JP2014230284A - 符号のワードの拡大スペクトル解析による、訂正符号、例えばターボ符号の復号法 - Google Patents

符号のワードの拡大スペクトル解析による、訂正符号、例えばターボ符号の復号法 Download PDF

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Abstract

【課題】符号のワードの拡大スペクトル解析による、訂正符号、例えばターボ符号の復号法を提供する。【解決手段】 本発明は、同じスペクトル効率を保持しながら、すなわち符号化された流れの有用なスループットの減少無しに、ターボ符号若しくはLDPC符号のエラーフロアの問題、又はより一般的に「ターボライク符号」のファミリーからの訂正符号の問題解決を可能にする、改善された復号法に関する。この結果は、ビットであってエラーがそれに対して強い影響を有するビットの、復号器の入力における識別と、復号器の収束を改善するための、これらのビットに対応する尤度の変更とを通じて得られる。【選択図】 図3

Description

本発明は、符号のワードのスペクトル解析による訂正符号の復号法に関し、有利にはターボ符号ファミリーからの訂正符号に適用される。
ターボ符号ファミリーからの訂正符号を復号するための、既知のアルゴリズムは、高い信号対雑音比における、復号後のビットエラー率の性能の観点からの限界を呈する。実際に、信号対雑音比のしきい値を超えては、ターボ符号の復号後のビットエラー率は、標準的なアルゴリズムで改善され得ないことが知られている。この現象は、それ未満では性能の改善ができない、ビットエラー率の最小レベルを特徴付ける用語「エラーフロア」によって知られる。
当該技術分野では良く知られているこの現象は、一定の符号ワードが最小距離、すなわち最も近い符号ワードに対する、短い距離を示すという事実に関係している。ここで、最小距離は、符号訂正力に対して直接的な影響を有する。受信された符号ワードが送信された符号ワードから、最小距離よりも近い距離にある場合、復号器は確実に正しい符号ワードに収束する。反対に、受信された符号ワードと送信された符号ワードとの間の距離が大きいほど、復号器の収束はより困難となる。
ターボ符号ファミリーからの訂正符号のエラーフロア問題を解決するために、幾つかの方法が知られている。
第一の解決策は、連結された配置を形成するために、外部符号、例えばBCH符号又はリード・ソロモン(Reed−Solomon)符号を加えることを含む。この技術はエラーフロア現象を取り除くことにより、復号性能を改善することを可能にするが、しかしスペクトル効率、或いは送信の有用なスループット(処理能力)を低下させるという欠点を示す。実際、2つの連結された符号の全体的速度は、ターボ符号単独の速度よりも低い。
(非特許文献1)内で提案されている第二の解決策は、符号のフレーム内で最も保護されていないビットを特定するために、符号ワードのスペクトルを解析することを含む。実際、これらの符号において、全てのビットが公平な方法で保護されている訳ではないことが知られている。それゆえ、所与のビットに対するエラーの影響は、隣接するビットに対するエラーの影響と同じではない。一旦これらのビットの集合Ωが決定されると、ターボ符号器は既知のビットを集合Ωによって表わされる位置に挿入する。その結果、復号の間に、集合Ω及び挿入されたビットの値が知られ、その性能を改善するため、ターボ復号器の入力に対して大きな信頼性が宣言される。挿入されたビットは、情報フレームを検索するために、出力に際してターボ復号器からその後に除去される。
この解決策はまた、ビットが符号器により加えられるため、符号の有効速度を低下させ、それによって、与えられた情報フレームのサイズに対する有効ビットの数を低下させる欠点も示す。
(非特許文献2)内で提案されている第三の解決策は、フレーム内での所与の位置においてパルスを導入することを含む。これらの位置は、復号器への入力におけるビットの尤度に関する情報の項目に基づいて決定される。これらの情報項目は、それらの大きさのみの関数として仕分けられ、パルスは最も信頼性の低い尤度から始まって1つずつ導入される。
この解決策は、非常に複雑であるという欠点を有する。実際、それは多数の位置のみに対して有効であり、フレーム内の全てのビットが同じ有意性を持つという原理に依存するように思われるが、これはターボ符号に対して当てはまらない。
M.Oberg&P.Siegel,"Application of distance spectrum analysis to turbo code performance improvement",Proc.35th Annu.Conf.Commun,Control and Computing)pp 701−710,1997年9月 Y.Ould−Cheikh−Mouhamedou,"A Method for Lowering Turbo Code Error Flare using Correction Impulses and Repeated Decoding",6th international ITG−Conference on Source and Channel Coding(Turbocoding),2006 4th international symposium on C.Berrou and S.Vaton,Computing the minimum distance of linear codes by the error impulse method,proc.of IEEE ISIT,2002 S.Crozier et al,Estimating the Minimum Distance of Turbo−Codes using double and Triple Impulse Methods,IEEE Comm.Letters,2005 R.Garello and A.Vila,The All−zero iterative decoding algorithm for turbo code minimum distance computation,in proc of IEEE ICC,2004 J.Hagenauer,The Exit Chart−Introduction to Extrinsic Information Transfer in iterative Processing,in Proc.of 12th Europ.Signal.Proc.(EUSIPCO),2004
本発明は、同じスペクトル効率を保持しながら、すなわち符号化された流れの有用なスループットの減少無しに、ターボ符号若しくはLDPC符号のエラーフロアの問題、又はより一般的に「ターボライク符号」のファミリーからの訂正符号の問題解決を可能にする、改善された復号法を提案する。この結果は、エラーがそれに対して強い影響を有するビットの、復号器の入力における識別と、復号器の収束を改善するための、これらのビットに対応する尤度の変更とを通じて得られる。
本発明の主題は、訂正符号から受け取った符号ワードを復号する反復法であって、前記符号ワードは、それが構成される各ビットの局所尤度に関する情報の項目によって表わされる反復法において、以下のステップ:
− 符号ワードの各ビットに対して、前記符号ワードと、ビットの値がそれに関して誤りである前記符号ワードを復号し、次に再符号化することによって得られる符号ワードとの間の距離に関する情報の項目を含むテーブルを生成するための、符号ワードの拡大スペクトルを解析するステップと、
− 受信された符号ワードのビットの部分集合の、インデックスiを有する各ビットに関して、以下のステップ:
・受信された前記符号ワードを復号するステップと、
・復号された符号ワードの総合的尤度IM(i)に関する情報の項目を計算するステップと、
・現在の反復において計算されている総合的尤度IM(i)に関する情報の項目を、前の反復において計算された総合的尤度IM(i−1)に関する情報の項目と比較するステップと、
・受信された前記符号ワードのインデックスiのビットの、局所尤度LLR(i)に関する情報項目の振幅及び符号を変更するステップであって、選択されたインデックスiが、前の反復において選択されなかったインデックスの中からの、テーブル中の最小距離に関係する、前記テーブルのそのインデックスに対応するステップと、
・現在の反復において計算されている総合的尤度IM(i)に関する情報の項目が、前の反復において計算された総合的尤度IM(i−1)に関する情報の項目よりも小さい場合、受信された前記符号ワードのインデックスi−1の前記ビットの局所尤度LLR(i−1)に関して、前の反復において変更された情報の項目を再度初期化するステップ、を反復的な方法で実行するステップと
を含むことを特徴とする反復法である。
特定の実施形態によれば、本発明による方法は、その方法の停止をテストするステップを更に含む。
復号ステップが反復的である場合、停止テストは復号ステップの繰り返し数に対するテストであり得る。
停止テストはまた、復号ステップの収束のテストでもあり得る。
収束テストは、例えばエラー検出符号(CRC)の適用による、復号ステップの結果中のエラーの検出を含む。
収束テストは、例えば総合的尤度IM(i)に関する情報の項目と、所定のしきい値との比較を含む。
総合的尤度IM(i)に関する情報の項目は、例えば相互情報量の項目であり、又は復号され次に再符号化された符号ワードと、受信された符号ワードとの間のユークリッド距離の逆数に等しい。
本発明の特定の態様によれば、受信された符号ワードのビットの前記部分集合は、受信された符号ワードのビット全体に、又はその局所尤度LLRが所定のしきい値未満の絶対値を示すビットから成る部分集合に等しい。
本発明の特定の態様によれば、拡大スペクトルを解析するステップは、以下のサブステップ:
− 符号ワードを選択するステップと、
− 前記符号ワードの各ビットに対して、反復的な方法で下記ステップ:
・前記ビットの値を変更するステップと、
・変更された符号ワードを復号するステップと、
・復号の結果を符号化するステップと、
・符号化の結果と変更された符号ワードとの間の距離を計算するステップ、
を実行するステップと
を含む。
本発明の特定の態様によれば、訂正符号はターボ符号又はLDPC符号である。
本発明の主題はまた、プログラムがプロセッサにより実行されるとき、本発明による復号の反復法の実行に関する指令を含むコンピュータプログラムと、プログラムがプロセッサにより実行されるとき、本発明による復号の反復法の実行に関する指令を含むプログラムがそこに記録されている、プロセッサによって読み取り可能な記録媒体と、そして本発明による方法のステップを実行するのに適合した手段を備える装置とである。
本発明のその他の特徴及び利点は、添付図に関連して以下の説明を読むことで、より明らかになるであろう。
標準の復号手順の限界を説明する、信号対雑音比に依存したエラー率に関する、ターボ符号のファミリーからの訂正符号の理論的性能のグラフである。 訂正符号の最小距離の概念を説明する略図である。 本発明による復号法を実施するステップを説明するフローチャートである。 例示的実施形態において、符号ワードの拡大スペクトル解析のステップを実施する、サブステップを詳細に説明するフローチャートである。
本発明はとりわけ、ターボ符号又は同じファミリーの符号を復号する標準的方法の性能の改善を目的とする。
図1は、ターボ符号のファミリーからの訂正符号の理論的性能のグラフを表わす。横座標SNRは、デシベルで表わされる信号対雑音比に対応し、縦座標BERは、ビットエラー率に対応する。
ターボ符号のビットエラー率の特性曲線は、当該技術分野で良く知られているように、信号対雑音比の関数として識別可能な3つの領域1、2、3を含む。第一の領域1は、信号対雑音比が低すぎるために、ビットエラー率が最大値で飽和する領域である。第二の領域2は、信号対雑音比の増加と共にビットエラー率が急速に減少する領域である。第三の領域3は、それを超えると復号器がビットエラー率の限界に到達し、それ未満では復号を改善する事にもはや成功しない、最大の信号対雑音比に対応する、いわゆる「フロア」領域である。
本発明の目的の1つは、スペクトルの効率に影響を及ぼすことなく、ターボ符号の「フロア」領域の影響を解消することである。
信号対雑音比の大きなフロア領域の問題は、本質的に低次の符号ワード、すなわち他の符号ワードから近い距離dにある符号ワードに関連する。
図2は、幾つかの符号ワード間の距離の概念を説明している。図2の例において、符号ワードMC1は、その最小距離、すなわち他の符号ワードへの最小距離のために符号ワードMC2よりも低次であり、符号ワードMC2からの他の符号ワードへの最小距離よりも小さい。
図3はフローチャートにおいて、本発明による復号法の実施のステップを説明している。
本発明による方法は、ターボ符号のファミリーからの訂正符号により、少なくとも1つの符号ワードの復号を行なうことを含む。本発明はまた、LDPC(低密度パリティ検査)符号、又は「ターボライク符号」のファミリーに由来すると考えられる任意の符号、言い換えればグラフに基づいて構成され、反復的な方法で復号される訂正符号にも適用される。
符号ワードは、受信されたビット又は記号を含むサイズNの第一ベクトルと、以下でLLRと称される、受信されたビット又は記号の信頼性或いは尤度についての情報項目を含む、同じサイズNの第二ベクトルによって定義される。例えば、この情報項目は、受信されたビットの信頼性についての表示を与える、フレキシブルな(すなわちバイナリーでない)情報項目を構成する、尤度比又は「対数尤度比」によって定義され得る。例えば、LLRの値の規模が大きい程、対応するビット内にエラーが無い確率は高い。LLRの値の符号は、選ばれた変調の集まりに従って、対応するビット(0又は1)を定義する。
本発明による復号法への符号ワード入力は、例えば受信されたビット及び尤度情報LLRにおいてエラーを生じる、送信チャンネルの不完全性に関連する妨害を受けていることがある。
本発明の目的の1つは、標準の復号手順に関して復号後のエラー率を改善することである。
本方法の第一ステップ101は復号の前のステップであり、復号自体とは別に実行され得る。それは訂正符号のワードの拡大スペクトルの解析を行なうことを含む。
訂正符号のスペクトル解析は、符号ワードの分布を、別の符号ワードからのそれらの距離の関数として決定することを含む。符号ワードの最小距離は、この符号ワードと、考えられている訂正符号のアルファベットの別の符号ワードとの間の最も小さい距離である。最も一般に用いられる距離は、ハミング距離(Hamming distance)、言い換えれば2つの符号ワードの間で異なるビットの数である。
訂正符号のスペクトル解析を行なうために様々な技術が知られており、そのうちいくつかは(非特許文献3)、(非特許文献4)及び(非特許文献5)に記載されているものである。
本方法の第一ステップ101は、訂正符号の拡大スペクトルを決定することを含む。より正確には、各符号ワードに関して、これはワードのビット内の1つを誤った値に設定し、そしてこの符号ワードと、復号され次に再符号化された、変更後の同じ符号ワードとの間の距離を計算することを伴う。
言い換えれば、サイズNの符号ワードに対して、拡大スペクトルの分析はN個の距離の生成をもたらし、各々は同じ符号ワードに対応するが、そこでビット内の1つは誤りである。距離は符号ワードの復号後に計算され、その中の1つのビットは、獲得され次に再符号化された復号ワードと、当初の符号ワードとの間のハミング距離を計算することにより、意図的に不正確な値とされる。
図4は例示的実施形態によって、符号ワードの拡大スペクトルを解析するステップ101のサブステップを詳細に説明している。
図4のフローチャートは、所与の符号ワード用の拡大スペクトルの解析に必要なサブステップを図式的に示す。表わされているステップは、符号ワードの集合全体又はこの集合の部分集合に対して繰り返されなければならない。
ステップ101のサブステップは、とりわけ符号ワード401を選択する第一ステップを含む。有利には、選ばれた符号ワード401はその全てのビットが0から成る符号ワードである。しかし選ばれた符号ワード401は、符号のワードのいずれであっても良い。使用される訂正符号は線形符号であって、その結果として符号ワードの特性は同一であり、1つの符号ワードから別の符号ワードに置き換え可能であるため、拡大スペクトルの解析は、この単一の符号ワード401に対してのみ行われ得る。それゆえ、図4に記述されているステップを幾つかの異なる符号ワード401に対して適用する必要はない。
符号ワード401は、その後にそのビット内の1つの変更402を経験し、言い換えれば、このビットの値は反転される。
変更された符号ワード403は、その後に本発明による復号法によって使用されるものと同じ復号器を好適には用いて404で復号される。復号されたワード405はこのようにして得られ、それはその後に新たな符号ワード407を得るため、再び406で符号化される。この新たな符号ワード407は、その後に当初の符号ワード401との間のハミング距離408を計算することにより、当初の符号ワード401と比較され、それはファイル409又はメモリに保存される。
ステップ402〜408は、各々のビット・インデックスに関して、対応するビットが誤りであるときに得られた符号ワードと、正しい符号ワードとの間のハミング距離を示す配列409を最終的に得るために、符号ワード401のビットの各々を1つずつ変更しながら繰り返される。このハミング距離は、誤りであるビットの関数としての、符号ワードに対するエラーの影響についての情報の項目である。
1つの変形実施形態において、必要とされる計算時間を制限するため、拡大スペクトルの解析が符号ワード401のビットの部分集合に対して行われ、当初のワード401から離れている所定のしきい値の距離である復号されたワード407を、エラーがその中で生じさせるビットのみを探す。
拡大スペクトルを解析するステップ101の実施は、本発明による復号を行なうために用いられるものと同じ反復的な復号アルゴリズムを使用して、一回のみ行われ得る。
ステップ101は最終的にテーブル409の生成となり、それは符号ワードの各ビット・インデックスに対して関連した距離を含む、例えばファイル又はデータベース内に記憶され得る。
図3に説明されるものなどの、本発明による復号法のステップの説明が、以下に続く。
本発明による復号法は、入力として、受信されたビットのベクトルと、受信されたビットの尤度に関する情報の項目を含む関連するベクトルとを受け取り、出力として、復号されたベクトルと、復号されたビットの尤度に関する情報の項目を同様に含む関連するベクトルとを生み出す、反復的方法である。
最初の反復において、例えば反復的復号である、標準の復号103が適用される。
ステップ104において、復号103が収束したとき、又は複雑さを限定するように収束の前に、停止テストが復号103を停止させるために行われる。
この停止テストは次の手順の内の少なくとも1つを介して行うことも、組み合わされたこれらの手順の幾つかを用いて行うこともできる。
最初の停止テストは、符号化前にデータを保護するためのCRC(周期的冗長検査:Cyclic Redundancy Check)タイプの、エラー検出符号を用いることを含む。得られた符号ワードが正しいかどうかを確かめるために、復号103の後に検出テストが行われる。復号103は、復号器の収束をテストするため、CRCの復号がプラスでない限り反復される。
第二の停止テストは、反復回数の関数として復号器103において停止の基準を固定すること、言い換えれば、それを超えると復号103が停止される最大の反復数を固定することを含む。
第三の停止テストは、復号出力の総合的尤度基準103を計算すること、及びこの基準をしきい値と比較することを含む。総合的尤度基準は、符号ワードに対する復号の信頼性の1つの指標である。例えば、それは0〜1の間にある値を伴う可能性があり、値0は(50%のエラー率を有する)完全に誤った復号に相当し、値1は(0%のエラー率を有する)正しい復号に相当する。例示的な総合的尤度計算は、(非特許文献6)[6]において記述されているものなどの、相互情報量の基準を計算することにある。第三の停止テストは、総合的尤度基準がしきい値よりも大きい場合、例えば0.9に等しい値の場合に復号103を停止させることを含み得る。
一般的に、とりわけ復号103の収束の検出、すなわち復号がそれ以上その決定を変えないときに復号を停止させるような復号における変化の停止に基づく、他の停止テストも可能である。
収束テスト104がプラスの場合、言い換えれば復号103が或る決定へと収束した場合、この決定は最終決定105であると考えられ、それは復号された2値ベクトルと、各々の復号されたビットの局所尤度に関する情報の項目を含む第二のベクトルとから成る。
復号の出力における局所尤度に関する情報項目の生成は、(情報の2値項目とは対照的に)情報のフレキシブルな項目を入力として受け取ることができ、そして情報のフレキシブルな項目を出力として生成することが可能な復号器の使用を必要とし、そのような復号器は、訂正符号の分野において用語SISO(軟入力軟出力:Soft Input Soft Output)復号器によって知られている。
収束テスト104がマイナスの場合、例えば復号103が安定した決定へと収束しない場合、本発明による方法の新たな反復が引き起こされる。
ステップ106において、総合的尤度基準IM(i)が復号されたビットの局所尤度に関する情報項目のベクトルに基づいて計算される。この基準は(非特許文献6)に示されているような相互情報量の項目であり得るが、均等な手段によって計算することもできる。特に、総合的尤度基準は又、復号され次に再符号化されたベクトルと、復号法へのベクトル入力との間のユークリッド距離の計算の逆数に等しくなり得る。例えば、このユークリッド距離の計算は、次の関係:
Figure 2014230284
を用いて行うことができ、ここでNは符号ワードのサイズ、Rは反復的復号103への入力に際して生み出される符号ワードのビットと関係する局所尤度、そしてXは反復的復号103からの出力として得られる、ベクトルを再符号化することによって得られる符号ワードのビットである。
テストステップ107において、現在の反復iに対して計算される総合的尤度基準IM(i)は、前の反復i−1に対して計算された総合的尤度基準IM(i−1)と比較される。勿論、このテストは第二の反復(i=2)以降にのみ適用される。
現在の反復に対して計算される総合的尤度基準IM(i)が、前の反復i−1に対して計算された総合的尤度基準IM(i−1)よりも大きい場合、又は反復が最初(i=1)である場合、局所尤度に関する情報項目の入力ベクトルを変更するステップ109が行われる。
この変更ステップ109に従って、入力ベクトルのインデックスが選択され、そしてこのインデックスに対応する値は、初期値と反対の符号の値及び、考慮されている訂正符号の最小距離に少なくとも等しい振幅の値によって変更される。
選択されるべきインデックスを決定するため、最も小さいハミング距離に対応するインデックスに関する探査が、拡大スペクトル解析ステップ101の完了の状態で生成されるテーブル409において行われる。このインデックスは、それが誤りである場合、復号器にとって修正が最も困難であろうビットに対応する。実際、エラーフロアの領域において、反復的復号器によって作り出されるエラーはしばしば、いわゆる低次の符号ワード、言い換えれば元の符号ワードに対して少数の異なったビットを含む符号ワードに起因することに注意されたい。符号の実際構造によってもともと最も保護されていないビットの値を(パルスの助けによって)変更することにより、エラーフロア現象の回避に成功することが従って可能である。このインデックスが本方法の前の反復の間に、既に使用されている場合、それはもはや適格ではなく、選択されるインデックスは次に、依然として適格なインデックスの中から最も小さい距離に関連するものとなる。
現在の反復に対して計算される総合的尤度基準IM(i)が、前の反復i−1に対して計算された総合的尤度基準IM(i−1)以下の場合で、反復が最初とは異なる(i≠1)場合、追加的ステップ108において、前のステップi−1における入力ベクトル内で変更された値は、その元の値へと再度初期化される。
ステップ106、107、108、109は110で反復され、入力ベクトルの値の全体がステップ109により変更されていることを確かめるために、テスト102が適用され、その場合に復号法は、最後の反復の間に得られる決定105で終了する。
本発明の1つの変形実施形態において、停止テスト104がマイナスで、総合的尤度計算ステップ106に先立つ場合、追加的ステップ111が実行される。この追加的ステップ111は、復号器の入力ベクトルLLRの値の部分集合を選択することを含みこの部分集合は、最も誤りとなる傾向のあるビットに対応する、最も低い局所な尤度値から成る。
入力ベクトルLLRのインデックスに対する反復は、その後にアルゴリズムの複雑さ並びにその実行時間を制限する目的を持って、この部分集合のみに対して行われる。
本発明による復号法は、ハードウェア要素及び/又はソフトウェア要素に基づいて実施され得る。それはとりわけ、その実行のための指示を含むコンピュータプログラムの名の下に実施され得る。コンピュータプログラムはプロセッサによって読み取り可能な記録媒体上に記録され得る。
それは送信機と受信機の間の符号化されたデータ・ストリームの送信との関連で使用されることができ、本発明による方法は受信機内で実施される。
それは又、符号化され記憶装置内に記憶されるデータ・ストリームに基づいて実行され得る。
本発明による方法の様々なステップは又、プロセッサ及びメモリを備える装置によっても実行され得る。プロセッサは一般的なプロセッサ、特定のプロセッサ、アプリケーション専用の集積回路(ASIC)、又はその場のプログラマブル・ゲートのアレイ(「フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ」を表わすFPGA)であり得る。
1〜3 領域
101 拡大スペクトル解析ステップ
102 テストステップ
103 復号ステップ
104 停止テストステップ
105 最終決定
106 総合的尤度計算ステップ
107 テストステップ
108 追加的ステップ
109 変更ステップ
110 反復ステップ
111 追加的ステップ
401 符号ワード
402 変更ステップ
403 変更された符号ワード
404 復号ステップ
405 復号されたワード
406 符号化ステップ
407 新たな符号ワード
408 ハミング距離
409 テーブル

Claims (14)

  1. 訂正符号から受け取った符号ワードを復号する反復法であって、前記符号ワードは、それが構成される各ビットの局所尤度(LLR)に関する情報の項目によって表わされる反復法において、以下のステップ:
    − 符号ワードの各ビットに対して、前記符号ワードと、ビットの値がそれに関して誤りである前記符号ワードを復号し、次に再符号化することによって得られる前記符号ワードとの間の距離に関する情報の項目を含むテーブル(409)を生成するための、前記符号ワードの拡大スペクトルを解析するステップ(101)と、
    − 受信された前記符号ワードのビットの部分集合の、インデックスiを有する各ビットに関して、以下のステップ:
    ・受信された前記符号ワードを復号するステップ(103)と、
    ・前記復号された符号ワードの総合的尤度IM(i)に関する情報の項目を計算するステップ(106)と、
    ・現在の反復において計算されている総合的尤度IM(i)に関する情報の項目を、二番目の反復(i=2)以降、前の反復において計算された総合的尤度IM(i−1)に関する情報の項目と比較するステップ(107)と、
    ・受信された前記符号ワードのインデックスiのビットの、局所尤度LLR(i)に関する情報項目の振幅及び符号を変更するステップ(109)であって、選択されたインデックスiが、前の反復において選択されなかったインデックスの中からの、テーブル中の最小距離に関係する、前記テーブル(409)のそのインデックスに対応するステップ(109)と、
    ・二番目の反復(i=2)以降、前記現在の反復において計算されている総合的尤度IM(i)に関する情報の項目が、前記前の反復において計算された総合的尤度IM(i−1)に関する情報の項目よりも小さい場合、受信された前記符号ワードのインデックスi−1の前記ビットの局所尤度LLR(i−1)に関して、前記前の反復において変更された情報の項目を再度初期化するステップ(108)と、を反復的な方法で実行するステップ(102)と
    を含むことを特徴とする反復法。
  2. 前記方法の停止をテストするステップ(104)を更に含む、請求項1に記載の復号の反復法。
  3. 前記復号ステップ(103)が反復的であり、前記停止テスト(104)が前記復号ステップ(103)の繰り返し数に対するテストである、請求項2に記載の復号の反復法。
  4. 前記停止テスト(104)が、前記復号ステップ(103)の収束のテストである、請求項2に記載の復号の反復法。
  5. 前記収束テストが、エラー検出符号(CRC)の適用による、前記復号ステップ(103)の結果中のエラーの検出を含む、請求項4に記載の復号の反復法。
  6. 前記収束テストが、前記総合的尤度IM(i)に関する情報の項目と、所定のしきい値との比較を含む、請求項4に記載の復号の反復法。
  7. 前記総合的尤度IM(i)に関する情報の項目が相互情報量の項目である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の復号の反復法。
  8. 前記総合的尤度IM(i)に関する情報の項目が、復号され次に再符号化された符号ワードと、受信された符号ワードとの間のユークリッド距離の逆数に等しい、請求項1〜6のいずれか一項に記載の復号の反復法。
  9. 前記受信された符号ワードのビットの前記部分集合が、前記受信された符号ワードのビット全体に、又はその局所尤度LLRが所定のしきい値未満の絶対値を示すビットから成る部分集合に等しい、請求項1〜8のいずれか一項に記載の復号の反復法。
  10. 前記拡大スペクトルを解析するステップ(101)が、以下のサブステップ:
    − 符号ワードを選択するステップ(401)と、
    − 前記符号ワードの各ビットに対して、反復的な方法で下記ステップ:
    ・前記ビットの値を変更するステップ(402)と、
    ・変更された符号ワード(403)を復号するステップ(404)と、
    ・復号(404)の結果を符号化するステップ(405)と、
    ・前記符号化(405)の結果と前記変更された符号ワード(403)との間の距離を計算するステップ、を実行するステップと
    を含む請求項1〜9のいずれか一項に記載の復号の反復法。
  11. 前記訂正符号がターボ符号又はLDPC符号である、請求項1〜10のいずれか一項に記載の復号の反復法。
  12. プログラムがプロセッサにより実行されるとき、請求項1〜11のいずれか一項に記載の復号の反復法の実行に関する指令を含むコンピュータプログラム。
  13. プログラムがプロセッサにより実行されるとき、請求項1〜11のいずれか一項に記載の復号の反復法の実行に関する指令を含むプログラムがそこに記録されている、プロセッサによって読み取り可能な記録媒体。
  14. 請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法のステップを実行するのに適合した手段を備える装置。
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