JP2014236234A - 通信システム、mme、pgw、sgwおよびプログラム - Google Patents

通信システム、mme、pgw、sgwおよびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2014236234A
JP2014236234A JP2013114461A JP2013114461A JP2014236234A JP 2014236234 A JP2014236234 A JP 2014236234A JP 2013114461 A JP2013114461 A JP 2013114461A JP 2013114461 A JP2013114461 A JP 2013114461A JP 2014236234 A JP2014236234 A JP 2014236234A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
relocation
cscf
sgw
pgw
destination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013114461A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6114994B2 (ja
Inventor
伊藤 学
Manabu Ito
学 伊藤
裕人 野一色
Hiroto Noisshiki
裕人 野一色
横田 英俊
Hidetoshi Yokota
英俊 横田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KDDI Corp
Original Assignee
KDDI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KDDI Corp filed Critical KDDI Corp
Priority to JP2013114461A priority Critical patent/JP6114994B2/ja
Publication of JP2014236234A publication Critical patent/JP2014236234A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6114994B2 publication Critical patent/JP6114994B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】いずれかの呼制御サーバ装置に不具合が生じた場合、正常なセッションに影響を与えないように、輻輳の原因となるセッションを別のゲートウェイ装置へ移設する。【解決手段】MME203は、SGW207、209、211から通知を取得した場合、正常なセッションに影響を与えない経路を抽出し、移設先のP−CSCF、移設先のPGWおよび移設先のSGWを選定し、通知を出力した移設元のSGWに選定結果を含む移設指示情報を出力し、移設元のSGWは、取得した移設指示情報に基づいて、移設元のPGWおよび移設先のSGWに対して移設指示を行ない、移設元のPGWは、移設元のSGWから移設指示を受けた場合は、移設先のPGWに対して移設指示を行ない、移設先のPGWおよびSGWは、取得した移設指示に基づいて、不具合が生じたP−CSCFに収容されていたUEを収容し、UEと移設先のP−CSCFとのセッションを確立させる。【選択図】図1

Description

本発明は、サービス制御網に含まれるいずれかの呼制御サーバ装置に不具合が生じた場合、モバイルコア網(EPC : Evolved Packet Core)内の経路制御を行なって、前記不具合が生じた呼制御サーバ装置に収容されていたユーザ端末を、前記不具合が生じた呼制御サーバ装置以外の呼制御サーバ装置に移設する技術に関する。
従来から、IMS(IP Multimedia Subsystem)による通信が行なわれている。図8は、ネットワーク構成を示す図である。ユーザ端末1は、無線アクセスシステム(LET)3に収容されている基地局(eNB)19に接続している。基地局19は、IP移動伝達ネットワーク(EPC:Evolved Packet Core)5のMME(Mobility Management Entity)9およびSGW(Serving-Gateway)11に収容される。また、EPC5は、モバイルコア網外のパケットネットワークとの接続点であり、3GPPアクセスおよび非3GPP無線アクセスを収容するPGW(Packet Data Network-Gateway)15、およびQoSおよび課金制御などを実施するPCRF(Policy and Charging Rules Function)13を含む。サービス制御網(IMS:IP Multimedia Subsystem)7は、呼制御サーバとして機能するP−CSCF(Proxy Call Session Control Function)17を含む。
このようなIMS内の呼制御サーバの一つであるP−CSCFに障害が発生した場合に備えて、障害復旧方法が提案されている(TS 23.380 5.1.2)。この復旧方法では、モバイルコア網内のゲートウェイ装置(PGW)が、P−CSCFの障害を検知し、そのP−CSCFに登録されていたすべてのユーザ端末(UE)に対して、代替のP−CSCFへ登録(IMS REGISTER)をし直す指示を行なう手順が規定されている。
3GPP TS 23.380 IMS Restoration Procedures 3GPP TS 23.401 General Packet Radio Service (GPRS) enhancements for Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN) access
しかしながら、P−CSCFサーバは、1台あたり数百万のユーザ端末を収容しているため、従来技術による障害復旧手順が実施された場合、数百万のIMS REGISTER処理に係る多量のトラヒックが、一斉にモバイルコア網のゲートウェイ装置で処理されることとなる。このようなバーストトラヒックにより、ゲートウェイ装置が輻輳状態となり、正常な通信セッションに影響を与えてしまう可能性がある。
図9は、従来の通信システムの概要を示す図である。モバイルコア網(EPC)103は、MME107、PCRF108、SGW109、111、PGW113、115を含む。サービス制御網(IMS)105は、P−CSCF117、119、121を含む。まず、PGW113が、監視対象のP−CSCF117のIPアドレスをPCRF108から取得する。そして、PGW113は、P−CSCF117に対して、定期的にメッセージを送信することによって、障害が発生したかどうかを監視する。次に、P−CSCF117に障害が発生した場合、PGW113は、障害が発生したP−CSCF117に登録されていたUE(数百万機)に対して、新しいP−CSCFリストをSGW109に送信する。同様に、PGW115は、障害が発生したP−CSCF117に登録されていたUEに対して、新しいP−CSCFリストをSGW1111に送信する。S−G109、111は、各PGWから取得した新しいP−CSCFリストをMME107に送信する。MME107は、eNB(基地局)101を介して、P−CSCF117に登録済みのUEに新しいP−CSCFリストを送信し、各UEは、新しいP−CSCF121に登録をし直す(SIP REGISTER)。
ここで、図9におけるP−CSCF119には障害は発生しておらず、UEとの間で正常なセッションが実行されている。しかし、障害が発生したP−CSCF117に登録していたUEがP−CSCF121に再登録することによって、数百万のIMS REGISTER処理に係る多量のトラヒックが、一斉にSGW109、111およびPGW113、115で処理されることとなり、バーストトラヒックが生ずることとなる。その結果、各ゲートウェイ装置が輻輳状態となり、正常な通信セッションに影響を与えてしまう可能性がある。
本発明は、このような事情に鑑みて成されたものであり、いずれかの呼制御サーバ装置に不具合が生じた場合、正常なセッションに影響を与えないように、輻輳の原因となるセッションを別のゲートウェイ装置へ移設することができる通信システム、MME、PGW、SGWおよびプログラムを提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような手段を講じた。すなわち、本発明の通信システムは、サービス制御網に含まれるいずれかの呼制御サーバ装置に不具合が生じた場合、モバイルコア網内の経路制御を行なって、前記不具合が生じた呼制御サーバ装置に収容されていたユーザ端末を、前記不具合が生じた呼制御サーバ装置以外の呼制御サーバ装置に移設する通信システムであって、モバイルコア網においてモビリティ制御を行なうモビリティ制御装置と、前記サービス制御網に含まれる呼制御サーバ装置に不具合が生じたかどうかを監視し、いずれかの呼制御サーバ装置に不具合が生じた場合、不具合が生じたことを示す通知を出力する複数の第一種ゲートウェイ装置と、いずれかの前記第一種ゲートウェイ装置から取得した前記通知を前記モビリティ制御装置に出力する複数の第二種ゲートウェイ装置と、を備え、前記モビリティ制御装置は、前記第二種ゲートウェイ装置から前記通知を取得した場合、正常なセッションに影響を与えない経路を抽出し、移設先の呼制御サーバ装置、移設先の第一種ゲートウェイ装置および移設先の第二種ゲートウェイ装置を選定し、前記通知を出力した移設元の第二種ゲートウェイ装置に前記選定結果を含む移設指示情報を出力し、前記移設元の第二種ゲートウェイ装置は、取得した前記移設指示情報に基づいて、移設元の第一種ゲートウェイ装置および移設先の第二種ゲートウェイ装置に対して移設指示を行ない、前記移設元の第一種ゲートウェイ装置は、前記移設元の第二種ゲートウェイ装置から移設指示を受けた場合は、移設先の第一種ゲートウェイ装置に対して移設指示を行ない、移設先の第一種ゲートウェイ装置および第二種ゲートウェイ装置は、取得した移設指示に基づいて、前記不具合が生じた呼制御サーバ装置に収容されていたユーザ端末を収容し、前記ユーザ端末と移設先の呼制御サーバ装置とのセッションを確立させることを特徴とする。
このように、モビリティ制御装置は、第二種ゲートウェイ装置から前記通知を取得した場合、正常なセッションに影響を与えない経路を抽出し、移設先の呼制御サーバ装置、移設先の第一種ゲートウェイ装置および移設先の第二種ゲートウェイ装置を選定し、前記通知を出力した移設元の第二種ゲートウェイ装置に選定結果を含む移設指示情報を出力し、移設元の第二種ゲートウェイ装置は、取得した移設指示情報に基づいて、移設元の第一種ゲートウェイ装置および移設先の第二種ゲートウェイ装置に対して移設指示を行ない、移設元の第一種ゲートウェイ装置は、移設元の第二種ゲートウェイ装置から移設指示を受けた場合は、移設先の第一種ゲートウェイ装置に対して移設指示を行ない、移設先の第一種ゲートウェイ装置および第二種ゲートウェイ装置は、取得した移設指示に基づいて、不具合が生じた呼制御サーバ装置に収容されていたユーザ端末を収容し、ユーザ端末と移設先の呼制御サーバ装置とのセッションを確立させるので、呼制御サーバ装置に不具合が生じた場合の復旧手順により、モバイルコア網内でバーストトラヒックが発生しても正常な通信セッションは、その影響を受けずに通信を継続することが可能となる。
(2)また、本発明の通信システムは、前記移設元の第二種ゲートウェイ装置は、取得した前記移設指示情報に基づいて、移設対象のベアラ情報を移設先の第二種ゲートウェイ装置に対してメモリコピーすることによって移設し、前記移設元の第一種ゲートウェイ装置は、前記移設元の第二種ゲートウェイ装置から移設指示を受けた場合は、移設対象のベアラ情報を移設先の第一種ゲートウェイ装置に対してメモリコピーすることによって移設することを特徴とする。
このように、移設元の第二種ゲートウェイ装置は、取得した移設指示情報に基づいて、移設対象のベアラ情報を移設先の第二種ゲートウェイ装置に対してメモリコピーすることによって移設し、移設元の第一種ゲートウェイ装置は、移設元の第二種ゲートウェイ装置から移設指示を受けた場合は、移設対象のベアラ情報を移設先の第一種ゲートウェイ装置に対してメモリコピーすることによって移設するので、従来の装置構成に大きな変更を加えることなく、各装置に移設機能を実装するだけで、本発明を容易に実施することが可能となる。
(3)また、本発明の通信システムにおいて、前記モビリティ制御装置は、前記移設先の第二種ゲートウェイ装置に対してセッション作成要求メッセージを出力すると共に、前記移設元の第二種ゲートウェイ装置に対して、セッション削除要求メッセージを出力し、前記移設元の第一種ゲートウェイ装置および前記移設元の第二種ゲートウェイ装置は、前記セッション削除要求メッセージに基づいて、従前のベアラ情報を削除する一方、前記移設先の第一種ゲートウェイ装置および前記移設先の第二種ゲートウェイ装置は、前記セッション作成要求メッセージに基づいて、前記不具合が生じた呼制御サーバ装置に収容されていたユーザ端末を収容し、前記ユーザ端末と移設先の呼制御サーバ装置とのセッションを確立させることを特徴とする。
このように、モビリティ制御装置は、移設先の第二種ゲートウェイ装置に対してセッション作成要求メッセージを出力すると共に、移設元の第二種ゲートウェイ装置に対して、セッション削除要求メッセージを出力し、移設元の第一種ゲートウェイ装置および移設元の第二種ゲートウェイ装置は、セッション削除要求メッセージに基づいて、従前のベアラ情報を削除する一方、移設先の第一種ゲートウェイ装置および移設先の第二種ゲートウェイ装置は、セッション作成要求メッセージに基づいて、不具合が生じた呼制御サーバ装置に収容されていたユーザ端末を収容し、ユーザ端末と移設先の呼制御サーバ装置とのセッションを確立させるので、従来の装置構成に大きな変更を加えることなく、各装置に移設機能を実装するだけで、本発明を容易に実施することが可能となる。
(4)また、本発明のMMEは、IMS(IP Multimedia Subsystem)に含まれるいずれかのP−CSCF(Proxy Call Session Control Function)に不具合が生じた場合、EPC(Evolved Packet Core)内の経路制御を行なって、前記不具合が生じたP−CSCFに収容されていたユーザ端末を、前記不具合が生じたP−CSCF以外のP−CSCFに移設する制御を行なうMME(Mobility Management Entity)であって、前記IMSに含まれるP−CSCFに不具合が生じたかどうかを監視し、いずれかのP−CSCFに不具合が生じた場合、不具合が生じたことを示す通知を出力するPGW(Packet Data Network-Gateway)およびいずれかの前記PGWから取得した前記通知を出力する複数のSGW(Serving-Gateway)を管理する機能と、前記SGWから前記通知を取得した場合、正常なセッションに影響を与えない経路を抽出し、移設先のP−CSCF、移設先のPGWおよび移設先のSGWを選定し、前記通知を出力した移設元のSGWに前記選定結果を含む移設指示情報を出力する機能と、を備えることを特徴とする。
このように、SGWから前記通知を取得した場合、正常なセッションに影響を与えない経路を抽出し、移設先のP−CSCF、移設先のPGWおよび移設先のSGWを選定し、前記通知を出力した移設元のSGWに選定結果を含む移設指示情報を出力するので、P−CSCFに不具合が生じた場合の復旧手順により、EPC内でバーストトラヒックが発生しても正常な通信セッションは、その影響を受けずに通信を継続することが可能となる。
(5)また、本発明のPGWは、IMS(IP Multimedia Subsystem)に含まれるいずれかのP−CSCF(Proxy Call Session Control Function)に不具合が生じた場合、EPC(Evolved Packet Core)内の経路制御を行なって、前記不具合が生じたP−CSCFに収容されていたユーザ端末を、前記不具合が生じたP−CSCF以外のP−CSCFに移設する通信システムに適用されるPGW(Packet Data Network-Gateway)であって、前記IMSに含まれるP−CSCFに不具合が生じたかどうかを監視する機能と、いずれかのP−CSCFに不具合が生じた場合、不具合が生じたことを示す通知をSGW(Serving-Gateway)に出力する機能と、前記SGWから移設指示を受けた場合は、移設先のPGWに対して移設指示を行なう機能と、移設元のPGWから移設指示を受けた場合は、前記移設指示に基づいて、前記不具合が生じたP−CSCFに収容されていたユーザ端末を収容し、前記ユーザ端末と移設先のP−CSCFとのセッションを確立させる機能と、を備えることを特徴とする。
このように、SGWから移設指示を受けた場合は、移設先のPGWに対して移設指示を行ない、移設元のPGWから移設指示を受けた場合は、移設指示に基づいて、不具合が生じたP−CSCFに収容されていたユーザ端末を収容し、ユーザ端末と移設先のP−CSCFとのセッションを確立させるので、P−CSCFに不具合が生じた場合の復旧手順により、EPC内でバーストトラヒックが発生しても正常な通信セッションは、その影響を受けずに通信を継続することが可能となる。
(6)また、本発明のSGWは、IMS(IP Multimedia Subsystem)に含まれるいずれかのP−CSCF(Proxy Call Session Control Function)に不具合が生じた場合、EPC(Evolved Packet Core)内の経路制御を行なって、前記不具合が生じたP−CSCFに収容されていたユーザ端末を、前記不具合が生じたP−CSCF以外のP−CSCFに移設する通信システムに適用されるSGW(Serving-Gateway)であって、PGW(Packet Data Network-Gateway)から、いずれかのP−CSCFに不具合が生じたことを示す通知を取得する機能と、MME(Mobility Management Entity)から、移設先のP−CSCF、移設先のPGWおよび移設先のSGWを示す情報を含む移設指示情報を取得する機能と、前記取得した前記移設指示情報に基づいて、移設元のPGWおよび移設先のSGWに対して移設指示を行なう機能と、移設元のSGWから移設指示を受けた場合は、前記移設指示に基づいて、前記不具合が生じたP−CSCFに収容されていたユーザ端末を収容し、前記ユーザ端末と移設先のP−CSCFとのセッションを確立させる機能と、を備えることを特徴とする。
このように、MMEから、移設先のP−CSCF、移設先のPGWおよび移設先のSGWを示す情報を含む移設指示情報を取得し、取得した移設指示情報に基づいて、移設元のPGWおよび移設先のSGWに対して移設指示を行ない、移設元のSGWから移設指示を受けた場合は、移設指示に基づいて、不具合が生じたP−CSCFに収容されていたユーザ端末を収容し、ユーザ端末と移設先のP−CSCFとのセッションを確立させるので、P−CSCFに不具合が生じた場合の復旧手順により、EPC内でバーストトラヒックが発生しても正常な通信セッションは、その影響を受けずに通信を継続することが可能となる。
(7)また、本発明のプログラムは、IMS(IP Multimedia Subsystem)に含まれるいずれかのP−CSCF(Proxy Call Session Control Function)に不具合が生じた場合、EPC(Evolved Packet Core)内の経路制御を行なって、前記不具合が生じたP−CSCFに収容されていたユーザ端末を、前記不具合が生じたP−CSCF以外のP−CSCFに移設する制御を行なうMME(Mobility Management Entity)のプログラムであって、前記IMSに含まれるP−CSCFに不具合が生じたかどうかを監視し、いずれかのP−CSCFに不具合が生じた場合、不具合が生じたことを示す通知を出力するPGW(Packet Data Network-Gateway)およびいずれかの前記PGWから取得した前記通知を出力する複数のSGW(Serving-Gateway)を管理する処理と、前記SGWから前記通知を取得した場合、正常なセッションに影響を与えない経路を抽出し、移設先のP−CSCF、移設先のPGWおよび移設先のSGWを選定し、前記通知を出力した移設元のSGWに前記選定結果を含む移設指示情報を出力する処理と、の一連の処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
このように、SGWから前記通知を取得した場合、正常なセッションに影響を与えない経路を抽出し、移設先のP−CSCF、移設先のPGWおよび移設先のSGWを選定し、前記通知を出力した移設元のSGWに選定結果を含む移設指示情報を出力するので、P−CSCFに不具合が生じた場合の復旧手順により、EPC内でバーストトラヒックが発生しても正常な通信セッションは、その影響を受けずに通信を継続することが可能となる。
(8)また、本発明のプログラムは、IMS(IP Multimedia Subsystem)に含まれるいずれかのP−CSCF(Proxy Call Session Control Function)に不具合が生じた場合、EPC(Evolved Packet Core)内の経路制御を行なって、前記不具合が生じたP−CSCFに収容されていたユーザ端末を、前記不具合が生じたP−CSCF以外のP−CSCFに移設する通信システムに適用されるPGW(Packet Data Network-Gateway)のプログラムであって、前記IMSに含まれるP−CSCFに不具合が生じたかどうかを監視する処理と、いずれかのP−CSCFに不具合が生じた場合、不具合が生じたことを示す通知をSGW(Serving-Gateway)に出力する処理と、前記SGWから移設指示を受けた場合は、移設先のPGWに対して移設指示を行なう処理と、移設元のPGWから移設指示を受けた場合は、前記移設指示に基づいて、前記不具合が生じたP−CSCFに収容されていたユーザ端末を収容し、前記ユーザ端末と移設先のP−CSCFとのセッションを確立させる処理と、の一連の処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
このように、SGWから移設指示を受けた場合は、移設先のPGWに対して移設指示を行ない、移設元のPGWから移設指示を受けた場合は、移設指示に基づいて、不具合が生じたP−CSCFに収容されていたユーザ端末を収容し、ユーザ端末と移設先のP−CSCFとのセッションを確立させるので、P−CSCFに不具合が生じた場合の復旧手順により、EPC内でバーストトラヒックが発生しても正常な通信セッションは、その影響を受けずに通信を継続することが可能となる。
(9)また、本発明のプログラムは、IMS(IP Multimedia Subsystem)に含まれるいずれかのP−CSCF(Proxy Call Session Control Function)に不具合が生じた場合、EPC(Evolved Packet Core)内の経路制御を行なって、前記不具合が生じたP−CSCFに収容されていたユーザ端末を、前記不具合が生じたP−CSCF以外のP−CSCFに移設する通信システムに適用されるSGW(Serving-Gateway)のプログラムであって、PGW(Packet Data Network-Gateway)から、いずれかのP−CSCFに不具合が生じたことを示す通知を取得する処理と、MME(Mobility Management Entity)から、移設先のP−CSCF、移設先のPGWおよび移設先のSGWを示す情報を含む移設指示情報を取得する処理と、前記取得した前記移設指示情報に基づいて、移設元のPGWおよび移設先のSGWに対して移設指示を行なう処理と、移設元のSGWから移設指示を受けた場合は、前記移設指示に基づいて、前記不具合が生じたP−CSCFに収容されていたユーザ端末を収容し、前記ユーザ端末と移設先のP−CSCFとのセッションを確立させる処理と、の一連の処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
このように、MMEから、移設先のP−CSCF、移設先のPGWおよび移設先のSGWを示す情報を含む移設指示情報を取得し、取得した移設指示情報に基づいて、移設元のPGWおよび移設先のSGWに対して移設指示を行ない、移設元のSGWから移設指示を受けた場合は、移設指示に基づいて、不具合が生じたP−CSCFに収容されていたユーザ端末を収容し、ユーザ端末と移設先のP−CSCFとのセッションを確立させるので、P−CSCFに不具合が生じた場合の復旧手順により、EPC内でバーストトラヒックが発生しても正常な通信セッションは、その影響を受けずに通信を継続することが可能となる。
本発明によれば、呼制御サーバ装置の不具合を復旧させる手順において、モバイルコア網内でバーストトラヒックが発生したとしても、正常な通信セッションは、その影響を受けずに通信を継続することが可能となる。
本実施形態に係る通信システムの概略を示す図である。 本実施形態に係るMME、SGWおよびPGWの概略構成を示すブロック図である。 本実施形態におけるP−CSCF障害復旧時のセッションの移設を示すシーケンスチャートである。 実施例1に係る通信システムの概略を示す図である。 実施例1におけるP−CSCF障害復旧時のセッションの移設を示すシーケンスチャートである。 実施例2に係る通信システムの概略を示す図である。 実施例2におけるP−CSCF障害復旧時のセッションの移設を示すシーケンスチャートである。 ネットワーク構成を示す図である。 従来の通信システムの概要を示す図である。
本発明の実施形態は、IMS(IP Multimedia Subsystem)サービスを提供するネットワークシステムにおいて、IMSネットワーク内の呼制御サーバ(P−CSCF)に障害が発生した際に、モバイルコア網(EPC : Evolved Packet Core)内のゲートウェイ装置、すなわち、SGW(Serving-Gateway)およびPGW(Packet Data Network-Gateway)は、収容しているベアラ情報の中から、障害が発生したP−CSCFに登録されているユーザ端末(UE)のベアラ情報を選択し、計算機リソース的に分離された別のゲートウェイ装置へ移設させる機能を備える。
図1は、本実施形態に係る通信システムの概略を示す図である。図1において、MME203、PCRF204、SGW207、209、211、PGW213、215、217により、モバイルコア網(EPC)が構成されている。サービス制御網(IMS)205は、P−CSCF219、221、223を含む。
まず、PGW213およびPGW215が、監視対象のP−CSCFのIPアドレスをPCRF204から取得する。そして、PGW213およびPGW215は、監視対象のP−CSCFに対して、定期的にメッセージを送信することによって、障害が発生したかどうかを監視する。次に、P−CSCF219に障害が発生した場合、PGW213は、障害が発生したP−CSCF219に登録されていたUE(数百万機)に対して、障害が発生したP−CSCF219を除外した新しいP−CSCFリストをSGW207に送信する。同様に、PGW215は、障害が発生したP−CSCF219に登録されていたUE(数百万機)に対して、障害が発生したP−CSCF219を除外した新しいP−CSCFリストをSGW209に送信する。
SGW207は、PGW213から取得した新しいP−CSCFリストをMME203に送信する。同様に、SGW209は、PGW215から取得した新しいP−CSCFリストをMME203に送信する。MME203は、後述するように、障害が発生したP−CSCF219に収容されていたベアラ情報を別のゲートウェイ装置に移設させる。PGW213およびPGW215は、移設先となるPGW217に移設指示を行なう。同様に、SGW207およびSGW209は、移設先となるSGW211に移設指示を行なう。
次に、MME203は、eNB(基地局)201を介して、P−CSCF219に登録済みのUEに新しいP−CSCFリストを送信し、各UEは、新しいP−CSCF223に登録をし直す(SIP REGISTER)。
図2は、本実施形態に係るMME、SGWおよびPGWの概略構成を示すブロック図である。MME301は、既存機能部311において、従来から知られている既存の機能を備える。ベアラ情報313は、UEを一意に識別するための識別情報、トンネルエンドポイントID、パケットの優先制御情報およびセキュリティ情報を含む。ベアラ情報移設制御部315は、ベアラ情報移設先判断部317の判断結果に応じて、ベアラ情報の移設を制御する。
ベアラ情報移設先判断部317は、障害が発生したP−CSCF以外のP−CSCFを抽出し、経路を選定する。この経路の選定に当たっては、ラウンドロビンによる選択、各ゲートウェイ装置のリソース・負荷状況・地理的距離を考慮した選択、事前に設定しておいた優先度に従った選択等が考えられる。また、移設指示の内容に移設対象のベアラの移設を実行する順序情報を含めてもよい。この際、ベアラ情報に含まれる優先度情報(QCIやARP)を考慮して移設する順番を決定することも考えられる。
メッセージ処理部319は、既存機能部311とベアラ情報移設制御部315から出力されるメッセージや、外部から入力されるメッセージを処理する。OFCインタフェース321は、OFC(Open Flow Controller)を制御するインタフェースとして機能する。基地局側通信インタフェース323は、eNB(基地局)との通信インタフェースとして機能する。ゲートウェイ側通信インタフェース325は、各SGWとの通信インタフェースとして機能する。
SGW303は、MME側通信インタフェース327において、MME301と通信を行なう。また、基地局側通信インタフェース331で基地局と通信を行ない、また、ゲートウェイ側通信インタフェース333でPGWと通信を行なう。メッセージ処理部329はMME301、PGW305に送信するメッセージやMME301、PGW305から受信したメッセージを処理する。ベアラ情報移設実行部335は、移設メッセージ処理部341で処理されたメッセージに基づいて、ゲートウェイ装置の移設を実行する。既存機能部337は、従来から知られているSGWの既存の機能を発揮する。メモリコピー339は、ゲートウェイ装置の移設に伴って、他のSGWに対してベアラ情報をコピーさせ、または他のSGWからベアラ情報を取得して保存する。なお、本実施形態では、図2にSGW303、307の2つを示しているが、本発明はこれに限定されるわけではない。
PGW305は、ゲートウェイ側通信インタフェース345でSGWと通信を行ない、また、IMS側通信インタフェース347でサービス制御網(IMS)と通信を行なう。また、PCRF側通信インタフェース343でPCRFと通信を行なう。メッセージ処理部349はSGW303、サービス制御網に送信するメッセージやSGW303、サービス制御網から受信したメッセージを処理する。障害監視部353は、サービス制御網のP−CSCFに定期的にメッセージを送信することによって、障害の発生を監視する。再登録要求部351は、障害が発生したP−CSCFに収容されていたUEに対して、他のP−CSCFに再登録することを要求する。ベアラ情報移設実行部335は、移設メッセージ処理部341で処理されたメッセージに基づいて、ゲートウェイ装置の移設を実行する。移設メッセージ処理部361は、SGW303から受信した移設メッセージを処理する。既存機能部355は、従来から知られているPGWの既存の機能を発揮する。メモリコピー359は、ゲートウェイ装置の移設に伴って、他のPGWに対してベアラ情報をコピーさせ、または他のPGWからベアラ情報を取得して保存する。なお、本実施形態では、図2にPGW305、309の2つを示しているが、本発明はこれに限定されるわけではない。
次に、以上のように構成された本実施形態に係る通信システムの動作について、説明する。図3は、本実施形態におけるP−CSCF障害復旧時のセッションの移設を示すシーケンスチャートである。まず、UEは、“Initial Attach”完了後、P−CSCF1に“SIP REGISTER”メッセージを送信する[1]。次に、P−CSCF1は、自身のIPアドレスをPCRFへ通知する[2]。PCRFは、P−CSCFのIPアドレスをPGW1へ通知する[3]。PGW1は、通知されたP−CSCF1のアドレスを保持し、そのP−CSCF1に対してヘルスチェック(SIP OPTIONSメッセージ送信、もしくはPing送信)による障害監視を行なう[4]。P−CSCF1は、UEへ、“SIP REGISTER”に対する“200 OK”レスポンスを返す[5]。
PGW1がP−CSCF1の障害を検知すると、そのP−CSCF1に登録されているすべてのUEに対して、P−CSCFのリスト(障害が発生したP−CSCF1を除いたもの)を送信する[6]。P−CSCFのリストは、SGW1を経由して、MMEに到達する[7]。なお、上記[1]〜[7]までの手順は、TS23.380 5.1.2に示されている手順と同様である。
MMEは、ゲートウェイ装置(SGW1、PGW1)に保持されているベアラ情報のうち、移設対象とするベアラ、移設先ゲートウェイ装置を決定し、SGW1に対して移設指示を送信する[8]。ここで、既に述べたように、移設先ゲートウェイ装置の決定方法については、ラウンドロビンによる選択、各ゲートウェイ装置のリソース・負荷状況・地理的距離を考慮した選択、事前に設定しておいた優先度に従った選択等が考えられる。また、移設指示の内容に移設対象のベアラの移設を実行する順序情報を含めてもよい。この際、ベアラ情報に含まれる優先度情報(QCIまたはARP)を考慮して移設する順番を決定することも可能である。
移設指示を受けたSGW1は、移設対象のベアラ情報を移設先のSGW3へ移設する[9]。SGW1はPGW1に対して、ベアラ情報の移設指示を送信する[10]。この移設指示は、手順[9]と非同期でもよい。移設指示を受けたPGW1は、移設対象のベアラ情報を移設先のPGW3へ移設する[11]。PGW1は、移設が完了したことをSGW1に通知する[12]。SGW1は、SGW1とPGW1の両方の移設が完了したことをMMEに通知する[13]。MMEは、移設完了の通知を受信すると、手順[7]で受信したP−CSCFのリストをUEへ送信する[14]。P−CSCFリストを受け取ったUEは、そのリスト内に自身が登録したP−CSCF1がない場合、新しいP−CSCFに対して“SIP REGISER”メッセージを送信する[15]。
実施例1では、移設元のゲートウェイ装置と移設先のゲートウェイ装置とで移設指示に基づいてメモリコピーを行なう。図4は、実施例1に係る通信システムの概略を示す図である。図4において、MME403、OFC(コントローラ)407、OFS409、PCRF423、SGW411、413、415、PGW417、419、421により、モバイルコア網(EPC)が構成されている。サービス制御網(IMS)405は、P−CSCF425、427、429を含む。
まず、PGW417およびPGW419が、監視対象のP−CSCF425のIPアドレスをPCRF423から取得する。そして、PGW417およびPGW419は、P−CSCF425に対して、定期的にメッセージを送信することによって、障害が発生したかどうかを監視する。次に、P−CSCF425に障害が発生した場合、PGW417は、障害が発生したP−CSCF425に登録されていたUE(数百万機)に対して、障害が発生したP−CSCF425を除外した新しいP−CSCFリストをSGW411に送信する。同様に、PGW419は、障害が発生したP−CSCF425に登録されていたUE(数百万機)に対して、障害が発生したP−CSCF425を除外した新しいP−CSCFリストをSGW413に送信する。
SGW411は、PGW417から取得した新しいP−CSCFリストをMME403に送信する。同様に、SGW413は、PGW419から取得した新しいP−CSCFリストをMME403に送信する。MME403は、後述するように、障害が発生したP−CSCF425に収容されていたベアラ情報を別のゲートウェイ装置に移設させる。PGW417およびPGW419は、移設先となるPGW421に移設指示を行なう。同様に、SGW411およびSGW413は、移設先となるSGW415に移設指示を行なう。この移設指示の際、メモリコピーによって、障害が発生したP−CSCF425に収容されていたベアラ情報を移設する。
次に、MME403は、OFC407に対して、OFS409のフローテーブルを更新するよう要求する。OFC407は、移設対象であるUEから送信されたメッセージがOFS409に到達したときに、そのメッセージの宛先アドレスをP−CSCF429に書き換えるように、OFS409のフローテーブルを更新する。次に、MME403は、対象となるベアラ情報の移設終了後に、eNB(基地局)401を介して、P−CSCF425に登録済みのUEに新しいP−CSCFリストを送信する。そして、各UEは、新しいP−CSCF429に登録をし直す(SIP REGISTER)。
図5は、実施例1におけるP−CSCF障害復旧時のセッションの移設を示すシーケンスチャートである。実施例1では、ベアラ情報の移設方法としてメモリコピーを用い、移設に応じてユーザ端末とSGW間の通信経路を変更するために、OpenFlow Switch(OFS)とOpen Flow Controller(OFC)を導入する。また、実施例1では、PGW1がP−CSCF1に障害が発生したことを検知し、その旨を、SGW1を介してMMEに通知した段階から説明する。P−CSCFのリストを受信したMMEは、ゲートウェイ装置(SGW1、PGW1)に保持されているベアラ情報のうち、移設対象とするベアラ、移設先ゲートウェイ装置を決定し、SGW1に対して移設指示を送信する[1]。移設指示を受けたSGW1は、移設対象のベアラ情報を移設先のSGW3へメモリコピーすることで移設する[2]。SGW1は、PGW1に対して、ベアラ情報の移設指示を送信する[3]。この移設指示は、手順[2]と非同期でもよい。
移設指示を受けたPGW1は、移設対象のベアラ情報を移設先のPGW3へメモリコピーすることで移設する[4]。PGW1は、移設が完了したことをSGW1に通知する[5]。SGW1は、SGW1とPGW1の両方の移設が完了したことをMMEに通知する[6]。MMEは、移設完了の通知を受信すると、OFC(Open Flow Controller)に対してOFS(Open Flow Switch)のフローテーブルの更新要求を送信する[7]。OFCは、OFSのフローテーブルを更新する[8]。OFCは、MMEへフローテーブル更新応答を返す[9]。MMEは、P−CSCFのリストをUEへ送信する[10]。P−CSCFリストを受け取ったUEは、そのリスト内に自身が登録したP−CSCFがない場合、新しいP−CSCFに対して“SIP REGISER”メッセージを送信する[11]。UEから送信されたパケットは、eNBでSGW1宛にカプセル化されて送信されるが、OFSで、宛先IPアドレスをSGW1からSGW2へ書き換えることで、SGW3へ到達する[13]。
実施例2では、ベアラ情報の移設方法として、端末のハンドオーバの際に用いられるメッセージを導入する。図6は、実施例2に係る通信システムの概略を示す図である。図6において、MME503、PCRF519、SGW507、509、511、PGW513、515、517により、モバイルコア網(EPC)が構成されている。サービス制御網(IMS)505は、P−CSCF521、523、525を含む。
まず、PGW513およびPGW515が、監視対象のP−CSCF521のIPアドレスをPCRF519から取得する。そして、PGW513およびPGW515は、P−CSCF521に対して、定期的にメッセージを送信することによって、障害が発生したかどうかを監視する。次に、P−CSCF521に障害が発生した場合、PGW513は、障害が発生したP−CSCF521に登録されていたUE(数百万機)に対して、障害が発生したP−CSCF521を除外した新しいP−CSCFリストをSGW507に送信する。同様に、PGW515は、障害が発生したP−CSCF521に登録されていたUE(数百万機)に対して、障害が発生したP−CSCF521を除外した新しいP−CSCFリストをSGW509に送信する。
SGW507は、PGW513から取得した新しいP−CSCFリストをMME503に送信する。同様に、SGW509は、PGW515から取得した新しいP−CSCFリストをMME503に送信する。MME503は、後述するように、障害が発生したP−CSCF425に収容されていたベアラ情報を別のゲートウェイ装置に移設させる。その際、MME503は、移設先のSGW511に新規にベアラを作成する指示を与える。そして、SGW511は、PGW517に新規にベアラを作成する指示を与える。また、MME503は、SGW507とSGW509に対して、古いベアラ情報の削除を指示する。SGW507は、PGW513に対して、古いベアラ情報の削除を指示し、SGW509は、PGW515に対して、古いベアラ情報の削除を指示する。
MME503は、ベアラのハンドオーバ後に、新しいP−CSCFリストをeNB(基地局)501に送信する。また、この時、SGWが変更になったことを合わせてeNB(基地局)501に通知する。そして、各UEは、新しいP−CSCF525に登録をし直す(SIP REGISTER)。
図7は、実施例2におけるP−CSCF障害復旧時のセッションの移設を示すシーケンスチャートである。実施例2では、実施例1と同様に、PGW1がP−CSCF1に障害が発生したことを検知し、その旨を、SGW1を介してMMEに通知した段階から説明する。P−CSCFのリストを受信したMMEは、ゲートウェイ装置(SGW1、PGW1)に保持されているベアラ情報のうち、移設対象とするベアラ、移設先ゲートウェイ装置を決定し、移設先のSGW3に対してセッション作成要求メッセージを送信する[1]。SGW3は、PGW3に対してセッション作成要求メッセージを送信する[2]。PGW3はSGW3へ応答メッセージを送信する[3]。SGW3は、MMEへ応答メッセージを送信する[4]。MMEは、移設元のゲートウェイ装置(SGW1、PGW1)からUEのセッション情報を削除するために、セッション削除要求メッセージを送信する[5]。SGW1は、PGW1へセッション削除要求メッセージを送信する[6]。PGW1は、SGW1へ応答メッセージを送信する[7]。SGW1は、MMEへ応答メッセージを送信する[8]。MMEは、P−CSCFのリストをUEへ送信する。この際、SGWが変更になったことも通知する[9]。P−CSCFリストを受け取ったUEは、そのリスト内に自身が登録したP−CSCFがない場合、新しいP−CSCFに対して“SIP REGISER”メッセージを送信する[10]。
以上説明したように、本実施形態によれば、P−CSCFにの不具合を復旧させる手順において、モバイルコア網(EPC)内でバーストトラヒックが発生したとしても、正常な通信セッションは、その影響を受けずに通信を継続することが可能となる。
204、423、519 PCRF
301 MME
303 SGW
305 PGW
307 SGW
309 PGW
311 既存機能部
313 ベアラ情報
315 ベアラ情報移設制御部
317 ベアラ情報移設先判断部
319 メッセージ処理部
321 OFCインタフェース
323 基地局側通信インタフェース
325 ゲートウェイ側通信インタフェース
327 MME側通信インタフェース
329 メッセージ処理部
331 基地局側通信インタフェース
333 ゲートウェイ側通信インタフェース
335 ベアラ情報移設実行部
337 既存機能部
339 メモリコピー
341 移設メッセージ処理部
343 PCRF側通信インタフェース
345 ゲートウェイ側通信インタフェース
347 IMS側通信インタフェース
349 メッセージ処理部
351 再登録要求部
353 障害監視部
355 既存機能部
359 メモリコピー
361 移設メッセージ処理部
401、501 eNB(基地局)
403、503 MME
405、505 PDN(IMS)
407 OFC
409 OFS
411、413、415、507、509、511 SGW
417、419、421、513、515、517 PGW
425、427、429、521、523、525 P−CSCF

Claims (9)

  1. サービス制御網に含まれるいずれかの呼制御サーバ装置に不具合が生じた場合、モバイルコア網内の経路制御を行なって、前記不具合が生じた呼制御サーバ装置に収容されていたユーザ端末を、前記不具合が生じた呼制御サーバ装置以外の呼制御サーバ装置に移設する通信システムであって、
    モバイルコア網においてモビリティ制御を行なうモビリティ制御装置と、
    前記サービス制御網に含まれる呼制御サーバ装置に不具合が生じたかどうかを監視し、いずれかの呼制御サーバ装置に不具合が生じた場合、不具合が生じたことを示す通知を出力する複数の第一種ゲートウェイ装置と、
    いずれかの前記第一種ゲートウェイ装置から取得した前記通知を前記モビリティ制御装置に出力する複数の第二種ゲートウェイ装置と、を備え、
    前記モビリティ制御装置は、前記第二種ゲートウェイ装置から前記通知を取得した場合、正常なセッションに影響を与えない経路を抽出し、移設先の呼制御サーバ装置、移設先の第一種ゲートウェイ装置および移設先の第二種ゲートウェイ装置を選定し、前記通知を出力した移設元の第二種ゲートウェイ装置に前記選定結果を含む移設指示情報を出力し、
    前記移設元の第二種ゲートウェイ装置は、取得した前記移設指示情報に基づいて、移設元の第一種ゲートウェイ装置および移設先の第二種ゲートウェイ装置に対して移設指示を行ない、
    前記移設元の第一種ゲートウェイ装置は、前記移設元の第二種ゲートウェイ装置から移設指示を受けた場合は、移設先の第一種ゲートウェイ装置に対して移設指示を行ない、
    移設先の第一種ゲートウェイ装置および第二種ゲートウェイ装置は、取得した移設指示に基づいて、前記不具合が生じた呼制御サーバ装置に収容されていたユーザ端末を収容し、前記ユーザ端末と移設先の呼制御サーバ装置とのセッションを確立させることを特徴とする通信システム。
  2. 前記移設元の第二種ゲートウェイ装置は、取得した前記移設指示情報に基づいて、移設対象のベアラ情報を移設先の第二種ゲートウェイ装置に対してメモリコピーすることによって移設し、
    前記移設元の第一種ゲートウェイ装置は、前記移設元の第二種ゲートウェイ装置から移設指示を受けた場合は、移設対象のベアラ情報を移設先の第一種ゲートウェイ装置に対してメモリコピーすることによって移設することを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  3. 前記モビリティ制御装置は、前記移設先の第二種ゲートウェイ装置に対してセッション作成要求メッセージを出力すると共に、前記移設元の第二種ゲートウェイ装置に対して、セッション削除要求メッセージを出力し、
    前記移設元の第一種ゲートウェイ装置および前記移設元の第二種ゲートウェイ装置は、前記セッション削除要求メッセージに基づいて、従前のベアラ情報を削除する一方、前記移設先の第一種ゲートウェイ装置および前記移設先の第二種ゲートウェイ装置は、前記セッション作成要求メッセージに基づいて、前記不具合が生じた呼制御サーバ装置に収容されていたユーザ端末を収容し、前記ユーザ端末と移設先の呼制御サーバ装置とのセッションを確立させることを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  4. IMS(IP Multimedia Subsystem)に含まれるいずれかのP−CSCF(Proxy Call Session Control Function)に不具合が生じた場合、EPC(Evolved Packet Core)内の経路制御を行なって、前記不具合が生じたP−CSCFに収容されていたユーザ端末を、前記不具合が生じたP−CSCF以外のP−CSCFに移設する制御を行なうMME(Mobility Management Entity)であって、
    前記IMSに含まれるP−CSCFに不具合が生じたかどうかを監視し、いずれかのP−CSCFに不具合が生じた場合、不具合が生じたことを示す通知を出力するPGW(Packet Data Network-Gateway)およびいずれかの前記PGWから取得した前記通知を出力する複数のSGW(Serving-Gateway)を管理する機能と、
    前記SGWから前記通知を取得した場合、正常なセッションに影響を与えない経路を抽出し、移設先のP−CSCF、移設先のPGWおよび移設先のSGWを選定し、前記通知を出力した移設元のSGWに前記選定結果を含む移設指示情報を出力する機能と、を備えることを特徴とするMME。
  5. IMS(IP Multimedia Subsystem)に含まれるいずれかのP−CSCF(Proxy Call Session Control Function)に不具合が生じた場合、EPC(Evolved Packet Core)内の経路制御を行なって、前記不具合が生じたP−CSCFに収容されていたユーザ端末を、前記不具合が生じたP−CSCF以外のP−CSCFに移設する通信システムに適用されるPGW(Packet Data Network-Gateway)であって、
    前記IMSに含まれるP−CSCFに不具合が生じたかどうかを監視する機能と、
    いずれかのP−CSCFに不具合が生じた場合、不具合が生じたことを示す通知をSGW(Serving-Gateway)に出力する機能と、
    前記SGWから移設指示を受けた場合は、移設先のPGWに対して移設指示を行なう機能と、
    移設元のPGWから移設指示を受けた場合は、前記移設指示に基づいて、前記不具合が生じたP−CSCFに収容されていたユーザ端末を収容し、前記ユーザ端末と移設先のP−CSCFとのセッションを確立させる機能と、を備えることを特徴とするPGW。
  6. IMS(IP Multimedia Subsystem)に含まれるいずれかのP−CSCF(Proxy Call Session Control Function)に不具合が生じた場合、EPC(Evolved Packet Core)内の経路制御を行なって、前記不具合が生じたP−CSCFに収容されていたユーザ端末を、前記不具合が生じたP−CSCF以外のP−CSCFに移設する通信システムに適用されるSGW(Serving-Gateway)であって、
    PGW(Packet Data Network-Gateway)から、いずれかのP−CSCFに不具合が生じたことを示す通知を取得する機能と、
    MME(Mobility Management Entity)から、移設先のP−CSCF、移設先のPGWおよび移設先のSGWを示す情報を含む移設指示情報を取得する機能と、
    前記取得した前記移設指示情報に基づいて、移設元のPGWおよび移設先のSGWに対して移設指示を行なう機能と、
    移設元のSGWから移設指示を受けた場合は、前記移設指示に基づいて、前記不具合が生じたP−CSCFに収容されていたユーザ端末を収容し、前記ユーザ端末と移設先のP−CSCFとのセッションを確立させる機能と、を備えることを特徴とするSGW。
  7. IMS(IP Multimedia Subsystem)に含まれるいずれかのP−CSCF(Proxy Call Session Control Function)に不具合が生じた場合、EPC(Evolved Packet Core)内の経路制御を行なって、前記不具合が生じたP−CSCFに収容されていたユーザ端末を、前記不具合が生じたP−CSCF以外のP−CSCFに移設する制御を行なうMME(Mobility Management Entity)のプログラムであって、
    前記IMSに含まれるP−CSCFに不具合が生じたかどうかを監視し、いずれかのP−CSCFに不具合が生じた場合、不具合が生じたことを示す通知を出力するPGW(Packet Data Network-Gateway)およびいずれかの前記PGWから取得した前記通知を出力する複数のSGW(Serving-Gateway)を管理する処理と、
    前記SGWから前記通知を取得した場合、正常なセッションに影響を与えない経路を抽出し、移設先のP−CSCF、移設先のPGWおよび移設先のSGWを選定し、前記通知を出力した移設元のSGWに前記選定結果を含む移設指示情報を出力する処理と、の一連の処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  8. IMS(IP Multimedia Subsystem)に含まれるいずれかのP−CSCF(Proxy Call Session Control Function)に不具合が生じた場合、EPC(Evolved Packet Core)内の経路制御を行なって、前記不具合が生じたP−CSCFに収容されていたユーザ端末を、前記不具合が生じたP−CSCF以外のP−CSCFに移設する通信システムに適用されるPGW(Packet Data Network-Gateway)のプログラムであって、
    前記IMSに含まれるP−CSCFに不具合が生じたかどうかを監視する処理と、
    いずれかのP−CSCFに不具合が生じた場合、不具合が生じたことを示す通知をSGW(Serving-Gateway)に出力する処理と、
    前記SGWから移設指示を受けた場合は、移設先のPGWに対して移設指示を行なう処理と、
    移設元のPGWから移設指示を受けた場合は、前記移設指示に基づいて、前記不具合が生じたP−CSCFに収容されていたユーザ端末を収容し、前記ユーザ端末と移設先のP−CSCFとのセッションを確立させる処理と、の一連の処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  9. IMS(IP Multimedia Subsystem)に含まれるいずれかのP−CSCF(Proxy Call Session Control Function)に不具合が生じた場合、EPC(Evolved Packet Core)内の経路制御を行なって、前記不具合が生じたP−CSCFに収容されていたユーザ端末を、前記不具合が生じたP−CSCF以外のP−CSCFに移設する通信システムに適用されるSGW(Serving-Gateway)のプログラムであって、
    PGW(Packet Data Network-Gateway)から、いずれかのP−CSCFに不具合が生じたことを示す通知を取得する処理と、
    MME(Mobility Management Entity)から、移設先のP−CSCF、移設先のPGWおよび移設先のSGWを示す情報を含む移設指示情報を取得する処理と、
    前記取得した前記移設指示情報に基づいて、移設元のPGWおよび移設先のSGWに対して移設指示を行なう処理と、
    移設元のSGWから移設指示を受けた場合は、前記移設指示に基づいて、前記不具合が生じたP−CSCFに収容されていたユーザ端末を収容し、前記ユーザ端末と移設先のP−CSCFとのセッションを確立させる処理と、の一連の処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。

JP2013114461A 2013-05-30 2013-05-30 通信システム、mme、pgw、sgwおよびプログラム Expired - Fee Related JP6114994B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013114461A JP6114994B2 (ja) 2013-05-30 2013-05-30 通信システム、mme、pgw、sgwおよびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013114461A JP6114994B2 (ja) 2013-05-30 2013-05-30 通信システム、mme、pgw、sgwおよびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014236234A true JP2014236234A (ja) 2014-12-15
JP6114994B2 JP6114994B2 (ja) 2017-04-19

Family

ID=52138673

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013114461A Expired - Fee Related JP6114994B2 (ja) 2013-05-30 2013-05-30 通信システム、mme、pgw、sgwおよびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6114994B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108353245A (zh) * 2015-11-27 2018-07-31 华为技术有限公司 一种信息内容传输方法和装置
US10666551B2 (en) 2016-02-23 2020-05-26 Ntt Docomo, Inc. Control node and path control system
WO2022044546A1 (ja) * 2020-08-27 2022-03-03 ソニーグループ株式会社 通信システムおよびその障害復旧方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130044608A1 (en) * 2011-11-03 2013-02-21 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Node and method for signalling in a proxy mobile internet protocol based network

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130044608A1 (en) * 2011-11-03 2013-02-21 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Node and method for signalling in a proxy mobile internet protocol based network

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6016047999; NEC, NTT DOCOMO: 'P-CSCF failure recovery over the PMIP based S5 interface [online]' 3GPP TSG CT WG3 Meeting #67 C3-111719, 3GPP TSG CT WG4 Meeting #55 C4-112699 , 20111104 *

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108353245A (zh) * 2015-11-27 2018-07-31 华为技术有限公司 一种信息内容传输方法和装置
US10666551B2 (en) 2016-02-23 2020-05-26 Ntt Docomo, Inc. Control node and path control system
WO2022044546A1 (ja) * 2020-08-27 2022-03-03 ソニーグループ株式会社 通信システムおよびその障害復旧方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6114994B2 (ja) 2017-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20180294994A1 (en) Method, device, and system for controlling tunnel identifier allocation
JP6007974B2 (ja) 通信システム及び経路制御方法
CN106576228B (zh) 演进分组核心(epc)中的平滑ue转移
US20190166634A1 (en) Communication control method, and related network element
US20130083650A1 (en) Method for handling failure of a mme in a lte/epc network
CN109076419B (zh) 无线网络中的锚移动性
CN109257787A (zh) 用于重定位和恢复通过故障服务网关的连接及业务卸载的方法和设备
JP2011211710A (ja) ステートフルな(通信状態を維持する)地理的冗長性を有するモビリティ管理エンティティ(mme)の効率的な配備
JP2010063022A (ja) アクセスゲートウェイ装置の制御方法及び通信システム
WO2016101575A1 (zh) 一种语音业务切换方法及设备
WO2013156061A1 (en) Failure handling within a network implementing srvcc
JP6114994B2 (ja) 通信システム、mme、pgw、sgwおよびプログラム
JP6722305B2 (ja) S8hrにおけるモビリティについての合法的傍受のためのims関連情報の転送
US10225191B2 (en) Service packet distribution method and apparatus
JP2018523381A (ja) Sgwが故障した通信状態の回復方法及びシステム、mme、sgw
US8913505B2 (en) PMIPv6 MAG restoration
US9979633B2 (en) Method of control by anticipation of the data streams by an SDN network in case of failure of a router
KR102133661B1 (ko) Ue 컨텍스트의 중앙 노드 관리
JP6372270B2 (ja) 通信システム、ゲートウェイ及びリスト情報送信方法
US11012931B2 (en) Methods, systems, and computer readable media for enhanced signaling gateway (SGW) status detection and selection for emergency calls
KR102273762B1 (ko) VoLTE(Voice over Long Term Evolution) 시스템 및 그 제어방법과 및 이 시스템에 포함되는 PGW(PDN Gateway) 및 CSCF(Call Session Control Function)과 그 제어방법
KR101609956B1 (ko) Lte 시스템, 이동성 관리장치 및 그 장애 복구방법
JP7261759B2 (ja) 移動通信ネットワークにおけるプレーン間の死活監視方法、pgw-c及びプログラム
JP5770568B2 (ja) サービス管理ノード、通信サービス提供システム、通信サービス提供方法
JP7085518B2 (ja) 制御装置と被制御装置とが接続されたシステムにおける被制御装置の障害復旧方法及びシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160203

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170117

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170303

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6114994

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees