JP2014229083A - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザーにとって最適な拡張現実表示を提供する。【解決手段】拡張表示対象に対して拡張表示指示が付加された原稿を読み取って原稿の画像データを得る原稿読取手段と、前記原稿の画像データから、前記拡張表示対象に対する前記拡張表示指示の画像データを検出する検出手段と、前記拡張表示対象に対する前記拡張表示指示の画像データから指示内容を解釈する解釈手段と、前記解釈手段によって拡張表示すべきと解釈された拡張表示指示が関連づけられている拡張表示対象の識別情報を、前記拡張表示対象に関する拡張表示コードを提供するサーバーに送信する送信手段と、前記サーバーから前記識別情報に対応する前記拡張表示コードを受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された前記拡張表示コードを、拡張表示すべきと解釈された前記拡張表示対象に関連づけて印刷する印刷手段と、を有する。【選択図】図5

Description

本発明は、拡張現実表示の対象媒体を生成する画像処理装置、画像処理方法及びプログラムに関する。
近年、カメラとディスプレイが一体化されたタブレットや携帯端末機器が一般化し、撮影した現実の画像にリアルタイムで関連情報を重畳するなどの拡張現実表示が提供されるようになっている。
たとえば特許文献1には、実世界にあるドキュメントを前述のような機器で撮影すると、同ドキュメントに対応する電子データをサーバー等から検索する技術が開示されている。この技術を用いると、機器で紙文書のようなドキュメントを撮影しながら、その機器の表示部に撮影画像を表示すると共に、サーバー等からデジタルデータとして得た関連情報(付加情報)を、撮影画像の適切な位置に重畳して表示することが可能であった。
特開2011−8752 特開2003−288588 特開2001−14421
前記技術において、実世界の撮影対象とそれに対応する電子的な付加情報の内容はあらかじめ関連づけられていて、表示可能な全ての付加情報が表示されていた。一方、前述のような機器により拡張現実表示をおこなうユーザーは、自分にとって最適な拡張現実表示を得たいと考える。
たとえば、紙面内に多数の拡張現実表示対象が含まれる場合、限定された表示画面範囲で効率よく所望の情報を得るためには、不必要な対象に関する表示はおこなわれないことが望ましい。あるいは、拡張現実表示の大きさや時間、表示内容などは、ユーザーの利用意図に沿ったものであることが望ましい。
しかしながら、拡張現実表示対象が印刷された紙を受け取ったユーザーが、自分が望むように拡張現実表示の対象や内容を変更する手段は無かった。
ゆえに、拡張現実表示対象を含む紙に対してユーザーが指示をおこなうと、同指示の解釈にもとづいて拡張現実表示をおこなう紙を再出力する技術が求められていた。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、ユーザーにとって最適な拡張現実表示がされる媒体を得る装置を提供することを目的とする。また、その方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
かかる課題を解決するため、本発明の画像処理装置は、
拡張表示対象に対して拡張表示指示が付加された原稿を読み取って原稿の画像データを得る原稿読取手段と、
前記原稿の画像データから、前記拡張表示対象に対する前記拡張表示指示の画像データを検出する検出手段と、
前記拡張表示指示に対する前記拡張表示指示の画像データから指示内容を解釈する解釈手段と、
前記解釈手段によって拡張表示すべきと解釈された拡張表示指示が関連づけられている拡張表示対象の識別情報を、前記拡張表示対象に関する拡張表示コードを提供するサーバーに送信する送信手段と、
前記サーバーから前記識別情報に対応する前記拡張表示コードを受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された前記拡張表示コードを、拡張表示すべきと解釈された前記拡張表示対象に関連づけて印刷する印刷手段と
を有することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザーが拡張現実表示対象を含む紙に手書の指示を追記して、画像処理装置に入力すると、同指示を反映した紙を出力として得ることができる。この紙は、拡張現実表示可能な装置で撮影した際に、前記指示どおりの拡張表示をおこなうようになる。
画像処理装置を含むシステム構成例を示す図である。 図1のMFP101のハードウェア構成例を示す図である。 図1の拡張表示装置102の外観例を示す図である。 図1のMFP101で実行される処理構成を示す図である。 第1、第3の実施形態にてMFP101で実行される処理を説明するフローチャートである。 第2の実施形態にてMFP101で実行される処理を説明するフローチャートである。 第1、第2の実施形態にて拡張表示装置102にて実行される処理の例を説明するフローチャートである。 拡張表示対象を含む紙の例を示す図である。 図8の紙の印刷データの例を示す図である。 図8の紙に対する拡張表示の例を示す図である。 拡張表示対象を含む地図紙の例を示す図である。 図11の地図紙の印刷データの例を示す図である。 手書指示の解釈処理の途中データを説明する図である。 図11の地図紙に対する拡張表示の例を示す図である。 第3の実施形態にて拡張表示装置102において実行される処理の例を説明するフローチャートである。 第3の実施形態において拡張表示装置102が取得したマーカー情報を説明する図である。
以下、本発明を実施する好適な形態について図面を用いて説明する。
図1は、画像処理装置を含むシステム構成例を示す図である。
図1の画像処理装置101により本実施形態を実施する。本例では、画像処理装置101は紙原稿を読取可能なスキャナおよび印刷可能なプリンタを備えるMFP(Multi Function Peripheral)である。拡張表示装置102は撮影手段と表示手段を有する。拡張表示装置102は、撮影したデータを表示する際に、現実の撮影内容に関連する文字、画像、動画、音声等といった付加情報を加えた拡張現実表示(以下、「拡張表示」と記す)をおこなう。拡張表示の具体例については後述する。
サーバー103は、拡張表示装置102に対し、前記付加情報を提供する。拡張表示装置102は、無線AP(アクセスポイント)104及びネットワーク110を介してサーバー103と通信し、前記拡張表示を実行する。MFP101もネットワーク110を介してサーバー103と接続されている。
(MFPの内部構成の例)
図2は、図1のMFP101の内部構成の例である。原稿読取部201は、紙原稿の内容を読取り、電子データへと変換する。印刷部202は、原稿読取部201で読取ったデータや、その他の印刷用電子データの内容を紙に印刷する。操作・表示部203は、読取、印刷、複写等といったユーザーからの操作指示を受けつけたり、ボタン等の操作装置、およびユーザーに操作や処理状況の情報を伝えたりする為の表示装置を含む。
制御部204は、MFP101内の各部を制御するCPU等を含む。記憶部205はROM、RAMやHDD等からなり、前記制御や読取、印刷等の為のデータやプログラムの保持をおこなう。通信部206はネットワーク110に接続し、MFP101とサーバー103の間の通信をおこなう。課金部207は、ユーザーの複写・印刷行為等に対し、必要に応じて代金徴収をおこなう。
課金部207は、硬貨や紙幣を入力可能な装置であってもよいし、プリペイドカードやICカードを用いた電子マネーの入力装置であってもよい。MFP101を操作するユーザーは、認証部208にユーザーIDを入力したり読み取らせたりする。認証部208はたとえば、ICカードに保存されるユーザーIDを電子的に読取るICリーダーである。ユーザーIDが拡張表示装置102に内蔵されたICチップに保存されている場合、認証部208はその内容を読取ってもよい。
原稿読取部201、印刷部202、操作・表示部203、制御部204、記憶部205、通信部206、課金部207および認証部208は、システムバス209に接続される。
(拡張表示装置)
前述の拡張表示について、以下に説明する。拡張表示装置102は、たとえば図3のような外観を持つタブレット型デバイスである。
図3(a)は拡張表示装置102の表面、図3(b)は裏面を示す。拡張表示装置102は、表面にカメラ301を、裏面にディスプレイ302を有す。ディスプレイ302は、タッチパネル等によりユーザー操作を受けつけるようになっていてもよい。図3の形状は一例であって、画像データを得るカメラとそれを表示するディスプレイを有していれば、スマートフォンや眼鏡などの形状をとっていてもよい。
本実施形態では、拡張表示の対象は印刷された紙とする。拡張表示装置102は、以下のようにして紙に対する拡張表示を実施する。
拡張表示装置102は、カメラ301により撮影された画像データから、拡張表示対象のオブジェクトを検出する。この検出は、あらかじめ対象に埋めこまれた可視又は不可視のマーカーを検出することでおこなう。
可視のマーカーとは、たとえばバーコードのような1次元コードや2次元コードである。バーコードの例としては、例えばCODE39等がある。2次元コードの例としては、例えばPDF417がある。
紙に付加された、これら可視のマーカーは、その撮影画像から公知のバーコード検出処理によって検出され、同時に得られるコード化(符号化)されたデータにより、拡張表示対象オブジェクトが特定される。「コード化」は「暗号化」も含むものとする。
不可視のマーカーとは、たとえば電子すかしである。紙に印刷された写真や文字等に埋め込まれた電子すかしは、その撮影画像から公知の電子すかし抽出処理によって抽出され、同様にその内容から拡張表示対象オブジェクトが特定される。
続いて、拡張表示装置102は、検出した拡張表示対象オブジェクトの情報をサーバー103に送信する。サーバー103は、同オブジェクトに関連づけられている付加情報を拡張表示装置102に送信する。ここで付加情報とは、同オブジェクトを説明する文字や画像のデータであったり、動画や音声のデータであったりしてもよい。
そして拡張表示装置102は、サーバー103から受け取った付加情報を、撮影画像に対する拡張表示としてディスプレイ302に表示する。ここで拡張表示とは、対象オブジェクトとの関連が明らかなように、撮影画像に付加情報を加えて表示することである。たとえば対象が写真であり、付加情報が文字の場合は、吹き出しのような意匠を利用して対象を明示しながら、近傍に文字データを表示する。あるいは写真上に実際に文字を重畳表示してもよい。
また、対象が写真であり、付加情報が同写真の内容に関する動画の場合は、写真に重畳して動画を再生するよう表示してもよい。更にこの重畳表示の際、撮影された紙の向きや傾きなどを考慮して、あたかも撮影画像内の写真が動いているように拡張表示をおこなってもよい。
図4は、MFP101で実行される処理構成を示す図である。
(原稿読取)
原稿読取処理401では、拡張表示対象を含む紙を図2の原稿読取部201によって読取り、その内容を画像データとして記憶部205に記憶する。
(印刷データ取得)
印刷データ取得処理402では、前記読取られた紙に基づいて出力される印刷物を形成する為の印刷データ(拡張表示コード付加前)を取得する。
この印刷データ(拡張表示コード付加前)は、読取られた画像データそのものである場合と、元の紙の印刷に用いられた原本データの場合とがある。
前者の場合、MFP101は単純な複写動作をおこなう場合と同様にして、読取られた画像データを後述の印刷処理で使用する印刷データ(拡張表示コード付加前)とする。一方、後者の場合、MFP101は原本データを印刷データ(拡張表示コード付加前)として取得する。
前者の場合、印刷データ(拡張表示コード付加前)は手書指示も含む。一方、後者の場合、印刷データ(拡張表示コード付加前)は手書指示を含まない。また後者の場合に得られる印刷データ(拡張表示コード付加前)は、読取り処理におけるノイズや損失がなく、かつ入力の紙個体の劣化を反映しないので、より高画質なものとなる。
(拡張表示対象取得)
拡張表示対象取得処理403では、前記印刷データ(拡張表示コード付加前)の中から拡張表示対象を取得する。
(手書指示解析)
手書指示解析処理404では、前記読取られた画像データから、ユーザーによって手書追記された、拡張表示に対する手書指示(拡張表示指示)を抽出し、その内容を解析する。
(拡張表示コード取得)
拡張表示コード取得処理405では、前記拡張表示対象と同対象に対する前記指示内容とを、通信部206を経由して図1のサーバー103に送信し、同サーバーから対応する拡張表示コードを受信する。
(拡張表示コード付加)
拡張表示コード付加処理406では、サーバー103から得た前記拡張表示コードを、前記印刷データにおける前記対象オブジェクトに付加する。
(印刷)
印刷処理407では、前記拡張表示コードが付加された印刷データを、印刷部202により紙に印刷する。
印刷された印刷物は、図8(c)に示すようにマーカー811などによって拡張表示が可能であることが明示されたものでもよい。また、図10に示すようにマーカーなどによって拡張表示が可能であることが明示されてはいないが、図8(a)に示すバーコード804などによって特定される印刷データが不可視の電子透かし等を用いて拡張表示のコードを含むように書き換えられ、拡張表示が可能になっているものでもよい。
(ユーザーID特定)
ユーザーID特定処理408では、必要であれば、認証部208を用いてMFP101を操作するユーザーに固有のユーザーID(識別情報)を特定する。ここで特定されたユーザーID(識別情報)は、拡張表示コード取得処理405において、サーバー103に送信される情報に付加される。
(課金)
課金処理409では、必要であれば、課金部207によりユーザーに対して課金徴収をおこなう。その場合、印刷処理407の実行は必要な課金がされた場合のみ実行される。
なお上記の各処理は、MFP101の制御部204により制御されるものとする。その一部はソフトウェア処理(プログラム処理)として、MFP101内ではなく、MFP101と接続されたサーバー103や、あるいは非図示の外部処理装置によっておこなわれてもよい。
[第1の実施形態]
以下、第1の実施形態におけるMFP101の処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。
本実施形態では、拡張表示対象を含む紙の例として図8(a)の紙原稿800を用いる。写真領域801〜803はそれぞれ拡張表示対象となる写真領域である。また、紙原稿800を特定するバーコード804が紙面に含まれている。この紙原稿800に対する手書指示(拡張表示指示)として、ユーザーが手書指示805を拡張表示対象801の上に、手書指示806を拡張表示対象802の上に追記した状態を図8(b)に示す。
以下の説明では、この図8(b)状態の紙原稿800をMFP101による処理の入力として用いる。
(MFPにおける処理)
ステップS501では、原稿読取処理401として、ユーザーにより原稿読取部201にセットされた紙原稿の内容を、画像データに変換し記憶部205に保存する。
ステップS502では、印刷データ取得処理402として、紙原稿の印刷に用いられた原本データを特定する。
本実施形態では、画像データから抽出されたバーコード804の情報から、原本データファイルのURLを得るものとする。バーコードはあくまで一例であり、バーコードの代わりに2次元コードや電子すかしなど別の特定手段を用いてもよい。
または、各印刷データに対する画像的特徴量を予め保存しておき、入力画像データの画像的特徴量と最も類似するものを原本の印刷データとして特定するようにしてもよい。更に特定の為の特徴量に、文字や写真等のレイアウトや文字内容を用いてもよい。
ステップS503では、印刷データ取得処理402として、ステップS502で得られたURLによって特定される原本の印刷データファイルを取得し、取得した印刷データファイルを処理対象データとして記憶部205のメモリに保存する。このURLは例えばインターネットやイントラネット上のファイルリソースを特定するものでもよいし、あるいはMFP101内の記憶部205において、ファイルシステム領域に保持されているデータのファイル名であってもよい。
図9(a)にステップS503で取得される印刷データの例を示す。印刷データ900は、その出力が紙原稿800に相当する仮想のXML形式印刷データである。記述901、903、904、907は紙原稿800中のテキスト部分のデータ記述である。記述902、905、906はそれぞれ紙原稿800中の写真オブジェクト801、802、803に相当するデータ記述であり、それぞれのオブジェクトIDを特定する属性idを含んでいる。
写真オブジェクトの記述902内に含まれる<ar_marker>は、同オブジェクトを対象として拡張表示をおこなう為に印刷されるマーカーに関する情報を記述する。本実施形態では、この要素はマーカーに埋め込むデータを保持する為の属性codeを持つ。ただし記述902は、属性codeの値が0となっており、この場合同オブジェクトに対するマーカーは印刷されない。記述905、906についても同様である。記述908はステップS502にて原本特定に用いる為のバーコードに含められる情報の記述である。
図5に戻って、ステップS504では、拡張表示対象取得処理403として、印刷データ内に拡張表示対象のオブジェクトがあるか否かを調べ、ある場合はステップS505に進む。無い場合はステップS514に進む。
図9(a)の印刷データ900を例にとると、要素<ar_marker>を子要素に持つ3つの<image>要素、すなわち記述902、905、906の3つが拡張表示対象オブジェクトと認識され、ステップS505に進む。
ステップS505では、手書指示解析処理404として、ステップS501で原稿読取部201から読取られた画像データから、ユーザーが手書で追記した手書画像情報を分離して取得する。図8(b)の例では、手書指示805および806に関する手書画像情報を取得する。この取得処理は、読取られた画像データと原本の印刷データとの差分を求めればよい。具体的には、ステップS503で特定された原本の印刷データ(「プリントデータ」とも記す)をメモリ上に描画して印刷画像データとし、この印刷画像データと読取られた画像データとの差分を分離し手書画像情報とする。
別の方法としては、あらかじめ原稿内容と重複しないペンの色を指定しておき、同色に相当する画素を読取られた画像データから分離して手書画像情報としてもよい。
ステップS506では、カウンタnを1に初期化する。以下、ステップS507〜S511の処理は、ステップS504で取得された拡張表示対象オブジェクトのリストにおける1〜n番目のオブジェクトに対しておのおの実行されるループ処理である。
ステップS507では、手書指示解析処理404として、n番目のオブジェクトに対する手書指示が存在するか否かを調べる。存在する場合はステップS508に進む。存在しない場合はステップS512に進む。
本実施形態では、ステップS505で取得された手書指示の画像情報が、原本の印刷データ900におけるn番目のオブジェクトの描画範囲内に存在しているか否かを調べる。存在していればステップS508に、いなければステップS512に進む。
たとえば1番目のオブジェクトに相当する記述902の描画範囲には、手書指示805に相当する画像情報が取得されているため、ステップS508に進む。
2番目のオブジェクトの場合、相当する記述905の描画範囲には、手書指示806に相当する画像情報が取得されているため、ステップS508に進む。
3番目のオブジェクトの場合、相当する記述906の描画範囲には、手書指示に相当する画像情報が存在しないので、ステップS512に進む。
ステップS508では、手書指示解析処理404として、n番目のオブジェクトに対する手書指示を解釈する。本説明では、拡張表示を有効にする指示を表わす記号としての「○」の形と、拡張表示を無効にする指示を表わす記号としての「×」の形のいずれかを、手書図形認識によって解釈するものとする。手書図形認識の具体的な手法としては、同様の手書画像をあらかじめ学習型の識別器に学習させる方法がある。
あるいは、手書画像を公知の細線化手法で細線化するなどして線分を抽出し、その線分の特徴として、円状の1ストロークであれば「○」、交差する2ストロークであれば「×」として識別するようにしてもよい。図8(b)の例では、手書指示805は、1番目のオブジェクトの拡張表示を有効にする指示、手書指示806は2番目のオブジェクトの拡張表示を有効にする指示と解釈される。
ステップS509では、拡張表示コード取得処理405として、対象オブジェクトのIDとそれに対する手書指示の内容を組にして、通信部206を通してサーバー103に送信する。本実施形態では、1番目のオブジェクトに対するステップS509処理では、図9の記述902に含まれるid=”a1”と、その拡張表示を有効にする指示とを組にした情報がサーバー103に送られる。
前記指示は、記述902のオブジェクトに対する手書指示805を解釈した内容である。同様に、2番目のオブジェクトに対するステップS509処理では、図9の記述905に含まれるid=”a2”と、その拡張表示を無効にする指示とを組にした情報がサーバー103に送られる。前記指示は、記述905のオブジェクトに対する手書指示806を解釈した内容である。
ステップS510では、拡張表示コード取得処理405として、サーバー103から拡張表示コードを受信する。この拡張表示コードは、ステップS509で送信した対象オブジェクトのIDと指示内容を組にした情報に対応して、サーバー103が返信するものである。
本説明では、対象オブジェクトと対になる拡張表示データの組み合わせはサーバー103があらかじめ記憶されている。たとえば、あるIDの写真オブジェクトに対しては、同写真の内容を動画で説明するような拡張表示をおこなうものとする。
この場合、サーバー103からストリーム配信可能な動画データが、対となる拡張表示データとなる。本実施形態のid=”a1”の写真オブジェクトに対しては、対応する動画データファイルのURLである”http://server/mov1.mpg”を、サーバー103は拡張表示コードとして返信する。
ステップS511では、拡張表示コード付加処理406として、印刷データ(「プリントデータ」とも記す)中の対応オブジェクトの記述にステップS510で取得した拡張表示コードを付加する。具体的には、対応オブジェクトの記述にある<ar_marker>要素において、サーバー103から得られたコードを属性codeの値として付加する。
図9(b)に、1番目および2番目のオブジェクトに対し、前述のようにサーバー103から取得された拡張表示コードを付加した印刷データ910を示す。なお本実施形態では、ステップS509で拡張表示を無効にする指示をサーバー103に送信した場合、拡張表示コードとしては0が取得されるものとする。
ステップS512では、現在のnが拡張表示対象のオブジェクト総数Nよりも小さいならばステップS513に進む。ステップS513では、カウンタnに1を加え、ステップS507から繰り返す。それ以外の場合はステップS514に進む。
ステップS514では、印刷処理407として、印刷データを印刷部202によって紙に印刷して出力し、MFP101は図5のフローチャートの処理を終了する。
本実施形態では、図9(b)の印刷データ910の印刷結果として、図8(c)に示される紙出力810を得る。
紙出力810は、入力された図8(b)の状態から手書指示805、806の部分が削除され、更に写真オブジェクト801の直上に、対する拡張表示コードを含むマーカー811が付加されている。なお、このマーカー付加の位置は一例であり、左右や下など別の場所や、あるいは写真に重畳されるようにしてもよい。また前述のとおりマーカーは2次元コードであってもよい。または不可視の電子すかしとして写真に重畳されていてもよい。
(拡張表示装置における処理)
次に、第1の実施形態の処理で出力された図8(c)の紙出力810を、拡張表示装置102で撮影した際に、拡張表示装置102において実行される処理の例を図7のフローチャートに示す。
ステップS701では、拡張表示装置102は、紙出力810を撮影する。
ステップS702では、撮影画像中の紙部分を検出し、さらにその中にある拡張表示コードを含むマーカーを抽出する。本実施形態では紙出力810中のマーカー811が抽出される。具体的には、例えば以下のようにおこなう。
公知のエッジ検出技術を用いて、撮影画像内の紙の四辺を特定する。特定された四辺形部分の画像を逆透視変換で正対画像とする。逆透視変換には、たとえば特許文献2に開示される技術がある。この正対した文書画像に対し、公知の文書画像解析技術を用いて文字領域、写真領域等を分離するとともにマーカーのバーコード領域を抽出する。文書画像中のバーコードを検出する技術としては、例えば特許文献3に開示される技術がある。
ステップS703では、マーカーの画像情報をデコードし、マーカーに含まれている拡張表示コードを取得する。本実施形態では、拡張表示コードとしてURL ”http://server/mov1.mpg”が得られる。
ステップS704では、拡張表示コードが暗号化されているか否かを調べる。暗号化されている場合はステップS708に進む。暗号化されていない場合はステップS705に進む。本実施形態では拡張表示コードは暗号化されていないのでステップS705に進む。
ステップS705では、拡張表示コードをサーバー103に送信する。
ステップS706では、サーバー103から拡張表示データを受信する。本実施形態では、前記URLによりサーバー103と通信し、動画ストリームを得る。
ステップS707では、ステップS706で得た拡張表示データを用いて拡張表示を実行する。具体的には、拡張表示装置102のディスプレイ内にて、前記動画をストリーム再生表示する。
本実施形態で同装置のディスプレイに表示される拡張表示の例を図10に示す。
ここでは、抽出したマーカーの近傍にある写真領域を動画の表示領域として用いている。更に本実施形態では、前述の逆透視変換の逆変換をおこなって、あたかも紙面内の写真上で動画が再生されているような拡張表示をおこなっている。なお、紙出力810内の別の写真領域に対しては、マーカーが検出されないので拡張表示はおこなわれない。つまり、ユーザーが指示した対象のみ拡張表示がおこなわれることになる。
前記説明では、元の印刷データ900内の拡張表示はすべて無効化されていたため、実質的には拡張表示を有効化する手書指示のみが反映された紙が出力として得られた。一方、元の印刷データにおいて、拡張表示の一部あるいはすべてが有効化されるよう、あらかじめ拡張表示コードが埋込まれていてもよい。このような印刷データを出力した紙には、拡張表示有効のオブジェクトにはあらかじめマーカーが付加されていることになる。
このオブジェクト上に手書で拡張表示の無効を指示する形状を付記し、MFP101に読込ませた場合は、その拡張表示が無効化された紙を出力として得ることができる。つまり、ユーザーが望まない拡張表示を抑制することができる。
また、前述ステップS505の手書指示解析処理404において、読取り画像データと印刷データとの差分から、更に、紙上に追加されているマーカーの有無とその内容を検出してもよい。そして検出されたマーカーから得られた拡張表示コードを、印刷データ中の対応するオブジェクトに付加したうえで、ステップS506以降の処理をおこなうようにしてもよい。
この場合、図8(c)の状態の紙出力810に更に手書指示を追加して、MFP101で処理することで、同指示に対応する拡張表示をおこなう紙を得ることが出来る。
たとえば図8(d)のように、3番目の写真オブジェクトの拡張表示を有効化する手書指示を加えてMFP101に読込ませる。
上述のように手書指示解析処理404において、紙出力810中のマーカー811が、印刷データとの差分として抽出され、対応する写真オブジェクトの拡張表示コードが印刷データ900の記述902内に埋め込まれる。
その後ステップS506以降の処理がおこなわれて、図8(e)の紙出力820が得られる。
紙出力820は、図8(c)の紙出力810に対し、更に3番目の写真オブジェクトの拡張表示を有効化するマーカー823が付加されたものとなる。結果的に、MFP101から出力された紙は、拡張表示装置102で見たときに、ユーザーが指示したとおりの拡張表示をおこなうようになる。
更に、これまでの説明では、手書指示として解釈されるのは拡張表示の有効化/無効化のみであったが、他の指示を解釈してもよい。たとえば、拡張表示が文字情報であればそのサイズや言語、拡張表示が写真であれば画質、動画や音声であれば再生速度や繰り返しの有無など拡張表示の方法を手書文字により指示してもよい。もちろん、文字の代わりにあらかじめ定めた記号など(例えば、「○」(丸)、「×」(バツ)など)の形状を用いて指示してもよい。
そして、ステップS508にて、公知の手書文字認識技術等を用いて指示を解釈し、ステップS509でその指示内容をサーバー103に送信する。サーバー103は、この指示内容が反映されるような拡張表示コードを生成し、MFP101に返信する。
たとえば、サイズ100で繰返し有りの動画を拡張表示とする指示に対して、サーバーは”http://server/movie.mpg&size=100&repeat=on”のようにURL化した拡張表示コードを返信する。
なお。後に拡張表示装置102から拡張表示コードを受けとって解釈するのはサーバー103自身であるから、コーディング方法はサーバー103が解読可能な任意の方法であってもよい。結果的にMFP101から出力された紙は、拡張表示装置102で見たときに、ユーザーが指示したとおりの拡張表示をおこなうようになる。
以上説明したように、第1の実施形態によれば、ユーザーは拡張表示対象を含む紙に手書の指示を追記してMFP101に読込ませると、同指示を反映した紙を出力として得ることができる。この紙は、拡張表示装置102で撮影した際に、前記指示どおりの拡張表示をおこなうようになる。
[第2の実施形態]
(MFPにおける処理)
図6は、第2の実施形態として、画像処理装置であるMFP101が実施する処理を説明するフローチャートである。
図6のステップS601では、図4のユーザーID特定処理408として、図2の認証部208がユーザーIDを特定する。ここでユーザーIDとは、例えばユーザーが所持する拡張表示装置102を特定する為の固有ID(識別情報)である。この固有ID(識別情報)は、拡張表示装置102のICチップに保持されている場合、認証部208が備えるICカードリーダー等の非接触読取器によってMFP101に入力される。
なお、ユーザーIDは、同ユーザーが利用する拡張表示装置102と共有されていれば、ユーザーが所持するICカードから読出されてもよい。あるいはユーザーIDは、ユーザーを特定するためのユーザーに固有のIDでもよく、ユーザーが操作・表示部203から文字列として入力してもよい。
続くステップS501〜ステップS507は、第1の実施形態として説明した図5の各ステップと処理内容は同一なので説明は省略する。
ステップS508では、手書指示解析処理404として、n番目のオブジェクトに対する手書指示(拡張表示指示)を解釈する。この処理内容も図5での説明と同一である。
続くステップS602では、拡張表示コード取得処理405として、対象オブジェクトのID、ステップS508で解釈した手書指示の内容、およびステップS601で取得したユーザーIDを組にして、通信部206を通してサーバー103に送信する。
ステップS603では、拡張表示コード取得処理405として、サーバー103から、ステップS509で送信した情報に対応した拡張表示コードを受信する。ただしこの拡張表示コードはサーバー103によって前記ユーザーIDを用いて暗号化(コード化)されていて、前記ユーザーIDを用いてのみ復号化できるものとする。
続くステップS511では、図5同様、拡張表示コード付加処理406として、ステップS603で取得した拡張表示コードを、印刷データ中の対応オブジェクトの記述に付加する。この拡張表示コードは前述のとおり暗号化されている。
ステップS512では、現在のnが拡張表示対象のオブジェクト総数Nよりも小さいならばステップS513に進む。ステップS513では、カウンタnに1を加え、ステップS507から繰り返す。それ以外の場合はステップS604に進む。
ステップS604では、課金処理409として、ユーザーに処理の代金を請求する。具体的には、発生した課金情報に基づいて、処理の代金を操作・表示部203に表示し、課金部207による支払をユーザーに促す。課金方法としては前述のとおり、実際の貨幣入力であっても、電子マネーの入力であってもよい。発生した課金情報に対応する支払が確認された場合はステップS514に進む。課金が必要ない場合もステップS514に進む。
ユーザーが処理をキャンセルするなど、支払を拒否した場合は、ステップS605に進み、出力不可であることを操作・表示部203によりユーザーに提示する。そして、MFP101は図6フローチャートの処理を終了する。
ステップS514では、図5での説明同様に、印刷処理407として、印刷データを印刷部202よって紙に印刷して出力する。そしてMFP101は図6フローチャートの処理を終了する。
上記説明における処理代金は、紙1枚あたり固定であってもよいし、手書指示によって有効化された拡張表示の内容によって決めてもよい。あるいは、ステップS602で有効化指示を送信した拡張表示の画像や動画等が有料コンテンツに相当する場合、サーバー103から拡張表示コードと同時に、サーバー103が定めるコンテンツ使用金額を取得するようにしてもよい。そして、ステップS604では前記コンテンツ使用金額の総額を請求するようにしてもよい。
発生した課金情報に対応する代金が支払われ、ステップS514で紙が出力された場合、MFP101は徴収代金を電子決裁としてサーバー103に送るようにしてもよい。また、有料コンテンツが他のコンテンツ業者の所有物の場合、サーバー103から更にコンテンツ業者に支払がおこなわれるようにしてもよい。
上記図6で説明した第2の実施形態の処理で、図8(b)の紙原稿800を処理した場合、その出力は図8(f)の紙出力830のようになる。
その見た目は、第1の実施形態の処理結果として図8(c)に示した紙出力810とほぼ同じであるが、拡張表示対象オブジェクトに付加されたマーカー831には、暗号化された拡張表示コードが含まれている。
(拡張表示装置における処理)
次に、第2の実施形態の処理で出力された紙出力830を、拡張表示装置102で撮影した際に、拡張表示装置102において実行される処理の例を、図7のフローチャートに示す。
ステップS701では、拡張表示装置102は、実施形態2の処理で出力された紙出力830を撮影する。ステップS702では、撮影画像中の紙部分から拡張表示コードを含むマーカーを抽出する。ステップS703では、マーカーに含まれる暗号化された拡張表示コードを取得する。
ステップS704では、拡張表示コードが暗号化されているか否かを調べる。暗号化されている場合はステップS708に進む。暗号化されていない場合はステップS705に進む。本実施形態では拡張表示コードは暗号化されているためステップS708に進む。
ステップS708では、拡張表示装置102が保有するユーザーIDの情報により、暗号化された拡張表示コードの復号を試みる。
ステップS709では、ステップS708で復号が成功した場合、ステップS705に進む。復号に失敗した場合、あるいは拡張表示装置102が復号に必要なユーザーIDを持っていない場合は、拡張表示はおこなわずに図7のフローチャートを終了する。
ステップS705では、復号した拡張表示コードをサーバー103に送信する。
ステップS706では、サーバー103から拡張表示データを取得する。
ステップS707では、ステップS706で得た拡張表示データを用いて拡張表示を実行する。
上記の処理によれば、第2の実施形態によって出力された紙に対して拡張表示をおこなう場合、図6のステップS601で指定されたユーザーIDが必要である。拡張表示装置102がユーザーの所有物であるなどして、このユーザーIDを拡張表示装置102が共有している場合は、第1の実施形態の説明同様、図10の例に示す拡張表示が得られる。
一方、拡張表示装置102が復号に必要なユーザーIDを持っていない場合、拡張表示はおこなれない。ゆえに、第2の実施形態によって出力された紙を、無断でコピーするなどして入手した第三者が、別の拡張表示装置を用いて拡張表示をおこなうことを禁止することができる。
以上説明したように、第2の実施形態によれば、ユーザーは拡張表示対象を含む紙に手書の指示を追記してMFP101に読込ませると、同指示を反映した紙を出力として得ることができる。このMFP101への読込みの際、ユーザーIDを指定することで、出力された紙は、同ユーザーIDを共有する拡張表示装置102で撮影した際にのみ、前記指示どおりの拡張表示をおこなうようになる。
また、第2の実施形態によれば、指示した拡張表示の個数や内容に相当する課金をユーザーから徴収した場合のみ、同指示を反映した拡張表示をおこなう紙を出力するようにできる。
[第3の実施形態]
(MFPにおける処理)
第3の実施形態として、拡張表示対象を含む紙の別例として図11(a)の地図紙1100を用い、同紙に対しMFP101にて実施される処理の例を説明する。
この地図紙1100を受けとったユーザーは、たとえば自分がこれから地図内の箇所を実際に散策するとして、立ち寄る箇所の拡張表示情報を地図紙に付加したいと考える。そうすれば、紙の地図と拡張表示端末を携行して、常時は紙の地図を参照しながら、必要な時点で拡張表示を実行して立寄り箇所の付加的な情報を得ることができる。
図11(b)に、地図紙1100中の拡張表示対象箇所1101〜1109を示す。なお、分かり易く図示する為に各箇所に丸と数字を記載しているが、これらは実際には印刷されていないものとする。
このように複数の拡張表示対象が存在する中、ユーザーは地図中の必要箇所のみ、かつ自身の散策経路に沿うような順序で、拡張表示を実行可能とすることを求める。
図11(c)は、ユーザーがこの意図に基づく手書指示(拡張表示指示)を地図紙1100に書込みした例である。
手書指示1110は、ユーザーが地図上を散策する経路に対応している。散策の始点は、1111のように丸印で指定するものとする。
この指定方法はあくまで一例であって、別の意匠で指定したり、あるいは終点のほうを矢印等の意匠で指定したりしてもよい。
以降、第3の実施例において、手書指示1110が書き込まれた図11(c)の地図紙1100を読込んだ際の、MFP101の処理を図5のフローチャートを用いて説明する。処理の流れ自体は、第1の実施例の説明と同様であるので、詳細な説明は省略するが、一部ステップの処理内容に違いがある部分については詳しく説明する。
ステップS501では、原稿読取処理401が、ユーザーが手書指示1110を追記した図11(c)の地図紙1100を読込む。
ステップS502では、印刷データ取得処理402として、地図紙の原本に相当する印刷データを特定する。本実施例では、地図紙に付記された図11(c)のバーコード1199により印刷データファイルのURLを得るものとする。もちろん他の特定手段を用いてもよい。
ステップS503では、印刷データ取得処理402として、ステップS502で特定された印刷データファイルのURLから同ファイルを取得する。本実施形態では図12(a)の印刷データ1200が取得される。
印刷データ1200は、図11(a)の地図紙を印刷する印刷データである。印刷データ1200には、地図紙の画像データを記述するデータのほか、図11(b)の1101〜1109の拡張表示対象箇所にそれぞれ対応するマーカー記述1201〜1209が含まれる。マーカー記述の要素<ar_marker>は、そのID、中心座標、および拡張表示コードの値を保持する属性を持つ。なお、初期状態では、拡張表示コードの値はすべて0であり、印刷の際に各マーカーとして何も付加印刷されることはない。
ステップS504では、拡張表示対象取得処理403として、印刷データ内に拡張表示対象のオブジェクトがあるか否かを調べ、ある場合はステップS505に進む。無い場合はステップS514に進む。本実施形態では、図12(a)の拡張表示対象箇所の記述1201〜1209が対象オブジェクトに相当するため、ステップS505に進む。
ステップS505では、手書指示解析処理404として、ユーザーの手書指示を画像情報として取得する。本実施形態では、図11(c)の手書指示1110に相当する画像が得られる。第3の実施形態では更に、同画像に対し以下の処理をおこなう。
まず、手書指示画像を公知の細線化手法で細線化する。続いて、両端の形状を調べて丸い形状を有す部分を始端、反対側を終端と判定する。具体的には、細線化した線が分岐する点を検出し、この分岐点で丸と線の部分に分割する。そして、線部分を構成する点列に対し、前記分岐点を始点として、反対側を終点とする点列リスト{P1,P2,...,Pm}で表わす。mは点数であり、点列上の各点Piは座標(Xi,Yi)を持つ。
次に、印刷データ1200中の拡張表示対象箇所の記述1201〜1209の各座標から、前記点列中で最短距離となる点Piを各々求める。なお拡張表示対象箇所の座標から点列への最短距離が閾値より大きい場合は、同箇所の近傍に点列無しとする。
図13(a)に、手書指示の細線化点列1300、および拡張表示対象箇所の記述1201〜1209のそれぞれに対応する座標1301〜1309を示す。また、点列上の点{Pa1,Pa2,Pa3,Pa4,Pa5,Pa6,Pa7,Pa8}は、それぞれ,座標1301、1305、1304、1307、1303、1309、1302、1306から最短距離となる点である。
点Pa1と座標1301、点Pa2と座標1305、点Pa3と座標1304、点Pa4と座標1307、点Pa5と座標1303、点Pa6と座標1309、点Pa7と座標1302、点Pa8と座標1306のそれぞれの間には最短距離を示す太線が引かれている。
ただし、座標1304と点Pa3、座標1309とPa6は極小距離で接触しているため太線の記載は省略される。座標1308に関しては閾値距離内に点列無しとなる。
上記のように求められた、拡張表示対象箇所とその座標、および点列上の最短距離点との組み合わせは、点列における出現順にソートした状態で、図13(b)に示す表のようなリスト形式で記憶され、以降ステップの処理で利用される。
図5に戻り、ステップS506では、カウンタnを1に初期化する。以下、ステップS507〜S511の処理は、図12(a)の1201〜1209に対応する拡張表示対象箇所の1〜n番目に対し、それぞれ実行される。
ステップS507では、手書指示解析処理404として、n番目の拡張表示対象箇所に対する手書指示が存在するか否かを調べる。具体的には、ステップS505で作成された図13(b)に示す表を参照し、処理中の拡張表示対象箇所がリストに含まれるか否かを調べる。含まれる場合はステップS508に進む。含まれない場合はステップS512に進む。
ステップS508では、手書指示解析処理404として、n番目の拡張表示対象箇所に対する手書指示を解釈する。本実施形態における手書指示は、図13(b)に示す表中の複数の拡張表示対象箇所に対し、表記載の順序で拡張表示を実行する指示と解釈される。よってこの実行の順序を表すために、処理中の拡張表示対象箇所に対し、その前後に拡張表示がおこなわれる箇所を特定する。
たとえば、1番目である記述1201に対応する拡張表示対象箇所に対しては、表13(b)から、前に拡張表示される箇所は無く、後すなわち次に拡張表示されるのは記述1205に対応する箇所である。
同様に2番目である記述1202に対応する拡張表示対象箇所に対しては、図13(b)に示す表から、前に拡張表示されるのは記述1209に対応する箇所であり、次に拡張表示されるのは記述1206に対応する箇所となる。
ステップS509では、拡張表示コード取得処理405として、拡張表示対象箇所のIDと、ステップS508で求められた同箇所に対する手書指示の情報を組にして、サーバー103に送信する。前述の手書指示に相当するのは、処理中の拡張表示対象箇所の前後に拡張表示がおこなわれる箇所のIDである。
最初に拡張表示がおこなわれるべき箇所に対しては、前に拡張表示される箇所のIDに0が指定されるものとする。
最後に拡張表示がおこなわれるべき箇所においては、後に拡張表示される箇所のIDに0が指定されるものとする。
ステップS510では、拡張表示コード取得処理405として、サーバー103から、ステップS509で送信した情報に対応する拡張表示コードを取得する。たとえば記述1201に対応する拡張表示対象箇所に対し、取得される拡張表示コードの例は、”id=1&scr=annai&prev=0&next=5”となる。
この文字列は、この拡張表示対象箇所のID、拡張表示を実行するスクリプト名、前の拡張表示対象箇所ID、次の拡張表示対象箇所IDの情報で構成される。なお、記述1201は最初に拡張表示実行されるべき箇所に対応する為、前の拡張表示箇所のIDは0となっている。
ステップS511では、拡張表示コード付加処理406として、ステップS510で取得した拡張表示コードを、印刷データ中の対応する拡張表示対象箇所の記述に付加する。
ステップS512では、現在のnが拡張表示対象箇所の総数Nよりも小さいならばステップS513に進む。
ステップS513では、カウンタnに1を加え、ステップS507から繰り返す。それ以外の場合はステップS514に進む。
ステップS514では、印刷処理407として、印刷データを印刷部202によって紙に印刷して出力し、MFP101は図5のフローチャートの処理を終了する。
図12(b)の1210に、拡張表示コード付加後の印刷データの例を示す。
また同印刷データの印刷結果の例を図11(d)の地図紙1120に示す。
地図紙1120では、印刷データ1210に記載された各々の拡張表示対象箇所に対する拡張表示コードがマーカー1121〜1127、1129として重畳印刷されている。ただし、拡張表示コードが0のままのマーカー、すなわち箇所1108に対応するマーカーは印刷されない。
(拡張表示装置における処理)
次に、第3の実施形態の処理で出力された図11(d)の地図紙1120を、拡張表示装置102で撮影した際に、拡張表示装置102において実行される処理の例を図15のフローチャートに示す。
ステップS1501では、拡張表示装置102は、図11(d)の地図紙1120を撮影する。
ステップS1502では、撮影画像中の紙部分を検出し、さらにその中にある拡張表示コードを含むマーカーをすべて抽出し、それらに含まれる拡張表示コードを取得する。本処理は前述の図7のステップS702およびステップS703と同様におこなえばよい。取得した拡張表示コードの内容は、各々のマーカーの座標に対応づけて記憶される。
図16に、地図紙1120から抽出された各マーカー1121〜1127、1129と拡張表示コードの内容の対応例として表1601を示す。
ステップS1503では、最初に拡張表示をおこなう対象を特定する。具体的には、拡張表示コードの内容で、prev=0であるものを選ぶ。地図紙1120の例では、図16の表1601においてprev=0であるマーカー1121に対応する対象(ID=1)が特定される。
ステップS1504では、特定された対象の拡張表示コードをサーバー103に送信する。
ステップS1505では、送信した拡張表示コードに対応する拡張表示データをサーバー103から受信する。本実施形態では、拡張表示装置102で実行されるスクリプトデータをサーバー103から取得する。
ステップS1506では、ステップS1505で得たスクリプトデータを実行して拡張表示を実行する。
図14(a)に、拡張表示の実行例を示す。図14(a)は、マーカー1121に対応するスクリプトannaiを実行している様子を示す。このスクリプトは、地図内で指定された経路の起点にあたる「観光案内所」に関する付加情報を、吹き出しの形状で撮影画像に重畳表示する。吹き出し内では、スクリプト内のテキスト情報を表示し、またスクリプトに埋め込まれた動画ストリームを再生する。
また吹き出し内には、前後の箇所へと拡張表示対象を移動するための「前へ」「次へ」のボタン、および「終了」ボタンが設置されている。ユーザーがディスプレイ上のこれらボタンをタッチ等することで「前へ」移動、「次へ」移動又は「終了」を指示することができる。
なお、図14(a)の例では、最初の拡張対象表示箇所であるため、「前へ」のボタンはグレイアウトし無効化されるようスクリプトで指定されている。
図15に戻り、ステップS1507では、ユーザーが「前へ」移動、「次へ」移動又は「終了」のいずれを指示したかを調べる。「前へ」を指示した場合はステップS1508に、「次へ」を指示した場合はS1509に進む。終了を指示した場合は、拡張表示処理を終了する。
ステップS1508では、前の拡張表示対象を特定する。具体的には、現在の拡張表示コードに含まれるprevの値と同じID値を持つ、拡張表示対象を特定し、ステップS1504に戻って以降の処理を繰り返す。
ステップS1509では、次の拡張表示対象を特定する。具体的には、現在の拡張表示コードに含まれるnextの値と同じID値を持つ、拡張表示対象を特定し、ステップS1504に戻って以降の処理を繰り返す。
図14(a)の例であれば、ユーザーが「次へ」のボタンをタッチした場合、ステップS1509に進む。現在拡張表示中のマーカー1121に対応する拡張表示コードのnextの値は5である。図16の表1601で、IDが5であるマーカーは1125であるので、これを拡張表示対象として特定し、ステップS1504に戻って以降の処理をおこなう。
その結果、図14(b)のように、地図上経路で「観光案内所」の次の箇所である「水車小屋」に対する拡張表示がおこなわれるようになる。このように、複数の拡張表示に対して次々と「次へ」を指示していくことで、ユーザーが手書指定した経路の順序に従って、各箇所の拡張表示が順に実行される。
なお、ユーザーが拡張表示内の「終了」を指示した場合、どのIDの拡張表示をおこなっていたかを記憶しておくとしてもよい。そして、再度、図15のフローチャートによる拡張表示処理を開始した場合、ステップS1503では、記憶されていたIDの拡張表示対象を最初の拡張表示対象として特定するようにしてもよい。
第3の実施形態において、図5のステップS510で取得されかつステップS511でプリントデータ中に埋め込まれる拡張表示コードは、送信されたprevやnextの値によって異なるものにしてもよい。
たとえば本実施形態であれば、図11の拡張表示対象箇所1107に対応する動画内容を、nextのIDに応じて異なるものにしてもよい。
たとえば地図紙1100の例では、ユーザーが「売店」から「桜並木」に向かうか、あるいは「めがね橋」に向かうかで、「売店」からの経路案内動画としてそれぞれ適切なものを拡張表示スクリプトの内容として含めることができる。このようにすることで、ユーザーが手書で指定した経路に適した内容の拡張表示を提供することができる。
あるいは、第3の実施形態において、図15のステップS1504において、サーバー103に送信した拡張表示コードのprevやnextの値によって、ステップS1505において、サーバー103から取得する拡張表示データの内容を変更してもよい。
このようにしても同様に、ユーザーが手書で指定した経路に適した内容の拡張表示を提供することができる。
第3の実施形態において、地図紙の原本である印刷データ1200中で、拡張表示対象のマーカー記述1201〜1209において、すべて拡張表示コードは0が設定されていた。ゆえに最初にユーザーが手にした図11(a)の地図紙1100では、拡張表示はすべて無効になっていた。これを、原本の印刷データの段階で、すべてあるいは一部の拡張表示コードが設定されているようにしてもよい。
その場合ユーザーは、拡張表示装置102を用いて、入手した地図内の各箇所の拡張表示を閲覧することができる。その上でユーザーは、前述のように自分の散策ルートを地図上に書込み、MFP101に読込ませる。このとき、経路付近に存在する拡張表示箇所に対する拡張表示のみが有効になり、それ以外の拡張表示は無効になるよう、MFP101は処理をおこなうようにしてもよい。
そうすればユーザーは、拡張表示を参照した上で自身の散策ルートを決定し、決定した散策ルートを地図紙に書き込んだ後は、自身が指示した散策ルート上の拡張表示のみが表示される地図紙を得ることができる。
以上説明したように、第3の実施形態によれば、ユーザーは複数の拡張表示対象を含む地図紙に、地図紙内の経路に沿った順序で拡張表示を実行するような手書指示を追記して、MFP101に読込ませると、同指示を反映した地図紙を出力として得ることができる。この地図紙は、拡張表示装置102で撮影した際に、前記指示どおりの拡張表示をおこなうようになる。
[その他の実施形態]
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
201 原稿読取部
202 印刷部
203 操作・表示部
204 制御部
205 記憶部
206 通信部
207 課金部
208 認証部

Claims (10)

  1. 拡張表示対象に対して拡張表示指示が付加された原稿を読み取って原稿の画像データを得る原稿読取手段と、
    前記原稿の画像データから、前記拡張表示対象に対する前記拡張表示指示の画像データを検出する検出手段と、
    前記拡張表示対象に対する前記拡張表示指示の画像データから指示内容を解釈する解釈手段と、
    前記解釈手段によって拡張表示すべきと解釈された拡張表示指示が関連づけられている拡張表示対象の識別情報を、前記拡張表示対象に関する拡張表示コードを提供するサーバーに送信する送信手段と、
    前記サーバーから前記識別情報に対応する前記拡張表示コードを受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された前記拡張表示コードを、拡張表示すべきと解釈された前記拡張表示対象に関連づけて印刷する印刷手段と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記検出手段は、前記原稿に手書された記号の形状を認識して、該手書された記号の指示内容を解釈することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記拡張表示指示は、拡張表示をする又は拡張表示をしないに関する指示を含む請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記拡張表示指示は、拡張表示の方法に関する指示を含む請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  5. 前記拡張表示指示は、複数の拡張表示対象における拡張表示の実行の順序に関する指示を含む請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  6. 前記原稿の画像データから、読取った原稿の内容に対応する印刷データを特定する手段をさらに有し、
    前記読取った原稿の内容を印刷する手段は、前記特定された印刷データの中の、拡張表示対象に関連する部分のデータを、拡張表示コードが付加されたデータに、入れ替えて印刷することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 拡張表示指示にもとづいて課金情報を発生し、前記課金情報に対応する支払いが得られたときにのみ前記印刷を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  8. 前記受信手段はさらに、拡張表示をおこなう装置に固有の識別情報又は拡張表示をおこなう装置のユーザーに固有の識別情報を受け取り、
    前記送信手段は、前記識別情報を前記拡張表示指示に関する情報に関連づけて前記拡張表示を提供するサーバーに送信し、
    前記受信手段は、前記拡張表示を提供するサーバーから前記識別情報を用いてコード化された前記拡張表示コードを受信し、
    前記印刷手段は、前記識別情報を用いてコード化された前記拡張表示コードを拡張表示すべきと解釈された前記拡張表示対象に関連づけて印刷することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  9. 拡張表示対象に対して拡張表示指示が付加された原稿を読み取って原稿の画像データを得る読取ステップと、
    前記原稿の画像データから、前記拡張表示対象に対する前記拡張表示指示の画像データを検出する検出ステップと、
    前記拡張表示対象に対する前記拡張表示指示の画像データから指示内容を解釈する解釈ステップと、
    前記解釈手段によって拡張表示すべきと解釈された拡張表示指示が関連づけられている拡張表示対象の識別情報を、前記拡張表示対象に関する拡張表示コードを提供するサーバーに送信する送信ステップと、
    前記サーバーから前記識別情報に対応する前記拡張表示コードを受信する受信ステップと、
    前記受信手段によって受信された前記拡張表示コードを、拡張表示すべきと解釈された前記拡張表示対象に関連づけて印刷する印刷ステップと
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  10. コンピュータを、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置における各手段として機能させるためのプログラム。

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