JP2014511962A - 排気ターボチャージャのタービン - Google Patents

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Abstract

本発明は、タービンハウジング(76)とタービンホイール(74)とを備える排気ターボチャージャ(22)のタービン(32)に関し、このタービンホイールは、少なくとも部分的にタービンハウジング(76)内に収納され、回転軸(73)を中心に回転可能であり、またこのタービンホイールは少なくとも1つの流入エッジ(90)および少なくとも1つの流出エッジ(96、102)を持つ少なくとも1つのホイールブレード(82)を有しており、タービンホイール(74)を作動するためにタービンハウジング(76)を通過する排気ガスが、流入エッジ(90)を介してこのホイールブレードに流入可能であり、また流出エッジ(96、102)を介してホイールブレードから流出可能である。この場合、調整装置(56)が設けられ、この調整装置を介してタービンホイール(74)のホイールブレード(82)の流出エッジ(96,102)が、第1の位置においては少なくとも部分的に流体的に解放可能であり、逆に、調整装置(56)の少なくとも1つの第2の位置においては少なくとも部分的に流体的に少なくともほぼ閉鎖可能である。

Description

本発明は、請求項1の前提部分に記載された種類の、排気ターボチャージャのタービンに関する。
内燃機関の大量生産から、内燃機関の排気ガスを使って駆動されるタービンを持つ排気ターボチャージャを使用することが知られている。この場合、このタービンは、少なくとも1つの調整装置を有し、この調整装置は例えば排気ガスの流れる方向において、タービンのタービンホイールの上流に配置されており、またこの装置を使用して、特にタービンホイールの上流でフロー条件に影響を与えることが可能である。このようにしてタービンを、内燃機関の複数の異なる作動点に適合させることができるため、タービンおよび従って内燃機関は、特に効率的に、すなわち僅かな燃料消費で、またこれにともなって僅かなCO排出量で作動することができる。このことから調整装置は可変性となり、タービンが作動点において熱力学的に有利に適合することを可能にする。この可変性によって、効率を最適化した作動のための1つの主要な値である、タービンのいわゆる反応度へ影響を与える方法が生じる。
さらに、内燃機関の特に大きな負荷開度および回転数開度に対応し得るように、タービンの特定のスループット開度を形成することが必要である。特に、内燃機関の負荷および/または回転数が小さい場合の要求事項にも対応できるように、例えばタービンによって高い堰止め効果を形成することも可能であるが、しかしながらこのことにより、タービンのスループットパラメータは低くなる。
国際公開第2006/133838A1号は、ハウジング内に回転可能に支承されているタービンホイールを備え、入口側チャネルを介して排気ガスが供給可能であり、この排気ガスは出口側チャネルを介して排気タービンから排出される、排気ターボチャージャ内の排気タービンを開示している。この排気タービンは、入り口側チャネルからタービンホイールへの移行部に、2つの側方画成壁の間に形成されているタービン入口断面を備え、またタービン入口断面内には案内格子およびこの案内格子と相互に作用して軸方向に調節可能である軸方向スライドが配置されており、この場合、タービン入口断面の2つの側方画成壁の一方が移動可能に設計されている。この案内格子はハウジングに固定された形でタービン入口断面内に取り付けられ、軸方向スライドは出口側チャネルに向かい合う側に配置され、また出口側チャネルの側を向いていない、ハウジングに固定されている、タービン入口断面の画成壁は、タービンホイールのタービンホイール羽根と軸方向に面一に終端する。
相当する調整装置を持つ周知のタービンは、その必要な取付けスペースを減らすための他の可能性を備えている。またこれに加えて、周知のタービンは、作動をより効率的にするための他の可能性を備えている。
国際公開第2006/133838A1号
従って本発明の課題は、必要な取り付けスペースがより少なく、作動がより効率的である、排気ターボチャージャのタービンを提供することである。
この課題は請求項1の前提部分に記載された特徴を備える排気ターボチャージャのタービンによって解決される。本発明の、目的に適った有利な実施形態および重要な発展形態は他の請求項に記述されている。
このような排気ターボチャージャのタービンは、タービンハウジングとタービンホイールとを備えている。タービンホイールは少なくとも部分的にタービンハウジング内に収納されており、回転軸を中心に回転可能である。タービンホイールは、少なくとも1つの流入エッジおよび少なくとも1つの流出エッジを持つ少なくとも1つのホイールブレードを備え、タービンホイールを駆動するために、タービンハウジングから流出する排気ガスが流入エッジを介してこのホイールブレードに流入可能であり、また流出エッジを介して排気ガスがこのホイールブレードから流出可能である。
本発明では1つの調整装置が設けられており、この調整装置を介してタービンホイールのガイドブレードの流出エッジは、第1の位置においては少なくとも部分的に流体的に解放可能であり、逆に、調整装置の少なくとも1つの第2の位置においては、少なくとも部分的に流体的に少なくともほぼ閉鎖可能である。言い換えれば、排気ガスは、流出エッジが少なくとも部分的に少なくともほぼ流体的に閉鎖されている調整装置の第2の位置においてよりも、流出エッジが少なくとも部分的に流体的に解放されている調整装置の第1の位置において、流出エッジのより長い長手方向領域から流出することができる。
この場合、例えばラジアルタービンである本発明のタービンの調整装置によって、必要に応じて、また特に大きな作動領域内で、例えばこのタービンが帰属するユニット、特に、排気ガスによってタービンを駆動できる内燃機関または燃料電池の多数の様々な作動点にタービンを適合させることが可能となる。これによってタービンが、またこれにともなってユニットがより効率的に作動され、その結果、ユニットは低いエネルギー消費で作動することができる。このユニットが例えば内燃機関である場合は、これは特に燃料消費が低いこと、およびCO排出量が低いことを意味する。
加えて、調整装置が例えば少なくとも部分的にタービンホイールの下流に取り付けられている場合、本発明のタービンは、必要な取付けスペースが少なくて済むため、例えば特に自動車のエンジンルームのようなスペースの少ない領域でのパッケージ問題の回避および解決のために貢献する。
さらに本発明のタービンは、調整装置の該当する配置および実施形態により、その重量に関して特に軽く形成することができ、このことは自動車の重量を低く抑える。その結果、例えば自動車を駆動できるユニットは効率的に作動することができる。さらにタービンホイール出口領域内のフロー条件が、回転軸を中心に回転可能な調整装置によって特に有利に調整可能であり、このことよって本発明のタービンはより効率的に作動される。
本発明のタービンの調整装置はタービンホイール出口可変性を示しており、この調節装置は僅かな部品数しか有していないことから、複雑性が少なく、従って機能信頼性も向上する。これは調整装置の寿命、従ってタービン全体の寿命に有利に働く。言い換えれば、この調整装置は特に機械的な信頼性が高く、また非常に僅かな経費しかかからない。
流出エッジが流体的に解放されるか、または逆に、少なくとも部分的に流体的に閉鎖されることで、調整装置によってタービンのスループットを可変的に調整することができる。したがって調整装置の様々な位置によって、タービンのスループット開度は特に大きくなるため、このタービンが帰属するユニットの多数の様々な作動点に、このタービンを適合させることが可能となる。
このことから、このタービンおよびこれに帰属するユニットをより効率的に作動させることができる。低い回転数領域および負荷領域では、この調整装置によって、低いスループットパラメータを持つ比較的高い堰止め効果が調整可能であり、他方で、内燃機関の高い回転数領域および負荷領域では、逆に低い堰止め効果を持つ高いスループットパラメータが調整可能である。さらに、この調整装置は取り付けスペースに有利に配置されているため、このタービンの必要な取付けスペースが縮小され、重量も非常に小さくなる。
本発明の有利な実施形態において、この調整装置はタービンホイールの回転軸を中心に回転可能に、また少なくとも部分的に、とりわけ完全にタービンホイール出口領域内に配置されている。タービンホイール出口領域内のフロー条件は、調整装置を介して可変的に調整可能である。これはタービンの必要な取付けスペースを特に小さく保つ。この他に、このタービンは機械的負荷および/または熱負荷に対して高い堅牢性を有しており、これにともない長い寿命にわたって高い確実性をもって非常に良好な機能信頼性がもたらされる。
流出エッジの開放およびこれに対する閉鎖によってタービンホイールの輪郭を変更することができ、排気ガスをタービンホイールに噴出させられるタービンホイールの流出面を可変的に調整し、それによって様々な作動点にタービンを適合させることができる。この輪郭の変更の結果、流出面が拡大または縮小され、またそれにともなって流出エッジが付け加えられるか、または取り除かれ、タービンのスループットパラメータが適切に調整されることにより、特に効率的なタービンの作動を実現することができる。これにより、いわゆるタービンの反応度が制御可能になるため、タービンの効率が上昇する。
したがってこのタービンは、スループットパラメータが調整可能である結果として、反応度の適合による最適化された動作レンジを有している。さらに、タービンの効率面での利点、およびこのタービンに割り当てられた、ユニットに供給する空気を圧縮するための、タービンによって駆動可能なコンプレッサによるチャージ圧上昇の改善、ならびにこれにともなって生じる僅かな燃料消費とCO排出量の軽減が結果として生じる。
本発明の1つの有利な実施形態では、少なくとも部分的にタービンホイール入口領域内に配置されているさらなる調整装置が設けられており、この調整装置を介してタービンホイール入口領域内のフロー条件がタービンホイールの上流で可変的に調整可能となる。これによって完全に可変的なタービンが形成され、このタービンは、特に有利に、および特に大きな範囲で様々な作動点に適合することができる。このことはタービンが帰属するユニットの、特に効率的な、またエネルギー消費が少ない、特に燃料消費が低い作動に繋がり、これにともないCO排出も少なくなる。
このさらなる調整装置を介して、タービンを通って排気ガスが流れる方向においてタービンホイールの上流で、例えば効率的な流路断面が調整可能であるため、このことからも、本発明のタービンの堰止め効果ならびにスループットパラメータを可変的に調整することができる。
このさらなる調整装置は、例えば遮断体、特にトングを備え、このトングはタービンホイールの回転軸を中心に回転可能であり、このトングを介して効率の良い流路断面が調整可能である。この遮断体は例えば調整リングと連結されており、この調整リングはタービンホイールの回転軸を中心に回転可能であり、また遮断体は効率の良い流路断面を設定するために調整リングによって移動可能であり、特に回転可能である。したがって本発明のタービンはいわゆるトングスライダ式タービンとして形成されており、これは様々な作動点に特に柔軟に適合可能であり、複雑性も低く、このことはタービンの機能信頼性に有利であり、したがって寿命にも有利に働く。
本発明の他の1つの有利な実施形態では、第1および別の調整装置が相互に連結されており、特に2つの調整装置の1つのみで、タービンの共通のアクチュエータを作動させることが可能であり、特に移動することが可能である。したがって、これらの調整装置の連結は、効率の良い流路断面を設定するため、もしくは流出エッジを解放または反対に閉鎖するための調整装置を移動させるために、アジャスタ、例えばアクチュエータ、特に電気モータを、1つだけ使用することを可能にする。この場合、調整装置は連結によって同時に移動可能であるようすることができる。この場合、対応する回転数比および/または連結装置によって、調整装置の様々な調整距離を示すことができる。
第1の調整装置そしてこれにともなうタービンホイール出口領域内での可変性と、さらなる調整装置そしてこれにともなうタービンホイール入口領域内での可変性との組み合わせは、本発明のタービンのスループット特性および反応特性の完全な可変性を可能にし、これをもって効率の変化に特に良好な影響を与える方法を提供する。本発明のタービンにおけるこの完全な可変性は、さらなる調整装置として、ならびに第1の調整装置として、トングスライダという形で、特に簡単かつ廉価な手段となっているため、このタービンは高い堅牢性と高い信頼性とを有している。
これらの調整装置は例えば電気式および/または圧縮空気式および/または油圧式および/または機械式に相互に連結されている。電気的連結は、タービンが帰属するユニットの変化する作動点に特に迅速に反応することができ、また調整装置が相応に速やかに調節されるという利点をもたらす。加えて、電気的連結はコスト面で特に有利となる。
圧縮空気式および/または油圧式の連結は、これによって効率的な流路断面を設定するために、および/または流出エッジを開放するかまたは閉鎖するために、もしくはタービンホイール出口領域内のフロー条件を可変的に設定するために、特に高い作動力とこれに対して特に低い操作力を示すことができるという利点をもたらす。
機械的連結は、特に低い経費ならびに特に高い堅牢性と信頼性という利点をもたらし、このことは、負荷が高い場合も、また長い耐用年数にわたって、本発明のタービンが高い機能信頼性を維持するのに役立つ。
本発明の特に有利な実施形態では、タービンホイールのガイドブレードは、回転軸に対して基本的に平行に通る少なくとも1つの長手領域を流入エッジとして備え、またほぼ半径方向に通る長手領域を流出エッジとして備える外側輪郭を持ち、この場合、回転軸に対してほぼ平行に通る長手領域と、ほぼ半径方向に通る長手領域との間に、少なくとも1つのさらなる長手領域がさらなる流出エッジとして設けられており、このさらなる流出エッジは回転軸と共に角度αを挟み、角度αは20度<α<90度の領域にある。この場合、少なくともほぼ半径方向に通る流出エッジ(長手領域)が主な流出エッジとなり、このエッジは、例えば少なくとも流体的に閉鎖されることはほとんどなく、また第1の調整装置によって流体的に少なくとも部分的に閉鎖されることもできない。さらなる流出エッジ(長手領域)は1つの補助流出エッジであって、これは第1の調整装置によって少なくとも部分的に、流体的に解放することができ、またこれに対して少なくとも流体的に閉鎖可能である。このために、この流出エッジは少なくとも部分的に第1の調整装置で覆われるか、もしくは塞がれ、流出エッジを多少なりとも開放もしくは閉鎖するために、この被覆もしくは閉塞を可変的に調整することができる。
角度αによって、フロー条件のみでなく特にタービンホイールの流出条件も影響されるため、角度αもしくは相応する角度領域は、タービンホイールの最適化に影響を与える非常に重要な方法である。前述の角度領域内では、それに相応して非常に有利なフロー条件が存在し、この条件によってタービンホイールは、タービンおよびタービンが帰属するユニットの特に効率的かつ効率にとって有利な作動を可能にする。
この場合さらなる流出エッジは、流出エッジが第1調整装置を介して多少なりとも覆われるか、もしくは塞がれることにより、第1の調整装置を介して流体的に解放可能であり、逆に流体的に少なくともほぼ閉鎖可能であるように設けることができ、この場合、例えばさらなる流出エッジのみを、第1の流出エッジは伴わずに、流体的に解放もしくは逆に流体的に閉鎖することができる。同じく第1の流出エッジが第1の調整装置を介して流体的に解放可能であり、逆に流体的に閉鎖可能であるように設けることもでき、この場合、好ましくは第1の流出エッジに比べ、さらなる流出エッジが主に第1の調整装置によって相応に調整可能である、すなわち流体的に解放もしくは逆に流体的に閉鎖可能である。
第1の調整装置は、タービンハウジングに対してトルク耐性である第1の調整要素、特に第1の調整リングと、第1の調整要素に対して回転軸を中心に回転可能な少なくとも1つの第2の調整要素、特に第2の調整リングとを含み、これによって、例えば、覆うことまたは開放することで流出エッジが流体的に閉鎖または逆に解放されることから、タービンホイールの流出領域内のフロー条件を調整する非常に簡単かつ廉価な、信頼性のある方法が形成される。
第1の調整装置は、例えば1つの調整領域、特に第1の終端位置および第2の終端位置を持つ調整角度領域を有する。言い換えれば、第1の調整装置は2つの終端位置の間の調整領域内で移動可能であり、特に回転軸を中心に回転可能である。この場合、第1の調整装置が調整領域内の2つの終端位置へ、ならびに2つの終端位置の間にある少なくとも1つの中間位置へと移動可能であるように設けることもできる。タービンを特に有利に様々な作動点に適合できるようにするため、第1の調整装置が調整領域内で連続的に調整可能であることが好ましく、これにより第1の調整装置は多数の異なる位置を示すことができる。第1の調整装置を調整領域内で段階的に調整することも同じく可能であり、このことによりタービンの経費が非常に低くなる。
第1の調整装置が回転軸を中心にして20度の調整領域内で調整可能である場合、すなわち第1の調整装置の調整角度が20度である場合、このタービンは特に容易かつコスト面で有利に、様々な作動点に適合することができ、同時にタービンの必要な取付けスペースならびにタービンの経費が低く保たれるという点で有利である。
さらなる利点、特徴および本発明の詳細は、例示的実施例の1つについての以下の説明、ならびに図面を参照にして明らかにされる。前述の説明にあげられている特徴および特徴の組み合わせ、ならびに以下の図面の説明にあげられおよび/または図面に単独で示されている特徴および特徴の組み合わせは、そのつどに記載されている組み合わせのみではなく、さらに他の組み合わせもしくは単独で、本発明の枠を越えることなく使用可能である。
内燃機関の排気ガスが通過可能なタービンを備え、このタービンが、タービンのタービンホイールの回転軸を中心に回転可能に、またタービンホイール出口領域内において少なくとも部分的にタービンホイールの下流に配置されている調整装置を持ち、この調整装置を介してフロー条件、詳細にはタービンホイール出口領域のフロー条件が可変的に調整可能である、排気ターボチャージャを備える内燃機関の原理説明図である。 図1のタービンの部分的概略的縦断面図である。 図2中に示されている線A−Bに沿って切断した場合の、図2によるタービンの部分的概略的断面図である。
図1はピストン機関として形成されている内燃機関10を示し、これは、例えばディーゼルエンジン、ガソリンエンジン、DIESOTTO(ディゾット)エンジンまたは他の内燃機関として形成されている。この内燃機関10は例えば自動車、特に乗用車を駆動するために使われる。このために内燃機関10には燃料が供給され、燃料は内燃機関10の少なくとも1つの燃焼室、詳細には1つのシリンダに供給される。内燃機関10の燃焼室にはまた空気も供給され、この空気は内燃機関10が環境から吸引し、これは方向矢印12で示されている。
空気はまず内燃機関10のインテークマニホールド14内に配置されているエアフィルタ16を通過し、これによって空気は洗浄される。エアフィルタ16に続いて、相応の吸引ダクトによって、インテークマニホールド14内に配置されている排気ターボチャージャ22のコンプレッサ20内に空気が送られ、これは図1に方向矢印18で示されている。
コンプレッサ20のコンプレッサホイールを介して空気は圧縮され、それにより加熱される。空気の圧縮度を高めるために、インテークマニホールド14内のコンプレッサ20の下流にチャージエア冷却器24が配置されていて、圧縮された空気は冷却器を通過し、冷却器は圧縮された空気が吸引ダクトを介して最終的に内燃機関10の少なくとも1つの燃焼室に供給される以前にそれを冷却する。これは方向矢印26で示されている。
圧縮された空気と燃料を少なくとも1つの燃焼室に供給することで燃料・空気混合物が形成され、混合物は例えば自己着火で点火し、または点火装置によって点火され、こうして燃焼される。燃焼の結果として生じる排気ガスは、燃焼室から流出して内燃機関10の排気ガス通路28の排気ガスダクト内に流入し、これは方向矢印30で示されている。
排気ガス通路28内の排気ガスダクトを介して排気ガスは排気ターボチャージャ22の1つのタービン32内へと送られ、タービンはこの排気ガスによって駆動され得る。この場合タービン32は、その中にタービンホイール74が回転軸を中心に回転可能に収納されている1つのタービンハウジング76(図2)を含む。このタービンホイール74は排気ターボチャージャ22のシャフト34とトルク耐性に連結されており、また排気ガスをタービンホイールに当てることにより、タービンホイールを駆動することができる。
同じくコンプレッサ20のコンプレッサホイールもトルク耐性にシャフト34と連結されているため、コンプレッサホイールおよびコンプレッサ20が、タービンホイール74もしくはタービン32によって駆動可能である。
排気ガス通路28を通る排気ガスのフロー方向においてタービン32の上流に、排気ガス再循環装置38に帰属する分岐部36が排気ガス通路28内に配置されている。この分岐部36において、排気ガス再循環装置38の排気ガス再循環配管40が流体的に排気ガス通路28の排気ガスダクトと連結されている。他方でこの排気ガス再循環配管40は、流入箇所42でインテークマニホールド14の配管と流体的に連結されている。これによって排気ガスは、排気ガス再循環装置38によって排気ガス通路28からインテークマニホールド14へ再循環され、インテークマニホールド14に送られることができる。こうしてインテークマニホールド14を通過する空気と、内燃機関10の排気ガスとを混合することができるため、内燃機関10の窒素酸化物および微粒子の排出量を低く維持することができる。
再循環される排気ガスの量を適切に調節するために、排気ガス再循環装置38は、排気ガス再循環配管40内に取り付けられている排気ガス再循環弁44を備え、再循環される排気ガスが通過する流路断面を、この弁を介して可変的に調整することができる。排気ガス再循環配管40を通る排気ガスのフロー方向において、排気ガス再循環弁44下流の流入箇所42と分岐部36との間に、排気ガス再循冷却器46が排気ガス再循環配管40内に配置されており、この冷却器を介して再循環される排気ガスは冷却される。この分岐部36はタービン32の上流に位置していることから、高圧の排気ガス再循環が形成され、これによって特に大量の排気ガスを再循環させることができる。
この内燃機関10は制御装置48を含み、この制御装置を介して内燃機関10ならびに排気ガス再循環弁44が制御可能であり、これは図1に矢印50および52で示されている。
タービン32は1つの調整装置54を備え、この調整装置はタービン32を通る排気ガスのフロー方向において、少なくとも部分的にタービンホイール74の上流に取り付けられている。さらにタービン32は1つの調整装置56を備え、この調整装置はタービン32を通る排気ガスの通流方向において、少なくとも部分的にタービンホイール74の下流に取り付けられている。タービンホイール74の上流および下流のフロー条件は調整装置54および56を介して可変的に調整可能であるため、タービン32を内燃機関10の多数の様々な作動点に適合させることができる。このような方法でタービン32は、特に効率的かつ効率面で有利に作動可能であり、これにより内燃機関10の効率的な作動がもたらされる。このことら、内燃機関10の特に少ない燃料消費と、これに伴って少ないCO排出とが結果として生じる。
図1から読み取れるように、調整装置54および56は連結装置58を介して相互に連結されているため、調整装置54および56は、調整装置54および56に共通の1つのアクチュエータを介して作動することができる。このために連結装置58は1つの作動部分60を備え、この作動部分はアクチュエータと、例えば1つの電気モータと相互作用することができる。作動部分60は例えばアクチュエータを介して回転可能であり、このことは方向矢印62で示されており、および/またはアクチュエータを介して併進式に移動可能であり、このことは方向矢印64で示されている。矢印66は、内燃機関10の現時点の作動点に適切にタービン32を適合させられるように、アクチュエータが制御装置48を介して制御可能であることを示している。
排気ガスがタービン32を通過し、タービンによって膨張された後、排気ガスは排気ガスダクトを介してさらに排気ガス通路28内に配置されている1つの排気ガス後処理装置68に送られ、このことは方向矢印70で示されている。排気ガス後処理装置68は、例えば触媒、特に酸化触媒コンバータ、ならびに微粒子フィルタを備え、排気ガスは環境に放出される前にこれらを介して浄化され、このことは方向矢印72で示されている。
タービン32の調整装置54は、例えばいわゆるトングスライダであり、このトングスライダは1つの調整リングを有し、調整リングは回転軸73を中心に回転可能である。この場合、回転軸73はコンプレッサホイールとタービンホイール74にも属する。言い換えれば、コンプレッサホイールとタービンホイール74とシャフト34は、排気ターボチャージャ22の作動時に回転軸73を中心に回転する。
調整リングには、少なくとも1つの、いわゆるトングが連結されていて、トングは調整リングによって回転軸73を中心に回転可能であり、またこの調整リングを介して、タービンホイール74の上流で効果的な流路断面を可変的に調整することができる。
調整装置56は例えばいわゆるロータリバルブとして形成されていて、ロータリバルブは図2および図3の説明で解説されている。タービンホイール74のホイール出口断面は、調整装置56を介して可変的に調整可能である。
図2から読み取れるように、ロータリバルブとして形成されている調整装置56は、タービンハウジング76およびタービンホイール74に対して回転軸73を中心に回転可能である第1の調整リング78を備えている。さらに調整装置56は、ハウジング76に対して不動である1つの調整リング80も備えている。
タービンホイール74は複数のホイールブレード82を有し、ホイールブレードは方向矢印84で示されているようにタービンホイール74の円周方向に、タービンホイール74の周上に均等に配分されて配置されている。ホイールブレード82は1つの外側輪郭86を備え、この外側輪郭は、回転軸73に対して少なくともほぼ平行に通る第1の長手領域88を有している。長手領域88によってホイールブレード82の流入エッジ90が形成され、この流入エッジを介してタービンホイール74を駆動するためのガイドブレード32に排気ガスを流入させることができる。このために排気ガスは環状ノズル92を介してタービンホイール74に供給される。
さらに外側輪郭86は長手領域94を有し、この長手領域はホイールブレード82の流出エッジ96を形成する。排気ガスは1つのホイールブレード82もしくは複数のホイールブレード82から、この流出エッジ96を介して流出することができる。この長手領域94および流出エッジ96は、方向矢印98が示すように、タービンホイールの少なくともほぼ半径方向に通っている。少なくともほぼ半径方向に通る長手領域94は例えば回転軸73と1つの角度を挟み、この角度は、80度以上100度以下の角度領域にある。
方向矢印99が示すように、タービンホイール74の軸方向において、長手領域88および94との間に長手領域100が設けられ、これは長手領域88に接続し、この長手領域にはホイールブレード82の長手領域94が接続している。ホイールブレード82のさらなる流出エッジ102が長手領域100によって形成され、排気ガスはこの流出エッジを介してタービンホイール74もしくはホイールブレード82から流出することができる。
長手領域100および流出エッジ102は、例えば回転軸73と角度αを挟み、この角度は例えば20度より大きく、また90度よりも小さいか、または少なくともほぼちょうど90度である。これにより、排気ガスにとって有利なタービンホイール74のフロー条件が形成される。
調整リング78は被覆構成要素104を備え、それぞれの対応する流出エッジ102は被覆構成要素によって流体的に特に完全に覆われることができ、特に完全に解放することができる。このために、調整リング78は、回転軸73を中心として方向矢印106の方向にそれぞれの最終位置の中に回転することができる。ホイールブレード82の流出エッジ102を少なくとも部分的に開放するか、もしくは部分的に覆うか、塞ぐために、2つの最終位置の間にある多数の中間位置に調整リング78を設定することが可能である。調整リング78の様々な位置により、流出エッジ102を介してタービンホイール74もしくはホイールブレード82から流出する排気ガスの流量を様々に設定することが可能である。これにより、タービンホイール出口領域108内が可変性となり、この可変性は、調整装置54によって生じるタービンホイール入口領域110内の可変性と組み合わされる。
こうしてタービン32は完全な可変性タービン32として形成され、このタービンは内燃機関10の様々な作動点に特に柔軟に適合することができる。特に、調整装置56によってタービンホイール出口領域108内に示される可変性は、必要な取付けスペースが極めて小さいことを特徴とし、これによってタービン32全体、およびこれにともなって排気ターボチャージャ22全体が、特に軸方向へは極めて小さな取付けスペースしか必要としない。さらに、ロータリバルブとして形成されている調整装置56によって、複雑性ならびに部品数、重量および経費が低く保たれ、このことはタービン32の高い機能信頼性に寄与する。
図3には調整リング78の最終位置の1つが示されていて、そこではホイールブレード82の流出エッジ102が流体的に完全に解放されている。この解放位置として形成されている最終位置でタービン32は最大スループットパラメータを持つ。
調整リング78がもう1つの最終位置に調整されている場合、流出エッジ102は少なくともほぼ完全に塞がれるか、または覆われ、したがって少なくともほぼ流体的に完全に閉鎖されているため、タービン32のスループットパラメータは最小となる。こうしてタービン32は特に高い堰止め効果を持ち、このことは特に内燃機関10の低い負荷領域および/または回転数領域における効率的な作動に有利である。スループットパラメータが高くなることは、高い負荷領域および/または回転数領域におけるタービン32の効率的な作動に有利である。
特に図3から読み取れるように、被覆構成要素104は円周方向(方向矢印84)に相互に距離を置いて、タービンホイール74の周上に少なくともほぼ均等に配分されて配置されている。これにより、円周方向において被覆構成要素102の間にそれぞれ通流チャネル112が形成され、この通流チャネルは、流出エッジ102を介してホイールブレード82から排気ガスが少なくとも部分的に流出可能となる調整リング78の位置において、排気ガスを通過させることができる。
通流チャネル102は例えばデフューザ状に形成されているため、これらはデフューザチャネルとなる。例えばデフューザチャネルとして形成されている通流チャネル112は、それぞれ流出エッジ114を有し、この流出エッジは非常に薄く形成されている。
流出エッジ102を塞ぐ、もしくは覆うこと、および開放することで、いわば通流開口部が開放されるか、もしくは流体的に少なくとも部分的に閉鎖され、これによってタービン32のスループットパラメータが制御され、タービン32を特に効率的に内燃機関10の作動点に適合させることができる。言い換えれば、調整リング78を回転することでタービンホイール74の輪郭が可変的に調整され、流出エッジ102が追加または取り除かれるため、流出面が拡大または縮小される。これによってタービンは特に高いスループット開度を有することから、タービンは低い回転数および/または負荷領域においても、また高い回転数および/または負荷領域においても、またその中間に位置する回転数および/または負荷領域においても、効率的に作動することができる。
この調整装置56は9個のいわゆる遮断区画を有し、これらの遮断区画は被覆構成要素102で形成されている。この場合、調整リング78は20度の調整角度領域内で調整可能である。これは調整リングが方向矢印84に従って、調整リング80に対して全体で20度回転できることを意味する。これにより、流出エッジ102を完全に覆うこと、ならびに完全に開放することが可能となる。完全な開放位置では、突出したリング面の最大断面開口が50%に到達し、これは図3に示されている。この位置ではタービン32は流出エッジ102によって最大可能な流路断面を持つ。
図2に示されているように、固定されている調整リング80は比較的僅かな厚みを持って形成されており、従って流出エッジ102上の区画ポケット116は排気ガスの流れにとって非常に大きな損失源とはならない。
この場合、図2および図3には図示されていない細かな改善が可能であり、被覆構成要素104もしくは調整リング78の対応する遮断面が、調整リング78の回転の際に、特に僅かな軸方向への運動によって、塞がれていない区画ポケット116内へさらに多く沈み込み、これによって流出エッジ102が完全に覆われている位置で、流出エッジ102もしくは外部輪郭86のギャップフローに対して妨害となるエッジが少なくともほぼ回避される。
図2から読み取れるように、図2のタービン32は、タービンホイール74の上流でフロー条件を可変調整するための調整装置54のように、少なくとも部分的にタービンホイール74の上流に配置されている調整装置を備えていない。しかしながら、調整装置54のような調整装置を設けることも当然可能であり、それによって少なくともほぼタービンホイール74の上流でフロー条件を可変調整することができる。
図1から読み取れるように、タービン32は内燃機関10に帰属する。しかしながらこのタービン32を例えば燃料電池に割り当てることも当然可能であり、この場合、このタービン32もしくはタービンホイール74は燃料電池の排気ガスで駆動され、タービン32を燃料電池の様々な作動点に特に効率的かつ柔軟に適合させることができる。さらにタービン32は排気ガスを排出するその他のユニットにも割り当てることができ、このユニットの排気ガスによってタービンを駆動することができる。

Claims (10)

  1. タービンハウジング(76)とタービンホイール(74)とを備える排気ターボチャージャ(22)のタービン(32)であり、前記タービンホイールは、少なくとも部分的に前記タービンハウジング(76)内に収納され、回転軸(73)を中心に回転可能であり、また前記タービンホイールは、少なくとも1つの流入エッジ(90)および少なくとも1つの流出エッジ(96、102)を持つ少なくとも1つのホイールブレード(82)を有しており、前記タービンホイール(74)を作動するために前記タービンハウジング(76)を通過する排気ガスが、流入エッジ(90)を介して前記ホイールブレードに流入可能であり、また流出エッジ(96、102)を介して前記ホイールブレードから流出可能である、排気ターボチャージャ(22)のタービン(32)であって、
    調整装置(56)が設けられ、前記調整装置を介して前記タービンホイール(74)の前記ホイールブレード(82)の前記流出エッジ(96、102)が、第1の位置においては少なくとも部分的に流体的に解放可能であり、逆に、調整装置(56)の少なくとも1つの第2の位置においては少なくとも部分的に流体的に少なくともほぼ閉鎖可能であることを特徴とするタービン(32)。
  2. 前記調整装置(56)が、少なくとも部分的にタービンホイール出口領域(108)内に配置されており、また前記タービンホイール(74)の前記回転軸(73)を中心に回転可能であることを特徴とする、請求項1に記載のタービン(32)。
  3. 少なくとも部分的にタービンホイール入口領域(110)内に配置されているさらなる調整装置(54)が設けられており、前記調整装置を介して前記タービンホイール(74)の上流で前記タービンホイール入口領域(110)のフロー条件が可変的に調整可能であることを特徴とする、請求項1または2のいずれか1項に記載のタービン(32)。
  4. 前記第1のおよび前記第2の調整装置(54、56)が相互に連結されており、前記2つの調整装置(54、56)に共通のアクチュエータを介して作動可能である、特に移動可能であることを特徴とする、請求項3に記載のタービン(32)。
  5. 前記調整装置(54、56)が電気式および/または圧縮空気式および/または油圧式および/または機械式に相互に連結されていることを特徴とする、請求項4に記載のタービン(32)。
  6. 前記さらなる調整装置(54)が、前記タービンホイール入口領域(110)内のフロー条件を可変調整するために、前記タービンホイール(74)の前記回転軸(73)を中心に回転可能であることを特徴とする請求項3から5のうちいずれか1項に記載のタービン(32)。
  7. 前記タービンホイール(74)の前記ホイールブレード(82)が、前記回転軸(73)に対してほぼ平行に通る少なくとも1つの長手領域(88)を前記流入エッジ(90)として、またほぼ半径方向に通る1つの長手領域(94)を前記流出エッジ(96)として備える外側輪郭(86)を有し、前記回転軸(73)に対してほぼ平行に通る前記長手領域(88)と、ほぼ半径方向に通る前記長手領域(94)との間に少なくとも1つのさらなる長手領域(100)がさらなる流出エッジ(102)として設けられており、前記さらなる流出エッジは前記回転軸(73)と共に角度αを挟み、前記角度αが20度<α≦90度の領域にあることを特徴とする、請求項1から6のうちいずれか1項に記載のタービン(32)。
  8. 前記さらなる流出エッジ(102)が、前記調整装置(56)を介して流体的に解放可能であり、逆に流体的に少なくともほぼ閉鎖可能であることを特徴とする、請求項7に記載のタービン(32)。
  9. 前記調整装置(56)が、前記タービンハウジング(76)に対してトルク耐性な第1の調整要素(80)および前記第1の調整要素(80)に対して前記回転軸(73)を中心に回転可能な少なくとも1つの第2の調整要素(78)を備えることを特徴とする、請求項1から8のうちいずれか1項に記載のタービン(32)。
  10. 前記調整装置(56)が、前記回転軸(73)を中心にして20度の調整領域内で調整可能であることを特徴とする、請求項1から9のうちいずれか1項に記載のタービン(32)。
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