JP2014222310A - マルチコア光ファイバ用通信光検知モジュール及びマルチコア光ファイバ用通信光検知コネクタ - Google Patents

マルチコア光ファイバ用通信光検知モジュール及びマルチコア光ファイバ用通信光検知コネクタ Download PDF

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【課題】通信経路毎に通信光の有無を検知することが可能なマルチコア光ファイバ用通信光検知モジュール及びマルチコア光ファイバ用通信光検知コネクタを提供する。【解決手段】一方のマルチコア光ファイバ11から他方のマルチコア光ファイバ11’に伝送される複数の通信光12a〜12cを平行光に変換するコリメートレンズ13と、コリメートレンズ13から他方のマルチコア光ファイバ11’に伝送される複数の通信光12a〜12cを集光する集光レンズ14と、コリメートレンズ13から集光レンズ14に伝送される複数の通信光12a〜12cを反射する反射板15と、反射板15で反射された複数の通信光12a〜12cを個々に検知する複数の光検知器16a〜16cと、を備えるマルチコア光ファイバ用通信光検知モジュール100である。【選択図】図1

Description

本発明は、マルチコア光ファイバ用通信光検知モジュール及びマルチコア光ファイバ用通信光検知コネクタに関する。
光通信関連設備では、メンテナンス等の際に通信障害が発生することを防止したり、通信用光ファイバの健全性を確認したりするために、通信用光ファイバで伝送される通信光の有無を検知する通信光検知器が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
また、近年は、通信データの大容量化に伴い、空間分割多重方式(Space Division Multiplexing;SDM)を利用した光通信技術の研究開発が進められている。この空間分割多重方式では、複数の通信経路を用意する必要があることから、1本の通信用光ファイバで複数の通信経路を確保するために、通信用光ファイバとして、複数のコアの周囲に共通のクラッドを形成したマルチコア光ファイバ(Multi-Core Fiber;MCF)を用いることが提案されている。
特開2010−231082号公報
しかしながら、従来の通信光検知器はシングルコア光ファイバのみに対応しており、通信用光ファイバとしてマルチコア光ファイバを用いた場合には、全ての通信経路(コア)で伝送される通信光を一度に検知してしまうため、通信経路毎に通信光の有無を検知することはできなかった。
そこで、本発明の目的は、通信経路毎に通信光の有無を検知することが可能なマルチコア光ファイバ用通信光検知モジュール及びマルチコア光ファイバ用通信光検知コネクタを提供することにある。
この目的を達成するために創案された本発明は、一方のマルチコア光ファイバから他方のマルチコア光ファイバに伝送される複数の通信光を平行光に変換するコリメートレンズと、前記コリメートレンズから前記他方のマルチコア光ファイバに伝送される前記複数の通信光を集光する集光レンズと、前記コリメートレンズから前記集光レンズに伝送される前記複数の通信光を反射する反射板と、前記反射板で反射された前記複数の通信光を個々に検知する複数の光検知器と、を備えるマルチコア光ファイバ用通信光検知モジュールである。
また、本発明は、一方のマルチコア光ファイバから他方のマルチコア光ファイバに伝送される複数の通信光を平行光に変換するコリメートレンズと、前記コリメートレンズから前記他方のマルチコア光ファイバに伝送される前記複数の通信光を集光する集光レンズと、前記一方のマルチコア光ファイバから前記コリメートレンズに伝送される前記複数の通信光を反射する反射板と、前記反射板で反射された前記複数の通信光を個々に検知する複数の光検知器と、を備えるマルチコア光ファイバ用通信光検知モジュールである。
前記反射板から前記複数の光検知器に伝送される前記複数の通信光を平行光に変換するコリメートレンズを更に備えると良い。
前記反射板は、前記複数の通信光を一部分のみ反射すると良い。
前記反射板は、前記複数の通信光を光軸方向とは異なる方向に反射すると良い。
前記複数の光検知器は、通信経路の数と同じ数だけ存在すると良い。
前記集光レンズから前記他方のマルチコア光ファイバに伝送される前記複数の通信光を位置反転し、前記一方のマルチコア光ファイバと前記他方のマルチコア光ファイバとを対応する位置に配置されたコア同士で光接続する反転レンズを更に備えると良い。
また、本発明は、前記マルチコア光ファイバ用通信光検知モジュールと、光取出用マルチコア光ファイバが収容されたスタブフェルールと、を備え、前記マルチコア光ファイバ用通信光検知モジュールは、前記光取出用マルチコア光ファイバの途中に組み込まれるマルチコア光ファイバ用通信光検知コネクタである。
本発明によれば、通信経路毎に通信光の有無を検知することが可能なマルチコア光ファイバ用通信光検知モジュール及びマルチコア光ファイバ用通信光検知コネクタを提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るマルチコア光ファイバ用通信光検知モジュールを示す模式図である。 マルチコア光ファイバの一例を示す横断面模式図である。 本発明の第2の実施の形態に係るマルチコア光ファイバ用通信光検知モジュールを示す模式図である。 本発明の第3の実施の形態に係るマルチコア光ファイバ用通信光検知モジュールを示す模式図である。 本発明の実施の形態に係るマルチコア光ファイバ用通信光検知コネクタを示す縦断面模式図である。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
図1に示すように、第1の実施の形態に係るマルチコア光ファイバ用通信光検知モジュール100は、一方のマルチコア光ファイバ11から他方のマルチコア光ファイバ11’に伝送される複数の通信光12a〜12cを平行光に変換するコリメートレンズ13と、コリメートレンズ13から他方のマルチコア光ファイバ11’に伝送される複数の通信光12a〜12cを集光する集光レンズ14と、コリメートレンズ13から集光レンズ14に伝送される複数の通信光12a〜12cを反射する反射板15と、反射板15で反射された複数の通信光12a〜12cを個々に検知する複数の光検知器16a〜16cと、を備えていることを特徴とする。
図2に示すように、マルチコア光ファイバ11、11’は、複数のコア17、17’と、複数のコア17、17’の周囲に形成された共通のクラッド18、18’と、を備えている。
一方のマルチコア光ファイバ11の複数のコア17と他方のマルチコア光ファイバ11’の複数のコア17’とが光接続されて複数の通信経路が形成されている。
ここでは、一例として、マルチコア光ファイバ11、11’が7つのコア17、17’を備えており、7つの通信経路が形成されていることとする。
本明細書では、説明を簡単にするために、マルチコア光ファイバ11、11’のA−A線断面上に位置するコア17a〜17c、17a’〜17c’が光接続されて形成された3つの通信経路で伝送される通信光12a〜12cに着目して説明する。
再び図1を参照し、コリメートレンズ13は、一方のマルチコア光ファイバ11と反射板15との間に設けられており、一方のマルチコア光ファイバ11のコア17a〜17cから入射された通信光12a〜12cをビーム径が距離に関係無く略一定の平行光に変換すると共に反射板15に向けて出射する。
集光レンズ14は、反射板15と他方のマルチコア光ファイバ11’との間に設けられており、反射板15から入射された通信光12a〜12cを集光すると共に他方のマルチコア光ファイバ11’に向けて出射する。
反射板15は、コリメートレンズ13と集光レンズ14との間に設けられており、コリメートレンズ13から入射された通信光12a〜12cを光検知器16a〜16cに向けて反射する。
反射板15は、コリメートレンズ13の焦点近傍に設けられていると良い。これにより、通信光12a〜12cを反射するために必要な反射板15の大きさを小さくすることができ、マルチコア光ファイバ用通信光検知モジュール100の小型化が可能となる。
反射板15は、例えば、ハーフミラーからなり、通信光12a〜12cを一部分のみ反射する。これにより、通信を遮断することなく通信光12a〜12cの有無を検知することが可能となる。
ここでは、反射板15で反射された通信光12a〜12cを反射光、反射板15を透過した通信光12a〜12cを透過光と指称することとする。
光パワー全体に占める反射光の光パワーは僅かであり(例えば、1%)、その他の大部分を透過光の光パワーが占めるため、マルチコア光ファイバ用通信光検知モジュール100に起因する伝送損失は殆ど無い。
また、反射板15は、例えば、マルチコア光ファイバ11、11’の光軸に対して±45度だけ傾斜して設けられており、コリメートレンズ13から入射された通信光12a〜12cを光軸方向とは異なる方向に反射する。これにより、反射光が戻り光としてコア17a〜17cに入射され、この戻り光と通信光12a〜12cとが干渉して伝送損失が生じることを防止することが可能となる。
光検知器16aは反射板15で反射された通信光12aを受光可能な位置に設けられており、光検知器16bは反射板15で反射された通信光12bを受光可能な位置に設けられており、光検知器16cは反射板15で反射された通信光12cを受光可能な位置に設けられている。
光検知器16a〜16cは、通信経路の数と同じ数だけ存在する。これにより、1つの光検知器16a(又は16b、16c)毎に1つの通信光12a(又は12b、12c)だけを検出することができ、通信経路毎に通信光の有無を検知することが可能となる。
光検知器16a〜16cには、通信光12a〜12cを検知したときに、目視可能な状態で作業者に知らせる液晶画面等(図示せず)が搭載されると良い。これにより、不可視光である通信光12a〜12cの通信状況を目視にて確認することが可能となる。
次に、第1の実施の形態に係るマルチコア光ファイバ用通信光検知モジュール100の動作を説明する。
先ず、一方のマルチコア光ファイバ11から出射された通信光12a〜12cは、コリメートレンズ13に入射された後、コリメートレンズ13で平行光に変換され、コリメートレンズ13による光の屈折により、それぞれ異なる角度でコリメートレンズ13から出射される。
コリメートレンズ13から出射された通信光12a〜12cは、反射板15にそれぞれ異なる入射角で入射され、その一部分が反射板15で入射角に応じてそれぞれ異なる出射角で光検知器16a〜16cに反射され、残りの大部分が反射板15を透過して集光レンズ14に出射される。
反射板15を透過した透過光は、集光レンズ14に入射された後、集光レンズ14で集光され、集光レンズ14による光の屈折により、それぞれ異なる角度で集光レンズ14から出射される。
集光レンズ14から出射された透過光は、他方のマルチコア光ファイバ11’に入射され、それぞれ対応するコア17a’〜17c’に光結合される。このとき、一方のマルチコア光ファイバ11のコア17aから出射された通信光12aに基づく透過光は位置反転されて他方のマルチコア光ファイバ11’のコア17c’に光結合され、一方のマルチコア光ファイバ11のコア17bから出射された通信光12bに基づく透過光はそのまま他方のマルチコア光ファイバ11’のコア17b’に光結合され、一方のマルチコア光ファイバ11のコア17cから出射された通信光12cに基づく透過光は位置反転されて他方のマルチコア光ファイバ11’のコア17a’に光結合される。
一方、反射板15で反射された反射光は、それぞれ対応する光検知器16a〜16cに入射され、光検知器16a〜16cで通信光12a〜12cの有無が個々に検知される。このとき、反射光はビーム径が距離に関係無く略一定の平行光であることから、光検知器16a〜16cで容易に検知することができる。
このように、マルチコア光ファイバ用通信光検知モジュール100によれば、一方のマルチコア光ファイバ11から他方のマルチコア光ファイバ11’に伝送される複数の通信光12a〜12cを光検知器16a〜16cで個々に検知することで、通信経路毎に通信光の有無を検知することが可能となる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係るマルチコア光ファイバ用通信光検知モジュールについて説明する。
図3に示すように、第2の実施の形態に係るマルチコア光ファイバ用通信光検知モジュール200は、第1の実施の形態に係るマルチコア光ファイバ用通信光検知モジュール100と比較すると、集光レンズ14から他方のマルチコア光ファイバ11’に伝送される複数の通信光12a〜12cを位置反転し、一方のマルチコア光ファイバ11と他方のマルチコア光ファイバ11’とを対応する位置に配置されたコア同士(即ち、コア17aとコア17a’、コア17bとコア17b’、及びコア17cとコア17c’)で光接続する反転レンズ19を更に備える点が異なる。なお、図3では、通信光12a〜12cを1本の直線により簡略化して描いている。
第1の実施の形態に係るマルチコア光ファイバ用通信光検知モジュール100では、一方のマルチコア光ファイバ11から他方のマルチコア光ファイバ11’に伝送される通信光12a、12cが位置反転されたが、第2の実施の形態に係るマルチコア光ファイバ用通信光検知モジュール200では、反転レンズ19により通信光12a、12cを更に位置反転しているので、同位置に配置されたコア同士での光接続を実現することが可能となる。そのため、作業者の誤認等による誤接続を防止し、作業者にとって施工性に優れたものとすることができる。
次に、第3の実施の形態に係るマルチコア光ファイバ用通信光検知モジュールについて説明する。
図4に示すように、第3の実施の形態に係るマルチコア光ファイバ用通信光検知モジュール300は、一方のマルチコア光ファイバ11から他方のマルチコア光ファイバ11’に伝送される複数の通信光12a〜12cを平行光に変換するコリメートレンズ13と、コリメートレンズ13から他方のマルチコア光ファイバ11’に伝送される複数の通信光12a〜12cを集光する集光レンズ14と、一方のマルチコア光ファイバ11からコリメートレンズ13に伝送される複数の通信光12a〜12cを反射する反射板15と、反射板15で反射された複数の通信光12a〜12cを個々に検知する複数の光検知器16a〜16cと、を備えることを特徴とする。即ち、第1の実施の形態に係るマルチコア光ファイバ用通信光検知モジュール100と比較すると、反射板15の位置が主に異なる。なお、図4では、通信光12a〜12cを1本の直線により簡略化して描いている。
このマルチコア光ファイバ用通信光検知モジュール300では、反射板15から複数の光検知器16a〜16cに伝送される複数の通信光12a〜12cを平行光に変換するコリメートレンズ21を更に備える必要がある。これは、第1、2の実施の形態に係るマルチコア光ファイバ用通信光検知モジュール100、200では、コリメートレンズ13で平行光に変換された複数の通信光12a〜12cが反射板15を介して光検知器16a〜16cに伝送されるので、複数の通信光12a〜12cを光検知器16a〜16cで個々に検知することができたが、第3の実施の形態に係るマルチコア光ファイバ用通信光検知モジュール300では、平行光に変換される前の通信光12a〜12cが反射板15に入射されるので、そのままでは通信光12a〜12cのビーム径が距離と共に拡大し、複数の通信光12a〜12cを光検知器16a〜16cで個々に検知することが困難になるためである。
第1の実施の形態に係るマルチコア光ファイバ用通信光検知モジュール100では、コリメートレンズ13から出射された通信光12a〜12cは、反射板15にそれぞれ異なる入射角で入射され、その一部分が反射板15で入射角に応じてそれぞれ異なる出射角で光検知器16a〜16cに反射されたが、第3の実施の形態に係るマルチコア光ファイバ用通信光検知モジュール300では、一方のマルチコア光ファイバ11から出射された直後の通信光12a〜12cが反射板15で反射されるので、通信光12a〜12cが反射板15にそれぞれ同一の入射角で入射されて同一の出射角で光検知器16a〜16cに反射される。
そのため、反射板15に対する通信光12a〜12cの入射角がそれぞれ異なることに起因して通信光12a〜12cの透過率(反射率)がそれぞれ違う値になることを防止することができ、全ての通信光12a〜12cが同一の透過率(反射率)で透過(反射)されることになるので、全ての通信経路で同一の伝送損失とすることが可能となる。
これまで説明してきたマルチコア光ファイバ用通信光検知モジュール100、200、300では、一方のマルチコア光ファイバ11と他方のマルチコア光ファイバ11’とを光接続するために、一方のマルチコア光ファイバ11とコリメートレンズ13との距離、コリメートレンズ13と集光レンズ14との距離、及び集光レンズ14と他方のマルチコア光ファイバ11’との距離を適切に設定し、これらを確実に維持する必要がある。また、通信光12a〜12cの有無を検知するためには、反射板15の傾斜角度や光検知器16a〜16cの位置を適切に設定し、これらを確実に維持する必要がある。
マルチコア光ファイバ用通信光検知モジュール100、200、300では、コリメートレンズ13、集光レンズ14、反射板15、光検知器16a〜16c、反転レンズ19、及び/又はコリメートレンズ21を1つのモジュールとして組み込むことで、これらの部品の距離や位置関係を維持することはできるが、これらの部品とマルチコア光ファイバ11、11’との距離や位置関係の調整は作業者が行う必要がある。
図5に示すように、これらの調整を不要にしたマルチコア光ファイバ用通信光検知コネクタ500は、マルチコア光ファイバ用通信光検知モジュール100、200、300と、光取出用マルチコア光ファイバ22が収容されたスタブフェルール23と、を備え、マルチコア光ファイバ用通信光検知モジュール100、200、300は、光取出用マルチコア光ファイバ22の途中に組み込まれることを特徴とする。
このマルチコア光ファイバ用通信光検知コネクタ500は、一方のマルチコア光ファイバ11と他方のマルチコア光ファイバ11’とを光接続するために、一方のマルチコア光ファイバ11と他方のマルチコア光ファイバ11’との間に設けられる。
光取出用マルチコア光ファイバ22は、マルチコア光ファイバ11、11’と同様の構成を備えており、一方のマルチコア光ファイバ11と他方のマルチコア光ファイバ11’とを光接続する光接続路としての機能を持つ。また、スタブフェルール23は、両側の一部が割スリーブ24、24’に挿入されている。
このマルチコア光ファイバ用通信光検知コネクタ500では、一方のマルチコア光ファイバ11が収容されたスタブフェルール25と他方のマルチコア光ファイバ11’が収容されたスタブフェルール25’とが割スリーブ24、24’にそれぞれ挿入されることで、スタブフェルール23、25、25’が接触し、光取出用マルチコア光ファイバ22とマルチコア光ファイバ11、11’とが突き合わせ接続、即ちフィジカルコンタクト(Physical Contact;PC)接続されて光接続される。
マルチコア光ファイバ用通信光検知コネクタ500によれば、一方のマルチコア光ファイバ11が収容されたスタブフェルール25と他方のマルチコア光ファイバ11’が収容されたスタブフェルール25’とを割スリーブ24、24’に挿入するだけでマルチコア光ファイバ11、11’とその他の部品との距離や位置関係の調整が自動的に行われる。そのため、作業者に掛かる負担を軽減することが可能である。
以上の通り、本発明によれば、通信経路毎に通信光の有無を検知することが可能なマルチコア光ファイバ用通信光検知モジュール及びマルチコア光ファイバ用通信光検知コネクタを提供することができる。
100 マルチコア光ファイバ用通信光検知モジュール
200 マルチコア光ファイバ用通信光検知モジュール
300 マルチコア光ファイバ用通信光検知モジュール
500 マルチコア光ファイバ用通信光検知コネクタ
11 一方のマルチコア光ファイバ
11’ 他方のマルチコア光ファイバ
12a〜12c 通信光
13 コリメートレンズ
14 集光レンズ
15 反射板
16a〜16c 光検知器
17a〜17c コア
17a’〜17c’ コア
18 クラッド
18’ クラッド
19 反転レンズ
21 コリメートレンズ
22 光取出用マルチコア光ファイバ
23 スタブフェルール
24 割スリーブ
24’ 割スリーブ
25 スタブフェルール
25’ スタブフェルール

Claims (8)

  1. 一方のマルチコア光ファイバから他方のマルチコア光ファイバに伝送される複数の通信光を平行光に変換するコリメートレンズと、
    前記コリメートレンズから前記他方のマルチコア光ファイバに伝送される前記複数の通信光を集光する集光レンズと、
    前記コリメートレンズから前記集光レンズに伝送される前記複数の通信光を反射する反射板と、
    前記反射板で反射された前記複数の通信光を個々に検知する複数の光検知器と、
    を備えることを特徴とするマルチコア光ファイバ用通信光検知モジュール。
  2. 一方のマルチコア光ファイバから他方のマルチコア光ファイバに伝送される複数の通信光を平行光に変換するコリメートレンズと、
    前記コリメートレンズから前記他方のマルチコア光ファイバに伝送される前記複数の通信光を集光する集光レンズと、
    前記一方のマルチコア光ファイバから前記コリメートレンズに伝送される前記複数の通信光を反射する反射板と、
    前記反射板で反射された前記複数の通信光を個々に検知する複数の光検知器と、
    を備えることを特徴とするマルチコア光ファイバ用通信光検知モジュール。
  3. 前記反射板から前記複数の光検知器に伝送される前記複数の通信光を平行光に変換するコリメートレンズを更に備える請求項2に記載のマルチコア光ファイバ用通信光検知モジュール。
  4. 前記反射板は、前記複数の通信光を一部分のみ反射する請求項1から3の何れか一項に記載のマルチコア光ファイバ用通信光検知モジュール。
  5. 前記反射板は、前記複数の通信光を光軸方向とは異なる方向に反射する請求項1から4の何れか一項に記載のマルチコア光ファイバ用通信光検知モジュール。
  6. 前記複数の光検知器は、通信経路の数と同じ数だけ存在する請求項1から5の何れか一項に記載のマルチコア光ファイバ用通信光検知モジュール。
  7. 前記集光レンズから前記他方のマルチコア光ファイバに伝送される前記複数の通信光を位置反転し、前記一方のマルチコア光ファイバと前記他方のマルチコア光ファイバとを対応する位置に配置されたコア同士で光接続する反転レンズを更に備える請求項1から6の何れか一項に記載のマルチコア光ファイバ用通信光検知モジュール。
  8. 請求項1から7の何れか一項に記載のマルチコア光ファイバ用通信光検知モジュールと、
    光取出用マルチコア光ファイバが収容されたスタブフェルールと、
    を備え、
    前記マルチコア光ファイバ用通信光検知モジュールは、前記光取出用マルチコア光ファイバの途中に組み込まれることを特徴とするマルチコア光ファイバ用通信光検知コネクタ。
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