JP2014509464A - 干渉検知と緩和の方法、並びに、システム - Google Patents
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Abstract
ネットワーク上で送信される副搬送波の情報変調を調整する方法では、このネットワークのネットワーク・ノードの第1変調プロファイルを、第1密度に設定する。ネットワークに対するリンク保守操作(LMO)の支援する、複数のメッセージを監視する。ネットワーク・ノードの第1変調プロファイルを、第2密度を有する第2変調プロファイルへと更新する。この更新は、監視下のメッセージに基づく。ネットワーク上の第1ネットワーク・ノード、及び、第2ネットワーク・ノード間のリンクが、所定部類のメッセージを精確に搬送をしていないことを判定することにより、干渉を検知する。検知された干渉に呼応して、第1ネットワーク・ノードを、第1、第2変調プロファイルよりも堅牢な第3変調プロファイルヘと設定する。この第3変調プロファイルは、ネットワーク上の各ノードについて共通である。
【選択図】図9
【選択図】図9
Description
本出願は、2010年12月23日に出願された米国非仮特許出願第12/978、237号の利益を主張するものである。
本開示は、一般に、通信ネットワーク技術に関し、具体的には、干渉の検知、及び、緩和によるネットワーク性能の向上に関する。
一部のネットワーク環境では、共通媒体を介して通信する相互運用可能な複数のノードが他ノードの存在を検知する際に、通信ネットワークを形成することが可能である。この様なネットワークの1つは、公知のマルチメディア・オーバ・コアックス・アライアンス(「MoCA」)MAC/PHY仕様第1.0版、または、第1.1版に準拠して動作する。この種のネットワークでは、ノードは「クライアント」ノードとして機能する。クライアント・ノードの1つを、ネットワーク調整装置(NC)として選択する。通常、ネットワークは、NCノードを1つ、そして、任意の数のクライアント・ノードを備える。NCノードは、ビーコン・パケット、メディア・アクセス・プラン(MAP)パケット、及び、ネットワークを管理するための他の制御情報を送信する。
MoCAネットワークでは、情報を送る媒体として家庭用同軸ケーブルが使用される。この様なネットワークは、データの直交周波数分割多重方式(OFDM)変調を使用する。OFDMは、デジタル・マルチキャリア変調法であり、この方法では、搬送波に対応する周波数帯域が、データを輸送するのに使用される緊密な間隔の複数の直交副搬送波を含む。データは、副搬送波上で搬送される個々のストリームへ分割される。1組のネットワーク・ノード間の各リンクには、その方向で送信される副搬送波で使用される変調密度を指定する各方向内の変調プロファイルがある。例えば、ある変調プロファイルに従って、第1副搬送波は、16‐QAMを使用する。16‐QAMによれば、16個の配置点が、4ビットのバイナリー情報ワードで表現可能な想定される16個の値の1つに相当する。第2副搬送波は、より密度の高い変調、例えば、64‐QAM(想定される64個の配置点を含み、各配置点は、6ビット情報ワードの想定される64個の値の1つを表す)を使用する。他の副搬送波はそれぞれ、第1、第2副搬送波よりも高いか、低いか、或いは、それと同等の固有の変調密度を含む。MoCAネットワークでは、バイナリ位相シフト・キーイング(BPSK)、及び、直交位相シフト・キーイング(QPSK)は、密度のより低いQAM変調法と見なされ、これらもまた使用される。変調プロファイルの密度が高い程、通信の堅牢性がより低くなる。プロファイルの密度がより高いということは、配置がより多いということを意味する。そして、配置点がより多いということは、同じ時間量内で送られるビット数がより多くなることを表す。密度がより高い変調法を用いて送信された信号は、ノイズ、及び、パケット誤り率をより高める恐れのあるチャンネル内の他の要因の影響をより受けやすくなる。
図1は、それぞれが通信媒体202を介して他ノードと通信する複数のネットワーク・ノード210a‐g(総称して、「ネットワーク・ノード210」と呼ぶ)を含む通信ネットワーク200の1例について説明している。1例の通信媒体202には、同軸ケーブル、光ファイバー・ケーブル、無線送信媒体、イーサネット・ケーブル等が含まれる。一実施形態では、通信媒体202は、同軸ケーブル・ネットワークである。
一実施形態において、ネットワーク・ノード210は、家庭用娯楽システムの構成要素内の通信装置である。この様な構成要素には、例えば、セット・トップ・ボックス(STB)、テレビ(TV)、コンピュータ、DVD、または、Blu‐ray(登録商標)プレーヤ/レコーダ、ゲーム・コンソール等が含まれる。ノードは、通信媒体202を介して、互いに接続する。場合によっては、家庭用娯楽システムの構成要素自体が、ネットワーク・ノードと見なされる。
ある実施形態では、ネットワーク200は、MoCAネットワークの要件に従って動作可能である。MoCAネットワークは、NCの機能を実行するために、ネットワーク・ノード210を動的に割り当てる。任意のネットワーク・ノード210は、NCとして機能可能である。この例における目的のために、ネットワーク・ノード210aは、NC機能を実行する。NCは、各ネットワーク・ノード210、及び、その相手間の完全メッシュ型ネットワーク・アーキテクチャーを形成する。
図2を参照すると、各ネットワーク・ノード210は、送信器304と受信器306を含む物理的インターフェース302を含むことができる。送信器と受信器は、データバス310を介して、プロセッサー308と信号通信する。送信器304には、直交振幅変調(QAM)法、例えば、BPSK(バイナリー位相シフト・キーイング)、QPSK(直交位相シフト・キーイング)、8‐QAM、16‐QAM、32‐QAM、64‐QAM、128‐QAM、または、256‐QAM、或いは、他の変調法等に従って、データを変調する変調装置312が含められる。更に、送信器は、通信媒体202を介して、変調信号を他のネットワーク・ノード300に送信するためのデジタル‐アナログ変換器(DAC)314も含むことが可能である。
受信器306は、他のネットワーク・ノード210から受信したアナログ変調信号をデジタル信号へと変換するためのアナログ‐デジタル変換器(DAC)316を含められる。更に、受信器306は、入力信号を適切に受信できるよう受信器306の利得を調整するための自動利得制御(AGC)回路318、及び、受信信号を復調するための復調器320も含むことが可能である。当業者であれば、ここで述べられていない追加の回路や機能要素も、ネットワーク・ノード210に含められることも理解しているであろう。
プロセッサー308は、中央処理ユニット(CPU)、マイクロプロセッサー、マイクロコントローラ、または、命令を実行するためのコンピュータ装置、若しくは、回路の任意のもので良い。図2で示すように、プロセッサー308は、データ・バス310を介してコンピュータ可読記憶媒体322と信号通信する。コンピュータ可読記憶媒体には、ランダム・アクセス・メモリー(RAM)、及び/または、読み取り専用メモリー(ROM)等のより永続的なメモリーが含められる。RAMの例として、静的ランダム・アクセス・メモリー(SRAM)、または、動的ランダム・アクセス・メモリー(DRAM)等がある。ROMは、当業者によって理解されるプログラマブル読み取り専用メモリー(PROM)、消去型プログラマブル読み取り専用メモリー(EPROM)、電気的に消去可能な読み取り専用メモリー(EEPROM)等として実装される。
ネットワーク200を初めて形成する時(即ち、新たな第2ノードをネットワークに追加する時)、或いは、新規ネットワーク・ノード210を承認した時、アドミッション・リンク保守操作(「LMO」)を実施する。アドミッションLMOプロセスに従って、NCは、プローブを新規ノードに送信する。新規ノードは、プローブを受信し、プローブ・レポートと照らして比較する。そして、プローブ・レポートをNCに送信する。更に、新規ノードは、ネットワーク内の他ノード全てからプローブを受信する。新規ノードは、この新規ノードがプローブを受信した各ノードに関するプローブ・レポートを調製する。また、新規ノードは、ネットワーク内の他のそれぞれ宛てにプローブを送信して、各ノードからプローブ・レポートを受信する。一般に、LMOは、所定のビット・シーケンスと長さを用いて形成されたプローブ・メッセージの送信に関与する。このプローブは、ネットワークのノード間の通信リンクの特性を推定するため、あるネットワーク・ノードから別のノードへと送られる。受信側ネットワーク・ノードは、受信したプローブのエネルギーを測定して、この測定結果を既定閾値に照らして比較することで、通信リンクによりサポート可能な副搬送波毎のビット数を算出する。各副搬送波上で使用されるビット密度を指定するプロセスのことを、「ビット・ローディング」と呼ぶ。ビット・ローディングでは、ネットワークの状態に合わせて変調を適用する。ビット・ローディングに従って、密度のより高い配置点を用いた変調は、信号対雑音比(SNR)のより高い副搬送波と共に使用され、密度のより低い配置点を用いた変調は、SNRの低い副搬送波と共に使用される。第1ノードと第2ノード間のリンク上で副搬送波全てについて使用されるこの様な変調の組見合わせのことを、「変調プロファイル」と呼ぶ。従って、変調プロファイルは、あるノードから別のノードまでのリンク上の副搬送波のそれぞれ上で使用される変調を特定する。あるノードから他のノードそれぞれまでのリンクに関連する一意な変調プロファイルがある。この変調プロファイルは、対称的では無い。即ち、第1ノードから第2ノードまでのリンク上で使用される変調プロファイルは、逆方向(即ち、第2ノードから第1ノードまで)のリンクで使用される変調プロファイルとは異なる。承認プロセスが完了したら、各ノードは、「周期的LMO」を適宜実施する。承認プロセスで必須とされるメッセージ通信において干渉が存在すれば、新規ノードは、承認を拒否して、承認を繰り返して試行することとなるであろう。
図3を参照すると、周期的LMOにおいて関与するメッセージングの一部が示されており、ある実施形態では、プローブ420が、ネットワーク・ノード410bから送信される。プローブ420を送信する(ネットワーク)ノード410bのことを、「LMOノード」と呼ぶ。プローブ420は、周期的LMOの支援により送信される複数のプローブに1つに相当可能である。プローブ420は、ネットワーク・ノード410cへ直接送信される。そして、LMOノード410bは、レポート要求メッセージ422をNC410aへと送信する。NC410aは、要求を受信して、(レポート)要求422をネットワーク・ノード410cへ送信する。ネットワーク・ノード410cは、プローブ・レポート424をNC410aへと送り戻す。このレポートは、ネットワーク・ノード410cへと送られる次パケットで使用される全ての新規ビット・ローディングを、LMOノード410bへと通知する。この様なビット・ローディングは全て、10の−6乗といった望まれる誤り率、及び、リンク条件変更後で生じる可能性のある干渉、或いは、環境変動の存在(例えば、最終LMO後の温度、または、電圧の変動)を考慮に入れる。プローブ(複数)、レポート要求(複数)、及び、プローブ・レポート(複数)を含む一連のイベントは、LMOサイクルを形成する。全ての管理パケット(例えば、レポート要求、レポート、メディア・アクセス・プラン・パケット、ビーコン、及び、予約要求パケット)を送信できた場合、LMOサイクルは成功する。
干渉が、存在することがあり、これは種々の干渉源、例えば、高度テレビジョン・システムズ委員会(ATSC)信号デジタル・テレビ放送信号等から発生することが想定される。ATSC干渉信号は、帯域が6MHzであり、中央周波数が様々である。ATSC干渉は、一部の副搬送波に対応する帯域を占める。本明細書で使用するように、用語「持続型干渉」とは、略変動せずに、比較的長時間にわたり(例えば、数分)存在する干渉のことを言う。更に、干渉が、持続型干渉とは対照的な動的干渉である場合もある。動的干渉は、例えば、テレビ局のトランスミッターの動作によって発生し、所定の誤り率(例えば、10の−6乗)を超える高いパケット誤り率をもたらすことがある。OFDM搬送波を使って送られるメッセージ(例えば、パケット)が、干渉の影響を受ける場合もある。この様な干渉によって、障害が発生する恐れがある。とりわけ、MoCA、及び、類似のネットワーク内で発生する問題の1つとして、干渉が存在すると、メッセージの一部が通過しない場合がある。例えば、図3のリンクに対応するX印、及び、破線で示すように、動的干渉によって、ネットワーク・ノード410cからNC410aまでの不適切な伝送が発生することがある。従って、プローブ・レポート424をネットワーク・ノード410bに送信できない場合には、ビット・ローディングの調整は起こり得ない。所定時間経過後、LMOノードは、再度レポート要求426を送信する。レポート要求426は、NCによりネットワーク・ノード410cへと中継される。そして、ネットワーク・ノード410cは、NCへのプローブ・レポート428の再度の送信の試行に失敗することであろう。
NC410aからLMOネットワーク・ノード410bまでのリンク上で干渉が発生する際の別の事例を図4で示しており、この事例は、LMOノード410bが、NC410aを介してプローブ要求422をネットワーク・ノード410cに送信できた場合に相当する。そして、ネットワーク・ノード410cは、レポート424を中継する。だが、図4の破線とX印で示すように、レポート424が、干渉により、LMOノード410bへの中継に失敗する。干渉を把握できていないLMOノード410bは、他のレポート要求426を送信する。そして、ノード410cは、別のレポート428を中継して、このプロセスを反復し、この際、応答レポート424、428は、各時点において、NC410aとLMOノード410b間のリンク上で正しく伝播されない。
図3、及び、図4の1例で見られるように、干渉によって、所定の部類のメッセージ(例えば、プローブ要求422、または、プローブ・レポート424等の管理パケット)が正しく受信されなくなる場合がある。この様な管理パケットは、他のメッセージと比較して大きく、このため、ノード間で伝送される副搬送波の大部分(または、全て)を占めることがある。この結果、この種の管理パケットは、干渉の影響を受ける副搬送波で送信される。一方、ハートビート・メッセージ等の小さなメッセージは、少ない副搬送波で送信できる。とりわけ、これらの小さいメッセージは、干渉の影響を受ける副搬送波を使用せずに送受信できる。ハートビート・メッセージは送受信できるので、ネットワークは動作状態のままであるが、LMOメッセージの送信には無効である(従って、通信はデッドロックとなる)。管理パケット(例えば、新たに発生した干渉時の調整済みビット・ローディング情報を含むプローブ・レポート)が、利用するのに十分正しく受信されないので、影響を受けるノードの変調プロファイルは、精確に調整できない。従って、パケット誤り率は、高いままの状態で持続する。ハートビートが通信障害を検知しない結果、ネットワーク200は、通常であれば、解決されて、再構成されることはない。更に、ネットワークは、大きなメッセージの動作は不十分である。理解すべき点として、干渉は、小さいパケットの伝送も阻害する場合もある。このため、小さなパケットであっても、正しく送れるわけでは無い。
従って、LMOネットワークが、変調プロファイルを適切に調整して、干渉時の適切なネットワーク運用の保守を確実に実行する方法、並びに、装置が必要である。
一部の実施形態に従って、ネットワーク上で伝送される副搬送波の情報変調を調整する方法を提供している。この方法によれば、ネットワーク調整装置(NC)、及び、ネットワーク・ノード間のリンク保守操作(LMO)メッセージ送信中の干渉に起因する障害がある場合、NCは、この障害が発生したリンク上の通信について堅牢な変調プロファイルを、強制的に使用する。一実施形態に従って、より堅牢な変調プロファイルの使用を、ビーコン・メッセージ、または、メディア・アクセス・プラン(MAP)メッセージを介して要求する。
堅牢な変調プロファイルは、ネットワーク・ノードとNC間の通信で使用される変調用の所定の組み合わせの密度を指定する。更に、干渉を含むリンクを介して送られるメッセージ内の情報ビットを反復させるプロトコルを使用する。堅牢な変調プロファイル、及び、関連プロトコルを使用することで、リンクを介した情報伝送を可能とするのに最も高い確度が保証される。堅牢な変調プロファイルは、ネットワーク形成前の全てのノードから利用可能な「共通」プロファイルである。
変調プロファイルは、次のLMO処理が実行される際に更新可能である。この更新は、リンクの特性の変更が考慮に入れられている。従って、ネットワーク・ノードとNC間のリンク、及び、LMOノードとNC間のリンク上で、干渉が新たに検知されない場合、LMOノードとNC間のリンク、及び、ネットワーク・ノードとNC間のリンクを特徴付けるプローブ・レポートに基いて、リンクに関連する変調プロファイルを設定する標準的なプロセスを再開する。
1部の実施形態では、コンピュータ可読非一時的記憶媒体が、そこに命令を記憶している。プロセッサーによって実行される時、命令が、プロセッサーに対して、上記の方法の動作を実行させる。
ある実施形態では、各ネットワーク・ノードは、受信器、送信器、及び、プロセッサーを含む。受信器は、LMOの支援によりLMOメッセージを受信する。送信器は、LMOの支援によりLMOメッセージを送信する。プロセッサーは、送信器と受信器と接続する。プロセッサーは、(1)LMOノードからプロセッサーを含むノードまでのリンクについて変調プロファイルを設定し、(2)追加のLMOメッセージに基いて、変調プロファイルを更新し、(4)NCから受信した命令に呼応して、リンクを介した通信用の堅牢な変調プロファイルを使用する。
図面の構成要素から、以下のことが明らかとなるであろう、これらの図面は、説明用に提供しており、縮尺通りであるとは限らない。
開示の方法、及び、装置の実施形態に関する以下の説明は、全体の記述説明の一部を構成するものと見なされる添付の図面と合わせて読まれることを意図している。
図5を参照すると、NC410aは、開示の方法、及び、装置の実施形態に従って、高度テレビジョン・システムズ委員会(ATSC)信号による干渉等の干渉の影響を受ける問題のある物理的通信リンクを検知するため、LMO関連管理パケット(例えば、レポート要求とレポート)を監視する。NC410aは、複数の方法の1つによりリンク上の干渉を検知できる。図5では、検知法の1例を示している。図5の方法によれば、LMOノード410bは、プローブをネットワーク・ノード410cへと直接送信する。そして、LMOノード410bは、レポート要求422をNC410cへと送信する。更に、NC410aは、レポート要求をネットワーク・ノード410cへと中継する。次に、ネットワーク・ノード410cは、レポート424をNC410aへと送り戻すことにより、NC410aに応答する。ネットワーク・ノード410cとNC410a間のリンク上に干渉があると、NC410aは、管理パケット(例えば、レポート424)を正しく受信できない。所定時間経過後、LMOノードは、レポート要求426を再度送信する。レポート要求426は、NCによってネットワーク・ノード410cへと中継される。そして、ネットワーク・ノード410cは、プローブ・レポート428をNCへ再度送信するための試行に失敗するであろう。この様な問題が続く場合、NC410aは、リンク上に干渉があるという仮説を立てる。ある事例では、NC410aは、所定時間間隔に渡って、所定数の誤りパケットを待機する(例えば、M秒以内に、巡回冗長検査(CRC)誤りを含むN個以上のパケットを、(ネットワーク)ノード410cから受信する)
ネットワーク・ノード410c、及び、NC410a間のリンク上の干渉の検知時において(この様な検知を、図5の425にて図示)、NC410aは、427で示すように、より堅牢な変調プロファイルを強制的に適合することで、干渉を克服する。堅牢な変調プロファイルの強制使用では、NC410aに対して堅牢なプロファイルを使用させること、そして、ネットワーク・ノード410cに対して、堅牢なプロファイルを使って問題のあるリンク上で送信させることが含まれる。NC410aは、ネットワーク・ノード410cに対してNC410aに送信するため堅牢な変調プロファイルを採用するよう命令するメッセージ429aを送信することで、堅牢な変調プロファイルを強制的に使用する。開示の方法、及び、装置の実施形態に従って、NC410aは、ネットワーク・ノード410cに対して、NC410aにより送られたビーコン・パケット、及び/または、NC410aにより送られたMAPパケットを介して、堅牢な変調プロファイルを使用する。ビーコンは、どのプロファイルがMAPにより使用されるかを示し、更に、MAPは、どの変調プロファイルが、ネットワーク・ノード410cからNC410aまでの送信の残余部により使用されるかを示している。
ネットワーク・ノード410cは通常、ルーチンLMO操作の結果として、変調プロファイルを判定し、更に、NC410aは、NC410aが送信するビーコンとMAPパケット内のプロファイルを示すのが一般的であるが、NC410aからのビーコンとMAPパケットでのメッセージ429aの受信に呼応して、ネットワーク・ノード410cは、所定の堅牢な変調プロファイルを強制的に使用する。この様な所定の堅牢な変調プロファイルは、ネットワーク上の全てのネットワーク・ノードから把握されており、最小ビット・ローディング等によって(ノードから利用可能な他の全ての変調プロファイルよりも低い密度)、利用可能な他の変調プロファイルの全てよりも堅牢である。堅牢な変調プロファイルの他、NC410aは、ある情報ビットの繰り返しを含むプロトコルを使用することが求められる。開示の方法、及び、装置の実施形態において、ネットワーク・ノード410cは、MoCA1.0版仕様のセクション4.3.6.4で述べられる様なダイバーシティ・モードで送信する。
ダイバーシティ・モードには、MoCA1.0版仕様から指示されている最も堅牢な変調モードの使用が含まれる。最小密度の提供の他、ダイバーシティ・モードでは、所定回数のOFDMシンボル内のビット反復を介して、堅牢性を高めている。例えば、MoCAのダイバーシティ・モードでは、ビットは7回送信され、冗長性と副搬送波の多様性を介した適切な伝送の確率を向上させるため、副搬送波全体で分配される。
以下の説明では、ダイバーシティ・モードについて述べるが、開示の方法、及び、装置に関する他の実施形態では、堅牢性の高い他の変調プロファイルも使用可能である。MoCAネットワークの状況において、「ダイバーシティ・モード・オーバーライド」は、「ASYNCHRONOUS_MAP_PROFILE」フィールドを介しビーコン・パケットとして、更に、データ割り当てユニット(DAU)要素の「PHY_PROFILE」フィールドを介しメディア・アクセス・プラン(MAP)パケットとして送信される。
任意の2つのネットワーク・ノード間でメッセージを中継するため、NC410aは、2つの変調プロファイルを、送信方向に1つずつ保守する。即ち、NC410aによって使用される変調プロファイルは、配列組(A,B)によってインデックス化可能である(Aは、送信ノードを指定し、Bは、受信ノードを指定する)。実施形態によっては、ノード410cとNC410a間のリンクについてダイバーシティ・モードを切り替えることで、NC410aとノード410b間のリンクで使用される変調プロファイルが変化しない点に注意すべきである。これによって、指定方向において干渉の影響を受けるリンクのみが、効率の不十分な変調プロファイルを使用することが求められる。
ノード410cからNC410aまでのリンクがダイバーシティ・モードの使用を要求していることを、NC410aによって示されたら、NC410aを介してネットワーク・ノード410cからLMOノード410bまで正しく送信されたレポート430によって示される様に、以前NC410aへ正しく到達できなかったレポートを、適切に伝送できるようになる。レポート430は、レポート424と同じデータを含むが、明瞭さの観点から異なる参照番号を使って示している。一部の実施形態では、LMOサイクルが完了するまで、ダイバーシティ・モードの連続使用を確実なものとするため(メッセージ429b、429cによって図示)、メッセージ429aを定期的に反復する。LMOサイクルが完了したということをNC410cが検知した場合(432として図示)、NC410aとノード410cは、完了時点でのLMOサイクルにより決まる変調プロファイルを用いて始動する。注意すべき点として、LMOサイクルの目的は、LMOノード410bとネットワーク・ノード410c間のリンク上で使用される適切な変調プロファイルを決めることであるが、干渉によって生じる問題は(堅牢な変調プロファイルで解決される)、NC410aとLMOノード410b間のリンク、または、NC410aとネットワーク・ノード410c間のリンクの何れかにおいて発生する。
図6を参照すると、NC410aは、LMOノード410bとNC410a間のリンク上での干渉を検知できる。この場合、蓄積されたレポート520がNC410aへと正しく送られなかったということを、NC410aによって検知する。更に、レポートが正しく受信された場合には、確認メッセージが、NC410aにより受信される。リンク上の干渉の検知は、図5のレポート424に関する前述の事例に相当し得る。だが、この例では、検知は、レポート520を伴うCRC誤りの検知に基いている。即ち、NC410aは、同じ手法を(所定数のパケットを、所定時間間隔内で正しく受信できなかったかどうかを判定することを伴う)、全てのネットワーク・ノードから送られるレポートと共に使用する。リンク上の干渉を検知すると(525として図示)、NC410aは、例えば、LMOノード410bからNC410aまでのリンク上の堅牢な変調プロファイルを強制的に使用して、より堅牢な変調プロファイルの使用についてLMOノード410bに命令するメッセージ540を送信すること等により、より堅牢な変調プロファイル(例えば、ダイバーシティ・モード)を強制的に採用する。より堅牢な変調プロファイルが有効となると、レポート550を、LMOノード410bからノード410cへと、NC410aを介して送信できる。便宜上、ダイバーシティ・モードの使用を示すメッセージは、LMOサイクルが完了するまで定期的に送信される。図6で示してはいないが、この様な反復処理は、図5と同じ実施形態として発生することを理解するものとする。
図7を参照すると、所定時間間隔内でLMOノード410bから送られた所定回数より多いレポート要求620の受信の検知に基いて、NC410aは、NC410aとネットワーク・ノード410c間の干渉を検知できる。注意すべき点として、図7では、簡略化のため、この様なレポート要求620を、1つのみ示している。図7では、NC410aは、LMOノード410bから送信されたレポート要求620(図6のレポート以外)に関連するCRC誤りを計数する。図7の他の部分は、図6の該当部と類似であるので、これ以上の説明は求められない。
図8を参照すると、LMOノード410bは、プローブ要求720aをNC410aを介してノード410cへ送信することに成功する。ノード410cは、レポート730aを応答可能に送信し、これは、NC410aへ正しく送られる。だが、破線とX印で示すように、プローブ・レポートは、干渉によりLMOノード410bまでの中継に失敗する。干渉を認識していないLMOノード410bは、他のレポート要求720bを送信して、この反復処理を繰り返し、この際、レポート703等の応答レポートは、各時点において、NC410aとLMOノード410b間のリンク上を正しく伝播されない。NC410aは、この様な通信の中継としての役割によりこれらのプローブ・レポートとプローブ要求に対する可視性を有するので、(LMOノード)410bがレポート要求を繰り返し送信すること、及び/または、ノード410cがLMOセッション内でプローブ・レポートを繰り返し送信することを検知可能である。従って、NC410aは、所定時間間隔内で所定数よりも多いレポート、または、レポート要求の受信からの干渉があることを検知できる。所定数、及び、所定時間間隔は、この方法を用いるレポートとレポート要求について同じであるか、または、異なっても良い。図8の他の部分は、図4‐5の該当部と類似であるので、これ以上の説明は求められない。
それ故、NC410aは、問題あるリンク上の干渉を特定、及び、克服するための種々の方法を使用できる。ある方法では、所定時間間隔内でCRC誤りを有する所定数よりも多い管理パケットのノードからの受信を検知する。この方法でのCRC誤りを有する管理パケットは、例えば、任意のノード(例えば、図5の非LMOノード、または、図6のLMOノード)から送信されるレポートを含むプローブ・レポート(図4‐5の様な)、または、プローブ要求(図7の様な)が可能である。別の方法では、LMOノードからプローブ・レポートに関する反復要求を検知する。別の方法では、LMOセッション中のプローブ・レポートの反復送信を検知する。これらの方法で検知された干渉について、NC410aは、例えば、より堅牢なプロファイルを使用できるよう、問題あるリンクの共有を他ノードに対してNC410aが命令すること等により、より堅牢な変調プロファイルを強制的に使用することで、干渉を緩和できる。
図9は、開示の方法、及び、装置の実施形態に基づく方法の流れ図である。プロセス900が開始すると、初期変調プロファイルが、ネットワークに入る新規ノード、及び、このネットワークの他ノードのそれぞれからのリンクについて構築される(910)。承認後しばらく経ってから、新規ノードをLMOノードとして指定することで、LMOを始動する(920)。複数のメッセージが、ネットワーク上のLMOの支援により送信される。これらのメッセージは、監視される(930)。LMOの結果として、LMOノードから各他ノードまでのリンクそれぞれにおいて使用される変調プロファイルを更新する(940)。変調プロファイルの更新は、LMOメッセージ(プローブ・レポート等)に基いている。しばらくすると、別のLMOが始動し(950)、その間、NCとLMOノード、または、ネットワーク・ノード間のリンクの1つ上で干渉が検知され、LMOノードは、変調プロファイルの更新を試行する(960)。この干渉は、(1)LMOノードからNCまでのリンクが、所定の部類のメッセージを正しく送っていないこと、(2)NCノードからネットワーク・ノードまでのリンクが、所定の部類のメッセージを正しく送っていないこと、(3)ネットワーク・ノードからNCまでのリンクが、所定の部類のメッセージを正しく送っていないこと、または、(NCからLMOノードまでのリンクが、所定の部類のメッセージを正しく送っていないこと)を判定することで検知される。この様な干渉が検知されたら、検知した干渉に呼応して、干渉を含むリンクを介した通信で使用される変調プロファイルを、堅牢な変調プロファイルに設定する(970)。LMO操作の目的が、LMOノードからネットワーク・ノードまでのリンクの変調プロファイルを更新することであっても、干渉により問題を起こしうるリンクは、LMOノードとNC間のリンク、及び、ネットワーク・ノードからNCまでのリンクであることが明らかなはずである。これらのリンクは、LMOノードによって受信され、LMOプロセスの一部として送られたプローブ・レポートのために、保護することが必須であり、これによって、LMOノードは、問題とされるネットワーク・ノードとの通信時に使用される適切な変調プロファイルを決定することが可能である。
LMO実行を通常阻害する干渉を克服する技術を供給することにより、種々の実施形態が、劣悪なネットワーク条件に合わせた効率良い適合を支援する。MoCA仕様では、現状、「遮断LMO」の事例をどの様に処理するかを指定しておらず、しかも、既存技術の従来法は、同様の状況を克服するために、NC(例えば、NC410a)を使用していない。種々の実施形態では、クライアント(送信側)ノード以外のNCが選択した変調プロファイルが使用され、これにより、NCは、ネットワーク・ノードの切断等の甚大な対策を施さずに、干渉からの復旧を可能とする「ダイバーシティ・モード・オーバーライド」を強制的に実行可能となる。
一部の実施形態では、コンピュータ可読媒体322は、その上に命令を記憶している。プロセッサー308により実行された時、この命令は、プロセス800を含む前述の操作を実行するよう、プロセッサー308に対して命令する。
本明細書において、複数の例について説明、及び、論じてきたが、実施形態は、ここで示した詳細に限定されることはなく、特許請求の範囲、及び、その様々な範囲の同等物内で、種々の改良、及び、構造的変更を、当業者によって実施可能である。
Claims (30)
- ネットワーク上の変調を調整する方法において、
a) リンク保守操作(LMO)が、LMOノードとネットワーク・ノード間で進行していることを判定するステップと、
b) 前記ネットワーク上のネットワーク調整装置(NC)から前記LMOノードまでのリンク上の干渉を検知するステップと、
c) 前記検知された干渉に呼応して、前記NCが、堅牢な変調プロファイルを前記NCから前記LMOノードまでの前記リンク上で強制的に使用するステップと
を含むことを特徴とする方法。 - 前記方法は、
a) 前記リンク保守操作(LMO)を完了するステップと、
b) 前記LMOの完了後、前記NCから前記LMOノードまでの前記リンク上で第2LMOを実行して、前記NCから前記LMOノードまでの前記リンクについて、適切な変調プロファイルを判定するステップと、
c) 前記判定された適切な変調プロファイルを、前記NCから前記LMOまでの前記リンク上で使用するステップとを、更に含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。 - 前記ネットワークは、マルチメディア・オーバ・コアックス・アライアンス(MoCA)ネットワークであることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 前記堅牢な変調プロファイルは、MoCA規格のダイバーシティ・モードで定義されることを特徴とする、請求項3に記載の方法。
- 堅牢な変調プロファイルの前記使用の強制では、ダイバーシティ・モード変調オーバーライドをビーコン・パケットの中の、前記NCから前記LMOノードへと送信するステップを含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 堅牢な変調プロファイルの前記使用の強制では、ダイバーシティ・モード変調オーバーライドをメディア・アクセス・プラン(MAP)パケットの中の、前記NCから前記LMOノードへと送信するステップを、更に含むことを特徴とする、請求項5に記載の方法。
- 前記LMOの完了までに、前記ダイバーシティ・モード変調オーバーライドを、前記LMOノードへと定期的に送信するステップを、更に含むことを特徴とする、請求項6に記載の方法。
- 干渉を検知するステップは、所定時間間隔内に所定数を超える管理パケットを、精確に受信しないステップを含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 前記管理パケットは、プローブ・レポートを含むことを特徴とする、請求項8に記載の方法。
- 干渉を検知するステップは、所定時間間隔内に所定数を超えるプローブ・レポート要求を受信するステップを含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 干渉を検知するステップは、所定時間間隔内に所定数を超えるプローブ・レポートを受信するステップを含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- ネットワーク上の変調を調整する方法において、
a) リンク保守操作(LMO)が、LMOノードとネットワーク・ノード間で進行していることを判定するステップと、
b) 前記LMOノードから前記ネットワーク上のネットワーク調整ノード(NC)までのリンク上の干渉を検知するステップと、
c) 前記検知された干渉に呼応して、前記NCが、堅牢な変調プロファイルを前記LMOノードから前記NCまでの前記リンク上で強制的に使用するステップと
を含むことを特徴とする方法。 - 前記方法は、
a) 前記リンク保守操作(LMO)を完了するステップと、
b) 前記LMOの完了後、前記LMOノードから前記NCまでの前記リンク上で第2LMOを実行して、前記LMOノードから前記NCまでの前記リンクについて、適切な変調プロファイルを判定するステップと、
c) 前記判定された適切な変調プロファイルを、前記LMOから前記NCまでの前記リンク上で使用するステップとを、更に含むことを特徴とする、請求項12に記載の方法。 - 前記ネットワークは、マルチメディア・オーバ・コアックス・アライアンス(MoCA)ネットワークであることを特徴とする、請求項12に記載の方法。
- 前記堅牢な変調プロファイルは、MoCA規格のダイバーシティ・モードで定義されることを特徴とする、請求項13に記載の方法。
- 堅牢な変調プロファイルの前記使用の強制では、ダイバーシティ・モード変調オーバーライドをビーコン・パケット中に、前記NCから前記LMOノードへと送信するステップを含むことを特徴とする、請求項12に記載の方法。
- 堅牢な変調プロファイルの前記使用の強制では、ダイバーシティ・モード変調オーバーライドをメディア・アクセス・プラン(MAP)パケット中に、前記NCから前記LMOノードへと送信するステップを、更に含むことを特徴とする、請求項16に記載の方法。
- 前記LMOの完了までに、前記ダイバーシティ・モード変調オーバーライドを、前記LMOノードへと定期的に送信するステップを、更に含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
- 干渉を検知するステップは、所定時間間隔内に所定数を超える管理パケットを、精確に受信しないステップを含むことを特徴とする、請求項12に記載の方法。
- 前記管理パケットは、レポート要求を含むことを特徴とする、請求項19に記載の方法。
- ネットワーク調整装置(NC)において、
a) LMOノードからネットワーク・ノードまでのリンク上のリンク保守操作(LMO)の支援する、管理パケットを受信する受信器と、
b) 前記LMOの支援する、管理パケットを送信する送信器と、並びに、
c) 前記受信器と前記送信器に接続するプロセッサーであって、
1) 前記LMOノードから前記NCまでのリンク上で干渉を検知するステップと、
2) 前記検知された干渉に呼応して、堅牢な変調プロファイルの前記使用を、前記LMOノードから前記NCまでの前記リンク上で強制するステップとを実行するようプログラムされた前記プロセッサーとを含むことを特徴とする、NC。 - 前記プロセッサーは、
a) 前記LMOの完了後、前記LMOノードから前記NCまでの前記リンク上で第2LMOを始動して、前記LMOノードから前記NCまでの前記リンクについて適切な変調プロファイルを判定するステップと、
b) 前記判定された適切な変調プロファイルを、前記LMOノードから前記NCまでの前記リンク上で使用するステップとを、更に実行するようプログラムされていることを特徴とする、請求項21に記載のNC。 - 前記NCは、マルチメディア・オーバ・コアックス・アライアンス(MoCA)ネットワーク内で動作することを特徴とする、請求項21に記載のNC。
- 前記堅牢な変調プロファイルは、MoCA規格のダイバーシティ・モードで定義されることを特徴とする、請求項21に記載のNC。
- 堅牢な変調プロファイルの前記使用の強制では、ダイバーシティ・モード変調オーバーライドをビーコン・パケットとして、前記NCから前記LMOノードへと送信するステップを含むことを特徴とする、請求項24に記載のNC。
- 堅牢な変調プロファイルの前記使用の強制では、ダイバーシティ・モード変調オーバーライドをメディア・アクセス・プラン(MAP)パケットとして、前記NCから前記LMOノードへと送信するステップを、更に含むことを特徴とする、請求項24に記載のNC。
- 堅牢な変調プロファイルの前記使用の強制では、前記LMOの完了までに、前記ダイバーシティ・モード変調オーバーライドを、前記LMOノードへと定期的に送信するステップを、更に含むことを特徴とする、請求項24に記載のNC。
- 干渉を検知するステップは、所定時間間隔内に所定数を超える管理パケットを、精確に受信しないステップを含むことを特徴とする、請求項24に記載のNC。
- 前記管理パケットは、レポート要求を含むことを特徴とする、請求項28に記載のNC。
- 非一時的コンピュータ可読記憶媒体において、その上に命令を記憶し、前記命令は、プロセッサーによって実行された時、以下の操作として、
a) LMOノードからネットワーク調整装置(NC)までのリンク上で干渉を検知するステップと、
b) 前記検知された干渉に呼応して、前記LMOノードから前記NCまでの前記リンク上で、堅牢な変調プロファイルを強制的に使用するステップとを、前記プロセッサーに実行させることを特徴とする、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
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