JP2014235982A - 回路遮断器 - Google Patents

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Shinji Takayama
晋治 高山
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Abstract

【課題】短絡発生時の開極速度を速めた回路遮断器を提供する。【解決手段】回路遮断器は、固定接点7が設けられた固定接点板20と、可動接点8が設けられた可動接点アーム22と、トリップ機構を備える。トリップ機構は、固定接点板20が一端に接続されたコイル18を備え、コイル18に短絡電流が流れると、可動接点アーム22を駆動して接点部6(可動接点8及び固定接点7)を開極させる。固定接点板20及び可動接点アーム22は、接点部6のオン状態で、固定接点板20の一部と可動接点アーム22の一部とが並べて配置されるように構成されている。固定接点板20は、コイル18の一端18aにおいて可動接点8と反対側の部位に接続されており、可動接点8と同じ側に接続された場合に比べて固定接点板20と可動接点アーム22とが並べて配置される部分の長さが長くなり、両者の間に発生するローレンツ力を高めることで、開極速度を速めている。【選択図】図1

Description

本発明は、回路遮断器に関するものである。
従来の回路遮断器として例えば特許文献1に開示されるものがあった。
特許文献1に開示された回路遮断器は、固定接点及び可動接点からなる接点部と、オン/オフ操作に応じて接点部を開閉させるリンク機構と、異常電流を検知するとリンク機構を駆動して接点部を強制的にオフさせるトリップ機構と、消弧装置とを備える。固定接点は、器体内の所定位置に固定された固定接点板に固着されている。可動接点は、器体内に回転自在に支持された可動接点アームに固着されている。
この回路遮断器はトリップ機構として電磁釈放機構部を備えている。電磁釈放機構部は、固定接点板に一端が接続されたコイルを備え、このコイルに短絡電流が流れると、リンク機構を駆動して可動接点アームを固定接点から離れる方向へ回転させることによって、可動接点を固定接点から強制的にオフさせている。
特許第4769263号公報
この種の回路遮断器では、オン状態で短絡が発生した場合に、できるだけ速くアーク電圧を上昇させることが要求されており、そのためには、接点部の開極速度を速める必要があった。
本発明は上記課題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、短絡発生時の開極速度を速めた回路遮断器を提供することにある。
本発明の回路遮断器は、固定接点が設けられた固定接点板と、可動接点が設けられて前記可動接点を前記固定接点と接触又は開離させる可動接触子と、前記固定接点板が巻線の一端に接続されたコイルを備え前記コイルに短絡電流が流れると前記可動接触子を駆動して前記可動接点を前記固定接点から強制的に開極させるトリップ機構とを備え、前記可動接点が前記固定接点と接触している状態で、前記固定接点板の一部と前記可動接触子の一部とが並べて配置されるように、前記固定接点板及び前記可動接触子が構成されており、前記固定接点板は、前記巻線の一端において前記可動接点と反対側の部位に接続されたことを特徴とする。
この回路遮断器において、前記固定接点板には、前記巻線に固定された部位と前記固定接点が設けられた部位との間に、前記巻線に固定された部位から前記固定接点と反対側に突出する突出部が設けられることも好ましい。
この回路遮断器において、前記固定接点板が接続された前記巻線の一端には、前記可動接点が前記固定接点と接触している状態で前記可動接触子の一部と並べて配置される前記固定接点板の一部に前記可動接触子と反対側から接触する補強部が設けられることも好ましい。
この回路遮断器において、前記補強部が前記コイルの前記巻線と同じ材料で形成されることも好ましい。
この回路遮断器において、前記コイルの前記巻線と前記固定接点板とはかしめによって接続されるように構成されることも好ましい。
本発明によれば、巻線の一端において可動接点と反対側の部位に固定接点板が接続されているので、可動接点に近い側に固定接点板が接続された場合に比べ、閉極状態で固定接点板の一部と可動接触子の一部とが並べて配置される部分の長さを長くとることができる。固定接点と可動接点とが接触している状態で、並べて配置される固定接点板の一部と可動接触子の一部には逆向きの電流が流れており、この部分の長さを長くすることで、固定接点板の一部と可動接触子の一部の間に働くローレンツ力を高めることができる。それによって短絡電流が流れた際に可動接点が固定接点から離れる方向へトリップ機構が可動接触子を駆動する速度が速まるから、固定接点と可動接点とが開極する速度を速めることができ、アーク電圧をできるだけ速く上昇させることができる。
本実施形態の回路遮断器における接点部の説明図である。 同上のオフ状態を示し、カバーを外した状態の正面図である。 同上のオフ状態を示し、カバーを外した状態の斜視図である。 同上のオン状態を示し、カバーを外した状態の正面図である。 同上のトリップ直後の状態を示し、カバーを外した状態の正面図である。 同上を示し、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)は上面図である。 同上における接点部の他の形態を示す説明図である。 (a)(b)は同上における接点部のまた別の形態を示す説明図である。 同上における接点部のさらに別の形態を示す説明図である。 従来の回路遮断器における接点部の説明図である。
本発明に係る回路遮断器の実施形態を図1〜図10に基づいて説明する。なお、以下の説明では特に断りがないかぎり、図2に示す向きにおいて上下左右の方向を規定し、図2の紙面と垂直な方向を前後方向として説明を行う。この方向は説明の便宜上定義するものであり、使用状態における方向を限定するものではない。
本実施形態の回路遮断器は、図2、図3及び図6に示すように、ボディ2及びカバー3からなる器体1と、端子装置4A,4Bと、固定接点7及び可動接点8からなる接点部6と、開閉機構9と、電磁釈放機構部11(トリップ機構)を備える。また、本実施形態の回路遮断器は、上記の構成に加えて、熱動釈放機構部12と、接点部6が開極又は閉極する際に発生するアークを消弧する消弧装置13と、表示部材15を備えている。
ボディ2及びカバー3は、それぞれ、絶縁性を有する合成樹脂により、幅方向の一面が開口した略箱状に形成されている(図1、図3及び図6参照)。ボディ2とカバー3とは、互いの開口部を合わせ、ボディ2の内面に設けたボス2dをカバー3の側壁に設けた貫通孔に挿入した状態で、ボディ2の左右両側壁に設けた係止爪2cをカバー3の左右両側壁に設けた係止孔3aに係止させる。そして、カバー3の貫通孔から外側に露出するボス2dの先端部分に熱を加えて変形させることで、ボディ2とカバー3とが互いに結合されている。
端子装置4Aは、図2及び図3に示すように、端子板5Aと端子金具16と端子ねじ17とを備え、負荷からの電線(図示せず)が接続される。端子板5Aは、金属板をU字形に折り曲げて形成されており、器体1の内部に固定されている。端子金具16は金属板を折り曲げて角筒状に形成されており、端子板5Aの下側片を筒内に挿入させた状態で、器体1の内部に上下方向において移動自在に取り付けられている。端子ねじ17は、端子板5Aの上側片に設けられた貫通孔を通して、端子金具16の上側片に設けられたねじ孔(図示せず)にねじ込まれている。器体1の側面1aに設けられた開口を通して、端子金具16の下側片と端子板5Aの下側片との間に電線が挿入された状態で端子ねじ17をねじ込むと、端子金具16が上側に移動し、端子金具16の下側片と端子板5Aの下側片との間で電線が保持される。尚、端子装置4Aの端子板5Aには、電磁釈放機構部11を構成するコイル18の巻線の端部18aが例えば溶接により固着される。
端子装置4Bは、端子板5Bと端子金具16と固定ねじ17とを備え、外部電源からの電線(図示せず)が接続される。端子装置4Bは、端子装置4Aと同様の構成を有しているのでその説明は省略する。端子装置4Bの端子板5Bには編組線23aの一端が固着されており、この編組線23aの他端はバイメタル板19に固着されている。
固定接点7は、器体1内部の所定位置に固定される固定接点板20に設けられている。固定接点板20は、図1及び図2に示すように、金属の帯板に曲げ加工を施すことによって形成されている。固定接点板20は、一面に固定接点7が固着された中央片20aと、中央片20aの上端から固定接点7が設けられた側と反対側に向かって直角に折り曲げられた取付片20bとを一体に備え、中央片20aの下端側は取付片20bと同じ向きに折り曲げられている。この固定接点板20は、コイル18の端部18aの上面に、取付片20bの下面を当接させた状態で例えば溶接により接合されている。
可動接点8は、所定の厚みを有する金属板に抜き加工などの加工を施して形成された可動接点アーム22(可動接触子)の一端部に設けられている。この可動接点アーム22は、器体1の内壁に設けたガイド溝2b(図2参照)に沿って移動自在に取り付けられる第2回転軸21に対して他端側が回転自在に支持されており、可動接点アーム22の中間部には編組線23bの一端側が固着されている。編組線23bの他端側はバイメタル板19の中間位置に固着されており、端子板5B−編組線23a−バイメタル板19−編組線23b−可動接点アーム22−可動接点8−固定接点7−固定接点板20−コイル18−端子板5Aの経路で電路が形成されている。本実施形態では可動接点8が可動接点アーム22と一体に形成されているが、可動接点8と可動接点アーム22とを別々の部材として、別部材で形成された可動接点8を可動接点アーム22に固着してもよい。
開閉機構9は、ハンドル10と、スラストバー27と、支持部材26と、ラッチ部材30と、ストップバー31と、接圧ばね32と、ラッチ用ばね33とを備え、ハンドル10の操作に応じて接点部6をオン又はオフさせる。
ハンドル10は合成樹脂の成形品からなり、ボディ2の上壁に設けた窓孔2aから操作摘み10aを外部に突出させた状態で、ボディ2に設けたハンドル軸24を中心に回転自在に支持されている。
支持部材26は、所定の厚みを有する金属板に抜き加工などの加工を施して形成されており、器体1に設けた第1回転軸25に中間部が回転自在に支持されている。
スラストバー27は、丸棒状の金属棒の両端部を一方向に折り曲げることによってU字形に形成されている。スラストバー27の一端側の軸部は、ハンドル10に設けた軸孔10bに回転自在に挿入され、スラストバー27の他端側の軸部は、支持部材26の一端側に設けられた係止部26aと係止する。
ラッチ部材30は、所定の厚みを有する金属板に抜き加工などの加工を施して形成されている。ラッチ部材30の中央部は支持部材26とともに第1回転軸25に回転自在に支持されている。ラッチ部材30の一端側に設けたL字形の爪片28と、上述の係止部26aとの間に、スラストバー27の端部を係止するための閉空間が形成され、ラッチ部材30の他端側には第2回転軸21が挿入される長孔状のリンク孔29が形成されている。
ストップバー31は、丸棒状の金属棒の両端部を一方向に折り曲げることによってU字形に形成されている。ストップバー31の一端側の軸部は、ハンドル10に円周方向に沿って設けられたガイド溝10cに挿入され、ストップバー31の他端側の軸部は、支持部材26に設けたL字形の係止部26bに係止されている。
接圧ばね32は、両端部が互いに逆方向に突出する捩りコイルばねからなり、中央の孔に第1回転軸25が挿入されている。接圧ばね32の一端部は、ボディ2に設けたばね受け突起(図示せず)に当接し、接圧ばね32の他端部は、可動接点アーム22において第2回転軸21に対して可動接点8が設けられた一端側と反対側の端部に設けられたばね受け片22aに当接する。接圧ばね32がばね受け片22aを図2中の右側へ押すことで、第2回転軸21を中心に可動接点アーム22を時計回りに回転させるような弾性力が可動接点アーム22に付与され、接点部6に接圧が与えられる。また、接圧ばね32は、可動接点アーム22に連結された支持部材26を第1回転軸25の周りに反時計回りに回転させるような弾性力を支持部材26に付与する。
ラッチ用ばね33は捩りコイルばねからなり、中央の孔に第1回転軸25が挿入されている。ラッチ用ばね33の一端部は表示部材15に当接し、ラッチ用ばね33の他端部はラッチ部材30に当接する。ラッチ用ばね33は、爪片28係止部26aに近づき、且つ、爪片28と係止部26aとで囲まれる空間(つまりスラストバー27の軸部が挿入される空間)を閉空間とする方向へラッチ部材30を回転させるような弾性力をラッチ部材30に付与する。また、ラッチ用ばね33は、表示部材15を第1回転軸25の回りに反時計回りに回転させる方向の弾性力を表示部材15に付与する。
なおハンドル10には、ハンドル10をオフ方向(図2における反時計回り方向)に回転させる弾性力を付与する復帰ばね(図示せず)と、ストップバー31の軸部をガイド溝10c内で右側へ移動させる方向の弾性力を付与するリンクばね34とが設けられている。
表示部材15は合成樹脂の成型品からなり、ボディ2の上面に開口する表示窓14内で、接点部6の状態(オン状態、オフ状態、トリップ状態の何れか)を表示するために用いられる。
電磁釈放機構部11は、コイル18とオイルプランジャ37とヨーク39を備え、短絡電流のような異常電流を検知すると接点部6を強制的に開極させる。コイル18は平角線をコイル状に巻いて形成される。オイルプランジャ37は、絶縁性を有する合成樹脂により円筒状に形成されたケースを備え、このケースの外周に沿ってコイル18が配置されている。オイルプランジャ37のケース内部には、磁性材料からなる固定鉄心が配置されている。また、ケースの内部には、磁性材料からなる可動鉄芯(図示せず)が、軸方向に沿ってスライド移動自在に配置されており、可動鉄心に結合された押圧ピン38がオイルプランジャ37の一端面(ラッチ部材30と対向する面)から外側に突出している。なお、可動鉄心には、図示しない復帰ばねによって、固定鉄心から離れる方向の弾性力が加えられており、可動鉄心の移動に伴い、押圧ピン38はラッチ部材30から離れる方向(図2中の左側)へ移動している。ヨーク39は磁性材料によって前後の両側面が開口した筒状に形成されており、コイル18の周りを囲むように配置されて磁路を形成する。
而して電磁釈放機構部11では、コイル18に電流が流れていない状態(初期状態)において、復帰ばねの弾性力によって可動鉄芯に連結された押圧ピン38が左端の位置に移動している。一方、端子装置4A,4B間に電流が流れて、コイル18に通電されると、固定鉄芯−ヨーク39−可動鉄芯を通過する磁路の磁気抵抗を小さくするように可動鉄芯と固定鉄芯との間で磁気吸引力が作用する。そして、コイル18に流れる電流が短絡電流等の過大な電流である場合には、復帰ばねの弾性力に抗して可動鉄芯が固定鉄芯側へ移動することになる。このとき、可動鉄芯に連結された押圧ピン38が図2中の右方向へ突出し、押圧ピン38の先端部でラッチ部材30が右側へ押圧されて、開閉機構9によるトリップ動作が行われる。トリップ動作が行われて接点部6が強制開極されると、コイル18に流れる電流が減少して可動鉄芯に作用する吸引力が低下するため、復帰ばねの弾性力によって可動鉄芯が初期位置に移動し、押圧ピン38が左端の初期位置まで後退する。
熱動釈放機構部12は、過負荷電流のような異常電流を検知すると接点部6を強制的に開極させるものである。熱動釈放機構部12を構成するバイメタル板19としては、自己発熱によって湾曲する形式の直熱型や、板状のヒータが積層されヒータによる加熱で湾曲する傍熱型のものを用いることができる。バイメタル板19に電流が流れていない状態ではバイメタル板19は湾曲せず、バイメタル板19の先端部はラッチ部材30に当接していない。一方、端子装置4A,4B間に過負荷電流のような過大な電流が流れると、電路を流れる過負荷電流によってバイメタル板19の温度が上昇し、それに応じてバイメタル板19が湾曲する。バイメタル板19が湾曲し、その先端がラッチ部材30を右側へ押圧すると、開閉機構9によるトリップ動作が行われる。トリップ動作が行われて接点部6が強制開極されると、バイメタル板19に流れる電流が減少し、その温度が低下してバイメタル板19の湾曲度合いが小さくなり、やがてバイメタル板19の先端部がラッチ部材30から離れた初期状態に戻る。
消弧装置13は、図2及び図3に示すように、アーク走行板13aと、消弧グリッド13bとを備える。アーク走行板13aは、帯板状の金属板を折り曲げることによって形成され、バイメタル板19の基部が一端に結合されており、器体1の下側壁に沿って器体1の左側へ延びている。アーク走行板13aの他端はヨーク39の下側に位置し、アーク走行板13aの他端とヨーク39の下側片との間に消弧グリッド13bが配置される。消弧グリッド13bは、導電材料により平板状に形成された複数枚の消弧板13cと、絶縁性の複数枚の板片とを交互に積み重ねて形成されている。このように、消弧グリッド13bの複数枚の消弧板13cは、アーク走行板13aと、ヨーク39の下側片との間に配置されており、可動接点8が固定接点7から離れる際にアークが発生した場合、アークを引き伸ばして消弧するように構成されている。尚、消弧装置13は従来周知のものを用いることができるので、本実施形態では詳細な説明を省略する。
次に、本実施形態の回路遮断器の動作について図2〜図5を参照して説明する。なお図2及び図3はオフ状態(開極状態)の説明図、図4はオン状態(閉極状態)の説明図、図5はトリップ直後の状態を示す説明図である。
図2及び図3に示すように、オフ状態ではハンドル10がハンドルばねのバネ力を受けてオフ回転方向(図2中の反時計回り)に回転し、操作摘み10aが窓孔2aの左端縁に当接する位置で停止している。ハンドル10の回転に伴って、スラストバー27およびストップバー31が上側に引き上げられ、スラストバー27が支持部材26を押圧する力が無くなる。この時、接圧ばね32のばね復帰力によって、支持部材26が第1回転軸25を中心に反時計回りに回転し、可動接点アーム22が第2回転軸21を中心に時計回りに回転する。支持部材26は、第2回転軸21がガイド溝2bの終端位置(図2の右端)まで移動した位置で停止し、可動接点アーム22は、上端部の左側縁から突出するストッパ片22bが係止部26aに当接した位置で停止しており、可動接点8が固定接点7から開離する。また、ラッチ部材30はラッチ用ばね33のばね力を受けて図2中時計回りに回転するのであるが、爪片28がスラストバー27の軸部と係止する位置で、ラッチ部材30は停止している。
また、接点部6がオフの状態(図2参照)で、ハンドル10の操作摘み10aをオフ位置からオン方向(図2中の時計回り)へ回転させると、ハンドル10の回転に伴って、スラストバー27の軸部が支持部材26の係止部26aを押圧する。これにより、支持部材26が第1回転軸25の周りに図2中時計回りに回転し、支持部材26の後端部に取り付けられた第2回転軸21がガイド溝2bに沿って固定接点板20に近付く方向(図2中の左側)へスライド移動する。また動接点アーム22は、接圧ばね32によってばね受け片22aが右側方向に押されているので、第2回転軸21のスライド移動に伴って、可動接点アーム22の全体が図中左側へ移動し、可動接点アーム22が第2回転軸21を中心に図2中時計回りに回転する。ここで、ハンドル10の回転に伴ってストップバー31の下側の軸部が下側へ移動して可動接点アーム22のストッパ片22bに当接すると、ストップバー31によって可動接点アーム22の回転が止められ、器体1に対する可動接点アーム22の回転位置はそのままで第2回転軸21が図2中の左側へスライド移動する。そして、第2回転軸21のスライド移動に応じて、ハンドル10のガイド溝10cに挿入されたストップバー31の軸部が、ストップバー31の他方の軸部とハンドル軸24とを結ぶ線分を超えて図2中の左側に移動すると、ストップバー31の軸部がストッパ片22bを押圧する力が無くなるので、ストップバー31により回転を止められている間に接圧ばね32に蓄積された付勢力によって、可動接点アーム22が第2回転軸21を中心に図2中時計回りに急速に回転し、可動接点8が固定接点7に短時間で接触する(図4参照)。
そして、図4に示すようにハンドル10がオン位置まで回転した状態では、スラストバー27の一端側の軸部(軸孔10bに挿入される側)が、ハンドル軸24とスラストバー27の他端側の軸部とを結ぶ線を越えて反対側(下側)へ移動している。この状態で接圧ばね32のばね力とハンドルばねのばね力などがバランスしており、ハンドル10がオン位置で保持されるから、接点部6が閉極状態となる。またラッチ部材30はラッチ用ばね33のばね力を受けて図4中時計回りに回転するのであるが、爪片28がスラストバー27の軸部と係止する位置で、ラッチ部材30の回転が停止する。なお、オン状態においては接圧ばね32のばね力によって可動接点8と固定接点7との接圧が得られるようになっている。
また接点部6がオンの状態(図4参照)で、ハンドル10の操作摘み10aをオン位置からオフ側へ回転させると、ハンドル10の回転に伴ってスラストバー27およびストップバー31が上側に引き上げられる。このとき、スラストバー27が支持部材26を押圧する力が無くなるので、接圧ばね32のばね復帰力によって支持部材26が第1回転軸25を中心に反時計回りに回転し、可動接点アーム22が第2回転軸21を中心に時計回りに回転する。支持部材26は、第2回転軸21がガイド溝2bの終端位置まで移動した位置で停止するとともに、可動接点アーム22は、ストッパ片22bが支持部材26の係止部26aに当接した位置で停止し、接点部6が開極する。なお、ハンドル10の回転によって、スラストバー27の軸部(軸孔10bに挿入された軸部)が、ハンドル軸24とスラストバー27の他端側とを結ぶ線を越えて反対側へ移動すると、ハンドルばねのばね力によってハンドル10がオフ方向へ急速に回転する。よって、可動接点8が固定接点7から短時間で引き外されて、アークの発生を防止することができる。そして、接点部6のオフ時には爪片28がスラストバー27の軸部と係止する位置でラッチ部材30の回転が停止する。
次に熱動釈放機構部12および電磁釈放機構部11によるトリップ動作について説明する。まず熱動釈放機構部12によるトリップ動作について説明する。
接点部6のオン時(図4参照)に過負荷電流のような異常電流が電路に流れると、電路を流れる過大な電流によってバイメタル板19の温度が上昇し、やがてバイメタル板19が湾曲する。バイメタル板19が湾曲すると、バイメタル板19の上端部でラッチ部材30がラッチ用ばね33のばね力に抗して右方向に押圧される。このとき、ラッチ部材30が第1回転軸25を中心に反時計回りに回転することによって、爪片28が支持部材26から離れる方向へ移動し、爪片28と係止部26aとで囲まれる空間が開空間となる(図5参照)。この空間が開空間になると、スラストバー27の軸部(軸孔10bに挿入された軸部)が爪片28と支持部材26で囲まれる空間から外側に外れる。このとき、ハンドル10からの力が支持部材26に加わらなくなるので、接圧ばね32のばね復帰力によって支持部材26が第1回転軸25を中心に反時計回りに回転するとともに、可動接点アーム22が第2回転軸21を中心に時計回りに回転する。そして支持部材26は、第2回転軸21がガイド溝2bの終端位置まで移動した位置で停止し、可動接点アーム22は、ストッパ片22bが支持部材26の係止部26aに当接した位置で停止しており、可動接点8が固定接点7から強制的に開極させられる。またトリップ動作が行われると、ハンドル10がハンドルばねのばね力によってオン位置からオフ位置まで回転する。ハンドル10の回転に伴ってスラストバー27の軸部が図5中の左側へ引っ張られ、ラッチ部材30の爪片28と支持部材26の係止部26aとで囲まれる空間内に入り込むので、表示部材15の回転位置を除けばオフ状態と同様の状態となる。
また、接点部6のオン時(図4参照)に電路に短絡電流のような異常電流が流れると、コイル18に流れる電流によって磁界が発生し、可動鉄芯と固定鉄芯との間で磁気吸引力が作用して、可動鉄芯が固定鉄芯側へ移動する。このとき、可動鉄芯の移動に応じて押圧ピン38が右方向へ突出し、押圧ピン38によってラッチ部材30が右側へ押圧されるので、ラッチ部材30が第1回転軸25を中心として図4中反時計回りに回転する。このとき、爪片28が支持部材26の係止部26aから離れる方向へ移動して、爪片28と係止部26aとで囲まれる空間が開空間となり、スラストバー27の軸部がこの空間から外側に出るので、上述と同様のトリップ動作が行われて接点部6が強制開極される。
ところで、本実施形態の回路遮断器では、接点部6のオン時に、固定接点板20の一部と、可動接点アーム22の一部とが、互いに平行するように並べて配置されている(図1及び図4参照)。そして、固定接点板20は、コイル18の巻線の一端18aにおいて、可動接点8と反対側の部位(図1における上面)に接続されている。
したがって、図10に示すように、コイル18の巻線の一端18aにおいて可動接点8側の部位(図10における下面)に固定接点板20が接続された場合に比べて、固定接点板20と可動接点アーム22とが並べて配置される部分の長さがD3からD1に長くなる。ここで、互いに平行するように配置された固定接点板20の一部と可動接点アーム22の一部には違いに逆向きの電流が流れているから、固定接点板20の一部と可動接点アーム22の一部の間には互いに反発する向きのローレンツ力が発生する。よって、電磁釈放機構部11や熱動釈放機構部12が接点部6を強制開極させる際に、固定接点板20と可動接点アーム22の間に発生するローレンツ力は可動接点8を固定接点7から開極させる方向に作用する。よって、接点部6の開極速度を速めることができ、アーク電圧が急峻に上昇するから、短絡電流が減少し良好な遮断性能を得ることができる。
なおトリップ状態から復帰させる場合に、ハンドル10をオフ位置からオン方向(図5中時計回り方向)へ回転させると、ハンドル10の回転に伴って、スラストバー27の軸部が支持部材26の係止部26aを押圧する。このとき、支持部材26が第1回転軸25を中心に図1中右回りに回転し、支持部材26の後端部に取り付けられた第2回転軸21がガイド溝2bに沿って固定接点板20に近付く方向(図5中の左側)へスライド移動する。また可動接点アーム22は、ばね受け片22aが接圧ばね32によって右側方向に押されているので、第2回転軸21のスライド移動に伴って可動接点アーム22の全体が図中左側へ移動するとともに、第2回転軸21を中心に図5中時計回りに回転する。このとき、ハンドル10の回転に伴ってストップバー31の下側の軸部が下側に移動して可動接点アーム22のストッパ片22bに当接すると、ストップバー31によって可動接点アーム22の回転が止められ、器体1に対する可動接点アーム22の回転位置はそのままで第2回転軸21が図5中の左側へスライド移動する。そして、第2回転軸21のスライド移動に応じて、ハンドル10のガイド溝10cに挿入されたストップバー31の軸部が、ストップバー31の他方の軸部とハンドル軸24とを結ぶ線分を超えて図5中の左側に移動すると、ストップバー31の軸部がストッパ片22bを押圧する力が無くなる。よって、ストップバー31により回転を止められている間に接圧ばね32に蓄積された弾性力により、可動接点アーム22が第2回転軸21を中心に図5中時計回りに急速に回転し、可動接点8が固定接点7に短時間で接触する。そして、ハンドル10がオン位置まで回転した状態では、スラストバー27の一方の軸部(軸孔10bに挿入された側)が、ハンドル軸24とスラストバー27の他方の軸部とを結ぶ線を越えて反対側(下側)へ移動するので、接圧ばね32のばね力とハンドルばねのばね力などがバランスして、ハンドル10がオン位置で保持される(図4参照)。
ところで、本実施形態の回路遮断器において、図7に示すように、固定接点板20には、コイル18(巻線)の一端18aに固定された部位と固定接点7が設けられた部位との間に突出部20cが設けられることも好ましい。突出部20cは、固定接点板20において、巻線の一端18aに固定された部位から固定接点7と反対側に突出する。
このように、固定接点板20に突出部20cを設けることによって、固定接点板20と可動接点アーム22とが並べて配置される部分の長さD2が図1の場合の長さD1よりも長くなる。これによって、接点部6がオンの状態で、互いに平行するように配置された固定接点板20と可動接点アーム22との間に発生するローレンツ力がさらに大きくなり、短絡時の開極速度をさらに速めることができる。したがって、アーク電圧がさらに急峻に上昇するから、短絡電流が減少し良好な遮断性能を得ることができる。
また、本実施形態の回路遮断器において、図8(a)(b)に示すように、固定接点板20が接続された巻線の一端18aに、可動接点8が固定接点7と接触している状態で可動接点アーム22の一部と並べて配置される固定接点板20の一部に可動接点アーム22と反対側から接触する補強部50が設けられることも好ましい。
接点部6のオン状態では、固定接点7と可動接点8とが所定の接圧で接触することによって、固定接点板20がコイル18側(図8(a)(b)における左側)に力を受けるから、固定接点板20が塑性変形する可能性がある。固定接点板20が塑性変形すると、可動接点8と固定接点7との間で十分な接圧が得られなくなる可能性がある。そこで、図8(a)(b)に示すようにコイル18の一端18aに補強部50を設けることも好ましく、補強部50が固定接点板20に対して可動接点8と反対側から接触することで、固定接点板20を支えることができ、固定接点板20が塑性変形しにくくなる。
なお、補強部50は、導電性を有している材料で形成されてもよいし、絶縁性の材料で形成されていてもよい。補強部50が導電性を有している場合、補強部50の先端が固定接点板20と接触しているので、固定接点板20を流れる電流の一部は補強部50を通ってコイル18に流れることになる。しかし、補強部50と固定端子板20とは固着されておらず、接触しているだけなので、補強部50と固定端子板20との接触部分の電気抵抗は大きくなっている。したがって、固定端子板20から補強部50を通ってコイル18に流れる電流は、固定端子板20から直接コイル18に流れる電流に比べて十分小さくなっている。よって、補強部50が無い場合と同様に、固定接点板20と可動接点アーム22とで逆向きの電流が平行に流れる部位の長さを長くでき、固定接点板20と可動接点アーム22との間に発生するローレンツ力によって開極速度を速めることができる。
ここで、図9に示すように、固定接点板20が接続されたコイル18の一端18aを延長して、中央片20aに可動接点アーム22と反対側から接触させてもよい。すなわち、コイル18の一端18aを延長した延長部分18bで上記の補強部を構成してもよく、補強部がコイル18の巻線と同じ材料で形成されることで、部品数を削減してコストダウンを図ることができる。
また、本実施形態の回路遮断器において、図8(b)及び図9に示すように、コイル18の巻線と固定接点板20とが、かしめ鋲51を用いてかしめによって接続されることも好ましく、コイル18の巻線と固定接点板20とを安価に結合できる。
尚、本実施形態の回路遮断器は、電磁釈放機構部11に加えて熱動釈放機構部12を備えているが、電磁釈放機構部11のみ備えていてもよい。また、端子装置4A,4Bや開閉機構9も上記の構成に限定されるものではなく、状況に応じて好適なものを用いれば良い。
6 接点部
7 固定接点
8 可動接点
11 電磁釈放機構部(トリップ機構)
12 熱動釈放機構部
18 コイル
18a 巻線の一端
20 固定接点板
20a 中央片
20b 取付片
20c 突出片
22 可動接点アーム(可動接触子)
50 補強部
51 かしめ鋲

Claims (5)

  1. 固定接点が設けられた固定接点板と、
    可動接点が設けられて前記可動接点を前記固定接点と接触又は開離させる可動接触子と、
    前記固定接点板が巻線の一端に接続されたコイルを備え前記コイルに短絡電流が流れると前記可動接触子を駆動して前記可動接点を前記固定接点から強制的に開極させるトリップ機構とを備え、
    前記可動接点が前記固定接点と接触している状態で、前記固定接点板の一部と前記可動接触子の一部とが並べて配置されるように、前記固定接点板及び前記可動接触子が構成されており、
    前記固定接点板は、前記巻線の一端において前記可動接点と反対側の部位に接続されたことを特徴とする回路遮断器。
  2. 前記固定接点板には、前記巻線に固定された部位と前記固定接点が設けられた部位との間に、前記巻線に固定された部位から前記固定接点と反対側に突出する突出部が設けられたことを特徴とする請求項1記載の回路遮断器。
  3. 前記固定接点板が接続された前記巻線の一端には、前記可動接点が前記固定接点と接触している状態で前記可動接触子の一部と並べて配置される前記固定接点板の一部に前記可動接触子と反対側から接触する補強部が設けられたことを特徴とする請求項1又は2の何れか1項に記載の回路遮断器。
  4. 前記補強部が前記コイルの前記巻線と同じ材料で形成されたことを特徴とする請求項3記載の回路遮断器。
  5. 前記コイルの前記巻線と前記固定接点板とはかしめによって接続されるように構成されたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の回路遮断器。
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