JP2014236476A - 情報処理装置、機器設定システム、機器設定装置、機器設定方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、機器設定システム、機器設定装置、機器設定方法、およびプログラム Download PDF

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毅士 山根
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Abstract

【課題】機器のキッティングにおいて、顧客などに提出するエビデンスとなる情報をより効率的に作成する。【解決手段】情報処理装置は、受け付けたシナリオに含まれる実行順番に従って各コマンドを実行し、操作コマンドが実行対象である場合に、操作装置の動作を制御し、判定コマンドが実行対象である場合に、撮像装置の撮像を制御する。ここで、情報処理装置は、判定コマンドが実行対象である場合に、撮像装置により撮像された画像と、予め設定された基準画像とを比較することにより、操作装置による設定対象機器に対する操作結果が正常であるか否かを判定し、操作結果が正常である場合には、予め設定された結果格納場所に、撮像された画像を保存するとともに、予め設定されたエビデンス格納場所に、撮影された画像をエビデンスとして保存し、判定コマンドの次の実行順番のコマンドの実行に移る。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、機器設定システム、機器設定装置、機器設定方法、プログラムなどに関する。
スマートフォン、タブレット端末、携帯電話、PC(Personal Computer)などの機器を、顧客の要望に合わせてセットアップする作業(例えば、「キッティング」とも呼ばれる。)が行われることがある。このキッティングでは、作業者は、例えばセットアップ対象の機器を操作して、顧客が要求するアプリケーションソフトウェアやツールをインストールしたり、顧客が要求する通信環境設定を設定したり、顧客が要求するアイコン配置を設定したりする。
機器の検査に関しては、例えば特許文献1には、コンピューターによりロボットを制御して評価対象機のボタンを押下し、評価対象機のLCDパネルに表示された表示内容をカメラにより撮像し、取得した画像と予め設定された期待値画像とに基づいて整合性を確認することが記載されている。また、特許文献1には、コンピューターは、操作コマンド、判定コマンドなどの各種コマンドを含むシナリオの設定を受け付け、このシナリオに従ってロボットの制御等を実行することが記載されている。
特開2011−103609号公報
機器のキッティングにおいても、上記の特許文献1の技術を利用して、シナリオに基づいてロボットを動作させることにより機器のセットアップを行うことが考えられる。つまり、機器をセットアップするための一連の操作コマンドを含むシナリオを作成し、当該シナリオを実行することで、当該機器のセットアップを行う。ロボットがシナリオに基づいて動作し、当該機器に対する操作が間違いなく実行されれば、当該機器のセットアップが完了する。
実際には、例えばロボットのマニピュレーターの押下位置が所望の位置からずれたり、ロボットのマニピュレーターによる押下が機器により認識されなかったり、というような事態が発生することがある。この場合、上記の判定コマンドを利用すれば、ある操作コマンドの実行結果が正しいかどうかを判定することができる。上記の判定コマンドでは、エラーと判定された場合には、シナリオの実行(すなわち、セットアップ)が中断される。また、特許文献1には、撮像した画像を指定のフォルダに保存することが記載されている。
ところで、キッティング業務では、キッティング対象のそれぞれの機器について、顧客の要望どおりにセットアップが行われたことを証明するため、当該顧客に対してセットアップ結果を示す証拠(「エビデンス」などと呼ばれる。)を提出することがある。エビデンスとしては、例えば機器に対する特定の操作が行われた直後の状態の画面の画像などがよく用いられる。
しかしながら、エビデンスとなる画像は、例えば判定コマンドの実行時に用いた撮像画像とは必ずしも同じではない。そのため、エビデンスを作成する際には、作業者は、シナリオの実行結果として大量に保存された撮像画像の中から、エビデンスとして適切な画像を特定して、選ぶといった作業を行う必要がある。このような作業は、キッティング業務の生産性を大きく低減させる。
そこで、本発明は、機器のキッティングにおいて、顧客などに提出するエビデンスとなる情報をより効率的に作成することを目的とする。
本願は、上記課題の少なくとも一部を解決する手段を複数含んでいるが、その例を挙げるならば、以下のとおりである。
上記の課題を解決するための本発明の第一態様は、
設定対象機器を操作する操作装置及び前記設定対象機器を撮像する撮像装置を制御する情報処理装置であって、
前記操作装置に所定の動作を実行させる操作コマンドと、前記撮像装置に撮像を実行させる判定コマンドと、前記操作コマンド及び前記判定コマンドの実行順番と、を含むシナリオを受け付けるシナリオ受付部と、
前記受け付けたシナリオに含まれる前記実行順番に従って前記操作コマンド及び前記判定コマンドを実行し、前記操作コマンドが実行対象である場合に、前記操作コマンドに従って前記操作装置の動作を制御し、前記判定コマンドが実行対象である場合に、前記撮像装置の撮像を制御するシナリオ実行部とを有し、
前記シナリオ実行部は、前記判定コマンドが実行対象である場合に、
前記撮像装置により撮像された画像と、予め設定された基準画像とを比較することにより、前記設定対象機器に対する操作結果が正常であるか否かを判定し、
前記操作結果が正常である場合には、予め設定された結果格納場所に、前記撮像された画像を保存するとともに、予め設定されたエビデンス格納場所に、前記撮影された画像をエビデンスとして保存し、前記判定コマンドの次の実行順番のコマンドの実行に移り、
前記操作結果が正常でない場合には、前記予め設定された結果格納場所に、前記撮像された画像を保存する。
また、上記の情報処理装置において、
前記シナリオ受付部は、前記判定コマンドについて、前記基準画像と、前記結果格納場所と、前記エビデンス格納場所との設定を、入力装置を介して受け付けるようにしてもよい。
また、上記の情報処理装置において、
前記シナリオ受付部は、
前記シナリオについて、前記操作コマンド及び前記判定コマンド並びに前記操作コマンド及び前記判定コマンドの実行順番の入力を受け付ける第一領域を含む画面を表示装置に表示し、
前記第一領域内で前記判定コマンドが選択された場合に、前記選択された判定コマンドについて、前記エビデンス格納場所の入力を受け付ける第二領域を含む画面を前記表示装置に表示するようにしてもよい。
また、上記の情報処理装置において、
前記シナリオ実行部は、前記判定コマンドが実行対象である場合に、前記操作結果が正常となるまで、前記撮像装置による撮像、及び前記操作結果が正常であるか否かの判定を繰り返すようにしてもよい。
また、上記の情報処理装置において、
前記シナリオ実行部は、前記設定対象機器の識別情報を取得し、前記撮像された画像と対応付けて前記エビデンス格納場所に保存するようにしてもよい。
上記の課題を解決するための本発明の第二態様は、
設定対象機器を操作する操作装置と、前記設定対象機器を撮像する撮像装置と、前記操作装置及び前記撮像装置を制御する情報処理装置と、を有する機器設定システムであって、
前記情報処理装置は、
前記操作装置に所定の動作を実行させる操作コマンドと、前記撮像装置に撮像を実行させる判定コマンドと、前記操作コマンド及び前記判定コマンドの実行順番と、を含むシナリオを受け付けるシナリオ受付部と、
前記受け付けたシナリオに含まれる前記実行順番に従って前記操作コマンド及び前記判定コマンドを実行し、前記操作コマンドが実行対象である場合に、前記操作コマンドに従って前記操作装置の動作を制御し、前記判定コマンドが実行対象である場合に、前記撮像装置の撮像を制御するシナリオ実行部とを有し、
前記シナリオ実行部は、前記判定コマンドが実行対象である場合に、
前記撮像装置により撮像された画像と、予め設定された基準画像とを比較することにより、前記設定対象機器に対する操作結果が正常であるか否かを判定し、
前記操作結果が正常である場合には、予め設定された結果格納場所に、前記撮像された画像を保存するとともに、予め設定されたエビデンス格納場所に、前記撮影された画像をエビデンスとして保存し、前記判定コマンドの次の実行順番のコマンドの実行に移り、
前記操作結果が正常でない場合には、前記予め設定された結果格納場所に、前記撮像された画像を保存する。
上記の課題を解決するための本発明の第三態様は、
設定対象機器を操作する操作装置と、前記設定対象機器を撮像する撮像装置と、を有する機器設定装置であって、
前記操作装置に所定の動作を実行させる操作コマンドと、前記撮像装置に撮像を実行させる判定コマンドと、前記操作コマンド及び前記判定コマンドの実行順番と、を含むシナリオを受け付けるシナリオ受付部と、
前記受け付けたシナリオに含まれる前記実行順番に従って前記操作コマンド及び前記判定コマンドを実行し、前記操作コマンドが実行対象である場合に、前記操作コマンドに従って前記操作装置の動作を制御し、前記判定コマンドが実行対象である場合に、前記撮像装置の撮像を制御するシナリオ実行部とを有し、
前記シナリオ実行部は、前記判定コマンドが実行対象である場合に、
前記撮像装置により撮像された画像と、予め設定された基準画像とを比較することにより、前記設定対象機器に対する操作結果が正常であるか否かを判定し、
前記操作結果が正常である場合には、予め設定された結果格納場所に、前記撮像された画像を保存するとともに、予め設定されたエビデンス格納場所に、前記撮影された画像をエビデンスとして保存し、前記判定コマンドの次の実行順番のコマンドの実行に移り、
前記操作結果が正常でない場合には、前記予め設定された結果格納場所に、前記撮像された画像を保存する。
上記の課題を解決するための本発明の第四態様は、
設定対象機器を操作する操作装置及び前記設定対象機器を撮像する撮像装置を制御する情報処理装置における機器設定方法であって、
前記操作装置に所定の動作を実行させる操作コマンドと、前記撮像装置に撮像を実行させる判定コマンドと、前記操作コマンド及び前記判定コマンドの実行順番と、を含むシナリオを受け付けるシナリオ受付ステップと、
前記受け付けたシナリオに含まれる前記実行順番に従って前記操作コマンド及び前記判定コマンドを実行し、前記操作コマンドが実行対象である場合に、前記操作コマンドに従って前記操作装置の動作を制御し、前記判定コマンドが実行対象である場合に、前記撮像装置の撮像を制御するシナリオ実行ステップとを含み、
前記シナリオ実行ステップでは、前記判定コマンドが実行対象である場合に、
前記撮像装置により撮像された画像と、予め設定された基準画像とを比較することにより、前記設定対象機器に対する操作結果が正常であるか否かを判定し、
前記操作結果が正常である場合には、予め設定された結果格納場所に、前記撮像された画像を保存するとともに、予め設定されたエビデンス格納場所に、前記撮影された画像をエビデンスとして保存し、前記判定コマンドの次の実行順番のコマンドの実行に移り、
前記操作結果が正常でない場合には、前記予め設定された結果格納場所に、前記撮像された画像を保存する。
上記の課題を解決するための本発明の第五態様は、
設定対象機器を操作する操作装置及び前記設定対象機器を撮像する撮像装置を制御する情報処理装置のプログラムであって、
前記操作装置に所定の動作を実行させる操作コマンドと、前記撮像装置に撮像を実行させる判定コマンドと、前記操作コマンド及び前記判定コマンドの実行順番と、を含むシナリオを受け付けるシナリオ受付ステップと、
前記受け付けたシナリオに含まれる前記実行順番に従って前記操作コマンド及び前記判定コマンドを実行し、前記操作コマンドが実行対象である場合に、前記操作コマンドに従って前記操作装置の動作を制御し、前記判定コマンドが実行対象である場合に、前記撮像装置の撮像を制御するシナリオ実行ステップとを前記情報処理装置に実行させ、
前記シナリオ実行ステップでは、前記判定コマンドが実行対象である場合に、
前記撮像装置により撮像された画像と、予め設定された基準画像とを比較することにより、前記設定対象機器に対する操作結果が正常であるか否かを判定し、
前記操作結果が正常である場合には、予め設定された結果格納場所に、前記撮像された画像を保存するとともに、予め設定されたエビデンス格納場所に、前記撮影された画像をエビデンスとして保存し、前記判定コマンドの次の実行順番のコマンドの実行に移り、
前記操作結果が正常でない場合には、前記予め設定された結果格納場所に、前記撮像された画像を保存する。
上記の課題を解決するための本発明の第六態様は、
設定対象機器を撮像する撮像装置を制御する情報処理装置であって、
前記設定対象機器を制御する機器制御部と、
前記設定対象機器を操作する操作コマンドと、前記撮像装置に撮像を実行させる判定コマンドと、前記操作コマンド及び前記判定コマンドの実行順番と、を含むシナリオを受け付けるシナリオ受付部と、
前記受け付けたシナリオに含まれる前記実行順番に従って前記操作コマンド及び前記判定コマンドを実行し、前記操作コマンドが実行対象である場合に、前記機器制御部に前記操作コマンドに従って前記設定対象機器を制御させ、前記判定コマンドが実行対象である場合に、前記撮像装置の撮像を制御するシナリオ実行部と
を有し、
前記シナリオ実行部は、前記判定コマンドが実行対象である場合に、
前記撮像装置により撮像された画像と、予め設定された基準画像とを比較することにより、前記設定対象機器に対する操作結果が正常であるか否かを判定し、
前記操作結果が正常である場合には、予め設定された結果格納場所に、前記撮像された画像を保存するとともに、予め設定されたエビデンス格納場所に、前記撮影された画像をエビデンスとして保存し、前記判定コマンドの次の実行順番のコマンドの実行に移り、
前記操作結果が正常でない場合には、前記予め設定された結果格納場所に、前記撮像された画像を保存する。
本発明によれば、機器のキッティングにおいて、顧客などに提出するエビデンスとなる情報をより効率的に作成することができる。
上記した以外の課題、構成、及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施形態に係る機器設定システム10の構成の一例を示す図である。 情報処理装置30の機能構成の一例を示す図である。 コマンド格納部31に格納されるデータの構造の一例を示す図である。 シナリオ格納部32に格納されるデータの構造の一例を示す図である。 第一判定コマンドの設定を行う場合のシナリオ編集画面340の画面構成の一例を示す図である。 第二判定コマンドの設定を行う場合のシナリオ編集画面340の画面構成の一例を示す図である。 情報処理装置30の機能を実現するコンピューター90のハードウェア構成の一例を示す図である。 情報処理装置30が実行する処理の一例を示すフローチャート(その1)である。 情報処理装置30が実行する処理の一例を示すフローチャート(その2)である。 情報処理装置30が実行する処理の一例を示すフローチャート(その3)である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る機器設定システム10の構成の一例を示す図である。機器設定システム10は、機器設定装置20と、情報処理装置30とを備える。機器設定装置20と情報処理装置30は、例えばUSB(Universal Serial Bus)やLAN(Local Area Network)などの通信回線40を介して通信データの送受信が可能である。
機器設定装置20は、情報処理装置30からの制御命令に基づいて、設定対象機器50のセットアップを行う装置である。機器設定装置20は、ロボット21と、撮像装置25と、台28とを備える。機器設定装置20は、例えばその筐体内に、ロボット21、撮像装置25、および台28を備え、一つの装置として提供される。なお、当該筐体は、例えば開閉自在の扉を備え、当該扉を介して設定対象機器50を筐体内に入れることができる。
設定対象機器50は、キッティング対象の機器であり、例えばスマートフォン、携帯電話、タブレット端末、PCなどの機器である。本実施形態では、ディスプレイ及びタッチパネルなどの入力装置を備える機器を例に挙げて説明する。この設定対象機器50は、例えばタッチパネルを介してロボット21によるタッチ操作を受け付けると、タッチ位置やタッチされたアイコンに応じて、ディスプレイに表示させる画面を遷移すなわち変化させるなどの処理を実行する。
台28は、その上面に設定対象機器50が置かれる。台28は、例えば設定対象機器50の位置がロボット21からの外力により動かないように、設定対象機器50を固定する固定手段を備えていてもよい。設定対象機器50は、ディスプレイ及びタッチパネルが、ロボット21により操作でき、かつ、撮像装置25で撮像できるような位置及び方向で、台28に置かれる。
ロボット21は、例えばリンク及びジョイントを含むアームと、アームの先端部に設けられたハンドと、を含む可動部(マニピュレーターと呼んでもよい。)を有する。ハンドは、例えば一以上の指22を備え、当該指22により設定対象機器50を操作(例えばタッチ、押下、スクロールなど)する。なお、可動部には、ジョイントやハンド等の各部を動作させるため、例えばアクチュエーターが備えられる。アクチュエーターは例えば、サーボモーターやエンコーダーなどを備える。
ロボット21は、通信回線40を介して情報処理装置30から制御命令を受け付ける。そして、ロボット21は、当該制御命令に基づいて、アクチュエーター等を駆動することにより、ハンドの指22などの位置を所定の可動範囲内で自由に移動させたり自由な方向へ向けたりする。このようにして、ロボット21は、設定対象機器50に対するタッチなどの操作を行うことができる。なお、ロボット21は、操作装置や操作手段と呼ぶこともできる。
撮像装置25は、例えばデジタルカメラや、デジタルビデオカメラなどである。撮像装置25は、台28に置かれた設定対象機器50の少なくともディスプレイの画面の一部を撮像できる位置および方向で設置される。
撮像装置25は、通信回線40を介して情報処理装置30から制御命令を受け付ける。そして、撮像装置25は、設定対象機器50の画面などを撮像し、撮像画像のデータを通信回線40を介して情報処理装置30に送る。
情報処理装置30は、マウス等の入力装置95(図7参照)を介してユーザーから、顧客の要望する設定を設定対象機器50に施すためのシナリオの設定を受け付ける。また、情報処理装置30は、設定されたシナリオに基づいて、通信回線40を介して、機器設定装置20のロボット21および撮像装置25を制御する。情報処理装置30の詳細は後述する。
上記の機器設定システム10の構成は、本実施形態の特徴を説明するにあたって主要構成を説明したのであって、上記した構成例に限られない。また、一般的な機器設定システムが備える構成を排除するものではない。例えば、情報処理装置30は、機器設定装置20に内蔵されていてもよい。また、例えば、ロボット21及び撮像装置25は、機器設定装置20としてではなく、別個に設置されてもよい。この場合、情報処理装置30は、ロボット21に内蔵されてもよい。
また、ロボット21は、設定対象機器50に対する操作を実行することができるのであれば、上述した構成に限られない。ロボット21は、例えばジョイントの数(「軸数」ともいう)やリンクの数を増減させてもよい。また、ジョイント、リンク、ハンド等の各種部材の形状、大きさ、配置、構造等も適宜変更してよい。また、ロボット21は、例えばレリーズを一以上備えるものであってもよい。
また、撮像装置25は、設定対象機器50を撮像できるのであれば、上述した設置場所に限られない。撮像装置25は、例えばロボット21に設けられていてもよい。また、撮像装置25は、複数設けられてもよい。
また、操作装置や操作手段は、ロボットと呼ばれるものに限らず、設定対象機器50に対する物理的な操作を行うことができる機構を有する装置であればよい。
図2は、情報処理装置30の機能構成の一例を示す図である。情報処理装置30は、コマンド格納部31と、シナリオ格納部32と、結果格納部331と、エビデンス格納部332と、シナリオ受付部34と、シナリオ実行部35と、動作制御部36と、撮像制御部37と、結果出力部38と、エビデンス出力部39とを有する。
コマンド格納部31には、例えば図3(コマンド格納部31に格納されるデータの構造の一例を示す図)に示すように、それぞれのコマンドを識別するコマンドID310に対応付けて、当該コマンドの実行内容を定義する情報311(以下「実行内容311」と呼ぶ。)が格納される。
本実施形態では、コマンド格納部31の各コマンドは、予め定義されるものとする。本実施形態では、設定対象機器50に対する操作を実行するための操作コマンド(図3の例では、コマンドID310が「操作1」、「操作2」、「操作3」、「操作4」のコマンド)がある。操作コマンドの場合、実行内容311には、例えばロボット21の指22の動作種別(例えば、タッチ動作、押下動作、スクロール動作など)、目標位置座標(例えば、タッチ位置を示すXYZ座標など)などが格納される。操作コマンドの実行内容311が異なる場合は、別の操作コマンドとして定義される。
また、本実施形態では、設定対象機器50の撮像画像と設定された基準画像とに基づいて操作結果が正しいか否かを判定するとともに、撮影画像を設定された結果格納場所に保存するための第一判定コマンド(図3の例では、コマンドID310が「判定1」のコマンド)がある。第一判定コマンドの実行内容311には、特に定義はされない。
さらに、本実施形態では、設定対象機器50の撮像画像と設定された基準画像とに基づいて操作結果が正しいか否かを判定し、撮影画像を設定された結果格納場所に保存するとともに、操作結果が正しい場合の撮像画像をエビデンスとして設定されたエビデンス格納場所に保存するための第二判定コマンド(図3の例では、コマンドID310が「判定2」のコマンド)がある。第二判定コマンドの実行内容311には、特に定義はされない。
なお、コマンド格納部31には、情報処理装置30がマウス等の入力装置95を介してユーザーから指示を受け付けることにより、コマンドのデータを追加、変更、削除したりすることができる。
シナリオ格納部32には、例えば図4(シナリオ格納部32に格納されるデータの構造の一例を示す図)に示すように、それぞれのシナリオを識別するシナリオID320に対応付けて、当該シナリオを構成する一以上のコマンドの設定を定義するコマンドテーブル321が格納される。
それぞれのコマンドテーブル321には、それぞれのコマンドの実行順序を示す実行順番322に対応付けて、当該実行順番で実行すべきコマンドを識別するコマンドID323と、当該コマンドの設定内容を定義する情報324(以下「設定内容324」と呼ぶ。)とが格納される。
操作コマンド(図4の例では、コマンドID323が「操作1」、「操作2」、「操作3」、「操作4」のコマンド)の設定内容324には、特に定義はされない。第一判定コマンド(図4の例では、コマンドID323が「判定1」のコマンド)の設定内容324には、撮像画像の判定に用いる基準画像を特定する基準画像情報3240(例えばファイルパス及びファイル名)、判定結果が正しくない場合に第一判定コマンドの繰り返し実行を終了するまでのタイムアウト時間3241、撮像画像を保存する場所を特定する結果格納場所情報3242(例えばファイルパス及びフォルダ名)などが格納される。第二判定コマンド(図4の例では、コマンドID323が「判定2」のコマンド)の設定内容324には、撮像画像の判定に用いる基準画像を特定する基準画像情報3240(例えばファイルパス及びファイル名)、判定結果が正しくない場合に第二判定コマンドの繰り返し実行を終了するまでのタイムアウト時間3241、撮像画像を保存する場所を特定する結果格納場所情報3242(例えばファイルパス及びフォルダ名)、判定結果が正しい場合の撮像画像をエビデンスとして保存する場所を特定するエビデンス格納場所情報3243などが格納される。
なお、本実施形態では、基準画像は予めユーザーが用意し、補助記憶装置93(図7参照)などの記憶領域に保存しておけばよい。
図2の説明に戻る。結果格納部331には、シナリオ実行部35により実行されたシナリオの結果が格納される。ここでは、結果格納部331は、それぞれの結果格納場所情報3242で指定された格納場所を含む記憶領域を意味し、第一判定コマンドで撮像された画像と第二判定コマンドで撮像された画像とが格納される。
エビデンス格納部332には、シナリオ実行部35により実行されたシナリオの結果のうち、エビデンスであるデータが格納される。ここでは、エビデンス格納部332は、それぞれのエビデンス格納場所情報3243で指定された格納場所を含む記憶領域を意味し、第二判定コマンドで判定結果が正しい場合の撮像画像がエビデンスとして格納される。
シナリオを構成する第一判定コマンド及び第二判定コマンドについて、撮像された画像の格納場所を共通に設定しておくことで、キッティング作業の結果を確認し易くなる。一方で、シナリオを構成する第二判定コマンドについて、撮像された画像のうち判定結果が正しい場合の画像(すなわちエビデンス画像)の格納場所を共通に設定し、かつ当該エビデンス格納場所を上記の他の画像と異なる格納場所に設定しておくことで、エビデンスが特定の場所に集められ、エビデンス提出等の作業の生産性を効率化することができる。
シナリオ受付部34は、マウス等の入力装置95を介してユーザーからシナリオの編集を要求された場合に、例えば図5(第一判定コマンドの設定を行う場合のシナリオ編集画面340の画面構成の一例を示す図)や図6(第二判定コマンドの設定を行う場合のシナリオ編集画面340の画面構成の一例を示す図)に示すようなシナリオ編集画面340のデータを生成して、表示装置96(図7参照)に表示させる。
シナリオ編集画面340には、例えば図5及び図6に示すように、シナリオIDの入力又は選択を受け付ける領域341と、領域341で指定されたシナリオを構成するコマンドを受け付けて実行順に格納する領域342と、領域342で選択されたコマンドに関する詳細設定を受け付ける領域343と、保存ボタン348とが設けられる。領域341には、シナリオIDが直接入力される、又は、シナリオ格納部32に格納されているそれぞれのシナリオID320がプルダウン等により選択可能に表示される。領域342には、実行順番(図中の「#」の列)が表示され、各実行順番に対応する領域(図中の「コマンド」の列)には、コマンドIDが直接入力される、又は、コマンド格納部31に格納されているそれぞれのコマンドID310がプルダウン等により選択可能に表示される。
マウス等の入力装置95により、領域342に入力された第一判定コマンドが選択されると、シナリオ受付部34は、当該第一判定コマンドで使用される基準画像を特定する情報の入力を受け付ける領域344と、判定結果が正しくない場合に第一判定コマンドの繰り返し実行を終了するまでのタイムアウト時間の入力を受け付ける領域345と、撮像画像を保存する結果格納場所を特定する情報の入力を受け付ける領域346とを、領域343内に表示する。領域344には、基準画像を特定する情報(例えばファイルパス及びファイル名)が直接入力される、又は、基準画像を特定する情報がプルダウン等により選択可能に表示される。領域346には、格納場所を特定する情報(例えばファイルパス及びフォルダ名)が直接入力される、又は、格納場所を特定する情報がプルダウン等により選択可能に表示される。なお、領域345には、一回目の判定結果が正しくない場合に処理を終了することを示す値(例えば0)を設定できるようにしてもよい。
マウス等の入力装置95により、領域342に入力された第二判定コマンドが選択されると、シナリオ受付部34は、当該第二判定コマンドで使用される基準画像を特定する情報の入力を受け付ける領域344と、判定結果が正しくない場合に第二判定コマンドの繰り返し実行を終了するまでのタイムアウト時間の入力を受け付ける領域345と、撮像画像を保存する結果格納場所を特定する情報の入力を受け付ける領域346と、判定結果が正しい場合の撮像画像をエビデンスとして保存するエビデンス格納場所を特定する情報の入力を受け付ける領域347とを、領域343内に表示する。領域344には、基準画像を特定する情報(例えばファイルパス及びファイル名)が直接入力される、又は、基準画像を特定する情報がプルダウン等により選択可能に表示される。領域346及び領域347には、格納場所を特定する情報(例えばファイルパス及びフォルダ名)が直接入力される、又は、格納場所を特定する情報がプルダウン等により選択可能に表示される。なお、領域345には、一回目の判定結果が正しくない場合に処理を終了することを示す値(例えば0)を設定できるようにしてもよい。
マウス等により保存ボタン348が選択されると、シナリオ受付部34は、シナリオについて設定された情報(領域341に設定されたシナリオID、領域342に設定された実行順番及びコマンドID)と、コマンドについて設定された情報(領域344に設定された基準画像を特定する情報、領域345に設定されたタイムアウト時間、領域346に設定された結果格納場所を特定する情報、領域347に設定されたエビデンス格納場所を特定する情報)とを取得する。そして、シナリオ受付部34は、取得した情報に基づいて、当該シナリオに関するデータ(シナリオID320、コマンドテーブル321)を生成し、シナリオ格納部32に格納する。
このようにして、シナリオ受付部34により、シナリオを新規に作成したり、作成済みのシナリオを編集したりすることができる。
図2の説明に戻る。シナリオ実行部35は、マウス等の入力装置95を介してユーザーからシナリオの選択および当該選択されたシナリオの実行を要求された場合に、シナリオ格納部32を参照し、当該選択されたシナリオのシナリオIDに対応付けられたコマンドテーブル321のデータに基づいて、シナリオを実行する。
シナリオ実行部35は、コマンドテーブル321からコマンドID323及び設定内容324を取得し、コマンドテーブル321に含まれる実行順番322の順に実行する。
実行対象のコマンドが操作コマンドである場合には、シナリオ実行部35は、コマンド格納部31を参照し、取得したコマンドIDに対応する実行内容311を取得し、取得した実行内容を動作制御部36に送る。
実行対象のコマンドが第一判定コマンドである場合には、シナリオ実行部35は、撮像を実行するように撮像制御部37に指示する。それから、シナリオ実行部35は、撮像画像を撮像制御部37から取得するとともに、基準画像情報3240により特定される基準画像を取得し、これらの画像を比較する。これらの画像が一致する(一致の度合いが所定の基準を満たす場合を含む。以下同様。)か否かに係わらず、シナリオ実行部35は、結果格納場所情報3242により特定される格納場所に、撮像画像を格納する。また、シナリオ実行部35は、これらの画像が一致しない(一致の度合いが所定の基準を満たさない場合を含む。以下同様。)場合には、タイムアウト時間3241が経過するまでの間、第一判定コマンドの実行を繰り返す。タイムアウト時間3241が経過した場合には、シナリオ実行部35は、エラーが発生したことを示す情報を、表示装置96に表示させ、シナリオの実行を終了する。
実行対象のコマンドが第二判定コマンドである場合には、シナリオ実行部35は、撮像を実行するように撮像制御部37に指示する。それから、シナリオ実行部35は、撮像画像を撮像制御部37から取得するとともに、基準画像情報3240により特定される基準画像を取得し、これらの画像を比較する。これらの画像が一致するか否かに係わらず、シナリオ実行部35は、結果格納場所情報3242により特定される格納場所に、撮像画像を格納する。また、シナリオ実行部35は、これらの画像が一致する場合には、エビデンス格納場所情報3243により特定される格納場所に、撮像画像を格納する。また、シナリオ実行部35は、これらの画像が一致しない場合には、タイムアウト時間3241が経過するまでの間、第二判定コマンドの実行を繰り返す。タイムアウト時間3241が経過した場合には、シナリオ実行部35は、エラーが発生したことを示す情報を、表示装置96に表示させ、シナリオの実行を終了する。
動作制御部36は、シナリオ実行部35からコマンドの実行内容(例えば動作種別、目標位置座標など)を受け付けると、当該実行内容を実現する可動部の動作を実行させるためのアクチュエーターのパラメーターなどを含む制御命令を生成し、通信回線40を介して機器設定装置20のロボット21に送る。
撮像制御部37は、シナリオ実行部35から撮像指示を受け付けると、撮像を実行させるための制御命令を生成し、通信回線40を介して機器設定装置20の撮像装置25に送る。また、撮像制御部37は、撮像装置25により撮像された撮像画像を通信回線40を介して受け取り、シナリオ実行部35に送る。
結果出力部38は、例えば結果格納部331に格納されているシナリオの実行結果の情報に基づいて、結果出力画面のデータを生成して、表示装置96に表示させる。
エビデンス出力部39は、例えばエビデンス格納部332に格納されているエビデンスの情報に基づいて、エビデンス出力画面のデータを生成して、表示装置96に表示させる。
このように、第二判定コマンドをシナリオに設定できるようにし、また、第二判定コマンドにおいて、エビデンスの格納場所を設定できるようにすることで、シナリオ実行と並行してエビデンスに使う情報を特定の場所に収集することができる。また、第二判定コマンドでは、撮影画像等の通常の実行結果の格納場所を設定できるようにしているので、通常の実行結果とエビデンスとを、並行してそれぞれ特定の場所に収集することができる。
上述した情報処理装置30は、例えば、図7(情報処理装置30の機能を実現するコンピューター90のハードウェア構成の一例を示す図)に示すような、CPU(Central Processing Unit)91と、メモリー92と、HDD(Hard Disk Drive)等の補助記憶装置93と、通信回線40に接続するための通信インターフェイス(I/F)94と、マウス、キーボード、タッチセンサーやタッチパネルなどの入力装置95と、液晶ディスプレイなどの表示装置96と、DVD(Digital Versatile Disk)などの持ち運び可能な記憶媒体に対する情報の読み書きを行うメディアI/F97と、を備えるコンピューター90で実現できる。
例えば、コマンド格納部31と、シナリオ格納部32と、結果格納部331と、エビデンス格納部332と、シナリオ受付部34と、シナリオ実行部35と、動作制御部36と、撮像制御部37と、結果出力部38とは、補助記憶装置93に記憶されている所定のプログラムをメモリー92にロードしてCPU91で実行することで実現可能である。コマンド格納部31、シナリオ格納部32、結果格納部331、およびエビデンス格納部332内のデータは、例えばメモリー92又は補助記憶装置93や、通信I/F94が接続されるネットワーク上のデータベースに格納される。情報処理装置30と機器設定装置20のロボット21及び撮像装置25との通信は、CPU91が通信I/F94を利用することで実現可能である。
上記の所定のプログラムは、通信I/F94を介してネットワークから、補助記憶装置93にダウンロードされ、それから、メモリー92上にロードされてCPU91により実行されるようにしてもよい。また、通信I/F94を介してネットワークから、メモリー92上に直接ロードされ、CPU91により実行されるようにしてもよい。また、コンピューター90が、メディアI/F97にセットされた記憶媒体から、上記の所定のプログラムを、補助記憶装置93あるいはメモリー92にロードするようにしてもよい。
上記の機能構成は、情報処理装置30の構成を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分類したものである。構成要素の分類の仕方や名称によって、本願発明が制限されることはない。情報処理装置30の構成は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。また、各構成要素の処理は、1つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。また、各構成要素の処理は、1つのプログラムで実現されてもよいし、複数のプログラムで実現されてもよい。例えば、情報処理装置30の少なくとも一部の機能は、機器設定装置20にて実現されてもよい。この場合、機器設定装置20には、上述のようなコンピューター90が含まれる。また、例えば、機器設定装置20の少なくとも一部の機能は、情報処理装置30にて実現されてもよい。
図8、図9、および図10は、情報処理装置30が実行する処理の一例を示すフローチャート(その1、その2、その3)である。例えば、シナリオ格納部32に格納されているシナリオの中から、マウス等の入力装置95を介してユーザーから実行対象のシナリオIDの選択および当該選択されたシナリオの実行を要求された場合に、情報処理装置30は、図8のフローチャートに示す処理を開始する。なお、実行順番は、1ずつ増加する1以上の自然数であるものとする。
まず、シナリオ実行部35は、実行対象のコマンドの実行順番iに1を設定する(ステップS1)。次に、シナリオ実行部35は、シナリオ格納部32を参照し、実行対象のシナリオID320に関連付けられたコマンドテーブル321から、実行順番iに関連付けられたコマンドID323及び設定内容324を取得する(ステップS2)。
そして、シナリオ実行部35は、ステップS2で取得したコマンドIDが操作コマンドであるか否かを判定する(ステップS3)。コマンドIDが操作コマンドである場合(ステップS3:Y)、シナリオ実行部35は、当該操作コマンドを実行する(ステップS4)。具体的には、シナリオ実行部35は、コマンド格納部31を参照し、ステップS2で取得したコマンドIDに関連付けられた実行内容311を取得し、取得した実行内容を動作制御部36に送る。動作制御部36は、上述のように、シナリオ実行部35から受け付けた実行内容に基づいて制御命令を生成し、通信回線40を介して機器設定装置20のロボット21に送る。このようにして、ロボット21により設定対象機器50に対する操作が行われる。
それから、シナリオ実行部35は、実行対象のシナリオID320に関連付けられたコマンドテーブル321を参照し、全てのコマンドを実行したか否かを判定する(ステップS5)。全てのコマンドを実行した場合(ステップS5:Y)、シナリオ実行部35は、図9に示すフローチャートの処理を終了する。一方、未実行のコマンドがある場合(ステップS5:N)、シナリオ実行部35は、実行順番iを1増加させ(ステップS6)、処理をステップS2に戻す。
一方、コマンドIDが操作コマンドでない場合(ステップS3:N)、シナリオ実行部35は、ステップS2で取得したコマンドIDが第一判定コマンドであるか否かを判定する(ステップS7)。コマンドIDが第一判定コマンドである場合(ステップS7:Y)、シナリオ実行部35は、撮像を実行する(図9のステップS8)。具体的には、シナリオ実行部35は、撮像指示を撮像制御部37に送る。撮像制御部37は、シナリオ実行部35から撮像指示に基づいて制御命令を生成し、通信回線40を介して機器設定装置20の撮像装置25に送る。このようにして、撮像装置25により設定対象機器50の画面などの撮像が行われる。なお、シナリオ実行部35は、後述するステップS14の判定で用いるため、ステップS8の実行が一回目の場合は、時間計測を開始する。
それから、シナリオ実行部35は、撮像制御部37を介して、ステップS8で撮像された設定対象機器50の撮像画像を取得する(ステップS9)。また、シナリオ実行部35は、実行順番iに関連付けられたコマンドID323の基準画像情報3240により特定される基準画像を、補助記憶装置93などの記憶領域から取得する(ステップS10)。そして、シナリオ実行部35は、ステップS9で取得した撮像画像と、ステップS10で取得した基準画像とを比較し、一致するか否かを判定する(ステップS11)。撮像画像と基準画像が一致する場合(ステップS11:Y)、シナリオ実行部35は、実行順番iに関連付けられたコマンドID323の結果格納場所情報3242により特定される格納場所に、ステップS9で取得した撮像画像を保存し(ステップS12)、処理をステップS5に戻す。なお、シナリオ実行部35は、例えば、実行中のシナリオID、実行順番i、現在時刻、判定結果(OK又はNG)などに撮影画像を対応付けて結果格納部331に保存してもよい。
一方、撮像画像と基準画像が一致しない場合(ステップS11:N)、シナリオ実行部35は、実行順番iに関連付けられたコマンドID323の結果格納場所情報3242により特定される格納場所に、ステップS9で取得した撮像画像を保存する(ステップS13)。なお、シナリオ実行部35は、例えば、実行中のシナリオID、実行順番i、現在時刻、判定結果(OK又はNG)などに撮影画像を対応付けて結果格納部331に保存してもよい。それから、シナリオ実行部35は、計測時間が、実行順番iに関連付けられたコマンドID323のタイムアウト時間3241を経過したか否かを判定する(ステップS14)。タイムアウト時間を経過していない場合(ステップS14:N)、シナリオ実行部35は、処理をステップS8に戻す。
一方、タイムアウト時間を経過している場合(ステップS14:Y)、シナリオ実行部35は、エラーが発生したことを示す情報を表示装置96に表示させ、(ステップS15)、図8に示すフローチャートの処理を終了する。なお、シナリオ実行部35は、例えば、実行中のシナリオID、実行順番i、現在時刻、判定結果(NG)を結果格納部331に保存してもよい。
一方、コマンドIDが第一判定コマンドでない場合(ステップS7:N)、シナリオ実行部35は、ステップS2で取得したコマンドIDが第二判定コマンドであるか否かを判定する(ステップS16)。コマンドIDが第二判定コマンドでない場合(ステップS16:N)、シナリオ実行部35は、図8に示すフローチャートの処理を終了する。
一方、コマンドIDが第二判定コマンドである場合(ステップS16:Y)、シナリオ実行部35は、図10に示すステップS17、S18、S19、S20の処理を実行する。ステップS17、S18、S19、S20の処理は、上述したステップS8、S9、S10、S11の処理と同様であるため、説明を省略する。
撮像画像と基準画像が一致しない場合(ステップS20:N)、シナリオ実行部35は、ステップS23、S24の処理を実行する。ステップS23、S24の処理は、上述したステップS13、S14の処理と同様であるため、説明を省略する。
タイムアウト時間を経過している場合(ステップS24:Y)、シナリオ実行部35は、エラーが発生したことを示す情報を表示装置96に表示させ(ステップS25)、図8に示すフローチャートの処理を終了する。なお、シナリオ実行部35は、例えば、実行中のシナリオID、実行順番i、現在時刻、判定結果(NG)を結果格納部331に保存してもよい。
一方、撮像画像と基準画像が一致する場合(ステップS20:Y)、シナリオ実行部35は、実行順番iに関連付けられたコマンドID323の結果格納場所情報3242により特定される格納場所に、ステップS18で取得した撮像画像を保存する(ステップS21)。なお、シナリオ実行部35は、例えば、実行中のシナリオID、実行順番i、現在時刻、判定結果(OK又はNG)などに撮影画像を対応付けて結果格納部331に保存してもよい。
また、シナリオ実行部35は、実行順番iに関連付けられたコマンドID323のエビデンス格納場所情報3243により特定される格納場所に、ステップS18で取得した撮像画像を保存し(ステップS22)、処理をステップS5に戻す。なお、シナリオ実行部35は、例えば、実行中のシナリオID、実行順番i、現在時刻などに撮影画像を対応付けてエビデンス格納部332に保存してもよい。
なお、上記の各図のフローチャートの各処理単位は、情報処理装置30の処理を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものである。処理単位の分割の仕方や名称によって、本願発明が制限されることはない。情報処理装置30の処理は、処理内容に応じて、さらに多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位がさらに多くの処理を含むように分割することもできる。
以上、本発明の一実施形態について説明した。本実施形態によれば、機器のキッティングにおいて、顧客などに提出するエビデンスとなる情報をより効率的に作成することができる。
なお、以上の本発明の実施形態は、本発明の要旨と範囲を例示することを意図し、限定するものではない。多くの代替物、修正、変形例は当業者にとって明らかである。
例えば上記の実施形態では、領域342(図5、図6参照)にはコマンドが入力されるが、コマンドだけでなくシナリオ(シナリオID)が入力できてもよい。この場合、コマンドテーブル321のコマンドID323(図4参照)には、シナリオIDが設定可能となる。なお、シナリオ実行部35は、実行対象のコマンドIDがシナリオIDである場合、当該シナリオを実行する。このようにすれば、シナリオ作成の柔軟性が向上する。
例えば、撮像画像をエビデンス格納場所に保存する際に、設定対象機器50の識別情報を対応付けるようにしてもよい。具体的には、シナリオ実行部35は、マウス等の入力装置95を介して、実行対象のシナリオの選択とともに設定対象機器50の識別情報(例えば型名、電話番号、MACアドレスなど)の入力を受け付ける。または、設定対象機器50と情報処理装置30とをUSBなどの通信回線40で接続するようにし、シナリオ実行部35は、通信回線40を介して接続されている設定対象機器50から当該機器の識別情報を取得する。そして、シナリオ実行部35は、ステップS22において、例えば、設定対象機器50の識別情報に撮影画像を対応付けてエビデンス格納部332に保存する。設定対象機器50の識別情報に加え実行中のシナリオID、実行順番i、現在時刻などに撮影画像を対応付けてもよい。このようにすれば、複数の設定対象機器50のキッティングを行った場合でも、それぞれの設定対象機器50のエビデンスを簡単に特定できるようになる。
例えば、上記の実施形態では、判定結果が正しくない場合に第一判定コマンドの繰り返し実行を終了するまでの条件として、タイムアウト時間を用いているが、他の条件、例えば判定回数を用いるようにしてもよい。第二判定コマンドについても同様である。
例えば上記の実施形態では、撮像画像をエビデンスとして保存する処理は第二判定コマンドにより実行されるが、もちろんこの構成に限られない。例えば、エビデンス保存コマンドを、シナリオに設定できるようにしてもよい。エビデンス保存コマンドでは、例えば図5に示すようなシナリオ編集画面340を介して、エビデンス格納場所を設定することができる。実行対象がエビデンス保存コマンドである場合には、シナリオ実行部35は、撮像制御部37により撮像を実行するとともに、取得した撮像画像を結果格納場所情報により特定される格納場所に保存する。このようにすれば、第二判定コマンドのタイミング(実行順番)に限らず、シナリオ中の任意のタイミング(実行順番)で、エビデンスを保存することができる。
例えば上記の実施形態では、ロボット21により設定対象機器50に対して物理的な操作を行っているが、設定対象機器50に対してソフトウェアにより操作を行えるようにしてもよい。
具体的には、設定対象機器50を通信回線40に接続し、情報処理装置30と情報を送受信可能にする。また、コマンド格納部31に格納される各操作コマンド(ロボット21を用いない操作コマンド)の実行内容311には、例えば設定対象機器50で実行されるOS(Operating System)やアプリケーションプログラムに対する命令(例えば、特定の画面の表示、特定のアプリケーションの実行、特定のデータの取得、プログラムの実行に必要なパラメーターの設定など)が設定される。
また、情報処理装置30は、設定対象機器50をソフトウェアにより制御する機器制御部を有する。シナリオ実行部35は、操作コマンドを実行する場合、実行対象の操作コマンドの実行内容を機器制御部に送る。機器制御部は、シナリオ実行部35から操作コマンドの実行内容を受け付けると、当該実行内容を実現する制御命令を生成し、通信回線40を介して機器設定装置20内の設定対象機器50に送る。なお、機器制御部を、操作手段と呼んでもよい。
上記のようにすれば、ロボット21による操作に替えて又は加えて、ソフトウェアによる操作を含むシナリオを作成及び実行し、設定対象機器50に対する操作を行うことができる。また、ソフトウェアによる操作コマンドの結果について、第一判定コマンド及び第二判定コマンドを実行することもできる。なお、機器制御部は、機器設定装置20に設けられていてもよい。この場合には、シナリオ実行部35は、通信回線40を介して機器設定装置20の機器制御部にコマンドの実行内容を送信する。
10:機器設定システム、20:機器設定装置、21:ロボット、22:指、25:撮像装置、28:台、30:情報処理装置、31:コマンド格納部、32:シナリオ格納部、331:結果格納部、332:エビデンス格納部、34:シナリオ受付部、35:シナリオ実行部、36:動作制御部、37:撮像制御部、38:結果出力部、39:エビデンス出力部、40:通信回線、50:設定対象機器、90:コンピューター、91:CPU、92:メモリー、93:補助記憶装置、94:通信I/F、95:入力装置、96:表示装置、97:メディアI/F、310:コマンドID、311:実行内容、320:シナリオID、321:コマンドテーブル、322:実行順番、323:コマンドID、324:設定内容、340:シナリオ編集画面、341:領域、342:領域、343:領域、344:領域、345:領域、346:領域、347:領域、348:保存ボタン、3240:基準画像情報、3241:タイムアウト時間、3242:結果格納場所情報、3243:エビデンス格納場所情報

Claims (10)

  1. 設定対象機器を操作する操作装置及び前記設定対象機器を撮像する撮像装置を制御する情報処理装置であって、
    前記操作装置に所定の動作を実行させる操作コマンドと、前記撮像装置に撮像を実行させる判定コマンドと、前記操作コマンド及び前記判定コマンドの実行順番と、を含むシナリオを受け付けるシナリオ受付部と、
    前記受け付けたシナリオに含まれる前記実行順番に従って前記操作コマンド及び前記判定コマンドを実行し、前記操作コマンドが実行対象である場合に、前記操作コマンドに従って前記操作装置の動作を制御し、前記判定コマンドが実行対象である場合に、前記撮像装置の撮像を制御するシナリオ実行部と
    を有し、
    前記シナリオ実行部は、前記判定コマンドが実行対象である場合に、
    前記撮像装置により撮像された画像と、予め設定された基準画像とを比較することにより、前記設定対象機器に対する操作結果が正常であるか否かを判定し、
    前記操作結果が正常である場合には、予め設定された結果格納場所に、前記撮像された画像を保存するとともに、予め設定されたエビデンス格納場所に、前記撮影された画像をエビデンスとして保存し、前記判定コマンドの次の実行順番のコマンドの実行に移り、
    前記操作結果が正常でない場合には、前記予め設定された結果格納場所に、前記撮像された画像を保存する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記シナリオ受付部は、前記判定コマンドについて、前記基準画像と、前記結果格納場所と、前記エビデンス格納場所との設定を、入力装置を介して受け付ける
    ことを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項2に記載の情報処理装置であって、
    前記シナリオ受付部は、
    前記シナリオについて、前記操作コマンド及び前記判定コマンド並びに前記操作コマンド及び前記判定コマンドの実行順番の入力を受け付ける第一領域を含む画面を表示装置に表示し、
    前記第一領域内で前記判定コマンドが選択された場合に、前記選択された判定コマンドについて、前記エビデンス格納場所の入力を受け付ける第二領域を含む画面を前記表示装置に表示する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項1〜3いずれか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記シナリオ実行部は、前記判定コマンドが実行対象である場合に、前記操作結果が正常となるまで、前記撮像装置による撮像、及び前記操作結果が正常であるか否かの判定を繰り返す
    ことを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項1〜4いずれか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記シナリオ実行部は、前記設定対象機器の識別情報を取得し、前記撮像された画像と対応付けて前記エビデンス格納場所に保存する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  6. 設定対象機器を操作する操作装置と、前記設定対象機器を撮像する撮像装置と、前記操作装置及び前記撮像装置を制御する情報処理装置と、を有する機器設定システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記操作装置に所定の動作を実行させる操作コマンドと、前記撮像装置に撮像を実行させる判定コマンドと、前記操作コマンド及び前記判定コマンドの実行順番と、を含むシナリオを受け付けるシナリオ受付部と、
    前記受け付けたシナリオに含まれる前記実行順番に従って前記操作コマンド及び前記判定コマンドを実行し、前記操作コマンドが実行対象である場合に、前記操作コマンドに従って前記操作装置の動作を制御し、前記判定コマンドが実行対象である場合に、前記撮像装置の撮像を制御するシナリオ実行部と
    を有し、
    前記シナリオ実行部は、前記判定コマンドが実行対象である場合に、
    前記撮像装置により撮像された画像と、予め設定された基準画像とを比較することにより、前記設定対象機器に対する操作結果が正常であるか否かを判定し、
    前記操作結果が正常である場合には、予め設定された結果格納場所に、前記撮像された画像を保存するとともに、予め設定されたエビデンス格納場所に、前記撮影された画像をエビデンスとして保存し、前記判定コマンドの次の実行順番のコマンドの実行に移り、
    前記操作結果が正常でない場合には、前記予め設定された結果格納場所に、前記撮像された画像を保存する
    ことを特徴とする機器設定システム。
  7. 設定対象機器を操作する操作装置と、前記設定対象機器を撮像する撮像装置と、を有する機器設定装置であって、
    前記操作装置に所定の動作を実行させる操作コマンドと、前記撮像装置に撮像を実行させる判定コマンドと、前記操作コマンド及び前記判定コマンドの実行順番と、を含むシナリオを受け付けるシナリオ受付部と、
    前記受け付けたシナリオに含まれる前記実行順番に従って前記操作コマンド及び前記判定コマンドを実行し、前記操作コマンドが実行対象である場合に、前記操作コマンドに従って前記操作装置の動作を制御し、前記判定コマンドが実行対象である場合に、前記撮像装置の撮像を制御するシナリオ実行部と
    を有し、
    前記シナリオ実行部は、前記判定コマンドが実行対象である場合に、
    前記撮像装置により撮像された画像と、予め設定された基準画像とを比較することにより、前記設定対象機器に対する操作結果が正常であるか否かを判定し、
    前記操作結果が正常である場合には、予め設定された結果格納場所に、前記撮像された画像を保存するとともに、予め設定されたエビデンス格納場所に、前記撮影された画像をエビデンスとして保存し、前記判定コマンドの次の実行順番のコマンドの実行に移り、
    前記操作結果が正常でない場合には、前記予め設定された結果格納場所に、前記撮像された画像を保存する
    ことを特徴とする機器設定装置。
  8. 設定対象機器を操作する操作装置及び前記設定対象機器を撮像する撮像装置を制御する情報処理装置における機器設定方法であって、
    前記操作装置に所定の動作を実行させる操作コマンドと、前記撮像装置に撮像を実行させる判定コマンドと、前記操作コマンド及び前記判定コマンドの実行順番と、を含むシナリオを受け付けるシナリオ受付ステップと、
    前記受け付けたシナリオに含まれる前記実行順番に従って前記操作コマンド及び前記判定コマンドを実行し、前記操作コマンドが実行対象である場合に、前記操作コマンドに従って前記操作装置の動作を制御し、前記判定コマンドが実行対象である場合に、前記撮像装置の撮像を制御するシナリオ実行ステップと
    を含み、
    前記シナリオ実行ステップでは、前記判定コマンドが実行対象である場合に、
    前記撮像装置により撮像された画像と、予め設定された基準画像とを比較することにより、前記設定対象機器に対する操作結果が正常であるか否かを判定し、
    前記操作結果が正常である場合には、予め設定された結果格納場所に、前記撮像された画像を保存するとともに、予め設定されたエビデンス格納場所に、前記撮影された画像をエビデンスとして保存し、前記判定コマンドの次の実行順番のコマンドの実行に移り、
    前記操作結果が正常でない場合には、前記予め設定された結果格納場所に、前記撮像された画像を保存する
    ことを特徴とする機器設定方法。
  9. 設定対象機器を操作する操作装置及び前記設定対象機器を撮像する撮像装置を制御する情報処理装置のプログラムであって、
    前記操作装置に所定の動作を実行させる操作コマンドと、前記撮像装置に撮像を実行させる判定コマンドと、前記操作コマンド及び前記判定コマンドの実行順番と、を含むシナリオを受け付けるシナリオ受付ステップと、
    前記受け付けたシナリオに含まれる前記実行順番に従って前記操作コマンド及び前記判定コマンドを実行し、前記操作コマンドが実行対象である場合に、前記操作コマンドに従って前記操作装置の動作を制御し、前記判定コマンドが実行対象である場合に、前記撮像装置の撮像を制御するシナリオ実行ステップと
    を前記情報処理装置に実行させ、
    前記シナリオ実行ステップでは、前記判定コマンドが実行対象である場合に、
    前記撮像装置により撮像された画像と、予め設定された基準画像とを比較することにより、前記設定対象機器に対する操作結果が正常であるか否かを判定し、
    前記操作結果が正常である場合には、予め設定された結果格納場所に、前記撮像された画像を保存するとともに、予め設定されたエビデンス格納場所に、前記撮影された画像をエビデンスとして保存し、前記判定コマンドの次の実行順番のコマンドの実行に移り、
    前記操作結果が正常でない場合には、前記予め設定された結果格納場所に、前記撮像された画像を保存する
    ことを特徴とするプログラム。
  10. 設定対象機器を撮像する撮像装置を制御する情報処理装置であって、
    前記設定対象機器を制御する機器制御部と、
    前記設定対象機器を操作する操作コマンドと、前記撮像装置に撮像を実行させる判定コマンドと、前記操作コマンド及び前記判定コマンドの実行順番と、を含むシナリオを受け付けるシナリオ受付部と、
    前記受け付けたシナリオに含まれる前記実行順番に従って前記操作コマンド及び前記判定コマンドを実行し、前記操作コマンドが実行対象である場合に、前記機器制御部に前記操作コマンドに従って前記設定対象機器を制御させ、前記判定コマンドが実行対象である場合に、前記撮像装置の撮像を制御するシナリオ実行部と
    を有し、
    前記シナリオ実行部は、前記判定コマンドが実行対象である場合に、
    前記撮像装置により撮像された画像と、予め設定された基準画像とを比較することにより、前記設定対象機器に対する操作結果が正常であるか否かを判定し、
    前記操作結果が正常である場合には、予め設定された結果格納場所に、前記撮像された画像を保存するとともに、予め設定されたエビデンス格納場所に、前記撮影された画像をエビデンスとして保存し、前記判定コマンドの次の実行順番のコマンドの実行に移り、
    前記操作結果が正常でない場合には、前記予め設定された結果格納場所に、前記撮像された画像を保存する
    ことを特徴とする情報処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021108130A (ja) * 2016-10-20 2021-07-29 ワイ ソフト コーポレーション アー エスY Soft Corporation,A.S. 組み込みシステムの汎用自動試験

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