JP2014226782A - 装飾構造及び装飾構造が配設された家電機器 - Google Patents

装飾構造及び装飾構造が配設された家電機器 Download PDF

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Abstract

【課題】装飾部材が欠けたり脱落するのを抑制しながら、装飾性を向上し得る装飾構造、及び、その装飾構造が配設された家電機器を提供する。
【解決手段】装飾用基材40の表面が凹凸状に形成され、装飾用基材40の凹凸状表面42に形成される凹部41が、装飾用基材40の基材厚さ方向Yにおいて装飾用基材40の表面側ほど拡がる形態に形成され、装飾部材30を凹部41内に配置させた状態で、基材厚さ方向Yにおける装飾部材30の少なくとも頂部30t側の一部分を、基材厚さ方向Yにおける凹部41の最も窪んだ部位41bと当該凹部41の周囲の凸部44における最も突出した部位44tとの間に位置させ、且つ、基材厚さ方向Yにおける断面視で凹凸状表面42に対して離間させてなる。
【選択図】図4

Description

本発明は、光透過性の装飾部材が、装飾対象物の外郭の少なくとも一部を構成する装飾用基材の表面に露出する状態で、当該装飾用基材に配置されてなる装飾構造、及び、その装飾構造が配設された家電機器に関する。
かかる装飾構造は、装飾対象物の外郭に設けるものであり、光が装飾部材を透過したり、その装飾部材の外面で反射することにより、装飾部材が輝いて、装飾対象物の外郭を装飾するものである。装飾部材としては、例えば、所謂ラインストーン等が用いられる。ちなみに、ラインストーンは、光透過性の樹脂やガラス製のダイヤモンドの模造品である。
又、装飾対象物の例としては、加湿器、電気ケトル、電気ポット等の家電機器、マグボトル等の飲料用容器、携帯電話等が挙げられる。
このような装飾構造において、従来、下記の構造が提案されている。
即ち、装飾部材が装飾用基材の表面に接着された装飾構造が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
又、装飾用基材の表面に、当該表面から垂直に窪む凹部が形成され、装飾部材が、その頂部側の一部分が装飾用基材の表面から突出する状態で凹部に接着され、装飾用基材の表面に透明のコーティング層が設けられた装飾構造も提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
つまり、特許文献1では、装飾部材全体を装飾用基材の表面から突出させ、特許文献2では、装飾部材の頂部側の一部分を装飾用基材の表面から突出させることにより、いずれも、装飾部材が光を受け易いようにして、装飾部材の輝きを増大させることにより、装飾性を高めている。
又、特許文献2では、装飾部材の頂部側の一部分を装飾用基材の表面から突出させていることから、装飾部材が欠けたり脱落するのを防止するために、装飾用基材の表面にコーティング層が設けられている。
実用新案登録第3164071号公報 特開2009−90746号公報
ここで、装飾用基材は、装飾対象物の外郭の少なくとも一部を構成するものであるので、使用者の手指や他物が装飾用基材の表面に接触し易い。
この点、特許文献1の装飾構造では、装飾部材全体が装飾用基材の表面から突出した状態で露呈しているので、装飾部材が欠けたり脱落し易い。
一方、特許文献2の装飾構造では、装飾用基材の表面に設けられたコーティング層により、手指や他物が装飾部材に接触するのが防止されるので、装飾部材が欠けたり脱落したりするのを抑制することができる。
しかしながら、装飾部材がコーティング層で覆われているため、コーティング層による光の反射や屈折により、装飾部材がクリアに見えにくくなり、又、装飾部材の輝きも低下するので、装飾性を十分に向上することができない。更に、近年は、装飾性を十分に向上させたデザインが要望されている。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、装飾部材が欠けたり脱落するのを抑制しながら、装飾性を向上し得る装飾構造、及び、その装飾構造が配設された家電機器を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る装飾構造は、光透過性の装飾部材が、装飾対象物の外郭の少なくとも一部を構成する装飾用基材の表面に露出する状態で、当該装飾用基材に配置されてなる装飾構造であって、その特徴構成は、
前記装飾用基材の表面が凹凸状に形成され、
当該装飾用基材の凹凸状表面に形成される凹部が、前記装飾用基材の厚さ方向である基材厚さ方向において前記装飾用基材の表面側ほど拡がる形態に形成され、
前記装飾部材を前記凹部内に配置させた状態で、前記基材厚さ方向における前記装飾部材の少なくとも頂部側の一部分を、前記基材厚さ方向における前記凹部の最も窪んだ部位と当該凹部の周囲の凸部における最も突出した部位との間に位置させ、且つ、前記基材厚さ方向における断面視で前記凹凸状表面に対して離間させてなる
点にある。
上記特徴構成によれば、装飾部材を装飾用基材の凹凸状表面の凹部内に配置させた状態では、装飾部材における基材厚さ方向の少なくとも頂部側の一部分が、基材厚さ方向における凹部の最も窪んだ部位と当該凹部の周囲の凸部における最も突出した部位との間に位置している、換言すれば、装飾部材の頂部が、当該装飾部材が配置された凹部の周囲の凸部における最も突出した部位よりも低くなっている。従って、装飾用基材の表面に手指や他物が接触しても、手指や他物が装飾部材に接触するのを十分に抑制することができるので、装飾部材が欠けたり脱落したりするのを十分に抑制することができる。
又、装飾部材を装飾用基材の凹凸状表面の凹部内に配置させた状態では、装飾部材における基材厚さ方向の少なくとも頂部側の一部分が、基材厚さ方向における断面視で凹凸状表面に対して離間している、即ち、装飾部材における基材厚さ方向の少なくとも頂部側の一部分の外面が全周にわたって凹凸状表面から離間している。しかも、凹部は、基材厚さ方向において装飾用基材の表面側ほど拡がる形態である。従って、凹部内に光が入り易く、又、装飾部材における凹凸状表面から離間している少なくとも頂部側の一部分が光を受け易いため、装飾部材の輝きを増大させることができるので、装飾性を高めることができる。
ここで、装飾構造の装飾性を向上する際、装飾部材を装飾用基材に配置するのに加えて、装飾用基材の表面を装飾のために凹凸状に形成するが、このような装飾用の凹凸状表面により装飾性を向上するには、凹凸の高低差を比較的大きくして、凹凸を明瞭にするのが好ましい。
一方、装飾部材は、通常、粒状で形状が小さいものであり、従って、比較的高さが低くなる。
本特徴構成では、装飾部材を装飾用基材の凹部内に配置させる際、装飾部材の頂部が当該装飾部材が配置された凹部の周囲の凸部における最も突出した部位よりも低くなる条件で、装飾部材を装飾用基材の凹部内に配置させるので、凹部の最も窪んだ部位に対する周囲の凸部の最も突出した部位の高さに制約をなくすことができる。従って、装飾用基材の表面に、高低差が比較的大きい装飾用の凹凸を形成し易く、このことによっても、装飾性を高めることができる。
尚、上記の特許文献2のように、装飾部材の頂部側の一部分が装飾用基材の表面から突出する条件で、当該表面から垂直に窪む凹部内に配置させる場合、高さが低い装飾部材の頂部側の一部分を装飾用基材の表面から突出させるためには、凹部の最も窪んだ部位に対する装飾用基材の表面の最も突出した部位の高さを大きくすることが困難となり、装飾用基材の表面に、高低差が比較的大きい装飾用の凹凸を形成し難くなる。
よって、本特徴構成では、装飾部材が欠けたり脱落するのを抑制しながら、装飾性を向上し得る装飾構造を提供することができる。
本発明に係る装飾構造の更なる特徴構成は、前記装飾部材を、前記凹部の前記最も窪んだ部位に配置させてなる点にある。
上記特徴構成によれば、装飾部材を凹部の最も窪んだ部位に配置するので、手指や他物が装飾部材に接触するのを一層抑制することができる。
更に、装飾部材における凹凸状表面から離間している少なくとも頂部側の一部分が光を受け易い。
従って、装飾部材が欠けたり脱落するのを一層抑制することができ、又、装飾性を一層向上することができる。
本発明に係る装飾構造の更なる特徴構成は、前記凹部における前記最も窪んだ部位に、前記基材厚さ方向に貫通する装飾部材挿通孔が設けられ、
前記装飾部材が、前記装飾用基材の裏面側から前記装飾部材挿通孔に挿通される本体部と、当該本体部の基端部から前記基材厚さ方向に交差する方向に張り出す張り出し部とを備えて構成され、
前記装飾部材が、前記本体部が前記装飾用基材の裏面側から前記装飾部材挿通孔に挿通され、且つ、前記張り出し部が前記装飾用基材の裏面側と固定用台部との間で挟持された状態で、前記装飾用基材に配置されてなる点にある。
上記特徴構成によれば、装飾部材の本体部に手指や他物が接触して、装飾部材に対して、装飾部材挿通孔から抜けるように作用する力が加わっても、装飾用基材の裏面と固定用台部との間で挟持された張り出し部により、装飾部材が装飾部材挿通孔から抜けるのが十分に抑制される。又、装飾部材を装飾用基材における所望の箇所に容易に配置することができる。
従って、装飾部材が脱落するのを十分に抑制することができる。
本発明に係る装飾構造の更なる特徴構成は、前記凹部が前記凹凸状表面に複数形成され、複数の前記凹部夫々における前記最も窪んだ部位に、前記装飾部材挿通孔が設けられ、
複数の前記本体部が複数の前記装飾部材挿通孔に各別に挿通可能に配置された状態で、複数の前記本体部における前記張り出し部の夫々が連結されることにより、複数の前記凹部に対応する複数の前記装飾部材が一体的に連結されて、装飾部材連結体が構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、装飾用基材の凹凸状表面に複数の凹部が形成され、それら複数の凹部夫々の最も窪んだ部位に装飾部材が配置されるので、複数の装飾部材によって、装飾性を一段と向上することができる。
しかも、複数の凹部に対応する複数の装飾部材が一体的に連結されて、装飾部材連結体として構成されているので、装飾用基材の裏面側の所定位置に装飾部材連結体を配設することにより、複数の凹部の装飾部材挿通孔に複数の本体部を各別に挿通させた状態に、複数の装飾部材を一挙に配置できることとなる。
従って、複数の凹部夫々に装飾部材を配置する作業を簡略化して、コストダウンを図ることができるので、低廉化を図りながら、装飾性を一段と向上することができる。
本発明に係る装飾構造の更なる特徴構成は、複数の前記凸部が、前記凹凸状表面に格子状に形成され、
格子の各格子目に形成される各凸部の表面が、当該格子目の対角に位置する格子点同士の間において、当該格子点同士の中央で前記基材厚さ方向の表面側に最も膨出するように形成され、
複数の前記凹部が、夫々が前記格子の各格子点の周囲に位置する4つの前記凸部により形成される形態で、前記凹凸状表面に格子状に形成されている点にある。
上記特徴構成によれば、装飾用基材の表面に複数の凸部が格子状に形成され、そのように複数の凸部が格子状に並ぶ格子の各格子点の周りの4つの凸部により、凹部が形成される。これにより、装飾用基材の表面に装飾用の凹凸が格子状に設けられ、各凹部における最も窪んだ部位に位置する装飾部材挿通孔に本体部が挿通された状態で、装飾部材が配置される。
そして、凹部の最も窪んだ部位とその周囲の凸部の最も突出した部位との高低差、即ち、凹凸の高低差を比較的大きくすることができるので、装飾用基材の表面に、高低差が比較的大きい装飾用の凹凸を格子状に設けることができる。
従って、装飾用基材の表面に装飾用の格子状の凹凸が明瞭に設けられると共に、各凹部に装飾部材が配置されるので、装飾性を一段と向上することができる。
本発明に係る装飾構造の更なる特徴構成は、前記装飾部材の前記基材厚さ方向における頂部側とは反対側の端面に、光を反射する反射部が設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、装飾部材に入射した光が反射部にて反射して、再度、装飾部材に入射すると共に、反射部も輝くこととなるので、装飾部材の輝きを一段と増大させることができる。
従って、装飾性を一段と高めることができる。
上記目的を達成するための本発明に係る前記装飾対象物としての家電機器の特徴構成は、上記特徴構成のいずれかに記載の装飾構造が、前記外殻の少なくとも一部に配設されている点にある。
上記特徴構成によれば、家電機器の外殻の少なくとも一部に、上記特徴構成のいずれかに記載の装飾構造が配設されているので、装飾部材が欠けたり脱落したりするのを抑制することができ、又、装飾部材の輝きを増大させて、装飾性を高めることができる。
従って、装飾部材が欠けたり脱落するのを抑制しながら、装飾性を向上し得る家電機器を提供することができる。
外郭に装飾構造が配設された加湿器の外観を示す斜視図 外郭に装飾構造が配設された加湿器の分解斜視図 外郭に装飾構造が配設された加湿器の縦断正面図 装飾構造の詳細を示す図 装飾構造の正面側から見た分解斜視図 装飾構造の裏面側から見た分解斜視図 別実施形態に係る装飾構造の縦断面図 別実施形態に係る装飾構造の縦断面図 別実施形態に係る装飾構造の縦断面図 別実施形態に係る装飾構造の縦断面図
以下、図面に基づいて、本発明を加湿器(家電機器の一例)Hの装飾構造に適用した場合の実施形態を説明する。
図1〜図3に示すように、この加湿器Hは、概ね有底四角筒状の外装ケース100と、その外装ケース100の上部の開口部2を開閉自在な蓋体200とを備えて構成され、外装ケース100の内部に、加熱対象の水(液体の一例)Wを貯留する有底円筒状の貯留容器1が備えられている。蓋体200は、外装ケース100の開口部2の開口縁部に設けられたヒンジ部3に揺動自在に支持されて、ヒンジ部3を揺動軸心とする揺動操作により、外装ケース100の開口部2を開閉自在に構成されている。
図1に示すように、外装ケース100の四側面のうちの一側面(正面)に、本発明に係る装飾構造Dが設けられている。
そして、この装飾構造Dは、光透過性の装飾部材30が、加湿器Hの四側面のうちの一側面を構成する装飾用基材40の表面に露出する状態で、当該装飾用基材40に配置されてなる構成となっている。
尚、外装ケース100の四側面のうち、装飾構造Dが設けられた一側面に対向する一側面(裏面)には、装飾構造Dに用いられるのと同様に、表面に複数の四角台状凸部44が格子状に設けられた装飾用基材40(詳細は後述する)が、装飾部材30が配置されることなく設けられ、残りの二側面(左右の両側面)は、平面状に構成されている。
先ず、加湿器Hについて、説明を加える。
図3に示すように、外装ケース100は、概ね有底四角筒状のケース本体4の口縁部に概ね四角枠状の口縁部材5を嵌め込むと共に、その口縁部材5に貯留容器1を吊り下げ支持して構成され、口縁部材5により外装ケース100の開口部2が形成されている。
この外装ケース100内には、貯留容器1内の水Wを加熱する電熱ヒータ6、その電熱ヒータ6を貯留容器1の外面との間で挟持固定するヒータ押さえ板7、貯留容器1の底部の外面の温度を貯留容器1内の水Wの温度として検出する温度センサ8(例えば、サーミスタ)、この温度センサ8の検出温度が加熱停止用設定温度以上になると、電熱ヒータ6への通電を遮断する制御部9、及び、貯留容器1からの伝熱により加熱停止用設定温度よりも高く設定された過熱防止用設定温度以上に加熱されると電熱ヒータ6への通電を遮断する温度ヒューズ13が設けられている。
図1及び図2に示すように、更に、外装ケース100の側面部には、制御部9に運転制御情報を送信する操作部10が設けられ、外装ケース100の上部には、把手11が設けられている。
更に、ヒータ押さえ板7における電熱ヒータ6の側とは反対側(下方側)に、ヒータ押さえ板7を覆う遮熱板12が設けられている。
この遮熱板12は、ヒータ押さえ板7の下方を広範囲にわたって覆うように構成されている。
図1及び図2に示すように、操作部10は、複数のシート状のスイッチを備えたパネル式に構成されて、ケース本体4の側周面に設けられている。操作部10に備えられた複数のスイッチには、加湿器Hの運転及び停止を指令する運転スイッチ10a等が含まれる。
次に、蓋体200について説明を加える。
図2及び図3に示すように、蓋体200には、下方に凹んだ形態で蒸気流路21が設けられると共に、その蒸気流路21の上部の開口部を覆う状態で装着される蒸気口カバー22が着脱自在に設けられ、更に、蓋体200における蒸気流路21を形成する側壁部には、蓋側吸引口23が設けられている。蒸気口カバー22は、碁盤目状にリブを備えた格子状に構成されて、通気可能に構成されている。
又、蓋体200には、その上方から操作可能な状態で、蓋体200を開閉操作するための蓋開閉レバー24、及び、蓋体200を閉じ状態に保持するためのロックノブ25が設けられている。
図2に示すように、蓋体200には、更に、蒸気噴出ノズル26及び還流部27が設けられている。
蒸気噴出ノズル26は、可撓性を有するチューブにて構成され、蓋体200が外装ケース100に閉じ状態で装着された状態で、一端開口部が貯留容器1内に連通し且つ他端開口部が蒸気流路21内に臨む状態となるように設けられている。還流部27は、図示を省略するが、蓋体200が外装ケース100に閉じ状態で装着された状態で、貯留容器1内と蒸気流路21とを連通する状態になる還流孔と、その還流孔を開閉する還流弁とを備えて構成されている。
外装ケース100の上端部には、その開口部2に蓋体200が閉じ状態で装着された状態で、蓋体200の蓋側吸引口23に連通するケース側吸引口28が設けられている。
蓋体200が外装ケース100に閉じ状態で装着された状態で、貯留容器1に貯留された水Wの水面Wsと蓋体200の下面との間に所定の容積の空間が形成されるように、貯留容器1における水Wの最大貯留容量が設定されている。
そして、図3に示すように、貯留容器1に最大貯留容量以下の容量で水Wを貯留して、蓋体200を外装ケース100に閉じ状態で装着すると、貯留容器1内における水面Wsの上方には、蓋体200により閉じられた蒸気充満空間29が形成される。還流部27を構成する還流弁は、電熱ヒータ6による加熱により貯留容器1内の水Wが沸騰し蒸気が発生して、蒸気充満空間29の内圧が上昇するのに伴って、還流孔を閉じ、一方、電熱ヒータ6への通電が停止して、貯留容器1内での蒸気の発生が停止して、蒸気充満空間29の内圧が低下するのに伴って、自重で還流孔を開くように構成されている。
従って、電熱ヒータ6の加熱により、貯留容器1に貯留されている水Wが沸騰して蒸気が発生すると、蒸気は、蒸気充満空間29に充満すると共に、蒸気噴出ノズル26を通って蒸気流路21内に噴出し、蒸気口カバー22の複数の孔を通過して加湿対象空間(外部)に放出される。
次に、制御部9の制御動作について説明する。
図示を省略するが、電熱ヒータ6への通電の断続や、電熱ヒータ6への供給電力の調整等、電熱ヒータ6の加熱作動を制御するヒータ駆動部が設けられている。制御部9は、マイクロコンピュータを用いて構成され、ヒータ駆動部の作動を制御することにより、電熱ヒータ6の加熱作動を制御するように構成されている。
そして、制御部9は、操作部10の運転スイッチ10aにより加湿運転の開始が指令されると、電熱ヒータ6を加熱作動させる加湿運転を開始し、運転スイッチ10aにより加湿運転の停止が指令されると、電熱ヒータ6の加熱作動を停止して加湿運転を停止する。
制御部9は、加湿運転では、操作部10の運転スイッチ10aにより加湿運転の開始が指令された後、温度センサ8の検出温度が所定の加湿用温度(例えば、94℃)に達するまでの昇温過程では、電熱ヒータ6へ所定の電力を供給すべくヒータ駆動部(図示省略)の作動を制御し、温度センサ8の検出温度が加湿用温度を越えた後の加湿過程では、所定のデューティー比で電熱ヒータ6への通電を断続すべく、ヒータ駆動部の作動を制御する。
又、制御部9は、加湿運転中に、温度センサ8の検出温度が加湿用温度よりも高温に設定される加熱停止用設定温度以上になると、電熱ヒータ6への通電を遮断すべく、ヒータ駆動部の作動を制御する。
次に、装飾構造Dについて説明する。
図4に示すように、本発明の装飾構造Dは、装飾用基材40の表面が凹凸状に形成され、当該装飾用基材40の凹凸状表面42に形成される凹部41が、当該装飾用基材40の厚さ方向である基材厚さ方向Yにおいて装飾用基材40の表面側ほど拡がる形態に形成され、装飾部材30を凹部41内に配置させた状態で、基材厚さ方向Yにおける装飾部材30の少なくとも頂部30t側の一部分を、基材厚さ方向Yにおける凹部41の最も窪んだ部位41bと当該凹部41の周囲の凸部44における最も突出した部位44tとの間に位置させ、且つ、基材厚さ方向Yにおける断面視で凹凸状表面42に対して離間させて構成されている。
この実施形態では、装飾部材30を、装飾用基材40の凹部41の最も窪んだ部位41bに配置させている。
又、凹部41における最も窪んだ部位41bに、基材厚さ方向Yに貫通する装飾部材挿通孔43が設けられ、装飾部材30が、装飾用基材40の裏面側から装飾部材挿通孔43に挿通される本体部31と、当該本体部31の基端部から基材厚さ方向Yに直交する基材面方向Xに張り出す張り出し部32とを備えて構成されている。
そして、装飾部材30が、本体部31が装飾用基材40の裏面側から装飾部材挿通孔43に挿通され、且つ、張り出し部32が装飾用基材40の裏面側と固定用台部50との間で挟持された状態で、装飾用基材40に固着されている。
又、装飾部材30の基材厚さ方向Yにおける頂部30t側とは反対側の端面に、光を反射する反射シート60(反射部の一例)が設けられている。
又、図4及び図5に示すように、この実施形態では、凹部41が凹凸状表面42に複数形成され、複数の凹部41夫々における最も窪んだ部位41bに、装飾部材挿通孔43が設けられ、複数の本体部31が複数の装飾部材挿通孔43に各別に挿通可能に配置された状態で、複数の本体部31における張り出し部32の夫々が連結されることにより、複数の凹部41に対応する複数の装飾部材30が一体的に連結されて、装飾部材連結体300が構成されている。
反射シート60は、少なくとも2個以上の装飾部材30の基端面を覆うことが可能な広さに構成されて、少なくとも2個以上の装飾部材30に対して、1枚の反射シート60が設けられる構成となっている。
装飾用基材40及び装飾部材連結体300は、夫々、樹脂成型加工により製作される。装飾部材連結体300の成型用の樹脂としては、アクリルやポリカーボネイト等、透明性に優れた樹脂が用いられ、装飾用基材40の成型用の樹脂としては、ABSやポリプロピレン等、不透明な樹脂が用いられる。
又、反射シート60は、アルミ箔にて構成されている。
装飾構造Dについて、更に説明を加える。
図1に示すように、有底四角筒状のケース本体4の外形は、四つの側面を備えた概略立方体形状であり、図5に示すように、固定用台部50は、このケース本体4の一側面を形成する略正方形状の側壁部4Wにより構成され、装飾用基材40は、側壁部4Wと略同形状の正方形板状に構成されている。
図4及び図5に示すように、この装飾用基材40の凹凸状表面42に、基材厚さ方向Y視において正方形状で且つ概略球冠状の複数の四角台状凸部44(凸部の一例)が格子状に形成されている。
図4に示すように、格子の各格子目に形成される各四角台状凸部44の表面が、当該格子目の対角に位置する格子点P同士の間において、当該格子点P同士の中央で基材厚さ方向Yの表面側に最も膨出するように形成されている。説明を加えると、各四角台状凸部44の表面が、当該格子目の対角に位置する格子点P同士の間の夫々において、基材厚さ方向Yに直交する基材面方向Xでの幅が基材厚さ方向Yの表面側ほど狭くなる状態で、基材厚さ方向Yの表面側に膨出する形態に形成されている。尚、「基材面方向Xでの幅」とは、四角台状凸部44における基材面方向Xでの切断面の幅である。又、複数の四角台状凸部44夫々の最も突出した部位44tの高さは、同一である。
そして、複数の凹部41が、夫々が格子の各格子点Pの周囲に位置する4つの四角台状凸部44により、各格子点Pを最も窪んだ部位41bとして形成される形態で、凹凸状表面42に格子状に形成され、各格子点Pである最も窪んだ部位41bに、装飾部材挿通孔43が設けられている。尚、装飾用基材40の凹凸状表面42に形成される複数の凹部41夫々の最も窪んだ部位41bにおける基材厚さ方向Yでの位置は、同一である。
尚、図4(a)は、格子目の2つの対角線のうちの一方の対角線を通るIVa−IVa矢視での四角台状凸部44の表面の形状を示すが、他方の対角線を通る矢視での四角台状凸部44の表面の形状も、IVa−IVa矢視での形状と同様である。
つまり、四角台状凸部44と凹部41とが交互になる状態で、複数の四角台状凸部44及び複数の凹部41が設けられている。
又 、図示を省略するが、装飾用基材40の凹凸状表面42における格子線に対応する部分、即ち、隣接する四角台状凸部44同士で共通の辺部に対応する部分は、装飾用基材40の平面状の裏面と略平行になるように窪み形成されている。
図4及び図5に示すように、この実施形態では、装飾用基材40の凹凸状表面42に形成される複数の凹部41のうちの一部の複数の凹部41に対して、装飾部材挿通孔43が形成されて、その装飾部材挿通孔43を用いて装飾部材30が配置されている。尚、図4において、図面上の左側の凹部41に対して、装飾部材挿通孔43が形成され、右側の凹部41に対しては、装飾部材挿通孔43が形成されておらず、装飾部材30も配置されていない。
そして、図4に示すように、装飾部材挿通孔43が設けられた凹部41において、最も窪んだ部位41bは、装飾部材挿通孔43が存在しないと仮定したときの凹凸状表面42(一点鎖線にて示す)における最も深い部位、即ち、格子点Pに位置している。
この実施形態では、図4に示すように、装飾用基材40の凹凸状表面42は、装飾部材挿通孔43の開口縁が凹部41の最も窪んだ部位41bよりも高い部位に位置する状態となる形態で形成されている。
つまり、装飾用基材40において、装飾部材挿通孔43の開口縁に対応する部分では所定の厚さを有する状態となるように構成されている。
ちなみに、図4及び図5に示すように、四角台状凸部44と凹部41とが交互になる状態で、複数の四角台状凸部44及び複数の凹部41が格子状に並ぶ格子の格子線は、正方形状の装飾用基材40の各辺部に対して45°傾斜するように設定されている。
このように複数の凹部41が格子状に設けられることにより、この実施形態では、装飾用基材40に、5個の凹部41が並ぶ凹部列と4個の凹部41が並ぶ凹部列とが互い違いになる形態で、横方向及び上下方向に夫々9列の凹部列が設けられている。尚、基材厚さ方向Y視において、上端、下端、左端及び右端の夫々の凹部列は、5個の凹部41が並ぶ凹部列になっている。
そして、図1及び図5に示すように、上端及び下端夫々の5個の凹部41が並ぶ凹部列については、5個の凹部41夫々に装飾部材30が配置され、上から2番目及び下から2番目夫々の4個の凹部41が並ぶ凹部列については、4個の凹部41夫々に装飾部材30が配置されている。
又、上から3番目及び下から3番目夫々の5個の凹部41が並ぶ凹部列については、左端及び右端の2個の凹部41夫々に装飾部材30が配置され、上下方向の中央の5個の凹部41が並ぶ凹部列については、左端及び右端の2個の凹部41夫々に装飾部材30が配置されている。
つまり、複数の装飾部材30が並ぶ装飾部材列が上下方向に7列設けられている。
そして、図5及び図6に示すように、上端の装飾部材列の5個の装飾部材30、上から2番目の装飾部材列の4個の装飾部材30、上から3番目の装飾部材列の2個の装飾部材30、及び、上下方向中央の装飾部材列の左側の1個の装飾部材30を含む状態で、1枚の装飾部材連結体300が形成されている。
又、下端の装飾部材列の5個の装飾部材30、下から2番目の装飾部材列の4個の装飾部材30、下から3番目の装飾部材列の2個の装飾部材30、及び、上下方向中央の装飾部材列の右側の1個の装飾部材30を含む状態で、1枚の装飾部材連結体300が形成されている。
つまり、1枚の装飾用基材40に対して、2枚の装飾部材連結体300が設けられることになる。
2枚の装飾部材連結体300としては、同一形状の部材が用いられる。つまり、装飾部材連結体300は、基材厚さ方向Y視での外形形状が、長尺状の部分の一端に突起部分を有す概略鉤状となるように構成され、この概略鉤状の2枚の装飾部材連結体300が、点対称状に配設されることになる。
図4及び図5に示すように、各装飾部材30の本体部31の外形は、基端部から頂部30tに向かって縮径する形態の概略円錐台状であり、その本体部31の外表面は、所謂ダイヤモンドカット状に成形されている。
図5及び図6に示すように、各装飾部材30の張り出し部32の外形は、基材厚さ方向Y視で概略円状であり、張り出し部32同士が基材厚さ方向Y視で短冊状や弧状の連結部33にて連結されて、装飾部材連結体300が、異形の開口部(図示せず)を多数有する多孔板状に構成されている。
図4に示すように、装飾部材30の概略円錐台状の本体部31における最も太い部分である基端部の外径は、装飾用基材40の装飾部材挿通孔43の内径と略同径に設定されている。
又、装飾部材30の本体部31における軸心方向(基材厚さ方向Y)での寸法(即ち、高さ)L1は、装飾用基材40の装飾部材挿通孔43の長さL2よりも大きく、且つ、装飾用基材40における四角台状凸部44の最も突出した部位44tでの厚さL3よりも小さくなるように設定されている。
従って、装飾部材30が、その本体部31が装飾用基材40の装飾部材挿通孔43に装飾用基材40の裏面側から挿通され、且つ、その張り出し部32が装飾用基材40の裏面に当て付けられた状態で配設されると、本体部31が、その頂部(即ち、装飾部材30の頂部30t)が装飾部材挿通孔43から突出すると共に、四角台状凸部44の最も突出した部位44tよりも引っ込む形態で配設されることになる。
これによって、上述のように、装飾部材30を凹部41内に配置させた状態で、基材厚さ方向Yにおいて装飾部材30の本体部31の頂部(即ち、装飾部材30の頂部30t)側の一部分を、基材厚さ方向Yにおける凹部41の最も窪んだ部位41bとその凹部41の周囲の四角台状凸部44の最も突出した部位44tとの間に位置させ、且つ、基材厚さ方向Yにおける断面視で凹凸状表面42(凹部41の周囲の4つの四角台状凸部44の表面)に対して離間させてなるように構成されていることになる。
つまり、装飾部材30を凹部41内に配置させた状態で、装飾部材30の本体部31の頂部(即ち、装飾部材30の頂部30t)側の一部分の外表面が、全周にわたって凹凸状表面42(凹部41の周囲の4つの四角台状凸部44の表面)から離間するように構成されている。
尚、この実施形態では、装飾部材30の本体部31において、凹部41の最も窪んだ部位41bとその凹部41の周囲の四角台状凸部44の最も突出した部位44tとの間に位置する一部分は、図4において、凹部41の最も窪んだ部位41bから装飾用基材40の表面側の部分である。
又、装飾部材30の本体部31において、凹部41の最も窪んだ部位41bとその凹部41の周囲の四角台状凸部44の最も突出した部位44tとの間に位置する一部分を除いた部分、即ち、図4において、凹部41の最も窪んだ部位41bから装飾用基材40の裏面側の部分の外面は、装飾部材挿通孔43の内面から離間している。
図5に示すように、反射シート60としては、上下方向に7列の装飾部材列のうちの上方の3列の装飾部材列の全ての装飾部材30(11個)に対応する上方側のものと、下方の4列の装飾部材列の全ての装飾部材30(13個)に対応する下方側のものとの2枚が用意されている。尚、2枚の反射シート60を区別して説明する場合、上方側のものを上方側反射シート60tと記載し、下方側のものを下方側反射シート60dと記載して説明する。
次に、装飾構造Dを構成する各部材の組み付け構成について説明する。
図4〜図6に示すように、装飾構造Dの組み付け構成は、装飾用基材40、2枚の装飾部材連結体300、2枚の反射シート60、固定用台部50、2個の固定部材70を、前側から後側に向けて前後方向(基材厚さ方向Y)に並べた状態で、各固定部材70を通してネジ80を装飾用基材40に締め付ける構成となっている。尚、図6においては、2枚の反射シート60及び固定用台部50が省略されている。
すると、複数の装飾部材30の本体部31が装飾用基材40の複数の装飾部材挿通孔43に各別に挿通されると共に、各装飾部材30の張り出し部32が装飾用基材40の裏面と固定用台部50とにより挟持され、且つ、各反射シート60が夫々に対応する複数の装飾部材30の基端面に配置された状態で、装飾用基材40、2枚の装飾部材連結体300、2枚の反射シート60、及び、固定用台部50が一体的に組み付けられて、装飾構造Dが構成される。
図5及び図6に示すように、装飾部材連結体300には、基材厚さ方向Y視で十字状の複数(この実施形態では6個)の位置決め孔34が、広範囲にわたって分散する状態で備えられている。
図6に示すように、装飾用基材40の裏面には、装飾部材連結体300の複数の位置決め孔34に各別に挿通可能な横断面形状が十字状の複数の位置決め用突起45が備えられている。
つまり、これら複数の位置決め用突起45の配置位置は、複数の装飾部材30の本体部31が複数の装飾部材挿通孔43に各別に挿通可能な相対位置関係で、装飾部材連結体300が装飾用基材40の裏面に配置されたときに、装飾部材連結体300の複数の位置決め孔34に各別に挿通可能なように配置位置となっている。
更に、図6に示すように、装飾用基材40の裏面には、2個のネジ穴付きボス部46、4個の鉤状係合部47、3個の引っ掛け部48及び1個の孔付突起部49が、いずれも裏面側に突出する状態で備えられている。
2個のネジ穴付きボス部46は、装飾用基材40の裏面の下方側の箇所に、横方向に並べて備えられている。
4個の鉤状係合部47は、鉤部分が下向きとなる姿勢で、長方形の4箇所の角部に分散配置された状態で備えられている。
3個の引っ掛け部48は、下向きの鉤状部分を備えた形状で、装飾用基材40の裏面の上端縁部に沿って並べて備えられている。
孔付突起部49は、孔が上下方向に貫通する姿勢で、装飾用基材40の裏面の下端縁部の略中央に備えられている。
図5に示すように、固定用台部50には、装飾用基材40の2個のネジ穴付きボス部46を各別に挿通可能な2個のボス挿通開口51、4個の鉤状係合部47を各別に係合可能な4個の係合窓52、3個の引っ掛け部48を各別に係合可能な3個の下向き凹部53、及び、孔付突起部49を挿通可能な固定孔54が設けられている。
そして、装飾用基材40を、2個のネジ穴付きボス部46を2個のボス挿通開口51に各別に挿通し、4個の鉤状係合部47を4個の係合窓52に各別に挿通し、及び、孔付突起部49を固定孔54に挿通した状態で、固定用台部50の前面に当て付けて配置する。そして、装飾用基材40を下方に移動させると、4個の鉤状係合部47が4個の係合窓52の開口部の下端縁部に各別に嵌まり込み、3個の引っ掛け部48が3個の下向き凹部53に各別に嵌まり込んで、装飾用基材40が、固定用台部50の前面に、所定位置に位置決めされる。
2枚の反射シート60は、夫々、固定用台部50の前面に貼着され、下方側反射シート60dには、固定用台部50の2個のボス挿通開口51に各別に合わさる2個のボス挿通開口61、及び、4個の係合窓52のうちの下方の2個の係合窓52を各別に臨ませる2個の切り欠き62が設けられている。
ちなみに、固定用台部50の上方の2個の係合窓52は、上方側反射シート60tと下方側反射シート60dとの間に形成される隙間に臨まされる。
図4及び図6に示すように、固定部材70は、軸芯が基材厚さ方向Yに沿う形態の有底筒状部71の開口縁部に、その有底筒状部71の軸心方向に直交する方向、即ち、基材面方向Xに張り出す延出部72を備えた形状に構成され、有底筒状部71の底部には、ネジ挿通孔73が設けられている。
この固定部材70の有底筒状部71には、装飾用基材40のネジ穴付きボス部46を挿通可能であり、この固定部材70をその有底筒状部71に装飾用基材40のネジ穴付きボス部46を挿通させた状態で配置すると、固定部材70の延出部72の前面が固定用台部50の裏面に当接可能となるように構成されている。
次に、図5及び図6に基づいて、装飾構造Dを構成する各部材を組み付ける手順について、説明する。
先ず、2枚の装飾部材連結体300を、夫々の複数の位置決め孔34に、装飾用基材40の裏面の複数の位置決め用突起45を各別に挿通させて、装飾用基材40の裏面に当接させた状態で配設する。すると、2枚の装飾部材連結体300が、夫々の複数の装飾部材30の本体部31が装飾用基材40の複数の装飾部材挿通孔43に各別に挿通された状態で、装飾用基材40の裏面に位置決めされる。
又、固定用台部50の前面に、2枚の反射シート60を、夫々に対応する位置に位置決めして貼着する。
次いで、裏面に2枚の装飾部材連結体300が位置決めされた装飾用基材40を、その2個のネジ穴付きボス部46を2個のボス挿通開口51に各別に挿通し、4個の鉤状係合部47を4個の係合窓52に各別に挿通し、及び、孔付突起部49を固定孔54に挿通した状態で、固定用台部50の前面に当て付けて配置する。そして、装飾用基材40を下方に移動させると、4個の鉤状係合部47が4個の係合窓52の開口部の下端縁部に各別に嵌まり込み、3個の引っ掛け部48が3個の下向き凹部53に各別に嵌まり込んで、装飾用基材40が、固定用台部50の前面の所定位置に位置決めされる。
次いで、2個の固定部材70夫々を、固定用台部50の裏面側から、夫々の有底筒状部71に装飾用基材40のネジ穴付きボス部46を挿通させた形態で配設する。
そして、ネジ80(図4参照)を、固定部材70のネジ挿通孔73を通してネジ穴付きボス部46のネジ穴に締め付ける。すると、図4に示すように、固定部材70の延出部72の前面が固定用台部50の裏面に当接した状態で、2枚の装飾部材連結体300夫々が装飾用基材40と固定用台部50とにより挟持される。
図4に示すように、上述のような装飾構造Dによると、装飾部材30の本体部31を装飾用基材40の装飾部材挿通孔43に挿通させて、装飾部材30を装飾用基材40の凹部41内に配置させた状態では、装飾部材30における基材厚さ方向Yの頂部30t側の一部分(即ち、本体部31の頂部側の一部分)が、基材厚さ方向Yにおける凹部41の最も窪んだ部位41bとその凹部41の周囲の四角台状凸部44における最も突出した部位44tとの間に位置している、換言すれば、装飾部材30の頂部30tが、その装飾部材30が配置された凹部41の周囲の四角台状凸部44における最も突出した部位44tよりも低くなっている。従って、装飾用基材40の表面に手指や他物が接触しても、手指や他物が装飾部材30に接触するのを十分に抑制することができるので、装飾部材30が欠けたり脱落したりするのを十分に抑制することができる。
又、装飾部材30を装飾用基材40の凹部41内に配置させた状態では、装飾部材30における基材厚さ方向Yの頂部30t側の一部分(即ち、本体部31の頂部側の一部分)が、基材厚さ方向Yにおける断面視で凹凸状表面42に対して離間している、即ち、本体部31の頂部側の一部分の外表面が全周にわたって凹凸状表面42から離間している。しかも、凹部41は、基材厚さ方向Yにおいて装飾用基材40の表面側ほど拡がる形態である。従って、凹部41内に光が入り易く、又、装飾部材30における凹凸状表面42から離間している本体部41の頂部側の一部分が光を受け易いため、装飾部材30の輝きを増大させることができるので、装飾性を高めることができる。
更に、装飾部材30を装飾用基材40の凹部41内に配置させる際、装飾部材30の頂部30tがその装飾部材30が配置された凹部41の周囲の四角台状凸部44における最も突出した部位44tよりも低くなる条件で、装飾部材30を装飾用基材40の凹部41内に配置させるので、凹部41の最も窪んだ部位41bに対する周囲の四角台状凸部44における最も突出した部位44tの高さに制約をなくすことができる。
そこで、装飾用基材40の表面に、例えば、上述のように複数の四角台状凸部44を格子状に形成する形態で、装飾用基材40の表面に、高低差が比較的大きい装飾用の凹凸を格子状に設けことができる。そして、各凹部41内に装飾部材30を配置するので、装飾性を一段と向上することができる。
〔別実施形態〕
(A)装飾部材30を装飾用基材40の凹部41内に配置させるに当たって、その配置形態(固着構成、配置位置等)は、上記の実施形態に例示した配置形態に限定されるものではない。
(A−1)例えば、上記の実施形態では、装飾用基材40の凹部41の最も窪んだ部位41bに、基材厚さ方向Yに貫通する装飾部材挿通孔43が設けられ、本体部31と張り出し部32とを備えた装飾部材30が、本体部31が装飾用基材40の裏面側から装飾部材挿通孔43に挿通され、且つ、張り出し部32が装飾用基材40の裏面側と固定用台部50との間で挟持された固着構成とした。これに代えて、図7に示すように、装飾部材30を装飾用基材40の凹部41の最も窪んだ部位41bに接着材により接着する固着構成としても良い。この場合、凹部41の最も窪んだ部位41bに、上記の実施形態の如き装飾部材挿通孔43は設けず、代わりに、底面が平面状の窪み部41cを設け、この窪み部41c内に、装飾部材30を接着材により接着した状態で配置する。又、装飾部材30は、上記の実施形態の如き本体部31のみからなる形状とする。
尚、図7に示す別実施形態では、装飾部材30において、凹部41の最も窪んだ部位41bとその凹部41の周囲の四角台状凸部44の最も突出した部位44tとの間に位置する一部分は、図7において、凹部41の最も窪んだ部位41bから装飾用基材40の表面側の部分である。
(A−2)これと同様に、装飾部材30を、上記の実施形態の如き本体部31のみからなる形状として、図8に示すように、装飾部材30を、装飾部材挿通孔43内に配置した状態で、装飾用基材40の裏面側の固定用台部50に接着する固着構成としても良い。この場合も、装飾部材挿通孔43は、装飾用基材40の凹部41の最も窪んだ部位41bに設けられている。尚、図8に示す別実施形態でも、装飾部材30において、凹部41の最も窪んだ部位41bとその凹部41の周囲の四角台状凸部44の最も突出した部位44tとの間に位置する一部分は、図8において、凹部41の最も窪んだ部位41bから装飾用基材40の表面側の部分である。
(A−3)又、凹部41の最も窪んだ部位41bに、装飾部材挿通孔43を設ける場合に、上記の実施形態では、図4に示すように、装飾用基材40の凹凸状表面42を、装飾部材挿通孔43の開口縁が凹部41の最も窪んだ部位41bよりも高い部位に位置する状態となる形態で形成したが、図9に示すように、装飾用基材40の凹凸状表面42を、装飾部材挿通孔43の開口縁が凹部41の最も窪んだ部位41bに位置するように形成しても良い。
この場合、上記の実施形態と同様に、装飾部材30を、その本体部31が装飾用基材40の装飾部材挿通孔43に装飾用基材40の裏面側から挿通され、且つ、その張り出し部32が装飾用基材40の裏面に当て付けられた状態で配設すると、本体部31の全体を、基材厚さ方向Yにおける凹部41の最も窪んだ部位41bとその凹部41の周囲の四角台状凸部44における最も突出した部位44tとの間に位置させ、且つ、基材厚さ方向Yにおける断面視で凹凸状表面42に対して離間させてなるように構成される。
(A−4)又、上記の実施形態では、装飾部材30を、装飾用基材40の凹部41の最も窪んだ部位41bに配置したが、図10に示すように、最も窪んだ部位41bに配置しなくても良い。この場合、装飾部材30の固着構成は、図10に示すように、図7に示す別実施形態と同様に、接着材により接着する固着構成としても良いし、図示を省略するが、上記の実施形態と同様の固着構成としても良い。尚、図10に示す別実施形態では、凹部41において、最も窪んだ部位41bよりも高い部位に、底面が平面状の窪み部41cを設け、この窪み部41c内に、装飾部材30が接着材により接着した状態で配置する。
(A−5)上記の実施形態では、複数の四角台状凸部44が格子状に並ぶ格子の各格子点Pに、装飾部材30を配置したが、各格子点P以外の箇所、例えば、格子の対角に位置する格子点Pを結ぶ対角線に対応する稜線上に、装飾部材30を配置しても良い。
(B)装飾用基材40の表面に複数の装飾部材30を配置するに際し、その配置数や配置形態は、上記の実施形態の如き配置数や配置形態に限定されるものではない。例えば、複数の装飾部材30を、所定の図形を描く如き形態で配置しても良い。この場合、複数の凹部41は、複数の装飾部材30の配置形態に対応した配置形態で設けることになる。
又、装飾用基材40の表面に格子状に凹凸を設けるに当たって、基材厚さ方向Y視での四角台状凸部44の形状は、上記の実施形態のように正方形状に限定されるものではなく、平行四辺形や菱形形状でも良い。
(C)1枚の装飾用基材40に対する装飾部材連結体300の配置枚数や配置形態は、上記の実施形態の如き配置枚数や配置形態に限定されるものではない。
例えば、1枚の装飾用基材40に対する装飾部材連結体300の配置枚数は、上記の実施形態では、2枚としたが、1枚でも3枚以上でも良い。
又、1枚の装飾用基材40に対して複数枚の装飾部材連結体300を設けるに当たって、上記の実施形態では、装飾部材連結体300の形状を同一としたが、異ならせても良い。
(D)装飾部材30において、基材厚さ方向Yにおける凹部41の最も窪んだ部位41bとその凹部41の周囲の四角台状凸部44における最も突出した部位44tとの間に位置させる頂部30t側の部分(上記の実施形態では、本体部31)の外形形状は、上記の実施形態の如き、概略円錐台状に限定されるものではなく、例えば、三角錐台状や、四角錐台状でもよい。
(E)凹部41の形状は、上記の実施形態の如き形状に限定されるものではなく、例えば、漏斗状の如き形状でもよい。
(F)装飾部材30の厚さ方向における頂部30t側とは反対側の端面に、蒸着等により薄膜状の反射膜を形成して、この反射膜により反射部を構成しても良い。
又、装飾部材30における頂部30t側とは反対側の端面に反射部を設けるに当たって、上記の実施形態では、装飾部材連結体300の裏面全体にわたって設けたが、装飾部材30における頂部30t側とは反対側の端面において、本体部31に対応する部分のみに設けても良い。
(G)本発明を適用した装飾構造Dは、上記の実施形態で例示した加湿器H以外に、種々の家電機器、例えば、電気ケトル、電気ポット等の外郭に配設することができる。
又、本発明を適用した装飾構造Dを外郭に配設可能な装飾対象物の例としては、上記の実施形態で例示した家電機器(具体的には、加湿器H)に限定されるものではなく、マグボトル等の飲料用容器、携帯電話等が挙げられる。
尚、上記の実施形態(別実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、又、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
以上説明したように、装飾部材が欠けたり脱落するのを抑制しながら、装飾性を向上し得る装飾構造、及び、その装飾構造が配設された家電機器を提供することができる。
30 装飾部材
31 本体部
32 張り出し部
30t 頂部
40 装飾用基材
41 凹部
41b 最も窪んだ部位
42 凹凸状表面
43 装飾部材挿通孔
44 四角台状凸部(凸部)
44t 最も突出した部位
50 固定用台部
60 反射シート(反射部)
300 装飾部材連結体
D 装飾構造
H 加湿器(家電機器)
P 格子点

Claims (7)

  1. 光透過性の装飾部材が、装飾対象物の外郭の少なくとも一部を構成する装飾用基材の表面に露出する状態で、当該装飾用基材に配置されてなる装飾構造であって、
    前記装飾用基材の表面が凹凸状に形成され、
    当該装飾用基材の凹凸状表面に形成される凹部が、前記装飾用基材の厚さ方向である基材厚さ方向において前記装飾用基材の表面側ほど拡がる形態に形成され、
    前記装飾部材を前記凹部内に配置させた状態で、前記基材厚さ方向における前記装飾部材の少なくとも頂部側の一部分を、前記基材厚さ方向における前記凹部の最も窪んだ部位と当該凹部の周囲の凸部における最も突出した部位との間に位置させ、且つ、前記基材厚さ方向における断面視で前記凹凸状表面に対して離間させてなる装飾構造。
  2. 前記装飾部材を、前記凹部の前記最も窪んだ部位に配置させてなる請求項1に記載の装飾構造。
  3. 前記凹部における前記最も窪んだ部位に、前記基材厚さ方向に貫通する装飾部材挿通孔が設けられ、
    前記装飾部材が、前記装飾用基材の裏面側から前記装飾部材挿通孔に挿通される本体部と、当該本体部の基端部から前記基材厚さ方向に交差する方向に張り出す張り出し部とを備えて構成され、
    前記装飾部材が、前記本体部が前記装飾用基材の裏面側から前記装飾部材挿通孔に挿通され、且つ、前記張り出し部が前記装飾用基材の裏面側と固定用台部との間で挟持された状態で、前記装飾用基材に配置されてなる請求項1又は2に記載の装飾構造。
  4. 前記凹部が前記凹凸状表面に複数形成され、複数の前記凹部夫々における前記最も窪んだ部位に、前記装飾部材挿通孔が設けられ、
    複数の前記本体部が複数の前記装飾部材挿通孔に各別に挿通可能に配置された状態で、複数の前記本体部における前記張り出し部の夫々が連結されることにより、複数の前記凹部に対応する複数の前記装飾部材が一体的に連結されて、装飾部材連結体が構成されている請求項3に記載の装飾構造。
  5. 複数の前記凸部が、前記凹凸状表面に格子状に形成され、
    格子の各格子目に形成される各凸部の表面が、当該格子目の対角に位置する格子点同士の間において、当該格子点同士の中央で前記基材厚さ方向の表面側に最も膨出するように形成され、
    複数の前記凹部が、夫々が前記格子の各格子点の周囲に位置する4つの前記凸部により形成される形態で、前記凹凸状表面に格子状に形成されている請求項4に記載の装飾構造。
  6. 前記装飾部材の前記基材厚さ方向における頂部側とは反対側の端面に、光を反射する反射部が設けられている請求項1〜5のいずれか1項に記載の装飾構造。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の装飾構造が、前記外殻の少なくとも一部に配設されている前記装飾対象物としての家電機器。
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