JP2014500684A - 分散送信電力制御システムにおける、対象送信機と対応する対象受信機、その通信方法、及びセルラ通信システムの方法 - Google Patents

分散送信電力制御システムにおける、対象送信機と対応する対象受信機、その通信方法、及びセルラ通信システムの方法 Download PDF

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Abstract

全体システムにおけるボトルネック現象を解消し、マルチホップ通信システムの送信率を向上し、各セル内のブロードキャスト制御情報の送信率を最大化する、無線ネットワークにおける分散送信電力制御方法及び装置が提供される。該分散送信電力制御方法及び装置は、送信機の送信率が同一になるように各送信機の送信電力を制御することによって、各送信機の送信率の最小値を最大化する。また、分散送信電力制御方法及び装置は、各送信機の送信率が同一になるように各送信電力を制御し、同一になった送信率が要求される送信率未満である場合、最大電力を用いる送信機のリソースを変更して再び分散送信電力制御を行う。
【選択図】図3

Description

本発明は、無線ネットワークで分散送信電力制御システムにおける、対象送信機と対応する対象受信機、その通信方法に係り、具体的に、セルラ通信システム及びマルチホップ通信システムの送信機の送信電力を制御する方法及び装置に関する。
セルラ通信システムは互いに隣接する複数のセルを含む。各セルの中央に位置する基地局は、当該セル内に任意に位置する端末と通信する。ここで、各基地局は、当該端末とのチャネル状態に応じて送信電力を決定するが、当該端末に対する送信率を高めるためには送信電力の増加が必要である。しかし、各基地局が送信する信号は隣接セルの端末には干渉として作用することがある。
一方、マルチホップ通信システムにおいては、ソース(source)ノードから複数のリレーノードを介して目的(destination)ノードにデータが送信される。各リンクは1つの送信ノードと1つの受信ノードを含み、送信ノードは当該受信ノードへのデータ送信時に当該リンクのチャネル状態に応じて送信電力を調整する。複数の送信ノードがデータを同時に送信する場合があるので、各送信ノードの信号は隣接リンクの受信ノードに対する干渉になり得る。
分散送信電力制御システムにおいて、全体システムにおけるボトルネック現象を解消し、マルチホップ通信システムの送信率を向上し、各セル内のブロードキャスト制御情報の送信率を最大化する、方法及び装置を提供する。
本発明の一実施形態に係る対象送信機の通信方法は、前記対象送信機から対象受信機へのチャネルに関する情報に基づく前記対象送信機の送信率及び前記対象送信機の加重値に基づいて前記対象送信機の送信率に関するメトリックを算出するステップと、少なくとも1つの隣接送信機又は少なくとも1つの隣接受信機に前記対象送信機の送信率に関するメトリックを送信するステップと、前記対象送信機の次の送信周期のための送信率に基づいて次の送信周期における前記対象送信機の送信電力を決定するステップとを含み、前記対象送信機の次の送信周期のための送信率は、前記対象送信機の送信率に関するメトリックと前記少なくとも1つの隣接送信機それぞれの送信率に関するメトリックの平均値及び前記対象送信機の加重値に基づいて算出される。
前記次の送信周期における前記対象送信機の送信電力を決定するステップは、前記対象送信機の次の送信周期のための送信率及び前記対象送信機の送信率に関するメトリックの差の絶対値が予め決定された閾値未満である場合、前記次の送信周期における前記対象送信機の送信電力が現在の送信周期における前記対象送信機の送信電力と同一であると決定するステップを含んでもよい。
前記次の送信周期における前記対象送信機の送信電力を決定するステップは、前記対象送信機の次の送信周期のための送信率及び前記対象送信機の送信率に関するメトリックの差の絶対値が予め決定された閾値以上である場合、前記対象送信機の次の送信周期のための送信率に基づいて前記次の送信周期における前記対象送信機の送信電力を決定するステップを含んでもよい。
前記対象送信機の送信率に関するメトリックと前記少なくとも1つの隣接送信機それぞれの送信率に関するメトリックの平均値、及び前記対象送信機の加重値に基づいて前記対象送信機の次の送信周期のための送信率を算出するステップをさらに含んでもよい。
前記対象送信機の加重値は、前記対象送信機と少なくとも1つの隣接送信機との接続状態又は前記対象送信機と前記対象受信機との間の送信率の重要度に基づいて予め決定されてもよい。
前記対象送信機の送信率に関するメトリックを送信するステップは、前記少なくとも1つの隣接送信機と接続された有線バックホールを用いて前記少なくとも1つの隣接送信機に前記対象送信機の送信率に関するメトリックを送信するステップを含んでもよい。
前記対象送信機の送信率に関するメトリックを送信するステップは、前記対象送信機の無線リソースを用いて前記少なくとも1つの隣接受信機に前記対象送信機の送信率に関するメトリックをブロードキャストするステップを含んでもよい。
前記対象送信機の通信方法は、前記少なくとも1つの隣接送信機又は前記対象受信機から前記少なくとも1つの隣接送信機それぞれの送信率に関するメトリックを受信するステップをさらに含んでもよい。
前記次の送信周期における前記対象送信機の送信電力を決定するステップは、前記対象送信機の次の送信周期のための送信率及び前記対象送信機の送信率に関するメトリックの差の絶対値が予め決定された閾値未満であり、前記対象送信機の次の送信周期のための送信率が予め決定された要求送信率未満であり、前記対象送信機が現在の送信周期で最大送信電力を用いる場合、次の送信周期で現在の送信周期とは異なる無線リソースを割り当てるステップを含んでもよい。
前記対象送信機がマルチホップ通信システムのリレーノードである場合、前記少なくとも1つの隣接送信機又は前記少なくとも1つの隣接受信機は、前記対象送信機と隣接する少なくとも1つのリレーノードであってもよい。
本発明の一実施形態に係る対象送信機に対応する対象受信機の通信方法は、少なくとも1つの隣接送信機から前記少なくとも1つの隣接送信機それぞれの送信率に関するメトリックを受信するステップと、前記対象送信機の次の送信周期のための送信率に基づいて次の送信周期における前記対象送信機の送信電力を決定するステップと、前記次の送信周期における前記対象送信機の送信電力に関する情報を前記対象送信機に送信するステップとを含み、前記対象送信機の次の送信周期のための送信率は、対象送信機の送信率に関するメトリックと前記少なくとも1つの隣接送信機それぞれの送信率に関するメトリックの平均値、及び前記対象送信機の加重値に基づいて算出され、前記対象送信機の送信率に関するメトリックは、前記対象送信機から前記対象受信機へのチャネルに関する情報に基づいて算出される対象送信機の送信率及び前記対象送信機の加重値に基づいて算出される。
前記対象受信機の通信方法は、
前記対象送信機から対象受信機へのチャネルに関する情報に基づいて前記対象送信機の送信率を算出するステップと、
前記対象送信機の送信率及び前記対象送信機の加重値に基づいて前記対象送信機の送信率に関するメトリックを算出するステップと、前記対象送信機に前記対象送信機の送信率に関するメトリックを送信するステップとをさらに含んでもよい。
前記次の送信周期における前記対象送信機の送信電力を決定するステップは、前記対象送信機の次の送信周期のための送信率及び前記対象送信機の送信率に関するメトリックの差の絶対値が予め決定された閾値未満である場合、前記次の送信周期における前記対象送信機の送信電力が現在の送信周期における前記対象送信機の送信電力と同一であると決定するステップを含んでもよい。
前記次の送信周期における前記対象送信機の送信電力を決定するステップは、前記対象送信機の次の送信周期のための送信率及び前記対象送信機の送信率に関するメトリックの差の絶対値が予め決定された閾値以上である場合、前記対象送信機の次の送信周期のための送信率に基づいて前記次の送信周期における前記対象送信機の送信電力を決定するステップを含んでもよい。
前記対象受信機の通信方法は、前記対象送信機の送信率に関するメトリックと前記少なくとも1つの隣接送信機それぞれの送信率に関するメトリックの平均値、及び前記対象送信機の加重値に基づいて前記対象送信機の次の送信周期のための送信率を算出するステップをさらに含んでもよい。
本発明の一実施形態に係る対象送信機は、前記対象送信機から対象受信機へのチャネルに関する情報に基づく前記対象送信機の送信率及び前記対象送信機の加重値に基づいて前記対象送信機の送信率に関するメトリックを算出するプロセッサと、少なくとも1つの隣接送信機又は少なくとも1つの隣接受信機に前記対象送信機の送信率に関するメトリックを送信する送信部とを備え、前記プロセッサは、前記対象送信機の次の送信周期のための送信率に基づいて次の送信周期における前記対象送信機の送信電力を決定し、前記対象送信機の次の送信周期のための送信率は、前記対象送信機の送信率に関するメトリックと前記少なくとも1つの隣接送信機それぞれの送信率に関するメトリックの平均値及び前記対象送信機の加重値に基づいて算出される。
前記プロセッサは、前記対象送信機の次の送信周期のための送信率及び前記対象送信機の送信率に関するメトリックの差の絶対値が予め決定された閾値未満である場合、前記次の送信周期における前記対象送信機の送信電力が現在の送信周期における前記対象送信機の送信電力と同一であると決定してもよい。
前記プロセッサは、前記対象送信機の次の送信周期のための送信率及び前記対象送信機の送信率に関するメトリックの差の絶対値が予め決定された閾値以上である場合、前記対象送信機の次の送信周期のための送信率に基づいて前記次の送信周期における前記対象送信機の送信電力を決定してもよい。
前記対象送信機は、前記少なくとも1つの隣接送信機又は前記対象受信機から前記少なくとも1つの隣接送信機それぞれの送信率に関するメトリックを受信する受信部をさらに備えてもよい。
前記プロセッサは、前記対象送信機の次の送信周期のための送信率及び前記対象送信機の送信率に関するメトリックの差の絶対値が予め決定された閾値未満であり、前記対象送信機の次の送信周期のための送信率が予め決定された要求送信率未満であり、前記対象送信機が現在の送信周期で最大送信電力を用いる場合、次の送信周期で現在の送信周期とは異なる無線リソースを割り当ててもよい。
本発明の一実施形態に係る分散送信電力制御方法及び装置においては、送信機の送信率が同一になるように各送信機の送信電力を制御することによって、各送信機の送信率の最小値を最大化する。従って、各送信機を含む全体システムにおけるボトルネック現象を解消できる。特に、ボトルネック現象の解消によってマルチホップ通信システムの送信率が大きく向上する。そして、全てのセルで端末が受信する送信率が同一になるので、各セル内のブロードキャスト制御情報の送信率が最大化される。
本発明の一実施形態に係る分散送信電力制御方法及び装置においては、各送信機の送信率が同一になるように各送信電力を制御し、同一になった送信率が要求される送信率未満である場合、最大電力を用いる送信機のリソースを変更して再び分散送信電力制御を行うので、全体システムの送信率を向上できる。
本発明の一実施形態によれば、一部の送信機が最大送信電力を用いないので、システム全体としての省エネを達成できる。
本発明の一実施形態に係る分散送信電力制御方法は、アルゴリズムが単純であるので、具現化に際して複雑度を低減でき、ノードの個数に拘わらず常に収斂されたソリューションを提供できる。
本発明の一実施形態に係るマルチセル通信システムにおいて分散送信電力制御が行われる形状を示す図である。 本発明の一実施形態に係るマルチホップ通信システムにおいて分散送信電力制御が行われる形状を示す図である。 本発明の一実施形態に係る分散送信電力制御方法の動作フローチャートである。 本発明の一実施形態に係る加重値基盤分散送信電力制御方法の動作フローチャートである。 本発明の一実施形態に係るマルチホップ通信システムにおいて送信率情報が交換される例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るマルチホップ通信システムにおいて分散送信電力制御基盤の分散リソースの割当方法が行われる形状を示す図である。 本発明の一実施形態に係るマルチホップ通信システムにおいて分散送信電力制御基盤の分散リソースの割当方法の動作フローチャートである。 本発明の一実施形態に係る分散送信電力制御を行う対象送信機の通信方法の動作フローチャートである。 本発明の一実施形態に係る分散送信電力制御を行う対象受信機の通信方法の動作フローチャートである。 本発明の一実施形態に係る分散送信電力制御を行う対象送信機の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る分散送信電力制御を行う対象受信機の機能ブロック図である。
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の実施形態の説明において、関連の公知機能又は構成に対する具体的な説明が本発明の要旨を不要に曖昧にすると判断される場合にはその詳細な説明を省略する。そして、本明細書で用いられる用語(terminology)は本発明の好適な実施形態を適切に表現するために用いられた用語として、これはユーザ、運用者の意図又は本発明が属する分野の慣例などによって変わる。従って、本用語に対する定義は、本明細書全般にわたった内容に基づいて下されなければならない。各図面に提示された同一の参照符号は同一の符号を示す。
セルラ通信システムの各基地局が送信する信号は隣接セルの端末に干渉になり得る。従って、各基地局が該基地局に対応する端末への送信率を向上するために送信電力を無制限に増大することは、セルラ通信システム全体の観点から非効率的である。従って、セルラ通信システム全体の観点から各セルが公平な送信率を取得するための方法の具現化が求められる。
本発明の実施形態はセルラ通信システムにおいて、等しい調節(公平性)による最適化という観点で、全てのセルが同じ送信率を有するための各基地局の送信電力制御方法を提供する。このような送信電力制御方法は、セルラ通信システムにおいて、全てのセルが同じ送信率を有しなければならないサービス(例えば、ブロードキャスト制御情報送信)に適用される。
本発明の別の実施形態は、複数のセルを含むセルラ通信システムにおいて、最大−最小公平割当(Max−min fair allocation)問題の解決策を提供することができる。即ち、最大−最小公平割当問題は、各セルの送信率の最小値を最大化するものであり、数式(1)のように定義される。
Figure 2014500684
ここで、Rはi番目セルの送信率(即ち、i番目セルの基地局の送信率)であり、SINRはi番目セルの信号対干渉及び雑音比(Signal to Interference−plus−Noise Ratio、SINR)を示す。pはi番目基地局の送信電力であり、gはi番目セルの基地局と端末との間のチャネルであり、Nは雑音の電力である。
maxは送信電力pが有し得る最大送信電力である。
Figure 2014500684
は、シャノンの容量公式(Shannon’s Capacity Formula)に対応して、R、SINR、及びp間の関係式を示す。
本発明の一実施形態は、数式(1)のように、全てのセルに対する送信率Rの最小値(min R)を最大化する各基地局の送信電力p(即ち、各基地局の送信電力pの集合、P)を探す方法を提供する。
数式(1)のソリューション、即ち、min Rが最大になる場合は、全てのRが同じ値を有する場合(即ち、R=R=・・・=R)である。本発明の別の実施形態は、送信電力制御によって全てのRが実質的に同じ値を有するようにし、同一に調整されたRが最大になるように送信電力を決定する。これによって、全てのセルは実質的に同一の最適化された送信率を有する。
マルチホップ通信システムにおいて、各送信ノードの信号が、隣接リンクの受信ノードに対する干渉になる場合がある。従って、送信ノードは、対応する受信ノード以外の受信ノードも考慮して送信電力を決定する必要がある。
従って、本発明の実施形態は、ソースノードから目的ノードにホップバイホップ(hop−by−hop)でデータが送信されるとき、ソースノードと目的ノードとの間の全体送信率を最大化するための各送信ノードの送信電力決定方法を提供する。
即ち、本発明の実施形態は、マルチホップ通信システム(即ち、マルチホップアドホックネットワーク)でソースノードと目的ノードとの間のマルチホップ送信リンクの全体送信率を最大化する方法を提供する。
ソースノード、複数のリレーノード、及び目的ノードを含むマルチホップ送信リンクの全体送信率Cは数式(2)のように各リンク送信率の最小値により定義される。
[数2]

C=min(R, R,・・・,R) (2)
ソースノード、複数のリレーノード、及び目的ノードは、場合に応じて送信ノード、又は受信ノードの何れかになる。
マルチホップ通信システムにおいて、マルチホップリンクの全体送信率Cを最大化することは数式(1)の問題に帰する。従って、本発明の実施形態は、マルチホップリンクの全体送信率Cを最大化する各送信ノードの送信電力Pを決定する方法を提供する。この場合も、各リンクの送信率Rを全て同一にすることがマルチホップリンクの全体送信率Cを最大化するソリューションになる。
図1は、本発明の一実施形態に係るマルチセル通信システムで分散送信電力制御が行われる形状を示す図である。
従来のマルチセル通信システム110では、各セルが全て同一の送信電力Pを用いており、各セルの送信率R、R、及びRが互いに異なり得る。
本発明の一実施形態に係るマルチセル通信システム120では、数式(1)のソリューションに基づいて各セルの送信電力(即ち、各基地局の送信電力)を決定するので、各セルの送信率が全て実質的に同一の値Rとなる。ここで、各セルの送信電力は互いに異なり得る。
図2は、本発明の一実施形態に係るマルチホップ通信システムにおいて分散送信電力制御が行われる形状を示す図である。
従来のマルチホップ通信システム210では、各送信ノードが同一の送信電力Pを用いるので、各リンクの送信率R、R、R、・・・、Rが互いに異なり得る。
本発明の一実施形態に係るマルチホップ通信システム220では、各リンクの送信率が全て実質的に同一の値Rとなり、この送信率Rがソースノードと目的ノードとの間のマルチホップ送信リンクの全体送信率になる。各送信ノードは、互いに同一の送信率Rを取得するように送信電力を調整する。
以下に、マルチセル通信システム及びマルチホップ通信システムで上記のような分散送信電力制御を行う方法について具体的に説明する。マルチセル通信システム及びマルチホップ通信システムには同一のアルゴリズムが適用される。マルチセル通信システムの基地局は、マルチホップ通信システムの送信ノードに対応するので、説明の便宜のためにこれを送信機と表現する。一方、マルチセル通信システムの端末はマルチホップ通信システムの受信ノードに対応するので、これを受信機と表現する。ここで前述したように、マルチホップ通信システムのリレーノードは送信機又は受信機の何れかになる。
図3は、本発明の一実施形態に係る分散送信電力制御方法の動作フローチャートである。
図3を参照すると、まず、送信機iは初期送信電力p(0)を決定する。初期送信電力は、送信機iが使用可能な最大送信電力pmaxに決定される(310)。
送信機iは、時間(送信周期)tに対して決定された送信電力を割り当て、送信機iに対応する受信機iにデータを送信する(320)。
これによって、受信機iは時間(送信周期)tで送信機から信号を受信してSINR(t)を算出する。そして、受信機iはSINR(t)に関する情報を送信機iにフィードバックする。
送信機iは、フィードバックされたSINR(t)に基づいて時間(送信周期)tにおける送信機iの送信率R(t)を算出する(340)。R(t)の算出には数式(1)に倣って次式が用いられる。即ち、

(t)= log(1+SINR

によってRが決定される。
送信機iは、隣接送信機とR(t)又はSINR(t)に関する情報を交換する(350)。セルラ通信システムの場合、R(t)又はSINR(t)に関する情報は例えば、送信機間に接続された有線バックホール(backhaul)を介して共有される。もしくは、送信機iは、送信機iの無線リソースを用いて隣接受信機にR(t)又はSINR(t)に関する情報をブロードキャストする。この場合、隣接受信機は、R(t)又はSINR(t)に関する情報を受信して対応する送信機に伝達する。
送信機iが隣接送信機jの送信率に関する情報R隣接j(t)(隣接j≠i)を取得すると、次の送信周期(t+1)のための送信率R(t+1)を算出する(360)。R(t+1)は、送信機iが把握した隣接送信機jの送信率及び自己の送信率R(t)の平均であり、数式(3)のように算出される。
(簡略のため、「R隣接j(t)(隣接j≠i)」と「R(t)」とを合わせて、単に、「R(t)」又は「R」と記す)
Figure 2014500684
ここで、jは送信機i及び隣接送信機に対するインデックスであり、Nは平均値の算出に用いられる送信機の個数である。λは、送信率の収斂速度を制御するファクター(factor)として、0〜1間の値になり、状況に応じて適切に設定される。
送信機iはR(t+1)をR(t)と比較する(370)。R(t+1)がR(t)と同一であれば、送信機iは次の送信周期で現在の送信周期と同じ送信電力、即ち、p(t)を用いる(380)。即ち、p(t)が分散送信電力制御の結果として選択される。従って、分散送信電力制御が終了して送信機iはp(t)を用いてデータを送信する。
(t+1)がR(t)と異なる場合、送信機iはR(t+1)に基づいてp(t+1)を算出する(390)。p(t+1)の算出には数式(1)が用いられてもよい。具体的に、数式(1)の逆関数である数式(4)を用いてp(t+1)が算出される。
Figure 2014500684
そして、送信機はp(t+1)と共にステップ320に戻る。
もちろん、ステップ370において、R(t+1)とR(t)が実質的に同一か否か、ではなく、R(t+1)とR(t)の差の絶対値が予め決定された閾値未満(又は、以下)であるか否か、を判断し得る。
ステップ350において、受信機iが隣接送信機の放送電報を盗聴(overhear)によってR隣接i(t)又はSINR隣接i(t)を取得できる場合、ステップ340、360、及び370を受信機iが行い、受信機iが最終的に決定されたp(t+1)を送信機iにフィードバックし得る。
図4は、本発明の一実施形態に係る加重値ベースの分散送信電力制御方法の動作フローチャートである。
図4は、図3を参照して説明した分散送信電力制御アルゴリズムの変形された形態であり、各送信機の送信率に加重値(weight)を設定し、加重値に比例した送信機の最終送信率を実現する方法を示す動作フローチャートである。
例えば、マルチホップ通信システムにおいて、ノードA及びノードBの要求送信率がそれぞれxであるとき、2つのノード(ノードA及びノードB)からデータを受信するノードCの要求送信率は2xであってもよい。ここで、ノードA及びノードBの加重値はwであり、ノードCの加重値は2wに決定される。即ち、加重値は要求送信率に比例するように決定され得る。
加重値は初期に決定されるが、比例公平(proportional fair)方式により初期送信率に比例して加重値が決定される場合は、

ω= log(R(0))

に決定される。その他の多様な方式で加重値が決定され得る。
ステップ410は、図3に示す説明と重複するためその説明は省略する。以下、図3と重複する部分はその説明を省略する。
送信機iは、算出されたR(t)を送信機iの加重値wで除算して送信機iの送信率に関するメトリックM(t)を算出する(420)。
送信機iは、送信機iの送信率に関するメトリックM(t)を隣接送信機と交換する(430)。セルラ通信システムの場合、M(t)の共有は、送信機の間に接続された有線バックホールを介して行われる。若しくは、送信機iは、送信機iの無線リソースを用いて隣接受信機にM(t)をブロードキャストする。この場合、隣接受信機は、M(t)に関する情報を受信して対応する送信機に伝達する。
送信機iが隣接送信機jの送信率に関するメトリックM隣接j(t)に関する情報(隣接j≠i)を取得すれば、送信機iの次の送信周期(t+1)のための送信率に関するメトリックM(t+1)を算出する(440)。M(t+1)は、送信機iが把握した隣接送信機j(自己自身を含む)の送信率に関するメトリックの平均であり、数式(5)のように算出される。
Figure 2014500684
送信機iは、M(t+1)に送信機iの加重値wを乗算してR(t+1)を算出する(450)。
ステップ460において、ステップ470及びステップ480は図3を参照してすでに説明したとおりである。
図5は、本発明の一実施形態に係るマルチホップ通信システムにおいて送信率情報が交換される例を示す図である。
本発明の一実施形態で各ノードは、隣接セル又は隣接ノードの送信率情報を必要とする。ここで、送信率は、MCSレベル(Modulation & Coding Set level、変調&符号化セットレベル)、CQI(Channel Quality Information、チャネル品質情報)、SNR、SINRなどの様々な値により代替され得、以下の説明において、送信率はこのような値を包括する概念である。もちろん、送信率は送信率に関する上述のM(t)のようなメトリックにより代替され得る。
ところが、送信率情報はWLANのようなシステムでは実数値により表現することが困難であるので、送信率の代わりにMCS値が用いられる。MCS値は、実際の送信率値と1:1にマッピングされるMCSレベルを指す。
MCSレベル情報は、パケット(Packet)データ520のMCS(変調&符号化セット)レベルを通知するためにパケットデータと共に送信される。図5に示すように各ノードが各パケットを送信するとき、パケットの送信率に対応するMCSレベルをブロードキャスト制御情報としてパケットヘッダ510に含めて送信する。従って、隣接ノードは、隣接ノードのパケットを盗聴(overhearing)してMCSレベル情報を取得する。
例えば、ノード3は、周辺ノードが送信するパケットに含まれるMCSレベルを認知し、それらのMCSレベルの平均をノード3のMCS値に決定する。
このようにマルチホップ通信システムにおいて、対象ノードは周辺ノードが送信するパケットを盗み聞し、パケットに含まれたMCSレベルを読み出す方法により送信率情報を取得できる。
セルラ通信システムにおいて、上記のような方法で隣接セルの基地局から受信されるパケットのMCSレベルを読み出すことによって基地局又は端末が送信率情報を取得できる。セルラ通信システムでは、各基地局がバックホールを介して接続される場合には、基地局間が送信率情報を直接に交換し得る。
図6は、本発明の一実施形態に係る、ソース基地局(Source)から目的基地局(Destination)に至るマルチホップ通信システムにおいて分散送信電力制御に基づく分散リソースの割当方法を示す図である。
図6を参照すると、本分散リソースの割当方法が前述した分散送信電力制御方法に組み込まれて用いられる。このような追加的なリソースを割当てることにより、リンクの送信率を希望する送信率になるように向上できる。
初期には、隣接するリンクが用いるリソースが重複しないように、隣接リンクに互いに異なる周波数リソース又は時間リソース(送信周期)が割り当てられる。このようなリソースの割当の条件下で、初期には各リンクに同一の送信電力が用いられるので、各リンクの送信率(図6では、R〜R)が互いに異なり得る。ここで、全体リンクの送信率は各リンク送信率の最小値になる(S610)。
そして、分散送信電力制御を行うことによって各リンクの送信率が全て同一の値Rになるよう送信電力が制御される(S620)。しかし、全体リンク送信率Rが要求送信率よりも低ければ、追加的なリソースが割当てられる。
ここで、追加リソースの割当が行われるリンクは、最大送信電力を用いるノードを含むリンクである。即ち、最も大きい多い干渉を受けているので、送信率を向上するために最大送信電力を用いているノードに、別途の周波数リソース又は時間リソース(送信周期)が割り当てられる。図6を参照すると、2番目のリンクが最も不良であるリンクに該当し(即ち、P=Pmax)、2番目のリンクの周波数リソースが変更される場合が示されている。
周波数リソースの変更後に、再び分散送信電力制御によって新しく収斂された送信率Rが取得される(S630)。ここで、RはRよりも大きい値である。
が依然として要求送信率Rreqよりも小さい場合には、再び追加リソースの割当が行われる。例えば、ここで5番目のリンクが最大送信電力を用いておれば、5番目のリンクのリソースが変更される。そして、再び分散電力制御によって新しく収斂された送信率Rが取得される(S640)。RがRreqよりも大きければ、分散電力制御及び分散リソースの割当過程が終了する。
このように、分散電力制御によって収斂された送信率が要求送信率を満足するまで分散リソースの割当及び分散電力制御が繰り返し行われる。
図7は、本発明の一実施形態に係るマルチホップ通信システムにおいて分散送信電力制御に基づく分散リソースの割当方法の動作フローチャートである。
図7を参照すると、割り当てられたリソース領域で初期送信電力が決定され(710)、分散送信電力の制御が行われる(720)。具体的な過程は図3及び図4で説明したとおりである。
収斂された送信率が要求送信率を満足するか否かが判断される(730)。収斂された送信率が要求送信率を満足しない場合、最大送信電力を用いる送信機は、周波数又は時間リソース(送信周期)を変更する(740)。ここで、変更された新しい周波数リソース又は時間リソース(送信周期)は、使用可能なリソースのうち使用率が最も少ないリソース、即ち、干渉の発生が最も小さいリソースになし得る。そして、ステップ720に戻って、変更された新しい周波数リソース又は時間リソース(送信周期)領域で再び分散送信電力制御が行われる。
収斂された送信率が要求送信率を満足する場合、アルゴリズムは終了する。
図8は、本発明の一実施形態に係る分散送信電力制御を行う対象送信機の通信方法の動作フローチャートである。
図8を参照すると、本発明の一実施形態に係る対象送信機は、対象送信機から受信機へのチャネルに関する情報に基づく対象送信機の送信率、及び対象送信機の加重値に基づいて対象送信機の送信率に関するメトリックを算出する(810)。ここで、対象送信機の送信率は、対象送信機から対象受信機へのチャネルに関連する情報に基づいて算出される。対象送信機の加重値は、対象送信機と少なくとも1つの隣接送信機との接続状態又は対象送信機と対象受信機との間の送信率の重要度に基づいて予め決定される。
対象送信機は、少なくとも1つの隣接送信機又は少なくとも1つの隣接受信機に対象送信機の送信率に関するメトリックを送信する(820)。ここで、対象送信機は、少なくとも1つの隣接送信機と接続された有線バックホールを用いて少なくとも1つの隣接送信機に対象送信機の送信率に関するメトリックを送信するか、又は、対象送信機の無線リソースを用いて少なくとも1つの隣接受信機に対象送信機の送信率に関するメトリックをブロードキャストする。
対象送信機は、少なくとも1つの隣接送信機又は対象受信機から少なくとも1つの隣接送信機それぞれの送信率に関するメトリックを受信する(830)。
そして、対象送信機は、対象送信機の送信率に関するメトリックと少なくとも1つの隣接送信機それぞれの送信率に関するメトリックの平均値及び対象送信機の加重値に基づいて、対象送信機の次の送信周期のための送信率を算出する(840)。
対象送信機は、対象送信機の次の送信周期のための送信率に基づいて次の送信周期における対象送信機の送信電力を決定する(850)。
ここで、対象送信機の次の送信周期のための送信率は、(i)対象送信機の送信率に関するメトリックと少なくとも1つの隣接送信機それぞれの送信率に関するメトリックの平均値、及び(ii)対象送信機の加重値、に基づいて算出される。
対象送信機は、対象送信機の次の送信周期のための送信率及び対象送信機の現在の送信周期の送信率に関するメトリックの差の絶対値が予め決定された閾値未満である場合、次の送信周期における対象送信機の送信電力が現在の送信周期における対象送信機の送信電力と同一であると決定する。
対象送信機は、対象送信機の次の送信周期のための送信率及び対象送信機の現在の送信周期の送信率に関するメトリックの差の絶対値が予め決定された閾値以上である場合、対象送信機の次の送信周期のための送信率に基づいて、次の送信周期における対象送信機の送信電力を決定する。
対象送信機は、対象送信機の次の送信周期のための送信率及び対象送信機の現在の送信周期の送信率に関するメトリックの差の絶対値が予め決定された閾値未満であり、対象送信機の次の送信周期のための送信率が予め決定された要求送信率未満であり、対象送信機が現在の送信周期で最大送信電力を用いている場合、次の送信周期で現在の送信周期とは異なる無線リソースを割り当てる。
対象送信機がマルチホップ通信システムのリレーノードである場合、少なくとも1つの隣接送信機又は少なくとも1つの隣接受信機は、対象送信機と隣接する少なくとも1つのリレーノードに対応する。
図9は、本発明の一実施形態に係る分散送信電力制御を行う対象受信機の通信方法の動作フローチャートである。
図9を参照すると、本発明の一実施形態に係る対象受信機は対象送信機から対象受信機へのチャネルに関する情報に基づいて対象送信機の送信率を算出し、対象送信機の送信率及び対象送信機の加重値に基づいて対象送信機の送信率に関するメトリックを算出する(910)。
対象受信機は、対象送信機に対して、対象送信機の送信率に関するメトリックを送信する(920)。
対象受信機は、少なくとも1つの隣接送信機から少なくとも1つの隣接送信機それぞれの送信率に関するメトリックを受信する(930)。
対象受信機は、(i)対象送信機の送信率に関するメトリックと少なくとも1つの隣接送信機それぞれの送信率に関するメトリックの平均値、及び(ii)対象送信機の加重値に基づいて、対象送信機の次の送信周期のための送信率を算出する(940)。
対象受信機は、対象送信機の次の送信周期のための送信率に基づいて次の送信周期における対象送信機の送信電力を決定する(950)。ここで、対象送信機の次の送信周期のための送信率は、上述のように、(i)対象送信機の送信率に関するメトリックと少なくとも1つの隣接送信機それぞれの送信率に関するメトリックの平均値、及び(ii)対象送信機の加重値に基づいて算出される。そして、対象送信機の送信率に関するメトリックは、(i)対象送信機から対象受信機へのチャネルに関する情報に基づいて算出される対象送信機の送信率、及び(ii)対象送信機の加重値に基づいて算出される。
対象受信機は、対象送信機の次の送信周期のための送信率及び対象送信機の現在の送信周期の送信率に関するメトリックの差の絶対値が予め決定された閾値未満である場合、次の送信周期における対象送信機の送信電力が現在の送信周期における対象送信機の送信電力と同一であると決定する。
そして、対象受信機は、対象送信機の次の送信周期のための送信率及び対象送信機の現在の送信周期の送信率に関するメトリックの差の絶対値が予め決定された閾値以上である場合、対象送信機の次の送信周期のための送信率に基づいて次の送信周期における対象送信機の送信電力を決定する。
対象受信機は、次の送信周期における対象送信機の送信電力に関する情報を対象送信機に送信する(960)。
図10は、本発明の一実施形態に係る分散送信電力制御を行う対象送信機の機能ブロック図である。
図10を参照すると、本発明の一実施形態に係る対象送信機は、プロセッサ1010、送信部1020及び受信部1030を備える。
プロセッサ1010は、対象送信機から対象受信機へのチャネルに関する情報に基づく対象送信機の送信率、及び対象送信機の加重値に基づいて対象送信機の送信率に関するメトリックを算出する。そして、プロセッサ1010は、対象送信機の次の送信周期のための送信率に基づいて次の送信周期における対象送信機の送信電力を決定する。
送信部1020は、少なくとも1つの隣接送信機又は少なくとも1つの隣接受信機に対象送信機の送信率に関するメトリックを送信する。
受信部1030は、少なくとも1つの隣接送信機又は対象受信機から少なくとも1つの隣接送信機それぞれの送信率に関するメトリックを受信する。
そして、プロセッサ1010は、対象送信機の次の送信周期のための送信率及び対象送信機の現在の送信周期の送信率に関するメトリックの差の絶対値が予め決定された閾値未満であり、対象送信機の次の送信周期のための送信率が予め決定された要求送信率未満であり、対象送信機が現在の送信周期で最大送信電力を用いる場合、次の送信周期で現在の送信周期とは異なる無線リソースを割り当てる。
図11は、本発明の一実施形態に係る分散送信電力制御を行う対象受信機の機能ブロック図である。
図11を参照すると、本発明の一実施形態に係る対象受信機は、受信部1110、プロセッサ1120及び送信部1130を備える。
受信部1110は、少なくとも1つの隣接送信機から少なくとも1つの隣接送信機それぞれの送信率に関するメトリックを受信する。
プロセッサ1120は、対象送信機の次の送信周期のための送信率に基づいて次の送信周期における前記対象送信機の送信電力を決定する。
送信部1130は、次の送信周期における前記対象送信機の送信電力に関する情報を前記対象送信機に送信する。
以上、本発明の実施形態に係る対象送信機、対象受信機及びこの通信方法について説明した。本発明の対象送信機、対象受信機、及びこの通信方法には、図1〜図7に関連して多様な実施形態によって上述した内容がそのまま適用され得るので、これ以上の詳細な説明は省略する。
本発明の実施形態に係る方法は、多様なコンピュータ手段を介して様々な処理を実行するプログラム命令の形態で実現され、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録され得る。コンピュータ読取可能な媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などのうちの1つ又はその組合せを含む。媒体に記録されるプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計されて構成されるか、又は、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知、且つ使用可能なものである。コンピュータ読取可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、及び磁気テープなどの磁気媒体、CD−ROM、DVDなどの光記録媒体、光ディスクなどの光磁気媒体、及びROM、RAM、フラッシュメモリなどの半導体メモリがあり、プログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれ得る。プログラム命令の例としては、コンパイラによって生成されるような機械語コード(machine code)だけでなく、インタプリタなどを用いてコンピュータによって実行され得る高級言語コード(higher level code)を含む。上述したハードウェア装置は、本発明の動作を行うために1つ以上のソフトウェアのレイヤで動作するように構成され得る。
上述したように、本発明を限定された実施形態と図面によって説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されず、本発明が属する分野における通常の知識を有する者であれば、このような実施形態から多様な修正及び変形が可能であろう。
従って、本発明の範囲は、開示された実施形態に限定されず、特許請求の範囲だけではなく特許請求の範囲と均等なものなどによって定められる。
110 従来のマルチセル通信システム
112 本発明の一実施形態に係るマルチセル通信システム
210 従来のマルチホップ通信システム
220 本発明の一実施形態に係るマルチホップ通信システム
510 パケットヘッダ
520 パケットデータ
1010、1120 プロセッサ
1020、1130 送信部
1030、1110 受信部

Claims (24)

  1. 対象送信機の通信方法において、
    前記対象送信機から対象受信機へのチャネルに関する情報に基づく前記対象送信機の送信率及び前記対象送信機の加重値に基づいて前記対象送信機の送信率に関するメトリックを算出するステップと、
    少なくとも1つの隣接送信機又は少なくとも1つの隣接受信機に前記対象送信機の送信率に関するメトリックを送信するステップと、
    前記対象送信機の次の送信周期のための送信率に基づいて次の送信周期における前記対象送信機の送信電力を決定するステップと、
    を含み、
    前記対象送信機の次の送信周期のための送信率は、前記対象送信機の送信率に関するメトリックと前記少なくとも1つの隣接送信機それぞれの送信率に関するメトリックの平均値、及び前記対象送信機の加重値に基づいて算出されることを特徴とする対象送信機の通信方法。
  2. 前記次の送信周期における前記対象送信機の送信電力を決定するステップは、前記対象送信機の次の送信周期のための送信率及び前記対象送信機の送信率に関するメトリックの差の絶対値が予め決定された閾値未満である場合、前記次の送信周期における前記対象送信機の送信電力が現在の送信周期における前記対象送信機の送信電力と同一であると決定するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の対象送信機の通信方法。
  3. 前記次の送信周期における前記対象送信機の送信電力を決定するステップは、前記対象送信機の次の送信周期のための送信率及び前記対象送信機の送信率に関するメトリックの差の絶対値が予め決定された閾値以上である場合、前記対象送信機の次の送信周期のための送信率に基づいて前記次の送信周期における前記対象送信機の送信電力を決定するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の対象送信機の通信方法。
  4. 前記対象送信機の送信率に関するメトリックと前記少なくとも1つの隣接送信機それぞれの送信率に関するメトリックの平均値、及び前記対象送信機の加重値に基づいて前記対象送信機の次の送信周期のための送信率を算出するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の対象送信機の通信方法。
  5. 前記対象送信機の加重値は、前記対象送信機と少なくとも1つの隣接送信機との接続状態又は前記対象送信機と前記対象受信機との間の送信率の重要度に基づいて予め決定されることを特徴とする請求項1に記載の対象送信機の通信方法。
  6. 前記対象送信機の送信率に関するメトリックを送信するステップは、前記少なくとも1つの隣接送信機と接続された有線バックホールを用いて前記少なくとも1つの隣接送信機に前記対象送信機の送信率に関するメトリックを送信するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の対象送信機の通信方法。
  7. 前記対象送信機の送信率に関するメトリックを送信するステップは、前記対象送信機の無線リソースを用いて前記少なくとも1つの隣接受信機に前記対象送信機の送信率に関するメトリックをブロードキャストするステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の対象送信機の通信方法。
  8. 前記少なくとも1つの隣接送信機又は前記対象受信機から前記少なくとも1つの隣接送信機それぞれの送信率に関するメトリックを受信するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の対象送信機の通信方法。
  9. 前記次の送信周期における前記対象送信機の送信電力を決定するステップは、前記対象送信機の次の送信周期のための送信率及び前記対象送信機の送信率に関するメトリックの差の絶対値が予め決定された閾値未満であり、前記対象送信機の次の送信周期のための送信率が予め決定された要求送信率未満であり、前記対象送信機が現在の送信周期で最大送信電力を用いる場合、次の送信周期で現在の送信周期とは異なる無線リソースを割り当てるステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の対象送信機の通信方法。
  10. 前記対象送信機がマルチホップ通信システムのリレーノードである場合、前記少なくとも1つの隣接送信機又は前記少なくとも1つの隣接受信機は、前記対象送信機と隣接する少なくとも1つのリレーノードであることを特徴とする請求項1に記載の対象送信機の通信方法。
  11. 対象送信機に対応する対象受信機の通信方法において、
    少なくとも1つの隣接送信機から前記少なくとも1つの隣接送信機それぞれの送信率に関するメトリックを受信するステップと、
    前記対象送信機の次の送信周期のための送信率に基づいて次の送信周期における前記対象送信機の送信電力を決定するステップと、
    前記次の送信周期における前記対象送信機の送信電力に関する情報を前記対象送信機に送信するステップと、
    を含み、
    前記対象送信機の次の送信周期のための送信率は、対象送信機の送信率に関するメトリックと前記少なくとも1つの隣接送信機それぞれの送信率に関するメトリックの平均値、及び前記対象送信機の加重値に基づいて算出され、
    前記対象送信機の送信率に関するメトリックは、前記対象送信機から前記対象受信機へのチャネルに関する情報に基づいて算出される対象送信機の送信率及び前記対象送信機の加重値に基づいて算出されることを特徴とする受信機の通信方法。
  12. 前記対象送信機から対象受信機へのチャネルに関する情報に基づいて前記対象送信機の送信率を算出するステップと、
    前記対象送信機の送信率及び前記対象送信機の加重値に基づいて前記対象送信機の送信率に関するメトリックを算出するステップと、
    前記対象送信機に前記対象送信機の送信率に関するメトリックを送信するステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の対象受信機の通信方法。
  13. 前記次の送信周期における前記対象送信機の送信電力を決定するステップは、前記対象送信機の次の送信周期のための送信率及び前記対象送信機の送信率に関するメトリックの差の絶対値が予め決定された閾値未満である場合、前記次の送信周期における前記対象送信機の送信電力が現在の送信周期における前記対象送信機の送信電力と同一であると決定するステップを含むことを特徴とする請求項11に記載の対象受信機の通信方法。
  14. 前記次の送信周期における前記対象送信機の送信電力を決定するステップは、前記対象送信機の次の送信周期のための送信率及び前記対象送信機の送信率に関するメトリックの差の絶対値が予め決定された閾値以上である場合、前記対象送信機の次の送信周期のための送信率に基づいて前記次の送信周期における前記対象送信機の送信電力を決定するステップを含むことを特徴とする請求項11に記載の対象受信機の通信方法。
  15. 前記対象送信機の送信率に関するメトリックと前記少なくとも1つの隣接送信機それぞれの送信率に関するメトリックの平均値、及び前記対象送信機の加重値に基づいて前記対象送信機の次の送信周期のための送信率を算出するステップをさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の対象受信機の通信方法。
  16. 対象送信機において、
    前記対象送信機から対象受信機へのチャネルに関する情報に基づく前記対象送信機の送信率及び前記対象送信機の加重値に基づいて前記対象送信機の送信率に関するメトリックを算出するプロセッサと、
    少なくとも1つの隣接送信機又は少なくとも1つの隣接受信機に前記対象送信機の送信率に関するメトリックを送信する送信部と、
    を備え、
    前記プロセッサは、前記対象送信機の次の送信周期のための送信率に基づいて次の送信周期における前記対象送信機の送信電力を決定し、
    前記対象送信機の次の送信周期のための送信率は、前記対象送信機の送信率に関するメトリックと前記少なくとも1つの隣接送信機それぞれの送信率に関するメトリックの平均値、及び前記対象送信機の加重値に基づいて算出されることを特徴とする対象送信機。
  17. 前記プロセッサは、前記対象送信機の次の送信周期のための送信率及び前記対象送信機の送信率に関するメトリックの差の絶対値が予め決定された閾値未満である場合、前記次の送信周期における前記対象送信機の送信電力が現在の送信周期における前記対象送信機の送信電力と同一であると決定することを特徴とする請求項16に記載の対象送信機。
  18. 前記プロセッサは、前記対象送信機の次の送信周期のための送信率及び前記対象送信機の送信率に関するメトリックの差の絶対値が予め決定された閾値以上である場合、前記対象送信機の次の送信周期のための送信率に基づいて前記次の送信周期における前記対象送信機の送信電力を決定することを特徴とする請求項16に記載の対象送信機。
  19. 前記少なくとも1つの隣接送信機又は前記対象受信機から前記少なくとも1つの隣接送信機それぞれの送信率に関するメトリックを受信する受信部をさらに備えることを特徴とする請求項16に記載の対象送信機。
  20. 前記プロセッサは、前記対象送信機の次の送信周期のための送信率及び前記対象送信機の送信率に関するメトリックの差の絶対値が予め決定された閾値未満であり、前記対象送信機の次の送信周期のための送信率が予め決定された要求送信率未満であり、前記対象送信機が現在の送信周期で最大送信電力を用いる場合、次の送信周期で現在の送信周期とは異なる無線リソースを割り当てることを特徴とする請求項16に記載の対象送信機。
  21. 前記対象送信機の次の送信周期のための送信率は、前記対象送信機の加重値及び、前記対象メトリックと隣接メトリックの平均に基づいて算出され、前記隣接メトリックは前記少なくとも1つの隣接送信機それぞれの送信率に対して決定されることを特徴とする請求項16に記載の対象送信機。
  22. 複数のセルと前記複数のセルそれぞれに関連する少なくとも1つの基地局を含むセルラ通信システムの方法において、
    前記複数のセルそれぞれに関連する送信率のうち最小の送信率を判断するステップと、
    前記複数のセルそれぞれに対して前記最小の送信率を実質的に最大化する送信電力を決定するステップと、
    を含み、
    前記実質的に最大化される送信率は、前記複数のセルそれぞれに関連する基地局の送信電力、各セルの信号対干渉プラス雑音比(SINR)及び各セルのノイズパワーに対して決定されることを特徴とする方法。
  23. 前記複数のセルそれぞれに関連する送信率それぞれを実質的に同じ値に設定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 前記セルラ通信システムはマルチホップ通信システムを含み、
    前記最小の送信率を判断するステップは、マルチホップパス内にある各リンクに対する送信率のうち最小の送信率を判断するステップを含むことを特徴とする請求項22に記載の方法。
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