JP2014509402A - 立体映像表示装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、立体映像表示装置及び立体映像観察用メガネに関する。上記立体映像表示装置またはメガネによれば、立体映像の観察時に左眼用信号と右眼用信号の光特性の差を最小化し、いわゆるクロストーク現象などの悪影響なしに高品質の立体映像を観察することができる。
【選択図】図9

Description

本発明は、立体映像表示装置及び立体映像観察用メガネに関する。
立体映像表示装置(Astereoscopic image display device)は、3次元情報を観察者に伝達することができる表示装置である。
立体映像を表示する方式は、大きく、メガネ方式と無メガネ方式とに区分することができる。上記でメガネ方式は、さらに、偏光メガネ方式とLCシャッターメガネ(LC shutterglass)方式とに分類されることができ、無メガネ方式は、さらに、2眼式/多視点両眼視差方式、体積型方式またはホログラフィック方式などに分類されることができる。
本発明は、立体映像表示装置及び立体映像観察用メガネを提供する。
本発明の例示的な立体映像表示装置は、立体映像観察用メガネを着用し、立体映像を観察する装置であることができる。上記装置は、表示素子、第1偏光板及びフィルタを含むことができる。上記表示素子、第1偏光板及びフィルタは、表示素子で生成された信号が第1偏光板を経てフィルタに入射された後、さらにフィルタを経てメガネを着用している観察者に伝達され得るように順に配置されていてもよい。
本明細書において角度を定義しながら使用する数値や「垂直」、「水平」、「直交」または「平行」のような用語は、それぞれ目的効果を損傷させない範囲内で実質的な上記数値、または実質的な垂直、水平、直交または平行を意味することができる。上記各用語は、例えば、製造誤差(error)または偏差(variation)などを勘案したものである。したがって、例えば、上記それぞれは、約±15度以内の誤差、約±10度以内の誤差または約±5度以内の誤差を含むことができる。
また、本明細書において、長さ、幅、厚さまたはピッチなどを定義するか、それらの関係を説明しながら使用する用語「同一」は、目的する効果を損傷させない範囲での実質的同一を意味することができる。例えば、上記用語は、製造誤差または偏差などを勘案したものである。例えば、上記用語「同一」は、約±60μm以内の誤差、約±40μm以内の誤差または約±20μm以内の誤差を含むことができる。
また、本明細書において用語「観察者方向」または「信号が伝達される方向」は、駆動状態において、表示素子で生成された信号が観察者に進行する方向を意味する。例えば、上記方向は、図1に矢印で表示された方向を意味する。
また、本明細書において用語「駆動状態」または「立体映像の表示状態」は、上記立体映像表示装置が駆動中の状態であって、立体映像を観察者に表示している状態を意味する。
図1は、立体映像表示装置を例示的に示す図である。図1に示された矢印は、装置から信号が伝達される方向であり、観察者106は、上記メガネを着用し、立体映像を観察することができる。
図1の立体映像表示装置10は、表示素子103と第1偏光板104を含み、表示素子103から伝達されて第1偏光板104を透過した信号がさらに入射されるフィルタ105を含んでいる。
図1に示されたように、上記装置10は、表示素子103の第1偏光板104とは反対側に順に配置された第2偏光板102及び光源101をさらに含むことができる。
上記装置10に含まれる第1及び第2偏光板102、104は、透過軸及び上記透過軸に直交する吸収軸が形成されている光学素子であり、光が入射されれば、それらのうち透過軸方向と平行な偏光軸を有する信号のみを透過させることができる。
1つの例示において装置10に含まれる第1及び第2偏光板102、104は、それぞれ吸収軸と透過軸を有する光学素子であり、第1偏光板104の吸収軸と第2偏光板102の吸収軸は、互いに垂直を成すように配置され、装置に含まれることができる。このような場合、第1及び第2偏光板102、104の透過軸は、互いに垂直を成していてもよい。
光源101としては、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)において通常的に使用された直下型(direct type)またはエッジ型(edge type)のバックライトユニット(BLU;Back Light Unit)が使用されることができる。光源101としては、上記以外にも多様な種類が制限なしに使用されることができる。
表示素子(例えば、図1の103)は、駆動状態で左眼用信号(以下、「L信号」という)を生成することができる左眼用信号生成領域(以下、「LS領域」という)と、右眼用信号(以下、「R信号」という)を生成することができる右眼用信号生成領域(以下、「RS領域」という)とを含む。
このような表示素子としては、例えば、2枚の基板の間に液晶層を介在させた透過型液晶表示パネルが使用されることができる。このような類型のパネルは、例えば、光源101側から順次に配置された第1基板、画素電極、第1配向膜、液晶層、第2配向膜、共通電極及び第2基板を含むことができる。光源101側の基板には、例えば、透明画素電極に電気的に接続された駆動素子としてTFT(Thin Film Transistor)と配線などを含むアクティブ型駆動回路が形成されていてもよい。上記で画素電極は、例えばITO(Indium Tin Oxide)を含み、画素別の電極として機能することができる。また、第1または第2配向膜は、例えば、ポリイミドなどの材料を含むことができる。液晶層は、例えば、VA(Vertical Alignment)、TN(Twisted Nematic)、STN(Super Twisted Nematic)またはIPS(In Plane Switching)モードの液晶を含むことができる。液晶層は、駆動回路から印加される電圧によって、光源101からの光を画素別に透過または遮断する機能を有することができる。共通電極は、例えばITOを含み、共通の対向電極として機能することができる。
表示素子103には、駆動状態でL信号またはR信号を生成することができる領域であって、1つ以上の画素(pixel)を含むLS及びRS領域が形成されていてもよい。画素は、例えば、それぞれ配向膜の間に密封された液晶を含む単位画素または2個以上の単位画素が組合されて上記各領域を形成していてもよい。上記LS及びRS領域は、行及び/または列方向に配置されていてもよい。
図2は、例示的なRS及びLS領域の配置を示す図である。図2のように、RS及びLS領域は、共通方向に延長するストライプ形状を有し、隣接して交互に配置されていてもよい。図3は、他の例示的な配置を示し、RS及びLS領域が格子パターンで互いに隣接して交互に配置されている。RS及びLS領域の配置は、図2及び図3の配置に限定されるものではなく、この分野で知られている多様なデザインがすべて適用されることができる。
表示素子は、駆動状態で信号によってそれぞれの領域での画素を駆動することによって、R及びL信号を含む信号を生成し、生成された信号を観察者側に伝達することができる。
例えば、図1を参照すれば、光源101から出射した光が第2偏光板102に入射すれば、上記偏光板102は、その偏光板102の透過軸と平行に偏光された光のみを透過させ、このように透過された光は、表示素子103に入射する。表示素子103に入射し、RS領域を透過した光は、R信号となり、LS領域を透過した光は、L信号となることができる。
第1偏光板104は、R及びL信号を含む信号が入射すれば、その偏光板104の透過軸と平行に偏光された光のみを透過させることができる。
フィルタ105は、図1のように、第1偏光板104の表示素子103側とは反対側方向に配置されることができる。このように表示素子103で生成され、第1偏光板104を透過した信号は、フィルタ105を透過し、観察者106に伝達されることができる。
フィルタ105には、例えば、表示素子103から伝達される信号のうちR信号が入射され得るように配置されている右眼用信号偏光調節領域(以下、「RC領域」という)と、L信号が入射され得るように配置されている左眼用信号偏光調節領域(以下、「LC領域」という)とを含むことができる。
上記LC及びRC領域は、それぞれ位相差層を含むことができる。1つの例示においてLC領域は、第1方向に光軸が形成されている位相差層を含み、RC領域は、第1方向とは異なる第2方向に光軸が形成されている位相差層を含むことができる。本明細書において用語「光軸」は、光が当該領域を透過する過程での遅相軸(slow axis)または進相軸(fast axis)を意味することができ、特に別途規定しない限り、遅相軸を意味することができる。
1つの例示においてフィルタ105のRC領域は、駆動状態においてRS領域で生成及び伝達されるR信号が入射され得るようにRS領域の対応位置にRS領域と対応するサイズで配置されていてもよく、LS領域は、LS領域で生成及び伝達されるL信号が入射され得るようにLS領域の対応位置にLS領域と対応するサイズで配置されていてもよい。
上記でRSまたはLS領域に対応する位置に対応するサイズでRCまたはLC領域が形成されるというのは、RS領域で生成されたR信号がRC領域に入射することができ、LS領域で生成されたL信号がLC領域に入射することができる位置及びサイズを意味するものであり、必ず両方が同一の位置に同一のサイズに形成されなければならないことを意味するものではない。
RC及びLC領域は、例えば、表示素子のRS及びLS領域の配置に対応して共通方向に延長するストライプ形状に形成され、また、互いに隣接して交互に配置されているか、あるいは格子パターンで互いに隣接して交互に配置されていてもよい。例えば、RS及びLS領域が図2のように配置されている場合、RC及びLC領域は、図4のような形態に配置されていてもよく、RS及びLS領域が図3のように配置されている場合、RC及びLC領域は、図5のような形態に配置されていてもよい。
駆動状態でRC領域を透過した信号とLC領域を透過した信号は、互いに異なる偏光状態を有することができる。
例えば、RC領域を透過した信号とLC領域を透過した信号のうちいずれか一方は、左円偏光された信号であり、他方は、右円偏光された信号であることができる。例えば、表示素子で生成されたR信号は、第1偏光板を経てRC領域に入射した後、左円偏光または右円偏光された状態に出射され、また、L信号は、第1偏光板を経てLC領域に入射した後、上記R信号とは偏光軸の回転方向が逆方向になるように右円偏光または左円偏光された状態に出射されることができる。
左円及び右円偏光された信号を排出することができるフィルタとしては、上記RC及びLC領域に含まれる位相差層がλ/4波長層である場合が例示されることができる。互いに逆方向に回転する円偏光された光を生成するために、上記RC領域に配置されたλ/4波長層の光軸と上記LC領域に配置されたλ/4波長層の光軸は、互いに異なるように形成されていてもよい。1つの例示において上記RC領域は、上記位相差層として第1方向に光軸を有するλ/4波長層を含み、上記LC領域は、上記位相差層として上記第1方向とは異なる第2方向に光軸を有するλ/4波長層を含むことができる。本明細書において用語「λ/4波長層」は、入射する光をそれぞれの波長の1/4波長だけ位相遅延をさせることができる位相遅延素子を意味することができる。
しかし、フィルタの態様が上記例示されたことに限定されるものではない。例えば、フィルタのRC及びLC領域のうちいずれか一方は、3λ/4波長層を含み、他方の領域は、λ/4波長層を含む場合にも左円及び右円偏光された光を生成することができる。用語「3λ/4波長層」は、入射する光をそれぞれの波長の3/4波長だけ位相遅延をさせることができる位相遅延素子を意味することができる。このような素子は、例えば、入射する光をそれぞれの波長の1/2波長だけ位相遅延させることができる位相遅延素子であるλ/2波長層及びλ/4波長層を積層して製造することができる。
図6は、図4または図5の例示のRC及びLC領域の光軸方向を説明するための模式図である。図6の例示においてLC領域に第1方向に形成された光軸は、A1で表示され、RC領域に第2方向に形成された光軸は、A2で表示されている。
RC及びLC領域の光軸A1、A2は、上記光軸A1、A2が成す角度を二等分する線が上記第1偏光板の吸収軸と平行または垂直を成すように形成されていてもよい。このような光軸配置を通じて、表示素子で生成されて偏光板を透過した信号が正確に左円偏光及び右円偏光に変換されることができる。これにより、優れた立体映像品質を具現し、また、立体映像観察時に問題になるいわゆるクロストーク現象を防止することができる。用語「光軸が成す角度を二等分する線」は、図6を参照すれば、「θ1+θ2」または「360−(θ1+θ2)」の角度を二等分する線を意味することができる。例えば、θ1及びθ2が同一の角度である場合、二等分線は、RC及びLC領域の境界線Lと平行な方向に形成されることができる。
RC及びLC領域の光軸A1、A2は、また、互いに垂直を成してあり得る。このような状態は、例えば、図6で「θ1+θ2」または「360−(θ1+θ2)」の角度が実質的に90℃である場合を意味することができる。このような光軸配置を通じて、視野角及びコントラスト比などの立体映像品質を優秀に具現し、また、クロストーク現象を防止することができる。
例示的なフィルタは、基材をさらに含み、上記λ/4波長層のような位相差層が上記基材上に形成されていてもよい。この場合、上記λ/4波長層が表示素子側に配置され、基材は、観察者側に配置されていてもよい。基材としては、例えば、この分野の通常的なガラス基材またはプラスチック 基材を使用することができる。
上記でプラスチック基材としては、TAC(triacetyl cellulose)またはDAC(diacetyl cellulose)のようなセルロース基材、ノルボルネン誘導体などのような環状オレフィンポリマー(COP;cyclo olefin polymer)基材、PMMA(polymethyl methacrylate)などのようなアクリル基材、ポリカーボネート(PC、polycarbonate)基材、PE(polyethylene)またはPP(polypropylene)などのようなポリオレフィン基材、ポリビニルアルコール(PVA、polyvinylalcohol)基材、ポリエーテルスルホン(PES、polyethersulfone)基材、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK、polyetheretherketon)基材、ポリエーテルイミド(PEI、polyetherimide)基材、ポリエチレンナフタレート(PEN、polyethylenenaphthatlate)基材、PET(polyethyleneterephtalate)などのようなポリエステル基材、ポリイミド(PI、polyimide)基材、ポリスルホン(PSF、polysulfone)基材、または非晶質フッ素樹脂などのようなフッ素ポリマー基材などが例示されることができる。1つの例示においては、TAC基材などのようなセルロース基材が使用されることができる。
基材は、単一層構造または多層構造であることができるが、さらに薄い厚さの素子を提供する側面で単一層構造であることが好ましい。
基材の厚さは、特に限定されず、目的する用途によって適切に調節されることができる。
1つの例示において、基材上に形成されていてもよいλ/波長層のような位相差層は、基材上に形成された配向層と上記配向層上に形成されている液晶層とを含むことができる。上記液晶層は、例えば、領域別に異なる方向に光軸が形成されているλ/4波長層であることができ、液晶層下部の配向層は、上記波長層の光軸を制御する役目をする層であることができる。配向層としては、この分野で公知されている通常的な配向層を使用することができる。配向層としては、直線偏光された光の照射によって誘導される異性化(cis−trans isomerization)、フリース再配列(fries rearrangement)または二量化(dimerization)反応により配向が決定され、決定された配向により隣接する液晶層に配向を誘導することができる光配向層、ラビング処理されたポリイミド層のような高分子層または複数の溝領域がパターニングされて形成されているアクリル硬化型樹脂層などが例示されることができる。
液晶層としては、この分野に公知されているものであって、光架橋性または光重合性液晶化合物の光架橋層または光重合層であることができる。この分野では、上記特性を示す多様な液晶化合物が公知されており、その例としては、マーク(Merk)社のRM(Reactive Mesogen)またはBASF社のLC242などを挙げることができる。
フィルタを製造する方式は、特に限定されない。この分野では、フィルタの製造方法が多様に公知されており、上記の偏光板の吸収軸とフィルタの光軸の関係などを考慮して、上記のような公知の方式がすべて適用されることができる。
フィルタを通して排出される互いに異なる偏光状態を有するR及びL信号を、メガネを着用して観察すれば、立体映像を観察することができる。
上記メガネは、左眼用領域(以下、「GL領域」という)及び右眼用領域(以下、「GR領域」という)を有し、上記GL及びGR領域がそれぞれ位相差層と偏光子を含むことができる。
図7は、上記メガネ70を例示的に示す図である。図7のように、メガネ70は、位相差層701Lと偏光子702Lを含むGL領域と、位相差層701Rと偏光子702Rを含むGR領域とを含むことができる。図7で、矢印は、立体映像表示装置で出射されるRまたはL信号の進行方向を意味する。
メガネに含まれる偏光子は、立体映像表示装置に含まれる偏光板のように、所定方向に形成された吸収軸と上記吸収軸の方向とは垂直する方向に透過軸とを有する光学素子であることができる。
1つの例示的な上記メガネでは、GR領域に含まれる偏光子の吸収軸とGL領域に含まれる偏光子の吸収軸が互いに並行になるように上記偏光子が各領域に配置されていてもよい。また、上記互いに平行に形成されている各偏光子の吸収軸は、上記GL領域の中心とGR領域の中心を連結する仮想の線を上記立体映像表示装置のRC領域とLC領域の境界線と垂直または水平を成すように上記メガネを位置させた状態で上記第1偏光板の吸収軸と垂直を成すように配置されることが好ましい。このような状態で高品質の立体映像の観察が可能である。
本明細書においてメガネのGL及びGR領域の中心を連結する仮想の線は、例えば、図8に示されたように、GR及びGL領域GR、GLの中心Cを連結する仮想の線CLを意味し、上記で領域の中心は、重さ中心(center of gravity)を意味することができる。
上記のようなメガネを着用して立体映像を観察することができる上記立体映像表示装置は、下記一般式1または2の条件を満たすことができる。
[一般式1]
=|θ−θ|≦15.0
[一般式2]
=|θ−θ|≦15.0
上記一般式1及び2でDは、LC領域の位相差層の光軸がGL領域の位相差層の光軸から離脱される程度であり、θは、LC領域の位相差層の光軸が第1偏光板の吸収軸と成す角度であり、θは、メガネのGL領域の偏光子の吸収軸を第1偏光板の吸収軸と垂直になるように配置した状態でGL領域の位相差層の光軸と第1偏光板の吸収軸が成す角度であり、Dは、RC領域の位相差層の光軸がGR領域の位相差層の光軸から離脱される程度であり、θは、RC領域の位相差層の光軸が第1偏光板の吸収軸と成す角度であり、θは、メガネのGR領域の偏光子の吸収軸を第1偏光板の吸収軸と垂直になるように配置した状態でGR領域の位相差層の光軸と第1偏光板の吸収軸が成す角度である。
上記一般式1及び2で、θ、θ、θ及びθの各角度は、第1偏光板の吸収軸から時計方向または反時計方向に測定された角度であることができるが、同一の式に代入される各角度は、同一の方向に測定された角度である。
図9は、一般式1のDの角度関係を模式的に示す図であり、第1偏光板の吸収軸AとGL領域の偏光子の吸収軸Aを垂直で配置した状態で第1偏光板の吸収軸Aから時計方向に測定したLC領域の位相差層の光軸Sの角度がθで表示され、上記吸収軸Aから時計方向に測定したGL領域の位相差層の光軸Sの角度がθで表示されている。また、図10は、一般式2のDの角度関係を模式的に示す図であり、第1偏光板の吸収軸AとGR領域の偏光子の吸収軸Aを垂直で配置した状態で第1偏光板の吸収軸Aから反時計方向に測定したRC領域の位相差層の光軸Sの角度がθで表示され、上記吸収軸Aから反時計方向に測定したGR領域の位相差層の光軸Sの角度がθで表示されている。
上記一般式1でDは、例えば、14以下、13以下、12以下、11以下、10以下、9以下、8以下、7以下、6以下または5以下であることができる。また、1つの例示においてDは、0ではなくてもよい。また、上記一般式2でDは、例えば、14以下、13以下、12以下、11以下、10以下、9以下、8以下、7以下、6以下または5以下であることができる。また、1つの例示においてDは0ではなくてもよい。
上記立体映像表示装置またはメガネは、上記一般式1または2を満たし、他の例示においては、一般式1及び2を同時に満たすことができる。
他の例示において上記立体映像表示装置またはメガネは、下記一般式3または4の条件を満たすことができる。
[一般式3]
−10≦−0.0199x+4.9777x−306.56≦D+10
[一般式4]
−10≦−0.0199y+4.9777y−306.56≦D+10
上記一般式3及び4でD及びDは、それぞれ一般式1及び2で定義した通りであり、xは、LC領域またはGL領域の位相差層の位相差値であり、yは、RC領域またはGR領域の位相差層の位相差値である。
上記のような一般式3及び4を満たす立体映像表示装置またはメガネは、例えば、上記記述した光軸離脱角と位相差値を満たすように装置とメガネを構成することによって得ることができる。
上記一般式3及び4で位相差値は、例えば、下記数式1で計算される位相差層の面方向の位相差であるか、下記数式3で計算される位相差層の厚さ方向位相差であることができ、他の例示においては、下記数式4で計算される面方向の位相差であることができる。
[数式3]
in=X−Y×D
[数式4]
th=Z−Y×D
上記数式3及び4でRinは、位相差層の面方向の位相差であり、Rthは、位相差層の厚さ方向の位相差であり、Xは、上記位相差層の面内における遅相軸方向の屈折率であり、Yは、上記位相差層の面内における進相軸方向の屈折率であり、Zは、上記位相差層の厚さ方向の屈折率であり、Dは、上記位相差層の厚さである。
上記で各屈折率は、例えば、約550nmまたは約589nmの波長の光に対して測定された屈折率であることができる。
上記一般式3でxは、LCまたはGL領域の位相差層の位相差値であり、例えば、LC領域の位相差層の位相差値であることができる。
また、一般式4でyは、RC領域またはGR領域の位相差層の位相差値であり、例えば、RC領域の位相差層の位相差値であることができる。
上記一般式3で数式「ax+bx+c」の下限は、例えば、D−9、D−8、D−7、D−6、D−5、D−4、D−3、D−2またはD−1であることができる。また、上記数式「ax+bx+c」の上限は、例えば、D+9、D+8、D+7、D+6、D+5、D+4、D+3、D+2またはD+1であることができる。
また、上記一般式4で数式「ay+by+c」の下限は、例えば、D−9、D−8、D−7、D−6、D−5、D−4、D−3、D−2またはD−1であることができる。また、上記数式「ay+by+c」の上限は、例えば、D+9、D+8、D+7、D+6、D+5、D+4、D+3、D+2またはD+1であることができる。
また、一般式1及び2の場合のように、1つの例示において上記一般式3でDは0ではなく、上記一般式4でDは0ではなくてもよい。
上記立体映像表示装置またはメガネは、上記一般式3または4を満たし、他の例示においては、一般式3及び4を同時に満たすことができる。
上記のように、一般式1及び/または2、及び/または一般式3及び/または4を満たす立体映像表示装置においてRC及びLC領域に存在する位相差層は、例えば、位相差値がそれぞれ100nm〜200nmの範囲にあり得る。上記位相差値は、上記数式1で測定される面方向の位相差値であるか、上記数式2で計算される厚さ方向の位相差値であることができ、例えば、上記面方向の位相差値であることができる。
また、1つの例示において上記GL領域に存在する位相差層の位相差値は、上記LC領域に存在する位相差層の位相差値との偏差が±15nm以内、±12nm以内、±9nm以内、±7nm以内、±6nm以内、±5nm以内、±4nm以内または±3nm以内であることができる。 また、上記GR領域に存在する位相差層の位相差値は、上記RC領域に存在する位相差層の位相差値との偏差が±15nm以内、±12nm以内、±9nm以内、±7nm以内、±6nm以内、±5nm以内、±4nm以内または±3nm以内であることができる。
上記のようにメガネとフィルタに含まれる位相差層の特性を調節し、立体映像の観察時にR信号とL信号の光特性の差を最小化し、いわゆるクロストーク現象などの悪影響なしに高品質の立体映像を観察することができる。
本発明は、また、メガネ、例えば、立体映像を観察するためのメガネに関するものである。
例示的な上記メガネは、駆動状態でL及びR信号をそれぞれ生成することができるLS及びRS領域を含む表示素子と、上記表示素子で生成されたL及びR信号が入射され得るように配置された第1偏光板と、上記LS及びRS領域で生成されたL及びR信号が上記第1偏光板を経てそれぞれ入射され得るように配置されており、位相差層をそれぞれ含むLC及びRC領域を含むフィルタと、を含む立体映像表示装置で出射される立体映像を観察するためのものであることができる。
上記メガネは、GL及びGR領域を有し、上記GL及びGR領域がそれぞれ位相差層及び偏光子を含むことができる。
上記メガネにおいてGL領域は、上記立体映像表示装置で出射されるL信号が入射される領域であり、GR領域は、上記装置で出射されるR信号が入射される領域であることができる。
上記メガネは、前述した一般式1及び/または2を満たすものであるか、及び/または一般式3及び/または4を満たすものであることができる。
上記メガネに対する具体的な事項と上記立体映像を出射する立体映像表示装置に対する具体的な事項は、上記立体映像表示装置で記述した項目が同一に適用されることができる。
上記立体映像表示装置またはメガネによれば、立体映像の観察時にR信号とL信号の光特性の差を最小化し、いわゆるクロストーク現象などの悪影響なしに高品質の立体映像を観察することができる。
例示的な立体映像表示装置を示す図である。 LS領域とRS領域の例示的な配置を示す模式図である。 LS領域とRS領域の例示的な配置を示す模式図である。 LC領域とRC領域の例示的な配置を示す模式図である。 LC領域とRC領域の例示的な配置を示す模式図である。 LC及びRC領域の位相差層の光軸の関係を説明するための模式図である。 立体映像観察用メガネの概略的な形態を示す図である。 立体映像観察用メガネの概略的な形態を示す図である。 DR及びDLを説明するための図である。 DR及びDLを説明するための図である。 実施例で確認された立体映像の観察時にクロストーク比率1%以下の特性を確保するための光軸離脱角と位相差値の関係を示す図である。
以下、実施例及び比較例を通じて上記立体映像表示装置及びメガネをさらに詳しく説明するが、上記液晶フィルムの範囲がこれに限定されるものではない。
以下、本実施例において各物性は、下記のような方式で評価することができる。
1.位相差層の位相差値
位相差層の位相差値は、550nmまたは589nmの波長の光を使用して測定することができる。16個のミュラーマトリクス(Muller Matrix)を測定することができる装備であるAxoscan(Axomatrics社製)を使用して、製造社のマニュアルによって位相差フィルムの16個のミュラーマトリクスを測定し、これを通じて位相差を抽出することができる。
2.クロストーク率の評価方法
立体映像装置のクロストーク率は、暗状態(Dark state)と明状態(Bright stat)での輝度の比率として定義されることができ、実施例で使用した立体映像表示装置のクロストーク率は、例えば、下記のような方式で測定することができる。まず、立体映像表示装置の通常の観測地点に立体映像観察用メガネを位置させる。上記で通常の観測地点は、立体映像表示装置の中心から上記立体映像表示装置の水平方向の長さの3/2倍に相当する距離だけ離れた地点であり、このような位置でメガネは、観察者が表示装置の中心に向けて観察することを仮定して、位置させる。上記立体映像表示装置の水平方向の長さは、観察者が立体映像を観察する状態を仮定するとき、上記観察者を基準とする水平方向の長さ、例えば、映像表示装置の横の長さであることができる。上記配置で立体映像表示装置がL信号を出力するようにした状態でメガネのGL及びGR領域の背面に輝度計(装備名:SR−UL2 Spectrometer)を配置し、それぞれの場合の輝度を測定する。上記でGL領域の背面で測定される輝度は、明状態の輝度であり、GR領域の背面で測定される輝度は、暗状態の輝度である。各輝度を測定した後、明状態の輝度に対する暗状態の輝度の比率([暗状態の輝度]/[明状態の輝度])を求め、その百分率をクロストーク率として規定することができる。また、クロストーク率は、上記と同一の方式で測定するが、装置がR信号を出力している状態で明及び暗状態での輝度を求めて測定することができる。この場合、GL領域の背面で測定される輝度は、暗状態の輝度であり、GR領域の背面で測定される輝度は、明状態の輝度である。同様に、その比率([暗状態の輝度/明状態の輝度])の百分率をクロストーク率として規定することができる。
実施例1
図1に示されたような構造を有し、且つ、表示素子103のRS及びLS領域は、図2のように配置され、フィルタ105には、RC領域とLC領域は、図4のような形態に配置された装置10を構成した。上記装置10においてフィルタのRC領域には、第1偏光板104の吸収軸と反時計方向に45度を成す方向に遅相軸が形成された位相差層が位置し、LC領域には第1偏光板104の吸収軸と時計方向に45度を成す方向に遅相軸が形成された位相差層が形成された装置10を構成した。上記装置10において第1偏光板104の吸収軸は、装置10の縦方向と水平を成すようにし、第2偏光板102の吸収軸は、第1偏光板104の吸収軸と垂直を成すようにした。図7のように、GL及びGR領域を含み、且つ、各位相差層701L、701Rに面方向の位相差値Rinが125nmの位相差層を含むメガネを使用して上記装置10から出射される映像を観察する場合のクロストーク率を求めた。上記メガネ70において偏光子702L、702Rに形成されている各吸収軸は、互いに同一の方向に形成されており、図8に示された仮想の線CLを上記装置10のLC及びRC領域の境界と垂直を成すようにしたとき、上記偏光子702L、702Rの吸収軸の方向は、上記第1偏光板104の吸収軸と垂直を成した。上記状態でメガネのGRまたはGL領域の位相差層701L、701Rの光軸及びRCまたはLC領域の位相差値Rinを多様に変更させながらクロストーク率を評価した。測定結果、GR領域の位相差層701Rの光軸及びRC領域の位相差値Rinを変更させながら測定したクロストーク率とGL領域の位相差層701Lの光軸及びLC領域の位相差値Rinを変更させながら測定したクロストーク率は、互いに同一の傾向を示したが、下記表1には、クロストーク率が1%として測定されるDLの数値及びLC領域の位相差値のセットを整理して記載し、これを図11にグラフで示した。
図11でY軸は、光軸の相対的離脱程度の数値(単位:度)を示し、X軸は、位相差値(単位:nm)を示す。
Figure 2014509402
実施例2
実施例1と同様に、装置10及びメガネ70を構成し、且つ、第1偏光板104の吸収軸が装置10の横方向と水平を成すようにし、RC領域には、第1偏光板104の吸収軸と時計方向に45度を成す方向に遅相軸が形成された位相差層が位置し、LC領域には、第1偏光板104の吸収軸と反時計方向に45度を成す方向に遅相軸が形成された位相差層が形成された装置10を使用して同一の方式でクロストーク率を測定した。測定結果、実施例1と同様に、LCまたはRC領域の位相差層の位相差値RinがDLまたはDRが約5(度)以下の範囲で1%またはそれ未満のクロストーク率が測定された。
実施例3
実施例1と同様に、装置10及びメガネ70を構成し、且つ、第1偏光板104の吸収軸が装置10の縦方向を基準で反時計方向に45度に形成されるようにし、RC領域には、第1偏光板104の吸収軸と反時計方向に45度を成す方向に遅相軸が形成された位相差層が位置し、LC領域には、第1偏光板104の吸収軸と時計方向に45度を成す方向に遅相軸が形成された位相差層が形成された装置10を使用して同一の方式でクロストーク率を測定した。測定結果、実施例1と同様に、LCまたはRC領域の位相差層の位相差値RinがDLまたはDRが約5(度)以下の範囲で1%またはそれ未満のクロストーク率が測定された。
実施例4
実施例1と同様に、装置10及びメガネ70を構成し、且つ、第1偏光板104の吸収軸が装置10の縦方向を基準で時計方向に45度に形成されるようにし、RC領域には、第1偏光板104の吸収軸と反時計方向に45度を成す方向に遅相軸が形成された位相差層が位置し、LC領域には、第1偏光板104の吸収軸と時計方向に45度を成す方向に遅相軸が形成された位相差層が形成された装置10を使用して同一の方式でクロストーク率を測定した。測定結果、実施例1と同様に、LCまたはRC領域の位相差層の位相差値RinがDLまたはDRが約5(度)以下の範囲で1%またはそれ未満のクロストーク率が測定された。
10 立体映像表示装置
101 光源
102 第2偏光板
103 表示素子
104 第1偏光板
105 フィルタ
106 観察者
70 メガネ
701L、701R 位相差層
702L、702R 偏光子

Claims (15)

  1. 左眼用領域及び右眼用領域を有し、前記左眼用領域及び前記右眼用領域がそれぞれ位相差層及び偏光子を含むメガネを着用して立体映像を観察する装置であり、
    駆動状態で左眼用信号及び右眼用信号をそれぞれ生成することができる左眼用信号生成領域及び右眼用信号生成領域を含む表示素子と、前記表示素子で生成された左眼用信号及び右眼用信号が入射され得るように配置された第1偏光板と、前記左眼用信号生成領域及び前記右眼用信号生成領域で生成された左眼用信号及び右眼用信号が前記第1偏光板を経てそれぞれ入射され得るように配置されており、位相差層をそれぞれ含む左眼用信号偏光調節領域及び右眼用信号偏光調節領域を含むフィルタと、を含み、下記一般式1または一般式2の条件を満たす立体映像表示装置。
    [一般式1]
    =|θ−θ|≦15.0
    [一般式2]
    =|θ−θ|≦15.0
    上記一般式1及び一般式2で前記Dは、前記左眼用信号偏光調節領域の位相差層の光軸と前記左眼用領域の位相差層の光軸の相対的離脱程度であり、Dは、前記右眼用信号偏光調節領域の位相差層の光軸と前記右眼用領域の位相差層の光軸の相対的離脱程度であり、θは、前記左眼用信号偏光調節領域の位相差層の光軸が前記第1偏光板の吸収軸と成す角度であり、θは、前記メガネの前記左眼用領域の偏光子の吸収軸を前記第1偏光板の吸収軸と垂直になるように配置した状態で前記左眼用領域の位相差層の光軸と前記第1偏光板の吸収軸が成す角度であり、θは、前記右眼用信号偏光調節領域の位相差層の光軸が前記第1偏光板の吸収軸と成す角度であり、θは、前記メガネの右眼用領域の偏光子の吸収軸を前記第1偏光板の吸収軸と垂直になるように配置した状態で前記右眼用領域の位相差層の光軸と前記第1偏光板の吸収軸が成す角度である。
  2. 前記左眼用信号偏光調節領域の位相差層と前記右眼用信号偏光調節領域の位相差層は、互いに異なる方向に形成された光軸を有し、互いに異なる方向に形成された前記光軸を二等分する線は、前記第1偏光板の吸収軸と垂直または水平を成す、請求項1に記載の立体映像表示装置。
  3. 前記左眼用領域の偏光子と前記右眼用領域の偏光子は、互いに同一の方向に形成された吸収軸を有する、請求項1又は2に記載の立体映像表示装置。
  4. 前記左眼用領域及び前記右眼用領域の中心を連結する仮想の線を前記左眼用信号偏光調節領域及び前記右眼用信号偏光調節領域の境界と垂直を成すように配置した状態で前記左眼用領域及び前記右眼用領域の偏光子の吸収軸は、前記第1偏光板の吸収軸と垂直を成す、請求項3に記載の立体映像表示装置。
  5. 前記D及び前記Dは、0ではない、請求項1から4のいずれか一項に記載の立体映像表示装置。
  6. 前記一般式1及び前記一般式2の条件をすべて満たす、請求項1から5のいずれか一項に記載の立体映像表示装置。
  7. 前記左眼用信号偏光調節領域及び前記右眼用信号偏光調節領域の位相差層は、それぞれ100nm〜200nmの位相差を有する、請求項1から6のいずれか一項に記載の立体映像表示装置。
  8. 前記左眼用信号偏光調節領域の位相差層の位相差と前記左眼用領域の位相差層の位相差の差が、−15nm〜15nmである、請求項7に記載の立体映像表示装置。
  9. 前記右眼用信号偏光調節領域の位相差層の位相差と前記右眼用領域の位相差層の位相差の差が、−15nm〜15nmである、請求項3に記載の立体映像表示装置。
  10. 左眼用領域及び右眼用領域を有し、前記左眼用領域及び前記右眼用領域がそれぞれ位相差層及び偏光子を含むメガネを着用して立体映像を観察する装置であり、
    駆動状態で左眼用信号及び右眼用信号をそれぞれ生成することができる左眼用信号生成領域及び右眼用信号生成領域を含む表示素子と、前記表示素子で生成された左眼用信号及び右眼用信号が入射され得るように配置された第1偏光板と、前記左眼用信号生成領域及び前記右眼用信号生成領域で生成された左眼用信号及び右眼用信号が前記第1偏光板を経てそれぞれ入射され得るように配置されており、位相差層をそれぞれ含む左眼用信号偏光調節領域及び右眼用信号偏光調節領域を含むフィルタと、を含み、下記一般式3または一般式4の条件を満たす立体映像表示装置。
    [一般式3]
    −10≦−0.0199x+4.9777x−306.56≦D+10
    [一般式4]
    −10≦−0.0199y+4.9777y−306.56≦D+10
    上記一般式3及び一般式4で前記D及び前記Dは、それぞれ請求項1で定義した通りであり、xは、前記左眼用信号偏光調節領域または前記左眼用領域の位相差層の位相差値であり、yは、前記右眼用信号偏光調節領域または前記右眼用領域の位相差層の位相差値である。
  11. 駆動状態で左眼用信号及び右眼用信号をそれぞれ生成することができる左眼用信号生成領域及び右眼用信号生成領域を含む表示素子と、前記表示素子で生成された左眼用信号及び右眼用信号が入射され得るように配置された第1偏光板と、前記左眼用信号生成領域及び前記右眼用信号生成領域で生成された左眼用信号及び右眼用信号が前記第1偏光板を経てそれぞれ入射され得るように配置されており、位相差層をそれぞれ含む左眼用信号偏光調節領域及び右眼用信号偏光調節領域を含むフィルタと、を含む立体映像表示装置から出射される立体映像を観察するためのメガネであり、
    左眼用領域及び右眼用領域を有し、前記左眼用領域及び右眼用領域がそれぞれ位相差層及び偏光子を含み、下記一般式1または一般式2の条件を満たすメガネ。
    [一般式1]
    =|θ−θ|≦15.0
    [一般式2]
    =|θ−θ|≦15.0
    上記一般式1及び2で前記Dは、前記左眼用信号偏光調節領域の位相差層の光軸と前記左眼用領域の位相差層の光軸の相対的離脱程度であり、Dは、前記右眼用信号偏光調節領域の位相差層の光軸と前記右眼用領域の位相差層の光軸の相対的離脱程度であり、θは、前記左眼用信号偏光調節領域の位相差層の光軸が前記第1偏光板の吸収軸と成す角度であり、θは、前記メガネの前記左眼用領域の偏光子の吸収軸を前記第1偏光板の吸収軸と垂直になるように配置した状態で前記左眼用領域の位相差層の光軸と前記第1偏光板の吸収軸が成す角度であり、θは、前記右眼用信号偏光調節領域の位相差層の光軸が前記第1偏光板の吸収軸と成す角度であり、θは、前記メガネの前記右眼用領域の偏光子の吸収軸を前記第1偏光板の吸収軸と垂直になるように配置した状態で前記右眼用領域の位相差層の光軸と前記第1偏光板の吸収軸が成す角度である。
  12. 前記左眼用領域及び前記右眼用領域の偏光子は、互いに同一の方向に形成された吸収軸を有する、請求項11に記載のメガネ。
  13. 前記左眼用領域及び前記右眼用領域の中心を連結する仮想の線を前記左眼用信号偏光調節領域及び前記右眼用信号偏光調節領域の境界と垂直を成すように配置した状態で前記左眼用領域及び前記右眼用領域の偏光子の吸収軸は、前記第1偏光板の吸収軸と垂直を成す、請求項11又は12に記載のメガネ。
  14. 前記D及び前記Dは、0ではない、請求項11から13のいずれか一項に記載のメガネ。
  15. 駆動状態で左眼用信号及び右眼用信号をそれぞれ生成することができる左眼用信号生成領域及び右眼用信号生成領域を含む表示素子と、前記表示素子で生成された左眼用信号及び右眼用信号が入射され得るように配置された第1偏光板と、前記左眼用信号生成領域及び前記右眼用信号生成領域で生成された左眼用信号及び右眼用信号が前記第1偏光板を経てそれぞれ入射され得るように配置されており、位相差層をそれぞれ含む左眼用信号偏光調節領域及び右眼用信号偏光調節領域を含むフィルタと、を含む立体映像表示装置から出射される立体映像を観察するためのメガネであり、
    左眼用領域及び右眼用領域を有し、前記左眼用領域及び右眼用領域がそれぞれ位相差層及び偏光子を含み、下記一般式3または一般式4の条件を満たすメガネ。
    [一般式3]
    −10≦−0.0199x+4.9777x−306.56≦D+10
    [一般式4]
    −10≦−0.0199y+4.9777y−306.56≦D+10
    上記一般式3及び一般式4で前記D及び前記Dは、それぞれ請求項11で定義した通りであり、xは、前記左眼用信号偏光調節領域または前記左眼用領域の位相差層の位相差値であり、yは、前記右眼用信号偏光調節領域または前記右眼用領域の位相差層の位相差値である。
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