JP2014229944A - 信号処理装置、制御方法および通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】消費電力を抑えること。
【解決手段】信号処理装置110は、合成部111と、第2バッファ112と、検出部113と、制御部114と、を備える。合成部111は、受信された再送データと、過去に受信されて第1バッファ120に格納された再送データに対応するデータと、を合成する。第2バッファ112は、合成部111の出力データを格納する。検出部113は、出力データの誤り検出を行う。制御部114は、検出部113によって誤りが検出された場合に第2バッファ112に格納された出力データを第1バッファ120へ転送する。また、制御部114は、検出部113によって誤りが検出されなかった場合に第2バッファ112に格納された出力データを第1バッファ120へ転送しない。
【選択図】図1B
【解決手段】信号処理装置110は、合成部111と、第2バッファ112と、検出部113と、制御部114と、を備える。合成部111は、受信された再送データと、過去に受信されて第1バッファ120に格納された再送データに対応するデータと、を合成する。第2バッファ112は、合成部111の出力データを格納する。検出部113は、出力データの誤り検出を行う。制御部114は、検出部113によって誤りが検出された場合に第2バッファ112に格納された出力データを第1バッファ120へ転送する。また、制御部114は、検出部113によって誤りが検出されなかった場合に第2バッファ112に格納された出力データを第1バッファ120へ転送しない。
【選択図】図1B
Description
本発明は、信号処理装置、制御方法および通信装置に関する。
従来、ARQ(Automatic Repeat Request:自動再送要求)とFEC(Forward Error Correction:前方誤り訂正)を組み合わせたHARQ(Hybrid ARQ)が知られている。
HARQの再送は、たとえばトランスポートブロック単位で行われる。たとえば、トランスポートブロックを分割した複数のコードブロックのうちの送信するコードブロックのみを選択し、選択したコードブロックのみで構成されたトランスポートブロックを送信する技術が知られている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
HARQの受信側においては、受信データをIR(Incremental Redundancy)バッファに格納しておき、再送データと合成することによって誤りを訂正する。IRバッファの容量はたとえば3GPP(3rd Generation Partnership Project)において規定されている。
しかしながら、上述した従来技術では、HARQによる復号を行う集積回路内にIRバッファを設けるため、IRバッファの大容量化が困難であり、データレートの向上に対応することができないという問題がある。これに対して、HARQによる復号を行う集積回路の外部のメモリにIRバッファを設ける構成が考えられるが、IRバッファへのアクセスのための消費電力が大きくなるという問題がある。
1つの側面では、本発明は、消費電力を抑えることができる信号処理装置、制御方法および通信装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明の一側面によれば、受信信号に対する復調処理により得られる尤度データを用いて復号処理を行い、前記復号処理により得られる復号結果を用いて誤り検出を行い、前記誤り検出において誤りを検出した場合、前記復号処理に用いられる尤度データを第1バッファに転送し、前記誤り検出において誤りを検出しなかった場合、前記復号処理に用いられる尤度データを前記第1バッファに転送しない信号処理装置、制御方法および通信装置が提案される。
本発明の一側面によれば、消費電力を抑えることができるという効果を奏する。
以下に図面を参照して、本発明にかかる信号処理装置、制御方法および通信装置の実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
(実施の形態1にかかる信号処理装置)
図1Aは、実施の形態1にかかる信号処理装置の一例を示す図である。図1Bは、図1Aに示した信号処理装置における信号の流れの一例を示す図である。図1A,図1Bに示すように、実施の形態1にかかる信号処理装置110は、合成部111と、第2バッファ112と、検出部113と、制御部114と、を備える。また、信号処理装置110は、さらに第3バッファ115を備えていてもよい。信号処理装置110は、受信信号に対する復調処理により得られる尤度データを用いて復号処理を行う。
(実施の形態1にかかる信号処理装置)
図1Aは、実施の形態1にかかる信号処理装置の一例を示す図である。図1Bは、図1Aに示した信号処理装置における信号の流れの一例を示す図である。図1A,図1Bに示すように、実施の形態1にかかる信号処理装置110は、合成部111と、第2バッファ112と、検出部113と、制御部114と、を備える。また、信号処理装置110は、さらに第3バッファ115を備えていてもよい。信号処理装置110は、受信信号に対する復調処理により得られる尤度データを用いて復号処理を行う。
第1バッファ120は、たとえば合成部111を内蔵する集積回路(たとえば信号処理装置110)の外部に設けられるメモリである。これにより、合成部111を内蔵する集積回路に第1バッファ120を内蔵する構成に比べて大容量化が容易になる。第1バッファ120は、たとえば、HARQの合成のために、受信された符号列の軟判定データを一時的に記憶するIRバッファである。
合成部111には、受信されたデータが入力される。受信されたデータは、たとえば信号処理装置110を備える受信装置によって受信されたデータである。合成部111は、入力されたデータが初回送信データである場合は、入力されたデータを第2バッファ112および検出部113へ出力する。
また、合成部111は、入力されたデータが再送データである場合は、入力されたデータと、過去に受信されて第1バッファ120に格納された、入力されたデータ(再送データ)に対応するデータと、を合成(HARQ合成)する。そして、合成部111は、合成したデータを第2バッファ112および検出部113へ出力する。
初回送信データは、たとえば、あるデータについて一回目に送信されたデータである。再送データは、たとえば、あるデータについて二回目以降に送信されたデータであり、受信されたデータに誤りが検出された場合に受信側から送信側へ要求されることによって送信側から送信される。また、再送データは、初回送信データと完全に同一のデータでなくてもよく、たとえば初回送信データの一部のデータなどであってもよい。また、再送データが複数回送信される場合の各再送データは、互いに同一のデータでなくてもよく、たとえばそれぞれ初回送信データの異なる部分のデータであってもよい。
第2バッファ112は、たとえば合成部111を内蔵する集積回路(たとえば信号処理装置110)に内蔵されるメモリである。第2バッファ112は、合成部111の出力データを格納する。
検出部113は、合成部111の出力データの誤り検出を行う。たとえば、検出部113は、合成部111の出力データの復号結果に対して誤り検出を行う。検出部113による誤り検出には、たとえばCRC(Cyclic Redundancy Check:巡回冗長検査)などの各種の誤り検出方法を用いることができる。検出部113は、合成部111の出力データおよび誤り検出の結果を出力する。検出部113によって誤りが検出されたデータについては、送信側に対して再送要求(ARQ)が行われる。
制御部114は、検出部113から出力された誤り検出の結果に基づいて、第2バッファ112に格納されているデータについて検出部113によって誤りが検出された場合に、第2バッファ112に格納されたデータを第1バッファ120へ転送する。また、制御部114は、第2バッファ112に格納されているデータについて検出部113によって誤りが検出されなかった場合に、第2バッファ112に格納されたデータを第1バッファ120へ転送せずに破棄する。
このように、信号処理装置110によれば、第1バッファ120を外付けにして大容量化を容易にすることができる。また、合成部111の出力データを第2バッファ112に一次格納しておき、誤りが検出されたデータのみを第1バッファ120へ転送することにより、外付けにした第1バッファ120へのアクセスを減らすことができる。これにより、第1バッファ120の大容量化を図るとともに、第1バッファ120へのアクセスを減らして消費電力を抑えることができる。
また、合成部111からの出力データを、内蔵の第2バッファ112を介して第1バッファ120へ転送することができる。これにより、第1バッファ120を外付けにすることによる第1バッファ120への書き込みのレイテンシの不安定化を第2バッファ112によって吸収し、信号処理装置110の動作を安定させることができる。
また、第3バッファ115は、たとえば合成部111を内蔵する集積回路(たとえば信号処理装置110)に内蔵されるメモリである。第3バッファ115は、第1バッファ120から読み出された、合成部111へ入力される再送データに対応するデータを格納する。第3バッファ115を設ける場合は、合成部111は、第3バッファ115に格納されたデータを読み出して再送データと合成する。
このように、第1バッファ120から読み出されたデータを、内蔵の第3バッファ115を介して合成部111へ転送することができる。これにより、第1バッファ120を外付けにすることによる第1バッファ120からの読み出しのレイテンシの不安定化を第3バッファ115によって吸収し、信号処理装置110の動作を安定させることができる。
信号処理装置110は、たとえばLTE(Long Term Evolution)、LTE−A、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)などの各種の通信規格の受信装置に適用することができる。
(実施の形態2)
(実施の形態2にかかる携帯端末)
図2は、実施の形態2にかかる携帯端末の一例を示す図である。図2に示す携帯端末200は、アンテナ201と、無線インターフェイス210と、ベースバンドプロセッサ220と、メモリ221と、USIM222と、アプリケーションプロセッサ230と、メモリ231と、を備える。また、携帯端末200は、電池241と、PMIC242と、周辺部品250と、を備える。携帯端末200は、たとえばベースバンドプロセッサ220に図1A,図1Bに示した信号処理装置110を備える通信装置である。
(実施の形態2にかかる携帯端末)
図2は、実施の形態2にかかる携帯端末の一例を示す図である。図2に示す携帯端末200は、アンテナ201と、無線インターフェイス210と、ベースバンドプロセッサ220と、メモリ221と、USIM222と、アプリケーションプロセッサ230と、メモリ231と、を備える。また、携帯端末200は、電池241と、PMIC242と、周辺部品250と、を備える。携帯端末200は、たとえばベースバンドプロセッサ220に図1A,図1Bに示した信号処理装置110を備える通信装置である。
アンテナ201は、無線信号を送受信する。無線インターフェイス210(RF−LSI)は、アンテナ201などのアナログの無線部と、ベースバンドプロセッサ220などのデジタル処理部と、の間のインターフェイスである。
ベースバンドプロセッサ220(BB−LSI:Base Band−Large Scale Integration)は、たとえば通話機能などのベースバンド処理を行う。ベースバンドプロセッサ220には、ワークメモリとしてメモリ221が接続されている。メモリ221は、たとえばSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)やFlash ROM(Read Only Memory)などによって実現することができる。また、ベースバンドプロセッサ220には、通話時に用いられる情報が格納されたUSIM222(Universal Subscriber Identity Module:汎用加入者識別モジュール)が接続されている。
アプリケーションプロセッサ230(APL−LSI)は、携帯端末200に各種の機能を付加するアプリケーションを実行する。アプリケーションプロセッサ230には、ワークメモリとしてメモリ231が接続されている。メモリ231は、たとえばSDRAMやFlash ROMなどによって実現することができる。また、携帯端末200がパソコンなどに接続される携帯端末である場合は、携帯端末200は、アプリケーションプロセッサ230を備えておらず、パソコンのCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)などによってアプリケーションプロセッサ230の機能を実現する構成としてもよい。
電池241は、たとえばリチウムイオン電池などの充電池である。PMIC242(Power Management Integrated Circuit:電源管理用集積回路)は、携帯端末200の電源を管理する。たとえば、PMIC242は、電池241から取り出した電源を携帯端末200の各部へ供給する。
周辺部品250は、一例としては、スピーカ、マイク、キーボード、ディスプレイ、カメラ、ワンセグ、WiFi(Wireless Fidelity)(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)、USB(Universal Serial Bus)、NFC(Near Field Communication)、SD(Secure Digital)カードなどを含む。
(ベースバンドプロセッサ)
図3は、ベースバンドプロセッサの一例を示す図である。ベースバンドプロセッサ220は、たとえば図3に示すように、ベースバンド処理部310と、レイヤ2処理部320と、を備える。
図3は、ベースバンドプロセッサの一例を示す図である。ベースバンドプロセッサ220は、たとえば図3に示すように、ベースバンド処理部310と、レイヤ2処理部320と、を備える。
ベースバンド処理部310は、RFインターフェイス311と、送信データ処理部312と、受信データ処理部313と、共有メモリ314と、バス315と、を備える。送信データ処理部312は、符号化部312aと、変調部312bと、を備える。受信データ処理部313は、検波部313aと、復調部313bと、復号部313cと、を備える。符号化部312a、変調部312b、検波部313a、復調部313b、復号部313cおよび共有メモリ314は、バス315によって接続されている。
RFインターフェイス311(RF−IF)は、ベースバンドプロセッサ220と無線インターフェイス210(たとえば図2参照)との間のインターフェイスである。符号化部312a(COD:Coder)は、レイヤ2処理部320から出力されたデータ(送信データ)を符号化する。そして、符号化部312aは、符号化したデータを変調部312bへ出力する。
変調部312b(MOD:Modulation)は、符号化部312aから出力されたデータを変調する。そして、変調部312bは、変調により得られた信号をRFインターフェイス311へ出力する。変調部312bからRFインターフェイス311へ出力された信号は、RFインターフェイス311を介して無線インターフェイス210へ入力され、アンテナ201(たとえば図2参照)から無線送信される。
無線インターフェイス210から出力された信号(受信信号)は、RFインターフェイス311を介して検波部313aへ入力される。検波部313a(SEA:Searcher)は、RFインターフェイス311を介して入力された信号の検波(パスサーチ)を行う。そして、検波部313aは、検波を行った信号を復調部313bへ出力する。
復調部313bは、検波部313aから出力された信号を復調する。そして、復調部313bは、復調により得られたデータを復号部313cへ出力する。復号部313cは、復調部313bから出力されたデータを復号する。そして、復号部313cは、復号したデータをレイヤ2処理部320へ出力する。
共有メモリ314は、ベースバンド処理部310およびレイヤ2処理部320で共用する共有メモリである。たとえば、ベースバンド処理部310の各部の間や、ベースバンド処理部310とレイヤ2処理部320との間のデータの入出力は共有メモリ314を介して行われる。共有メモリ314には、たとえばSRAM(Static Random Access Memory)などの各種のRAMを用いることができる。
レイヤ2処理部320は、CPU321と、DMA322と、ACPU−IF323と、データ処理部324と、MEMC325と、を備える。CPU321、DMA322、ACPU−IF323、データ処理部324およびMEMC325は、バス326によって接続されている。また、バス326には、周辺部品250やベースバンド処理部310などが接続されている。
CPU321は、レイヤ2処理部320の全体の制御を司る。DMA322(Direct Memory Access:ダイレクトメモリアクセス)は、CPU321を介さずにメモリ221や共有メモリ314などの各メモリの間で通信を行うDMA転送を制御する。ACPU−IF323は、レイヤ2処理部320とアプリケーションプロセッサ230との間のインターフェイスである。
データ処理部324は、たとえばレイヤ2のデータ処理を行うプロセッサである。データ処理部324は、たとえば送信すべきデータのレイヤ2のデータ処理を行い、データ処理を行ったデータを送信データ処理部312へ出力する。また、データ処理部324は、受信データ処理部313から出力された受信データのレイヤ2のデータ処理を行う。MEMC325は、メモリ221に対する書き込みやメモリ221からの読み出しを制御するメモリコントローラである。
図1A,図1Bに示した信号処理装置110は、たとえば復号部313cに適用することができる。図1A,図1Bに示した第1バッファ120は、たとえばメモリ221に適用することができる。たとえば、ベースバンド処理部310の復号部313cは、バス326およびMEMC325を介してメモリ221に接続可能になっている。
(LTEに対応する復号部の構成)
図4は、LTEに対応する復号部の構成の一例を示す図である。図4に示す例では、LTEに対応する復号部313cの構成について説明する。図4に示すように、復号部313cは、DSP411と、デスクランブル部412と、デインタリーブ部413と、デレートマッチング部414と、HARQ合成部415と、ターボ復号部416と、CRCチェック部417と、を備える。
図4は、LTEに対応する復号部の構成の一例を示す図である。図4に示す例では、LTEに対応する復号部313cの構成について説明する。図4に示すように、復号部313cは、DSP411と、デスクランブル部412と、デインタリーブ部413と、デレートマッチング部414と、HARQ合成部415と、ターボ復号部416と、CRCチェック部417と、を備える。
また、復号部313cは、IRバッファ保存判定部418と、ライトバッファ419と、リードバッファ420と、を備える。また、メモリ221には、HARQ合成部415によるHARQ合成のためのIRバッファ430が設けられている。図4に示す例では、メモリ221はSDRAMである。
DSP411(Digital Signal Processor)は、復号部313cの各部における処理のタイミングなどを制御する。デスクランブル部412は、復調部313b(たとえば図3参照)から出力されたデータのデスクランブルを行う。そして、デスクランブル部412は、デスクランブルを行ったデータをデインタリーブ部413へ出力する。
デインタリーブ部413は、デスクランブル部412から出力されたデータのデインタリーブを行う。そして、デインタリーブ部413は、デインタリーブを行ったデータをデレートマッチング部414へ出力する。デレートマッチング部414は、デインタリーブ部413から出力されたデータのデレートマッチングを行う。そして、デレートマッチング部414は、デレートマッチングを行ったデータをHARQ合成部415へ出力する。
HARQ合成部415は、デレートマッチング部414から出力されたデータが初回送信のデータである場合は、デレートマッチング部414から出力されたデータをターボ復号部416およびライトバッファ419へ出力する。
また、デレートマッチング部414から出力されたデータが再送のデータである場合は、デレートマッチング部414から出力された再送のデータに対応する過去の受信データがIRバッファ430から読み出されてリードバッファ420に格納される。この読み出しおよび格納は、たとえばDSP411による制御によって行われる。HARQ合成部415は、リードバッファ420に格納されたデータと、デレートマッチング部414から出力された再送のデータと、を合成し、合成により得られたデータをターボ復号部416およびライトバッファ419へ出力する。
このように、HARQ合成部415は、デレートマッチング部414から出力されたデータが初回送信のデータである場合はIRバッファ430のデータを使用しない。また、HARQ合成部415は、デレートマッチング部414から出力されたデータが再送のデータである場合は、誤り訂正をするためにIRバッファ430のデータを使用する。また、HARQ合成部415は、再送のデータの誤り訂正に使用するために、HARQ合成後のデータをライトバッファ419へ転送する。
初回送信のデータとは、たとえば、最初に送信されるデータのことである。再送のデータとは、たとえば、CRCチェックによりNG(誤りあり)と判定されたものをNACKとして送信側(たとえば図6の基地局621,622)へ送信し、送信側から再度送信されてきたデータである。再送データがCRCチェックによりNGとなった場合はさらに再送が行われる。ただし、再送の繰り返し回数の上限が通信システムのパラメータにより決められていてもよい。
ターボ復号部416は、HARQ合成部415から出力されたデータをターボ復号する。そして、ターボ復号部416は、ターボ復号したデータをCRCチェック部417へ出力する。
CRCチェック部417は、ターボ復号部416から出力されたデータのCRCチェックによる誤り検出を行う。CRCチェック部417は、CRCチェックを行ったデータを、誤り検出の結果とともに出力する。たとえば、CRCチェック部417は、トランスポートブロック単位のCRCチェックと、コードブロック単位のCRCチェックと、の少なくともいずれかを行う。
IRバッファ保存判定部418は、CRCチェック部417から出力された誤り検出の結果に基づいてライトバッファ419を制御する。たとえば、IRバッファ保存判定部418は、ライトバッファ419に格納されているデータについて誤りが検出された場合はライトバッファ419に格納されているデータをIRバッファ430へ転送する制御を行う。また、IRバッファ保存判定部418は、ライトバッファ419に格納されているデータについて誤りが検出されなかった場合はライトバッファ419に格納されているデータをIRバッファ430へ転送せずに破棄する。
ライトバッファ419は、HARQ合成部415から出力されたデータを格納する。そして、ライトバッファ419は、格納したデータをIRバッファ保存判定部418からの制御によってIRバッファ430へ転送し、または破棄する。ライトバッファ419からIRバッファ430へのデータの転送は、たとえばMEMC325(たとえば図3参照)を介して行われる。
リードバッファ420は、たとえばDSP411の制御により、デレートマッチング部414からHARQ合成部415へ再送のデータが入力された場合に、対応する初回送信のデータをIRバッファ430から読み出して格納する。そして、リードバッファ420は、格納したデータをHARQ合成部415へ出力する。
HARQ合成部415から出力されたデータをライトバッファ419に格納することにより、HARQ合成部415から出力されたデータを、CRCチェック部417によって誤り検出が行われるまで保持しておくことができる。これにより、HARQ合成部415から出力されたデータのうちの、CRCチェック部417によって誤りが検出されたデータのみをIRバッファ430へ転送することが可能になる。
また、IRバッファ430を外部のメモリ221(SDRAM)に設けることにより、IRバッファ430の大容量化が容易になる一方で、IRバッファ430のリードとライトのアクセスレイテンシが不安定化する。これに対して、HARQ合成部415とIRバッファ430との間にライトバッファ419を設けることにより、IRバッファ430のライトのアクセスレイテンシを吸収することができる。また、HARQ合成部415とIRバッファ430との間にリードバッファ420を設けることにより、IRバッファ430のリードのアクセスレイテンシを吸収することができる。
このように、ベースバンド処理部310によれば、IRバッファ430を外付けのメモリ221に設けて大容量化を容易にすることができる。たとえば、ベースバンド処理部310の大型化を回避しつつIRバッファ430の大容量化を図ることができる。また、HARQ合成部415の出力データをライトバッファ419に一次格納しておき、誤りが検出されたデータのみをIRバッファ430へ転送することにより、外付けのメモリ221に設けたIRバッファ430へのアクセスを減らすことができる。これにより、IRバッファ430の大容量化を図ってデータレートの向上に対応可能にするとともに、IRバッファ430へのアクセスを減らして消費電力を抑えることができる。
また、誤りが検出されなかったデータについては再送されないため、誤りが検出されなかったデータについては破棄してもHARQを実現することができる。このように、誤りが検出されたデータのみをIRバッファ430へ転送することにより、再送が行われるデータについてのみをIRバッファ430に格納することができる。通常、CRCチェックにより誤りが検出される割合は1%程度であるため、これによってIRバッファ430へのアクセス頻度を低減することができる。また、IRバッファ430に格納されるデータ自体も減らすことができるため、データレートのさらなる向上にも対応可能になる。
図1A,図1Bに示した第1バッファ120は、たとえばIRバッファ430によって実現することができる。図1A,図1Bに示した合成部111は、たとえばHARQ合成部415によって実現することができる。図1A,図1Bに示した第2バッファ112は、たとえばライトバッファ419によって実現することができる。図1A,図1Bに示した検出部113は、たとえばCRCチェック部417によって実現することができる。図1A,図1Bに示した制御部114は、たとえばIRバッファ保存判定部418によって実現することができる。図1A,図1Bに示した第3バッファ115は、たとえばリードバッファ420によって実現することができる。
(HSDPAに対応する復号部の構成)
図5は、HSDPAに対応する復号部の構成の一例を示す図である。図5において、図4に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。図5に示す例では、HSDPAに対応する復号部313cの構成について説明する。
図5は、HSDPAに対応する復号部の構成の一例を示す図である。図5において、図4に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。図5に示す例では、HSDPAに対応する復号部313cの構成について説明する。
図5に示すように、復号部313cは、DSP411と、デマッピング部511と、デインタリーブ部413と、デレートマッチング部512,513と、HARQ合成部415と、ターボ復号部416と、デスクランブル部412と、を備える。また、復号部313cは、CRCチェック部417と、IRバッファ保存判定部418と、ライトバッファ419と、リードバッファ420と、を備える。
デマッピング部511は、復調部313b(たとえば図3参照)から出力されたデータのデマッピングを行う。そして、デマッピング部511は、デマッピングを行ったデータをデインタリーブ部413へ出力する。デインタリーブ部413は、デマッピング部511から出力されたデータのデインタリーブを行う。そして、デインタリーブ部413は、デインタリーブを行ったデータをデレートマッチング部512へ出力する。
デレートマッチング部512(2nd)は、デインタリーブ部413から出力されたデータのデレートマッチングを行う。そして、デレートマッチング部512は、デレートマッチングを行ったデータをHARQ合成部415へ出力する。
HARQ合成部415は、デレートマッチング部512から出力されたデータが初回送信のデータである場合は、デレートマッチング部512から出力されたデータをデレートマッチング部513およびライトバッファ419へ出力する。また、HARQ合成部415は、デレートマッチング部512から出力されたデータが再送のデータである場合は、リードバッファ420に格納されたデータと、デレートマッチング部512から出力された再送のデータと、を合成する。そして、HARQ合成部415は、合成により得られたデータをデレートマッチング部513およびライトバッファ419へ出力する。
デレートマッチング部513(1st)は、HARQ合成部415から出力されたデータのデレートマッチングを行う。そして、デレートマッチング部513は、デレートマッチングを行ったデータをターボ復号部416へ出力する。ターボ復号部416は、デレートマッチング部513から出力されたデータをターボ復号する。そして、ターボ復号部416は、ターボ復号したデータをデスクランブル部412へ出力する。
デスクランブル部412は、ターボ復号部416から出力されたデータのデスクランブルを行う。そして、デスクランブル部412は、デスクランブルを行ったデータをCRCチェック部417へ出力する。CRCチェック部417は、ターボ復号部416から出力されたデータのCRCチェックによる誤り検出を行う。CRCチェック部417は、CRCチェックを行ったデータを、誤り検出の結果とともに出力する。
(通信システム)
図6は、通信システムの一例を示す図である。図6に示すように、通信システム600は、携帯端末200と、通信ネットワーク610と、基地局621,622と、を含む。携帯端末200は、基地局621,622のうちの少なくとも一方との間でHARQを用いた無線通信を行うことにより、通信ネットワーク610との間でデータを送受信する。
図6は、通信システムの一例を示す図である。図6に示すように、通信システム600は、携帯端末200と、通信ネットワーク610と、基地局621,622と、を含む。携帯端末200は、基地局621,622のうちの少なくとも一方との間でHARQを用いた無線通信を行うことにより、通信ネットワーク610との間でデータを送受信する。
基地局621,622のうちの少なくとも一方は、通信ネットワーク610との間で有線通信を行い、携帯端末200との間で無線通信を行うことにより、携帯端末200と通信ネットワーク610との間のデータの送受信を中継する。
(復号部における各部の処理のタイミング)
図7A〜図10Cにおいて、外部のメモリ221に設けられたIRバッファ430へのアクセス制御の違いによる4つの制御方式について説明する。図7A〜図10Cにおいては、LTEのPDSCH(Physical Downlink Shared Channel:物理下りリンク共有チャネル)の処理を一例として説明する。
図7A〜図10Cにおいて、外部のメモリ221に設けられたIRバッファ430へのアクセス制御の違いによる4つの制御方式について説明する。図7A〜図10Cにおいては、LTEのPDSCH(Physical Downlink Shared Channel:物理下りリンク共有チャネル)の処理を一例として説明する。
LTEにおいては、10[ms]周期の無線フレームが規定され、1つの無線フレームを10分割したものがサブフレームとして規定されている。サブフレームの周期は1[ms]である。1つのサブフレームの中のPDSCHには1つのトランスポートブロックが含まれ、1つのトランスポートブロックの中に2〜13個のコードブロックが含まれる。図7A〜図10Cにおいては、1つのトランスポートブロックの中にコードブロックが13個含まれる場合について説明する。
図7A〜図7Cは、復号部における各部の処理のタイミングの例1を示す図である。図7A〜図7Cは、復号部313cにおける各部の処理のタイミングチャートを3分割して示している。図7A〜図7Cにおいて、横方向は時間を示している。点線枠731は、1つのトランスポートブロックに関するデータおよび処理を示している。点線枠732,733は、点線枠731のトランスポートブロックに続く各トランスポートブロックに関するデータおよび処理を示している。
データ701(DEM出力)は、復調部313bから出力されるデータを示す。復調部313bから出力されるデータは、たとえば共有メモリ314に書き込まれる(共有メモリwrite)。データ701のうちの「00」〜「06」が1つのサブブロックを形成し、2つのサブブロックが1つのトランスポートブロックを形成している。トランスポートブロックの先頭の「00」は、トランスポートブロックの先頭であることを示すデータとなっている。
PDCCH処理702は、復号部313cによるデータ701に対するPDCCH(Physical Downlink Control Channel:物理下りリンク制御チャネル)処理を示している。
コマンド処理703は、たとえば共有メモリ314、デスクランブル部412およびデインタリーブ部413に対するDSP411からのコマンド処理である(DSP制御)。データ704(DEC入力)は、復号部313cへ入力されるデータを示す。復号部313cへ入力されるデータは、たとえば共有メモリ314から読み出されたデータである(共有メモリread)。
データ705(デスクランブル)は、デスクランブル部412によってデスクランブルが行われるデータを示す。データ706(サブブロックデインタリーブ)は、デインタリーブ部413によってサブブロック単位のデインタリーブが行われるデータを示す。
コマンド処理707は、たとえばMEMC325およびリードバッファ420に対するDSP411からのコマンド処理である(DSP制御)。コマンド処理707により、メモリ221からリードバッファ420へのデータの転送が行われる。データ708(データ転送)は、メモリ221からリードバッファ420へ転送されるデータを示す。
点線枠731,732に対応するトランスポートブロックは初回送信のため、符号741,742に示すようにメモリ221からリードバッファ420へのデータの転送はない。一方、点線枠733に対応するトランスポートブロックは初回送信のため、符号743に示すようにメモリ221からリードバッファ420へのデータのコードブロック単位の転送が行われる。
コマンド処理709は、たとえばデレートマッチング部414、HARQ合成部415およびターボ復号部416に対するDSP411からのコマンド処理である(DSP制御)。データ710(デレートマッチング)は、デレートマッチング部512によってデレートマッチングが行われるデータを示す。
データ711(リードバッファ→HARQ)は、リードバッファ420からHARQ合成部415へ転送されるデータを示す。データ712(HARQ合成)は、HARQ合成部415から出力されるデータ(初回送信のデータまたは合成データ)を示す。データ713(HARQ→ライトバッファ)は、HARQ合成部415からライトバッファ419へ転送されるデータを示す。データ714(ターボ入力)は、ターボ復号部416へ入力されるデータを示す。
コマンド処理715は、たとえばターボ復号部416に対するDSP411からのコマンド処理である(DSP制御)。データ716(ターボ復号)は、ターボ復号部416によって復号されたデータである。
コマンド処理717は、たとえばCRCチェック部417に対するDSP411からのコマンド処理である(DSP制御)。CRCチェック718は、CRCチェック部417によるトランスポートブロック(単位)のCRCチェックの処理を示す。データ719(DEC出力)は、復号部313c(CRCチェック718)から出力されるデータを示す。復号部313cから出力されるデータは、たとえば共有メモリ314に書き込まれる(共有メモリwrite)。
コマンド処理720(転送指示)は、たとえばIRバッファ保存判定部418に対するDSP411からのコマンド処理である(DSP制御)。データ721(データ転送)は、IRバッファ保存判定部418の制御によってライトバッファ419からメモリ221(SDRAM)へ転送されるデータを示す。
図7A〜図7Cに示す例では、点線枠731に対応するトランスポートブロックのCRCチェックはNGである。このため、符号751に示すように、点線枠731に対応するトランスポートブロックがコードブロック単位でライトバッファ419からメモリ221(SDRAM)へ転送される。
一方、点線枠732,733に対応するトランスポートブロックのCRCチェックはOKである。このため、符号752,753に示すように、点線枠732,733に対応するトランスポートブロックはライトバッファ419からメモリ221(SDRAM)へ転送されず破棄される。
ライトバッファ419およびリードバッファ420は、最大のデータレート時を考慮すると、1トランスポートブロックに含まれる13コードブロック分以上のバッファ容量とすればよい。図7A〜図7Cに示す例では、ライトバッファ419は2トランスポートブロック分のバッファ容量となっているが、ライトバッファ419からメモリ221(SDRAM)までの転送能力や回路の処理能力が高い場合は、1トランスポートブロック分のバッファ容量としてもよい。
図8A〜図8Cは、復号部における各部の処理のタイミングの例2を示す図である。図8A〜図8Cにおいて、図7A〜図7Cに示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
図8A〜図8Cに示す例では、メモリ221(SDRAM)からのリードとライトを、内部バスの負荷分散とバッファの容量削減のため、コードブロック単位として分散している。この場合は、リードバッファ420は、たとえば2コードブロック分のバッファ容量とすることができる。ただし、別の回路形式のブロックの処理遅延によっては、リードバッファ420は3コードブロック以上のバッファ容量としてもよい。また、メモリ221(SDRAM)からリードバッファ420までの転送能力が高い場合は、リードバッファ420は1コードブロック分のバッファ容量としてもよい。
また、ライトバッファ419は、たとえば14コードブロック分のバッファ容量とすることができる。ただし、ライトバッファ419からメモリ221(SDRAM)までの転送能力や回路の処理能力が高い場合は、ライトバッファ419は1〜13コードブロック分のバッファ容量としてもよい。また、バスの転送能力や回路の処理能力が低い場合は、ライトバッファ419は15コードブロック以上のバッファ容量としてもよい。
このように、ライトバッファ419に格納されたデータを、トランスポートブロック単位(第1ブロック単位)より小さいコードブロック単位(第2ブロック単位)でメモリ221へ転送することにより、内部バスの負荷分散を図ることができる。
図9A〜図9Cは、復号部における各部の処理のタイミングの例3を示す図である。図9A〜図9Cにおいて、図7A〜図7Cに示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。図9A〜図9Cに示すCRCチェック901は、CRCチェック部417によるコードブロック単位のCRCチェックの処理を示す。
図9A〜図9Cに示す例では、トランスポートブロック単位のCRCチェックがNGならば、コードブロック単位のCRCチェックがNGのコードブロックのデータがメモリ221(SDRAM)に転送される。一方、他のコードブロックのデータはメモリ221(SDRAM)に転送されない。
1つのトランスポートブロックに含まれるメモリ221(SDRAM)への転送対象のコードブロックは1〜13ブロックあるが、CRCがNGとなったコードブロックのみがメモリ221(SDRAM)へ転送される。これにより、たとえば図8A〜図8Cに示した例よりもメモリ221(SDRAM)へのアクセス頻度を低減することができる。ライトバッファ419のバッファ容量については図8A〜図8Cに示した例と同様である。
このように、コードブロック単位(第2ブロック単位)の誤り検出結果を用いて、ライトバッファ419に格納されたデータのうちの誤りが検出されたコードブロック単位のデータのみをメモリ221へ転送することができる。これにより、メモリ221へのアクセスを減らして消費電力を抑えることができる。また、メモリ221に格納するデータの量を低減し、さらなるデータレートの向上にも対応することが可能になる。
図10A〜図10Cは、復号部における各部の処理のタイミングの例4を示す図である。図10A〜図10Cにおいて、図7A〜図7Cに示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
図10A〜図10Cに示す例では、コードブロック単位のCRCチェックがNGのコードブロックはメモリ221(SDRAM)へ転送され、他のデータはメモリ221へ転送されない。この場合は、トランスポートブロック単位のCRCチェックの結果を待たずに、コードブロック単位のCRCチェックがNGとなった時点で、そのコードブロックをメモリ221(SDRAM)へ転送することができる。これにより、たとえば図9A〜図9Cに示した例に比べて、ライトバッファ419の容量の削減を図ることができる。
図10A〜図10Cに示す例におけるライトバッファ419はたとえば3コードブロック分のバッファ容量とすることができる。ただし、ライトバッファ419からメモリ221(SDRAM)までの転送能力や回路の処理能力が高い場合は、ライトバッファ419は1または2コードブロック分のバッファ容量としてもよい。また、バスの転送能力や回路の処理能力が低い場合は、ライトバッファ419は4コードブロック以上のバッファ容量としてもよい。
このように、コードブロック単位(第2ブロック単位)の誤り検出結果を用いて、ライトバッファ419に格納されたデータのうちの誤りが検出されたコードブロック単位のデータのみをメモリ221へ転送することができる。これにより、メモリ221へのアクセスを減らして消費電力を抑えることができる。また、メモリ221に格納するデータの量を低減し、さらなるデータレートの向上にも対応することが可能になる。
図7A〜図10CにおいてはLTEの例について説明したが、HSDPAにはコードブロック単位でCRCチェックが規定されていないため、HSDPAの場合はたとえば図7A〜図8Cの例を適用することができる。ただし、HSDPAにおいてもコードブロック単位でのエラー判定を行うことにより図9A〜図10Cの例も適用可能になる。
(IRバッファの容量について)
LTEやHSDPAにおいては、データレートに比例してソフト・チャネルビット数も大きくなる。そして、HARQにおけるIRバッファに要する容量は、ソフト・チャネルビット数とLLR(Log−Likelihood Ratio)によって決まり、LTEのFDD(Frequency Division Duplex:周波数分割複信)の場合は8プロセス分の容量となる。
LTEやHSDPAにおいては、データレートに比例してソフト・チャネルビット数も大きくなる。そして、HARQにおけるIRバッファに要する容量は、ソフト・チャネルビット数とLLR(Log−Likelihood Ratio)によって決まり、LTEのFDD(Frequency Division Duplex:周波数分割複信)の場合は8プロセス分の容量となる。
たとえば、3GPPのTS36.306に規定されたCategory7のIRバッファのサイズは、LLIを7とした場合は3,654,144×7=25,579,008[bit]となる。このため、ベースバンドプロセッサ220に内蔵される共有メモリ314(たとえばSRAM)の空き領域にIRバッファを設けることが困難である。
これに対して、信号処理装置110によれば、消費電力を抑えつつIRバッファを外付けのメモリに設けることができるため、IRバッファを容易に大容量化し、高いデータレートにも対応することができる。
以上説明したように、信号処理装置、制御方法および通信装置によれば、IRバッファの大容量化を容易にしつつ、消費電力を抑えることができる。
上述した各実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)受信信号に対する復調処理により得られる尤度データを用いて復号処理を行う復号処理部と、
前記復号処理部により得られる復号結果を用いて誤り検出を行う検出部と、
前記検出部によって誤りが検出された場合は前記復号処理に用いられる尤度データを第1バッファへ転送し、前記検出部によって誤りが検出されなかった場合は前記尤度データを前記第1バッファへ転送しない制御部と、
を備えることを特徴とする信号処理装置。
前記復号処理部により得られる復号結果を用いて誤り検出を行う検出部と、
前記検出部によって誤りが検出された場合は前記復号処理に用いられる尤度データを第1バッファへ転送し、前記検出部によって誤りが検出されなかった場合は前記尤度データを前記第1バッファへ転送しない制御部と、
を備えることを特徴とする信号処理装置。
(付記2)前記復調処理により得られる尤度データが再送によるものである場合、前記第1バッファに格納された前記再送の以前に得られた尤度データである前回データと前記再送による尤度データである再送データとを合成して得た尤度データを出力し、前記復調処理により得られる尤度データが再送によるものでない場合、前記復調処理により得られる尤度データを出力する合成部と、
前記合成部から出力される前記尤度データを格納する第2バッファと、
を有し、
前記復号処理部は前記合成部から出力される尤度データを用いて復号処理を行い、
前記第1バッファは、前記合成部を内蔵する集積回路の外部に設けられ、
前記第2バッファは前記集積回路に内蔵される、
ことを特徴とする付記1に記載の信号処理装置。
前記合成部から出力される前記尤度データを格納する第2バッファと、
を有し、
前記復号処理部は前記合成部から出力される尤度データを用いて復号処理を行い、
前記第1バッファは、前記合成部を内蔵する集積回路の外部に設けられ、
前記第2バッファは前記集積回路に内蔵される、
ことを特徴とする付記1に記載の信号処理装置。
(付記3)前記第1バッファは、前記集積回路の外部に設けられる前記集積回路のワークメモリに設けられることを特徴とする付記2に記載の信号処理装置。
(付記4)前記集積回路に内蔵され、前記第1バッファから読み出された尤度データを格納する第3バッファを備え、
前記合成部は、前記第3バッファから尤度データを読み出して合成する、
ことを特徴とする付記2または3に記載の信号処理装置。
前記合成部は、前記第3バッファから尤度データを読み出して合成する、
ことを特徴とする付記2または3に記載の信号処理装置。
(付記5)前記受信信号は第1ブロック単位で送信され受信されたものであり、
前記制御部は、前記第2バッファに格納された尤度データを、前記第1ブロック単位より小さい第2ブロック単位で前記第1バッファへ転送する、
ことを特徴とする付記2〜4のいずれか一つに記載の信号処理装置。
前記制御部は、前記第2バッファに格納された尤度データを、前記第1ブロック単位より小さい第2ブロック単位で前記第1バッファへ転送する、
ことを特徴とする付記2〜4のいずれか一つに記載の信号処理装置。
(付記6)前記検出部は、前記復号処理部により得られる復号結果を用いた誤り検出を前記第2ブロック単位で行い、
前記制御部は、前記第2バッファに格納された尤度データのうちの前記検出部によって誤りが検出された前記第2ブロック単位のデータのみを前記第1バッファへ転送する、
ことを特徴とする付記5に記載の信号処理装置。
前記制御部は、前記第2バッファに格納された尤度データのうちの前記検出部によって誤りが検出された前記第2ブロック単位のデータのみを前記第1バッファへ転送する、
ことを特徴とする付記5に記載の信号処理装置。
(付記7)前記再送データはHARQ(Hybrid Automatic Repeat Request)による再送データであり、
前記合成部はHARQの合成を行うことを特徴とする付記2に記載の信号処理装置。
前記合成部はHARQの合成を行うことを特徴とする付記2に記載の信号処理装置。
(付記8)受信信号に対する復調処理により得られる尤度データを用いて復号処理を行い、
前記復号処理により得られる復号結果を用いて誤り検出を行い、
前記誤り検出において誤りを検出した場合、前記復号処理に用いられる尤度データを第1バッファに転送し、
前記誤り検出において誤りを検出しなかった場合、前記復号処理に用いられる尤度データを前記第1バッファに転送しない、
ことを特徴とする制御方法。
前記復号処理により得られる復号結果を用いて誤り検出を行い、
前記誤り検出において誤りを検出した場合、前記復号処理に用いられる尤度データを第1バッファに転送し、
前記誤り検出において誤りを検出しなかった場合、前記復号処理に用いられる尤度データを前記第1バッファに転送しない、
ことを特徴とする制御方法。
(付記9)無線送信された信号を受信する受信部と、
前記受信部によって受信される受信信号に対して復調処理を行う復調部と、
前記復調部の復調処理により得られる尤度データを用いて復号処理を行う復号処理部と、
前記復号処理部の復号処理により得られる復号結果を用いて誤り検出を行う検出部と、
前記検出部により誤りが検出された場合は前記復号処理に用いられる尤度データを第1バッファに転送し、前記検出部により誤りが検出されなかった場合は前記尤度データを前記第1バッファに転送しない制御部と、
を備えることを特徴とする通信装置。
前記受信部によって受信される受信信号に対して復調処理を行う復調部と、
前記復調部の復調処理により得られる尤度データを用いて復号処理を行う復号処理部と、
前記復号処理部の復号処理により得られる復号結果を用いて誤り検出を行う検出部と、
前記検出部により誤りが検出された場合は前記復号処理に用いられる尤度データを第1バッファに転送し、前記検出部により誤りが検出されなかった場合は前記尤度データを前記第1バッファに転送しない制御部と、
を備えることを特徴とする通信装置。
110 信号処理装置
111 合成部
112 第2バッファ
113 検出部
114 制御部
115 第3バッファ
120 第1バッファ
200 携帯端末
201 アンテナ
210 無線インターフェイス
220 ベースバンドプロセッサ
221,231 メモリ
222 USIM
230 アプリケーションプロセッサ
241 電池
242 PMIC
250 周辺部品
310 ベースバンド処理部
311 RFインターフェイス
312 送信データ処理部
312a 符号化部
312b 変調部
313 受信データ処理部
313a 検波部
313b 復調部
313c 復号部
314 共有メモリ
315,326 バス
320 レイヤ2処理部
321 CPU
322 DMA
323 ACPU−IF
324 データ処理部
325 MEMC
411 DSP
412 デスクランブル部
413 デインタリーブ部
414,512,513 デレートマッチング部
415 HARQ合成部
416 ターボ復号部
417 CRCチェック部
418 IRバッファ保存判定部
419 ライトバッファ
420 リードバッファ
430 IRバッファ
511 デマッピング部
600 通信システム
610 通信ネットワーク
621,622 基地局
111 合成部
112 第2バッファ
113 検出部
114 制御部
115 第3バッファ
120 第1バッファ
200 携帯端末
201 アンテナ
210 無線インターフェイス
220 ベースバンドプロセッサ
221,231 メモリ
222 USIM
230 アプリケーションプロセッサ
241 電池
242 PMIC
250 周辺部品
310 ベースバンド処理部
311 RFインターフェイス
312 送信データ処理部
312a 符号化部
312b 変調部
313 受信データ処理部
313a 検波部
313b 復調部
313c 復号部
314 共有メモリ
315,326 バス
320 レイヤ2処理部
321 CPU
322 DMA
323 ACPU−IF
324 データ処理部
325 MEMC
411 DSP
412 デスクランブル部
413 デインタリーブ部
414,512,513 デレートマッチング部
415 HARQ合成部
416 ターボ復号部
417 CRCチェック部
418 IRバッファ保存判定部
419 ライトバッファ
420 リードバッファ
430 IRバッファ
511 デマッピング部
600 通信システム
610 通信ネットワーク
621,622 基地局
Claims (7)
- 受信信号に対する復調処理により得られる尤度データを用いて復号処理を行う復号処理部と、
前記復号処理部により得られる復号結果を用いて誤り検出を行う検出部と、
前記検出部によって誤りが検出された場合は前記復号処理に用いられる尤度データを第1バッファへ転送し、前記検出部によって誤りが検出されなかった場合は前記尤度データを前記第1バッファへ転送しない制御部と、
を備えることを特徴とする信号処理装置。 - 前記復調処理により得られる尤度データが再送によるものである場合、前記第1バッファに格納された前記再送の以前に得られた尤度データである前回データと前記再送による尤度データである再送データとを合成して得た尤度データを出力し、前記復調処理により得られる尤度データが再送によるものでない場合、前記復調処理により得られる尤度データを出力する合成部と、
前記合成部から出力される前記尤度データを格納する第2バッファと、
を有し、
前記復号処理部は前記合成部から出力される尤度データを用いて復号処理を行い、
前記第1バッファは、前記合成部を内蔵する集積回路の外部に設けられ、
前記第2バッファは前記集積回路に内蔵される、
ことを特徴とする請求項1に記載の信号処理装置。 - 前記集積回路に内蔵され、前記第1バッファから読み出された尤度データを格納する第3バッファを備え、
前記合成部は、前記第3バッファから尤度データを読み出して合成する、
ことを特徴とする請求項2に記載の信号処理装置。 - 前記受信信号は第1ブロック単位で送信され受信されたものであり、
前記制御部は、前記第2バッファに格納された尤度データを、前記第1ブロック単位より小さい第2ブロック単位で前記第1バッファへ転送する、
ことを特徴とする請求項2または3に記載の信号処理装置。 - 前記検出部は、前記復号処理部により得られる復号結果を用いた誤り検出を前記第2ブロック単位で行い、
前記制御部は、前記第2バッファに格納された尤度データのうちの前記検出部によって誤りが検出された前記第2ブロック単位のデータのみを前記第1バッファへ転送する、
ことを特徴とする請求項4に記載の信号処理装置。 - 受信信号に対する復調処理により得られる尤度データを用いて復号処理を行い、
前記復号処理により得られる復号結果を用いて誤り検出を行い、
前記誤り検出において誤りを検出した場合、前記復号処理に用いられる尤度データを第1バッファに転送し、
前記誤り検出において誤りを検出しなかった場合、前記復号処理に用いられる尤度データを前記第1バッファに転送しない、
ことを特徴とする制御方法。 - 無線送信された信号を受信する受信部と、
前記受信部によって受信される受信信号に対して復調処理を行う復調部と、
前記復調部の復調処理により得られる尤度データを用いて復号処理を行う復号処理部と、
前記復号処理部の復号処理により得られる復号結果を用いて誤り検出を行う検出部と、
前記検出部により誤りが検出された場合は前記復号処理に用いられる尤度データを第1バッファに転送し、前記検出部により誤りが検出されなかった場合は前記尤度データを前記第1バッファに転送しない制御部と、
を備えることを特徴とする通信装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013105614A JP2014229944A (ja) | 2013-05-17 | 2013-05-17 | 信号処理装置、制御方法および通信装置 |
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