JP2014224576A - 軸と回転体との締結装置 - Google Patents

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英弘 高須
好昭 野村
Yoshiaki Nomura
好昭 野村
佑介 本岡
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佑介 本岡
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Abstract

【課題】軸方向での回転体の取付精度が向上するとともに取付時間が短縮する軸と回転体との締結装置を提供すること。
【解決手段】軸方向一方側軸締結部材130と、軸方向他方側軸締結部材140とを備え、回転体120での軸方向一方側軸締結部材と接触する回転体側接触箇所(123)および軸方向一方側軸締結部材130での回転体と接触する軸締結部材側接触箇所(133)の少なくとも一方が、テーパ状に形成され、回転体120での軸方向他方側軸締結部材と接触する回転体側接触箇所(124)および軸方向他方側軸締結部材140での回転体と接触する軸締結部材側接触箇所(143)の少なくとも一方が、テーパ状に形成され、ボルト150が、軸方向一方側軸締結部材から軸方向他方側軸締結部材まで延設され、軸方向一方側軸締結部材と軸方向他方側軸締結部材とを回転体に対して軸方向両側から締め付けている軸と回転体との締結装置100。
【選択図】図2

Description

本発明は、回転自在な軸に対してギア、プーリ、スプロケットなどの回転体を締結する軸と回転体との締結装置に関する。
従来、軸方向に対して傾斜したテーパ状の接触箇所を有してボルトを締め付けることにより回転体を軸に締結する軸と回転体との締結装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような従来の軸と回転体との締結装置として、例えば、図6に示すような軸710と回転体720との締結装置700がある。
図6に示すのは、従来技術の軸710と回転体720との締結装置700を示す斜視断面図である。
従来技術の軸710と回転体720との締結装置700は、軸710と、プーリである回転体720と、軸締結部材730と、ボルト740とを備えていた。
このうち、回転体720は、軸方向Aに対して傾斜した回転体側テーパ部721と、ねじ穴722とを有していた。
また、軸締結部材730は、ボルト挿通穴732を有したフランジ部731と、回転体側テーパ部721と接触する軸締結部材側テーパ部733とを備えていた。
そして、径方向Dで、軸締結部材側テーパ部733が、軸710と回転体側テーパ部721との間に入り込んだ状態で、ボルト740が、軸締結部材730のボルト挿通穴732に挿通され、回転体720のねじ穴722でねじ留めされていた。
特開平5−306720号公報
しかしながら、上述した従来の軸710と回転体720との締結装置700は、ボルト740を締め付けた際に回転体720が軸締結部材730側に引っ張られる構造であったため、回転体720の位置が締結前後でずれて取付誤差が大きくなってしまうという問題があった。
具体的には、図7(A)に示すように、二軸のうちの一方である軸710Bに回転体720Bを締結した後で、他方である軸710Aに回転体720Aを締結する際に、他方の回転体720Aの軸方向Aの位置を既に締結した一方の回転体720Bの軸方向Aの位置に合わせる。
次に、この他方の回転体720Aを軸710Aに締結するためにボルト740を締め付けると、図7(B)に示すように、他方の回転体720Aが引っ張られて回転体720Aの位置がずれる。
軸方向Aで、一方の回転体720Bの位置に対して、他方の回転体720Aの位置がずれてしまうため、プーリベルトが外れやすくなって動力を伝達できないという問題も生じる。
そして、従来では、予め締結前後のずれる量を見込んで位置決めする必要があったため、取付時間が無駄に長かった。
そこで、本発明は、前述したような従来技術の問題を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、軸方向での回転体の取付精度が向上するとともに取付時間が短縮する軸と回転体との締結装置を提供することである。
本請求項1に係る発明は、軸方向に対して傾斜したテーパ状の接触箇所を有してボルトを締め付けることにより回転体を軸に締結する軸と回転体との締結装置において、前記回転体に対して軸方向一方側から接触するとともに回転体の一部より軸の径方向内側に入り込む軸方向一方側軸締結部材と、前記回転体に対して軸方向他方側から接触するとともに回転体の一部より軸の径方向内側に入り込む軸方向他方側軸締結部材とを備え、前記回転体での軸方向一方側軸締結部材と接触する回転体側接触箇所および軸方向一方側軸締結部材での回転体と接触する軸締結部材側接触箇所の少なくとも一方が、前記軸方向に対して傾斜したテーパ状に形成され、前記回転体での軸方向他方側軸締結部材と接触する回転体側接触箇所および軸方向他方側軸締結部材での回転体と接触する軸締結部材側接触箇所の少なくとも一方、または、前記軸方向一方側軸締結部材での軸方向他方側軸締結部材と接触する軸締結部材側接触箇所および軸方向他方側軸締結部材での軸方向一方側軸締結部材と接触する軸締結部材側接触箇所の少なくとも一方が、前記軸方向に対して傾斜したテーパ状に形成され、前記ボルトが、前記軸方向一方側軸締結部材から軸方向他方側軸締結部材まで延設され、前記軸方向一方側軸締結部材と軸方向他方側軸締結部材とを回転体に対して軸方向両側から締め付けていることにより、前述した課題を解決するものである。
本請求項2に係る発明は、請求項1に記載された軸と回転体との締結装置の構成に加えて、前記軸方向一方側軸締結部材および軸方向他方側軸締結部材が、前記軸の周方向に複数並設され軸方向に延びたスリットを有していることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載された軸と回転体との締結装置の構成に加えて、前記回転体での軸方向他方側軸締結部材と接触する回転体側接触箇所および軸方向他方側軸締結部材での回転体と接触する軸締結部材側接触箇所の少なくとも一方が、前記軸方向に対して傾斜したテーパ状に形成され、前記軸方向一方側軸締結部材の軸締結部材側接触箇所の姿勢と、前記軸方向他方側軸締結部材の軸締結部材側接触箇所の姿勢とが、前記軸方向での軸方向一方側軸締結部材と軸方向他方側軸締結部材との間での軸方向と直交する仮想線を基準とした線対称の関係を有していることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載された軸と回転体との締結装置の構成に加えて、前記回転体が、前記軸方向での軸方向一方側軸締結部材と軸方向他方側軸締結部材との間で、前記回転体を軸に取り付ける際に軸の外周面と接触自在な位置決め面を有していることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項5に係る発明は、請求項1または請求項2に記載された軸と回転体との締結装置の構成に加えて、前記軸方向一方側軸締結部材での軸方向他方側軸締結部材と接触する軸締結部材側接触箇所および軸方向他方側軸締結部材での軸方向一方側軸締結部材と接触する軸締結部材側接触箇所の少なくとも一方が、前記軸方向に対して傾斜したテーパ状に形成され、前記軸方向一方側軸締結部材での回転体と接触する軸締結部材側接触箇所および軸方向一方側軸締結部材での軸方向他方側軸締結部材と接触する軸締結部材側接触箇所が、前記軸の径方向で回転体と軸方向他方側軸締結部材との間に入り込んでいることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本発明の軸と回転体との締結装置は、軸方向に対して傾斜したテーパ状の接触箇所を有していることにより、ボルトを締め付けて回転体を軸に締結することができるばかりでなく、以下のような特有の効果を奏することができる。
本請求項1に係る発明の軸と回転体との締結装置によれば、回転体に対して軸方向一方側から接触するとともに回転体の一部より軸の径方向内側に入り込む軸方向一方側軸締結部材と、回転体に対して軸方向他方側から接触するとともに回転体の一部より軸の径方向内側に入り込む軸方向他方側軸締結部材とを備え、回転体での軸方向一方側軸締結部材と接触する回転体側接触箇所および軸方向一方側軸締結部材での回転体と接触する軸締結部材側接触箇所の少なくとも一方が、軸方向に対して傾斜したテーパ状に形成され、回転体での軸方向他方側軸締結部材と接触する回転体側接触箇所および軸方向他方側軸締結部材での回転体と接触する軸締結部材側接触箇所の少なくとも一方、または、軸方向一方側軸締結部材での軸方向他方側軸締結部材と接触する軸締結部材側接触箇所および軸方向他方側軸締結部材での軸方向一方側軸締結部材と接触する軸締結部材側接触箇所の少なくとも一方が、軸方向に対して傾斜したテーパ状に形成され、ボルトが、軸方向一方側軸締結部材から軸方向他方側軸締結部材まで延設され、軸方向一方側軸締結部材と軸方向他方側軸締結部材とを回転体に対して軸方向両側から締め付けていることにより、軸方向両外側から内側へ向かって互いに回転体を挟み込む力が作用し、この互いの挟み込む力がテーパ状の接触箇所で同じように径方向に変換されて軸に対して締め付ける力が生じるとともに、軸方向に作用する力が相殺または減殺されて軸に対する回転体の軸方向(スラスト方向)のずれが略無になるため、軸方向(スラスト方向)での回転体の取付精度を向上させることができる。
さらに、軸方向(スラスト方向)のずれが略無になってずれ分の調整が不要となるため、取付時間を短縮できる。
また、軸の端部から軸に対して軸方向一方側軸締結部材、回転体および軸方向他方側軸締結部材の順で取付自在であるため、容易に取り付けることができる。
さらに、軸方向両側から挟み込む力がテーパによって軸を締め付ける力にそれぞれ変換されるため、回転体の軸方向一端側と他端側とのバランスをよくして回転体の姿勢を高精度で安定させることができる。
本請求項2に係る発明の軸と回転体との締結装置によれば、請求項1に係る発明が奏する効果に加えて、軸方向一方側軸締結部材および軸方向他方側軸締結部材が、軸の周方向に複数並設され軸方向に延びたスリットをそれぞれ有していることにより、テーパ状の接触箇所によって変換された締め付ける力を受けた際に軸方向一方側軸締結部材および軸方向他方側軸締結部材がスリット幅の許容範囲内で内径を変化させるように撓むため、締め付ける力を軸に対して有効に作用させることができる。
本請求項3に係る発明の軸と回転体との締結装置によれば、請求項1または請求項2に係る発明が奏する効果に加えて、回転体での軸方向他方側軸締結部材と接触する回転体側接触箇所および軸方向他方側軸締結部材での回転体と接触する軸締結部材側接触箇所の少なくとも一方が、軸方向に対して傾斜したテーパ状に形成され、軸方向一方側軸締結部材の軸締結部材側接触箇所の姿勢と、軸方向他方側軸締結部材の軸締結部材側接触箇所の姿勢とが、軸方向での軸方向一方側軸締結部材と軸方向他方側軸締結部材との間での軸方向と直交する仮想線を基準とした線対称の関係を有していることにより、軸方向一方側軸締結部材に作用する軸を締め付ける力と、軸方向他方側軸締結部材に作用する軸を締め付ける力とが同じ大きさになるため、軸方向(スラスト方向)のずれをより効果的に小さくして限りなく無に近づけることができる。
本請求項4に係る発明の軸と回転体との締結装置によれば、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに係る発明が奏する効果に加えて、回転体が、軸方向での軸方向一方側軸締結部材と軸方向他方側軸締結部材との間で、回転体を軸に取り付ける際に軸の外周面と接触自在な位置決め面を有していることにより、回転体を取り付ける際に軸の回転中心に対する回転体の相対的な位置が決まるため、軸の回転中心に回転体の回転中心を合わせて回転体のぶれをなくすことができる。
さらに、軸の回転中心に回転体の回転中心が合うため、偏芯による摩耗量を低減し、破損を防止できる。
また、回転体のぶれがなくなって回転駆動に必要なエネルギーが小さくなるため、エネルギー効率を向上できる。
本請求項5に係る発明の軸と回転体との締結装置によれば、請求項1または請求項2に係る発明が奏する効果に加えて、軸方向一方側軸締結部材での軸方向他方側軸締結部材と接触する軸締結部材側接触箇所および軸方向他方側軸締結部材での軸方向一方側軸締結部材と接触する軸締結部材側接触箇所の少なくとも一方が、軸方向に対して傾斜したテーパ状に形成され、軸方向一方側軸締結部材での回転体と接触する軸締結部材側接触箇所および軸方向一方側軸締結部材での軸方向他方側軸締結部材と接触する軸締結部材側接触箇所が、軸の径方向で回転体と軸方向他方側軸締結部材との間に入り込んでいることにより、入り込んでいない構成と比べて、テーパ状の部分の傾斜を緩やかにしてテーパ状の部分の軸方向成分の長さを長くとれるため、くさび効果を効率よく得ることができる。
さらに、ボルトが締め付けられて軸方向一方側軸締結部材の軸締結部材側接触箇所が軸の径方向で回転体と軸方向他方側軸締結部材との間に入り込む際、軸方向一方側軸締結部材と軸との間に隙間がある状態で軸方向一方側軸締結部材が軸方向(スラスト方向)へ変位する他方で回転体が軸方向他方側軸締結部材に対して軸方向(スラスト方向)へ殆ど変位せず、軸方向他方側軸締結部材が軸に対して軸方向(スラスト方向)へ変位しないため、回転体の軸方向(スラスト方向)のずれをより確実になくすことができる。
本発明の第1実施例の軸と回転体との締結装置を示す斜視断面図。 図1に示す符号2から視た軸と回転体との締結装置の側断面図。 本発明の第2実施例の軸と回転体との締結装置を示す斜視断面図。 図3に示す符号4から視た軸と回転体との締結装置の側断面図。 本発明の第3実施例の軸と回転体との締結装置を示す側断面図。 従来技術の軸と回転体との締結装置を示す斜視断面図。 (A)は従来技術の締結装置で二軸のうちの一方がボルトを締め付ける前の状態を示す図、(B)は(A)の状態からボルトを締め付けた状態を示す図。
本発明は、軸方向に対して傾斜したテーパ状の接触箇所を有してボルトを締め付けることにより回転体を軸に締結する軸と回転体との締結装置において、回転体に対して軸方向一方側から接触するとともに回転体の一部より軸の径方向内側に入り込む軸方向一方側軸締結部材と、回転体に対して軸方向他方側から接触するとともに回転体の一部より軸の径方向内側に入り込む軸方向他方側軸締結部材とを備え、回転体での軸方向一方側軸締結部材と接触する回転体側接触箇所および軸方向一方側軸締結部材での回転体と接触する軸締結部材側接触箇所の少なくとも一方が、軸方向に対して傾斜したテーパ状に形成され、回転体での軸方向他方側軸締結部材と接触する回転体側接触箇所および軸方向他方側軸締結部材での回転体と接触する軸締結部材側接触箇所の少なくとも一方、または、軸方向一方側軸締結部材での軸方向他方側軸締結部材と接触する軸締結部材側接触箇所および軸方向他方側軸締結部材での軸方向一方側軸締結部材と接触する軸締結部材側接触箇所の少なくとも一方が、軸方向に対して傾斜したテーパ状に形成され、ボルトが、軸方向一方側軸締結部材から軸方向他方側軸締結部材まで延設され、軸方向一方側軸締結部材と軸方向他方側軸締結部材とを回転体に対して軸方向両側から締め付けていることにより、軸方向(スラスト方向)での回転体の取付精度が向上するとともに、取付時間が短縮するものであれば、その具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。
回転体は、軸と一体に回転するものであれば如何なるものであっても構わない。
例えば、回転体として、ギア、プーリ、スプロケットなどを挙げることができる。
また、軸、回転体、軸方向一方側軸締結部材および軸方向他方側軸締結部材の材質は、金属でもよいし、工業用樹脂でもよい。
以下に、本発明の第1実施例である軸110と回転体120との締結装置100について、図1および図2に基づいて説明する。
軸110と回転体120との締結装置100は、軸方向Aに対して傾斜したテーパ状の接触箇所を有してボルト150を締め付けることにより回転体120を軸110に締結するように構成されている。
具体的には、回転体120に対して軸方向一方側から接触するとともに回転体120の一部より軸110の径方向内側に入り込む軸方向一方側軸締結部材130と、回転体120に対して軸方向他方側から接触するとともに回転体120の一部より軸110の径方向内側に入り込む軸方向他方側軸締結部材140とを備えている。
さらに、回転体120での軸方向一方側軸締結部材130と接触する回転体側接触箇所および軸方向一方側軸締結部材130での回転体120と接触する軸締結部材側接触箇所の少なくとも一方が、軸方向Aに対して傾斜したテーパ状に形成されている。
本実施例では、両方がテーパ状に形成され、回転体120での軸方向一方側軸締結部材130と接触する回転体側接触箇所が、回転体一方側テーパ部123であり、軸方向一方側軸締結部材130での回転体120と接触する軸締結部材側接触箇所が、一方軸締結部材側テーパ部133である。
なお、本実施例で両方をテーパ状にしたのは、精度を上げるためであるが、技術的思想としては、少なくとも一方でよい。
少なくとも一方がテーパ状であれば、ボルト150の締め付けによる軸方向Aの力が、径方向Dの力に変換され、さらに回転体120と軸110との間に摩擦力が発生し、回転体120を軸110に締結できるからである。
同様に、回転体120での軸方向他方側軸締結部材140と接触する回転体側接触箇所および軸方向他方側軸締結部材140での回転体120と接触する軸締結部材側接触箇所の少なくとも一方が、軸方向Aに対して傾斜したテーパ状に形成されている。
本実施例では、両方がテーパ状に形成され、回転体120での軸方向他方側軸締結部材140と接触する回転体側接触箇所が、回転体他方側テーパ部124であり、軸方向他方側軸締結部材140での回転体120と接触する軸締結部材側接触箇所が、他方軸締結部材側テーパ部143である。
さらに、ボルト150が、軸方向一方側軸締結部材130から軸方向他方側軸締結部材140まで延設され、軸方向一方側軸締結部材130と軸方向他方側軸締結部材140とを回転体120に対して軸方向両側から締め付けている。
具体的には、軸方向一方側軸締結部材130の軸方向一方側フランジ部131に、ボルト挿通穴132が設けられている。
他方、軸方向他方側軸締結部材140の軸方向他方側フランジ部141に、ねじ穴142が設けられている。
そして、ボルト150の先端側が、軸方向一方側から軸方向一方側軸締結部材130のボルト挿通穴132に挿通され、回転体120のボルト挿通穴121を介して軸方向他方側の軸方向他方側軸締結部材140のねじ穴142にねじ留めされている。
これにより、軸方向両外側から内側へ向かって互いに回転体120を挟み込む力が作用し、この互いの挟み込む力がテーパ状の接触箇所で同じように径方向Dに変換されて軸110に対して締め付ける力が生じるとともに、軸方向Aに作用する力が相殺または減殺されて軸110に対する回転体120の軸方向(スラスト方向)Aのずれが略無になる。
さらに、軸方向(スラスト方向)Aのずれが略無になりずれ分の調整が不要となる。
また、軸110の端部から軸110に対して軸方向一方側軸締結部材130、回転体120および軸方向他方側軸締結部材140の順で取付自在である。
さらに、軸方向両側から挟み込む力がテーパによって軸110を締め付ける力にそれぞれ変換されて、回転体120の軸方向一端側と他端側とのバランスがよい。
また、軸方向一方側軸締結部材130が、軸110の周方向に複数並設され軸方向Aに延びたスリット134を有している。
同様に、軸方向他方側軸締結部材140が、軸110の周方向に複数並設され軸方向Aに延びたスリット144を有している。
これにより、テーパ状の接触箇所によって変換された締め付ける力を受けた際に軸方向一方側軸締結部材130の一方軸締結部材側テーパ部133および軸方向他方側軸締結部材140の他方軸締結部材側テーパ部143がスリット幅の許容範囲内で内径を変化させるように撓んで、締め付ける力が軸110に対して有効に作用する。
さらに、軸方向一方側軸締結部材130の一方軸締結部材側テーパ部133の姿勢と、軸方向他方側軸締結部材140の他方軸締結部材側テーパ部143の姿勢とが、軸方向Aでの軸方向一方側軸締結部材130と軸方向他方側軸締結部材140との間での軸方向Aと直交する仮想線Lを基準とした線対称の関係を有している。
これにより、軸方向一方側軸締結部材130に作用する軸110を締め付ける力と、軸方向他方側軸締結部材140に作用する軸110を締め付ける力とが同じ大きさになる。
また、回転体120が、軸方向Aでの軸方向一方側軸締結部材130と軸方向他方側軸締結部材140との間で、回転体120を軸110に取り付ける際に軸110の外周面と接触自在な位置決め面122を有している。
ここで、位置決め面122は、回転体120の内周面であり、組立の際に回転体120の内周に軸110を通すために、回転体120の内周の径が軸110の外周の径より極僅かに大となる関係を有している。
そして、回転体120の内周に軸を通したとき、回転体120の位置決め面122は軸110の外周面と接触するが、ボルト150を締めていくと、軸方向一方側軸締結部材130の一方軸締結部材側テーパ部133と、軸方向他方側軸締結部材140の他方軸締結部材側テーパ部143とが、徐々に軸110と回転体120の一部との間に入り込んでいき、回転体120の位置決め面122は軸110の外周面から僅かに離間するように構成されている。
これにより、回転体120を取り付ける際に軸110の回転中心に対する回転体120の相対的な位置が決まる。
また、回転体120のぶれがなくなって回転駆動に必要なエネルギーが小さくなる。
なお、本実施例では、回転体120の外周にスプロケット歯125を設けたが、回転体120はスプロケットに限らない。
回転体120は、ギアやプーリでもよい。
このようにして得られた本発明の第1実施例である軸110と回転体120との締結装置100は、回転体120に対して軸方向一方側から接触するとともに回転体120の一部より軸110の径方向内側に入り込む軸方向一方側軸締結部材130と、回転体120に対して軸方向他方側から接触するとともに回転体120の一部より軸110の径方向内側に入り込む軸方向他方側軸締結部材140とを備え、回転体120での軸方向一方側軸締結部材130と接触する回転体側接触箇所である回転体一方側テーパ部123および軸方向一方側軸締結部材130での回転体120と接触する軸締結部材側接触箇所である一方軸締結部材側テーパ部133の少なくとも一方が、軸方向Aに対して傾斜したテーパ状に形成され、回転体120での軸方向他方側軸締結部材140と接触する回転体側接触箇所である回転体他方側テーパ部124および軸方向他方側軸締結部材140での回転体120と接触する軸締結部材側接触箇所である他方軸締結部材側テーパ部143の少なくとも一方が、軸方向Aに対して傾斜したテーパ状に形成され、ボルト150が、軸方向一方側軸締結部材130から軸方向他方側軸締結部材140まで延設され、軸方向一方側軸締結部材130と軸方向他方側軸締結部材140とを回転体120に対して軸方向両側から締め付けていることにより、軸方向(スラスト方向)Aの取付精度を向上させることができるとともに、取付時間を短縮でき、軸110に容易に取り付けることができ、回転体120の軸方向一端側と他端側とのバランスをよくして回転体120の姿勢を高精度で安定させることができる。
さらに、軸方向一方側軸締結部材130および軸方向他方側軸締結部材140が、軸110の周方向に複数並設され軸方向Aに延びたスリット134、144をそれぞれ有していることにより、締め付ける力を軸110に対して有効に作用させることができる。
また、軸方向一方側軸締結部材130の一方軸締結部材側テーパ部133の姿勢と、軸方向他方側軸締結部材140の他方軸締結部材側テーパ部143の姿勢とが、軸方向Aでの軸方向一方側軸締結部材130と軸方向他方側軸締結部材140との間での軸方向Aと直交する仮想線Lを基準とした線対称の関係を有していることにより、軸方向(スラスト方向)Aのずれをより効果的に小さくして限りなく無に近づけることができる。
さらに、回転体120が、軸方向Aでの軸方向一方側軸締結部材130と軸方向他方側軸締結部材140との間で、回転体120を軸110に取り付ける際に軸110の外周面と接触自在な位置決め面122を有していることにより、軸110の回転中心に回転体120の回転中心を合わせて回転体120のぶれをなくすことができるとともに、偏芯による摩耗量を低減し、破損を防止でき、エネルギー効率を向上できるなど、その効果は甚大である。
続いて、本発明の第2実施例である軸210と回転体220との締結装置200について、図3および図4に基づいて説明する。
第2実施例の軸210と回転体220との締結装置200は、第1実施例の軸110と回転体120との締結装置100の軸方向一方側軸締結部材130が軸方向他方側軸締結部材140と回転体120との間に入り込む構成としたものであり、多くの要素について第1実施例の軸110と回転体120との締結装置100と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略し、下2桁が共通する200番台の符号を付すのみとする。
第2実施例では、軸210と回転体220との締結装置200は、回転体220に対して軸方向一方側から接触するとともに回転体220の一部より軸210の径方向内側に入り込む軸方向一方側軸締結部材230と、回転体220に対して軸方向他方側から接触するとともに回転体220の一部より軸210の径方向内側に入り込む軸方向他方側軸締結部材240とを備えている。
軸方向一方側軸締結部材230は、後述する一方軸締結部材外周側テーパ部235で回転体220と接触するように構成されている。
また、軸方向他方側軸締結部材240は、後述する他方軸締結部材外周側テーパ部245で軸方向一方側軸締結部材230および回転体220と接触するように構成されている。
さらに、回転体220での軸方向一方側軸締結部材230と接触する回転体側接触箇所および軸方向一方側軸締結部材230での回転体220と接触する軸締結部材側接触箇所の少なくとも一方が、軸方向Aに対して傾斜したテーパ状に形成されている。
本実施例では、両方がテーパ状に形成され、回転体220での軸方向一方側軸締結部材230と接触する回転体側接触箇所が、回転体側テーパ部226であり、軸方向一方側軸締結部材230での回転体220と接触する軸締結部材側接触箇所が、一方軸締結部材外周側テーパ部235である。
また、軸方向一方側軸締結部材230での軸方向他方側軸締結部材240と接触する軸締結部材側接触箇所および軸方向他方側軸締結部材240での軸方向一方側軸締結部材230と接触する軸締結部材側接触箇所の少なくとも一方が、軸方向Aに対して傾斜したテーパ状に形成されている。
本実施例では、両方がテーパ状に形成され、軸方向一方側軸締結部材230での軸方向他方側軸締結部材240と接触する軸締結部材側接触箇所が、一方軸締結部材内周側テーパ部236であり、軸方向他方側軸締結部材240での軸方向一方側軸締結部材230と接触する軸締結部材側接触箇所が、他方軸締結部材外周側テーパ部245である。
さらに、軸方向一方側軸締結部材230での回転体220と接触する軸締結部材側接触箇所である一方軸締結部材内周側テーパ部236および軸方向一方側軸締結部材230での軸方向他方側軸締結部材240と接触する軸締結部材側接触箇所である一方軸締結部材外周側テーパ部235が、軸210の径方向Dで回転体220と軸方向他方側軸締結部材240との間に入り込んでいる。
これにより、入り込んでいない構成と比べて、テーパ状の部分の傾斜を緩やかにしてテーパ状の部分の軸方向成分の長さを長くとれ、くさび効果を効率よく得られる。
さらに、ボルト250が締め付けられて軸方向一方側軸締結部材230の一方軸締結部材内周側テーパ部236および一方軸締結部材外周側テーパ部235が軸210の径方向Dで回転体220と軸方向他方側軸締結部材240との間に入り込む際、軸方向一方側軸締結部材230と軸210との間に隙間がある状態で軸方向一方側軸締結部材230が軸方向(スラスト方向)Aへ変位する。
その他方で、回転体220が軸方向他方側軸締結部材240に対して軸方向(スラスト方向)Aへ殆ど変位せず、軸方向他方側軸締結部材240が軸に対して軸方向(スラスト方向)Aへ変位しない。
このようにして得られた本発明の第2実施例である軸210と回転体220との締結装置200は、軸方向一方側軸締結部材230での軸方向他方側軸締結部材240と接触する軸締結部材側接触箇所である一方軸締結部材内周側テーパ部236および軸方向他方側軸締結部材240での軸方向一方側軸締結部材230と接触する軸締結部材側接触箇所である他方軸締結部材外周側テーパ部245の少なくとも一方が、軸方向Aに対して傾斜したテーパ状に形成され、軸方向一方側軸締結部材230での回転体220と接触する軸締結部材側接触箇所である一方軸締結部材外周側テーパ部235および軸方向一方側軸締結部材230での軸方向他方側軸締結部材240と接触する軸締結部材側接触箇所である一方軸締結部材内周側テーパ部236が、軸210の径方向Dで回転体220と軸方向他方側軸締結部材240との間に入り込んでいることにより、入り込んでいない構成と比べてくさび効果を効率よく得ることができるとともに、回転体220の軸方向(スラスト方向)Aのずれをより確実になくすことができるなど、その効果は甚大である。
続いて、本発明の第3実施例である軸310と回転体320との締結装置300について、図5に基づいて説明する。
第3実施例の軸310と回転体320との締結装置300は、第2実施例の軸210と回転体220との締結装置200の軸方向他方側軸締結部材240の軸方向他方側フランジ部241に回転体220と軸方向Aに対して直交する面で当接する当接部分341aを形成したものであり、多くの要素について第2実施例の軸210と回転体220との締結装置200と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略し、下2桁が共通する300番台の符号を付すのみとする。
第3実施例では、軸方向他方側軸締結部材340の他方軸締結部材外周側テーパ部345が、軸方向一方側軸締結部材330の一方軸締結部材内周側テーパ部336と接触するが、回転体320とは接触しないように構成されている。
その代わり、軸方向他方側軸締結部材340の軸方向他方側フランジ部341の当接部分341aが、回転体320の軸方向他方側と当接するように設けられている。
そして、当接部分341aは、軸方向Aに対して直交する面状に構成されている。
これにより、軸方向Aでの軸方向他方側軸締結部材340と回転体320との相対的な位置関係が精度よく決まる。
つまり、ボルト350が締め付けられる際、軸方向一方側軸締結部材330と軸310との間に隙間があるため、軸方向一方側軸締結部材330と軸310との間で摩擦力が生じることなく、軸方向一方側軸締結部材330が、回転体320および軸方向他方側軸締結部材340に対して変位する。
他方、回転体320は軸方向他方側軸締結部材340に対して軸方向Aへ変位しないため、回転体320の軸方向(スラスト方向)Aのずれを完全になくすことができる。
100、200、300 ・・・ 軸と回転体との締結装置
110、210、310 ・・・ 軸(回転軸)
120、220、320 ・・・ 回転体
121、221、321 ・・・ ボルト挿通穴
122 ・・・ 位置決め面
123 ・・・ 回転体一方側テーパ部
124 ・・・ 回転体他方側テーパ部
125、225、325 ・・・ スプロケット歯
226、326 ・・・ 回転体側テーパ部
130、230、330 ・・・ 軸方向一方側軸締結部材
131、231、331 ・・・ 軸方向一方側フランジ部
132、232、332 ・・・ ボルト挿通穴
133 ・・・ 一方軸締結部材側テーパ部
134、234、334 ・・・ スリット
235、335 ・・・ 一方軸締結部材外周側テーパ部
236、336 ・・・ 一方軸締結部材内周側テーパ部
140、240、340 ・・・ 軸方向他方側軸締結部材
141、241、341 ・・・ 軸方向他方側フランジ部
341a ・・・ 当接部分
142、242、342 ・・・ ねじ穴
143 ・・・ 他方軸締結部材側テーパ部
144、244、344 ・・・ スリット
245、345 ・・・ 他方軸締結部材外周側テーパ部
150、250、350 ・・・ ボルト
700 ・・・ (従来技術の)軸と回転体との締結装置
710、710A、710B・・・ 軸(回転軸)
720、720A、720B・・・ 回転体
721 ・・・ 回転体側テーパ部
722 ・・・ ねじ穴
730 ・・・ 軸締結部材
731 ・・・ フランジ部
732 ・・・ ボルト挿通穴
733 ・・・ 軸締結部材側テーパ部
740 ・・・ ボルト
A ・・・ 軸方向(スラスト方向)
D ・・・ 径方向
L ・・・ 仮想線

Claims (5)

  1. 軸方向に対して傾斜したテーパ状の接触箇所を有してボルトを締め付けることにより回転体を軸に締結する軸と回転体との締結装置において、
    前記回転体に対して軸方向一方側から接触するとともに回転体の一部より軸の径方向内側に入り込む軸方向一方側軸締結部材と、前記回転体に対して軸方向他方側から接触するとともに回転体の一部より軸の径方向内側に入り込む軸方向他方側軸締結部材とを備え、
    前記回転体での軸方向一方側軸締結部材と接触する回転体側接触箇所および軸方向一方側軸締結部材での回転体と接触する軸締結部材側接触箇所の少なくとも一方が、前記軸方向に対して傾斜したテーパ状に形成され、
    前記回転体での軸方向他方側軸締結部材と接触する回転体側接触箇所および軸方向他方側軸締結部材での回転体と接触する軸締結部材側接触箇所の少なくとも一方、
    または、
    前記軸方向一方側軸締結部材での軸方向他方側軸締結部材と接触する軸締結部材側接触箇所および軸方向他方側軸締結部材での軸方向一方側軸締結部材と接触する軸締結部材側接触箇所の少なくとも一方が、前記軸方向に対して傾斜したテーパ状に形成され、
    前記ボルトが、前記軸方向一方側軸締結部材から軸方向他方側軸締結部材まで延設され、前記軸方向一方側軸締結部材と軸方向他方側軸締結部材とを回転体に対して軸方向両側から締め付けていることを特徴とする軸と回転体との締結装置。
  2. 前記軸方向一方側軸締結部材および軸方向他方側軸締結部材が、前記軸の周方向に複数並設され軸方向に延びたスリットをそれぞれ有していることを特徴とする請求項1に記載の軸と回転体との締結装置。
  3. 前記回転体での軸方向他方側軸締結部材と接触する回転体側接触箇所および軸方向他方側軸締結部材での回転体と接触する軸締結部材側接触箇所の少なくとも一方が、前記軸方向に対して傾斜したテーパ状に形成され、前記軸方向一方側軸締結部材の軸締結部材側接触箇所の姿勢と、前記軸方向他方側軸締結部材の軸締結部材側接触箇所の姿勢とが、前記軸方向での軸方向一方側軸締結部材と軸方向他方側軸締結部材との間での軸方向と直交する仮想線を基準とした線対称の関係を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の軸と回転体との締結装置。
  4. 前記回転体が、前記軸方向での軸方向一方側軸締結部材と軸方向他方側軸締結部材との間で、前記回転体を軸に取り付ける際に軸の外周面と接触自在な位置決め面を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の軸と回転体との締結装置。
  5. 前記軸方向一方側軸締結部材での軸方向他方側軸締結部材と接触する軸締結部材側接触箇所および軸方向他方側軸締結部材での軸方向一方側軸締結部材と接触する軸締結部材側接触箇所の少なくとも一方が、前記軸方向に対して傾斜したテーパ状に形成され、前記軸方向一方側軸締結部材での回転体と接触する軸締結部材側接触箇所および軸方向一方側軸締結部材での軸方向他方側軸締結部材と接触する軸締結部材側接触箇所が、前記軸の径方向で回転体と軸方向他方側軸締結部材との間に入り込んでいることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の軸と回転体との締結装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105626828A (zh) * 2016-02-25 2016-06-01 高晓燕 一种同步带轮装置

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