JP2014227118A - トレーラロール状態報知装置 - Google Patents

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辰弥 堀米
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Abstract

【課題】トレーラのロールに起因する車両の横転危険性についての情報を運転者に確実に認識させることが可能なトレーラロール状態報知装置の提供。【解決手段】シャシフレーム5の前部上方に配置されたキャブ8を有するトラクタ2にトレーラ3が連結される。相対ロール角推定部22は、トラクタロール角検出部21が算出したトラクタロール角φhと、トレーラ3のロールモーメントの釣り合い状態とに基づいてトレーラロール角φtを推定し、トラクタ2に対するトレーラ3の相対的なロール方向の傾きである相対ロール角Δφを推定する。キャブ支持制御部23は、シャシフレーム5に対してキャブ8を支持するキャブサスペンション10を制御し、キャブ8をシャシフレーム5に対して推定された相対ロール角Δφの発生方向に傾ける。【選択図】図3

Description

本発明は、連結車両のトレーラロール状態報知装置に関する。
特開2008−184142号公報には、トラクタに取付けられたカプラー(連結部)によりトレーラの前部の垂直荷重を受けるセミトレーラ型の連結車両に搭載される横転防止装置が記載されている。この横転防止装置では、トラクタのリアサスペンションに取付けたストロークセンサによって左右のばね上とばね下の相対変位を計測し、その計測値からトラクタのロール角を求める。また、連結部―トレーラ重心間距離を検出し、予め実験などで求めたマップを用いて連結部―トレーラ重心間距離からロール補正係数を求め、上記トラクタロール角にロール補正係数を乗ずることによってトレーラロール角を推定する。更に、推定したトレーラロール角が横転危険判定しきい値よりも大きい場合、横転危険性が高いと判断し、運転者に警報ランプ、警報音などで警告する。
特開2008−184142号公報
上記特許文献1に記載の装置では、連結車両の横転危険性が高いと判断したとき、運転者に警報ランプや警報音を用いて警告する。しかし、警報ランプのような運転者の視覚を介した警告は、車両前方を注視して車両を運転している運転者には認識され難いおそれがある。また、警報音のような運転者の聴覚を介した警告は、騒音の激しい運転環境等においては運転者に知覚され難いおそれがある。このように、運転者の視覚や聴覚を介した警告では、車両の運転状況によっては運転者に対して情報が確実に伝達されない可能性がある。
そこで本発明は、トレーラのロールに起因する車両の横転危険性についての情報を運転者に確実に認識させることが可能なトレーラロール状態報知装置の提供を目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明のトレーラロール状態報知装置は、車体フレームの前部上方に配置されたキャブを有するトラクタにトレーラが連結されて牽引される連結車両のトラクタに設けられるトレーラロール状態報知装置であって、トレーラロール角報知装置は、トラクタロール角検出手段と、相対ロール角推定手段と、キャブ支持手段と、キャブ傾き制御手段とを備える。トラクタロール角検出手段は、車体フレームのロール方向の傾きであるトラクタロール角を検出する。相対ロール角推定手段は、トラクタロール角検出手段が検出したトラクタロール角と、トレーラのロールモーメントの釣り合い状態とに基づいて、トラクタに対するトレーラの相対的なロール方向の傾きである相対ロール角を推定する。キャブ支持手段は、車体フレームに対するキャブのロール方向の傾きを変更可能に車体フレームに対してキャブを支持する。キャブ傾き制御手段は、キャブ支持手段を制御し、相対ロール角推定手段が推定した相対ロール角の発生方向にキャブを傾けるキャブ傾動制御を実行する。
上記構成では、連結車両の旋回走行時等にトラクタがロール方向に傾くと、トラクタに連結されて走行するトレーラもロール方向に傾き、トレーラがトラクタよりもロール方向に傾くと、トラクタに対するトレーラの相対ロール角が発生し、連結車両の横転の危険性が増大する。このとき、相対ロール角はトラクタロール角等に基づいて相対ロール角推定手段によって推定され、キャブはキャブ傾き制御手段の制御によってトラクタのロール方向に傾けられる。このため、運転者は、キャブの傾きを体感することによってトレーラのロール状態を確実に認識して車両の横転危険性を判断することができ、連結車両の横転回避のための的確な運転操作を実行することができる。
また、トレーラの相対ロール角は、トラクタロール角と、トレーラのロールモーメントの釣り合い状態とに基づいて相対ロール角推定手段によって推定されるので、トレーラのロール角を検出するセンサ等をトレーラ側に新たに設ける必要がない。このため、トラクタに既存のトレーラを連結すればよく、簡易に実施することができる。
また、上記キャブ傾き制御手段は、相対ロール角の増減に応じてキャブの傾きが増減するようにキャブ傾動制御を実行してもよい。
上記構成では、相対ロール角の増減に応じてキャブの傾きが増減するので、運転者はトレーラの相対ロール角を発生段階から認識するとともに、発生している相対ロール角の大きさをキャブの傾きの増減によって体感することができ、キャブの傾きの増減に応じて的確な運転操作を実行してより確実に連結車両の横転を回避することができる。
また、上記キャブ傾き制御手段は、相対ロール角が所定の判定ロール角を超えている場合に、キャブ傾動制御を実行してもよい。
上記構成では、相対ロール角が所定の判定ロール角を超えている場合に、キャブが相対ロール角の発生方向に傾く。このため、例えば連結車両の横転危険判定しきい値を所定の判定ロール角として設定することにより、相対ロール角が横転危険判定しきい値を超えたことを運転者にキャブの傾きを体感させることによって確実に認識させ、横転回避のための運転操作の的確な実行を促すことができる。
また、上記トレーラロール状態報知装置は、車高調整前トラクタロール角推定手段を備えてもよい。車高調整前トラクタロール角推定手段は、トラクタロール角を水平状態に調整する車高調整が実行された際に、車高調整後にトラクタロール角検出手段が検出したトラクタロール角と、連結車両のロールモーメントの釣り合い状態とに基づいて車高調整前のトラクタロール角を推定する。また、相対ロール角推定手段は、車高調整前トラクタロール角推定手段が推定した車高調整前のトラクタロール角と、トレーラのロールモーメントの釣り合い状態とに基づいて相対ロール角を推定する。
トレーラに貨物を積載する際に車幅方向の偏荷重等があると、トレーラ及びトラクタがロール方向に傾き連結車両の横転危険性が増大する。その後トラクタの車高調整が実行されトラクタの傾きが水平状態に調整されると、トラクタのロール方向の傾きが車高調整前よりも小さくなり、トラクタロール角に基づいて相対ロール角推定手段が推定する相対ロール角も小さく推定されてしまう可能性がある。
この点に関し、上記構成では、トラクタの車高調整が実行された場合、車高調整前トラクタロール角推定手段が、車高調整後のトラクタロール角に基づいて車高調整前のトラクタロール角を推定し、相対ロール角推定手段が、推定された車高調整前のトラクタロール角に基づいて相対ロール角を推定する。このため、運転者は、車高調整前のトラクタロール角に基づいて推定された相対ロール角をキャブの傾きを体感して確実に認識することができ、トラクタの車高調整が行なわれた場合であっても横転回避のための運転操作を的確に実行することができる。
本発明によれば、トレーラのロールに起因する車両の横転危険性についての情報を運転者に確実に認識させることが可能となる。
トラクタ及びトレーラから成る連結車両の側面図である。 トラクタの後面図である。 第1の実施形態に係わるトレーラロール状態報知装置を備えたトラクタの要部を示すブロック図である。 キャブ支持制御の構成図である。 相対ロール角とキャブ傾き角との関係を示す第1マップである。 相対ロール角とキャブ傾き角との関係を示す第2マップである。 第1の実施形態のキャブ支持制御処理のフローチャートである。 第2の実施形態に係わるトレーラロール状態報知装置を備えたトラクタの要部を示すブロック図である。 第2の実施形態のキャブ支持制御処理のフローチャートである。
以下、本発明の第1の実施形態を、図面に基づいて説明する。なお、図中FRは車両前方を、図中UPは車両上方をそれぞれ示している。また、以下の説明における前後方向は、車両の前後方向を意味し、左右方向は、車両前方を向いた状態での左右方向を意味する。
図1に示すように、本実施形態に係わる連結車両1は、トラクタ2と、トラクタ2に牽引されるトレーラ3とを備える。トレーラ3は、トレーラ3の前部下面の車幅方向中央部に突設されたキングピン(図示省略)が、トラクタ2の後部上面の車幅方向中央部に設けられたカプラ4に解除可能に結合することによってトラクタ2に連結する。トラクタ2は、シャシフレーム(車体フレーム)5と、キャブ8と、キャブサスペンション(キャブ支持手段)10と、シャシサスペンション16と、ECU20とを有している。
シャシフレーム5は、車両前後方向に沿って略平行に延びる左右1対のサイドフレーム(以下、符号6で総称することがある)6L及び6Rと、車両前後方向に所定間隔をおいて配置されて車幅方向に延びる複数の直線状のクロスフレーム7とを有する。各クロスフレーム7は、サイドフレーム6に対して略直交し、クロスフレーム7の両端は、サイドフレーム6に結合される。
キャブ8は、キャブ8の底部を形成するキャブ底枠9を有し、シャシフレーム5の前部上方に配置される。
キャブサスペンション10は、図4に示すようにキャブ8前部の左右1対のキャブサスペンション10FL及び10FRと、キャブ8後部の左右1対のキャブサスペンション10BL及び10BRとから構成され、シャシフレーム5に対するキャブ8のロール方向の傾きが変更可能となるようにシャシフレーム5に対してキャブ8を支持する。キャブサスペンション10FL及び10FRは、キャブ底枠9の前部左右の角隅部とサイドフレーム6との間に設けられ、キャブサスペンション10BL及び10BRは、キャブ底枠9の後部左右の角隅部とサイドフレーム6との間に設けられる。
キャブサスペンション10は、エアスプリングによって形成されキャブサスペンション10FL,10FR及び10BL,10BRへはそれぞれ給気用電磁弁(以下、符号12で総称することがある)12FL、12FR、及び12BL、12BRを経由しエアタンク14から圧縮空気が供給される。また、キャブサスペンション10FL,10FR及び10BL,10BRの圧縮空気はそれぞれ排気用電磁弁(以下、符号13で総称することがある)13FL、13FR、及び13BL、13BRを経由して排気される。
給気用電磁弁12の入力ポートは空気配管15を介してエアタンク14に連通し、給気用電磁弁12の出力ポートは、空気配管15を介してキャブサスペンション10に連通している。また、排気用電磁弁13の入力ポートは空気配管15を介してキャブサスペンション10と連通し、排気用電磁弁13の出力ポートは大気に開放されている。給気用電磁弁12及び排気用電磁弁13は、いずれも2方向ノーマルクローズ型電磁弁であり、電磁弁が非励磁状態では、給気用電磁弁12及び排気用電磁弁13のいずれの電磁弁においても入力ポートと出力ポートとは非連通状態にある。すなわち、キャブサスペンション10への圧縮空気の供給及びキャブサスペンション10からの圧縮空気の排気はともに遮断された状態となる。給気用電磁弁12が励磁されると給気用電磁弁12の入力ポートと出力ポートとが連通状態となり、それぞれの電磁弁が励磁されている時間だけエアタンク14から圧縮空気がキャブサスペンション10に供給され、励磁時間に応じてキャブサスペンション10の空気圧力が上昇し、シャシフレーム5に対するキャブ8の上下方向の距離が増大する。排気用電磁弁13が励磁されると排気用電磁弁13の入力ポートと出力ポートとが連通状態となり、それぞれの電磁弁が励磁されている時間だけキャブサスペンション10の圧縮空気が大気中に排気され、励磁時間に応じてキャブサスペンション10の空気圧力が低下し、シャシフレーム5に対するキャブ8の上下方向の距離が減少する。このため、例えば左右いずれか一側のキャブサスペンション10に圧縮空気を供給し、他側のキャブサスペンション10から圧縮空気を排出するように給気用電磁弁12及び排気用電磁弁13を制御することによって、シャシフレーム5に対するキャブ8のロール方向の傾きを変更することが可能となる。
図4に示すように、キャブサスペンション10FL,10FR,10BL,10BRの近傍のキャブ底枠9底部には変位センサ11FL,11FR,11BL,11BRが設けられ、キャブ底枠9とサイドフレーム6との間の上下方向の距離を検出する。
シャシサスペンション16は、図2に示すように左右1対のシャシサスペンション16L及び16Rによって構成される。シャシサスペンション16L及び16Rは、トラクタ2の後部車輪19の車軸18と左右のサイドフレーム6L及び6Rとの間にそれぞれ設けられ、車軸18に対してシャシフレーム5を支持する。
シャシサスペンション16は、エアスプリングによって形成され、サイドフレーム6からシャシサスペンション16に対して作用する荷重が増大すると、シャシサスペンション16が圧縮されてシャシサスペンション16内の空気圧が上昇し、荷重の大きさに応じて車軸18に対するサイドフレーム6の上下方向の高さが減少する。サイドフレーム6からシャシサスペンション16に対して作用する荷重が減少すると、シャシサスペンション16内の空気圧によってシャシサスペンション16が上下方向に伸長し、荷重の大きさに応じて車軸18に対するサイドフレーム6の上下方向の高さが増大する。このため、左サイドフレーム6Lから左シャシサスペンション16Lに作用する荷重と右サイドフレーム6Rから右シャシサスペンション16Rに作用する荷重とに差があると、左サイドフレーム6Lと右サイドフレーム6Rとの高さに差が生じ、トラクタ2にロール方向の傾きが生じる。
なお、車軸18に対してシャシフレーム5を支持するシャシサスペンションは、本実施形態のエアスプリングにより形成されるものに限定されず、例えばコイルスプリング等によって形成されてもよい。
シャシサスペンション16L及び16Rの近傍のサイドフレーム6には車高センサ17L及び17Rが設けられ、それぞれトラクタ2の後部車輪19の車軸18とサイドフレーム6との間の上下方向の距離を検出する。
ECU20は、CPU(Central Processing Unit)とROM(Read Only Memory)とRAM(Random Access Memory)とを備える。CPUはROMに格納されたキャブ支持制御処理プログラムを読み出して、キャブ支持制御処理を実行することによって、図3に示すように、トラクタロール角検出部21、相対ロール角推定部22、キャブ支持制御部23として機能する。RAMは、車高センサ17、変位センサ11がそれぞれ検出した検出値、CPU演算結果の一時記憶領域、各種マップ等の設定領域として機能する。
トラクタロール角検出部21は、車高センサ17が検出した車軸18とサイドフレーム6との距離を取得し、トラクタ2のロール方向の傾きであるトラクタロール角φhを算出する。すなわち、トラクタロール角検出部21はトラクタロール角検出手段を構成する。
相対ロール角推定部22は、トレーラ3のロール方向の傾きであるトレーラロール角φtを推定し、推定したトレーラロール角φtからトラクタロール角検出部21が算出したトラクタロール角φhを減算することによって、トラクタ2に対するトレーラ3の相対的なロール方向の傾きである相対ロール角Δφを推定する。トレーラロール角φtの推定には、トラクタロール角φhと、トレーラ3の重心位置と、トレーラ3のロールモーメントの釣り合い状態とに基づいてトレーラロール角φtを推定する公知の方法(例えば、特開2008−302865に記載の方法)が用いられる。すなわち相対ロール角推定部22は、相対ロール角推定手段を構成する。
キャブ支持制御部23は、給気用電磁弁12及び排気用電磁弁13を制御し、相対ロール角推定部22が推定した相対ロール角Δφが発生していない通常の走行状態では、シャシフレーム5に対するキャブ8の傾きをゼロとする通常のキャブ支持制御を実行する。また、相対ロール角Δφが発生した場合には、シャシフレーム5に対してキャブ8を相対ロール角Δφの発生方向に傾けるキャブ傾動制御を実行する。すなわち、キャブ支持制御部23はキャブ傾き制御手段を構成する。
次に、ECU20が実行するキャブ支持制御処理を図7に示すフローチャートに基づいて説明する。本処理は、連結車両1の始動時(例えばエンジン・オン時)に開始され、所定時間毎に繰り返して実行される。ECU20は、まず車高センサ17及び変位センサ11の検出値を取得する(ステップS1)。次に、取得した車高センサ17の検出値を用いてトラクタロール角φhを算出する(ステップS2)。トラクタロール角φhは、近似的に式(1)によって表される。
φh≒(Hhl−Hhr)/Lh ...(1)
但し、
Hhl:車軸18と左サイドフレーム6Lとの間の上下方向の距離
Hhr:車軸18と右サイドフレーム6Rとの間の上下方向の距離
Lh:車高センサ17Lと17Rとの間の車幅方向の距離
なお、トラクタ2が右方向に傾いたときは、Hhl>Hhrとなるのでトラクタロール角φhの符号はプラスとなり、トラクタ2が左方向に傾いたときは、Hhl<Hhrとなるのでトラクタロール角φhの符号はマイナスとなる。
次にECU20は、トレーラロール角φtを推定し、推定したトレーラロール角φtからステップS2で算出したトラクタロール角φhを減算することによって相対ロール角Δφを算出する(ステップS3)。
次にECU20は、相対ロール角Δφとキャブ傾き角φcとの関係を示す第1マップを参照し、推定された相対ロール角Δφに対応するキャブ傾き角φcを算出する(ステップS4)。なお、キャブ傾き角φcは、トラクタ2のシャシフレーム5に対するキャブ8のロール方向の相対的な傾きを表す。第1マップでは、図5に示すように、相対ロール角Δφの増減に応じてキャブ傾き角φcが増減するように設定されている。例えばトレーラ3がトラクタ2よりも右側に傾いた場合は、相対ロール角Δφはプラス方向に増大し、キャブ傾き角φcもトラクタ2のシャシフレーム5に対して右方向に増大するように設定されている(図5第1象限)。また、トレーラ3がトラクタ2よりも左側に傾いた場合は、相対ロール角Δφはマイナス方向に増大しキャブ傾き角φcもトラクタ2のシャシフレーム5に対して左方向に増大ように設定されている(図5第3象限)。
また、ECU20は、第2マップを用いて相対ロール角Δφに対応するキャブ傾き角φcを算出してもよい。第2マップでは図6に示すように、連結車両1の横転危険性が高い相対ロール角である横転危険判定値Δφs(所定の判定ロール角)を設定し、相対ロール角Δφが横転危険判定値Δφs超えた場合に相対ロール角Δφの増減に応じてキャブ傾き角φcが増減する。なお、第1マップ又は第2マップは、ECU20の一時記憶領域に予め設定される。
次に、ECU20は、キャブ傾動制御を含むキャブ支持制御を実行する(ステップS5)。キャブ8前部の傾き角φcf、及びキャブ8後部の傾き角φcbは、それぞれ近似的に式(2)、及び式(3)によって表される。
φcf≒(Hcfl−Hcfr)/Lcf ...(2)
但し、
Hcfl:キャブ底枠9の前部左側と左サイドフレーム6Lとの間の上下方向の距離
Hcfr:キャブ底枠9の前部右側と右サイドフレーム6Rとの間の上下方向の距離
Lcf:変位センサ11FLと変位センサ11FRとの間の車幅方向の距離
φcb≒(Hcbl−Hcbr)/Lcb ...(3)
但し、
Hcbl:キャブ底枠9の後部左側と左サイドフレーム6Lとの間の上下方向の距離
Hcbr:キャブ底枠9の後部右側と右サイドフレーム6Rとの間の上下方向の距離
Lcb:変位センサ11BLと変位センサ11BRとの間の車幅方向の距離
なお、キャブ8が右方向に傾いたときは、キャブ8前部の傾き角φcf及びキャブ8後部の傾き角φcbの符号はともにプラスとなり、キャブ8が左方向に傾いたときは、前部傾き角φcf及び後部傾き角φcbの符号はともにマイナスとなる。
ECU20は、相対ロール角Δφが発生していない連結車両1の通常走行状態においては通常のキャブ支持制御を実行し、シャシフレーム5に対するキャブ8のロール方向の傾きがゼロとなるようにHcfl及びHcfrをそれぞれ所定の距離hcf0に制御し、Hcbl及びHcbrをそれぞれ所定の距離hcb0に制御する。
具体的には、例えばHcflがhcf0よりも増大した場合は、排気用電磁弁13FLを所定時間励磁してキャブサスペンション10FLの空気圧を低下させてHcflを減少させ、Hcflがhcf0よりも減少した場合は、給気用電磁弁12FLを所定時間励磁してキャブサスペンション10FLの空気圧を上昇させてHcflを増大させて、Hcflを所定の距離hcf0となるように制御する。Hcfr及びHcbl,Hcbrについても同様にそれぞれ所定の距離hcf0及び所定の距離hcb0となるように制御する。
これに対して、相対ロール角Δφが発生し、第1マップ又は第2マップを参照してキャブ傾き角φcが算出されたときは、ECU20は通常のキャブ支持制御に代えて、シャシフレーム5に対するキャブ8のロール方向の傾きをキャブ傾き角φcとするキャブ傾動制御を実行する。
具体的には、例えばトレーラ3がトラクタ2よりも右側に傾き、算出されたキャブ傾き角φcがプラス方向(図5第1象限)に増大した場合、ECU20は、給気用電磁弁12FLを所定時間励磁してキャブサスペンション10FLの空気圧を上昇させてHcflをhcf0よりも増大させ、排気用電磁弁13FRを所定時間励磁してキャブサスペンション10FRの空気圧を低下させてHcfrをhcf0よりも減少させることによって、キャブ8前部の傾き角φcfがキャブ傾き角φcとなるように制御する。同時に、給気用電磁弁12BLを所定時間励磁してキャブサスペンション10BLの空気圧を上昇させてHcblをhcb0よりも増大させ、排気用電磁弁13BRを所定時間励磁してキャブサスペンション10BRの空気圧を低下させてHcbrをhcb0よりも減少させることによって、キャブ8後部の傾き角φcbもキャブ傾き角φcとなるように制御する。
反対に、トレーラ3がトラクタ2よりも左側に傾き、算出されたキャブ傾き角φcがマイナス方向(図5第3象限)に増大した場合、ECU20は、排気用電磁弁13FLを所定時間励磁してキャブサスペンション10FLの空気圧を低下させてHcflをhcf0よりも減少させ、給気用電磁弁12FRを所定時間励磁してキャブサスペンション10FRの空気圧を上昇させてHcfrをhcf0よりも増大させることによって、キャブ8前部の傾き角φcfがキャブ傾き角φcとなるように制御する。同時に、排気用電磁弁13BLを所定時間励磁してキャブサスペンション10BLの空気圧を低下させてHcblをhcb0よりも減少させ、給気用電磁弁12BRを所定時間励磁してキャブサスペンション10BRの空気圧を上昇させてHcbrをhcb0よりも増大させることによって、キャブ8後部の傾き角φcbもキャブ傾き角φcとなるように制御する。
なお、本実施形態において、キャブ傾動制御は、キャブ8の左右何れか一側のキャブ底枠9とサイドフレーム6との上下方向の距離を増大させ、他側のキャブ底枠9とサイドフレーム6との上下方向の距離を減少させることに限定されず、例えば左右何れか一側のキャブ底枠9とサイドフレーム6との間を所定の距離に保持し、他側の前部及び後部のキャブサスペンション10の空気圧を制御してキャブ底枠9とサイドフレーム6との間の距離を変更してキャブ8の傾きを制御してもよい。この場合、一側のキャブ8の支持はエアスプリングに限定されず、例えばコイルスプリング等によって支持されてもよい。
本実施形態では、連結車両1の旋回走行時等にトラクタ2がロール方向に傾くと、トラクタ2に連結されて走行するトレーラ3もロール方向に傾き、トレーラ3がトラクタ2よりもロール方向に傾くと、相対ロール角Δφが発生し、連結車両1の横転の危険性が増大する。このとき、相対ロール角推定部22が、発生した相対ロール角Δφを推定し、キャブ支持制御部23が、第1マップ(図5)を参照して相対ロール角Δφに対応するキャブ傾き角φcを算出して、キャブ8のトラクタ2のシャシフレーム5に対する傾きがφcとなるようにキャブ8を相対ロール角Δφの発生方向に傾ける。このため、運転者は、連結車両1の運転中にキャブ8の傾きを体感することによってトレーラ3のロール状態を確実に認識して連結車両1の横転危険性を判断することができ、横転回避のための的確な運転操作を実行することができる。
また、相対ロール角Δφの増減に応じてキャブ8の傾きが増減するので、運転者はトレーラ3の相対ロール角Δφを発生段階から認識するとともに、発生している相対ロール角Δφの大きさをキャブ8の傾きの増減によって体感することができ、キャブ8の傾きの増減に応じて的確な運転操作を実行してより確実に連結車両の横転を回避することができる。
また、キャブ支持制御部23が第2マップ(図6)を参照する場合は、発生した相対ロール角Δφが横転危険判定値Δφsを超えると相対ロール角Δφの発生方向にキャブ8が傾けられる。この結果、相対ロール角Δφが横転危険判定値Δφsを超えたことを運転者にキャブの傾きを体感させることによって確実に認識させ、横転回避のための運転操作の実行を的確に促すことができる。
また、相対ロール角推定部22は、トラクタロール角φhと、トレーラ3のロールモーメントの釣り合い状態とに基づいて相対ロール角Δφを推定するので、トレーラ3のロール角φtを検出するセンサ等をトレーラ3側に新たに設ける必要がない。このため、トラクタ2に既存のトレーラを連結すればよく、簡易に実施することができる。
次に、本発明の第2の実施形態を、図面に基づいて説明する。本実施形態に係わる連結車両1は、第1の実施形態と同様に、トラクタ2と、トラクタ2に牽引されるトレーラ3とを備える(図1参照)。トラクタ2は、シャシフレーム5と、キャブ8と、キャブサスペンション10と、シャシサスペンション16と、ECU24とを有している。なお、ECU24以外は第1の実施形態と同様であるので、同一の符号を付してその説明を省略する。
ECU24は、CPU(Central Processing Unit)とROM(Read Only Memory)とRAM(Random Access Memory)とを備える。CPUはROMに格納されたキャブ支持制御処理プログラムを読み出して、キャブ支持制御処理を実行することによって、図8に示すように、トラクタロール角検出部21、車高調整前トラクタロール角推定部25、相対ロール角推定部22、キャブ支持制御部23として機能する。RAMは、車高センサ17、変位センサ11がそれぞれ検出した検出値、CPU演算結果の一時記憶領域、フラグ及び各種マップ等の設定領域として機能する。なお、車高調整前トラクタロール角推定部25以外は、第1の実施形態と同様であるので、同一の符号を付してその説明を省略する。
トレーラ3に貨物を積載する際の車幅方向の偏荷重等によってトレーラ3及びトラクタ2がロール方向に傾いた場合、ロール方向に傾いたトレーラ2を水平状態に戻す車高調整が実行される場合がある。車高調整前トラクタロール角推定部25は、トラクタ2の車高調整が実行された際に、車高調整後のトラクタロール角と、連結車両1のロールモーメントの釣り合い状態から算出した車両固有のロール剛性係数とに基づいて車高調整前のトラクタロール角を推定する公知の方法(例えば、特開2009−227265号公報に記載された方法)を用いて、車高調整前のトラクタロール角φheを推定する。すなわち、車高調整前トラクタロール角推定部25は、車高調整前トラクタロール角推定手段を構成する。なお、ロール方向に傾いたトラクタ2は、例えばシャシサスペンション16にエアタンク14から圧縮空気を供給し、シャシサスペンション16に対する圧縮空気の給気又は排気によりシャシサスペンション16の空気圧を上昇又は低下させ、車軸18に対して左右のサイドフレーム6L,6Rを上昇又は下降させてトラクタ2のロール方向の傾きを変更することによって水平状態となるように車高調整することができる。
次に、ECU24が実行するキャブ支持制御処理を図9に示すフローチャートに基づいて説明する。本処理は、連結車両1の始動時(例えばエンジン・オン時)に開始され、所定時間毎に繰り返して実行される。ECU24は、まず車高センサ17及び変位センサ11の検出値を取得する(ステップS10)。次に、取得した車高センサ17の検出値を用いて、式(1)によりトラクタロール角φhを算出する(ステップS11)。
次にECU24は、フラグFがONか否かを判定する(ステップS12)。フラグFは車高調整の実施状況を示し、フラグFがOFFの時は車高調整が実施されておらず、ONの時は車高調整が実施された状態を表す。フラグFがOFFのときは、ステップS13に進み車高調整が実施されたか否かを判定する。車高調整が実施された場合は、フラグFをONにし(ステップS14)、ステップS16に進む。車高調整が実施されていない場合は、フラグFをOFFにし(ステップS15)ステップS18に進む。ステップS16では、ステップS11で算出したトラクタロール角φhに基づいて車高調整前トラクタロール角φheを推定しステップS17に進む。ステップS17では、ステップS11で算出したトラクタロール角φhを車高調整前トラクタロール角φheによって置き換える。
次にECU24は、車高調整前トラクタロール角φheに基づいてトレーラロール角φtを推定し、推定したトレーラロール角φtからステップS11で推定したトラクタロール角φhを減算することによって相対ロール角Δφを算出する(ステップS18)。
次にECU24は、第1マップ(図5)を参照し、推定された相対ロール角Δφに対応するキャブ傾き角φcを算出する(ステップS19)。また、ECU24は、ステップS19において第2マップ(図6)を参照して相対ロール角Δφに対応するキャブ傾き角φcを算出してもよい。
次に、ECU24はキャブ傾動制御を含むキャブ支持制御を実行し、キャブ8のシャシフレーム5に対する傾き角が算出されたキャブ傾き角φcとなるように、相対ロール角Δφの発生方向へキャブ8を傾ける(ステップS20)。
トラクタ2のロール方向の傾きを水平状態に戻す車高調整が実行されると、トラクタ2のロール方向の傾きが車高調整前よりも小さくなり、トラクタロール角φhに基づいて相対ロール角推定部22が推定する相対ロール角Δφも小さく推定されてしまう可能性がある。この点に関し、本実施形態では、トラクタ2の車高調整が実行された場合、車高調整前トラクタロール角推定部25が、トラクタロール角検出部21が算出した車高調整後のトラクタロール角φhに基づいて車高調整前トラクタロール角φheを推定し、相対ロール角推定部22が、推定された車高調整前トラクタロール角φheに基づいて相対ロール角Δφを推定する。このため、運転者は、車高調整前のトラクタロール角φheに基づいて推定された相対ロール角Δφを、キャブ8の傾きを体感して確実に認識することができ、トラクタ2の車高調整が行なわれた場合であっても横転回避のための運転操作を的確に実行することができる。
なお、第1の実施形態及び第2の実施形態において、トラクタロール角φhは、車高センサ17の検出値を用いて算出されることに限定されず、例えばトラクタ2のロール角速度を計測するロールレートセンサをシャシフレーム5に設置し、ロールレートセンサが検出したトラクタのロール角速度を積分すること等によって算出されてもよい。
また、第1の実施形態及び第2の実施形態において、キャブサスペンション10は、エアスプリングによって形成されるものに限定されず、例えば油圧シリンダ等によって形成されてもよい。この場合、キャブ支持制御は、油圧シリンダのピストンの伸縮を制御して実行される。
また、第1の実施形態及び第2の実施形態において、ECU20及びECU24は、キャブサスペンション10の給気用電磁弁12及び排気用電磁弁13を直接的に制御してキャブ支持制御を実行しているが、シャシフレームに対するキャブの姿勢を制御するキャブ姿勢制御装置等を備えた車両に対しては、ECUからキャブ姿勢制御装置に対してキャブ傾き角φcをキャブ姿勢制御の目標値として設定してもよい。この場合は、キャブ姿勢制御装置を備えた既存の車両に対して本発明を容易に適用することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施形態について説明したが、この実施形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、この実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論である。
本発明は、連結車両のトレーラロール状態報知装置として広く適用可能である。
1 連結車両
2 トラクタ
3 トレーラ
4 シャシフレーム(車体フレーム)
8 キャブ
10 キャブサスペンション(キャブ支持手段)
17 車高センサ(トラクタロール角検出手段)
20 ECU
21 トラクタロール角検出部(トラクタロール角検出手段)
22 相対ロール角推定部(相対ロール角推定手段)
23 キャブ支持制御部(キャブ傾き制御手段)
24 ECU
25 車高調整前トラクタロール角推定部(車高調整前トラクタロール角推定手段)

Claims (4)

  1. 車体フレームの前部上方に配置されたキャブを有するトラクタにトレーラが連結されて牽引される連結車両の前記トラクタに設けられるトレーラロール状態報知装置であって、
    前記車体フレームのロール方向の傾きであるトラクタロール角を検出するトラクタロール角検出手段と、
    前記トラクタロール角検出手段が検出したトラクタロール角と、前記トレーラのロールモーメントの釣り合い状態とに基づいて、前記トラクタに対する前記トレーラの相対的なロール方向の傾きである相対ロール角を推定する相対ロール角推定手段と、
    前記車体フレームに対する前記キャブのロール方向の傾きを変更可能に前記車体フレームに対して前記キャブを支持するキャブ支持手段と、
    前記キャブ支持手段を制御し、前記相対ロール角推定手段が推定した相対ロール角の発生方向に前記キャブを傾けるキャブ傾動制御を実行するキャブ傾き制御手段と、を備える
    ことを特徴とするトレーラロール状態報知装置。
  2. 請求項1に記載のトレーラロール状態報知装置であって、
    前記キャブ傾き制御手段は、前記相対ロール角の増減に応じて前記キャブの傾きが増減するように前記キャブ傾動制御を実行する
    ことを特徴とするトレーラロール状態報知装置。
  3. 請求項1に記載のトレーラロール状態報知装置であって、
    前記キャブ傾き制御手段は、前記相対ロール角が所定の判定ロール角を超えている場合に前記キャブ傾動制御を実行する
    ことを特徴とするトレーラロール状態報知装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のトレーラロール状態報知装置であって、
    前記トラクタロール角を水平状態に調整する車高調整が実行された際に、前記車高調整後に前記トラクタロール角検出手段が検出したトラクタロール角と、前記連結車両のロールモーメントの釣り合い状態とに基づいて前記車高調整前のトラクタロール角を推定する車高調整前トラクタロール角推定手段を備え、
    前記相対ロール角推定手段は、前記車高調整前トラクタロール角推定手段が推定した車高調整前のトラクタロール角と、前記トレーラのロールモーメントの釣り合い状態とに基づいて前記相対ロール角を推定する
    ことを特徴とするトレーラロール状態報知装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112389327A (zh) * 2020-12-01 2021-02-23 哈尔滨北方防务装备股份有限公司 一种基于履带式双节车的驾驶感知系统
CN113942587A (zh) * 2021-11-24 2022-01-18 东风商用车有限公司 一种驾驶室悬置自动控制系统

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