JP2014224655A - Heat exchanger - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、熱交換器に関する。 The present invention relates to a heat exchanger.
従来、種々の熱交換器が知られている。例えば、特許文献1には、第一の流体である加熱体が流通する複数のセルを有するハニカム構造体によって形成された第一流体流通部と、この第一流体流通部の外周部に設けられた第二流体流通部を備えた熱交換器が開示されている。第二流体流通部には、冷媒が流通し、第一流体流通内を流通する加熱体から熱を奪い、加熱体を冷却する。また、特許文献1には、複数のハニカム構造体が第二の流体が流通するための間隔を互いに有した状態で積層された態様が開示されている。複数のハニカム構造体の間に冷媒を流通させることにより温度効率を向上させ、また、圧力損失を低減させることにより、熱交換器の冷却効率を向上させることができる。
Conventionally, various heat exchangers are known. For example, in
しかしながら、特許文献1に開示された態様のように、ハニカム構造体、すなわち、熱交換体を複数配置した構成とする場合、熱交換体の周囲に配置され、熱交換体と接合されるハウジングの形状が複雑となる。また、ハウジングによって、その内部に熱交換体を支持し、熱交換体の周囲に冷媒通路を形成する場合、熱膨張に起因する冷媒漏れを回避するために、ハウジングには高い加工精度が求められる。ハウジングに対し、高い加工精度を求める場合、複数の熱交換体の間隔を大きく設定してハウジングの加工精度を確保することが考えられるが、熱交換体同士の間隔を大きく設定すると熱交換体が大型化する。また、高い加工精度を求めれば、それだけコストが高くなる。
However, as in the aspect disclosed in
そこで、本明細書開示の熱交換器は、複数の熱交換体を備える熱交換器の大型化を回避することを課題とする。なお、前記課題に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本発明の他の課題の1つとして位置付けることができる。 Then, the heat exchanger of this specification indication makes it a subject to avoid the enlargement of a heat exchanger provided with a plurality of heat exchangers. In addition, the present invention is not limited to the above-described problems, and is an operational effect derived from each configuration shown in the embodiment for carrying out the invention to be described later. Can be positioned as one of
かかる課題を解決するために、本明細書に開示された熱交換器は、並列に配置され、それぞれ内部に冷却対象となる流体が流通する複数の熱交換体と、前記熱交換体の周囲に配置されたハウジングと、前記ハウジングの端部において前記熱交換体を支持し、前記ハウジングと前記熱交換体との間に冷媒通路を形成するスペーサ部材と、を備える。 In order to solve such a problem, the heat exchanger disclosed in this specification includes a plurality of heat exchangers that are arranged in parallel and each of which a fluid to be cooled circulates, and around the heat exchanger. And a spacer member that supports the heat exchange element at an end of the housing and forms a refrigerant passage between the housing and the heat exchange element.
スペーサ部材を用いることにより、ハウジングは、端部の形状の複雑化を伴うことなく内部に熱交換体を支持することができる。ハウジングは、端部の形状の複雑化から開放されることにより、熱交換器の大型化を回避することができる。 By using the spacer member, the housing can support the heat exchange element inside without complicating the shape of the end portion. The housing can be freed from the complicated shape of the end portion, thereby avoiding an increase in the size of the heat exchanger.
また、本明細書開示の熱交換器は、熱交換体の外周壁部に沿って、熱交換体の端面よりも熱交換体の軸方向外側に突出した延設部を備え、スペーサ部材は、前記延設部と熱交換体の一部とを覆うように配置されるようにしてもよい。延設部を設け、スペーサ部材を延設部と熱交換体の一部とを覆うように配置することにより、冷媒と熱交換を行う部分、すなわち、流路領域の面積を大きく確保することができる。冷媒は、スペーサ部材が熱交換体を覆っている部分に、基本的に到達することができない。すなわち、冷却性能確保の面からは、熱交換体の周囲にはスペーサ部材が存在していないことが望ましい。その一方で、スペーサ部材には、熱交換体の重量を支持する要請もある。そこで、延設部を設けて広い流路領域を確保しつつ、スペーサ部材の装着スペースを確保すると共に、スペーサ部材によって熱交換体の一部を覆うことにより、熱交換体の重量を支持する。 In addition, the heat exchanger disclosed in the present specification includes an extended portion that protrudes outward in the axial direction of the heat exchanger from the end face of the heat exchanger along the outer peripheral wall portion of the heat exchanger, and the spacer member includes: You may make it arrange | position so that the said extension part and a part of heat exchanger may be covered. By providing the extended portion and arranging the spacer member so as to cover the extended portion and a part of the heat exchange element, it is possible to ensure a large area of the portion that performs heat exchange with the refrigerant, that is, the flow path region. it can. The refrigerant basically cannot reach the portion where the spacer member covers the heat exchanger. That is, from the viewpoint of ensuring the cooling performance, it is desirable that no spacer member exists around the heat exchanger. On the other hand, the spacer member is also required to support the weight of the heat exchanger. Therefore, while providing an extended portion to ensure a wide flow path area, a space for mounting the spacer member is ensured, and a part of the heat exchanger is covered by the spacer member, thereby supporting the weight of the heat exchanger.
前記延設部は、前記熱交換体と同一材料を用い、前記外周壁部から突出させて形成してもよい。また、熱交換体の周囲に配置されたインナーパイプを備える場合には、延設部は、インナーパイプの端部を熱交換体の端面よりも熱交換体の軸方向外側に突出させて形成してもよい。 The extending portion may be formed by using the same material as the heat exchanger and protruding from the outer peripheral wall portion. Further, when the inner pipe disposed around the heat exchanger is provided, the extending portion is formed by projecting the end of the inner pipe to the outer side in the axial direction of the heat exchanger from the end face of the heat exchanger. May be.
本明細書開示の熱交換器によれば、複数の熱交換体を備える熱交換器の大型化を回避することができる。 According to the heat exchanger disclosed in the present specification, it is possible to avoid an increase in the size of the heat exchanger including a plurality of heat exchangers.
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。ただし、図面中、各部の寸法、比率等は、実際のものと完全に一致するようには図示されていない場合がある。また、図面によっては細部が省略されて描かれている場合もある。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. However, in the drawings, the dimensions, ratios, and the like of each part may not be shown so as to completely match the actual ones. In some cases, details are omitted in some drawings.
(第1実施形態)
まず、図1乃至図6(A)を参照して、第1実施形態のEGRクーラ1について説明する。EGRクーラ1は、熱交換器の一例であり、本明細書開示の熱交換器は、種々の流体を冷却対象とすることができる。第1実施形態におけるEGRクーラ1は、内燃機関に装備される排気再循環装置に組み込まれる。従って、第1実施形態における冷却対象となる流体は、EGR(Exhaust Gas Recirculation)ガスとなる。
(First embodiment)
First, with reference to FIG. 1 thru | or FIG. 6 (A), the
図1(A)は第1実施形態のEGRクーラ1を背面側から観た斜視図であり、図1(B)は第1実施形態のEGRクーラ1を正面側から観た斜視図である。図2は熱交換エレメント15(16)の端面図である。図3は分解された第1実施形態のEGRクーラ1を示す説明図である。図4(A)、(B)はハウジング4の端部とスペーサ部材8の関係を示す説明図である。図5はEGRガスの流通方向に沿うEGRクーラ1の断面図である。図6(A)は図5におけるA部を拡大して示す説明図である。なお、図6(B)は比較例のA部に相当する部分の説明図である。
FIG. 1A is a perspective view of the
図1を参照すると、EGRクーラ1は、2本の並列に配置された熱交換体、すなわち、第1熱交換体2及び第2熱交換体3を備える。第1熱交換体2、第2熱交換体3には、それぞれ、冷却対象となる流体、すなわち、本実施形態では、EGRガスが通過する。EGRガスの流通方向は同一方向である。第1熱交換体2及び第2熱交換体3は、炭化ケイ素(SiC)セラミック製複合材料である。このセラミック材料は、効率的な熱伝導を有するとともに、高い耐食性を発揮することができるため、熱交換体として好適である。第1熱交換体2及び第2熱交換体3は、同一物であり、それぞれ、円筒状に成形されており、EGRガスが通過できるように通路が形成されている。第1熱交換体2及び第2熱交換体3は、後に詳説する冷媒通路11内を流通する冷却水と熱交換することができる。これにより、EGRガスが冷却される。なお、熱交換体の数は、2本に限られるものでなく、さらに多くの本数を装備することもできる。また、熱交換体の形状は、円筒状に限られず、他の形状を採用することもできる。
Referring to FIG. 1, the
このような第1熱交換体2及び第2熱交換体3は、それぞれ、第1熱交換エレメント15、第2熱交換エレメント16を構成する。図2を参照すると、第1熱交換体2及び第2熱交換体3の周囲には、筒状のインナーパイプ9が配置されている。また、第1熱交換体2とインナーパイプ9との間、第2熱交換体3とインナーパイプ9との間には、それぞれ中間材となるグラファイトシート10が配置されている。このようにして第1熱交換エレメント15及び第2熱交換エレメント16が形成されている。グラファイトシート10は、熱交換体とインナーパイプ9との熱膨張量の差に起因するストレスの発生を緩和することができる。グラファイトシート10は、摩擦係数の小さい材料として選定されたものである。グラファイトシート21に代えて、摩擦係数が小さく、インナーパイプ9と熱交換体との間に滑りを生じさせることができる材料を採用することもできる。第1熱交換エレメント15、第2熱交換エレメント16は、それぞれ、焼嵌めによって形成することができる。
Such 1st
EGRクーラ1は、熱交換体の周囲に冷媒を流通させる冷媒通路11を形成するハウジング4を備える。具体的に、ハウジング4は、第1熱交換エレメント15、第2熱交換エレメント16の周囲に冷媒通路11を形成する。ハウジング4は、ステンレス(SUS)製である。図3を参照すると、ハウジング4は、第1半割部材4aと第2半割部材4bとを組み合わせてそのおおよその外形形状をなす。第1半割部材4aは、第1熱交換エレメント15の周囲に位置することとなる第1湾曲部4a1と第2熱交換エレメント16の周囲に位置することとなる第2湾曲部4a2とを備えている。同様に、第2半割部材4bは、第1熱交換エレメント15の周囲に位置することとなる第1湾曲部4b1と第2熱交換エレメント16の周囲に位置することとなる第2湾曲部4b2とを備えている。第2半割部材4bの第1湾曲部4b1には、後に詳説する冷媒導入部6が設けられている。また、第2半割部材4bの第2湾曲部4b2には、冷媒排出部7が設けられている。冷媒導入部6には、冷媒導入口6aが形成されている。冷媒排出部7には、冷媒排出口7aが形成されている。第1半割部材4a、第2半割部材4bは、それぞれ、プレス加工によって成形することができる。なお、冷媒はどのようなものであってもよいが、本実施形態では、冷却水を用いている。
The
第1半割部材4aと第2半割部材4bとは、2本の筒状部が形成されるように対向させて組み合わされ、ハウジング4を形成する。ハウジング4内には、第1熱交換エレメント15及び第2熱交換エレメント16が収納される。ハウジング4の両端部には、それぞれ、2個の環状部分を繋げた形状のスペーサ部材8が装着されている。これにより、第1熱交換体2及び第2熱交換体3がハウジング4に支持されると共に、冷却水の漏れが止められる。
The
第1熱交換体2及び第2熱交換体3がハウジング4内に収納され、スペーサ部材8で支持されることにより、冷媒通路11が形成される。スペーサ部材8を用いることにより、ハウジング4の端部の形状を複雑化することなく、ハウジング4内に第1熱交換2及び第2熱交換体3を支持し、冷媒通路11を形成することができる。
The first
スペーサ部材8は、ハウジング4と同様に、ステンレス(SUS)製とされている。スペーサ部材8が備える環状部の内側には第1熱交換体2の端部が位置し、両者はろう付けによって接合されている。また、スペーサ部材8の外周部とハウジング4の端部内周面とがろう付けにより接合されている。各図を参照すると、スペーサ部材8は、ハウジング4の上流側及び下流側に装着されている。このように、スペーサ部材8を用いることにより、ハウジング4の端部を容易に塞ぐことができる。ろう付けに代えて、接着剤を用いることもできる。
Like the
EGRクーラ1は、上述のごとく、ハウジング4に冷却水導入部6及び冷却水排出部7を備える。冷却水導入部6及び冷却水排出部7はEGRガスの流通方向に沿った一端側に対応する位置に設けられている。すなわち、冷却水導入部6及び冷媒排出部7は、EGRガスの流通方向の同一の端部に設けられている。図1を参照すると、冷却水導入部6及び冷却水排出部7はEGRガス導入側に設けられている。なお、本明細書において、EGRガスの導入及び排出側に延びる方向を第1熱交換体2、第2熱交換体3の軸方向と称することとする。本実施形態では、冷却水導入部6及び冷却水排出部7は、共にEGRガスの流通方向下流側に設けられている。本実施形態では、EGRガスの流通方向上流側にハウジング4の背面側に設けられた凸部5によって形成された流路面積拡大部5aが設けられている。このため、EGRガスの流通方向上流側において冷却水が第1熱交換エレメント15の周囲から第2熱交換エレメント16へ移動し易くなっている。すなわち、本実施形態における冷媒たる冷却水は、EGRガスの流通方向下流側から導入され、EGRガスの流通方向上流側に向かって流れる。そして、EGRガスの流通方向上流側において流通方向が折り返され、EGRガスの流通方向下流側で排出される。冷媒導入部6は、下側に位置し、冷媒排出部7は、上側に配置されている。なお、冷却水導入部6及び冷却水排出部7は、共にEGRガスの流通方向上流側に設けるようにしてもよい。
As described above, the
各図では、省略されているが、EGRクーラ1は、その上流側端部及ぶ下流側端部にそれぞれコーン状の部材を備える。上流側に装着されるコーン部材は、ハウジング4内の第1熱交換体2及び第2熱交換体3にEGRガスを導入する導入部となる部材である。下流側に装着されるコーン部材は、ハウジング4内の第1熱交換体2及び第2熱交換体3からEGRガスを排出する排出部となる部材である。各コーン部材は、それぞれ、径の大きい側がハウジング4の端部を覆うようにしてハウジング4にろう付けにより接合される。
Although not shown in the drawings, the
以上が、本実施形態のEGRクーラ1の概略構成である。ここで、図6(A)を参照して、スペーサ部材8が装着されたハウジング4の端部の状態について説明する。図6(A)は図5におけるA部を拡大して示している。図6(A)を参照すると、ハウジング4の端部は、直線状に形成されている。従って、ハウジング4の端部の成形は、容易である。これに対し、図6(B)に示す比較例のハウジング104は、端部に屈曲部104aが設けられ、縮径された端部によって第2熱交換エレメント16を支持している。屈曲部104aは、第2熱交換エレメント16を支持するために筒状に成形されなければならない。このように、複雑な形状となる屈曲部104aを設ける加工は困難であり、寸法精度を確保することも容易ではない。特に、2本の熱交換エレメントを支持する場合には、2箇所に筒状部分を形成しなければならず、その形状はさらに複雑なものとなり、EGRクーラ1の大型化を回避しつつ、その精度を確保することはなおさら困難である。筒状に成形された端部は、シール部となるため、高い真円度が求められ、所定の真円度が確保されない場合には、応力の分布に偏りが生じ、熱交換体が脱落したり、割れたりする可能性がある。そこで、図6(A)に示すように、スペーサ部材8を用いることにより、ハウジング4の端部の形状が複雑化することを回避することできる。具体的に、筒状の部分を形成するために曲率を大きくしなければならなかった部分の曲率を小さくすることができる。この結果、冷却水漏れ等を回避する精度を維持しつつ、EGRクーラ1の大型化を抑制することができる。スペーサ部材8を用いることにより、ハウジング4の端部の成形が容易となるだけでなく、ハウジング端部のシール性確保も容易となる。すなわち、スペーサ部材8とハウジング4、スペーサ部材8と熱交換エレメント15、16とはそれぞれ面接触として、ろう付け等により接合することができ、シール性を確保し易い。また、スペーサ部材8は、ハウジング4と別体として加工することができるので、加工精度を確保し易い。スペーサ部材8は、ハウジング4と第1熱交換体2、第2熱交換体3との間隔を決定する機能も有する。ハウジング4と第1熱交換体2、第2熱交換体3との間隔は、冷媒通路11の寸法と関わるため、スペーサ部材8の加工精度が高いと、冷媒通路の寸法精度を向上させることができ、冷却水の流れの偏りを低減することができる。この結果、冷却性能の向上と圧力損失の低減が実現される。このことは、局所沸騰の防止にも有効である。
The above is the schematic configuration of the
なお、図7に示すように、インナーパイプ9及びグラファイトシート10を取り去って、第2熱交換体3の周囲に直接スペーサ部材8を配置するようにしてもよい。この場合も適宜、ろう付けや接着剤による接合を行うことができる。
As shown in FIG. 7, the
インナーパイプ9及びグラファイトシート10を廃止することにより、EGRクーラ1の製造工程を簡略することができる。また、材料の使用量の抑制ともなる。また、インナーパイプ9及びグラファイトシート10が廃止されれば、これらの素材の腐食の心配もなくなる。また、冷却水が直接第1熱交換体2、第2熱交換体3と熱交換する態様となるため、冷却性能の向上が期待される。
By eliminating the
このように、インナーパイプ9及びグラファイトシート10を廃止し、ハウジング4に熱交換体を直接支持させる場合、スペーサ部材8の採用は都合がよい。具体的に、スペーサ部材8の保持面、すなわち、ハウジング4との接触面、熱交換体との接触面の加工精度を確保し易いため、両者の接合部に発生する応力を均一にし易い。この結果、EGRクーラ1の破損を防止することができる。
Thus, when the
(第2実施形態)
つぎに、第2実施形態につき、図8乃至図10を参照しつつ説明する。第2実施形態が第1実施形態と異なる点は、第2実施形態が、熱交換体の外周壁部に沿って、熱交換体の端面よりも熱交換体の軸方向外側に突出した延設部を備えた点である。以下の説明では、第2熱交換体3について説明するが、第1熱交換体2についても同様である。また、第1実施形態と共通する要素については、図面中、同一の参照番号を付して、その詳細な説明は省略する。
(Second Embodiment)
Next, a second embodiment will be described with reference to FIGS. The second embodiment differs from the first embodiment in that the second embodiment extends along the outer peripheral wall portion of the heat exchange element and protrudes outward in the axial direction of the heat exchange element from the end face of the heat exchange element. It is a point with a part. In the following description, the second
まず、図8を参照すると、第2熱交換エレメント16に含まれるインナーパイプ9が、第2熱交換体3の外周壁部3cに沿って、第2熱交換体3の端面3aよりも第2熱交換体の軸方向外側に突出した延設部9aが設けられている。そして、スペーサ部材8は、延設部9aと接するように配置されている。このとき、スペーサ部材8の内側端面8aは、第2熱交換体3の端面3aよりも外側に位置している。すなわち、スペーサ部材8は、第2熱交換体3と重ならないように配置されている。
First, referring to FIG. 8, the
これにより、冷媒通路11は、第2熱交換体3の全域を覆う状態で設けられている。この結果、第2熱交換体16と冷却水との熱交換可能面積が増大し、冷却効率が向上する。このような延設部9aは、反対側の端部にも設けられており、第1熱交換エレメント15においても同様である。
Thereby, the
図9を参照すると、インナーパイプが取り去られた形態が示されている。そして、第2熱交換体3と同一材料を用い、外周壁部3cから突出させて形成された延設部3bが設けられている。このような延設部3bを備えた形態であっても、第2熱交換体3と冷却水との熱交換可能面積を増大させ、冷却効率を向上させることができる。延設部3bは第2熱交換体3の反対側の端部にも形成されており、第1熱交換体2にも同様に設けられている。
Referring to FIG. 9, a configuration in which the inner pipe is removed is shown. And the
さらに、図10を参照すると、インナーパイプ9を延設することによって設けられた延設部9aと第2熱交換体3の外周壁3cから突出させて形成された延設部3bが設けられている。延設部9aと延設部3bとが重畳した状態となることにより、スペーサ部材8が装着される部分の強度を向上させることができる。
Further, referring to FIG. 10, an extending
(第3実施形態)
つぎに、第3実施形態につき、図11乃至図13を参照しつつ説明する。第3実施形態が第2実施形態と異なる点は、第3実施形態のスペーサ部材が、延設部と熱交換体の一部とを覆うように配置された点である。以下の説明では、第2熱交換体3について説明するが、第1熱交換体2についても同様である。また、第1実施形態、第2実施形態と共通する要素については、図面中、同一の参照番号を付して、その詳細な説明は省略する。
(Third embodiment)
Next, a third embodiment will be described with reference to FIGS. 11 to 13. The third embodiment is different from the second embodiment in that the spacer member of the third embodiment is disposed so as to cover the extended portion and a part of the heat exchange element. In the following description, the second
まず、図11を参照すると、インナーパイプ9が、第2熱交換体3の外周壁部3cに沿って、第2熱交換体3の端面3aよりも第2熱交換体の軸方向外側に突出した延設部9aが設けられている。そして、スペーサ部材8は、延設部9aと接するように配置されている。このとき、スペーサ部材8の内側端面8aは、第2熱交換体3の端面3aよりも内側に位置している。すなわち、スペーサ部材8は、延設部9aと第2熱交換体3の一部とを覆うように配置されている。スペーサ部材8は、同様に、延設部9aと第1熱交換体2の一部も覆っている。このように、スペーサ部材8が延設部9aと第1熱交換体2の一部、第2熱交換体3の一部とを覆うように配置されていることにより、スペーサ部材8が第1熱交換体2、第2熱交換体3を支持することができる。第1熱交換体2や第2熱交換体3の重量を確実に支えるための措置である。スペーサ部材8の一部のみが第1熱交換体2、第2熱交換体3と重なることになるため、第1熱交換体2、第2熱交換体3の重量の支持と、冷却水の流路領域の確保を両立することができる。
First, referring to FIG. 11, the
図12を参照すると、インナーパイプが取り去られた形態が示されている。そして、第2熱交換体3と同一材料を用い、外周壁部3cから突出させて形成された延設部3bが設けられている。そして、スペーサ部材8は、延設部2bと第2熱交換体3の一部とを覆うように配置されている。インナーパイプを備えない形態であっても、スペーサ部材8の内側端面8aを熱交換体3の端面よりも内側に位置させ、熱交換体3の一部をスペーサ部材8で覆うことにより、熱交換体を支持することができる。
Referring to FIG. 12, a form in which the inner pipe is removed is shown. And the
さらに、図13を参照すると、インナーパイプ9を延設することによって設けられた延設部9aと第2熱交換体3の外周壁3cから突出させて形成された延設部3bが設けられている。延設部9aと延設部3bとが重畳した状態となることにより、スペーサ部材8が装着される部分の強度を向上させることができる。この場合も、スペーサ部材8の内側端面8aを熱交換体3の端面よりも内側に位置させ、熱交換体3の一部をスペーサ部材8で覆うことにより、熱交換体を支持することができる。
Further, referring to FIG. 13, an extending
上記実施例は本発明を実施するための例にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、これらの実施例を種々変形することは本発明の範囲内であり、更に本発明の範囲内において、他の様々な実施例が可能であることは上記記載から自明である。例えば、EGRクーラ以外の用途にも用いることができる。また、熱交換体の本数が増加した場合にも、適宜、その本数に対応したスペーサ部材を準備して熱交換器を構成することができる。例えば、図14に示すように、3本の熱交換エレメント31、32、33を備えた場合には、第1環状部38a、第2環状部38b及び第3環状部38cを備えたスペーサ部材38を用いることができる。
The above-described embodiments are merely examples for carrying out the present invention, and the present invention is not limited thereto. Various modifications of these embodiments are within the scope of the present invention. It is apparent from the above description that various other embodiments are possible within the scope. For example, it can be used for applications other than the EGR cooler. In addition, even when the number of heat exchangers increases, a heat exchanger can be configured by appropriately preparing spacer members corresponding to the number of heat exchangers. For example, as shown in FIG. 14, when the three
1 EGRクーラ
2 第1熱交換体
3 第2熱交換体
3a 端面
3b 延設部
3c 外周壁部
4 ハウジング
4a 第1半割部材
4a1 第1湾曲部
4a2 第2湾曲部
4b 第2半割部材
4b1 第1湾曲部
4b2 第2湾曲部
6 冷却水導入部
6a 冷却水導入口
7 冷却水排出部
7a 冷却水排出口
8 スペーサ部材
8a 内側端面
9 インナーパイプ
9a 延設部
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記熱交換体の周囲に配置されたハウジングと、
前記ハウジングの端部において前記熱交換体を支持し、前記ハウジングと前記熱交換体との間に冷媒通路を形成するスペーサ部材と、
を、備える熱交換器。 A plurality of heat exchangers that are arranged in parallel and in which a fluid to be cooled flows, respectively,
A housing disposed around the heat exchanger;
A spacer member that supports the heat exchange element at an end of the housing and forms a refrigerant passage between the housing and the heat exchange element;
A heat exchanger.
前記延設部は、前記インナーパイプの端部を前記熱交換体の端面よりも前記熱交換体の軸方向外側に突出させて形成された請求項2又は3に記載の熱交換器。 An inner pipe arranged around the heat exchanger,
4. The heat exchanger according to claim 2, wherein the extending portion is formed by projecting an end portion of the inner pipe from an end surface of the heat exchanger to the outside in the axial direction of the heat exchanger.
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