JP2014222918A - 通信システムにおけるサブパケットのリソースへのマッピング - Google Patents

通信システムにおけるサブパケットのリソースへのマッピング Download PDF

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Abstract

【課題】通信システムにおいてデータを送信するための技術が提供される。【解決手段】パケットは、複数のサブパケットに分割され、独立して符号化される。少なくとも一つのサブパケットが、その割り当てられるリソースの一部分にマッピングされる。各々のタイルは、時間・周波数リソースのブロックに対応する。サブパケットは、(i)そのサブパケットが、同様の復号化パフォーマンスを実現するために、同数のタイルにマッピングされるように、(ii)利用可能な場合には、各々のサブパケットが、そのサブパケットのある最小のダイバーシティー次数を実現するために、少なくともNMIN個のタイルにマッピングされるように、及び/又は、(iii)可能な場合には、各々のサブパケットが、そのサブパケットがそのタイルのすべてを復調する必要なしに復号可能なように、複数のタイルの一部分にマッピングされるように、そのタイルにマッピングされる。【選択図】図4

Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、いずれも2007年1月5日付け提出され、本願の譲受人に譲渡され、参照によって本明細書に組み込まれる、「DCH SUBPACKET INTERLEAVING」と題された米国仮出願第60/883,702号及び「WIRELESS COMMUNICATION SYSTEM」と題された米国仮出願第60/883,758号の優先権を主張する。
本開示は、一般には通信に関し、より詳しくは通信システムにおいてデータを伝送するための技術に関する。
通信システムにおいて、送信機は、コードビットを得るために、データのパケットを符号化し、該コードビットに基づいて、変調シンボルを生成しても良い。そして、送信機は、該変調シンボルを、該パケットに割り当てられた時間・周波数リソースへマッピングし、更に、該マッピングされた変調シンボルを、処理し、通信チャネルを通して送信しても良い。受信機は、該データ伝送のための受信シンボルを取得し、その伝送パケットを回復するための相補的な処理を実行しても良い。
データ伝送のための良好なパフォーマンスを実現できるように及び受信機が効率的な方法でパケットを回復できるように、送信機がパケットを処理し送信することは望ましい。それゆえ、通信システムにおいてパケットを効率的に送信する技術が当該技術分野において必要である。
良好なパフォーマンス及び低い復号化レイテンシーを実現するような方法でパケットを送信するための技術が、本明細書で説明される。一つの態様において、パケットは複数のサブパケットに分割されても良く、また、各々のサブパケットは、そのパケットの伝送のために割り当てられたリソースの全部又は一部の上を送信されても良い。サブパケットのリソースへのマッピングは、サブパケットインターリービングと呼ばれても良い。各々のサブパケットは、独立して符号化されてもよく、また、独立して復号化されても良い。割り当てられたリソースは、複数のタイル(各々のタイルは、時間・周波数リソースのブロックに対応する)を含んでも良い。サブパケットは、(i)そのサブパケットが、同様の復号化パフォーマンスを実現するために、同数のタイルにマッピングされるように、(ii)各々のサブパケットが、そのサブパケットのある最小のダイバーシティー次数を実現するために、少なくともNMIN個のタイルにマッピングされるように、及び/又は、(iii)各々のサブパケットが、そのサブパケットがそのタイルのすべてを復調する必要なしに復号可能なように、複数のタイルの一部分にマッピングされるように、そのタイルにマッピングされる。
一つのデザインにおいて、送信機は、パケットの伝送のために割り当てられるリソースを決定しても良い。送信機は、パケットを複数のサブパケットに分割し、各々のサブパケットを処理(例えば、符号化)し、そして、その複数のサブパケットを、該割り当てられるリソースへマッピングしても良い。少なくとも一つのサブパケットは、該割り当てられるリソースの一部分、すなわち、該割り当てられるリソースの全部よりも少ない部分に、マッピングされても良い。例えば、少なくとも一つのサブパケットは、割り当てられるタイルの一部分にマッピングされても良い。
一つのデザインにおいて、受信機は、パケットの伝送のために割り当てられたリソースを決定しても良い。受信機は、該割り当てられたリソースを通して該パケットの複数のサブパケットを受信しても良く、また、該サブパケットを該割り当てられたリソースからデマッピングしても良い。少なくとも一つのサブパケットは、該割り当てられたリソースの一部分、例えば、割り当てられたタイルの一部分から、デマッピングされても良い。受信機は、該パケットを回復するためのデマッピングの後に、該サブパケットを処理(例えば、復号化)しても良い。
本開示の様々な態様及び特徴は、以下で更に詳細に記載される。
図1は、無線通信システムを示す。 図2は、一例のフレーム構造を示す。 図3は、パケットの送信及び受信を示す。 図4は、3つのサブパケットの、8つのタイルへのマッピングを示す。 図5は、3つのサブパケットの、一つのタイル中の送信ユニット群へのマッピングを示す。 図6は、受信機でのパケットの処理を示す。 図7は、基地局及び端末のブロック図を示す。 図8は、送信(TX)データプロセッサのブロック図を示す。 図9は、受信(RX)データプロセッサのブロック図を示す。 図10は、データを送信するためのプロセスを示す。 図11は、データを送信するための装置を示す。 図12は、データを受信するためのプロセスを示す。 図13は、データを受信するための装置を示す。
詳細な説明
本明細書で説明される技術は、各種の無線通信システム及びネットワークに利用されても良い。用語“システム(system)”及び“ネットワーク(network)”は、しばしば互換的に使用される。例えば、該技術は、有線通信システム、無線通信システム、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)などに利用されても良い。無線通信システムは、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交FDMA(OFDMA)システム、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)システムなどであっても良い。CDMAシステムは、例えばcdma2000、ユニバーサル地上無線アクセス(Universal Terrestrial Radio Access)(UTRA)などのような無線技術を実装しても良い。OFDMAシステムは、例えばウルトラ・モバイル・ブロードバンド(Ultra Mobile Broadband)(UMB)、Evolved UTRA(E−UTRA)、IEEE 802.16、IEEE 802.20、Flash−OFDM(登録商標)などのような無線技術を実装しても良い。UTRA及びE−UTRAは、“第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project)”(3GPP)という名前の団体からのドキュメントに記載されている。cdma2000及びUMBは、“第3世代パートナーシッププロジェクト2(3rd Generation Partnership Project 2)”(3GPP2)という名前の団体からのドキュメントに記載されている。これら各種の無線技術及び標準は、当該技術分野において知られている。明確にするために、該技術のいくつかの態様がUMBについて以下で説明され、UMB用語が、以下の説明の大半で使用される。UMBは、公的に利用可能な、3GPP2 C.S0084-001, タイトル“Physical Layer for Ultra Mobile Broadband (UMB) Air Interface Specification”, August 2007に記載されている。
図1は、アクセスネットワーク(AN)とも呼ばれる無線通信システム100を示す。簡単にするために、図1では、一つの基地局110と、二つの端末120及び130だけが示されている。基地局は、諸端末と通信する局である。基地局はまた、アクセスポイント、Node B、evolved Node Bなどとも呼ばれる。端末は、固定したもの(stationary)でも又は移動性のもの(mobile)でも良く、また、アクセス端末(AT)、移動局(mobile station)、ユーザ装置(user equipment)、加入者ユニット(subscriber unit)、局などとも呼ばれる。端末は、携帯電話(cellular phone)、携帯情報端末(PDA)、無線通信デバイス、無線モデム、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレスフォンなどであっても良い。端末は、常時、順方向リンク及び/又は逆方向リンク上で、1又は複数の基地局と通信しても良い。順方向リンク(又は、ダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを意味し、逆方向リンク(又は、アップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを意味する。図1において、端末120は、順方向リンク122を通して基地局110からデータを受信しても良く、また、逆方向リンク124を通してデータを送信しても良い。端末130は、順方向リンク132を通して基地局110からデータを受信しても良く、また、逆方向リンク134を通してデータを送信しても良い。本明細書で説明される技術は、逆方向リンクと同様に、順方向リンク上の伝送に利用されても良い。
該システムは、直交周波数分割多重(OFDM)及び/又はシングルキャリア周波数分割多重(SC−FDM)を利用しても良い。OFDM及びSC−FDMは、そのシステム帯域幅を、複数の(K個の)直交サブキャリアに分割する。直交サブキャリアは、一般に、トーン、ビンなどとも呼ばれる。各々のサブキャリアは、データで変調されても良い。一般に、変調シンボルは、OFDMをもって周波数領域において送信され、また、SC−FDMをもって時間領域において送信される。隣接するサブキャリア間の間隔は、一定でも良く、また、サブキャリアの数は、システム帯域幅に依存しても良い。
図2は、順方向リンク及び/又は逆方向リンクに利用できるフレーム構造200のデザインを示す。与えられたリンクのための伝送タイムラインは、物理レイヤ(PHY)フレームのユニットに分割されていても良い。各々のPHYフレームは、特定の継続時間(time duration)にわたっても良い。継続時間は、固定されていても設定可能でも良い。一つのデザインにおいて、各々のPHYフレームは、NFRAME個のOFDMシンボル期間(periods)をカバーする。ここで、NFRAMEは、4、6、8又は何らかの他の値に等しくても良い。
与えられたリンクのために使用可能な時間・周波数リソースは、タイルに分割されても良い。タイルは、時間・周波数ブロック、リソースブロック(例えばE−UTRA/LTEにおいて)などとも呼ばれる。タイルは、特定の時間及び周波数のディメンションをカバーしても良い。時間及び周波のディメンションは、固定されていても設定可能でも良い。一般に、タイルは、物理リソース、又は、物理リソースにマッピングされる論理リソースを含んでも良い。一つのデザインにおいて、K個のホップポート(hop-ports)が定義されても良く、また、それらが、既知のマッピングに基づいて、K個の全サブキャリアに割り当てられても良い。そして、タイルは、(物理リソースである)サブキャリア又は(論理リソースである)ホップポートのいずれかに基づいて定義されても良い。
一般に、タイルは、任意のサイズ、ディメンション、形状及び特性の時間・周波数リソースをカバーしても良い。一つのデザインにおいて、タイルは、連続する時間・周波数リソースのブロックをカバーしても良い。他のデザインにおいて、タイルは、システム帯域幅にわたって及び/又は時間を越えて(over time)分散されてもよい時間・周波数リソースのブロックをカバーしても良い。以下の説明の大半で仮定される一つのデザインにおいて、各々のタイルは、NFRAME個のOFDM期間においてNBLOCK個のホップポートをカバーしても良い。一つのデザインにおいて、各々のPHYフレームは、8個のOFDMシンボル期間をカバーし、また、各々のタイルは、NFRAME=8個のOFDMシンボル期間においてNBLOCK=16個のホップポートをカバーする。PHYフレーム及びタイルはまた、他のサイズを有しても良い。図2に示されるデザインにおいて、各々のPHYフレームは、0〜L−1のインデックスを持つL個のタイルを含む。各々のPHYフレームにおけるタイルの数(L)は、サブキャリアの総数(K)に依存しても良い。サブキャリア総数(K)は、同様に(in turn)、システム帯域幅に依存しても良い。各々のタイルにおけるNBLOCK個のホップポートは、連続するサブキャリア又はシステム帯域幅にわたって分散されるサブキャリアにマッピングされても良い。
表1は、一つのデザインに従って、サポートされてもよい5つの異なるシステム帯域幅と、サブキャリア/ホップポートの数と、各々のシステム帯域幅に対するタイルの総数とを示す。端末は、そのシステム帯域幅におけるタイルの総数より小さい割り当てを有しても良い。
Figure 2014222918
該システムは、グローバルホッピング(global hopping)及びローカルホッピング(local hopping)をサポートしても良い。それらは、それぞれシンボルレートホッピング(SymbolRateHopping)及びブロックホッピング(BlockHopping)とも呼ばれる。グローバルホッピングに関して、パケットは、分散リソースチャネル(Distributed Resource Channel)(DRCH)のリソース上を送信されても良い。DRCHリソースは、そのシステム帯域幅の全部又は大部分にわたって分散されたサブキャリアにマッピングされるホップポートのセットを含んでも良い。ホップポートのサブキャリアへのマッピングは、グローバルホッピングのためのPHYフレームの内部で変化しても良い。ローカルホッピングに関して、パケットは、ブロックリソースチャネル(Block Resource Channel)(BRCH)のリソース上を送信されても良い。BRCHリソースは、サブゾーンの範囲内で、連続するサブキャリアにマッピングされるホップポートのセットを含んでも良い。サブゾーンは、特定の数の(例えば、64個又は128個の)サブキャリアをカバーしても良い。ホップポートのサブキャリアへのマッピングは、ローカルホッピングのためのPHYフレームにわたって一定であっても良い。また、他のホッピングスキームが、順方向リンク及び逆方向リンクのためにサポートされても良い。
該システムは、ハイブリッド自動再送(hybrid automatic retransmission)(HARQ)をサポートしても良い。HARQに関して、送信機は、1つのパケットのための1又は複数の伝送を、そのパケットが受信機によって正しく復号化され、又は、最大数の伝送が送信され、又は、何らかの他の終了条件が成立するまで、送信しても良い。HARQは、データ伝送の信頼性を改善し得る。
図2は、特定のPHYフレーム/タイル構造のデザインを示す。また、他のフレーム構造が、トラフィックデータ、シグナリングパイロットなどを伝送するために使用されても良い。また、使用可能な時間・周波数リソースは、他の方法で分割されても良い。明確にするために、以下の説明は、図2に示されるPHYフレーム/タイル構造を仮定する。
送信機(例えば、基地局又は端末)は、1又は複数のパケットを、そのパケットの伝送のために割り当てられた時間・周波数リソースを用いて、受信機(例えば、端末又は基地局)へ送信しても良い。各々のパケットを、そのパケット伝送のために良好なパフォーマンスが実現できるように及びその受信機が効率的な方法でパケットを回復できるように、送信することは望ましい。
一つの態様において、1つのパケットが、t個のサブパケットに分割されても良い。ここで、一般に、t≧1である。各々のサブパケットは、独立して符号化され、その割り当てられたリソースの全部又は一部の上で送信されても良い。その割り当てられたリソースは、NTILES個のタイルを含んでも良い。ここで、一般に、NTILES≧1である。そのt個のサブパケットは、次のうちの1つ又は複数に従って、そのNTILES個のタイルにマッピングされても良い:
・そのt個のサブパケットが同様の符号化パフォーマンスを実現できるように、そのt個のサブパケットを等しい数のタイルへマッピングする、
・可能であれば、そのサブパケットが全NTILES個のタイルを復調する必要なしに復号化できるように、各々のサブパケットをそのNTILES個のタイルの一部分へマッピングする、及び、
・そのサブパケットについて、ある最小のダイバーシティー次数を実現するために、各々のサブパケットを、少なくともNMIN個のタイルへマッピングする。ここで、一般に、NMIN≧1である。
上記のマッピング特性は、以下の説明のようにして実現されても良い。
図3は、パケットの送信及び受信のデザインを示す。送信機は、次のようにパケットのサイズを決定しても良い:
Figure 2014222918
ここで、ρは、そのパケットの最初の伝送のスペクトル効率であり、
は、そのパケットの最初の伝送のために使用可能なホップポートの数であり、 Nは、そのパケットが送信されるところのPHYフレームの数であり、
CRC,Dataは、そのパケットのための巡回冗長検査(cyclic redundancy check)(CRC)ビットの数であり、
PacketSizeは、そのパケットのサイズである。
Figure 2014222918
スペクトル効率ρは、チャネル条件に基づいて決定されても良い。チャネル条件は、受信機により推定されて、送信機へ送信されても良い。Nは、パケットが、拡張された継続時間の伝送の一部である場合には、6NFRAMEに等しく、それ以外の場合には、NFRAMEに等しい。パケットサイズはまた、他の方法で決定されても良い。
パケットは、t個のサブパケットに分割又は分離(partitioned or split)されても良い。一つのデザインにおいて、該パケットは、それが最大サブパケットサイズより大きいならば、次のように分割されても良い:
Figure 2014222918
ここで、MaxSubPacketSizeは、最大サブパケットサイズである。
Figure 2014222918
該パケットは、各々のサブパケットがおよそ等しい数のビット又はバイトを含むように、分割されても良い。各々のサブパケットは、対応する出力サブパケットを独立して得るために、処理されても良い(例えば、符号化され、インターリーブされ、及び、シンボルマッピングされる)。そのt個の出力サブパケットは、以下に説明されるサブパケット−タイルマッピングに基づいて、NTILES個のタイルにマッピングされても良い。そのNTILES個のタイルにおける変調シンボルは、処理され、通信リンクを通して送信されても良い。
該受信機において、該送信機からのパケット伝送は、該パケットに使用されるNTILES個のタイルに対する検出シンボルを得るために、処理されても良い。その検出シンボルは、そのタイルにおいて送信された変調シンボルの推定であっても良い。該受信機は、送信機により実行されるサブパケット−タイルマッピングに対して相補的な方法で、NTILES個のタイルからt個の受信サブパケットをデマッピングする。各々の受信サブパケットは、対応する復号化サブパケットを独立して得るために、処理されても良い(例えば、シンボルデマッピングされ、デインターリーブされ、及び、復号化される)。そして、そのt個の復号化サブパケットは、復号化パケットを得るために、アセンブルされても良い。
そのt個のサブパケットは、様々な方法で、NTILES個のタイルにマッピングされても良い。一つのデザインにおいて、パケットは、次の手続きに従って、このパケットに割り当てられたホップポート上に変調されても良い:
1. ポートカウンタiを0に、フレームカウンタfを0に、OFDMシンボルカウンタjを0に、初期化する。
2. 伝送の第fのPHYフレームにおけるこのパケットに割り当てられた使用可能なホップポートのセットを、例えば昇順に、配列する。その結果得られるシーケンスを、p,p,…,pn−1で表すものとする。ここで、nは、伝送の第fのPHYフレームにおけるこのパケットに割り当てられたホップポートの総数である。
3. nscを、伝送の第fのPHYフレームの第jのOFDMシンボルにおけるホップポートpに対応するサブキャリア・インデックスとする。qを、伝送の第fのPHYフレームのために使用される変調次数とする。それは、パケットフォーマットの関数(function)である。伝送にnscが利用可能ならば、変調器により、変調次数qでの変調シンボルsが、サブパケットmから生成される。ここで、mは、次に等しくても良い:
Figure 2014222918
ここで、tは、パケット中のサブパケットの総数であり、
BLOCKは、タイル中のホップポートの数である。
Figure 2014222918
SUBPACKETS−IN−TILEは、タイル中のサブパケットの数である。
SUBPACKETS−IN−TILEは、次のように計算されても良い:
Figure 2014222918
4. 変調シンボルsは、ホップポートp上に、電力密度Pで変調されても良い。また、対応するサブキャリアの値は、
Figure 2014222918
であっても良い。Pは、伝送の第fのPHYフレームにおけるこの割り当てのために利用される電力密度であっても良い。iTILEがシンボルレートホッピングモードにおけるDRCHリソースであるならば、変調は、インデックスkを持つアンテナ上で実行され、iTILEがブロックホッピングモードにおけるBRCHリソースであるならば、変調は、インデックスkを持つタイル−アンテナ上で実行されても良い。シンボルレートホッピングモードにおいて、電力密度Pは、そのパケットに割り当てられたホップポートのすべてにわたって一定であっても良い。ブロックホッピングモードにおいて、異なる値の電力密度Pが、BRCHリソースのために利用されても良い。
5. iをインクリメントする。もしi=nならば、jをインクリメントし、かつ、i=0にセットする。
6. もしj=NFRAMEならば、j=0にセットし、かつ、fをインクリメントする。
7. 伝送の最後のPHYフレームが完了したならば、停止する。そうでなければ、ステップ2〜6を繰り返す。
上述のデザインにおいて、方程式(4)及び(5)は、各々のタイルにおけるサブパケットの数を決定し、また、方程式(3)は、各々のタイルにおける各々のホップポート上で、どのサブパケットが送信されるかを決定する。他のデザインにおいて、各々のタイルにおけるサブパケットの数は、次のように決定されても良い:
Figure 2014222918
サブパケットはまた、他の方程式に基づいて、タイル及びホップポートへマッピングされても良い。一般に、各々のサブパケットは、そのパケットに割り当てられたNTILES個のタイルの全部又は一部にマッピングされても良い。
方程式(3)〜(5)におけるサブパケット−タイルマッピングは、特定の例で説明されても良い。この例において、t=3個のサブパケットが、NMIN=4で、NTILES=8個のタイル上を送信される。
図4は、方程式(3)〜(5)を使ったデザインに基く、3つのサブパケット0,1及び2の8つのタイル0〜7へのマッピングを示す。この例において、(NTILES mod t)は2に等しく、最初の二つのタイル0及び1は、それぞれ、方程式(4)に示すように、タイル中に3つのサブパケットすべてを含む。
Figure 2014222918
最初の二つのタイル0及び1の各々について、NSUBPACKETS−IN−TILE=3であり、方程式(3)における項(j+i mod NBLOCK) mod 3は、OFDMシンボルカウンタjとして0,1及び2の値を取ることができ、ポートカウンタiはインクリメントされる。それゆえ、図4に示されるように、3つのサブパケットすべてが、タイル0及び1の各々にマッピングされる。
残りの6つのタイル2〜7については、NSUBPACKETS−IN−TILE=2であり、方程式(3)における項(j+i mod NBLOCK) mod 2は、OFDMシンボルカウンタjとして0及び1の値を取ることができ、ポートカウンタiはインクリメントされる。それゆえ、二つのサブパケットだけが、タイル2〜7の各々にマッピングされる。具体的には、サブパケット(iTILE mod 3)及び((iTILE+1) mod 3)が、タイルiTILEにマッピングされる。それゆえ、図4に示されるように、サブパケット0及び2がタイル2にマッピングされ、サブパケット0及び1がタイル3にマッピングされ、サブパケット1及び2が、タイル4にマッピングされる、などである。
方程式(4)及び(5)に示されるデザインにおいて、NTILES個のタイルは、N=M*t個のタイルからなる第1のグループ及びN=NTILES−N個のタイルからなる第2のグループに配列される。ここで、M≧0であり、Nは、tの整数倍であり、0≦N<tである。第1のグループは、tの整数倍の個数のタイルを含み、第2のグループは、0個又は残りのタイルを含む。各々のサブパケットは、第1のグループにおける、NMIN又はNのうちでより少ない個数のタイルへ、マッピングされる。
Figure 2014222918
t個のサブパケットのすべては、第2のグループにおける各々のタイルにマッピングされる。t個のサブパケットの各々は、t及びNTILESの値にかかわらず、同じ数のタイルにマッピングされる。
図4に示される例において、NTILES=8、NMIN=4、N=6、N=2及びM=2である。第1のグループは、N=6個のタイルを含み、第2のグループは、N=2個のタイルを含む。NMIN<Nであるので、各々のサブパケットは、第1のグループにおけるNMIN=4個のタイルにマッピングされる。
Figure 2014222918
3つのサブパケットのすべては、第2のグループにおける各々のタイルにマッピングされる。
方程式(4)及び(5)に示されるデザインにおいて、各々のサブパケットは、N+NMIN又はNTILESのうちでより少ない個数のタイルにマッピングされる。ここで、Nは、NTILES及びtの値に依存する。他のデザインにおいて、各々のサブパケットは、NMIN又はNTILESのうちでより少ない個数のタイルにマッピングされる。これは、例えば、方程式(6)〜(8)に示されるデザインで実行されても良い。
図4に示されるように、与えられたサブパケットは、割り当てられたリソースのすべてを完全に利用することなく、NTILES個のタイルの一部の上で送信されても良い。この方法においてサブパケットを送信することは、受信機における復調及び復号化のパイプラインを可能にし、復号化レイテンシーを改善し得る。図4に示される例について、受信機は、サブパケット0のための検出シンボルを得るために、タイル0,1,2,3,5及び6のための復調を実行しても良い。そして、受信機は、残りの二つのタイル4及び7のための復調を同時に実行している間、サブパケット0のための復号化を実行しても良い。そして、受信機は、サブパケット1及び2の各々のための復号化を実行しても良い。一般に、パイプラインの量は、各々のサブパケットが送信されるタイルの数に依存しても良く、例えば、小さいNMIN及び/又は大きいNTILESは、より大きいパイプラインをもたらし得る。NMINは、各々のサブパケットのために要求されたダイバーシティーを実現するために選択されても良く、4、8、16、又は何らかの他の値に等しくても良い。
図5は、タイルのデザインを示す。このデザインにおいて、一つのタイルは、8個のOFDMシンボル期間において16個のホップポートをカバーし、128個の伝送ユニットを含む。伝送ユニットは、リソースエレメントとも呼ばれ、一つのOFDMシンボル期間における一つのサブキャリアに対応しても良く、また、伝送のために利用可能な各々のレイヤ上の一つのシンボルを送信するために使用されても良い。パイロットシンボルは、タイルにおける一部の伝送ユニットの上で送信されても良く、また、他のシンボルは、タイルにおける残りの伝送ユニットの上で送信されても良い。
図5はまた、方程式(3)に基づく、サブパケットの、一つのタイルにおける伝送ユニットへのマッピングを説明する。iTILE=0を持つ第1のタイルについて、カウンタi及びjは、両方とも、0に初期化される。j=0を持つ第1のOFDMシンボル期間について、サブパケット0は、ホップポート0にマッピングされ、サブパケット1は、ホップポート1にマッピングされ、サブパケット2は、ホップポート2にマッピングされ、サブパケット0は、ホップポート3にマッピングされる、などである。j=1の第2のOFDMシンボル期間について、サブパケット1は、ホップポート0にマッピングされ、サブパケット2は、ホップポート1にマッピングされ、サブパケット0は、ホップポート2にマッピングされ、サブパケット1は、ホップポート3にマッピングされる、などである。j=2の第3のOFDMシンボル期間について、サブパケット2は、ホップポート0にマッピングされ、サブパケット0は、ホップポート1にマッピングされ、サブパケット1は、ホップポート2にマッピングされ、サブパケット2は、ホップポート3にマッピングされる、などである。
方程式(3)に示されるデザインは、各々のOFDMシンボル期間におけるホップポートを通して横断し(traverses through)、また、NSUBPACKETS−IN−TIL個のサブパケットを通して循環し(cycles through)、一つのサブパケットを各々のホップポートにマッピングする。異なる開始(starting)サブパケットが、異なるOFDMシンボル期間において使用される。ただ一つのサブパケットが、与えられたタイルにマッピングされるならば、NSUBPACKETS−IN−TILE=1であり、方程式(3)における項((j+i mod NBLOCK) mod NSUBPACKETS−IN−TILE)は、j及びiの値のすべてについて0に等しく、インデックスiTILEを持つ同じサブパケットは、そのタイルにおけるすべてのホップポート及びOFDMシンボル期間にマッピングされる。
サブパケット−タイルマッピングの幾つかのデザインが、上述された。t個のサブパケットは、また、上述された1又は複数のマッピング特性を実現するための他の方程式に基づいた他の方法においてNTILES個のタイル及び伝送ユニットにマッピングされる。
図6は、受信機での処理のデザインを示す。受信機は、送信機により送信されるパケットに利用されるNTILES個のタイルのすべてについて、受信シンボルを得ても良い。検出器/復調器610は、各々のタイルのための検出/復調を、そのタイルにおける受信シンボルに基づいて、実行しても良い。例えば、検出器/復調器610は、受信パイロットシンボルに基づいて、チャネル推定を得ても良く、そして、そのタイルについて、検出シンボルを得るために、そのチャネル推定に基づいて、受信データシンボルの検出を実行しても良い。検出器610は、タイルバッファ620の各々のセクションにおける各々のタイルについて、検出シンボルを記憶しても良い。
RXデータプロセッサ630は、各々のサブパケットのための復号化を、そのサブパケットのためのすべてのタイルが復調されるごとに、実行しても良い。RXデータプロセッサ630は、タイルバッファ620の適切なセクションから、サブパケットのための検出シンボルを回復(retrieve)しても良く、また、対応する復号化サブパケットを得るために、検出シンボルを処理しても良い。検出器610は、タイル毎(tile-by-tile)を基本として、検出を実行しても良く、また、RXデータプロセッサ630は、サブパケット毎(subpacket-by-subpacket)を基本として、復号化を実行しても良い。
タイルバッファ620は、検出器610及びRXデータプロセッサ630のオペレーションの分離(decoupling)を可能にしても良く、また、これら二つのユニットのパイプラインを可能にしても良い。検出器610は、サブパケット0のために使用される全タイルのための検出を実行しても良く、また、タイルバッファ620における検出シンボルを記憶しても良い。そして、RXデータプロセッサ630は、検出器610がサブパケット1に使用される残りのタイルのための検出を実行する間、サブパケット0のための復号化を実行しても良い。NTILES個のタイルのすべてが検出され、かつ、t個のサブパケットのすべてが復号化されるまで、パイプラインが続いても良い。
本明細書で説明される技術は、トラフィックデータ、シグナリング、消去シーケンス(erasure sequences)などのために使用されても良い。シグナリングはまた、制御情報、制御データ、オーバーヘッドデータなどとも呼ばれる。消去シーケンスは、データがない場合に、チャネルを維持するためにそのチャネル上を送信されるシーケンスである。該技術はまた、特定の受信機に送信されるユニキャストデータ、受信機のグループに送信されるマルチキャストデータ、及びすべての受信機に送信されるブロードキャストデータのために使用されても良い。該技術は、順方向リンク上のデータチャネル、逆方向リンク上のデータチャネル、ブロードキャストチャネル、マルチキャストチャネル、重畳チャネル(superposed channel)などのために使用されても良い。ユニキャストデータは、重畳チャネル上のブロードキャストセグメントにおいて送信されても良い。
該技術はまた、非MIMO伝送と同様に、送信機の複数のアンテナから受信機の複数のアンテナへの多重入力多重出力(multiple-input multiple-output)(MIMO)伝送のために使用されても良い。単一の変調シンボルは、MIMO伝送のための一つのレイヤにおける一つの伝送の上を送信されても良い。複数の変調シンボルは、MIMO伝送のための複数のレイヤにおける一つの伝送の上を送信されても良い。一般に、各々の伝送ユニット(又は、各々のOFDMシンボル期間の各々のホップポート)について、その伝送ユニットにマッピングされたサブパケットに基づいて、1又は複数の変調シンボルが、生成されても良い。要求された数の変調シンボルを生成するために、サブパケットからの十分な数のビットが使用されても良い。
図7は、図1における基地局110及び端末120のデザインのブロック図を示す。このデザインにおいて、基地局110には、S個のアンテナ724a〜724sが装備されており、また、端末120には、T個のアンテナ752a〜752tが装備されている。ここで、S≧1及びT≧1である。
順方向リンク上で、基地局110において、TXデータプロセッサ710は、データソース708から、端末120向けのデータのパケットを受け取っても良く、また、そのパケットを複数のサブパケットに分割しても良い。そして、TXデータプロセッサ710は、対応する出力サブパケットを得るために、各々のサブパケットを処理(例えば、復号化、インターレース及びシンボルマッピング)しても良く、また、その複数の出力サブパケットを、そのパケットの伝送のために割り当てられたタイルに、マッピングしても良い。TX MIMOプロセッサ720は、その出力サブパケットにおける変調シンボルを、パイロットシンボルとともに多重化し、該当する場合にはMIMOマッピング又はプリコーディング/ビームフォーミングし、また、S個の出力シンボルストリームを、S個の送信機(TMTR)722a〜722sに供給する。各々の送信機722は、出力チップストリームを得るために、(例えば、OFDMのために)その出力シンボルストリームを処理しても良い。各々の送信機722は、更に、その出力チップを調整し(例えば、アナログに変換し、フィルタリングし、増幅し、及びアップコンバートし)、順方向リンク信号を生成しても良い。送信機722a〜722sからのS個の順方向リンク信号は、それぞれ、S個のアンテナ724a〜724sから送信されても良い。
端末120において、T個のアンテナ752a〜752tは、基地局110から順方向リンク信号を受信しても良く、また、各々のアンテナ752は、受信信号を、それぞれの受信機(RCVR)754に供給しても良い。各々の受信機754は、サンプルを得るために、その受信信号を調整し(例えば、フィルタリングし、増幅し、ダウンコンバートし、及びデジタイズし)、受信シンボルを得るために、(例えば、OFDMのために)そのサンプルを処理し、及び、その受信シンボルを、MIMO検出器756に供給しても良い。MIMO検出器756は、該当する場合にはその受信シンボルについてMIMO検出を実行し、その割り当てられたタイルのための検出シンボルを提供しても良い。RXデータプロセッサ760は、その割り当てられたタイルから、サブパケットをデマッピングし、各々のサブパケットを処理(例えば、シンボルデマッピング、デインターリーブ、及び復号化)し、復号化パケットを、データシンク762に供給しても良い。一般に、そのMIMO検出器756及びRXデータプロセッサ760による処理は、基地局110でのTXMIMOプロセッサ720及びTXデータプロセッサ710による処理に対して、相補的である。
逆方向リンク上で、端末120において、TXデータプロセッサ780は、データソース778から、パケットを受け取り、そのパケットをサブパケットに分割し、出力サブパケットを得るために、各々のサブパケットを処理し、そのパケットのための出力サブパケットを、そのパケットの伝送のために割り当てられたタイルにマッピングしても良い。そのTXデータプロセッサ780からの出力サブパケットは、パイロットシンボルとともに多重化され、TX MIMOプロセッサ782により独立して処理され、さらに、アンテナ752a〜752tを通して送信されるT個の逆方向リンク信号を得るために、送信機754a〜754tにより処理されても良い。基地局110において、その端末120からの逆方向リンク信号は、アンテナ724a〜724sにより受信され、MIMO検出器738により検出され、さらに、端末120により送信されたパケットを回復するために、RXデータプロセッサ740により処理されても良い。
コントローラ/プロセッサ730及び770は、それぞれ、基地局110及び端末120でのオペレーションを命令しても良い。メモリ732及び772は、それぞれ、基地局110及び端末120に関するデータ及びプログラムコードを記憶しても良い。スケジューラ734は、順方向リンク及び/又は逆方向リンク上のデータ伝送のために端末120をスケジューリングし、そのデータ伝送のために、リソース、例えばタイル、を割り当てても良い。
図8は、TXデータプロセッサ710のデザインのブロック図を示す。TXデータプロセッサ710はまた、図7におけるTXデータプロセッサ780のために使用されても良い。TXデータプロセッサ710内で、パケット分割ユニット810は、伝送のためのパケットを受信し、そのパケットを、t個のサブパケットに、例えば方程式(2)に示すように、分割し、また、そのt個のサブパケットを、t個の処理セクション820a〜820tに供給しても良い。
サブパケット0用処理セクション820内で、CRC生成器822は、そのサブパケットのためのCRCを生成し、そして、そのサブパケットに付加されるべきCRCを有するフォーマットされたサブパケットを提供しても良い。前方誤り訂正(forward error correction)(FEC)符号器824は、そのフォーマットされたサブパケットを受け取り、FECコードに従って、そのサブパケットを符号化して、符号化サブパケットを提供しても良い。FECコードは、ターボ符号、畳み込み符号、低密度パリティーチェック(low density parity check)(LDPC)コード、ブロック符号などを含んでも良い。インターリーバ826は、インターリービング・スキームに基づいて、その符号化サブパケット中のビットを、インターリーブ又はリオーダー(reorder)しても良い。レピティションユニット828は、必要ならば、要求された総数のビットを得るために、インターリーバ826からのビットを繰り返しても良い。スクランブラ830は、そのデータをランダマイズするために、ユニット828からのビットをスクランブルしても良い。スクランブラ830は、線形フィードバックシフトレジスタ(linear feedback shift register)(LFSR)に基づいて、スクランブルシーケンスを生成しても良い。線形フィードバックシフトレジスタは、端末120のMAC ID、サービングセクタ/基地局のセクタID又はパイロットフェイズ、そのパケットのためのパケットフォーマットインデックス、そのパケットが送信されるところの最初のPHYフレームのフレームインデックス、及び/又は何らかの他のパラメータ、に基づいて決定されたシード(seed)の値で、そのサブパケットの最初において、初期化されても良い。シンボルマッパー832は、QPSK、16−QAM、64−QAMなどのような、選択された変調スキームに基づいて、そのスクランブルされたビットを、変調シンボルにマッピングしても良い。シンボルマッパー832は、変調シンボルの出力サブパケットを提供しても良い。各々の残りの処理セクション820は、同様に、そのサブパケットを処理し、変調シンボルの対応する出力サブパケットを提供しても良い。
サブパケット−タイルマッパー840は、処理セクション820a〜820tからのt個のサブパケットすべてを受信しても良い。マッパー840は、各々のサブパケットを、そのパケットのために割り当てられたNTILES個のタイルの全部又は一部分にマッピングしても良い。各々のタイルについて、マッパー840は、そのタイルにマッピングされる少なくとも一つのサブパケットを決定し、そして、その少なくとも一つのサブパケット中の変調シンボルを、そのタイル中の適切なホップポート及びOFDMシンボル期間へ、例えば方程式(3)及び図5に示されるように、マッピングしても良い。
図9は、RXデータプロセッサ760のデザインのブロック図を示す。RXデータプロセッサ760はまた、図7におけるRXデータプロセッサ740のために使用されても良い。RXデータプロセッサ760内で、タイル−サブパケットデマッパー910は、一つのパケットのために使用されるNTILES個のタイルのための検出シンボルを受け取り、タイルからサブパケットへのデマッピングを実行し、そして、そのt個のサブパケットのための検出シンボルを、t個の処理セクション920a〜920tに供給しても良い。
サブパケット0用処理セクション920a内で、対数尤度比(log-likelihood ratio)(LLR)計算部920は、サブパケット0のための検出シンボルを受け取り、そして、その検出シンボルに基づいて、このサブパケットのためのコードビットに対するLLRを計算しても良い。各々のコードビットに対するLLRは、そのコードビットのための検出シンボルにより与えられるコードビットが、0(‘0’)又は1(‘1’)である尤度(likelihood)を示しても良い。デスクランブラ924は、そのサブパケットのために使用されるスクランブリングシーケンスに基づいて、そのLLRをデスクランブルしても良い。LLR合成器926は、遅いHARQ(later HARQ)伝送にて送信された可能性のある、繰り返されたコードビットのためのLLRを合成しても良い。デインターリーバ928は、図8中のインターリーバ826によるインターリービングに対して相補的な方法で、ユニット926からのLLRをデインターリーブしても良い。FEC復号器930は、そのサブパケットのために使用されるFECコードに従って、そのデインターリーブされたLLRを復号化して、復号化サブパケットを提供しても良い。CRCチェッカー932は、その復号化サブパケットをチェックし、そして、そのサブパケットのための復号化ステータスを提供しても良い。各々の残りの処理セクション920は、同様に、そのサブパケットを処理し、対応する復号化サブパケットを提供しても良い。
マルチプレクサ(Mux)940は、処理セクション920a〜920tからのt個のサブパケットのすべてをアセンブルして、復号化パケットを提供しても良い。一つのデザインにおいて、肯定応答(ACK)は、正しく復号化された各々のサブパケットについて送信されても良い。t個のサブパケットのすべてが、一緒に肯定応答されても良い。間違って(in error)復号化されたサブパケットは、続くHARQ伝送において再送されても良い。
図10は、データを送信するためのプロセス1000のデザインを示す。プロセス1000は、送信機により実行されても良い。送信機は、順方向リンク伝送についての基地局又は逆方向リンク伝送についての端末でも良い。パケットの伝送のために割り当てられるリソースが決定されても良い(ブロック1012)。該パケットは、複数のサブパケットに分割されても良い(ブロック1014)。各々のサブパケットは、対応する符号化サブパケットを得るために、FECコードに基づいて符号化されても良い(ブロック1016)。少なくとも一つの符号化パケットが、該割り当てられたリソースの一部(subset)にマッピングされることで、該複数の符号化パケットが、該割り当てられたリソースへマッピングされる(ブロック1018)。
該割り当てられらたりソースは、複数のタイルを含んでも良い。ブロック1018に関して、各々のサブパケットは、(i)複数のタイルの異なる一部分、(ii)特定の最小の数のタイル、(iii)特定の最小の数未満のタイルの場合に、複数のタイルのすべて、(iv)同数のタイル、又は(v)それらの組み合わせへ、マッピングされても良い。複数のタイルは、tの整数倍の個数のタイルからなる第1のグループ及び残りのタイルからなる第2のグループに配置されても良い。ここで、tは、サブパケットの数である。該第1のグループ中の各々のタイルへ、t個のサブパケットの一部がマッピングされても良く、また、t個のサブパケットのすべてが、該第2のグループ中の各々のタイルへマッピングされても良い。各々のタイルに関して、例えば、少なくとも一つのサブパケットを通して循環すること及び一つのサブパケットをそのタイル中の各々の利用可能な送信ユニットへマッピングすることによって、そのタイルへマッピングされる少なくとも一つのサブパケットが、決定されても良く、また、そのタイルにわたって分散されても良い。
図11は、データを送信するための装置1100のデザインを示す。装置1100は、パケットの伝送のために割り当てられるリソースを決定するための手段(モジュール1112)、パケットを複数のサブパケットに分割するための手段(モジュール1114)、対応する符号化サブパケットを得るために、各々のサブパケットをFECコードに基づいて符号化するための手段(モジュール1116)、及び該複数の符号化パケットを、該割り当てられたリソースにマッピングする(少なくとも一つの符号化パケットが上記割り当てられたリソースの一部分にマッピングされる)ための手段(モジュール1118)を含む。
図12は、データを受信するためのプロセス1200のデザインを示す。プロセス1200は、受信機により実行されても良い。受信機は、順方向リンク伝送についての端末又は逆方向リンク伝送についての基地局でも良い。パケットの伝送のために割り当てられるリソースが決定されても良い(ブロック1212)。該パケットの複数のサブパケットが、該割り当てられたリソースを通して、受信される(ブロック1214)。少なくとも一つのサブパケットは、該割り当てられたリソースの一部(subset)からデマッピングされることで、該複数のサブパケットが、該割り当てられたリソースからデマッピングされる(ブロック1216)。該パケットを回復するために、デマッピングの後、該複数のサブパケットが、処理される(ブロック1218)。
該割り当てられらたりソースは、複数のタイルを含んでも良い。ブロック1216に関して、各々のサブパケットは、(i)複数のタイルの異なる一部分、(ii)特定の最小の数のタイル、(iii)特定の最小の数未満のタイルの場合に、複数のタイルのすべて、(iv)同数のタイル、又は(v)それらの組み合わせから、デマッピングされても良い。各々のタイルに関して、そのタイルへマッピングされる少なくとも一つのサブパケットが決定され、そのタイル全体から(from across)デマッピングされても良い。
ブロック1218に関して、復調は、各々のタイルについて、例えば、タイルごとに(on a tile-by-tile basis)、実行されても良い。復号化は、割り当てられたタイルのすべてが復調されるのを待つことなく、サブパケットが割り当てられたすべてのタイルが復調された場合に、実行されても良い。各々のサブパケットは、対応する復号化サブパケットを得るために、FECコードに基づいて復号化されても良い。
図13は、データを受信するための装置1300のデザインを示す。装置1300は、パケットの伝送のために割り当てられるリソースを決定するための手段(モジュール1312)、該パケットの複数のサブパケットを、該割り当てられたリソースを通して受信するための手段(モジュール1314)、該複数のサブパケットを、該割り当てられたリソースからデマッピングする(少なくとも一つのサブパケットは、該割り当てられたリソースの一部分からデマッピングされる)ための手段(モジュール1316)、及び該パケットを回復するために、デマッピングの後、該複数のサブパケットを処理するための手段(モジュール1318)を含む。
図11及び13における各モジュールsは、プロセッサ、電子デバイス、ハードウェアデバイス、電子コンポーネント、論理回路、メモリなど、又はそれらの任意の組み合わせを含んでも良い。
本明細書で説明される技術は、さまざまな方法で実装されても良い。例えば、これら技術は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、又はそれらの組み合わせにより実装されても良い。ハードウェアの実装に関して、実体(例えば、基地局又は端末)にて該技術を実行するために用いられる処理ユニットは、一つ又は複数の特定用途向けIC(application specific integrated circuits)(ASIC)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、デジタル信号処理装置(DSPD)、プログラマブル・ロジック・デバイス(PLD)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子デバイス、本明細書に説明される機能を実行するようにデザインされた他の電子ユニット、コンピュータ、又はそれらの組み合わせの中で実装されても良い。
ファームウェア及び/又はソフトウェアの実装に関して、該技術は、本明細書で説明される機能を実行するコード(例えば、プロシージャー、関数、モジュール、インストラクション、など)で実装されても良い。一般に、ファームウェア及び/又はソフトウェアコードを明白に具体化する任意のコンピュータ/プロセッサ読み取り可能な媒体が、本明細書で説明される技術の実装に用いられても良い。例えば、ファームウェア及び/又はソフトウェアコードは、メモリ(例えば、図2中のメモリ732又は772)に記憶され、プロセッサ(例えば、プロセッサ730又は770)により実行されても良い。そのメモリは、プロセッサの内部又は外部に実装されても良い。また、ファームウェア及び/又はソフトウェアコードは、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、プログラマブルリードオンリーメモリ(PROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、FLASHメモリ、フロッピー(登録商標)ディスク、コンパクトディスク(CD)、デジタルバーサタイルディスク(digital versatile disc)(DVD)、磁気又は光データ記憶装置(magnetic or optical data storage device)、などのような、コンピュータ/プロセッサ読み取り可能な媒体に記憶されても良い。コードは、1又は複数のコンピュータ/プロセッサにより実行されても良く、また、該コンピュータ/プロセッサに、本明細書で説明される機能性の幾つかの態様の実行をもたらしても良い。
先の本開示の説明は、当業者が本開示を製造又は使用するのを可能にするために提供される。本開示に対するさまざまな修正が当業者には直ちに明白であり、本明細書で定義される一般的原理は、本開示の精神又は範囲から逸脱することなく、他のバリエーションに適用可能である。それゆえ、本開示は、本明細書で説明される例及びデザインに限定されるものではなく、本明細書で開示された原理及び新規な特徴に合致する最も広い範囲に認められるべきである。
先の本開示の説明は、当業者が本開示を製造又は使用するのを可能にするために提供される。本開示に対するさまざまな修正が当業者には直ちに明白であり、本明細書で定義される一般的原理は、本開示の精神又は範囲から逸脱することなく、他のバリエーションに適用可能である。それゆえ、本開示は、本明細書で説明される例及びデザインに限定されるものではなく、本明細書で開示された原理及び新規な特徴に合致する最も広い範囲に認められるべきである
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された各請求項に対応する発明を付記する。
[1]パケットの伝送のために割り当てられるリソースを決定し、該パケットを複数のサブパケットに分割し、該複数のサブパケットを該割り当てられるリソースへマッピングする(少なくとも一つのサブパケットは、該割り当てられるリソースの一部分へマッピングされる)ように構成された、少なくとも一つのプロセッサと、
前記少なくとも一つのプロセッサに接続されたメモリとを含むことを特徴とする通信のための装置。
[2]前記少なくとも一つのプロセッサは、対応する符号化サブパケットを得るために、前方誤り訂正(FEC)コードに基づいて、各々のサブパケットを符号化するように構成されたことを特徴とする[1]に記載の装置。
[3]前記割り当てられるリソースは、複数のタイルを含み、各々のタイルは、時間・周波数リソースのブロックに対応することを特徴とする[1]に記載の装置。
[4]各々のタイルは、連続する時間・周波数リソースのブロックに対応することを特徴とする[1]に記載の装置。
[5]各々のタイルは、システム帯域幅にわたって分散された時間・周波数リソースのブロックに対応することを特徴とする[1]に記載の装置。
[6]前記少なくとも一つのプロセッサは、前記複数のサブパケットの各々を、前記複数のタイルのうちの異なる一部分にマッピングするように構成されたことを特徴とする[3]に記載の装置。
[7]前記少なくとも一つのプロセッサは、前記複数のサブパケットの各々を、特定の最小の数のタイルへ、又は該特定の最小の数のタイルより少ない場合に前記複数のタイルのすべてへ、マッピングするように構成されたことを特徴とする[3]に記載の装置。 [8]前記少なくとも一つのプロセッサは、前記複数のサブパケットの各々を、等しい数のタイルへマッピングするように構成されたことを特徴とする[3]に記載の装置。 [9]前記少なくとも一つのプロセッサは、前記複数のサブパケットを、少なくとも二つのタイルからなる第1のグループ及び残りのタイルからなる第2のグループに配列し、前記第1のグループ中の各々のタイルに、前記複数のサブパケットの一部分をマッピングし、前記第2のグループ中の各々のタイルに、前記複数のサブパケットのすべてをマッピングするように構成されたことを特徴とする[3]に記載の装置。
[10]前記第1のグループは、tの整数倍の個数のタイルを含み、tはサブパケットの数であることを特徴とする[9]に記載の装置。
[11]前記複数のタイルの各々について、前記少なくとも一つのプロセッサは、前記タイルにマッピングされる少なくとも一つのサブパケットを決定し、前記少なくとも一つのサブパケットを、前記タイルにわたって分散するように構成されたことを特徴とする[3]に記載の装置。
[12]前記複数のタイルの各々について、前記少なくとも一つのプロセッサは、前記少なくとも一つのサブパケットを、前記タイルを通して循環すること及び前記一つのサブパケットを、前記タイル中の各々の利用可能な伝送ユニットにマッピングすることによって、前記少なくとも一つのサブパケットを、前記タイルにわたって分散するように構成されたことを特徴とする[11]に記載の装置。
[13]パケットの伝送のために割り当てられるリソースを決定することと、
前記パケットを複数のサブパケットに分割することと、
前記複数のサブパケットを前記割り当てられるリソースにマッピングする(少なくとも一つのサブパケットは、前記割り当てられるリソースの一部分へマッピングされる)ことを含むことを特徴とするデータを通信する方法。
[14]対応する符号化サブパケットを得るために、前方誤り訂正(FEC)コードに基づいて、各々のサブパケットを符号化することを更に含むことを特徴とする[13]に記載の方法。
[15]前記割り当てられるリソースは、複数のタイルを含み、
前記複数のサブパケットを前記マッピングすることは、前記複数のサブパケットの各々を、前記複数のタイルのうちの異なる一部分、等しい数のタイル、特定の最小の数のタイル、及び前記特定の最小の数のタイルより少ない場合に前記複数のタイルのすべて、のうちの少なくとも一つへ、マッピングすることを含むことを特徴とする[13]に記載の方法。
[16]前記割り当てられるリソースは、複数のタイルを含み、
前記複数のサブパケットを前記マッピングすることは、前記複数のサブパケットを、tの整数倍の個数(tはサブパケットの数である。)のタイルからなる第1のグループ及び残りのタイルからなる第2のグループに配列することと、
前記第1のグループ中の各々のタイルに、前記複数のサブパケットの一部分をマッピングすることと、
前記第2のグループ中の各々のタイルに、前記複数のサブパケットのすべてをマッピングすることを含むことを特徴とする[13]に記載の方法。
[17]パケットの伝送のために割り当てられるリソースを決定するための手段と、 前記パケットを複数のサブパケットに分割するための手段と、
前記複数のサブパケットを前記割り当てられるリソースにマッピングする(少なくとも一つのサブパケットは、前記割り当てられるリソースの一部分へマッピングされる)ための手段とを含むことを特徴とする通信のための装置。
[18]対応する符号化サブパケットを得るために、前方誤り訂正(FEC)コードに基づいて、各々のサブパケットを符号化するための手段を更に含むことを特徴とする[17]に記載の装置。
[19]前記割り当てられるリソースは、複数のタイルを含み、
前記複数のサブパケットを前記マッピングするための手段は、前記複数のサブパケットの各々を、前記複数のタイルのうちの異なる一部分、等しい数のタイル、特定の最小の数のタイル、及び前記特定の最小の数のタイルより少ない場合に前記複数のタイルのすべて、のうちの少なくとも一つへ、マッピングするための手段を含むことを特徴とする[17]に記載の装置。
[20]前記割り当てられるリソースは、複数のタイルを含み、
前記複数のサブパケットを前記マッピングするための手段は、前記複数のサブパケットを、tの整数倍の個数(tはサブパケットの数である。)のタイルからなる第1のグループ及び残りのタイルからなる第2のグループに配列するための手段と、
前記第1のグループ中の各々のタイルに、前記複数のサブパケットの一部分をマッピングするための手段と、
前記第2のグループ中の各々のタイルに、前記複数のサブパケットのすべてをマッピングするための手段と含むことを特徴とする[17]に記載の装置。
[21]コンピュータ読み取り可能な媒体を含むコンピュータプログラムプロダクトにおいて、
前記コンピュータ読み取り可能な媒体は、
少なくとも一つのコンピュータに、パケットの伝送のために割り当てられるリソースを決定させるためのコードと、
少なくとも一つのコンピュータに、前記パケットを複数のサブパケットに分割させるためのコードと、
少なくとも一つのコンピュータに、前記複数のサブパケットを前記割り当てられるリソースにマッピングさせる(少なくとも一つのサブパケットは、前記割り当てられるリソースの一部分へマッピングされる)ためのコードとを含むことを特徴とするコンピュータプログラムプロダクト。
[22]パケットの伝送のために割り当てられたリソースを決定し、該割り当てられたリソースを通して該パケットの複数のサブパケットを受信し、該割り当てられたリソースから該複数のサブパケットをデマッピングし(少なくとも一つのサブパケットは、該割り当てられたリソースの一部分からデマッピングされる)、該パケットを回復するためのデマッピングの後に該複数のサブパケットを処理するように構成された少なくとも一つのプロセッサと、
前記少なくとも一つのプロセッサに接続されたメモリとを含むことを特徴とする通信のための装置。
[23]前記少なくとも一つのプロセッサは、対応する復号化サブパケットを得るために、前方誤り訂正(FEC)コードに基づいて、各々のサブパケットを復号化するように構成されたことを特徴とする[22]に記載の装置。
[24]前記割り当てられるリソースは、複数のタイルを含み、各々のタイルは、時間・周波数リソースのブロックに対応することを特徴とする[22]に記載の装置。
[25]前記少なくとも一つのプロセッサは、前記複数のタイルの各々について復調を実行し、及び、前記複数のタイルのすべてが復調されるのを待つことなく、サブパケットが割り当てられたすべてのタイルが復調された場合に、前記複数のサブパケットの各々について復号化を実行するように構成されたことを特徴とする[24]に記載の装置。 [26]前記少なくとも一つのプロセッサは、前記複数のサブパケットの各々を、前記複数のタイルのうちの異なる一部分からデマッピングするように構成されたことを特徴とする[24]に記載の装置。
[27]前記少なくとも一つのプロセッサは、前記複数のサブパケットの各々を、特定の最小の数のタイルから、又は該特定の最小の数のタイルより少ない場合に前記複数のタイルのすべてから、デマッピングするように構成されたことを特徴とする[24]に記載の装置。
[28]前記少なくとも一つのプロセッサは、前記複数のサブパケットの各々を、等しい数のタイルからデマッピングするように構成されたことを特徴とする[24]に記載の装置。
[29]前記複数のタイルの各々について、前記少なくとも一つのプロセッサは、前記タイルにマッピングされる少なくとも一つのサブパケットを決定し、前記少なくとも一つのサブパケットを、前記タイルにわたってデマッピングするように構成されたことを特徴とする[24]に記載の装置。
[30]パケットの伝送のために割り当てられたリソースを決定することと、
前記割り当てられたリソースを通して前記パケットの複数のサブパケットを受信することと、
前記割り当てられたリソースから前記複数のサブパケットをデマッピングする(少なくとも一つのサブパケットは、前記割り当てられたリソースの一部分からデマッピングされる)ことと、
前記パケットを回復するためのデマッピングの後に前記複数のサブパケットを処理することを含むことを特徴とする受信のための方法。
[31]前記複数のサブパケットを前記処理することは、対応する復号化サブパケットを得るために、前方誤り訂正(FEC)コードに基づいて、各々のサブパケットを復号化することを含むことを特徴とする[30]に記載の方法。
[32]前記割り当てられるリソースは、複数のタイルを含み、
前記複数のサブパケットを前記処理することは、前記複数のタイルの各々について復調を実行することと、
前記複数のタイルのすべてが復調されるのを待つことなく、サブパケットが割り当てられたすべてのタイルが復調された場合に、前記複数のサブパケットの各々について復号化を実行することを含むことを特徴とする[30]に記載の方法。
[33]前記割り当てられるリソースは、複数のタイルを含み、
前記複数のサブパケットを前記デマッピングすることは、前記複数のサブパケットの各々を、前記複数のタイルのうちの異なる一部分、特定の最小の数のタイル、該特定の最小の数のタイルより少ない場合に前記複数のタイルのすべて、及び、等しい数のタイルの、うちの少なくとも一つから、デマッピングするように構成されたことを特徴とする[30]に記載の装置。
[34]パケットの伝送のために割り当てられたリソースを決定するための手段と、 前記割り当てられたリソースを通して前記パケットの複数のサブパケットを受信するための手段と、
前記割り当てられたリソースから前記複数のサブパケットをデマッピングする(少なくとも一つのサブパケットは、前記割り当てられたリソースの一部分からデマッピングされる)ための手段と、
前記パケットを回復するためのデマッピングの後に前記複数のサブパケットを処理するための手段とを含むことを特徴とする受信のための装置。
[35]前記複数のサブパケットを前記処理するための手段は、対応する復号化サブパケットを得るために、前方誤り訂正(FEC)コードに基づいて、各々のサブパケットを復号化することを含むことを特徴とする[34]に記載の装置。
[36]前記割り当てられるリソースは、複数のタイルを含み、
前記複数のサブパケットを前記処理するための手段は、
前記複数のタイルの各々について復調を実行するための手段と、
前記複数のタイルのすべてが復調されるのを待つことなく、サブパケットが割り当てられたすべてのタイルが復調された場合に、前記複数のサブパケットの各々について復号化を実行するための手段とを含むことを特徴とする[34]に記載の装置。
[37]前記割り当てられるリソースは、複数のタイルを含み、
前記複数のサブパケットを前記デマッピングするための手段は、
前記複数のサブパケットの各々を、前記複数のタイルのうちの異なる一部分、特定の最小の数のタイル、該特定の最小の数のタイルより少ない場合に前記複数のタイルのすべて、及び、等しい数のタイルの、うちの少なくとも一つから、デマッピングするための手段を含むことを特徴とする[34]に記載の装置。
[38]コンピュータ読み取り可能な媒体を含むコンピュータプログラムプロダクトにおいて、
前記コンピュータ読み取り可能な媒体は、
少なくとも一つのコンピュータに、パケットの伝送のために割り当てられたリソースを決定させるためのコードと、
前記少なくとも一つのコンピュータに、前記割り当てられたリソースを通して前記パケットの複数のサブパケットを受信させるためのコードと、
前記少なくとも一つのコンピュータに、前記割り当てられたリソースから前記複数のサブパケットをデマッピングさせる(少なくとも一つのサブパケットは、前記割り当てられたリソースの一部分からデマッピングされる)ためのコードと、
前記少なくとも一つのコンピュータに、前記パケットを回復するためのデマッピングの後に前記複数のサブパケットを処理させるためのコードとを含むことを特徴とするコンピュータプログラムプロダクト。

Claims (38)

  1. パケットの伝送のために割り当てられるリソースを決定し、該パケットを複数のサブパケットに分割し、該複数のサブパケットを該割り当てられるリソースへマッピングする(少なくとも一つのサブパケットは、該割り当てられるリソースの一部分へマッピングされる)ように構成された、少なくとも一つのプロセッサと、
    前記少なくとも一つのプロセッサに接続されたメモリとを含むことを特徴とする通信のための装置。
  2. 前記少なくとも一つのプロセッサは、対応する符号化サブパケットを得るために、前方誤り訂正(FEC)コードに基づいて、各々のサブパケットを符号化するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記割り当てられるリソースは、複数のタイルを含み、各々のタイルは、時間・周波数リソースのブロックに対応することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  4. 各々のタイルは、連続する時間・周波数リソースのブロックに対応することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  5. 各々のタイルは、システム帯域幅にわたって分散された時間・周波数リソースのブロックに対応することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  6. 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記複数のサブパケットの各々を、前記複数のタイルのうちの異なる一部分にマッピングするように構成されたことを特徴とする請求項3に記載の装置。
  7. 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記複数のサブパケットの各々を、特定の最小の数のタイルへ、又は該特定の最小の数のタイルより少ない場合に前記複数のタイルのすべてへ、マッピングするように構成されたことを特徴とする請求項3に記載の装置。
  8. 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記複数のサブパケットの各々を、等しい数のタイルへマッピングするように構成されたことを特徴とする請求項3に記載の装置。
  9. 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記複数のサブパケットを、少なくとも二つのタイルからなる第1のグループ及び残りのタイルからなる第2のグループに配列し、前記第1のグループ中の各々のタイルに、前記複数のサブパケットの一部分をマッピングし、前記第2のグループ中の各々のタイルに、前記複数のサブパケットのすべてをマッピングするように構成されたことを特徴とする請求項3に記載の装置。
  10. 前記第1のグループは、tの整数倍の個数のタイルを含み、tはサブパケットの数であることを特徴とする請求項9に記載の装置。
  11. 前記複数のタイルの各々について、前記少なくとも一つのプロセッサは、前記タイルにマッピングされる少なくとも一つのサブパケットを決定し、前記少なくとも一つのサブパケットを、前記タイルにわたって分散するように構成されたことを特徴とする請求項3に記載の装置。
  12. 前記複数のタイルの各々について、前記少なくとも一つのプロセッサは、前記少なくとも一つのサブパケットを、前記タイルを通して循環すること及び前記一つのサブパケットを、前記タイル中の各々の利用可能な伝送ユニットにマッピングすることによって、前記少なくとも一つのサブパケットを、前記タイルにわたって分散するように構成されたことを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. パケットの伝送のために割り当てられるリソースを決定することと、
    前記パケットを複数のサブパケットに分割することと、
    前記複数のサブパケットを前記割り当てられるリソースにマッピングする(少なくとも一つのサブパケットは、前記割り当てられるリソースの一部分へマッピングされる)ことを含むことを特徴とするデータを通信する方法。
  14. 対応する符号化サブパケットを得るために、前方誤り訂正(FEC)コードに基づいて、各々のサブパケットを符号化することを更に含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 前記割り当てられるリソースは、複数のタイルを含み、
    前記複数のサブパケットを前記マッピングすることは、前記複数のサブパケットの各々を、前記複数のタイルのうちの異なる一部分、等しい数のタイル、特定の最小の数のタイル、及び前記特定の最小の数のタイルより少ない場合に前記複数のタイルのすべて、のうちの少なくとも一つへ、マッピングすることを含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  16. 前記割り当てられるリソースは、複数のタイルを含み、
    前記複数のサブパケットを前記マッピングすることは、前記複数のサブパケットを、tの整数倍の個数(tはサブパケットの数である。)のタイルからなる第1のグループ及び残りのタイルからなる第2のグループに配列することと、
    前記第1のグループ中の各々のタイルに、前記複数のサブパケットの一部分をマッピングすることと、
    前記第2のグループ中の各々のタイルに、前記複数のサブパケットのすべてをマッピングすることを含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  17. パケットの伝送のために割り当てられるリソースを決定するための手段と、
    前記パケットを複数のサブパケットに分割するための手段と、
    前記複数のサブパケットを前記割り当てられるリソースにマッピングする(少なくとも一つのサブパケットは、前記割り当てられるリソースの一部分へマッピングされる)ための手段とを含むことを特徴とする通信のための装置。
  18. 対応する符号化サブパケットを得るために、前方誤り訂正(FEC)コードに基づいて、各々のサブパケットを符号化するための手段を更に含むことを特徴とする請求項17に記載の装置。
  19. 前記割り当てられるリソースは、複数のタイルを含み、
    前記複数のサブパケットを前記マッピングするための手段は、前記複数のサブパケットの各々を、前記複数のタイルのうちの異なる一部分、等しい数のタイル、特定の最小の数のタイル、及び前記特定の最小の数のタイルより少ない場合に前記複数のタイルのすべて、のうちの少なくとも一つへ、マッピングするための手段を含むことを特徴とする請求項17に記載の装置。
  20. 前記割り当てられるリソースは、複数のタイルを含み、
    前記複数のサブパケットを前記マッピングするための手段は、前記複数のサブパケットを、tの整数倍の個数(tはサブパケットの数である。)のタイルからなる第1のグループ及び残りのタイルからなる第2のグループに配列するための手段と、
    前記第1のグループ中の各々のタイルに、前記複数のサブパケットの一部分をマッピングするための手段と、
    前記第2のグループ中の各々のタイルに、前記複数のサブパケットのすべてをマッピングするための手段と含むことを特徴とする請求項17に記載の装置。
  21. コンピュータ読み取り可能な媒体を含むコンピュータプログラムプロダクトにおいて、
    前記コンピュータ読み取り可能な媒体は、
    少なくとも一つのコンピュータに、パケットの伝送のために割り当てられるリソースを決定させるためのコードと、
    少なくとも一つのコンピュータに、前記パケットを複数のサブパケットに分割させるためのコードと、
    少なくとも一つのコンピュータに、前記複数のサブパケットを前記割り当てられるリソースにマッピングさせる(少なくとも一つのサブパケットは、前記割り当てられるリソースの一部分へマッピングされる)ためのコードとを含むことを特徴とするコンピュータプログラムプロダクト。
  22. パケットの伝送のために割り当てられたリソースを決定し、該割り当てられたリソースを通して該パケットの複数のサブパケットを受信し、該割り当てられたリソースから該複数のサブパケットをデマッピングし(少なくとも一つのサブパケットは、該り当てられたリソースの一部分からデマッピングされる)、該パケットを回復するためのデマッピングの後に該複数のサブパケットを処理するように構成された少なくとも一つのプロセッサと、
    前記少なくとも一つのプロセッサに接続されたメモリとを含むことを特徴とする通信のための装置。
  23. 前記少なくとも一つのプロセッサは、対応する復号化サブパケットを得るために、前方誤り訂正(FEC)コードに基づいて、各々のサブパケットを復号化するように構成されたことを特徴とする請求項22に記載の装置。
  24. 前記割り当てられるリソースは、複数のタイルを含み、各々のタイルは、時間・周波数リソースのブロックに対応することを特徴とする請求項22に記載の装置。
  25. 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記複数のタイルの各々について復調を実行し、及び、前記複数のタイルのすべてが復調されるのを待つことなく、サブパケットが割り当てられたすべてのタイルが復調された場合に、前記複数のサブパケットの各々について復号化を実行するように構成されたことを特徴とする請求項24に記載の装置。
  26. 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記複数のサブパケットの各々を、前記複数のタイルのうちの異なる一部分からデマッピングするように構成されたことを特徴とする請求項24に記載の装置。
  27. 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記複数のサブパケットの各々を、特定の最小の数のタイルから、又は該特定の最小の数のタイルより少ない場合に前記複数のタイルのすべてから、デマッピングするように構成されたことを特徴とする請求項24に記載の装置。
  28. 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記複数のサブパケットの各々を、等しい数のタイルからデマッピングするように構成されたことを特徴とする請求項24に記載の装置。
  29. 前記複数のタイルの各々について、前記少なくとも一つのプロセッサは、前記タイルにマッピングされる少なくとも一つのサブパケットを決定し、前記少なくとも一つのサブパケットを、前記タイルにわたってデマッピングするように構成されたことを特徴とする請求項24に記載の装置。
  30. パケットの伝送のために割り当てられたリソースを決定することと、
    前記割り当てられたリソースを通して前記パケットの複数のサブパケットを受信することと、
    前記割り当てられたリソースから前記複数のサブパケットをデマッピングする(少なくとも一つのサブパケットは、前記り当てられたリソースの一部分からデマッピングされる)ことと、
    前記パケットを回復するためのデマッピングの後に前記複数のサブパケットを処理することを含むことを特徴とする受信のための方法。
  31. 前記複数のサブパケットを前記処理することは、対応する復号化サブパケットを得るために、前方誤り訂正(FEC)コードに基づいて、各々のサブパケットを復号化することを含むことを特徴とする請求項30に記載の方法。
  32. 前記割り当てられるリソースは、複数のタイルを含み、
    前記複数のサブパケットを前記処理することは、
    前記複数のタイルの各々について復調を実行することと、
    前記複数のタイルのすべてが復調されるのを待つことなく、サブパケットが割り当てられたすべてのタイルが復調された場合に、前記複数のサブパケットの各々について復号化を実行することを含むことを特徴とする請求項30に記載の方法。
  33. 前記割り当てられるリソースは、複数のタイルを含み、
    前記複数のサブパケットを前記デマッピングすることは、前記複数のサブパケットの各々を、前記複数のタイルのうちの異なる一部分、特定の最小の数のタイル、該特定の最小の数のタイルより少ない場合に前記複数のタイルのすべて、及び、等しい数のタイルの、うちの少なくとも一つから、デマッピングするように構成されたことを特徴とする請求項30に記載の装置。
  34. パケットの伝送のために割り当てられたリソースを決定するための手段と、
    前記割り当てられたリソースを通して前記パケットの複数のサブパケットを受信するための手段と、
    前記割り当てられたリソースから前記複数のサブパケットをデマッピングする(少なくとも一つのサブパケットは、前記り当てられたリソースの一部分からデマッピングされる)ための手段と、
    前記パケットを回復するためのデマッピングの後に前記複数のサブパケットを処理するための手段とを含むことを特徴とする受信のための装置。
  35. 前記複数のサブパケットを前記処理するための手段は、対応する復号化サブパケットを得るために、前方誤り訂正(FEC)コードに基づいて、各々のサブパケットを復号化することを含むことを特徴とする請求項34に記載の装置。
  36. 前記割り当てられるリソースは、複数のタイルを含み、
    前記複数のサブパケットを前記処理するための手段は、
    前記複数のタイルの各々について復調を実行するための手段と、
    前記複数のタイルのすべてが復調されるのを待つことなく、サブパケットが割り当てられたすべてのタイルが復調された場合に、前記複数のサブパケットの各々について復号化を実行するための手段とを含むことを特徴とする請求項34に記載の装置。
  37. 前記割り当てられるリソースは、複数のタイルを含み、
    前記複数のサブパケットを前記デマッピングするための手段は、
    前記複数のサブパケットの各々を、前記複数のタイルのうちの異なる一部分、特定の最小の数のタイル、該特定の最小の数のタイルより少ない場合に前記複数のタイルのすべて、及び、等しい数のタイルの、うちの少なくとも一つから、デマッピングするための手段を含むことを特徴とする請求項34に記載の装置。
  38. コンピュータ読み取り可能な媒体を含むコンピュータプログラムプロダクトにおいて、
    前記コンピュータ読み取り可能な媒体は、
    少なくとも一つのコンピュータに、パケットの伝送のために割り当てられたリソースを決定させるためのコードと、
    前記少なくとも一つのコンピュータに、前記割り当てられたリソースを通して前記パケットの複数のサブパケットを受信させるためのコードと、
    前記少なくとも一つのコンピュータに、前記割り当てられたリソースから前記複数のサブパケットをデマッピングさせる(少なくとも一つのサブパケットは、前記り当てられたリソースの一部分からデマッピングされる)ためのコードと、
    前記少なくとも一つのコンピュータに、前記パケットを回復するためのデマッピングの後に前記複数のサブパケットを処理させるためのコードとを含むことを特徴とするコンピュータプログラムプロダクト。
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