JP2014234876A - 熱風弁用冷却装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】常時、熱風弁の冷却を円滑に行なう。【解決手段】熱風弁の熱風流路に設けた熱風弁の冷却装置であって、熱風弁の冷却水出口側下流路14に流量調整弁Vを設ける。この構成であると、仮に、流量調整弁Vの開放度が絞られすぎたり、完全に閉弁したりしても、熱風弁には冷却水は供給され続けて、熱風弁の弁体1b及び弁箱の冷却流路には冷却水が充満し、その充満した冷却水によって熱風弁は円滑に冷却される。このとき、流量調整弁Vは、固定多孔板と多孔のオリフィス板とからなって、固定多孔板に対しオリフィス板が昇降して流量を調整する。この多くの弁孔による流量調整のため、キャビテーションが生じ難い。また、流量調整弁は、閉弁限界状態でも、全閉されずに所要の流量が流れるため、熱風弁の冷却作用がなくなることはない。流量調整弁の冷却水流量は、熱風弁の開閉信号に基づき、予め設定された目標流量とする。【選択図】図1
Description
この発明は、熱風炉において高温空気を遮断する用途等に使用される熱風弁の冷却装置に関するものである。
この種の熱風弁1は、例えば、図6に示すように、熱風炉2からの熱風を高炉3に送る流路4に設けられ、弁体を熱風の流れに直交する方向に配置した仕切弁が一般的である。熱風炉2はブロア5からの送風を高炉ガスや転炉ガスの燃焼により加熱して蓄熱するものであり、その燃焼時には熱風弁1を閉めて高炉3内の燃焼雰囲気が熱風炉2に逆流しないようにし、高炉3に熱風を供給するときのみ熱風弁1は開放される(特許文献1段落0002、図4、特許文献2段落0003、図3参照)。
なお、熱風炉2は図示の3基に限らず、4基等と複数基設置され、各熱風炉2において、燃焼のタイミングと送風(熱風供給)のタイミングをそれぞれ少しずらして稼働し、一般的に、常時、2基が送風を行なっている状態を維持するようになっている(特許文献2段落0004)。
なお、熱風炉2は図示の3基に限らず、4基等と複数基設置され、各熱風炉2において、燃焼のタイミングと送風(熱風供給)のタイミングをそれぞれ少しずらして稼働し、一般的に、常時、2基が送風を行なっている状態を維持するようになっている(特許文献2段落0004)。
このような設備に設置される熱風弁1は、例えば、1200〜1400℃の熱風に晒されるため、冷却装置を付設している。
また、熱風弁1は、開弁している時、その弁体は弁箱キャップ部に収納されて熱風にその大部分が晒されない一方、弁箱は弁体が熱風流路から退去していることから、その弁箱弁座が熱風に晒されることとなる。逆に、閉弁している時は、その弁体は熱風流路を横切って熱風にその大部分が晒される一方、弁箱は弁体によって弁箱弁座が覆われているため、熱風に殆ど晒されないこととなる。すなわち、熱風弁1の開閉時において、その弁箱と弁体への熱衝撃度合が異なる。
このため、その冷却装置は、熱風弁1の弁箱に冷却水を給排する流路と、同弁体に冷却水を給排する流路を有している(特許文献1図4、特許文献2図1、2、特許文献段落0003〜同0003参照)。
また、熱風弁1は、開弁している時、その弁体は弁箱キャップ部に収納されて熱風にその大部分が晒されない一方、弁箱は弁体が熱風流路から退去していることから、その弁箱弁座が熱風に晒されることとなる。逆に、閉弁している時は、その弁体は熱風流路を横切って熱風にその大部分が晒される一方、弁箱は弁体によって弁箱弁座が覆われているため、熱風に殆ど晒されないこととなる。すなわち、熱風弁1の開閉時において、その弁箱と弁体への熱衝撃度合が異なる。
このため、その冷却装置は、熱風弁1の弁箱に冷却水を給排する流路と、同弁体に冷却水を給排する流路を有している(特許文献1図4、特許文献2図1、2、特許文献段落0003〜同0003参照)。
このように、弁箱と弁体への熱衝撃度合が異なり、その冷却流路も異なることから、それに応じた冷却水量を熱風弁(弁箱と弁体)に供給して弁体等の温度勾配を小さくして、弁体や弁箱(それらの弁座シート)への熱疲労の低減を図るとともに、冷却水節約のため、その冷却水の流量を調整する技術がある(特許文献2請求項1、2、図1、図2、特許文献3請求項1、図1参照)。
従来の上記冷却水の流量制御の例として、熱風弁1の冷却水流路に開閉弁を介在したバイパス路を設け、熱風弁1の開閉信号に基づいて前記開閉弁を開閉してバイパス路を開閉することによって流量制御を行なったり(特許文献2請求項1、2、図1、図2参照)、熱風弁1の冷却水流路に流量調整弁を介在し、その流量調整弁の弁体弁座や弁箱弁座の温度を検出し、その検出温度に基づいて前記流量調整弁の開閉度調整によって流量制御を行なったりするものがある(特許文献3請求項1、図1参照)。
しかし、その熱風弁1の開閉信号に基づくバイパス路の開閉による制御は、ON−OFF制御であるため、バイパス路の全開又は全閉であって、冷却水の節約率が低いとともに、実際の弁体及び弁箱の温度に対応し難く、適切な冷却が行なわれない恐れがある。また、弁座の温度検出に基づく流量調整弁による流量制御は、弁座の温度が変化してから制御が開始されるため、弁座の温度変化に対してある程度のタイムラグが生じてしまう。
しかし、その熱風弁1の開閉信号に基づくバイパス路の開閉による制御は、ON−OFF制御であるため、バイパス路の全開又は全閉であって、冷却水の節約率が低いとともに、実際の弁体及び弁箱の温度に対応し難く、適切な冷却が行なわれない恐れがある。また、弁座の温度検出に基づく流量調整弁による流量制御は、弁座の温度が変化してから制御が開始されるため、弁座の温度変化に対してある程度のタイムラグが生じてしまう。
一方、従来の熱風弁1に付設された冷却装置は、図6、図7に示すように、流量調整弁Vを熱風弁1の上流側に設けている(特許文献2図1、図2参照)。
このように、流量調整弁Vを熱風弁1の冷却水流路の上流側に設けていると、上記流量調整弁Vの開放度が絞られすぎて熱風弁1への流量が少なくなりすぎたり、全く流れなく(流水されなく)なったりする場合、熱風弁1への冷却水量が必要以上に減少したり、全く冷却水が送り込まれなかったりして、熱風弁1の冷却が円滑に行なわれないこととなる。このような場合、熱風弁1の故障や損傷を招く恐れがある。
このように、流量調整弁Vを熱風弁1の冷却水流路の上流側に設けていると、上記流量調整弁Vの開放度が絞られすぎて熱風弁1への流量が少なくなりすぎたり、全く流れなく(流水されなく)なったりする場合、熱風弁1への冷却水量が必要以上に減少したり、全く冷却水が送り込まれなかったりして、熱風弁1の冷却が円滑に行なわれないこととなる。このような場合、熱風弁1の故障や損傷を招く恐れがある。
この発明は、以上の実状の下、常時、熱風弁1の冷却を円滑に行なうことを課題とする。
上記課題を達成するため、この発明は、上記流量調整弁Vを熱風弁1の冷却水出口側下流路に設けることとしたのである。
このようにすると、仮に、上記流量調整弁Vの開放度が絞られすぎたり、完全に閉弁したりしても、流量調整弁Vは熱風弁1の下流側にあるため、冷却水は熱風弁1に供給され続けて、熱風弁1の弁体及び弁箱の冷却流路には冷却水が充満し、その充満した冷却水によって熱風弁は冷却される。
このようにすると、仮に、上記流量調整弁Vの開放度が絞られすぎたり、完全に閉弁したりしても、流量調整弁Vは熱風弁1の下流側にあるため、冷却水は熱風弁1に供給され続けて、熱風弁1の弁体及び弁箱の冷却流路には冷却水が充満し、その充満した冷却水によって熱風弁は冷却される。
この発明の一構成としては、熱風弁の弁体内及び弁箱内に冷却水を給排する冷却装置であって、前記熱風弁の冷却水出口側下流路に複数の弁孔を有する多孔調整弁からなる流量調整弁を設けた構成を採用することができる。
この構成であると、上記下流側に流量調整弁を設けた効果に加え、冷却水は多くの弁孔を通って流通するため、同一流量の場合、1つの弁孔に比べれば、キャビテーションの発生は少ないものとなるとともに、流量調整が容易である。
この構成であると、上記下流側に流量調整弁を設けた効果に加え、冷却水は多くの弁孔を通って流通するため、同一流量の場合、1つの弁孔に比べれば、キャビテーションの発生は少ないものとなるとともに、流量調整が容易である。
ここで、図4に示す熱風弁1の冷却水出口側下流路に流量調整弁Vを設けた場合と図7に示す熱風弁1の冷却水入口側上流路に流量調整弁Vを設けた場合において、上流側の水圧:H1、下流側の水圧:H2、流量調整弁V前後の水圧:Hv、Hv’とすると、
例えば、前者のキャビテーション係数σ2=(H2+10)/Δh(=Hv−H2)、後者のキャビテーション係数σ1=(Hv’+10)/Δh(=H1−Hv’)となる。
このキャビテーション係数σは、小さいほど、そのキャビテーションが激しく生じ、流量調整弁V間の差圧:Δhを一定とすると、H2<Hv’から、σ1>σ2となり、熱風弁1の冷却水出口側下流路に流量調整弁Vを設けると、キャビテーションが生じやすいこととなる。
このため、上記のように、流量調整弁Vを複数の弁孔を有する多孔調整弁とすれば、そのキャビテーションの発生を抑制できることとなる。
例えば、前者のキャビテーション係数σ2=(H2+10)/Δh(=Hv−H2)、後者のキャビテーション係数σ1=(Hv’+10)/Δh(=H1−Hv’)となる。
このキャビテーション係数σは、小さいほど、そのキャビテーションが激しく生じ、流量調整弁V間の差圧:Δhを一定とすると、H2<Hv’から、σ1>σ2となり、熱風弁1の冷却水出口側下流路に流量調整弁Vを設けると、キャビテーションが生じやすいこととなる。
このため、上記のように、流量調整弁Vを複数の弁孔を有する多孔調整弁とすれば、そのキャビテーションの発生を抑制できることとなる。
上記多孔調整弁は、例えば、流路断面に沿う複数のポートを有する固定多孔板と、この固定多孔板の各ポートに対応する複数のオリフィスを有し、前記固定多孔板の各ポートを閉塞する位置と開放する位置とに亘って移動自在に設けた可動オリフィス板とを備えた構成のものとすることができる。この構成の多孔調整弁は、連続的(線状)に流量を調整できる上に、コンパクト化が容易のため、多孔の効果を省スペースで得ることができる。この構成では、固定多孔板のポートと可動オリフィス板のポートの重なった時の貫通孔が弁孔となる。このため、多くの弁孔を有してその弁孔の開閉度(開口度)が連続的に変化する。
この発明の他の構成としては、熱風弁の弁体内及び弁箱内に冷却水を給排する冷却装置であって、前記熱風弁の冷却水出口側下流路に熱風弁の開閉に伴って前記冷却水の流量を調整する流量調整弁を設けた構成を採用することができる。
この種の流量調整弁Vが付設される高炉3の熱風炉2等においては、特許文献2段落0013〜同0014、図5に記載されているように、熱風炉2から一定時間単位で「熱風供給」と「蓄熱(熱風供給休止)」が繰り返され、これに伴い、熱風弁1の弁箱と弁体への熱負荷も一定時間単位で高低する。その一定時間単位は熱風弁の開閉に対応する。
したがって、熱風弁の開閉信号に基づき、流量調整弁の開閉度を調整すれば、効率の良い熱風弁1の冷却を行なうことができる。すなわち、熱風弁1の弁体弁座(シート)や弁箱弁座(シート)の温度をセンサでもって直接に検出し、その検出値に基づく流量調整弁の開閉度調整に比べれば、信頼性の高いものとなる。
このように、この構成とすれば、上記下流側に流量調整弁を設けた効果に加え、熱風弁の開閉(運転状況)に伴った冷却水の流量調整によって、実際の弁体及び弁箱の温度に適切に対応した適切な冷却が行なわれるとともに、冷却水の節約率が高いものとなる。
なお、この構成の流量調整弁に上記多孔調整弁を使用し、また、その多孔調整弁が上記固定多孔板と可動オリフィス板とからなるものを採用できることは勿論である。
この種の流量調整弁Vが付設される高炉3の熱風炉2等においては、特許文献2段落0013〜同0014、図5に記載されているように、熱風炉2から一定時間単位で「熱風供給」と「蓄熱(熱風供給休止)」が繰り返され、これに伴い、熱風弁1の弁箱と弁体への熱負荷も一定時間単位で高低する。その一定時間単位は熱風弁の開閉に対応する。
したがって、熱風弁の開閉信号に基づき、流量調整弁の開閉度を調整すれば、効率の良い熱風弁1の冷却を行なうことができる。すなわち、熱風弁1の弁体弁座(シート)や弁箱弁座(シート)の温度をセンサでもって直接に検出し、その検出値に基づく流量調整弁の開閉度調整に比べれば、信頼性の高いものとなる。
このように、この構成とすれば、上記下流側に流量調整弁を設けた効果に加え、熱風弁の開閉(運転状況)に伴った冷却水の流量調整によって、実際の弁体及び弁箱の温度に適切に対応した適切な冷却が行なわれるとともに、冷却水の節約率が高いものとなる。
なお、この構成の流量調整弁に上記多孔調整弁を使用し、また、その多孔調整弁が上記固定多孔板と可動オリフィス板とからなるものを採用できることは勿論である。
この発明の他の構成としては、熱風弁の弁体内及び弁箱内に冷却水を給排する冷却装置であって、前記熱風弁の冷却水出口側下流路に流量調整弁を設け、この流量調整弁が閉じても前記熱風弁には冷却水がその上流側から流入する構成を採用することができる。
このように構成し、上流側に開閉弁があってもその弁が開いている状態であれば、上記下流側に流量調整弁を設けた効果を確実に得ることができる。
なお、この構成の流量調整弁に上記多孔調整弁を使用し、また、その多孔調整弁が上記固定多孔板と可動オリフィス板とからなるものを採用できることは勿論である。
このように構成し、上流側に開閉弁があってもその弁が開いている状態であれば、上記下流側に流量調整弁を設けた効果を確実に得ることができる。
なお、この構成の流量調整弁に上記多孔調整弁を使用し、また、その多孔調整弁が上記固定多孔板と可動オリフィス板とからなるものを採用できることは勿論である。
上記流量調整弁は、閉弁限界状態でも、全閉されずに所要の流量が流れるようになっていれば、仮に、何らかの事情によって、熱風弁内を流れる冷却水流量が想定外に低下したり、流量調整弁が故障したりして閉じても、一定流量が確保されて、冷却効果がある程度担保されるため、冷却不足による熱風弁の損傷が生じる恐れが無い等の安全である。多孔調整弁は流量調整を細かくし得るため、前記一定流量の調整が容易である。その一定流量は、実験、実操業に基づき適宜に決定する。また、その閉弁限界状態でも一定流量が流れるようにする手段としては、弁棒を最大限上昇させた際、弁体弁座が弁箱弁座を完全に塞ぐことが無い構造にしたり、弁体に小さな孔(バイパス弁孔)を設けたりしたり等とする。
さらに、この種の熱風弁において、上記流量調整弁Vにおける冷却水の流量を、熱風弁1の開閉信号に基づき、予め設定された目標値(流量)となるように制御することができる。
上記のように、この種の流量調整弁Vが付設される高炉3の熱風炉2等においては、熱風炉2から一定時間単位で「熱風供給」と「蓄熱」が繰り返され、これに伴い、熱風弁1の弁箱と弁体への熱負荷も一定時間単位で高低するため、熱風弁1に供給する冷却水量もその一定時間単位の温度昇降に対応して、弁体や弁箱(弁座シート)の温度(冷却水の排水温度)が一定になるようにすれば良く、予め、その目標流量を設定することができる。
したがって、熱風弁の開閉信号に基づき、予め設定された目標流量となるように、流量調整弁の開閉度を調整すれば、効率の良い熱風弁1の冷却を行なうことができる。このため、熱風弁1の弁体弁座や弁箱弁座の温度をセンサでもって直接に検出し、その検出値に基づく流量調整弁の開閉度調整に比べれば、信頼性の高いものとなる。その目標流量は、実操業、実験等による検出値に基づいて適宜に設定する。
上記のように、この種の流量調整弁Vが付設される高炉3の熱風炉2等においては、熱風炉2から一定時間単位で「熱風供給」と「蓄熱」が繰り返され、これに伴い、熱風弁1の弁箱と弁体への熱負荷も一定時間単位で高低するため、熱風弁1に供給する冷却水量もその一定時間単位の温度昇降に対応して、弁体や弁箱(弁座シート)の温度(冷却水の排水温度)が一定になるようにすれば良く、予め、その目標流量を設定することができる。
したがって、熱風弁の開閉信号に基づき、予め設定された目標流量となるように、流量調整弁の開閉度を調整すれば、効率の良い熱風弁1の冷却を行なうことができる。このため、熱風弁1の弁体弁座や弁箱弁座の温度をセンサでもって直接に検出し、その検出値に基づく流量調整弁の開閉度調整に比べれば、信頼性の高いものとなる。その目標流量は、実操業、実験等による検出値に基づいて適宜に設定する。
因みに、この熱風弁の開閉信号に基づき、予め設定された目標流量となるように流量調整弁を制御する方法は、上記構成の各冷却装置に限らず、他の構成、例えば、熱風弁への冷却水入口側上流路に流量調整弁を設けた構成においても採用することができる。
なお、特許文献3段落0003第8〜10行に「冷却水入口4及び冷却水出口5に冷却水量を調整可能なバルブ6を設けた」旨が記載されている。しかし、冷却水出口5に設けたバルブ6は冷却水量が調整可能とされているだけで、どのような構造、どのような時にどのような流量調整をするのかが不明である。すなわち、形式的には、下流側に流量調整弁を設ける点の記載はあるが、この発明のように、流量調整弁Vを熱風弁1の冷却水出口側下流路に設けた上で、「その流量調整弁Vが複数の弁孔を有する多孔調整弁からなる」点、「その流量調整弁Vが熱風弁の開閉に伴って冷却水の流量を調整する」点及び「その流量調整弁を閉じても熱風弁には冷却水がその上流側から流入する」点の考えの記載はない。
この発明は、熱風弁の冷却水出口側下流路に流量調整弁を設け、この流量調整弁を閉じても熱風弁には冷却水がその上流側から流入するようにしたので、常時、熱風弁の弁体及び弁箱は冷却水によって冷却され続けるため、熱風弁は冷却不足による故障を招く恐れが極めて少なくなって寿命が長くなる。
この発明に係る熱風炉用冷却装置の一実施形態を図1〜図3に示し、この実施形態の熱風弁1は、従来と同様に、弁箱本体とその上部に設けたキャップ部とからなる弁箱1aの内部に、熱風流路を開閉するように弁体1bが設けられ、この弁体1bは、両側面を耐火断熱層としたものである(特許文献1段落0003〜0006参照)。
弁箱1aは、従来と同様に、その弁座(シート)の上流側1a1と下流側1a2にそれぞれ冷却水の流路が設けられており、その各冷却水流路毎に独立して冷却水を給排可能となっている(特許文献3段落0016参照)。
弁体1bも、従来と同様に、その内部に渦巻状の冷却水流路(往復路)が設けられており、この冷却水流路に冷却水を給排可能となっている(特許文献1段落0016〜同0019、図1、図2参照)。
弁体1bも、従来と同様に、その内部に渦巻状の冷却水流路(往復路)が設けられており、この冷却水流路に冷却水を給排可能となっている(特許文献1段落0016〜同0019、図1、図2参照)。
この構成の各熱風弁1に、図1に示す冷却装置がそれぞれ付設されている。この冷却装置は、工業用水等の冷却水wの流路10が分岐されて、その分岐路11、12、13が弁箱1aの上流側弁座1a1の冷却水流路の入口、同下流側弁座1a2の冷却水流路の入口及び弁体1bの冷却水流路の入口にそれぞれ接続され、それぞれの冷却水流路の出口は流量調整弁Vを介して水槽Hへの流路14に接続されている。すなわち、この冷却装置においては、流量調整弁Vが冷却水流路の熱風弁1の下流側に設けられている。冷却水流路の熱風弁1の上流側に開閉弁(流量調整弁を含む)を設けることができるが、その上流側の開閉弁は、常時、一定量の開放度(全開も含む)とされる。図中、15は温度計である。
流量調整弁Vは、図2に示すように、従来の多孔可変オリフィス弁と基本的に同一構造であって、鋳鋼製弁箱21内に、流路断面に沿う複数のポート22aを有するステンレス鋼製固定多孔板22と、この固定多孔板22の各ポート(円孔)22aに対応する複数のオリフィス(ポート)23aを有し、固定多孔板22の各ポート22aを閉塞する位置と開放する位置とに亘って移動自在に設けたアルミ青銅製可動オリフィス板23とを備える。固定多孔板22をアルミ青銅製、可動オリフィス板23をステンレス鋼製とし得る。
その固定多孔板22と可動オリフィス板23の対応するポート22aとオリフィス23aは同一大きさ(同一径)とされている。そのポート22aとオリフィス23aの孔径は流通断面積の中心のポート及びオリフィスに比べて外側のポート及びオリフィスが小さく設定されている(図2参照)。その小径度合も徐々であったり、段階的であったりと、キャビテーションの生じる度合を考慮し、実験等によって適宜に決定する。
その固定多孔板22と可動オリフィス板23の対応するポート22aとオリフィス23aは同一大きさ(同一径)とされている。そのポート22aとオリフィス23aの孔径は流通断面積の中心のポート及びオリフィスに比べて外側のポート及びオリフィスが小さく設定されている(図2参照)。その小径度合も徐々であったり、段階的であったりと、キャビテーションの生じる度合を考慮し、実験等によって適宜に決定する。
その可動オリフィス板23の中心軸上に弁棒24が設けられ、この弁棒24がカップリング25を介して電動機26等に連結されている。このため、電動機26を駆動させることによって弁棒24が昇降し、可動オリフィス板23も昇降して固定多孔板22の各ポート22aと可動オリフィス板23のオリフィス23aとの対応関係が変化する。この両孔22a、23aの対応度合(弁棒24の昇降度合)により、この流量調整弁Vの流通面積が調整されて冷却水流量が連続的に調節される。
すなわち、図3(a)に示すように、固定多孔板22の各ポート22aと可動オリフィス板23のオリフィス23aがその軸心が一致していると、この流量調整弁Vの全開状態であって、その各両孔22a、23aの大きさの流通面積からなる流通量の冷却水wが流通する。
つぎに、弁棒24の上昇に伴って可動オリフィス板23が上昇して固定多孔板22の各ポート22aと可動オリフィス板23のオリフィス23aの軸心がズレると、その各両孔22a、23aが重なる大きさの流通面積からなる流通量の冷却水wが流通し、その流量が連続的に調整される。
つぎに、弁棒24の上昇に伴って可動オリフィス板23が上昇して固定多孔板22の各ポート22aと可動オリフィス板23のオリフィス23aの軸心がズレると、その各両孔22a、23aが重なる大きさの流通面積からなる流通量の冷却水wが流通し、その流量が連続的に調整される。
このとき、この流量調整弁Vは、同図(b)に示すように、可動オリフィス板23が上昇した閉弁限界状態でも、全閉されずに所要の流量が流れるようになっている。その閉弁限界状態でも一定流量が流れるようにする手段としては、同図(b)にように、弁棒24を最大限上昇させた際、固定多孔板22の各ポート22aと可動オリフィス板23のオリフィス23aが同一径の円孔であっても完全には重ならないようにしたり、ポート22aとオリフィス23aの形状を、例えば、前者を楕円形、後者を円形等と異ならせて両者が何れの位置にあっても重なる部分が存在するようにしたり等とする。
なお、閉弁限界状態において、従来と同様に、固定多孔板22の各ポート22aと可動オリフィス板23のオリフィス23aが全く重ならない完全全閉状態となるようにすることもできる。
なお、閉弁限界状態において、従来と同様に、固定多孔板22の各ポート22aと可動オリフィス板23のオリフィス23aが全く重ならない完全全閉状態となるようにすることもできる。
この流量調整弁Vは、この冷却装置が付設されている熱風炉1の作用工程に応じて、その冷却水流通量(開放度)が予め設定されており、弁体1bの開閉信号に基づき、その設定された目標流量となるように、自動的に電動機26が駆動する。この電動機26の駆動は、弁体1bの開閉信号の表示によって作業者が行なっても良い。
この実施形態は以上の構成であり、今、熱風弁1が開放されて高炉3に熱風を供給している状態においては、その開放(開弁)信号によって流量調整弁Vは開放し、熱風炉1(その弁箱1a、弁体1b)にその開放時の設定目標量の冷却水wが供給されてその冷却作用が行なわれる。
このとき、流量調整弁Vには、その弁箱弁座の上流側1a1、同下流側1a2及び弁体1b側の冷却水流路に弁開閉動作に応じた冷却水量がそれぞれ給排されるように調整される。また、熱風弁1の下流側流路に流量調整弁Vが設けられているため、上記のようにキャビテーションが激しくなる恐れがあるが、流量調整弁Vは多くの弁孔を有するものであるため、そのキャビテーションも生じ難く、冷却水wも円滑に流通し、その流通部位の損傷も極めて少ない。
このとき、流量調整弁Vには、その弁箱弁座の上流側1a1、同下流側1a2及び弁体1b側の冷却水流路に弁開閉動作に応じた冷却水量がそれぞれ給排されるように調整される。また、熱風弁1の下流側流路に流量調整弁Vが設けられているため、上記のようにキャビテーションが激しくなる恐れがあるが、流量調整弁Vは多くの弁孔を有するものであるため、そのキャビテーションも生じ難く、冷却水wも円滑に流通し、その流通部位の損傷も極めて少ない。
つぎに、熱風弁1が閉じて熱風炉2が燃焼作用に移行すると、その熱風弁1の閉止(閉弁)信号によってその弁箱弁座の上流側1a1、同下流側1a2及び弁体1b側の冷却水がそれぞれ設定された目標流量となるように、電動機26が駆動して各流量調整弁Vの開放度が調整される。
このとき、何らかの事情によって、例えば、流路10、11、12、14の流量が想定外に低下したり、流量調整弁Vが故障したりして、可動オリフィス板23が大きく上昇した閉弁限界状態となっても、図3(b)に示すように、流量調整弁Vは全閉されずに所要の冷却水量が流れるようになっているため、一定の冷却水量が確保される。このため、熱風弁1の冷却不足による損傷が生じる恐れは極めて少なく安全である。
以上の流量調整弁Vの作用が繰り返されて熱風炉1の円滑な冷却が行なわれる。
このとき、何らかの事情によって、例えば、流路10、11、12、14の流量が想定外に低下したり、流量調整弁Vが故障したりして、可動オリフィス板23が大きく上昇した閉弁限界状態となっても、図3(b)に示すように、流量調整弁Vは全閉されずに所要の冷却水量が流れるようになっているため、一定の冷却水量が確保される。このため、熱風弁1の冷却不足による損傷が生じる恐れは極めて少なく安全である。
以上の流量調整弁Vの作用が繰り返されて熱風炉1の円滑な冷却が行なわれる。
上記実施形態は、一つの熱風弁1に付設の冷却装置に3つの流量調整弁Vを設けたが、図5に示すように、弁箱1aの冷却作用は同じタイミングで行なわれるため、弁箱1aの上流側弁座1a1の冷却水流路の出口、同下流側弁座1a2の冷却水流路の出口からの流路を合流させた後に流量調整弁Vを設けるようにすることができる。
また、弁箱弁座1a1、1a2の冷却水流路はその上下流側を連通させて一の冷却水流路とすることもできる。弁体1bの冷却水流路も渦巻状以外に従来公知の他の態様を使用できることは勿論である。
このように、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。この発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
また、弁箱弁座1a1、1a2の冷却水流路はその上下流側を連通させて一の冷却水流路とすることもできる。弁体1bの冷却水流路も渦巻状以外に従来公知の他の態様を使用できることは勿論である。
このように、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。この発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
因みに、冷却水量を熱風弁1(弁箱1a、弁体1b)の温度に対応させて制御すれば、その熱風弁1を構成する鉄皮の温度勾配をできるだけ小さくすることができるため、その鉄皮の劣化(損傷)を抑制することができる。また、この種の高炉3における熱風弁1は、その施設の操作室で制御されるが、電力線通信(PLC)を使うなどによって、その熱風弁1の製造販売業者もその熱風弁1の冷却水出入口温度、同開閉度等の情報を入手し、その情報に基づき、当該熱風弁1の制御補助やメンテナンスを行なうこともできる。例えば、冷却水wの出口温度の変化を基に定期的に各流量調整弁Vの開度を変更して、目標流量を調整することもできる。
V 流量調整弁
1 熱風弁
2 熱風炉
3 高炉
10 熱風炉の上流側冷却水流路
11、12、13 同上流側冷却水流路の分岐流路
14 同下流側冷却水流路
21 流量調整弁の弁箱
22 同弁体をなす固定多孔板
22a 同固定多孔板のポート(弁孔)
23 オリフィス板
23a 同オリフィス板のポート(弁孔)
24 弁棒
26 流量調整弁の弁開閉用電動機
1 熱風弁
2 熱風炉
3 高炉
10 熱風炉の上流側冷却水流路
11、12、13 同上流側冷却水流路の分岐流路
14 同下流側冷却水流路
21 流量調整弁の弁箱
22 同弁体をなす固定多孔板
22a 同固定多孔板のポート(弁孔)
23 オリフィス板
23a 同オリフィス板のポート(弁孔)
24 弁棒
26 流量調整弁の弁開閉用電動機
Claims (8)
- 熱風弁(1)の弁体(1b)内及び弁箱(1a)内に冷却水(w)を給排する冷却装置であって、前記熱風弁(1)の冷却水出口側下流路に複数の弁孔を有する多孔調整弁からなる流量調整弁(V)を設けたことを特徴とする熱風弁用冷却装置。
- 上記流量調整弁(V)は、流路断面に沿う複数のポート(22a)を有する固定多孔板(22)と、この固定多孔板(22)の各ポート(22a)に対応する複数のオリフィス(23a)を有し、前記固定多孔板(22)の各ポート(22a)を閉塞する位置と開放する位置とに亘って移動自在に設けた可動オリフィス板(23)とを備えたものであることを特徴とする請求項1に記載の熱風弁用冷却装置。
- 上記流量調整弁(V)は、閉弁限界状態でも、全閉されずに所要の流量が流れるようになっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の熱風弁用冷却装置。
- 熱風弁(1)の弁体(1b)内及び弁箱(1a)内に冷却水(w)を給排する冷却装置であって、前記熱風弁(1)の冷却水出口側下流路に熱風弁(1)の開閉に伴って前記冷却水の流量を調整する流量調整弁(V)を設けたことを特徴とする熱風弁用冷却装置。
- 熱風弁(1)の弁体(1b)内及び弁箱(1a)内に冷却水(w)を給排する冷却装置であって、前記熱風弁(1)の冷却水出口側下流路に流量調整弁(V)を設け、この流量調整弁(V)が閉じても前記熱風弁(1)には冷却水(w)がその上流側から流入することを特徴とする熱風弁用冷却装置。
- 上記流量調整弁(V)は、流路断面に沿う複数のポート(22a)を有する固定多孔板(22)と、この固定多孔板(22)の各ポート(22a)に対応する複数のオリフィス(23a)を有し、前記固定多孔板(22)の各ポート(22a)を閉塞する位置と開放する位置とに亘って移動自在に設けた可動オリフィス板(23)とを備えたものであることを特徴とする請求項4又は5に記載の熱風弁用冷却装置。
- 上記流量調整弁(V)は、閉弁限界状態でも、全閉されずに所要の流量が流れるようになっていることを特徴とする請求4乃至6の何れか一つに記載の熱風弁用冷却装置。
- 上記流量調整弁(V)における冷却水(w)の流量を、熱風弁(1)の開閉信号に基づき、予め設定された目標値となるように制御することを特徴とする請求項1乃至7の何れか一つに記載の熱風弁用冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013116965A JP2014234876A (ja) | 2013-06-03 | 2013-06-03 | 熱風弁用冷却装置 |
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JP2013116965A JP2014234876A (ja) | 2013-06-03 | 2013-06-03 | 熱風弁用冷却装置 |
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JP2014234876A true JP2014234876A (ja) | 2014-12-15 |
Family
ID=52137735
Family Applications (1)
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JP2013116965A Pending JP2014234876A (ja) | 2013-06-03 | 2013-06-03 | 熱風弁用冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2014234876A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115125346A (zh) * | 2022-06-24 | 2022-09-30 | 广东韶钢松山股份有限公司 | 一种可调节的高炉热风阀、冷却调节方法及漏水检测方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56108812A (en) * | 1980-01-30 | 1981-08-28 | Kawasaki Steel Corp | Adjusting device of cooling water for hot blast valve |
JPS619691U (ja) * | 1984-06-23 | 1986-01-21 | 石川島播磨重工業株式会社 | 制限オリフイス |
-
2013
- 2013-06-03 JP JP2013116965A patent/JP2014234876A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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