JP2014508583A - 自動化された呼吸曲線の解析及び解釈 - Google Patents

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Abstract

被験者の肺機能を評価するための、自動化された呼吸曲線の解析及び解釈が提供される。呼吸曲線プロットの形状が適切に信頼できると見做される場合、その呼吸曲線は、診断目的でその後使用されてもよい。呼吸曲線の品質制御及び/又は信頼できる呼吸曲線の解釈は、一般的な検査の問題及び/又は典型的な肺疾患に対応する形状テンプレートを使用することができる。

Description

[01] 本開示は、呼吸曲線の機械援用解析及び解釈に関する。
[02] 肺機能を評価する方法として、肺活量測定を使用することがよく知られている。患者(被験者とも呼ばれる)の最大努力呼気肺活量を測定することにより、訓練を受けた医療専門家は被験者の呼吸に影響を与える様々な状態を診断することができる。強制肺活量(FVC:forced vital capacity 1回の呼吸で強制的に呼出可能な総空気容量)、1秒努力呼気肺活量(FEV1:forced expiratory volume in one second 1回の呼吸の最初の1秒で吐き出される空気容量)、及びFVCに対するFEV1の比率としてこのような定量的測定を得るために、一般に使用される肺活量計が用いられてもよい。被験者はできるだけ深く息を吸い、ありったけの力で強く息を吐き出すことを求められる。一部の肺活量計は、被験者による呼気を描く図(プロットとも呼ばれる)、例えば容量−時間プロット及び/又は流量−容量プロットを作り出すことができる。どちらの種類のプロットも息を吐き出す間の呼気容量を表し、通常、呼吸曲線と呼ばれる。
[03] 不適切に施され又は行われる検査は質の悪い測定値及び/又はプロットをもたらす場合があり、その測定値及び/又はプロットに依存する任意の診断の質に悪影響を及ぼす可能性がある。肺活量計を適切に使用し、結果として生じる測定値を解釈するにはかなりの知識が要求される。従って、肺活量測定検査を施すこと、並びに適切に施された肺活量測定検査の測定値、とりわけ肺活量測定検査の呼吸曲線を解釈することの両方について、改善された使い勝手のよさが求められている。
[04] 従って、本発明の1つ又は複数の実施形態の目的は、被験者の肺機能を評価するための方法を提供することであり、その方法は、1つ又は複数のコンピュータプログラムモジュールを実行するように構成される診断装置によって実施される。一実施形態では、この方法は、被験者が息を吐き出す間に被験者の気道からの呼気流を受け取るステップと、受け取った呼気流から、被験者が息を吐き出す間の呼気容量を測定するステップと、息を吐き出す間の呼気容量を表すプロットを作成するステップであって、プロットは形状を有する、当該プロットを作成するステップと、被験者の肺機能を評価する際、息を吐き出す間に測定された呼気容量の信頼性を決定するステップと、被験者の肺機能の特徴をプロットの形状に基づいて評価するステップとを含む。
[05] 本発明の1つ又は複数の実施形態の更に別の側面は、気道を有する被験者の肺機能を評価するためのシステムを提供することである。一実施形態では、このシステムは、マウスピースと、センサと、1つ又は複数のプロセッサとを含む。マウスピースは、被験者が息を吐き出す間、被験者の気道からの呼気流を受け取るように構成される。センサは、受け取った呼気流から呼気容量を測定するように構成される。1つ又は複数のプロセッサは、プロッティングモジュール、信頼性、解析モジュール、及び評価モジュールを含むコンピュータプログラムモジュールを実行するように構成される。プロッティングモジュールは、息を吐き出す間の呼気容量を表すプロットを作成するように構成され、プロットは形状を有する。信頼性モジュールは、被験者の肺機能を評価する際、測定された呼気容量の信頼性数量詞(reliability quantifier)を決定するように構成される。解析モジュールは、息を吐き出す第1の期間の初期呼気容量又は息を吐き出す総呼気容量のうちの1つ又は複数を決定することにより、測定された呼気容量を解析するように構成される。評価モジュールは、解析モジュールから受け取ったデータに基づいて被験者の肺機能の特徴を評価するように構成される。
[06] 1つ又は複数の実施形態の更に別の側面は、被験者の肺機能を評価するように構成されるシステムを提供することである。一実施形態では、このシステムは、被験者が息を吐き出す間に被験者の気道からの呼気流を受け取るための手段と、受け取った呼気流から、被験者が息を吐き出す間の呼気容量を測定するための手段と、息を吐き出す間の呼気容量を表すプロットを作成するための手段であって、プロットは形状を有する、当該プロットを作成するための手段と、被験者の肺機能を評価する際、息を吐き出す間に測定された呼気容量の信頼性を、息を吐き出す間の呼気容量に基づいて決定するための手段と、被験者の肺機能の特徴をプロットの形状に基づいて評価するための手段とを含む。
[07] 本発明のこれらの及び他の目的、特徴、及び特性、並びに構造体の関連要素の動作方法及び機能、部品の組合せ、及び製造の経済性が、添付図面に関して以下の説明及び添付の特許請求の範囲を検討することにより更に明らかになり、添付図面はいずれも本明細書の一部を形成し、類似の参照符号は様々な図面内で対応する部分を示す。但し、図面は例示及び説明目的に過ぎず、本発明の範囲の定義となることは意図しないことが明確に理解されるべきである。
[08] 被験者の肺機能を評価するように構成されるシステム、被験者、及び利用者を概略的に示す。 [09] 肺疾患に関する容量−時間プロットを示す。 肺疾患に関する容量−時間プロットを示す。 肺疾患に関する容量−時間プロットを示す。 [10] 肺疾患に関する流量−容量プロットを示す。 肺疾患に関する流量−容量プロットを示す。 肺疾患に関する流量−容量プロットを示す。 [11] 呼吸曲線を処理することに関する様々な検査の問題についての流量−容量プロットを示す。 呼吸曲線を処理することに関する様々な検査の問題についての流量−容量プロットを示す。 呼吸曲線を処理することに関する様々な検査の問題についての流量−容量プロットを示す。 呼吸曲線を処理することに関する様々な検査の問題についての流量−容量プロットを示す。 [12] 様々な種類の肺疾患に関する流量−容量プロットを示す。 様々な種類の肺疾患に関する流量−容量プロットを示す。 様々な種類の肺疾患に関する流量−容量プロットを示す。 [13] 被験者の肺機能を評価するための方法を示す。
[14] 本明細書で使用するとき、「a」、「an」、及び「the」の単数形は、コンテキスト上他の意味に解すべき場合を除き複数形の言及も含む。本明細書で使用するとき、2つ以上の部分又はコンポーネントが「結合される」という表現は、連結が生じる限り、それらの部分が直接又は間接的に、即ち1つ又は複数の中間部分若しくはコンポーネントを介して結び付けられ、又は一緒に動作することを意味するものとする。本明細書で使用するとき、「直接結合される」とは、2つの要素が互いに直接接触することを意味する。本明細書で使用するとき、「固定して結合される」又は「固定される」とは、2つのコンポーネントが互いに対して一定の向きを維持しながら1つのものとして動くように結合されることを意味する。
[15] 本明細書で使用するとき、「単体の」という語は、コンポーネントが単一の部品又はユニットとして作成されることを意味する。つまり別々に作成され、その後ユニットとして共に結合される部品を含むコンポーネントは、「単体の」コンポーネント又は本体ではない。本明細書で使用するとき、2つ以上の部分又はコンポーネントが互いに「係合する」という表現は、それらの部分が互いに対して直接又は1つ若しくは複数の中間部分又はコンポーネントを介して力を加えることを意味するものとする。本明細書で使用するとき、「数」という用語は、1又は1を超える整数(即ち複数)を意味するものとする。
[16] 例えばこれのみに限定されないが、上、下、左、右、上部、下部、前、後、それらの派生語など、本明細書で使用する方向上の表現は、図面内に示される要素の向きに関係し、特許請求の範囲の中で明示的に説明されていない限り、特許請求の範囲を制限するものではない。
[17] 図1は、被験者の肺機能を評価するように構成されるシステム100、被験者、及び利用者を概略的に示す。具体的には、システム100は、被験者が息を吐き出す間に被験者の気道からの呼気流を受け取り、測定し、プロットする。肺機能の特徴を評価する前に、測定された呼気容量及び/又はプロットの形状に基づいて(呼吸曲線)プロットの信頼性が決定される。一実施形態では、システム100が、プロセッサ110、ユーザインターフェイス120、電子記憶域130、センサ140、マウスピース144、及び/又は他のコンポーネントのうちの1つ又は複数を含む。標準的な肺活量計と同様に、検査を施すために被験者はシステム100のマウスピース144内に息を吐き出し、センサ140に空気流を検出させ、測定させる。プロセッサ110内の1つ又は複数のモジュールが、測定された空気流からプロットを続けて作成する。その後、作成されたプロットの信頼性が決定される。プロットが信頼できると見做された後、自動化された結果の解釈及び/又は診断が行われる。
[18] マウスピース144は、被験者が息を吐き出す間に被験者106の気道からの呼気流を受け取るように構成される。センサ140は、受け取った呼気流から、被験者が息を吐き出す間の呼気容量を測定するように構成される。マウスピース144は、センサ140と流体連通する。プロッティングモジュール111は、被験者が息を吐き出す間に測定された呼気容量を表すプロットを作成するように構成される。受け取られる呼気流の測定値は、流量、圧力、湿度、速度、加速度、及び/又は呼気流に関係する他のパラメータのうちの1つ又は複数も含むことができる。システム100は、呼気流に関して与えたのと同様の一連のパラメータについて、被験者の吸気流を測定しプロットするように更に構成されてもよい。呼気流及び吸気流のプロットは、例えば流量−容量プロットに組み合わせられてもよい。
[19] 電子記憶域130は、情報を電子的に記憶する電子記憶媒体を含む。電子記憶域130の電子記憶媒体は、システム100と一体化して設けられる(即ちほぼ取り外しができない)システム記憶域、及び/又は例えばポート(例えばUSBポート、ファイアワイヤポート等)を介してシステム100に取り外し可能に接続できる脱着可能記憶域又はドライブ(例えばディスクドライブ等)の一方又は両方を含むことができる。電子記憶域130は、光学的に可読な記憶媒体(例えば光ディスク等)、磁気的に可読な記憶媒体(例えば磁気テープ、磁気ハードドライブ、フロッピドライブ等)、帯電に基づく記憶媒体(例えばEEPROM、RAM等)、ソリッドステート記憶媒体(例えばフラッシュドライブ等)、及び/又は他の電子的に可読な記憶媒体のうちの1つ又は複数を含むことができる。電子記憶域130は、ソフトウェアアルゴリズム、プロセッサ110によって決定される情報、ユーザインターフェイス120を介して受け取られる情報、及び/又はシステム100が適切に機能することを可能にする他の情報を記憶することができる。電子記憶域130は、システム100内の別個のコンポーネントとすることができ、又は電子記憶域130は、システム100の1つ又は複数の他のコンポーネント(例えばプロセッサ110)と一体化して設けられてもよい。
[20] ユーザインターフェイス120は、利用者(例えば利用者108、被験者106、介護者、治療の意思決定者等)がシステム100との間で情報をやり取りできるインターフェイスを、システム100と利用者との間に設けるように構成される。これにより、集合的に「情報」と呼ばれるデータ、結果、並びに/又は命令及び他の任意の通信可能事項が、利用者とシステム100との間で伝達可能になる。ユーザインターフェイス120内に含めるのに適したインターフェイス装置の例は、キーパッド、ボタン、スイッチ、キーボード、ノブ、レバー、表示画面、タッチスクリーン、スピーカー、マイクロフォン、表示灯、可聴警報器、及びプリンタを含む。システム100の被験者及び利用者は同一人物であり得ることに留意されたい。
[21] 本明細書では、ハードワイヤードであろうと無線であろうと、他の通信技法もユーザインターフェイス120として予期されることを理解すべきである。例えば一実施形態では、ユーザインターフェイス120が、電子記憶域130によって提供される脱着可能記憶インターフェイスと一体化されてもよい。この例では、システム100の実装形態を利用者がカスタマイズできるようにする情報が、脱着可能記憶域(例えばスマートカード、フラッシュドライブ、脱着可能ディスク等)からシステム100内にロードされる。ユーザインターフェイス120としてシステム100とともに使用するのに適した他の例示的入力装置及び技法は、これのみに限定されないが、RS−232ポート、RFリンク、IRリンク、モデム(電話、ケーブル、イーサネット、インターネット等)を含む。要するに、システム100に対して情報を伝えるための何れの技法もユーザインターフェイス120として考えられる。
[22] 単一の部材を含むものとしての図1のセンサ140の図は、限定的であることを意図しない。一実施形態では、センサ140が、上記のように動作する複数のセンサを含む。結果として生じるセンサ140からの信号又は情報は、プロセッサ110、ユーザインターフェイス120、及び/又は電子記憶域130に伝送され得る。この伝送は有線及び/又は無線とすることができる。
[23] プロセッサ110は、システム100内に情報処理能力を与えるように構成される。そのため、プロセッサ110は、デジタルプロセッサ、アナログプロセッサ、情報を処理するように設計されるデジタル回路、情報を処理するように設計されるアナログ回路、ステートマシン、及び/又は情報を電子的に処理するための他の機構のうちの1つ又は複数を含む。図1では、プロセッサ110が単一のエンティティとして図示されているが、これは例示目的に過ぎない。一部の実装形態では、プロセッサ110が複数の処理装置を含む。これらの処理装置は同じ装置内に物理的に位置することができ、又はプロセッサ110が、連携して動作する複数の装置の処理機能を表してもよい。例えば一部の実施形態では、本明細書ではプロセッサ110に起因する機能が、被験者106の気道において、又はその近くで空気流を受け取るために使用される携帯装置内に配置される1つ又は複数のプロセッサの第1のセット、及び携帯装置と少なくとも間欠的に(例えばドッキングステーションを介して、無線通信媒体を介して、ケーブル又は通信ポート等を介して)通信する、よりロバストなコンピュータプラットフォーム(例えばパーソナルコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、スマートフォン、携帯情報端末、及び/又は他のコンピュータプラットフォーム)内に位置する1つ又は複数のプロセッサの第2のセットによって実行される。
[24] 図1に示すように、プロセッサ110は、1つ又は複数のコンピュータプログラムモジュールを実行するように構成される。1つ又は複数のコンピュータプログラムモジュールは、プロッティングモジュール111、信頼性モジュール112、解析モジュール113、評価モジュール114、テンプレート照合モジュール115、及び/又は他のモジュールのうちの1つ又は複数を含む。プロセッサ110は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェアにより、ソフトウェア、ハードウェア、及び/又はファームウェアの何らかの組合せにより、及び/又はプロセッサ110上の処理能力を構成するための他の機構により、モジュール111、112、113、114、及び/又は115を実行するように構成され得る。
[25] 図1では、モジュール111、112、113、114、及び115が単一の処理装置内に共同設置されるものとして図示されているが、プロセッサ110が複数の処理装置を含む実装形態では、モジュール111、112、113、114、及び/又は115のうちの1つ又は複数が、他のモジュールから離して配置されてもよいことを理解すべきである。以下に記載する異なるモジュール111、112、113、114、及び/又は115によって提供される機能についての説明は例示目的であり、限定的であることは意図せず、モジュール111、112、113、114、及び/又は115のどれも記載されるよりも多くの又は少ない機能を提供することができる。例えば、モジュール111、112、113、114、及び/又は115のうちの1つ又は複数が省かれてもよく、その機能の一部又は全てが、モジュール111、112、113、114、及び/又は115の他のものによって提供されてもよい。プロセッサ110は、モジュール111、112、113、114、及び/又は115のうちの1つに起因すると以下で考える機能の一部又は全てを実行し得る、1つ又は複数の追加のモジュールを実行するように構成されてもよいことに留意されたい。
[26] プロッティングモジュール111は、被験者が息を吐き出す間及び/又は息を吸う間の、呼気容量及び/又は吸気容量を表す1つ又は複数のプロットを作成するように構成される。プロットは、経時的な吸気容量及び/又は呼気容量を描くことができる。例えば、本明細書で更に論じるように、プロッティングモジュールは、容量−時間プロット(例として呼気流のみを使用する図2参照)、流量−容量プロット(例として呼気流のみを使用する図3参照)、及び/又は被験者106の呼気容量及び/又は吸気容量を表す他の種類のプロットを作成するように構成され得る。プロッティングモジュール111は、プロットを他のコンピュータプログラムモジュール及び/又は電子記憶域130と共有してもよい。プロット及び/又はプロットに基づく任意の情報は、ユーザインターフェイス120を介して利用者に伝えられてもよい。
[27] 信頼性モジュール112は、肺機能を評価する際、及び/又は他の呼吸器の健康状態及び/又は機能を診断する際、センサ140によって測定される呼気容量及び/又は吸気容量の信頼性数量詞を決定するように構成される。信頼性数量詞は、プロッティングモジュール111によって作成されるプロットなど、呼気容量及び/又は吸気容量を表すプロットに基づくことができる。信頼性モジュール112は、測定又はプロットの良い若しくは悪い質を単純に指示することができる。例えば肺活量測定検査中に被験者が咳をする場合、肺機能を評価する際の及び/又は他の診断目的のための信頼性が低くなる点で、FVC及びFEV1を含む任意の測定又はプロットの質は明らかに悪い。従って、そのようなプロットは、診断目的を含むその後の使用に適していない。一部の実施形態では、信頼性モジュール112が、被験者106による複数回の呼吸にわたって取られる一連のプロットの信頼性を、例えば数値的に等級付けする。この一連のプロットの等級付けは、最も信頼できるプロット、即ち最も質が高いプロットがその後システム100内で使用され且つ/又は利用者によって使用されるように用いられてもよい。或いは及び/又は同時に、信頼性モジュール112は、例えば自らが等級付けした信頼性を閾値と比べることにより、プロットが適切に信頼できるかどうかを判定することができる。閾値は、利用者によって(例えば被験者106、介護者、治療の意思決定者、研究者等によって)設定可能とすることができ、製造時に予め設定されてもよく、被験者のパラメータに基づいて決定されてもよく、且つ/又は他の技法によって決定されてもよい。
[28] 一部の実施形態では、信頼性モジュール112の動作が点分析に基づく。例えば信頼性モジュール112は、ピーク呼気流及び/又は他の測定値の25%、50%、及び75%の水準のプロット内の相対位置を求めることができる。代替策として他のパーセンテージが用いられてもよい。
[29] 一部の実施形態では、信頼性モジュール112の動作が、例えばプロットの形状を1組の形状テンプレートと比較することによる、プロッティングモジュール111によって作成されたプロットの形状解析に基づく。この機能は、信頼性モジュール112内及び/又はテンプレート照合モジュール115などの専用モジュール内に含まれてもよい。1組の形状テンプレートは、例えば検査中の咳を含む様々な種類の検査の問題のためのテンプレートを含むことができる。このような形状テンプレートは、呼気容量の信頼できない測定に対応する。プロットの形状が一種の検査の問題の形状テンプレートに十分一致する場合、このプロットは、信頼性モジュール112により、(システム100内での)その後の(診断)用途で信頼できないと見做され得る。肺活量測定検査を施した直後に、例えばユーザインターフェイス120を介して伝えられる警告信号により、結果が診断目的に適さないことをシステム100の利用者に知らせてもよい。
[30] 実例として、図4A、4B、4C、及び4Dは、肺活量測定検査を施すことに関係する様々な種類の検査の問題の流量−容量プロットを示す。これらの種類の検査の問題は、プロットがシステム100内でのその後の使用、とりわけ肺機能の評価及び/又は診断目的について適切に信頼できないことを示す。Y軸は、空気流を例えばリットル/秒単位で示す。点線は、(肺障害に関する限り)健康な被験者による呼気容量の予期されるプロットを示す。図4Aは、被験者による呼気努力が未熟に終わったことを示す流量−容量プロットを示す。図4Bは、呼気努力中に被験者が躊躇したことを示す流量−容量プロットを示す。図4Cは、呼気努力中に被験者が咳をしたことを示す流量−容量プロットを示す。図4Dは、被験者による呼気努力の再開と相まった未熟な終了を示す流量−容量プロットを示す。こうしてシステム100は、施された肺活量測定検査の品質制御を自動化する。
[31] 解析モジュール113は、FEV1又はFVCの1つ又は複数を求めることにより、被験者の呼気容量及び/又は吸気容量を表すプロットを解析するように構成される。或いは及び/又は同時に、解析モジュール113の動作は、センサ140から受け取られる情報に基づく。
[32] 評価モジュール114は、解析モジュール113から受け取られるデータに基づいて被験者の肺機能の特徴を評価するように構成される。或いは及び/又は同時に、評価モジュール114の動作は、例えばプロットの形状を1組の形状テンプレートと比較することによる、プロッティングモジュール111によって作成されたプロットの形状解析に基づく。この機能は、評価モジュール114内及び/又はテンプレート照合モジュール115などの専用モジュール内に含まれてもよい。評価モジュール114による評価は、息を吐き出す間に測定された呼気容量が適切に信頼できるという、信頼性モジュール112などによって行われる判定に応じて実行されてもよい。評価される肺機能の特徴は、喘息、喘息性気管支炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD:chronic obstructive pulmonary disease)、慢性閉塞性気管支炎、嚢胞性繊維症、肺気腫、及び/又は他の閉塞性肺疾患を含む、閉塞性肺疾患に関し得る。評価される肺機能の特徴は、ベリリウム疾患、鬱血性心不全、特発性肺線維症、感染性の炎症、間質性肺炎、神経筋疾患、類肉腫症、胸郭変形、及び/又は他の拘束性肺疾患を含む、拘束性肺疾患にも関し得る。
[33] 例えば、評価モジュール114は、信頼性モジュール112によって適切に信頼できると見做された、プロッティングモジュール111によって作成された特定のプロットの形状を1組の第2の形状テンプレートと比較するようにテンプレート照合モジュール115に命令することができる。この1組の第2の形状テンプレートは、閉塞性肺疾患、拘束性肺疾患、閉塞性−拘束性肺疾患の組合せ、及び/又は他の肺疾患を含む、様々な特徴的な肺疾患のそれぞれのための形状テンプレートを含むことができる。例として、図2A、図2B、及び図2Cは、様々な肺疾患群に関する容量−時間プロットを示す。各図面内で、点線は、(肺障害に関する限り)健康な被験者による呼気容量の予期されるプロットを示し、この点線は被験者の性別、年齢、身長、体重、民族的背景、及び/又は他の個人的特徴のうちの1つ又は複数に基づいて調節されてもよい。図2Aは、閉塞性肺疾患の典型的な容量−時間プロットを示し、このプロットは、検査終了時に総容量が予期される総容量にある、又はより典型的には予期される総容量をほんの少し下回るが、比較的なだらかな傾斜によって特徴付けられる。図2Bは、拘束性肺疾患の典型的な容量−時間プロットを示し、このプロットは、検査終了時に総容量が予期される総容量をはるかに下回るが、比較的急な傾斜によって特徴付けられる。図2Cは、閉塞性−拘束性肺疾患の組合せの典型的な容量−時間プロットを示し、このプロットは、検査終了時に総容量が予期される総容量をはるかに下回るとともに、比較的なだらかな傾斜によって特徴付けられる。テンプレート照合モジュール115及び/又は評価モジュール114は、特定のプロットを突き合わせる過程で、又は特定のプロットの形状を評価する過程で、プロットの第1の指定部分の角度、プロットの第2の指定部分の傾斜及び/又は導関数、プロット内の第1の指定曲線の凹所、プロット内の第2の指定曲線の凸所、又は(特定の部分の)プロットの平滑度の測度のうちの1つ又は複数を有利に求めることができる。これらの形状特性のどれもが、肺機能の特徴を明らかにするために単独で又は組み合わせて使用され得る。
[34] テンプレート照合モジュール115は、特定のプロットの形状を1組の形状テンプレートと比較するように構成される。テンプレート照合モジュール115は、特定のプロットに関する機能を実行するように、例えば信頼性モジュール112及び/又は評価モジュール114によって命令され得る。テンプレート照合モジュール115は複数組の形状テンプレートを含むことができ、この使用は、テンプレート照合モジュール115が実行している機能によって決まる。例えば、テンプレート照合モジュール115は、特定のプロットの形状に最も近く一致する形状テンプレートを指示し又は返すことができる。1組の特定の形状テンプレートを考慮して、この形状テンプレートは、その特定のプロット向けの最適形状テンプレートと呼ぶことができる。一部の実施形態では、テンプレート照合モジュール115は、最適形状テンプレートが特定のプロットにどの程度一致するのかを示す数量詞、又は最適形状テンプレートからの特定のプロットの1つ若しくは複数のずれを示す数量詞を求めるように命令され得る。そのように求められた数量詞は、閾値と比較されてもよい。
[35] 信頼性モジュール112に関連して有用であり得る1組の形状テンプレートは、最大下呼気努力又は吸気努力、息を吐き出す又は吸うのを開始する際の遅れ、呼気持続時間の短縮、最大呼気流量に達する際の遅れ、呼気又は吸気中の咳、呼気容量を測定中の吸気及びその逆、マウスピースによる声門の妨害、マウスピース周りの空気漏れ、及び/又は他の肺活量測定検査の問題を含む、様々な肺活量測定検査の問題のそれぞれのための形状テンプレートを含む。
[36] 評価モジュール114に関連して有用であり得る1組の形状テンプレートは、閉塞性肺疾患及び拘束性肺疾患を含む肺疾患群のそれぞれ、並びに/又は肺気腫及び神経筋脱力を含む一種の肺疾患のそれぞれのための形状テンプレートを含み得る。
[37] 例として、図3A、図3B、及び図3Cは、様々な肺疾患群に関する流量−容量プロットを示す。図2A、2B、及び2Cと同様に、点線は健康な被験者による呼気容量の予期されるプロットを示す。テンプレート照合モジュール115は、流量−容量型テンプレートを用いて流量−容量プロットに作用することができる。図3Aは、ピーク呼気流の低下及び特有の傾斜(又は凹)曲線によって特徴付けられる、閉塞性肺疾患の典型的な流量−容量プロットを示す。図3Bは、容量は低下するが、全体として予期される形状と同様の形状によって特徴付けられる、拘束性肺疾患の典型的な流量−容量プロットを示す。図3Cは、閉塞性−拘束性肺疾患の組合せの典型的な流量−容量プロットを示す。図3A、図3B、及び図3Cの典型的な流量−容量プロットは、例えば評価モジュール114とともに、テンプレート照合モジュール115によって形状テンプレートとして使用されてもよい。テンプレート照合モジュール115及び/又は評価モジュール114は、特定のプロットを突き合わせる過程で、又は特定のプロットの形状を評価する過程で、プロットの第1の指定部分の角度、プロットの第2の指定部分の傾斜、プロット内の第1の指定曲線の凹所、又はプロット内の第2の指定曲線の凸所のうちの1つ又は複数を求めることができる。
[38] 更なる例として、図5A、図5B、及び図5Cは、様々な種類の肺疾患に関する流量−容量プロットを示す。X軸は、容量を例えばリットル単位で示す。X軸の下の曲線は吸気を示すのに対し、X軸の上の曲線は前と同様に呼気を示す。図2A、図2B、及び図2Cと同様に、点線は健康な被験者による呼気容量及び/又は吸気容量の予期されるプロットを示す。図5Aは、特有の傾斜(又は凹)呼気曲線によって特徴付けられる、肺気腫の典型的な流量−容量プロットを示す。図5Aでは、吸気曲線が予期される曲線と一致することに留意されたい。図5Bは、片側性主気管支閉塞の典型的な流量−容量プロットを示す。図5Cは、神経筋脱力の典型的な流量−容量プロットを示す。図5A、図5B、及び図5Cの典型的な流量−容量プロットは、例えば評価モジュール114とともに、テンプレート照合モジュール115によって形状テンプレートとして使用されてもよい。こうしてシステム100は、呼吸曲線の(診断)解釈を自動化する。
[39] テンプレート照合モジュール115は、被験者の性別、年齢、身長、体重、民族的背景、及び/又は他の個人的特徴のうちの1つ又は複数に基づいて調節されてもよい形状テンプレートを含み得る。この調節は、肺活量測定検査の問題又は肺疾患ごとに複数の形状テンプレートを使用すること、特定の形状に近似する導出式を使用すること、ルックアップテーブルを使用すること、及び/又は形状テンプレートの調節を実施するための他の方法を使用することによって実施され得る。
[40] 本開示は、ある期間にわたる単一被験者の肺機能を評価するために使用されてもよい。この期間は、気管支拡張薬の使用前及び使用後に及ぶことができる。或いはこの期間は、本開示の中で論じられるものなどの肺機能及び/又は肺機能の特徴に関係するとき、(健康維持に役立つ)治療の効果が追跡される日、週、月、及び/又は他の持続時間に及ぶことができる。
[41] 図6は、被験者の肺機能を評価するための方法600を示す。以下に示す方法600の操作は、例示であることを意図する。一部の実施形態では、方法600は、記載されていない1つ又は複数の追加の操作とともに達成されてもよく、及び/又は論じる操作の1つ又は複数なしに達成されてもよい。更に、方法600の操作が図6に示され、以下に記載される順序は、限定的であることを意図しない。
[42] 一部の実施形態では、方法600は、1つ又は複数の処理装置(例えばデジタルプロセッサ、アナログプロセッサ、情報を処理するように設計されるデジタル回路、情報を処理するように設計されるアナログ回路、ステートマシン、及び/又は情報を電子的に処理するための他の機構)内で実施されてもよい。この1つ又は複数の処理装置は、電子記憶媒体上に電子的に記憶された命令に応答して方法600の操作の一部又は全てを実行する、1つ又は複数の装置を含むことができる。この1つ又は複数の処理装置は、方法600の操作の1つ又は複数を実行するように特別に設計されるように、ハードウェア、ファームウェア、及び/又はソフトウェアによって構成される1つ又は複数の装置を含むことができる。
[43] 操作602で、息を吐き出す間の被験者の気道からの呼気流が受け取られる。一実施形態では、操作602が、(図1に示し、上記に記載した)マウスピース144と類似の又はほぼ同じマウスピースによって行われる。
[44] 操作604で、受け取られる呼気流から呼気容量が測定される。一実施形態では、操作604が、(図1に示し、上記に記載した)センサ140と類似の又はほぼ同じセンサによって行われる。
[45] 操作606で、測定された呼気流に基づき、呼気容量を表すプロットが作成されてもよい。一実施形態では、操作606が、(図1に示し、上記に記載した)プロッティングモジュール111と類似の又はほぼ同じプロッティングモジュールによって行われる。
[46] 操作608で、被験者の肺機能を評価する際、測定された呼気容量の信頼性が決定される。一実施形態では、操作608が、(図1に示し、上記に記載した)信頼性モジュール112と類似の又はほぼ同じ信頼性モジュールによって行われる。一部の実施形態では、操作608が、(図1に示し、上記に記載した)テンプレート照合モジュール115と類似の又はほぼ同じテンプレート照合モジュールによって少なくとも部分的に行われる。
[47] 操作610で、息を吐き出す最初の1秒の(又は1秒よりも短く若しくは長くてもよい時間の)初期呼気容量及び/又は総呼気容量を決定することにより、プロットが解析される。一実施形態では、操作610が、(図1に示し、上記に記載した)解析モジュール113と類似の又はほぼ同じ解析モジュールによって行われる。
[48] 操作612で、プロットの形状及び/又は操作610で行われたプロット解析に基づき、肺機能の特徴が評価される。一実施形態では、操作612が、(図1に示し、上記に記載した)評価モジュール114と類似の又はほぼ同じ評価モジュールによって行われる。一部の実施形態では、操作612が、(図1に示し、上記に記載した)テンプレート照合モジュール115と類似の又はほぼ同じテンプレート照合モジュールによって少なくとも部分的に行われる。
[49] 本明細書に含まれる詳細は、最も実用的且つ好ましい実施形態であると現在考えられる内容に基づき例示を目的としており、このような詳細は専らその目的のためであること、及び本明細書の範囲は開示した実施形態に限定されず、それどころか添付の特許請求の範囲の趣旨及び範囲に含まれる変形形態及び等価のアレンジを保護することを意図することを理解すべきである。例えば本開示は、任意の実施形態の1つ又は複数の特徴が、他の任意の実施形態の1つ又は複数の特徴と可能な限り組み合わせられてもよいと考えることを理解すべきである。
[50] 特許請求の範囲では、括弧の間に置かれるどんな参照符号も、その請求項を限定するものとして解釈されるべきではない。「備える」又は「含む」という語は、請求項の中で挙げられているもの以外の要素又はステップがあることを除外するものではない。いくつかの手段を列挙する装置の請求項では、それらの手段のいくつかが、同一アイテムのハードウェアによって具体化されてもよい。要素の前にくる語「a」又は「an」は、その要素の複数形の存在を除外するものではない。いくつかの手段を列挙する任意の装置の請求項では、それらの手段のいくつかが、同一アイテムのハードウェアによって具体化されてもよい。特定の要素が互いに異なる従属請求項の中で列挙されるという単なる事実は、それらの要素が組合せで使用できないことを示すものではない。
[51] 最も実用的且つ好ましい実施形態であると現在考えられる内容に基づき例示目的で本発明を詳細に説明してきたが、そのような詳細は専らその目的のためであること、及び本発明は開示した実施形態に限定されず、それどころか添付の特許請求の範囲の趣旨及び範囲に含まれる変形形態及び等価のアレンジを保護することを意図することを理解すべきである。例えば本発明は、任意の実施形態の1つ又は複数の特徴が、他の任意の実施形態の1つ又は複数の特徴と可能な限り組み合わせられてもよいと考えることを理解すべきである。

Claims (16)

  1. 1つ又は複数のコンピュータプログラムモジュールを実行する診断装置によって実施される、被験者の肺機能を評価するための方法であって、
    被験者が息を吐き出す間に被験者の気道からの呼気流を受け取るステップと、
    前記受け取った呼気流から、被験者が息を吐き出す間の呼気容量を測定するステップと、
    息を吐き出す間の呼気容量を表すプロットを作成するステップであって、形状を有する当該プロットを作成するステップと、
    被験者の肺機能を評価する際、息を吐き出す間に前記測定された呼気容量の信頼性を決定するステップと、
    被験者の肺機能の特徴を前記プロットの前記形状に基づいて評価するステップと
    を含む方法。
  2. 被験者の肺機能の特徴を評価するステップが、息を吐き出す間に前記測定された呼気容量が適切に信頼できるという決定に応じて実行される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記測定された呼気容量の前記信頼性を決定するステップが、前記プロットの前記形状に基づく、請求項1に記載の方法。
  4. 前記測定された呼気容量の前記信頼性を決定するステップが、前記プロットを、呼気容量の信頼できない測定に対応する1組の形状テンプレートと比較するステップを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記測定された呼気容量の前記信頼性を決定するステップが、肺機能を評価する際、前記測定された呼気容量の前記信頼性を表す品質数量詞を決定するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 気道を有する被験者の肺機能を評価するためのシステムであって、
    被験者が息を吐き出す間、被験者の気道からの呼気流を受け取るマウスピースと、
    前記受け取った呼気流から呼気容量を測定するセンサと、
    コンピュータプログラムモジュールを実行する1つ又は複数のプロセッサであって、前記コンピュータプログラムモジュールは、
    息を吐き出す間の前記呼気容量を表すプロットを作成するプロッティングモジュールであり、前記プロットは形状を有する当該プロッティングモジュール、
    被験者の肺機能を評価する際、測定された呼気容量の信頼性数量詞を決定する信頼性モジュール、
    息を吐き出す第1の期間の初期呼気容量又は息を吐き出す総呼気容量のうちの1つ又は複数を決定することにより、前記測定された呼気容量を解析する解析モジュール、及び
    前記解析モジュールから受け取ったデータに基づいて被験者の肺機能の特徴を評価する評価モジュール
    を含む、前記1つ又は複数のプロセッサと
    を含むシステム。
  7. 前記評価モジュールの動作は、前記信頼性モジュールによって適切に信頼できると決定された前記信頼性数量詞に対応する、請求項6に記載のシステム。
  8. 前記信頼性モジュールの動作は、前記プロットの前記形状に基づく、請求項6に記載のシステム。
  9. 前記信頼性モジュールにより被験者の肺機能を評価する際に前記測定された呼気容量の信頼性数量詞を決定することは、前記プロットを、呼気容量の信頼できない測定に対応する1組の形状テンプレートと比較することを含む、請求項8に記載のシステム。
  10. 前記信頼性モジュールにより前記測定された呼気容量の信頼性数量詞を決定することが、肺機能を評価する際、前記測定された呼気容量の前記信頼性を表す品質数量詞を決定することを含む、請求項6に記載のシステム。
  11. 前記第1の期間の前記呼気が、最初の1秒の呼気である、請求項6に記載のシステム。
  12. 被験者の肺機能を評価するシステムであって、
    被験者が息を吐き出す間に被験者の気道からの呼気流を受け取るための手段と、
    前記受け取った呼気流から、被験者が息を吐き出す間の呼気容量を測定するための手段と、
    息を吐き出す間の呼気容量を表すプロットを作成するための手段であって、前記プロットは形状を有する、プロットを作成するための手段と、
    被験者の肺機能を評価する際、息を吐き出す間に測定された呼気容量の信頼性を、息を吐き出す間の前記呼気容量に基づいて決定するための手段と、
    被験者の肺機能の特徴を前記プロットの前記形状に基づいて評価するための手段と
    を含むシステム。
  13. 被験者の肺機能の特徴を評価するための前記手段の動作が、息を吐き出す間に前記測定された呼気容量の前記信頼性を決定するための前記手段による、前記測定された呼気容量が適切に信頼できるという決定に対応する、請求項12に記載のシステム。
  14. 前記測定された呼気容量の前記信頼性を決定するための前記手段の動作が、前記プロットの前記形状に基づく、請求項12に記載のシステム。
  15. 前記測定された呼気容量の前記信頼性を決定するための前記手段の動作が、前記プロットを、呼気容量の信頼できない測定に対応する1組の形状テンプレートと比較することを含む、請求項12に記載のシステム。
  16. 前記測定された呼気容量の前記信頼性を決定するための前記手段の動作が、肺機能を評価する際、前記測定された呼気容量の前記信頼性を表す品質数量詞を決定することを含む、請求項12に記載のシステム。
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