JP2014507674A5 - - Google Patents

Claims (12)

1. 制御手段により制御可能な空間光変調器及び少なくとも１つの回折装置を有し、３Ｄモード及び２Ｄモードにおいて制御可能な、３Ｄシーンを提示するディスプレイ用光変調装置であって、
   可干渉性光線を用いて変化する眼球位置に観察者ウィンドウが生成可能であり、
   前記回折装置は、
   電極と、
   少なくとも１次元において、プリズム関数及び拡散関数、レンズ関数及び拡散関数、あるいはプリズム関数、レンズ関数、及び拡散関数が、位相プロファイルを有する回折格子として制御可能に符号化可能な制御可能材料と、を有し、
   前記拡散関数を示す前記回折格子は、上記の提示モードで前記観察者ウィンドウの既定サイズが制御可能な、検出された眼球位置までの距離に応じた可変周波数により制御される位相シフトを含む
   ことを特徴とする光変調装置。
2. 前記光線は、同時にアドレスされた電極の変数により変更可能な回折角を有することを特徴とする請求項１に記載の光変調装置。
3. 前記位相シフトは、空間周波数スペクトル、値範囲、あるいは空間周波数スペクトル及び値範囲から、前記制御手段により選択可能なランダム位相値シーケンスにより制御可能であることを特徴とする請求項１または２に記載の光変調装置。
4. 前記観察者ウィンドウをリサイズするために用いられる位相値の最大範囲が縮小されることを特徴とする請求項３に記載の光変調装置。
5. 位相値は、制御値である観察者の眼球位置の取りうる座標に対する位相値を含むテーブルから取得可能であることを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１項に記載の光変調装置。
6. 前記拡散関数は、位相値を用いて、制御可能な回折装置への回折格子として制御可能に符号化可能であり、
   前記位相値は、反復フーリエ変換手法を用いて計算可能である
   ことを特徴とする請求項１または２に記載の光変調装置。
7. 前記反復フーリエ変換の計算は、少なくとも値の１次元分布を示す複素行列値を用いて実行され、
   少なくとも１つの回折格子は、少なくとも１方向において制御可能な回折装置に制御可能に符号化可能であり、
   前記回折格子は、定義された強度分布を有する
   ことを特徴とする請求項６に記載の光変調装置。
8. 前記観察者ウィンドウのサイズは、前記拡散関数を前記回折装置にすることにより、あるいは光源の非合焦結像により、少なくとも１次元において制御可能であり、
   観察者面に近接する平面に対し、球状位相プロファイルは、制御可能な回折装置に回折格子として制御可能に符号化可能である
   ことを特徴とする請求項１乃至７のいずれか１項に記載の光変調装置。
9. 前記拡散関数は、位相プロファイルを用いて回折格子として制御可能に符号化可能であり、
   拡散角は、前記制御手段により２Ｄモードが提供される観察者の眼球に対する観察者ウィンドウを生成するように制御可能である
   ことを特徴とする請求項１乃至８のいずれか１項に記載の光変調装置。
10. 局所的に検出された観察者の眼球位置に対する前記２Ｄモード用の拡散関数が提供され、
    前記３Ｄモードは、他の観察者の眼球位置に対して維持される
    ことを特徴とする請求項１乃至９のいずれか１項に記載の光変調装置。
11. 立体視画像コンテンツ、ホログラム像コンテンツ、あるいは立体視画像コンテンツ及びホログラム像コンテンツが、前記光変調装置において制御可能に提示可能であることを特徴とする、請求項１乃至１０のいずれか１項に記載の光変調装置を備えたディスプレイ。
12. 前記光変調装置は、少なくとも２つの観察者に対する観察者ウィンドウを制御可能な回折装置を有し、
    ディスプレイが３Ｄモードで動作している場合、３Ｄシーンを提示するために、眼球位置に対する２つの観察者ウィンドウのサイズは、同時に制御可能に変更可能である
    ことを特徴とする請求項１１に記載のディスプレイ。