JP2014233915A - スクラッチ印刷物、及び、スクラッチ印刷方法 - Google Patents

スクラッチ印刷物、及び、スクラッチ印刷方法 Download PDF

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Abstract

【課題】バックライト等にかざしても隠蔽された機密データが視認されにくく、製造コストが低減でき、剥離性が高いスクラッチ印刷等を提供する。【解決手段】スクラッチ印刷物100は、基材11上に順に、機密データ12、剥離層13、ダミー隠蔽層14a、ベタ隠蔽層14bが印刷されて構成される。機密データ12が有する情報は、ID番号、ナンバ−リング(管理番号)等であり、剥離層13の印刷パターンは、機密データ12を覆う均一なパターンである。ダミー隠蔽層14aの印刷パターンは、数字等の文字の不規則な羅列パターンである。ダミー隠蔽層14aを構成する文字は、機密データ12の同一又は類似フォント、同一又は類似サイズであることが好ましい。ベタ隠蔽層14bの印刷パターンは、機密データ12を覆う均一なパターンである。【選択図】図2

Description

本発明は、機密データ等を隠蔽するスクラッチ隠蔽層が印刷されたスクラッチ印刷物、スクラッチ印刷方法に関するものである。
従来より、抽選券やプリペイドカード等に印刷される、抽選結果、当選した商品名、ID番号、バーコード等の機密データを隠蔽するための隠蔽層を有するスクラッチ印刷物が知られている。隠蔽層は、機密データを外部から視認させないようにする隠蔽性と、コインや爪等により擦ることで機密データをスクラッチ印刷物の所有者に視認させるための剥離性を有する。
図6は、従来のスクラッチ印刷物300の積層断面を表した模式図である。図6に示す様に、従来のスクラッチ印刷物300とは、紙またはプラスチック等の基材11の表面に、数字等からなる機密データ12が印刷され、機密データ12を覆うように透明な剥離ニス等による剥離層13が形成され、剥離層13上に隠蔽層14が施されているものである。
薄い用紙等の、光透過性が高い基材11を使用する場合、基材11の裏面から強い光を当てた場合、その反対面から機密データ12の陰影が透けて見えることがあり、隠蔽性に課題があった。
この課題を解決するために、例えば、インキ層を厚く盛り上げて印刷することが可能なシルクスクリーン印刷によって隠蔽層14を形成することや、オフセット印刷により隠蔽層14を重ね刷りして形成することで、隠蔽層14の光透過性を低下させることが考えられる。
また、特許文献1の記載の技術では、機密データ12が通常の印刷色インキ層と、剥離層13の非画線部に押し込まれている隠蔽層14が提案されている。
特開2003−103973号公報
しかしながら、シルクスクリーン印刷にて隠蔽層14を形成する場合には、手で触れると隠蔽層14の有無がわかってしまうという問題があり、オフセット印刷にて隠蔽層14を形成する場合には、何度も重ね刷りする必要があるため、印刷工程が増え、コストがかさむという問題があった。
また、上述の非特許文献1では、スクラッチした場合に、剥離層13の上に隠蔽層14が形成されていない箇所で、隠蔽層14が基材11に汚れのように残ってしまうという問題があった。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすることは、バックライト等にかざしても隠蔽された機密データが視認されにくく、製造コストが低減でき、剥離性が高いスクラッチ印刷物等を提供することである。
前述した課題を解決するために第1の発明は、機密データが印刷された基材上に順に、透明な剥離層と、ベタパターンである第1隠蔽層、及び、ダミーパターンである第2隠蔽層からなる隠蔽層と、を積層するスクラッチ印刷物であって、前記隠蔽層は、前記剥離層から容易に剥離可能な材料で形成されることを特徴とするスクラッチ印刷物である。
また、第2の発明は、機密データが印刷された基材上に順に、透明な剥離層と、ダミーパターンである第1隠蔽層、及び、ベタパターンである第2隠蔽層からなる隠蔽層と、を積層するスクラッチ印刷物であって、前記隠蔽層は、前記剥離層から容易に剥離可能な材料で形成されることを特徴とするスクラッチ印刷物である。
これにより、隠蔽層の膜厚を不均一に変化させることが可能となり、スクラッチ印刷物の裏面からバックライトを当てても、機密データを外部から視認させにくくすることができる。また、隠蔽層の印刷回数、塗布量を低下させることが可能となり、製造コストを低減させることができる。なお、ベタパターンである第1隠蔽層とダミーパターンである第2隠蔽層とを積層する順序は、どちらが先でも良い。
ベタパターンとは、印刷面に濃淡の差や白抜け部分が無く、印刷インキで完全に覆われているパターンをいう。ダミーパターンとは、機密データの視認を困難にするパターンであり、例えば、文字または柄、あるいは文字及び柄が組み合わされたパターンである。
また、前記剥離可能な材料は、シルバーインキであることが望ましい。
これにより、隠蔽層の隠蔽性とスクラッチ性を向上させることができる。
また、前記機密データは、文字を羅列した可変情報であることが望ましい。
これにより、機密データがスクラッチ印刷物ごとに異なる場合であっても、ダミーパターンをスクラッチ印刷物ごとに変化させる必要は無い。文字とは数字、英文字、カタカナ文字、ひらがな文字、等である。
また、前記ダミーパターンは、不規則な順序で文字が並ぶパターンであって、前記パターン中の前記文字が前記機密データを形成する前記文字と同一若しくは類似のフォント、又は、同一若しくは類似のサイズであることが望ましい。
これにより、機密データを更に判別しづらくなる。
また、前記隠蔽層の上に、さらに、ホワイトインキ層と、通常の印刷色インキ層と、を積層することが望ましい。
これにより、会社のロゴやイラストなどを隠蔽層上に印刷することができる。
また、前記剥離層と前記隠蔽層とがオフセット印刷によって印刷されて、前記機密データがバリアブル印刷によって印刷されることが望ましい。
これにより、印刷膜厚を薄くすることができる。
第3の発明は、基材上に順に、機密データを印刷する機密データ印刷工程と、透明な剥離層を印刷する剥離層印刷工程と、ベタパターンである第1隠蔽層、及び、ダミーパターンである第2隠蔽層からなる隠蔽層を印刷する隠蔽層印刷工程と、を含むスクラッチ印刷方法であって、前記隠蔽層は、前記剥離層から容易に剥離可能な材料で形成されることを特徴とするスクラッチ印刷方法である。
また、第4の発明は、基材上に順に、機密データを印刷する機密データ印刷工程と、透明な剥離層を印刷する剥離層印刷工程と、ダミーパターンである第1隠蔽層、及び、ベタパターンである第2隠蔽層からなる隠蔽層を印刷する隠蔽層印刷工程と、を含むスクラッチ印刷方法であって、前記隠蔽層は、前記剥離層から容易に剥離可能な材料で形成されることを特徴とするスクラッチ印刷方法である。
これにより、隠蔽層の膜厚を不均一に変化させることが可能となり、スクラッチ印刷物の裏面からバックライトを当てても、機密データを外部から視認させにくくすることができる。また、隠蔽層の印刷回数、塗布量を低下させることが可能となり、製造コストを低減させることができる。なお、ベタパターンである第1隠蔽層とダミーパターンである第2隠蔽層とを積層する順序は、どちらが先でも良い。
本発明によれば、バックライト等にかざしても隠蔽された機密データが視認されにくく、製造コストが低減でき、剥離性が高いスクラッチ印刷等を提供することができる。
本発明に係るスクラッチカード1の一例を示す図 第1の実施形態に係るスクラッチ印刷物100の積層断面を表した模式図 第1の実施形態に係るスクラッチ印刷物100を構成する各層の印刷パターンの一例を示す図 第1の実施形態に係るスクラッチ印刷物100と、従来のスクラッチ印刷物300をそれぞれバックライトにかざした際に透かして見えるイメージ図 第2の実施形態に係るスクラッチ印刷物200の積層断面を表した模式図 従来のスクラッチ印刷物300の積層断面を表した模式図
以下図面に基づいて、本発明の実施形態を詳細に説明する。本発明に係るスクラッチ印刷物100(200)を構成する物品は、スクラッチカード、くじ付きハガキ、スクラッチくじなど、どのようなものでも良い。本発明の実施形態では、スクラッチカードを物品の一例として説明する。
図1は、スクラッチカード1の一例を示す図である。図1に示すように、スクラッチカード1の一部に、スクラッチ印刷物100(200)が構成され、スクラッチ印刷物100(200)の周囲には、キャンペーン内容等2が印刷されている。
次に、図2〜図3を参照して、第1の実施形態に係るスクラッチ印刷物100の層構成について説明する。
図2は、スクラッチ印刷物100の積層断面を表した模式図である。図2に示すように、スクラッチ印刷物100は、基材11上に順に、機密データ12、剥離層13、ダミー隠蔽層14a、ベタ隠蔽層14bが印刷されて構成される。
基材11上に機密データ12を印刷する方式は、バリアブル印刷が可能なインクジェット方式が好ましい。
基材11上に剥離層13、ダミー隠蔽層14a、ベタ隠蔽層14bを印刷する方式は、薄膜印刷可能な方式が好ましく、例えば、オフセット印刷のほか、生産効率のよいグラビア方式、樹脂凸版を用いたロールコート方式あるいはフレキソ方式などが好ましい。
基材11とは、紙であっても、プラスチックであっても良く、紙では、アート紙、コート紙、上質紙等の洋紙やコートボール、コートマニラ、両面カードなどの板紙等が挙げられ、プラスチックでは、白色PET(ポリエチレンテレフタレート)、白色PVC(ポリ塩化ビニル)シート等が挙げられ、適宜用途に応じて選定されるものである。光透過性の高い基材11において、本発明の効果を特に発揮することができる。
機密データ12を形成するインキは、通常の印刷用黒インキであり、基材11に合わせて適宜選定される。
剥離層13を形成するインキは、ダミー隠蔽層14a、ベタ隠蔽層14bがスクラッチオフされ易いインキであり、例えば、ポリウレタンアクリル樹脂、ポリアミド樹脂、ニトロセルロース樹脂に添加剤としてシリコンやワックス(ポリエチレンワックス等)を5重量%程度添加したインキである。
また、印刷インキのビヒクル(印刷インキの着色顔料と添加剤を除いた成分)に滑材(シリコンやポリエチレンワックス等)を5重量%程度添加した剥離ニスを用いても良い。
隠蔽層14a、14bを形成するインキの組成は、例えば、隠蔽性を付与するためのアルミニウム粉15〜25重量部、アルミナ白等体質顔料を含めた着色顔料15〜25重量部、凝集破壊(団塊)性のあるSBR、NBR等合成ゴム系樹脂15〜25重量部、さらにこれらにトルエンやキシレン、メチルイソブチルケトン等芳香族炭化水素系溶剤35〜45重量部と消泡剤等助剤5〜15重量部を加えて各印刷方式に合わせて調合するものである。
また、上記のようなダミー隠蔽層14a、ベタ隠蔽層14b用のインキに代わり、消防法や労働安全衛生法(有機溶剤中毒予防規則)あるいはVOC規制等環境上の規制等に優位な水性エマルジョンインキを用いることもできる。そのインキの組成は、例えば隠蔽性とスクラッチ性を付与するためのアルミニウムペースト(アルミニウム微粉末を脂肪酸等で表面処理し、沸点の高いミネラルスピリットなどでペースト状としたもの)と着色顔料が20〜45重量部、バインダーとしてのポリウレタン系合成樹脂25〜50重量部、消泡剤等助剤1〜10重量部を、10〜35重量部の水と5重量部未満のイソプロピルアルコールに分散させたものが挙げられる。隠蔽層14aを形成するインキ組成は、隠蔽層14bのインキ組成と同一であっても、異なっていても良い。
ダミー隠蔽層14a、ベタ隠蔽層14bに通常の黒インキを使用してもよいが、黒インキが若干剥離層に残る為、ダミー隠蔽層14a、ベタ隠蔽層14bにシルバーインキを用いるのが好ましい。ダミー隠蔽層14aとベタ隠蔽層14bを薄く印刷したときに、スクラッチ印刷物100に機密データ12の影が裏映りしてもダミー隠蔽層14aのダミー文字も影になって一緒に映るため隠蔽の効果がある。
なお、ベタ隠蔽層14bを複数回印刷する場合は、基材11にダミー隠蔽層14aを印刷してからベタ隠蔽層14bを複数回印刷するようにしても、ダミー隠蔽層14aをベタ隠蔽層14bの間に挟むように印刷してもよい。
図3は、スクラッチ印刷物100を構成する各層の印刷パターンの一例を示す図である。
機密データ12が有する情報は、図3(a)に示すように、ID番号、ナンバ−リング(管理番号)等の文字情報であり、スクラッチカード1ごとに情報を変えて印刷される。
剥離層13の印刷パターンは、図3(b)に示すように、機密データ12を覆う均一なパターンである。
ダミー隠蔽層14aの印刷パターンは、図3(c)に示すように、数字等の文字の不規則な羅列パターンである。ダミー隠蔽層14aのパターンを構成する文字は、機密データ12に含まれる文字と、同一若しくは類似のフォント、又は/及び、同一若しくは類似のサイズであることが好ましい。また、ダミー隠蔽層14aのパターンを構成する文字は、互いに、フォントサイズ比で、一定の割合重なるように配置することが好ましい。
ベタ隠蔽層14bの印刷パターンは、図3(d)に示すように、機密データ12を覆う均一なパターンである。
図4は、第1の実施形態に係るスクラッチ印刷物100と、従来のスクラッチ印刷物300をそれぞれバックライトにかざした際に透かして見えるイメージ図である。
図4(a)に、従来のスクラッチ印刷物300を裏面から強い光にかざした場合に、スクラッチ印刷物300の表面で確認できる陰影を表す。図4(a)に示すスクラッチ印刷物300の例では、機密データ12上に隠蔽層14をオフセット印刷にて4度重ね刷りしているが、機密データ12が透けて見えてしまう。
図4(b)に、スクラッチ印刷物100を図4(a)と同一条件で強い光にかざした場合に、スクラッチ印刷物100の表面で確認できる陰影を表す。図4(b)に示すスクラッチ印刷物100の例では、図4(a)と同一の機密データ12上に、図4(a)と同一条件のオフセット印刷で、ダミー隠蔽層14aを1度刷り、ベタ隠蔽層14bを3度重ね刷りしているが、機密データ12を判別できない。層構成は剥離層の上にベタ隠蔽層14b、ダミー隠蔽層14a、ベタ隠蔽層14bと重ね塗りしてもよい。
従来のスクラッチ印刷物300の場合、隠蔽層14の膜厚が均一であるために、裏面から強い光を当てた際の光の透過性が均一となり、機密データ12が識別できてしまう。一方、スクラッチ印刷物100の場合、ダミー隠蔽層14aにより、光の透過性が不均一となり、機密データ12が識別しにくくなる。
図5は、第2の実施形態に係るスクラッチ印刷物200の積層断面を表した模式図である。
スクラッチ印刷物200には、第1の実施形態に係るスクラッチ印刷物100の上に、さらに、通常の印刷用白インキによって、オフセット印刷等により印刷されてホワイトインキ層15が形成され、ホワイトインキ層15を覆うように、通常の印刷用色インキによって、オフセット印刷等により印刷されて色インキ層16が形成される。
色インキ層16は、イエローインキ、マゼンタインキ、シアンインキ、ブラックインキ等を用いて数回に分けて刷ることで、ホワイトインキ層15上にフルカラーの絵柄を形成することができる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係るスクラッチ印刷物等の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
100、200………スクラッチ印刷物
1………スクラッチカード
11………基材
12………機密データ
13………剥離層
14a………ダミー隠蔽層
14b………ベタ隠蔽層
15………ホワイトインキ層
16………色インキ層

Claims (9)

  1. 機密データが印刷された基材上に順に、
    透明な剥離層と、
    ベタパターンである第1隠蔽層、及び、ダミーパターンである第2隠蔽層からなる隠蔽層と、
    を積層するスクラッチ印刷物であって、
    前記隠蔽層は、前記剥離層から容易に剥離可能な材料で形成される
    ことを特徴とするスクラッチ印刷物。
  2. 機密データが印刷された基材上に順に、
    透明な剥離層と、
    ダミーパターンである第1隠蔽層、及び、ベタパターンである第2隠蔽層からなる隠蔽層と、
    を積層するスクラッチ印刷物であって、
    前記隠蔽層は、前記剥離層から容易に剥離可能な材料で形成される
    ことを特徴とするスクラッチ印刷物。
  3. 前記剥離可能な材料は、シルバーインキである
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスクラッチ印刷物。
  4. 前記機密データは、文字を羅列した可変情報である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のスクラッチ印刷物。
  5. 前記ダミーパターンは、不規則な順序で文字が並ぶパターンであって、前記パターン中の前記文字が前記機密データを形成する前記文字と同一若しくは類似のフォント、又は、同一若しくは類似のサイズである
    ことを特徴とする請求項4に記載のスクラッチ印刷物。
  6. 前記隠蔽層の上に、さらに、
    ホワイトインキ層と、
    通常の印刷色インキ層と、を積層する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のスクラッチ印刷物。
  7. 前記剥離層と前記隠蔽層とがオフセット印刷によって印刷されて、前記機密データがバリアブル印刷によって印刷される
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のスクラッチ印刷物。
  8. 基材上に順に、
    機密データを印刷する機密データ印刷工程と、
    透明な剥離層を印刷する剥離層印刷工程と、
    ベタパターンである第1隠蔽層、及び、ダミーパターンである第2隠蔽層からなる隠蔽層を印刷する隠蔽層印刷工程と、
    を含むスクラッチ印刷方法であって、
    前記隠蔽層は、前記剥離層から容易に剥離可能な材料で形成される
    ことを特徴とするスクラッチ印刷方法。
  9. 基材上に順に、
    機密データを印刷する機密データ印刷工程と、
    透明な剥離層を印刷する剥離層印刷工程と、
    ダミーパターンである第1隠蔽層、及び、ベタパターンである第2隠蔽層からなる隠蔽層を印刷する隠蔽層印刷工程と、
    を含むスクラッチ印刷方法であって、
    前記隠蔽層は、前記剥離層から容易に剥離可能な材料で形成される
    ことを特徴とするスクラッチ印刷方法。

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