JP2014502829A - 無線アクセス技術間ハンドオーバー中のデータ・パス切替えの方法 - Google Patents

無線アクセス技術間ハンドオーバー中のデータ・パス切替えの方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014502829A
JP2014502829A JP2013549424A JP2013549424A JP2014502829A JP 2014502829 A JP2014502829 A JP 2014502829A JP 2013549424 A JP2013549424 A JP 2013549424A JP 2013549424 A JP2013549424 A JP 2013549424A JP 2014502829 A JP2014502829 A JP 2014502829A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packet
link
end marker
data path
source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013549424A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5693753B2 (ja
Inventor
フォシェ,デービッド,ダブリュ.
グリンスプン,エドワード
Original Assignee
アルカテル−ルーセント
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アルカテル−ルーセント filed Critical アルカテル−ルーセント
Publication of JP2014502829A publication Critical patent/JP2014502829A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5693753B2 publication Critical patent/JP5693753B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/02Buffering or recovering information during reselection ; Modification of the traffic flow during hand-off
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0055Transmission or use of information for re-establishing the radio link
    • H04W36/0069Transmission or use of information for re-establishing the radio link in case of dual connectivity, e.g. decoupled uplink/downlink
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/14Reselecting a network or an air interface
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0055Transmission or use of information for re-establishing the radio link

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

本発明は、データ・パス切替えの方法を提供する。本方法の実施形態は、ソース・アクセス・ネットワークからターゲット・アクセス・ネットワークへのモバイル・ノードのハンドオフ中に、通信システムにおいてノードからパケットを送信するステップを含んでいる。パケットは、パケットがハンドオフ中にソース・アクセス・ネットワークを経由してモバイル・ノードとアンカー・ノードとの間のソース・リンクを介してハンドオフ中に送信されるべき最後のパケットであることを示すエンド・マーカを含んでいる。本方法の実施形態は、ノードにおいて、エンド・マーカを含んだパケットの送信に続いて、ターゲット・アクセス・ネットワークを経由して、ソース・リンクからモバイル・ノードとアンカー・ノードとの間のターゲット・リンクへと伝送データ・パスを切り替えるステップも含んでいる。

Description

本発明は、一般に通信システムに関し、より詳細には、ワイヤレス通信システムに関する。
従来の通信システムは、1つまたは複数のモバイル・ノードに対するネットワークの接続性を提供するために、1つまたは複数のアクセス・ノードを使用する。アクセス・ノードは、アクセス・ポイント、アクセス・ネットワーク、基地局、基地局ルータ、セル、およびフェムトセルなどと称されることもある。例えば、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・サービス(UMTS:Universal Mobile Telecommunication Services)規格に従って動作するセルラー方式通信システムにおいては、1つまたは複数のノードを使用して、モバイル・ノードに対するワイヤレス・ネットワーク接続性を提供することができる。モバイル・ノードは、セルラー方式電話、パーソナル・データ・アシスタント、スマート電話、テキスト・メッセージング・デバイス、全地球測位システム、ナビゲーション・システム、ネットワーク・インターフェース・カード、ノートブック・コンピュータ、およびデスクトップ・コンピュータなどを含むことができる。非常に多数のタイプおよび世代のワイヤレス通信システムが、モバイル・ノードに対するネットワーク接続性を提供するように開発され、展開されつつある。例示のワイヤレス通信システムは、マイクロ・セルに対するワイヤレス接続性を提供するシステム(例えば、IEEE802.11規格、IEEE802.15規格、またはWi−Fi規格に従ってワイヤレス接続性を提供するシステム)と、マクロ・セルに対するワイヤレス接続性を提供するシステム(例えば、第3世代パートナーシップ・プロジェクト規格、すなわち、3GPP、3GPP2に従って動作するシステム、ならびに/またはIEEE802.16規格およびIEEE802.20規格に従って動作するシステム)とを含む。第2世代(2G)、第3世代(3G)、および第4世代(4G)を含めて、これらの複数の世代のシステムが、展開されている。
異機種通信システムにおいて、異なるサービス・プロバイダによって提供されるカバレッジは、交わり、かつ/またはオーバーラップし得る。例えば、ワイヤレス・ローカル・エリア・ネットワークについてのワイヤレス・アクセス・ノードは、セルラー方式通信システムの基地局に関連するマクロ・セル・カバレッジ・エリアの内部にあるコーヒー・ショップに関連するマイクロ・セルにおいて、モバイル・ノードに対するネットワーク接続性を提供する場合がある。別の例では、例えば、1つのサービス・プロバイダが、3Gシステムを実装し、別のサービス・プロバイダが、4Gシステムを実装するときに、複数のサービス・プロバイダからのセルラー方式電話カバレッジは、オーバーラップする可能性があり、モバイル・ノードは、それゆえに、異なる世代の無線アクセス技術を使用して、ワイヤレス通信システムにアクセスすることができる可能性がある。さらに別の例では、例えば、単一のサービス・プロバイダが、3Gシステムを展開しており、4Gシステムへと徐々にアップグレードするプロセスにあるときに、このサービス・プロバイダは、オーバーレイする無線アクセス技術を使用してカバレッジを提供する場合がある。
常に接続されたままでいたいというユーザの要望に加えて、異なる通信システムの急増は、異なる無線アクセス技術に従って動作するシステム間のハンドオーバーについての機会および/または可能性を劇的に増大させている。無線アクセス技術間(Inter−RAT:RAT間)ハンドオーバーは、通常、ハンドオフ中のシームレスなユーザ経験を容易にするメーク・ビフォア・ブレーク・プロシージャ(make−before−break procedures)を必要とする。例えば、ハンドオフの両方のレッグ(legs)は、ネットワークの中の共通のインターネット・プロトコル(IP:Internet protocol)アンカー・ポイントと、共通の認証/認可メカニズムとを使用して、ソース・アクセス・ノードからターゲット・アクセス・ノードへのハンドオフ中にIPセッションの連続性を維持することができる。エンド・ユーザまたはモバイル・ノードの観点から、IPセッションの連続性を維持することは、一般に、エンド・ユーザが、技術間ハンドオフ全体を通して同じIPアドレスを保持し、このIPアドレスを(ソース・アクセス・ノードおよびターゲット・アクセス・ノードを含む、ソースのパス、レッグ、またはリンクと、ターゲットのパス、レッグ、またはリンクとを介して)ネットワークに登録することを意味する。ネットワークの観点から、IPセッションの連続性は、エンド・ユーザ・デバイスからのアップリンク・データ・パケット、およびエンド・ユーザ・デバイスへのダウンリンク・データ・パケットの配信をサポートする。例えば、ネットワーク側転送機能は、ターゲット・アクセス・ノードを介して、エンド・ユーザ・デバイスにIPセッションのIPアンカー・ポイントへの登録をさせることにより達成することができ、その結果、ダウンリンクIPパケットは、IPアンカー・ポイントからターゲット・アクセス・ノードへとトンネルすることができる。
しかしながら、IPセッションの連続性を提供することは、問題の半分だけを解決するにすぎない。短いが、かなりのハンドオーバー期間中にシームレスなユーザ経験を提供するために、現在アクティブなデータ・ストリームに対するハンドオーバーの影響を最小限にすべき大きな配慮が払われる必要がある。適切に処理されない場合、IPセッション・データ・パケットは、失われ、複製され、かつ/または順序がバラバラに受信される可能性がある。ウェブ・ブラウジングなど、何らかのアプリケーションは、ハンドオフ中に起こるデータ・ストリームの中断によって(エンド・ユーザの観点から)大きな影響を受けないように見える可能性があるが、他のアプリケーションは、わずかな中断によってさえも影響を受ける可能性がある。例えば、エンド・ユーザは、電話コール、ライブ・ビデオ・ストリーミング、インターネット・ゲームなど、高データ・レートおよび/またはリアル・タイムのサービスにおけるいずれの混乱についても非常に強く知っている可能性がある。混乱は、誤って伝えられた、または中断された音声、ビデオのピクシレーション(pixilation)および/またはフリーズ(freeze)として、あるいは脱落したTCP接続としてさえも経験される可能性がある。現代のネットワークの増大されたネットワークの信頼性とスループットとは、リアル・タイム要件を用いてアプリケーションを配信すべきIPの広範囲の使用をもたらしており、これらのアプリケーションは、脱落したパケットを再送信することに関連する遅延を許容しないので、これらの弱点および/または不利点は、より明らかになる可能性が高い。
ソース・アクセス・パスと、ターゲット・アクセス・パスとの間のIPデータ・セッションをハンドオフすることに対する1つのアプローチは、データ・ストリーム切替えを使用することである。特別なアクションは、基本的なデータ・ストリーム切替えにおいて、モバイル・ノードまたはネットワークによって実行されない。ネットワークは、(ターゲット・アクセス・ノードを介した)モバイル・ノードの登録が受け入れられるとすぐに、ソース・アクセス・パスからターゲット・アクセス・パスへとデータ・パスを単に切り替える。ひとたびモバイル・ノードが、登録が受け入れられていることを示すネットワークからの応答を受信し、処理すると、モバイル・ノードは、ソース・アクセス・パスからターゲット・アクセス・パスへとそのデータ・パスを切り替える。このアプローチは、直接的に実装するという利点を有するが、それは、パケットが、アップリンク方向と、ダウンリンク方向との両方で脱落されることになることを実質的に保証する。例えば、ネットワークがデータ・パスを切り替えるときに開始され、モバイル・ノードがデータ・パスを切り替えるときまで継続する、ソース・レッグにおけるアップリンク・パケットは、脱落されることになる。モバイル・ノードがデータ・パスをターゲット・レッグに切り替えるときに開始される、ソース・レッグにおいて飛んでいる(in−flight)ダウンリンク・パケットは、脱落されることになる。モバイル・ノードがデータ・パスをターゲット・レッグへと切り替える前に、モバイル・ノードに到着する、ターゲット・レッグにおけるダウンリンク・パケットもまた、脱落されることになる。
脱落したパケットの数は、バッファリング技法を使用することにより低減される可能性がある。例えば、IPアンカー・ポイントは、ターゲット・レッグを介して受信されるパケットをバッファリングしながら、モバイル・ノード登録を受信した後に、データ・パスについてのソース・レッグを使用し続けることができる。次いで、データ・パスは、飛んでいるアップリンク・パケットが、ソース・レッグを介して到着する時間を可能にするように選択される所定の時間間隔の後にターゲット・レッグに切り替えられる可能性がある。IPアンカー・ポイントはまた、データ・パスが、ターゲット・レッグに切り替えられるまで、ダウンリンクを介してパケットを送信することを停止することになる。しかしながら、すべての飛んでいるアップリンク・パケットが到着していることを保証する、より長い時間間隔と、ダウンリンク・パケットにおいて遅延および/またはジッタを低減させる、より短い時間間隔とについての競合する要求をバランスさせるように適切な時間間隔を決定することは難しい可能性がある。類似したバッファリング技法(これらは、類似した不利点を有する)を使用して、モバイル・ノードが、ターゲット・レッグを介して受信される情報をバッファリングしながら、ソース・レッグを監視し続けることを可能にすることができる。
ダウンリンクにおいて、ソース・レッグと、ターゲット・レッグとの両方に対するIPセッションの同時バインディング(simultaneous binding)が、パケット損失を低減させるために使用される場合がある。IPアンカー・ポイントは、ソース・レッグと、ターゲット・レッグとを介して複製パケットをモバイル・ノードに対して送信することができる。しかしながら、遅延および/またはジッタは、複製パケットが、順序がバラバラに到着するようにさせる可能性があり、この場合には、モバイル・ノードは、パケットが正しい順序で処理され得るように順序変更し、かつ/またはソートする必要があることになる。さらに、モバイル・ノードと、IPアンカー・ポイントとは、どれだけ長く同時バインディングを維持すべきか、およびいつ同時バインディングを脱落させるべきかを決定するためのシステムを実装する必要があることになる。持続時間に加えて、ノードは、2つのストリームを同期させようと(すなわち、同じパケットが、両方のストリームを介して受信されていることを決定しようと)試みる可能性がある。しかしながら、複数のストリームを同期させることは、必ずしも可能であるとは限らないこともある。例えば、データ・ストリームが、よく定義されたプロトコルを使用していない場合、またはプロトコルが、パケットの順序付けのためのメカニズムを含んでいない場合に、ノードは、異なるデータ・ストリームにおける同じパケットを識別することができない可能性がある。
開示される主題は、上記で説明された1つまたは複数の問題の影響に対処することを対象としている。以下は、開示された主題の簡略化された概要を提示して、開示された主題のいくつかの態様についての基本的な理解を提供するものである。この概要は、開示された主題の網羅的な概説ではない。開示された主題の重要な要素、または不可欠な要素を識別すること、あるいは開示された主題の範囲を示すことを意図してはいない。その唯一の目的は、後で考察されるさらに詳細な説明に対する前置きとしていくつかの概念を簡略化された形態で提示することである。
一実施形態においては、データ・パス切替えのための方法が、提供される。本方法の実施形態は、ソース・アクセス・ネットワークからターゲット・アクセス・ネットワークへのモバイル・ノードのハンドオフ中に通信システムにおけるノードから、パケットが、ソース・アクセス・ネットワークを経由して、モバイル・ノードとアンカー・ノードとの間のソース・リンクを介して、ハンドオフ中に送信される最後のパケットであることを示すエンド・マーカを含んだパケットを送信するステップを含んでいる。本方法の実施形態はまた、ノードにおいて、エンド・マーカを含んだパケットの伝送に続いて、ターゲット・アクセス・ネットワークを経由して、ソース・リンクからモバイル・ノードとアンカー・ノードとの間のターゲット・リンクに伝送データ・パスを切り替えるステップを含んでいる。
別の実施形態においては、アンカー・ノードにおけるデータ・パス切替えのための方法が、提供される。本方法の実施形態は、ソース・アクセス・ネットワークからターゲット・アクセス・ネットワークへのモバイル・ノードのハンドオフ中に通信システムにおけるアンカー・ノードから、パケットが、ソース・アクセス・ネットワークを経由して、モバイル・ノードとアンカー・ノードとの間のソース・リンクを介して、ダウンリンク・データ・パスを使用してハンドオフ中に送信される最後のパケットであることを示すエンド・マーカを含んだパケットを送信するステップを含んでいる。本方法の実施形態はまた、アンカー・ノードにおいて、エンド・マーカを含んだパケットの伝送に続いて、ターゲット・アクセス・ネットワークを経由して、ソース・リンクからモバイル・ノードとアンカー・ノードとの間のターゲット・リンクへとダウンリンク・データ・パスを切り替えるステップを含んでいる。
さらに別の実施形態においては、モバイル・ノードにおけるデータ・パス切替えのための方法が、提供される。本方法の実施形態は、ソース・アクセス・ネットワークからターゲット・アクセス・ネットワークへのモバイル・ノードのハンドオフ中に通信システムにおけるモバイル・ノードから、パケットが、ソース・アクセス・ネットワークを経由して、モバイル・ノードとアンカー・ノードとの間のソース・リンクを介して、アップリンク・データ・パスを使用してハンドオフ中に送信される最後のパケットであることを示すエンド・マーカを含んだパケットを送信するステップを含んでいる。本方法の実施形態はまた、エンド・マーカを含んだパケットの伝送に続いて、ターゲット・アクセス・ネットワークを経由して、ソース・リンクからモバイル・ノードとアンカー・ノードとの間のターゲット・リンクへとアップリンク・データ・パスを切り替えるステップを含んでいる。
開示された主題は、添付の図面と併せて解釈される以下の説明を参照することにより理解することができ、添付の図面においては、同様の参照番号は、同様の要素を識別している。
通信システムの第1の例示の実施形態を概念的に示す図である。 データ・パス切替え技法の第1の例示の実施形態を概念的に示す図である。 データ・パス切替え技法の第2の例示の実施形態を概念的に示す図である。 データ・パス切替え技法の第2の例示の実施形態における追加のイベントを概念的に示す図である。 独立したデータ・パス切替えと、エンド・マーカ・シグナリングとを要求するために使用され得る登録要求メッセージの例示の一実施形態を概念的に示す図である。 ソース・リンクのアップリンクおよび/またはダウンリンクを介して送信される最後のパケットを示すために使用され得るエンド・マーカ・メッセージ(EMM:end marker message)の例示の一実施形態を概念的に示す図である。
開示される主題は、様々な修正形態および代替形態を受け入れることができ、その特定の実施形態が、図面において例として示されており、本明細書において詳細に説明される。しかしながら、特定の実施形態についての本明細書における説明は、開示される主題を開示される特定の形態だけに限定するようには意図されず、逆に、その意図は、添付の特許請求の範囲の範囲内に含まれるすべての修正形態、均等物、および代替形態を対象として含むことであることを理解すべきである。
例示の実施形態が、以下で説明される。明確にするために、実際の実装形態についての必ずしもすべての特徴が、本明細書において説明されるものとは限らない。そのような任意の実際の実施形態においては、非常に多数の実装形態特有の決定が、実装形態ごとに変化することになるシステムに関連した制約、およびビジネスに関連した制約との整合性など、開発者の特定の目標を達成するために行われるべきである。さらに、そのような開発努力は、複雑であり、時間がかかる可能性があるが、それにもかかわらず、本開示の恩恵を受ける当業者のための取り組むルーチンになることが、理解されるであろう。
開示される主題は、次に、添付された図面を参照して、説明されることになる。様々な構造、システムおよびデバイスが、説明の目的のためだけに、また当業者によく知られている詳細で本発明を曖昧にしてしまうことのないように、図面の中で概略的に示される。それにもかかわらず、添付の図面は、開示された主題の例証的な例を記述し、説明するために含められる。本明細書において使用される単語および慣用句は、関連技術分野における当業者によるこれらの単語および慣用句の理解と整合した意味を有するように、理解され、解釈されるべきである。用語または慣用句の特別な定義、すなわち、当業者によって理解されるような通常の慣例的な意味とは異なる定義は、本明細書における用語または慣用句の整合した使用によって暗示されるように意図されない。用語または慣用句が、特別な意味、すなわち、当業者によって理解される以外の意味を有することが意図される限りでは、そのような特別の意味は、用語または慣用句についての特別な定義を直接に、かつはっきりと提供する定義づけのやり方で、本明細書において明示的に説明されることになる。
概して、本出願は、例えば、ハンドオーバー中にデータ・パス切替えに関連するパケットの損失、遅延、および/またはジッタを低減させることにより、シームレスなハンドオーバーを容易にするために使用される技法を説明している。IPセッション・ハンドオーバー中の従来のデータ・パス切替えは、パケットが、アップリンク方向とダウンリンク方向との両方において脱落されることになることを事実上、保証する。従来の実行におけるこれらの課題は、異なる無線アクセス技術の異なる特性によって悪化させられる可能性がある。技術内のハンドオーバーとは違って、技術間のハンドオーバーの2つのレッグ/リンクは、非常に異なるデータ・パス特性を有する可能性があり、例えば、1つのリンクのパス遅延は、他のリンクに沿ったパス遅延よりもかなり短い可能性がある。例えば、本明細書において説明される技法の発明者等は、改善された4G技術が、3Gシステムにおいて経験されるラウンド・トリップ遅延に対して50%以上(ネットワークにおいてモバイル・ノードからアンカー・ポイントへ、かつその逆に)ラウンド・トリップ遅延を低減させることができることを実証する、3Gシステムおよび4Gシステムにおけるラウンド・トリップ遅延の実験室の測定を実行している。ラウンド・トリップ遅延における違いは、増大されたパケット損失をもたらす可能性がある。例えば、ソース・リンクが、ターゲット・リンクよりも遅いときに、パケットは、飛んでいるパケットのすべてが、ソース・リンクから流し出されているよりもずっと前に、ターゲット・リンクを介して到着し始める可能性がある。これらのパケットは、ソース・リンクと、ターゲット・リンクとの両方を介して広範囲に及ぶバッファリングまたは複製のパケットの伝送なしに、失われることになる。複数のレッグを介して複製パケットを送信することは、追加の乏しいエア・インターフェース・リソースを消費し、レシーバ側においてパケット再順序付け機能を必要とする。バッファリングが組み込まれている場合には、異なるシステム特性は、(同種のシステムに対する)より大きな範囲の可能性のあるラウンド・トリップ遅延が、異機種システムにおいて存在する可能性があるので、少なくとも部分的にソースからターゲットへとデータ・パスをいつ切り替えるべきかを推定することをずっと難しいものにする。本出願は、それらが、独立に切り替えられ得るようにするために、アップリンク・データ・パスと、ダウンリンク・データ・パスとを分離することにより、これらの問題の一部または全部に対処することができる技法の実施形態について説明している。エンド・マーカ・パケットは、アップリンク・データ・パスまたはダウンリンク・データ・パスをソース・リンクからターゲット・リンクへといつ切り替えるべきかを信号で伝える一方のピア(peer)から他方のピアへと送信されることもある。
図1は、通信システム100の第1の例示の実施形態を概念的に示すものである。例証された実施形態においては、インターネット105に対するアクセスは、共通コア・ネットワーク115を経由してインターネット105に通信的に、かつ/または電子的に結合される無線アクセス・ネットワーク110(1〜2)を使用して提供される。図1において示される各無線アクセス・ネットワーク110は、ルータ120と、基地局またはeNodeB125とを組み込んでいる。しかしながら、本開示の恩恵を受ける当業者なら、無線アクセス・ネットワーク110の例示の実施形態が、例示的なものであり、特許請求の範囲の主題を限定するものでないことを意図していることを理解すべきである。通信システム100の代替的な実施形態は、異なるタイプの有線および/またはワイヤレスのアクセス・ポイントおよび/またはネットワークを使用して、アクセスを提供することができる。さらに、いくつかの実施形態においては、無線アクセス・ネットワーク110は、異なる無線アクセス技術を実装することができる。例えば、無線アクセス・ネットワーク110(1)は、3G無線アクセス技術を実装することができ、無線アクセス・ネットワーク110(2)は、4G無線アクセス技術を実装することができる。
共通コア115は、無線アクセス・ネットワーク110(および場合によっては他のアクセス・ポイント)についての共通アンカー・ポイントとしての機能を果たす、インターネット・プロトコル(IP)アンカー・ノードなどのアンカー・ノード130を実装する。アンカー・ノード130は、登録されたユーザについての情報を保持し、この情報を使用して、ユーザのIPアドレスに基づいてインターネット・トラフィックをユーザに対してトンネルし、かつ/または転送することができる。様々な実施形態においては、アンカー・ノード130は、モバイルIP(MIP:mobile IP)を実装するホーム・エージェント、またはロング・ターム・エボリューション(LTE:Long Term Evolution)などの第3世代パートナーシップ・プロジェクト3GPPネットワーク・アーキテクチャを実装するシステムにおけるパケット・データ・ノード・ゲートウェイとすることができる。これらのプロトコルに従って動作する様々なネットワーク実施形態においては、ローカル・アクセス・ルータ120は、MIPv4フォーリン・エージェント、汎用パケット無線サービス(GPRS:General Packet Radio Service)トンネリング・プロトコル(GTP:GPRS Tunneling Protocol)ルータ、プロキシMIP(PMIPv6)クライアント、または他のタイプのルーティング・デバイスとすることができる。
例証された実施形態においては、通信システム100は、1つまたは複数のモバイル・ノード135に対するワイヤレス接続とネットワーク・アクセスとを提供する。例証された実施形態においては、モバイル・ノード135は、2つの異なるワイヤレス・アクセス技術に従ってワイヤレス通信リンクを形成することができるデュアル・モード・デバイスである。例えば、モバイル・ノード135は、3Gワイヤレス・アクセス技術、または4Gワイヤレス・アクセス技術のいずれかを使用して、動作することができる可能性がある。しかしながら、本開示の恩恵を受ける当業者なら、本発明は、これら2つのワイヤレス・アクセス技術に従って動作するモバイル・ノード135だけに限定されないことを理解すべきである。代替的な実施形態においては、モバイル・ノード135は、ワイヤレス・アクセス技術の他の組合せに従って動作することができるデュアル・モード・デバイスとすることができる。さらに、いくつかの実施形態においては、モバイル・ノード135は、2つ以上の異なる有線および/またはワイヤレスのアクセス技術に従って動作することができるマルチモード・デバイスとすることができる。
モバイル・ノード135は、無線アクセス・ネットワーク110(1)において基地局125(1)に対して、ワイヤレス接続またはリンク140(1)を確立することができる。ワイヤレス・リンク140(1)は、例えば、タイムスロット、周波数、チャネル・コードなどを使用して規定され得る1つまたは複数のアップリンク・チャネルおよび/またはダウンリンク・チャネルを使用して、アップリンク通信と、ダウンリンク通信とをサポートすることができる。無線アクセス・ネットワーク110(1)および/またはモバイル・ノード135は、ワイヤレス通信リンク140(1)に関連するチャネル状態を監視することができる。ワイヤレス通信リンク140(1)のチャネル状態が、悪化する場合、ネットワーク110(1)および/またはモバイル・ノード135は、例えば、無線アクセス・ネットワーク110(2)に対してハンドオーバーを開始することができ、このハンドオーバーは、異なるワイヤレス・アクセス技術に従って動作することもできる。例えば、ハンドオーバーは、パイロット信号強度、信号対雑音比、信号対雑音プラス干渉比、ビット・エラー・レートなどのパラメータを適切なしきい値と比較して、いつチャネル状態が、異なるワイヤレス・アクセス技術に対するハンドオーバーが、望ましく、かつ/または必要であるほどまで悪化しているかを決定することにより、開始されることもある。ハンドオフは、あらかじめ構成されたアプリケーション・ベースのポリシーの好み、および/またはあらかじめ構成されたユーザの好みに基づいてトリガされることもある。代わりにハンドオフは、負荷バランシング、サービス品質要件などをサポートするためにトリガされることもある。
ハンドオーバーが開始されているときに、モバイル・ノード135は、無線アクセス・ネットワーク110(2)を用いて第2のワイヤレス通信リンク140(2)を確立することができる。例えば、無線アクセス・ネットワーク110が、異なる無線アクセス技術に従って動作するときに、モバイル・ノード135は、技術間のハンドオーバーに備えて、第2のワイヤレス・アクセス技術に従って第2のワイヤレス通信リンク140(2)を確立することができる。ひとたびハンドオーバーすべき決定が行われており、第2のワイヤレス通信リンク140(2)が確立された後に、アンカー・ノード130と、モバイル・ノード135とは、無線アクセス・ネットワーク110(1)を通して伝わるデータ・パスから無線アクセス・ネットワーク110(2)を通して伝わるデータ・パスへとデータ・パスウェイをいつ切り替えるべきかを決定する。無線アクセス・ネットワーク110(1)を含むデータ・パスは、ソースのパス、レッグ、またはリンクと称されることもある。無線アクセス・ネットワーク110(2)を含むデータ・パスは、ターゲットのパス、レッグ、またはリンクと称されることもある。本明細書において説明される技法の実施形態は、アップリンク・データ・パスと、ダウンリンク・データ・パスとが、独立に切り替えられることを可能にする。
例えば、一実施形態においては、ハンドオーバーする決定を行ったすぐ後に、モバイル・ノード135は、エンド・マーカ・シグナリングにより、独立したアップリンク・データ・パス切替えおよびダウンリンク・データ・パス切替えを要求する登録メッセージをターゲット・リンク140(2)を介して送信することができる。モバイル・ノード135は、登録要求の伝送の前に、伝送の後に、かつ/または伝送と同時にターゲット・リンク140(2)を介してダウンリンク・トラフィックをバッファリングすることを開始することができる。この時点で、モバイル・ノード135は、ソース・リンク140(1)を介してトラフィックを送信し、受信し続けることができる。共通コア・ネットワーク115の中のアンカー・ノード130が、登録を受信し、受け入れるときに、アンカー・ノード130は、ダウンリンク・パスをターゲット・リンク140(2)に切り替えることができ、アンカー・ノード130はまた、ソース・リンク140(1)を介してエンド・マーカ・メッセージを送信して、ソース・リンク140(1)を介してネットワークによって送信されるべき最後のパケットにマーク付けすることもできる。代替的な実施形態においては、他の判断基準を使用して、登録を受信すること、および処理することに応答してエンド・マーカ・メッセージの伝送をトリガすることができる。例えば、アンカー・ノード130は、アンカー・ノード130(またはネットワーク側における他のエンティティ)が音声伝送における無音声または一時停止を検出するまで、音声通信セッションのダウンリンク・パスの、ターゲット・リンク140(2)への切替えを遅延させることができる。無音声/一時停止まで切替えを遅延させることは、さらに、遅延および/またはジッタを最小にすることができる。様々な実施形態においては、ダウンリンク・エンド・マーカ・メッセージは、1つまたは複数の専用のパケットの中にあってもよく、最後のデータ・パケットに含まれていてもよく、または他のフォーマットで送信されてもよい。さらに、アンカー・ノード130は、登録応答の伝送の前に、伝送の後に、かつ/または伝送と同時にターゲット・リンク140(2)を介してアップリンク・トラフィックをバッファリングすることを開始することもできる。
モバイル・ノード135が、登録応答を受信し、正常に処理するときに、それは、アップリンクをターゲット・リンク140(2)へと切り替え、ソース・リンク140(1)を介してエンド・マーカ・メッセージを送信して、ソース・リンク140(1)を介してモバイル・ノードによって送信されるべき最後のパケットにマーク付けする。代替的な実施形態においては、他の判断基準を使用して、登録応答を受信すること、および処理することに応答してエンド・マーカ・メッセージの伝送をトリガすることができる。例えば、モバイル・ノード135は、モバイル・ノード135が、音声伝送における無音声または一時停止を検出するまで、音声通信セッションのアップリンク・パスの、ターゲット・リンク140(2)への切替えを遅延させることができる。無音声/一時停止まで切替えを遅延させることは、さらに、遅延および/またはジッタを最小にすることができる。様々な実施形態においては、アップリンク・エンド・マーカ・メッセージは、1つまたは複数の専用のパケットの中にあってもよく、最後のデータ・パケットに含まれていてもよく、または他のフォーマットで送信されてもよい。アンカー・ノード130は、モバイル・ノード135からソース・リンク140(1)を介してエンド・マーカ・パケットを受信した後に、そのアップリンク・パスをターゲット・リンク140(2)へと切り替えることができ、この時点で、アンカー・ノード130は、ターゲット・リンク140(2)を介して任意のアップリンクのバッファリングされたパケットを同時にリリースすることができる。同様に、モバイル・ノード135は、アンカー・ノード130からソース・リンク140(1)を介してエンド・マーカ・パケットを受信した後に、そのダウンリンク・パスをターゲット・リンク140(2)へと切り替えることもでき、この時点で、モバイル・ノード135は、ターゲット・リンク140(2)を介して任意のダウンリンクのバッファリングされたパケットを同時にリリースすることもできる。
図2は、データ・パス切替え技法200の第1の例示の実施形態を概念的に示すものである。例証された実施形態においては、モバイル・ノード(MN:mobile node)は、モバイル・ノードをソース無線アクセス・ネットワーク(S−RAN:source radio access network)と接続する一部分205を含むワイヤレス通信リンク(またはソース・リンク)を確立している。ソース・リンク205は、方向矢印によって示されるソース・アップリンクと、ソース・ダウンリンクとを含む。本明細書においては、用語「リンク」は、まとめてアップリンクと、対応するダウンリンクとを意味している。用語「ダウンリンク」を使用して、排他的にリンクの下方、または順方向側を、例えば、「ソース・ダウンリンク」を意味している。同様にして、用語「アップリンク」を使用して、排他的にリンクの上方、または逆方向側を、例えば、「ソース・アップリンク」を意味している。プロシージャの中のこの時点で、矢印は、実線を使用して、パケットがアクティブに送信されていることを示すように描かれている。同じ慣例が、図面全体にわたって使用される。ソース・リンク205は、ソース無線アクセス・ネットワークをアンカー・ノード(ANCHOR)に結合する一部分210を含んでいる。一部分210はまた、アップリンクと、ダウンリンクとがアクティブにパケットを送信していることを示す実線方向矢印によって示されるアップリンクとダウンリンクとを含んでいる。最初に、モバイル・ノードと、ネットワークとは、ソース・リンク205、210を介して送信されるパケットをアクティブに受信し、処理している。ソース無線アクセス・ネットワークからターゲット無線アクセス・ネットワーク(T−RAN:target radio access network)へとモバイル・ノードをハンドオフする決定は、ボックス215によって示される時間に行われる。
モバイル・ノードおよびターゲット無線アクセス・ネットワークは、データ・パス切替えに備えて、ターゲット・ワイヤレス通信リンクの一部分220を確立する。例証された実施形態においては、一部分220は、モバイル・ノードと、ターゲット無線アクセス・ネットワークとの間のレベル−2(L2)接続である。L2接続は、オープン・システム相互接続(OSI:Open Systems Interconnect)モデルなどによって規定されるデータ・リンク・レイヤ接続と称されることもある。ターゲット・リンク220は、方向矢印によって示されるアップリンクと、ダウンリンクとを含む。例証された実施形態においては、方向矢印によって示されるアップリンクと、ダウンリンクとを使用してデータ・パケットを送信するが、制御パス・パケットは、ターゲット・リンクを介して送信されることもある。アップリンクおよびダウンリンクは、パケットをアクティブに送信するためにまだ使用されていない。図においては、矢印は、破線を使用して、対応するアップリンクと、ダウンリンクとが、アクティブにパケットを送信していないことを示すように描かれている。同じ慣例が、図面全体にわたって使用される。モバイル・ノードは、登録要求をターゲット無線アクセス・ネットワークに対して(225において)送信し、このターゲット無線アクセス・ネットワークは、登録要求をアンカー・ノードに対して(230において)転送する。アンカー・ノードは、登録要求を受け入れ、データ・パスをソース・リンク205、210からターゲット・リンクへと(235において)切り替え、このターゲット・リンクは、アンカー・ノードとターゲット無線アクセス・ネットワークとの間の一部分220および追加の一部分240を含む。
この時点で、モバイル・ノードは、ソース・リンク205、210を使用して、パケットを受信し、送信しており、一方、アンカー・ノードは、ターゲット・リンク220、240を使用して、パケットを受信し、送信している。ソース・アップリンク205、210は、それゆえに、パケットが、依然としてアップリンクに沿ってアクティブに送信されていることを示す実線矢印として示されている。しかしながら、これらのパケットは、アンカー・ノードが、もはやソース・リンク205、210を介してパケットを受信していないので、脱落される可能性がある。アンカー・ノードは、もはやソース・ダウンリンク205、210に沿ってパケットを送信していないこともあり、したがって(破線矢印によって示される)ダウンリンクの一部分は、もはや、モバイル・ノードと、アンカー・ノードとの間のこのセッションに関連するパケットを含んでいない。アンカー・ノードは、ターゲット・ダウンリンク220、240を介してパケットを送信し始めており、したがってターゲット・ダウンリンクの一部分を、アクティブに使用して、(実線矢印によって示される)パケットを送信している。モバイル・ノードは、(破線矢印によって示されるように)ターゲット・アップリンク220、240をアクティブに使用してはいない。
アンカー・ノードは、ターゲット無線アクセス・ネットワークに対して登録応答を(245において)送信することができる。様々な実施形態においては、登録応答は、データ・パスを切り替える前に、切り替えた後に、かつ/または切り替えるのと同時に、送信されることもある。次いで、ターゲット無線アクセス・ネットワークは、モバイル・ノードに対して登録応答を(250において)転送することができる。一実施形態においては、登録応答などの制御メッセージは、データ・パケットと同じ接続を介して送信されることもある。登録応答を受信および処理すると、モバイル・ノードは、データ・パスをターゲット・リンク220、240へと(255において)切り替えることができる。モバイル・ノードは、それゆえに、(破線矢印によって示されるように)ソース・アップリンクに沿ってパケットを送信することを停止し、(実線矢印によって示されるように)ターゲット・アップリンクに沿ってパケットを送信することを開始することができる。モバイル・ノードは、ソース・ダウンリンクに留まるパケットを脱落させることができ、ターゲット・ダウンリンクを介してダウンリンク・パケットを受信することを開始することができる。さらに、モバイル・ノードは、登録応答の受信(および処理)に先立って、ソース・ダウンリンク205、210の、ターゲット・ダウンリンク220、240への実際の切替えの前に、到着するターゲット・ダウンリンク220、240のパケットを脱落させることができる。ソース・リンクの一部分205は、次いで、(260において)破壊される可能性があり、ソース・リンクの一部分210は、(265において)破壊される可能性がある。この時点から、モバイル・ノードおよびアンカー・ノードは、ターゲットのアップリンクおよびダウンリンク220、240に沿ってパケットをアクティブに送信し、受信することができる。
図3Aは、データ・パス切替え技法300の第2の例示の実施形態を概念的に示すものである。例証された実施形態においては、モバイル・ノード(MN)は、モバイル・ノードをソース無線アクセス・ネットワーク(S−RAN)と接続する一部分305を含むワイヤレス通信リンク(またはソース・リンク)を確立している。ソース・リンク305は、方向矢印によって示されるアップリンクと、ダウンリンクとを含んでおり、これらの方向矢印は、アップリンクと、ダウンリンクとがアクティブにパケットを送信していることを示すように、図の中のこの時点では実線である。ソース・リンク305は、ソース無線アクセス・ネットワークをアンカー・ノード(ANCHOR)に結合する一部分310を含んでいる。一部分310はまた、アップリンクと、ダウンリンクとがアクティブにパケットを送信していることを示す実線方向矢印によって示されるアップリンクとダウンリンクとを含んでいる。最初に、モバイル・ノードと、ネットワークとは、ソース・リンク305、310を介して送信されるパケットをアクティブに受信しており、処理している。ソース無線アクセス・ネットワークからターゲット無線アクセス・ネットワーク(T−RAN)へとモバイル・ノードをハンドオフする決定は、ボックス315によって示される時間に行われる。異なる実施形態においては、ハンドオフする決定は、アップリンクおよび/またはダウンリンクのチャネル品質または他の判断基準の測定値に基づいて、モバイル・ユニットおよび/またはネットワークによって行われることもある。
例証された実施形態においては、モバイル・ノードと、ターゲット無線アクセス・ネットワークとは、データ・パス切替えに備えて、ターゲット・ワイヤレス通信リンクの一部分320を確立することにより、ハンドオフの決定に応答する。例証された実施形態においては、一部分320は、モバイル・ノードと、ターゲット無線アクセス・ネットワークとの間のレベル−2(L2)接続である。ターゲット・リンク320は、方向矢印によって示されるアップリンクと、ダウンリンクとを含む。アップリンクおよびダウンリンクは、パケットをアクティブに送信するためにまだ使用されておらず、したがってそれらは、破線矢印として示される。例証された実施形態においては、方向矢印によって示されるアップリンクと、ダウンリンクとを使用して、データ・パケットを送信するが、制御パス・パケットは、ターゲット・リンクを介して送信されることもある。モバイル・ノードは、モバイル・ユニットが、独立したアップリンク・データ・パス切替えと、ダウンリンク・データ・パス切替えとをサポートするように構成されていることを示す情報を含む登録要求メッセージを(325において)送信する。一実施形態においては、登録要求メッセージはまた、エンド・マーカ・シグナリングにより、独立したアップリンク・データ・パス切替えおよびダウンリンク・データ・パス切替えが、アップリンクおよび/またはダウンリンクにおいて送信される最後のパケットを示すために使用されるエンド・マーカを用いてモバイル・ユニットとアンカー・ノードとによって使用されることを要求する情報も含んでいる。
モバイル・ノードは、最後のデータ・パケット350を示すエンド・マーカが、ソース・ダウンリンクを介して送信されるためのソース・ダウンリンクを監視することを開始することができる。監視することは、登録メッセージを(325において)送信する前に、送信した後に、かつ/または送信するのと同時に、開始することができ、その結果、モバイル・ノードは、たとえソース・パス遅延が、ターゲット・パス遅延よりも短いとしてもソース・ダウンリンクを介して受信されるエンド・マーカ・メッセージを検出することができるようになり、その場合には、エンド・マーカ・メッセージは、アンカー・ノードから登録応答を受信する前に受信される可能性がある。モバイル・ノードは、例えば、ターゲット・パス遅延が、ソース・パス遅延よりも短いときに、エンド・マーカ・メッセージが、ソース・リンクに到着する前にターゲット・リンクに到着するダウンリンク・パケットを取り込むようにターゲット・リンクを介してダウンリンク・トラフィックをバッファリングすることを開始することもできる。一実施形態においては、バッファリングすることは、登録メッセージを(325において)送信することに関連して開始され、その結果、バッファリングすることは、ダウンリンク・パケットが、登録メッセージに応答してターゲット・リンクを介して受信される前に開始されるようになる。バッファリングは、それゆえに、登録メッセージの(325における)送信の前に、送信の後に、または送信と同時に開始される可能性がある。
登録要求メッセージは、ターゲット無線アクセス・ネットワークによって受信され、(330において)アンカー・ノードへと転送される。アンカー・ノードが、エンド・マーカ・シグナリングにより、独立したアップリンク・データ・パス切替えおよびダウンリンク・データ・パス切替えについての要求を含む登録要求メッセージを受信するときに、アンカー・ノードは、エンド・マーカ・シグナリングにより、独立したアップリンク・データ・パス切替えおよびダウンリンク・データ・パス切替えを利用する動作モードに(335において)切り替えることができる。このモードにおいては、アンカー・ノードは、ソース・リンク305、310からターゲット・リンクの一部分320へとアップリンク・データ・パスおよびダウンリンク・データ・パスを独立して変更することができる。
例証された実施形態においては、アンカー・ノードは、ソース・リンク305、310から、アンカー・ノードと、ターゲット無線アクセス・ネットワークとの間で確立される一部分320と一部分345とを含むターゲット・リンクへとダウンリンク・データ・パスを(340において)切り替える。アンカー・ノードはまた、アンカー・ノードがソース・ダウンリンクを介して送信するエンド・マーカを生成する。一実施形態においては、エンド・マーカは、例えば、MIPシステムにおいて実装されるエンド・マーカ・メッセージ(EMM)が、エンド・マーカを含むときに、それ自体、最後のパケットとすることができる。代わりに、エンド・マーカ情報が、それが最後のパケットであることを示すように、パケットにアタッチされることもある。ひとたび最後のパケット350が、送信された後に、アンカー・ノードは、最後のパケットおよび/またはエンド・マーカ350に続く破線によって示されるように、ソース・ダウンリンクを介していずれの追加のパケットも送信することはない。次いで、アンカー・ノードは、一部分345において実線矢印によって示されるように、ターゲット・ダウンリンクを介してデータ・パケットを送信することを開始することができる。この時点では、アンカー・ノードは、依然としてソース・アップリンクを介してアップリンク・パケットを受信しており、モバイル・ノードは、ソース・アップリンクを介してパケットをアクティブに送信しており、ソース・ダウンリンクを介してパケットを受信している。一実施形態においては、アンカー・ノードは、ターゲット・アップリンクを介して受信されるアップリンク・パケットをバッファリングすることを開始することもできる。
アンカー・ノードは、登録応答をターゲット無線アクセス・ネットワークに対して(355において)送信し、このターゲット無線アクセス・ネットワークは、登録応答をモバイル・ノードに対して(360において)転送する。例証された実施形態においては、登録応答は、エンド・マーカ・シグナリングにより、独立したアップリンク・データ・パス切替えおよびダウンリンク・データ・パス切替えを使用しているという確認を含んでいる。一実施形態においては、バッファリングは、登録応答を(355において)送信することに関連して、アンカー・ノードにおいて開始され、その結果、バッファリングは、アップリンク・パケットが、登録応答に応答してターゲット・リンクを介して受信される前に開始されるようになる。バッファリングは、それゆえに、登録応答の(355における)伝送の前に、伝送の後に、または伝送と同時に開始されることもある。アンカー・ノードは、例えば、ターゲット・リンクにおける遅延が、ソース・リンクにおける遅延よりも実質的に短いときに、このバッファリングを使用して、エンド・マーカが、ソース・リンクを介して受信される前に到着する、ターゲット・アップリンクを介して受信されるアップリンク・パケットを取り込むことができる。登録応答の受信のすぐ後に、モバイル・ノードは、エンド・マーカ・シグナリングにより、要求された独立したアップリンク・データ・パス切替えおよびダウンリンク・データ・パス切替えが、使用されていることを知るようになる。モバイル・ノードは、ソース・アップリンクからターゲット・アップリンクへのアップリンク・データ・パスを(365において)切り替えるが、ソース・ダウンリンクを経由してダウンリンク・データ・パスを維持し続ける。モバイル・ノードはまた、エンド・マーカ370を含むパケットが、モバイル・ノードがソース・アップリンクを介して送信しようとしている最後のパケットであることを示すエンド・マーカ370を送信することになる。エンド・マーカ370に続いて、モバイル・ノードは、破線によって示されるように、ソース・アップリンクを介してパケットをアクティブに送信することはない。
例証された実施形態においては、エンド・マーカ350、370が、同時に飛んでいる可能性があるプロセスの中のこの時点で、ネットワークは、ソース・リンクを経由してアップリンク・データ・パスを維持しながら、ダウンリンク・データ・パスをターゲット・リンクへと切り替えており、モバイル・ノードは、ソース・リンクを経由してダウンリンク・データ・パスを維持しながら、アップリンク・データ・パスをターゲット・リンクへと切り替えている。しかしながら、本開示の恩恵を受ける当業者なら、本システムのイベントおよび状態についてのこの特定のシーケンスは、例示的なものであり、特許請求の範囲の主題を限定しないものであることを意図していることを理解すべきである。代替的な実施形態においては、および他との関連においては、本システムのイベントおよび/または状態の特定のシーケンスは、アップリンクおよび/またはダウンリンクのデータ・パスにおける時間遅延、モバイル・ノード、無線アクセス・ネットワーク、および/またはアンカー・ノードなどの内部の処理時間などのファクタに応じて変化する可能性がある。
図3Bは、データ・パス切替え技法300の第2の例示の実施形態における追加のイベントを概念的に示すものである。例証された実施形態においては、モバイル・ノードは、受信されたパケットが、ソース・ダウンリンクを介してアンカー・ノードから送信される最後のパケットであることを示すエンド・マーカ・パケット350を(372において)受信する。エンド・マーカ・パケット350を受信することに応答して、モバイル・ノードは、ターゲット・ダウンリンクを介して受信された任意のバッファリングされたパケットを処理することを開始し、ダウンリンク・データ・パスをターゲット・ダウンリンクへと(374において)同時に切り替える。この時点で、ソース・ダウンリンクは、破線矢印によって示されるように、パケットを受信するためにアクティブに使用されない。例証された実施形態においては、エンド・マーカ・パケット370は、ソース・アップリンクを介して飛んでいるままの状態であり、したがってアンカー・ノードは、ソース・リンクを経由してアップリンク・データ・パスを維持する。
アンカー・ノードは、これが、モバイル・ノードがソース・アップリンクを介して送信した最後のパケットであることを示すアップリンク・エンド・マーカ・パケット370を(376において)受信する。エンド・マーカ・パケット370を受信することに応答して、アンカー・ノードは、バッファリングされた任意のターゲット・アップリンク・パケットを処理し、アップリンク・データ・パスをターゲット・アップリンクへと(378において)同時に切り替えることができる。この時点で、ソース・アップリンクは、セッションに関連するパケットが流し出されており、ソース・アップリンクも、ソース・ダウンリンクも使用しないで、モバイル・ノードと、アンカー・ノードとの間でパケットをアクティブに送信している。例証された実施形態においては、次いで、モバイル・ノードは、ソース・アップリンクを破壊する要求を(380において)送信し、この要求をソース無線アクセス・ネットワークは、受信し、アンカー・ノードに対して(382において)転送する。次いで、ソース・リンク305、310は、破壊される可能性がある。この時点で、ハンドオーバーは、完了され、モバイル・ノードおよびアンカー・ノードは、ターゲット・リンク320、345を介してアップリンク・データ・パスと、ダウンリンク・データ・パスとを使用して通信している。本開示の恩恵を受ける当業者なら、図3Bにおいて示されるイベントの特定のシーケンスが、例示的なものであり、特許請求の範囲の主題を限定するものでないことを意図していることを理解すべきである。代替的な実施形態および/または文脈においては、イベントのシーケンスは、図3Bにおいて示されるシーケンスとは異なっていてもよい。
図4は、エンド・マーカ・シグナリングにより、独立したアップリンク・データ・パス切替えおよびダウンリンク・データ・パス切替えを要求するために使用され得る登録メッセージ400の例示の一実施形態を概念的に示すものである。登録メッセージ400は、登録要求(RRQ:registration request)のために使用されることも、その登録についての登録応答(RRP:registration reply)として使用されることもある。一実施形態においては、登録メッセージ400はまた、登録解除のために使用されることもある。登録と、登録解除との間の違いは、後者は、ゼロの寿命を有する登録要求であることである。例証された実施形態においては、登録要求メッセージ400は、IPヘッダ405と、UDPヘッダ410と、固定された要求/応答(RRQ/RRP)ヘッダ415とを含む。ヘッダ・フィールド405、410、415には、1つまたは複数のオプションの拡張ヘッダ420と、認可イネーブリング拡張子425が続いている可能性がある。メッセージ400において認可イネーブリング拡張子425に先行する情報は、メッセージを検証し、認可し、かつ/または認証するために使用され得るキーの情報を使用して保護される(少なくとも)完全性およびデータ起源である。例えば、認可イネーブリング拡張子425は、モバイル・ノードおよびホーム・エージェント(またはホーム・エージェントと通信している別のネットワーク認可/認証エンティティ)に知られている秘密キーを使用してフィールド405、410、415、420をハッシュすることにより形成される拡張子とすることができる。一実施形態においては、検証は、パケット400が、修正されなかったこと、およびそれがピアに由来したものであることを保証することができる。
登録要求メッセージ400はまた、MIP登録メッセージと組み合わせて使用され得る独立したアップリンクとダウンリンクとに付随のエンド・マーカ・シグナリング拡張ヘッダ(IUD−EMS:Independent Uplink and Downlink with End Marker Signaling extension header)430を含んでいる。例証された実施形態においては、ヘッダ430は、MN−HA認可イネーブリング拡張子425の前に挿入され、その結果、この情報は、メッセージ400の中の他のフィールドを認証する/認可するために使用される同じメカニズムを使用して認証され/認可されるようになる可能性がある。一実施形態においては、拡張子430は、オプションである、またはスキップ可能である(すなわち、値>128)拡張タイプとすることができ、その結果、メッセージ400は、エンド・マーカ・シグナリングにより、独立したアップリンク・データ・パス切替えおよびダウンリンク・データ・パス切替えをサポートしないノードによって使用されるようになる可能性がある。登録要求メッセージ400の中の拡張子430の存在または値を使用して、MNサポートを示すことができ、エンド・マーカ・シグナリングにより、独立したアップリンク・データ・パス切替えおよびダウンリンク・データ・パス切替えについてのHAサポートを要求する。登録応答メッセージ400の中の拡張子430の存在または値を使用して、エンド・マーカ・シグナリングにより、独立したアップリンク・データ・パス切替えおよびダウンリンク・データ・パス切替えをサポートするHAの能力および意欲を示すことができる。メッセージ400の実施形態は、それゆえに、エンド・マーカ・シグナリングによる、独立したアップリンク・データ・パス切替えおよびダウンリンク・データ・パス切替えをサポートしないノードとの後方互換のやり方で使用されることもある。
認可イネーブリング拡張子の前に拡張子430を挿入することは、拡張子430の内容が保護されることを可能にすることができる。さらに、ピアは、拡張子430が、リモート・ピアによって追加されたことを確信する。スキップ可能な/オプションの拡張タイプを使用することは、この能力を実装していないネットワーク・エンティティが、メッセージの残りを処理し続けながら拡張子430の内容を安全に無視することを可能にする(すなわち、アプローチは、後方互換性がある)。メッセージ400の中に拡張子430を含めることは、ピアが、その能力および/またはこの能力をサポートする意欲を示すことを可能にする。一実施形態においては、拡張子430は、ハンドオフされているMIPセッションを識別するセッション識別子を含んでいる。例えば、セッション識別子は、その能力がサポートされ、受け入れられる場合に、初期登録の時にモバイル・ノードによってランダムに生成され、ネットワークによってRRPにおいて戻されることもある。後続の登録は、この同じセッション識別子を含むことができる。拡張子430は、ソースからターゲットへとデータ・パスを切り替える前に、どれだけ長く各ピアがエンド・マーカ・メッセージを待つべきかを示唆するヒントを含むこともできる。例えば、ヒントは、ソース・リンクのパス遅延を示すことができ、このパス遅延は、最後の登録についての測定されたラウンド・トリップ遅延の約1/2であるように決定され、または推定されることもある。ヒントを使用して、エンド・マーカ・メッセージが失われる場合についてのタイムアウト間隔の妥当な推定値を提供することができる。
図5は、ソースのアップリンクおよび/またはダウンリンクを介して送信される最後のパケットを示すために使用され得るエンド・マーカ・メッセージ(EMM)500の例示の一実施形態を概念的に示すものである。例証された実施形態においては、エンド・マーカ500は、ネットワークとモバイル・ノードとによって使用されて、ダウンリンクまたはアップリンクをターゲット・リンクへとそれぞれ切り替える前に、ソース・リンクを介して送信される最後のメッセージにマーク付けすることができる。エンド・マーカ500は、IPヘッダ505と、UDPヘッダ510と、固定されたEMMヘッダ515とを含む。ヘッダ・フィールド505、510、515には、認可イネーブリング拡張子520が続いている可能性がある。メッセージ500において認可イネーブリング拡張子520に先行する情報は、メッセージを認可し、かつ/または認証するために使用され得るキーの情報を使用して保護される(少なくとも)完全性およびデータ起源である。例えば、認可イネーブリング拡張子520は、モバイル・ノードおよびホーム・エージェント(またはホーム・エージェントと通信している別のネットワークの認可および/または認証のエンティティ)に知られている秘密キーを使用してフィールド505、510、515をハッシュすることにより形成される拡張子とすることができる。
エンド・マーカ・メッセージ500は、エンド・マーカ(EMM)525も含んでいる。例証された実施形態においては、エンド・マーカ525は、初期登録中に識別されるようなセッション識別子など、現在のセッションに関連するセッション識別子を含むことができる。エンド・マーカ525は、最後に送信されたエンド・マーカ(最初は0)よりも大きな値を有するシーケンス番号と、エンド・マーカ525が、アップリンクに対して適用されるべきか、またはダウンリンクに対して適用されるべきかについて述べるインジケータとを含むこともでき、例えば、インジケータは、アップリンクの場合には1の値を有し、ダウンリンクの場合には0の値を有することができる。
例証された実施形態においては、エンド・マーカ・メッセージ500は、反射、再生、なりすましなどのサービス拒否(DoS:denial of service)攻撃に対する保護を助けるようにデータ完全性およびデータ起源の認証を提供する。例えば、MIPフレームワークを活用して、エンド・マーカ・メッセージ(EMM)MIPメッセージ500を生成することができる。MIPメッセージ500は、認可イネーブリング拡張子(例えば、図4において示されるRRQ/RRPメッセージに類似した)によって保護され得るエンド・マーカ拡張子525を含むことができる。認可イネーブリング拡張子520の前に拡張子525を挿入することは、拡張子525の内容が、保護されることを可能にし、ピアに拡張子525が修正されていないこと(データ完全性)を示す保証を提供する。ピアはまた、拡張子525が、リモート・ピア(データ起源認証)によって生成されたことを検証することもできる。ひとたびメッセージが検証された後に、エンド・マーカ・メッセージの中の情報を使用して、データ・パスを切り替えるべきかどうかを決定することができる。例えば、セッションIDおよび/またはシーケンス番号を使用して、古いメッセージまたは再生のメッセージを識別することができるが、方向インジケータは、反射されたメッセージを検出することができ(例えば、インジケータは、ダウンリンク・パケットを示すが、パケットは、アップリンクを介して受信された)、そのような場合には、エンド・マーカは、受け入れられないことになり、データ・パスは、切り替えられない可能性がある。したがって、例えば、パケットが、正常に認証され、かつ/または認可されたときに、メッセージの中のデータを使用して、データ・パス切り替えが実行されるべきかどうかを、ただし、メッセージが有効であることを検証した後に、決定することができる。
これらの技法の実施形態は、モバイル・ノードが、適切なパーティへのIUD−EMS拡張のために必要とされる情報を転送すること、および対応する応答を受信することを可能にすることにより、PMIP、GTP(GPRSトンネリング・プロトコル)などの他のモビリティ・アルゴリズムへと拡張される可能性がある。PMIPの場合には、モバイル・ノードが、IUD−EMS拡張のために、およびモバイル・ノードが対応する応答を受信するために必要とされる情報を供給することができるように、変更がDHCPに対して行われることもある。例えば、モバイル・ノードが、動的ホスト制御プロトコル(DHCP:Dynamic Host Control Protocol)の信号またはメッセージングを通してIPアドレスを要求するときに、それは、それが、セッション識別子とタイムアウト・ヒントとをPMIPクライアントに対して渡すことを可能にするオプションを含むことができ、その結果、それはIUD−EMS拡張子の中に配置されるようになる可能性がある。同様に、DHCPオプションは、ホーム・エージェントの応答をモバイル・ノードに対して渡すために使用されることもある。例えば、DHCPオプションは、HAのIPアドレスと一緒に,要求についてのホーム・エージェントの受入れ/拒絶を示す情報を送信することをサポートすることができる。後者は、エンド・マーカ・メッセージが、PMIPだけがソース・リンクと、ターゲット・リンクとの両方を介して使用されているときに、IPアンカー・ポイント(HA)に対して送信されることを可能にすることができる。
開示された主題の部分と、対応する詳細な説明とは、コンピュータ・メモリの内部のソフトウェア、またはデータ・ビットに対する演算のアルゴリズムおよびシンボリック表現の観点から提示される。これらの説明および表現は、それにより当業者が、他の当業者に対して彼らの仕事の本質を効果的に伝える説明および表現である。用語がここで使用されるような、かつそれが概括的に使用されるようなアルゴリズムは、望ましい結果をもたらすステップの首尾一貫したシーケンスであるように考えられる。それらのステップは、物理量の物理的操作を必要とするステップである。通常は、必ずしもそうであるとは限らないが、これらの量は、記憶され、転送され、結合され、比較され、それ以外の方法で操作されることができる光学的信号、電気信号、または磁気信号の形態を取る。これらの信号をビット、値、要素、シンボル、文字、用語、数字などとして言及することは、時には、主として概括的な使用の理由のために、便利であることが分かっている。
しかしながら、これらの用語、および類似した用語のすべては、適切な物理量に関連づけられるべきであり、単にこれらの量に適用される便利なラベルであるにすぎないことを心に留めるべきである。具体的に他の方法で述べられていない限り、または考察から明らかであるように、「処理すること」、「計算すること」、「算出すること」、「決定すること」、または「表示すること」などの用語は、コンピュータ・システムのレジスタおよびメモリの内部の物理量、電子量として表されるデータをコンピュータ・システムのメモリまたはレジスタ、あるいは他のそのような情報ストレージ・デバイス、伝送デバイス、またはディスプレイ・デバイスの内部の物理量として同様に表される他のデータへと操作し、変換するコンピュータ・システム、または類似した電子コンピューティング・デバイスのアクションおよびプロセスを意味している。
開示された主題のソフトウェア実装された態様は、概括的に、何らかの形態のプログラム・ストレージ媒体において符号化され、または何らかのタイプの伝送媒体によって実装されることにも注意すべきである。プログラム・ストレージ媒体は、磁気的(例えば、フロッピー・ディスクまたはハード・ドライブ)あるいは光学的(例えば、コンパクト・ディスク・リード・オンリー・メモリ、または「CD ROM」)とすることができ、リード・オンリーまたはランダム・アクセスとすることができる。同様に、伝送媒体は、ツイスト・ペア線、同軸ケーブル、光ファイバ、または当業者に知られている何らかの他の適切な伝送媒体とすることもできる。開示された主題は、所与の任意の実装形態のこれらの態様によって限定されない。
上記で開示された特定の実施形態は、開示された主題が、本明細書における教示の恩恵を受ける当業者にとって明らかな、異なるが同等な方法で修正され、実行され得るので、例示的なものにすぎない。さらに、添付の特許請求の範囲において説明される以外には、いかなる限定も、本明細書において示される構成または設計の詳細に対して意図されてはいない。それゆえに、上記で開示された特定の実施形態は、変更され、または修正されてもよく、すべてのそのような変形形態は、開示された主題の範囲内にあるものと考えられることは、明らかである。したがって、本明細書において求められる保護は、添付の特許請求の範囲において説明されるようなものである。

Claims (10)

  1. ソース・アクセス・ネットワークからターゲット・アクセス・ネットワークへのモバイル・ノードのハンドオフ中に、通信システムにおいてノードからパケットを送信するステップであって、前記パケットは、前記パケットが、前記ハンドオフ中に送信されるべき最後のパケットであることを示すエンド・マーカを含んでおり、前記パケットは、前記ソース・アクセス・ネットワークを経由して前記モバイル・ノードとアンカー・ノードとの間のソース・リンクを介して送信される、ステップと、
    前記送信するノードにおいて、前記ターゲット・アクセス・ネットワークを経由して前記ソース・リンクから前記モバイル・ノードと前記アンカー・ノードとの間のターゲット・リンクへと伝送データ・パスを切り替えるステップであって、前記データ・パス切替えは、前記エンド・マーカを含む前記パケットの伝送と同時に実行される、ステップと
    を含む方法。
  2. 前記エンド・マーカを含む前記パケットを送信するステップは、ハンドオフされているセッションの識別子と、前記セッションに関連するシーケンス番号と、アップリンク/ダウンリンク・インジケータとを含むエンド・マーカを含んだパケットを送信するステップを含み、
    前記エンド・マーカを含む前記パケットを送信するステップは、前記エンド・マーカの認可および認証のための秘密キーを使用して保護されるエンド・マーカを含んだパケットを送信するステップを含む、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記送信するノードにおいて、前記ターゲット・リンクを介して受信されるパケットをバッファリングするステップであって、前記送信するノードから登録メッセージを送信するステップに関連して開始され、その結果、パケットが前記登録メッセージに応答して前記ターゲット・リンクを介して受信される前に、開始されるようになる、ステップを含み、
    前記ノードにおいて、前記パケットが、前記ソース・リンクを介して受信されるべき最後のパケットであることを示すエンド・マーカを含んだパケットを受信するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記ソース・リンクから前記ターゲット・リンクへの前記伝送データ・パスの前記切り替えるステップとは独立して、前記ソース・リンクから前記ターゲット・リンクへと受信データ・パスを切り替えるステップと、
    前記受信データ・パスを切り替えるステップと同時に任意のバッファリングされたパケットを処理するステップとを含み、当該切り替えるステップおよび当該処理するステップは、前記パケットが、前記ソース・リンクを介して受信されるべき最後のパケットであることを示す前記エンド・マーカを含んだ前記パケットを受信するステップに応答して実行される、
    請求項3に記載の方法。
  5. ソース・アクセス・ネットワークからターゲット・アクセス・ネットワークへのモバイル・ノードのハンドオフ中に、通信システムにおいてアンカー・ノードからパケットを送信するステップであって、前記パケットは、前記パケットが、前記ハンドオフ中に送信されるべき最後のパケットであることを示すエンド・マーカを含んでおり、前記パケットは、前記ソース・アクセス・ネットワークを経由して前記モバイル・ノードと前記アンカー・ノードとの間のソース・リンクを介してダウンリンク・データ・パスを使用して送信される、ステップと、
    前記送信するアンカー・ノードにおいて、前記ターゲット・アクセス・ネットワークを経由して前記ソース・リンクから前記モバイル・ノードと前記アンカー・ノードとの間のターゲット・リンクへと前記ダウンリンク・データ・パスを切り替えるステップであって、前記切替えは、前記エンド・マーカを含んだ前記パケットの前記伝送と同時に行われる、ステップと
    を含む方法。
  6. 前記エンド・マーカを含んだ前記パケットを送信するステップは、前記モバイル・ノードから、前記ダウンリンク・データ・パスが、エンド・マーカ・シグナリングを使用してアップリンク・データ・パスとは独立して切り替えられることを要求するハンドオフ登録メッセージを受信することに応答して前記エンド・マーカを含んだ前記パケットを送信するステップを含み、
    前記方法は、前記アンカー・ノードにおいて、前記ハンドオフ登録メッセージに応答して登録応答メッセージの伝送に関連して前記ターゲット・リンクを介してアップリンク・データ・パスにおいて受信されるパケットをバッファリングするステップであって、その結果、アップリンク・パケットが前記登録応答メッセージに応答して前記ターゲット・リンクを介して受信される前に、開始されるようになる、ステップを含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記エンド・マーカを含んだ前記パケットを送信するステップは、前記エンド・マーカを含んだパケットを検証する情報を前記モバイル・ノードに対してパケットで送信するステップを含む、請求項5に記載の方法。
  8. ソース・アクセス・ネットワークからターゲット・アクセス・ネットワークへのモバイル・ノードのハンドオフ中に、通信システムにおいて前記モバイル・ノードからパケットを送信するステップであって、前記パケットは、前記パケットが、送信されるべき最後のパケットであることを示すエンド・マーカを含んでおり、前記パケットは、前記ソース・アクセス・ネットワークを経由して前記モバイル・ノードとアンカー・ノードとの間のソース・リンクを介してアップリンク・データ・パスを使用して送信される、ステップと、
    前記送信するモバイル・ノードにおいて、前記ターゲット・アクセス・ネットワークを経由して前記ソース・リンクから前記モバイル・ノードと前記アンカー・ノードとの間のターゲット・リンクへと前記アップリンク・データ・パスを切り替えるステップであって、前記切替えは、前記エンド・マーカを含んだ前記パケットの前記伝送と同時に実行される、ステップと
    を含む方法。
  9. 前記エンド・マーカを含んだ前記パケットを送信するステップは、前記ダウンリンク・データ・パスが、エンド・マーカ・シグナリングを使用してアップリンク・データ・パスとは独立して切り替えられることを要求するハンドオフ登録メッセージの受信を確認する登録応答をアンカー・ノードから受信することに応答して、前記エンド・マーカを含んだ前記パケットを送信するステップを含み、
    前記方法は、前記モバイル・ノードにおいて、前記ハンドオフ登録メッセージの伝送に関連して同時に前記ターゲット・リンクを介してダウンリンク・データ・パスにおいて受信されるパケットをバッファリングするステップであって、その結果、ダウンリンク・パケットが前記ハンドオフ登録メッセージに応答して前記ターゲット・リンクを介して受信される前に、開始されるようになる、ステップを含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記ソース・リンクを介して前記ダウンリンク・データ・パスにおける前記モバイル・ノードにおいて、前記パケットが前記ソース・リンクを介して受信されるべき最後のダウンリンク・パケットであることを示すエンド・マーカを含んだパケットを受信するステップと、
    前記ソース・リンクから前記ターゲット・リンクへの前記アップリンク・データ・パスの前記切り替えるステップとは独立して前記ソース・リンクから前記ターゲット・リンクへと前記ダウンリンク・データ・パスを切り替えるステップと、
    前記パケットを受信するステップに応答してバッファリングされたパケットを処理するステップと
    を含む、請求項9に記載の方法。
JP2013549424A 2011-01-10 2011-12-19 無線アクセス技術間ハンドオーバー中のデータ・パス切替えの方法 Active JP5693753B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/987,308 US8737354B2 (en) 2011-01-10 2011-01-10 Method of data path switching during inter-radio access technology handover
US12/987,308 2011-01-10
PCT/US2011/065761 WO2012096759A1 (en) 2011-01-10 2011-12-19 Method of data path switching during inter-radio access technology handover

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014502829A true JP2014502829A (ja) 2014-02-03
JP5693753B2 JP5693753B2 (ja) 2015-04-01

Family

ID=45470708

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013549424A Active JP5693753B2 (ja) 2011-01-10 2011-12-19 無線アクセス技術間ハンドオーバー中のデータ・パス切替えの方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8737354B2 (ja)
EP (1) EP2664186B1 (ja)
JP (1) JP5693753B2 (ja)
KR (1) KR101531189B1 (ja)
CN (1) CN103314615B (ja)
WO (1) WO2012096759A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018503303A (ja) * 2014-12-17 2018-02-01 クアルコム,インコーポレイテッド デュアルアクティブ接続を使用したハンドオーバ
WO2018030545A1 (ja) * 2016-08-12 2018-02-15 株式会社Nttドコモ コアネットワーク及び基地局
WO2021241259A1 (ja) * 2020-05-27 2021-12-02 ソニーグループ株式会社 通信システムおよび通信方法、並びにプログラム

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9025531B2 (en) * 2011-03-04 2015-05-05 Blackberry Limited Mobile device driven information exchange
US8861475B2 (en) 2011-05-19 2014-10-14 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Inter-RAT handover control using sequence numbers
US8902852B2 (en) 2011-05-19 2014-12-02 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Inter-rat handover control using empty GRE packets
US8423881B2 (en) * 2011-08-05 2013-04-16 Fuji Xerox Co., Ltd. Systems and methods for placing visual links to digital media on physical media
US8706118B2 (en) * 2011-09-07 2014-04-22 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) 3G LTE intra-EUTRAN handover control using empty GRE packets
US8774131B1 (en) * 2012-01-05 2014-07-08 Sprint Communications Company, L.P. Facilitating network transfer based on network conditions
US9686164B1 (en) * 2012-04-12 2017-06-20 Sprint Communications Company L.P. Packet allocation schema for 3G and 4G routers
TWI473518B (zh) * 2012-12-12 2015-02-11 Quanta Comp Inc 多模作業之通訊裝置
JP6133602B2 (ja) * 2013-01-18 2017-05-24 株式会社Nttドコモ ユーザ装置、基地局、切替え制御方法、及びスケジューリング制御方法
US9282497B2 (en) 2013-04-04 2016-03-08 Apple Inc. Inter-radio access technology transition based on quality of service evaluation
KR102071535B1 (ko) * 2013-08-26 2020-01-30 삼성전자주식회사 무선 통신 시스템에서 매크로 셀과 스몰 셀 간 스위칭을 위한 자원 할당 장치 및 방법
CN109890056B (zh) * 2013-11-22 2021-12-28 索尼公司 无线通信系统以及用在无线通信系统中的方法
WO2015115961A1 (en) * 2014-01-31 2015-08-06 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Methods and devices for conditional attachment to a network
EP3163819A4 (en) * 2014-06-30 2018-02-28 Nec Corporation Communication system, communication device, communication method, and program
WO2016169801A1 (en) * 2015-04-21 2016-10-27 Nokia Solutions And Networks Oy Improvements in small cell mobility with dual/multi connectivity
US10244454B2 (en) * 2015-06-02 2019-03-26 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Communication device and method therein for handover in wireless communication network
JP6516879B2 (ja) 2015-06-02 2019-05-22 テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル) 無線通信ネットワークにおけるハンドオーバのためのネットワークノードおよびそこでの方法
WO2018000255A1 (zh) * 2016-06-29 2018-01-04 华为技术有限公司 接入方法、用户设备、控制设备及通信系统
EP3498037B1 (en) 2016-08-08 2022-11-02 Nokia Technologies Oy End marker handling for mobility between 5g and lte
EP3493507A4 (en) 2016-09-19 2019-07-31 Huawei Technologies Co., Ltd. MEETING SPECIALIST PROCEDURE AND DEVICE AND STORAGE MEDIUM
WO2018114057A1 (en) * 2016-12-21 2018-06-28 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Link switch in a wireless communication system
CN110313195B (zh) * 2017-02-27 2021-08-20 华为技术有限公司 通信方法和装置
BR112019025745A2 (pt) * 2017-07-25 2020-06-23 Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp., Ltd. Método de entrega e dispositivo terminal
US11297493B2 (en) 2017-08-03 2022-04-05 Huawei Technologies Co., Ltd. Data transmission method, related device, and communications system
CN114125961A (zh) * 2018-02-13 2022-03-01 华为技术有限公司 传输控制方法、装置和系统
EP3836742B1 (en) 2018-10-15 2022-12-21 Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp., Ltd. Wireless communication method and device
CN111194058B (zh) 2018-11-14 2021-01-12 华为技术有限公司 下行数据的乱序控制方法及装置
KR102010362B1 (ko) 2019-04-01 2019-08-13 주식회사 위더스플래닛 밀집된 WiFi 스몰셀 네트워크의 이동성 보장을 위한 고속 핸드오프 방법
CN110049523B (zh) * 2019-04-26 2021-09-21 新华三技术有限公司 接入控制、接入点连接方法、装置及电子设备
CN114389762B (zh) * 2021-12-29 2023-07-21 成都中科信息技术有限公司 一种针对数字同传系统的双链路数据切换处理方法
CN117014949A (zh) * 2022-04-28 2023-11-07 中兴通讯股份有限公司 数据反传方法、装置、系统、电子设备及可读存储介质

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06204945A (ja) * 1992-12-28 1994-07-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 認証方法
JP2010021890A (ja) * 2008-07-11 2010-01-28 Hitachi Communication Technologies Ltd 無線基地局、ハンドオフ制御方法、およびプログラム
WO2010069985A1 (en) * 2008-12-19 2010-06-24 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Assist reordering of downlink data at serving gw relocation

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE460817T1 (de) * 2006-12-19 2010-03-15 Ericsson Telefon Ab L M Verwaltung des benutzerzugangs in einem kommunikationsnetz
US10091648B2 (en) * 2007-04-26 2018-10-02 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for new key derivation upon handoff in wireless networks
CN101572928B (zh) * 2008-04-30 2011-05-04 华为技术有限公司 一种切换方法及通讯系统以及相关设备
KR101552303B1 (ko) * 2008-10-30 2015-09-11 삼성전자주식회사 통신 시스템 및 그의 데이터 전송 방법
US8467786B2 (en) * 2009-05-04 2013-06-18 Motorola Mobility Llc Communication devices and methods for providing services to communication devices in a communication system including a private cell

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06204945A (ja) * 1992-12-28 1994-07-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 認証方法
JP2010021890A (ja) * 2008-07-11 2010-01-28 Hitachi Communication Technologies Ltd 無線基地局、ハンドオフ制御方法、およびプログラム
WO2010069985A1 (en) * 2008-12-19 2010-06-24 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Assist reordering of downlink data at serving gw relocation

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6014018550; Yoshinor Kitatsuji et al.: 'On Handover Procedure with Data Forwarding for Reducing Buffered User Data in Base Stations' Global Telecommunications Conference, 2009. GLOBECOM 2009. IEEE , 20091130, IEEE *

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018503303A (ja) * 2014-12-17 2018-02-01 クアルコム,インコーポレイテッド デュアルアクティブ接続を使用したハンドオーバ
JP2020054009A (ja) * 2014-12-17 2020-04-02 クアルコム,インコーポレイテッド デュアルアクティブ接続を使用したハンドオーバ
WO2018030545A1 (ja) * 2016-08-12 2018-02-15 株式会社Nttドコモ コアネットワーク及び基地局
CN109845327A (zh) * 2016-08-12 2019-06-04 株式会社Ntt都科摩 核心网络以及基站
CN109845327B (zh) * 2016-08-12 2022-06-03 株式会社Ntt都科摩 核心网络以及基站
WO2021241259A1 (ja) * 2020-05-27 2021-12-02 ソニーグループ株式会社 通信システムおよび通信方法、並びにプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2012096759A1 (en) 2012-07-19
KR20130118945A (ko) 2013-10-30
CN103314615B (zh) 2016-09-14
EP2664186A1 (en) 2013-11-20
JP5693753B2 (ja) 2015-04-01
CN103314615A (zh) 2013-09-18
US8737354B2 (en) 2014-05-27
KR101531189B1 (ko) 2015-06-24
EP2664186B1 (en) 2019-07-24
US20120177002A1 (en) 2012-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5693753B2 (ja) 無線アクセス技術間ハンドオーバー中のデータ・パス切替えの方法
US7280505B2 (en) Method and apparatus for performing inter-technology handoff from WLAN to cellular network
KR101213545B1 (ko) 액세스 시스템들 사이의 핸드오프를 위한 방법 및 장치
JP5114574B2 (ja) マルチモード・モバイル・ユニットのための無線ベアラおよびmipセッション連続性を維持するためのベスト・エフォート・ハンドオフの方法
US7953052B2 (en) Inter-technology handoff method in an IP-based wireless communication system
KR101467780B1 (ko) 이기종 무선접속망간 핸드오버 방법
US8036176B2 (en) MIH pre-authentication
JP5791739B2 (ja) 疎結合アーキテクチャにおける技術間ハンドオフを実行する方法
US20030104814A1 (en) Low latency mobile initiated tunneling handoff
US20100046477A1 (en) Method for Hand-Over In A Heterogeneous Wireless Network
KR20080103514A (ko) 끊김없는 핸드오버 방법 및 시스템
US20120051321A1 (en) Method for seamless ip session continuity for multi-mode mobile stations
Dutta et al. MPA assisted optimized proactive handoff scheme
Yen et al. A seamless handoff scheme for IEEE 802.11 wireless networks
JP2008146632A (ja) キーキャッシング、QoSおよびメディア独立事前認証のマルチキャスト拡張
Dunmore et al. of Deliverable: Mobile IPv6 Handovers: Performance Analysis and
Doran Analysis of Layer 2 and 3 Hand off Techniques for Train Based Mobile Networks When Used With VoIP Enabled Client Devices
Pan et al. Impact of IP mobility on Skype session quality in IEEE 802.11 networks

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130903

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140508

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140805

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5693753

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250