JP2014512234A - 幅が狭い高分子フィルム及び不透明度強化パッチを備える吸収性物品 - Google Patents

幅が狭い高分子フィルム及び不透明度強化パッチを備える吸収性物品 Download PDF

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Abstract

着用者の胴体下部周囲に着用するための使い捨て吸収性物品であって、この使い捨て吸収性物品は、第1の腰部領域、第2の腰部領域、第1の腰部領域と第2の腰部領域の間に配置された股領域と、第1の腰縁部及び第2の腰縁部と、第1の長手方向縁部及び第2の長手方向縁部と、を含み得る。使い捨て吸収性物品は、トップシートと、高分子フィルムを含むバックシートと、トップシートとバックシートの間に配置された吸収性コアとを含む、シャーシを含み得る。高分子フィルムはシャーシよりも、少なくとも20mm狭くすることができる。不透明度強化パッチはバックシート上に配置されてもよい。

Description

本発明は、幅の狭い高分子フィルムを不透明度強化パッチと組み合わせて有する、おむつなどの吸収性物品に関する。この吸収性物品は、改善された機能特性及び伝達特性を有することができる。
従来のテープ式おむつのような吸収性物品は、尿及び/又は他の身体排泄物の受入及び収容に関して利益を示すことが以前から知られている。排出物を有効に収容するために、物品は、着用者の腰部及び脚部の周りにぴったり適合すべきである。吸収性物品は、トップシート、バックシート、及び吸収性コアを含むシャーシを有することが知られている。
吸収性物品のバックシートは外側表面を形成する場合があり、一般的に一緒に積層された2つ又は3つ以上の材料を含む。最も外側の層は、柔軟で実質的に液体不透過性の通気性材料、例えば疎水性不織布材料を含む場合があり、これは柔軟性と布のような感触を外側表面にもたらす。最も内側の層は、フィルム材から作られた実質的に液体不透過性層を含む場合があり、これは身体の排泄物が物品の内側表面から外側表面に通過するのを防ぐ。一部の実施形態では、フィルム材は高分子フィルム層を含む。バックシートの高分子フィルム層は典型的に複数の機能を有する。1つの機能は、身体の排泄物が衣類の内側表面から外側表面に移動するのを防ぐことである。他の潜在的な機能は、溶融接着剤が、製造時に通過するためのバリア、又はレッグカフのシャーシ、締結部材又は衣類の他の構成要素に対する溶融接着剤の貼り付けに対するバリアとして作用することである。可能性のある他の機能は、印刷された図柄を表示するためのディスプレイを提供し、この図柄は最も外側の層を通じて見ることができ、見て美しいデザイン、又はユーザーが製品を正しく適用するのを助ける機能的な信号を提供する表面を提供することである。同様に、高分子フィルムは、(低品質の外観の原因となる)着用者の皮膚及び/又は排泄物が、バックシートを通じて見えないように、側面及び腰部領域において不透明度をもたらすことができる。更に、高分子フィルムは、物品の後側腰部分において引張強度を提供するために使用される。適用時及び着用中に、着用者に物品を適用させている個人によって、並びに、製品及び身体の排泄物の重量及び着用者の動作によって作られる荷重によって、後側腰部領域において力が生じる。使用中に製品が過剰に伸張され、衣類の緩みにつながるのを防ぐために、高分子フィルム層は一般的に、有意に伸張することなく、これらの負荷に耐え得る材料を含む。
内側バリアレッグカフは、物品の内側表面に接合される場合があり、全体に、実質的に液体不透過性の連続的な収容領域となる。内側バリアレッグカフと、この内側バリアレッグカフが貼り付けられる表面の間に一次シールを正しく形成するために、いくつかの技法を使用することができる。一部の物品では、接着剤のビーズが2つの表面の間に適用され得る。他の物品では、熱又は機械的に形成された接合が使用されてもよい。更に、熱又は機械的接合と、横方向において長手方向及び横方向に重なる接着剤の組み合わせが使用されてもよい。更に他の物品において、内側バリアレッグカフとトップシートの間に、トップシートに浸透してフィルム層を接着することができる量で接着剤が適用されてもよい。他の物品において、接着剤は、それがカフとトップシートの間でトップシートに浸透しないように適用される。
これらの物品において、工程飛び、ウェブのミストラッキング、又は材料の不整合等などの加工ムラにより、層間で一次シールを作る技法は十分でなく、その結果、身体の排泄物が時折シールを通過し漏れとなる場合がある。これが発生するのを防ぐために、1つ以上の追加のシールが形成されて、全てのシールが同時に不具合となる可能性を減少させ得る。これらの補助的シールは接着剤、又は接着した弾性体、又は追加の機械的若しくは熱性接合等を使用して形成することができる。効果的な補助的シールを得て、かつ接着剤が物品の外側表面に浸透するのを防ぐために、多くの場合、液体不透過性のフィルム層の幅が、補助的シールの幅と少なくとも同じ程度でなくてはならない。多くの場合、フィルム層は実質的に、股領域において製品の最も外側の縁部の幅である。フィルム材は、不織布材料よりも高価であり、物品の股領域における通気性を減少させ、皮膚水分量の増加及び炎症につながる場合がある。したがって、より多くの補助的シールが必要となればなるほど、より幅の広いフィルム材が必要となり、より高価な設計となる。しかしながら、一次シールの信頼性は一般的に、単独で漏れを防ぐ程十分ではないため、補助的シール、及び関連する、より幅の広いフィルム層を維持することがしばしば必要となり、更に高価となる。
したがって、より幅が狭いバックシートフィルム層を有し、無駄なコストを最小限に抑えるが、排泄物が一次シールを通過するのを防ぎ、適用時及び着用時に、物品が過剰に延びるのを防ぐのに必要とされる強度をもたらし、かつ側面及び腰部において不透明度をもたらし、物品を通してユーザーの皮膚又は排泄物を見せるのを防ぐ、より幅が狭いバックシートフィルムを有する吸収性物品を提供することが望ましい。
本発明は、第1の腰部領域、第2の腰部領域、第1の腰部領域と第2の腰部領域の間に配置された股領域と、第1の腰縁部、第2の腰縁部、第1の長手方向縁部、及び第2の長手方向縁部を含む、使い捨て吸収性物品に関する。吸収性物品は、トップシートと、高分子フィルムを含むバックシートと、トップシートとバックシートの間に配置された吸収性コアとを含む、シャーシを含み得る。高分子フィルム層はシャーシよりも、幅を狭くすることができる。物品の強度及び不透明度は、不透明度強化パッチの使用により補足され、この不透明度強化パッチは、適用及び着用時に製品の腰部における歪みの量を低減する。
例示的なおむつの平面図。 本発明の一実施形態に好適な折り畳まれた外側レッグカフの実施例の概略断面図。 本発明の一実施形態に好適な折り畳まれた外側レッグカフの実施例の概略断面図。 例示のおむつの概略断面図。 本発明の一実施形態に好適な吸収性コアの実施例の概略断面図。 本発明の一実施形態に好適な吸収性コアの他の実施例の概略断面図。 本発明の一実施形態に好適な吸収性コアの他の実施例の概略断面図。 本発明に好適な折り畳まれた外側レッグカフの実施形態の概略断面図。 本発明に好適な折り畳まれた外側レッグカフの実施形態の概略断面図。 本発明に好適な折り畳まれた外側レッグカフの実施形態の概略断面図。 本発明に好適な折り畳まれた外側レッグカフの実施形態の概略断面図。 本発明に好適な折り畳まれた外側レッグカフの実施形態の概略断面図。 本発明に好適な折り畳まれた外側レッグカフの実施形態の概略断面図。 本発明に好適な折り畳まれた外側レッグカフの実施形態の概略断面図。 本発明に好適な折り畳まれた外側レッグカフの実施形態の概略断面図。 本発明に好適な折り畳まれた外側レッグカフの実施形態の概略断面図。 本発明に好適な折り畳まれた外側レッグカフの実施形態の概略断面図。 本発明に好適な折り畳まれた外側レッグカフの実施形態の概略断面図。 本発明に好適な折り畳まれた外側レッグカフの実施形態の概略断面図。 本発明に好適な折り畳まれた外側レッグカフの実施形態の概略断面図。 本発明に好適な折り畳まれた外側レッグカフの実施形態の概略断面図。 本発明に好適な折り畳まれた外側レッグカフの実施形態の概略断面図。 本発明に好適な折り畳まれた外側レッグカフの実施形態の概略断面図。
本明細書で使用するとき、以下の用語は下記で指定される意味を有する。
吸収性物品に関連する「使い捨て」は、本明細書において、洗濯する、あるいは別の方法で吸収性物品として復元するか再利用することを一般に意図されない(すなわち、単一回の使用の後で廃棄する、好ましくはリサイクルする、堆肥化する、あるいは環境に適合する方法で廃棄することを意図される)吸収性物品を意味する。
「吸収性物品」とは、身体の排出物を吸収及び収容するデバイスを指し、より詳細には、着用者の体に接してあるいは、近接して配置されて、体から排出される様々な排出物を吸収し収容するデバイスを指す。代表的な吸収性物品としては、おむつ、トレーニングパンツ、プルオンパンツ型おむつ(すなわち、米国特許第6,120,487号に示されているような予め形成された腰開口部及び脚開口部を有するおむつ)、再締結可能おむつ、あるいは、パンツ型おむつ、失禁用ブリーフ及び下着、おむつホルダー及びライナー、パンティライナーなどの女性用生理衣類、吸収性挿入物などが挙げられる。
用語「近位」及び「遠位」はそれぞれ、構造体の長手方向又は横方向の中心線に比較的近い又は遠い、要素の位置を指す(例えば、長手方向に延びる要素の近位縁は、同じ要素の末端縁が同じ長手方向中心線に対して配置されているよりも、長手方向中心線により近く配置されている)。
「身体に面する」及び「衣類に面する」とはそれぞれ、要素若しくは要素の表面、又は要素のグループの相対な位置を指す。「身体に面する」とは、要素又は面が、他の要素又は面より着用時に着用者により近いことを意味する。「衣類に面する」とは、要素又は面が、他の要素又は面より着用時に着用者からより遠く離れていることを意味する(すなわち、要素又は面が、吸収性のある使い捨て物品の上に着用され得る着用者の衣類に近接する)。
「長手方向の」とは、物品の腰縁部から、対向する腰縁部まで実質的に垂直に、及び物品の最大直線寸法に概ね平行に走る方向を指す。長手方向の45度以内の方向は「長手方向」であるとみなされる。
「横方向の」とは、物品の長手方向縁部から向かい合う長手方向縁部に及び長手方向にほぼ直角に走る方向を指す。横方向の45度以内の方向は「横方向」であるとみなされる。
「配置される」とは、要素が特定の場所又は位置に位置決めされていることを指す。
「接合される」とは、要素が直接的に他の要素に取り付けられることによって要素が直接固定される形態、及び要素が中間の部材に取り付けられ、その中間部材が次に他の要素に取り付けられることによって要素が他の要素に間接的に固定される形態を指す。
「フィルム」は、シート状材料であって、長さ及び幅が厚みをはるかに超える材料を指す。典型的には、フィルムは約0.5mm以下の厚さを有する。
「透水性」及び「不透水性」は、使い捨て吸収性物品の意図された使用に関連する材料の浸透性を指す。具体的には、用語「透水性」は、液体の水、尿又は合成尿が強制圧力がない状態でその厚さを通過できる孔、開口部及び/又は相互に接続された空隙を有する層又は層構造体を指す。逆に、用語「不透水性」は、液体の水、尿又は合成尿が強制圧力(重力等の自然の力とは別に)がない状態でその厚さを通過できない層又は層構造体を指す。この定義により不透水性の層又は層状構造体は、水蒸気に対して透過性であってもよい、すなわち、「蒸気透過性」であってもよい。
「拡張性」及び「延伸性」は、弛緩状態の構成要素の幅又は長さを伸ばす又は増加させることができることを意味する。
「伸縮性」又は「弾性のある」は、構成要素が弾性材から作製された少なくとも一部分を含むことを意味する。
「伸長性材料」、「延伸性材料」又は「伸縮性材料」は、同じ意味で用いられ、付勢力を加えると、断裂又は破断することなく、弛緩した元の長さの少なくとも約110%の伸長した長さまで伸縮でき(すなわち、その元の長さを10%上回る長さまで伸長でき)、加えた力を除くと、完全に断裂又は破断することなく、その伸長の約20%未満、ほとんど回復を見せないあらゆる材料を指す(EDANA方法20.2−89によって測定)。このような伸長性材料が、適用された力を解放した際に、その伸長の少なくとも40%回復する場合、伸長性材料は、「弾性」又は「エラストマー」とみなされる。例えば、100mmの初期長さを有する弾性材料は、少なくとも150mmまで延びることができ、力を解放した際に、少なくとも130mmの長さまで戻る(すなわち、40%の回復を示す)。材料が、印加した力の解放時に、その伸長の40%未満を回復する場合、伸長性材料は、「実質的に非弾性」又は「実質的に非エラストマー性」であると考えられる。例えば、100mmの初期長さを有する伸長性材料は、少なくとも150mmまで延びることができ、力を取り除くと少なくとも145mmの長さまで縮む(すなわち、10%の回復を示す)。
「エラストマー材」は、弾性性質を示す材料である。エラストマー材としては、エラストマーフィルム、スクリム、不織布及び他のシート状構造体を挙げることができる。
「パンツ」は、予め成形された腰部及び脚開口部を有する使い捨て吸収性物品を指す。パンツは、着用者の足を脚開口部に入れ、パンツを着用者の胴体下部の周りの位置に滑り込ませることにより身に付けることができる。パンツは通常、「閉じられたおむつ」、「予め締結されたおむつ」、「プルオンおむつ」、「トレーニングパンツ」及び「おむつパンツ」とも呼ばれる。
本発明は、折り畳まれた外側レッグカフを含むレッグガスケットシステムに関し、この折り畳まれた外側レッグカフは、衣類のような、美しいデザインを作り出す、きちんと仕上げられた外側カフの折り畳まれた縁部を有する。一実施形態では、折り畳まれた外側レッグカフの設計は、伸縮性領域において高分子フィルム層を使わずに浸透及び接着剤の裏抜けを防ぐのに有利である。一実施形態では、吸収性物品は不透明度強化パッチを含み、適用時及び着用時に、物品が過剰に延びるのを防ぐのに必要とされる強度をもたらし、並びに、ユーザーの皮膚が、物品を通して見えるのを防ぐ不透明度を側面及び腰部に提供することができる。
図1は、平坦で非収縮状態(すなわち、弾性体によって誘発される収縮が無い)の、本発明の吸収性物品20の代表的な非限定的実施形態の平面図である。吸収性物品20の衣類に面する面120は、見る人に面している。吸収性物品20は、長手方向中心線100及び横方向中心線110を含む。吸収性物品20はシャーシ22を含み得る。吸収性物品20及びシャーシ22は、第1の腰部領域36、第1の腰部領域36の反対側の第2の腰部領域38、及び第1の腰部領域36と第2の腰部領域38との間に位置する股領域37を有しているのが示されている。腰部領域36及び38は一般に、吸収性物品20のこれらの部分を含み、これらの部分は着用時に着用者の腰を取り囲む。腰部領域36及び38は、改善されたフィット性及び封じ込めをもたらすために、弾性要素が着用者の腰部付近で寄り集まるように、弾性要素を含み得る。股領域37は、吸収性物品20が着用されたときに、概ね着用者の脚の間に位置決めされる吸収性物品20の部分である。
シャーシ22の外側周辺部は、長手方向縁部12及び横方向縁部14によって画定される。長手方向縁部12は、前側長手方向縁部12aに更に分割されてよく、この前側長手方向縁部12aは第1の腰部領域36における長手方向縁部12の一部分であり、後側長手方向縁部12bは、後側腰部領域38における長手方向縁部12の一部分である。シャーシ22は、長手方向中心線100に対して略平行に配向される、対向する長手方向縁部12を有してよい。しかしながら、より良いフィットのためには、長手方向縁部12は、例えば平面図で見たときに、「砂時計」型のおむつを製造するように、湾曲される、又は角度がつけられている場合がある。シャーシ22は、横方向中心線110に対して略平行に配向される対向する横方向縁部14を有し得る。
シャーシ22は、液体透過性トップシート24と、バックシート26と、トップシート24とバックシート26の間の吸収性コア28と、を含み得る。吸収性コア28は、身体に面する表面及び衣類に面する表面を有し得る。トップシート24は、コア28及び/又はバックシート26に接合されてもよい。バックシート26は、コア28及び/又はトップシート24に接合されてもよい。他の構造体、要素、又は基材が、コア28とトップシート24及び/又はバックシート26の間に配置されてもよいということが認識されなければならない。ある実施形態において、シャーシ22は、複合おむつ構造体を形成するために付加され得る他の機構を備える、吸収性物品20の主要構造体を含む。トップシート24、バックシート26、及び吸収性コア28は様々な周知の構成で作られてもよいが、好ましいおむつの構成は、米国特許第3,860,003号、同第5,151,092号、同第5,221,274号、同第5,554,145号、同第5,569,234号、同第5,580,411号、及び同第6,004,306号に概ね記載されている。
トップシート24は一般的に、着用者に少なくとも部分的に接触して、又は近接して位置付けられ得る吸収性物品20の部分である。好適なトップシート24は、多孔質フォーム、網状フォーム、有孔プラスチックフィルム、又は天然繊維(例えば、木材又は綿繊維)、合成繊維(例えば、ポリエステル又はポリプロピレン繊維)、又は天然繊維及び合成繊維の組み合わせの織布又は不織布ウェブ等の広範囲の材料から製造することができる。トップシート24は一般的に、着用者の皮膚に対して柔軟で柔らかい感触であり、刺激がない。一般的に、トップシート24の少なくとも一部は液体透過性であり、液体がトップシート24の厚さを容易に通過することを可能にする。本明細書で有用な1つのトップシート24は、BBA Fiberweb(Brentwood,TN)から供給元コード055SLPV09Uとして入手可能である。
トップシート24の任意の部分は、当該技術分野において既知のローション又はスキンケア組成物でコーティングされ得る。好適なローションの例としては、米国特許第5,607,760号、同第5,609,587号、同第5,635,191号、及び同第5,643,588号に記載のものが挙げられる。トップシート24とコア28の間に空隙空間をもたらすために、トップシート24は、全体的に又は部分的に伸縮性であってもよく、又は短縮させてもよい。伸縮性又は短縮されたトップシートを含む代表的な構造体は、米国特許第4,892,536号、同第4,990,147号、同第5,037,416号及び同第5,269,775号に、より詳細に記載されている。
吸収性コア28は、使い捨ておむつ及び他の吸収性物品に一般に使用される多種多様の液体吸収性材料を含み得る。好適な吸収性材料の例には、一般にエアフェルト縮みセルロース詰め物と呼ばれる粉砕木材パルプ、コフォームを含むメルトブローポリマー、化学的に剛化、変性若しくは架橋されたセルロース繊維、ティッシュラップ及びティッシュラミネートを含むティッシュ、吸収性フォーム、吸収性スポンジ、超吸収性ポリマー、吸収性ゲル化材、又は既知の他の吸収性材料若しくは材料の組み合わせが挙げられる。一実施形態では、吸収性コアの少なくとも一部分は実質的にセルロースを含まず、並びに10重量%未満のセルロース繊維を含有する、5重量%未満のセルロース繊維を含有する、1重量%未満のセルロース繊維を含有する、微量のセルロース繊維を含有する、又はセルロース繊維を含有しない。セルロース材料の無形の量が、実質的にセルロースを含まない吸収性コアの一部分の厚さ、可撓性、及び吸収性のうちの少なくとも1つに、物質的に影響を与えないということが理解されるべきである。他の利点の中でも、吸収性コアの少なくとも一部分が実質的にセルロースを含まないとき、吸収性コアのこの部分は、10重量%超のセルロース繊維を含む、同様の吸収性コアよりも著しく薄く、より可撓性であると考えられる。吸収性コアに存在する吸収性材料、例えば吸収性粒子状高分子材料の量は異なり得るが、ある実施形態においては、吸収性コアの約80重量%超の、又は吸収性コアの約85重量%超の、又は吸収性コアの約90重量%超の、又はコアの約95重量%超の量で吸収性コアに存在する。好適な吸収性コアの非限定的な例は、以下により詳細に記載されている。
吸収性コア28として使用するための例示的な吸収性構造体は、米国特許第4,610,678号、同第4,673,402号、同第4,834,735号、同第4,888,231号、同第5,137,537号、同第5,147,345号、同第5,342,338号、同第5,260,345号、同第5,387,207号、同第5,397,316号、及び同第5,625,222号に記載されている。
バックシート26は、一般的に、吸収性物品20の衣類に面する面120の少なくとも一部分であり得るように配置される。バックシート26は、吸収性物品20によって、かつ吸収性物品20内に吸収され収容された排出物が、ベッドシーツや下着など、吸収性物品20と接触し得る物品を汚すのを防ぐように設計することができる。ある実施形態では、バックシート26は、実質的に不透水性である。好適なバックシート26材料としては、Tredegar Industries Inc.(Terre Haute,IN)により製造され、商標名X15306、X10962及びX10964のもとに販売されるもの等のフィルムが挙げられる。他の好適なバックシート26材料としては、蒸気が吸収性物品20から逃れるのを可能にするが、同時に排出物がバックシート26を通り抜けるのを防止する通気性材料が挙げられる。代表的な通気性材料としては、織布ウェブ、不織布ウェブ、フィルムコーティング不織布ウェブなどの複合材料、並びにESPOIR NOの名称で日本の三井東圧株式会社により製造されているミクロ孔質フィルム、及びEXXAIREの名称でEXXON Chemical Co.(Bay City,TX)により製造されているようなミクロ孔質フィルムなどの材料を挙げることができる。ポリマーブレンドを含む好適な通気性複合材料は、名称HYTRELブレンドP18−3097として、Clopay Corporation(Cincinnati,OH)から入手可能である。かかる通気性複合材料は、国際公開第95/16746号及び米国特許第5,865,823号に、より詳しく記載されている。不織布ウェブ及び孔形成フィルムを含む他の通気性バックシートは、米国特許第5,571,096号に記載されている。代表的な好適なバックシートは、米国特許第6,107,537号に記載されている。他の好適な材料及び/又は製造技術は、限定はされないが、表面処理、特定のフィルムの選択及び加工、特定のフィラメントの選択及び加工などが挙げられ、好適なバックシート26を提供するために使用され得る。
バックシート26は、2つ以上の層から構成され得る。バックシート26は、外側カバー及び内部層を含んでよい。外側カバーは、柔らかい不織布材料から作製されてよい。内部層は、実質的に液体不透過性のフィルムから作製されてよい。外側カバー及び内部層は、接着剤又は任意の他の好適な材料又は方法によって共に接合されてもよい。特に好適な外側カバーは、供給元コードA18AH0としてCorovin GmbH(Peine,Germany)から入手可能であり、特に好適な内部層は、供給元コードPGBR4WPRとしてRKW Gronau GmbH(Gronau,Germany)から入手可能である。本明細書では様々なバックシート構成が考えられているが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく様々な他の変更及び修正が可能であることは当業者には明らかである。
吸収性物品20は前耳部40及び/又は後耳部42を含み得る。耳部40、42は、延伸性、非延伸性、弾性、又は非弾性であり得る。耳部40、42は、不織布ウェブ、織布ウェブ、編布地、ポリマー及びエラストマーフィルム、孔あきフィルム、スポンジ、フォーム、スクリム、及びこれらの組み合わせ及び積層体から形成されてよい。ある実施形態において、耳部40、42は、不織布/エラストマー材料積層体又は不織布/エラストマー材料/不織布積層体のような伸長積層体から形成されてよい。伸長積層体は、当該技術分野において既知な任意の方法によって形成されてよい。例えば、耳部40、42は、不織布材料及びエラストマー要素のうちの少なくとも一層を含むゼロ歪伸長積層体として形成されてよい。弛緩状態又は実質的に弛緩状態でエラストマー要素が不織布材料の層に貼り付けられ、不織布層は恒久的に伸長するがエラストマー要素は一時的に伸長する活性化プロセスを積層体に受けさせることにより、生じた積層体が伸長性に(又は、更に範囲を超えて、より伸長性に)なる。不織布層は、シャーシ22の少なくとも一部分と一体であってもよく、その場合、エラストマー要素は、不織布層に貼り付けられてもよく、不織布/エラストマー要素積層体が、続いて活性化される。別の方法としては、不織布層は、別個の構成要素であってよく、その場合、エラストマー要素は、不織布層に貼り付けられて積層体を形成し、これは次いで本体部分に結合される。サイドパネルの1つ以上の層が、別々に提供される場合、積層体は、本体部分に貼り付けられる前又は後のいずれかで活性化され得る。ゼロ歪み活性化プロセスは米国特許第5,167,897号及び同第5,156,793号に更に開示されている。好適な弾性耳部は、2つの不織布層(例えば供給元コードFPN332としてBBA Fiberweb(Brentwood,TN)から入手可能)の間に配置されたエラストマーフィルム(例えばTredegar Corp(Richmond,VA)から供給元コードX25007として入手可能なものなど)を含む、活性化された積層体であり得る。
耳部40、42は別個であるか、又は一体化されてよい。別個の耳部は、シャーシ22に接合される別個の要素として形成される。一体化された耳部は、長手方向縁部12から横に向かって外側に突出するシャーシ22の一部である。一体化された耳部は、耳突出部の形状を含むようにシャーシ形状を切断することで形成され得る。
吸収性物品20はまた、締着システム50を含んでもよい。締着時、締着システム50は、第1の腰部領域36と後側腰部領域38を相互に接続し、吸収性物品20の着用時に、着用者を取り囲むことができる腰部の外周となる。締着システム50は、例えば、テープタブ、フックとループの締結要素、タブ及びスロットのような係合締結具、バックル、ボタン、スナップ、及び/又は雌雄同体締結要素等の締結具を含んでよいが、他の既知のいかなる締結手段も、一般に容認できる。いくつかの代表的な面上締着システムが、米国特許第3,848,594号、同第4,662,875号、同第4,846,815号、同第4,894,060号、同第4,946,527号、同第5,151,092号及び同第5,221,274号に開示されている。代表的な連動締着システムは、米国特許第6,432,098号に開示されている。締着システム50は、米国特許第4,963,140号に開示されているように、使い捨て構成における物品を保持する手段も提供し得る。締着システム50は、米国特許第4,699,622号に開示されるように、一次及び二次締着システムも含み得る。締着システム50は、米国特許第5,242,436号、同第5,499,978号、同第5,507,736号、及び同第5,591,152号に記載されるように、重なり合っている部分の移動を低減するか、又は噛み合いを改善するように構成されてよい。
吸収性物品20は、レッグガスケットシステム70を含んでもよい。図2及び3は、例示のレッグガスケットシステムの概略断面図を示す。レッグガスケットシステム70は、内側カフの折り畳まれた縁部72及び内側カフの材料縁部73を含む、内側バリアレッグカフ71を含み得る。レッグガスケットシステム70は、外側カフの折り畳まれた縁部75及び外側カフの材料縁部76を含む、外側カフ74を更に含み得る。
一実施形態では、レッグガスケットシステム70は1つの材料ウェブを含む。1つの材料ウェブを有する実施形態は、2つ以上の材料ウェブを有する実施形態に勝るコストの利点をもたらすことができる。更に、1つの材料ウェブを有する実施形態は、2つ以上の材料ウェブを接合することによって作られる孔がないため、漏れが少ない場合がある。また、1つの材料ウェブを有する実施形態は、機械的接合部が殆ど見えないため、より見て美しいものであり得る。
一実施形態では、レッグガスケットシステム70は、内側カフの折り畳まれた縁部72及び内側カフの材料縁部73からなる内側バリアレッグカフ71を有する。レッグガスケットシステム70は、外側カフの折り畳まれた縁部75及び外側カフの材料縁部76を含む、外側カフ74を更に含み得る。一実施形態では、材料ウェブは横に向かって内側に折り畳まれて、外側カフの折り畳まれた縁部75を形成し、かつ横に向かって外側に折り畳まれて内側カフの折り畳まれた縁部72を形成する。一実施形態では、レッグガスケットシステム70は、第1の腰縁部36から第2の腰縁部38まで延在し、かつ、股領域37において、内側カフの折り畳まれた縁部72と外側カフの折り畳まれた縁部75の間で、トップシート24及び/又はバックシート26に接合される。一実施形態では、外側カフの材料縁部76は、内側カフの材料縁部73の横に向かって内側に配置される。
一実施形態では、外側レッグカフ74は、外側カフの折り畳まれた縁部75と外側カフの材料縁部76の間の横方向アレイに配置された伸縮部材77を含み、外側レッグカフ74は、必要に応じて少なくとも2つの伸縮部材77、少なくとも3つの伸縮部材77、少なくとも4つの伸縮部材77、少なくとも5つの伸縮部材77、少なくとも6つの伸縮部材77を含む。一実施形態では、伸縮部材77は、外側カフの折り畳まれた縁部75と内側カフの材料縁部73の間に配置されてもよい。
一実施形態では、内側バリアレッグカフ71は、内側カフの折り畳まれた縁部72の領域において伸縮部材78のアレイを含み、内側バリアレッグカフ71は必要に応じて、少なくとも1つの伸縮部材78、少なくとも2つの伸縮部材78、少なくとも3つの伸縮部材78、少なくとも4つの伸縮部材78、少なくとも5つの伸縮部材78を含む。一実施形態では、伸縮部材78は、内側カフの折り畳まれた縁部72と外側カフの材料縁部76の間に配置されてもよい。
一実施形態では、外側レッグカフ74は、内側レッグカフ71の伸縮部材78よりも少なくとも1つ多い伸縮部材77を含む。一実施形態では、内側カフの材料縁部73は、外側カフの材料縁部76の横に向かって外側に配置される。
一実施形態では、伸縮部材77及び78は、1つの縁部から他方の縁部まで少なくとも2mm、必要に応じて少なくとも3mm、必要に応じて少なくとも3.5mm、必要に応じて少なくとも4mm離間される。一実施形態では、最も外側の伸縮部材77及び78は、外側カフの材料縁部76及び内側カフの材料縁部73から約2mm未満であり、必要に応じて約1.5mm未満、約1mm未満である。
一実施形態では、伸縮部材77は、内側カフの材料縁部73と外側カフの折り畳まれた縁部75の間に配置される。一実施形態では、伸縮部材78は、外側カフの材料縁部76と内側カフの折り畳まれた縁部72の間に配置される。一実施形態では、追加の材料が内側カフの材料縁部73と外側カフの材料縁部76の間に配置されてもよく、そのような材料には、トップシート24、不透明度強化パッチ80、バックシート28、コア26、又はガスケットレッグカフ70の設計において、必要に応じて配置される任意の他の材料を挙げることができる。1つのそのような実施形態が図3に示されており、ここではトップシート24は、内側カフの材料縁部73と外側カフの材料縁部76の間に配置される。図8a〜pは、本発明の実施形態の断面図を示す。一実施形態では、トップシート24は、内側カフ71の縁部と外側カフ74の縁部の間で横方向である。
一実施形態では、レッグガスケットシステム70は、内側カフの折り畳まれた縁部72及び内側カフの材料縁部73からなる内側バリアレッグカフ71を有する。レッグガスケットシステム70は、外側カフの折り畳まれた縁部75及び外側カフの材料縁部76を含む、外側カフ74を更に含み得る。レッグガスケットシステムは、内側バリアレッグカフ71を含む第1の材料と、外側カフ74を含む第2の材料を含み得る。任意の適当な接合手段により、第1の材料及び第2の材料を重なり合わせて、それぞれの材料の長手方向縁部に沿って接合してもよい。一実施形態では、材料ウェブは横に向かって内側に折り畳まれて、外側カフの折り畳まれた縁部75を形成し、かつ横に向かって外側に折り畳まれて内側カフの折り畳まれた縁部72を形成する。一実施形態において、外側カフ74の近位縁部は境界を共有している。一実施形態では、外側カフ74の近位縁部は、約2mm超、約4mm超、約6mm超、約10mm超離間している。一実施形態では、カフの近位材料縁部は両方とも、内側カフに接合されている。一実施形態では、外側カフ74の近位材料縁部の一方のみが、内側カフに接合されている。一実施形態では、外側カフ74の近位材料縁部は、任意の適当な接合手段を用いて一緒に保持される。
一実施形態では、レッグガスケットシステムは、約10mm、必要に応じて約20mm、必要に応じて約30mm、シャーシの縁部の横に向かって内側に離間される。他の実施形態では、シャーシの、横に向かって外側の縁部は、外側レッグカフの横方向縁部によって画定される。他の実施形態では、バックシート及び高分子フィルムは、約10mm、必要に応じて約20mm、必要に応じて約30mm、必要に応じて約40mmだけ外側カフの縁部の横に向かって内側に離間される。
一実施形態では、レッグガスケットシステム70の横に向かって外側の縁部は、腰部領域の少なくとも1つにおいて、物品の長手方向縁部の少なくとも一部分の横に向かって内側に配置される。したがって、一実施形態では、前耳部40及び/又は後耳部42は、レッグガスケットシステム70を超えて延びる。
一実施形態では、内側レッグカフ71の高さは、少なくとも約30mm、少なくとも約32mm、少なくとも約35mm、少なくとも約38mmである。一実施形態では、外側レッグカフ74の高さは、少なくとも約23mm、少なくとも約25mm、少なくとも約27mm、少なくとも約30mmである。内側カフの高さは、第1の接続点までの、内側カフの折り畳まれた縁部から、内側カフの材料縁部を超えた材料まで測定される。外側カフの高さは、第1の接続点までの、外側カフの折り畳まれた縁部から、内側カフの材料縁部を超えた材料まで測定される。したがって、内側カフ及び外側カフは、それらの対応の折り畳まれた縁部から、内側カフが、内側カフの材料縁部を越えた第1の材料まで接続される点まで測定される。
本発明のレッグガスケットシステム70の1つの利点は、実質的に液体透過性材料がカフの構築に使用されるとき、高分子フィルムの層の幅を狭くすることができ、あるいは全く存在しなくてもよく、よりコスト効率の高い設計になるということである。より信頼性の高い加工の接着剤の技法を利用することは、結果として、より信頼性の高い性能となり、実質的に液体不透過性の密閉部を形成する。この技法は、重複する密閉部に対する必要性を低減することにより、吸収性コアよりもわずかに広いようにフィルム層の幅を狭くすることを可能にする。
本発明の実施形態では、バックシートの高分子フィルムは、吸収性コアよりも約50mm未満幅が広い、必要に応じて約40mm未満幅が広い、約30mm未満幅が広い。一実施形態では、バックシートの高分子フィルムは、シャーシの幅よりも少なくとも約20mm狭い、シャーシの幅よりも必要に応じて少なくとも約40mm狭い、シャーシの幅よりも必要に応じて少なくとも約60mm狭い、シャーシの幅よりも必要に応じて少なくとも約80mm狭い、シャーシの幅よりも必要に応じて少なくとも約100mm狭い、シャーシの幅よりも必要に応じて少なくとも約120mm狭い。
本発明の一実施形態では、レッグカフはスロットコーティングされた接着剤によってトップシート及び/又はバックシートに接合される。一実施形態では、少なくとも約12gsmの接着剤が塗布され、必要に応じて少なくとも約15gsmの接着剤が塗布され、必要に応じて少なくとも約20gsmの接着剤が塗布され、必要に応じて少なくとも約25gsmの接着剤が塗布され、必要に応じて少なくとも約40gsmの接着剤が塗布され、必要に応じて少なくとも約60gsmの接着剤が塗布される。一実施形態では、接着剤は少なくとも約1mmの幅、必要に応じて少なくとも約3mmの幅、必要に応じて少なくとも約7mmの幅である。一実施形態では、接着剤は、フィルムの外側の横方向縁部の少なくとも約2mm内側、必要に応じてフィルムの外側の横方向縁部の少なくとも4mm内側、フィルムの外側の横方向縁部の少なくとも6mm内側である。一実施形態では、レッグカフは、2つの重ね合わせた重複するスパイラル接着スプレーによって、必要に応じて3つの重ね合わせた重複する螺旋状の接着スプレーによってトップシート及び/又はバックシートに接合される。
本発明の一実施形態では、不透明度強化パッチ80が含まれてもよい。不透明度強化パッチ80は追加の材料層である。不透明度強化パッチ80は、レッグガスケットシステム70、高分子フィルム層、又はバックシート26に接続されてもよい。不透明度強化パッチ80は、物品の第1の腰部領域36、第2の腰部領域38、又は第1の腰部領域36及び第2の腰部領域38の両方のいずれかにおいて、バックシート26とレッグガスケットシステム70の間に配置されてもよく、不透明度強化パッチ80は、レッグガスケットシステム70又は高分子フィルム層の少なくとも1つと重なってもよい。塗布プロセス時又は着用時に生じる負荷が、物品の横方向縁部から、レッグガスケットシステム70及び/又は高分子フィルム層まで移動させることができるように、不透明度強化パッチ80は、任意の適当な手段、例えば接着剤、機械的接合、熱接合等によってレッグガスケットシステム70又は高分子フィルム層のうちの一方又は両方に貼り付けられてもよい。不透明度強化パッチは、適用及び着用時に物品が、過剰に延びるのを防ぐのに必要とされる強度をもたらすのに有用であり、それはまた、ユーザーの皮膚が、物品を通して見えるのを防ぐ不透明度を側面及び腰部に提供することができる。したがって、パッチ80は、強度及び不透明度が望ましい、シャーシのいずれかの部分において配置されてもよい。不透明度強化パッチとして作用するのに好適な材料は、少なくとも約10gsm、少なくとも約15gsm、少なくとも約25gsmの坪量を有する材料を含む。本明細書において有用な不透明度強化パッチは、横断方向において以下の引張特性を呈することができる:2.54cm(1インチ)幅の試料に対して2%の工学ひずみにおいて0.4N、2.54cm(1インチ)幅の試料に対して5%の工学ひずみにおいて、1.25N、2.54cm(1インチ)幅の試料に対して10%の工学ひずみにおいて、2.5N。本明細書で有用な1つの不透明度強化パッチは、Pegas(Znojmo,CZ)から供給元番号803968から入手可能である。
一実施形態では、不透明度強化パッチは分離されており、かつ物品の前腰部領域及び後腰部領域において配置される。一実施形態では、不透明度強化パッチは、前側において約70mmの長さ、前側において必要に応じて約90mmの長さ、前側において必要に応じて約120mmの長さである。一実施形態では、不透明度強化パッチは、後側において約70mmの長さ、必要に応じて後側において約100mmの長さ、必要に応じて後側において約140mmの長さである。一実施形態では、不透明度強化パッチは連続的であり、製品の長さ全体に広がる。
一実施形態では、不透明度強化パッチは、約15%超の、必要に応じて約25%超の、必要に応じて約40%超の、必要に応じて60%超のハンター色不透明度を有する。
一実施形態では、不透明度強化パッチは高分子フィルム層の横に向かって外側である。一実施形態では、不透明度強化パッチから高分離フィルム層まで、横方向に方向付けられた適用及び着用力を伝えるために、不透明度強化パッチが高分子フィルムに貼り付けられるように、不透明度強化パッチは横方向において高分子フィルムと重なる。当該技術分野において公知な任意の適当な接着手段を使用して、不透明度強化パッチを高分子フィルム層に貼り付けることができる。一実施形態では、不透明度強化パッチは、約5mm、必要に応じて約10mm、必要に応じて約15mm、必要に応じて約20mm、必要に応じて約30mm未満、高分子フィルムに重なる。
一実施形態では、不透明度強化パッチと高分子フィルム層の間に横方向の隙間が存在し、不透明度強化パッチは、任意の適当な接合手段によりレッグガスケットシステムに貼り付けられ、レッグガスケットシステムは、適用及び着用の負荷が不透明度強化パッチからガスケットシステムに移り、次いでガスケットシステムから高分子フィルム層に移るように、任意の適当な接合手段によって、高分子フィルムに貼り付けられる。この実施形態では、隙間は好ましくは30mm未満、より好ましくは20mm未満、より好ましくは10mm未満である。
一実施形態では、不透明度強化パッチと高分子フィルム層の間には横方向の隙間が存在し、不透明度強化パッチは、任意の適当な接合手段によって、レッグガスケットシステムに貼り付けられてもよく、レッグガスケットシステムの身体に面する面及び衣類に面する面は、不透明度強化パッチからの負荷がレッグガスケットシステムの両方の層によって共有されるように、任意の適当な接着手段によって一緒に貼り付けられてもよい。レッグガスケットシステムは、塗布及び着用の負荷が不透明度強化パッチからレッグガスケットシステムに移り、次いでレッグガスケットシステムから高分子フィルム層に移るように、任意の適当な接合手段によって、高分子フィルムに貼り付けられてもよい。
一実施形態では、適用及び着用の力を不透明度強化パッチからレッグガスケットシステムに移動させる手段として、任意の適当な接着手段によって不透明度強化パッチ層にしっかりと取り付けることができるように、不透明度強化パッチは横方向において、レッグガスケットシステムに重なる。この実施形態では、不透明度強化パッチは、約5mm、必要に応じて約10mm、必要に応じて約15mm未満、必要に応じて約25m未満、レッグガスケットシステムに重なってもよい。
一実施形態では、レッグガスケットシステムは、不透明度強化パッチとほぼ同じ横方向の引張強度特性を有する。一実施形態では、レッグガスケットシステム及びバックシートの不織布外側カバーの組み合わされた特性は、不透明度強化パッチとほぼ同じ、横方向の引張強度を有する。他の実施形態では、外側カバーの不織布は、約0%と約10%の間の工学歪みという、非常に低い横方向の強度を有する。一実施形態では、外側カバーの不織布は、以下の引張特性を呈することができる:2.54cm(1インチ)幅の試料に関して10%の工学歪みにおいて0.4N。
腰部領域において、過剰に横方向に伸張することなく、腰部領域において又は物品において、実質的に適当な力の移動の経路を形成することができる材料の横方向の特性の多くの組み合わせが存在するということと、材料の力の経路は、不透明度強化パッチから直接高分子フィルム層に、又は高分子フィルム層からすぐ外側の領域における様々な他の層を通じて高分子フィルム層に通ってもよいということが認識される。これらの層には、トップシート、バックシートの不織布、カフ、吸収性アセンブリ、レッグガスケットシステム、又は高分子フィルム層に隣接する領域に配置されている任意の他の層が挙げられる。
一実施形態では、レッグガスケットシステム70の材料は、実質的に液体不透過性材料から作製される。材料は、SMS不織布、SMMS不織布材料、又は「N−繊維」を構成する不織布成分層から選択されてもよい。
種々の不織布繊維ウェブが、スパンボンド、メルトブローン、スパンボンド熱可塑性物質(例えば、ポリオレフィン)の外層及びメルトブローン熱可塑性物質の内部層を備えるスパンボンド(「SMS」)ウェブを備え得る。本発明の一実施形態では、レッグガスケットカフ70は、平均直径1マイクロメートル未満の微細な繊維(「N繊維」)を有する不織布構成要素層(「N繊維層」)を含み、ないしは別の方法で、他の不織布構成要素層に添加されるか、それと共に組み込まれて不織布材料ウェブを形成してもよい。いくつかの実施形態では、N繊維層は、例えば、SNS不織布ウェブ又はSMNS不織布ウェブを生産するために使用されてもよい。
ガスケットカフ70は、約8マイクロメートル〜約30マイクロメートルの範囲の平均直径を有する繊維を含む第1の不織布構成層と、約1マイクロメートル未満の数平均直径、約1.5マイクロメートル未満の質量平均直径及び質量平均直径と数平均直径の比が約2未満の第2の不織布構成層と、約8マイクロメートル〜約30マイクロメートルの範囲の平均直径を有する繊維を含む第3不織布構成層と、を含み得る。第2の不織布構成層は、第1の不織布構成層と第3不織布構成層との中間に配置される。
N繊維は、例えば、PET及びPBTを含むポリエステル、ポリ乳酸(PLA)、アルキド樹脂、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、及びポリブチレン(PB)を含むポリオレフィン、エチレン及びプロピレン由来のオレフィンコポリマー、熱可塑性ポリウレタン(TPU)及びスチレンブロックコポリマー(種々の種類のKraton等の線状及び放射状ジ−及びトリ−ブロックコポリマー)を含むエラストマー性ポリマー、ポリスチレン、ポリアミド、PHA(ポリヒドロキシアルカノエート)及び例えば、PHB(ポリヒドロキシブチレート)、並びに熱可塑性デンプンを含むデンプン系組成物から選択される、例えばポリマーからなり得る。上述のポリマーは、ホモポリマー、コポリマー、例えば、エチレン及びプロピレンのコポリマー、混合物、並びにその合金として使用されてもよい。N繊維層は、例えば、熱点接合とも呼ばれるカレンダー結合プロセス等の任意の適当な接合技術によって他の不織布構成要素層に接合され得る。
いくつかの実施形態では、不織布ウェブ中のN繊維層の使用は、疎水性コーティング又は疎水性溶融添加物で処理されている他の不織布ウェブと同じ大きさ高さの低表面張力バリアを提供することができ、かつ依然として低坪量(例えば、15gsm未満、あるいは13gsm未満)を維持している。N繊維層の使用は、少なくともいくつかの実施形態では、以前は二重ウェブ層構成を使用した用途において、単一ウェブ層の構成で使用され得る柔らかい通気性(すなわち、空気透過性)の不織布材料も提供し得る。更に、いくつかの実施形態では、N繊維層の使用は、ウェブに向かう親水性界面活性剤の望ましくない移動を少なくとも減少させ得、したがって、最終的には、関連した吸収性物品により良好な漏れ防止をもたらし得る。また、同様の坪量を有するSMSウェブと比較して、N繊維層を備える不織布ウェブの使用は、機械的接合プロセス時に作られる欠陥(すなわち、機械的接合部位を通る穴又はピンホール)の数を減少させ得る。N繊維は、国際公開第2005/095700号及び米国特許出願第13/024,844号に更に説明されている。
一実施形態では、内側レッグカフ71の材料ウェブは、約200Pa(2mbar)超、約300Pa(3mbar)超、約400Pa(4mbar)超の静水頭を有する。一実施形態では、外側レッグカフ74の材料ウェブは、約10,000Pa(100mbar)未満、約7,500Pa(75mbar)未満、約5,000Pa(50mbar)未満、約2,500Pa(25mbar)未満、約1,500Pa(15mbar)未満の静水頭を有する。
一実施形態では、折り畳まれた外側レッグカフの材料ウェブは、10gsm、必要に応じて13gsm、必要に応じて15gsm、必要に応じて18gsmの坪量を有する。
一実施形態では、内側レッグカフ71の材料ウェブは約15%から約50%のハンター不透明度、必要に応じて約20%から約45%のハンター不透明度を有する。一実施形態では、外側レッグカフ74の材料ウェブは、約45%から約75%のハンター不透明度、必要に応じて約50%から約70%のハンター不透明度、必要に応じて約75%未満のハンター不透明度、必要に応じて約70%未満のハンター不透明度を有する。
一実施形態では、内側レッグカフ71の材料ウェブは、約50m/m/分未満、必要に応じて約45m/m/分未満の空気透過率を有する。一実施形態では、外側レッグカフ74の材料ウェブは、約5m/m/分超、必要に応じて約10m/m/分超、必要に応じて約15m/m/分超、必要に応じて約20m/m/分超の空気透過率を有する。
一実施形態では、内側レッグカフ71の材料ウェブは、約5500g/m/24hr未満、必要に応じて約5400g/m/24hr未満のWVTRを有する。一実施形態では、外側レッグカフ74の材料ウェブは、約4250g/m/24hr超、必要に応じて約4500g/m/24hr超、必要に応じて約5000g/m/24hr超、必要に応じて、約5250g/m/24hr超、必要に応じて約5500g/m/24hr超のWVTRを有する。
ガスケットカフ70は、実質的に非弾性であってもよく、又は弾性的に延伸性であって、着用者の脚部に動的に適合してもよい。ガスケットカフ70は、トップシート24、バックシート26、又は吸収性物品20の形成に使用される任意の他の好適な基材に動作可能に接合される、1つ以上の伸縮部材77及び78(弾性ストランド等)により形成されてもよい。好適なガスケットカフ構造は、米国特許第3,860,003号に更に記載されている。
内側バリアカフ71は、吸収性物品20の長手方向の長さ全体にわたってもよい。内側バリアカフ71は、フラップ及び伸縮部材78(弾性ストランド等)により形成されてもよい。内側バリアカフ71は、吸収性物品20を形成する既存の材料又は要素のいずれかから連続した延長部であってもよい。
内側バリアカフ71は、プラスチックフィルム、並びに天然繊維(例えば、木材又は綿繊維)、合成繊維(例えば、ポリエステル又はポリプロピレン繊維)、又は天然繊維及び合成繊維の組み合わせの織布又は不織布ウェブ等の種々の基材を含んでよい。ある実施形態において、フラップは、スパンボンドウェブ、メルトブローンウェブ、カードウェブ及びこれらの組み合わせ(例えば、スパンボンド−メルトブローン複合材料及び変異型)等の不織布ウェブを含んでよい。前述した基材の積層体を使用してフラップを形成してもよい。特に好適なフラップは、BBA Fiberweb(Brentwood,TN)から供給元コード30926として入手可能な不織布を含み得る。特に好適な伸縮部材は、Invista(Wichita,KS)から供給元コードT262Pとして入手可能である。内側バリアカフ及びかかるバリアカフの好適な構成を有するおむつの更なる説明は、米国特許第4,808,178号及び同第4,909,803号に見出すことができる。伸縮部材78は、内側バリアカフ71の長手方向長さに広がり得る。他の実施形態では、伸縮部材78は、股領域37内の内側バリアカフ71の少なくとも長手方向長さに及んでよい。伸縮部材78が、通常の着用時に、内側バリアカフ71が着用者と接触したままであるように、したがって内側バリアカフ71のバリア特性を強化するような、十分な弾性を示すことが望ましい。伸縮部材78は、対向する長手方向末端部でフラップに接続されてもよい。ある実施形態において、フラップは、伸縮部材78を取り囲むようにそれ自身の上に折り畳まれてもよい。
内側バリアカフ71及び/又は外側カフ74は、トップシートについて上述したように、ローションで全体若しくは一部が処理されてもよく、又は米国特許出願第11/055,743号(2005年2月10日出願)に詳述されているように疎水性表面コーティングで完全に若しくは部分的にコーティングされてもよい。本明細書で有用な疎水性表面コーティングは、非水性、無溶媒、多成分シリコーン組成物を含む。シリコーン組成物は少なくとも1種類のシリコーンポリマーを含み、かつアミノシリコーンを実質的に含まない。特に好適な疎水性表面コーティングは、供給元コード0010024820として、Dow Corning(MI,Salzburg)から入手可能である。
一実施形態では、吸収性部品は実質的にセルロースを含まない吸収性コア28を含む。好適な吸収性コアの実施例の断面図は、図5〜7に概略的に示されている。吸収性コア28は、その主な役割が液体の身体排泄物を吸収し、かつ保持する吸収性物品の要素である。追加の要素は、吸収性物品のトップシートと、吸収性コアの間に追加され、身体排泄物のか獲得及び分配を促進してもよい。かかる要素は例えば、当該技術分野において周知であるように、獲得層及び/又は分配層を含み得る。獲得及び/又は分配層は、それら自体は実質的にセルロースを含まなくてもよく(例えば、全体的に不織布材料から作製される)、又は有意な量のセルロース材料を含んでもよい。吸収性コアは一般的に、例えば吸収性ポリマーなど、高い保持能力を有する粒子状の吸収性材料を含み、これらの材料は、吸収性コアの全体の長さに沿って存在する必要はない。いずれかある場合は、少量のみの吸収性ポリマーを含み得る第2の腰部領域と比較して、股領域及び/又は第1の腰部領域において、より大きな量の吸収性材料を備える吸収性コアを提供することは有利であり得る。一実施形態では、吸収性コア28は、材料の第1の層281及び第2の層282、並びに第1の層281及び第2の層282の間に配置された吸収性材料283を含む。一実施形態では、材料の第1の層及び第2の層は、不織布繊維ウェブ、織布繊維ウェブ、及び熱可塑性接着剤材料の層のうちの少なくとも1つから選択される材料であってもよい。第1の層及び第2の層は、同じ材料から作製されてもよいが、一実施形態では、第1の層281は不織布繊維ウェブであり、第2の層282は、熱可塑性接着剤材料の層である。不織布繊維ウェブ281は、合成繊維、例えばPE、PET、及びPPの単一構成要素繊維、多構成要素繊維、例えばサイドバイサイド、コア/シース、又はアイランドインザシー(island in the sea)タイプの繊維を含み得る。かかる合成繊維は、スパンボンディングプロセス又はメルトブロープロセスを介して形成されてもよい。不織布繊維ウェブ281は、繊維の単一層を含んでもよいが、それはまた、多層の繊維、例えば多層のスパンボンド繊維、多層のメルトブロー繊維、又はスパンボンドとメルトブロー繊維の個々の層の組み合わせを備える不織布ウェブを提供することも有利であり得る。一実施形態では、不織布ウェブ281は、ウェブの繊維の表面エネルギーを増加させる剤(例えば界面活性剤)で処理されてもよい。かかる剤は、不織布ウェブを尿などの液体に対して、より透過性にする。他の実施形態では、不織布ウェブは、不織布ウェブの繊維の表面エネルギーを低下させる剤(例えばシリコーン)で処理されてもよい。かかる剤は、不織布ウェブを尿などの液体に対して、透過性を小さくする。
第1の層281は、第1の表面2811及び第2の表面2812を含み、第1の表面の少なくとも領域2813は、有意な量の吸収性材料283に直接面する関係にある。一実施形態では、吸収性材料は、あるパターンにおいて第1の表面2811上に堆積され、有意な量の吸収性高分子材料283に直接面する関係にある、第1の層281上の領域2813と、ほんのわずかな量の吸収性材料とのみ面する関係にある、第1のウェブ上の領域2814と、を形成する。「有意な量の吸収性材料に直接面する関係」によって、一部の吸収性材料は、少なくとも100g/m、少なくとも250g/m、又は更には少なくとも500g/mの坪量で領域2813の上面に堆積されるということを意味する。パターンは、全てが同じ形状及び寸法を有する領域(すなわち、突出した表面積及び/又は高さ)を含んでもよい。代わりのパターンでは、領域の勾配を形成するために、異なる形状又は寸法を有する領域を含んでもよい。領域2813の少なくとも一部は、1cmと150cmの間の、又は更には5cmと100cmの間の突出した表面積を有してもよい。「わずかな量の吸収性材料と面する関係」によって、一部の吸収性材料は、100g/m未満、50g/m未満の坪量で領域2814の上面に堆積されてもよく、あるいは実質的に吸収性材料は全く領域2814の上面に堆積されなくてもよい。領域2814の少なくとも一部は、1cmと150cmの間、又は更に5cmと100cmの間の突出した表面積を有してもよい。全領域2813の凝集体の突出した表面積は、第1の層281の第1の表面2811の突出した合計表面積の10%と90%の間、又は更には25%と75%の間を示してもよい。一実施形態では、第2の層282は、熱可塑性接着剤材料の層である。「熱可塑性接着剤材料」は、本明細書で使用するとき、そこから繊維が形成され、乾燥した状態及び濡れた状態の両方において吸収性材料を不動化する目的で吸収性材料に塗布されるポリマー組成物であると解される。熱可塑性接着剤材料の非限定例は、単一の熱可塑性ポリマー又は熱可塑性ポリマーのブレンドを含み得る。熱可塑性接着剤材料はまた、少なくとも1つの熱可塑性ポリマーを、粘着付与樹脂、可塑剤、及び酸化防止剤などの添加剤と組み合わせで含むホットメルト接着剤であってもよい。ある実施形態では、熱可塑性ポリマーは、典型的には、10,000超の分子量(Mw)、及び通常室温よりも低い、又は−6℃>Tg<16℃であるガラス転移温度(Tg)を有する。ある実施形態では、ホットメルト中のポリマーの一般的な濃度は、約20〜約40重量%の範囲である。例示のポリマーは、A−B−A三元ブロック構造、A−B二元ブロック構造、及び(A−B)n放射状ブロックコポリマー構造を含む(スチレン)ブロックコポリマーであり、ただしAブロックは、一般的にポリスチレンから構成される非エラストマーポリマーブロックであり、Bブロックは不飽和共役ジエン又はその(部分)水素添加物である。Bブロックは典型的には、イソプレン、ブタジエン、エチレン/ブチレン(水素添加ブタジエン)、エチレン/プロピレン(水素添加イソプレン)、及びこれらの混合物である。採用することができる他の好適な熱可塑性ポリマーは、メタロセンポリオレフィンであり、これは、単一サイト又はメタロセン触媒を使用して調製されるポリマーである。例示的な実施形態では、粘着付与樹脂は一般的に5,000未満の分子量(Mw)、及び通常、室温よりも高いTgを有し、ホットメルト中の樹脂の一般的な濃度は約30〜約60重量%の範囲であり、可塑剤は一般的には1,000未満の低い分子量(Mw)及び室温よりも低いTgを有し、一般的な濃度は約0〜約15%である。
熱可塑性材料282は、吸収性材料283内に実質的に均一に堆積されてもよい。別の方法では、熱可塑性接着材料282は、吸収性材料283の上面、及びほんのわずかな量の吸収性材料とのみ面する関係である第1の表面2811の領域2814上に配置される繊維層として提供されてもよい。一実施形態では、熱可塑性接着材料は、1g/mと20g/mの間、1g/mと15g/mの間、又は更には2g/mと8g/mとの間の量で適用される。第1の層281上の吸収性材料の不連続な堆積は、熱可塑性材料282の繊維層に、本質的に三次元構造体を付与する。換言すれば、熱可塑性接着材料の層は、第1の不織布層ウェブ281上に堆積された吸収性材料283と、わずかな量の吸収性材料のみを含む領域2814から生じるトポグラフィに従う。理論に束縛されることを意図しないが、本明細書に開示される熱可塑性接着材料は、乾燥及び湿潤状態における吸収性材料の不動化を強化する。
一実施形態では、吸収性コア28は、不織布繊維材料284の第2の層を更に含み得る。第2の層は、不織布繊維層281として同じ材料から提供されてもよく、又は代替では、異なる材料から提供されてもよい。異なる機能性を備えるこれらの層を提供するために、第1の不織布繊維層281及び第2の不織布繊維層284が異なっているということは有利であり得る。一実施形態では、第1の不織布層の表面エネルギーは、第2の不織布層の第2の表面エネルギーと異なっていてもよい。一実施形態では、第2の不織布層の表面エネルギーは、第1の不織布層の第1の表面エネルギーよりも大きい。利点の中でも、第2の不織布層の表面エネルギーが、第1の不織布層の表面エネルギーよりも大きいとき、尿などの液体は、吸収性材料に到達し、これによって保有されるために、第2の不織布層により容易に浸透し、その一方で同時に、液体が第1の層に浸透しこれを通過する機会を低減することができる。第1の不織布層が、吸収性材料のバックシートに対して配置されるとき、これは特に有利であり得る。各層の異なる表面エネルギーは、例えば、第1の不織布層に適用される界面活性剤(ある場合)の量とは異なる量の剤(界面活性剤など)を第2の不織布層に適用することによって得ることができる。これはまた、第2の不織布層に、第1の不織布層に適用される界面活性剤とは異なるタイプの界面活性剤を適用することによって達成され得る。これはまた更に、その表面エネルギーを低下させる第1の不織布層に材料を適用することによって達成され得る。異なる表面エネルギーを有することに加えて、又は代替で、第1の不織布層281及び第2の不織布層284もまた、構造的に異なっていてもよい。一実施形態では、第1の不織布層281は、第2の不織布層とは異なる繊維の層を含んでもよい。例えば、第2の不織布層284はスパンボンド繊維の1つ以上の層のみを含んでもよいのに対して、第1の不織布層281はスパンボンド繊維の1つ以上の層、及びメルトブローン繊維の1つ以上の層を含む。他の実施形態では、不織布層281、284の両方は、スパンボンド繊維の1つ以上の層、及びメルトブロー繊維の1つ以上の層を含んでもよいが、第1の層281及び第2の層284は、不織布材料を形成するために使用される繊維の化学組成、繊維のデニール、及び/又は不織布材料の坪量の少なくとも1つに関して異なっている。これに追加で、又は上記の代わりにおいて、第1の不織布層281及び第2の不織布層284は、それらの対応する水頭値、それらの対応する多孔性、それらの対応するフラジール浸透性、及びそれらの対応する引張特性の少なくとも1つに関して異なってもよい。第2の不織布層284は、第1の不織布層281、吸収性材料283、及び熱可塑性材料282の上面に直接適用されてもよい。結果として、第1の不織布層281及び第2の不織布層284は、吸収性材料283を更に包囲し、これを不動化する。
領域2813は、吸収性コアのx−y次元に任意の適当な形状を有してもよい。一実施形態では、領域2813は、第1のウェブ281の第1の表面上に広がるディスクのパターンを形成する。一実施形態では、領域2813は、長手方向の「ストリップ」のパターンを形成し、これは、吸収性コアの長手方向軸に沿って連続的に延在する(すなわちy次元に沿って)。代替の実施形態では、これらのストリップは、吸収性物品の長手方向軸に対して、10度と90度の間、20度と80度の間、30度と60度の間、又は更には45度の角度を形成するように配置されてもよい。
一実施形態では、前述のとおり、わずかな量の吸収性材料とだけ面する関係にある、第1の表面2841上の有意な量の吸収性材料283及び領域2844に直接面する関係にある領域2843のパターンを形成するために、第2の不織布層284は、第1の表面2841及び第2の表面2842、並びにその第1の表面2841に適用される吸収性材料283を有する。一実施形態では、第1のウェブ/吸収性材料/熱可塑性材料複合体との関連で前述のとおり、熱可塑性接着剤材料285は、第2の不織布層284の上面に更に適用されてもよい。第2の不織布層284は次いで、第1の不織布層281の上面に適用され得る。一実施形態では、第2の不織布層284上に存在する吸収性材料のパターンは、第1の不織布層281上に存在する吸収性材料のパターンと同じであってもよい。他の実施形態では、第1及び第2の不織布層上に存在する吸収性材料のパターンは、領域の形状、領域の突出した表面積、領域上に存在する吸収性材料の量、及び領域上に存在する吸収性材料のタイプの少なくとも1つに関して異なる。第1及び第2の不織布層上に存在する吸収性材料のパターンが異なる場合、各層/吸収性複合物は、例えば、異なる吸収能力及び/又は液体の異なる捕捉速度など、異なる機能を有する場合があると考えられる。例えば、領域2843における吸収性材料が広がる前に、液体(例えば尿)が第1の不織布層281上に堆積された吸収性材料に到達し、これによって吸収されるのを可能にするために、吸収性材料の領域2843(すなわち第2の不織布層284上で)によって形成される第2のパターンが、吸収性材料の領域2813の第1のパターンよりも遅い吸収速度を呈する構造体を備える吸収性コアを提供することは有益であり得る。かかる構造体は、領域2843に存在する吸収性材料によるいずれかの有意なゲルブロッキングを回避する。有利な量の吸収性材料に直接面する関係にある第1の不織布層281の領域2813の少なくとも一部、又は更には全てはまた、わずかな量の吸収性材料に面する関係にある第2のウェブ284の対応する領域2844と実質的に面する関係にあるような方式で、第2の層/吸収性材料/熱可塑性接着剤材料複合体を適用することは有利であり得る。
吸収性コア28はまた、図面に例示されていない補助接着剤を含んでもよい。吸収性材料の接着、並びに対応する不織布層281、284への熱可塑性材料282、285の接着を向上させるために、吸収性材料283の適用前に、補助的な接着剤が、第1の不織布層281及び第2の不織布層284の少なくとも1つ、又は更には両方上に堆積されてもよい。補助的接着剤はまた、吸収性材料を不動化するのを助けることができ、以上に記載されたものと同じ熱可塑性接着剤材料を含んでもよく、又はH.B.Fuller Co.(St.Paul,MN)製品番号HL−1620−Bのような噴霧可能なホットメルト接着剤が挙げられるがこれらに限定されない、他の接着剤も含んでもよい。補助的接着剤は、あらゆる好適な手段によって不織布層281、284に塗布されてもよいが、特定の実施形態によると、約0.5〜約1mm弛緩した幅約0.5〜約2mmのスロットに塗布されてもよい。好適な吸収性材料283の非限定的な実施例には、吸収性高分子材料、遠心分離保持容量試験(Edana 441.2−01)を使用して測定したときに、0.9%食塩水溶液をその重量の少なくとも5倍吸収可能な架橋された高分子材料など、吸収性高分子材料が挙げられる。一実施形態では、吸収性材料283は、乾燥した状態で流動可能なように粒子状形態である吸収性高分子材料である。
前述のように、吸収性物品の吸収性コア28に存在する吸収性材料283は、吸収性コアの全体の長さに沿って存在する必要はない。一実施形態では、吸収性物品の後ろ区域328は、わずかな量の吸収性材料283を含むのに対して、少なくとも中間区域228及び/又は前区域128は、後ろ区域328よりも大きな量の吸収性材料を含む。例えば、後ろ区域328は、5グラム未満、又は3グラム未満、2グラム未満、又は更には1グラム未満の粒子状吸収性高分子材料を含み得る。中間区域228は、少なくとも5グラム、又は少なくとも8グラム、又は更には少なくとも10グラムの粒子状吸収性高分子材料を含み得る。前区域128は、1〜10グラム、又は2〜8グラムの吸収性高分子材料を含み得る。
Figure 2014512234
結果はある標準偏差の平均±1として表示されている。
プロトタイプのN繊維は、Polymer Group Incから入手可能な13gsmのSMNSである。
プロトタイプのSMSは、FibertexからComfort Lineで入手可能な15gsmのSMS(スパンボンド−メルトブローン−スパンボンド)不織布である。
試験方法
不透明度の方法
不透明度は、コンピュータインターフェースを備える、0°照明/45°検出、環状の光学的形状の分光光度計、例えばHunterLab LabScan XE running Universal Software(Hunter Associates Laboratory Inc.(Reston,VA)から入手可能)又は等価物を使用して測定され得る。計器校正及び測定は、販売元による標準白黒校正プレートを使用してなされる。全ての試験は、23℃±2℃、及び50%±2%の相対湿度に維持された空調室で行う。
標準に設定されたUVフィルタと共に、分光光度計は、XYZカラースケール、D65光源、10°標準観測者に対して構成する。計器は、製造元の手順に従い1.8cm(0.7インチ)ポート寸法及び1.3cm(0.5インチ)視野域を使用して標準化する。較正後、ソフトウェアはY不透明度手順に設定され、これは測定中に白又黒のいずれかの較正タイルで試料を覆うようにオペレータを促す。
試験前に、23℃±2℃、及び50%±2%の相対湿度で2時間、物品を予め調整する。試料を得るため、物品を身体に面する表面を上にして作業台に平らに伸ばし、物品の合計長手方向長さを測定する。内側カフ及び外側カフ上の試験部位は、物品の長手方向の中間点において選択する。鋏を使用して、試験片を60mmの長さ×(左のカフの長手方向の中間点において、中心に置かれた)内側カフの高さ全体に切断する。次に、第2の試験片(今回は外側カフから)を、60mmの長さ×(左の外側カフの長手方向の中間点において、中心に置かれた)外側カフの高さ全体に切断する。同様の方式で内側及び外側カフの試験片を物品の右側上のカフから用意する。
試験片を測定ポートの上に置く。試験片は、ポートに対して向けられたカフの、内側に面する表面に対応する表面で、ポートを完全に覆わなくてはならない。カフをポートのプレートに対して平らに置くように、その長手方向においてピンと張るまで、試験片を静かに伸ばす。接着テープを貼り、その伸ばした状態でポートプレートにカフを試験のために固定する。テープは測定ポートのいずれの部分も覆ってはならない。試験片を次いで、白い標準プレートで覆う。表示を読み取り、次いで白いタイルを取り除き、試験片を動かさないで、黒い標準タイルと交換する。2回目の表示を読み取り、不透明度を以下のように計算する:
不透明度=Y値(黒色裏材)/Y値(白色裏材)×100
5つの同じ物品からの試料(10の内側カフ(左側から5、右側から5)並びに10の外側カフ(左側から5、右側から5))を解析し、それらの不透明度を記録する。内側カフ及び外側カフの平均不透明度を計算し、それぞれ0.01%単位で記録する。
水蒸気透過度法
水蒸気透過度(WVTR)を湿潤カップ手法を使用して測定する。円筒形のカップに水を充填し、水の表面と、カップの上方開口部の上で封止された試料の間で一定のヘッドスペースを維持する。組み立てたカップをオーブンで特定時間加熱した後、蒸気の損失を重力測定的に測定する。全ての試験は、23℃±2℃、及び50%±2%の相対湿度に維持された空調室で行う。
試験前に、23℃±2℃、及び50%±2%の相対湿度で2時間、物品を予め調整する。物品を身体に面する表面を上にして作業台に平らに伸ばし、物品の合計長手方向長さを測定する。内側カフ及び外側カフ上の試験部位は、物品の長手方向の中間点において選択する。鋏を使用して、試験片を60mmの長さ×(左のカフの長手方向の中間点において、中心に置かれた)内側カフの高さ全体に切断する。次に、第2の試験片(今回は外側カフから)を、60mmの長さ×(左の外側カフの長手方向の中間点において、中心に置かれた)外側カフの高さ全体に切断する。同様の方式で内側及び外側カフの試験片を物品の右側から用意する。
WVTR試験バイアル瓶として、高さ95mm、開口部が17.8mmの内径を有するガラス製の、直線的な壁部を有する円筒バイアル瓶を使用する。試験用バイアル瓶はそれぞれ、バイアル瓶の開口部の上方縁部から25.0mm±0.1mmのレベルまで、正確に蒸留水を充填する。カフの内側に面する表面を下向きにしてバイアル瓶の開口部の上に試料を配置する。試料を静かに引張り、弾性バンドを用いてバイアル瓶の円周部の周囲に固定する。バイアル瓶の円周部の周囲に、テフロンテープを巻くことによって、試料を更に封止する。好ましいテフロンテープは、McMaster Carrから入手可能なスレッドシーラントテープ0.64cm(0.25インチ)幅(カタログ番号4591K11)又は等価物である。テフロンテープをバイアル瓶の上方縁部に適用するが、バイアル瓶のいずれの部分も覆ってはならない。バイアルアセンブリのまとまり(バイアル瓶+試料+封緘テープ)を0.0001グラム単位で計量する。これが開始質量である。
バイアル瓶のアセンブリを上向きにしてメカニカル対流式オープン内(例えば、ThermoScientificから入手可能なLindberg/BlueMオーブン又は等価物)に配置し、24時間、38±1℃に維持し、バイアル瓶内の水と試料が接触しないよう注意する。24時間が経過した後、バイアル瓶をオーブンから取り出し、室温に戻す。各バイアル瓶の質量を0.0001グラム単位まで測定する。これが最終質量である。
以下の式を使用して、WVTRを計算する:
WVTR(g/m/24hr)=([開始質量(g)−最終質量(g)]/表面積(m))/24hr
5つの同じ物品からの試料(10の内側カフ(左側から5、右側から5)並びに10の外側カフ(左側から5、右側から5))、及び記録されたそれらのWVTRを解析する。内側カフ及び外側カフの平均WVTRをそれぞれ1g/m/24hr単位で記録する。
空気透過率試験
特注の1cm円形開口部(Advanced Testing Instrumentsから入手可能)備えるTexTest FX3300 Air Permeability Tester(Advanced Testing Instruments(Greer,SC)から入手可能)又は等価物を使用して空気透過率を試験する。計器が、製造元の手順に従って較正される。全ての試験は、23℃±2℃、及び50%±2%の相対湿度に維持された空調室で行う。
試験前に、23℃±2℃、及び50%±2%の相対湿度で2時間、物品を予め調整する。試料を得るため、物品を身体に面する表面を上にして作業台に平らに伸ばし、物品の合計長手方向長さを測定する。内側カフ及び外側カフ上の試験部位は、物品の長手方向の中間点において選択する。鋏を使用して、試験片を60mmの長さ×(左のカフの長手方向の中間点において、中心に置かれた)内側カフの高さ全体に切断する。次に、第2の試験片(今回は外側カフから)を、60mmの長さ×(左の外側カフの長手方向の中間点において、中心に置かれた)外側カフの高さ全体に切断する。同様の方式で内側及び外側カフの試験片を物品の右側上のカフから用意する。
試験片を、測定ポートの上で中心に置く。試験片は、ポートに対して向けられたカフの内側に面する表面に対応するその表面で、ポートを完全に覆わなくてはならない。カフをポートのポート全体にわたって平らに置くように、その長手方向においてピンと張るまで、試験片を静かに伸ばす。接着テープを貼り、試験用にその伸ばした状態でポート全体にわたって、カフを固定する。テープは測定ポートのいずれの部分も覆ってはならない。空気が試料を通過できるように、試験圧力を設定する。不織布カフに関して、圧力は典型的に125Paに設定し、フィルムを収容するカフに関しては典型的に2125Paを使用する。試料リングを閉じて、測定値が機器の許容限度内にあるということを示す緑色を、範囲表示器が示すまで、測定範囲を調整する。空気透過率は0.1m/m/分単位まで記録する。
静水頭の試験
特注の1.5cmの円形測定ポート(これもまたAdvanced Testing Instrumentsから入手可能)を備えるTexTest FX3000 Hydrostatic Head Tester(Advanced Testing Instruments(Greer,SC)から入手可能)を使用して静水頭を試験する。(測定ポート(Advanced Testing Instrumentsから入手可能な品番FX3000−NWH)の周囲のガスケットと同じ寸法の)2つの環状スリーブリングを微細な不織布用に標準的な保護スリープから切断する。クランプ中に試料を保護するために、次に、スリーブリングをTexTestの機器の上方ガスケット及び下方ガスケットの試料に面している表面に、両面接着テープを用いて接着する。製造元の手順に従って機器を標準化する。全ての試験は、約23℃±2℃及び相対湿度約50%±2%で維持された室内で行う。
約23℃±2℃及び約50%±2%の相対湿度で、試験前に約2時間にわたって、物品を事前に調整する。試料を得るため、物品を身体に面する表面を上にして作業台に平らに置き、物品の合計長手方向長さを測定する。内側及び外側カフ上の試験部位は、物品の長手方向の中間点で選択する。鋏を使用して、試験片を70mmの長さ×(左のカフの長手方向の中間点において、中心に置かれた)内側カフの高さ全体に切断する。次に、第2の試験片(今回は外側カフから)を、70mmの長さ×(左の外側カフの長手方向の中間点において、中心に置かれた)外側カフの高さ全体に切断する。同様の方式で内側及び外側カフの試験片を物品の右側のカフから用意する。
試験片を上方の試験ヘッドのポートの上に中心に置く。試験片は、ポートに対して向けられたカフの外側に面する表面に対応するその表面で、ポートを完全に覆わなくてはならない(ひいては、内側に面する表面は水に面する)。カフを上方の試験プレートに対して平らに置くように、その長手方向において張るまで、試験片を静かに伸ばす。接着テープを貼り、試験用にその伸ばした状態で試験プレートにカフを固定する。テープは測定ポートのいずれの部分も覆ってはならない。
TexTestの注射器に蒸留水を充填し、下方の試験プレートの測定ポートを通じて蒸留水を追加する。水面は、下方ガスケットの上部まで満たさなければならない。上方試験ヘッドを機器の上に載置し、試験ヘッドを下げて試料の周囲を密閉する。試験速度は、5,000Pa(50mbar)以下の静水頭を有する試料に関しては、300Pa/分(3mbar/分)、5,000Pa(50mbar)より高い静水頭を有する試料に関しては6,000Pa/分(60mbar/分)に設定する。試験を開始し、試料表面を観察し、その表面に浸透している水滴を検出する。試料の表面に1つの滴が検出されたとき、又は圧力が20,000Pa(200mbar)を超えたときに試験を終了する。圧力を50Pa(0.5mbar)単位まで圧力を記録する、又は浸透が検出なかった場合は>20,000Pa(>200mbar)として記録する。
合計5つの同じ物品からの試料(10の内側カフ試料並びに10の外側カフ試料)を解析し、それらの静水頭を解析する。内側カフ及び外側カフの平均静水頭を計算及び記録し、それぞれ10Pa(0.1mbar)単位で記録する。
低表面張力流体裏抜け時間試験
低表面張力流体裏抜け時間試験を用いて、規定の速度で排出される低表面張力流体の所定量が、参照吸収性パッド上に設置されるウェブの試料(及び他の同等のバリア材料)に完全に浸透する時間を決定する。
この試験に関して、基準吸収性パッドは、5プライのAhlstrom等級989濾過紙(10cm×10cm)であり、試験流体は32mN/m低表面張力流体である。
この試験は、例えば、粘性の低いBM等の低表面張力流体に対するバリアを提供するように意図されるウェブの低表面張力流体裏抜け性能(秒単位)を特徴付けるように設計される。
Lister裏抜け試験機:この試験機は、EDANA ERT 153.0−02の6章に記載されるようなものであり、以下の例外を有する:裏抜けプレートは、10.0mm長さ及び1.2mmスロット幅を有する細いスロットを備え、60°の角度の付いた3つのスロットの星型開口部を有する。この装置は、Lenzing Instruments(Austria)及びW.Fritz Metzger Corp(USA)から入手可能である。ユニットは、100秒後にタイムアウトしないように設定される必要がある。
基準吸収性パッド:10cm×10cm面積において、Ahlstrom等級989濾過紙が使用される。平均裏抜け時間は、32mN/m試験流体を用いて、ウェブ試料なしで、5層の濾紙において3.3+0.5秒である。濾紙は、Empirical Manufacturing Company,Inc.(EMC)7616 Reinhold Drive Cincinnati,OH 45237から購入することができる。
試験流体:32mN/m表面張力流体は、蒸留水及び0.42+/−0.001g/L Triton−X 100で調製される。全ての流体を周囲条件で保つ。
電極−すすぎ液:0.9%塩化ナトリウム(CAS 7647−14−5)水溶液(9g NaCl/1L蒸留水)が使用される。
試験手順
−全ての試験は、約23℃±2℃及び相対湿度約50%±2%で維持された室内で行う。Ahlstromの濾紙及び試験物品をこの制御された環境で24時間と2時間、試験前に調整する。
−表面張力が32mN/m+/−1mN/mであることを確認する。さもなければ、試験流体を再度作製する。
−0.9%のNaCl水性電極すすぎ液体を調製する。
−以下のように5層を32mN/m試験流体で試験することによって、参照吸収性パッドの裏抜け目標(3.3+/−0.5秒)が満たされていることを確認する。
−裏抜け試験装置のベースプレート上に5プライの基準吸収性パッドをきれいに積み重ねる。
−裏抜けプレートを5プライの上に設置し、プレートの中心が紙の中心上にあることを確認する。分配漏斗の下でこのアセンブリを中央に置く。
−裏抜け試験装置の上部のアセンブリが予め設定された停止点まで下げられていることを確認する。
−電極がタイマーに接続されていることを確認する。
−裏抜け試験装置を「オン」にし、タイマーをゼロにする。
−5mLの固定容積ピペット及び先端部を用いて、5mLの32mN/m試験流体を漏斗に分配する。
−(例えば、ユニットのボタンを押すことによって)漏斗のマグネチックバルブを開放して、5mLの試験流体を排出する。流体の最初の流れは、電気回路を完成させ、タイマーを起動する。流体が参照吸収性パッドに浸透し、かつ裏抜けプレートの電極のレベル未満に減少したときに、タイマーは停止する。
−電子タイマーに示される時間を記録する。
−試験アセンブリを除去し、使用した参照吸収性パッドを廃棄する。電極を0.9%のNaCl水溶液ですすいで、それらを次の試験のために「下塗り」する。電極の上の凹所及び裏抜けプレートの裏を乾燥させ、かつ分配器の出口オリフィス及び濾紙が置かれる下部プレート又はテーブル表面を拭き取る。
−参照吸収性パッドの裏抜け目標が満たされていることを確認するために、この試験手順を最低3回繰り返す。目標が満たされていない場合、基準吸収性パッドのスペックがなくなっている可能性があり、使用しない。
−参照吸収性パッド性能が検証された後に、不織布ウェブ試料を試験し得る。
−約23℃±2℃及び約50%±2%の相対湿度で、試験前に約2時間にわたって、試験物品を事前に調整する。試料を得るため、物品を身体に面する表面を上にして作業台に平らに置き、物品の合計長手方向長さを測定する。内側及び外側カフ上の試験部位は、物品の長手方向の中間点で選択する。鋏を使用して、試験片を70mmの長さ×(左のカフの長手方向の中間点において、中心に置かれた)内側カフの高さ全体に切断する。次に、第2の試験片(今回は外側カフから)を、70mmの長さ×(左の外側カフの長手方向の中間点において、中心に置かれた)外側カフの高さ全体に切断する。同様の方式で内側及び外側カフの試験片を物品の右側のカフから用意する。
−裏抜けプレートのポートを覆って、試験片を中心に置く。試験片は、ポートに対して向けられたカフの身体に面する表面に対応するその表面で、ポートを完全に覆わなくてはならない。カフを上方の試験プレートに対して平らに置くように、その長手方向において張るまで、試験片を静かに伸ばす。接着テープを貼り、試験用にその伸ばした状態で試験プレートにカフを固定する。テープは測定ポートのいずれの部分も覆ってはならない。
−裏抜け試験装置の上部のアセンブリが予め設定された停止点まで下げられていることを確認する。
−電極がタイマーに接続されていることを確認する。裏抜け試験装置を「オン」にし、タイマーをゼロにする。
−上述のように起動する。
−これらの物品についてこの手順を繰り返す。6つ値の平均値をとり、32mN/m低表面張力裏抜け時間として0.1秒単位まで記録する。
不透明度強化パッチの引張試験方法
コンピュータインターフェースを有する一定速度の引張試験機(好適な計器は、MTS Systems Corp.(Eden Prairie,MN)から入手可能な、Testworks 4.0 Softwareを使用したMTS Allianceである)を用いて、2%伸長での力及び5%伸長での力を、測定した力がセルの限界の10%〜90%以内となるロードセルを使用して測定する。可動式(上部)空気圧つかみ具及び固定式(下部)空気圧つかみ具の双方に、試験片の幅よりも広いゴム面の把持部を装着する。つかみ具に供給される空気圧は、試料が滑るのを防ぐのに十分でなければならない。全ての試験は、約23℃±2℃及び約50℃±2℃相対湿度で維持された調整室内で行なわれる。
試験片を、ダイ又はカミソリナイフを用いて、試料の長手方向軸に沿って25mm幅及び横軸において約102mmに切断する。試料の縦方向が、材料ウェブの機械方向に垂直になるように(すなわち、機械方向で測定したときに25mm、横断方向で測定したときに102mm)、材料から試料を切断する必要がある。試料を、約23℃±2℃、及び約50℃±2℃ %の相対湿度に維持された調整室内で、試験前の少なくとも2時間にわたって平衡化させる。
標点距離を25mmに設定する。クロスヘッドをゼロにする。試験片を上部のつかみ具と下部のつかみ具との内部に縦に整列させて上部把持部に挿入し、上部把持部を閉じる。ロードセルをゼロにする。試験片を下部把持部に挿入して閉じる。試料は、いかなるたるみをも除くのに十分な、ただしロードセル上の力が0.05N未満となる引張力下になければならない。
引張試験機をプログラムして、クロスヘッドを100mm/分の速度ほど上げたときに、50Hzの獲得率で力及び伸長データを収集しながら、試料が断裂するまで伸長試験を実施する。破断感度は50%に設定する。すなわち、測定された力が最大ピーク力の50%まで落ちたときに、試験を終了し、その後、クロスヘッドはその最初の位置に戻る。引張り試験機を始動させ、データ収集を開始する。作図された伸長(mm)対力(N)の曲線から、ピーク力及びピーク力における伸長を計算するようにソフトウェアをプログラムする。
力を0.01N単位で、伸長を0.01mm単位で5.0%及び2.0%までの伸長に最も近いデータ点まで記録し、結果を記録する。試験を繰り返し、10個の複製した試料に関する結果を記録する。5%における平均力及び2%における平均力を0.01N単位で計算し、報告する。
本明細書に開示した寸法及び値は、列挙された正確な数値に厳しく制限されるものとして理解すべきではない。むしろ、特に断らないかぎり、そのような寸法のそれぞれは、記載された値及びその値の周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味するものとする。例えば、「40mm」として開示された寸法は、「約40mm」を意味することを意図する。
本発明の「発明を実施するための形態」で引用した全ての文献は、関連部分において本明細書に援用するが、いずれの文献の引用もそうした文献が本発明に対する先行技術であることを容認するものとして解釈されるべきではない。この文書における用語のいずれかの意味又は定義が、参照することにより組み込まれる文献における用語のいずれかの意味又は定義と矛盾する範囲については、本文書においてその用語に与えられた意味又は定義が適用されるものとする。
本発明の特定の実施形態が例示され記載されてきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を実施できることが、当業者には自明であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのような全ての変更及び修正を添付の特許請求の範囲で扱うものとする。

Claims (15)

  1. 着用者の胴体下部周囲に着用するための使い捨て吸収性物品であって、当該使い捨て吸収性物品は、第1の腰部領域、第2の腰部領域、前記第1の腰部領域と前記第2の腰部領域の間に配置された股領域と、第1の腰縁部及び第2の腰縁部と、第1の長手方向縁部及び第2の長手方向縁部と、を含み、当該使い捨て吸収性物品は、
    1.)トップシートと、
    2.)高分子フィルムを含むバックシートと、
    3.)前記トップシートと前記バックシートの間に配置された吸収性コアと、を含む、シャーシを含み、
    前記高分子フィルムは前記シャーシよりも、少なくとも20mm幅が狭く、不透明度強化パッチが前記バックシート上に配置される、使い捨て吸収性物品。
  2. a.前記高分子フィルムが前記吸収性コアよりも50mm未満幅が広く、好ましくは前記高分子フィルムが前記吸収性コアよりも30mm未満幅が広く、及び/又は
    b.前記高分子フィルムが、前記シャーシの幅よりも少なくとも60mm狭く、好ましくは前記高分子フィルムが前記シャーシの幅よりも少なくとも100mm狭い、請求項1に記載の使い捨て吸収性物品。
  3. 前記不透明度強化パッチが、2%の工学ひずみで変形させたときに、0.4N/25mmの引張特性を有する、請求項1又は2に記載の使い捨て吸収性物品。
  4. 前記不透明度強化パッチが25%超のハンターの色不透明度を有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の使い捨て吸収性物品。
  5. 前記不透明度強化パッチが、少なくとも13gsmの坪量を有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の使い捨て吸収性物品。
  6. 前記不透明度強化パッチが、接着剤、機械的接合、熱接合、及び/又はこれらの組み合わせを用いて貼り付けられる、請求項1〜5のいずれか一項に記載の使い捨て吸収性物品。
  7. 前記吸収性コアが、実質的にセルロースを含まない、請求項1〜6のいずれか一項に記載の使い捨て吸収性物品。
  8. 前記不透明度強化パッチが分離されており、当該使い捨て吸収性物品の前記第1の腰部領域内及び前記第2の腰部領域内に配置される、請求項1〜7のいずれか一項に記載の使い捨て吸収性物品。
  9. 前記不透明度強化パッチが連続的であり、当該使い捨て吸収性物品の長さ全体に広がる、請求項1〜8のいずれか一項に記載の使い捨て吸収性物品。
  10. 前記不透明度強化パッチが、前記高分子フィルムと30mm未満重なる、請求項1〜9のいずれか一項に記載の使い捨て吸収性物品。
  11. 前記不透明度強化パッチと前記高分子フィルムの間に間隙があり、該間隙が30mm未満である、請求項1〜10のいずれか一項に記載の使い捨て吸収性物品。
  12. レッグガスケットシステムを更に含み、前記レッグガスケットシステムは、内側カフ及び外側カフを含み、前記内側カフは前記内側カフの折り畳まれた縁部及び前記内側カフの材料縁部を含み、前記外側カフは、前記外側カフの折り畳まれた縁部及び前記外側カフの材料縁部を含み、材料ウェブが横に向かって内側に折り畳まれて、前記外側カフの折り畳まれた縁部を形成し、かつ横に向かって外側に折り畳まれて前記内側カフの材料縁部を形成するようになっており、前記レッグカフは、前記第1の腰縁部から前記第2の腰縁部まで延在し、かつ、前記股領域において、前記内側カフの折り畳まれた縁部と前記外側カフの折り畳まれた縁部の間で、前記トップシート及び/又は前記バックシートに接合される、請求項1〜11のいずれか一項に記載の使い捨て吸収性物品。
  13. 前記不透明度強化パッチが、前記第1の腰部領域内及び前記第2の腰部領域内のうちの少なくとも1つにおいて、前記バックシートと前記レッグガスケットシステムの間に配置される、請求項8に記載の使い捨て吸収性物品。
  14. 前記不透明度強化パッチが、前記物品の横方向縁部まで延び、かつ前記レッグガスケットシステム又は前記高分子フィルムのうちの少なくとも1つと重なる、請求項8に記載の使い捨て吸収性物品。
  15. 前記不透明度強化パッチが、前記レッグガスケットシステムと25mm未満重なる、請求項8に記載の使い捨て吸収性物品。
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