JP2014235414A - 投射光学系 - Google Patents

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Abstract

【課題】レンズ系と凹面鏡を用いる投射光学系で、レンズ系の大径化と凹面鏡の鏡面の大面積化を有効に抑制できる投射光学系を実現する。
【解決手段】投射光学系は、画像表示素子の画像表示面に表示された投射用画像を、斜光線により被投射面に投射して拡大表示させる画像表示装置に用いられる投射光学系であって、レンズ系10と、凹面鏡20と、略平面状の反射面を持つ反射鏡30とを有し、画像表示面からの投射用光を順次、レンズ系10、凹面鏡20、反射鏡30の順序で被投射面へ導光し、主としてレンズ系10と凹面鏡20の結像作用により、被投射面上に結像させることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、投射光学系に関する。
より詳しくは、画像表示素子の画像表示面に表示された投射用画像を、斜光線により被投射面に投射して拡大表示させる画像表示装置に用いられる投射光学系に関する。
画像表示素子の画像表示面に表示された投射用画像を被投射面に投射して拡大表示させる画像表示装置は、プロジェクタ装置等として広く普及している。
このような画像表示装置において、投射用画像を被投射面(通常はスクリーンである。)上に「投射画像」として結像させる投射光学系も種々のものが提案されている。
投射光学系の1ジャンルとして「レンズ系と曲面ミラーを含む構成のもの」が知られている(特許文献1〜4)。
これら特許文献に記載された投射光学系では、画像表示面からの光束をレンズ系に入射させ、レンズ系から射出した光束を曲面ミラーにより反射させて被投射面に導いている。
このような構成だと、曲面ミラーにも結像機能を分担させることが出来るので、レンズ系の設計が容易になる。
また、鏡面面積の大きい曲面ミラーを用いることにより、無理なく投射光の画角を大きくでき、投射光学系の配置位置を被投射面に近づけることができる。
特許文献4の図12に開示された投射光学系では、レンズ系から射出した光束を「略平面状の反射面」を持つ反射鏡により反射させて凹面鏡に入射させている。
特許文献1〜3に記載の投射光学系では、被投射面はレンズ系の光軸に直交的であるが、特許文献4の上記投射光学系では被投射面はレンズ系光軸と略平行である。
このため、特許文献4の上記投射光学系は、レンズ系を「被投射面により近接させて配置」できる。
ところで、被投射面と投射光学系とを近接させ、且つ、投射画像のサイズを大きくするには、投射光学系が広角であることが必要である。
特許文献1〜4に記載の投射光学系は、広角を実現するため、レンズ系の最も曲面ミラー側のレンズ径を大きくして、該レンズから射出する光束の発散性を大きくしている。
また、上記レンズから射出する光束の発散性が大きいため、曲面ミラーの鏡面面積も大きくなっており、投射光学系や画像表示装置のコンパクト化を困難にしている。
この発明は上述した事情に鑑み、レンズ系と凹面鏡を用いる投射光学系で、レンズ系の大径化と凹面鏡の鏡面の大面積化を有効に抑制できる投射光学系の実現を課題とする。
この発明の投射光学系は、画像表示素子の画像表示面に表示された投射用画像を、斜光線により被投射面に投射して拡大表示させる画像表示装置に用いられる投射光学系であって、レンズ系と、凹面鏡と、略平面状の反射面を持つ反射鏡とを有し、画像表示面からの投射用光を順次、前記レンズ系、前記凹面鏡、前記反射鏡の順序で被投射面へ導光し、主として前記レンズ系と前記凹面鏡の結像作用により、被投射面上に結像させることを特徴とする。
この発明の投射光学系では、レンズ系から射出する光束が先ず凹面鏡に反射されて、反射鏡に入射する。
このため、レンズ系と凹面鏡との間の距離を、レンズ系の光軸方向に大きく取ることができ、レンズ系から射出する光束の発散性を抑制でき、凹面鏡の大面積化も抑制できる。
投射光学系の実施の1形態を説明するための図である。 実施例1の投射光学系の構成を示す図である。 実施例1の投射光学系のスポットダイアグラムを示す図である。 実施例2の投射光学系の構成を示す図である。 実施例2の投射光学系のスポットダイアグラムを示す図である。
以下、発明の実施の形態を説明する。
図1は、画像表示装置用の投射光学系の実施の1形態を説明するための図である。
図1において、符号10はレンズ系、符号20は凹面鏡、符号30は反射鏡を示す。
図示されない画像表示素子は、図においてレンズ系10の左方(縮小側とも言う。)に配置され、その画像表示面はレンズ系10の光軸AXに対して図の下方へシフトしている。
画像表示素子としては、1枚または3枚の液晶パネルを有する液晶ライトバルブや、DMD(デジタル・ミラー・デバイス)等を適宜に用いることができる。
投射用画像は、上記画像表示面に表示される。例えばDMDの場合には、2次元配列した微小ミラーが投射用画像に応じて傾けられることにより表示される。
画像表示面からの投射用光を「投射光束」と呼ぶ。
投射光束は、図1に示すように、その主光線がレンズ系光軸AXに対して「右斜め上がりの斜光線」となっている。
投射光束は、レンズ系10から光軸AXに対して「右上がりの発散性の光束」となって射出し、先ず、凹面鏡20に入射する。
図において光束FL1、FL2は、スクリーン上の投射画像の両端に結像する光束であり、符号:θは、光束FL1、FL2のなす角で「投射光束の発散角」である。
凹面鏡20により反射された投射光束は、凹面鏡20の正のパワーにより集束されつつ反射鏡30の反射面に入射する。
そして、図の上方へ反射されて図示されない被投射面であるスクリーンへ向かい、投射用画像を投射画像として拡大表示する。
即ち、投射用光である投射光束は、レンズ系10、凹面鏡20、反射鏡30により、この順序で順次にスクリーン側へ導光される。
説明中の実施の形態にいて、反射鏡30は「平面鏡」であって、反射面の形状は「実質的な平面」である。
従って、スクリーン上に投射される投射画像は「レンズ系10と凹面鏡20とによる結像作用」によって結像する。
図の如く、レンズ系10の最も拡大側(図の右方)の投射光束の射出面から、凹面鏡20までの光軸AX上の距離をL1とする。
また、凹面鏡20の「光軸AXに直交する方向のサイズ」を図の如くL2とする。また、反射鏡30の光軸AX方向の長さをL3とする。
これら長さの次元を持つ3つの量:L1、L2、L3について考察する。
図1に示された投射光学系の、図の上下方向(光軸AXに直交する方向)におけるサイズを決定するものは凹面鏡20のサイズ:L2である。
また、投射光学系の光軸AX方向のサイズを決定するものは、上記距離:L1である。
これら両方向のサイズを小さくして投射光学系をコンパクトにすることを考えると、距離:L1、サイズ:L2を共に小さくすることが考えられる。
先ず、距離:L1を小さくすることを考えると、この場合、凹面鏡20がレンズ系10に近づくことになる。
この状況で、レンズ系10から射出する投射光束の発散角:θを変えないとすれば、凹面鏡20に該投射光束が入射する部分も小さくなる。
従って、凹面鏡20の鏡面面積のサイズ:L2も小さくすることができ、投射光学系はコンパクトになる。
しかし、その場合、投射光学系に要求される「広角性」を確保しようとすれば、凹面鏡20に課せられる「投射光学系の広角性を確保する光学機能」が厳しいものになる。
このため、凹面鏡20の鏡面形状が複雑になり、この複雑な鏡面形状を小さい鏡面面積で実現するのは極めて困難となりやすい。
これを避ける方策としては、凹面鏡20のサイズ:L2は小さくせず、レンズ系10から射出する投射光束の発散角:θを大きくすることが考えられる。
しかし、このようにすると、レンズ系10に「広角化の機能」を付与する必要があり、レンズ系10の拡大側のレンズのレンズ径が大きくなり易い。
距離:L1を「ある程度大きく設定」することにより、発散角:θの増大を押さえ、凹面鏡20に課される光学機能の複雑化も抑えることができる。
また、距離:L1が「ある程度大きい」ことにより、反射鏡30の配置も容易になる。
発散角:θの増大が抑制されることにより、レンズ系10の設計条件も緩やかになる。
特許文献1〜4に記載された投射光学系では、曲面ミラーに反射された投射光束がそのままスクリーンに向かっており、曲面ミラーとスクリーンとの距離が大きい。
この発明の投射光学系では、凹面鏡20に反射された投射光束が反射鏡30を介して、スクリーンに向かう。
このため、凹面鏡20とスクリーンとの間の距離を「投射光学系の内部で稼ぐ」ことができ、投射光学系の「スクリーンからの設置距離」を小さくすることが可能である。
図1の例においては、反射鏡30は前述の如く平面鏡であるが、これに限らず、反射鏡30の鏡面形状を「略平面状の曲面」としても良い。
このようにすると、反射鏡30にも、弱いながらパワーが生じるが、この弱いパワーを投射光学系全体の結像機能に対して補助的もしくは補正的に利用することができる。
即ち、反射鏡30に弱いパワーを付与して、結像倍率の調整や、各種収差の補正に供することができる。必要とあれば、反射鏡30の面形状を非球面や自由曲面としてもよい。
反射鏡30は、図の例では、反射面を「レンズ系10の光軸AXと平行」にして配置されている。
反射鏡30の配置は、このような配置態位に限定されるものではないが「レンズ系10の光軸AXと略平行もしくは平行に近い状態」は、位置調整も容易で好ましい。
また、図の例では、スクリーンとレンズ系10の光軸AXが互いに平行となる場合を想定しているが、これに限定されるものではない。
レンズ系10と凹面鏡20と反射鏡30との配置を調整することにより、レンズ系10の光軸AXとスクリーンとの成す角は、適宜に設定できる。
しかし、スクリーンとレンズ系10の光軸AXが互いに平行となるようにすると、投射光学系をスクリーンに近接させて設置することが出来好ましい。
図示の例では、反射鏡30は、反射面をレンズ系10の光軸AXに合致させて配置されている。反射鏡30の配置は勿論、これに限らない。
反射鏡30は、反射面を光軸AXに平行とする場合、図の位置より下方もしくは上方へシフトさせた位置に配置することができる。
反射鏡30を、図1の位置よりも上方へシフトさせる場合は、反射鏡30により光束FL2が「ケラれない」ようにしなければ成らない。
反射鏡30は、凹面鏡20により反射された光束FL1、FL2が交差する位置に配置するとき、その長さ:L3を最も小さくできる。
反射鏡30を、図1の位置より下方へシフトさせ、長さ:L3を小さくできるが、シフト量が大きくなると、投射光学系のサイズが図の上下方向において増大する虞がある。
従って、反射鏡30の配置位置は、長さ:L3の短縮と、投射光学系全体のサイズ増大とをバランスさせて設定するのがよい。
図に示した、レンズ系10の光軸AXに反射面を一致させる配置態位は、組み付け位置の精度を出しやすい点で好適である。
レンズ系10から射出する投射光束の発散角:θの増大を抑制するのに、図1の実施の形態では以下のようにしている。
即ち、レンズ系10の最も拡大側のレンズを「凹面を拡大側に向けた正メニスカスレンズ」とし、レンズ系10から射出する投射光束の発散性を抑制している。
凹面を拡大側に向けた正メニスカスレンズは、両面とも、透過する光線を光軸AX側へ屈折させる機能をもち、この機能により発散角:θの増大が抑制される。
「実施例」
以下、図1に即して説明した投射光学系の具体的な実施例を2例挙げる。
レンズ系10は何れも複数のレンズで構成される。
即ち、具体的には、図示のように、レンズ系10は、12枚のレンズにより構成されている。
これらの12枚のレンズを縮小側から数えて、第1レンズ、第2レンズ、・・第12レンズとする。
第2レンズ(両凸レンズ)と第3レンズ(両凹レンズ)は互いに接合され、第4レンズと第5レンズも互いに接合されている。
また、第5レンズと第6レンズとの間に開口絞りが配置されている。
以下、縮小側から数えて第i番目の面(開口絞りの面および凹面鏡20の面を含む)の曲率半径をRi、第i番目と第i+1番目の面との光軸上の面間隔をDiとする。
また、縮小側から数えて第j番目(j=1〜12)のレンズの材質の屈折率およびアッベ数を、それぞれNj、νjとする。
なお、レンズ系10を構成する12枚のレンズには非球面レンズが含まれ、凹面鏡20の鏡面形状は「自由曲面」であるが、簡単のため以下では「近軸曲率半径」のみを示す。
また、投射光学系の焦点距離をf(mm)、半画角をω(度)、FナンバをFで示す。
「実施例1」
実施例1の投射光学系の構成を図2に示す。各部の符号の意味は、図1に示したものと同じである。
f=17.28 、F=2.27 、ω=67.8
実施例1のデータを以下に示す。
i j Ri Di Nj νj
1* 1 193.59 4.87 1.739 49.0
2* −24.92 0.2
3 2 17.09 6.91 1.497 81.5
4 3 −24.87 0.97 1.904 31.3
5 24.76 0.3
6 4 12.51 5.79 1.497 81.5
7 −33.64 0.2
8 5 −80.25 5.47 1.847 23.8
9 6 −13.23 2.97 1.881 40.1
10 39.92 2.42
11 ∞ 1.89
12* 7 −66.87 3.26 1.739 49.0
13* −22.17 3.99
14 8 57.9 0.80 1.689 31.1
15 22.85 0.34
16 9 26.92 4.07 1.583 46.4
17 −17.81 2.37
18* 10 34.98 2.41 1.530 55.9
19* 26.05 1.70
20* 11 −33.93 2.20 1.530 55.7
21* 12.93 1.54
22 12 26.74 3.03 1.487 70.2
23 279.94 70.39
24† 72.15 −577.17
25 ∞
「非球面データ」
上記のデータにおいて「*印」を付した面は、非球面形状である。
非球面形状は、周知の次式でするものとする。
Z=(H/R)/[1+√{1−(1+k)(H/R)}]
+Σ(A2m2m)(m=2〜9) 。
この式において、Zは非球面の面形状である。
Hは光軸からの距離、Rは近軸曲率半径、kは円錐定数、A2mは、2m次の非球面係数であり、和は「mについて1〜9まで」取る。
従って、非球面形状は上記K、A、R(第i番目のレンズ面の近軸曲率半径)を与えて特定する。
上記近軸曲率半径:R、円錐定数:k、非球面係数:A2mの表記において、レンズ面の番号(「*印」を付した面の番号)をiとしてRi、ki、Aiを用いる。
非球面のデータを以下に示す。
「第1面」
k1=0
A1=1.021313×10−5
A1=−1.777040×10−7
A1=1.346978×10−10
A110=−7.970685×10−12
A112=−1.883968×10−15
A114=2.566833×10−16
A116=−5.376428×10−19
A118=0 。
「第2面」
k2=0
A2=1.332956×10−5
A2=−7.345798×10−8
A2=−7.054116×10−10
A210=−1.228184×10−12
A212=−4.075513×10−16
A214=8.570573×10−17
A216=−2.288666×10−19
A218=0 。
「第12面」
k12=0
A12=−3.544941×10−4
A12=−7.777481×10−6
A12=4.777114×10−8
A1210=−4.037179×10−8
A1212=1.395533×10−9
A1214=−2.058120×10−11
A1216=0
A1218=0 。
「第13面」
k13=0
A13=−2.309137×10−4
A13=−4.312556×10−6
A13=1.665018×10−7
A1310=−8.778110×10−9
A1312=1.971569×10−10
A1314=−1.922258×10−12
A1316=0 。
A1318=0
「第18面」
k18=0
A18=−6.242124×10−4
A18=−1.804883×10−6
A18=2.478679×10−8
A1810=8.231628×10−10
A1812=−4.414106×10−11
A1814=9.157316×10−13
A1816=−7.473187×10−15
A1818=1.965664×10−17
「第19面」
k19=0
A19=−6.967452×10−4
A19=2.037914×10−6
A19=−1.972424×10−8
A1910=7.754886×10−10
A1912=−3.876020×10−12
A1914=−1.659231×10−13
A1916=3.437787×10−15
A1918=−1.892756×10−17
「第20面」
k20=0
A20=1.405532×10−4
A20=−1.970503×10−6
A20=5.243846×10−9
A2010=1.288428×10−10
A2012=1.653534×10−12
A2014=−2.701872×10−14
A2016=1.166830×10−16
A2018=−4.427992×10−19
「第21面」
k21=0
A21=−6.208192×10−5
A21=−1.222986×10−6
A21=6.125845×10−9
A2110=6.132913×10−12
A2112=−3.740183×10−13
A2114=2.414910×10−15
A2116=4.361710×10−18
A2118=−9.100180×10−20
「自由曲面形状のデータ」
「†印」を付した面は、自由曲面であり、以下の式で形状を表現する。
Z={(x+y)/R}/[1+√{1−(1+k)(x+y)/R}]
+Σ(Am,n・x・y) (m=1〜10、n=1〜10)
Zは自由曲面の形状、x、yは原点からの座標、Rは原点近傍の曲率半径、kは円錐定数、Am,nは(x・y)の係数である。
従って、これらR、k、Am,nを与えて形状を特定する。
実施例1においては第24面(i=24)が自由曲面形状であるので、k、Am,nを、k24、A24m,nと表記する。
自由面形状のデータを以下に示す。
k24=0
A241,0=0
A240,1=0
A242,0=−1.877791×10−2
A241,1=0
A240,2=−1.580502×10−2
A243,0=0
A242,1=1.277255×10−4
A241,2=0
A240,3=7.653722×10−5
A244,0=−5.139766×10−7
A243,1=0
A242,2=−3.922181×10−6
A241,3=0
A240,4=−2.279286×10−6
A245,0=0
A244,1=−1.775925×10−8
A243,2=0
A242,3=3.258345×10−8
A241,4=0
A240,5=4.019291×10−8
A246,0=−5.594684×10−10
A245,1=0
A244,2=9.074996×10−10
A243,3=0
A242,4=3.231729×10−9
A241,5=0
A240,6=−5.618965×10−10
A247,0=0
A246,1=1.626391×10−11
A245,2=0
A244,3=−2.586640×10−11
A243,4=0
A242,5=−1.697428×10−10
A241,6=0
A240,7=−1.520897×10−11
A248,0=4.538138×10−13
A247,1=0
A246,2=−7.849576×10−13
A245,3=0
A244,4=−2.518447×10−12
A243,5=0
A242,6=−6.313761×10−12
A241,7=0
A240,8=5.249754×10−12
A249,0=0
A248,1=−3.913047×10−15
A247,2=0
A246,3=2.099527×10−14
A245,4=0
A244,5=2.177817×10−13
A243,6=0
A242,7=5.768204×10−13
A241,8=0
A240,9=−3.354014×10−13
A2410,0=−2.361854×10−16
A249,1=0
A248,2=1.523443×10−16
A247,3=0
A246,4=−2.66621438087972×10−16
A245,5=0
A244,6=−4.674086×10−15
A243,7=0
A242,8=−9.979307×10−15
A241,9=0
A240,10=6.238107×10−15
実施例1の投射光学系のスポットダイアグラムを図3に示す。この図は、スクリーン上に表示される拡大画像の中央部から片側の部分のスポットダイアグラムを示している。
図の上下は、拡大画像の上下に対応し、右側の端部のスポット列が左右方向の中央部のスポット列である。
「実施例2」
実施例2の投射光学系の構成を図4に示す。各部の符号の意味は、図1に示したものと同じである。
f=17.61 、F=2.27 、ω=69.5
実施例2のデータを以下に示す。
i j Ri Di Nj νj
1* 1 34.90 4.93 1.670 55.4
2* −38.29 0.2
3 2 15.60 4.93 1.497 81.5
4 3 272.60 1.03 1.904 31.3
5 4 13.03 5.71 1.497 81.5
6 −32.65 1.07
7 5 29.62 4.02 1.805 25.4
8 6 −14.55 2.71 1.834 37.2
9 11.31 4.27
10 ∞ 0.72
11* 7 51.31 2.64 1.542 62.9
12* −17.71 4.25
13 8 31.97 0.75 1.847 23.8
14 16.12 0.73
15 9 27.43 3.27 1.596 39.2
16 −21.97 5.67
17* 10 53.01 2.20 1.530 55.9
18* 19.24 5.06
19* 11 46.95 2.2 1.530 55.9
20* 14.66 2.3
21 12 42.74 2.13 1.740 28.3
22 159.33 67.26
23† 149.23 529.95
24 ∞ 。
「非球面データ」
非球面のデータを以下に示す。
「第1面」
k1=−10.394056
A1=7.598164×10−6
A1=−1.108165×10−7
A1=1.290063×10−10
A110=−7.348591×10−13
A112=7.173937×10−15
A114=1.161755×10−16
A116=−2.117537×10−19
A118=0 。
「第2面」
k2=0.670158
A2=8.937161×10−6
A2=−1.093306×10−8
A2=−4.010256×10−10
A210=5.637324×10−13
A212=2.957128×10−14
A214=−1.461469×10−16
A216=5.821829×10−19
A218=0 。
「第11面」
k11=−21.960736
A11=−1.117763×10−4
A11=−5.173838×10−6
A11=3.989827×10−7
A1110=−3.804510×10−8
A1112=1.431401×10−9
A1114=−2.271013×10−11
A1116=0
A1118=0 。
「第12面」
k12=1.923841
A12=−9.344718×10−5
A12=−7.496360×10−6
A12=5.714604×10−7
A1210=−3.757877×10−8
A1212=1.099761×10−9
A1214=−1.392181×10−11
A1216=0
A1218=0 。
「第17面」
k17=6.440728
A17=−5.5116689139259×10−4
A17=5.008806×10−6
A17=−7.87933408608656×10−8
A1710=2.069271×10−9
A1712=−4.817845×10−11
A1714=6.952967×10−13
A1716=−5.685057×10−15
A1718=1.996563×10−17
「第18面」
k18=−0.091885
A18=−6.49319164416247×10−4
A18=5.815737×10−6
A18=−6.421628×10−8
A1810=3.674345×10−10
A1812=3.734873×10−12
A1814=−1.139610×10−13
A1816=9.819580×10−16
A1818=−3.02214211631982×10−18
「第19面」
k19=11.503806
A19=1.129629×10−5
A19=−1.609669×10−6
A19=1.537380×10−8
A1910=−5.652252×10−11
A1912=−3.951371×10−13
A1914=1.565348×10−15
A1916=2.922001×10−17
A1918=−1.684395×10−19
「第20面」
k20=0.316724
A20=−7.599634×10−5
A20=−7.895312×10−7
A20=5.862468×10−9
A2010=−1.475999×10−12
A2012=−3.019701×10−13
A2014=−1.820263×10−15
A2016=3.912666×10−17
A2018=−1.498600×10−19
「自由曲面形状のデータ」
実施例2では、第23面(i=23)が自由曲面であるので、k、Am,nを、k23、A23m,nと表記する。
自由面形状のデータを以下に示す。
k23=0、
A231,0=0
A230,1=0
A232,0=−1.546445×10−2
A231,1=0
A230,2=−1.187789×10−2
A233,0=0
A232,1=1.486013×10−4
A231,2=0
A230,3=8.229945×10−5
A234,0=−1.039594×10−7
A233,1=0
A232,2=−3.531029×10−6
A231,3=0
A230,4=−1.845310×10−6
A235,0=0
A234,1=−2.768693×10−8
A233,2=0
A232,3=3.024866×10−8
A231,4=0
A230,5=1.970592×10−8
A236,0=−5.598675×10−10
A235,1=0
A234,2=5.696489×10−10
A233,3=0
A232,4=1.048641×10−9
A231,5=0
A230,6=−4.389021×10−10
A237,0=0
A236,1=2.348942×10−11
A235,2=0
A234,3=1.645431×10−11
A233,4=0
A232,5=−3.415468×10−11
A231,6=0
A230,7=3.936681×10−11
A238,0=3.970472×10−13
A237,1=0
A236,2=2.18397778710646×10−14
A235,3=0
A234,4=−1.312998×10−12
A233,5=0
A232,6=−2.159948×10−12
A231,7=0
A230,8=5.558045×10−13
A239,0=0
A238,1=−6.309278×10−15
A237,2=0
A236,3=−8.965238×10−15
A235,4=0
A234,5=4.713489×10−15
A233,6=0
A232,7=1.609646×10−13
A231,8=0
A230,9=−1.231889×10−13
A2310,0=−1.488532×10−16
A239,1=0
A238,2=−3.357219×10−16
A237,3=0
A236,4=3.364255×10−16
A235,5=0
A234,6=6.554601×10−16
A233,7=0
A232,8=−3.051072×10−15
A231,9=0
A230,10=2.662806×10−15
実施例2の投射光学系のスポットダイアグラムを図5に示す。この図は、スクリーン上に表示される拡大画像の中央部から片側の部分のスポットダイアグラムを示している。
図の上下は、拡大画像の上下に対応し、右側の端部のスポット列が左右方向の中央部のスポット列である。
図1に示した距離:L1、L2、L3および投射光束の発散角:θの値は、実施例1、2に対して以下の通りである。
実施例1 L1=75mm、L2=40mm、L3=21mm、θ=21.3度
実施例2 L1=73mm、L2=41mm、L3=25mm、θ=23.3度
また、レンズ系における第12レンズのレンズ径は、実施例1において23mm、実施例2において25mmである。
実施例1、2とも、反射鏡30は「平面鏡」である。
反射鏡30は、前記自由曲面形状を持つ凹面鏡(実施例1でi=24の面、実施例2においてi=23の面)とスクリーンとの間の光路上に配置されている。
反射鏡30は、反射面をレンズ系の光軸に合致させて、スクリーンに対向するように配置されている。
このようにして、L1、L2、L3、θの関係がよくバランスし「レンズ系の大径化と凹面鏡の鏡面の大面積化が有効に抑制された投射光学系」を実現できた。
レンズ系における拡大側から3番目のレンズである第10レンズと、拡大側から第2番目のレンズである第11レンズは「共軸の非球面」を有するレンズである。
第11レンズは拡大側が凹面である。
第10レンズの縮小側の面は「光軸近傍が凸面で、周辺部は凹面」となっている。
また、最も拡大側に配される第12レンズは「凹面を拡大側に向けた正メニスカスレンズ」である。
第10レンズ〜第12レンズの形状を上記の如くすることにより、第10レンズ、第11レンズで投射光束の発散性を高めつつ、第12レンズで発散角:θを抑制している。
また、第10、第11レンズの上記形状は「ディストーションを良好にする」ことに寄与している。
レンズ系に含まれる非球面レンズ、凹面鏡の自由曲面形状は、上記データに示すように最適化されている。
そして、図3、図5に示すスポットダイアグラムに示すように、実施例1、2とも良好な性能を実現している。
10 レンズ系
20 凹面鏡
30 反射鏡
特開2009−134254号公報 特開2010−181672号公報 特開2011− 33737号公報 特開2004−258620号公報

Claims (6)

  1. 画像表示素子の画像表示面に表示された投射用画像を、斜光線により被投射面に投射して拡大表示させる画像表示装置に用いられる投射光学系であって、
    レンズ系と、凹面鏡と、略平面状の反射面を持つ反射鏡とを有し、
    画像表示面からの投射用光を順次、前記レンズ系、前記凹面鏡、前記反射鏡の順序で被投射面へ導光し、主として前記レンズ系と前記凹面鏡の結像作用により、被投射面上に結像させることを特徴とする投射光学系。
  2. 請求項1記載の投射光学系において、
    略平面状の反射面を持つ反射鏡の反射面が平面であることを特徴とする投射光学系。
  3. 請求項1または2記載の投射光学系において、
    反射鏡が、反射面を、レンズ系の光軸と平行もしくは平行に近い状態として配置されていることを特徴とする投射光学系。
  4. 請求項1または2または3記載の投射光学系において、
    被投射面が、レンズ系の光軸と略平行となるように、前記レンズ系、凹面鏡、反射鏡の配置が定められていることを特徴とする投射光学系。
  5. 請求項1〜4の任意の1に記載の投射光学系において、
    レンズ系を構成する複数のレンズのうち、最も拡大側のレンズが、凹面を拡大側に向けた正メニスカスレンズであり、前記レンズ系から射出する投射光束の発散性を抑制することを特徴とする投射光学系。
  6. 請求項1〜5の任意の1に記載の投射光学系において、
    レンズ系を構成する複数のレンズのうち、拡大側から2番目と3番目のレンズが、共軸の非球面を有するレンズであり、2番目のレンズの拡大側の面は凹面で、かつ、3番目のレンズの縮小側の面は、光軸近傍が凸面で周辺部が凹面であることを特徴とする投射光学系。
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