JP2014501051A - Ecn受信側主導輻輳制御のための方法および装置 - Google Patents

Ecn受信側主導輻輳制御のための方法および装置 Download PDF

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Abstract

いくつかの実施形態は、ネットワーク上で輻輳通知および制御を管理するためのシステムおよび方法に関する。いくつかの態様では、セッション記述プロトコルフォーマットなど、パラメータをストリーミングするためのフォーマットを使用して、送信側および受信側ベースの輻輳制御を管理するためのプロトコルが提供される。いくつかの態様では、異なるユーザデバイス間でインターワーキングゲートウェイを動作させるためのシステムおよび方法が提供される。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる、同時係属の同一出願人による、2010年10月6日に出願された「METHODS AND APPARATUS FOR ECN RECEIVER DRIVEN CONGESTION CONTROL」と題する、米国仮特許出願第61/390,584号の、米国特許法第119条(e)項に基づく利益を主張する。
本明細書で開示するシステムおよび方法は、一般にデータ通信システムに関し、詳細には、ネットワークトラフィックにおける輻輳に関する通知に関する。
ワイヤレス通信システムは、ボイス、データ、ビデオなど、様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されており、Long Term Evolution(LTE)システムなどの新しいデータ指向システムの導入とともに展開が増加する可能性がある。ワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅および送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。そのような多元接続システムの例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、3GPP Long Term Evolution(LTE)システム、および他の直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムがある。
概して、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のワイヤレス端末(ユーザ機器(UE)、またはアクセス端末(AT)としても知られる)のための通信を同時にサポートすることができる。各端末は、順方向リンクおよび逆方向リンク上での送信によって1つまたは複数の基地局(アクセスポイント(AP)、EノードBまたはeNBとしても知られる)と通信する。順方向リンク(ダウンリンクまたはDLとも呼ばれる)は基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(アップリンクまたはULとも呼ばれる)は端末から基地局への通信リンクを指す。これらの通信リンクは、単入力単出力、単入力多出力、多入力単出力または多入力多出力(MIMO)システムを介して確立され得る。
MIMOシステムは、データ送信のために複数(NT)個の送信アンテナと複数(NR)個の受信アンテナとを採用する。NT個の送信アンテナとNR個の受信アンテナとによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルと呼ばれることもあるNS個の独立チャネルに分解され得る。概して、NS個の独立チャネルの各々は1つの次元に対応する。複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成された追加の次元数が利用された場合、MIMOシステムは改善されたパフォーマンス(たとえば、より高いスループットおよび/またはより大きい信頼性)を与えることができる。MIMOシステムはまた、時分割複信(TDD)システムと周波数分割複信(FDD)システムとをサポートする。TDDシステムでは、順方向および逆方向リンク送信が同一周波数領域上で行われるので、相反定理により逆方向リンクチャネルからの順方向リンクチャネルの推定が可能である。これにより、複数のアンテナがアクセスポイントにおいて利用可能であるとき、アクセスポイントは順方向リンク上で送信ビームフォーミング利得を抽出することが可能になる。
基地局ノードは、eNBと呼ばれることがあり、ネットワークにおける展開に関して異なる能力を有する。これは、送信電力クラス、アクセス制限などを含む。一態様では、異種ネットワーク特性により、ワイヤレスカバレージデッドスポット(たとえば、ドーナツ状のカバレージホール)が生じる。これにより、ひどいセル間干渉が生じ、望ましくないユーザ機器セル関連付けが必要になることがある。概して、異種ネットワーク特性により、物理チャネルの深い浸透が必要となるので、それぞれのネットワーク上でノードと機器との間に不要な干渉が生じることがある。
明示的輻輳通知(ECN:Explicit Congestion Notification)は、インターネットプロトコル(IP)と伝送制御プロトコル(TCP)との拡張であり、RFC3168(2001)において定義されている。ECNは、パケットをドロップするネットワーク輻輳のエンドツーエンド通知を可能にし、また、ECNは、両方のエンドポイントがECNをサポートし、ECNを自発的に使用するときにのみ使用される、オプション機能である。ECNは、基礎をなすネットワークによってサポートされるときにのみ有効である。従来、TCP/IPネットワークは、パケットをドロップすることによって輻輳をシグナリングする。しかしながら、ECNが首尾よくネゴシエートされたとき、ECNアウェアなルータは、差し迫った輻輳をシグナリングするために、パケットをドロップする代わりにIPヘッダ中にマークを設定し得る。パケットの受信側は輻輳指示を送信側にエコーし、送信側は、あたかもパケットがドロップしたかのように反応しなければならない。一部の古いまたはバグの多いネットワーク機器は、ECNビットを無視するのではなく、ECNビットが設定されたパケットをドロップすることがある。
ECN機能は、ワイヤレスネットワークにおいてユーザ機器またはデバイス(UE)間でエンドツーエンドレート適応を実行するために使用され得る。しかしながら、トランスポートネットワークまたはその中のデバイスがECN機能を適切にサポートしていない場合、端末はECNを無効化しなければならなくなり、UEはレート適応を実行することができなくなる。
いくつかの実施形態は、プロセッサを備える、データ輻輳を制御するためのインターワーキングゲートウェイを企図する。本プロセッサは、第1のデバイスから第1の複数のメッセージを受信することであって、第1の複数のメッセージが第1の輻輳制御モードに従い、第1の輻輳制御モードが送信側主導輻輳制御または受信側主導輻輳制御のうちの少なくとも1つを備える、受信することと、第2のデバイスから第2の複数のメッセージを受信することであって、第2の複数のメッセージが第2の輻輳制御モードに従い、第2の輻輳制御モードが送信側主導輻輳制御または受信側主導輻輳制御のうちの1つを備える、受信することと、第1または第2のデバイスのうちの一方から第1または第2のデバイスのうちの他方にメッセージを通信するときに、第1の輻輳制御モードまたは第2の輻輳制御モードのいずれかをエミュレートすることとを行うように構成され得る。
いくつかの実施形態では、第1の複数のメッセージを受信することは、第1のデバイスから第2のデバイスへのECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの少なくとも1つを受信することを備える。いくつかの実施形態では、本プロセッサは、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの少なくとも1つを変更することと、第1のデータレートで第1または第2のデバイスから受信したデータを他方の第1または第2のデバイスに第2のデータレートで再送することとを行うようにさらに構成される。いくつかの実施形態では、第1のデータレートと第2のデータレートとが異なる。いくつかの実施形態では、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの少なくとも1つはECNフィードバックメッセージを備え、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの少なくとも1つを変更することは、レート要求メッセージを送信することを備え、レート要求メッセージはECNフィードバックメッセージに基づいて生成される。いくつかの実施形態では、ECNフィードバックメッセージは送信側輻輳制御モードに準拠し、送信されるレート要求メッセージは受信側主導輻輳制御モードに準拠する。いくつかの実施形態では、本プロセッサは、第1のデバイスからメッセージを受信するようにさらに構成され、メッセージは受信側主導輻輳制御リンク上の輻輳遭遇マーキングを備える。いくつかの実施形態では、本プロセッサは、第2のデバイスにメッセージを送信するようにさらに構成され、メッセージは送信側主導輻輳制御リンク上の輻輳遭遇マーキングを備える。いくつかの実施形態では、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの少なくとも1つはレート要求メッセージを備え、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの少なくとも1つを変更することは、レート要求メッセージをインターセプトすることと、レート要求メッセージを第2のデバイスに送信しないこととを備える。いくつかの実施形態では、レート要求メッセージは受信側主導輻輳制御モードに準拠し、送信されるECN輻輳メッセージは送信側主導輻輳制御モードに準拠する。いくつかの実施形態では、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの少なくとも1つはレート要求メッセージを備え、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの少なくとも1つを変更することは、ECNフィードバックメッセージを送信することを備え、ECNフィードバックメッセージはレート要求メッセージに基づいて生成される。いくつかの実施形態では、レート要求メッセージは受信側主導輻輳制御モードに準拠し、送信されるECN輻輳メッセージは送信側主導輻輳制御モードに準拠する。
いくつかの実施形態は、データ輻輳を制御するための方法を企図し、本方法は、第1のデバイスから第1の複数のメッセージを受信することであって、第1の複数のメッセージが第1の輻輳制御モードに従い、第1の輻輳制御モードが送信側主導輻輳制御または受信側主導輻輳制御のうちの少なくとも1つを備える、受信することと、第2のデバイスから第2の複数のメッセージを受信することであって、第2の複数のメッセージが第2の輻輳制御モードに従い、第2の輻輳制御モードが送信側主導輻輳制御または受信側主導輻輳制御のうちの1つを備え、第1の輻輳制御モードが、第2の輻輳制御モードとともに動作可能でない、受信することと、第1または第2のデバイスのうちの一方から第1または第2のデバイスのうちの他方にメッセージを通信するときに、第1の輻輳制御モードまたは第2の輻輳制御モードのいずれかをエミュレートすることとを備える。本方法は、1つまたは複数のプロセッサを備えるインターワーキングゲートウェイデバイス上に実装され得る。
いくつかの実施形態では、第1の複数のメッセージを受信することは、第1のデバイスから第2のデバイスへのECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの少なくとも1つを受信することを備える。いくつかの実施形態では、本方法は、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの少なくとも1つを変更することと、第1のデータレートで第1または第2のデバイスから受信したデータを他方の第1または第2のデバイスに第2のデータレートで再送することとをさらに備える。いくつかの実施形態では、第1のデータレートと第2のデータレートとが異なる。いくつかの実施形態では、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの少なくとも1つはECNフィードバックメッセージを備え、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの少なくとも1つを変更することは、レート要求メッセージを送信することを備え、レート要求メッセージはECNフィードバックメッセージに基づいて生成される。いくつかの実施形態では、ECNフィードバックメッセージは送信側輻輳制御モードに準拠し、送信されるレート要求メッセージは受信側主導輻輳制御モードに準拠する。いくつかの実施形態では、本方法は、第1のデバイスからメッセージを受信することをさらに備え、メッセージは受信側主導輻輳制御リンク上の輻輳遭遇マーキングを備える。いくつかの実施形態では、本方法は、第2のデバイスにメッセージを送信することをさらに備え、メッセージは送信側主導輻輳制御リンク上の輻輳遭遇マーキングを備える。いくつかの実施形態では、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの少なくとも1つはレート要求メッセージを備え、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの少なくとも1つを変更することは、レート要求メッセージをインターセプトすることと、レート要求メッセージを第2のデバイスに送信しないこととを備える。いくつかの実施形態では、レート要求メッセージは受信側主導輻輳制御モードに準拠し、送信されるECN輻輳メッセージは送信側主導輻輳制御モードに準拠する。いくつかの実施形態では、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの少なくとも1つはレート要求メッセージを備え、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの少なくとも1つを変更することは、ECNフィードバックメッセージを送信することを備え、ECNフィードバックメッセージはレート要求メッセージに基づいて生成される。いくつかの実施形態では、レート要求メッセージは受信側主導輻輳制御モードに準拠し、送信されるECN輻輳メッセージは送信側主導輻輳制御モードに準拠する。
いくつかの実施形態は、第1のデバイスから第1の複数のメッセージを受信することであって、第1の複数のメッセージが第1の輻輳制御モードに従い、第1の輻輳制御モードが送信側主導輻輳制御または受信側主導輻輳制御のうちの少なくとも1つを備える、受信することと、第2のデバイスから第2の複数のメッセージを受信することであって、第2の複数のメッセージが第2の輻輳制御モードに従い、第2の輻輳制御モードが送信側主導輻輳制御または受信側主導輻輳制御のうちの1つを備え、第1の輻輳制御モードが、第2の輻輳制御モードとともに動作可能でない、受信することと、第1または第2のデバイスのうちの一方から第1または第2のデバイスのうちの他方にメッセージを通信するときに、第1の輻輳制御モードまたは第2の輻輳制御モードのいずれかをエミュレートすることとを、1つまたは複数のコンピュータシステムに行わせるように構成された命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体を企図する。
いくつかの実施形態では、第1の複数のメッセージを受信することは、第1のデバイスから第2のデバイスへのECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの少なくとも1つを受信することを備える。いくつかの実施形態では、本命令は、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの少なくとも1つを変更することと、第1のデータレートで第1または第2のデバイスから受信したデータを他方の第1または第2のデバイスに第2のデータレートで再送することとを、1つまたは複数のコンピュータシステムにさらに行わせる。いくつかの実施形態では、第1のデータレートと第2のデータレートとが異なる。いくつかの実施形態では、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの少なくとも1つはECNフィードバックメッセージを備え、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの少なくとも1つを変更することは、レート要求メッセージを送信することを備え、レート要求メッセージはECNフィードバックメッセージに基づいて生成される。いくつかの実施形態では、ECNフィードバックメッセージは送信側輻輳制御モードに準拠し、送信されるレート要求メッセージは受信側主導輻輳制御モードに準拠する。いくつかの実施形態では、本命令は、第1のデバイスからメッセージを受信することを、1つまたは複数のコンピュータシステムにさらに行わせ、メッセージは受信側主導輻輳制御リンク上の輻輳遭遇マーキングを備える。いくつかの実施形態では、本命令は、第2のデバイスにメッセージを送信することを、コンピュータシステムにさらに行わせ、メッセージは送信側主導輻輳制御リンク上の輻輳遭遇マーキングを備える。いくつかの実施形態では、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの少なくとも1つはレート要求メッセージを備え、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの少なくとも1つを変更することは、レート要求メッセージをインターセプトすることと、レート要求メッセージを第2のデバイスに送信しないこととを備える。いくつかの実施形態では、レート要求メッセージは受信側主導輻輳制御モードに準拠し、送信されるECN輻輳メッセージは送信側主導輻輳制御モードに準拠する。いくつかの実施形態では、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの少なくとも1つはレート要求メッセージを備え、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの少なくとも1つを変更することは、ECNフィードバックメッセージを送信することを備え、ECNフィードバックメッセージはレート要求メッセージに基づいて生成される。いくつかの実施形態では、レート要求メッセージは受信側主導輻輳制御モードに準拠し、送信されるECN輻輳メッセージは送信側主導輻輳制御モードに準拠する。
いくつかの実施形態は、第1のデバイスから第1の複数のメッセージを受信するための手段であって、第1の複数のメッセージが第1の輻輳制御モードに従い、第1の輻輳制御モードが送信側主導輻輳制御または受信側主導輻輳制御のうちの少なくとも1つを備える、受信するための手段と、第2のデバイスから第2の複数のメッセージを受信するための手段であって、第2の複数のメッセージが第2の輻輳制御モードに従い、第2の輻輳制御モードが送信側主導輻輳制御または受信側主導輻輳制御のうちの1つを備え、第1の輻輳制御モードが、第2の輻輳制御モードとともに動作可能でない、受信するための手段と、第1または第2のデバイスのうちの一方から第1または第2のデバイスのうちの他方にメッセージを通信するときに、第1の輻輳制御モードまたは第2の輻輳制御モードのいずれかをエミュレートするための手段とを備える、データ輻輳を制御するためのインターワーキングゲートウェイを企図する。
いくつかの実施形態では、第1の複数のメッセージを受信するための手段は受信機を備え、第2の複数のメッセージを受信するための手段は受信機を備え、エミュレートするための手段はコンピュータシステムを備える。いくつかの実施形態では、本インターワーキングゲートウェイは、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの少なくとも1つを変更することと、第1のデータレートで第1または第2のデバイスから受信したデータを他方の第1または第2のデバイスに第2のデータレートで再送することとを行うための手段をさらに備える。いくつかの実施形態では、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの少なくとも1つはECNフィードバックメッセージを備え、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの少なくとも1つを変更するための手段は、レート要求メッセージを送信するように構成され、レート要求メッセージはECNフィードバックメッセージに基づいて生成される。いくつかの実施形態では、本インターワーキングゲートウェイは、第1のデバイスからメッセージを受信するための手段をさらに備え、メッセージは受信側主導輻輳制御リンク上の輻輳遭遇マーキングを備える。いくつかの実施形態では、本インターワーキングゲートウェイは、第2のデバイスにメッセージを送信するための手段をさらに備え、メッセージは送信側主導輻輳制御リンク上の輻輳遭遇マーキングを備える。いくつかの実施形態では、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの少なくとも1つはレート要求メッセージを備え、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの少なくとも1つを変更するための手段は、ECNフィードバックメッセージを送信するように構成され、ECNフィードバックメッセージはレート要求メッセージに基づいて生成される。いくつかの実施形態では、レート要求メッセージは受信側主導輻輳制御モードに準拠し、送信されるECN輻輳メッセージは送信側主導輻輳制御モードに準拠する。
本出願は、添付の図面とともに与える以下の発明を実施するための形態とともに、より十分に諒解され得る。
ワイヤレス通信システムの詳細を示す図。 複数のセルを有するワイヤレス通信システムの詳細を示す図。 端末および基地局の一実施形態の詳細を示す図。 インターワーキングゲートウェイの一実施形態の詳細を示す図。 ECN対応ネットワーク中の2つの端末間のネットワークトポロジの詳細を示す図。 標準化されたレート要求の一実施形態の詳細を示す図。 追加フィールドをもつECN輻輳フィードバックメッセージの一実施形態の詳細を示す図。 1つの端末デバイスがSDPを使用して輻輳制御モードを判断する一般的な方法についての流れ図。 送信側および受信側主導ECN輻輳制御の詳細、具体的には、送信側主導ECN輻輳を協調させる第1の例と、受信側主導ECN輻輳を協調させる第2の例とを示す図。 2つの端末間でのECN輻輳制御モードの協調を可能にするSDPシグナリングの一実施形態の詳細を示す図。 2つの端末間に送信側主導輻輳制御を確立するために「sendonly」パラメータを使用するECN輻輳シグナリングを示す図。 ECN輻輳制御が使用されるべきでないことを示すパラメータを1つの端末が送るECN輻輳シグナリングを示す図。 交互通信方向で異なる輻輳制御機構を確立するためにrx−con−cntrl−driver値とtx−con−cntrl−driver値とを交換する2つの端末を示す図。 2つの端末間のrx−con−cntrl−driverおよびtx−con−cntrl−driverパラメータ値交換の別の例を示す図。 インターワーキングゲートウェイを使用してネットワーク間のECNトランスペアレント通信を可能にする一般的なネットワークトポロジを示す図。 互換性のない輻輳モードで動作する端末間の通信を処理するための、インターワーキングゲートウェイにおいて実装される方法についての流れ図。 インターワーキングゲートウェイが、2つの端末間のECN輻輳制御を可能にするようにデータレートを適応させる一実施形態を示す図。 受信側主導輻輳モード端末が送信側主導輻輳モード端末に輻輳マーク付きデータを送るときに、インターワーキングゲートウェイが適切な適応レートを判断する一実施形態を示す図。 インターワーキングゲートウェイが送信側主導輻輳モード端末から受信側主導輻輳モード端末に輻輳マーク付きデータを中継する一実施形態を示す図。 インターワーキングゲートウェイと送信側主導輻輳制御モード端末との間で輻輳に遭遇したときに、インターワーキングゲートウェイが、受信側主導輻輳制御モード端末から送られたメディアのための適切な適応レートを判断する一実施形態を示す図。
本開示の様々な態様および特徴について以下でさらに説明する。本明細書の教示は多種多様な形態で実施され得、本明細書で開示されている特定の構造、機能、またはその両方は代表的なものにすぎないことは明らかであろう。本明細書の教示に基づいて、本明細書で開示する態様は他の態様とは無関係に実装され得ること、およびこれらの態様のうちの2つ以上は様々な方法で組み合わせられ得ることを、当業者なら諒解されたい。たとえば、本明細書に記載の態様をいくつ使用しても、装置を実装し、または方法を実施し得る。さらに、本明細書に記載の態様のうちの1つまたは複数に加えて、あるいはそれら以外の他の構造、機能、または構造および機能を使用して、そのような装置を実装し、またはそのような方法を実施し得る。さらに、態様は、請求項の少なくとも1つの要素を備え得る。
異なるデバイス、ネットワーク、構成、およびプロトコル内の、またはそれらにわたる明示的輻輳通知(ECN)の処理および管理を可能にするためのシステムおよび方法について説明する。主題のシステムおよび方法は、受信側および/または送信側主導レート制御ECN機能を与えるために使用され得、その機能は、マルチメディアリソース関数プロセッサ(MRFP:Multimedia Resource Function Processor)などのインターワーキングゲートウェイを使用することによってさらに強化され得る。
一態様では、送信側主導輻輳制御と受信側主導輻輳制御との間で協調され得る、ECN機能を実行すべき端末などのデバイスの協調を可能にするために、本明細書でさらに説明するように、メッセージングが使用され得る。いくつかの実装形態では、インターワーキングゲートウェイ機能は、事業者のネットワーク内におよび/または事業者のネットワークと、受信側主導制御と送信側主導制御との間の輻輳制御を協調させるためのECNエンドポイントとして働き得る他のネットワークとの間に与えられ得る。ゲートウェイ機能は、本明細書で説明するようにインターワーキングゲートウェイデバイスにおいて実装され得、またはコアネットワークを備える構成要素など、ネットワークの他の要素に組み込まれ得る。いくつかの実装形態では、他のネットワークは、それぞれが別々の事業者によって制御され得る2つ以上の異なるネットワークを含み得る。
様々な実施形態では、本明細書で説明する技法および装置は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワーク、LTEネットワークなど、ワイヤレス通信ネットワーク、ならびに他の通信ネットワークにおいて使用され得る。本明細書で説明する「ネットワーク」および「システム」という用語は互換的に使用され得る。さらに、本明細書で説明する技法および装置は、ワイヤードネットワーク間およびワイヤード通信ネットワークとワイヤレス通信ネットワークとの間の相互接続のために、ならびに2つ以上のワイヤードまたはワイヤレス通信ネットワーク間の相互接続において使用され得る。
CDMAネットワークは、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実装し得る。UTRAは、Wideband−CDMA(W−CDMA)および低チップレート(LCR)を含む。cdma2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、Global System for Mobile Communications(GSM)(登録商標)などの無線技術を実装し得る。
OFDMAネットワークは、Evolved UTRA(「E−UTRA」)、IEEE802.11、IEEE802.16、IEEE802.20、Flash−OFDMなどの無線技術を実装し得る。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。特に、Long Term Evolution(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTSおよびLTEは、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)と称する団体から提供されている文書に記載されており、cdma2000は、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)と称する団体からの文書に記載されている。これらの様々な無線技術および規格は当技術分野で知られているか、または開発されている。たとえば、3rd Generation Partnership Project(3GPP)は、グローバルに適用可能な第3世代(3G)モバイルフォン仕様を定義することを目的とする電気通信協会のグループ間のコラボレーションである。3GPP Long Term Evolution(LTE)は、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)モバイルフォン規格を改善することを目的とした3GPPプロジェクトである。3GPPは、次世代のモバイルネットワーク、モバイルシステム、およびモバイルデバイスのための仕様を定義し得る。明快のために、本装置および本技法のいくつかの態様について以下ではLTE実装形態に関して説明し、以下の説明の大部分でLTE用語を使用するが、その説明は、LTE適用例に限定されるものではない。したがって、本明細書で説明する装置および方法は様々な他の通信システムおよび適用例に適用され得ることが当業者には明らかであろう。
「例示的」という単語は、本明細書では「例、事例、または例示の働きをすること」を意味するために使用する。「例示的」として本明細書で説明するいかなる態様および/または実施形態も、必ずしも他の態様および/または実施形態よりも好適または有利なものと解釈すべきではない。いくつかの実装形態では、システムは時分割複信(TDD)を利用し得る。TDDでは、ダウンリンクとアップリンクとは同じ周波数スペクトルまたはチャネルを共有し、ダウンリンク送信とアップリンク送信とは同じ周波数スペクトル上で送られる。したがって、ダウンリンクチャネル応答はアップリンクチャネル応答と相関し得る。相反定理により、アップリンクを介して送られた送信に基づいてダウンリンクチャネルを推定することが可能になり得る。これらのアップリンク送信は、(復調後に基準シンボルとして使用され得る)基準信号またはアップリンク制御チャネルであり得る。アップリンク送信は、複数のアンテナを介した空間選択チャネルの推定を可能にし得る。
3GPP LTEでは、移動局またはデバイスは、「ユーザデバイス」または「ユーザ機器」(UE)と呼ばれることがある。基地局は、発展型ノードBまたはeNBと呼ばれることがある。半自律型(semi-autonomous)基地局は、ホームeNBまたはHeNBと呼ばれることがある。したがって、HeNBはeNBの一例であり得る。HeNB、および/またはHeNBのカバレージエリアは、フェムトセル、HeNBセルまたは(アクセスが制限される)限定加入者グループ(CSG)セルと呼ばれることがある。
次に図1に注目すると、図1は、多元接続ワイヤレス通信システムの一実装形態の詳細を示しており、その多元接続ワイヤレス通信システムは、本明細書で説明するECN輻輳制御関連機能が実装されるLTEまたは他の通信システムの一部であり得る。発展型ノードB(eNB)100(アクセスポイントまたはAPとしても知られる)は、あるグループがアンテナ104および106を含み、別のグループがアンテナ108および110を含み、追加のグループがアンテナ112および114を含む、複数のアンテナグループを含み得る。図1では、アンテナグループごとに2つのアンテナのみが示されているが、アンテナグループごとにより多いまたはより少ないアンテナが利用され得る。ユーザ機器(UE)116(アクセス端末またはATとしても知られる)はアンテナ112および114と通信しており、アンテナ112および114は、順方向リンク(ダウンリンクとしても知られる)120を介してUE116に情報を送信し、逆方向リンク(アップリンクとしても知られる)118を介してUE116から情報を受信する。第2のUE122はアンテナ106および108と通信しており、アンテナ106および108は、順方向リンク126を介してUE122に情報を送信し、逆方向リンク124を介してアクセス端末122から情報を受信する。UE116および122、ならびに他のUE(図示せず)は、本明細書で説明するECN機能を実装するように構成され得る。
周波数分割複信(FDD)システムでは、通信リンク118、120、124および126は、通信のための異なる周波数を使用し得る。たとえば、順方向リンク120は、逆方向リンク118によって使用される周波数とは異なる周波数を使用し得る。時分割複信(TDD)システムでは、ダウンリンクおよびアップリンクは共有され得る。
アンテナの各グループ、および/またはアンテナが通信するように設計されたエリアは、しばしば、eNBのセクタと呼ばれる。アンテナグループは、それぞれ、eNB100によってカバーされるエリアのセクタ中のUEに通信するように設計される。順方向リンク120および126を介した通信では、eNB400の送信アンテナは、異なるアクセス端末116および124について順方向リンクの信号対雑音比を改善するためにビームフォーミングを利用する。また、eNBが、ビームフォーミングを使用して、そのカバレージ中にランダムに分散されたUEに送信するほうが、eNBが単一のアンテナを介してすべてのそのUEに送信するよりも、隣接セル中のUEへの干渉が小さくなる。eNBは、UEとの通信に使用される固定局でもよく、アクセスポイント、ノードB、または何らかの他の等価な用語で呼ばれることもある。UEは、アクセス端末、AT、ユーザ機器、ワイヤレス通信デバイス、端末、または何らかの他の等価な用語で呼ばれることもある。
図2に、本明細書で説明するECN輻輳制御関連機能が実装され得る、LTEシステムなどの多元接続ワイヤレス通信システム200の一実装形態の詳細を示す。多元接続ワイヤレス通信システム200は、セル202、204、および206を含む複数のセルを含み得る。システム200の一態様では、セル202、204、および206は、複数のセクタを含むeNBを含み得る。複数のセクタはアンテナのグループによって形成され得、各アンテナは、セルの一部分におけるUEとの通信を担当する。たとえば、セル202において、アンテナグループ212、214、および216は各々異なるセクタに対応し得る。セル204において、アンテナグループ218、220、および222は各々異なるセクタに対応する。セル206において、アンテナグループ224、226、および228は各々異なるセクタに対応する。セル202、204および206は、各セル202、204または206の1つまたは複数のセクタと通信することができる、いくつかのワイヤレス通信デバイス、たとえば、ユーザ機器またはUEを含むことができる。たとえば、UE230および232はeNB242と通信することでき、UE234および236はeNB244と通信することができ、UE238および240はeNB246と通信することができる。セルおよび関連する基地局はシステムコントローラ250に結合され得、システムコントローラ250は、サブフレーム区分割振りおよび構成に関係する、本明細書でさらに説明する機能を実行するために使用され得るような、コアまたはバックホールネットワークの一部であり得る。
実施形態の概観
本実施形態のいくつかは、SDPプロトコルを使用した協調ECN輻輳制御のための方法を企図する。詳細には、これらの実施形態は2つの端末間の交換を企図し、各端末は、データを送信および受信するためのモードに関するそれの動作制約および/または選好を指定する。これらの実施形態は、本明細書でさらに開示するように、任意の端末デバイス上のソフトウェア、ハードウェア、またはファームウェアとして実装され得る。
本実施形態のいくつかはまた、互換性のない輻輳制御モードで動作する端末間の通信を可能にするために、インターワーキングゲートウェイによって実行される動作を企図する。インターワーキングゲートウェイは、第1の端末からメッセージを受信し、第2の端末との互換通信を可能にするために、これらのメッセージを変更、置換、またはブロックし得る。インターワーキングゲートウェイの実施形態は、本明細書でさらに開示するように、ソフトウェア、ハードウェア、またはファームウェアとして実装され得る。
端末デバイスの構造
図3に、本明細書で説明するECN機能を与えるように構成され得る例示的なLTE通信システム1900における基地局1910(たとえば、eNBまたはHeNB)と端末1950(すなわち、端末、ATまたはUE)との一実施形態のブロック図を示す。これらの構成要素は、本明細書で後で示す処理の全部または一部を実装するように構成され得る。
ECNメッセージングを送信および受信すること、ならびに本明細書で前に説明した他の機能など、様々な機能が、基地局1910中に示すプロセッサおよびメモリにおいて(および/または図示されていない他の構成要素において)実行され得る。基地局530または1230のいずれかは、基地局1910に示す構成要素を備え得る。UE1950は、たとえば、ECNメッセージングを送信および受信するために、ならびに/またはレート適応を含む、本明細書で説明する様々なECN関係の機能に従って動作を調整するために、基地局1910から信号を受信するための1つまたは複数のモジュールを含み得る。
一実施形態では、基地局1910は、本明細書で前に説明したように、UE1950から受信された情報に応答して、あるいは(図19に示されていない)別の基地局またはコアネットワークからのバックホールシグナリングから受信された情報に応答して、出力送信を調整し得る。この調整は、プロセッサ1914、1930およびメモリ1932など、基地局1910の1つまたは複数の構成要素(または図示されていない他の構成要素)を使用して実行され得る。基地局1910は、送信モジュール1924など、eNB1910の1つまたは複数の構成要素(または図示されていない他の構成要素)を含む送信モジュールをも含み得る。基地局1910は、干渉消去機能を与えるための、プロセッサ1930、1942、復調器モジュール1940、およびメモリ1932などの1つまたは複数の構成要素(または図示されていない他の構成要素)を含む干渉消去モジュールを含み得る。基地局1910は、本明細書で前に説明したようにサブフレーム区分機能を実行するための、および/またはサブフレーム区分情報に基づいて送信機モジュールを管理するための、プロセッサ1930、1914およびメモリ1932などの1つまたは複数の構成要素(または図示されていない他の構成要素)を含むサブフレーム区分調整モジュールを含み得る。基地局1910は、受信機機能を制御するための制御モジュールをも含み得る。基地局1910は、コアネットワーク中のバックホールシステム、または図3および図4に示す他の構成要素など、他のシステムとのネットワーキングを与えるためのネットワーク接続モジュール1990を含み得る。
同様に、UE1950は、受信機1954など、UE1950の1つまたは複数の構成要素(または図示されていない他の構成要素)を含む受信モジュールを含み得る。UE1950は、プロセッサ1960および1970、ならびにメモリ1972など、UE1950の1つまたは複数の構成要素(または図示されていない他の構成要素)を含む信号情報モジュールをも含み得る。一実施形態では、UE1950において受信された1つまたは複数の信号が処理されて、基地局1910および/または他の基地局(図示せず)などのeNBに関するチャネル特性、電力情報、空間情報および/または他の情報が推定される。UE1950に通知されている半静的サブフレーム中に基地局1910によって測定が実行され得る。メモリ1932および1972は、チャネル測定および情報、電力レベルおよび/または空間情報の判断、セルID選択、セル間調整、干渉消去制御、ならびに本明細書で説明する、サブフレーム割振り、インターレーシング、および関連する送信および受信に関係する他の機能に関連するプロセスを実装するために、プロセッサ1960、1970および1938などの1つまたは複数のプロセッサ上で実行するためのコンピュータコードを記憶するために使用され得る。
動作中、基地局1910において、いくつかのデータストリームのトラフィックデータがデータソース1912から送信(TX)データプロセッサ1914に与えられ得、そこで、そのトラフィックデータは、処理され、1つまたは複数のUE1950に送信され得る。送信されたデータは、インターレースされたサブフレーム送信を与えるために、および/または1つまたは複数のUE1950において関連する信号測定を実行するために、本明細書で前に説明したように制御され得る。
一態様では、各データストリームは、基地局1910の(送信機19241〜1924Ntとして示される)それぞれの送信機サブシステムを介して処理され、送信される。TXデータプロセッサ1914は、コード化データを与えるために、各データストリームのトラフィックデータを、そのデータストリーム用に選択された特定のコーディング方式に基づいて受信し、フォーマットし、コーディングし、インターリーブする。特に、基地局1910は、特定の基準信号と基準信号パターンとを判断することと、選択されたパターンにおいて基準信号および/またはビームフォーミング情報を含む送信信号を与えることとを行うように構成され得る。
各データストリームのコード化データは、OFDM技法を使用してパイロットデータで多重化され得る。パイロットデータは、典型的には、知られている方法で処理され、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用され得る、知られているデータパターンである。たとえば、パイロットデータは基準信号を含み得る。パイロットデータは、図19に示すようにTXデータプロセッサ1914に与えられ、コード化データで多重化され得る。次いで、各データストリームの多重化されたパイロットデータおよびコード化データは、変調シンボルを与えるために、そのデータストリーム用に選択された特定の変調方式(たとえば、BPSK、QSPK、M−PSK、M−QAMなど)に基づいて変調(すなわち、シンボルマッピング)され得、データおよびパイロットは、異なる変調方式を使用して変調され得る。各データストリームのデータレート、コーディング、および変調は、メモリ1932、あるいはUE1950の他のメモリまたは命令記憶媒体(図示せず)に記憶された命令に基づいてプロセッサ1930によって実行される命令によって判断され得る。
次いで、すべてのデータストリームの変調シンボルがTX MIMOプロセッサ1920に与えられ得、TX MIMOプロセッサ1920はさらに(たとえば、OFDM実装形態用に)その変調シンボルを処理し得る。次いで、TX MIMOプロセッサ1920はNt個の変調シンボルストリームをNt個の送信機(TMTR)19221〜1922Ntに与え得る。様々なシンボルは、送信のために関連するRBにマッピングされ得る。
TX MIMOプロセッサ1930は、シンボルがそこから送信されている1つまたは複数のアンテナに対応するビームフォーミング重みをデータストリームのシンボルに適用し得る。これは、基準信号によってまたは基準信号とともに与えられたチャネル推定情報、および/あるいはUEなどのネットワークノードから与えられた空間情報などの情報を使用することによって行われ得る。たとえば、ビームB=transpose([b1 b2 ..bNt])は、各送信アンテナに対応する重みのセットから構成される。ビームに沿って送信することは、そのアンテナのためのビーム重みによってスケーリングされるすべてのアンテナに沿って変調シンボルxを送信することに対応し、すなわち、アンテナt上で送信信号はbt*xである。複数のビームが送信されるとき、1つのアンテナ上の送信信号は、異なるビームに対応する信号の和である。これは、数学的にB1x1+B2x2+BNsxNsとして表され得、ただし、Ns個のビームが送信され、xiは、ビームBiを使用して送られる変調シンボルである。様々な実装形態では、ビームはいくつかの方法で選択され得る。たとえば、ビームは、UEからのチャネルフィードバック、eNBにおいて利用可能なチャネル知識に基づいて、または隣接するマクロセルなどとともに干渉緩和を可能にするためにUEから与えられた情報に基づいて、選択され得る。
各送信機サブシステム19221〜1922Ntは、それぞれのシンボルストリームを受信し、処理して、1つまたは複数のアナログ信号を与え、さらに、それらのアナログ信号を調整(たとえば、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)して、MIMOチャネルを介して送信するのに適した変調信号を与える。次いで、送信機19221〜1922NtからのNt個の変調信号は、それぞれNt個のアンテナ19241〜1924Ntから送信される。
UE1950において、送信された変調信号はNr個のアンテナ19521〜1952Nrによって受信され、各アンテナ1952から受信された信号は、それぞれの受信機(RCVR)19541〜1952Nrに与えられる。各受信機1954は、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅およびダウンコンバート)し、調整された信号をデジタル化して、サンプルを与え、さらにそれらのサンプルを処理して、対応する「受信」シンボルストリームを与える。
次いで、RXデータプロセッサ1960は、特定の受信機処理技法に基づいてNr個の受信機19541〜1952NrからNr個の受信シンボルストリームを受信し、処理して、Ns個の「検出」シンボルストリームを与えて、Ns個の送信シンボルストリームの推定値を与える。次いで、RXデータプロセッサ1960は、各検出シンボルストリームを復調し、デインターリーブし、復号して、データストリームのトラフィックデータを復元する。RXデータプロセッサ1960による処理は、一般に、基地局1910においてTX MIMOプロセッサ1920およびTXデータプロセッサ1914によって実行される処理を補足するものである。
プロセッサ1970は、以下でさらに説明するように使用するためにプリコーディング行列を周期的に判断し得る。次いで、プロセッサ1970は、行列インデックス部分とランク値部分とを含み得る逆方向リンクメッセージを作成し得る。様々な態様では、逆方向リンクメッセージは、通信リンクおよび/または受信データストリームに関する様々なタイプの情報を含み得る。次いで、逆方向リンクメッセージは、データソース1936からいくつかのデータストリームのトラフィックデータをも受信し得るTXデータプロセッサ1938によって処理され得、そのトラフィックデータは、次いで、変調器1980によって変調され、送信機19541〜1954Nrによって調整され、基地局1910に戻され得る。基地局1910に戻された情報は、基地局1910からの干渉を緩和するためにビームフォーミングを行うための電力レベルおよび/または空間情報を含み得る。
基地局1910において、UE1950からの変調信号は、アンテナ1924によって受信され、受信機1922によって調整され、復調器1940によって復調され、RXデータプロセッサ1942によって処理されて、UE1950によって送信されたメッセージが抽出される。次いで、プロセッサ1930は、ビームフォーミング重みを判断するためにどのプリコーディング行列を使用すべきかを判断し、次いで、抽出されたメッセージを処理する。
インターワーキングゲートウェイの構造
図4に、図12〜図16に示すゲートウェイと対応し得るインターワーキングゲートウェイ2000の一実施形態の詳細を示す。特に、ゲートウェイ2000は、図15、図17〜図20に関してなど、本明細書で説明するゲートウェイ機能を実装するためのプログラムモジュールを記憶するように構成され得る1つまたは複数のプロセッサモジュール2010をメモリ2050とともに含み得る。ゲートウェイはまた、本明細書で前に説明したように、第1および第2の端末に関連し、それらに仲介するネットワーク間のインターフェース2020および2030を含み得る。ゲートウェイ2000は、さらに、送信側主導ECN輻輳制御と受信側主導ECN輻輳制御との間のインターワーキングを可能にするためのモジュールを含み得、図17に関して説明するようなトランスコーディング機能をも含み得る。
ECN輻輳の概観
次に図5に注目すると、図5は通信システム500の詳細を示している。システム500は、特定の事業者に関連するネットワーク505を備え得、または複数のネットワーク(図示せず)を含み得る。ネットワーク505内で、UEなどの第1の端末デバイス520は、リンク550を介して端末510などの第2の端末デバイスと通信していることがある。いくつかの実装形態では、端末510は非3GPPデバイスであり得るが、他の実装形態では、端末510は3GPPデバイスであり得る。デバイス間の典型的な通信では、信号は、端末520から端末510に送られ得、基地局530などのノード、ならびに、たとえば、ルータ、スイッチ、および/または他の構成要素など、ネットワーク505の他の要素を通した送信を含み得る。一例では、これらの構成要素は特定の事業者のコアネットワークを備える。他の例では、これらの構成要素は1つまたは複数の事業者のコアネットワーク要素を備える。端末510と端末520との間の送信中に、輻輳に遭遇することがある。送信は、インターネットプロトコル(IP)に基づき得、IPパケットであり得る。明示的輻輳通知(ECN)をサポートするネットワークでは、パケットはそれに応じてマーキングまたはタグ付けされ得る。
IPネットワーク内のECN機能は、異なるコードポイントを符号化するためにいくつかのビットをIPヘッダに追加することによって動作する。たとえば、IPヘッダ中のDiffServフィールドの2つの最下位(すなわち、右端の)ビットは、00:非ECN対応トランスポート、10:ECN対応トランスポートECT(0)、01:ECN対応トランスポートECT(1)、11:輻輳遭遇(CE:Congestion Encountered)、のように符号化され得る。2つのエンドポイント端末がそれぞれECNをサポートする場合、それらのエンドポイント端末はそれぞれ、それらがECNトランスポートが可能であることを示すために、それらのパケットをECT(0)またはECT(1)でマーキングし得る。端末のうちの一方からのパケットがアクティブキュー管理(AQM:Active Queue Management)キューなど、初期輻輳検出をサポートするキューを通過した場合、コードポイントは、パケットをドロップする代わりに、CEに変更され得る。これは、「マーキング」としても知られ、差し迫った輻輳を受信エンドポイントに通知するために使用され得る。受信エンドポイントにおいて、この輻輳指示は、上位レイヤプロトコル(たとえば、TCP)によって扱われ得、送信ノードの送信レートを、低減することなどによって調整するように送信ノードに指示するために送信ノードにエコーバックされ得る。
通信をセットアップするとき、端末510および520は、それらがどのようにECNを使用することになるかをネゴシエートし得る。端末によってサポートされるECN機能は、送信側主導、受信側主導であり得、いくつかの端末デバイスは、送信側主導タイプと受信側主導タイプの両方をサポートし得る。いくつかの事例では、端末は、送信側主導輻輳タイプも受信側主導輻輳タイプもサポートしないことがある。ネゴシエーションは、本明細書でさらに説明するように、送信が送信側主導であるのか受信側主導であるのか、または、場合によっては、送信側主導態様と受信側主導態様の両方を備えるハイブリッド構成であるのかを判断することを伴い得る。さらに、いくつかの実装形態では、互換性のない輻輳モードで動作する端末が互いに通信するときにECN輻輳機能を可能にするために、インターワーキングゲートウェイが使用され得る。
さらに、一方または両方の端末は、通信セッション中にレート適応フィードバックを与え得る。たとえば、端末のうちの一方が、他のUEから与えられたパケット中で輻輳遭遇(CE)マーキングを受信した場合、その端末は、CEコードポイントマーキング情報を読み取って適切なレートを判断し、一時的最大ビットレート要求(TMMBR:Temporary Maximum Bit Rate Request)、CMRあるいは他のレート要求データまたはメッセージを送信UEに送り得る。TMMBR、CMRあるいは他のレート要求データまたはメッセージは、それのアップリンク上で送信レート(一般に、低下させられた送信レート)を調整するように送信UEに要求し得る。通信セッション中に、UEは、レート要求限界(たとえば、TMMBR)に一致するように、経路上で他のUEに送られるメディアのレートを調整し得る。
レート要求メッセージ
上述のように、端末のうちの一方は、いくつかの実装形態では、一時的最大ビットレート要求(TMMBR)、CMRあるいは他のレート要求データまたはメッセージをもう一方の端末に送るように構成され得る。本明細書で使用するレート要求メッセージという用語は、第1のデバイスから送られる、第2のデバイスからのデータ送信の所望のレートを示す情報を含んでいる任意のメッセージを指すことを理解されよう。いくつかの態様では、受信デバイスは、レート要求メッセージにおいて指示された所望のレートで送信する必要があり得る。いくつかの態様では、レート要求メッセージ(たとえば、RTCP/RTPレート/モード要求メッセージ)は標準化され得る。たとえば、RX主導輻輳制御をサポートする端末がTMMBRメッセージングをサポートするという要件が課され得る。輻輳モード値recvonlyが輻輳制御のためのドライバとして選択されたときは、TMMBRが使用されなければならない。他の指定されていないまたは文書化されていないレート要求メッセージの使用はエンコーダにおいて混乱を生じることがあるので、TMMBRの使用を標準化することは有利であり得る。図6に、レート要求メッセージのための例示的なTMMBRフォーマットを示す。
ECNフィードバックメッセージ
いくつかの実装形態では、ECNフィードバックメッセージにおける一般的なレート要求が使用され得る。図7に、ECNフィードバックメッセージのための1つの可能な構造の一般的な概要を与える。いくつかの態様では、ECNフィードバックメッセージは、メッセージが、経験した輻輳を示すが、受信端末が特定のアクションをとることを要求しないという点で、受動的に使用される。いくつかの態様では、送信の一部としてどのくらいの輻輳を経験したかを示すために、メッセージ中にビットが設定され得る。
いくつかの実施形態は、レート要求情報とECNフィードバック情報とを単一のパケットに組み合わせ得る。たとえば、図6のメッセージに関連してフィードバック情報を与えるために、AVPFフィードバックメッセージ中にフィールド(FCI)がポピュレートされ得る。逆に、レート要求情報は、図7のECNフィードバックメッセージ中に含まれ得る。ECNフィードバックメッセージのこの例では、追加のフィールド1820が、フィールド1810に示すフィールドに追加され得る。
SDPプロトコルベースの輻輳制御
図8に、図9〜図14に関して以下で説明するように1つの端末デバイスがSDPを使用して輻輳制御モードを判断する方法のフローチャートを示す。詳細には、図8は、端末720〜1020などの端末の観点から図9〜図14に関して以下で説明するように輻輳制御情報を送信および受信するための方法を示す。端末710〜1010における動作についてのこれらの図に従って、逆のプロセスが想像され得る。ブロック2102において、端末はSDPオファーを受信する。そのオファーは、上記で説明したように、送信側主導輻輳制御または受信側主導輻輳制御のうちの1つを指定するインジケータを含んでいるIPパケットを備え得る。そのインジケータは、SDPオファーを送信するデバイス(端末UE1など)によって実装される輻輳モード、または受信デバイスによって使用されべき所望の輻輳制御モードを反映し得る。次に、2103において、端末はSDP返答を生成する。その返答は、同様に、IPパケットまたは同様の構造を備え得、輻輳制御を指定するインジケータまたは他のパラメータを含み得る。SDP返答中のインジケータは、同様に、送信デバイスの輻輳制御モード、または受信側の所望のモードを指定し得る。状態2104に進むと、端末は、次いで、プロセスが終了する前に、他の端末にSDP返答を送る。
上記の動作の各々は図3に示した様々な構成要素を使用して実行され得るが、これらの機能を実行することが可能な複数の代替通信デバイスが容易に認識されよう。たとえば、SDPオファーを受信するための手段は、受信機1955または信号を受信するように構成された任意の同様のデバイスを備え得る。SDP返答を生成するための手段は、プロセッサ1972およびメモリ1970などのコンピュータシステムを備え得る。その生成手段は、マイクロコントローラ、ファームウェア、ハードウェア、ソフトウェアなどとして実装され得る。SDP返答を送るための手段は、送信機1954または信号を送信するように構成された任意の同様のデバイスを備え得る。送信機1954は、同様に、メディアを送るための手段を備え得る。プロセッサ197およびメモリ1972に関連して送信機1954および受信機1955は、フローの第1の方向のための第1の輻輳制御と第2の方向制御のための第2の輻輳制御とを判断するための手段を備え得る。それらの手段は、同様に、具陳された機能を実行するソフトウェア、ファームウェア、またはハードウェアモジュールを指し得る。これらのモジュールは、UE、eNB、インターワーキングゲートウェイまたは他のネットワークノード中に常駐し得る。端末1950の構成要素を上記で言及したが、基地局1910などのデバイスの対応する構成要素は、上記で説明した機能を実行する構造を備え得ることが容易に認識されよう。
SDPプロトコルの例−送信側/受信側主導制御
図9に、輻輳制御において使用するシグナリングの2つの例を示す。シグナリング図600Aに、送信側主導輻輳制御の一例を示す。この例では、UE610Aなどの第1の送信(Tx)端末は、UE620Aなどの第2の受信(Rx)端末に、リアルタイムプロトコル(RTP:Real Time Protocol)メディアなどのメディア652Aを送る。UE620Aは、次いで、UE610AにECNフィードバックメッセージ654Aを送り得る。メッセージがリアルタイム制御プロトコル(RTCP:Real Time Control Protocol)ECNフィードバックメッセージである(すなわち、輻輳および所望の送信側輻輳制御を示す)場合、UE610Aは、送信側主導ECN輻輳制御モードで動作することを選択し得る。UE610Aは、次いで、適切なレートに関するUE610Aの判断に基づいてデータレートを適応させ得る。UE610Aのレート判断は、たとえば、メディア652Aの送信中に経験した輻輳の量に基づき得る。
シグナリング図600Bに、受信側主導輻輳制御の一例を示す。この例では、UE610Bなどの第1の端末は、UE620Bなどの第2の端末にRTPメディアなどのメディア652Bを送る。この場合、UE620Bは、適応レートを判断し得、返答中で、たとえば、図17に示すようなRTCP/RTPレート/モード要求メッセージを送り得る。受信すると、UE610Bは、次いで、UE620Bから与えられるレートに基づいて、その後に送信されるメディアのデータレートを適応させ得る。
例600Aまたは600Bのいずれでも、各々が対応する送信側または受信側主導ECN輻輳制御をサポートすると仮定すると、UE610Aおよび610Bは、対応するUE620Aおよび620Bと通信し得る。しかしながら、場合によっては、両方のタイプをサポートする端末、あるいは特定のタイプしかまたはいかなるタイプもサポートしない端末は、ECN機能を使用して通信することを望むことがある。これは、以下でさらに説明するように、特に輻輳制御のためのインターワーキングゲートウェイに関して実行され得る。
受信側主導輻輳制御が使用される場合、ECN−CEマーキング(たとえば、マーキングされたパケット)の受信側は、対応する送信側がどのレートを使用すべきかを決定する。この情報は、図6の例600B中などでフィードバックシグナリングを使用して与えられ得る。特に、フィードバックは、適応マルチレート(AMR:Adaptive Multi Rate)VoIPが使用されるRTC−APPメッセージ(コーデックモード要求またはCMR(Codec Mode Request))を介して送られ得る。そのメッセージは、インターリーブされたバンドルペイロードフォーマットを用いるRTP中でモード要求を使用し得る。拡張可変レートコーデック(EVRC:Enhanced Variable Rate Codec)VoIPも使用され得る。ビデオのためにTMMBRも使用され得る。特定のタイプのコーデックに関連する特定のシグナリングなど、他のシグナリング機構も使用され得る。TMMBRは、一般的に、シグナリングのためのAVPF RFC 5104のためのコーデック制御メッセージにおいて定義される。
受信側主導輻輳制御は様々な状況下で有利であり得る。たとえば、受信側輻輳制御モードを使用して、受信側および送信側は、ECNフィードバックメッセージを使用する必要はない。さらに、受信側主導輻輳制御により、より速い応答および適応が可能になり得る。受信側輻輳制御はまた、受信側のサポートされるダウンリンクに関する情報をもつ受信側がそれらが必要とするレートを要求することができるので、マルチキャスト適応のためにより良好であり得る。
しかしながら、他方の端末が輻輳制御のその形態をサポートしない時など、受信側主導輻輳制御動作が問題になることがある事例があり得る。したがって、一態様では、輻輳制御は、以下でさらに説明するように、端末ごとに実行され得る。セッション記述プロトコル(SDP:Session Description Protocol)は、ストリーミングメディア初期化パラメータを記述するためのフォーマットである。特に、一態様によれば、SDPパラメータは、輻輳制御の「ドライバ」を示すために使用され得る。SDPは、セッション告知、セッション勧誘、およびパラメータネゴシエーションではマルチメディア通信セッションを記述するために使用される。SDPは、メディア自体を配信しないが、エンドポイント間の、メディアタイプ、フォーマット、ならびに他の関連するプロパティのネゴシエーションのために使用される。プロパティおよびパラメータのセットはセッションプロファイルと呼ばれることがある。SDPは、新しいメディアタイプおよびフォーマットをサポートするために拡張可能であるように設計されている。SDPセッションは、SDP返答の受信とともにSDPオファーの送信を含み得る。
いくつかの態様では、輻輳シグナリングを実装する際に使用するために、本明細書では「con−ctrl−driver」として示されるパラメータが既存のパラメータに追加され得る。いくつかの実施形態では、このパラメータは、輻輳モード値sendrecv、sendonly、recvonlyをとり得る。
値「sendrecv」は、SDPオファーを送る端末が受信側主導(rx主導)輻輳制御と送信機主導(tx主導)輻輳制御の両方をサポートすることができることを示す。この場合、受信端末は、送信側専用輻輳制御または受信側専用輻輳制御のいずれかをサポートするとして返答し得る。「送信側専用」制御も「受信側専用」制御もサポートされない場合、デフォルトまたはヌルパラメータ、あるいは他のシグナリングが使用され得る。さらに、第2の端末が同じパラメータ(すなわち、sendrecv)で応答することが可能であり得るが、これは混乱を生じ得る。いくつかの態様は、本明細書で後で説明するように、インターワーキングゲートウェイを介してそのような混乱を解決する。
値「sendonly」は、端末が、レート要求を送らないこと、および/またはレート要求を処理しないことを示す。「sendonly」値を含んでいるメッセージへの返答は、同じパラメータ値あるいはデフォルトまたはヌル値を含み得る。第2の返答する端末が、受信専用機能のみをサポートする場合、非互換性は、本明細書で後で説明するように、インターワーキングゲートウェイによって処理され得る。
値「recvonly」は、端末がレート要求を送り、レート要求に反応するだけであることを示す。この場合、端末は、ECNフィードバックメッセージを送らないか、またはそれに反応しない。「recvonly」値を含んでいるメッセージへの返答は、同じパラメータ値あるいはデフォルトまたはヌル値を含み得る。第2の返答する端末が、送信専用機能のみをサポートする場合、非互換性は、本明細書で後で説明するように、インターワーキングゲートウェイによって処理され得る。
これらのパラメータは、たとえば、図7に示したような、UEまたは他の端末デバイスなどの2つの端末間のセッションにおいて使用され得る。この例では、図8および図9に示した例と同様に、輻輳制御は、端末ごとに構成され、両方向で同じ輻輳制御が使用される。
SDPプロトコルの例−受信側主導制御のネゴシエート
図10に、UE1などの第1の端末710とUE2などの第2の端末720との間の例示的なSDP対話700を示す。この例では、sendrecvに設定されたパラメータcon−ctrl−drv730、すなわち、端末710がいずれのモードもサポートすることができるという指示をもつSDPオファーが端末710から端末720に送られ得る。この場合、端末720は、いくつかの方法のうちの1つで応答し得る。たとえば、端末720は、SDP返答中で、パラメータ値recvonly740を送ることによって応答し得、その場合、端末720は、それが受信側主導ECN輻輳制御のみをサポートすることができることを示している。場合によっては、端末720は、いずれのモードもサポートすることが可能であり得るが、たとえば、メディア、端末またはネットワーク状態、あるいは他のファクタに基づいて、たとえば、recvonlyなど、特定のモードで動作することを選択し得る。
ネゴシエーションが完了すると、次いで、ネゴシエートされた受信側主導フォーマットに従って端末間でメディア750および760が送られ得る。
SDPプロトコルの例−送信側主導制御のネゴシエート
図11に、端末810が同じパラメータ(すなわち、sendrecv830)を送るが、第2の端末820がsendonlyパラメータ840で返答する別の例示的な対話800を示す。この場合、送信機または送信側主導ECN輻輳制御は、メディア850および860とともに使用され得る。
SDPプロトコルの例−輻輳制御が利用不可能
図12に、端末910が同じパラメータ(すなわち、sendrecv930)を送るが、ECN互換でないことがあるか、またはさもなければ、送信側のパラメータに基づいて返答することができないことがある第2の端末920が、パラメータなし、デフォルトパラメータで返答する940か、または場合によっては、それが送信側の輻輳制御モードと互換性がないことを示す別の例示的な対話900を示す。この場合、メディア950および960は、ECN輻輳制御なしに送られ得る。
他の実装形態も可能である。たとえば、送信側が、それが受信側主導動作のみが可能であることを示し、受信側が送信側主導動作のみと互換性がある場合、またはその逆の場合、非互換性が生じ得る。これは、さらに、インターワーキング機能と、図12に示すMRFPゲートウェイ1240などのインターワーキングゲートウェイとを使用して後で説明するように対処され得る。ゲートウェイ1240は、端末間で送られるメッセージを監視し、返答940においてパラメータ、デフォルトパラメータなどに基づいて通信を可能にするのにエミュレーションが必要かどうかを判断し得る。通信は、以下で状態3102に関して図16において説明するように、適切な返答で940を置換することによって開始され得る。
SDPプロトコルの例−単方向受信側/送信側制御
さらに、いくつかの実装形態では、交互方向またはフローで送信するために異なる輻輳制御機構が使用され得る。これは、SDPオファーおよびSDP返答の各々の中に2つのパラメータ値を含め、処理することによって実装され得る。これらのパラメータは、いくつかの態様では、「rx−con−ctrl−driver」および「tx−con−ctrl−driver」と呼ばれる。この実装形態の一例を図13の対話1000に示す。この例では、フローごとに、または端末間の各方向で異なる構成があり得る。特に、UE1などのUEであり得る第1の端末1010は、送信に関する端末1010の能力に対応する第1のパラメータ(tx−con−ctrl値)と、受信側としての端末1010の能力に対応する第2のパラメータ(rx−con−ctrl値)との2つのパラメータを含み得るSDPオファー1030を送る。UE2などのUEであり得る第2の端末1020において、SDPオファー1030が受信され、SDP返答1040が生成され、UE1 1010に送られ得る。この例では、SDP返答1040は、tx−con−ctrlのためのrecvonlyパラメータ値と、rx−con−ctrlのsendonlyパラメータ値とを含む。これらのパラメータは、端末1020が、受信側としては送信機主導輻輳制御の下で機能し、送信側としては受信側主導輻輳制御の下で機能することになることを端末1020が示すことに対応する。
SDPプロトコルの例−単方向送信側/受信側制御
図14に、端末1110が図示の値をもつSDPオファー1130を与える別の例示的な対話1100を示す。端末1120が提供されたパラメータの両方と互換性があると仮定すると、端末1120は、この例で示すようにsendonlyのrx−con−ctrl−driver値とrecvonlyのtx−con−ctrl−driver値とをもつSDP返答1140で返答し得、図示のようにメディア1150および1160のための輻輳制御機構を生じる。
輻輳制御のためのインターワーキングゲートウェイ
図15に、図5に示す構成と同様のネットワーキング構成1200を示す。ただし、構成1200は、MRFPゲートウェイ1240中、および/あるいはコアネットワーク構成要素または他のネットワーク構成要素(図示せず)中に実装され得るインターワーキングゲートウェイ機能をも含む。ゲートウェイ1240は、特定の事業者のネットワーク内のUEまたは他の端末デバイスなどの端末間、および/あるいは異なる事業者に関連するネットワーク間での受信側および送信側主導ECN輻輳制御の管理を可能にするためにインターワーキング機能を与えるために使用され得る。インターワーキングゲートウェイ1240は、2つの端末が異なるECN輻輳制御機構(たとえば、送信側主導対受信側主導制御)のみをサポートするときの機能を与え得る。
いくつかの実装形態では、端末1210は非3GPPデバイスであり得るが、他の実装形態では、端末1210は3GPPデバイスであり得る。デバイス間の典型的な通信では、信号は、端末1220から端末1210に送られ得、基地局1230などのノード、ならびに、たとえば、ルータ、スイッチ、および/または他の構成要素など、ネットワーク1205の他の要素を通した送信を含み得る。一例では、これらの構成要素は特定の事業者のコアネットワークを備える。他の例では、これらの構成要素は1つまたは複数の事業者のコアネットワーク要素を備える。端末1210と端末1220との間の送信中に、輻輳に遭遇することがある。送信は、インターネットプロトコル(IP)に基づき得、IPパケットであり得る。明示的輻輳通知(ECN)をサポートするネットワークでは、パケットはそれに応じてマーキングまたはタグ付けされ得る。ネットワーキング構成1200中には、マルチメディアリソース関数プロセッサ(MRFP)などのインターワーキングゲートウェイ1240が含まれる。端末1220からのIPパケット1250Aなどの送信は、インターワーキングゲートウェイ1240によってインターセプトされ得る。同様に、端末1210から伝わるIPパケット1250Bなどの送信は、インターワーキングゲートウェイ1240においてインターセプトされ得る。インターセプトされた送信は、受信側端末の輻輳制御モードとの互換性がない第1の輻輳制御モードを備え得る。インターワーキングゲートウェイ1240は、インターセプトされた送信を変更するか、削除するか、または、それを受信側の輻輳制御モードと互換性のある形態に置き換えるかのいずれかによって動作を実行し得る。いくつかの事例では、デバイス1220または1210のうちの一方は、輻輳に基づいて送信の適応レートを指定し得る。他の例では、インターワーキングゲートウェイ1240は、代わりに、適応レートを判断し得、このレートにメディアをトランスコードし得る。いくつかの実施形態では、インターワーキングゲートウェイ1240は、そのレートを判断し、次いで、判断されたレートを端末のうちの一方に搬送し、その結果、その端末は適応を実装し得る。
インターワーキングゲートウェイ動作の概観
図16に、インターワーキングゲートウェイが図17〜図20に示す機能のうちのいくつかを実行し得る一般的な方法のための流れ図を示す。これらの例では、端末の各々は、互換性のない輻輳制御モードで動作していることがある。たとえば、「sendonly」輻輳モードで動作する第1の端末は、第2の端末にIPパケットを送ることを望むことがある。インターワーキングゲートウェイは、送信されたメッセージを分析することによって、互換性のない輻輳モードの存在を判断し得る。いくつかの実施形態では、インターワーキングゲートウェイは、代わりに、複数の端末のための知られている輻輳モードを示すテーブルを調べることによって、互換性のない輻輳モードの存在を判断し得る。
プロセス3100を実行するインターワーキングゲートウェイは、状態3102において開始し、端末との間の通信を確立するような各端末の端末能力を表す。たとえば、第1の端末が送信側主導輻輳制御モードで構成される場合、第1の端末は、受信側主導輻輳制御モードで動作する端末と互換性がなく、それと自発的に通信しないことがある。第1の端末が、上記で説明したように、SDPオファーを拡張することなどによって、第2の端末と直接通信を開始した場合、いずれの端末も他方の輻輳制御モードによって自発的に動作しないか、または動作することができないので、通信は拒否されるであろう。代替的に、図12に示されているように、それらの端末は通信することに同意し得るが、それらはいかなる輻輳制御をも使用することができないであろう。したがって、インターワーキングプロセスを開始するために、状態3102において、ゲートウェイ1240は、端末間で互換性のある輻輳制御モードを表すために、SDPオファーおよび応答、または同様のメッセージングパケットを変更する。すなわち、第1の端末が、受信側主導の第2の端末としか動作することできない場合、インターワーキングゲートウェイは、その端末が受信側主導モードで動作することが可能であるように見えるように、第2の端末からの通信を変更し得る。いくつかの態様では、ゲートウェイは、所望の能力を示すために、メッセージ中のビットを変更し得る。ゲートウェイは、第2の端末の実際の輻輳制御能力または選好とは無関係にこの機能を実行し得る。
それらの端末が自発的に通信すると、それらはそれぞれメッセージを送り、ステップ3103およびステップ3104において、インターワーキングゲートウェイが受信する。第1および第2の端末の識別された輻輳モードに基づいて、インターワーキングゲートウェイは、状態3105に進み、第1または第2の複数のメッセージのいずれかを中継するときに、輻輳モードのいずれかをエミュレートする。エミュレーションは、図17〜図20に関して以下で説明する動作のうちのいくつかを備え得るが、より一般的には、受信側の輻輳モードと互換性のある形で、第1の複数のメッセージからのメッセージが第2の端末に通信されることと、第2の複数のメッセージからのメッセージが第1の端末に通信されることとを可能にする動作を備えることを理解されよう。これらの動作は、受信側端末の輻輳モードに従うようにメッセージを変更または置換することを含み得、それらの例を図17〜図20に関して上記で説明した。インターワーキングゲートウェイは、各端末それぞれの能力および/または選好についての知識を用いてこれらの動作を実行し得る。代替的に、インターワーキングゲートウェイは、各端末の動作のデフォルト値を仮定し得る。
上記の動作の各々は図4に示した様々な構成要素を使用して実行され得るが、これらの機能を実行することが可能な複数の代替デバイスおよび構成が容易に認識されよう。たとえば、第1のデバイスから第1の複数のメッセージを受信するための手段は、受信機を備え得る第1のUEシグナリングインターフェース2020を備え得る。第2のデバイスから第2の複数のメッセージを受信するための手段は、受信機を備え得る第2のUEシグナリングインターフェース2030を備え得る。いくつかのシステムでは、単一のデバイスが第1のシグナリングインターフェース2020と第2のシグナリングインターフェース2030の両方の機能をサービスし得ることを理解されよう。そのようなデバイスは、インターワーキングゲートウェイの他の構成要素として同じ機械上に位置し得、または周辺デバイスとして別に位置し得る。第1の輻輳制御モードまたは第2の輻輳制御モードのいずれかをエミュレートするための手段は、メモリ2050中で見つかるファームウェアまたはソフトウェアに関連して動作するプロセッサモジュール2010を備え得る。エミュレート手段は、図17〜図20を参照する上記の説明に従って、受信されたメッセージを置換、変更、または再送信するであろう。いくつかの事例では、エミュレート手段は、受信したパケットの輻輳制御モードに応じて個別にアクションをとるソフトウェアを備え得る。たとえば、第1の端末1310が送信側主導輻輳制御で動作し、第2の端末1320が受信側主導輻輳制御で動作することをインターワーキングゲートウェイが識別すると、ソフトウェアは、図17の動作に対応するメッセージの集まりごとに動作の指定されたセットを実行し得る。ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージを変更するための手段、ならびにデータを再送するための手段は、メモリ2050中で動作するプログラムモジュール2060のうちの1つまたは複数のモジュールを備え得る。そのようなモジュールは、本明細書で図17〜図20に関して説明する機能を実行し得る。メッセージを送信するための手段は、同様に、UEシグナリングインターフェースのうちの1つを備え得る。
インターワーキングゲートウェイの例−トランスコーディングありおよびなし
図17に、第2の端末にメディアを送る、送信側主導輻輳制御で動作する第1の端末と受信側主導輻輳制御で動作する第2の端末との間にインターワーキングゲートウェイを使用するECN輻輳制御シグナリングを示す。この場合、UEのTx主導輻輳機能に基づいてUE Txとしても示される第1の端末1310は、UEのRx主導輻輳機能に基づいてUE Rxとして示される第2の端末1320と通信していることがある。図17に示すようにMRFPであり得るインターワーキングゲートウェイ1340は、UE間のメディア送信をインターセプトするために、およびシグナリングを処理して、すなわち、トランスコードするかエミュレートして2つのUE間にインターワーキング機能を与えるためにUE RxとUE Txとの間に結合される。「トランスコーディング」および「エミュレーション」という用語は、第1の輻輳制御モードで動作する端末から第2の輻輳制御モードで動作する第2の端末に情報を中継するための様々な開示するプロセスを指すために本明細書全体にわたって使用され得、第2の輻輳制御モードは第1の輻輳制御モードとの互換性がない。たとえば、それぞれsendonlyモードとrecvonlyモードとで動作する2つの端末は互換性がないことがあり得るが、トランスコーディングまたはエミュレートインターワーキングゲートウェイは、互換性のないモードにもかかわらずレート適応を可能にするように、レート/モード要求メッセージでECNフィードバックメッセージ、ブロックレート/要求メッセージなどを置換し得る。メディアのデータレートは、「トランスコーディング」プロセスの一部として調整され得る。
このインターワーキング機能の2つの例を対話1300Aおよび1300Bに示す。1300Aでは、端末1310は端末1320にRTPメディア1330を送る。メディアは、送信中に輻輳に遭遇し、相応して、CEビットを設定するなど、ECNマーキングを使用してマーキング1335がつけられ得る。受信すると、Rx主導であるように構成された端末1320は、(受信側主導輻輳制御に一致する)適応レートを判断し、RTCP/RTPレート/モード要求メッセージ1341を端末1310に送り得る。しかしながら、端末1310は、TX主導であるので、レート/モード要求メッセージではなくECNフィードバックメッセージの受信を予想し得る。したがって、ゲートウェイ1340はメッセージ1341をインターセプトし、端末1310にはさらなるシグナリングが送られ得ない(1300Bに示す別の例では、代わりにシグナリングが与えられ得る)。送信レートを指定しようとする端末1320の試みに気づいていない端末1310は、次いで、RTPメディア1352を送る。RTPメディア1352は、ゲートウェイ1340と端末1320との間のリンクに適応されない。特に、端末1310は、輻輳のいかなる指示もマーキング1335も受信していないことがあるので、端末1310は、ゲートウェイ1340と端末1320との間のリンクに適しているであろうレートよりも高いレートでデータを送り得る。ゲートウェイ1340は、通信を可能にするために、それ自体で、受信したRTPメディア1352をより低いデータレートに処理し得る。ゲートウェイ1340は、レート要求メッセージ1341中に含まれている情報に基づいてより低いデータレートを選択し得る。トランスコードされたメディア1354は、次いで、より低いレートで端末1320に送られ得る。これは、ゲートウェイ1340と端末1320との間のリンクにおける潜在的な輻輳を緩和しながら、送信/受信トランスペアレンシを与え得る。
対話1300Bでは、代替手法が使用され得る。この例では、ゲートウェイ1340は、RTCP/RTP要求メッセージ1341をインターセプトし、端末1310に送信するためのECNフィードバックメッセージ1370を生成する。インターワーキングゲートウェイ1340は、端末1310の機能についての知識をもつECNフィードバックメッセージ1370を生成し得る。たとえば、ゲートウェイ1340は、ECNフィードバックメッセージが、特定のレベルを超える輻輳を示すと、端末1310が、レート要求メッセージ1341における要求に相応するデータレートでデータを送信することになることを知り得る。このようにして、端末1310は、適切なレートに関してそれ自体の判断を行うが、依然として、端末1320からのレート要求メッセージ1341と互換性のあるデータを生成し得る。いくつかの態様では、ゲートウェイ1340は、端末1310または端末選好のテーブルを調べて、メッセージ1370中に挿入すべき適切なパラメータを選択し得る。
インターワーキングゲートウェイの例−ゲートウェイによるレート適応判断/輻輳前
図18に、端末1410と端末1420との間で異なる輻輳モード構成を可能にするために、MRFPなどのインターワーキングゲートウェイ1440によって実行され得る処理の別の例を示す。この例では、端末1410はUE Txとして構成され得、一方、端末1420はUE Rxとして構成され得る。端末1420が、図示のように、端末1420とゲートウェイ1440との間のリンクにおいて輻輳およびマーキング1435の対象となるメディア1430を送る場合、ゲートウェイは、調整または置換なしに、CEマーキングまたは他のECNマーキングを含めてメディア1430がパススルーすることを可能にし得る。端末1410におけるマーキングされたメディア1430の受信後に、端末1410は、送信側主導ECN構成に従って、CEがマーキングされたパケットの受信を示すECNフィードバックメッセージ1450を送り得る。端末1420の前の送信に基づいて、ゲートウェイ1440は、UE1420が受信側主導であるように構成されたことを認識し得る。代替的に、ゲートウェイ1440は、テーブルを調べることなどによって、直接端末1420の輻輳モードが通知されていることがある。したがって、ゲートウェイ1440は、次に、UE1410のフィードバックメッセージをインターセプトし、UE1420が受信側主導であるように構成されたという知識に基づいて、RTCP/RTPレート/モード要求メッセージ1460を生成し得る。選択されたレートおよびモードは、ネットワークについての知識に基づき得、メディア1430から抽出される情報および/または他のネットワーク状態またはパラメータを含み得る。メッセージ1460を受信すると、端末1420は、次いで、適応レート(たとえば、レート/モード要求メッセージに基づき得るより低いまたはより高いレート)で端末1410に送信するためのメディアを生成し得る。
インターワーキングゲートウェイの例−送信側によるレート適応判断
図19に、インターワーキングゲートウェイ1540によって実行され得る処理の別の例を示す。この場合、端末1510から送られるメディア1530は輻輳を経験し得る。メディア1530は、相応して、端末1510とゲートウェイ1540との間のリンクにおいてマーキング1535がつけられ得る。端末1520においてマーキングされたメディアを受信すると、端末1520は、受信側主導ECN輻輳構成に一致し得るレート/モード要求メッセージ1550を送り得る。ゲートウェイ1540は、レート/モード要求メッセージ1550をインターセプトし、送信側主導ECN輻輳構成に一致するECNフィードバックメッセージ1560を生成し、次いで、それを送り得る。この場合も、ゲートウェイ1540は、以前の送信に基づいてUE1510の輻輳モードを判断していることがあるか、または輻輳モード情報のテーブルまたは他のソースを調べることによって輻輳モードが通知されていることがある。
いくつかの実装形態では、ゲートウェイ1540は、マーキングが削除されたメディアを端末1520に転送する前に、メディア1530からCEマーキングを削除し得る。この場合、端末1520は、メッセージ1550を生成しないことがある。しかしながら、ゲートウェイ1540は、依然として、端末1510により高いまたはより低いデータレートで送信するように指示するメッセージ1560を送り得る。したがって、インターワーキングゲートウェイ1540のECNフィードバックメッセージ1560の生成は、たとえば、メディア1530上のCEマーキング1535、UE1520の輻輳制御モード、およびUE1510の能力を含む複数のファクタに基づき得る。代替的に、これらの実施形態のすべてにおいて、ゲートウェイは、インターワーキングを可能にするために、端末の選好とは無関係にそれの修正を実行し、必要最小限の処理を行い得ることが認識されよう。メッセージ1560を受信すると、端末1510は、次いで、適切な適応データレートを判断し得、次いで、端末1520に適応メディア1570を送り得る。
インターワーキングゲートウェイの例−ゲートウェイによるレート適応判断/輻輳後
図20に、インターワーキングゲートウェイ1640によって実行され得る処理の別の例を示す。この場合、端末1620は、端末1610にメディア1640を送り得る。メディアは、輻輳に遭遇し、ゲートウェイ1640と端末1610との間のリンクにおいてマーキング1635がつけられ得る。それに応答して、送信側主導ECN輻輳モードで構成された端末1610は、ECNフィードバックメッセージ1650を送り得る。ゲートウェイ1640は、ECNフィードバックメッセージ1650をインターセプトし得る。端末1620は、受信側主導ECN輻輳モードで構成され得、相応して、RTCP/RTPレート/モード要求メッセージを予想し得る。ゲートウェイ1640は、そのようなRTCP/RTPレート/モード要求メッセージ1660を生成し、端末1620にそれを与え得る。上記で説明したように、ECNフィードバックメッセージ1650のコンテンツなど、このメッセージを生成するときにゲートウェイ1640は様々なファクタを参照し得る。端末1620は、次いで、端末1610に送られるメディア1670のレートをより高いまたはより低いレートに適応させ得る。適応レートは、RTCP/RTPメッセージ中のレート/モード情報に基づき得る。上記で説明したように、ゲートウェイ1640は、端末1620に所望のデータレートで送信させるために、端末1620の機能についての知識をもつメッセージ1660のコンテンツを生成し得る。
1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明した機能、方法およびプロセスは、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装した場合、機能は、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体上に1つまたは複数の命令またはコードとして符号化され得る。コンピュータ可読媒体はコンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を含むことができる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
開示するプロセスおよび方法中のステップまたは段階の特定の順序または階層は、例示的な手法の例であることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、プロセス中のステップの特定の順序または階層は本開示の範囲内のまま再構成され得ることを理解されたい。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
情報および信号は多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを、当業者は理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
さらに、本明細書で開示する実施形態に関して説明する様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得ることを、当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップを、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。
本明細書で開示する実施形態に関して説明する様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明する機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
本明細書で開示する実施形態に関して説明する方法、プロセスまたはアルゴリズムのステップまたは段階は、直接ハードウェアで実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている他の形態の記憶媒体に存在してよい。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読むことができ、記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化され得る。プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に常駐し得る。ASICはユーザ端末内に常駐し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中に個別構成要素として常駐し得る。「コンピュータシステム」という用語は、プロセッサ、ソフトウェアを実行するためにメモリと連携して動作するプロセッサ、複数のプロセッサ、ソフトウェアを実行するために複数のメモリと連携して動作する複数のプロセッサ、それらの一般に知られる変形形態を指し得る。
特許請求の範囲は、本明細書で示した態様に限定されるものではなく、特許請求の範囲の言い回しに矛盾しない全範囲を与えられるべきであり、単数形の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」を意味するものではなく、「1つまたは複数の」を意味するものである。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という用語は「1つまたは複数の」を指す。項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」を指す句は、個々のメンバーを含む、それらの項目の任意の組合せを指す。一例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、aおよびb、aおよびc、bおよびc、ならびにa、bおよびcをカバーするものとする。
開示する態様の前述の説明は、当業者が本開示を実施または使用できるようにするために与えたものである。これらの態様への様々な修正は当業者には容易に明らかになり、本明細書で定義した一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の態様に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で示した態様に限定されるものではなく、本明細書で開示する原理および新規の特徴に一致する最も広い範囲を与えられるべきである。以下の特許請求の範囲およびそれらの等価物は本開示の範囲を定義するものとする。
ワイヤレス通信システムの詳細を示す図。 複数のセルを有するワイヤレス通信システムの詳細を示す図。 端末および基地局の一実施形態の詳細を示す図。 インターワーキングゲートウェイの一実施形態の詳細を示す図。 ECN対応ネットワーク中の2つの端末間のネットワークトポロジの詳細を示す図。 標準化されたレート要求の一実施形態の詳細を示す図。 追加フィールドをもつECN輻輳フィードバックメッセージの一実施形態の詳細を示す図。 1つの端末デバイスがSDPを使用して輻輳制御モードを判断する一般的な方法についての流れ図。 送信側および受信側主導ECN輻輳制御の詳細、具体的には、送信側主導ECN輻輳を協調させる第1の例と、受信側主導ECN輻輳を協調させる第2の例とを示す図。 2つの端末間でのECN輻輳制御モードの協調を可能にするSDPシグナリングの一実施形態の詳細を示す図。 2つの端末間に送信側主導輻輳制御を確立するために「sendonly」パラメータを使用するECN輻輳シグナリングを示す図。 ECN輻輳制御が使用されるべきでないことを示すパラメータを1つの端末が送るECN輻輳シグナリングを示す図。 交互通信方向で異なる輻輳制御機構を確立するためにrx−con−cntrl−driver値とtx−con−cntrl−driver値とを交換する2つの端末を示す図。 2つの端末間のrx−con−cntrl−driverおよびtx−con−cntrl−driverパラメータ値交換の別の例を示す図。 インターワーキングゲートウェイを使用してネットワーク間のECNトランスペアレント通信を可能にする一般的なネットワークトポロジを示す図。 互換性のない輻輳モードで動作する端末間の通信を処理するための、インターワーキングゲートウェイにおいて実装される方法についての流れ図。 インターワーキングゲートウェイが、2つの端末間のECN輻輳制御を可能にするようにデータレートを適応させる一実施形態を示す図。 受信側主導輻輳モード端末が送信側主導輻輳モード端末に輻輳マーク付きデータを送るときに、インターワーキングゲートウェイが適切な適応レートを判断する一実施形態を示す図。 インターワーキングゲートウェイが送信側主導輻輳モード端末から受信側主導輻輳モード端末に輻輳マーク付きデータを中継する一実施形態を示す図。 インターワーキングゲートウェイと送信側主導輻輳制御モード端末との間で輻輳に遭遇したときに、インターワーキングゲートウェイが、受信側主導輻輳制御モード端末から送られたメディアのための適切な適応レートを判断する一実施形態を示す図。
アンテナの各グループ、および/またはアンテナが通信するように設計されたエリアは、しばしば、eNBのセクタと呼ばれる。アンテナグループは、それぞれ、eNB100によってカバーされるエリアのセクタ中のUEに通信するように設計される。順方向リンク120および126を介した通信では、eNB00の送信アンテナは、116および122などの異なるアクセス端末について順方向リンクの信号対雑音比を改善するためにビームフォーミングを利用する。また、eNBが、ビームフォーミングを使用して、そのカバレージ中にランダムに分散されたUEに送信するほうが、eNBが単一のアンテナを介してすべてのそのUEに送信するよりも、隣接セル中のUEへの干渉が小さくなる。eNBは、UEとの通信に使用される固定局でもよく、アクセスポイント、ノードB、または何らかの他の等価な用語で呼ばれることもある。UEは、アクセス端末、AT、ユーザ機器、ワイヤレス通信デバイス、端末、または何らかの他の等価な用語で呼ばれることもある。
一実施形態では、基地局1910は、本明細書で前に説明したように、UE1950から受信された情報に応答して、あるいは(図に示されていない)別の基地局またはコアネットワークからのバックホールシグナリングから受信された情報に応答して、出力送信を調整し得る。この調整は、プロセッサ1914、1930およびメモリ1932など、基地局1910の1つまたは複数の構成要素(または図示されていない他の構成要素)を使用して実行され得る。基地局1910は、送信モジュール1924など、eNB1910の1つまたは複数の構成要素(または図示されていない他の構成要素)を含む送信モジュールをも含み得る。基地局1910は、干渉消去機能を与えるための、プロセッサ1930、1942、復調器モジュール1940、およびメモリ1932などの1つまたは複数の構成要素(または図示されていない他の構成要素)を含む干渉消去モジュールを含み得る。基地局1910は、本明細書で前に説明したようにサブフレーム区分機能を実行するための、および/またはサブフレーム区分情報に基づいて送信機モジュールを管理するための、プロセッサ1930、1914およびメモリ1932などの1つまたは複数の構成要素(または図示されていない他の構成要素)を含むサブフレーム区分調整モジュールを含み得る。基地局1910は、受信機機能を制御するための制御モジュールをも含み得る。基地局1910は、コアネットワーク中のバックホールシステム、または図3および図4に示す他の構成要素など、他のシステムとのネットワーキングを与えるためのネットワーク接続モジュール1990を含み得る。
一態様では、各データストリームは、基地局1910の(送信機192 1〜192Ntとして示される)それぞれの送信機サブシステムを介して処理され、送信される。TXデータプロセッサ1914は、コード化データを与えるために、各データストリームのトラフィックデータを、そのデータストリーム用に選択された特定のコーディング方式に基づいて受信し、フォーマットし、コーディングし、インターリーブする。特に、基地局1910は、特定の基準信号と基準信号パターンとを判断することと、選択されたパターンにおいて基準信号および/またはビームフォーミング情報を含む送信信号を与えることとを行うように構成され得る。
各データストリームのコード化データは、OFDM技法を使用してパイロットデータで多重化され得る。パイロットデータは、典型的には、知られている方法で処理され、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用され得る、知られているデータパターンである。たとえば、パイロットデータは基準信号を含み得る。パイロットデータは、図に示すようにTXデータプロセッサ1914に与えられ、コード化データで多重化され得る。次いで、各データストリームの多重化されたパイロットデータおよびコード化データは、変調シンボルを与えるために、そのデータストリーム用に選択された特定の変調方式(たとえば、BPSK、QSPK、M−PSK、M−QAMなど)に基づいて変調(すなわち、シンボルマッピング)され得、データおよびパイロットは、異なる変調方式を使用して変調され得る。各データストリームのデータレート、コーディング、および変調は、メモリ1932、あるいはUE1950の他のメモリまたは命令記憶媒体(図示せず)に記憶された命令に基づいてプロセッサ1930によって実行される命令によって判断され得る。
次いで、RXデータプロセッサ1960は、特定の受信機処理技法に基づいてNr個の受信機19541〜195 NrからNr個の受信シンボルストリームを受信し、処理して、Ns個の「検出」シンボルストリームを与えて、Ns個の送信シンボルストリームの推定値を与える。次いで、RXデータプロセッサ1960は、各検出シンボルストリームを復調し、デインターリーブし、復号して、データストリームのトラフィックデータを復元する。RXデータプロセッサ1960による処理は、一般に、基地局1910においてTX MIMOプロセッサ1920およびTXデータプロセッサ1914によって実行される処理を補足するものである。
上記の動作の各々は図3に示した様々な構成要素を使用して実行され得るが、これらの機能を実行することが可能な複数の代替通信デバイスが容易に認識されよう。たとえば、SDPオファーを受信するための手段は、受信機1955または信号を受信するように構成された任意の同様のデバイスを備え得る。SDP返答を生成するための手段は、プロセッサ197およびメモリ197などのコンピュータシステムを備え得る。送信機1954は、同様に、メディアを送るための手段を備え得る。プロセッサ197およびメモリ1972に関連して送信機1954および受信機1955は、フローの第1の方向のための第1の輻輳制御と第2の方向制御のための第2の輻輳制御とを判断するための手段を備え得る。それらの手段は、同様に、具陳された機能を実行するソフトウェア、ファームウェア、またはハードウェアモジュールを指し得る。これらのモジュールは、UE、eNB、インターワーキングゲートウェイまたは他のネットワークノード中に常駐し得る。端末1950の構成要素を上記で言及したが、基地局1910などのデバイスの対応する構成要素は、上記で説明した機能を実行する構造を備え得ることが容易に認識されよう。
インターワーキングゲートウェイの例−ゲートウェイによるレート適応判断/輻輳後
図20に、インターワーキングゲートウェイ1640によって実行され得る処理の別の例を示す。この場合、端末1620は、端末1610にメディア160を送り得る。メディアは、輻輳に遭遇し、ゲートウェイ1640と端末1610との間のリンクにおいてマーキング1635がつけられ得る。それに応答して、送信側主導ECN輻輳モードで構成された端末1610は、ECNフィードバックメッセージ1650を送り得る。ゲートウェイ1640は、ECNフィードバックメッセージ1650をインターセプトし得る。端末1620は、受信側主導ECN輻輳モードで構成され得、相応して、RTCP/RTPレート/モード要求メッセージを予想し得る。ゲートウェイ1640は、そのようなRTCP/RTPレート/モード要求メッセージ1660を生成し、端末1620にそれを与え得る。上記で説明したように、ECNフィードバックメッセージ1650のコンテンツなど、このメッセージを生成するときにゲートウェイ1640は様々なファクタを参照し得る。端末1620は、次いで、端末1610に送られるメディア1670のレートをより高いまたはより低いレートに適応させ得る。適応レートは、RTCP/RTPメッセージ中のレート/モード情報に基づき得る。上記で説明したように、ゲートウェイ1640は、端末1620に所望のデータレートで送信させるために、端末1620の機能についての知識をもつメッセージ1660のコンテンツを生成し得る。

Claims (44)

  1. データ輻輳を制御するためのインターワーキングゲートウェイであって、
    第1のデバイスから第1の複数のメッセージを受信することであって、前記第1の複数のメッセージが第1の輻輳制御モードに従い、前記第1の輻輳制御モードが送信側主導輻輳制御または受信側主導輻輳制御のうちの少なくとも1つを備える、受信することと、
    第2のデバイスから第2の複数のメッセージを受信することであって、前記第2の複数のメッセージが第2の輻輳制御モードに従い、前記第2の輻輳制御モードが送信側主導輻輳制御または受信側主導輻輳制御のうちの1つを備える、受信することと、
    前記第1または第2のデバイスのうちの一方から前記第1または第2のデバイスのうちの他方にメッセージを通信するときに、前記第1の輻輳制御モードまたは前記第2の輻輳制御モードのいずれかをエミュレートすることと
    を行うように構成されたプロセッサ
    を備える、インターワーキングゲートウェイ。
  2. 前記第1の複数のメッセージを受信することが、前記第1のデバイスから前記第2のデバイスへのECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの少なくとも1つを受信することを備える、請求項1に記載のインターワーキングゲートウェイ。
  3. 前記プロセッサが、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの前記少なくとも1つを変更することと、第1のデータレートで前記第1または第2のデバイスから受信したデータを前記他方の第1または第2のデバイスに第2のデータレートで再送することとを行うようにさらに構成された、請求項2に記載のインターワーキングゲートウェイ。
  4. 前記第1のデータレートと前記第2のデータレートとが異なる、請求項3に記載のインターワーキングゲートウェイ。
  5. ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの前記少なくとも1つがECNフィードバックメッセージを備え、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの前記少なくとも1つを変更することが、レート要求メッセージを送信することを備え、前記レート要求メッセージが前記ECNフィードバックメッセージに基づいて生成される、請求項3に記載のインターワーキングゲートウェイ。
  6. 前記ECNフィードバックメッセージが送信側輻輳制御モードに準拠し、前記送信されるレート要求メッセージが受信側主導輻輳制御モードに準拠する、請求項5に記載のインターワーキングゲートウェイ。
  7. 前記プロセッサが前記第1のデバイスからメッセージを受信するようにさらに構成され、前記メッセージが受信側主導輻輳制御リンク上の輻輳遭遇マーキングを備える、請求項6に記載のインターワーキングゲートウェイ。
  8. 前記プロセッサが前記第2のデバイスにメッセージを送信するようにさらに構成され、前記メッセージが送信側主導輻輳制御リンク上の輻輳遭遇マーキングを備える、請求項6に記載のインターワーキングゲートウェイ。
  9. ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの前記少なくとも1つがレート要求メッセージを備え、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの前記少なくとも1つを変更することが、前記レート要求メッセージをインターセプトすることと、前記レート要求メッセージを前記第2のデバイスに送信しないこととを備える、請求項3に記載のインターワーキングゲートウェイ。
  10. 前記レート要求メッセージが受信側主導輻輳制御モードに準拠し、前記送信されるECN輻輳メッセージが送信側主導輻輳制御モードに準拠する、請求項9に記載のインターワーキングゲートウェイ。
  11. ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの前記少なくとも1つがレート要求メッセージを備え、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの前記少なくとも1つを変更することが、ECNフィードバックメッセージを送信することを備え、前記ECNフィードバックメッセージが前記レート要求メッセージに基づいて生成される、請求項3に記載のインターワーキングゲートウェイ。
  12. 前記レート要求メッセージが受信側主導輻輳制御モードに準拠し、前記送信されるECN輻輳メッセージが送信側主導輻輳制御モードに準拠する、請求項11に記載のインターワーキングゲートウェイ。
  13. データ輻輳を制御するための方法であって、
    第1のデバイスから第1の複数のメッセージを受信することであって、前記第1の複数のメッセージが第1の輻輳制御モードに従い、前記第1の輻輳制御モードが送信側主導輻輳制御または受信側主導輻輳制御のうちの少なくとも1つを備える、受信することと、
    第2のデバイスから第2の複数のメッセージを受信することであって、前記第2の複数のメッセージが第2の輻輳制御モードに従い、前記第2の輻輳制御モードが送信側主導輻輳制御または受信側主導輻輳制御のうちの1つを備え、前記第1の輻輳制御モードが、前記第2の輻輳制御モードとともに動作可能でない、受信することと、
    前記第1または第2のデバイスのうちの一方から前記第1または第2のデバイスのうちの他方にメッセージを通信するときに、前記第1の輻輳制御モードまたは前記第2の輻輳制御モードのいずれかをエミュレートすることと
    を備え、
    1つまたは複数のプロセッサを備えるインターワーキングゲートウェイデバイス上に実装される、方法。
  14. 前記第1の複数のメッセージを受信することが、前記第1のデバイスから前記第2のデバイスへのECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの少なくとも1つを受信することを備える、請求項13に記載の方法。
  15. 前記方法が、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの前記少なくとも1つを変更することと、第1のデータレートで前記第1または第2のデバイスから受信したデータを前記他方の第1または第2のデバイスに第2のデータレートで再送することとをさらに備える、請求項14に記載の方法。
  16. 前記第1のデータレートと前記第2のデータレートとが異なる、請求項15に記載の方法。
  17. ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの前記少なくとも1つがECNフィードバックメッセージを備え、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの前記少なくとも1つを変更することが、レート要求メッセージを送信することを備え、前記レート要求メッセージが前記ECNフィードバックメッセージに基づいて生成される、請求項15に記載の方法。
  18. 前記ECNフィードバックメッセージが送信側輻輳制御モードに準拠し、前記送信されるレート要求メッセージが受信側主導輻輳制御モードに準拠する、請求項17に記載の方法。
  19. 前記第1のデバイスからメッセージを受信することをさらに備え、前記メッセージが受信側主導輻輳制御リンク上の輻輳遭遇マーキングを備える、請求項18に記載の方法。
  20. 前記第2のデバイスにメッセージを送信することをさらに備え、前記メッセージが送信側主導輻輳制御リンク上の輻輳遭遇マーキングを備える、請求項18に記載の方法。
  21. ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの前記少なくとも1つがレート要求メッセージを備え、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの前記少なくとも1つを変更することが、前記レート要求メッセージをインターセプトすることと、前記レート要求メッセージを前記第2のデバイスに送信しないこととを備える、請求項15に記載の方法。
  22. 前記レート要求メッセージが受信側主導輻輳制御モードに準拠し、前記送信されるECN輻輳メッセージが送信側主導輻輳制御モードに準拠する、請求項21に記載の方法。
  23. ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの前記少なくとも1つがレート要求メッセージを備え、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの前記少なくとも1つを変更することが、ECNフィードバックメッセージを送信することを備え、前記ECNフィードバックメッセージが前記レート要求メッセージに基づいて生成される、請求項15に記載の方法。
  24. 前記レート要求メッセージが受信側主導輻輳制御モードに準拠し、前記送信されるECN輻輳メッセージが送信側主導輻輳制御モードに準拠する、請求項23に記載の方法。
  25. 第1のデバイスから第1の複数のメッセージを受信することであって、前記第1の複数のメッセージが第1の輻輳制御モードに従い、前記第1の輻輳制御モードが送信側主導輻輳制御または受信側主導輻輳制御のうちの少なくとも1つを備える、受信することと、
    第2のデバイスから第2の複数のメッセージを受信することであって、前記第2の複数のメッセージが第2の輻輳制御モードに従い、前記第2の輻輳制御モードが送信側主導輻輳制御または受信側主導輻輳制御のうちの1つを備え、前記第1の輻輳制御モードが、前記第2の輻輳制御モードとともに動作可能でない、受信することと、
    前記第1または第2のデバイスのうちの一方から前記第1または第2のデバイスのうちの他方にメッセージを通信するときに、前記第1の輻輳制御モードまたは前記第2の輻輳制御モードのいずれかをエミュレートすることと
    を、1つまたは複数のコンピュータシステムに行わせるように構成された命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体。
  26. 前記第1の複数のメッセージを受信することが、前記第1のデバイスから前記第2のデバイスへのECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの少なくとも1つを受信することを備える、請求項25に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  27. 前記命令が、
    ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの前記少なくとも1つを変更することと、第1のデータレートで前記第1または第2のデバイスから受信したデータを前記他方の第1または第2のデバイスに第2のデータレートで再送することと
    を、前記1つまたは複数のコンピュータシステムにさらに行わせる、請求項26に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  28. 前記第1のデータレートと前記第2のデータレートとが異なる、請求項27に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  29. ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの前記少なくとも1つがECNフィードバックメッセージを備え、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの前記少なくとも1つを変更することが、レート要求メッセージを送信することを備え、前記レート要求メッセージが前記ECNフィードバックメッセージに基づいて生成される、請求項27に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  30. 前記ECNフィードバックメッセージが送信側輻輳制御モードに準拠し、前記送信されるレート要求メッセージが受信側主導輻輳制御モードに準拠する、請求項29に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  31. 前記命令が、前記第1のデバイスからメッセージを受信することを、前記1つまたは複数のコンピュータシステムにさらに行わせ、前記メッセージが受信側主導輻輳制御リンク上の輻輳遭遇マーキングを備える、請求項30に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  32. 前記命令が、前記第2のデバイスにメッセージを送信することを、前記コンピュータシステムにさらに行わせ、前記メッセージが送信側主導輻輳制御リンク上の輻輳遭遇マーキングを備える、請求項30に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  33. ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの前記少なくとも1つがレート要求メッセージを備え、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの前記少なくとも1つを変更することが、前記レート要求メッセージをインターセプトすることと、前記レート要求メッセージを前記第2のデバイスに送信しないこととを備える、請求項27に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  34. 前記レート要求メッセージが受信側主導輻輳制御モードに準拠し、前記送信されるECN輻輳メッセージが送信側主導輻輳制御モードに準拠する、請求項33に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  35. ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの前記少なくとも1つがレート要求メッセージを備え、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの前記少なくとも1つを変更することが、ECNフィードバックメッセージを送信することを備え、前記ECNフィードバックメッセージが前記レート要求メッセージに基づいて生成される、請求項27に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  36. 前記レート要求メッセージが受信側主導輻輳制御モードに準拠し、前記送信されるECN輻輳メッセージが送信側主導輻輳制御モードに準拠する、請求項35に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  37. データ輻輳を制御するためのインターワーキングゲートウェイであって、
    第1のデバイスから第1の複数のメッセージを受信するための手段であって、前記第1の複数のメッセージが第1の輻輳制御モードに従い、前記第1の輻輳制御モードが送信側主導輻輳制御または受信側主導輻輳制御のうちの少なくとも1つを備える、受信するための手段と、
    第2のデバイスから第2の複数のメッセージを受信するための手段であって、前記第2の複数のメッセージが第2の輻輳制御モードに従い、前記第2の輻輳制御モードが送信側主導輻輳制御または受信側主導輻輳制御のうちの1つを備え、前記第1の輻輳制御モードが、前記第2の輻輳制御モードとともに動作可能でない、受信するための手段と、
    前記第1または第2のデバイスのうちの一方から前記第1または第2のデバイスのうちの他方にメッセージを通信するときに、前記第1の輻輳制御モードまたは前記第2の輻輳制御モードのいずれかをエミュレートするための手段と
    を備える、インターワーキングゲートウェイ。
  38. 第1の複数のメッセージを受信するための前記手段が受信機を備え、第2の複数のメッセージを受信するための前記手段が受信機を備え、エミュレートするための前記手段がコンピュータシステムを備える、請求項37に記載のインターワーキングゲートウェイ。
  39. ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの前記少なくとも1つを変更することと、第1のデータレートで前記第1または第2のデバイスから受信したデータを前記他方の第1または第2のデバイスに第2のデータレートで再送することとを行うための手段をさらに備える、請求項37に記載のインターワーキングゲートウェイ。
  40. ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの前記少なくとも1つがECNフィードバックメッセージを備え、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの前記少なくとも1つを変更するための前記手段が、レート要求メッセージを送信するように構成され、前記レート要求メッセージが前記ECNフィードバックメッセージに基づいて生成される、請求項39に記載のインターワーキングゲートウェイ。
  41. 前記第1の複数のメッセージからの少なくとも1つのメッセージが受信側主導輻輳制御リンク上の輻輳遭遇マーキングを備える、請求項37に記載のインターワーキングゲートウェイ。
  42. 前記第2のデバイスにメッセージを送信するための手段をさらに備え、前記メッセージが送信側主導輻輳制御リンク上の輻輳遭遇マーキングを備える、請求項37に記載のインターワーキングゲートウェイ。
  43. ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの前記少なくとも1つがレート要求メッセージを備え、ECNフィードバックメッセージまたはレート要求メッセージのうちの前記少なくとも1つを変更するための前記手段が、ECNフィードバックメッセージを送信するように構成され、前記ECNフィードバックメッセージが前記レート要求メッセージに基づいて生成される、請求項39に記載のインターワーキングゲートウェイ。
  44. 前記レート要求メッセージが受信側主導輻輳制御モードに準拠し、前記送信されるECN輻輳メッセージが送信側主導輻輳制御モードに準拠する、請求項43に記載のインターワーキングゲートウェイ。
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