JP2014232391A - 配信サーバ、及び情報配信システム - Google Patents

配信サーバ、及び情報配信システム Download PDF

Info

Publication number
JP2014232391A
JP2014232391A JP2013112373A JP2013112373A JP2014232391A JP 2014232391 A JP2014232391 A JP 2014232391A JP 2013112373 A JP2013112373 A JP 2013112373A JP 2013112373 A JP2013112373 A JP 2013112373A JP 2014232391 A JP2014232391 A JP 2014232391A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
accident
vehicle
identification information
communication terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013112373A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6189089B2 (ja
Inventor
浩輔 成瀬
Kosuke Naruse
浩輔 成瀬
中村 順一
Junichi Nakamura
順一 中村
末木 信之
Nobuyuki Sueki
信之 末木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2013112373A priority Critical patent/JP6189089B2/ja
Publication of JP2014232391A publication Critical patent/JP2014232391A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6189089B2 publication Critical patent/JP6189089B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】運転者に対して、適切に事故の情報を提供する。【解決手段】実施形態の配信サーバは、第1記憶部と、受信部と、取得部と、送信部と、を備える。第1記憶部は、携帯可能な通信端末を識別する通信端末識別情報と、車両が通行可能な道路の近傍に設けられたITS(Intelligent Transport Systems)スポットと通信可能な車載器を識別する車載器識別情報と、を対応付けて記憶する。受信部は、事故が生じた位置を示す事故位置情報を受信する。取得部は、ITSスポットと通信を行った車両のうち、事故位置情報で識別される位置で生じた事故を通知すべき車両に搭載された車載器識別情報を取得する。送信部は、取得部が取得した車載器識別情報と第1記憶部で対応付けられた通信端末識別情報を用いて、広域通信ネットワークを介して、通信端末に事故の情報を送信する。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、配信サーバ、及び情報配信システムに関する。
従来、道路を走行していている車両に対して、交通情報を提供するための技術が提案されている。交通情報は、道路に設置されている各種センサより収集する通行量情報に基づいて生成されている。また、事故や災害等が生じた場合、交通情報には、事故や災害等の特異な情報が追加される。そして、生成された交通情報は、道路情報表示板への表示や、カーナビ等の情報端末機器等への配信に用いられている。
現状では、表示又は配信されている交通情報は、走行している車両の位置によらない、広く一般向けの情報であるため、車両の走行している道路とは関係のない、不要な情報も多く含まれている。このため、利用者は、提供されている交通情報が、自分に必要な情報な情報であるか否かを判定した上で、必要と判定した情報を視聴等しなければならなかった。
そこで、近年、ITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)が提案されている。このITSは、道路近傍に設置されているITSスポットと、車両との間で情報を送受信することが可能となる。この情報の送受信には、DSRC(Dedicated Short Range Communication)通信技術が用いられている。このDSRC通信技術は、例えば5.8GHz帯の電波を使用して短距離・小ゾーンの限定されたスポットで双方向通信を実現している。
しかしながら、DSRC通信技術を用いた場合に、ITSスポットと通信可能な車載器に対して提供できる情報量が限られるという問題がある。
実施形態の配信サーバは、第1記憶部と、受信部と、取得部と、送信部と、を備える。第1記憶部は、携帯可能な通信端末を識別する通信端末識別情報と、車両が通行可能な道路の近傍に設けられたITS(Intelligent Transport Systems)スポットと通信可能な車載器を識別する車載器識別情報と、を対応付けて記憶する。受信部は、事故が生じた位置を示す事故位置情報を受信する。取得部は、ITSスポットと通信を行った車両のうち、事故位置情報で識別される位置で生じた事故を通知すべき車両に搭載された車載器識別情報を取得する。送信部は、取得部が取得した車載器識別情報と第1記憶部で対応付けられた通信端末識別情報を用いて、広域通信ネットワークを介して、通信端末に事故の情報を送信する。
図1は、実施形態にかかる緊急情報配信システムの構成例を示した図である。 図2は、実施形態にかかる緊急情報配信サーバの構成を示したブロック図である。 図3は、実施形態にかかる車載器対応情報記憶部のテーブル構造を示した図である。 図4は、実施形態にかかるITSスポット位置情報記憶部のテーブル構造を示した図である。 図5は、実施形態にかかる携帯通信端末のソフトウェア構成を示したブロック図である。 図6は、実施形態にかかる緊急情報配信システムにおける、事故が発生した場合の処理の手順を示すシーケンス図である。
図1は、本実施形態にかかる緊急情報配信システムの構成例を示した図である。図1に示す例では、道路事業者サーバ101と、緊急情報配信サーバ102と、ITS管理サーバ103と、通信事業者サーバ104と、を含む構成とする。
道路を走行する車両120には、車載器121が搭載されている。車載器121は、DSRC(Dedicated Short Range Communication)通信技術を用いたITSスポット111〜113との間で通信を可能とする。DSRC通信技術は、狭い範囲で通信を行うための通信技術であり、おおよそ数百メートルの範囲内で1対1の双方向通信を可能とする。このために電波ビーコン(5.8GHz帯)が用いられるが、本実施形態は通信技術を制限するものではなく、他の通信技術を用いても良い。
なお、本実施形態にかかる車両120は、説明の対象となっている1台又は複数台の車両とし、DSRC通信技術で通信可能な車載器121が搭載されている車両であれば、どのような車両であっても良い。
ITSスポット111〜113は、道路の近傍に設置されており、当該道路を走行し、通信可能な範囲内に位置する車両120との間で情報を送受信する。ITSスポット111〜113は、高速道路等に沿って一定の間隔毎に設けられている。そして、ITSスポット111〜113は、車両120に搭載された車載器121から、例えば車載器121を識別する識別番号を受信する。そして、ITSスポット111〜113は、道路ネットワーク150を介して、受信した車載器121の識別番号を、ITS管理サーバ103に送信する。
ITS管理サーバ103は、ITSスポット111〜113と送受信を行った車両(換言すればITSスポット111〜113を通過した車両)の履歴情報を管理する。
本実施形態では、ITS管理サーバ103は、ITSスポット111〜113が受信した車載器121の識別番号と、ITSスポット111〜113の識別情報と、車両120がITSスポット111〜113を通過した時刻情報と、を対応付けて記憶する。これにより本実施形態は、識別情報で識別されるITSスポット111〜113が設けられた位置に基づいて、通過した車両120の位置を認識できる。換言すれば、ITS管理サーバ103は、ITSスポット111〜113を通過した車両120の位置情報を、当該車両120に搭載されている車載器121の識別番号と対応付けて管理している。なお、本実施形態はITSスポット111〜113の識別情報から、車両120の位置を認識する例について説明するが、車両120に搭載されているGPS等から、車両120の位置情報を取得しても良い。
道路事業者サーバ101は、道路を管理する道路事業者が管理するサーバであり、当該道路事業者が収集した道路に関する情報を、様々な人に配信するサーバとする。道路事業者サーバ101は、例えば、道路上で事故170等の障害が生じた場合に、自動又は手動により当該障害に関する情報(例えば事故情報)が入力される。そして、道路事業者サーバ101は、入力された情報を、様々な人や装置(例えば緊急情報配信サーバ102)宛に配信する。
事故情報には、交通事故に関する様々な情報が含まれており、例えば事故が発生した発生時刻、事故が発生した位置が示された事故位置情報、事故内容、事故現場の対応状況、通行制限等の情報、復旧見込み、事故が生じたことによる道路の渋滞情報等を含んでいる。さらには、当該事故が発生した位置を回避するための迂回経路等の情報が含まれていても良い。
緊急情報配信サーバ102は、交通事故等が生じた場合に、事故情報を配信するサーバとする。本実施形態にかかる緊急情報配信サーバ102は、通信事業者サーバ104に送信要求を行うことで、広域通信ネットワーク160を介して、ITSスポット111〜113を通過した車両120の運転者等が携帯している携帯通信端末130に対して、事故情報を送信できる。広域通信ネットワーク160は、例えば、携帯電話が通信可能な電話通信回線等とする。携帯通信端末130としては、携帯電話端末、スマートフォン、タブレット端末等が考えられる。さらには、電話通信回線(広域通信ネットワーク160)と通信可能なカーナビゲーション端末等も考えられる。
通信事業者サーバ104は、他の装置(例えば緊急情報配信サーバ102)から携帯通信端末130にアクセスするために通信事業者が設けたサーバであり、広域通信ネットワーク160を介して携帯通信端末130との間で情報を送受信できる。
従来の交通情報の配信システムでは、交通事故が発生した時に、交通事故の詳細な情報を交通事故に関連している道路を走行している車両に限定して配信することができなかった。一方、ITSスポット111〜113を介したDSRC通信技術を用いることで、当該車両120(に搭載されている車載器121)に限定して情報を提供することも考えられるが、伝送できる情報量が限られている。
そこで、本実施形態では、交通事故が発生した場合に、交通事故に関連している道路を走行している車両の運転者等が保持する携帯通信端末130等に対して、詳細な事故情報を送信することとした。緊急情報配信サーバ102から、広域通信ネットワーク160を介して、事故情報を配信しているため、DSRC通信技術による狭域通信に基づく情報量が制限されずに、より詳細な情報を送信することができる。
また、携帯通信端末130に送信することで、携帯通信端末130にインストールされている他のアプリケーションと連携して、情報を提供することが可能になる。また、DSRC通信技術による狭域通信は数百メートル程度しか通信できないが、本実施形態においては、広域通信ネットワーク160を介して事故情報を配信することで、ITSスポット111〜113と通信可能な範囲に存在しない車両120に対して、リアルタイムに事故情報を提供することができる。
次に、緊急情報配信サーバ102の構成について説明する。図2は、本実施形態にかかる緊急情報配信サーバ102の構成を示したブロック図である。図2に示されるように、緊急情報配信サーバ102は、車載器対応情報記憶部201と、ITSスポット位置情報記憶部202と、受信制御部203と、取得部204と、送信制御部205と、を備える。
車載器対応情報記憶部201は、車両120に搭載されている車載器121と、当該車両120に乗車している運転者等の携帯通信端末130と、を対応付けて記憶する。図3は、実施形態にかかる車載器対応情報記憶部201のテーブル構造を示した図である。図3に示されるように、車載器対応情報記憶部201は、携帯通信端末130の識別情報と、ITSスポット対応車載器121の識別番号と、を対応付けて記憶する。
本実施形態においては、事前に携帯通信端末130の識別情報と、ITSスポット対応車載器121の識別番号と、の対応付けは行われているものとする。なお、対応付けの手法は、周知の手法を問わず、どのような手法を用いても良い。そして、車載器対応情報記憶部201が当該対応付けを記憶しているため、事故情報を配信すべき車両120の車載器121が特定できた場合に、当該車載器121と対応付けられた携帯通信端末130宛に事故情報を送信することが可能となる。
ITSスポット位置情報記憶部202は、ITSスポット111〜113の位置に関する情報を記憶する。図4は、実施形態にかかるITSスポット位置情報記憶部202のテーブル構造を示した図である。図4に示されるように、ITSスポット位置情報記憶部202は、ITSスポット111〜113が設置された位置を示すITS位置情報と、ITSスポット111〜113を識別するITS識別情報と、を対応付けて記憶している。
本実施形態では、ITSスポット位置情報記憶部202が当該対応付けを記憶しているため、事故の位置に関連する道路の近傍に設置されたITSスポット111〜113を特定できる。
受信制御部203は、他の装置から情報を受信する。例えば、受信制御部203は、道路上で交通事故が発生した場合に、道路事業者サーバ101から、交通事故が生じた位置を示す事故位置情報を含む事故情報を受信する。送信制御部205は、他の装置に対して情報を送信する。
取得部204は、ITSスポット111〜113と通信を行った車両120のうち、受信した事故位置情報で識別される位置で生じた事故を通知すべき車両120に搭載された車載器121を識別する識別番号を取得する。
本実施形態にかかる取得部204は、事故位置情報とITS位置情報との位置関係に基づいて、事故位置情報で識別される位置で生じた交通事故を通知すべき車両120が通行するITSスポット111〜113を特定する。そして、取得部204は、特定されたITSスポット111〜113と通信を行った(通過した)車両120に搭載された車載器121の識別情報を取得する。
より詳細には、取得部204は、ITSスポット111〜113を特定した後、送信制御部205が、特定されたITSスポット111〜113を識別するITS識別情報を、ITS管理サーバ103に送信する。
そして、取得部204が、受信制御部203を介して、ITS管理サーバ103から、送信したITS識別情報を識別するITSスポット111〜113と通信を行った(通過した)車両120に搭載された車載器121を識別する識別番号を取得する。
そして、送信制御部205は、取得部204が取得した車載器121を識別する識別番号と車載器対応情報記憶部201で対応付けられた携帯通信端末130の識別情報を用いて、通信事業者サーバ104に指示することで、広域通信ネットワーク160を介して、携帯通信端末130に交通事故の情報を送信する。これにより携帯通信端末130が、当該携帯通信端末130を保持している運転者が運転している車両120に関連した交通事故情報を配信できる。
図5は、実施形態にかかる携帯通信端末130のソフトウェア構成を示したブロック図である。図5に示されるように携帯通信端末130は、緊急情報配信アプリケーション501と、地図アプリケーション502と、がインストールされている。
緊急情報配信アプリケーション501は、受信制御部511と、報知部512と、読出部513と、表示制御部514と、を備えている。
受信制御部511は、通信事業者サーバ104を介して、緊急情報配信サーバ102から事故情報を受信する。
報知部512は、受信制御部511が事故情報を受信した場合に、事故情報を受信したことを示す報知を行う。報知手法としては、アラーム音を鳴らすなど、どのような手法を用いても良い。
読出部513は、受信制御部511が受信した事故情報の、音声による読み出しを行う。運転者が運転している場合に、携帯通信端末130を目で確認することは難しい。そこで、本実施形態にかかる携帯通信端末130は、音声で事故情報を詳細に説明することとした。これにより、運転者は、運転中に、当該運転者が運転している車両120が走行している道路に関連する事故の状況をリアルタイムに認識することができる。事故の詳細情報としては、例えば、発生時刻、事故内容、事故現場の対応状況、通行制限等の情報、復旧見込み、道路の渋滞情報等などがある。
表示制御部514は、受信した事故情報に関連する画像情報を表示する。本実施形態では、画像情報として当該事故による渋滞箇所の表示や、事故による迂回経路の表示などが考えられる。これにより、当該車両に運転者の他に搭乗者がいる場合に、当該搭乗者から、運転者に対して事故の状況を伝えることができる。
さらには、地図アプリケーション502が、緊急情報配信アプリケーション501と連動してもよい。例えば、地図アプリケーション502は、緊急情報配信アプリケーション501が受信した事故情報から、事故が発生した位置を取得して、運転者に対して様々な状況を提供できる。例えば、迂回経路のナビゲーションや、混雑が緩和するまでの間休憩する店舗の情報等を提供してもよい。
このように、本実施形態では、広域通信ネットワーク160を介して携帯通信端末130に交通情報を通知することで、運転者に対してリアルタイム且つ詳細に交通事故に関する情報を提供できる。
次に、本実施形態にかかる緊急情報配信システムにおける、事故が発生した場合の処理について説明する。図6は、本実施形態にかかる緊急情報配信システムにおける上述した処理の手順を示すシーケンス図である。
まず、道路事業者サーバ101が、事故が発生した場合に、事故が発生した位置を含め、事故に関する様々な情報が含まれた事故情報を入力する(ステップS601)。次に、道路事業者サーバ101は、入力した事故情報を、緊急情報配信サーバ102を含め様々な装置に対して送信する(ステップS602)。
そして、緊急情報配信サーバ102の受信制御部203は、道路事業者サーバ101から、事故情報を受信する(ステップS611)。緊急情報配信サーバ102の取得部204は、事故情報を受信した場合に、ITSスポット位置情報記憶部202に記憶されているITS位置情報と、当該事故情報に含まれている(事故が発生した位置を示した)事故位置情報と、から、事故に影響があると推定される道路に設置されているITSスポットを特定する(ステップS612)。当該ITSスポットを通過した車両120が、受信した事故情報の配信の対象となる。
次に、緊急情報配信サーバ102の送信制御部205は、特定したITSスポットを識別するITS識別情報を、ITS管理サーバ103に送信する(ステップS613)。
そして、ITS管理サーバ103は、緊急情報配信サーバ102から、ITS識別情報を受信する(ステップS621)。そして、ITS管理サーバ103は、ITSスポットを通過した車両120を管理している履歴情報から、受信したITS識別情報で識別されるITSスポットを、所定時間内に通過した車両120に搭載されている車載器番号を抽出する(ステップS622)。なお、抽出される車載器番号は、事故発生位置及び発生時刻のうちいずれか一つ以上を用いれば良い(例えば、事故発生位置から半径xkm、発生時刻よりy分前等)。
その後、ITS管理サーバ103は、抽出した車載器番号を、緊急情報配信サーバ102に出力する(ステップS623)。
そして、緊急情報配信サーバ102の取得部204が、受信制御部203を介して、ITS管理サーバ103から、車載器番号を取得する(ステップS614)。
その後、取得部204は、車載器対応情報記憶部201を参照して、取得した車載器番号と対応付けられている、携帯通信端末130の識別情報を取得する(ステップS615)。
次に、緊急情報配信サーバ102の送信制御部205が、取得した識別情報で識別される携帯通信端末130宛に、詳細な事故情報の送信を要求する(ステップS616)。
そして、通信事業者サーバ104は、携帯通信端末130宛の詳細な事故情報の送信要求を受け付ける(ステップS631)。
次に、通信事業者サーバ104が、受け付けた送信要求に従って、広域通信ネットワーク160を介して、携帯通信端末130に詳細な事故情報を送信する(ステップS632)。
そして、緊急情報配信サーバ102では、道路事業者サーバ101から定期的又は不定期に配信されている事故情報により、事故が復旧したか否かを判定する(ステップS617)。事故が復旧していない場合(ステップS617:No)、再びステップS613から処理を行う。一方、事故が復旧したと判定した場合(ステップS617:Yes)、処理を終了する。
これにより、事故付近又は事故が発生した道路を走行している車両120を運転している運転者に限り、当該運転者の携帯通信端末130を介して、リアルタイムに事故の情報を詳細に提供することができる。携帯通信端末130は緊急情報配信アプリケーション501の制御により、当該事故情報を受信した旨の報知や、当該事故情報の音声による読み上げなどを行う。広域通信ネットワーク160を介して情報を提供することで、情報量が制限されることなく、様々な事故に関する情報を提供することができる。さらには、次のITSスポットに到着する前に情報を提供できるために、より迅速に事故に対応する運転方針の変更(例えば経路の変更)を行うことができる。
従来の交通情報配信システムでは、交通事故発生時に、事故の詳細情報を事故現場周辺の車両に限定して配信することができなかった。これに対して、DSRC通信技術を用いることも考えられるが、狭域通信であるため、リアルタイムに通信できず、且つ情報量が制限される。
これに対して、本実施形態にかかる緊急情報配信システムでは、広域通信ネットワーク160を介して、運転者の携帯通信端末130に対して事故情報を配信することで、事故情報の配信先を制限した上で、情報量が制限されることなく、当該運転者に対して詳細な情報を提供することができる。
つまり、本実施形態にかかる緊急情報配信システムでは、緊急情報配信サーバ102等を備えることで、事故発生時にその影響範囲にいる車両120に限定して、交通事故の情報を配信することができる。さらには、携帯電話用の通信ネットワークなど既存の広域通信ネットワーク160を用いることで、新たなインフラを整備することなく、事故の詳細情報(発生時刻、事故内容、事故現場の対応状況、通行制限等の情報、復旧見込み、道路の渋滞情報等)をリアルタイムに提供することができる。
このように、本実施形態にかかる緊急情報配信システムでは、車載器121と携帯通信端末130等の通信端末とは事前に対応付けられているため、事故の詳細情報を事故の影響を受けると予想された車両120と紐づけられた通信端末にのみ、送信できる。
さらに、本実施形態にかかる緊急情報配信システムでは、事故情報を配信する車両120の識別、及び識別した車両に乗車している運転者の携帯通信端末宛の情報の配信を、事故の復旧が終わるまで一定時間毎に行うことで、最新情報を必要な利用者に限定して配信することができる。
本実施形態にかかる緊急情報配信システムは構成の一例を示したもので、様々な態様が考えられる。例えば、ITSスポット位置情報記憶部や、車載器対応情報記憶部を、緊急情報配信サーバ102が備えることに制限するものではなく、通信事業者サーバ104やITS管理サーバ103側で備えていても良い。また、図1に示された装置以外のサーバ等と連携処理を行っても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
101…道路事業者サーバ、102…緊急情報配信サーバ、103…ITS管理サーバ、104…通信事業者サーバ、111〜113…ITSスポット、120…車両、121…車載器、130…携帯通信端末、150…道路ネットワーク、160…広域通信ネットワーク、201…車載器対応情報記憶部、202…ITSスポット位置情報記憶部、203…受信制御部、204…取得部、205…送信制御部、501…緊急情報配信アプリケーション、502…地図アプリケーション、511…受信制御部、512…報知部、513…読出部、514…表示制御部

Claims (4)

  1. 携帯可能な通信端末を識別する通信端末識別情報と、車両が通行可能な道路の近傍に設けられたITS(Intelligent Transport Systems)スポットと通信可能な車載器を識別する車載器識別情報と、を対応付けて記憶する第1記憶部と、
    事故が生じた位置を示す事故位置情報を受信する受信部と、
    ITSスポットと通信を行った車両のうち、前記事故位置情報で識別される位置で生じた事故を通知すべき車両に搭載された前記車載器識別情報を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した前記車載器識別情報と前記第1記憶部で対応付けられた前記通信端末識別情報を用いて、広域通信ネットワークを介して、前記通信端末に前記事故の情報を送信する送信部と、
    を備える配信サーバ。
  2. ITSスポットを識別するITS識別情報と、当該ITSスポットが設置された位置を示すITS位置情報と、を対応付けて記憶する第2記憶部を、さらに備え、
    前記取得部は、前記事故位置情報と前記ITS位置情報との位置関係に基づいて事故を通知すべき車両が通過するITSスポットを特定し、特定されたITSスポットを識別する前記ITS識別情報に基づいて、当該ITSスポットを通過した車両に搭載された前記車載器識別情報を取得する、
    請求項1に記載の配信サーバ。
  3. 前記送信部は、さらに、前記事故位置情報と前記ITS位置情報との位置関係に基づいて特定される、事故を通知すべき車両が通過するITSスポットを識別するITS識別情報を、当該ITSスポットを通過した車両の情報を管理する管理サーバに送信し、
    前記取得部は、前記管理サーバから、事故を通知すべきITSスポットを通過した車両に搭載された前記車載器識別情報を取得する、
    請求項2に記載の配信サーバ。
  4. 携帯可能な通信端末と、配信サーバと、を少なくとも含む情報配信システムにおいて、
    前記配信サーバは、
    携帯可能な通信端末を識別する通信端末識別情報と、車両が通行可能な道路の近傍に設けられたITS(Intelligent Transport Systems)スポットと通信可能な車載器を識別する車載器識別情報と、を対応付けて記憶する第1記憶部と、
    事故が生じた位置を示す事故位置情報を受信する受信部と、
    ITSスポットと通信を行った車両のうち、前記事故位置情報で識別される位置で生じた事故を通知すべき車両に搭載された前記車載器識別情報を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した前記車載器識別情報と前記第1記憶部で対応付けられた前記通信端末識別情報を用いて、広域通信ネットワークを介して、前記通信端末に前記事故の情報を送信する送信部を備え、
    前記通信端末は、
    前記配信サーバから受信した前記事故の情報を音声で出力する出力部と、
    を備える、
    情報配信システム。
JP2013112373A 2013-05-28 2013-05-28 配信サーバ、及び情報配信システム Expired - Fee Related JP6189089B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013112373A JP6189089B2 (ja) 2013-05-28 2013-05-28 配信サーバ、及び情報配信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013112373A JP6189089B2 (ja) 2013-05-28 2013-05-28 配信サーバ、及び情報配信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014232391A true JP2014232391A (ja) 2014-12-11
JP6189089B2 JP6189089B2 (ja) 2017-08-30

Family

ID=52125739

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013112373A Expired - Fee Related JP6189089B2 (ja) 2013-05-28 2013-05-28 配信サーバ、及び情報配信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6189089B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022116121A (ja) * 2020-09-23 2022-08-09 ソフトバンク株式会社 サーバ、通信システム、通信方法及びプログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001022988A (ja) * 1999-07-08 2001-01-26 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 移動車両へのマルチメディア情報提供システム
JP2005165378A (ja) * 2003-11-28 2005-06-23 Denso Corp 道路状況情報提供システム
JP2012065196A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Toshiba Corp サービス情報配信システム及びサービス情報配信方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001022988A (ja) * 1999-07-08 2001-01-26 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 移動車両へのマルチメディア情報提供システム
JP2005165378A (ja) * 2003-11-28 2005-06-23 Denso Corp 道路状況情報提供システム
JP2012065196A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Toshiba Corp サービス情報配信システム及びサービス情報配信方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022116121A (ja) * 2020-09-23 2022-08-09 ソフトバンク株式会社 サーバ、通信システム、通信方法及びプログラム
JP7315751B2 (ja) 2020-09-23 2023-07-26 ソフトバンク株式会社 サーバ、通信システム、通信方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6189089B2 (ja) 2017-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20230116116A1 (en) Roadside and emergency assistance system
CN107454554B (zh) 利用车辆对车辆通信的应急通道
US6792351B2 (en) Method and apparatus for multi-vehicle communication
AU2009330617B2 (en) GPS gate system
US8483651B1 (en) Notifying mobile-device users of emergency vehicles
CN106575480B (zh) 信息处理系统、终端装置、程序、移动终端装置、计算机可读取的非易失性的有形记录介质
JP2012168796A (ja) プローブ情報管理システム、車載端末、およびプローブ情報管理装置
EP2932491B1 (en) System and method for providing alert notifications to a vehicle occupant
US10388165B2 (en) Reporting system, information-processing system, server device, terminal device, and non-transitory storage medium
JP2012160130A (ja) タクシー情報提供システム及びタクシー情報提供方法
KR100471303B1 (ko) 주차장 안내 서비스 장치 및 방법
JP6189089B2 (ja) 配信サーバ、及び情報配信システム
JP2014181959A (ja) ナビゲーションシステム
JP3900946B2 (ja) 特定道路情報サーバ、車載通信処理装置及び特定道路情報クライアントプログラム
JP2015075990A (ja) 路車間通信システム及び車載器
KR102646374B1 (ko) 재난 정보 알림 방법 및 시스템
JP5326844B2 (ja) 配信システム
JP2000207685A (ja) 車載機及びそれを備えた車輌通信システム
JP3920589B2 (ja) バス到着管理システム
JP2020170372A (ja) 車載器およびこれを用いた路車間通信システム並びに路側機情報報知方法
JP2019159552A (ja) 施設情報配信装置、及び施設情報配信方法
KR20100051885A (ko) 차량 탑승자 정보 이용 방법 및 그 단말기
JP2004164304A (ja) 車両運行情報管理システム
KR101202144B1 (ko) 텔레매틱스 시스템을 이용한 차량 이동 알림 서비스 제공 방법 및 시스템
JP2010256967A (ja) 安全運転支援情報提供車載装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20151102

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160302

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170704

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170802

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6189089

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees