JP2014235840A - 蓄電池用格子及びこれを用いた蓄電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】電位分布を均一化しながらも、斜め骨を切れにくくした蓄電池用格子を提供する。【解決手段】矩形状をなす枠骨2と、前記枠骨2の四辺のうち所定の第1辺部2aから枠外に突出した耳部21と、前記第1辺部2aと前記第1辺部2aに対向する第2辺部2bとを接続する複数の縦骨3と、前記縦骨3に対して傾斜して延びる複数の斜め骨4と、前記第1辺部2aから枠内に突出した突出部22と、を有し、前記複数の斜め骨4のうち少なくとも一部が、前記突出部22から延びており、前記突出部22の基端部223の幅寸法が、前記斜め骨4の幅寸法より大きくなるようにした。【選択図】図2

Description

本発明は、蓄電池用格子及びこれを用いた蓄電池に関するものである。
従来、蓄電池に用いられる格子として、特許文献1に示すように、鉛合金シートに例えば千鳥状にスリットを形成して引き伸ばしたエキスパンド格子(網目状格子)が用いられている。このエキスパンド格子は、耳部が形成された上部フレームと、当該上部フレームに対向する下部フレームと、前記上部フレーム及び下部フレームの間に形成された網目状桟とからなる。そして、上部フレーム、下部フレーム及び網目状桟により形成された桝目内に活物質が充填されることにより極板が構成される。
ところで、このエキスパンド格子は、左右両側に上部フレームと下部フレームとを接続する枠骨が存在しないため、高さ方向に伸び易く、また平面方向において湾曲変形し易いため、活物質が脱落し易いという問題がある。また、エキスパンド格子の網目状桟は、下部フレームから上部フレームに向かってのこぎり刃状にジグザグであるため、耳部に至るまでの電流経路が長くなってしまい、電気抵抗が大きくなってしまう。これにより、極板全体における電位分布に不均衡が生じてしまい、局所的な腐食が生じ、極板の寿命が短くなってしまうという問題がある。
特開平7−320743号公報
上記の問題に対して、本願発明者は、鋭意検討して、図8に示すように、矩形状をなす枠骨と、耳部が形成された第1辺部と、当該第1辺部に対向する第2辺部と、第1辺部と第2辺部とを接続する複数の縦骨と、縦骨に対して傾斜して延びる複数の斜め骨とを有する蓄電池用格子を考案した。
このように構成された蓄電池用格子によれば、耳部に至るまでの電流経路を短くすることができ、格子の電気抵抗を小さくして、格子における電位分布を均一化することができるとともに、格子の機械的強度を向上させることもできる。
しかしながら、発明者は、鉛蓄電池に上述した形状の蓄電池用格子を用いた場合、例えば、過充電時における格子及び活物質の膨張により格子は面方向に伸びようとして、第1辺部から延びる斜め骨が当該第1辺部との接続部で切れやすいことを知見した。なぜならば、上述した格子は、縦骨で第1辺部と第2辺部とを接続していることで、図8の上下方向に伸びにくい分左右方向に伸びやすい。そして、斜め骨は、左右方向成分を含んでいるため、格子の左右方向への伸びによって、左右方向の応力が加わりやすい。また、斜め骨は、上下方向成分を含んでいるため、斜めに延在して、第1辺部と接続されている。第1辺部は、耳部近傍での機械的強度を向上させるために枠骨の四辺のうち最も太く形成されており、前記応力によりほとんど変形しない。一方、このような第1辺部と接続され、左右方向の応力が加わりやすい斜め骨は、第1辺部に比べて細く、前記応力により第1辺部との接続部で局所的な応力集中が発生して切れやすい。そして、斜め骨が第1辺部との接続部で切れると、耳部近傍において耳部への電流経路が減少して電流密度が上昇するので、耳部での集電効率に悪影響を及ぼすという問題が生じる。
そこで本発明は、上記問題点を一挙に解決すべく図ったものであり、蓄電池用格子における電位分布を均一化しながらも、斜め骨を切れにくくすることをその主たる所期課題とするものである。
すなわち本発明に係る蓄電池用格子は、矩形状をなす枠骨と、前記枠骨の四辺のうち所定の第1辺部から枠外に突出した耳部と、前記第1辺部と前記第1辺部に対向する第2辺部とを接続する複数の縦骨と、前記縦骨に対して傾斜して延びる複数の斜め骨と、前記第1辺部から枠内に突出した突出部と、を有し、前記複数の斜め骨のうち少なくとも一部が、前記突出部から延びており、前記突出部の基端部の幅寸法が、前記斜め骨の幅寸法より大きいことを特徴とする。
このようなものであれば、複数の斜め骨を有しているので、耳部に至る電流経路を短くすることができる。これにより、格子の電気抵抗が小さくなり、格子における電位分布を均一化することができる。
また、斜め骨が第1辺部に形成された突出部から延びており、この突出部の基端部の幅寸法が斜め骨の幅寸法よりも大きいので、当該突出部は斜め骨よりも切れにくい。そのうえ、格子に第1辺部の延伸方向(左右方向)に沿った応力が加わった場合は、斜め骨とともに突出部が変形するので、斜め骨と第1辺部との間で発生する応力を分散させることができ、斜め骨を切れにくくすることができる。
また、前記複数の縦骨のうち少なくとも一部が、前記突出部の先端部から延びていることが望ましい。斜め骨には、左右方向の応力が加わるとともに、左右方向に垂直な上下方向の応力も加わる。この上下方向の応力を縦骨に分散できるので、斜め骨をより切れにくくすることができる。また、突出部は、その基端部の幅寸法が大きいため、第1辺部に接続された斜め骨や縦骨に比べて耳部からの電流が流れ込みやすい。そして、突出部から斜め骨に加えて縦骨も延在していることで、流れ込んだ電流を効率よく下流側に送ることができ、格子の電位抵抗をより小さくすることができる。
また、前記突出部の基端部の幅寸法が、前記斜め骨の幅と前記縦骨の幅寸法との和よりも大きいことが望ましい。これならば、斜め骨をより一層切れにくくすることができる。
また、前記突出部が、先端に行くに連れて前記幅寸法が小さくなる三角形状をなすものであり、前記斜め骨及び前記縦骨が、前記突出部の先端部から延びていることが望ましい。これならば、例えば、突出部が矩形状をなすものに比べて、応力が加わった場合に突出部全体が変形しやすく、斜め骨と第1辺部との間で局所的に発生する応力集中がより低減するので、斜め骨をより切れにくくすることができる。
また、前記斜め骨と前記縦骨とが交差する交差部において、交差角度が鋭角である第1角部及び交差角度が鈍角である第2角部にアール加工が施されていることが好ましい。これならば、格子に加わる応力により斜め骨及び縦骨が変形して、これらの交差部に応力集中が発生する場合でも、向かい合う第1角部間の距離及び向かい合う第2角部間の距離を長くすることができるので、交差部の機械的強度を向上させて、斜め骨及び縦骨を切れにくくすることができる。
特に、仮に、アール加工が施されていない場合、向かい合う第2角部間の距離は、向かい合う第1角部間の距離よりも短いので、前記第2角部のアール加工面の曲率が前記第1角部のアール加工面の曲率よりも大きいことが望ましい。
また、本発明に係る蓄電池は、上述した何れかに記載の蓄電池用格子を用いたことを特徴とする。このようなものであれば、格子における電位分布を均一化して、高率放電性能を向上させながらも、斜め骨や縦骨を切れにくくすることができ、サイクル寿命性能を向上させることができる。
前記蓄電池用格子が、鉛合金からなることが望ましい。これならば、本発明を鉛蓄電池の格子に適用することができる。
前記蓄電池用格子が、打ち抜き加工により形成されることが好ましい。これならば、鋳造加工により形成された格子に比べて、格子の厚みを薄くすることができ、格子の質量を軽くすることができる。したがって、格子材料を減らして、コストを低減することができる。
このように構成した本発明によれば、格子における電位分布を均一化するとともに、格子に応力が加わった場合は、第1辺部に形成された突出部が変形することで、この突出部から延びている斜め骨を切れにくくすることができる。
本実施形態の鉛蓄電池用格子の斜視図。 同実施形態の鉛蓄電池用格子の平面図。 同実施形態の鉛蓄電池用格子の部分拡大図。 同実施形態の突出部を示す部分拡大図。 同実施形態の交差部を示す部分拡大図。 鉛蓄電池用格子の第1の変形例を示す平面図。 鉛蓄電池用格子の第2の変形例を示す平面図。 本実施形態の考案過程で考案した鉛蓄電池用格子の平面図。
以下に、本発明に係る蓄電池用格子1の一実施形態について図面を参照して説明する。なお、本実施形態においては、鉛蓄電池に用いられる格子を例に挙げて説明する。また、図1及び図2における紙面上下左右方向をそのまま上下左右方向と規定して説明する。
本実施形態の格子1は、鉛蓄電池の発電要素である電極群における正極板又は負極板の一部材として用いられるものである。なお、この格子1を正極板に用いる場合には、格子1に正極活物質(二酸化鉛)が充填されている。一方、この格子1を負極板に用いる場合には、格子1に負極活物質(海綿状鉛)が充填されている。
具体的に格子1は、鉛合金からなる圧延シートをパンチングにより打ち抜き加工して得られるものであり、図1及び図2に示すように、矩形状をなす枠骨2と、当該枠骨2の上辺部2a(第1辺部)から枠外である上方に突出して形成された耳部21と、前記上辺部2aから前記枠骨2内である下方に突出した複数の突出部22と、前記枠骨2内において上下方向に直線状に延び設けられた複数の縦骨3と、前記枠骨2内において縦骨3(上下方向)に対して傾斜して形成された複数の斜め骨4とを有する。また、本実施形態の格子1は、枠骨2の上辺部2aと略平行な横骨を有さない構成としている。
格子1は、特に図2に示すように、複数の縦骨3のうち、上辺部2aにおける耳部21との接続部5直下から下方に延びる1又は複数の縦骨3からなるメイン縦骨3X(メイン骨)を有する。このメイン縦骨3Xは、枠骨2の上辺部2a及び当該上辺部2aに対向する下辺部2b(第2辺部)に略直交するものであり、平面視において、上方から下方に行くに従って幅寸法が小さくなる先細り形状である。これにより、集電された電気量に応じて最適な縦骨形状とすることができる。また、下方において幅寸法を小さくすることによって、極板材料を少なくすることができる。
また、メイン縦骨3Xの左右両側にある複数の縦骨3(サブ骨)は、特に図2に示すように、上辺部2aの左右方向(延伸方向)に間隔をあけて配置されており、メイン縦骨3Xから左右両側に離れるに従って、その間隔が大きくなるように形成されている。これにより、集電された電気量に応じて最適な縦骨3の間隔とすることができる。その他、複数の縦骨3は、メイン縦骨3Xから離れるに従って、幅寸法が小さくなるように構成しても良い。
複数の斜め骨4は、特に図2に示すように、平面視において、メイン縦骨3Xを中心にハの字状に形成されており、メイン縦骨3Xから分岐して斜め下方の延びる複数の斜め骨4(4m)と、枠骨2の上辺部2aから分岐して斜め下方に延びる複数の斜め骨4(4n)とからなる。したがって、斜め骨4の上端部が、メイン縦骨3X又は枠骨2の上辺部2aに接続されており、斜め骨4の下端部が、枠骨2の下辺部2b又は2つの側辺部2c、2dのいずれかに接続されている。つまり、斜め骨4の端部は、枠骨2まで延びている。
また、メイン縦骨3Xの左側に形成された複数の斜め骨4は、互いに略平行となるように形成されており、メイン縦骨3Xの右側に形成された複数の斜め骨4は、互いに略平行となるように形成されている。このように互いに略平行としているので、電位分布をより均一化させることができる。そして、このように形成された斜め骨4と縦骨3とで画定される空間部の形状は、矩形状をなしている。
なお、隣接する斜め骨4の間隔は、同一としても良いし、複数の間隔としても良いし、下方に行くに従って間隔が大きくなるように構成しても良い。つまり、電位分布を均一とすべく、斜め骨4の間隔を異ならせても良い。
複数の斜め骨4のうちメイン縦骨3Xから分岐する斜め骨4(4m)は、図2及び図3等に示すように、メイン縦骨3Xを軸とした左右両側に向かい、且つ、上辺部2aから下辺部2bに向かって斜めに延びている。具体的には、複数の斜め骨4(4m)が、平面視において、上方に行くに従って、メイン縦骨3Xに寄るように傾斜した直線状をなすものである。そして、メイン縦骨3Xを辺の一部として画定される空間部の形状は、矩形状となっている。このように、斜め骨4(4m)が直線状であるため、メイン縦骨3Xの左右両側で生じた電流の経路が直線的になりメイン縦骨3Xを経て耳部21へ至る電流経路を短くすることができる。
詳細には、特に図3に示すように、メイン縦骨3Xの左側に形成された複数の斜め骨4(4m)は、メイン縦骨3Xの上下方向(延伸方向)に間隔をあけて配置されており、メイン縦骨3Xに向かって45度の傾斜角度で傾いている。また、メイン縦骨3Xの右側に形成された複数の斜め骨4(4m)は、メイン縦骨3Xの上下方向に間隔をあけて配置されており、メイン縦骨3Xに向かって45度の傾斜角度で傾いている。さらに、メイン縦骨3Xにおいて、左側に形成された各斜め骨4(4m)の上端部の接続点P1と、右側に形成された各斜め骨4(4m)の上端部の接続点P2とは高さ方向において一致している。このような構成により、メイン縦骨3Xの左側の斜め骨4(4m)とメイン縦骨3Xの右側の斜め骨4(4m)とは、メイン縦骨3Xを中心として左右対称となる。
複数の斜め骨4のうち上辺部2aから分岐する斜め骨4(4n)は、図1及び図2に示すように、平面視において、上辺部2aの左右方向に間隔をあけて配置されており、上辺部2aにおいてメイン縦骨3Xを軸とした左側に形成された斜め骨4(4n)は側辺部2cへ向かって延びており、右側に形成された斜め骨4(4n)は側辺部2dへ向かって延びている。
そして、本実施形態では、図1、図2及び図4に示すように、上辺部2aから枠内である下方に突出した複数の突出部22が、当該上辺部2aと一体に形成されており、上述した複数の縦骨3及び斜め骨4(4n)のうちの少なくとも一部がこの突出部22から延びている。
より具体的には、特に図4に示すように、この突出部22は、平面視において、先端部220に行くに連れて左右方向の幅寸法が小さくなる三角形状をなすものであり、本実施形態では、この先端部220から縦骨3及び斜め骨4(4n)が1本ずつ延びている。
詳述すると、突出部22は、上辺部2aから縦骨3と平行に先端部220へ向かって延びる第1端辺221と、上辺部2aから斜め骨4(4n)と平行に先端部220へ向かって延びる第2端辺222とを有している。第1端辺221は、先端部220から延びる縦骨3と一直線に形成されており、より詳細には、前記縦骨3の耳部21から遠い側の辺と同一直線上に形成されている。第2端辺222は、先端部220から延びる斜め骨4(4n)と一直線に形成されており、より詳細には、前記斜め骨4(4n)の下側の辺と同一直線上に形成されている。
前記第1端辺221と前記第2端辺222とに連続する先端部220は、左右方向の幅寸法が当該先端部220から延びる斜め骨4(4n)の幅寸法と略同一の大きさになるように形成されている。前述したように、突出部22は先端部220に行くに連れて左右方向の幅寸法が小さくなる三角形状をなしており、突出部22は、略全体に亘って左右方向の幅寸法が前記斜め骨4(4n)の幅寸法よりも大きくなる。そして、上辺部2aと接続された突出部22の基端部223の幅寸法は、斜め骨4(4n)の幅寸法と縦骨3の幅寸法との和よりも大きくなっている。このように突出部22が形成されているので、格子1に応力が加わった場合、この突出部22が切れることなく変形して、斜め骨4(4n)と上辺部2aとの間で発生する応力を分散させ、斜め骨4(4n)は切れにくくなる。
また、本実施形態では、上述の先端部220から縦骨3も延びており、突出部22は、略全体に亘って左右方向の幅寸法が前記縦骨3の幅寸法よりも大きくなるように形成されている。このように突出部22が形成されているので、縦骨3を経て上辺部2aへ流れる電流の経路が広くなり、電気抵抗を小さくすることができ、より電位分布を均一にすることができる。その上、格子1に上下方向の応力が加わった場合、この突出部22が変形するので、縦骨3も切れにくくなる。さらに、斜め骨4(4n)には、左右方向の応力が加わるとともに、上下方向の応力も加わる。この上下方向の応力を縦骨3に分散できるので、斜め骨4(4n)をより切れにくくすることができる。
また、前述した先端部220において、第1端辺221と斜め骨4(4n)の上側の辺とによって形成される角部及び第2端辺222と縦骨3の耳部21から近い側の辺とによって形成される角部には角を丸めたアール加工が施されている。これにより、前記角部における機械的強度が向上するので、縦骨3及び斜め骨4(4n)はより切れにくくなるとともに、応力集中を一層低減させることができる。
なお、本実施形態では、特に図4に示すように、上辺部2aにおけるメイン縦骨3Xとの接続部5にも、当該メイン縦骨3Xの左右両側にこの突出部22が形成されている。
また、本実施形態では、図5に示すように、縦骨3及び斜め骨4が交差する交差部6が形成されており、この交差部6において、交差角度が鋭角である第1角部61及び交差角度が鈍角である第2角部62にそれぞれアール加工が施されている。
詳述すると、第1角部61の交差角度は45度をなし、第2角部62の交差角度は135度をなしている。そして、これらの角部61、62にアール加工が施されることで、第2角部62の第2アール加工面62aの曲率が第1角部61の第1アール加工面61aの曲率よりも大きくなるように形成されている。
なお、本実施形態では、第2アール加工面62aの第2曲率半径R2が、第1アール加工面61aの第1曲率半径R1の4倍となるようにアール加工が施されている。
このように、第1角部61及び第2角部62にアール加工が施されることで、対向する第1角部61間の距離及び対向する第2角部62間の距離を長くすることができ、縦骨3と斜め骨4との交差部6における機械的強度を向上させることができる。
次に、このように構成した格子1と、従来のエキスパンド格子との電位分布解析を行った結果を示す。従来のエキスパンド格子は、格子寸法[幅(mm)×高さ(mm)]を137.0×115.0とし、格子厚さ(mm)を1.00とし、格子質量(g)を42.0とした。また、本発明の鉛蓄電池用格子は、格子寸法[幅(mm)×高さ(mm)]を137.0×115.0とし、格子厚さ(mm)を0.80とし、格子質量(g)を42.0とした。そして、従来のエキスパンド格子及び本発明の鉛蓄電池用格子の耳上端部に1Aの電流を流して電位分布解析を行った。
このとき、従来のエキスパンド格子の下部フレームを基準(0V)とした電位ドロップ(電圧降下)量の割合を100%とし、本発明の鉛蓄電池用格子の斜め骨の傾斜角度を0度から80度まで変化させた場合において、本発明の鉛蓄電池用格子の下辺部を基準(0V)とした電位ドロップ量の割合及び電位分布の均一性を表1に示す。
※電位分布の均一性 ・・・ ◎:優、○:良、×:不可
本発明の鉛蓄電池用格子の電位ドロップ量の割合は、従来のエキスパンド格子の電位ドロップ量の割合に対して、48〜50%まで低下した。また、本発明の鉛蓄電池用格子の電位分布の均一性は、◎又は○(優又は良)で、従来のエキスパンド格子の電位分布の均一性の×(不可)よりも優れていた。このことから、本発明の鉛蓄電池用格子では、従来のエキスパンド格子に対して格子全体の電位分布が均一化されていることが分かった。さらに、本発明の鉛蓄電池用格子の斜め骨の傾斜角度が0度又は80度の場合の格子全体の電位分布の均一性が○(良)に対して、本発明の鉛蓄電池用格子の斜め骨の傾斜角度が5度から60度の範囲では、電位分布の均一性が◎(優)であった。このことから、本発明の鉛蓄電池用格子の斜め骨の傾斜角度が5度から60度の範囲にあれば、電位分布がより一層均一化されることがわかった。
このように本発明の鉛蓄電池用格子を鉛蓄電池に用いることで、従来のエキスパンド格子と同程度の鉛質量とすれば、従来のエキスパンド格子を用いた場合よりも高率放電性能(コールドクランキング電流、低温ハイレート放電性能)を向上させることができる。一方で、本発明の鉛蓄電池用極板を鉛蓄電池に用いることで、従来のエキスパンド格子を用いた場合と同程度の高率放電性能(コールドクランキング電流、低温ハイレート放電性能)が、鉛質量の少ない極板によって実現することができる。
また、上述した従来のエキスパンド格子及び本発明の鉛蓄電池用格子の伸び解析を行った結果を表2に示す。
従来のエキスパンド格子の幅方向(左右方向)の格子伸び量の割合、及び高さ方向(上下方向)の格子伸び量の割合をそれぞれ100%とすると、本発明の鉛蓄電池用格子においては、従来のエキスパンド格子に対して幅方向の格子伸び量の割合が50%から80%の範囲、高さ方向の格子伸び量の割合が43%から57%の範囲までそれぞれ低下した。このことから、本発明の鉛蓄電池用格子では、幅方向及び高さ方向ともに格子伸び量が低減されていることが分かった。したがって、本発明の格子を適用した鉛蓄電池は、JIS5301で定められている軽負荷寿命試験に準じた周囲温度75℃のサイクル寿命試験のサイクル数が増加するなど、サイクル寿命性能を向上させることができる。
このように構成した本実施形態に係る格子1によれば、縦骨3と斜め骨4とで画定される空間部が矩形状をなしているので、三角形状の場合と比較して、耳部2から遠ざかる迂回経路を減らすことができる。また、耳部21の下方にメイン縦骨3Xを有しているので、耳部21と枠骨2の下辺部2bとの距離を短くすることができる。さらに、メイン縦骨3Xから斜め下方に延びる複数の斜め骨4(4m)を有しているので、メイン縦骨3Xの側方部分で生じた電流がメイン縦骨3Xを経て耳部21へ至る経路を短くすることができる。その上、複数の斜め骨4が、平面視においてメイン縦骨3Xを中心にハの字状に形成されているので、メイン縦骨3Xの左右両側で生じた電流をメイン縦骨3X又は耳部21へ至る経路を短くすることができる。したがって、格子1全体において、電気抵抗を小さくすることができ、電極板における電位分布を均一化することができる。
また、本実施形態の格子1は、複数の縦骨3及び複数の斜め骨4からなり、枠骨2の上辺部2aと略平行な横骨を有さない構成であるので、メイン縦骨3Xの左右両側で生じた電流の経路が、縦骨3からなる上方へ向かう経路及び斜め骨4からなる斜め上方に向かう経路のみとなるため、メイン縦骨3X及び上辺部2aを介して耳部21へ至る経路を短くすることができ、電気抵抗を小さくすることができる。
また、矩形状をなす枠骨2を有することから、機械的強度を向上させることができる。
特に、上辺部2aに形成された突出部22から斜め骨4(4n)が延びており、格子1に左右方向の応力が加わった場合でも、この突出部22が変形するので、格子1の伸びは抑えられながらも、斜め骨4(4n)と上辺部2aと間で局所的に発生する応力集中を低減させることができる。また、突出部22の形状が三角形状であるので、突出部22が全体に亘って変形し、応力集中をより低減させることができる。これにより、斜め骨4(4n)を切れにくくすることができる。
また、格子1を打ち抜き加工により形成することで、鋳造加工により形成した場合に比べて、格子厚さをより薄く(格子質量をより軽く)することができる。したがって、格子材料を少なくして、コストを低減することができる。この格子厚さに差が生じる理由は、金属組織が異なることによる腐食形態の違いが挙げられる。一般的に、鋳造格子は、結晶粒が大きく、腐食が結晶粒界に入り込むように進行するため、腐食率が小さいうちに破断する特性がある。一方、圧延シートを打ち抜いて作製した打ち抜き格子は、スラブ作製後に圧延加工が入ることによって、スラブ中の大きな結晶粒が圧延方向に引き伸ばされ、格子を破断させるような結晶粒界がなくなって、腐食は格子表面から順次進む特性がある。この特性によって、圧延シートから作製する打ち抜き格子は、鋳造格子と比較して、格子厚さをより薄くすることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。
例えば、前記実施形態では突出部22は、平面視において三角形状をなすものであったが、その他多角形状や半円状などいかなる形状であってもよい。図6に示すように、平面視において矩形状をなすものであっても良い。このようなものであれば、三角形状をなすものに比べて突出部22の先端部220における左右方向の幅寸法を大きくすることができるので、先端部220の機械的強度を向上させることができる。その他、突出部22の形状は、例えば、平面視において多角形状や部分円形状をなすものであって、その幅寸法が斜め骨4(4n)の幅寸法よりも大きいものであれば良い。
また、前記実施形態では、第2アール加工面62aの第2曲率半径R2が、第1アール加工面61aの第1曲率半径R1の4倍となるように形成されていたが、第2アール加工面62aの曲率が第1アール加工面61aの曲率よりも大きければ、曲率半径R1及びR2の比率はその他の比率であっても構わない。さらに、対向する第1角部61間の距離は対向する第2角部62間の距離よりも長いため、第1角部61にはアール加工が施されていなくても良い。
また、図7に示すように、枠骨2の上辺部2aが、平面視において、耳部21に向かうに連れて高さ寸法が大きくなる形状としても良い。具体的には、枠骨2の上辺部2aの下面が、両端部から耳部21に向かうに連れて下側に傾斜したV字状をなすものである。これにより、格子1の機械的強度を向上させることができるだけでなく、電極板における電位分布をより均一にすることができる。
さらに、前記実施形態の格子1は、第1辺部を上辺部2aとしており、この上辺部2aに耳部21及び突出部22が形成されていたが、第1辺部を下辺部2b又は2つの側辺部2c、2dの一方としても構わない。この場合、第1辺部とした下辺部2b又は2つの側辺部2c、2dの一方に耳部21及び突出部22が形成されており、この突出部22に斜め骨4(4n)が接続されていれば良い。
前記実施形態では、メイン縦骨3Xが1本の縦骨3であり、当該メイン縦骨3Xから複数の斜め骨4が延びる構成とされているが、メイン縦骨3Xを複数の縦骨3として、これら複数のメイン縦骨3Xから複数の斜め骨4が延びる構成としても良い。
また、前記実施形態では、メイン縦骨3Xが先細り形状であったが、メイン縦骨3Xだけでなく、その他の縦骨3も上方から下方に行くに従って幅寸法が小さくなる形状としても良い。
さらに、前記実施形態では、メイン縦骨3Xの左側の複数の斜め骨4の傾斜角度(例えば45度)及びメイン縦骨3Xの右側の複数の斜め骨4の傾斜角度(例えば45度)が同じであったが、左右両側で斜め骨4の傾斜角度を異ならせるようにしても良い。つまり、例えばメイン縦骨3Xの左側の複数の斜め骨4の傾斜角度を45度として、メイン縦骨3Xの右側の複数の斜め骨4の傾斜角度を60度としても良い。
加えて、前記実施形態では、斜め骨4の傾斜角度が45度であったが、その他の傾斜角度、例えば60度(メイン縦骨3Xに対して30度)等であっても良い。
その上、前記実施形態では、メイン縦骨3Xと左右両側の斜め骨4との接続部が高さ方向において同一であったが、高さ方向においてずれていても良い。
また、前記実施形態では、全ての斜め骨4が、枠骨2の下辺部2b又は2つの側辺部2c、2dのいずれかに接続されていたが、一部の斜め骨4が、枠骨2の下辺部2b及び2つの側辺部2c、2dのいずれにも接続されない構成としても良い。
また、前記実施形態では、格子1は、打ち抜き加工により形成されていたが、鋳造加工により形成されてもよい。
さらに、前記実施形態では、鉛蓄電池に用いられる格子1を例に挙げて説明したが、これに限られず、ニッケル水素電池など活物質を充填する格子に適用することができる。
その他、本発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
1・・・格子
2・・・枠骨
2a・・・上辺部
21・・・耳部
22・・・突出部
3・・・縦骨
4・・・斜め骨
5・・・接続部
6・・・交差部

Claims (8)

  1. 矩形状をなす枠骨と、
    前記枠骨の四辺のうち所定の第1辺部から枠外に突出した耳部と、
    前記第1辺部と前記第1辺部に対向する第2辺部とを接続する複数の縦骨と、
    前記縦骨に対して傾斜して延びる複数の斜め骨と、
    前記第1辺部から枠内に突出した突出部と、を有し、
    前記複数の斜め骨のうち少なくとも一部が、前記突出部から延びており、
    前記突出部の基端部の幅寸法が、前記斜め骨の幅寸法より大きい蓄電池用格子。
  2. 前記複数の縦骨のうち少なくとも一部が、前記突出部の先端部から延びている請求項1記載の蓄電池用格子。
  3. 前記突出部の基端部の幅寸法が、前記斜め骨の幅寸法と前記縦骨の幅寸法との和よりも大きい請求項2記載の蓄電池用端子。
  4. 前記突出部が、先端に行くに連れて前記幅寸法が小さくなる三角形状をなすものであり、
    前記斜め骨及び前記縦骨が、前記突出部の先端部から延びている請求項2又は3記載の蓄電池用格子。
  5. 前記斜め骨と前記縦骨とが交差する交差部において、交差角度が鋭角である第1角部及び交差角度が鈍角である第2角部にアール加工が施されており、
    前記第2角部のアール加工面の曲率が前記第1角部のアール加工面の曲率よりも大きい請求項1乃至4の何れかに記載の蓄電池用格子。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載の蓄電池用格子を用いた蓄電池。
  7. 前記蓄電池用格子が、鉛合金からなる請求項6記載の蓄電池。
  8. 前記蓄電池用格子が、打ち抜き加工により形成される請求項6又は7記載の蓄電池。
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