JP2014233676A - 撹拌翼 - Google Patents

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好一 加藤
Koichi Kato
好一 加藤
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Abstract

【課題】一つの撹拌翼で、異なる2つの撹拌作用が得られる撹拌翼を提供する。
【解決手段】撹拌軸5に係止されるボス部3と、該ボス部3に固定された翼2とよりなり、前記ボス部3は、前記撹拌軸5に一方向側3aから又は他方向側3bから挿通係止可能に形成され、前記翼2は、前記ボス部3が前記撹拌軸5に一方向側3aから挿通係止されたときに、一側縁2aが前記撹拌軸から離れるに従って徐々に回転方向側に湾曲する前進翼形状に形成されると共に、前記ボス部3が前記撹拌軸5に他方向側3bから挿通係止されたときに、他側縁2bが前記撹拌軸5から離れるに従って徐々に回転方向の逆側に湾曲する後進翼形状に形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、食品工業や化学工業等において、主に汎用撹拌機に用いる撹拌翼に関する。
従来は、汎用撹拌機に付属するプロペラ翼などの撹拌翼は、撹拌の用途が限定されていた。
例えば、プロペラ翼を用いた撹拌装置としては、例えば、撹拌翼を有する撹拌軸を略円筒状の撹拌槽内に垂設して撹拌を行う式の撹拌装置において、前記撹拌軸の中間部に液を前記撹拌槽の中心部の下方へ流動させるプロペラ翼を嵌着すると共に前記撹拌軸の下端部に前記液を前記撹拌槽の中心部から周辺部へ流動させるパドル翼を嵌着した撹拌装置が知られている(特許文献1)。
特開2001−321647号公報
この従来の撹拌装置によれば、撹拌槽内のフローパターンが撹拌槽の中心部の下降流と該撹拌槽の内壁面に沿った上昇流とによる1つの循環流となり、目的によって異なる撹拌作用、例えば液流動化作用とせん断作用を、各々別々の用途で必要とする際には、これらの作用を有する複数の撹拌翼を用意する必要があり、コストが高くなってしまうという問題があった。
本発明はこのような問題点を解消し、異なる2つの撹拌作用を一つの撹拌翼で提供することを目的とする。
本発明はこの目的を達成すべく、撹拌軸に係止されるボス部と、該ボス部に固定された翼とよりなり、前記ボス部は、前記撹拌軸に一方向側から又は他方向側から挿通係止可能に形成され、前記翼は、前記ボス部が前記撹拌軸に一方向側から挿通係止されたときに、一側縁が前記撹拌軸から離れるに従って徐々に回転方向側に湾曲する前進翼形状に形成されると共に、前記ボス部が前記撹拌軸に他方向側から挿通係止されたときに、他側縁が前記撹拌軸から離れるに従って徐々に回転方向の逆側に湾曲する後進翼形状に形成されている。
本発明によれば、一つの撹拌翼を前進翼として取り付ける、或いは後進翼となるように取り付ける事により、異なる2つの作用が容易に得られる撹拌翼を提供できる効果を有する。
これにより、低コストで、撹拌翼を用意することができるようになる。
本発明の実施例1の前進翼として取り付けた撹拌翼の平面図である。 該撹拌翼の側面図である。 本発明の実施例1の後進翼として取り付けた撹拌翼の平面図である。 該の撹拌翼の側面図である。 本発明の実施例2の撹拌翼の平面図である。 本発明の実施例3の撹拌軸をボス部の一方向側から取り付けた撹拌翼の平面図である。 該撹拌翼の側面図である。 本発明の実施例3の撹拌軸をボス部の他方向側から取り付けた撹拌翼の平面図である。 該撹拌翼の側面図である。
本発明を実施するための形態の実施例を以下に示す。
本発明の実施例1を図1乃至図4により説明する。
1は本実施例1の撹拌翼、2は、該撹拌翼1の複数のプロペラ翼などからなる翼を示し、該プロペラ翼2は、前記撹拌翼1のボス部3に、放射状に、例えば3枚固定されている。
また、前記ボス部3は、後述する撹拌軸5に一方向側3aから又は他方向3b側から挿通可能な貫通孔4を有する円筒状に形成されている。
また、前記プロペラ翼2の形状は、図1に示すように、前記ボス部3が前記撹拌軸5に一方向側3aから挿通係止されたときに、回転方向側を向く縁部分である一側縁2aが前記撹拌軸5から離れるに従って徐々に回転方向側に湾曲する前進翼形状に形成されると共に、図3に示すように、前記ボス部3が前記撹拌軸5に他方向側3bから挿通係止されたときに、回転方向側を向く縁部分である他側縁2bが前記撹拌軸5から離れるに従って徐々に回転方向の逆側に湾曲する後進翼形状に形成されている。
また、該各プロペラ翼2はボス部3の軸方向に対して、傾斜して固定されている。
なお、6は、ボルトであり、該ボルト6は、前記ボス部3の周側面に貫通して設けたネジ孔(図示せず)に螺合され、該ボルト6の先端部で、前記ボス部3に挿通された撹拌軸5の周側面を押圧して、前記ボス部3を前記撹拌軸5に係止するようにする。
次に本実施例1の撹拌翼1の作用と効果を説明する。
まず、前記プロペラ翼2を前進翼として取り付けて撹拌をするためには、前記撹拌翼1のボス部3を前記撹拌軸5に一方向側3aから挿通係止し、該撹拌翼1を、撹拌槽(図示せず)内に垂設し、図2に示すように、該撹拌翼1を矢印Aの方向に回転駆動して、該撹拌槽内の液体を撹拌する。
この撹拌においては、前記前進翼形状を形成するプロペラ翼2の一側縁2aで液体の剥離が抑制され、低動力で高い吐出性能(軸流性能)が得られるようになる。
次に、前記プロペラ翼2を後進翼として取り付けて撹拌するためには、前記撹拌翼1のボス部3を前記撹拌軸5に他方向側3bから挿通係止し、該撹拌翼1を、撹拌槽(図示せず)内に垂設し、図4に示すように、該撹拌翼1を矢印Aの方向に回転駆動して、該撹拌槽内の液体を撹拌する。
この撹拌により、前記後進翼形状を形成するプロペラ翼2の他側縁2bで液体の剥離が起こり、動力が多少高くなり、吐出流速が早くなると共に、強力な撹拌作用が得られるようになる。
以上により、撹拌翼1の取付方向を変えることにより、異なる2つの撹拌作用を得ることができるようになる。
本発明の実施例2を図5により説明する。
本実施例2においては、前記プロペラ翼2を前進翼として取り付けた場合において、該プロペラ翼2の回転方向の逆側を向く縁部分である他側縁2bに鋸刃状に形成した鋸刃部7を設ける。
この実施例2においては、前記プロペラ翼2を前進翼として取り付けた撹拌においては、前記鋸刃部7には、せん断作用が働かないが、該プロペラ翼2を後進翼として取り付けた撹拌においては、該鋸刃部9にせん断作用を働かせることができ、一つの撹拌翼で異なる撹拌作用を得ることができるようなる。
本発明の実施例3を図6乃至図9により説明する。
本実施例3においては、実施例1のボス部3に、実施例1のプロペラ翼2を放射状に固定する代わりに、矩形翼8などのパドル翼を放射状に、例えば4枚固定する。
また、各矩形翼8は、前記ボス部3が前記撹拌軸5に一方向側3aから挿通係止され、前記攪拌翼1を矢印A方向に回転駆動した場合に、例えば、液体を下方に流動させるように、それぞれボス部3の軸方向に対して、傾斜して固定されている。
また、図6及び図7に示すように、各矩形翼8には、前記ボス部3が前記撹拌軸5に一方向側3aから挿通係止した場合において、該矩形翼8の回転方向の逆側を向く縁部分である他側縁8bに鋸刃状に形成した鋸刃部9を設ける。
なお、8aは、該矩形翼8の回転方向側を向く縁部分である一側縁である。
この実施例3においては、図6及び図7に示すように、前記撹拌翼1の前記ボス部3を前記撹拌軸5に一方向側3aから挿通係止した場合の撹拌においては、前記鋸刃部9には、せん断作用が働かないが、図8及び図9に示すように、該撹拌翼1の前記ボス部3を前記撹拌軸5に他方向側3bから挿通係止した場合の撹拌においては、該矩形翼8の回転方向側を向く縁部分である他側縁8bの鋸刃部9にせん断作用を働かせることができ、一つの撹拌翼で異なる撹拌作用を得ることができるようなる。
なお、前記翼は、プロペラ翼やパドル翼以外にタービン翼などであってよもよい。
本発明の撹拌翼は、食品工業や化学工業等における液体の混合に利用される。
1 撹拌翼
2 翼
2a 一側縁
2b 他側縁
3 ボス部
3a 一方向側
3b 他方向側
4 貫通孔
5 撹拌軸
6 ボルト
7 鋸刃部
8 矩形翼
8a 一側縁
8b 他側縁
9 鋸刃部

Claims (3)

  1. 撹拌軸に係止されるボス部と、該ボス部に固定された翼とよりなり、前記ボス部は、前記撹拌軸に一方向側から又は他方向側から挿通係止可能に形成され、前記翼は、前記ボス部が前記撹拌軸に一方向側から挿通係止されたときに、一側縁が前記撹拌軸から離れるに従って徐々に回転方向側に湾曲する前進翼形状に形成されると共に、前記ボス部が前記撹拌軸に他方向側から挿通係止されたときに、他側縁が前記撹拌軸から離れるに従って徐々に回転方向の逆側にする後進翼形状に形成されていることを特徴とする撹拌翼。
  2. 前記翼の一側縁及び他側縁のいずれか一方の縁が鋸刃状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の撹拌翼。
  3. 撹拌軸に係止されるボス部と、該ボス部に固定された翼とよりなり、前記ボス部は、前記撹拌軸に一方向側から又は他方向側から挿通係止可能に形成され、前記翼は、該翼の一側縁及び他側縁のいずれか一方の縁が鋸刃状に形成されていることを特徴とする撹拌翼。
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