JP2014237147A - ロール水切方法及びロール水切装置、グラインダー装置 - Google Patents

ロール水切方法及びロール水切装置、グラインダー装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ロールを研削した後に、ロール表面に付着する水を、均一かつ効率的に除去することが可能なロールの水切方法、ロール水切装置、及びグラインダー装置を提供することを目的とする。
【解決手段】研削した後にロール60の表面に付着した水を除去するロール水切ユニット20であって、前記ロール60の表面に水切ブレード22を線接触させた状態で、前記ロール60を回転軸線O2周りに回転させるように構成されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、ロールをグラインダーで研削した後におけるロール表面の水切方法及びロール水切装置及びグラインダー装置に関する。
周知のように、鋼板などの熱間圧延機において、圧延ロール(以下、ロールという)は鋼板を圧延することによって摩耗したり、ヒートクラックが発生したりするので、使用限界に達するとロール組替えが必要となる。
そこで、摩耗によるロールプロフィルの変形やヒートクラックによるロール表面の肌荒れが使用限界に達することに起因する不良品の発生や、圧延ロールの組替えに起因する稼働率低下を抑制するとともにロール組替えまでの圧延量を増大する観点から、上記ロールプロフィルの変形やロール表面の肌荒れが生じるまでの周期を予測し、圧延ライン内に配置したロール研削装置によりロールを研削するオンライン研削に関する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
一方、組替えにより取り外されたロールは、一般的に、ロールショップにおいて、グラインダーを用いて研削し、再使用されている。
グラインダーによる研削では、研削中のロール表面を水により冷却する必要があり、研削後にロールを大型ノギスを用いて計測する場合に支障が生じるのを回避することや、ロール表面に錆が発生するのを抑制することを目的として、ロールに付着した水分を除去する必要がある。
従来、このようなロールの表面に付着した水の水切り作業は、研削後のロールに作業者が近づいて、人手によって行われている。
しかしながら、従来の人手による水切り作業では、ロールから除去した水が作業者に飛散する等、作業環境が劣悪であるという問題があり、さらに、ロールの外径が大きくなったり、幅が長くなるにつれて、ロール表面の水を均一かつ効率的に除去することは容易ではない。
特開2007−283360号公報
しかしながら、例えば、圧延装置等においては、ロールを定期的に研削する必要から、研削後にロールの表面に付着する水分を、均一かつ効率的に除去する技術に対する強い要請があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、ロールを研削した後に、ロール表面に付着する水を、均一かつ効率的に除去することが可能なロールの水切方法、ロール水切装置、及びグラインダー装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
請求項1に記載の発明は、研削した後にロールの表面に付着した水を除去するロール水切方法であって、前記ロールの表面に水切ブレードを線接触させた状態で、前記ロールを軸線周りに回転させることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、研削した後にロールの表面に付着した水を除去するロール水切装置であって、前記ロールの表面に水切ブレードを線接触させた状態で、前記ロールを軸線周りに回転させるように構成されていることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、グラインダー装置であって、請求項6〜請求項10のいずれか1項に記載のロール水切装置を備えることを特徴とする。
この発明に係るロール水切方法、ロール水切装置、グラインダー装置によれば、ロールの表面に水切ブレードを線接触させ、ロールを回転しながら水切りするので、ロールの大きさに関わらず、ロールの表面に付着した水を、ロールの周方向において、均一かつ効率的に除去することができる。
なお、ロール表面に付着する水は、重力によりロールの上側表面に付着しにくく水膜の膜厚が薄く形成されることから、水切ブレードを、ロールの上側に配置して水膜を除去すると、水切性が向上してより好適である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のロール水切方法であって、前記水切ブレードと前記ロールとを、前記ロールの軸線方向に相対移動させながら水切りすることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明は、請求項4に記載のロール水切装置であって、前記水切ブレードと前記ロールとを、前記ロールの軸線方向に相対移動させながら水切りする水切ヘッド横行手段を備えていることを特徴とする。
この発明に係るロール水切方法、ロール水切装置によれば、水切ブレードとロールとを、ロールの軸線方向に相対移動させながら水切りするので、ロールの幅に関わらず、ロールの表面に付着した水を、ロールの幅方向において、均一かつ効率的に除去することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のロール水切方法であって、前記水切ブレードは、前記ロールに対して付勢され、付勢された状態で固定することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項6又は請求項7に記載のロール水切装置であって、前記水切ブレードを前記ロールに対して付勢する付勢部材と、前記水切ブレードを前記ロールに対して付勢された状態で固定するロック機構を備えることを特徴とする。
この発明に係るロール水切方法、ロール水切装置によれば、水切ブレードは、ロールに対して付勢され、付勢された状態でロックされるので、水切りブレードに負荷がかかっても、ロール表面を安定して押圧することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のロール水切方法であって、前記水切ブレードは、基端から前記ロールと接触する先端側に向かうにしたがって前記ロールの回転方向前方側に位置させることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項6〜請求項8のいずれか1項に記載のロール水切装置であって、前記水切ブレードは、基端から前記ロールと接触する先端側に向かうにしたがって前記ロールの回転方向前方側に位置するように構成されていることを特徴とする。
この発明に係るロール水切方法、ロール水切装置によれば、水切ブレードがロールの回転方向前方側と接触するように構成されているので、水切ブレードの接触部がロールの表面に沿って変形する。
その結果、水切ブレードが、ロールの回転に逆らって変形することが抑制され、ロール表面の水を安定して均一に除去することができ、ひいては、水切ブレードの機能が長期間維持されるとともに水切ブレードの寿命を延長することがきる。
請求項5に記載の発明は、請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載のロール水切方法であって、前記水切ブレードは、前記水切ブレードと前記ロールとが一方向に移動するときに、前方側が後方側よりも前記軸線方向に対して前記ロールの回転方向前方側に傾斜角度0〜20°で傾斜させることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項7〜請求項9のいずれか1項に記載のロール水切装置であって、前記水切ブレードは、前記水切ブレードと前記ロールとが一方向に移動するときに、前方側が後方側よりも前記軸線方向に対して前記ロールの回転方向前方側に傾斜角度0〜20°で傾斜させる角度調整機構を備えることを特徴とする。
この発明に係るロール水切方法、ロール水切装置によれば、水切ブレードがロールの軸線方向においてロールと相対移動する場合に、水切ブレードは、相対移動方向後方側がロールの軸線に沿う方向に対してロールの回転方向前方側に、傾斜角度θが0〜20°で傾斜されているので、水切りされた水を、ロールの回転によってロール表面から効率的に除去することができる。
この発明に係るロール水切方法、ロール水切装置、グラインダー装置によれば、水切ブレードを、ロールの表面に線接触させて、ロールを回転しながら水切りするので、ロールの大きさに関わらず、ロールの表面に付着した水を均一かつ効率的に除去することができる。
本発明の第1の実施形態に係るグラインダー装置の概略構成を説明する図である。 第1の実施形態に係る水切ユニットの概略構成を説明する図であり、(A)は水切ユニットを平面視した図であり、(B)は水切ヘッドをロール側から側面視した図である。 第1の実施形態に係るグラインダー装置の動作を説明する図であり、ロールを研削している状態を示す図である。 第1の実施形態に係るグラインダー装置の動作を説明する図であり、水切ユニットによりロール表面の水分を水切りしている状態を示す図である。 第1の実施形態に係るグラインダー装置の動作を説明する図であり、水切ユニットによりロール表面の水分を水切りしている状態の水切ブレードを示す平面図である。 第2の実施形態に係る水切ユニットの概略構成を説明する図である。
以下、図1から図4を参照して、本発明の第1の実施形態に係るグラインダー装置について説明する。
図1は、第1の実施形態に係るグラインダー装置の概略構成を示す図であり、符号1はグラインダー装置を、符号20は水切ユニット(ロール水切装置)を示している。また、図2は、水切ユニット20の概略構成を説明する図であり、(A)は水切ユニット20を平面視した図であり、(B)は水切ユニット20を構成する水切ヘッドをロール側から側面視した図である。
グラインダー装置1は、図1に示すように、グラインダー装置本体10と、水切ユニット20と、ロール回転機構30とを備えている。
グラインダー装置本体10は、ベース11と、横行機構12と、研削砥石駆動機構15と、操作盤16とを備えている。
ベース11は、グラインダー装置本体10が床面に設置するための基台とされていて、その上部に、横行機構12が設けられている。
なお、第1の実施形態では、水切ユニット20がロール60に対して水平方向に接近、離間する方向をX軸方向、ロール60の回転軸線(軸線)O2に沿う方向をY軸方向、ロール60に対して垂直方向に接近、離間する方向をZ軸方向とする。
横行機構12は、往復台車ガイド13と、往復台車ガイド13の上部に載置される往復台車14と、往復台車駆動部材14Aとを備え、ロール60に対してY軸方向に移動可能とされている。
往復台車駆動部材14Aは、往復台車14に設けられていて、例えば、ベース11に配置されたラックと、往復台車14に設けられたピニオンと、ピニオンを駆動するモータとを有している。
往復台車ガイド13は、例えば、平行配置された2本のレールからなり、往復台車14の駆動輪が載置されている。
そして、往復台車駆動部材14Aが駆動されることにより、往復台車14は、往復台車ガイド13の上を、Y軸方向(ロール60の幅方向)に往復移動可能とされている。
研削砥石駆動機構15は、研削砥石Gを研削砥石Gの回転軸線O1周りに回転可能に支持する回転支持部(不図示)と、回転支持部に支持した研削砥石Gを回転させるモータ(不図示)とを有して構成されていて、研削砥石Gを矢印R1方向に回転するようになっている。
また、研削砥石駆動機構15は、研削砥石Gをロール60に対してX軸方向に進退可能に構成されていて、ロール60を研削する場合に、研削砥石Gを矢印X1方向に移動してロール60に押圧するようになっている。
操作盤16は、往復台車14の上部に配置されていて、往復台車14、研削砥石駆動機構15、水切ユニット20、及びロール回転機構30の動作を手動及び自動で操作可能とされている。
また、第1の実施形態では、操作盤16の上部には、水切ユニット20の駆動部が設置されている。
ロール回転機構30は、例えば、回転軸線O2を中心としてロール60を回転可能に支持する回転支持部(不図示)と、回転支持部に支持したロール60を回転軸線O2周りに回転するモータ(不図示)とを有しており、ロール60を矢印R2方向に回転するように構成されている。
水切ユニット20は、図1、図2に示すように、水切ヘッド21と、水切ヘッド21をロール60に向かって進退する駆動機構25と、ロール60を回転駆動するロール回転手段と、水切ヘッド21をロール60の幅方向に移動する水切ヘッド横行手段とを備えている。なお、水切ヘッド21が移動するのに代えて、ロール60が移動し、又は水切ヘッド21とロール60の双方が移動する構成としてもよい。
水切ヘッド21は、水切ヘッド本体21Aと、水切ブレード22と、上下方向押圧機構23と、水切ブレード取付部材24とを備え、水切ヘッド本体21Aの裏面側(駆動機構25側)は、駆動機構25の先端部に取付けられている。
水切ヘッド本体21Aは、例えば、板部材により構成され、水切ヘッド本体21Aの表面側(駆動機構25と反対側の面)には、上下方向押圧機構23が設けられている。
上下方向押圧機構23は、下側先端部に水切ブレード取付部材24が連結されていて、水切ブレード取付部材24を下側に移動して水切ブレード22をロール表面に押圧するとともに、水切ブレード取付部材24を上側に移動するようになっている。
また、上下方向押圧機構23は、上下ガイド23Aと、上下シリンダ23Bとを備え、上下ガイド23A及び上下シリンダ23Bは、水切ヘッド本体21Aの下部に形成されたブラケットに設けられている。
上下ガイド23Aの先端部には、水切ブレード取付部材24を介して水切ブレード22が取り付けられており、上下シリンダ23Bのロッドが、上下方向(矢印Z1、矢印Z2方向)に進退することで、水切ブレード22が上下ガイド23Aに案内されて、ロール60に対して昇降するようになっている。
水切ブレード取付部材24は、水切ブレード22を支持するとともに、安定してロール60に押圧するためのものである。
水切ブレード取付部材24は、例えば、先端側(駆動機構25と反対側)に伸びる下側壁部と、垂直壁部の先端から上方に伸びる垂直壁部と、垂直壁部の上端部から先端側に伸びる上側壁部を有する側面視略クランク形状に形成されており、垂直壁部の先端側には先端側取付面が形成され、上側の下面側には下側取付面が形成されている。
水切ブレード22は、例えば、板厚8〜12mmの弾性を有するゴム等の材料(弾性材料)からなる板状に形成された部材とされ、下側に位置する先端部は、ロール60の表面と線接触可能な直線状に形成され、基端側(上側)は水切ブレード取付部材24に対してしっかり連結するための固定部材22Bが設けられている。また、この実施形態では、固定部材22Bは、金属製材料により形成されていて、水切ブレード22を挟みこんで固定するようになっている。なお、水切ブレード22は、ロール60表面と線接触可能であれば、材質、形状(例えば、厚さ等)は限定されない。
また、水切ブレード22は、この実施形態では、ロール60の上方に位置するように配置されている。その結果、ロール60の表面において、重力によりロールの上側表面に付着しにくく水膜の膜厚が薄く形成されたロール60の上側表面の水膜を、効率的に除去することが可能となり水切性を向上することができる。
また、水切ブレード22は、左右両端部上方に配置された二つの上下支持バネ(付勢部材)24Sを介して、水切ブレード取付部材24の下側取付面に連結、支持されている。
また、水切ブレード取付部材24には、例えば、近接スイッチからなる押圧検出センサ22Sが設けられており、水切ブレード22が下降して上下支持バネ24Sが圧縮されて、押圧検出センサ22Sが固定部材22Bの上部を検出することにより、水切ブレード22がロール60の表面を押圧したのを検出可能とされている。
以上のように、水切ブレード22は、上下シリンダ23Bにより下降されることによりロール60に押圧可能とされるとともに、図2(A)に示すように、水切ブレード22を矢印P1方向に揺動して姿勢を変化させるとともに、水切ブレード22をロール60の表面に付勢、押し付けることにより、水切ブレード22をロール60の表面に容易に倣うことが可能とされている。
また、水切ブレード22は、左右両端部の後方側に二つの前後支持バネ24Tを介して、水切ブレード取付部材24の先端側取付面に連結、支持されていて、図2(B)に示すように、水切ブレード取付部材24に対して、水切ブレード22を、矢印P2方向に揺動して姿勢を変化させるとともに、前後支持バネ24Tのいずれか一方が、密着し又は固定部材22Bの一端側が水切ブレード取付部材24と当接することにより、水切ブレード22がロール60の軸線に対して所定の角度で固定されるようになっている。
なお、水切ブレード取付部材24と、前後支持バネ24Tは、水切ブレード22の角度調整機構を構成している。
この実施形態において、角度調整機構は、水切ブレード22がロール60に対して移動する際に、ロール表面において、水切ブレード22の前方側を後方側よりも軸線O1に沿う方向に対してロール60の回転方向R2の前方側に、例えば、傾斜角度θが0°〜20°で傾斜させることが可能とされている。
かかる構成により、水切ブレード22をロール60の表面に付勢、押し付けることにより、水切ブレード22をロール60の表面に容易に倣うことが可能とされている。
また、第1の実施形態において、水切ユニット20に係るロール回転手段は、例えば、ロール回転機構30により構成されていて、水切ブレード22がロール60の表面に摺接した状態で、ロール60を回転軸線O2周りに回転して、ロール60表面の水分を周方向に除去するようになっている。
また、第1の実施形態において、水切ヘッド横行手段は、例えば、横行機構12により構成されていて、水切ブレード22がロール60の表面に摺接した状態で、水切ヘッド21及び水切ブレード22がロール60の幅方向に移動して、ロール60の水を除去するようになっている。
駆動機構25は、支持台26と、4本のガイドロッド27と、ガイド受部28と、駆動シリンダ29とを備え、支持台26が操作盤16の上部に配置されている。
ガイドロッド27は、互いに平行にそれぞれX軸方向に伸びて配置されており、軸方向に見た場合に、Y軸方向において二対、Z軸方向において二対となる構成とされ、ガイド受部28を介して支持台26に配置されている。
また、それぞれのガイドロッド27は、X軸方向に配列される二つのガイド受部28によって摺動自在に支持され、ガイド受部28により案内された状態で、ロール60に向かって、X軸方向に進退(矢印X3方向及び矢印X4方向)可能とされている。
なお、ガイドロッド27とガイド受部28により構成される直動ガイド(Linear Motion Guide)を用いることが、信頼性、防錆の観点から好適である。
また、ガイドロッド27には、必要に応じて、左右方向及び上下方向に延在する補強部材27Aが設けられている。
駆動シリンダ29は、例えば、ガイドロッド27を補強する補強部材のいずれか又は水切ヘッド本体21A等に連結されていて、駆動シリンダ29のガイドロッド27がX軸方向に進退することにより、水切ヘッド21が、ロール60に対して進退するようになっている。
また、駆動シリンダ29は、水切ヘッド21が前進した場合に、水切ブレード22が、ロール60の回転軸線O2の鉛直方向上側を超えて、ロール60の回転方向前進側に沿って変形する位置まで前進するように構成されている。
また、この実施の形態において、水切ユニット20は、上下シリンダ23B内に格納されたロック機構(不図示)を備えており、水切ブレード22がロール60に押し付けられた場合に、ロック機構がロックされて、ロール60に押し付けられた水切ブレード22が上下方向にスライドして移動するのを抑制可能に構成されており、水切ブレード22の押圧力が低下するのを抑制するようになっている。
次に、図3、図4を参照して、グラインダー装置1及び水切ユニット20の作用について説明する。図3は、グラインダー装置1がロール60を研削している状態を示す図であり、図4は、グラインダー装置1において、水切ユニット20によりロール60表面の水分を水切りしている状態を示す図である。
(1)まず、図3に示すように、ロール60をロール回転機構30に支持するとともに、ロール60を矢印R2方向に回転する。
(2)次に、研削砥石駆動機構15によって、研削砥石Gを、矢印R1方向に回転させる。
(3)次いで、研削砥石駆動機構15によって、研削砥石Gをロール60に向か矢印X1方向に移動する。研削砥石Gが、X軸方向の所定の位置まで移動したらロール60を研削する。また、ロール60を研削する場合には、ロール60の表面に切削液として、例えば、水を供給する。
(4)ロール60の研削の際には、往復台車駆動部材14Aを駆動して、往復台車14をロール60の幅方向(Y軸方向)に移動して、ロール60の表面を全長にわたって研削する。
(5)ロール60の研削が終了したら、研削砥石駆動機構15による研削砥石Gの回転を停止するとともに、研削砥石駆動機構15によって、研削砥石Gを矢印X2方向に移動して原位置に復帰する。また、往復台車駆動部材14Aにより、往復台車14をY軸方向に移動して所定の位置まで復帰させる。
以下、ロール60の研削が終了した後における、水切ユニット20によるロール60表面の水分の除去について説明する。
(6)まず、図4に示すように、研削砥石Gが原位置に復帰された状態で、水切ユニット20の駆動シリンダ29を駆動して、水切ヘッド21をロール60に向かって移動させるとともに、水切ブレード22がロール60の回転軸線O2を超えるまで、矢印X3方向に移動して所定位置で停止する。
(7)次に、水切ブレード22がロール60の回転軸線O2を超えて所定位置まで移動して停止したら、上下シリンダ23Bにより水切ブレード22を、矢印Z1方向に下降させる。
水切ブレード22が、所定位置まで下降して、例えば、押圧検出センサ22Sにより水切ブレード22がロール60を押圧したのを検出したら、上下シリンダ23Bによる下降を停止する。また、上下シリンダ23Bのロック機構が作動して、水切ブレード22の上下方向位置がロックされる。
この時点で、水切ブレード22は、ロール60の回転方向前方側でロール60の表面で線接触する。
(8)次いで、ロール回転機構30により、ロール60を矢印R2方向に回転する。
このとき、ロール60の回転数(主軸回転数)は、例えば、5〜15rpmとされている。
(9)ロール60表面の水を除去する際には、ロール60の回転に加えて、往復台車14をロール60の幅方向(Y軸方向)に移動して、ロール60の表面を全長にわたって水切りを行う。
なお、水切ブレード22を回転軸線O2に沿って、矢印Y1方向に横行する場合に、図5に示すように、水切ブレード22の横行方向後方側が回転軸線O2に沿う方向に対してロール60の回転方向前方側に、例えば、傾斜角度0〜20°で傾斜すると、水切りした水が効率的に除去されるので、好適である。図5において、実線で示したのは、Y軸方向の原位置を、破線で示したのは、Y軸方向の前進端を示している。
また、往復台車14をロール60の幅方向に移動する速度は、例えば、700〜1200mm/secが好適である。
(10)ロール60の水切りが終了したら、上下シリンダ23Bにより水切ブレード22を矢印Z2方向に上昇させるとともに、ロール回転機構30によるロール60の回転を停止する。
(11)次いで、駆動シリンダ29により、水切ヘッド21を、矢印X4方向に移動してX軸方向の原位置まで後退させる。
(12)次に、往復台車駆動部材14Aにより、往復台車14を所定の位置まで復帰させる。
第1の実施形態に係るグラインダー装置1によれば、水切ブレード22を、ロール60の表面に線接触させて、ロール60を回転しながら水切りするので、ロール60の大きさに関わらず、ロール60の表面に付着した水を、ロール60の周方向において均一かつ効率的に除去することができる。
グラインダー装置1によれば、水切ブレード22とロール60とをY軸方向に相対移動しながら水切りするので、ロール60の幅に関わらず、ロール60の表面に付着した水を、ロール60の幅方向において均一かつ効率的に除去することができる。
以上のように、グラインダー装置1によれば、ロール60の表面に線接触した水切ブレード22が、ロール60の表面に付着した水を周方向及び幅方向に移動して除去するので、ロール60の表面全体にわたって水を均一かつ効率的に除去することができる。
また、グラインダー装置1によれば、水切ヘッド21が駆動機構25によって、ロール60に対してX軸方向に進退してロール60に対してX軸方向の所定位置に移動された後に、上下方向押圧機構23によってロール60に向かって下降して水切ブレード22がロール60の表面に接触するので、ロール60の外径等に影響をされずに、水切ブレード22を確実に線接触させることができる。
また、水切ヘッド21が前進した場合に、ロール60の回転軸線O2を超えて前進するように構成されているので、水切ブレード22の先端部が、ロール60の回転軸線O2の鉛直上方よりも回転方向前方側でロール60と接触される。
また、水切ブレード22は、上下支持バネ24Sによりロール60に対して付勢されるとともに、付勢された状態でロックされるので、水切りブレード22に大きな負荷変動が生じても、ロール60の表面を安定して押圧することができる。
そして、水切ブレード22の先端部がロール60の回転と対応して、ロール60の回転方向前方側(矢印P3方向)にわずかに変形するようになっている。このとき、水切ブレード22は、基端からロール60と接触する先端側に向かうにしたがってロール60の回転方向R2前方側に位置するようになっており、先端側が基端に対して、ロール60上部の法線方向(鉛直方向)に対して、例えば、5°〜15°の範囲で、ロール60の回転方向前方側に傾斜されるように変形するようになっている。
その結果、水切ブレード22の先端部がロール60の回転に逆らうことなく、ロール60の表面の水を均一かつ効率的に除去することができる。また、水切ブレード22の線接触の信頼性及び水切ブレード22の寿命を延長することがきる。
また、水切ブレード22が、ロール60に対して回転軸線O2に沿って、矢印Y1方向に横行する場合に、水切ブレード22の横行方向前側が回転軸線O2に沿う方向に対してロール60の回転方向前方側に、傾斜角度θが0〜20°で傾斜されているので、水切りされた水を、ロール60の回転によって飛散させて、ロール60の表面から効率的に除去することができる。
次に、図6を参照して、この発明の第2の実施形態について説明する。
図6は、第2の実施形態に係るグラインダー装置1Aの概略構成を示す図である。
グラインダー装置1Aが、グラインダー装置1と異なるのは、グラインダー装置1Aが水切ユニット20に代えて、水切ユニット50を備えている点である。
第1の実施形態に係る水切ユニット20では、水切ブレード22とロール60が互いに直交する座標系に沿って相対移動する構成とされていたのに対して、水切ユニット50では、水切ブレード22とロール60がロール60の回転軸線O2と平行な軸で定義される円筒座標系に沿って相対移動する構成とされている。その他は、第1の実施形態と同様であるので、同じ符号を付して説明を省略する。
水切ユニット50は、水切ヘッド51と、水切ヘッド51が先端部に配置される回動アーム52と、横行機構(水切ヘッド横行手段)12と、ロール回転機構30とを備えていて、回動アーム52は、横行機構12の上部に配置された回動軸52P周りに回動可能とされている。かかる構成により、回動アーム52が、矢印K方向に回動して、水切ヘッド51及び水切ブレード22を、ロール60の表面に接触するようになっている。
第2の実施形態では、水切ユニット50が、水切ヘッド51を回動アーム52が回動してロール60の表面と接触させるので、水切ヘッド51を移動させるための駆動機構を簡素にすることができる。また、水切ヘッド51をロール60に接触させるまでの動作時間を短縮することができる。
なお、本発明は、上記第1、2の実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更をすることが可能である。
例えば、上記実施の形態においては、水切ユニット20、50がグラインダー装置1、1Aに設けられている場合について説明したが、水切ユニット20、50を単独で備える構成としてもよい。
また、上記実施の形態においては、水切ユニット20、50を構成する、ロール60を回転駆動するロール回転手段がロール回転機構30とされ、水切ヘッド21をロール60の幅方向に移動する水切ヘッド横行手段が横行機構12とされる場合について説明したが、水切ユニット20、50に固有のロール回転手段、水切ヘッド横行手段を設けてもよい。
また、上記実施の形態においては、水切ユニット20、50が、水切ヘッド横行手段を備える場合について説明したが、水切ヘッド横行手段を備えない構成としてもよい。
また、第1の実施の形態においては、水切ユニット20が、水切ブレード22を互いに直交するXYZ軸方向に移動する構成とされ、第2の実施形態においては、水切ブレード22をロール60の回転軸線O2と平行な軸により定義された円筒座標系に移動する場合について説明したが、水切ブレード22をロール60に接触させる方法については、任意に設定することができる。
また、上記実施の形態においては、水切ブレード22の先端部が、ロール60上部の法線方向に対して、例えば、5°〜15°の範囲で、ロール60の回転方向前方側に傾斜されるように変形する場合について説明したが、このような傾斜を設定するかどうか、又は傾斜される角度の数値範囲については、任意に設定することができる。
また、上記実施の形態においては、水切ブレード22がロール60押し付けられたのを検出する押圧検出センサ22Sと、水切ブレード22の上下方向位置をロックするロック機構を有する場合について説明したが、押圧検出センサ22S、ロック機構を設けるかどうかは、任意に設定することができる。
また、上記実施の形態においては、水切ブレード22が横行する場合に、水切ブレード22の前方側が後方側よりも軸線O2方向に対してロール60の回転方向前方側に傾斜角度0〜20°で傾斜させる場合について説明したが、回転軸線O2に対する水切ブレード22の傾斜を設けるかどうかは、任意に設定することができる。
また、上記第1の実施の形態においては、水切ブレード22が、上下支持バネ24Sと、前後支持バネ24Tにより支持される場合について説明したが、例えば、水切ブレード22を、上下支持バネ24S、前後支持バネ24Tのいずれか一方により支持し、又はこれらを適用しない構成としてもよく、かかる構成は、任意に設定することが可能である。
また、上記実施の形態においては、研削終了後に、往復台車14を原位置まで復帰させた後に、あらためて往復台車14をロール60の幅方向に移動して水切りを行う場合について説明したが、往復台車14が復帰する行程で水切りを行う構成としてもよい。また、研削砥石駆動機構15、ロール回転機構30の回転、停止等のタイミングは、任意に設定してもよい。
この発明に係るロール水切方法、ロール水切装置及びグラインダー装置によれば、研削後のロール表面に付着した水を、均一かつ効率的に除去することができるので産業上利用可能である。
O1 回転軸線(研削砥石)
O2 回転軸線(ロールの軸線)
1 グラインダー装置
12 横行機構(水切ヘッド横行手段)
15 研削砥石駆動機構
20 水切ユニット(ロール水切装置)
22 水切ブレード
24S 上下支持バネ(付勢部材)
24T 前後支持バネ(角度調整機構)
25 駆動機構
30 ロール回転機構
50 水切ユニット(ロール水切装置)
60 ロール
22S 押圧検出センサ

Claims (11)

  1. 研削した後にロールの表面に付着した水を除去するロール水切方法であって、
    前記ロールの表面に水切ブレードを線接触させた状態で、前記ロールを軸線周りに回転させることを特徴とするロール水切方法。
  2. 請求項1に記載のロール水切方法であって、
    前記水切ブレードと前記ロールとを、前記ロールの軸線方向に相対移動させながら水切りすることを特徴とするロール水切方法。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のロール水切方法であって、
    前記水切ブレードは、前記ロールに対して付勢され、付勢された状態で固定することを特徴とするロール水切方法。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のロール水切方法であって、
    前記水切ブレードは、基端から前記ロールと接触する先端側に向かうにしたがって前記ロールの回転方向前方側に位置させることを特徴とするロール水切方法。
  5. 請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載のロール水切方法であって、
    前記水切ブレードは、前記水切ブレードと前記ロールとが一方向に移動するときに、前方側が後方側よりも前記軸線方向に対して前記ロールの回転方向前方側に傾斜角度0〜20°で傾斜させることを特徴とするロール水切方法。
  6. 研削した後にロールの表面に付着した水を除去するロール水切装置であって、
    前記ロールの表面に水切ブレードを線接触させた状態で、前記ロールを軸線周りに回転させるように構成されていることを特徴とするロール水切装置。
  7. 請求項6に記載のロール水切装置であって、
    前記水切ブレードと前記ロールとを、前記ロールの軸線方向に相対移動させながら水切りする水切ヘッド横行手段を備えていることを特徴とするロール水切装置。
  8. 請求項6又は請求項7に記載のロール水切装置であって、
    前記水切ブレードを前記ロールに対して付勢する付勢部材と、前記水切ブレードを前記ロールに対して付勢された状態で固定するロック機構を備えることを特徴とするロール水切装置。
  9. 請求項6〜請求項8のいずれか1項に記載のロール水切装置であって、
    前記水切ブレードは、基端から前記ロールと接触する先端側に向かうにしたがって前記ロールの回転方向前方側に位置するように構成されていることを特徴とするロール水切装置。
  10. 請求項7〜請求項9のいずれか1項に記載のロール水切装置であって、
    前記水切ブレードは、前記水切ブレードと前記ロールとが一方向に移動するときに、前方側が後方側よりも前記軸線方向に対して前記ロールの回転方向前方側に傾斜角度0〜20°で傾斜させる角度調整機構を備えることを特徴とするロール水切装置。
  11. 請求項6〜請求項10のいずれか1項に記載のロール水切装置を備えることを特徴とするグラインダー装置。
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