JP2014237503A - クレーンフック - Google Patents
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Abstract
【課題】上述する問題点に鑑みてなされたもので、データ収集やこのデータなどを通信することができるクレーンフックを提供する。【解決手段】クレーンフック本体11に、WEBカメラ2、音声出力用スピーカ3、集音用マイク4、RFIDリーダ(認識手段)7、およびLEDライト(照明装置)5のうち少なくとも一つ以上と、WEBカメラ2で撮影された画像データと集音用マイク4で集音された音声データとRFIDリーダ7で認識した認識データとを送信可能であるとともに音声出力用スピーカ3から出力される音声データを受信可能な無線LANアダプタ(通信手段)6と、が着脱可能に設けられている。【選択図】図1
Description
本発明は、データ収集やこのデータを通信するための機能を有するクレーンフックに関する。
従来、照明やカメラなどの機器類が設置されたクレーンが使用されている。例えば、特許文献1に開示されたクレーンは、クレーンのブームの先端にテレビカメラとマイクロホンとが昇降可能に吊り下げられていて、テレビカメラで撮影された画像およびマイクロホンで収集された音声をオペレータ室に設けられたモニタで確認できるように構成されている。
クレーンのフック(以下、クレーンフックとする)は、部材の揚重や所定場所への取付作業に使用され、対象となる部材や部材の玉掛け外しを行う作業員の付近で使用されているため、部材や作業員などの認識や、オペレータ室の作業員とクレーンフック近傍の作業員との通話、また、施工データ収集のためのアンテナとしての機能を持たせると、効率よく作業を行うことができるとともに、効率よく施工データの収集を行うことができると考えられる。
このため、データ収集や、このデータなどをオペレータ室や現場事務所などとの間で通信可能な機能を有するクレーンフックが望まれている。
このため、データ収集や、このデータなどをオペレータ室や現場事務所などとの間で通信可能な機能を有するクレーンフックが望まれている。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、データ収集やこのデータなどを通信することができるクレーンフックを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るクレーンフックは、クレーンフック本体に、WEBカメラ、音声出力用スピーカ、集音用マイク、認識対象物を認識可能な認識手段、および照明装置のうち少なくとも一つ以上と、前記WEBカメラで撮影された画像データと前記集音用マイクで集音された音声データと前記認識手段で認識した認識データとを送信可能であるとともに前記音声出力用スピーカから出力される音声データを受信可能な通信手段と、が着脱可能に設けられていることを特徴とする。
本発明では、クレーンフック本体にWEBカメラおよび通信手段が取り付けられると、吊荷や玉掛けの状況を撮影可能であるとともに、通信手段を通じてオペレータ室へ吊荷や玉掛けの状況の画像データを送信することができる。これにより、オペレータ室で吊荷や玉掛けの状況を確認することができる。
また、クレーンフック本体に音声出力用スピーカ、集音用マイクおよび通信手段が取り付けられると、通信手段を通じて吊荷直下への警報を出力したり、クレーンフック近傍の作業員とオペレータ室の作業員とが会話したりすることができる。
また、クレーンフック本体に認識手段および通信手段が取り付けられると、認識対象物を作業員、揚重部材、揚重に使用される機材などとし、通信手段が認識したデータを送信可能であることにより、これらのデータ収集を効率よく行うことができる。
また、クレーンフック本体に照明装置が取り付けられると、夜間や暗所における作業時に照明装置でクレーンフック近傍を照らしたり、照明装置をクレーンフックの位置を知らせるための目印として使用したりすることができる。
また、これらのWEBカメラ、音声出力用スピーカ、集音用マイク、認識手段、照明装置、通信手段は、それぞれクレーンフック本体に着脱可能に設けられていることにより、これらを外せば従来のクレーンフックとして使用することができる。
また、クレーンフック本体に音声出力用スピーカ、集音用マイクおよび通信手段が取り付けられると、通信手段を通じて吊荷直下への警報を出力したり、クレーンフック近傍の作業員とオペレータ室の作業員とが会話したりすることができる。
また、クレーンフック本体に認識手段および通信手段が取り付けられると、認識対象物を作業員、揚重部材、揚重に使用される機材などとし、通信手段が認識したデータを送信可能であることにより、これらのデータ収集を効率よく行うことができる。
また、クレーンフック本体に照明装置が取り付けられると、夜間や暗所における作業時に照明装置でクレーンフック近傍を照らしたり、照明装置をクレーンフックの位置を知らせるための目印として使用したりすることができる。
また、これらのWEBカメラ、音声出力用スピーカ、集音用マイク、認識手段、照明装置、通信手段は、それぞれクレーンフック本体に着脱可能に設けられていることにより、これらを外せば従来のクレーンフックとして使用することができる。
また、本発明に係るクレーンフックでは、前記WEBカメラ、前記音声出力用スピーカ、前記集音用マイク、および前記照明装置は、それぞれ前記クレーンフック本体に着脱可能な機器取付具を介して前記クレーンフック本体に取り付けられているとともに、前記機器取付具の内部に設置されていることが好ましい。
このように、WEBカメラ、音声出力用スピーカ、集音用マイク、および照明装置は、機器取付具を介してクレーンフック本体に取り付けられていることにより、WEBカメラ、音声出力用スピーカ、集音用マイク、および照明装置をクレーンフック本体に確実に取り付けることができる。
また、WEBカメラ、音声出力用スピーカ、集音用マイク、および照明装置は、機器取付具の内部に設けられていることにより、クレーンの動作でクレーンフックが移動したときに、WEBカメラ、音声出力用スピーカ、集音用マイク、および照明装置が、資材や構造物などと当たって破損することを防止することができる。
また、WEBカメラ、音声出力用スピーカ、集音用マイク、および照明装置は、機器取付具の内部に設けられていることにより、クレーンの動作でクレーンフックが移動したときに、WEBカメラ、音声出力用スピーカ、集音用マイク、および照明装置が、資材や構造物などと当たって破損することを防止することができる。
また、本発明に係るクレーンフックでは、前記クレーンフック本体に、前記WEBカメラ、前記音声出力用スピーカ、前記集音用マイク、前記認識手段、前記照明装置、および前記通信手段に電力供給可能なバッテリが設けられていることが好ましい。
このように、クレーンフック本体に、WEBカメラ、音声出力用スピーカ、集音用マイク、認識手段、照明装置、通信手段に電力供給可能なバッテリが設けられていることにより、WEBカメラ、音声出力用スピーカ、集音用マイク、認識手段、照明装置および通信手段の電力供給を容易に行うことができるとともに、安定した電力供給を行うことができる。
本発明によれば、レーンフックにWEBカメラおよび通信手段が取り付けられると、吊荷や玉掛けの状況を撮影可能であるとともに、通信手段を通じてオペレータ室へ吊荷や玉掛けの状況の画像を送信することができる。これにより、オペレータ室で吊荷や玉掛けの状況を確認することができる。
また、クレーンフックに音声出力用スピーカ、集音用マイクおよび通信手段が取り付けられると、吊荷直下への警報を出力したり、クレーンフック近傍の作業員とオペレータ室の作業員とが会話したりすることができる。
また、クレーンフックに照明装置が取り付けられると、夜間や暗所における作業時の照明として使用することができる。
また、これらのWEBカメラ、音声出力用スピーカ、集音用マイク、通信手段、照明装置は、それぞれクレーンフックに着脱可能であることにより、これらを外せば従来のクレーンフックとして使用することができる。
また、クレーンフックに音声出力用スピーカ、集音用マイクおよび通信手段が取り付けられると、吊荷直下への警報を出力したり、クレーンフック近傍の作業員とオペレータ室の作業員とが会話したりすることができる。
また、クレーンフックに照明装置が取り付けられると、夜間や暗所における作業時の照明として使用することができる。
また、これらのWEBカメラ、音声出力用スピーカ、集音用マイク、通信手段、照明装置は、それぞれクレーンフックに着脱可能であることにより、これらを外せば従来のクレーンフックとして使用することができる。
以下、本発明の実施形態によるクレーンフックについて、図1乃至図4に基づいて説明する。
図1に示すクレーンフック1は、例えば、建設工事現場に設置されたタワークレーンに設けられている。タワークレーンの操作は、オペレータ室(不図示)で行われている。
図1に示すクレーンフック1は、例えば、建設工事現場に設置されたタワークレーンに設けられている。タワークレーンの操作は、オペレータ室(不図示)で行われている。
本実施形態によるクレーンフック1は、WEBカメラ2と、音声出力用スピーカ3と、集音用マイク4と、LEDライト(照明装置)5と、無線LANアダプタ(通信手段)6(図面の矢印確認)と、RFIDリーダ(認識手段)7と、を備え、これらの機器2〜7はクレーンフック本体11に着脱可能に構成されている。
また、クレーンフック1には、これらの機器2〜7に電力供給可能なバッテリ8がバッテリ格納ボックス81に格納された状態で設けられている。
また、クレーンフック1には、これらの機器2〜7に電力供給可能なバッテリ8がバッテリ格納ボックス81に格納された状態で設けられている。
WEBカメラ2は、吊荷や玉掛けの状況を撮影可能な位置に設けられている。そして、WEBカメラ2は、無線LANアダプタ6と通信可能に接続され、WEBカメラ2で撮影された画像データは、例えば、オペレータ室に設けられたサーバに送信されるように構成されている。
音声出力用スピーカ3および集音用マイク4は、吊荷直下への警報出力や、クレーンフック1近傍の作業員とオペレータ室の作業員とが会話するために設けられている。そして、音声出力用スピーカ3および集音用マイク4は、無線LANアダプタ6と接続され、音声データはオペレータ室との間で送受信されるように構成されている。
LEDライト5は、夜間作業や暗所での照明や、クレーンフック1の位置を周知させるための目印として使用され、点灯・消灯の切り替えは、LEDライト5本体のスイッチおよびオペレータ室から行うことができるように設定されている。なお、オペレータ室からの点灯・消灯の信号は、無線LANアダプタ6を介して送信されてもよい。
RFIDリーダ7は、クレーンフック1近傍で作業を行う作業員や、揚重部材、玉掛け用のワイヤなどの揚重に使用される機材など(認識対象物、不図示)を認識可能に構成されている。
認識対象物には、電波で情報を発信するRFIDアクティブタグ(不図示)が予め取り付けられていて、RFIDリーダ7は、RFIDアクティブタグから発信された電波を受信するように構成されている。
そして、RFIDリーダ7は、無線LANアダプタ6と接続され、認識したデータはオペレータ室へ送信されるように構成されている。
無線LANアダプタ6は、上述したWEBカメラ2で撮影された画像データや音声出力用スピーカ3で出力する音声データ、集音用マイク4で録音した音声データ、RFIDリーダ7で認識したデータを送受信可能に構成されている。
認識対象物には、電波で情報を発信するRFIDアクティブタグ(不図示)が予め取り付けられていて、RFIDリーダ7は、RFIDアクティブタグから発信された電波を受信するように構成されている。
そして、RFIDリーダ7は、無線LANアダプタ6と接続され、認識したデータはオペレータ室へ送信されるように構成されている。
無線LANアダプタ6は、上述したWEBカメラ2で撮影された画像データや音声出力用スピーカ3で出力する音声データ、集音用マイク4で録音した音声データ、RFIDリーダ7で認識したデータを送受信可能に構成されている。
WEBカメラ2、音声出力用スピーカ3、集音用マイク4、およびLEDライト5は、それぞれ機器取付具9を介してクレーンフック本体11に取り付けられている。機器取付具9は、クレーンフック本体11に着脱可能に構成されている。
また、無線LANアダプタ6は、バッテリ格納ボックス81またはバッテリ格納ボックス81近傍に取り付けられている。なお、無線LANアダプタ6は、バッテリ格納ボックス81内に設置されていてもよい。
また、RFIDリーダ7は、例えばボルト・ナットなどの固定具(不図示)でクレーンフック本体11に着脱可能に取り付けられている。
また、無線LANアダプタ6は、バッテリ格納ボックス81またはバッテリ格納ボックス81近傍に取り付けられている。なお、無線LANアダプタ6は、バッテリ格納ボックス81内に設置されていてもよい。
また、RFIDリーダ7は、例えばボルト・ナットなどの固定具(不図示)でクレーンフック本体11に着脱可能に取り付けられている。
図2および図3に示すように、機器取付具9は、クレーンフック本体11の厚さ方向(シーブ12の軸方向)の寸法をあけて配された一対の鋼板91,91と、該一対の鋼板91,91同士を連結する連結材92(図3参照)とを備えている。連結材92は、棒状に形成され両端部がそれぞれ鋼板91と固定されている
WEBカメラ2、音声出力用スピーカ3(図3参照)、集音用マイク4、およびLEDライト5(図3参照)が、それぞれ一対の鋼板91,91間に収容されている。
WEBカメラ2、音声出力用スピーカ3(図3参照)、集音用マイク4、およびLEDライト5(図3参照)が、それぞれ一対の鋼板91,91間に収容されている。
機器取付具9は、一対の鋼板91,91の縁部91a,91aがクレーンフック本体11を挟むようにしてクレーンフック本体11に設置されている。
一対の鋼板91,91の縁部91a,91aには、ボルト孔93が形成されている。
また、クレーンフック本体11は、シーブ12の軸方向の両側に鋼板13,13が配設されていて、このクレーンフック本体11の鋼板13,13にもボルト孔14が形成されている。
一対の鋼板91,91の縁部91a,91aには、ボルト孔93が形成されている。
また、クレーンフック本体11は、シーブ12の軸方向の両側に鋼板13,13が配設されていて、このクレーンフック本体11の鋼板13,13にもボルト孔14が形成されている。
これらの機器取付具9のボルト孔93と、クレーンフック本体11のボルト孔14とは、機器取付具9がクレーンフック本体11に取り付けられるときに重なる位置に形成されている。そして、図1に示すように、重なった機器取付具9のボルト孔93およびクレーンフック本体11のボルト孔14にボルト94が挿通されてナット(不図示)で締結されることで、機器取付具9がクレーンフック本体11に固定される。
これにより、機器2〜5がクレーンフック本体11に設置される。
これにより、機器2〜5がクレーンフック本体11に設置される。
ここで、WEBカメラ2やLEDライト5は、下方が空いている状態で使用する方がよいため、WEBカメラ2とLEDライト5を収容した機器取付具9は、クレーンフック本体11の下端部側に取り付けることが好ましい。
このため、本実施形態では、WEBカメラ2とLEDライト5を収容した機器取付具9,9は下側、音声出力用スピーカ3と集音用マイク4を収容した機器取付具9,9は上側となるようにクレーンフック本体11に取り付けられている。
このため、本実施形態では、WEBカメラ2とLEDライト5を収容した機器取付具9,9は下側、音声出力用スピーカ3と集音用マイク4を収容した機器取付具9,9は上側となるようにクレーンフック本体11に取り付けられている。
なお、機器取付具9は、ボルト94・ナットを外すことでクレーンフック本体11から取り外すことができる。
これにより、WEBカメラ2、音声出力用スピーカ3、集音用マイク4、LEDライトのうち必要な機器のみを機器取付具9を使用してクレーンフック本体11に取り付けることができる。また、すべての機器類を設置する必要がない場合は、すべての機器を外すことができる。
無線LANアダプタ6についても、不要な場合はバッテリ格納ボックス81から外すことができる。
また、RFIDリーダ7についても、不要な場合はクレーンフック本体11から外すことができる。
これにより、WEBカメラ2、音声出力用スピーカ3、集音用マイク4、LEDライトのうち必要な機器のみを機器取付具9を使用してクレーンフック本体11に取り付けることができる。また、すべての機器類を設置する必要がない場合は、すべての機器を外すことができる。
無線LANアダプタ6についても、不要な場合はバッテリ格納ボックス81から外すことができる。
また、RFIDリーダ7についても、不要な場合はクレーンフック本体11から外すことができる。
次に、上述したクレーンフック1の作用・効果について図面を用いて説明する。
本実施形態によるクレーンフック1では、クレーンフック本体11にWEBカメラ2および無線LANアダプタ6が取り付けられると、吊荷や玉掛けの状況を撮影可能であるとともに、無線LANアダプタ6を通じてオペレータ室へ吊荷や玉掛けの状況の画像を送信することができる。これにより、オペレータ室で吊荷や玉掛けの状況を確認することができる。
また、クレーンフック本体11に音声出力用スピーカ3、集音用マイク4および無線LANアダプタ6が取り付けられると、吊荷直下への警報を出力したり、クレーンフック1近傍の作業員とオペレータ室の作業員とが会話したりすることができる。
また、クレーンフック本体11にLEDライト5が取り付けられると、LEDライト5を夜間や暗所における作業時の照明として使用したり、クレーンフック1の位置を周知させるための目印として使用したりすることができる。
また、これらのWEBカメラ2、音声出力用スピーカ3、集音用マイク4、LEDライト5、および無線LANアダプタ6は、それぞれクレーンフック本体11に着脱可能に設けられていることにより、これらを外せば従来のクレーンフックとして使用することができる。
本実施形態によるクレーンフック1では、クレーンフック本体11にWEBカメラ2および無線LANアダプタ6が取り付けられると、吊荷や玉掛けの状況を撮影可能であるとともに、無線LANアダプタ6を通じてオペレータ室へ吊荷や玉掛けの状況の画像を送信することができる。これにより、オペレータ室で吊荷や玉掛けの状況を確認することができる。
また、クレーンフック本体11に音声出力用スピーカ3、集音用マイク4および無線LANアダプタ6が取り付けられると、吊荷直下への警報を出力したり、クレーンフック1近傍の作業員とオペレータ室の作業員とが会話したりすることができる。
また、クレーンフック本体11にLEDライト5が取り付けられると、LEDライト5を夜間や暗所における作業時の照明として使用したり、クレーンフック1の位置を周知させるための目印として使用したりすることができる。
また、これらのWEBカメラ2、音声出力用スピーカ3、集音用マイク4、LEDライト5、および無線LANアダプタ6は、それぞれクレーンフック本体11に着脱可能に設けられていることにより、これらを外せば従来のクレーンフックとして使用することができる。
また、クレーンフック本体11にRFIDリーダ7が取り付けられると、クレーンフック本体11近傍の作業員、揚重部材、揚重に使用される機材などを認識することができ、無線LANアダプタ6を通じてオペレータ室へ認識したデータをを送信することができる。これにより、オペレータ室でこれらの認識したデータの収集を効率よく行うことができる。
また、WEBカメラ2、音声出力用スピーカ3、集音用マイク4、およびLEDライト5は、機器取付具9を介してクレーンフック本体11に取り付けられていることにより、音声出力用スピーカ3、集音用マイク4、およびLEDライト5をクレーンフック本体11に確実に取り付けることができる。
また、WEBカメラ2、音声出力用スピーカ3、集音用マイク4、およびLEDライト5は、機器取付具9の内部に設けられていることにより、クレーンの動作でクレーンフック1が移動したときに、WEBカメラ2、音声出力用スピーカ3、集音用マイク4、およびLEDライト5が、資材や構造物などと当たって破損することを防止することができる。
また、WEBカメラ2、音声出力用スピーカ3、集音用マイク4、およびLEDライト5は、機器取付具9の内部に設けられていることにより、クレーンの動作でクレーンフック1が移動したときに、WEBカメラ2、音声出力用スピーカ3、集音用マイク4、およびLEDライト5が、資材や構造物などと当たって破損することを防止することができる。
また、クレーンフック本体11にWEBカメラ2、音声出力用スピーカ3、集音用マイク4、およびLEDライト5に電力供給可能なバッテリ8を備えていることにより、WEBカメラ2、音声出力用スピーカ3、集音用マイク4、およびLEDライト5への電力供給を容易に行うことができるとともに、安定した電力供給を行うことができる。
以上、本発明によるクレーンの実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上述した実施形態では、WEBカメラ2と、音声出力用スピーカ3と、集音用マイク4と、LEDライト5がそれぞれ別の機器取付具9に収容されているが、図4に示すクレーンフック1Aのように、1つの機器取付具9に2つの機器が取り付けられてもよい。また、1つの機器取付具9に3つ以上の機器が取り付けられてもよい。
また、RFIDリーダ7が機器取付具9を介してクレーンフック本体11に取り付けられていてもよい。
例えば、上述した実施形態では、WEBカメラ2と、音声出力用スピーカ3と、集音用マイク4と、LEDライト5がそれぞれ別の機器取付具9に収容されているが、図4に示すクレーンフック1Aのように、1つの機器取付具9に2つの機器が取り付けられてもよい。また、1つの機器取付具9に3つ以上の機器が取り付けられてもよい。
また、RFIDリーダ7が機器取付具9を介してクレーンフック本体11に取り付けられていてもよい。
また、上述した実施形態では、機器取付具9の連結材92は、棒状に形成され両端部がそれぞれ鋼板91と固定されているが、棒状の部材に代わって板状の部材としてもよい。
また、機器取付具9は、例えば、一枚の鋼板を折り曲げて断面形状がU字型となるように加工し、この内部に機器が収容される構成としてもよい。
また、機器取付具9は、ボルト94・ナットでクレーンフック本体11に固定されているが、ボルト94・ナット以外の固定具でクレーンフック本体11に固定されてもよい。
また、機器取付具9は、例えば、一枚の鋼板を折り曲げて断面形状がU字型となるように加工し、この内部に機器が収容される構成としてもよい。
また、機器取付具9は、ボルト94・ナットでクレーンフック本体11に固定されているが、ボルト94・ナット以外の固定具でクレーンフック本体11に固定されてもよい。
また、上述した実施形態では、RFIDリーダ7および無線LANアダプタ6によって認識対象物の情報がオペレータ室に送信されているが、例えば、RFIDアクティブタグに代わって二次元バーコードが認識対象物に取り付けられて、作業員によってこの二次元バーコードをバーコードリーダで読み取るとともに、読み取った認識対象物のデータをクレーンフック本体11に設けられたバーコードリーダ専用の無線LANアダプタに送信し、この無線LANアダプタから認識対象物の情報がオペレータ室に送信されてもよい。
また、上述した実施形態では、照明装置としてLEDライト5が設置されているが、LEDライト5以外のライトが設置されていてもよい。
また、上述した実施形態では、機器取付具9を介してWEBカメラ2、音声出力用スピーカ3、集音用マイク4、およびLEDライト5がクレーンフック本体11に設置されているが、WEBカメラ2、音声出力用スピーカ3、集音用マイク4、およびLEDライト5のクレーンフック本体11への設置方法は、適宜設定されてよい。
また、上述した実施形態では、照明装置としてLEDライト5が設置されているが、LEDライト5以外のライトが設置されていてもよい。
また、上述した実施形態では、機器取付具9を介してWEBカメラ2、音声出力用スピーカ3、集音用マイク4、およびLEDライト5がクレーンフック本体11に設置されているが、WEBカメラ2、音声出力用スピーカ3、集音用マイク4、およびLEDライト5のクレーンフック本体11への設置方法は、適宜設定されてよい。
また、上述した実施形態では、クレーンフック1はタワークレーンのクレーンフック1であるが、タワークレーン以外のクレーンに適用させてもよい。また、無線LANアダプタ(通信手段)6によってクレーンフック1から送受信されるデータを送受信する対象は、クレーンのオペレータ室に設置したサーバ以外(例えば、現場事務所内に設置したサーバ)としてもよい。
1 クレーンフック
2 WEBカメラ
3 音声出力用スピーカ
4 集音用マイク
5 LEDライト(照明装置)
6 無線LANアダプタ(通信手段)
7 RFIDリーダ(認識手段)
8 バッテリ
9 機器取付具
11 クレーンフック本体
2 WEBカメラ
3 音声出力用スピーカ
4 集音用マイク
5 LEDライト(照明装置)
6 無線LANアダプタ(通信手段)
7 RFIDリーダ(認識手段)
8 バッテリ
9 機器取付具
11 クレーンフック本体
Claims (3)
- クレーンフック本体に、WEBカメラ、音声出力用スピーカ、集音用マイク、認識対象物を認識可能な認識手段、および照明装置のうち少なくとも一つ以上と、
前記WEBカメラで撮影された画像データと前記集音用マイクで集音された音声データと前記認識手段で認識した認識データとを送信可能であるとともに前記音声出力用スピーカから出力される音声データを受信可能な通信手段と、が着脱可能に設けられていることを特徴とするクレーンフック。 - 前記WEBカメラ、前記音声出力用スピーカ、前記集音用マイク、および前記照明装置は、それぞれ前記クレーンフック本体に着脱可能な機器取付具を介して前記クレーンフック本体に取り付けられているとともに、前記機器取付具の内部に設置されていることを特徴とする請求項1に記載のクレーンフック。
- 前記クレーンフック本体に、前記WEBカメラ、前記音声出力用スピーカ、前記集音用マイク、前記認識手段、前記照明装置、および前記通信手段に電力供給可能なバッテリが設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のクレーンフック。
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JP2013120064A JP2014237503A (ja) | 2013-06-06 | 2013-06-06 | クレーンフック |
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