JP2014223844A - マルチカラー光源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ホワイトバランス調整等の発光駆動時におけるパルス信号のデューティー比の微調整作業を行うことなく、制御上の色と一致する可変の発光色を得ること。
【解決手段】発光ダイオードチップとして個体間の輝度ばらつきが極めて小さい大量生産品を用いた単色発光ダイオード231a〜231cで発光させた単色光Bsを、各色変換器232a〜232cによりR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の光Br,Bg,Bbに変換する。単色発光ダイオード231a〜231cに印加するパルス信号のデューティー比により光Br,Bg,Bbの輝度バランスをコントローラ30で調整し、所望の発光色の光Bを得る。パルス信号のデューティー比の組み合わせパターンにより光Br,Bg,Bbの輝度バランスが一義的に決まるので、微調整作業なしに所望の発光色を得ることができる。
【選択図】図2
【解決手段】発光ダイオードチップとして個体間の輝度ばらつきが極めて小さい大量生産品を用いた単色発光ダイオード231a〜231cで発光させた単色光Bsを、各色変換器232a〜232cによりR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の光Br,Bg,Bbに変換する。単色発光ダイオード231a〜231cに印加するパルス信号のデューティー比により光Br,Bg,Bbの輝度バランスをコントローラ30で調整し、所望の発光色の光Bを得る。パルス信号のデューティー比の組み合わせパターンにより光Br,Bg,Bbの輝度バランスが一義的に決まるので、微調整作業なしに所望の発光色を得ることができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、発光ダイオードを用いた発光色可変のマルチカラー光源装置に関する。
青色発光ダイオードの開発を機に発光ダイオードで表現できる色が飛躍的に拡がったことに伴い、省電力で長寿命の発光ダイオードを用いたカラー光源装置を種々の分野で利用することが提案されている。その一例として、車内の特定箇所に光を照射するイルミネーション装置の光源として、フルカラーLEDを用いることを提案したものがある(例えば、特許文献1)。
フルカラーLEDは、RGBの3色の発光ダイオードチップを1つの基板に実装して構成されており、各チップの発光駆動を個別にデューティー制御して各色の光の明るさを調整することで、発光色を変えることができる。
ところで、大量生産される単色発光ダイオードに比べるとフルカラーLEDは生産量がかなり少ない。そのため、各フルカラーLEDにおいて各色の発光ダイオードチップが発光する光の明るさを揃える品質管理は現実的に難しく、光の明るさが許容レベルに達する発光ダイオードチップだけを使用するという品質管理を行うのが一般的である。したがって、各色の発光ダイオードチップを同じデューティー比のパルス信号で発光駆動させても各色の光の明るさが同じになるとは限らない。
そこで、フルカラーLEDを正しい色で発光させるためには、例えばホワイトバランス調整のように、フルカラーLEDの駆動制御上の発光色と実際の発光色とを一致させるための、パルス信号のデューティー比の微調整作業を行うことが不可欠である。
特に、車両では、フルカラーLEDを用いた照明を運転席側と助手席側との左右一対で行う場合もある。その場合に、左右のフルカラーLEDに同じパターンのデューティー制御を行っても発光色が左右で異なってしまうと、車両の商品価値をカラー照明によって高めることができない。
本発明は前記事情に鑑みなされたもので、本発明の目的は、ホワイトバランス調整等の発光駆動時におけるパルス信号のデューティー比の微調整作業を行うことなく、制御上の色と一致する可変の発光色を得ることができる、複数の発光ダイオードを用いたマルチカラー光源装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、請求項1に記載した本発明のマルチカラー光源装置は、
複数の発光ダイオードを個別に駆動制御することで、各発光ダイオードの光を混合した発光色を変化させるマルチカラー光源装置において、
単一のダイオードチップを用いて単色光を発光する複数の単色発光ダイオードと、
前記各単色発光ダイオードが同一色でそれぞれ発光する単色光を、前記発光色を構成する光の3原色中の互いに異なる色の光にそれぞれ変換する、複数の色変換器と、
前記各色変換器による変換後の色別に予め定められた前記各色変換器による色変換前後の光の輝度比に対応するデューティー比のパルス信号で、前記各色変換器に対応する前記各単色発光ダイオードをそれぞれ駆動する駆動部と、
を備えることを特徴とする。
複数の発光ダイオードを個別に駆動制御することで、各発光ダイオードの光を混合した発光色を変化させるマルチカラー光源装置において、
単一のダイオードチップを用いて単色光を発光する複数の単色発光ダイオードと、
前記各単色発光ダイオードが同一色でそれぞれ発光する単色光を、前記発光色を構成する光の3原色中の互いに異なる色の光にそれぞれ変換する、複数の色変換器と、
前記各色変換器による変換後の色別に予め定められた前記各色変換器による色変換前後の光の輝度比に対応するデューティー比のパルス信号で、前記各色変換器に対応する前記各単色発光ダイオードをそれぞれ駆動する駆動部と、
を備えることを特徴とする。
請求項1に記載した本発明のマルチカラー光源装置によれば、発光色を構成する光の3原色中の複数色の光を、各色に対応する各色変換器が対応する各単色発光ダイオードの単色光をそれぞれ色変換して生成する。
ここで、各単色発光ダイオードには、RGBの3色の発光ダイオードチップを1つの基板に実装したフルカラーLEDでなく、単一の発光ダイオードチップを用いて単色光を発光する大量生産品が用いられる。したがって、同一デューティー比のパルス信号で駆動したときに同一の輝度で発光する個体間の輝度ばらつきが極めて小さい発光ダイオードチップが、単色発光ダイオードに用いられる。
そして、各色変換器は、単色発光ダイオードからの単色光の周波数成分のうち、変換後の色を除く他の色の周波数成分をカットして、単色光を各色の光にそれぞれ変換する。
このため、色変換器により元の色から各色に色変換された光の輝度は、単色光の輝度よりも減少する。そして、色変換により減少する輝度は、単色光の周波数成分からカットされる他の色の周波数成分に応じて定まる。したがって、色変換前後の光の輝度比は、変換後の光の色、つまり、変換後の光に含まれる周波数成分によって個別に決まる。
即ち、各色変換器による変換後の各色の光の輝度は、変換後の色(の周波数)に応じて一義的に定まる。よって、所望の発光色を得るために、色変換後の各色の光をそれぞれ発光色に応じた輝度バランスとするには、色変換前後の輝度比を考慮して各単色発光ダイオードの輝度を計算し、それに応じたデューティー比のパルス信号で各単色発光ダイオードを駆動部により発光駆動させればよい。
これにより、各色変換器による色変換後の光により構成した実際の発光色を撮影する等して駆動制御上の発光色との一致を確認し、必要に応じてホワイトバランス調整等のパルス信号のデューティー比の微調整作業を行う必要をなくし、制御上の色と一致する可変の発光色を得ることができる。
なお、請求項2に記載した本発明のマルチカラー光源装置のように、請求項1に記載した本発明のマルチカラー光源装置において、前記各色変換器による色変換後の光を同一光路上に導光し混合して前記発光色の光として出射させる合成光学系をさらに備える構成としてもよい。この場合は、マルチカラー光源装置自身が各色変換後の光を加法混色し発光色として出射させることになる。
また、請求項3に記載した本発明のマルチカラー光源装置は、請求項1又は2に記載した本発明のマルチカラー光源装置において、前記各色変換器による色変換後の光で構成した前記発光色の光を車両の複数箇所においてそれぞれ出射させることを特徴とする。
請求項3に記載した本発明のマルチカラー光源装置によれば、請求項1又は2に記載した本発明のマルチカラー光源装置において、車両の複数箇所のマルチカラー光源装置を同じ発光色で発光させる場合は、各マルチカラー光源装置において、複数の単色発光ダイオードを同じ組み合わせパターンのデューティー比のパルス信号でそれぞれ発光駆動させる。
このとき、各マルチカラー光源装置では、各単色発光ダイオードの単色光を対応する各色変換器で色変換すると、光の輝度が変換後の色に応じた輝度比で減少し、変換後の各色の光が発光色に応じた輝度バランスとなって、所望の発光色の光が得られる。したがって、各マルチカラー光源装置の各単色発光ダイオードを発光色に応じたデューティー比のパルス信号でそれぞれ発光駆動するだけで、各箇所の実際の発光色どうしを比較してパルス信号のデューティー比の微調整作業を行わなくても、各箇所の発光色を制御上の発光色で一致させることができる。
本発明によれば、ホワイトバランス調整等の発光駆動時におけるパルス信号のデューティー比の微調整作業を行うことなく、制御上の色と一致する可変の発光色を得ることができる。
以下、本発明に係る車内照明装置の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に係る車内照明装置の配置を示す説明図である。
図1に示すように、車両1内の運転席3側や助手席5側のセンターピラー7,9付近には、車内照明用のランプ11,13が設けられている。各ランプ11,13はそれぞれ発光色を任意の色に変化させることができる。そして、このランプ11,13の光源に、本発明の一実施形態に係るマルチカラー光源装置が使用される。
次に、各ランプ11,13の光源に用いられる本実施形態のマルチカラー光源装置の概略構成について、図2のブロック図を参照して説明する。図2中の引用符号20で示す本実施形態のマルチカラー光源装置は、コントローラ30によって制御される。コントローラ30は、例えば、車両1に搭載されたECU(Electronic Control Unit )等の補機制御用のマイクロコンピュータによって構成される。
そして、マルチカラー光源装置20は、光の3原色であるR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各色に対応する3つの駆動部21a〜21c及び3つの発光部23a〜23cと、各発光部23a〜23cが発光する光を混合して出射するプリズム25とを有している。
各発光部23a〜23cは、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各色の光を出射するもので、単色発光ダイオード231a〜231cと色変換器232a〜232cとで構成されている。各単色発光ダイオード231a〜231cは、それぞれ、単一のダイオードチップを用いて単色光Bsを発光するもので、例えば白色光や乳白色(白熱電球色)の光を発光する発光ダイオードが用いられる。
各単色発光ダイオード231a〜231cが出射する単色光Bsの輝度は、対応する各駆動部21a〜21cが単色発光ダイオード231a〜231cに駆動信号として印加するパルス信号のデューティー比によって定まる。各駆動部21a〜21cのパルス信号のデューティー比は、コントローラ30によって決定される。
なお、各単色発光ダイオード231a〜231cには、同一デューティー比での駆動時に同一の輝度で発光し個体間の輝度ばらつきが極めて小さい、大量生産品の発光ダイオードチップが用いられる。
各色変換器232a〜232cは、単色発光ダイオード231a〜231cの単色光BsをR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各色の光Br,Bg,Bbにそれぞれ変換するものである。
各色変換器232a〜232cには、例えば、蛍光体の励起光との混色で変換後の色を得るものや、バンドパスフィルタにより変換後の色を得るもの、周波数シフトキーイング(FSK)により変換後の色を得るもの等、種々のものを利用することができる。
前記プリズム25は、入射部25aから入射した光を内部で導光して出射部25bから出射させる光学素子である。入射部25aは、各発光部23a〜23cからの各色の光Br,Bg,Bbに対応して3つ設けられていてもよい。入射部25aから入射した各色の光Br,Bg,Bbは、プリズム25の内部で屈折や反射により同一の光路上に導光される。同一の光路上で各色の光Br,Bg,Bbは混合され、混合された色の光Bは出射部25bからプリズム25の外部に出射される。
次に、上述した構成による本実施形態のマルチカラー光源装置20の各発光部23a〜23cにおける動作(作用)について説明する。
各単色発光ダイオード231a〜231cに用いられている発光ダイオードチップは大量生産品であり、同一デューティー比で駆動した際に同一の輝度で発光し個体間の輝度ばらつきが極めて小さい。このため、各駆動部21a〜21cからのパルス信号により発光駆動させた各単色発光ダイオード231a〜231cの単色光Bsの輝度は、そのパルス信号のデューティー比に応じた値となる。
また、色変換器232a〜232cでは、単色発光ダイオード231a〜231cの単色光Bsの周波数成分から、R(レッド)を除く色の周波数成分、G(グリーン)を除く色の周波数成分、B(ブルー)を除く他の色の周波数成分がそれぞれカットされる。これにより、単色光BsがR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各色の光Br,Bg,Bbにそれぞれ変換される。
このため、各色変換器232a〜232cによりR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各色に色変換された光Br,Bg,Bbの輝度は、単色光Bsの輝度よりも減少する。そして、色変換により減少する輝度は、単色光Bsの周波数成分からカットされるR(レッド)以外の色、G(グリーン)以外の色、B(ブルー)以外の色の各周波数成分に応じてそれぞれ定まる。
したがって、各色変換器232a〜232cによるR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各色への色変換前後の光の輝度比は、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各色の光Br,Bg,Bbにそれぞれ含まれる周波数成分によって個別に決まる。言い換えると、色変換前後の光の輝度比は、色変換に際して単色光Bsの周波数成分からカットしたR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各色以外の色の周波数成分によって個別に決まる。
このように、各単色発光ダイオード231a〜231cの単色光Bsは、各駆動部21a〜21cからのパルス信号のデューティー比に応じた輝度となり、また、変換後の色によって色変換前後の光の輝度比が定まる。このため、各色変換器232a〜232cによる変換後の各色の光Br,Bg,Bbの輝度は、対応する各単色発光ダイオード231a〜231cに印加するパルス信号のデューティー比と、変換後の色(の周波数)とによって一義的に定まる。
そして、色変換したR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の光Br,Bg,Bbを混合して所望の発光色の光Bを得るためには、各色の光Br,Bg,Bbをそれぞれ発光色に応じた輝度バランスとする必要がある。
そこで、本実施形態のマルチカラー光源装置20では、コントローラ30によって、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各光Br,Bg,Bbが発光色に応じた輝度バランスとなるような、各単色発光ダイオード231a〜231cの輝度を、各色変換器232a〜232cによる色変換前後の輝度比を考慮して計算する。
そして、コントローラ30が、計算した輝度に応じたデューティー比のパルス信号を各駆動部21a〜21cから対応する各単色発光ダイオード231a〜231cに出力させる。これにより、発光色に対応する輝度バランスでR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各色の光Br,Bg,Bbが各発光部23a〜23cからそれぞれ出射される。
したがって、コントローラ30が、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の光Br,Bg,Bbの輝度バランスを、各駆動部21a〜21cが出力するパルス信号のデューティー比を通じて変更することで、プリズム25から出射される光Bの色を任意に変更することができる。
このように、本実施形態のマルチカラー光源装置20では、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の光Br,Bg,Bbを単色光Bsからの色変換により生成し、単色光Bsを発光する各単色発光ダイオード231a〜231cの発光ダイオードチップに、個体間の輝度ばらつきが極めて小さい大量生産品を用いた。
このため、各駆動部21a〜21cから対応する各単色発光ダイオード231a〜231cに印加するパルス信号を、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の光Br,Bg,Bbが所望の発光色に応じた輝度バランスとなるデューティー比とすることで、プリズム25から混合して出射される光Bの色を、確実に所望の発光色とすることができる。
これにより、プリズム25から出射された光Bを実際にカメラで撮影する等して、各駆動部21a〜21cのパルス信号のデューティー比に対応する駆動制御上の発光色と、プリズム25から出射された実際の光Bの色との一致を確認する必要をなくすことができる。即ち、各駆動部21a〜21cが各単色発光ダイオード231a〜231cに印加するパルス信号のデューティー比を適切に設定するだけで、ホワイトバランス調整等のようなパルス信号のデューティー比の微調整作業を行わなくても、所望の色の光Bを実際に得ることができる。
そして、本実施形態では、車両1の左右のセンターピラー7,9のランプ11,13に用いた各マルチカラー光源装置20において、コントローラ30が、各駆動部21a〜21cにより各単色発光ダイオード231a〜231cをそれぞれ発光駆動させる。したがって、各マルチカラー光源装置20の各単色発光ダイオード231a〜231cを、デューティー比のパターンが同じ組み合わせのパルス信号で発光駆動させると、各プリズム25から同じ発光色の光がそれぞれ出射される。
このとき、各マルチカラー光源装置20,20において、各単色発光ダイオード231a〜231cには、個体間の輝度ばらつきが極めて小さい大量生産品の発光ダイオードチップを用いている。したがって、各マルチカラー光源装置20,20において、各単色発光ダイオード231a〜231cを同じ組み合わせのデューティー比パターンのパルス信号で発光駆動させると、各発光部23a〜23cからそれぞれ出射される光は、左右で色味の差がない同じ発光色となる。
このため、複数(本実施形態では2つ)のマルチカラー光源装置20において、デューティー比の組み合わせパターンが同じパルス信号で各単色発光ダイオード231a〜231cを発光駆動させることで、パルス信号のデューティー比を微調整しなくても、プリズム25で混合した発光色を所望の発光色と一致させることができる。
なお、本実施形態では、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各光Br,Bg,Bbをプリズム25で混合して任意の色の光Bを得る構成を例に採って説明した。しかし、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)のうち1色を省略したり、他の色(例えば乳白色(白熱電球色))の光と入れ替えたり、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)に他の色を加えて4色以上の光を混合して発光色を得るようにする等、任意である。
また、本実施形態では、車両1の左右のセンターピラー7,9付近のランプ11,13の光源にマルチカラー光源装置20を使用する場合について説明した。しかし、本発明は、単品又は3つ以上で使用するマルチカラー光源装置についても適用可能である。
さらに、本実施形態では、マルチカラー光源装置20がプリズム25を含む場合について説明したが、駆動部21a〜21cと発光部23a〜23cとでマルチカラー光源装置を構成してプリズム25を別体としてもよく、プリズム25の有無を問わず、コントローラ30を含めてマルチカラー光源装置を構成してもよい。
本発明は、複数の単色発光ダイオードを個別に駆動制御することで発光色を変化させるマルチカラー光源装置に用いて極めて有用である。
1 車両
3 運転席
5 助手席
7,9 センターピラー
11,13 ランプ
20 マルチカラー光源装置
21a〜21c 駆動部
23a〜23c 発光部
231a〜231c 単色発光ダイオード
232a〜232c 色変換器
25 プリズム(合成光学系)
25a 入射部
25b 出射部
30 コントローラ
B 光
Bb ブルーの光
Bg グリーンの光
Br レッドの光
Bs 単色光
3 運転席
5 助手席
7,9 センターピラー
11,13 ランプ
20 マルチカラー光源装置
21a〜21c 駆動部
23a〜23c 発光部
231a〜231c 単色発光ダイオード
232a〜232c 色変換器
25 プリズム(合成光学系)
25a 入射部
25b 出射部
30 コントローラ
B 光
Bb ブルーの光
Bg グリーンの光
Br レッドの光
Bs 単色光
Claims (3)
- 複数の発光ダイオードを個別に駆動制御することで、各発光ダイオードの光を混合した発光色を変化させるマルチカラー光源装置において、
単一のダイオードチップを用いて単色光を発光する複数の単色発光ダイオードと、
前記各単色発光ダイオードが同一色でそれぞれ発光する単色光を、前記発光色を構成する光の3原色中の互いに異なる色の光にそれぞれ変換する、複数の色変換器と、
前記各色変換器による変換後の色別に予め定められた前記各色変換器による色変換前後の光の輝度比に対応するデューティー比のパルス信号で、前記各色変換器に対応する前記各単色発光ダイオードをそれぞれ駆動する駆動部と、
を備えることを特徴とするマルチカラー光源装置。 - 前記各色変換器による色変換後の光を同一光路上に導光し混合して前記発光色の光として出射させる合成光学系をさらに備えることを特徴とする請求項1記載のマルチカラー光源装置。
- 前記各色変換器による色変換後の光で構成した前記発光色の光を車両の複数箇所においてそれぞれ出射させることを特徴とする請求項1又は2記載のマルチカラー光源装置。
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