JP2014515120A - 立体映像表示装置及び偏光メガネ - Google Patents

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Abstract

本発明は、立体映像表示装置及び偏光メガネに関する。本発明の3D装置及び偏光メガネによれば、優れたクロストークの割合を有し且つ色特性が優れた立体映像を観察することができる。
【選択図】図11

Description

本発明は、立体映像表示装置及び偏光メガネに関する。
立体映像表示装置(stereoscopic image display device)は3次元情報を観察者に伝達することができる表示装置である。
立体映像を表示する方式は、眼鏡方式と無眼鏡方式に大きく分けられる。前記眼鏡方式は、偏光メガネ方式とLCシャッタメガネ(LC shutter glass)方式に分類することができ、無眼鏡方式は、2眼式/多視点両眼視差方式、体積型方式またはボログラフィック方式などに分類することができる。
本発明は、立体映像表示装置及び偏光メガネを提供することを目的とする。
前記目的を達成するための本発明の例示的な立体映像表示装置(以下、「3D装置」)は、偏光メガネを着用して立体映像を観察する装置である。一例において、前記3D装置は、後述する表示部及びフィルター部などと共に前記偏光メガネを含むことができる。
前記偏光メガネは、右眼用領域(以下、「GR領域」)及び左眼用領域(以下、「GL領域」)を含むことができる。前記右眼用領域は、観察者が偏光メガネを着用すれば、観察者の右眼上に位置する領域を意味し、左眼用領域は、観察者が偏光メガネを着用すれば、観察者の左眼上に位置する領域を意味する。
3D装置は、表示部及びフィルター部を含むことができる。また、3D装置は、表示部及びフィルター部の間に存在する偏光板をさらに含むことができる。一例において、3D装置は、駆動状態で表示部に生成された映像信号が前記偏光板を経てフィルター部に入射された後、フィルター部を透過して偏光メガネを着用している観察者に伝達されるように前記表示部、偏光板及びフィルター部を順に含むことができる。
本明細書の用語「駆動状態」は、特定しない限り、3D装置が立体映像を観察者に表示している状態を意味する。
図1は、例示的な3D装置を上部から観察した状態を示した図である。図1において、矢印は駆動状態で映像信号が進行する方向を意味し、観察者106は、例えば、偏光メガネを着用して立体映像を観察することができる。
図1の装置10は、表示部103及びフィルター部105を含み、偏光板104が表示部103とフィルター部105との間に位置している。
図1のように、3D装置10は、表示部103の偏光板104とは反対側に順に配置された偏光板102及び光源101をさらに含むことができる。以下、本明細書では説明の便宜のために表示部103とフィルター部105との間に位置する偏光板104は、第1の偏光板と称し、前記第1の偏光板の反対側に位置する偏光板102は、第2の 偏光板と称する。
3D装置10に含まれる第1及び第2の偏光板102、104は、透過軸及び前記透過軸と直交する吸収軸が形成されている光学素子である。偏光板に光が入射されると、偏光板は入射された光のうち偏光板の透過軸方向と平行な偏光軸を有する光のみを透過させることができる。
一例において、3D装置10に含まれる第1の偏光板104の吸収軸と第2の偏光板102の吸収軸は、お互いに垂直をなしている。このような場合、第1及び第2の偏光板102、104の透過軸もお互いに垂直を成している。本明細書において、「垂直」、「水平」、「直交」または「平行」のような角度を規定する用語は、各々目的効果を損傷させない範囲内での実質的な垂直、水平、直交または平行を意味する。したがって、前記各用語は、製造誤差(error)または偏差(variation)などを考慮したもので、例えば、約±15度以内の誤差、約±10度以内の誤差または約±5度以内の誤差を含むことができる。
光源101では、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)で通常的に使われる直下型(direct type)またはエッジ型(edge type)のバックライトユニット(BLU:Back Light Unit)を使用することができる。光源101では、前記外にも多様な種類を制限なしに使用することができる。
3D装置の表示部は、駆動状態で映像信号、例えば、右眼用信号(以下、「R信号」)と左眼用信号(以下、「L信号」)を含む映像信号を生成することができる。一例において、表示部は、駆動状態でR信号を生成することができる右眼用信号生成領域(以下、「RS領域」)及びL信号を生成することができる左眼用信号生成領域(以下、「LS領域」)を含むことができる。
表示部は、例えば、透過型液晶パネルを含む領域または前記液晶パネルの液晶層により形成される領域である。透過型液晶パネルは、例えば、光源101側から順次に第1の基板、画素電極、第1の配向膜、液晶層、第2の配向膜、共通電極及び第2の基板を含むことができる。光源101側の第1の基板には、例えば、透明画素電極に電気的に接続された駆動素子として、TFT(Thin Film Transistor)と配線などを含むアクティブ型駆動回路が形成されている。前記画素電極は、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)などを含み、画素別電極として機能することができる。また、第1または第2の配向膜は、例えば、ポリイミドなどの材料を含むことができる。液晶層は、例えば、VA(Vertical Alignment)、TN(Twisted Nematic)、STN(Super Twisted Nematic)またはIPS(In LCane Switching)モードの液晶を含むことができる。液晶層は、駆動回路に印加される電圧により、光源101からの光を画素別に透過または遮断する機能を有する。共通電極は、例えば、ITOなどを含み、共通の対向電極として機能することができる。
表示部103は、駆動状態でRまたはL信号を生成することができる領域として、一つ以上の画素(pixel)により形成されるRS領域及びLS領域を含む。例えば、前記液晶パネルで第1及び第2の配向膜の間に密封された液晶を含む単位画素または2個以上の単位画素が組み合わされて前記RS領域またはLS領域を形成している。
RS領域及びLS領域は、行及び/または列方向に配置されている。図2は、例示的なRS領域及びLS領域の配置を示した図である。図2のように、RS領域及びLS領域は、共通方向に延長するストライプ形状を有し、隣接して相互に配置されている。図3は、他の例示的な配置を示した図として、RS領域及びLS領域が格子パターンでお互いに隣接して相互に配置されている。RS領域及びLS領域の配置は、図2及び図3の配置に限定されるものではなく、この分野で知られている多様なデザインであればいずれも適用することができる。
表示部は、駆動状態で信号によって各領域の画素を駆動することでR信号及びL信号を含む映像信号を生成することができる。
例えば、図1を参照すれば、光源101から出射した光が第2の偏光板102に入射すれば、前記偏光板102の透過軸と平行に偏光された光のみが偏光板102を透過する。透過された光が表示部103に入射して、RS領域を透過した光はR信号になり、LS領域を透過した光はL信号になる。R信号及びL信号が第1の偏光板104に入射すれば、前記偏光板104の透過軸と平行に偏光された信号のみが前記偏光板104を透過してフィルター部105に入射される。
フィルター部105は、駆動状態で表示部103に生成された映像信号をお互いに偏光状態が異なる2種以上の信号に分割するように形成されている第1の領域と第2の領域とを含むことができる。前記第1及び第2の領域の中でいずれの一つの領域は、表示部103から伝達される信号の中でR信号が入射されるように配置されている右眼用信号偏光調節領域(以下、「RC領域」)であり、他の一つの領域は、L信号が入射されるように配置されている左眼用信号偏光調節領域(以下、「LC領域」)である。本明細書では、第1の領域とRC領域は同一な意味で使用し、第2の領域はLC領域と同一な意味で使用することができる。
RC領域及び/またはLC領域は位相差層を含むことができる。一例において、LC領域は、第1の方向に光軸が形成されている位相差層を含み、RC領域は、第1の方向とは異なる第2の方向に光軸が形成されている位相差層を含む。本明細書で用語「光軸」は、光が該当領域を透過する過程での遅相軸(slow axis)または進相軸(fast axis)、例えば、遅相軸を意味する。
フィルター部105のRC領域は、駆動状態でRS領域から生成及び伝達されるR信号が入射されるようにRS領域の対応位置にRS領域と対応するサイズで配置されており、LS領域は、LS領域から生成及び伝達されるL信号が入射されるようにLS領域の対応位置にLS領域と対応するサイズで配置されている。RS領域またはLS領域に対応する位置に対応するサイズでRC領域またはLC領域が形成されるというのは、RS領域で生成されたR信号がRC領域に入射されることができる位置及びサイズと、LS領域で生成されたL信号がLC領域に入射されることができる位置及びサイズとを意味することで、必ず両側が同一な位置に同一なサイズで形成されなければならないことを意味することではない。
RC領域及びLC領域は、例えば、表示部のRS及びLS領域の配置に対応して共通方向に延長するストライプ形状で形成され、また、お互いに隣接して相互に配置されているかあるいは格子パターンでお互いに隣接して相互に配置されている。例えば、RS領域及びLS領域が、図2のように配置されている場合、RC領域及びLC領域は、図4のような形態で配置され、RS領域及びLS領域が、図3のように配置されている場合、RC領域及びLC領域は、図5のような形態で配置される。
駆動状態でRC領域を透過した信号とLC領域を透過した信号は、お互いに異なる偏光状態を有することができる。
例えば、RC領域を透過した信号とLC領域を透過した信号の中でいずれの一つは、左円偏光された信号であり、他の一つは右円偏光された信号である。このような場合には、表示部で生成されたR信号は、第1の偏光板を経てRC領域に入射した後、左円偏光または右円偏光された状態で出射され、また、L信号は、第1の偏光板を経てLC領域に入射した後、前記R信号とは偏光軸の回転方向が逆方向になるように右円偏光または左円偏光された状態で出射される。
左円及び右円偏光された信号を排出することができるフィルターでは、RC領域及びLC領域に含まれる位相差層がλ/4波長層の場合を例示することができる。お互いに逆方向に回転する円偏光された光を生成するために、前記RC領域に配置されたλ/4波長層の光軸と前記LC領域に配置されたλ/4波長層の光軸はお互いに相違に形成されている。一例において、RC領域は、前記位相差層として第1の方向に光軸を有するλ/4波長層を含み、LC領域は、前記位相差層として前記第1の方向とは相異なっている第2の方向に光軸を有するλ/4波長層を含むことができる。本明細書で用語「nλ波長層」は、入射される光を各々の波長のその波長のn倍ほど位相遅延をさせることができる位相遅延素子を意味し、前記nは、例えば、1/4、1/2または3/4である。
前記3D装置において、フィルター部の形態は、前記例示された形態で限定されるものではない。例えば、フィルター部のRC及びLC領域の中でいずれの一つは3λ/4波長層を含み、他の領域は、λ/4波長層を含む場合にも左円及び右円偏光された光を生成することができる。前記3λ/4波長層は、例えば、λ/2波長層及びλ/4波長層を積層して製造することができる。
図6は、図4または図5に例示したRC領域及びLC領域の光軸方向を説明するための模式図である。図6の例示において、LC領域に第1の方向に形成された光軸はA1で表示され、RC領域に第2の方向に形成された光軸はA2で表示されている。
RC領域及びLC領域の光軸(A1、A2)は、前記光軸A1、A2が成す角度を二等分する線が前記第1の偏光板の吸収軸と平行または垂直を成すように形成されている。このような光軸の配置を通じて、表示部で生成されて偏光板を透過した信号が正確に左円偏光及び右円偏光に変換されることができる。これによって、優れた立体映像品質を具現し、また立体映像観察時に問題になるいわゆるクロストーク現象を防止することができる。用語「光軸が成す角度を二等分する線」は、図6を参照すれば、「Θ1+Θ2」または「360−(Θ1+Θ2)」の角度を二等分する線を意味する。例えば、Θ1及びΘ2が同一な角度なら、二等分線はRC領域及びLC領域の境界線(L)と平行な方向に形成される。また、RC領域及びLC領域の光軸A1、A2は、お互いに垂直を成してもよい。このような状態は、例えば、図6において、「Θ1+Θ2」または「360−(Θ1+Θ2)」の角度が実質的に90度である場合を意味する。このような光軸配置を通じて、視野角及びコントラスト比などの立体映像品質を優秀に具現すると共にクロストーク現象を防止することができる。
フィルター部から排出されるお互いに異なる偏光状態を有するR信号及びL信号を前記偏光メガネを着用して観察すれば、立体映像を観察することができる。
偏光メガネは、GL領域及びGR領域を含む。一例として、偏光メガネにおいて、GL領域は位相差層と偏光子を含み、GR領域も位相差層と偏光子を含むことができる。図7は、偏光メガネ70を例示的に示した図である。図7のように、偏光メガネ70は、位相差層701L、701Rと偏光子702L、702Rとを各々含むGL及びGR領域を含むことができる。図7において、矢印はR信号またはL信号の進行方向を意味する。
偏光メガネに含まれる偏光子は、3D装置に含まれる偏光板のように所定方向に形成された吸収軸と前記吸収軸の方向とは垂直の方向に透過軸を有する光学素子である。
一例として、偏光メガネのGR領域に含まれる偏光子の吸収軸とGL領域に含まれる偏光子の吸収軸がお互いに平行になるように前記偏光子が各領域に配置されている。また、お互いに平行に形成されている各偏光子の吸収軸は、GL領域の中心とGR領域の中心を連結する仮想の線を3D装置のRC領域、例えば、前記第1の領域と、LC領域、例えば、前記第2の領域の境界線と垂直または水平を成すように前記眼鏡を位置させた状態で、前記第1の偏光板の吸収軸と垂直を成すように配置されることが好ましい。このような状態で高品質の立体映像の観察が可能である。
本明細書において、眼鏡のGL領域及びGR領域の中心を連結する仮想の線は、例えば、図8に示したように、GR領域及びGL領域(GR、GL)の中心(C)を連結する仮想の線(CL)を意味し、前記領域の中心は、重さ中心(center of gravity)を意味する。
偏光メガネのGR領域及びGL領域は、各々位相差層を含むことができる。偏光メガネのGR領域及びGL領域に含まれる位相差層は、各々フィルター部のRC領域及びLC領域に含まれる位相差層と下記一般式1または一般式2条件を満足する。
[一般式1]
=|Θ−Θ|≦15度
[一般式2]
=|Θ−Θ|≦15度
前記一般式1及び一般式2において、Dは、LC領域の位相差層の光軸及びGL領域の位相差層の光軸の相対的な離脱程度であり、Θは、LC領域の位相差層の光軸が第1の偏光板の吸収軸と成す角度であり、Θは、GL領域の偏光子の吸収軸を第1の偏光板の吸収軸と垂直になるように配置した状態で、GL領域の位相差層の光軸と第1の偏光板吸収軸が成す角度であり、Dは、RC領域の位相差層の光軸及びGR領域の位相差層の光軸の相対的な離脱程度であり、Θは、RC領域の位相差層の光軸が第1の偏光板の吸収軸と成す角度であり、Θは、GR領域の偏光子の吸収軸を第1の偏光板の吸収軸と垂直になるように配置した状態で、GR領域の位相差層の光軸と第1の偏光板の吸収軸が成す角度である。
前記一般式1及び一般式2において、Θ、Θ2、Θ及びΘの各角度は、第1の偏光板の吸収軸から時計方向または半時計方向で測定された角度であるが、同一な式に代入される各角度は同一な方向で測定された角度である。
図9は、一般式1のDの角度関係を模式的に示した図である。第1の偏光板の吸収軸AとGL領域の偏光子の吸収軸Aを垂直で配置した状態で、第1の偏光板の吸収軸Aから時計方向に測定したLC領域の位相差層の光軸Sの角度がΘで表示されており、前記吸収軸Aから時計方向に測定したGL領域の位相差層の光軸Sの角度がΘで表示されている。また、図10は、一般式2のDの角度関係を模式的に示した図である。第1の偏光板の吸収軸AとGR領域の偏光子の吸収軸Aを垂直で配置した状態で、第1の偏光板の吸収軸Aから半時計方向に測定したRC領域の位相差層の光軸Sの角度がΘで表示されており、前記吸収軸Aから半時計方向に測定したGR領域の位相差層の光軸Sの角度がΘで表示されている。
一般式1で、Dは、例えば、14度以下、13度以下、12度以下、11度以下、10度以下、9度以下、8度以下、7度以下、6度以下または5度以下である。一般式2で、Dは、例えば、14度以下、13度以下、12度以下、11度以下、10度以下、9度以下、8度以下、7度以下、6度以下または5度以下である。
フィルター部及び偏光メガネの位相差層の光軸の関係を一般式1及び/または一般式2により規定すれば、立体映像の品質を向上させることができる。
前記3D装置は、前記偏光メガネを着して映像を観察する時のクロストーク割合(crosstalk ratio)が6%以下、5%以下、4%以下、3%以下、2%以下、1%以下または0.5%以下である。本明細書において用語クロストークの割合CTは、前記偏光メガネを着用して前記3D装置から出射される立体映像を観察する時の明状態の輝度L対比暗状態の輝度Lの割合の百分率を意味し、下記数式1により計算できる。
[数1]
CT=100×LB/LW
本明細書において用語「明状態」は、3D装置から出射された映像信号が偏光メガネを透過する状態を意味し、用語「暗状態」は、3D装置で出射された映像信号が偏光メガネにより遮断される状態を意味する。例えば、偏光メガネのGR領域は、3D装置から出射されるR信号は透過させて、L信号は遮断させることができるように構成され、GL領域は、3D装置から出射されるR信号は遮断させて、L信号は透過させるように構成されている場合に、前記明状態の輝度Lは、3D装置から出射されたR信号がGR領域を透過した後の輝度であるかあるいはL信号がGL領域を透過した後の輝度である。また、前記状態で前記暗状態の輝度Lは、3D装置から出射されたR信号がGL領域を透過した後の輝度であるかあるいはL信号がGR領域を透過した後の輝度である。
また、前記3D装置は、偏光メガネを着用して立体映像を観察する場合に、明状態の信号、例えば、GR領域を透過したR信号またはGL領域を透過したL信号のCIE(International Commission on Illumination)色空間での三色刺激値(Tristimulus value)のうちX値が0.322〜0.344であり、Y値が0.316〜0.350である。前記X値の下限は、例えば、0.323、0.325、0.326または0.327であり、上限は、0.341、0.339、0.337または0.335であり、Y値の下限は、例えば、0326、0.329または0.331であり、上限は、0.340、0.338、0.337、0.336、0.335または0.334である。前記X値及びY値の範囲は、前記上限及び/または下限の中で任意の数が選択及び組合された範囲である。
また、前記3D装置は、偏光メガネを着用して立体映像を観察する場合に、暗状態の信号、例えば、GR領域を透過したL信号またはGL領域を透過したR信号のCIE色空間での三色刺激値のうちX値が0.223〜0.443であり、Y値が0.078〜0.589である。前記X値の下限は、例えば、0.230、0.250、0.270、0.290、0.312、0.322または0.331であり、上限は、0.436、0.400、0.375または0.355であり、Y値の下限は、例えば、0.130、0.235、0.255、0.275、0.295、0.315、0.325または0.331であり、上限は、0.537、0.432、0.400、0355、0.345または0.335である。前記X値及びY値の範囲は、前記上限及び/または下限の中で任意の数値が選択及び組合された範囲である。
3D装置または偏光メガネのクロストーク割合及びCIE色空間の三色刺激値を前記のように調節するためには、例えば、フィルター部及び/または偏光メガネの位相差層の位相差値及び/または各位相差層の光軸の関係を調節する方法を使用することができる。また、3D装置または偏光メガネのクロストーク割合及びCIE色空間の三色刺激値の調節は、フィルター部及び偏光メガネの位相差層の波長分散特性(wavelength dispersion property)を調節して実行することもできる。
一例において、前記フィルター部及び偏光メガネの位相差層では、正常(normal)波長分散特性(以下、「N特性」)、フラット(flat)波長分散特性(以下、「F特性」)または逆(reverse)波長分散特性(以下、「R特性」)を有する位相差層を使用することができる。
本明細書で位相差層の波長分散特性を説明する過程で使用するR(λ)は、λnmの波長の光に対して測定した位相差層の位相差値を意味する。例えば、R(450)、R(550)及びR(650)は、各々450nm、550nm及び650nmの波長の光に対して測定した位相差値を意味する。
また、前記位相差値は、例えば、下記数式2で計算される面方向位相差RINであるか、あるいは下記数式3で計算される厚さ方向位相差RTHであり、例えば、下記数式2で計算される面方向位相差である。
[数2]
RIN=(X−Y)×D
[数3]
RTH=(Z−Y)×D
前記数式2及び数式3において、RIN及びRTHは、各々位相差層の面方向位相差及び厚さ方向位相差であり、Xは、前記位相差層の面内遅相軸方向の屈折率であり、Yは、前記位相差層の面内進相軸方向の屈折率であり、Zは、前記位相差層の厚さ方向の屈折率であり、Dは、前記位相差層の厚さである。
本明細書で用語「N特性の位相差層」は、特定しない限り、R(450)/R(550)がR(650)/R(550)に比べて大きい位相差層を意味する。一例で、前記N特性の位相差は、R(450)/R(550)が、1.01〜1.19、1.02〜1.18、1.03〜1.17、1.04〜1.16、1.05〜1.15、1.06〜1.14、1.07〜1.13、1.08〜1.12または1.09〜1.11である。また、前記N特性の位相差層は、R(650)/R(550)が、0.81〜0.99、082〜0.98、0.83〜0.97、0.84〜0.96、0.85〜0.95、0.86〜0.94、0.87〜0.93、0.88〜0.92または0.89〜0.91である。前記N特性の位相差層は、{R(650)−R(450)}/{200×R(550)}が、−0.0019〜−0.0001、−0.0018〜−0.0002、−0.0017〜−0.0003、−0.0016〜−0.0004、−0.0015〜−0.0005、−0.0014〜−0.0006、−0.0013〜−0.0007、−0.0012〜−0.0008、−0.0011〜−0.0009または約−0.001である。
本明細書で用語「F特性の位相差層」は、特定しない限り、R(450)/R(550)がR(650)/R(550)と実質的に同一な位相差層を意味する。一例で、前記N特性の位相差層は、R(450)/R(550)及びR(650)/R(550)が、各々1.01〜1.19、1.02〜1.18、1.03〜1.17、1.04〜1.16、1.05〜1.15、1.06〜1.14、1.07〜1.13、1.08〜1.12または1.09〜1.11である。また、前記N特性の位相差層は、{R(650)−R(450)}/{200×R(550)}が、±0.0009以内、±0.0008以内、±0.0007以内、±0.0006以内、±0.0005以内、±0.0004以内、±0.0003以内、±0.0002以内、±0.0001以内または約0である。
本明細書で用語「R特性の位相差層」は、特定しない限り、R(450)/R(550)がR(650)/R(550)に比べて小さい位相差層を意味する。一例で、前記N特性の位相差層は、R(450)/R(550)が、0.81〜0.99、0.82〜0.98、0.83〜0.97、0.84〜0.96、0.85〜0.95、0.86〜0.94、0.87〜0.93、0.88〜0.92または0.89〜0.91である。また、N特性の位相差層は、R(650)/R(550)が、1.01〜1.19、1.02〜1.18、1.03〜1.17、1.04〜1.16、1.05〜1.15、1.06〜1.14、1.07〜1.13、1.08〜1.12または1.09〜1.11である。また、前記N特性の位相差層は、{R(650)−R(450)}/{200×R(550)}が、0.0001〜0.0019、0.0002〜0.0018、0.0003〜0.0017、0.0004〜0.0016、0.0005〜0.0015、0.0006〜0.0014、0.0007〜0.0013、0.0008〜0.0012、0.0009〜0.0011または約0.001である。
一例において、前記フィルター部の位相差層及び偏光メガネの位相差層、例えば、RC領域の位相差層とGR領域の位相差層及び/またはLC領域の位相差層とGL領域の位相差層は、お互いに同一な波長分散特性を有することができる。前記お互いに同一な波長分散特性を有する位相差層は、下記数式4を満足する。
[数4]
−20nm≦R(λ)−R(λ)≦20nm
前記数式4において、R(λ)は、λnmの波長の光に対して測定した前記フィルター部の位相差層の位相差値であり、R(λ)は、λnmの波長の光に対して測定した前記偏光メガネの位相差層の位相差値である。
一例において、「R(λ)−R(λ)」の下限は、−15nm、−10nmまたは−5nmである。また、一例において、「R(λ)−R(λ)」の上限は、15nm、10nmまたは5nmである。
前記数式を満足する波長分散特性の位相差層をフィルター部及び偏光メガネに各々使用することで立体映像のクロストーク割合と三色刺激値を適切な範囲で維持することができ、それによって、色特性が優れた高品質の立体映像の観察が可能である。
フィルター部及び偏光メガネの位相差層がお互いに同一な波長分散特性を有する場合の位相差層では、N、RまたはF特性の位相差層を使用することができ、一例では、R特性の位相差層を使用することができる。
他の例示において、前記フィルター部の位相差層及び偏光メガネの位相差層、例えば、RS領域の位相差層とGR領域の位相差層及び/またはLS領域の位相差層とGL領域の位相差層は、お互いに異なる波長分散特性を有することができる。前記お互いに異なる波長分散特性を有する位相差層は、下記数式5を満足する。
[数5]
−40nm≦R(λ)−R(λ)≦40nm
前記数式5において、R(λ)は、λnmの波長の光に対して測定した前記フィルター部の位相差層の位相差値であり、R(λ)は、λnmの波長の光に対して測定した前記偏光メガネの位相差層の位相差値である。
一例において、前記「R(λ)−R(λ)」の下限は、−35nm、−30nm、−25nm、−20nm、−15nm、−10nmまたは−5nmである。また、一例において、「R(λ)−R(λ)」の上限は、35nm、30nm、25nm、20nm、15nm、10nmまたは5nmである。
前記数式を満足する波長分散特性の位相差層をフィルター部及び偏光メガネに各々使用することで立体映像のクロストーク割合と三色刺激値を適切な範囲で維持することができ、それによって、色特性が優れた高品質の立体映像の観察が可能である。
フィルター部及び偏光メガネの位相差層がお互いに異なる波長分散特性を有する場合に、フィルター部の位相差層としてF特性の位相差層を使用した場合には、偏光メガネの位相差層では 、R特性またはN特性の位相差層を使用することができ、フィルター部の位相差層としてN特性の位相差層を使用した場合には、偏光メガネの位相差層は、R特性またはF特性の位相差層を使用することができ、フィルター部の位相差層としてR特性の位相差層を使用した場合には、偏光メガネの位相差層では、N特性またはF特性の位相差層を使用することができる。
N特性、R特性またはF特性の位相差層では、各々の場合に要求される特性を満足する限り、この分野で公知された多様な素材を制限なしに使用することができる。
例えば、前記位相差層では、重合性液晶化合物を重合させて得られる液晶層、一軸または2軸延伸などの工程により位相差が付与された高分子フィルムまたは前記液晶層と前記高分子フィルムの積層フィルムなどを使用することができる。
前記液晶層は、例えば、隣接する配向層により配向された状態で重合されている重合性液晶化合物を含む。例えば、適切な基材上に配向層を形成し、その配向層上に重合性液晶化合物を含む液晶組成物をコーティングした後に配向及び重合させる方式で前記液晶層を形成することができる。前記基材では、位相差がない等方性の基材を使用するか、必要に応じては、適切な波長分散特性の具現のために適切な位相差を有する基材を使用することができる。前記配向層では、この分野で公知された通常の配向層として、例えば、直線偏光された光の照射により誘導される異性化(cis−trans isomerization)、フリーズ転位(friesrearrangement)または二量化(dimerization)反応により配向が決定され、決定された配向により隣接する液晶層に配向を誘導することができる光配向層、ラビング処理されたポリイミド層のような高分子層または複数の溝領域がパターニングされて形成されているアクリル硬化型樹脂層などを例示することができる。また、前記配向層上にコーティングされる重合性液晶化合物の種類も特別に限定されるものではなく、例えば、メルク(Merk)社のRM(Reactive Mesogen)またはBASF社のLC242などのような公知の化合物を使用することができる。
また、前記1軸または2軸延伸により位相差を付与した高分子フィルムでは、例えば、PMMA(poly(methylmethacrylate)などのアクリルフィルムや、PNB(polynorbornene)などのようなCOP(cycloolefin polymer)フィルムなどを例示することができるが、これに限定されるものではない。
また、前記位相差層は、前記のような高分子フィルムを2枚以上積層するか、一つ以上の前記液晶層と一つ以上の前記高分子フィルムをお互いに積層して構成してもよい。
また、本出願は、偏光メガネ、例えば、立体映像を観察するための偏光メガネに関する。
前記偏光メガネは、例えば、映像信号を生成することができる表示部と、表示部で生成された映像信号をお互いに偏光状態が相異なっている2種以上の信号に分割することができる第1及び第2の領域と、を含み、前記第1及び第2の領域は、位相差層を各々有するフィルター部を含み、必要に応じて、前記表示部とフィルター部の間に第1の偏光板を含む3D装置からの映像を観察する偏光メガネである。一例において、前記3D装置は、本明細書で上述した3D装置であり、このような場合、上述した3D装置及び偏光メガネに対する説明が前記偏光メガネに対する部分にも同一に適用されることができる。
一例において、前記偏光メガネは、前記3D装置について上述した偏光メガネと同一な偏光メガネである。したがって、前記偏光メガネは、GR領域及びGL領域を含み、前記GR領域及びGL領域は、位相差層及び偏光子を各々含むことができる。
また、前記偏光メガネを着用して前記3D装置からの映像を観察する場合のクロストーク割合、明状態及び暗状態の映像信号のCIE色空間の三色刺激値のX値及びY値は、前記3D装置で説明した範囲と同一な範囲を有することができる。
そのために前記偏光メガネのGR領域及びGL領域の偏光子の吸収軸及び位相差層の光軸のフィルター部の位相差層の光軸に対する関係は、前記3D装置の項目で記述した内容のように設定することができる。
また、必要に応じて、偏光メガネの位相差層及びフィルター部の位相差層は、N特性、F特性またはR特性を有することができる。このような場合に前記N特性、F特性及びR特性の各々の具体的な内容や偏光メガネの位相差層とフィルター部の位相差層での各特性の組合せは、前記3D装置で記述した内容が同一に適用される。
本発明の3D装置及び偏光メガネによれば、優秀なクロストーク割合を有して色特性が優れた立体映像を観察することができる。
例示的な立体映像表示装置を示した図である。 LS領域とRS領域の例示的な配置を示した模式図である。 LS領域とRS領域の例示的な配置を示した模式図である。 LC領域とRC領域の例示的な配置を示した模式図である。 LC領域とRC領域の例示的な配置を示した模式図である。 LC及びRC領域の位相差層の光軸の関係を説明するための模式図である。 立体映像観察用メガネの概略的な形態を示した図である。 立体映像観察用メガネの概略的な形態を示した図である。 及びDを説明するための図である。 及びDを説明するための図である。 実施例で使用したN特性、F特性またはR特性の位相差層の特性を示した図である。
10:3D装置(立体映像表示装置)
101:光源
102:第2の偏光板
103:表示部
104:第1の偏光板
105:フィルター部
106:観察者
70:偏光メガネ
701L、701R:位相差層
702L、702R:偏光子
以下、実施例及び比較例を参照して前記3D装置と偏光メガネについて説明する。しかし、前記装置と眼鏡の範囲が下記実施例に限定されないものではない。
以下、本実施例で各物性は、下記のような方式で評価することができる。
1.位相差層の位相差値
位相差層の位相差値は、16個のミュラーマトリックス(Muller Matrix)を測定することができる装備であるAxoscan(Axomatrics社製)を使用して測定した。具体的には、前記装備を使用して製造社のマニュアルによって位相差層の16個のミュラーマトリックスを求めて、これを通じて位相差値を抽出した。
2.クロストーク割合の評価方法
3D装置のクロストーク割合は、下記方式で測定することができる。まず、3D装置の通常の観測地点に偏光メガネを位置させる。前記通常の観測地点は、3D装置の中心から前記3D装置の水平方向の長さの3/2倍に該当する距離ほど離れた地点であり、このような位置で前記眼鏡は観察者が3D装置の中心に向けて観察することを仮定して位置させる。前記3D装置の水平方向の長さは、観察者が立体映像を観察する状態を仮定する時、前記観察者を基準とした水平方向の長さ、例えば、3D装置の横の長さである。前記配置で3D装置がL信号を出力するようにした状態で偏光メガネのGL及びGR領域の背面に輝度計(装備名:SR-UL2 Spectrometer)を配置して、各々の場合の輝度を測定する。前記GL領域の背面で測定される輝度は、明状態の輝度であり、GR領域の背面で測定される輝度は、暗状態の輝度である。各輝度を測定した後、明状態の輝度に対する暗状態の輝度の割合([暗状態の輝度]/[明状態の輝度])を求めて、その百分率をクロストーク割合で規定することができる。また、クロストークの割合は、前記と同一な方式で測定するが、3D装置がR信号を出力している状態で明及び暗状態での輝度を求めて測定することができる。この場合、GL領域の背面で測定される輝度は、暗状態の輝度であり、GR領域の背面で測定される輝度は、明状態の輝度である。同様にその割合([暗状態の輝度/明状態の輝度])の百分率をクロストークの割合で規定することができる。
3.CIE色空間のX値及びY値の測定
CIE色空間のX値及びY値は、下記の方式で測定した。3D装置の通常の観測地点に偏光メガネを位置させる。前記通常の観測地点は、クロストーク割合の測定時に記述した地点のようである。前記配置で3D装置がL信号を出力するようにした状態で、偏光メガネのGL領域及びGR領域の背面に輝度計(装備名:SR−UL2 Spectrometer)を配置させて、各場合の波長によるスペクトラムを測定した後、これを基礎としてX値及びY値を導出することができる。前記GL領域の背面で測定されるスペクトラムから明状態のX値及びY値を測定することができ、GR領域の背面で測定されるスペクトラムから暗状態のX値及びY値を測定することができる。また、前記X値及びY値は、3D装置がR信号を出力するようにした状態でスペクトラムを測定して求めることもできる。R信号が出力される場合には、GL領域の背面で測定されるスペクトラムから暗状態のX値及びY値を測定して、GR領域の背面で測定されるスペクトラムから明状態のX値及びY値を求めることができる。
実施例1から実施例9
図1に示したような構造を有し、表示部103のRS領域及びLS領域は、図2のように配置されて、フィルター部105のRC領域とLC領域は、図4のような形態で配置された3D装置10を構成した。前記装置10において、フィルター部のRC領域には、第1の偏光板104の吸収軸と半時計方向に45度を成す方向に遅相軸が形成された位相差層を位置させて、LC領域には、第1の偏光板104の吸収軸と時計方向に45度を成す方向に遅相軸が形成された位相差層を位置させた。前記装置10において、第1の偏光板104の吸収軸は、装置10の縦方向と水平を成すようにして、第2の偏光板102の吸収軸は、第1の偏光板104の吸収軸と垂直を成すようにした。前記3D装置から出射される映像を、図7のように、GL領域及びGR領域を含む偏光メガネを着用して観察しながらクロストークの割合などを評価した。前記偏光メガネで各偏光子702L、702Rは、各吸収軸がお互いに平行な方向に形成され、また、GL領域の中心とGR領域の中心を連結する仮想の線(図8に示した仮想の線(CL))が3D装置のLC及びRC領域の境界と垂直になるように偏光メガネを位置させた場合に、第1の偏光板104の吸収軸とGL領域及びGR領域の偏光子の吸収軸が垂直を成すように配置した。また、GL領域の位相差層701Lでは、偏光メガネの偏光子の吸収軸と第1の偏光板104の吸収軸が垂直を成すように偏光メガネを配置した場合に、LC領域の位相差層と実質的に同一な方向に光軸が形成された位相差層を使用した。GR領域の位相差層701Rでは、偏光メガネの偏光子の吸収軸と第1の偏光板104の吸収軸が垂直を成すように偏光メガネを配置した場合に、RC領域の位相差層と実質的に同一な方向に光軸が形成された位相差層を使用した。前記3D装置でLC領域及びRC領域の位相差層とGL領域及びGR領域の位相差層の種類を下記表1のように各々変更して、各々の場合のクロストークの割合とCIE色空間でのX及びY値を各々測定して、その結果を下記表2に記載した。なお、図11は、実施例で使用したN特性、F特性またはR特性の位相差層の特性を示した図である。
表2の結果から分かるように、フィルター部の位相差層と偏光メガネの位相差層の波長分散特性を調節することで、立体映像の観察時にクロストークの割合と明及び暗状態での色特性を調節することができる。
表2の結果では、フィルター部の位相差層と偏光メガネの位相差層の波長分散特性がお互いに同一であれば、暗状態の色特性の改善に有利であり、反対に前記波長分散特性がお互いに相異なっていれば、明状態の色特性の改善に有利であった。特に、フィルター部の位相差層と偏光メガネの位相差層として全てR特性の位相差層を使用すれば、クロストークの割合、明及び暗状態での色特性のすべての側面で優れた結果が確認された。

Claims (20)

  1. 右眼用領域及び左眼用領域を含み、前記右眼用及び左眼用領域が位相差層と偏光子を各々含む偏光メガネを着用して映像を観察する立体映像表示装置であり、
    映像信号を生成することができる表示部と、
    前記表示部で生成された映像信号をお互いに偏光状態が相異なっている2種以上の信号に分割することができる第1の領域及び第2の領域を含み、前記第1の領域及び前記第2の領域は、位相差層を各々含むフィルター部を含み、
    前記偏光メガネを着用して観察する映像のクロストークの割合が6%以下であり、
    明状態の映像信号のCIE色空間の三色刺激値のX値及びY値が各々0.322〜0.344及び0.316〜0.350であり、
    暗状態の映像信号のCIE色空間の三色刺激値のX値及びY値が各々0.223〜0.443及び0.078〜0.589である、立体映像表示装置。
  2. 前記フィルター部の位相差層は、λ/4波長層である、請求項1に記載の立体映像表示装置。
  3. 前記第1の領域の位相差層の光軸と前記第2の領域の位相差層の光軸は、お互いに相異なっている方向に形成されている、請求項2に記載の立体映像表示装置。
  4. 前記フィルター部の位相差層及び前記偏光メガネの位相差層は、正常波長分散特性、フラット波長分散特性または逆波長分散特性を有する、請求項1から3のいずれか一項に記載の立体映像表示装置。
  5. 前記正常波長分散特性の位相差層は、R(450)/R(550)が1.01〜1.19であり、R(650)/R(550)が0.81〜0.99であり、前記R(450)、R(550)及びR(650)は、各々450nm、550nm及び650nmの波長の光に対する前記位相差層の位相差値である、請求項4に記載の立体映像表示装置。
  6. 前記正常波長分散特性の位相差層は、{R(650)−R(450)}/{200 × R(550)}が −0.0019〜−0.0001である、請求項5に記載の立体映像表示装置。
  7. 前記フラット波長分散特性の位相差層は、R(450)/R(550)が1.01〜1.19であり、R(650)/R(550)が1.01〜1.19であり、前記R(450)、R(550)及びR(650)は、各々450nm、550nm及び650nmの波長の光に対する前記位相差層の位相差値である、請求項4に立体映像表示装置。
  8. 前記フラット波長分散特性の位相差層は、{R(650)−R(450)}/{200 × R(550)}が −0.0009〜0.0009である、請求項7に記載の立体映像表示装置。
  9. 前記逆波長分散特性の位相差層は、R(450)/R(550)が0.81〜0.99であり、R(650)/R(550)が1.01〜1.19であり、前記R(450)、R(550)及びR(650)は、各々450nm、550nm及び650nmの波長の光に対する前記位相差層の位相差値である、請求項4に記載の立体映像表示装置。
  10. 前記逆波長分散特性の位相差層は、R(650)−R(450)}/{200 × R(550)}が 0.0001〜0.0019である、請求項9に記載の立体映像表示装置。
  11. 前記フィルター部の位相差層及び前記偏光メガネの位相差層は、お互いに同一な波長分散特性を有し、下記数式4を満足する、請求項1から10のいずれか一項に記載の立体映像表示装置。
    [数4]
    −20nm≦R(λ)−R(λ)≦20nm
    前記数式4において、R(λ)は、λnmの波長の光に対して測定した前記フィルター部の位相差層の位相差値であり、R(λ)は、λnmの波長の光に対して測定した前記偏光メガネの位相差層の位相差値である。
  12. 前記フィルター部の位相差層は、逆波長分散特性を有する、請求項11に記載の立体映像表示装置。
  13. 前記フィルター部の位相差層及び偏光メガネの位相差層は、お互いに相異なっている波長分散特性を有し、下記数式5を満足する、請求項1から10のいずれか一項に記載の立体映像表示装置。
    [数5]
    −40nm≦R(λ)−R(λ)≦40nm
    前記数式5において、R(λ)は、λnmの波長の光に対して測定した前記フィルター部の位相差層の位相差値であり、R(λ)は、λnmの波長の光に対して測定した前記偏光メガネの位相差層の位相差値である。
  14. 前記フィルター部の位相差層は、フラット波長分散特性を有し、偏光メガネの位相差層は逆波長分散特性または正常波長分散特性を有する、請求項13に記載の立体映像表示装置。
  15. 前記フィルター部の位相差層は、正常波長分散特性を有し、偏光メガネの位相差層は、逆波長分散特性またはフラット波長分散特性を有する、請求項13に記載の立体映像表示装置。
  16. 前記フィルター部の位相差層は、逆波長分散特性を有し、偏光メガネの位相差層は、正常波長分散特性またはフラット波長分散特性を有する、請求項13に記載の立体映像表示装置。
  17. 映像信号を生成することができる表示部と、
    前記表示部で生成された映像信号をお互いに偏光状態が相異なっている2種以上の信号に分割することができる第1の領域及び第2の領域を含み、前記第1の領域及び前記第2の領域は、位相差層を各々有するフィルター部と、
    前記表示部と前記フィルター部の間に第1の偏光板とを含む立体映像表示装置からの映像を観察する偏光メガネであり、
    右眼用領域及び左眼用領域を含み、前記右眼用領域及び前記左眼用領域は、位相差層及び偏光子を各々含み、
    前記偏光メガネを着用して観察する映像のクロストークの割合が6%以下であり、
    明状態の映像信号のCIE色空間の三色刺激値のX値及びY値が各々0.322〜0.344及び0.316〜0.350であり、
    暗状態の映像信号のCIE色空間の三色刺激値のX値及びY値が各々0.223〜0.443及び0.078〜0.589である、偏光メガネ。
  18. 前記右眼用領域の偏光子の吸収軸と前記左眼用領域の偏光子の吸収軸がお互いに平行に形成されており、前記お互いに平行に形成されている各偏光子の吸収軸は、前記右眼用領域の中心と前記左眼用領域の中心を連結する仮想の線が前記立体映像表示装置の第1の領域及び第2の領域の境界と垂直または水平を成すように配置した状態で前記第1の偏光板の吸収軸と垂直を成すように配置される、請求項17に記載の偏光メガネ。
  19. 前記偏光メガネの前記右眼用領域及び前記左眼用領域の位相差層は、各々前記フィルター部の前記第1の領域及び前記第2の領域に含まれる位相差層と下記一般式1または一般式2の条件を満足する、請求項18に記載の偏光メガネ。
    [一般式1]
    =|Θ−Θ|≦15度
    [一般式2]
    =|Θ−Θ|≦15度
    前記一般式1及び前記一般式2において、Dは、前記第2の領域の位相差層の光軸及び前記左眼用領域の位相差層の光軸の相対的な離脱程度であり、Θは、前記第2の領域の位相差層の光軸が第1の偏光板の吸収軸と成す角度であり、Θは、前記左眼用領域の偏光子の吸収軸を前記第1の偏光板の吸収軸と垂直になるように配置した状態で、前記左眼用領域の位相差層の光軸と第1の偏光板の吸収軸が成す角度であり、Dは、前記第1の領域の位相差層の光軸及び前記右眼用領域の位相差層の光軸の相対的な離脱程度であり、Θは、前記第1の領域の位相差層の光軸が前記第1の偏光板の吸収軸と成す角度であり、Θは、前記右眼用領域の偏光子の吸収軸を前記第1の偏光板の吸収軸と垂直になるように配置した状態で、前記右眼用領域の位相差層の光軸と前記第1の偏光板の吸収軸が成す角度である。
  20. 前記フィルター部の位相差層及び前記偏光メガネの位相差層は、正常波長分散特性、フラット波長分散特性または逆波長分散特性を有する、請求項17から19のいずれか一項に記載の偏光メガネ。
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