JP2014507684A - 光ファイバ・ケーブル用の格納アセンブリ - Google Patents

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Abstract

チャネル・アセンブリ(31)は、入口端部と出口端部を有するダクト部材によって形成されている場合に、ケーブル管理用トレイ(3)上でケーブルを案内して、各チャネル(33)の開いた上部を通してケーブルを配置することができる開いたチャネル(33)を形成するようになっている。保持部材(35)が、各チャネル(33)に関連付けて設けられる。各保持部材(35)は、隣接の1対の隔壁部(32)の上部と係合可能であり、その間に形成されたチャネル(33)の上部を閉じるようになっている。弾性的に形成可能な領域(38)は、各保持部材(35)上に形成され、各保持部材は、保持部材(35)を隔壁部(32)と係合させたときに、チャネル(33)内に下向きに伸びて、弾性的に形成可能な部材(38)とチャネル(33)の底部の間のチャネル(33)内に配置されたケーブルを圧縮するようにし、それによって、複数のケーブルが所定位置に確実に保持される。
【選択図】図12

Description

本発明は、光ファイバ・ケーブルを格納し管理するための装置に関連する改善に関する。
光ファイバ・ケーブルが、例えばインターネット・アクセスおよび電話サービス、等のようなデータおよび音声サービスの伝送に用いられる銅系のケーブルに、次第に取って替わりつつある。そのようなサービスの切替えにおいて最高の効率性を得るために、その必要なケーブル・インフラストラクチャは、通常、大規模に設置またはインストールされ、少なくとも通りまたは道路レベルで、一度に複数の道路全体に対して、ケーブルが設置される。これによって、いったんコア(芯)ケーブルが存在する状態となれば、新しいユーザを接続するために、何度も道路を掘り起こすなどする必要性が減少し、主要ケーブルからサービスが提供される特定の位置までリンクを通しまたは形成するだけでよい。これは、例えば、加圧空気で、特別に適合化されたケーブルを予め設置されたダクトを通して風送または送通するような、通常のケーブル引込み技術またはその他の確立された手段を用いて、行われてもよい。
接続作業を容易にするために、コア・ケーブルは、典型的には、一定または等間隔で配置されまたは必要に応じてケーブル経路に沿って配置された、複数のケーブル管理エンクロージャまたは筐体(enclosures)相互間でルーティングまたは経路形成される。これらのエンクロージャは、防水/水密のエンクロージャであり、典型的には、マンホール、アクセス・ピット、スロット・ボックス、下水道システム、または電柱の頂部に配置され、その際、コア・ケーブルは、典型的には、道路に沿ったその経路において、方向転換され/分岐され、ループ状に曲げられまたはループを形成されて、道路に沿った元の経路に戻されてもよい。エンクロージャ内に含まれるケーブルのループは、環境から保護され、保護用の外側スリーブまたはチューブが除去されて、その中に配置されたケーブル束(バンドル)が露出するようにすることができる。次いで、これらの個々のケーブル束およびその個々のファイバは、顧客の要求を満たすために必要に応じて、単純な格納、接合または接続(splicing)、およびスプリットまたは分離、等のために、管理することができる。例えば、新しい位置にファイバに基づくサービスを提供するために、エンジニアは単にそのカバーを取り外してエンクロージャの内部にアクセスし、次いで内部の露出したファイバ等に必要な作業(接合、スプリット)を行って、ファイバに基づくインフラストラクチャ(基盤)を所要の位置に接続する。
先行技術文献の国際公開第97/32231号に例示されているように、バック・プレート上にヒンジ結合または軸支され支持フレーム(枠)上にスライド(滑動)可能に取り付けられた接合用カセットを用いて、エンクロージャ内のファイバ束およびファイバを管理することは、この技術分野では既知である。多数の相異なる接合用カセットが、相異なる作業(単一の要素の接合、単一の回路の接続、格納、スプリット、等)を行うのに利用可能である。アセンブリは、任意の特定のエンクロージャの技術的要求に適合させるのに必要なバック・プレートとカセットの組合せをエンジニアが選択することができるような、モジュラまたはモジュール式組立品である。
主要な外側の保護スリーブがケーブルからいったん取り外されると、ケーブルは、通常、より小さい複数の束に分離される。個別の各小束(サブ束)は、その保護スリーブに包囲されている。複数の束の中のいずれかの束の個々のファイバに対する即時の要求が存在せず、またはファイバを分離して他の位置に分配するためのループされた装置において幾つかの束が破壊されない状態で残っている場合、これらの束は、通常、エンクロージャ内で占めるスペースを最小化するために単純にコイル状に巻かれて、典型的には(但し、非排他的に)トレイ支持フレームの背面上にある、専用の格納領域に格納される。他の束は、保護シース(鞘部)を取り外してファイバを露出させることによって、個々のファイバに分離される。露出されたファイバを保護するために、縦方向または長手方向に延びるケーブル通路が、各ファイバ管理バック・プレートの各側部に設けられ、その露出したファイバは、1つまたは複数のバック・プレートに沿ってファイバを方向づけまたは導くために通路内にルーティングされる。各バック・プレートには、さらに、複数のバック・プレート上に形成された複数の案内突出部間の複数の空間によって形成される案内トラックが設けられ、その案内トラックは、いずれかの側部に位置する通路間の各バック・プレートを横切って延びる。これらのトラックを用いて、個々のファイバが、通路の外に導かれ、バック・プレートを横切って、バック・プレート上に取り付けられた管理および接合のためのカセットへと導かれるように、個々のファイバが案内される。そのトラックは、個々のファイバがバック・プレートを横切って延びるときに、個々のファイバを損傷から保護するように作用して、ファイバが通路からトラックへと移行するまたは経路形成するときに、確実にその最小曲げ半径を超えないようにし、ファイバを整然とした状態に保つのを助ける。
国際公開第97/32231号
従来技術では、案内トラックは、ファイバの最小曲げ半径を制御するように、トンネルから延びる湾曲した入口の経路を形成するよう構成される。国際公開第97/32231号の図2bに示されているように、これは、バック・プレートの上部に向かって上向きに湾曲する湾曲経路に沿って各トラックが伸びるように案内突出部を構成することによって達成される。この配置は、バック・プレートの上部からまたはその上部に向けて通る通路からまたはその通路へファイバをルーティングするのに、良好に作用する。しかし、それは、ファイバが、バック・プレートの底部のカセットから、より高い位置に取り付けられたカセットへとルーティングされることを防止する。そのトラックの非対称な湾曲は、ファイバが、非常に鋭い角度で曲げられるようにして、バック・プレートの底部からバック・プレートの通路の1つへと辿るようにしなければならないであろうこと、を意味するであろう。
本発明の第1の観点によれば、ファイバ管理システムに使用されるファイバ管理バック・プレートが提供される。そのバック・プレートは、そのバック・プレートの少なくとも1つの側部に沿って長さ方向に伸びていてそのバック・プレートに沿ってファイバ・ケーブルを保護形態で通すチャネル(channeling:通路形成、経路形成)手段と、そのチャネル手段から隔てられていて、そのバック・プレートに少なくとも1つのファイバ管理カセットを取り付ける係合(締結)手段と、その少なくとも1つのチャネル手段とその係合(締結)手段の間のそのバック・プレート上に形成されていて、そのチャネル手段からその係合(締結)手段へ向けて保護形態でファイバを案内する案内手段と、を含んでいる。その案内手段は、そのバック・プレートの表面から立ち上がりその少なくとも1つのチャネル手段に平行なかつ近接したそのバック・プレートに沿って縦(長手)方向に伸びる少なくとも1列の案内ポスト(post:柱部、杭部、棒部)を含んでいる。各ポストは、少なくとも1列だけその隣接のものから隔てられており、その(隣接のもの)の間にファイバ・ルーティング・チャネルを形成するようになっている。その少なくとも1つの手段に近接した各ポストの端部は、各ルーティング・チャネルの口部が、その少なくとも1つのチャネル手段から離れてその係合手段へ向かう方向に実質的に対称に内向きに一箇所に集まる(funnel)ような形態で、狭くなる。
本発明によるバック・プレートは、利点として、各ファイバ・チャネル(溝)内に対称に集まる構成(対称なファネル構造)によって、ファイバが、チャネル手段内へまたはチャネル手段外へと、いずれかの方向にルーティングでき、それによって、バック・プレート上でのファイバ管理およびファイバ・ルーティングの柔軟性が増大する。
チャネル手段は、バック・プレートのいずれかの縦方向の(に伸びる)側部または側辺部に沿って設けられることが好ましく、少なくとも1列の案内ポストが各チャネル手段に関連付けられる。これによって、ファイバを、バック・プレートのいずれかの側部に沿っていずれかの方向にルーティングすることができる。
チャネル手段は、有利な形態で、隣接の縦方向に伸びる1列の案内ポストに向けて開口する縦方向に伸びる通路部によって形成されて、ファイバをトンネルの外へそのポスト相互間で容易に方向づけできるようにされる。
1つの実施形態において、そのポストの隣接する各端部を狭めることは、その各端部を湾曲させることによって達成されてもよく、特に、その各端部は半球状に整形され、その湾曲または曲率はファイバの最小曲げ半径よりも大きい。代替形態として、その各端部は、一点に向かって対称に内向きにテーパ状にまたは先細になってもよい。
例えば国際公開第97/32231号の図2bに示されているような従来技術のシステムでは、ファイバは、典型的には、バック・プレートの中心を横切って、管理カセットの下において伸びる横方向に伸びる溝内にルーティングされる。その溝の各端部は上向きに傾斜して、ファイバを、その溝の端部においてそのカセットへ向けて上向きに方向づけるようになっている。これらのシステムがその溝の傾斜端部を利用してファイバをバック・プレートから離れるように方向づけることに起因して、バック・プレートの一側部からのファイバは、その溝の全長に沿ってルーティングされなければならない。その結果、任意の特定のカセットへまたはそのカセットからルーティングされるファイバは、バック・プレート上を渡り、ファイバが移動されまたはカセットがそれぞれのヒンジの周りにピボット式にまたは枢動可能に旋回するときに絡み合うリスクまたは危険性がある。また、バック・プレートの底部と各溝の端部との間に存在しなければならない間隔またはスペースは、ファイバがバック・プレートからカセットへ移行するときに、ファイバが露出され、損傷を受けるリスクまたは危険性が増大すること、を意味する。
本発明の別の観点によれば、ファイバ管理バック・プレートにピボット式にまたは枢動可能に取り付けられるファイバ管理カセットが設けられ、そのカセットは、底部上に形成された傾斜入口案内部(ramped entry guide)であってそのカセットのいずれかの側部に向かって傾斜入口案内部の底部から下向きに伸びる傾斜入口案内部を有していて、ファイバがその傾斜入口案内部に沿っていずれかの側部からそのカセット内へと案内され得るようになっている。
本発明によるファイバ管理カセットは、各ファイバがバック・プレートからカセット上へと移行するときに、それらのファイバがより良好に保護される、という利点を有する。さらに、それぞれの側部からのファイバが、その側部に面する傾斜面によってカセット上へと案内され、それ(傾斜面)は、バック・プレートの中心線の前でファイバを捕捉(pick up)するように構成することができ、それによって、複数のファイバがバック・プレート上でクロスオーバまたは交差することが防止される。
その傾斜入口案内部は単一の表面であり、その単一の表面は、カセットの中心部に位置し、中心のこぶ部または山から下向きにカセットのいずれかの(両)側部に向かって伸びるものである。しかし、代替形態として、2つの別々の入口案内部を形成して、一方の入口案内部は、カセットの各側部に近接し、その接近した側部へ向けて方向づけられてもよい。
入口案内部は、使用時にバック・プレートの上面に近接するように延びるようにサイズが調整されることが好ましく、それによって、バック・プレートからカセットへ移行するときのファイバの露出が最小化される。
また、ファイバの損傷の問題は、従来技術のシステムでは、カセットをバック・プレートに固定するための複数の離間した取り付け点を使用することによって、増大する。国際公開第97/32231号の図2bから分かるように、ファイバを溝に沿って方向づけるその溝は、その係合点または締結点の下を通り、その結果、溝内のファイバは、カセットがバック・プレートへ取り付けられまたはバック・プレートから取り外されるときに損傷を受ける。
本発明の別の観点によれば、ファイバ管理バック・プレート上で縦方向に伸びる1列において形成される複数のアンカー(主要な係合)手段を有するファイバ管理バック・プレートが設けられ、各アンカー手段は、単一の管理カセット用のアタッチメントを形成し、そのカセットの単一のアンカー(主要な係合)点を含んでいる。
本発明によるファイバ管理バック・プレートは、カセットをバック・プレートに取り付けバック・プレートからカセットを取り外すことが簡単化され、結果的にファイバに損傷を与える可能性が低くなる、という利点を有する。
各アンカー点は、横方向に延びるチューブ状または管状の開口部を含むことが好ましく、その開口部中に、カセットの底部に形成された相補的なペグまたは合釘が係合して、そのカセットをバック・プレート上にピボット式でまたは枢動可能に取り付ける。
好ましくは、バック・プレートは、さらに、バック・プレートの各側部からバック・プレートに取り付けられたカセットへ向けて各ファイバを案内する案内手段と、バック・プレートの一方の側部とバック・プレートの中心部の間に配置され、使用時にその一方の側部からカセットへとファイバを移行させる第1の移行領域と、バック・プレートの他方の側部とバック・プレートの中心部の間に配置されていて、使用時にバック・プレートのその他方の側部からカセットへとファイバを移行させる第2の移行領域と、を含んでいる。そのアンカー点は、その第1と第2の移行領域の間に配置される。これには、ファイバがアンカー点から分離されるという利点があり、それによって、カセットがバック・プレートに取り付けられまたはバック・プレートから取り外されるときに、アンカー手段によってファイバが損傷を受ける可能性がなくなる。
通常、ファイバ管理システムは、均一な厚さのカセットを使用して、カセットをバック・プレート上の各係合点に取り付けることができるようになっている。その欠点は、カセットの厚さによって、カセット上で管理できるファイバまたはPON(Passive Optical Network)デバイス(例えば、光スプリッタ)の最大数とタイプ(種類)が制限されるので、カセットに対する管理作業に関する限り、柔軟性を制限することである。
本発明によれば、ファイバ管理システムが提供される。そのファイバ管理システムは、複数のファイバ管理バック・プレートを含んでいる。各バック・プレートは、その上に形成されていて、取外し可能な形態で管理カセットをそれに係合(締結)するための複数の同形の係合(締結)手段を有する。ファイバ管理システムは、さらに、複数の管理カセットを含んでいる。各管理カセットは、その上に形成されていて、そのバック・プレート上に設けられたその係合手段と取外し可能な状態で係合する相補的な係合(締結)手段を有する。その複数のカセットは、そのバック・プレートの隣接する係合(締結)手段相互間の中心距離に実質的に等しい第1の厚さの少なくとも1つのカセットと、その第1の厚さより大きい第2の厚さの少なくとも1つのカセットとを含んでいる。その各バック・プレートの全ての各係合(締結)手段は、その第1の厚さの複数のカセットによって占有されてもよく、その一方で、その第2の厚さのカセットはそのバック・プレートが取り付けられるその係合(締結)手段に隣接するバック・プレートの少なくとも1つの係合(締結)手段を排除または妨害し(obstruct)、それによって、その第2の厚さのその複数のカセットがそのバック・プレートの少なくとも1つおきの係合(締結)手段にだけ取り付けられることが許容される。
本発明によるファイバ管理システムには、増大された柔軟性を与え、エンジニアが、管理システムの動作を抑止することなく、特定の課題に適切なサイズのカセットを用いることができる、という利点がある。
好ましくは、その第2の厚さはその第1の厚さの2倍であることが好ましく、その第2の厚さのカセットの係合(締結)手段はその一方の面に近接して(前面または背面のいずれか)配置されて、バック・プレート上に取り付けられたときに、一方の側面または側部上のそのバック・プレートの隣接する係合(締結)手段だけが排除されるようになっている。
また、追加的な複数の厚さのカセットを設けてもよいが、各厚さはその第1の厚さの整数倍であることが好ましい。具体的には、奇数の整数倍の厚さの場合には、そのバック・プレートの利用される係合(締結)手段の前または後にある等しい数の係合(締結)手段が排除されるように、係合(締結)手段はカセットの厚さの中心に配置されてもよい。
複数の管理カセットにわたって固定ストラップを利用して、管理されないときのそのバック・プレートに対する、ピボット式のまたは枢動可能な逆の(against:立てかける)動きを確保することは、この技術分野で通常のことである。特に、ストラップを、管理アセンブリの一端部に固定し、その他端部に取外し(解放)可能な形態で固定または締結して、そのストラップが複数のカセットの上部および前部の端縁を横切って伸びるように配置することが知られている。複数のカセットにわたって下向きに固く締められたとき、その複数のカセットは、複数のバック・プレートに対する上向きの相対的な動きが防止され、従ってピボット式のまたは枢動的な動きまたは旋回が阻止される。
本発明によれば、当該カセット上に形成された取付け手段を有するファイバ管理カセットが設けられ、その取付け手段によってストラップがそのカセットに取り付け可能である。
本発明によれば、さらに、ファイバ管理システムが提供される。そのファイバ管理システムは、少なくとも1つの管理バック・プレート上にピボット式にまたは枢動可能に取り付けられた、本発明による複数のファイバ管理カセットと、保持ストラップとを含んでいる。その保持ストラップは、その少なくとも1つの管理バック・プレートに対して固定される第1の端部と、その複数のファイバ管理カセットの中の任意の1つのその取付け手段に取外し(解放)可能な形態で取付け可能な第2の端部と有する。それによって、そのストラップは、任意の特定のカセットを保持するようにその任意の特定のカセットと係合可能であって、その特定のカセットと、その特定のカセットとそのストラップのその第1の端部との間にある他の全ての各(every other:1つおきの)カセットとを、その特定のカセットに隣接するカセットが露出するような位置に保持するようになっている。
本発明のこの観点には、そのストラップを用いて、選択された1つのブロックの複数のカセットを前方位置に保持して、特定のカセットのファイバ管理側の面を露出させるようにし、一方、操作者の両手が自由になる、という利点がある。
その係合(締結)または固定手段は、各カセットの背部に形成された少なくとも1つの孔、フープ(輪状部)またはバックル(留め金)の形態をとってもよく、その孔、フープまたはバックルを通してそのストラップまたはそのストラップ上に取り付けられた別個のデバイスが、ループを形成するようにされまたはクリップされ(留められ)て、例えばフックおよびループ材料を用いてそれ自体(ストラップまたはデバイス)上に係合(締結)されてもよい。代替形態として、その係合(締結)または固定手段は、各カセットの上部に形成されて、複数のカセットが管理バック・プレート上で共に重ねられたときに各カセットの係合(締結)手段が互いに干渉しないようにされてもよい。
典型的には、ファイバ格納トレイは、特定の軌道または経路における使用のレベルに応じて決まる可変数のファイバを格納する。多数の接続が活動状態にある場合、多数のファイバが使用され、従って、少数のファイバが格納トレイ上に保持される。逆に、例えば最初の設置時などにおいて使用が少ない場合には、多数のファイバが格納トレイに保持される。
典型的な格納トレイは、そのトレイの上部に対して開口する各チャネル(溝)を有し、そのチャネル内に複数のファイバが載置されて各格納トレイに入れられる。複数のファイバがそのチャネル内に載置されたとき、それらのファイバは、ファイバへ損傷を与え得る過度な曲げ等なしで、正しい形態で、そのトレイ上に確実にルーティングされるように、方向づけられる。従って、重要なことは、それらのファイバは、その各チャネル内に所望の方位に確実に保持され、一方、同時にファイバに損傷を与え得るような圧壊を受けないことである。それが困難であり得る原因は、各チャネルを通るファイバの数が使用期間中に変化し、従って各チャネルのサイズは、使用の変化または変動に応じてファイバとの適した係合関係を維持するよう調整可能でなければならないことである。
従来技術における既知の問題に対する解決策は、各チャネルの各側部に一連の縦方向に伸びる複数のリブ(ribs:突条)を有する各チャネルを形成することである。次いで、複数の分割器が、複数のリブによって所定位置に支持された複数のチャネルに係合可能で、それによって、各チャネルが、互いに分離された一連の導管に細分割されるようにされる。このようにして、複数のファイバは、同じチャネル内で離間して保持することができ、分割器相互間で小束の状態に共にしっかりと維持される。この解決策での問題は、各チャネルが、或る設定されたサイズの部分経路に分割されるだけで、それによって、全てのサイズのファイバ束が適切に保持されない可能性があることである。
本発明によれば、ケーブル管理トレイ上に、ケーブルを案内するチャネル(通路形成、経路形成)アセンブリが設けられる。そのアセンブリは、入口端部と、出口端部と、その出口端部とその入り口端部の間に伸びる複数の隔壁部(パーティション)とを有するダクト部材を含んでいて、それらの間に上部が開いた(open top)複数のチャネルが形成されるようになっており、そのチャネル内に、各チャネルのその開いた上部を通してケーブルが載置される。そのアセンブリは、さらに、各チャネルに関連づけられた保持部材を含み、各保持部材は、隣接の1対の隔壁部の各上部と係合可能であって、それらの(隔壁部相互)間に形成されたチャネルのその開いた上部を閉じるようになっている。弾性変形可能な領域が、各保持部材上に形成されて、その保持部材はそれらの隔壁部と係合したときにそのチャネル内へと(下に)伸びて、その弾性変形可能な部材とそのチャネルの底部との間のチャネル内に位置する複数のケーブルを圧縮するようになっており、それによってその複数のケーブルを所定位置に確実に保持するようになっている。
本発明によるチャネル・アセンブリには、複数のケーブルが各チャネル内に確実に保持され、一方、その保持部材の下側の部分の弾性変形性によって確実にそれらのケーブルが圧壊されないようにするのに役立つ、という利点がある。
その弾性変形可能な部材の高さは、弾性的に変形可能な材料がチャネル内へと伸びる距離を変化させることによって、相異なるケーブル束の高さ/厚さを収容できるようにするように、調節可能であることが好ましい。特に有利な構成では、弾性変形可能な部材は、複数の平坦なパネルで形成され、その複数の平坦なパネルは互いの上部に積層されて(僅かに)狭い接続ラインに沿って互いに接続され、その狭い接続ラインは、底部のパネルをその積層体の残部から容易に取り外すのを可能にする切取り線(tear line)を形成して、その保持部材の高さを減少させ、それによって、より多くのケーブルをそのチャネル内に収容することが可能になる。或る1つの実施形態では、各平坦なパネルは、縦方向(長手方向)の端縁上に沿ってその隣接の平坦なパネルに接合され、1つのパネルはその端縁に沿って引き裂くことによってその積層体から分離可能である。
別の実施形態では、各パネルは、例えば、フックおよびループ係合または固定(締結)手段、または再取付け可能な接着剤、等を用いて、取外しまたは解放可能な形態でその隣接の各パネルに取り付け可能である。このようにして、弾性変形可能な部材を形成する積層体の高さは、増大されおよび減少されるようにしてもよい。
各保持部材は、チャネルの上部を横切る所定位置に積極的にラッチされて、所定位置に確実に保持されるようにすることが好ましい。特に、各保持部材は、複数の隔壁部の上部に形成された各凹所に精密嵌合(close tolerance fit)する複数の突出部、を含んでいてもよいが、この技術分野で周知の他の保持システムを利用してもよい。
本発明を良く理解するために、添付の図面を参照して、例示として示した本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明による、光ファイバ・ケーブル格納および管理アセンブリの支持装置の斜視図である。 図2は、複数のバック・プレートが取り付けられた図1の支持装置の詳細な斜視図である。 図3は、管理バック・プレートおよびそれに取り付けられたカセットを有する、図1の支持装置の端面図である。 図4は、バック・プレート上に取り付けられた管理カセットの拡大図である。 図5は、ストラップ・バックルが設けられた管理カセットの背面図である。 図6は、相異なる厚さの複数のカセットが取り付けられた複数の管理バック・プレートの集合体の斜視上面図である。 図7は、バック・プレートへの取り付けを示す管理カセットの拡大図である。 図8は、開位置(状態)で取り付けられている1組の管理カセットの斜視図である。 図9は、管理カセット上に形成されたストラップ・バックルを示す管理カセットの背部の拡大背面図である。 図10は、ファイバ入口点および案内傾斜部(ランプ)を示す管理カセットの正面図である。 図11は、ファイバ案内傾斜部および管理カセットの取付け手段を示す拡大図である。 図12は、本発明によるチャネル・アセンブリを含むケーブル格納トレイの斜視図である。
まず図1を参照すると、本発明を具体化する光ファイバ・ケーブル格納および管理アセンブリ(組立体)の一部を形成する支持装置が、概して参照番号1で示されている。支持装置1は、使用時に下向きまたは水平方向に向く方位を有し得る入口マニホールド(entry manifold:入口側の連結管)2を含み、入口マニホールド2には、使用時に上向きまたは水平方向に伸びるようにマニホールド2の背部から伸びる取付けフレーム(枠)3が設けられている。円筒状のカバー(図示せず)が、取付けフレーム3を包囲して係合し、そのマニホールドの上側部と封止状態で係合して(sealingly engages)、以下で説明するように防水環境で、フレーム3およびこれに取り付けられた複数のケーブル管理バック・プレートまたは背面版を包囲しまたは包み込む。
入口マニホールド2は、そのアセンブリにケーブルに対してケーブルを出し入れするのに使用される下端部から伸びるケーブル入口ポート2aを有する。複数の熱収縮性スリーブ(軸鞘)またはゴム製のメカニカルシールが、各入口ポート2aとそのポートに入る各ケーブルとの間に付けられまたは適用されて、その耐候性環境への水の侵入が防止されるようになっている。
取付けフレーム3は細長い突出し部または押出し部材3aを含み、この細長い突出し部3aは、図2に示されたタイプの複数の管理バック・プレート(背面板)4を滑動または摺動可能な形態で(slidably)取り付けるように整形されている。各バック・プレート4は、その下側に取付け外形またはプロファイルを含み、その取付け外形は、突出し部3aにバック・プレート4を固定または固着するように突出し部3a上に形成された或る対応する外形と連携する。相互間の係合外形の正確な形態は、本発明にとって重要ではない。
図3で最も明確に分かるように、各バック・プレート4はその各側部または各側辺部に沿って伸びる通路部(passageway)5aおよび5bを有し、通路部5aおよび5bは、バック・プレートに沿ってルーティング(経路形成)されたときに、露出した光ファイバ・ケーブルを収容するための保護筺体またはカバー(enclosure:包囲体、エンクロージャ)を形成する。複数のバック・プレート4は、典型的には、突出し部3a上に端部から端部までの構成で取り付けられて、複数の通路部区域(sections)5a、5bが各側部上に整列しまたは一直線上に並び、それによって、アセンブリの各側部に沿ってその実質的に全長にわたって伸びるケーブル経路または導管(run)が形成される。
各トンネル部区域(通路部区域)5a、5bは、バック・プレート4の反対側に向かって開口していて、以下で説明するように、複数の光ファイバ・ケーブルが、その通路部区域からその外へ出て、そのバック・プレートを横切って、そのバック・プレート上に取り付けられた管理カセット8へとルーティングされることが可能になる。1本の光ファイバ・ケーブルは、同様に、1つの管理カセットから、バック・プレート4を横切って、反対側の通路部へとルーティングされ得る。図2に最も良く示されているように、各バック・プレート4は、その上面に形成された複数のファイバ案内機構(features)6を有し、その複数のファイバ案内機構6はそれらの間に複数のトラックまたは軌道7を画定し、通路部5a、5bの内の1つから外へファイバがルーティングされるときに、そのトラック7内にファイバが入れられるようにできて、ファイバが管理カセットに向けてまたは管理カセットから離れて辿って通されるときにファイバを保護するようになっている。その複数のファイバ案内機構は、バック・プレート4の背部から伸びまたは立ち上がる複数のポスト(柱部、杭部、棒部)6を含み、隣接のポスト6の間の空間は、ファイバが係合するトラックを形成する。
図2に示されているように、3列のポスト6がバック・プレート4の各側部に設けられて、各通路部5a、5bと関連付けられるようになっている。通路部5aに最も近い第1の列6aの各ポスト6aは、通路部5aへ向けて方向づけられた鈍い(blunt:とがっていない、丸みのある)端部と、バック・プレート4の中心部に向かい第2の列6bの隣接のポスト6の外側の端部に向かうよう方向づけられた鋭い(pointed)端部とを有する。一方、第2の列6bの各ポスト6bは、突端または先端の形に形成されたその外側と内側の2つの端部を有し、その外側の端部は第1の列の2つのポスト6aの間を向き、その内側の端部は第3の列の2つのポスト6cの間を向く。次いで、第3の列6cの各ポスト6cは、以下で説明するように、その外側の端部において、第2の列6bの隣接の2つのポスト6bの間のチャネルを出て第3の列の隣接のチャネル内へとファイバを案内し、その内側の端部において、バック・プレート上に取り付けられた管理カセット8上へとファイバを案内するように、整形されている。
各バック・プレート4の中心に沿って、複数の管理カセット8をそのバック・プレート4上に、ピボット式にまたは枢動可能に取り付けるための複数の取付けフープ(hoops:輪状部、帯鋼)9が形成される。図4で最も良く分かるように、各取付けフープ9は、その軸がバック・プレートに対して横向きに(transversely:直角に)向き、複数の取付けフープはバック・プレートの長さ方向を横切って横並びに配置される。各取付けフープ9は、管理カセット8の底部上に形成された取付けピン10を受け入れまたは収容するように大きさが調整されていて、そのカセットがバック・プレートにピボット式にまたは枢動可能に取り付けられるようになっている。ピンおよびフープの正確な形態は変えられてもよく、例えばピンをバック・プレート上に設け、フープをカセット上に設けてもよいことは、分かるであろう。同様に、その他の形態のピボット式または枢動可能な取付け法を用いてもよい。
複数のフープ9は、第1の厚さの複数のカセット8aが全ての各フープ9と係合するようにサイズ調整されおよび整形されており、その間隔またはスペースは、各カセットが90度にわたって回転できて、各バック・プレート4および各隣接のカセットへアクセスできるような充分なものである。さらに、2倍の厚さの複数のカセット8bが、1つおきのフープだけに係合されてもよく、カセットの追加的な厚さを収容できるようになっており、一方、バック・プレート上に取り付けられたカセットの積層体の90度のピボット式のまたは枢動可能な動きが可能になる。同様に、3倍の厚さのカセットが、3つの取付けフープ9を横切って伸びるようにバック・プレート上に取り付けられて、複数のそのような3倍の厚さのカセットが、3つのフープ9毎の(2つのフープ9おきの)1つのフープ9に取り付けることができる。また、相異なる厚さの複数のカセットの組合せを共に用いてもよく、複数の取付けピン10は、適切に間隔が形成された複数のフープと係合して、アクセスのために複数のカセットのピボット式のまたは枢動可能な動きが可能になってもよい。
各カセット8は、バック・プレート上に、開位置と上向き(直立)の閉位置との間でピボット式にまたは枢動可能に旋回可能であり、その開位置では、図8におけるカセット8(1)によって例示されているように、下側のカセットに対して折りたたまれ、その上向きの閉位置では、図8におけるカセット8(2)によって例示されているように、そのカセット8に対して逆に折りたたまれる。このようにして、任意のカセット8の前面またはファイバ管理側8cは、アクセスが必要なそのカセットの1つ上の全ての各カセットをその上向きの閉位置へ動かすことによって、作業上のアクセスのために露出させることができる。
支持装置1が最も下にある入口マニホールド2に設置されたとき、複数のカセットは、通常、最も上のカセットを除いた全てのカセットの前面8cが隠されて、そのカセット上で管理されるファイバが保護されるように、ピボット式にまたは枢動可能に下向きに旋回される。カバー・パネル18(図6参照)が最も上のカセット8に取り付けられ、カセット上の各機構に係合しまたは固定される。カバー・パネル18の目的は、最も上のカセットの前面8cの上に重ねて配置して、その上で管理されているファイバが保護されるようにすることである。
複数のカセット8が、エンジニアによってアクセスされていないときに、適正にしっかりと固定されることを確実にするために、固定ストラップまたは帯12が、支持装置1の頂端部のどこかに取り付けられ、例えば、支持装置1の上部にまたは最も上のバック・プレートの上部に取り付けられて、そのバック・プレートの上部端縁の付近に伸びるように設けられる。次いで、例えばバックルまたは留め金のような取り外し可能なアタッチメント(留め具、取り付け具)が、カセット積層体の下の、入口マニホールド2に最も近くに設けられる。複数のカセットを、格納のためのそれらの下向きの位置に固定するために、ストラップ12は、複数のカセットの上部を横切って引っ張られ、その端部がバックルに固定される。次いで、ストラップにおける張力は、複数のカセットの上部が上向きの位置に向けてピボット式にまたは枢動可能に移動するのに必要なカセットの上部の上向きの動きを防止する。
さらに、各カセットは、図8および9に示されているように、取り外し可能なアタッチメント14を受け入れまたは収容するための機構を、その裏面8(2)上に有する。従って、ストラップ12は、取外し可能なアタッチメント14に予め取り付けられて組み立てられてもよい。アセンブリが最も下にある入口マニホールドに上向き(直立)位置で設置される場合、その下向きの位置にピボット式にまたは枢動可能に複数のカセットの中の幾つかのカセットを自然に旋回させる重力に対して、その幾つかのカセットを上向きの位置に保持するように、取外し可能なアタッチメント14は、(複数のカセットの中の)その幾つかのカセットだけに渡って(を横断して)固定されてもよい。これによって、エンジニアは、選択されたカセット8の前面部8cを露出させることができて、特に他のカセットを不適切に保持することなく、そのカセットに対して作業が通常の形態で行われるようにすることができる。
好ましい実施形態では、ストラップ12は、取り外し可能なアタッチメント14を通って元に戻るようにループを形成できるフープおよびループ材料で形成することができる。図示されない代替形態として、その取り外し可能なアタッチメントは、各カセットの前面端縁上にまたは下側部に設けられたループを通すバーまたは棒部(loop through bar)を含んでおり、そのストラップは、作業されるカセットの上のカセットのそのバーをループを形成するように通って、自己の上に戻って固定されるものである。この構成は、各カセットの厚さが、その背部上でバックル等の存在によって増大することが回避されるので、有利である。
各カセット8は、さらに、取付けピン10のいずれかの側または両側に伸びるファイバ入口/出口ポートに形成された傾斜付きの(ramped)入口側の案内部11を有する(図10および11を参照)。その傾斜案内部11は、図11で明確に分かるように、中心部に位置し、こぶ形状(humped shape:山形状)を有する。そのこぶまたは山形状の上部11aから、傾斜面11b、11cが、下向きおよび側方または横向きに伸び、カセット8の平面内で、そのカセットが取り付けられたバック・プレート4の対向する両側部に向けて伸び、各傾斜の端部は、内側の列のポスト6cの上部より僅かに高い高さで終わる。図10に示されているように、トンネル5aからバック・プレートを横切って各列のポスト部6a、6b、6cの間を通ってルーティングされたファイバは、次いで、傾斜案内部11の対面端部11b上に案内され、さらにその上のカセットへと案内される。傾斜案内部11によるカセット8へのファイバの案内によって、ファイバのカセット8へのおよびカセット8からの移行が、遮蔽された形態で生じることが確実になり、ファイバが損傷を受ける可能性が低減する。さらに、図10に示されているように、傾斜案内部11の間隔を空けた端部11b、11cがバック・プレートの互いに対向する両側部と連携することは、ファイバの重なりまたは交差(cross over)がカセット上で発生し、従来技術のシステムにおけるようにバック・プレート上で生じることはない。その結果、ファイバは、より良好に支持され、ファイバに損傷を与えるリスク(危険性)が低減される。
次に、図12を参照すると、参照番号31で示された革新的なケーブル・チャネル・アセンブリを組み込んだケーブル格納トレイ30が示されている。そのアセンブリは、各隣接の1対の隔壁部32a、32bの間のチャネル33を画定するように、並列の離間構成で配置された互いに離間して上向きに立っている隔壁部32によって形成されている。ケーブル34が、各チャネル33内にその開いた上部を通して配置されて、トレイ30上にルーティングされてその上に格納されるようにしてもよい。
クランプ部材35が、各チャネル33の上部に対して固定可能で、チャネル33内に複数のケーブルを保持するようになっている。クランプ部材35は1対の横方向のリブ(突条)36を有し、その1つのリブがいずれか1つの側部に形成され、その1対の横方向のリブ36は、各隔壁部の上部に接近して形成された相補的な形状のそれぞれのスロット37に係合可能である。それらのリブ36を含むクランプ部材35の幅は、互いに隣接する隔壁部材の上部相互間に画定された開口部より広く、その各隔壁部は、各リブが各スロット37内に係合できるように柔軟または可撓性があり、その各隔壁部の弾性によって、部材35が所定位置に固定またはクランプされる。
各クランプ部材35は、その下面に取り付けられる平坦なスポンジ状の複数のパネル38の積層体を有し、そのパネルの積層体は、複数のチャネル33の1つに嵌入または係合されたときに、その1つのチャネルの底部に向けて下向きに伸びて、そのチャネル内に嵌入または係合されたファイバを圧縮するようになっている。スポンジ状の材料の弾性コンプライアンス(compliance)によって、確実に、複数のファイバがその設定された方位に保持され、それと同時に過大に圧縮されないようにされる。
そのチャネルに載置された相異なるケーブルおよびケーブル束サイズを収容しそれに対処するために、複数のスポンジ状パネル38は、互いに分離されて、積層体の高さを減少させるようにしてもよく、それによって、より多くのケーブルが、過大に圧縮されることなくチャネル33内に収容されることが可能になる。これは、例示された実施形態において、各パネル38が唯一の端縁に沿ってその隣接のパネルの各々に接続されることによって、達成される。次いで、底部のパネルまたは1つのグループのパネル38は、クランプ部材37の残部から分離されてもよく、その分離は、適切な線(ライン)に沿って単純に折り畳んで引き裂くことによって行われて、選択された折り線の下の全てのパネル38がその積層体の残部から解放される。
各カセット上で行われるファイバの実際的な管理は、この技術分野の専門家にとって周知の接合、スプリット、成端(終端)、格納、およびその他の管理作業を含むが、これに限定されるものではない。これらの全ての作業は、完全に従来の方法で実施され、従って、それ以上説明されない。

Claims (12)

  1. ケーブル管理トレイ上でケーブルを案内するためのチャネル・アセンブリであって、
    入口端部および出口端部と、当該隔壁部間に上部が開いた複数のチャネルを形成するように前記入口端部と出口端部の間で伸びる複数の隔壁部と、を有し、各チャネルの開いた上部を通して各チャネル内にケーブルを配置することができるダクト部材と、
    各チャネルに関連づけて設けられた保持部材であって、各保持部材が、隣接の1対の隔壁部間に形成された前記チャネルの前記開いた上部を閉じるように前記隣接の1対の隔壁部の前記開いた上部と係合可能である、保持部材と、
    を含み、
    前記保持部材が前記隔壁部に係合されたときに、下向きに前記チャネル内へと伸びる各保持部材上に、弾性変形可能な領域が形成されて、弾性変形可能な部材と前記チャネルの底部の間の前記チャネル内に位置する複数のケーブルが圧縮され、それによって前記複数のケーブルが所定位置に確実に保持される、
    チャネル・アセンブリ。
  2. 前記弾性変形可能な部材の高さは、弾性変形可能な材料の前記チャネル内へと伸びる距離を変化させることによって、相異なるケーブル束の高さ/太さが収容できように、調整されるものである、請求項1に記載のチャネル・アセンブリ。
  3. 前記弾性変形可能な部材は、互いに積層され、分離線を形成する狭い接続ラインに沿って互いに接続された、複数の平坦なパネルによって形成され、
    前記保持部材の高さを減少させるために、前記分離線によって底部のパネルが前記積層の残部から容易に取り外されるようにでき、それによってより多くのケーブルを前記チャネルに収容できる、請求項1または2に記載のチャネル・アセンブリ。
  4. 各平坦なパネルは縦方向の端縁に沿ってその隣接の平坦なパネルに接合され、1つのパネルは前記端縁に沿って引き裂くことによって前記積層から容易に分離可能である、請求項3に記載のチャネル・アセンブリ。
  5. 各パネルが、取り外し可能な形態でその隣接のパネルに取り付けられる、請求項3に記載のチャネル・アセンブリ。
  6. 各保持部材は、チャネルの上部を横切る所定位置に積極的にラッチされて、所定位置に確実に保持されるようになる、請求項1乃至5のいずれかに記載のチャネル・アセンブリ。
  7. 各保持部材は、前記複数の隔壁部の上部付近に形成された複数の凹所に精密嵌合する複数の突出部を含むものである、請求項6に記載のチャネル・アセンブリ。
  8. 複数のファイバ管理バック・プレートを含むファイバ管理システムであって、
    各バック・プレートは、そのバック・プレート上に形成されていて、そのバック・プレートに管理カセットを取外し可能な形態で係合する複数の同形の係合手段と、複数の管理カセットとを有し、
    各管理カセットは、その管理カセット上に形成されていて、前記バック・プレート上に設けられた前記係合手段と取外し可能な形態で係合する相補的な係合手段を有し、
    前記複数の管理カセットは、前記バック・プレートの隣接の係合手段の相互間の中心距離に実質的に等しい第1の厚さの少なくとも1つのカセットと、前記第1の厚さより大きい第2の厚さの少なくとも1つのカセットとを含み、
    各前記バック・プレートの全ての各係合手段は前記第1の厚さの前記カセットによって占有されてもよく、
    一方、前記第2の厚さのカセットは、前記バック・プレートが取り付けられる前記係合手段に隣接する前記バック・プレートの少なくとも1つの係合手段を排除し、それによって、前記第2の厚さの前記カセットが前記バック・プレートの少なくとも1つおきの係合手段にのみ取り付けられることが可能となる、
    ファイバ管理システム。
  9. 前記第2の厚さは前記第1の厚さの2倍であり、
    前記第2の厚さの前記カセットの前記係合手段は、その1つの面(前面または背面)に近接して配置されて、前記バック・プレートに取り付けられたときに、前記バック・プレートの前記隣接の係合手段のみが一側面上において排除されるようになっている、
    請求項8に記載のファイバ管理システム。
  10. 追加的な複数の厚さのカセットを含む、請求項8または9に記載のファイバ管理システム。
  11. 各カセットは前記第1の厚さの整数倍の厚さを有するものである、請求項10に記載のファイバ管理システム。
  12. 奇数の整数倍の厚さの場合に、前記係合手段は前記カセットの前記厚さの中心に位置して、前記バック・プレートの利用される前記係合手段の前および後にある等しい数の係合手段が排除されるようになっているものである、請求項11に記載のファイバ管理システム。
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