JP2014225781A - 受信装置、受信方法、およびそのプログラム - Google Patents

受信装置、受信方法、およびそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】イメージセンサで撮影した画像の解像度が低い場合であっても、復号誤差を小さくできる受信装置、受信方法、及びそのプログラムを提供する。【解決手段】受信装置は、送信装置と可視光通信をする。受信装置は、Mを2以上の整数とし、送信装置のM個の可視光源から出力された光をイメージセンサにより電気信号に変換して得られる画像に含まれる複数の画素をそれぞれM個の可視光源に対応するM個のクラスタに分類する画像処理部と、M個のクラスタの各々のエネルギーに基づいて、M個の可視光源から出力された光に対応する信号を復号する復号部と、を含み、画像処理部は、M個のクラスタの各々について、所定フレーム数の前記複数の画像の各々について計算される当該クラスタのエネルギーの分散が最大になるように、複数の画素をそれぞれM個のクラスタに分類する。【選択図】図3

Description

本発明は可視光通信技術に関する。特に、送信装置と可視光通信をする受信装置、受信方法、及びそのプログラムに関する。
可視光通信は、目に見える可視光を利用して通信を行う技術である。2007年に電子情報技術産業協会(JEITA)で可視光通信システムの標準規格(CP−1221)が規格化されて以降、この規格に基づく可視光通信システムや可視光通信デバイスが提案されてきた。
非特許文献1では、複数個の可視光源を送信装置とし、1個のイメージセンサを受信装置として可視光通信を行う構成が提案されている。この構成では、図1のように、送信装置91が、時刻tにおけるディジタル情報であるバイナリ信号x(t)に対応して可視光源911−kから出力される光の輝度を調整して出力することにより、バイナリ信号x(t)を送信する。ただし、k=1,2,…,Mであり、Mは可視光源の総数である。なお、一つの可視光源911−kに一つのバイナリ信号x(t)を対応させることにより、可視光源911−kから出力される光の輝度を独立に調整しても良いし(図1参照)、N個の可視光源に一つのディジタル情報を対応させ、N個の可視光源から出力される光の輝度をまとめて調整しても良い。ただし、Nは2以上M以下の整数である。また、M個の可視光源911−kはバラバラに(疎に)配置されても良いし、整列して配置されても良い。さらに、その配置は静的(固定)であっても動的(可動)であっても良い。
受信装置80は、カメラ81と復号部82を含み、カメラ81は、イメージセンサ811とレンズ812とを有する。レンズ812は、光を集め、イメージセンサ811に像を結ぶ。イメージセンサ811は、伝送されてくる光を電気信号に変換し、電気信号からなる画像として取得(撮影)する。復号部82は、取得した画像からM個の可視光源911−kから出力された光の強度を推定し、推定した値を用いて元のバイナリ信号x(t)を復号し、復号結果x’(t)を取得し、出力する。
S. Arai, S. Mase, T. Yamasato, T. Yendo, T. Fuji, M. tanimoto, T. kindono, Y. Kimura, and Y. ninomiya, " Experimental on Hierarchical Transmission Scheme for Visible Light Communication using LED Traffic Light and High-Speed Camera", in Proc. 66th IEEE Vehicular Technology Conference, 2007, pp. 2174-2178.
一般に、カメラと撮影対象物との距離が遠くなるほど、撮影画像における撮影対象物の大きさは小さくなる。つまり、送信装置91の可視光源911−kと受信装置80のイメージセンサ811との距離が遠くなるほど、イメージセンサ811の解像度が不足して撮影される可視光源911−kの画像が不明瞭になる。そのため、イメージセンサ811で取得した画像から、各可視光源911−kを判別することが困難になる。図2にM=16個の可視光源911−kをイメージセンサ811で撮影した画像の例を示す。なお、画像の画素(ピクセル)数は26×5=130である。イメージセンサ811の解像度が不足することで、可視光源911−kの光と可視光源911−k’の光とが重なって、各々の境界が不明瞭になってしまうことが分かる。ここで、k’=1,2,…,Mであり、k≠k’である。このような状況下において、非特許文献1の方法では、取得した画像から各可視光源911−kに対応する画素を正しく判別することができない。その結果、正しい復号結果x’(t)を得ることができない。つまり、伝送距離が長くなるほど、復号結果x’(t)には多くの誤差が含まれる。
本発明は、イメージセンサで撮影した画像の解像度が低い場合であっても、復号誤差を小さくできる受信装置、受信方法、及びそのプログラムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様によれば、受信装置は、送信装置と可視光通信をする。受信装置は、Mを2以上の整数とし、送信装置のM個の可視光源から出力された光をイメージセンサにより電気信号に変換して得られる画像に含まれる複数の画素をそれぞれM個の可視光源に対応するM個のクラスタに分類する画像処理部と、M個のクラスタの各々のエネルギーに基づいて、M個の可視光源から出力された光に対応する信号を復号する復号部と、を含み、画像処理部は、M個のクラスタの各々について、所定フレーム数の前記複数の画像の各々について計算される当該クラスタのエネルギーの分散が最大になるように、複数の画素をそれぞれM個のクラスタに分類する。
上記の課題を解決するために、本発明の他の態様によれば、受信方法は、送信装置と可視光通信をするための受信方法である。受信方法は、Mを2以上の整数とし、送信装置のM個の可視光源から出力された光をイメージセンサにより電気信号に変換して得られる画像に含まれる複数の画素をそれぞれM個の可視光源に対応するM個のクラスタに分類する画像処理ステップと、M個のクラスタの各々のエネルギーに基づいて、M個の可視光源から出力された光に対応する信号を復号する復号ステップと、を含み、画像処理ステップは、M個のクラスタの各々について、所定フレーム数の前記複数の画像の各々について計算される当該クラスタのエネルギーの分散が最大になるように、複数の画素をそれぞれM個のクラスタに分類する。
本発明は、イメージセンサで撮影した画像の解像度が低い場合であっても、復号誤差を小さくできるという効果を奏する。
従来技術の可視光通信システムの構成を示す図。 可視光源をイメージセンサで撮影した画像の例を示す図。 第一実施形態に係る受信装置の機能ブロック図。 第一実施形態に係る受信装置の処理フローを示す図。 第一実施形態に係る可視光通信システムの概略を説明するための図。 閾値thrの設定方法を説明するための図。 第一実施形態に係る画像処理部の機能ブロック図。 第一実施形態に係る画像処理部の処理フローを示す図。 クラスタリング部122の機能ブロック図。 図10Aはイメージセンサで取得した画像の例を示す図であり、図10Bはクラスタリング結果を付与された画像の例を示す図。 第一実施形態に係る受信装置により信号を復号した時の実験結果を示す図。 図11に係る実験のセッティングを表す図。 各可視光源からの光の輝度を閾値で識別したときのビットエラーレート(BER)を表す図。 画像処理部においてクラスタの更新を行う前後の各クラスタのエネルギーのヒストグラムを示す図。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の説明に用いる図面では、同じ機能を持つ構成部や同じ処理を行うステップには同一の符号を記し、重複説明を省略する。また、ベクトルや行列の各要素単位で行われる処理は、特に断りが無い限り、そのベクトルやその行列の全ての要素に対して適用されるものとする。
<第一実施形態に係る受信装置10>
図3は第一実施形態に係る受信装置10の機能ブロック図を、図4はその処理フローを示す。受信装置10は、イメージセンサ11と、画像処理部12と、復号部13とを含む。
図5を用いて、可視光通信システム1の概略を説明する。可視光通信システム1は受信装置10と送信装置70とを含む。
まず、送信装置70は、時刻t毎にM個のバイナリ信号(ディジタル情報)x(t),x(t),…,x(t)をM個の可視光源L,L,…,Lを使って送信する。例えば、バイナリ信号x(t)が1のときに可視光源Lを発光させ、バイナリ信号x(t)が0のときに可視光源Lを発光させないようにすることで、バイナリ信号x(t)を送信する。
<イメージセンサ11>
受信装置10のイメージセンサ11は、M個の可視光源Lからそれぞれ出力された光y(t)を取り込み、これを電気信号に変換し、電気信号からなる画像として取得(撮影)し(s1)、撮影されたフレームtにおける画像S(t)、つまり、画素信号(すなわち、画素の輝度を表す信号)の系列S(t)={s(t),s(t),…,s(t)}を出力する。ここで、Nはイメージセンサ11及び画像の画素数である。イメージセンサ11は、例えばフォトダイオード、フォトトランジスタ、フォトレジスタ等のフォトセンサからなるアレイ、もしくは、CCDやCMOSなどのイメージセンサである。イメージセンサ11からの出力である画像(画素信号の系列s(t),s(t),…,s(t))は、ディジタル化された輝度画像、例えば、B bitのグレースケール画像(B>0)である。
<画像処理部12>
画像処理部12は、画素信号の系列S(t)={s(t),s(t),…,s(t)}を受け取り、画素nをそれぞれM個の可視光源Lに対応するM個のクラスタCのいずれかに分類し(s2)、出力する。ここで、画素信号の系列S(t)={s(t),s(t),…,s(t)}を所定時間区間Tだけ蓄積し、画素n毎の時系列sにしたものを画素信号の時系列という。画素信号の時系列は、所定時間区間に含まれる複数のフレームの画像の画素信号の系列からなるものとする。つまり、s=(s(1),…,s(t),…,s(T))とする。ここで、上付きは転置を表し、s(t)は、フレームtの画像のインデックスnに対応する画素信号(n番目の画素の画素信号)を表す。なお、分類する際には、画素間の空間的な距離と画素間の輝度の相関度合いに基づいて、各クラスタCのエネルギーgの分散が最大化されるように、各画素nの所属するクラスタCを決定する。また、画像処理部12は、各クラスタCに対応する信号を識別するための閾値thrを設定する。ただし、nは、画素のインデックスであり、n=1,2,…,Nである。画像処理部12における処理の詳細は後述する。
<復号部13>
復号部13は、クラスタC,C,…,C及び画素信号の時系列s,s,…,sから得られる集合S’(なお、集合S’は、画像に含まれる画素信号の時系列s,s,…,sから可視光源Lからの情報と関連しない画素信号(ノイズ画素信号)を除いた画素信号の集合である)を受け取り、M個のクラスタCの各々のエネルギーgに基づいて、M個の可視光源Lから出力された光y=(y(1),…,y(t),…,y(T))に対応する信号(送信情報であるバイナリ信号x=(x(1),…,x(t),…,x(T)))を復号し(s3)、復号結果x’=(x’(1),…,x’(t),…,x’(T))を出力する。この処理は、従来技術と同じである。例えば、フレームtの画像の画素信号の系列S(t)={s(t),s(t),…,s(t)}から計算されるクラスタCのエネルギーg(t)を計算し、このエネルギーg(t)が所定の閾値thr以上であればk番目の可視光源Lから送信されたディジタル信号の復号結果x’(t)を1とし、画像処理部12で設定された閾値thrより小さい場合は復号結果x’(t)を0とする。ここで、クラスタCのエネルギーg(t)としては、例えば、クラスタC(t)に含まれる画素信号s(t)の総和、すなわち、
を用いることができる。これ以外にも、クラスタCに含まれる画素iの輝度を統合した値に対応する値であれば何でも良い。なお、iはクラスタCに含まれる画素のインデックスである。
<画像処理部12の詳細>
図7は画像処理部12の機能ブロック図を、図8はその処理フローを示す。画像処理部12は、初期化部121と、クラスタリング部122と、重心更新部123と、反復処理部124とを含む。
〔初期化部121〕
初期化部121は、画素信号の系列S(t)={s(t),s(t),…,s(t)}を受け取り、画像に含まれる画素信号の時系列s,s,…,sから可視光源Lからの情報と関連しない画素信号(ノイズ画素信号)を除いた画素信号のインデックスの集合S’を生成し(s121a)、出力する。集合S’に含まれる画素信号の画素を表すインデックスをjとする。次に、初期化部121は、画素jごとに、画素jの座標u(j)とクラスタCの重心αとの距離が最小となるクラスタCに画素jを分類し、分類の結果をクラスタCの初期値として出力する(s121c)。なお、可視光源L及びクラスタCの個数であるMは予め与えられるものとする。
具体的には、すべてのt=1,…,Tについて、画素信号s(t)のパワーP(s(t))が予め定めたノイズ画素信号のパワーP(ζ)よりも大きい画素信号s(t)のインデックスの集合S’を生成する。ここで、ノイズ画素信号のパワーP(ζ)は、受信装置10を使用する環境に応じて予め計測するなどして設定しておけばよい。
次に、集合S’に含まれる各画素信号のインデックスjについて、予め定めた各クラスタCの重心αと画素jの位置(座標u(j))との距離d(j,k)が最小となるクラスタCにインデックスjの画素が所属するように、インデックスjをクラスタリングする。つまり、
を満たすmに対応するクラスタCにインデックスjを所属させる。つまり、j∈Cとする。ここで、距離d(j,k)には、例えば以下のユークリッド距離を用いる。
ここで、u(j)={u(j,1),u(j,2),…,u(j,n)}とする。重心αはu(j)と同じ座標系の座標で表現されるものとし、α={α(1),α(2),…,α(n)}である。重心αの初期値は適当な値を設定しておけばよい。例えば、画像が2次元配列の場合、座標u(j)のx座標の値をx(s)、y座標の値をy(s)とし,重心αのx座標の値をx(α),y座標の値をy(α)とすると、
である。
〔クラスタリング部122〕
クラスタリング部122は、集合S’とM個のクラスタCのM個の重心αとを受け取り、各クラスタCのエネルギーgが最大化される基準に基づいて、集合S’に含まれる各画素信号sの画素jをM個のクラスタCにクラスタリングし、このクラスタCを出力する。
図9は、クラスタリング部122の機能ブロック図を示す。クラスタリング部122は、画素選択部122aと、クラスタ更新部122bと、終了判定部122cとを含み、以下の処理によりクラスタリングを行う。
(画素選択部122a)
画素選択部122aは、集合S’を受け取り、集合S’の中から、まだ選択していない画素信号を1つ選択し(s122a)、出力する。このとき選択した画素信号の画素のインデックスをj’とし、j’∈S’として説明する。
(クラスタ更新部122b)
クラスタ更新部122bは、集合S’と画素信号sj’とM個の重心αとを受け取り、各クラスタCのエネルギーgの分散が最大化されるように、各画素j’の所属するクラスタCを更新する。まず、クラスタ更新部122bは、所定時間区間に含まれる各フレームtの画像について、式(1)により、クラスタCの初期値または一つ前の反復処理において更新したクラスタCのエネルギーg(t)を計算する(s122b−1)。
クラスタCのエネルギーgとは、所定時間区間に含まれる各フレーム毎のクラスタCkのエネルギーを並べたベクトル、すなわちg=(g(1),…,g(T))である。
次に、クラスタ更新部122bは、画素信号のインデックスj’が所属しているクラスタCのエネルギーgの分散σ(g)が、クラスタCから画素信号sj’を除いたときのクラスタC’(C’=C\{sj’}、ただしA\Bは集合Aから集合Bを除いた差集合を表す)のエネルギーg =g−sj’の分散σ(g )よりも大きくなるように、画素信号sj’ の所属するクラスタCを更新する(s122b−2)。
具体的には、クラスタ更新部122bは、画素信号sj’とエネルギーg との相関度cоrr(sj’,g )と、画素j’がk番目の可視光源Lからの光yに対応する画素である確率の推定値(wj’(α,r))とに基づいて、画素j’の所属するクラスタCを更新する。すなわち、
を満たすm’に対応するクラスタCm’に画素j’を所属させる(つまり、j’∈Cm’)。ここで、
である。なお、rは送信装置70のk番目の可視光源Lから出力された(伝送されてくる)光の、イメージセンサ11で取得した画像上での大きさ(例えば、半径)の推定値である。ρs_j’とρg_k−はそれぞれ画素信号sj’=(sj’(1),…,sj’(T))とエネルギーg =(g (1),…,g (T))の標準偏差である。ただし、下付き添え字s_j’及びg_k−はそれぞれsj’及びg を表す。cоv(sj’,g )は、画素信号sj’とエネルギーg の共分散であり、画素信号sj’とエネルギーg との間に正の相関がある(つまり、画素信号sj’が大きいほどエネルギーg も大きくなり、画素信号sj’が小さいほどエネルギーg も小さくなる関係が成り立つ)場合に正の値を取り、負の相関がある場合に負の値を取る。また、共分散cоv(sj’,g )の絶対値の大きさは正の相関(または負の相関)の度合いに対応する。つまり、cоrr(sj’,g )は、画素信号sj’とエネルギーg の相関度を表すものであり、相関度が高いことは、画素信号sj’の値が大きいほどエネルギーg の値も大きくなるという正の相関が成り立つことを意味する。相関度が高いほど、画素信号sj’をエネルギーg に対応するクラスタC’に所属させた方が、クラスタCのエネルギーgの分散が大きくなることを意味する。
また、平均をα、分散をr とするガウス分布は、送信装置70のk番目の可視光源Lから出力される信号(の輝度)の分布をガウス分布でモデル化したもの、つまり、送信装置70のk番目の可視光源Lから出力される信号(の輝度)の分布の推定値である。したがって、平均をα、分散をr とする距離d(j’,k)に関するガウス分布に対応した重みwj’(α,r)は、重心αと画素信号sj’との距離d(j’,k)が小さいほどその値が大きくなり、かつ、可視光源Lの画像中の大きさの推定値rが大きいほどその値が大きくなる。言い換えれば、画素j’がk番目の可視光源Lからの信号に対応している確率が高いほど重みwj’(α,r)が大きくなる。つまり、重みwj’(α,r)は、画素j’がk番目の可視光源Lからの光に対応している画素である確率の推定値である。
(終了判定部122c)
終了判定部122cは、集合S’と画素信号sj’とを受け取り、それまでに画素選択部122aで選択された画素j’を記憶しておき、集合S’に所属する全ての画素信号sの画素jついてクラスタリングを行ったか否か(クラスタ更新部122bにおける処理を実行したか否か)を判定し(s122c)、集合S’に所属する全ての画素信号sの画素jについてクラスタリングを行ったと判定された場合には、クラスタリング部122の処理を終了し、得られたクラスタC,C,…,Cを重心更新部123へ出力する。それ以外の場合には、画素選択部122a及びクラスタ更新部122bに処理を繰り返すように制御信号を出力する。そして、画素選択部122aへ処理を移行し、残りの画素についてクラスタリング処理を繰り返す。
〔重心更新部123〕
重心更新部は、クラスタリング部122で更新されたクラスタC,C,…,Cを受け取り、各クラスタCの重心αを更新し(s123)、出力する。例えば、次式により重心αを更新する。
ここで、IはクラスタCに所属する画素jの総数であり、uはクラスタCのi番目の画素jの座標である。
〔反復処理部124〕
反復処理部124は、クラスタCの初期値と更新後のM個のクラスタCとを受け取り、更新毎に、クラスタリング部122で更新される前のクラスタと更新後のクラスタとが異なるか否かを判定し(s124)、変化がなくなるまで、クラスタリング処理を繰り返すよう制御する。つまり、p回目のクラスタリング部122の実行により得られるクラスタをC(p)={C(p),C(p),…,C(p)}としたとき、C(p)とC(p−1)とが異なるか否かを判定し(s124)、異なる場合には、クラスタリング部122及び重心更新部123に処理を繰り返すように制御信号を出力する。C(p)とC(p−1)とが等しい場合には、C(p)={C(p),C(p),…,C(p),}をクラスタリング結果C,C,…,Cとして出力するとともに、p回目のクラスタリング部122の実行時に求めたクラスタのエネルギーgに基づいて、復号部13で用いる閾値thrを設定する。
反復処理部124で反復処理を行うことで、各クラスタCのエネルギーgの分散が最大化されるようなクラスタC,C,…,Cが得られる。
閾値thrの設定は、例えば以下のように行えば良い。エネルギーgの各要素g(1),…,g(T)について、その値の出現頻度のヒストグラムを構成し、図6のように2つのガウス分布G及びGにフィッティングさせる(これは周知の方法により実現できる)。このとき、ガウス分布Gとガウス分布Gとの交点の位置に対応するエネルギーの値を所定の閾値thrとすればよい。
ここで、画像処理部12で「各クラスタのエネルギーの分散が最大化されるように」クラスタリングを行うことの意味を説明する。なお、エネルギーの分散とは、エネルギーgの各要素g(1),…,g(T)の値の分散を意味する。フレームtにおけるバイナリ信号x(t)の値が1である場合、クラスタCに含まれる各画素信号s(t)の輝度は大きな値を取るので、エネルギーg(t)の値も大きくなる。一方、フレームtにおけるバイナリ信号x(t)の値が0である場合、クラスタCに含まれる画素信号s(t)の輝度は理想的には0であり、エネルギーg(t)も0である。ただし、実際には、可視光源Lの周辺の可視光源Lk’(k≠k’)から出力された光や環境の光の影響を受けるため、クラスタCに含まれる画素信号s(t)の中には輝度が0より大きい値を取る成分がでてくるので、エネルギーg(t)は0以上の値を取るが、バイナリ信号x(t)の値が1である場合のエネルギーに比べると小さな値を取るはずである。結果として、エネルギーgの各要素、すなわち所定時間区間t=1,2,…,Tにおけるエネルギーg(t)の出現頻度をヒストグラムで表すと、g(t)の値が大きい部分(バイナリ信号x(t)の値が1である場合に対応するエネルギー)とg(t)の値が小さい部分(バイナリ信号x(t)の値が0である場合に対応するエネルギー)との二極に偏った図6のような分布が得られる。
図6のように2つのガウス分布G及びGにフィッティングさせると、Gはバイナリ信号が0の場合に対応するエネルギーであり、Gはバイナリ信号が1の場合に対応するエネルギーである。Gの山とGの山の両方に含まれるエネルギーは、本当はG及びGのどちらに属するかを判別することが難しく、識別誤りの原因となる。Gの山がGの山に近いほど、環境や周囲の可視光源からの光によるノイズが多いことを意味し、GとGの重複部分が大きくなるので識別誤りが多くなる。
すなわち、ガウス分布Gとガウス分布Gとが分離されているほど、識別の誤差を小さくすることができることが分かる。ガウス分布G及びGの平均μ及びμの距離が大きくなるほど、2つの山が離れることになるので、ガウス分布Gとガウス分布Gとが分離されやすくなる。また、ガウス分布G及びGの分散σ及びσが小さくなるほど山の傾きが急になるので、ガウス分布Gとガウス分布Gとが分離されやすくなる。
ガウス分布G及びGの平均μ及びμの距離が大きく、かつ、ガウス分布G及びGの分散σ及びσが小さくなるということは、すなわち、エネルギーg(t)(t=1,2,…,T)の分散が大きくなることに対応する。つまり、復号誤差を小さくするためには、エネルギーgの分散が最大化されるように、クラスタリングを行えば良い。
ゆえに、画像処理部12では、エネルギーgの分散が最大化されるように、イメージセンサ11で取得した画像の各画素n(より詳しくいうと、画像に含まれる画素から可視光源Lからの情報と関連しない画素を除いた画素の集合に含まれる各画素のインデックスj)を、各可視光源Lに対応するクラスタCにクラスタリングする。
<シミュレーション結果>
図10Aは、イメージセンサ11で取得した画像の例である。画素nの画素信号sは画像中の全画素における当該画素の輝度を表す。各画素nに付された番号は、初期化部121で付与された各画素nの所属するクラスタCのインデックスkを表す。ただし、ノイズ画素信号は排除していない。この例では、クラスタの総数M=16としている。つまり、送信装置70の可視光源Lの個数が16個であり、可視光源Lから出力された光yがイメージセンサ11で検出されたことを意味する。
図10Bは、クラスタリング結果を付与された画像の例である。番号の付されていない画素は、初期化部121でノイズとして排除され、クラスタリングの対象としなかった(S’に含まれなかった)画素を表す。
図11は、受信装置10により信号を復号した時の実験結果を示す。図12は、実験のセッティングを表す図である。
送信装置70では、ノイズの混入していない音響信号をマイク71で収音し、これを電気信号に変換し、A/D変換部72に出力する。A/D変換部72は、マイク71から出力されるアナログ音響信号をM個のディジタル音響信号であるバイナリ信号xに変換し、M個の可視光源(この例では、LED)Lに出力する。M個の可視光源Lは、それぞれバイナリ信号xを光yに変換し、出力(送信)する。
受信装置10では、イメージセンサを含むハイスピードカメラ14を用いて、M個の可視光源Lの画像を撮影し、可視光源Lから発せられる光yからそれぞれバイナリ信号xを復号し、復号結果x’を出力する。図11は、このときに復号された音響信号と元の音響信号との誤差をグラフに示したものである。受信装置10に入力してクラスタリングを行った後、復号した場合の復号された音響信号と元の音響信号との誤差(図11のafter clustering)と、従来方法で(クラスタリングを行わずに)復号した場合の音響信号と元の音響信号との誤差(図11のno clustering)を示している。受信装置10の方が、誤差が少なく復号できていることが分かる。
図13は、各可視光源からの光の輝度を閾値で識別したときのビットエラーレート(BER)を表す。ここで、
により計算した。ここで、τは図6のヒストグラムにおける画素の輝度である。前述のとおり、復号部13は、2つのガウス分布GとGに基づいて閾値を設定し、ディジタル信号を判別している。ここで、ガウス分布GとGの各々の平均μとμが近いほど、閾値thrによるディジタル信号の識別が正確に行えない可能性が高くなる。つまり、復号結果x’に多くの誤差が含まれてしまう。図13は、受信装置10によれば、得られたクラスタリング結果から求まるガウス分布G及びGの各々の平均μ及びμが分離され、閾値thrによる信号の識別の誤りを低減することができることを表している。
また、図14は、画像処理部12においてクラスタの更新を行う前の初期状態の各クラスタのエネルギーgのヒストグラム(左図)と、画像処理部12においてクラスタの更新を行ったあとの各クラスタのエネルギーgのヒストグラム(右図)を示すものである。この図から、画像処理部12の処理により、各クラスタにおけるヒストグラムの2つの分布の山GとGの間の距離が大きくなるように、各クラスタが更新されていることが分かる。
<効果>
このような構成により、イメージセンサで撮影した画像の解像度が低い場合であっても、復号誤差を小さくできるという効果を奏する。
<変形例>
本実施形態では、は、画像に含まれる画素信号の時系列s,s,…,sからノイズ画素信号を除いて集合S’を生成しているが、必ずしもノイズ画素信号を除去しなくともよい。
はイメージセンサ11で取得した画像上での大きさの推定値を表す値であれば、どのような値でもよい。
本実施形態では、受信装置10がイメージセンサ11を含む構成としているが、イメージセンサ11を含まず、他の装置で取得した画像を入力として、画像処理部12及び復号部13における処理のみを行う構成としてもよい。
<その他の変形例>
本発明は上記の実施形態及び変形例に限定されるものではない。例えば、上述の各種の処理は、記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
<プログラム及び記録媒体>
また、上記の実施形態及び変形例で説明した各装置における各種の処理機能をコンピュータによって実現してもよい。その場合、各装置が有すべき機能の処理内容はプログラムによって記述される。そして、このプログラムをコンピュータで実行することにより、上記各装置における各種の処理機能がコンピュータ上で実現される。
この処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、例えば、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等どのようなものでもよい。
また、このプログラムの流通は、例えば、そのプログラムを記録したDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体を販売、譲渡、貸与等することによって行う。さらに、このプログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することにより、このプログラムを流通させてもよい。
このようなプログラムを実行するコンピュータは、例えば、まず、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、一旦、自己の記憶部に格納する。そして、処理の実行時、このコンピュータは、自己の記憶部に格納されたプログラムを読み取り、読み取ったプログラムに従った処理を実行する。また、このプログラムの別の実施形態として、コンピュータが可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することとしてもよい。さらに、このコンピュータにサーバコンピュータからプログラムが転送されるたびに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することとしてもよい。また、サーバコンピュータから、このコンピュータへのプログラムの転送は行わず、その実行指示と結果取得のみによって処理機能を実現する、いわゆるASP(Application Service Provider)型のサービスによって、上述の処理を実行する構成としてもよい。なお、プログラムには、電子計算機による処理の用に供する情報であってプログラムに準ずるもの(コンピュータに対する直接の指令ではないがコンピュータの処理を規定する性質を有するデータ等)を含むものとする。
また、コンピュータ上で所定のプログラムを実行させることにより、各装置を構成することとしたが、これらの処理内容の少なくとも一部をハードウェア的に実現することとしてもよい。

Claims (7)

  1. 送信装置と可視光通信をする受信装置であって、
    Mを2以上の整数とし、前記送信装置のM個の可視光源から出力された光をイメージセンサにより電気信号に変換して得られる画像に含まれる複数の画素をそれぞれ前記M個の可視光源に対応するM個のクラスタに分類する画像処理部と、
    前記M個のクラスタの各々のエネルギーに基づいて、前記M個の可視光源から出力された光に対応する信号を復号する復号部と、を含み、
    前記画像処理部は、前記M個のクラスタの各々について、所定フレーム数の前記複数の画像の各々について計算される当該クラスタのエネルギーの分散が最大になるように、前記複数の画素をそれぞれ前記M個のクラスタに分類する、
    受信装置。
  2. 請求項1記載の受信装置であって、
    前記画像処理部は、
    k=1,2,…,Mとし、画素jごとに、画素jの座標u(j)とクラスタCの重心αとの距離が最小となるクラスタCに前記画素jを分類する初期化部と、
    前記可視光源Lから出力された光の前記画像上での大きさの推定値をrとし、画素jごとに、画素jの輝度を表す信号である画素信号sとその画素信号sを追加する前のクラスタC’のエネルギーg との相関度cоrr(s,g )と、画素jが前記送信装置のk番目の可視光源Lから出力された光に対応する画素である確率の推定値w(α,r)とに基づいて、画素jの所属するクラスタCm’を更新するクラスタ更新部と、を含む、
    受信装置。
  3. 請求項2記載の受信装置であって、
    前記推定値w(α,r)は、平均をクラスタCの重心αとし、分散をr とする画素jの座標u(j)とクラスタCの重心αとの距離に関するガウス分布に対応した値である、
    受信装置。
  4. 送信装置と可視光通信をするための受信方法であって、
    Mを2以上の整数とし、前記送信装置のM個の可視光源から出力された光をイメージセンサにより電気信号に変換して得られる画像に含まれる複数の画素をそれぞれ前記M個の可視光源に対応するM個のクラスタに分類する画像処理ステップと、
    前記M個のクラスタの各々のエネルギーに基づいて、前記M個の可視光源から出力された光に対応する信号を復号する復号ステップと、を含み、
    前記画像処理ステップは、前記M個のクラスタの各々について、所定フレーム数の前記複数の画像の各々について計算される当該クラスタのエネルギーの分散が最大になるように、前記複数の画素をそれぞれ前記M個のクラスタに分類する、
    受信方法。
  5. 請求項4記載の受信方法であって、
    前記画像処理ステップは、
    k=1,2,…,Mとし、画素jごとに、画素jの座標u(j)とクラスタCの重心αとの距離が最小となるクラスタCに前記画素jを分類する初期化ステップと、
    前記可視光源Lから出力された光の前記画像上での大きさの推定値をrとし、画素jごとに、画素jの輝度を表す信号である画素信号sとその画素信号sを追加する前のクラスタC’のエネルギーg との相関度cоrr(s,g )と、画素jが前記送信装置のk番目の可視光源Lから出力された光に対応する画素である確率の推定値w(α,r)とに基づいて、画素jの所属するクラスタCm’を更新するクラスタ更新ステップと、を含む、
    受信方法。
  6. 請求項5記載の受信方法であって、
    前記推定値w(α,r)は、平均をクラスタCの重心αとし、分散をr とする画素jの座標u(j)とクラスタCの重心αとの距離に関するガウス分布に対応した値である、
    受信方法。
  7. 請求項1から請求項3の何れかに記載の受信装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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