JP2014505242A - 耐食性評価装置 - Google Patents
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Abstract
Description
(i) 電解液を内部に保持するためのチャンバと、
(ii) アノードの表面上に塗布されたアノードコーティングの耐食性を試験するために前記チャンバに位置するアノードホルダであって、前記アノードが前記アノードホルダに密閉可能に配置された場合に、前記アノードコーティングの一部が前記電解液に暴露されるようにし、前記アノードコーティングの前記一部がその上にアノード欠陥を有するアノードホルダと、
(iii) カソードの表面上に塗布されたカソードコーティングの耐食性を試験するために前記チャンバに位置するカソードホルダであって、前記カソードが前記カソードホルダに密閉可能に配置された場合に、前記カソードコーティングの一部が前記電解液に暴露されるようにし、前記カソードコーティングの前記一部がその上にカソード欠陥を有するカソードホルダと、
(iii) 所望の期間にわたって前記カソード、前記電解液および前記アノードの両端に所望のDC電圧を印加するための、前記カソードおよび前記アノードに接続するDC出力リードを備えた直流可変発電機と、
(iv) 前記カソード、前記電解液および前記アノードの両端にわたるDC電圧を測定するための直流測定装置と、
(v) 所望の期間にわたって前記カソード、前記電解液および前記アノードの両端にわたり可変周波数で所望のAC電圧を印加するための、前記カソードおよびアノードに接続するAC出力リードを備えた交流可変発電機と、
(vi) 前記カソード、前記電解液および前記アノードの両端にわたるインピーダンスを測定するためのインピーダンス測定装置と、
(vii) 前記直流可変発電機、前記直流測定装置、前記交流可変発電機および前記インピーダンス測定装置と通信するコンピュータに位置するコンピュータ使用可能記憶媒体であって、コンピュータ可読プログラムコード手段が、前記コンピュータ使用可能記憶媒体に常駐し、前記コンピュータ可読プログラムコード手段が、
(a) 前記アノードコーティングおよび前記カソードコーティングの前記一部を開始期間へと、前記コンピュータに暴露させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段と、
(b) 前記開始期間中に所定の間隔でインピーダンスAを測定するように、前記インピーダンス測定装置に対して前記コンピュータに命令させ、10〜50mVにわたる振幅を備えた、前記交流可変発電機によって供給されるAC電力の100000〜10-6Hzにわたる所定の周波数で測定される前記インピーダンスAのn1セットを生成するコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段と、
(c) 前記n1セットにおける各前記インピーダンスA用のAインピーダンスナイキストプロットを前記コンピュータに生成させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段と、
(d) 開始水溶液抵抗(StaRsol.n1)を前記コンピュータに決定させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段であって、
1. 前記AインピーダンスナイキストプロットのX軸上のゼロ点と、前記Aインピーダンスナイキストプロットの前記X軸上の点との間の距離を測定するステップであって、前記Aインピーダンスナイキストプロットにおいて、高開始水溶液周波数に関するインピーダンス曲線または推定インピーダンス曲線が、前記X軸と交差して、前記高開始水溶液周波数における前記インピーダンスAの実数部を得るステップと、
2. 前記n1セットにおける各前記インピーダンスA用に前記ステップ(d)(1)を繰り返すステップと、
によって決定させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段と、
(e) 開始抵抗(StaRSta.n1)を前記コンピュータに決定させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段であって、
1. 前記AインピーダンスナイキストプロットのX軸上のゼロ点と、前記Aインピーダンスナイキストプロットの前記X軸上の点との間の距離を測定するステップであって、前記Aインピーダンスナイキストプロットにおいて、低開始抵抗周波数に関するインピーダンス曲線または推定インピーダンス曲線が、前記X軸と交差して、前記低開始抵抗周波数における前記インピーダンスAの実数部を得るステップと、
2. 前記n1セットにおける各前記インピーダンスA用に前記ステップ(e)(1)を繰り返すステップと、
によって決定させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段と、
(f) T1の所定の期間にわたって、三角形、切頭三角形または台形方式でV1の所定のDC電圧を印加するように前記直流可変発電機に対して前記コンピュータに命令させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段であって、前記コンピュータと通信し、かつ前記カソードおよび前記アノードに接続された前記直流測定装置が、前記所定のDC電圧を測定するために用いられ、前記V1の所定のDC電圧が、0.1ミリボルト〜10ボルトにわたり、前記T1の所定の期間が、半時間〜100時間にわたる手段と、
(g) 前記交流可変発電機によって供給されるAC電力の前記所定の周波数において、前記所定の期間のそれぞれの終わりにインピーダンスBを測定するように前記インピーダンス測定装置に対して前記コンピュータに命令させて、前記インピーダンスBのn2セットを生成するコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段と、
(h) 前記n2セットにおける各前記インピーダンスB用のBインピーダンスナイキストプロットを前記コンピュータに生成させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段と、
(i) 三角形、切頭三角形または台形水溶液抵抗(TraRsol.n2)を前記コンピュータに決定させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段であって、
1. 前記BインピーダンスナイキストプロットのX軸上のゼロ点と、前記Bインピーダンスナイキストプロットの前記X軸上の点との間の距離を測定するステップであって、前記Bインピーダンスナイキストプロットにおいて、高三角形、切頭三角形または台形水溶液周波数に関するインピーダンス曲線または推定インピーダンス曲線が、前記X軸と交差して、前記高三角形、切頭三角形または台形水溶液周波数における前記インピーダンスBの実数部を得るステップと、
2. 前記n2セットにおける各前記インピーダンスB用に前記ステップ(i)(1)を繰り返すステップと、
によって決定させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段と、
(j) 三角形、切頭三角形または台形抵抗(TraRTra.n2)を前記コンピュータに決定させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段であって
1. 前記BインピーダンスナイキストプロットのX軸上のゼロ点と、前記Bインピーダンスナイキストプロットの前記X軸上の点との間の距離を測定するステップであって、前記Bインピーダンスナイキストプロットにおける低三角形、切頭三角形または台形抵抗周波数に関するインピーダンス曲線または推定インピーダンス曲線が、前記X軸と交差して、前記低三角形、切頭三角形または台形抵抗周波数における前記インピーダンスBの実数部を得るステップと、
2. 前記n2セットにおける各前記インピーダンスB用に前記ステップ(j)(1)を繰り返すステップと、
によって決定させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段と、
(k) 前記アノードコーティングおよび前記カソードコーティングの前記一部を、前記T1の所定の期間のそれぞれの間におけるT2の所定の回復期間へと、前記コンピュータに暴露させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段と、
(l) 前記交流可変発電機によって供給されるAC電力の前記所定の周波数において、前記T2の所定の回復期間のそれぞれの終わりにインピーダンスCのセットを測定するように、前記インピーダンス測定装置に対して前記コンピュータに命令させて、前記インピーダンスCのn3セットを生成するコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段と、
(m) 前記n3セットにおける各前記インピーダンスC用のCインピーダンスナイキストプロットを前記コンピュータに生成させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段と、
(n) 回復水溶液抵抗(RecRsol.n3)を前記コンピュータに決定させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段であって、
1. 前記CインピーダンスナイキストプロットのX軸上のゼロ点と、前記Cインピーダンスナイキストプロットの前記X軸上の点との間の距離を測定するステップであって、前記Cインピーダンスナイキストプロットにおける高回復水溶液周波数に関するインピーダンス曲線または推定インピーダンス曲線が、前記X軸と交差して、前記高回復水溶液周波数における前記インピーダンスCの実数部を得るステップと、
2. 前記n3セットにおける各前記インピーダンスC用に前記ステップ(n)(1)を繰り返すステップと、
によって決定させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段と、
(o) 回復抵抗(RecRRec.n3)を前記コンピュータに決定させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段であって、
1. 前記CインピーダンスナイキストプロットのX軸上のゼロ点と、前記Cインピーダンスナイキストプロットの前記X軸上の点との間の距離を測定するステップであって、前記Cインピーダンスナイキストプロットにおいて、低回復抵抗周波数に関するインピーダンス曲線または推定インピーダンス曲線が、前記X軸と交差して、前記低回復抵抗周波数における前記インピーダンスCの実数部を得るステップと、
2. 前記n3セットにおける各前記インピーダンスC用に前記ステップ(o)(1)を繰り返すステップと、
によって決定させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段と、
(p) 以下の式、
Rperf=[ΣStafn1(StaRSta.n1−StaRSol.n1)]/n1+[ΣTrafn2(TraRTra.n2−TraRSol.n2)]/n2+[ΣRecfn3(RecRRec.n3−RecRSol.n3)]/n3
(ここで、n1、n2、n3およびn3が、1〜100にわたり、Stafn1、Trafn2、およびRecfn3が、0.0000001〜1にわたる)を用いることによって、前記アノードおよび前記カソードペアの耐食性能(Rperf)を前記コンピュータに計算させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段と、
(q) 前記コンピュータに、
(q1) 前記耐食性能(Rperf)を表示するようにコンピュータモニタに対して命令させ、
(q2) 前記耐食性能(Rperf)を印刷するようにプリンターに対して命令させ、
(q3) 前記耐食性能(Rperf)を遠隔コンピュータまたは遠隔データベースに転送させる、または
(q4) それらの組み合わせをさせるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段と、を含むコンピュータ使用可能記憶媒体と、
を含む耐食性評価装置に関する。
2Fe−4e(電子)=2Fe2+(イオン種)...1
O2+2H2O+4e(電子)=4OH-.....2
Z(L)=j2πfL (3)
Z(C)=−j1/(2πfC) (4)
Z(R)=R (5)
ここで、fは、Hzにおける周波数であり、
Lは、インダクタンス量であり、
Cは、キャパシタンス量であり、
Jは、複素関数の記号である;√−1
Z(L,C,R)=Z(L)+Z(C)+Z(R)=R+j(2πfL−1/(2πfC))=実数部+虚数部.....(6)
1. 図12から分かるように、前記AインピーダンスナイキストプロットのX軸上のゼロ点と、前記Aインピーダンスナイキストプロットの前記X軸上の点との間の距離を測定するステップであって、前記Aインピーダンスナイキストプロットにおいて、高開始水溶液周波数に関するインピーダンス曲線または推定インピーダンス曲線が、前記X軸と交差して、前記高開始水溶液周波数における前記インピーダンスAの実数部を得るステップと、
2. 前記n1セットにおける各前記インピーダンスA用に前記ステップ(1)を繰り返すステップと、
によって決定させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段414。
1. 図13から分かるように、前記AインピーダンスナイキストプロットのX軸上のゼロ点と、前記Aインピーダンスナイキストプロットの前記X軸上の点との間の距離を測定するステップであって、前記Aインピーダンスナイキストプロットにおいて、低開始抵抗周波数に関するインピーダンス曲線または推定インピーダンス曲線が、前記X軸と交差して、前記低開始抵抗周波数における前記インピーダンスAの実数部を得るステップと、
2. 前記n1セットにおける各前記インピーダンスA用に前記ステップ(1)を繰り返すステップと、
によって決定させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段416。
1. 前記Bインピーダンスナイキストプロットの前記X軸上のゼロ点と、前記Bインピーダンスナイキストプロットの前記X軸上の点との間の距離を測定するステップであって、前記Bインピーダンスナイキストプロットにおいて、高三角形、切頭三角形または台形水溶液周波数に関するインピーダンス曲線または推定インピーダンス曲線が、前記X軸と交差して、前記高三角形、切頭三角形または台形水溶液周波数における前記インピーダンスBの実数部を得るステップと、
2. 前記n2セットにおける各前記インピーダンスB用に前記ステップ(1)を繰り返すステップと、
によって決定させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段422。
1. 前記BインピーダンスナイキストプロットのX軸上のゼロ点と、前記Bインピーダンスナイキストプロットの前記X軸上の点との間の距離を測定するステップであって、前記Bインピーダンスナイキストプロットにおいて低三角形、切頭三角形または台形抵抗周波数に関するインピーダンス曲線または推定インピーダンス曲線が、前記X軸と交差して、前記低三角形、切頭三角形または台形抵抗周波数における前記インピーダンスBの実数部を得るステップと、
2. 前記n2セットにおける各前記インピーダンスB用に前記ステップ(1)を繰り返すステップと、
によって決定させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段424。
1. 前記CインピーダンスナイキストプロットのX軸上のゼロ点と、前記Cインピーダンスナイキストプロットの前記X軸上の点との間の距離を測定するステップであって、前記Cインピーダンスナイキストプロットにおいて、高回復水溶液周波数に関するインピーダンス曲線または推定インピーダンス曲線が、前記X軸と交差して、前記高回復水溶液周波数における前記インピーダンスCの実数部を得るステップと、
2. 前記n3セットにおける各前記インピーダンスC用に前記ステップ(1)を繰り返すステップと、
によって決定させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段430。
1. 前記CインピーダンスナイキストプロットのX軸上のゼロ点と、前記Cインピーダンスナイキストプロットの前記X軸上の点との間の距離を測定するステップであって、前記Cインピーダンスナイキストプロットにおいて、低回復抵抗周波数に関するインピーダンス曲線または推定インピーダンス曲線が、前記X軸と交差して、前記低回復抵抗周波数における前記インピーダンスCの実数部を得るステップと、
2. 前記n3セットにおける各前記インピーダンスC用に前記ステップ(1)を繰り返すステップと、
によって決定させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段432。
Rperf=[ΣStafn1(StaRSta.n1−StaRSol.n1)]/n1+[ΣTrafn2(TraRTra.n2−TraRSol.n2)]/n2+[ΣRecfn3(RecRRec.n3−RecRSol.n3)]/n3
(ここで、n1、n2、n3およびn3が1〜100にわたり、好ましくはn1が5〜15にわたり、n2およびn3が3〜10にわたり、Stafn1、Trafn2、およびRecfn3が、0.0000001〜1、好ましくは0.1〜1にわたる)を用いることによって、アノード18およびカソード30のペアの耐食性能(Rperf)をコンピュータ40に計算させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段434。一般に、n2は、n3と等しい。説明として、n1が5の場合に、シグマ(Σ)内で、分子のn1は、1、2、3、4および5になり、分母のn1は、5になろう。
(q1)前記耐食性能(Rperf)を表示するようにコンピュータモニタに対して命令させ、
(q2)前記耐食性能(Rperf)を印刷するようにプリンターに対して命令させ、
(q3)前記耐食性能(Rperf)を遠隔コンピュータまたは遠隔データベースに転送させる、または
(q4)それらの組み合わせをさせるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段436。
(i) 耐食性評価装置1のチャンバ10に位置するアノードホルダ16にアノード18を密閉可能に配置するステップであって、アノードコーティング20の一部が電解液12に暴露されるように、チャンバ10がその中に電解液12を含み、アノードコーティング20の一部が、その上にアノード欠陥24を有するステップと、
(ii) カソードコーティング32の一部が電解液12に暴露されるように、チャンバ10に位置するカソードホルダ28にカソード30を密閉可能に配置するステップであって、カソードコーティング32の一部が、その上にカソード欠陥36を有するステップと、
(iii) コンピュータ40に位置する使用可能記憶媒体50に常駐し、かつ以下のステップをコンピュータ40に実行させるように構成された(図4A、4B、4C、4D、4Eおよび4Fに示す)コンピュータ可読プログラムコード手段400を通して評価装置1のコンピュータ40に命令するステップと、であり、以下のステップには、次のものが含まれる。すなわち、
a.アノードコーティング20およびカソードコーティング30の一部を開始期間へと暴露するステップと、
b.コンピュータ40と通信し、かつカソード30およびアノード18に接続されたインピーダンス測定装置46に対して、前記開始期間中に所定の間隔で前記インピーダンスAのn1セットを測定するように命令するステップであって、前記インピーダンスのn1セットが、コンピュータ40と通信する交流可変発電機44によって供給される10〜50mVにわたる振幅を備えたAC電力の100000〜10-6Hzにわたる所定の周波数で測定され、交流可変発電機44が、カソード30およびアノード18と接続するAC出力リード46を有するステップと、
c. 前記n1セットにおける各前記インピーダンスA用にAインピーダンスナイキストプロットを生成するステップと、
d. 開始水溶液抵抗(StaRsol.n1)を決定するステップであって、
1. 前記AインピーダンスナイキストプロットのX軸上のゼロ点と、前記Aインピーダンスナイキストプロットの前記X軸上の点との間の距離を測定するステップであって、前記Aインピーダンスナイキストプロットにおいて、高開始水溶液周波数に関するインピーダンス曲線または推定インピーダンス曲線が、前記X軸と交差して、前記高開始水溶液周波数における前記インピーダンスAの実数部を得るステップと、
2. 前記n1セットにおける各前記インピーダンスA用に前記ステップ(d)(1)を繰り返すステップと、
によって決定するステップと、
e. 開始抵抗(StaRSta.n1)を決定するステップであって、
1. 前記AインピーダンスナイキストプロットのX軸上のゼロ点と、前記Aインピーダンスナイキストプロットの前記X軸上の点との間の距離を測定するステップであって、前記Aインピーダンスナイキストプロットにおいて、低開始抵抗周波数に関するインピーダンス曲線または推定インピーダンス曲線が、前記X軸と交差して、前記低開始抵抗周波数における前記インピーダンスAの実数部を得るステップと、
2. 前記n1セットにおける各前記インピーダンスA用に前記ステップ(e)(1)を繰り返すステップと、
によって決定するステップと、
f. T1の所定の期間にわたって、三角形、切頭三角形または台形方式でV1の所定のDC電圧を印加するように直流可変発電機38に命令するステップであって、コンピュータ40と通信し、かつカソード30およびアノード18に接続された直流測定装置42が、前記所定のDC電圧を測定するために用いられ、前記V1の所定のDC電圧が、0.1ミリボルト〜10ボルトにわたり、前記T1の所定の期間が、半時間〜100時間にわたるステップと、
g. 交流可変発電機44によって供給されるAC電力の前記所定の周波数において、前記所定の期間のそれぞれの終わりにインピーダンスBを測定するようにインピーダンス測定装置46に命令して、前記インピーダンスBのn2の前記セットを生成するステップと、
h. 前記n2セットにおける各前記インピーダンスB用にBインピーダンスナイキストプロットを生成するステップと、
i. 三角形、切頭三角形または台形水溶液抵抗(TraRsol.n2)を決定するステップであって、
1. 前記BインピーダンスナイキストプロットのX軸上のゼロ点と、前記Bインピーダンスナイキストプロットの前記X軸上の点との間の距離を測定するステップであって、前記Bインピーダンスナイキストプロットにおいて、高三角形、切頭三角形または台形水溶液周波数に関するインピーダンス曲線または推定インピーダンス曲線が、前記X軸と交差して、前記高三角形、切頭三角形または台形水溶液周波数における前記インピーダンスBの実数部を得るステップと、
2. 前記n2セットにおける各前記インピーダンスB用に前記ステップ(i)(1)を繰り返すステップと、
によって決定するステップと、
j. 三角形、切頭三角形または台形抵抗(TraRTra.n2)を決定するステップであって、
1. 前記BインピーダンスナイキストプロットのX軸上のゼロ点と、前記Bインピーダンスナイキストプロットの前記X軸上の点との間の距離を測定するステップであって、前記Bインピーダンスナイキストプロットにおいて、低三角形、切頭三角形または台形抵抗周波数に関するインピーダンス曲線または推定インピーダンス曲線が、前記X軸と交差して、前記低三角形、切頭三角形または台形抵抗周波数における前記インピーダンスBの実数部を得るステップと、
2. 前記n2セットにおける各前記インピーダンスB用に前記ステップ(j)(1)を繰り返すステップと、
によって決定するステップと、
k. 前記T1の所定の期間のそれぞれの間におけるT2の所定の回復期間に、アノードコーティング20およびカソードコーティング32の前記一部を暴露するステップと、
l. 前記交流可変発電機44によって供給されるAC電力の前記所定の周波数において、前記T2の所定の回復期間のそれぞれの終わりにインピーダンスCを測定するようにインピーダンス測定装置46に命令して、前記インピーダンスCのn3セットを生成するステップと、
m. 前記n3セットにおける各前記インピーダンスC用にCインピーダンスナイキストプロットを生成するステップと、
n. 回復水溶液抵抗(RecRsol.n3)を決定するステップであって、
1. 前記CインピーダンスナイキストプロットのX軸上のゼロ点と、前記Cインピーダンスナイキストプロットの前記X軸上の点との間の距離を測定するステップであって、前記Cインピーダンスナイキストプロットにおける高回復水溶液周波数に関するインピーダンス曲線または推定インピーダンス曲線が、前記X軸と交差して、前記高回復水溶液周波数における前記インピーダンスCの実数部を得るためにするステップと、
2. 前記n3セットにおける各前記インピーダンスC用に前記ステップ(n)(1)を繰り返すステップと、
によって決定するステップと、
o. 回復抵抗(RecRRec.n3)を決定するステップであって、
1. 前記CインピーダンスナイキストプロットのX軸上のゼロ点と、前記Cインピーダンスナイキストプロットの前記X軸上の点との間の距離を測定するステップであって、前記Cインピーダンスナイキストプロットにおいて、低回復抵抗周波数に関するインピーダンス曲線または推定インピーダンス曲線が、前記X軸と交差して、前記低回復抵抗周波数における前記インピーダンスCの実数部を得るためにするステップと、
2. 前記n3セットにおける各前記インピーダンスC用に前記ステップ(o)(1)を繰り返すステップと、
によって決定するステップと、
p. 以下の式、すなわち、
Rperf=[ΣStafn1(StaRSta.n1−StaRSol.n1)]/n1+[ΣTrafn2(TraRTra.n2−TraRSol.n2)]/n2+[ΣRecfn3(RecRRec.n3−RecRSol.n3)]/n3(ここで、n1、n2、n3およびn3が、1〜100にわたり、Stafn1、Trafn2、およびRecfn3が、0.0000001〜1にわたる)を用いることによって、前記アノードおよび前記カソードペアの耐食性能(Rperf)を計算するステップと、
q. コンピュータ40に、コンピュータモニタ52に対して
(q1) 耐食性能(Rperf)を表示するように命令させ、
(q2) 耐食性能(Rperf)を印刷するようにプリンター54に対して命令させ、
(q3) 耐食性能(Rperf)を遠隔コンピュータ56または遠隔データベースに転送させる、または
(q4) それらの組み合わせをさせるステップと、
である。
コーティングA、B、C、D、F、G、HおよびIとして指定された8つのEコーティングシステムが、クーポン上に塗布されて硬化される。標準的なアノードおよびカソード欠陥をそれぞれ設けるために、かかるクーポンのコーティング面に、直径300ミクロンの6つの穴があけられる。穴のそれぞれは、コーティングの厚さを貫通し、金属/コーティングの界面で停止する。標準的なアノードおよびカソード欠陥は、同一である。
Rperf=[ΣStafn1(StaRSta.n1−StaRSol.n1)]/n1+[ΣTrafn2(TraRTra.n2−TraRSol.n2)]/n2+[ΣRecfn3(RecRRec.n3−RecRSol.n3)]/n3
ここで、n1は5であり、n2は4であり、n3は4であり、Stafn1、Trafn2、およびRecfn3は、全て1に等しい。
Claims (16)
- (i) 電解液を内部に保持するためのチャンバと、
(ii) アノードの表面上に塗布されたアノードコーティングの耐食性を試験するために前記チャンバに位置するアノードホルダであって、前記アノードが前記アノードホルダに密閉可能に配置された場合に、前記アノードコーティングの一部が前記電解液に暴露されるようにし、前記アノードコーティングの前記一部がその上にアノード欠陥を有するアノードホルダと、
(iii) カソードの表面上に塗布されたカソードコーティングの耐食性を試験するために前記チャンバに位置するカソードホルダであって、前記カソードが前記カソードホルダに密閉可能に配置された場合に、前記カソードコーティングの一部が前記電解液に暴露されるようにし、前記カソードコーティングの前記一部がその上にカソード欠陥を有するカソードホルダと、
(iii) 所望の期間にわたって前記カソード、前記電解液および前記アノードの両端に所望のDC電圧を印加するための、前記カソードおよび前記アノードに接続するDC出力リードを備えた直流可変発電機と、
(iv) 前記カソード、前記電解液および前記アノードの両端にわたるDC電圧を測定するための直流測定装置と、
(v) 所望の期間にわたって前記カソード、前記電解液および前記アノードの両端にわたり可変周波数で所望のAC電圧を印加するための、前記カソードおよびアノードに接続するAC出力リードを備えた交流可変発電機と、
(vi) 前記カソード、前記電解液および前記アノードの両端にわたるインピーダンスを測定するためのインピーダンス測定装置と、
(vii) 前記直流可変発電機、前記直流測定装置、前記交流可変発電機および前記インピーダンス測定装置と通信するコンピュータに位置するコンピュータ使用可能記憶媒体であって、コンピュータ可読プログラムコード手段が、前記コンピュータ使用可能記憶媒体に常駐し、前記コンピュータ可読プログラムコード手段が、
(a) 前記アノードコーティングおよび前記カソードコーティングの前記一部を開始期間へと、前記コンピュータに暴露させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段と、
(b) 前記開始期間中に所定の間隔でインピーダンスAを測定するように、前記インピーダンス測定装置に対して前記コンピュータに命令させて、10〜50mVにわたる振幅を備えた、前記交流可変発電機によって供給されるAC電力の100000〜10-6Hzにわたる所定の周波数で測定される前記ACインピーダンスAのn1セットを生成するコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段と、
(c) 前記n1セットにおける各前記インピーダンスA用のAインピーダンスナイキストプロットを前記コンピュータに生成させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段と、
(d) 開始水溶液抵抗(StaRsol.n1)を前記コンピュータに決定させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段であって、
1. 前記AインピーダンスナイキストプロットのX軸上のゼロ点と、前記Aインピーダンスナイキストプロットの前記X軸上の点との間の距離を測定するステップであって、前記Aインピーダンスナイキストプロットにおいて、高開始水溶液周波数に関するインピーダンス曲線または推定インピーダンス曲線が、前記X軸と交差して、前記高開始水溶液周波数における前記インピーダンスAの実数部を得るステップと、
2. 前記n1セットにおける各前記インピーダンスA用に前記ステップ(d)(1)を繰り返すステップと、
によって決定させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段と、
(e) 開始抵抗(StaRSta.n1)を前記コンピュータに決定させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段であって、
1. 前記AインピーダンスナイキストプロットのX軸上のゼロ点と、前記Aインピーダンスナイキストプロットの前記X軸上の点との間の距離を測定するステップであって、前記Aインピーダンスナイキストプロットにおいて、低開始抵抗周波数に関するインピーダンス曲線または推定インピーダンス曲線が、前記X軸と交差して、前記低開始抵抗周波数における前記インピーダンスAの実数部を得るステップと、
2. 前記n1セットにおける各前記インピーダンスA用に前記ステップ(e)(1)を繰り返すステップと、
によって決定させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段と、
(f) T1の所定の期間にわたって、三角形、切頭三角形または台形方式でV1の所定のDC電圧を印加するように前記直流可変発電機に対して前記コンピュータに命令させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段であって、前記コンピュータと通信し、かつ前記カソードおよびアノードに接続された前記直流測定装置が、前記所定のDC電圧を測定するために用いられ、前記V1の所定のDC電圧が、0.1ミリボルト〜10ボルトにわたり、前記T1の所定の期間が、半時間〜100時間にわたる手段と、
(g) 前記交流可変発電機によって供給されるAC電力の前記所定の周波数において前記所定の期間のそれぞれの終わりにインピーダンスBを測定するように前記インピーダンス測定装置に対して前記コンピュータに命令させて、前記インピーダンスBのn2セットを生成するコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段と、
(h) 前記n2セットにおける各前記インピーダンスB用にBインピーダンスナイキストプロットを前記コンピュータに生成させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段と、
(i) 三角形、切頭三角形または台形水溶液抵抗(TraRsol.n2)を前記コンピュータに決定させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段であって、
1. 前記BインピーダンスナイキストプロットのX軸上のゼロ点と、前記Bインピーダンスナイキストプロットの前記X軸上の点との間の距離を測定するステップであって、前記Bインピーダンスナイキストプロットにおいて、高三角形、切頭三角形または台形水溶液周波数に関するインピーダンス曲線または推定インピーダンス曲線が、前記X軸と交差して、前記高三角形、切頭三角形または台形水溶液周波数における前記インピーダンスBの実数部を得るステップと、
2. 前記n2セットにおける各前記インピーダンスB用に前記ステップ(i)(1)を繰り返すステップと、
によって決定させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段と、
(j) 三角形、切頭三角形または台形抵抗(TraRTra.n2)を前記コンピュータに決定させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段であって、
1. 前記BインピーダンスナイキストプロットのX軸上のゼロ点と、前記Bインピーダンスナイキストプロットの前記X軸上の点との間の距離を測定するステップであって、前記Bインピーダンスナイキストプロットにおいて、低三角形、切頭三角形または台形抵抗周波数に関するインピーダンス曲線または推定インピーダンス曲線が、前記X軸と交差して、前記低三角形、切頭三角形または台形抵抗周波数における前記インピーダンスBの実数部を得るステップと、
2. 前記n2セットにおける各前記インピーダンスB用に前記ステップ(j)(1)を繰り返すステップと、
によって決定させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段と、
(k) 前記アノードコーティングおよび前記カソードコーティングの前記一部を、前記T1の所定の期間のそれぞれの間におけるT2の所定の回復期間へと、前記コンピュータに暴露させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段と、
(l) 前記交流可変発電機によって供給されるAC電力の前記所定の周波数において、前記T2の所定の回復期間のそれぞれの終わりにインピーダンスCを測定するように、前記インピーダンス測定装置に対して前記コンピュータに命令させて、前記インピーダンスCのn3セットを生成するコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段と、
(m) 前記n3セットにおける各前記インピーダンスC用にCインピーダンスナイキストプロットを前記コンピュータに生成させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段と、
(n) 回復水溶液抵抗(RecRsol.n3)を前記コンピュータに決定させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段であって、
1. 前記CインピーダンスナイキストプロットのX軸上のゼロ点と、前記Cインピーダンスナイキストプロットの前記X軸上の点との間の距離を測定するステップであって、前記Cインピーダンスナイキストプロットにおいて、高回復水溶液周波数に関するインピーダンス曲線または推定インピーダンス曲線が、前記X軸と交差して、前記高回復水溶液周波数における前記インピーダンスCの実数部を得るステップと、
2. 前記n3セットにおける各前記インピーダンスC用に前記ステップ(n)(1)を繰り返すステップと、
によって決定させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段と、
(o) 回復抵抗(RecRRec.n3)を前記コンピュータに決定させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段であって、
1. 前記CインピーダンスナイキストプロットのX軸上のゼロ点と、前記Cインピーダンスナイキストプロットの前記X軸上の点との間の距離を測定するステップであって、前記Cインピーダンスナイキストプロットにおいて、低回復抵抗周波数に関するインピーダンス曲線または推定インピーダンス曲線が、前記X軸と交差して、前記低回復抵抗周波数における前記インピーダンスCの実数部を得るステップと、
2. 前記n3セットにおける各前記インピーダンスC用に前記ステップ(o)(1)を繰り返すステップと、
によって決定させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段と、
(p) 以下の式、
Rperf=[ΣStafn1(StaRSta.n1−StaRSol.n1)]/n1+[ΣTrafn2(TraRTra.n2−TraRSol.n2)]/n2+[ΣRecfn3(RecRRec.n3−RecRSol.n3)]/n3(ここで、n1、n2、n3およびn3は、1〜100にわたり、Stafn1、Trafn2およびRecfn3は、0.0000001〜1にわたる)を用いることによって、前記アノードおよび前記カソードペアの耐食性能(Rperf)を前記コンピュータに計算させるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段と、
(q) コンピュータに、
(q1) 前記耐食性能(Rperf)を表示するようにコンピュータモニタに対して命令させ、
(q2) 前記耐食性能(Rperf)を印刷するようにプリンターに対して命令させ、
(q3) 前記耐食性能(Rperf)を遠隔コンピュータまたは遠隔データベースに転送させる、または
(q4) それらの組み合わせをさせるコンピュータ可読プログラムコード装置を構成するための手段と、を含むコンピュータ使用可能記憶媒体と、
を含む耐食性評価装置。 - 前記カソードおよび前記アノードが鋼で作製される、請求項1に記載の耐食性評価装置。
- 前記アノードコーティングおよび前記カソードコーティングが、自動車OEM塗料、自動車塗換塗料、船用塗料、航空機用塗料、建築用塗料、工業用塗料、ゴム引きコーティング、ポリテトラフルオロエチレンコーティングまたはジンクリッチプライマーを含む多層コーティング成分に由来する、請求項1に記載の耐食性評価装置。
- 前記チャンバが、前記電解液の温度を0.5℃〜99.5℃にわたる所望の温度に維持するために熱ジャケットによって囲まれる、請求項1に記載の耐食性評価装置。
- 前記チャンバの2つ以上が、前記チャンバのそれぞれにおける前記電解液の温度を0.5℃〜99.5℃にわたる所望の温度に維持するために熱ジャケットによって囲まれる、請求項1に記載の耐食性評価装置。
- 前記アノードコーティングが、前記カソードコーティングと同一である、請求項1に記載の耐食性評価装置。
- 前記アノード欠陥が、前記カソード欠陥と同一である、請求項1または6に記載の耐食性評価装置。
- 前記アノード欠陥が、前記アノードの前記下にある表面を前記電解液に暴露する、前記コーティングに配置された複数の円形開口部を含む、請求項1または6に記載の耐食性評価装置。
- 前記カソード欠陥が、前記カソードの前記下にある表面を前記電解液に暴露する、前記コーティングに配置された複数の円形開口部を含む、請求項1または6に記載の耐食性評価装置。
- 前記カソードまたはアノード欠陥が、5マイクロメートル〜5ミリメートルの範囲の直径をそれぞれ有する円形開口部を含み、各前記円形開口部が、前記円形開口部の直径の10〜2000倍だけ互いに均一に分離される、請求項9に記載の耐食性評価装置。
- 前記カソードまたはアノード欠陥が、前記カソードまたはアノードの平方センチメートル当たり、1〜100の範囲の前記円形開口部を含み、前記円形開口部が互いに均一に分離され、前記円形開口部が、5マイクロメートル〜5ミリメートルの範囲における直径を有する、請求項9に記載の耐食性評価装置。
- 前記電解液が、
(a) 水溶液100重量部に基づいて3重量部の濃度で塩化ナトリウムを含む水溶液と、
(b) 酸性雨をシミュレートした水溶液と、
(c) 腐食性化学水溶液と、
を含む、請求項1に記載の耐食性評価装置。 - 前記アノードホルダおよび前記カソードホルダが、それぞれ逆「Y」の脚部を形成して、使用中に電解液に発生される任意のガス、またはコーティングされたクーポンの表面に設置中に付着した気泡が前記チャンバから容易に逃れられるようにする、請求項1に記載の耐食性評価装置。
- 前記アノードホルダおよび前記カソードホルダが、前記チャンバの反対端部に配置されて、使用中に発生された任意のガスが前記チャンバから容易に逃れられるようにする、請求項1に記載の耐食性評価装置。
- 前記開始期間が、半時間〜1000時間にわたる、請求項1に記載の耐食性評価装置。
- 前記所定の間隔が、半時間〜10時間にわたる、請求項1に記載の耐食性評価装置。
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