JP2014228964A - 情報配信装置、情報配信装置の制御方法、情報配信システム及びプログラム - Google Patents

情報配信装置、情報配信装置の制御方法、情報配信システム及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが膨大な量の購読配信ノードから探索を行う手間を低減する。【解決手段】情報配信装置であって、クライアント装置から情報配信の要求を受信する要求受信部と、要求に対応する情報を配信する情報配信ノードが配信リストに存在するか否かを判定する判定部と、判定部により配信リストに存在しないと判定された場合、要求に対応する情報を配信する情報配信ノードを生成する配信機能管理部と、配信機能管理部により生成された情報配信ノードを配信リストに追加する配信リスト管理部とを備える。【選択図】 図5

Description

本発明は、情報配信装置、情報配信装置の制御方法、情報配信システム及びプログラムに関する。
ウェブページなどから、キーワードによる文章検索や画像検索を行う技術として、ウェブの検索エンジンが知られている。また、ブログなどで利用される技術の一つとして、予め購読予約を行っておけば、ブログの更新を通知する技術としてRSS(RDF site summaryまたはreally simple syndication)がある。
従来、特定の情報が欲しいクライアントは、自分が必要とする情報を配信する購読配信ノードを探し、購読の依頼をする必要がある。その際クライアントは、ウェブ上の膨大な量の購読配信ノードから必要な情報を配信する購読配信ノードを選択しなければならない。また、それぞれの購読配信ノードによって配信される情報は予め決まっているため、クライアントが欲しい情報を配信する購読配信ノードが存在しないということもある。
特許文献1では、ルータがコンテンツの購読予約を受け付け、それに対応するフィルタを保存する。ルータはパケットを受け取ると、パケットのペイロードを検査し、購読予約のフィルタにマッチするか否か確認する。フィルタにマッチする場合(購読予約されている場合)、次のリンクのルータに送信するという技術が開示されている。
特開2010-148118号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、クライアントが膨大な量の購読配信ノードから必要な情報を配信する購読配信ノードを探索し選択しなければならない。そのため、ユーザは購読配信ノードを探すのに、非常に手間がかかっていた。さらに、求める情報がマイナーな情報であった場合、購読配信ノードを発見することが更に難しくなり、購読配信の登録を行うことが非常に困難である。
さらに、情報を配信する側が多数のノードを予め用意する必要がある。こうしたノードは情報の購読配信の登録がない時でも動作していなければならないため、サーバに処理負荷がかかってしまう。
上記の課題に鑑み、本発明は、ユーザが膨大な量の購読配信ノードから探索を行う手間を低減することを目的とする。
上記の目的を達成する本発明に係る情報配信装置は、
情報配信装置であって、
クライアント装置から情報配信の要求を受信する要求受信手段と、
前記要求に対応する情報を配信する情報配信ノードが配信リストに存在するか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記配信リストに存在しないと判定された場合、前記要求に対応する情報を配信する情報配信ノードを生成する配信機能管理手段と、
前記配信機能管理手段により生成された前記情報配信ノードを前記配信リストに追加する配信リスト管理手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが膨大な量の購読配信ノードから探索を行う手間を低減することができる。
第1実施形態に係る情報配信システムの構成例を示す図。 第1実施形態に係るスマートフォン101のモジュール構成図。 第1実施形態に係る情報配信装置106のモジュール構成図。 第1実施形態に係る情報配信クライアント装置105のモジュール構成図。 第1実施形態に係る情報配信装置106が情報配信の要求を受け付けた際の処理の手順を示すフローチャート。 第1実施形態に係る情報配信装置106が情報配信の削除要求を受信した際の処理を示すフローチャート。 第1実施形態に係る情報配信システムで実施される処理のシーケンス図。 第1及び第2実施形態に係る情報配信装置106が、自身が管理する情報配信ノード109の種別や設定状態などを管理するための情報配信リストを示す図。 第2実施形態に係る情報配信システムの構成例を示す図である。 第2実施形態に係る情報配信ノード109のモジュール構成図である。 第1及び第2実施形態に係るデバイス群(スマートフォン101またはカメラ102)のユーザインターフェースを示す図。 第2実施形態に係る情報配信システムで実施される処理のシーケンス図。 第2実施形態に係る情報配信ノード109bの削除の処理を示すシーケンス図。
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る情報配信システムの構成例を示す図である。100は、ネットワークである。本実施形態におけるネットワーク100は、インターネット、WAN (Wide Area Network)、LAN (Local Area Network)などの複合であっても実現できる。
101は、ネットワーク100に接続し、情報配信クライアント装置105aと通信を行うスマートフォンである。102は、ネットワーク100に接続し、情報配信クライアント装置105aと通信を行うカメラである。103は、ネットワーク100に接続し、情報配信クライアント装置105bと通信を行うカメラである。104は、ネットワーク100に接続し、情報配信クライアント装置105bと通信を行うプリンタである。スマートフォン101〜プリンタ104は、それぞれ、情報配信クライアント装置105a、105bから配信された情報を受信し、表示や処理を行う。
105は、情報配信装置106に情報配信の登録要求および削除要求を行い、情報配信装置106から、情報配信された情報を受信する情報配信クライアント装置である。その後、情報配信クライアント装置は、各ユーザに1つ存在し且つそれぞれのユーザに関連するデバイスに対して通知を行う。たとえばユーザAの情報配信クライアントは情報配信クライアント装置105aであって、この情報配信クライアント装置105aはユーザAの持ち物であるスマートフォン101とカメラ102を管理する。そして、ユーザBの情報配信クライアントは情報配信クライアント装置105bであって、この情報配信クライアント装置105bはユーザBの持ち物であるカメラ103とプリンタ104を管理する。本実施形態では、ユーザおよびデバイス群の関係性は、データ格納装置107で管理する。
ここで情報配信クライアント装置105aと、スマートフォン101(カメラ102)とは、同じ装置内に存在しても良い。一人のユーザに一つのデバイスしかない場合などの例である。また、本実施形態ではユーザ毎に情報配信クライアント装置105を配置したが、これに限らず、ユーザをまとめたグループ毎に情報配信クライアント装置105を配置しても良い。それぞれのユーザが一つのデバイス(例えば、スマートフォン101)を持っていてもよい。また、情報配信クライアント装置105は、グループ用の情報配信クライアント装置とユーザ用の情報配信クライアント装置といったように階層化しても実現できる。
なお本実施形態では、情報配信クライアント装置105aと情報配信装置106とは別の装置として記載しているが、これに限らず、同一の装置内に共存しても実施できる。
106は、登録要求および削除要求に応じて、情報配信ノード109を生成・削除する情報配信装置である。107は、ユーザ、デバイス、コンテンツの情報を格納するデータ格納装置である。データ格納装置107は、ユーザ、デバイス、コンテンツの情報のそのものを格納しても良いし、URLなどのリンクや属性情報のみを格納し実データは別のサーバに格納しても良い。
108は、XMPP(eXtensive Message and Presence Protocol)のサーバ機能を持つXMPPサーバである。情報配信ノード109は、XMPPサーバ108を介して、情報配信クライアント装置105に情報を配信する。
109は、指定された情報を一定時間毎に探索して配信を行う情報配信ノードである。情報配信ノード109は情報配信装置106と同じ装置内としてもよく、ネットワークを介して別の装置上に存在しても良いし、クラウドなどの分散処理環境上に論理的に存在しても良い。
図2は、スマートフォン101のモジュール構成図である。スマートフォン101は、登録要求部201と、削除要求部202と、配信情報受信部203と、TCP/IP処理部204と、撮影部205と、情報送信部206とを備えており、不図示のCPUを備えた制御部によって動作する。
バス200は、各モジュールを接続する。登録要求部201は、情報配信クライアント装置105aに必要な情報の配信の登録を行う。情報のキーワードや、類似情報を登録することができる。例えば、画像であれば画像のメタデータに含まれる付帯情報や、指定した画像に似ている画像(例えば、色、形、意味的な類似)の配信の登録である。以上に示したように、情報とは、文字、画像、音声、プログラムなど、形式を限るものではない。
削除要求部202は、情報配信クライアント装置105aに情報の配信の削除を行う。配信情報受信部203は、情報配信クライアント装置105aから配信された情報を受信する。本実施形態では、配信情報受信部203は、XMPPサーバ108を介して、配信を受け付ける。これに限らず、配信情報受信部203は、RSSやWeb Socketなどの既存技術を利用して情報配信クライアント装置105aから直接配信を受け付けても良い。
TCP/IP処理部204は、ネットワーク関連のプロトコル処理を行う。撮影部205は、画像を撮影する。撮影部205は、撮影した画像へのメタデータや付帯情報を含んだ画像を保存してもよい。
情報送信部206は、情報(文字、画像、音声、プログラム)を情報配信クライアント装置105aに送信する。この時、情報送信部206は、他のユーザや他のデバイスに対して公開するか否かの設定を含んだ情報を送信することができる。本実施形態では、撮影部205で撮影した画像を、情報送信部206が情報配信クライアント装置105に送信する。なお、カメラ102、カメラ103についても同様の構成で実現できる。また、プリンタ104は、撮影部が存在せず、印刷部が存在する以外は同様の構成で実現できる。プリンタ104はスキャナを有する複合機としてもよい。
図3は、情報配信装置106のモジュール構成図である。情報配信装置106は、情報配信リスト管理部301と、情報配信機能管理部302と、情報配信部303と、情報配信要求受信部304と、情報配信受付通知部305と、TCP/IP処理部306と、データ管理部307と、データ監視部308とを備えている。
バス300は、各モジュールを接続する。情報配信リスト管理部301は、情報配信リストを管理する。ここで図8は、情報配信装置106が、自身が管理する情報配信ノード109の種別や設定状態などを管理するための情報配信リストである。
1番目は「青い写真」を送信する情報配信ノードである。青というキーワードに類似した画像を検索し、類似していれば、情報配信が行われる。「類似」とは、青に近い色のタグ、青のイメージに近いキーワード(例えば、海、空など)を利用してもよい。この時、既存技術であるシソーラスなどを用いても良い。リファレンス数が4であるので、この情報配信を登録しているユーザは4人いる。
2番目は「東京タワーの近くの写真」を送信する情報配信ノード109である。画像に含まれているGPSデータの緯度経度が、キーワードに含まれた緯度経度の誤差範囲に「完全一致」していれば、情報の配信が行われる。リファレンス数が10であるので、この情報配信を登録しているユーザは10人いる。
3番目は、「似ている写真」を送信する情報配信ノード109である。キーワードとして、特定の画像のURLが記載されている。情報配信ノード109が指定された画像と画像マッチングを行い、類似であると判断すると、配信を行う。類似か否かの判定方法は、色による類似、形による類似、画像の意味を解釈した上での意味的な類似などがある。以上のような類似画像の検索方法については、既存の技術を用いる。リファレンス数が1であるので、この情報配信を登録しているユーザは1人いる。
4番目は「富士山の写真」を送信する情報配信ノード109である。富士山というキーワードに完全一致する画像または富士山というキーワードが含まれる画像を検索し、少なくとも「部分一致」していれば、情報の配信が行われる。リファレンス数が1000であるので、この情報配信を登録しているユーザは1000人いる。
このように様々な情報配信ノード109の設定を行うことができる。本実施形態では、画像について詳しく説明したが、これに限らず、検索の方法・類似判定の方法などを変えることにより、文字、音声、プログラムなどでも利用できる。
図3に戻る。情報配信リスト管理部301は、情報配信リストを情報配信装置106内に保存しても良いし、データ格納装置107に格納しても良い。
情報配信機能管理部302は、情報配信ノード109の生成・削除を行う。本実施形態では、情報配信装置106内に情報配信ノード109が複数生成されるものとする。これに限らず、情報配信ノード109はネットワーク接続され、各配信ノードが別々の機器で構成されていても実現できる。また、情報配信装置106は、クラウドや分散環境上に、情報配信ノードを生成しても良い。
情報配信部303は、XMPPサーバ108を介して、情報配信クライアントに情報を配信する。情報配信要求受信部304は、情報配信クライアント装置105から情報配信の登録要求および削除要求を受け付ける。情報配信受付通知部305は、情報配信を受け付けたことを示すメッセージを、情報配信クライアント装置105に通知する。
TCP/IP処理部306は、プロトコル処理を行う。データ管理部307は、データ格納装置107へデータの書き込み・呼び出しを行う。データ監視部308は、データ格納装置107内で情報配信に対応する情報(文字、画像、音声、プログラム)があるかを監視する。情報配信ノード109が情報配信装置106内にある場合、図3のように情報配信部303が情報配信装置106の内部に存在することになる。情報配信ノード109が、ネットワーク上の別の装置に存在する場合、情報配信部303およびデータ監視部308が他の装置に存在することになる。
図4は、情報配信クライアント装置105のモジュール構成図である。情報配信クライアント装置105は、登録要求部401と、削除要求部402と、受信部403と、発信部404と、情報保存部405と、TCP/IP処理部406とを備えており、不図示のCPUを備えた制御部によって動作する。
バス400は、各モジュールを接続する。登録要求部401は、情報配信の登録を行うように情報配信装置106に要求送信を行う。削除要求部402は、情報配信の停止を情報配信装置106に要求する。受信部403は、情報配信装置106から送信された(情報配信ノード109から送信された)情報をXMPPサーバ108を介して受信する。また、スマートフォン101およびカメラ102といった自分の保持するデバイスが生成した情報(メッセージ、文字、画像、音声、動画、プログラム)を受信する機能も併せ持つ。
発信部404は、スマートフォン101およびカメラ102といった自分の保持するデバイスが生成した情報(文字、画像、動画、音声、プログラム等)を情報配信装置106に送信する。送信時には、生成した情報を公開してよいかの判断を行い、情報に含めて送信する。また、情報配信装置106から送信された情報をスマートフォン101およびカメラ102といった自分の保持するデバイスに送信する機能も併せ持つ。情報保存部405は、受信部403で受信した情報を保存する。TCP/IP処理部406は、各種プロトコル処理を行う。
図3を参照して説明した情報配信装置106においては、情報配信要求受信部304が情報配信リストの取得要求を情報配信クライアント装置105から受け付けると、情報配信リスト管理部301から情報配信リスト(図8参照)を取得し、リストの全部乃至一部を情報配信クライアント装置105に送信する。本実施形態では、情報配信装置106と情報配信クライアント装置105は、ネットワーク100を介して接続しているが、これに限らずXMPPサーバ108を介した通信を行っても実現できる。本実施形態では、情報配信装置106は情報配信クライアント装置105からリストの要求を受け付けているが、これに限らず各デバイス(スマートフォン101、カメラ102など)から直接受け付けても良いし、リスト表示のために他のブラウザ等からのリストの要求を受け付けても良い。
図5は、情報配信装置106が情報配信の要求を受け付けた際の処理の手順を示すフローチャートである。
S601において、情報配信要求受信部304は、情報配信クライアント装置105から送信された情報配信の登録の受け付けを行い、S602に進む。S602において、情報配信リスト管理部301は、情報配信リストに、情報配信クライアント装置105が指定したエントリがあるか否かを判定する。情報配信リストにエントリがあると判定された場合(S602;YES)、S603へ進む。一方、情報配信リストにエントリがないと判定された場合(S602;NO)、S606へ進む。
S603において、情報配信機能管理部302は、情報配信クライアント装置105を配信先として情報配信部(情報配信ノード)に登録し、S604へ進む。S604において、情報配信リスト管理部301は、情報配信リストのエントリのリファレンス数を増加させ、S605に進む。
S605において、情報配信受付通知部305は、情報配信の要求を受け付けたことを示す要求受付完了の通知を情報配信クライアント装置105に送信し、処理を終了する。
これに対して、S606においては、情報配信機能管理部302は、情報配信部(情報配信ノード)のリソース(配信のためのCPUパワー、メモリ、HDDなど)を確保し、情報配信ノードを生成する。このリソースは、情報配信装置106内又は外において確保する。また、配信するための配信用の情報配信クライアント装置105aのアドレスをメモリに、情報配信装置106内に保持する。このアドレスは、例えば、XMPPのアドレスであるが、URLでもよい。その後、S607に進む。
S607において、情報配信部303(情報配信ノード)は、XMPPサーバ108にpubsubノード(購読配信機能)を登録し、情報配信ノードとメッセージプロトコルとを関連付けて、S608に進む。なお、ここではXMPPによる購読配信機能の実施形態を説明するが、これに限らずRSSによる購読配信機能や、REST/WebSocketなどのウェブサービスの技術を用いても実現できる。
S608において、情報配信リスト管理部301は、情報配信リストにエントリを追加し、S603に戻る。その後の処理は上述したとおりである。
図6は、情報配信装置106が、情報配信クライアント装置105から情報配信の削除要求を受信した際の処理を示すフローチャートである。
S701において、情報配信要求受信部304は、情報配信クライアント装置105から情報配信の削除要求を受信し、S702に進む。S702において、情報配信機能管理部302は、情報配信リスト管理部301が保持する情報配信リストを参照し、情報配信部303(情報配信ノード)から、情報配信クライアント装置105への配信登録を削除し、S703に進む。
S703において、情報配信機能管理部302は、情報配信リスト管理部301が保持する情報配信リストの対応するエントリのリファレンス数を減らし、S704に進む。S704において、情報配信リスト管理部301は、情報配信リストのリファレンス数が0になったか否かを判定する。情報配信リスト管理部301が、リファレンス数が0であると判定した場合(S704;YES)、S706に進む。一方、情報配信リスト管理部301が、リファレンス数が0でないと判定した場合(S704;NO)、S705に進む。S705において、情報配信受付通知部305は、情報配信クライアント装置105に情報配信の登録の削除が完了したことを通知し、処理を終了する(削除通知)。
これに対して、S706において、情報配信機能管理部302は、不要な情報配信ノード自体を削除する。たとえば情報配信部303(情報配信ノード)から、利用しなくなった情報配信に関するリソースを削除(解放)する。その後、S707に進む。
S707において、情報配信部303(情報配信ノード)は、XMPPサーバ108のpubsubノードを削除し、メッセージプロトコルの関連付け設定を削除して、S708に進む。本実施形態では、XMPPを用いていたが、RSSなどを利用した場合、ウェブサーバのURLへのアクセス設定などを削除することになる。
S708において、情報配信機能管理部302は、情報配信リスト管理部301が保持する情報配信リストから該当するエントリを削除し、S705に戻る。その後の処理は、上述したとおりである。
図7は、第1実施形態に係る情報配信システムで実施される処理のシーケンス図である。M801において、スマートフォン101は、情報配信クライアント装置105aに情報配信要求を送信する。この情報配信要求には、キーワード(キー画像、キー音声)、検索方法(類似、完全一致、部分一致)、配信を希望する情報の種別(文字、画像、音声、プログラム)などが含まれる。本実施形態では、画像に特化した例を説明する。これに限らず、文字、音声、プログラムなど別の配信対象であっても実現できる。
M802において、情報配信クライアント装置105aは情報配信要求を受け取ると、情報配信要求の内容に応じて、複数ある情報配信装置106から1つを選択し、情報配信要求を送信する(S601)。本実施形態では情報配信装置106は、便宜上1つで説明しているが、これに限らず、文字配信機能や画像配信機能といった機能毎に情報配信装置106があってもよい。情報配信クライアント装置105aは、デバイス群(スマートフォン101、カメラ102)からの情報配信要求に応じて、情報配信要求を情報配信装置106に送信しているが、これに限るものではない。例えば、情報配信クライアント装置105aが、レコメンドなどの機能を利用して、ユーザAにお勧めの画像などを検出し、それを配信する情報配信ノードに対して自動的に登録を行ってもよい。
M803において、情報配信装置106は、データ格納装置107から情報配信リストを取得する。情報配信装置106は、情報配信リストに要求された情報配信ノード109があるかの判断を行う(S602)。
M804において、情報配信装置106は、情報配信リストに要求された情報配信ノード109があると判断すると、対応する情報配信ノード109に情報配信クライアント装置105aを登録する(S603)。また、情報配信装置106は、情報配信リストに要求された情報配信ノード109がないと判断すると、情報配信ノード109を新たに生成する(S606)。ここでは、以後、対応する情報配信ノード109がなかった場合の例について説明する。
M805において、情報配信ノード109は、XMPPサーバ108にpubsub(購読配信)ノードの作成処理を行う(S607)。本実施形態では、XMPPを利用したが、RSSを利用する場合、RSSのURLとの関連付けを行う。このように別の購読配信を処理できるメッセージプロトコルを用いても実現できる。
M806において、情報配信ノード109は、購読配信の準備が終わったことを知らせるメッセージを情報配信装置106へ送信する。M807において、情報配信装置106は、データ格納装置107に対して当該データ格納装置107に含まれる情報配信リストへのエントリ追加を行う(S608)。本実施形態では情報配信装置106がエントリ追加を行うが、これに限らず、情報配信ノード109がエントリ追加を行ってもよい。
M808において、情報配信クライアント装置105aに情報配信の要求受付完了を通知する(S605)。M809において、情報配信クライアント装置105aは、情報配信の要求受付完了の通知に含まれているXMPPサーバ108のpubsubノードに対して、登録を行う。これ以後、XMPPサーバ108が情報配信ノード109から送信された情報を配信できるようになる。
M810において、情報配信クライアント装置105aは、情報配信の要求受付が完了したことをカメラ102に送信する。M811において、情報配信クライアント装置105aは、情報配信の要求受付が完了したことをスマートフォン101に送信する。なお、情報配信クライアント装置105aはユーザAのデバイス群(スマートフォン101とカメラ102)を管理しているため、ユーザAの利便性やデバイス間の整合性のために完了通知を両方に送っている。これに限らず、完了通知を送らずに、デバイス群側(スマートフォン101とカメラ102)から定期的に情報配信クライアント装置105aに問い合わせを行っても良い。
M812において、情報配信ノード109は、データ格納装置107に格納された情報から情報配信の要求に含まれた方法で検索を行う。情報配信ノード109は、定期的にデータ格納装置107の情報をポーリングする。
M813において、情報配信ノード109は、データ格納装置107から検索された結果の情報(文字、画像、音声、プログラム)を取得する。本実施形態では、情報配信ノード109が定期的に検索を行うが、これに限らず、データ格納装置107が新しい情報があることを情報配信ノード109に通知しても良い。また、情報配信ノード109は、データ格納装置107以外の情報格納場所(例えば、ウェブページ、分散処理サーバ)から検索して取得しても良い。
M814において、情報配信ノード109は、情報配信クライアント装置105aに情報を送信するために、XMPPサーバ108へ指示を送信する。XMPPのpubsub機能を利用しない場合、RSSの配信サーバなどで配信してもよい。
M815において、XMPPサーバ108は、pubsub機能を利用して、情報配信クライアント装置105aに情報を送信する。本実施形態では、情報配信クライアント装置105aのみに送信しているが、例えば、情報配信クライアント装置105bが登録していれば、こちらにも送信される(図12を参照して後述)。
情報配信クライアント装置105aは、ユーザAの保持するデバイス群(スマートフォン101、カメラ102)の機能をチェックする。例えば、情報配信クライアント装置105aは、画像を含む情報を受信すると、画像を表示できるデバイス(ここでは、スマートフォン101、カメラ102両方であるが、プリンタをユーザAが保持している場合送信されない)のみに送信する。このように情報配信クライアント装置105aが、デバイスにとって不必要な情報をフィルタリングすることで、デバイス群側の処理を低減させる。
M816において、情報配信クライアント装置105aは、配信された情報を含むメッセージをカメラ102へ送信する。M817において、情報配信クライアント装置105aは、配信された情報を含むメッセージをスマートフォン101へ送信する。
ここで図11は、デバイス群(スマートフォン101またはカメラ102)のユーザインターフェースを示す図である。図11(a)中の1201aは、タグによる情報配信を登録するための画面である。1202、1203、1204は、それぞれタグを表しており、ここでは「富士山」が選択されている。この例では、タグの部分一致だけのユーザインターフェースであるが、検索方法の選択ボックスを設けることで、検索方法を「類似」、「完全一致」、「部分一致」などに変更することができる。タグは、ユーザまたは他のシステムが入力することにより、タグを追加することが可能である。ユーザが入力する場合、タグ名に好きなタグの名前を入れると新たにタグが選択できるようになる。例えば、ユーザが新たに「空」というタグを追加すると、富士山、花、動物のタグの下に新たに空のタグが生成される。このタグは、実施形態では一つだけ選択されているが、零を含む複数個を選択することも可能である。このタグを選択した状態でユーザがOKボタンを押すと、「富士山」についての情報配信の登録が行われる。また、ユーザがタグを選択状態から非選択状態(1202の富士山を再度選択し、チェックボックスの選択を解除した状態)にした後、OKボタンを押すと、「富士山」についての情報配信の削除が行われる。
図11(b)中の1202bは、画像による情報配信を登録するための画面である。1205、1206、1207、1208が画像である。ユーザは、1207と1208の画像を選択している。この例では、1207および1208の類似画像の情報配信が登録される。なお、類似画像の選び方(色による類似なのか、形による類似なのか、意味的な類似なのか)の選択ボックスを設けることで、情報配信のためのアルゴリズムを選択することも可能である。また、色の類似による情報配信を行う場合には、色を選択するユーザインターフェースを用意しても良い。選択状態および非選択状態での処理は前述と同様のため省略する。
本実施形態では、文字による情報配信の登録と画像による情報配信の登録について詳しく述べたが、これに限らず、緯度経度のような付帯情報による情報配信の登録を行うこともできる。
本実施形態では、スマートフォン101が情報配信クライアント装置105aを通じて、情報配信の登録を行っている。これに限らず、情報配信クライアント装置105aが、スマートフォン101やカメラ102が撮影した画像を解析して、ユーザAの趣味趣向を分析した後、情報配信装置106に趣味趣向にあった情報配信の登録を行うことができる。趣味趣向の分析については、画像であれば類似画像の技術や傾向分析の技術などの既存技術を用いて実現できる。文字の場合、スマートフォン101やカメラ102で入力した文字の解析(インスタントメッセージやメールの解析、検索キーワード)により、ユーザAの趣味趣向を分析した後、情報配信装置106に趣味趣向にあった情報配信の登録を行うこともできる。
本実施形態によれば、クライアントの要求に応じて、情報配信ノードを構成することが可能となり、ユーザに対するきめ細やかなサービスを提供することができるようになり、ユーザビリティが向上する。さらに、情報配信ノードを生成・削除を動的に行うことで、予めユーザの興味に応じて、サービスの提供側が情報配信ノードを多数用意する必要がなくなり、リソースを削減できる。結果として、システム全体のコストが安くなり、スケーラビリティが向上する。
(第2実施形態)
以下、第2実施形態について第1実施形態との差異を中心に説明する。図9は、第2実施形態に係る情報配信システムの構成例を示す図である。第2実施形態では、情報配信ノード109が、情報配信装置106と別の装置として実現された場合の例である。情報配信装置106は、情報配信ノード109aおよび情報配信ノード109bを探索して発見しても良いし、予め設定されていても良い。情報配信ノード109は、本実施形態では一つの情報配信を行っているが、これに限らず複数の情報配信を行うことができる。
図10は、第2実施形態に係る情報配信ノード109のモジュール構成図である。情報配信ノード109は、TCP/IP処理部1101と、情報配信部1102と、データ監視部1103とを備えている。バス1100は、各モジュールを接続する。TCP/IP処理部1101は、プロトコル処理を行う。情報配信部1102は、XMPPサーバ108を介して情報配信を行う。データ監視部1103は、データ格納装置107から情報を検索する。
図12は、第2実施形態に係る情報配信システムで実施される処理のシーケンス図である。
M1301において、カメラ103は、情報配信クライアント装置105bを通じて、撮影した画像をデータ格納装置107に送信する。カメラ103は、撮影した画像を送信時に公開モードにするかプライベートモードにするかの選択を行う。この選択はカメラ103が自動的に行っても良いし、ユーザインターフェースなどによって、指示されてもよい。公開モードにすると、情報配信ノード109aおよび情報配信ノード109bによる配信のための検索対象となる。また、プライベートモードにすると、情報配信ノード109aおよび情報配信ノード109bによる配信のための検索対象とならない。
本実施形態では、撮影した画像を送信するときに設定を行うが、これに限らず、撮影した全ての写真について一括して設定を行っても良い。また、情報配信クライアント装置105bによって情報の内容(画像の内容や文字の内容など)に応じて決めてもよいし、情報配信クライアント装置105bにそれらのユーザのポリシーを予め設定しておいても良い。
M1302において、スキャナを有するプリンタ104は、情報配信クライアント装置105bを通じて、スキャンした文章をデータ格納装置107に送信する。プリンタ104もカメラ103と同様に公開モードにするかプライベートモードにするかの選択を行う。公開モードとプライベートモードについては、カメラ103の実施形態との差異は、文章と画像の違いだけであるため、省略する。
尚、情報配信クライアント装置105bは、ユーザ毎に公開モードかプライベートモードかを一括設定しても良い。
M1303において、情報配信ノード109aは、データ格納装置107に格納された情報から情報配信要求に含まれた方法で検索を行う。M1304において、情報配信ノード109aは、データ格納装置107から検索された結果の情報(文字、画像、音声、プログラム)を取得する。M1305において、情報配信ノード109bは、データ格納装置107に格納された情報から情報配信要求に含まれた方法で検索を行う。
M1306において、情報配信ノード109bは、データ格納装置107から検索された結果の情報(文字、画像、音声、プログラム)を取得する。
情報配信ノード109aのM1303〜M1304の処理、および、情報配信ノード109bのM1305〜M1306の処理は、一定時間毎に実行されている。これによって、情報配信ノード109aおよび情報配信ノード109bは、データ格納装置107に新たな情報が来たことを知ることができる。
本実施形態では、まず情報配信ノード109aが、M1301で送信された情報(画像)を検知したものとする。M1307において、情報配信ノード109aは、情報配信クライアント装置105aに情報を送信するために、XMPPサーバ108へ指示を送信する。XMPPのpubsub機能を利用しない場合、RSSの配信サーバなどで配信してもよい。
M1308において、XMPPサーバ108は、pubsub機能を利用して、情報配信クライアント装置105aに情報を送信する。
情報配信クライアント装置105aは、ユーザAの保持するデバイス群(スマートフォン101、カメラ102)のポリシーをチェックする。ユーザまたはシステムによって、デバイス群の中の優先度が決められている場合、優先度に従って、優先度の高いデバイスのみに送信してもよい。本実施形態では、デバイス群全てに送信するというポリシーであるものとする。またこれに限らず、情報配信クライアント装置105aは受信した情報をデバイス群に送信せずに保存しても良いし、フィルタなどによって取捨選択しても良い。
M1309において、情報配信クライアント装置105aは、配信された情報を含むメッセージをカメラ102へ送信する。情報配信クライアント装置105aが情報を保存している場合は、情報配信クライアント装置105aに情報があることのみをカメラ102に通知してもよい。
M1310において、情報配信クライアント装置105aは、配信された情報を含むメッセージをスマートフォン101へ送信する。情報配信クライアント装置105aが情報を保存している場合は、情報配信クライアント装置105aに情報があることのみをスマートフォン101に通知してもよい。
M1311において、情報配信ノード109bは、情報配信クライアント装置105aに情報を送信するために、XMPPサーバ108へ指示を送信する。XMPPのpubsub機能を利用しない場合、RSSの配信サーバなどで配信してもよい。
M1312において、XMPPサーバ108は、pubsub機能を利用して、情報配信クライアント装置105aに情報を送信する。M1313およびM1314は、M1309およびM1310と同様の処理のため説明を省略する。M1315において、XMPPサーバ108は、pubsub機能を利用して、情報配信クライアント装置105bに情報を送信する。
M1316において、情報配信クライアント装置105bは、ユーザBの持つデバイス群からカメラ103を選択し、情報を送信する。カメラ103では、別のデバイスにも送信するかといったダイアログを出して、情報配信クライアント装置105bに別の装置への送信を指示しても良い。
その指示に基づき、情報配信クライアント装置105bが、プリンタ104に情報を送信する。例えば、情報が画像であった場合、カメラ103で画像の確認画面を表示し、カメラ103で確認のボタンを押すと、プリンタ104に画像が送信され、プリンタ104がその画像を印刷するといった実施形態が考えられる。
図13は、第2実施形態に係る情報配信ノード109bの削除の処理を示すシーケンス図である。M1401において、カメラ102は、情報配信クライアント装置105aに情報配信(情報配信ノード109aが配信している情報に対応)の削除要求を送信する。カメラ102のユーザインターフェースを介して、ユーザが削除要求を行っても良いし、システムが自動的に行っても良い。
M1414において、情報配信クライアント装置105aは、XMPPサーバ108のpubsubノードから登録を解除する。XMPPを利用している場合、情報配信クライアント装置105aは情報配信装置106に通知しなくても、情報配信装置106がXMPPサーバ108の登録状態を監視しておくことでも実現できる。また、RSSを利用している場合、情報配信装置106はXMPPサーバ108の監視による登録解除を把握できないため、M1414はスキップできるが、M1402〜M1404の処理が必要になる。
M1402において、情報配信クライアント装置105aは、情報配信装置106に情報配信の削除要求を送信する。情報配信クライアント装置105aはXMPPサーバ108のpubsubの登録を解除する。本実施形態では、M1401の削除要求(カメラ102からの指示)によって、削除要求を送信していたが、これに限るものではない。例えば、レコメンドなどの技術を用いて、ユーザAの画像の好みが変化したことを情報配信クライアント装置105aが検知し、情報配信装置106に情報配信の削除要求を送信してもよい。
M1403において、情報配信装置106は、情報配信ノード109aに情報配信の削除要求を送信する。情報配信装置106は、情報配信リストのリファレンス数を減少させる。情報配信ノード109aがRSSなどの技術を利用している場合は、情報配信クライアント装置105aに対する情報配信を取りやめる。ここでは、対象となる情報配信ノード109aのリファレンス数が1以上であるため(別の情報配信クライアント装置105が情報配信を希望しているため)、情報配信ノード109a自体の削除は行わない。
M1404において、情報配信装置106は、情報配信の削除が完了したことを情報配信クライアント装置105aに通知する。M1405において、情報配信クライアント装置105aは、カメラ102に情報配信の削除が行われたことを通知する。M1406において、情報配信クライアント装置105aは、スマートフォン101に情報配信の削除が行われたことを通知する。
スマートフォン101、および、カメラ102は、M1405およびM1406の通知をユーザインターフェース上に表示し、ユーザに知らせてもよい。これにより、別のデバイス上でも、今後情報配信が行われなくなることを認識することが可能となる。
M1407において、カメラ102は、情報配信クライアント装置105aに情報配信(情報配信ノード109bが配信している情報に対応)の削除要求を送信する。
M1415において、情報配信クライアント装置105aは、XMPPサーバ108のpubsubノードから登録を解除する。
M1408において、情報配信クライアント装置105aは、情報配信装置106に情報配信の削除要求を送信する。情報配信クライアント装置105aはXMPPサーバ108のpubsubの登録を解除する。
情報配信装置106は、情報配信リストのリファレンス数を減少(減算)させる。この結果、対象となる情報配信ノード109bのリファレンス数が0であるため(別の情報配信クライアント装置105が情報配信を希望していないため)、情報配信装置106は、情報配信ノード109bの削除を行うことを決定する。本実施形態では、リファレンス数という数で示したが、情報配信クライアント装置105をリストによる管理を行っても良い。この場合は、生成要求時は情報配信クライアント装置105aをリストに追加し、削除要求時は情報配信クライアント装置105をリストから削除する。
M1409において、情報配信装置106は、情報配信ノード109bに、情報配信の削除要求および情報配信ノード109b自体の削除要求を送信する。M1410において、情報配信ノード109bは、XMPPサーバ108のpubsubノードを削除する。その後、情報配信ノード109bは、情報配信機能に関するリソースを解放する。
M1411において、情報配信装置106は、情報配信の削除が完了したことを情報配信クライアント装置105aに通知する。M1412において、情報配信クライアント装置105aは、カメラ102に情報配信の削除が行われたことを通知する。M1413において、情報配信クライアント装置105aは、スマートフォン101に情報配信の削除が行われたことを通知する。
以上説明したように、情報配信ノード109は、情報配信装置106とは別の装置に分散しても実施できる。これにより、一つの装置の制約によらず、スケーラビリティを向上させることが可能となる。また、複数の情報配信ノード109を並列化することにより、耐障害性が向上するという効果もある。
また、利用していない情報配信ノード109を動的に削除できる仕組みにより、リソースの再利用が可能となり、結果として、システム全体としてのスケーラビリティが向上する。また、システムとしてのリソース利用の低減につながり、低いコストでシステムを構築できるという効果がある。
このように、本発明によれば、ユーザが膨大な量の購読配信ノードから探索する必要がなくなり、ユーザビリティが向上する。更なる効果として、予め情報配信ノードを準備する必要がなくなるため、サーバに対する処理負荷が低減できる。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (11)

  1. 情報配信装置であって、
    クライアント装置から情報配信の要求を受信する要求受信手段と、
    前記要求に対応する情報を配信する情報配信ノードが配信リストに存在するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記配信リストに存在しないと判定された場合、前記要求に対応する情報を配信する情報配信ノードを生成する配信機能管理手段と、
    前記配信機能管理手段により生成された前記情報配信ノードを前記配信リストに追加する配信リスト管理手段と、
    を備えることを特徴とする情報配信装置。
  2. 前記配信機能管理手段は、前記判定手段により前記配信リストに存在すると判定された場合、前記要求に対応する情報配信ノードの配信先として前記クライアント装置を登録することを特徴とする請求項1に記載の情報配信装置。
  3. 前記配信機能管理手段により前記配信先として前記クライアント装置が登録された場合、前記情報配信の要求が受け付けられたことをクライアント装置へ通知する受付通知手段をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の情報配信装置。
  4. 前記配信機能管理手段は、前記要求受信手段が前記クライアント装置から情報配信の削除要求を受信した場合、前記削除要求に対応する情報配信ノードの配信先から前記クライアント装置を削除することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報配信装置。
  5. 前記配信リスト管理手段は、前記配信先から前記クライアント装置が削除された場合、前記削除要求に対応する情報配信ノードのリファレンス数を減算することを特徴とする請求項4に記載の情報配信装置。
  6. 前記配信機能管理手段は、前記リファレンス数が0になった場合、前記対応する情報配信ノード自体を削除することを特徴とする請求項5に記載の情報配信装置。
  7. 前記配信機能管理手段により前記配信先から前記クライアント装置が削除された場合、前記情報配信の削除要求が受け付けられたことを前記クライアント装置へ通知する削除通知手段をさらに備えることを特徴とする請求項4乃至6の何れか1項に記載の情報配信装置。
  8. 前記情報配信の内容は、メッセージ、画像、動画、音声またはプログラムの何れかを含むことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の情報配信装置。
  9. クライアント装置と、情報配信装置とを備える情報配信システムであって、
    前記クライアント装置は、
    前記情報配信装置へ情報配信の要求を送信する要求送信手段を備え、
    前記情報配信装置は、
    前記クライアント装置から前記情報配信の要求を受信する要求受信手段と、
    前記要求に対応する情報を配信する情報配信ノードが配信リストに存在するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記配信リストに存在しないと判定された場合、前記要求に対応する情報を配信する情報配信ノードを生成する配信機能管理手段と、
    前記配信機能管理手段により生成された前記情報配信ノードを前記配信リストに追加する配信リスト管理手段と、
    を備えることを特徴とする情報配信システム。
  10. 要求受信手段と、判定手段と、配信機能管理手段と、配信リスト管理手段とを備える情報配信装置の制御方法であって、
    前記要求受信手段が、クライアント装置から情報配信の要求を受信する工程と、
    前記判定手段が、前記要求に対応する情報を配信する情報配信ノードが配信リストに存在するか否かを判定する工程と、
    前記配信機能管理手段が、前記配信リストに存在しないと判定された場合、前記要求に対応する情報を配信する情報配信ノードを生成する工程と、
    前記配信リスト管理手段が、前記生成された前記情報配信ノードを前記配信リストに追加する工程と、
    を有することを特徴とする情報配信装置の制御方法。
  11. 請求項10に記載の情報配信装置の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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