JP2014238350A - 埋設物探査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】多様な使用形態が可能で、使い勝手がよい埋設物探査装置を提供する。
【解決手段】 送信アンテナと受信アンテナとを収容する本体ケーシング2と、解析処理された結果を表示可能なスマートフォンTを、着脱自在に本体ケーシング2に取り付ける端末ホルダ4と、を備え、端末ホルダ4は、大きさが異なるスマートフォンTを着脱自在となっている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、レーダを用いて埋設物を探査する埋設物探査装置に関する。
地中や壁、床などの媒質に埋設されている鉄筋やガス管などの埋設物・ターゲットを探査するために、レーダを用いた埋設物探査装置が知られている(例えば、特許文献1等参照。)。この埋設物探査装置は、送受信回路と送受信アンテナなどから構成されるセンサ部と、モニタ部(ディスプレイ)とが一体的に組み付けられている。そして、所定の繰り返し周期で発生されるパルス状のレーダ波を、送信アンテナから地中や壁に放射し、地中や壁から戻ってきた反射波を受信アンテナで受信し、反射波に基づいて解析処理を行い、地中や壁の内部情報をモニタ部に表示するものである。
特開2000−19257号公報
このように従来の埋設物探査装置では、センサ部とモニタ部とが一体的に組み付けられており、モニタ部を本体(センサ部)から取り外すことができない。このため、本体から離された場所・位置でモニタ部(地中や壁などの内部情報)を見たい、つまり、探査場所から離れた場所で探査結果を見たい、などという要求に対応することができなかった。また、埋設物探査装置に元々組み込まれているモニタ部でしか、地中や壁などの内部情報を見ることができず、多様なモニタ・ディスプレイ装置で地中や壁などの内部情報を見たい、などという要求に対応することができなかった。さらに、天井面や高い場所などを探査する場合、脚立や足場などに乗って埋設物探査装置を走査させなければならず、多大な労力と時間とを要していた。
そこでこの発明は、多様な使用形態が可能で、使い勝手がよい埋設物探査装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、レーダ波を送信アンテナから媒質に放射し、前記媒質からの反射波を受信アンテナで受信して解析処理することで、前記媒質中の埋設物を探査する埋設物探査装置において、前記送信アンテナと前記受信アンテナとを収容する本体ケーシングと、前記解析処理された結果を表示可能な携帯端末を、着脱自在に前記本体ケーシングに取り付ける端末装着手段と、を備え、前記端末装着手段は、大きさが異なる前記携帯端末を着脱自在となっている、ことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の埋設物探査装置において、前記端末装着手段は、前記本体ケーシングを持ち動かすためのハンドルと一体的に構成され、前記端末装着手段と前記ハンドルとは、前記本体ケーシングに対して着脱自在となっている、ことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の埋設物探査装置において、棒状で一端部が、前記端末装着手段と前記ハンドルとを取り外した前記本体ケーシングに着脱自在に接続可能で、一端部が前記本体ケーシングに接続された状態で他端部を持って前記本体ケーシングを動かすことが可能な操作棒を備える、ことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、解析処理された結果を表示可能な携帯端末、例えばスマートフォン(多機能携帯電話)を端末装着手段によって本体ケーシングに取り付け可能なため、多様なモニタ・ディスプレイ装置で地中や壁などの内部情報(解析結果)を見たい、などという要求に対応するこができる。また、携帯端末が本体ケーシングに対して着脱自在なため、探査場所である本体ケーシング(送受信アンテナ)から離された場所・位置で地中や壁などの内部情報を見たい、などという要求に対応することができる。さらに、端末装着手段によって、大きさが異なる携帯端末を着脱自在なため、探査者・操作者などが所持している任意の大きさのスマートフォンを本体ケーシングに取り付けたい、などという要求に対応することができる。このようにして、多様な使用形態・要求に対応することが可能で、使い勝手がよい。
請求項2の発明によれば、端末装着手段とハンドルとが本体ケーシングに対して着脱自在なため、端末装着手段とハンドルとを取り外して、本体ケーシングのみを狭い場所などで走査させて探査したい、などという要求に対応することができ、より使い勝手がよい。
請求項3の発明によれば、操作棒の一端部を本体ケーシングに接続した状態で、操作棒の他端部を持って本体ケーシングを動かすことが可能なため、天井面や高い場所などを探査する場合に、脚立や足場などに乗って本体ケーシングを走査させなくても、地上・床上から容易に本体ケーシングを走査させることが可能となる。このため、労力と時間とを軽減することができ、使い勝手がさらに高まる。
この発明の実施の形態に係る埋設物探査装置を示す斜視図である。 図1の埋設物探査装置の正面図(a)と平面図(b)である。 図1の埋設物探査装置の本体ケーシングの正面図(a)と平面図(b)である。 図1の埋設物探査装置のハンドルセットの正面図(a)と平面図(b)と底面図(c)である。 図4のハンドルセットの保持スライダのスライド機構を示す図である。 図4のハンドルセットの端末ホルダを開けた状態を示す図(a)と、端末ホルダにスマートフォンを載せた状態を示す図(b)と、端末ホルダでスマートフォンを保持した状態を示す図(c)である。 図3の本体ケーシングに操作棒を取り付けた状態を示す正面図(a)と平面図(b)である。 図7の操作棒を本体ケーシングに対して垂直に立てた状態を示す正面図(a)と平面図(b)である。
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
図1〜図8は、この発明の実施の形態を示し、図1は、この実施の形態に係る埋設物探査装置1を示す斜視図であり、図2は、埋設物探査装置1の正面図(a)と平面図(b)である。この埋設物探査装置1は、レーダ波(送信波)を送信アンテナから地中や壁、床などの媒質に放射し、媒質からの反射波(受信波)を受信アンテナで受信して解析処理することで、媒質中の鉄筋やガス管などの埋設物・ターゲットを探査する装置である。
すなわち、制御部による制御に基づいて、送信回路でパルス信号を生成して送信アンテナに給電し、送信アンテナから所定周期のパルス状のレーダ波を媒質に放射する。一方、受信アンテナで受信した媒質からの反射波を、受信回路によって受信IF信号として制御部に伝送する。そして、制御部において、レーダ波の放射から反射波の受信までの時間と、受信IF信号の位相とに基づいて、埋設物の位置、状態を解析して、その結果をディスプレイに表示できるものである。
このような送信アンテナや受信アンテナ、送信回路や受信回路および制御部などの探査部は、本体ケーシング2に収容されている。この本体ケーシング2は、図3に示すように、高さが低い直方体状の筐体で、四方にホイール21が回転自在に配設され、両側面には、探査LED22が配設されている。そして、ホイール21を地面や壁面などに当てて回転させながら、本体ケーシング2を走査させることで、上記のようにして逐次探査を行い、埋設物を検知すると探査LED22が点灯するようになっている。一方、本体ケーシング2の前後面には、走査・探査方向を示すためのマークLED23が配設されている。
また、本体ケーシング2の上面板には、後述するハンドルセット3の係合部41aが係合する、2つの係合穴2aがホイール21側に形成されている。さらに、本体ケーシング2の上面板の中央部の両側には、後述するハンドルセット3の取付ネジ43が螺合する、2つのネジ穴2bが形成されている。
このネジ穴2b、2bの間に位置するように、本体ケーシング2の上面板に2つの本体側操作スイッチSW1、SW2が設けられている。この本体側操作スイッチSW1、SW2は、押しボタンスイッチで、押下することで、探査を開始したり、後述するスマートフォンTにおいて表示画像処理(自動マーカー)を行ったりするようになっている。
また、本体ケーシング2内には、無線通信部が内蔵され、後述するスマートフォンTと通信自在となっている。そして、上記のようにして制御部で解析処理した結果をスマートフォンTに送信することで、埋設物の位置、状態がスマートフォンTのディスプレイに表示されるようになっている。
このような本体ケーシング2に対して、ハンドルセット3が着脱自在に設けられている。このハンドルセット3は、図4に示すように、端末ホルダ4(端末装着手段)とハンドル5とが一体的に構成されている。
端末ホルダ4は、上記のようにして制御部で解析処理された結果を表示可能な携帯端末を、着脱自在に本体ケーシング2に取り付けるホルダであり、しかも、大きさが異なる携帯端末を着脱自在となっている。ここで、この実施の形態では、主として、携帯端末がスマートフォン(多機能携帯電話)Tの場合について説明し、このスマートフォンTは、既製・既存の汎用のスマートフォンで、埋設物探査装置1用のアプリケーションソフトがインストールされ、埋設物探査装置1(本体ケーシング2)から解析結果・解析データを受信して、埋設物の位置、状態をディスプレイに表示するようになっている。
端末ホルダ4は、ホルダベース41と保持スライダ42とを備えている。ホルダベース41は、平板状で、本体ケーシング2の上面板の係合穴2a、ネジ穴2bおよび本体側操作スイッチSW1、SW2を覆うように、平面形状が形成されている。このホルダベース41の下面には、本体ケーシング2の係合穴2aに係合する2つの係合部41aが形成されている。さらに、ホルダベース41の上面から下面に貫通し、本体ケーシング2のネジ穴2bに螺合する、2つの取付ネジ43が設けられている。
そして、本体ケーシング2の係合穴2aに係合部41aを係合し、ツマミ43aを回してネジ穴2bに取付ネジ43を螺合する(締め付ける)ことで、ハンドルセット3が本体ケーシング2に取り付けられ、取付ネジ43を緩めて係合部41aを係合穴2aから外す(係合解除する)ことで、ハンドルセット3が本体ケーシング2から分離される。このようにして、ハンドルセット3が、つまり端末ホルダ4とハンドル5とが、本体ケーシング2に対して着脱自在となっている。
保持スライダ42は、平面形状がコ字状で、ホルダベース41の前端部に配設され、上端の中央部には、落下防止板部42aが形成されている。ここで、保持スライダ42の高さ・厚みと落下防止板部42aの配設高さは、ホルダベース41と落下防止板部42aとの間にスマートフォンTが装着できるように設定されている。
また、保持スライダ42の下端の中央部には、ラチェット板部44が形成されている。このラチェット板部44は、図5に示すように、略長方形の板状で、自由端部側(反保持スライダ42側)がホルダベース41内に出し入れ自在に挿入されている。そして、図中矢印D1方向に対しては常に保持スライダ42(ラチェット板部44)を移動自在で、図中矢印D2方向に対しては、ホルダベース41のアンロックレバー411を回してロックを解除しないと、保持スライダ42を移動できないようになっている。
具体的に、この実施の形態では、ラチェット板部44の側縁に複数のラチェット歯44aが形成され、アンロックレバー411に連動するロックバー412の先端には、ラチェット歯44aに接するようにロック歯412aが形成されている。そして、矢印D1方向に対しては、各ラチェット歯44aがロック歯412aを通過可能で、矢印D2方向に対しては、ラチェット歯44aがロック歯412aに係合して動かないようになっている。一方、アンロックレバー411を回してロックバー412を矢印D3方向に移動させると、ラチェット歯44aとロック歯412aとの係合・接触が解除され、保持スライダ42が矢印D2方向に動くようになっている。
また、保持スライダ42の両側壁42c、42c間の距離は、両側壁42c、42c間に大きさ・長さが異なる複数のスマートフォンTを装着できるように設定されている。さらに、ホルダベース41の上面には、スマートフォンTを安定して載置・固定するための、弾性を有する緩衝マット45が配設されている。
そして、スマートフォンTを取り付ける際には、まず、図6(a)に示すように、保持スライダ42を矢印D2方向(開放方向)に移動させて、後述するハンドル5の基部51との距離・スペースを広げる。次に、図6(b)に示すように、ホルダベース41の上面にスマートフォンTを載せ、図6(c)に示すように、スマートフォンTの幅に合わせて(スマートフォンTの側面まで)保持スライダ42を矢印D1方向(ハンドル5の基部51側)に移動させる。これにより、保持スライダ42の前壁42bとハンドル5の基部51とで、スマートフォンTが幅方向で挟持され、スマートフォンTが本体ケーシング2に取り付けられる。
この状態では、上記のように、アンロックレバー411を回さない限り、保持スライダ42が矢印D2方向に移動せず、スマートフォンTの挟持状態が維持される。一方、アンロックレバー411を回して保持スライダ42を矢印D2方向に移動させることで、スマートフォンTの挟持状態が解除され、スマートフォンTを本体ケーシング2から取り外せるものである。このようにして、スマートフォンTが本体ケーシング2に着脱自在で、しかも、大きさが異なるスマートフォンTを着脱自在となっている。
ハンドル5は、本体ケーシング2を持ち動かすためのハンドルで、保持スライダ42に対向するように設けられている。すなわち、図4に示すように、ホルダベース41の後端部から上方に延びる基部51が設けられ、この基部51の上部から略水平方向に延びるように把持部52が設けられている。把持部52は、人が手で握りやすい形状に形成され、さらに、自由端部(反基部51側の端部)には、下方に延びる抜け止め部52aが形成されている。これにより、把持部52を握った手が、把持部52から抜けにくいようになっている。つまり、埋設物探査装置1を落としたり手放したりしにくいようになっている。
基部51の上面部には、ハンドル側操作スイッチSW11、SW12が設けられ、基部51(ホルダベース41)の下面部には、ハンドル側操作スイッチSW11、SW12に連動する押下部SW11a、SW12aが設けられている。そして、ハンドル側操作スイッチSW11、SW12を押下すると、押下部SW11a、SW12aが本体側操作スイッチSW1、SW2を押下し、探査を開始したり、表示画像処理(自動マーカー)を行ったりできるようになっている。
また、保持スライダ42に対向する基部51の面には、スマートフォンTを安定して、かつ傷つけることなく挟持するための、弾性を有する緩衝部材53が配設されている。
このようなハンドルセット3を本体ケーシング2から取り外した状態で、本体ケーシング2に操作棒6を着脱自在に接続できるようになっている。
この操作棒6は、図7に示すように、2つの操作棒ネジ62を有する盤状の取付ベース61を備え、本体ケーシング2のネジ穴2bに操作棒ネジ62を螺合することで、操作棒6が本体ケーシング2に取り付けられ、操作棒ネジ62を緩めることで、操作棒6を本体ケーシング2から取り外せるようになっている。
この取付ベース61の上面には、2つの軸受部63が設けられ、この軸受部63によって操作棒本体64の軸部640が回転自在に支持されている。すなわち、操作棒本体64は、棒状で、その一端部641に、操作棒本体64の長手方向に直交する方向に延びる軸部640が配設され、この軸部640の両端部が軸受部63で支持されている。このような軸受部63および取付ベース61、操作棒ネジ62によって、操作棒本体64(操作棒6)の一端部641が、本体ケーシング2に着脱自在に接続されるようになっている。そして、一端部641が本体ケーシング2に接続された状態で、グリップ部(他端部)642を手で持って本体ケーシング2を動かすことができるようになっている。
また、操作棒本体64が本体ケーシング2の前後方向に回動するように軸受部63が設けられ、さらに、一方の軸受部63には、回転止めネジ65が配設されている。そして、回転止めネジ65を締めることで、軸部640つまり操作棒本体64の回動ができなくなり、本体ケーシング2に対する操作棒本体64の配設角度・位置が固定されるようになっている。例えば、図8に示すように、本体ケーシング2の上面板に対して垂直に延びるように操作棒本体64を回し、回転止めネジ65を締めることで、操作棒本体64が垂直に延びたままに維持されるものである。また、操作棒本体64は伸縮自在となっている。
次に、このような構成の埋設物探査装置1の使用方法などについて説明する。
まず、埋設物探査装置1を直接手で動かし、スマートフォンTを本体ケーシング2(埋設物探査装置1)に取り付けて探査を行う場合には、上記のようにしてハンドルセット3を本体ケーシング2に取り付け、端末ホルダ4でスマートフォンTを取り付ける。この状態で、ハンドル側操作スイッチSW11、SW12を押し、ホイール21を地面や壁面などに当てて回転させながら、本体ケーシング2を走査させて探査を行うと、その探査結果(地中や壁などの内部情報)が逐次スマートフォンTに表示される。
また、スマートフォンTを本体ケーシング2から切り離して探査を行いたい場合、つまり、探査場所から離れた場所で探査結果を見たい場合には、上記のようにして端末ホルダ4からスマートフォンTを取り外す。そして、埋設物探査装置1のみを走査させて探査を行うと、その探査結果が逐次スマートフォンTに表示される。
さらに、狭い場所などで、本体ケーシング2のみを走査させて探査を行いたい場合には、上記のようにしてハンドルセット3を本体ケーシング2から取り外す。そして、本体側操作スイッチSW1、SW2を押し、本体ケーシング2を走査させて探査を行うと、その探査結果が逐次スマートフォンTに表示される。
一方、天井面や奥まった場所などに対して操作棒6を使って探査を行いたい場合には、上記のように、ハンドルセット3を本体ケーシング2から取り外して、本体ケーシング2に操作棒6を接続する。そして、操作棒本体64を所望の角度に回して回転止めネジ65で固定し、グリップ部642を手で持って本体ケーシング2を走査させて探査を行うと、その探査結果が逐次スマートフォンTに表示されるものである。
以上のように、この埋設物探査装置1によれば、解析処理された探査結果を表示可能な携帯端末を、端末ホルダ4によって本体ケーシング2に取り付け可能なため、多様なモニタ・ディスプレイ装置(スマートフォンT)で地中や壁などの内部情報(解析結果)を見たい、などという要求に対応するこができる。また、スマートフォンTが本体ケーシング2に対して着脱自在なため、探査場所である本体ケーシング2(送受信アンテナ)から離された場所・位置で地中や壁などの内部情報を見たい、などという要求に対応することができる。さらに、端末ホルダ4によって、大きさが異なるスマートフォンTを着脱自在なため、探査者・操作者などが所持している任意の大きさのスマートフォンTを本体ケーシング2に取り付けたい、などという要求に対応することができる。
また、ハンドルセット3(端末ホルダ4とハンドル5)が本体ケーシング2に対して着脱自在なため、ハンドルセット3を取り外して、本体ケーシング2のみを狭い場所などで走査させて探査したい、などという要求に対応することができる。
さらに、操作棒6の一端部を本体ケーシング2に接続した状態で、操作棒6のグリップ部642を持って本体ケーシング2を動かすことが可能なため、天井面や高い場所などを探査する場合に、脚立や足場などに乗って本体ケーシング2を走査させなくても、地上・床上から容易に本体ケーシング2を走査させることが可能となる。このため、労力と時間とを軽減することができ、しかも安全である。また、人が入れない奥まった場所や狭い場所に対しても、本体ケーシング2を走査させて探査を行うことができる。
このように、この埋設物探査装置1は、多様な使用形態・要求に対応することが可能で、使い勝手がよいものである。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、上記の実施の形態では、保持スライダ42とハンドル5の基部51とでスマートフォンTの幅方向を挟持しているが、スマートフォンTの縦方向や厚み方向を挟持するようにしてもよい。また、操作棒6のグリップ部642に手元スイッチを設け、この手元スイッチを押すと、本体側操作スイッチSW1、SW2が押下されるようにしてもよい。
1 埋設物探査装置
2 本体ケーシング
21 ホイール
2a 係合穴
2b ネジ穴
SW1、SW2 本体側操作スイッチ
3 ハンドルセット
4 端末ホルダ(端末装着手段)
41 ホルダベース
41a 係合部
42 保持スライダ
43 取付ネジ
44 ラチェット板部
411 アンロックレバー
412 ロックバー
5 ハンドル
51 基部
52 把持部
52a 抜け止め部
SW11、SW12 ハンドル側操作スイッチ
6 操作棒
61 取付ベース
62 操作棒ネジ
63 軸受部
64 操作棒本体
640 軸部
641 一端部
642 グリップ部(他端部)
T スマートフォン(携帯端末)

Claims (3)

  1. レーダ波を送信アンテナから媒質に放射し、前記媒質からの反射波を受信アンテナで受信して解析処理することで、前記媒質中の埋設物を探査する埋設物探査装置において、
    前記送信アンテナと前記受信アンテナとを収容する本体ケーシングと、
    前記解析処理された結果を表示可能な携帯端末を、着脱自在に前記本体ケーシングに取り付ける端末装着手段と、
    を備え、
    前記端末装着手段は、大きさが異なる前記携帯端末を着脱自在となっている、
    ことを特徴とする埋設物探査装置。
  2. 前記端末装着手段は、前記本体ケーシングを持ち動かすためのハンドルと一体的に構成され、
    前記端末装着手段と前記ハンドルとは、前記本体ケーシングに対して着脱自在となっている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の埋設物探査装置。
  3. 棒状で一端部が、前記端末装着手段と前記ハンドルとを取り外した前記本体ケーシングに着脱自在に接続可能で、一端部が前記本体ケーシングに接続された状態で他端部を持って前記本体ケーシングを動かすことが可能な操作棒を備える、
    ことを特徴とする請求項2に記載の埋設物探査装置。
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