物を多く含む下方流に含まれる固形物は、第1タンク58Aの中に移動する。この固形物が第2タンク58B内に移動することは、分配器60によって抑制されている。
第1タンク58Aの放出口76にある下流バルブ77Aは、その後に閉じた状態とされるが、上流バルブ73Aは、開けた状態とされる。固形物は、第1タンク58Aの内部スペース72の中に蓄積する。
この第一設定では、内部スペース62、パイプ40の内部、及び第1タンク58Aの内部スペース72が同等の圧力に維持される。この圧力は、周囲の水圧(例えば200バール)と同じである。第1タンク58Aの内部スペース72が実質的に固形物で満たされる場合、第1タンク58Aの上流バルブ73Aが閉じられて、第2タンク58Bの上流バルブ73Bが開けられて、分配器60が第2設定状態に切り替わる。
この設定では、継続的に上流タンク56内に収集された固形物の流れが、第2放出タンク58B内へ放出される。第1タンク58A内に向かう固形物の移動は、第1下流タンク58Aの上流バルブ73Aによって抑制されている。
同時に、第1タンク58Aから流動体を放出する下流排出口76にあるバルブ77Aは、開いた状態とされる。そして第1タンク58Aの内部スペース72内における圧力は、パイプ44、92内における圧力と同レベル(例えば、250バール)になる。第1タンク58Aの内部スペース72内にある固形物は、その後に重力によって、中間パイプ44を介して自由に流れ出す。
分配器60の切り替えを実行することによって、固形物を取り出す処理全体が再び実行される。
同時に、ポンプ90が継続モードで稼働する。結果として、水体14から取出した水流は、接続パイプ94、吸水口98、及び排水口100を介して、下流タッピング92へ汲み上げられる。そのため、加圧された水が下部109内に横方向から注入され、ライザー48へと移動する。
加圧された水をこのように注入することによって、固形物を多く含む流れが継続的にタンク58A、58Bから移動し、中間パイプ44を、下部109、及び基地局110の直下を介し、ライザー112の内部通路120を通過する。
固形物を多く含む流動体は、その後に水面施設26まで移動し、取出手段28内に収集される。
海底から水面まで固形物を運ぶために必要なエネルギーは、加圧された水を中間パイプ44の内部、及びライザー48の上流の内部に注入することによって、主にセパレータ42の排出口と水面にある回収手段28との間に与えられる。
この注入は、セパレータ42から流れる固形物の凝縮流に対して、またライザー48の下部に対して行われるため、効果的である。
また、ポンプ90は固形物を汲み上げない。したがって、ポンプ90の消耗を有意に減少させることになり、固形物の取出しに対する信頼が向上し、頻繁な修理を回避することができる。
ポンプ90に対する信頼は、ポンプ90の上流にフィルタ96を取り付けることによって更に増加する。
水体14の底12の上に配置したセパレータ42は、チャンバ58A、58Bを分離するという効果を有する。これらのチャンバは、外装面(図面に模様が付された部分)に対して交互に配置してあり、ライザー48に対しても交互に配置してある。
本発明に係る第2装置130は、図2に例示してある。第1装置10とは異なり、収集ユニット22が収集ツール132及び受入手段134を含んでいる。収集ツール132は、水体14の表面16から操作されるものであっても良い。受入手段134は、水体14の底12の上に配置されるものであり、収集ツール132によって取り除かれた物質を収集する。
収集ツール132は、駆動ケーブル136を用いた手段によって水面に接続されている。駆動ケーブル136は、水面ベッセル140に保持されたクレーン138によって制御される。
例えば収集ツール132は、収集把持部および/又はその把持部に対して一体的に取り付けられた空気圧式ドリル、又は、配置および移動に用いる追加ケーブルによってベッセル140から配置される空気圧式ドリルである。
受入手段134は、調節可能であってグラインダ/クラッシャを有して有利な保持サポート142、及び収集された物質を受け入れるファネルを備える。収集ツール132は、保持サポート142に対して、物質を収集するために水体14の底12に接触する位置とその物質を保持サポート142内へ放出するための位置との間を移動することができる。
保持サポート142に堆積した物質を収集するため、フレキシブルホース40は保持サポート142に接続される。
本発明に係る第2装置130の動作は、本発明に係る第1装置10の動作と異なり、ケーブル136を用いた手段により、収集ツール132が水面からの操作で、収集位置と放出位置との間を移動する。ツール132により収集された物質はその後、上流フレキシブルホース40を介してセパレータ42へ運搬される前に、保持サポート142へ放出される。
また第2装置130の動作は、第1装置10の動作に類似もしている。
鉱物を取り出すように本発明は記載されたが、地上で泥を取り除くために本発明を適用しても良く、ポンプの消耗に関する同様の問題に遭遇している状況に対して本発明を適用しても良い。
図2に例示した装置130の変形例(不図示)では、水体14の表面16から作動される収集ツール132、及びその収集ツール132によって収集された物質を受け入れるために水底に配置した受入手段134と共に、掘削ビークル30が収集ユニット22に含まれており、水体14の底12の上を移動することができる。
そのために各掘削ビークル30は、図1のフレキシブルホース40に類似するフレキシブルホースを用い、受入手段134に接続してある。
変形例におけるこの装置は、複数のビークル30を備えており、図1のフレキシブルホース40に類似するフレキシブルホースを介して各ビークルがセパレータ42又は受入手段134に接続してある。
本発明に係る第4装置230は、図4〜6に例示してある。
第4装置230は、第1装置10及び第2装置130とは異なり、ポンプ90が水面施設26に保持されている。ポンプ90は、水体14内へ伸張しているタッピングパイプライン92を用いた手段によって、下流側でライザー48の下端部に接続してある。
このタッピングパイプラインは、加圧された水を注入するためのパイプである。
ポンプ90の吸水口は、例えば表面セパレータで形成してあり、取出手段28から運ばれてくる水を使用するために、固形物を取り出す水面施設26上の手段28に接続してあり有利である。
この例で収集ユニット22は、水体14の表面16から稼働され得る収集ツール132の他に、少なくとも一つの取り付けられた掘削ビークル30を有しており、水体14の底12上を移動することができる。収集ユニット22は、掘削ビークル30及び収集ツール132によって収集された物質を受け入れる受入手段134を更に備えている。
上で既に述べたが、掘削ビークル30は水体14の底12の上を自律的に移動することができる自律推進手段(不図示)を備える。その掘削ビークル30は、物質の収集および除去をすることができる手段32を備える。その手段32は、水底12を構成する物質に対して掘削、削取、及び/又は穴開け加工を施して、運搬ユニット24まで運ぶことができる。掘削ビークルの一例については、仏国特許出願公開第2467283号明細書に記載してある。
各掘削ビークル30は、フレキシブルホース232を介して受入手段134に接続してある。
図4及び5に記載してあるように、受入手段134は、サポート、グラインダ/クラッシャ135、ツール132によって収集した物質を受け入れるファネル(不図示)、及びフレキシブルホース232を接続するための接続フランジ235を備える。
フレキシブルホース232は、図1で装置10に対して記載したフレキシブルホース40と同様のものである。フレキシブルホース232は、下流端部52が受入手段134に接続してある。受入手段134は、フレキシブルホース232から運ばれてくる固形物をグラインダ/クラッシャ135へ運ぶためにグラインダ/クラッシャ135の上流に接続してある。又は、例えばセパレータ上であってグラインダ/クラッシャ135の下流に接続してあり、上流タンク56内に対して直接的に開口することになる。
収集ツール132は、水体14の表面16から稼働され得る。収集ツール132は、水面施設22に保持されるクレーン138によって制御される稼働ケーブル136を用いた手段によって、水面に接続してある。
収集ツール132は例えば、収集グリッパ及び/又はこのグリッパへ一体的に取り付けてある空気圧式ドリル、又は、設置および移動のために用いる追加ケーブルによって水面施設22から配備される空気圧式ドリルである。
本発明の一実施形態において、運搬ユニット24は、グラインダ/クラッシャ135から受け入れた収集流を分離する上流分離タンク56を設けてあり、分離タンク56内に生じた固形物を多く含む流れを放出する下流タンク58A、58B、58Cを設けたセパレータ42を備える。セパレータ42は、上流タンク56と下流タンク58A、58B、58Cとの間に配置したバルブ60を有する分配器を備える。
上流タンク56は、グラインダ/クラッシャ135から受け入れた収集流を分離するファネルを形成している。そのファネルは、内部スペース62の分離に寄与するものである。内部スペース62は、収集流を注入する上部開口64によって上流側が開口しており、固形物のために用いた液状流を放出する上部排出口66によっても開口しており、有利である。
また内部スペース62は、固形物を多く含んだ流れを分配器60へ排出する排出口68によって、下流側が下部に開口している。固形物をあまり含まない流れを放出する上部排出口66は、固形物を多く含んだ流れを排出する下部排出口68の上方に位置する。
図5に示す変形例において、固形物をあまり含まない液状流を放出する上部排出口66は、フィルタ236と共に排出口に設けたポンプ234に接続してあり、フィルタ236は、固形物をあまり含んでいない液状流中に存在する固形粒子を除去するために使用される。フィルタ236が存在することにより、実質的に固形物を含まない液状物を水体14内に放出できるようになる。
注入口64は、グラインダ/クラッシャ135の排出口に接続してある。排出ドレイン68は、注入口64の下方に位置する。排出ドレイン68は、タンク56の下部へ垂直に開口しており有利である。したがって、分割した状態で液状物と固形物とを含んでいる収集流は、内部スペース62内で適切に分離されることになるので、固形物を多く含んでおり、下部排出ドレイン68を介して放出されることになる流れが生成され、また、固形物をあまり含んでおらず、上部放出口66を介して放出されることになる流れが生成される。
下流タンク58A、58B、58Cはそれぞれ、固形物を多く含む流れを受け入れる受入スペース72を有している。そのスペース72は、上流注入口74によって上流側が分配器60に接続してあり、放出口76によって下流側が中間パイプ44の上流セクション44A、44B、44Cのそれぞれに接続してある。
上流セクション44A、44B、44Cはそれぞれ、垂直方向に対して傾いており、重力によって固形物の流れが生じることを促すことができ有利である。
この例における分配器60は、回転ドラムを含んでいても良い。変形例では、その回転ドラムが分配器60から取り除いてあっても良い。
分配器は、各下流タンク58A、58B、58Cに対し、上部タンク56と下流タンク58A、58B、58Cとの間に配置した上流分離バルブ73A、73B、73Cを備え、受入スペース72とパイプ44の各上流セクション44A、44B、44Cとの間に配置した下流分離バルブ77A、77B、77Cを備える。
分配器60は制御を行い、固形物を多く含む流れがタンク58A、58B、58Cのいずれか一つへ選択的に放出することができ、その制御は、他のタンク58A、58B、58Cへ向けて固形物を運搬することを防止することによって実現される。
下流タンク58A、58B、58Cが有する上流分離バルブ73A、73B、73C及び下流分離バルブ77A、77B、77Cは、下流タンク58A、58B、58Cの選択的な分離に用いられる。
そのため分配器60は、第1分配設定と少なくとも第2分配設定との間で制御を実行することができる。
第1分配設定において、上流タンク56の内部スペース62は、第1タンク58Aの内部スペース72に対して加圧状態で接続してある。上流タンク56の内部スペース62及び他の各タンク58B、58Cの内部スペース72は、固形物を多く含む流れが通過することを防止するバルブ73B、73Cによって分離してある。
第2設定それぞれにおいて、上流タンク56の内部スペース62は、第2タンク58Bの内部スペース72に加圧状態で接続してあり、上流タンク56の内部スペース62は、バルブ73Aによって、第1下流タンク58Aの内部スペース72から分離してある。
実施の形態の一例では、下流タンク58A、58B、58Cが剛性チューブのセクションから形成されている。その剛性チューブのセクションは、物質が重力によって下降することを制御できる十分な長さを有しており、物質が過剰に蓄積することを防止できるようになっている。
各下流タンク58A、58B、58Cは、鉛直軸に対して傾いた軸に沿って伸張しており有利である。
図6で示した一の実施形態では、上流保護クラッパバルブ80A、80B、80Cがそれぞれ分離バルブ73A、73B、73Cの上流側に配置してあり、分配工程の間、バルブ73A、73B、73C上に物質が凝集することを防止する。
同様に、下流保護クラッパバルブ82A、82B、82Cはそれぞれ、下流分離バルブ77A、77B、77Cの上流側に配置してあり、下流タンク58A、58B、58Cを充填する工程の間、これらのバルブ上に物質が凝集することを防止する。
そのため各クラッパバルブ80A〜80C;82A〜82Cは、固形物の通過を遮断する横構成モードと固形物を通過させる縦構成モードとの間で制御可能となっている。
クラッパバルブ80A〜80C;82A〜82Cが遮断構成モードの場合、クラッパバルブ80A〜80C;82A〜82Cが開状態となる前に、クラッパバルブ80Aの下流に位置するバルブ73A〜73C;77A〜77Cそれぞれが開状態となり、固形物によって遮断されることがない。
本発明に係る第2装置230の動作について、これから述べる。
既に上で述べたように、まず取出装置230を所定の位置へ設置する。取出装置230の設置については、既に述べているため、詳細について以下で述べない。
装置10と異なり、ポンプ90は水面施設26に維持してある。排出口100は、水体14に浸かっているタッピングパイプライン92を用いた手段によって、ライザー48の下端部に接続してある。
水体14の底12から固形物を収集しようとする場合に、収集ユニット22が稼働する。その後、水体14の底12から岩石および/または堆積土砂を収集するために、収集手段32、132の運転が開始される。この運転により、土工および掘削作業または底12上にある固形物の回収が可能となる。
収集ツール132によって収集された固形物は、粒子サイズ(粒度分布)を小さくするため、その後にグラインダ/クラッシャ135へ与えられる。
その後、固形物はセパレータ42へ運搬され、注入口64を介し、上流タンク56が有する内部スペース62内に運ばれる。
内部スペース62の中では、沈降を用いた手段によって収集流が分離され、分離された一部分は固形物を比較的多く含む下部流内に運ばれ、タンク56の下部に収集される。また分離された他の部分は、固形物を比較的多く含まない上部流内に運ばれ、タンク56の上部領域に集められる。
固形物をあまり含まない流れは、含まれる粒子のサイズが1mmより小さいため有利である。この構成では、固形物をあまり含まない流れが開口66から放出され、ポンプ234内に運ばれ、フィルタ236内に運ばれる。それによって、実質的に粒子を含まない水域内へ放出される液状物が形成される。
分配器60はその後、第1タンク58Aを充填する第1設定状態となる。
そのため、図6に示した変形例では、クラッパバルブ80Aがまず閉状態に保たれる。それからバルブ73Aが操作されて、内部スペース72へ向かう流れを遮断しないようにする。
クラッパバルブ80Aはその後、クラッパバルブ80A及びバルブ73Aを介して固形物を通過させることができる「通過」構成モードの状態となる。この状態では、下流クラッパバルブ82Aは遮断状態となっている。第1タンク58Aの放出口76にある下流バルブ77Aもまた閉状態となっている。そして、第1タンク58Aの内部スペース72内に固形物が蓄積するようになる。
この第1設定状態では、上流タンクの内部スペース62と第1下流タンク58Aの内部スペース72とが、同じ圧力に維持されている。例えばこの圧力は、周囲の水圧(例えば、170バール)と同じである。
その後、第1下流タンク58Aの内部スペース72が固形物で実質的に満たされる場合に、上流クラッパバルブ80Aがまず完全に閉状態となる。そして、上流バルブ73Aが遮断状態となる。
第2下流タンク58Bの上流クラッパバルブ80Bは、まず完全に遮断状態となって、第2タンク58Bの上流バルブ73Bが開状態となり、分配器60が第2設定状態へと切り替わる。
その後、上流クラッパバルブ80Bは開状態となり、継続的に上流タンク56内に収集された固形物の流れが第2下流タンク58Bに放出されることになる。
第1タンク58A内に向かう固形物の移動は、第1下流タンク58Aが有する上流クラッパバルブ80A及び上流バルブ73Aによって防止される。
それと同時に、下流クラッパバルブ82Aは閉状態となる。第1下流タンク58Aから流動体を放出する下流排出口76に位置する下流分離バルブ77Aは、その後に開状態となる。続いて、下流クラッパバルブ82Aが開状態となる。
第1下流タンク58Aにある内部スペース72の圧力は、その後にパイプ44の圧力、例えば150バール、と実質的に同一となるように制御される。第1タンク58Aの内部スペース72にある固形物は、重力によって、中間パイプ44の上流セクション44Aを介して自由に流れ出るようになる。
分配器60を切り替えるこれまでのステップは、その後に、固形物を取り出す処理全体を通して繰り返される。
分配器60がドラムを全く有していない場合、タンク58A、58B、58Cが同時的に又は交互に満たされ、継続的にパイプ44内へ向けて流れが生じるようにしてもよい。
ポンプ90は予め、連続モードで稼働するようにしてある。固形物を取り出す手段28内に収集され有利な加圧状態の水は、ポンプ90、排水口100及びタッピングパイプライン92を介して汲み上げられる。
この加圧状態の水は、ライザー48を介して上へ移動するために、ライザー48の下部109内にその後注入される。加圧された水を注入することにより、固形物を多く含む流れを各タンク58A、58B、58Cから継続的に運搬し、中間パイプ44、ライザー112の下部、そしてライザー112の内部通路120を介して移動させることができる。固形物を多く含む流れはその後、水面施設26まで運ばれ、取出手段28内に収集される。
ライザー48内に水を注入するための圧力は、具体的には、ライザー48の内径、粒子サイズ、物質の濃度、水深、及び粒子と水とから形成された混合物の流速に依存する。そのため、注入に用いる圧力は、これらのパラメータに基づいて当業者が計算する。一般的にその圧力は、海底で測定される圧力より少なくとも50バール高くなる。そのような一例において水深が1700mであった場合、海底での水圧は略170バールとなり、注入に用いる圧力が220バールよりも大きくなる。
変形例として、ライザー48は、出願人同一が出願した仏国特許発明第2929638号明細書に記載してある構造と類似の構造を有していても良い。そのライザー48は、水底14にあるアンカーポイントと水面下にある中間ブイ(不図示)との間で鉛直方向に伸張する中間セクションを有する。またそのライザー48は、水面施設26に接続するため、「U」、「J」又は「S」字型の上部セクションを有する。上部セクションは、必要な場合に水面施設26からの即時離脱を可能とするものであり、波および/又はうねりにより生じる移動を効果的に吸収するセクションである。
効果的な変形例では、パイプ92もまた、仏国特許発明第2929638号明細書に記載してある構造と類似の構造を有しており、水底14のアンカーポイント12と水面下にあるブイとの間で中間セクションが鉛直方向に伸張している。このパイプ92は、「U」、「J」又は「S」字型の上部セクションを有する。
ある変形例では、ライザー48のアンカーポイントが受入手段134によって直接的に形成してある。このような場合、ライザー48を傷つけることなく固形物を受入手段134内に堆積させるために、固形物を受け入れるファネルがライザー48の軸に対してオフセットされている。
図7は、図5の装置230の変形例を例示する。この装置は、加圧された水を迂回させるために下流タンク58A、58B、58Cへ接続してあるシステム250を備える。
この水迂回システム250は、タッピングパイプライン92に接続してあるバイパスパイプ252、パイプ44における各上流セクション44A、44B、44Cの上流部、分離バルブ254、及び、各下流タンク58A、58B、58Cに対するバイパス256A、256B、256Cを備え、そのバイパス256A、256B、256Cは、パイプ252を各下流タンク58A、58B、58Cの中間スペース72へ、下流クラッパバルブ82A、82B、82Cの上流部へ、及び下流バルブ77A、77B、77Cへと接続する。
したがって、タッピングパイプライン92を介してポンプ90から運ばれてくる加圧された水は、各下流タンク58A、58B、58Cに導入され、タンク58A、58B、58C及びバルブ77A、77B、77Cを掃除できるようになり、又はこれらの詰りを防止できるようにもなる。
そのため分離バルブ254は、加圧された水をパイプ92から運ぶために開状態となり、その加圧された水が各タンク58A、58B、58C内に汲み上げられる。

Claims (14)

  1. 水体(14)の底(12)にある固形物を取り出す装置(10、130、230)において、
    水体(14)の底(12)にある物質を収集するユニット(22)と、
    前記固形物を水面施設(26)まで持ち上げるライザー(48)と、
    液状物を汲み上げることができ、前記収集ユニット(22)によって収集され前記ライザー(48)内にある前記固形物を前記水面施設(26)に向けて持ち上げるように構成してあり、吸水口(98)及び排水口(100)を有するポンプ(90)とを備え、
    前記収集ユニット(22)から受け入れた収集流に処理を行って固形物を多く含む流れ及び固形物をあまり含まない流れを生成するために用い、前記収集流を注入するための注入口(64)及び固形物を多く含む前記流れを放出する少なくとも一つの下部放出口(76)を有するセパレータ(42)と、
    前記収集ユニット(22)を前記セパレータ(42)へ接続する上流側フレキシブルホース(40)と、
    固形物を多く含む前記流れを放出する前記または各放出口(76)及び前記ライザー(48)の下部(109)を接続する中間パイプ(44)とを更に備え、
    前記パイプ(90)の排水口(100)は、前記ライザー(48)の下部(109)又は前記中間パイプ(44)内に接続してある
    ことを特徴とするタイプの装置(10、130、230)。
  2. 前記セパレータ(42)は、前記水体(14)の底(12)の上に配置されるサポート(54)又は前記ライザー(48)によって保持されるサポート(54)を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の装置(10、130、230)。
  3. 前記セパレータ(42)は、
    前記収集流を分離する上流側分離タンク(56)と、
    固形物を多く含む前記流れを放出する少なくとも1つの下流側放出タンク(58A、58B)とを備え、
    前記上流側受け入れタンク(56)と下流側放出タンク(58A、58B)との間に配置した分配器(60)を更に備え、
    前記分配器(60)は、前記上流側分離タンク(56)から前記下流側放出タンク(58A、58B)に向けて、固形物を多く含む前記流れを選択的に通過させるように構成してある
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の装置(10、130、230)。
  4. 前記分配器(60)は、
    1つの上流分離バルブ(73A、73B)及び1つの下流分離バルブ(77A、77B)を有する各下流タンク(58A、58B)を備え、
    前記分離バルブ(73A、73B、77A、77B)を開状態とする前に前記分離バルブ(73A、73B、77A、77B)へ向かって固形物を多く含む前記流れが移動することを防止するために、各分離バルブ(73A、73B、77A、77B)の上流に配置された制御可能クラッパバルブを更に備える
    ことを特徴とする請求項3に記載の装置(230)。
  5. 加圧された水を迂回させて各タンク(58A、58B、58C)に接続させ、迂回させた水をバルブ(254)によって隔離するシステム(250)
    を備えることを特徴とする請求項3又は4に記載の装置(230)。
  6. 前記セパレータ(42)は、下流側放出タンク(58A、58B)を少なくとも2つ備え、
    前記分配器(60)は、固形物を多く含む前記流れを前記上流側タンク(56)から第1下流側放出タンク(58A)に向けて移動させ、第2下流側放出タンク(58B)を隔離する第1設定モードと、固形物を多く含む前記流れを前記分離タンク(56)から前記第2下流側放出タンク(58B)に向けて移動させ、前記第1下流側放出タンク(58A、58B)を隔離する第2設定モードとの間で制御可能に構成してある
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の装置(10、130、230)。
  7. 前記分配器(60)は回転ドラムを備える
    ことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか一つに記載の装置(10、130)。
  8. 前記収集ユニット(22)は、前記水体(14)の底(12)と接触するようになっている掘削ビークル(30)を少なくとも1つ備え、前記水体(14)の底(12)にある前記固形物を収集および除去する
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一つに記載の装置(10、230)。
  9. 前記収集ユニット(22)は、
    前記物質を収集するために前記水体(14)の底(12)の上に配置される保持サポート(142)と、
    前記保持サポート(142)から独立しており、水面から配置され得る収集手段(132)とを備える
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一つに記載の装置(130、230)。
  10. 前記収集ユニット(22)は、前記収集ユニットが受け入れた収集流の粒子サイズを減少するために使用されるグラインダ/クラッシャ(135)を備え、
    前記グラインダ/クラッシャ(135)は、前記セパレータ(42)の上流に配置してある
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一つに記載の装置(10、130、230)。
  11. 前記水体(14)に浮いて有利な水面施設(26)を備え、
    前記ライザー(48)が前記水面施設(26)内に開口してある
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一つに記載の装置(10、130、230)。
  12. 前記ポンプ(90)は、前記水面施設(26)に保持され、
    前記ポンプ(90)の排水口(100)は、前記水体(14)中で伸張しているタッピングパイプライン(92)を用いた手段によって、前記ライザー(48)又は前記中間パイプ(44)内に接続してある
    ことを特徴とする請求項11に記載の装置(230)。
  13. 前記ポンプ(90)の吸水口(98)は、前記水体(14)と繋がるように構成してあり、
    前記装置(10、130)は、前記水体(14)と前記吸水口(98)との間に配置した濾過ユニット(96)を備える
    ことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一つに記載の装置(10、130)。
  14. 水体(14)の底(12)にある固形物を取り出す方法において、
    請求項1乃至13のいずれかに記載の装置(10、130、230)を準備するステップと、
    前記収集ユニット(22)を用いた手段によって、前記水体(14)の底(12)にある物質を収集するステップと、
    固形物を多く含む流れを生成するために、前記収集ユニット(22)から受け入れた収集流を前記セパレータ(42)で分離するステップと、
    前記下部放出口 (76)を介して前記固形物を多く含んだ流れを放出するステップと、
    固形物を多く含んだ前記流れを前期ライザー(48)を介して水面施設(26)に向かって運ぶため、前記ポンプ(90)を稼働して、前記ライザー(48)の下部内または前記中間パイプ(44)の内部へ液状物を注入するステップと
    を備えることを特徴とする方法。
JP2014506891A 2011-04-27 2012-04-27 水底にある固形物を取り出す装置、及びその方法 Pending JP2014512469A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR1153590 2011-04-27
FR1153590A FR2974585B1 (fr) 2011-04-27 2011-04-27 Dispositif d'extraction de materiau solide sur le fond d'une etendue d'eau et procede associe
PCT/EP2012/057800 WO2012146730A1 (fr) 2011-04-27 2012-04-27 Dispositif d'extraction de matériau solide sur le fond d'une étendue d'eau et procédé associé

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014512469A true JP2014512469A (ja) 2014-05-22

Family

ID=46062260

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014506891A Pending JP2014512469A (ja) 2011-04-27 2012-04-27 水底にある固形物を取り出す装置、及びその方法

Country Status (10)

Country Link
US (1) US9062434B2 (ja)
EP (1) EP2702210A1 (ja)
JP (1) JP2014512469A (ja)
KR (1) KR20140030166A (ja)
AU (1) AU2012247461B2 (ja)
BR (1) BR112013027782B8 (ja)
CA (1) CA2833650C (ja)
FR (1) FR2974585B1 (ja)
RU (1) RU2013147618A (ja)
WO (1) WO2012146730A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020020217A (ja) * 2018-08-03 2020-02-06 三菱重工業株式会社 揚鉱システム及び鉱石投入装置

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2971762B1 (fr) * 2011-02-22 2015-05-01 Technip France Systeme de transfert d'un fluide, notamment du gaz de petrole liquefie entre une premiere installation de surface et une deuxieme installation de surface
DE102012016052A1 (de) * 2012-08-14 2014-02-20 Atlas Elektronik Gmbh Einrichtung und Verfahren zum Abbau von Feststoffen am Meeresgrund
NL2011157C2 (en) * 2013-07-12 2015-01-13 Ihc Holland Ie Bv Tailing deposit tool.
KR101349661B1 (ko) 2013-10-16 2014-01-10 한국해양과학기술원 심해저 광물자원 채광을 위한 버퍼시스템
CN105317066A (zh) * 2015-11-30 2016-02-10 湖南金松汽车有限公司 吸污车的抽吸装置
US10400421B2 (en) * 2016-03-02 2019-09-03 Hydril USA Distribution LLC Systems and methods for backflushing a riser transfer pipe
CN111075451A (zh) * 2020-01-17 2020-04-28 招商局深海装备研究院(三亚)有限公司 带有深海单高压料仓给料设备的深海矿石水力提升系统
CN111119897A (zh) * 2020-01-17 2020-05-08 招商局深海装备研究院(三亚)有限公司 一种环保型半闭环深海矿石水力提升系统

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4070061A (en) * 1976-07-09 1978-01-24 Union Miniere Method and apparatus for collecting mineral aggregates from sea beds
US4141159A (en) * 1977-03-18 1979-02-27 Summa Corporation Method and apparatus for deep sea mining
JPS55114795A (en) * 1978-12-28 1980-09-04 Lockheed Missiles Space Method and device for maining mining manganese nodule in sea
US4681372A (en) * 1986-02-11 1987-07-21 Mcclure William L Deep sea mining apparatus
WO2009125106A2 (fr) * 2008-03-21 2009-10-15 Technip France Séparateur destiné à recevoir un fluide sous pression contenant au moins un matériau solide et un liquide, dispositif et procédé associés.

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3672725A (en) * 1970-06-15 1972-06-27 Earl & Wright Ltd Deep sea mining method and apparatus
US3753303A (en) * 1970-11-10 1973-08-21 Klein Schanzlin & Becker Ag Apparatus for hydraulically raising ore and other materials
US3763580A (en) * 1970-12-10 1973-10-09 Global Marine Inc Apparatus for dredging in deep ocean
GB1464550A (en) * 1973-07-04 1977-02-16 Secretary Industry Brit Underwater anchoring apparatus
US4055006A (en) * 1973-09-21 1977-10-25 Mitsubishi Kaihatsu Kabushiki Kaisha Deep-sea ore collecting and hoisting apparatus
DE2906315A1 (de) * 1979-02-19 1980-08-21 Siemag Transplan Gmbh Vorrichtung zum hydraulischen heben von auf oder im meeresboden in grossen tiefen lagernden mineralien
FR2560281B1 (fr) * 1984-02-24 1986-09-19 Nord Mediterranee Chantiers Installation pour l'extraction de minerais des fonds marins
WO1991010808A1 (en) * 1990-01-17 1991-07-25 Kenjiro Jimbo Pumping method for ores of deep sea mineral resources using heavy liquid
FR2929638B1 (fr) 2008-04-08 2010-05-14 Technip France Dispositif d'extraction d'un materiau situe au fond d'une etendue d'eau, installation d'extraction, et procede associe
PT2721254T (pt) * 2011-06-17 2018-01-19 Nautilus Minerals Pacific Pty Resumo

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4070061A (en) * 1976-07-09 1978-01-24 Union Miniere Method and apparatus for collecting mineral aggregates from sea beds
US4141159A (en) * 1977-03-18 1979-02-27 Summa Corporation Method and apparatus for deep sea mining
JPS55114795A (en) * 1978-12-28 1980-09-04 Lockheed Missiles Space Method and device for maining mining manganese nodule in sea
US4681372A (en) * 1986-02-11 1987-07-21 Mcclure William L Deep sea mining apparatus
WO2009125106A2 (fr) * 2008-03-21 2009-10-15 Technip France Séparateur destiné à recevoir un fluide sous pression contenant au moins un matériau solide et un liquide, dispositif et procédé associés.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020020217A (ja) * 2018-08-03 2020-02-06 三菱重工業株式会社 揚鉱システム及び鉱石投入装置

Also Published As

Publication number Publication date
BR112013027782A2 (pt) 2017-01-17
EP2702210A1 (fr) 2014-03-05
NZ617710A (en) 2015-05-29
CA2833650A1 (fr) 2012-11-01
CA2833650C (fr) 2019-04-09
FR2974585A1 (fr) 2012-11-02
AU2012247461A1 (en) 2013-11-07
BR112013027782B1 (pt) 2020-12-15
US20140041262A1 (en) 2014-02-13
KR20140030166A (ko) 2014-03-11
BR112013027782B8 (pt) 2021-01-05
AU2012247461B2 (en) 2017-08-17
US9062434B2 (en) 2015-06-23
FR2974585B1 (fr) 2013-06-07
WO2012146730A1 (fr) 2012-11-01
RU2013147618A (ru) 2015-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014512469A (ja) 水底にある固形物を取り出す装置、及びその方法
US9951496B2 (en) Systems and methods for harvesting natural gas from underwater clathrate hydrate deposits
TW201736199A (zh) 礦物揚升系統及礦物揚升方法
CN103797215A (zh) 用于海底储存的系统和方法
CA2989703C (en) Method and system for subsea separation of produced water
US20180073343A1 (en) Method and System for Subsea Purification of Produced Water From Subsea Oil Producing Installations
AU2011376105B2 (en) Arrangement for sand collection
JP2007002437A (ja) 浚渫土砂の輸送システム
EP3647496B1 (en) System for cleaning heterogeneous sludge deposited in hydraulic facilities
JP4510922B1 (ja) 下水用埋設管の清掃方法
CN112844883B (zh) 固液分离输送装置及深海采矿装置
NZ617710B2 (en) Device for extracting solid material on the bed of a body of water, and associated method
KR20090072926A (ko) 선박 발라스트 탱크의 침전물 제거장치
JP2005220598A (ja) 河川底の堆積土砂清浄装置
CN212561686U (zh) 一种用于采砂施工的洗砂平台
JP6049406B2 (ja) 伏越管路の洗浄方法及び洗浄システム
WO2006093214A1 (ja) 浚渫土砂の輸送システム及びその輸送方法
RU2306405C1 (ru) Способ очистки призабойной зоны пласта нагнетательной скважины
RU2189862C2 (ru) Комбинированное устройство для классификации и обогащения полезных ископаемых
RU2460883C2 (ru) Способ непрерывного сбора полезных ископаемых подводных месторождений и многофункциональная система для его реализации
KR20140077388A (ko) 프로듀스드 워터 디-샌더 시스템
UA60564A (uk) Спосіб видобутку донних відкладень водойми
CN105271631A (zh) 码头沉积淤泥固化配比实验装置
UA12680U (en) The airlift - dredge unit for lifting bulk material from water reservoirs

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140226

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150327

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160216

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20160516

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20161004