JP2014235053A - 表示装置、表示方法及び表示プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】案内地点における誘導情報を、運転者が直感的に理解しやすい方法で提供する。
【解決手段】移動体と共に移動し、移動体を目的地へ案内するための案内情報を提供する表示装置は、案内地点を示す案内地点情報、及び、案内地点における前記移動体の進行方向を示す誘導情報73を含む案内情報を示した案内画像70を表示する。ここで、案内画像においては、次の案内地点における移動体の進行方向に対応する位置に誘導情報73が表示される。
【選択図】図4
【解決手段】移動体と共に移動し、移動体を目的地へ案内するための案内情報を提供する表示装置は、案内地点を示す案内地点情報、及び、案内地点における前記移動体の進行方向を示す誘導情報73を含む案内情報を示した案内画像70を表示する。ここで、案内画像においては、次の案内地点における移動体の進行方向に対応する位置に誘導情報73が表示される。
【選択図】図4
Description
本発明は、案内情報を表示する技術に関する。
移動体に搭載されるナビゲーション装置では目的地までの経路案内が行われる。一般的に、経路案内では案内地点において進行方向を示す矢印などが表示される。運転者が理解しやすい方法で経路案内を行う方法が例えば特許文献1、2に記載されている。
本発明は、案内地点における誘導情報を、運転者が直感的に理解しやすい方法で提供することを主な目的とする。
請求項1に記載の発明は、移動体と共に移動する表示装置であって、前記移動体を目的地に案内するための情報であって、案内地点を示す案内地点情報、及び、案内地点における前記移動体の進行方向を示す誘導情報を含む案内情報を示した案内画像を表示する案内画像表示手段を備え、前記案内画像表示手段は、前記案内画像において、次の案内地点における前記移動体の進行方向に対応する位置に前記誘導情報を表示することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、移動体と共に移動する表示装置によって実行される表示方法であって、前記移動体を目的地に案内するための情報であって、案内地点を示す案内地点情報、及び、案内地点における前記移動体の進行方向を示す誘導情報を含む案内情報を示した案内画像を表示する案内画像表示工程を含み、前記案内画像表示工程は、前記案内画像において、次の案内地点における前記移動体の進行方向に対応する位置に前記誘導情報を表示する。
請求項7に記載の発明は、移動体と共に移動する表示装置によって実行される表示プログラムであって、前記移動体を目的地に案内するための情報であって、案内地点を示す案内地点情報、及び、案内地点における前記移動体の進行方向を示す誘導情報を含む案内情報を示した案内画像を表示する案内画像表示手段として前記表示装置を機能させ、前記案内画像表示手段は、前記案内画像において、次の案内地点における前記移動体の進行方向に対応する位置に前記誘導情報を表示する。
本発明の1つの好適な実施形態は、移動体と共に移動する表示装置であって、前記移動体を目的地に案内するための情報であって、案内地点を示す案内地点情報、及び、案内地点における前記移動体の進行方向を示す誘導情報を含む案内情報を示した案内画像を表示する案内画像表示手段を備え、前記案内画像表示手段は、前記案内画像において、次の案内地点における前記移動体の進行方向に対応する位置に前記誘導情報を表示する。
上記の表示装置は、例えば車両などの移動体と共に移動し、移動体を目的地へ案内するための案内情報を提供する。具体的には、表示装置は、案内地点を示す案内地点情報、及び、案内地点における前記移動体の進行方向を示す誘導情報を含む案内情報を示した案内画像を表示する。ここで、案内画像においては、次の案内地点における移動体の進行方向に対応する位置に誘導情報が表示される。これにより、利用者は進行方向との関係で直感的に誘導情報を見つけることができる。
好適な例では、前記案内画像表示手段は、次の案内地点における前記移動体の進行方向が右方向である場合に前記案内画像の右側の領域に前記誘導情報を表示し、次の案内地点における前記移動体の進行方向が左方向である場合に前記案内画像の左側の領域に前記誘導情報を表示する。これにより、利用者は誘導情報を容易に見ることができる。
上記の表示装置の一態様では、前記案内画像表示手段は、前記案内画像における前記案内地点情報の表示位置を、前記誘導情報の表示位置に応じて変更する。好適には、前記案内地点情報は案内地点名を含み、前記案内画像表示手段は、前記案内画像において、前記誘導情報を表示した側と反対側の領域に前記案内地点名を表示する。これにより、案内画像において、誘導情報と案内地点情報は左右対称に表示され、利用者はそれぞれの上方を容易に見ることができる。
好適な例では、前記誘導情報は、前記進行方向を示す矢印と、現在位置から次の案内地点までの距離とを含む。
本発明の他の好適な実施形態は、移動体と共に移動する表示装置によって実行される表示方法であって、前記移動体を目的地に案内するための情報であって、案内地点を示す案内地点情報、及び、案内地点における前記移動体の進行方向を示す誘導情報を含む案内情報を示した案内画像を表示する案内画像表示工程を含み、前記案内画像表示工程は、前記案内画像において、次の案内地点における前記移動体の進行方向に対応する位置に前記誘導情報を表示する。これにより、利用者は移動方向との関係で直感的に誘導情報を見ることができる。
本発明の他の好適な実施形態は、移動体と共に移動する表示装置によって実行される表示プログラムであって、前記移動体を目的地に案内するための情報であって、案内地点を示す案内地点情報、及び、案内地点における前記移動体の進行方向を示す誘導情報を含む案内情報を示した案内画像を表示する案内画像表示手段として前記表示装置を機能させ、前記案内画像表示手段は、前記案内画像において、次の案内地点における前記移動体の進行方向に対応する位置に前記誘導情報を表示する。これにより、利用者は移動方向との関係で直感的に誘導情報を見ることができる。上記の表示プログラムは記憶媒体に記憶して取り扱うことができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。
[システム構成]
図1は、本実施例に係るシステムの構成例を示す。図1に示すように、当該システムは、ナビゲーション装置1と、ヘッドアップディスプレイ2とを備える。また、当該システムは、車両に搭載される。
図1は、本実施例に係るシステムの構成例を示す。図1に示すように、当該システムは、ナビゲーション装置1と、ヘッドアップディスプレイ2とを備える。また、当該システムは、車両に搭載される。
ナビゲーション装置1は、出発地から目的地までの経路案内を行う機能などを有する。ナビゲーション装置1は、例えば、車両に設置される据え置き型のナビゲーション装置、PND(Portable Navigation Device)、又はスマートフォンなどの携帯電話とすることができる。
ヘッドアップディスプレイ2は、現在位置を含む地図情報や経路案内情報、走行速度、その他運転を補助する情報を表示する画像を生成し、当該画像を運転者の目の位置(アイポイント)から虚像として視認させる装置である。ヘッドアップディスプレイ2には、車両の位置及び向きの情報、地図情報、及び施設データなどのナビゲーション処理に用いられる各種情報がナビゲーション装置1から供給される。
なお、ナビゲーション装置1がスマートフォンなどの携帯電話である場合、ナビゲーション装置1は、クレードルなどによって保持されても良い。この場合、ナビゲーション装置1は、クレードルなどを介して、ヘッドアップディスプレイ2と情報の授受を行うこととしても良い。
[ナビゲーション装置の構成]
図2は、ナビゲーション装置1の構成を示す。図2に示すように、ナビゲーション装置1は、自立測位装置10、GPS受信機18、システムコントローラ20、ディスクドライブ31、データ記憶ユニット36、通信用インタフェース37、通信装置38、インタフェース39、表示ユニット40、音声出力ユニット50、及び、入力装置60を備える。
図2は、ナビゲーション装置1の構成を示す。図2に示すように、ナビゲーション装置1は、自立測位装置10、GPS受信機18、システムコントローラ20、ディスクドライブ31、データ記憶ユニット36、通信用インタフェース37、通信装置38、インタフェース39、表示ユニット40、音声出力ユニット50、及び、入力装置60を備える。
自立測位装置10は、加速度センサ11、角速度センサ12及び距離センサ13を備える。加速度センサ11は、例えば圧電素子からなり、車両の加速度を検出し、加速度データを出力する。角速度センサ12は、例えば振動ジャイロからなり、車両の方向変換時における車両の角速度を検出し、角速度データ及び相対方位データを出力する。距離センサ13は、車両の車輪の回転に伴って発生されているパルス信号からなる車速パルスを計測する。
GPS受信機18は、複数のGPS衛星から、測位用データを含む下り回線データを搬送する電波19を受信する。測位用データは、緯度及び経度情報等から車両の絶対的な位置(以後、「現在位置」とも呼ぶ。)を検出するために用いられる。
システムコントローラ20は、インタフェース21、CPU(Central Processing Unit)22、ROM(Read Only Memory)23及びRAM(Random Access Memory)24を含んでおり、ナビゲーション装置1全体の制御を行う。
インタフェース21は、加速度センサ11、角速度センサ12及び距離センサ13並びにGPS受信機18とのインタフェース動作を行う。そして、これらから、車速パルス、加速度データ、相対方位データ、角速度データ、GPS測位データ、絶対方位データ等をシステムコントローラ20に入力する。CPU22は、システムコントローラ20全体を制御する。ROM23は、システムコントローラ20を制御する制御プログラム等が格納された図示しない不揮発性メモリ等を有する。RAM24は、入力装置60を介して使用者により予め設定された経路データ等の各種データを読み出し可能に格納したり、CPU22に対してワーキングエリアを提供したりする。
システムコントローラ20、CD−ROMドライブ又はDVD−ROMドライブなどのディスクドライブ31、データ記憶ユニット36、通信用インタフェース37、表示ユニット40、音声出力ユニット50及び入力装置60は、バスライン30を介して相互に接続されている。
ディスクドライブ31は、システムコントローラ20の制御の下、CD又はDVDといったディスク33から、音楽データ、映像データなどのコンテンツデータを読み出し、出力する。なお、ディスクドライブ31は、CD−ROMドライブ又はDVD−ROMドライブのうち、いずれか一方としてもよいし、CD及びDVDコンパチブルのドライブとしてもよい。データ記憶ユニット36は、例えば、HDDなどにより構成され、地図データなどのナビゲーション処理に用いられる各種データを記憶するユニットである。
通信装置38は、例えば、FMチューナやビーコンレシーバ、携帯電話や専用の通信カードなどにより構成され、VICS(Vehicle Information Communication System(登録商標))センタなどから配信される情報(以下、「VICS情報」と呼ぶ。)を電波39より取得する。そしてインタフェース37は、通信装置38のインタフェース動作を行い、VICS情報をシステムコントローラ20等に入力する。また、通信装置38は、GPS受信機18から取得した現在位置の情報などをヘッドアップディスプレイ2に送信する。
表示ユニット40は、システムコントローラ20の制御の下、各種表示データをディスプレイなどの表示装置に表示する。具体的には、システムコントローラ20は、データ記憶ユニット36から地図データを読み出す。表示ユニット40は、システムコントローラ20によってデータ記憶ユニット36から読み出された地図データなどを表示画面上に表示する。表示ユニット40は、バスライン30を介してCPU22から送られる制御データに基づいて表示ユニット40全体の制御を行うグラフィックコントローラ41と、VRAM(Video RAM)等のメモリからなり即時表示可能な画像情報を一時的に記憶するバッファメモリ42と、グラフィックコントローラ41から出力される画像データに基づいて、液晶、CRT(Cathode Ray Tube)等のディスプレイ44を表示制御する表示制御部43と、ディスプレイ44とを備える。ディスプレイ44は、画像表示部として機能し、例えば対角5〜10インチ程度の液晶表示装置等からなり、車内のフロントパネル付近に装着される。
音声出力ユニット50は、システムコントローラ20の制御の下、CD−ROMドライブ31又はDVD−ROM32、若しくはRAM24等からバスライン30を介して送られる音声デジタルデータのD/A(Digital to Analog)変換を行うD/Aコンバータ51と、D/Aコンバータ51から出力される音声アナログ信号を増幅する増幅器(AMP)52と、増幅された音声アナログ信号を音声に変換して車内に出力するスピーカ53とを備えて構成されている。
入力装置60は、各種コマンドやデータを入力するための、キー、スイッチ、ボタン、リモコン、音声入力装置等から構成されている。入力装置60は、車内に搭載された当該車載用電子システムの本体のフロントパネルやディスプレイ44の周囲に配置される。また、ディスプレイ44がタッチパネル方式の場合、ディスプレイ44の表示画面上に設けられたタッチパネルも入力装置60として機能する。
[ヘッドアップディスプレイの構成]
図3は、ヘッドアップディスプレイ2の概略構成図である。図3に示すように、本実施例に係るヘッドアップディスプレイ2は、光源ユニット3を備え、フロントウィンドウ25、天井部27、ボンネット28、及びダッシュボード29などを備える車両に取り付けられる。
図3は、ヘッドアップディスプレイ2の概略構成図である。図3に示すように、本実施例に係るヘッドアップディスプレイ2は、光源ユニット3を備え、フロントウィンドウ25、天井部27、ボンネット28、及びダッシュボード29などを備える車両に取り付けられる。
光源ユニット3は、支持部材5a、5bを介して車室内の天井部27に設置され、運転を補助する情報(「運転補助情報」とも呼ぶ。)を示す画像を構成する光を、コンバイナ9に向けて出射する。具体的には、光源ユニット3は、制御部4の制御に基づき、光源ユニット3内に表示像の元画像(実像)を生成し、その画像を構成する光をコンバイナ9へ出射することで、コンバイナ9を介して運転者に虚像「Iv」を視認させる。
コンバイナ9は、光源ユニット3から出射される表示像が投影されると共に、表示像を運転者のアイポイントPeへ反射することで当該表示像を虚像Ivとして表示させる。そして、コンバイナ9は、天井部27に設置された支持軸部8を有し、支持軸部8を支軸として回動する。支持軸部8は、例えば、フロントウィンドウ25の上端近傍の天井部27、言い換えると運転者用の図示しないサンバイザが設置される位置の近傍に設置される。なお、支持軸部8は、上述のサンバイザに代えて設置されてもよい。
制御部4は、図示しないCPUやRAM、ROMなどを有し、ヘッドアップディスプレイ2の全般的な制御を行う。また、制御部4は、ナビゲーション装置1と通信が可能であり、ナビゲーション処理に用いられる各種情報をナビゲーション装置1から受信する。
[基本表示]
次に、ヘッドアップディスプレイ2による典型的な表示例について図4を参照して説明する。図4は、運転者が視認するフロントウィンドウ25の表示例を示す。図4では、コンバイナ9の位置を破線により示している。図4において、フロントウィンドウ25内であって、コンバイナ9を示す破線外に示されている部分は、運転者がフロントウィンドウ25を通して見ている車両前方の風景である。即ち、図4に示すように、制御部4は、フロントウィンドウ25を介して視認される風景に重畳させて、コンバイナ9を介して虚像Ivを運転者に視認させる。
次に、ヘッドアップディスプレイ2による典型的な表示例について図4を参照して説明する。図4は、運転者が視認するフロントウィンドウ25の表示例を示す。図4では、コンバイナ9の位置を破線により示している。図4において、フロントウィンドウ25内であって、コンバイナ9を示す破線外に示されている部分は、運転者がフロントウィンドウ25を通して見ている車両前方の風景である。即ち、図4に示すように、制御部4は、フロントウィンドウ25を介して視認される風景に重畳させて、コンバイナ9を介して虚像Ivを運転者に視認させる。
図5(A)は、図4におけるコンバイナ9の領域において運転者が視認する画像70(以下、「案内画像」と呼ぶ。)を示している。ナビゲーション装置1のシステムコントローラ20は、案内画像70を生成してヘッドアップディスプレイ2へ供給する。ヘッドアップディスプレイ2の制御部4は、コンバイナ9と重なる範囲に、案内ルート71、進行方向矢印72、誘導情報73、案内地点名74、現在時刻75、及び、目的地への到着予想時刻76を表示させる。
案内ルート71は、目的地への経路のうち、現在位置から所定範囲以内の部分を模式的に示したものである。図5(A)の例では、案内ルート71は、現在の進行方向の前方にある案内地点を左折することを示している。案内ルート71が左右に曲がる点に相当する地点が案内地点となる。
進行方向矢印72は、案内地点における進行方向を示す。図5(A)の例では、進行方向矢印72は左方向を指しており、次の案内地点を左折することを示している。なお、好ましくは、進行方向矢印72は、車両が案内地点に近づくにつれて大きくなるように表示される。
誘導情報73は、案内地点において運転者を誘導する情報であり、現在位置から案内地点までの距離73a(「50m」)と、進行方向を示す矢印73bとを含む。図5(A)の例では、誘導情報73は、現在位置から50m前方にある案内地点を左折することを指示している。なお、図5(A)の例では、誘導情報73は透明又は半透明に表示され、その背後の案内ルート71が透過して見えているが、誘導情報73は不透明に表示されてもよい。
案内地点名74は、次の案内地点の名称を示す。案内地点は、一般的には交差点などであり、案内地点名74は交差点名などが用いられる。図5(A)に示す案内地点名74は、次の案内地点の名称が「A交差点」であることを示している。
現在時刻75は現在の時刻を示す。到着予想時刻76は、現在設定されている経路に沿って進行した場合に目的地に到着すると予想される時刻を示す。
次に、本実施例における誘導情報の表示方法の特徴について説明する。本実施例では、制御部4は、コンバイナ9の領域に表示される案内画像70において、次の案内地点における車両の進行方向に対応する位置に誘導情報73を表示することを特徴とする。具体的には、図5(A)に示すように、次の案内地点を左折するように経路が設定されている場合、制御部4は誘導情報73を案内画像70の中央よりも左側に、より好ましくは左端もしくは左端に近い位置に表示する。なお、案内ルート71も左折を示すため、案内ルート71の先端部71xも案内画像70の左方向へ延びるように、つまり誘導情報73の表示位置と近い位置へと延びるように表示される。制御部4は、誘導情報73を案内ルート71の先端部71xと重なるように表示することとしてもよい。なお、誘導情報73の矢印73bは、進行方向矢印72と同一方向を示すことになる。
このように、次の案内地点における車両の進行方向に対応する位置に誘導情報73を表示することにより、運転者は直感的に誘導情報73の表示位置を把握して誘導情報73を瞬時に見ることができる。また、運転者は、案内ルート71を手前から先端部71xへとスキャンするように見ることにより、案内ルート71の先端部71xの位置に誘導情報73を見つけることもできる。
このとき、案内地点名74は誘導情報73と重ならない位置に表示されるが、好ましくは誘導情報73と反対側に表示される。図5(A)の例では、誘導情報73が案内画像70の左端に表示されているので、案内地点名74は案内画像70の右端に表示される。即ち、誘導情報73と案内地点名74とは左右対称の位置に表示される。こうすると、案内地点名74は誘導情報73と常に反対側に表示されるので、運転者は次の案内地点の案内地点名74を容易に見つけることができる。
図5(B)は、次の案内地点において右折するように経路が設定されている場合の案内画像70の例を示す。次の案内地点における進行方向が右方向であるので、誘導情報73は案内画像70の右側、好ましくは右端又はその近傍に表示される。また、案内地点名74は誘導情報73と反対側、即ち案内画像70の左側に表示される。
以上のように、本実施例では、案内画像70において、次の案内地点における進行方向に対応する位置に誘導情報73が表示されるので、運転者は誘導情報73の表示位置を直感的に見つけることができる。さらに、常に誘導情報73と反対側に案内地点名74を表示することとすれば、運転者は案内地点名74を容易に見つけることができる。
[表示処理]
図6は、本実施例による表示処理のフローチャートである。この処理は、システムコントローラ20が予め用意された表示プログラムを実行して生成した案内画像70をヘッドアップディスプレイ2に供給し、それを制御部4が表示することにより実現される。この処理は、ナビゲーション装置1による経路案内中に繰り返し実行される。なお、この処理を実行する際の前提として、目的地までの経路が決定されており、システムコントローラ20はその経路に従って案内を行うものとする。
図6は、本実施例による表示処理のフローチャートである。この処理は、システムコントローラ20が予め用意された表示プログラムを実行して生成した案内画像70をヘッドアップディスプレイ2に供給し、それを制御部4が表示することにより実現される。この処理は、ナビゲーション装置1による経路案内中に繰り返し実行される。なお、この処理を実行する際の前提として、目的地までの経路が決定されており、システムコントローラ20はその経路に従って案内を行うものとする。
まず、決定された経路に従って、案内画像70中の案内ルート71が表示される(ステップS10)。次に、次の案内地点の案内情報(進行方向、案内地点名など)が取得され(ステップS11)、案内地点での進行方向に対応する位置に誘導情報73が表示される(ステップS12)。具体的には、次の案内地点での進行方向が左折であれば誘導情報73は案内画像70内の左側に表示され、右折であれば案内画像70内の右側に表示される。さらに、誘導情報73と反対側に案内地点名74が表示されるとともに、進行方向矢印72、現在時刻75、到着予想時刻76などが表示される(ステップS13)。
次に、車両が案内地点を通過したか否かが判定される(ステップS14)。車両が案内地点を通過していない場合(ステップS14:No)、処理はステップS12へ戻り、ステップS12、S13が繰り返される。この際、誘導情報73中の距離73a、現在時刻75などは必要に応じて更新される。
一方、車両が案内地点を通過すると(ステップS14:Yes)、車両が目的地に到着したか否かが判定される(ステップS15)。車両が目的地に到着していない場合(ステップS15:No)、処理はステップS11へ戻り、次の案内地点についての案内を継続する。一方、車両が目的地に到着すると(ステップS15:Yes)、処理は終了する。
[変形例]
上記の実施例では、ナビゲーション装置1が生成した案内画像70をヘッドアップディスプレイ2により運転者に視認させているが、本発明の適用はこれには限定されない。
上記の実施例では、ナビゲーション装置1が生成した案内画像70をヘッドアップディスプレイ2により運転者に視認させているが、本発明の適用はこれには限定されない。
第1の変形例として、本発明を車両に搭載される一般的なナビゲーション装置、即ち、液晶などの表示部が運転席近傍に設置されるタイプのナビゲーション装置に適用してもよい。この場合、車両に搭載されたカメラにより車両前方の風景を撮影して表示部に表示するとともに、上述の案内画像70をその風景上に重畳して表示することができる。
第2の変形例として、第1の変形例と同様の一般的なナビゲーション装置において、表示部に車両の現在位置周辺の地図を表示した状態で、表示部の上方の領域などに実施例に係る案内画像70を表示することとしてもよい。
また、第3の変形例として、車両の運転席近傍に設置され、表示部が比較的小さく、地図を表示せずに案内地点における進行方向などの案内情報のみを提示するタイプの簡易ナビゲーション装置において、上記の実施例に係る案内画像70のみを表示することとしてもよい。
1 ナビゲーション装置
2 ヘッドアップディスプレイ
3 光源ユニット
9 コンバイナ
70 案内画像
71 案内ルート
73 誘導情報
74 案内地点名
2 ヘッドアップディスプレイ
3 光源ユニット
9 コンバイナ
70 案内画像
71 案内ルート
73 誘導情報
74 案内地点名
Claims (8)
- 移動体と共に移動する表示装置であって、
前記移動体を目的地に案内するための情報であって、案内地点を示す案内地点情報、及び、案内地点における前記移動体の進行方向を示す誘導情報を含む案内情報を示した案内画像を表示する案内画像表示手段を備え、
前記案内画像表示手段は、前記案内画像において、次の案内地点における前記移動体の進行方向に対応する位置に前記誘導情報を表示することを特徴とする表示装置。 - 前記案内画像表示手段は、次の案内地点における前記移動体の進行方向が右方向である場合に前記案内画像の右側の領域に前記誘導情報を表示し、次の案内地点における前記移動体の進行方向が左方向である場合に前記案内画像の左側の領域に前記誘導情報を表示する請求項1に記載の表示装置。
- 前記案内画像表示手段は、前記案内画像における前記案内地点情報の表示位置を、前記誘導情報の表示位置に応じて変更する請求項2に記載の表示装置。
- 前記案内地点情報は案内地点名を含み、
前記案内画像表示手段は、前記案内画像において、前記誘導情報を表示した側と反対側の領域に前記案内地点名を表示する請求項2に記載の表示装置。 - 前記誘導情報は、前記進行方向を示す矢印と、現在位置から次の案内地点までの距離とを含む請求項1乃至4のいずれか一項に記載の表示装置。
- 移動体と共に移動する表示装置によって実行される表示方法であって、
前記移動体を目的地に案内するための情報であって、案内地点を示す案内地点情報、及び、案内地点における前記移動体の進行方向を示す誘導情報を含む案内情報を示した案内画像を表示する案内画像表示工程を含み、
前記案内画像表示工程は、前記案内画像において、次の案内地点における前記移動体の進行方向に対応する位置に前記誘導情報を表示することを特徴とする表示方法。 - 移動体と共に移動する表示装置によって実行される表示プログラムであって、
前記移動体を目的地に案内するための情報であって、案内地点を示す案内地点情報、及び、案内地点における前記移動体の進行方向を示す誘導情報を含む案内情報を示した案内画像を表示する案内画像表示手段として前記表示装置を機能させ、
前記案内画像表示手段は、前記案内画像において、次の案内地点における前記移動体の進行方向に対応する位置に前記誘導情報を表示することを特徴とする表示プログラム。 - 請求項7に記載の表示プログラムを記憶した記憶媒体。
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