JP2014226569A - マイクロプレート蓋体 - Google Patents

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瞬 山川
Shun Yamakawa
瞬 山川
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

【課題】 異なる種類のマイクロプレートに対して汎用的に取付けられるマイクロプレート蓋体を提供する。
【解決手段】 表面に複数のウェル穴12が形成されたマイクロプレート10を保護する蓋体20であって、前記マイクロプレート10の前記表面を被う天板部21と、前記天板部21の1面に設けられ、前記複数のウェル穴12の一部に係合される少なくとも1つの位置決め部23と、を備える。前記位置決め部23は、縦横に配置される前記複数のウェル穴12のうち四隅の各ウェル穴12に係合するように位置する。前記位置決め部23は、横断面が矩形又は円形の突起体で形成される。
【選択図】図4

Description

本発明は、マイクロプレートを保護する蓋体に関する。
マイクロプレートは、表面に複数のウェル穴が形成された平板材からなり、各ウェル穴を試験管あるいはシャーレとして用いる実験・検査器具である。
そして、該ウェル穴に試料を滴下した後に、たとえば試料を汚染から保護するため、マイクロプレートの表面をウェル穴ごと被う蓋体(この明細書においてマイクロプレート蓋体と称する場合がある)を取り付ける場合がある。
下記特許文献1は、複数のマイクロプレートを多段に配置させる際に、各マイクロプレートの間に介在させるアダプタを蓋体として兼用させている記載がある。
該アダプタは、マイクロプレートの上部外形に嵌合する形状の凹部がアダプタ(蓋体)の底面に形成され、該凹部をマイクロプレートの位置決め手段として機能させている。
特開平8−1044号公報
特許文献1の蓋体は、上述したように、マイクロプレートの上部外形に嵌合する形状の凹部を形成することによって、位置決め構造を備えたものとなっている。
このため、該蓋体は、特定の種類のマイクロプレートに対してのみ用いられる構造となっていた。
しかし、近年、マイクロプレートは、そのウェル穴が、たとえば、96、384、又は1536というように、多種類に及んでおり、それらに取り付ける蓋体もマイクロプレートの数に応じて異なったものを必要とするものとなる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、異なる種類のマイクロプレートに対して汎用的に取付けられるマイクロプレート蓋体を提供することにある。
本発明は、以下の構成によって把握される。
(1)本発明のマイクロプレート蓋体は、表面に複数のウェル穴が形成されたマイクロプレートを保護する蓋体であって、前記マイクロプレートの前記表面を被う天板部と、前記天板部の1面に設けられ、前記複数のウェル穴の一部に係合される少なくとも1つの位置決め部と、を備えることを特徴とする。
(2)本発明のマイクロプレート蓋体は、(1)の構成において、前記位置決め部は、縦横に配置される前記複数のウェル穴のうち四隅の各ウェル穴に係合するように位置する、ことを特徴とする。
(3)本発明のマイクロプレート蓋体は、(1)、(2)のいずれかの構成において、前記位置決め部は、横断面が矩形又は円形の突起体で形成される、ことを特徴とする。
(4)本発明のマイクロプレート蓋体は、(1)ないし(3)のいずれかの構成において、前記位置決め部は、径が前記ウェル穴の径に対して0.7倍から0.9倍の範囲にある、ことを特徴とする。
(5)本発明のマイクロプレート蓋体は、(1)ないし(4)のいずれかの構成において、前記蓋体は、その前記天板部の内側面が前記マイクロプレートの周側面に非接触の状態で、前記マイクロプレートに取り付けられる、ことを特徴とする。
(6)本発明のマイクロプレートは、(1)ないし(5)のいずれかの前記マイクロプレート蓋体が取り付けられることを特徴とする。
(7)本発明のマイクロプレートは、前記ウェル穴の数が96又は384であること、を特徴とする。
このように構成されたマイクロプレート蓋体によれば、異なる種類のマイクロプレートに対して汎用的に取付けることができるようになる。
本発明のマイクロプレート蓋体の実施形態1を示し、該マイクロプレートとともに描いた斜視図である。 図1に示すマイクロプレート蓋体を裏面側から観た斜視図である。 本発明のマイクロプレート蓋体をマイクロプレートに取り付けた場合の斜視図である。 (a)は、図3のIV(a)−IV(a)線における断面図、(b)は(a)の1点鎖線枠の部分の拡大図である。 本発明のマイクロプレート蓋体の実施形態2を裏面側から観た斜視図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
(実施形態1)
図1は、本発明のマイクロプレートに取り付ける蓋体を示し、該マイクロプレートとともに描いた図である。
ここで、蓋体に先立ち、マイクロプレートについて説明する。
図1に示すように、マイクロプレート10は、平板材11の表面に縦横に配置された複数のウェル穴12を有して構成されている。
図1では、マイクロプレート10に形成されているウェル穴12は、たとえば384(16×24)個となっている。各ウェル穴12は試験管あるいはシャーレとして用いられるようになっている。
なお、図1では、ウェル穴12が384個のマイクロプレート10について説明したものであるが、たとえば96個のウェル穴を有するマイクロプレートであってもよい。本発明のマイクロプレート蓋体は、異なる種類のマイクロプレートに適用できるものだからである。
マイクロプレート10のウェル穴12は、その大きさ(径)、隣接する他のウェル穴12との距離が、たとえば、384個のウェル穴を有するマイクロプレート10、図示しない96個のウェル穴を有するマイクロプレートであっても、同様で、規格化されたものとなっている。
また、マイクロプレート10の表面を被って取り付けられる蓋体20がある。該蓋体20は、マイクロプレート10の平板材11よりも若干大きな面積を有する平板からなる天板部21と、この天板部21の該マイクロプレート10に対向する面の周辺に沿って形成される脚部22と、によって構成されている。
蓋体20の脚部は、後述するように、蓋体20をマイクロプレート10に取り付けた場合に、その内壁面がマイクロプレート10の平板材11の外側面との間に隙間Wを有するように形成されている(図4参照)。
そして、蓋体20には、マイクロプレート10と対向する面に、2つの位置決め部23、23’が形成されている。この位置決め部23、23’は、たとえば、横断面が矩形又は円形の突起体で形成されている(図4(a)、(b)参照)。
これら位置決め部23、23’は、蓋体20を裏側から観た斜視図である図2(a)に示すように、一方の位置決め部23は、蓋体20の天板部21の一角に設けられ、他方の位置決め部23’は、該一角と対角の関係にある他の一角に設けられている。
図3に示すように、前記各位置決め部23、23’は、該蓋体20をマイクロプレート10に取り付けた際に、それぞれ、ウェル穴12に挿入(係合)されるようになっている。
すなわち、図4(a)は、図3のIV−IV線における断面図であり、蓋体20のたとえば位置決め部23’(図示されていないが位置決め部23も同様)は、マイクロプレート10のウェル穴12に挿入(係合)されていることが判る。
図4(b)は、図4(a)の一点鎖線枠の部分を拡大して示した図である。この場合、図4(b)に示すように、位置決め部23’(23)は、その径φD1が、ウェル穴12の径φD0に対して、若干小さく形成され、好ましくは、0.7倍から0.9倍の範囲に設定されている。すなわち、D1=α×D0 (0.7≦α≦0.9)と表わせる。このように、位置決め部23’(23)とウェル穴12の間に若干の遊びが生じるようになっている。0.7倍以上であれば、位置決め部23’(23)とウェル穴12とのガタツキが、過度に大きくなって、ハンドリングや処理の途中で蓋体が外れ易かったり、精度の良い位置決めができなくなったりすることを防止できる。また、0.9倍以下であれば、位置決め部が複数あっても蓋体20とマイクロプレート10とのスムーズな係合が可能とできる。
この場合、蓋体20の脚部22は、図4(a)に示すように、その内壁面22Aがマイクロプレート10の平板材11の外側面11Aとの間に間隙Wを有するように形成されているため、蓋体20をマイクロプレート10に取り付ける場合、その位置決めは、従来のように蓋体20の内壁面22Aとマイクロプレート10の外側面11Aとの当接による嵌合ではなく、ウェル穴12への位置決め部23’(23)の挿入による嵌合によってなされるようになっている。
このように構成したマイクロプレート蓋体20は、その位置決め部23が、マイクロプレート10の規格化されたウェル穴12に係合するため、図1に示した位置に対して、180°回転させた状態であっても、該マイクロプレート10に取り付けることができるようになる。
また、マイクロプレート蓋体20は、384個のウェル穴を有するマイクロプレート10に取り付ける場合に限定されず、たとえば、96個のウェル穴を有するマイクロプレートにも取り付けるようにできる。そして、この場合においても、マイクロプレート蓋体20を一方向のみに向けて取り付けるだけでなく、180°回転させた状態でも同様に取り付けることができるようになる。
このようなことから、本発明によるマイクロプレート筐体によれば、異なる種類のマイクロプレートに対して汎用的に取付けることができるようになる。
(実施形態2)
実施形態1では、図2に示すように、蓋体20に形成する位置決め部23は、2個としたものである。しかし、これに限定されることはなく、図5に示すように、蓋体20の四隅のそれぞれに1個ずつ合計4個の位置決め部23を設けるようにしてもよい。この場合、それぞれの位置決め部23は、縦横に配置されるマイクロプレート10のウェル穴12のうち四隅の各ウェル穴12に挿入(係合)するようになる。
このような趣旨から、蓋体20に設ける位置決め部23は、上述した数に限定されることはなく、1個、3個、あるいは5個以上であってもよいことはいうまでもない。
(実施形態3)
実施形態1、2では、蓋体20は、その天板部21の周辺に脚部22が設けられたものとなっている。しかし、これに限定されることはなく、該脚部22は設けられていなくてもよい。脚部22が設けられていなくても、同様の効果を奏するからである。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。例えば、蓋体に設けられる位置決め部は、天板部の内面と外面のそれぞれに突出するように形成することもできる。この場合、2つのマイクロプレートを1つの蓋体で位置決めすることなどができる。
また、その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10……マイクロプレート、
11……平板材、
11A……外側面、
12……ウェル穴、
20……蓋体、
21……天板部、
22……脚部、
22A……内側面、
23……位置決め部。

Claims (7)

  1. 表面に複数のウェル穴が形成されたマイクロプレートを保護する蓋体であって、
    前記マイクロプレートの前記表面を被う天板部と、
    前記天板部の1面に設けられ、前記複数のウェル穴の一部に係合される少なくとも1つの位置決め部と、
    を備えることを特徴とするマイクロプレート蓋体。
  2. 前記位置決め部は、
    縦横に配置される前記複数のウェル穴のうち四隅の各ウェル穴に係合するように位置する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のマイクロプレート蓋体。
  3. 前記位置決め部は、
    横断面が矩形又は円形の突起体で形成される、
    ことを特徴とする請求項1、2のいずれかに記載のマイクロプレート蓋体。
  4. 前記位置決め部は、
    径が前記ウェル穴の径に対して0.7倍から0.9倍の範囲にある、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のマイクロプレート蓋体。
  5. 前記蓋体は、
    その前記天板部の内側面が前記マイクロプレートの周側面に非接触の状態で、
    前記マイクロプレートに取り付けられる、
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のマイクロプレート蓋体。
  6. 請求項1ないし5のいずれかの前記マイクロプレート蓋体が取り付けられることを特徴とするマイクロプレート。
  7. 前記ウェル穴は、その数が96又は384であること、
    を特徴とする請求項6に記載のマイクロプレート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016130136A (ja) * 2015-01-14 2016-07-21 信越ポリマー株式会社 基板収納容器の梱包体

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