JP2014221814A - 二構成要素の口腔ケア製品 - Google Patents

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Abstract

【課題】象牙質過敏症と関係する不快感および痛みを除くまたは低減する、増進された抗齲食および再石灰化特性を示す歯磨組成物の提供。
【解決手段】二構成要素の歯磨組成物であって、カルシウム源を含む第1構成要素、陰イオン源を含む第2構成要素を含み、構成要素の少なくとも一方が塩基性アミノ酸を含み、第1および第2構成要素が分配されて組み合わせられるまで互いから分離されて維持される組成物。
【選択図】なし

Description

[0001] この出願は2008年2月8日に出願された米国出願No.61/027,4
22の利益を主張し、その内容を本明細書に援用する。
[0002] 本発明は、配合物中の反応性構成要素が使用の前に互いから隔離されている二
構成要素の歯磨配合物に関する。1態様において、本発明は象牙質過敏症と関係する不快
感および痛みを除くまたは低減する、脱感作(desensitizing)歯磨組成物
に、ならびにより詳細には、遊離または塩の型の塩基性アミノ酸およびカルシウムイオン
構成要素および陰イオン構成要素を含む、予期しない増進された抗齲食および再石灰化特
性を示す脱感作歯科組成物に関する。
[0003] 象牙質過敏症は、露出した象牙質の熱刺激(熱いまたは冷たい)、浸透圧刺激
、触覚刺激、ならびに熱、浸透圧および触覚刺激の組み合わせによるような象牙質の表面
の物理的な刺激に反応する急性の、限局性の歯の痛みとして定義される。
[0004] 一般に歯肉の退縮またはエナメル質の喪失によるものである象牙質の露出は、
しばしば過敏症につながる。当該技術分野では、表面へと開かれた象牙質の細管は象牙質
過敏症と高度な相関関係を有することが見いだされた:Abs, J. Clin. P
eriodontal. 14,280−4 (1987)。象牙質の細管は歯髄からセ
メント質へとつながる。歯根の表面のセメント質が侵食されると、象牙質の細管は外部環
境にさらされるようになる。さらされた象牙質の細管は歯髄神経への流体の流れの伝達の
ための経路を提供し、その伝達は温度、圧力およびイオン勾配の変化により引き起こされ
る。
[0005] カリウム塩は象牙質過敏症の処置において有効であることが、当該技術分野に
おいて既知である。例えば、米国特許第3,863,006号は、カリウム塩、例えば硝
酸カリウムを含む練り歯磨きが歯のブラッシングの後数週間の間、歯を脱感作する(de
sensitize)ことを開示している。当業者には、敏感な象牙質の下にある歯髄神
経の付近における細胞外カリウム濃度の上昇が、局所的に適用された硝酸カリウムを含む
口腔用製品の療法的脱感作作用の原因であると考えられている。開いた象牙質の細管の中
に入る、およびそれから出るカリウムイオンの受動拡散のため、有効成分の繰り返しの適
用が、歯髄神経の付近において必要な濃度を築き上げるのに必要である。
[0006] 完全に、または部分的にのどちらかで象牙質の細管をふさぐことができる象牙
質表面上の漸進的な鉱質強化(mineralization)との組み合わせでのカリ
ウム塩の使用から、向上した痛みの緩和が得られると考えられている。完全な閉塞は、痛
みを刺激する細管内の流体の流れを劇的に低減させるであろう。内部への拡散での流れは
(正の歯髄の圧力による)外部への流体の流れよりも細管の半径に依存しないため、象牙
質の細管の部分的な閉塞は歯の内側のカリウムイオンの送達を増大させると考えられてい
る(D. H. Pashley and W G Mathews, Archs.
Oral Biol. (1993) 38, 577−582参照)。従って、このカ
リウムの増進された送達は緩和を増進するはずである。
[0007] フッ化物を放出する化合物を歯磨剤中に抗齲食剤として含めることも長い間既
知であり、これらの化合物は齲食の発生率を低減するのに有効であることが確かめられて
いる。慣習的に用いられるフッ素化合物は、フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナト
リウムおよびフッ化スズである。フッ素化合物は、主に歯のエナメル質の耐酸性を向上さ
せ、齲歯の脱灰がごくわずかに進行したそれらの早い段階におけるカルシウム再沈着また
は再石灰化を促進するフッ化物イオンのために有効である。再石灰化により、前から存在
していた齲食(tooth decay and caries)は低減され、または除
かれる可能性があり、それにより歯の構造中に前から存在していた齲食状態が低減される
。エナメル質の耐酸性を向上させる作用は、フッ化物イオンが歯のエナメル質の主要な構
成物質であるヒドロキシアパタイトの結晶格子の中に組み込まれる、または、言い換えれ
ば、フッ化物イオンが部分的にヒドロキシアパタイトをフッ化物添加し、同時に格子の不
規則性を修復するという事実によるものであると考えられている。
[0008] フッ化物処置の有効性は、処置されているエナメル質上の沈着のために利用で
きるフッ化物イオンの量に依存する。従って、歯磨剤を用いて形成されるブラッシング溶
液中で最大のフッ化物イオンの利用率を与える歯磨組成物を配合するのが望ましい。
[0009] アルギニンおよび他の塩基性アミノ酸は口腔ケアにおける使用に関して提案さ
れており、虫歯の形成および歯の過敏との戦いにおいて重要な利益を有すると考えられて
いる。しかし、これらの塩基性アミノ酸と口腔ケアの利益を有する鉱質、例えばフッ化物
およびカルシウムを組み合わせて許容できる長期安定性を有する口腔ケア組成物を形成す
ることは、困難であることが証明されている。特に、塩基性アミノ酸はpHを上げ、カル
シウムイオンの分離を促進する可能性があり、それはフッ化物イオンと反応して不溶性の
沈殿を形成し得る。さらに、より高いpHは刺激を引き起こす可能性を有する。しかし、
中性のpHまたは酸性のpHにおいて、重炭酸アルギニン(当該技術分野ではそれが好ま
しいと教示されている)を利用するシステムは二酸化炭素を放出する可能性があり、それ
は入れ物が膨らむことおよび破裂することにつながる。さらに、アルギニンは歯の表面に
より乏しい親和性を有する不溶性のアルギニン−カルシウム錯体を形成する可能性がある
ため、pHを中性または酸性の状態まで下げることは、配合物の有効性を低減するであろ
うこと、さらに、pHを下げることは、口の中の齲食原性の乳酸の緩衝に関して配合物が
有しているかもしれないあらゆる作用を低減するであろうことが予想されるかもしれない
。部分的にはこれらの対処されていない配合の障害のため、および部分的にはアルギニン
が当該技術分野において一般にフッ化物にとって同時活性物質(co−active)と
いうよりむしろ代替物である可能性のあるものとして見られてきたため、アルギニンおよ
びフッ化物の両方を含む口腔ケア製品を作る動機づけがほとんど無かった。抗微生物剤の
添加により、さらなる障害が引き起こされる可能性がある。ProClude(登録商標
)およびDenClude(登録商標)のような商業的に入手できるアルギニンに基づく
練り歯磨きは、例えば、重炭酸アルギニンおよび炭酸カルシウムを含むが、フッ化物もあ
らゆる抗微生物剤も含まない。
[0010] 先行技術は象牙質過敏症、齲食、およびエナメル質の脱灰の処置のための様々
な口腔用組成物の使用を開示しているが、その処置において向上した性能を提供するさら
なる組成物および方法の必要性が今なお存在する。
米国特許第3,863,006号
Abs, J. Clin. Periodontal. 14,280−4 (1987) D. H. Pashley and W G Mathews, Archs. Oral Biol. (1993) 38, 577−582
[0011] 本発明に従って、向上した抗齲食および再石灰化特性を示す象牙質過敏症の処
置のための口腔用組成物および方法が提供され、組成物はカルシウムイオン源の構成要素
、陰イオン源の構成要素を含み、そして、構成要素の少なくとも一方が塩基性アミノ酸を
含み、それぞれの構成要素は場合により口に許容できるビヒクルに含まれており、第1お
よび第2構成要素は、象牙質過敏症からの緩和を必要とする歯への適用のために分配され
て組み合わせられるまで互いから分離されて維持されており、それにより使用者は組成物
の歯への繰り返される適用の際に齲食への耐性の向上を伴う象牙質過敏症からの増大した
緩和を経験する。
[0012] 別の態様において、本発明は、有効量の口腔用組成物をそれを必要とする対象
の口腔に適用することを含む、口の健康を向上させるための方法、例えば次のことのため
の方法を含む:
a. 齲食の形成を低減または抑制する、
b. 例えば定量的光誘導蛍光法(QLF)または電気的齲食測定(ECM)により検
出される早期のエナメル質の病変を低減、修復または抑制する、
c. 歯の脱灰を低減または抑制し、再石灰化を促進する、
d. 歯の過敏性を低減する、
e. 歯肉炎を低減または抑制する、
f. 口の中の潰瘍または切り傷の治癒を促進する、
g. 酸を産生する細菌のレベルを低減する、
h. アルギニン分解細菌の相対的なレベルを増大させる、
i. 口腔中での微生物のバイオフィルムの形成を抑制する、
j. 糖負荷の後にプラークのpHを少なくとも約pH5.5のレベルに上げる、およ
び/または維持する、
k. プラークの蓄積を低減する、
l. 口内乾燥を処置する、
m. 例えば口の組織を経る全身感染の可能性を低減することにより、心血管の健康を
含む全身の健康を増進する、
n. 歯を白くする、
o. 歯の酸食を低減する、
p. 歯に齲食原性細菌に対する免疫性を与える、および/または
q. 歯および口腔を清潔にする。
[0013] “フッ化物イオン源”は、可溶性フッ化物の供給源または共有結合していない
フッ化物として定義される。
[0014] “陰イオン源”は、フッ化物イオン源、リン酸イオン源、またはそれらの混合
物として定義される。
[0015] “カルシウム源”は、リン酸イオンと容易に反応してCaPOを沈殿させる
であろうカルシウムの供給源、またはフッ化物と反応してCaFを生成するカルシウム
、またはフッ素化カルシウム−リン酸塩類の混合物として定義される。
[0016] “リン酸イオン源”は、共有結合していないホスフェートの供給源として定義
される。
[0017] 本発明の組成物は、二構成要素の組成物であり、それは例えば約5〜約9.9
のpHでカルシウムイオン源を含む第1歯磨剤構成要素、および陰イオン源を含み例えば
緩衝されて実質的に中性のpHレベル、例えば約6.5〜約7のpHを維持している第2
歯磨剤構成要素からなり、第1および第2歯磨剤構成要素の一方または両方に存在する遊
離または塩の形の塩基性アミノ酸を有している。2種類の構成要素は、好ましくはおおよ
そ等しい重量の割合で組み合わせられ、その結果構成要素が組み合わせられて例えばブラ
ッシングにより歯に適用される際にそれぞれの構成要素内のあらゆる個々の成分の濃度の
約2分の1が存在するであろう。両方の構成要素は、好ましくは、2種類の構成要素が多
数の区画を有するチューブまたはポンプ装置の中に別々に収められた場合に押し出しによ
り望まれる予め決められた量で同時に送達されることができるように、類似の物理的特徴
を有するように配合される。
[0018] 本発明の二構成要素の歯磨剤において、一方の歯磨剤構成要素はアルカリ性の
pHを有するように製造され、他の点では他方のそれに類似している組成物は緩衝された
中性のpHを有するように製造される。アルカリ性構成要素のpHは約8.5〜約9.7
、好ましくは約9〜約9.5のpHに調節される。組み合わせられた歯磨剤構成要素のp
Hは、約7.5〜約8.6、好ましくは約7.5〜約8.5の範囲である。
[0019] アルカリ性薬剤、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、重炭酸ナトリウ
ム、炭酸ナトリウム、ケイ酸N−ナトリウム(N−sodium silicate)(
PQ Corporationから入手できる、水中34.6%ケイ酸ナトリウム)を含
むアルカリ金属化合物、塩基性アミノ酸、または塩基性アミノ酸の重炭酸塩、例えば重炭
酸アルギニンが、二構成要素の歯磨剤のアルカリ性pHの歯磨剤構成要素に、構成要素の
約0.5〜約15重量%、好ましくは約1〜約8重量%、最も好ましくは約1〜約5重量
%の範囲の量で組み込まれる。上記のアルカリ金属化合物の混合物を用いることもできる
。水酸化ナトリウムは好まれるアルカリ性薬剤である。本発明の組成物および方法におい
て用いることができる塩基性アミノ酸には、天然に生じる塩基性アミノ酸、例えばアルギ
ニン、リシン、およびヒスチジンだけでなく、分子中にカルボキシル基およびアミノ基を
有し、水溶性であり約7またはそれより大きい、例えば少なくとも約8のpHの水溶液を
与えるあらゆる塩基性アミノ酸も含まれる。
[0020] 従って、塩基性アミノ酸には、アルギニン、リシン、シトルリン(citru
llene)、オルニチン、クレアチン、ヒスチジン、ジアミノブタン酸、ジアミノプロ
ピオン酸(diaminoproprionic acid)、それらの塩類またはそれ
らの組み合わせが含まれるが、それらに限定されない。特定の態様において、塩基性アミ
ノ酸はアルギニン、シトルリン、およびオルニチンから選択される。
[0021] 特定の態様において、塩基性アミノ酸はアルギニン、例えばl−アルギニン、
またはその塩である。
[0022] 本発明の組成物は口の中での局所的使用を意図しており、従って、本発明にお
ける使用のための塩類は、提供される量および濃度においてその使用に関して安全である
べきである。適切な塩類には、当該技術分野において医薬的に許容できる塩類であると知
られている塩類が含まれ、それは一般に与えられる量および濃度において生理的に許容で
きると考えられる。生理的に許容できる塩類には、医薬的に許容できる無機もしくは有機
の酸または塩基に由来する塩類、例えば生理的に許容できる陰イオンを形成する酸により
形成される酸付加塩類、例えば塩酸塩または臭化物塩、ならびに生理的に許容できる陽イ
オンを形成する塩基により形成される塩基付加塩類、例えばカリウムおよびナトリウムの
ようなアルカリ金属またはカルシウムおよびマグネシウムのようなアルカリ土類金属に由
来する塩基付加塩類が含まれる。生理的に許容できる塩類は、当該技術分野において既知
の標準的な手順を用いて、例えばアミンのような十分に塩基性の化合物と生理的に許容で
きる陰イオンを与える適切な酸を反応させることにより得ることができる。一部の態様に
おいて、塩基性アミノ酸は、カルシウム、フッ化物または他の反応性構成要素と配合され
る前に、酸、例えば塩酸、リン酸または炭酸で中和されて塩または部分的な塩を形成する
[0023] 様々な態様において、塩基性アミノ酸は組成物の総重量の約0.5重量%〜約
20重量%、組成物の総重量の約1重量%〜約10重量%、例えば組成物の総重量の約1
.5重量%、3.75重量%、5重量%、または7.5重量%の量で存在する。
[0024] 本発明の歯磨組成物のためのビヒクルの製造において使用される湿潤剤は、一
般に湿潤剤、例えばグリセロール、ソルビトールおよび約200〜約1000の範囲の分
子量のポリエチレングリコールの混合物であるが、他の湿潤剤の混合物および単独の湿潤
剤を用いてもよい。湿潤剤の含有量は、歯磨剤構成要素の重量により約10%〜約50%
、好ましくは約20〜約40%の範囲である。含水量は、約20〜50重量%、好ましく
は約30〜40重量%の範囲である。
[0025] 歯磨剤ビヒクルの製造において使用される増粘剤には、有機および無機増粘剤
が含まれる。歯磨剤構成要素中に含めることができる無機増粘剤には、Huber Co
rporationから入手できるZeodent 165、およびW. R. Gra
ceからのSylox 15のような非晶質シリカ類が含まれる。
[0026] 天然および合成ゴム類ならびにコロイド類の有機増粘剤も、本発明の歯磨剤構
成要素を製造するために用いることができる。その増粘剤の例は、カラギーナン(アイリ
ッシュモス(Irish moss))、キサンタンガム、ナトリウム カルボキシメチ
ルセルロース、デンプン、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシエチルプロピルセルロース
、ヒドロキシブチルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、およびヒ
ドロキシエチルセルロースである。
[0027] 無機増粘剤は、本発明の歯磨組成物中に約0.5〜約5重量%、好ましくは約
1〜約3重量%の濃度で組み込んでよい。有機増粘剤は、本発明の組成物中に約0.1〜
約3重量%、好ましくは約0.4〜約1.5重量%の濃度で組み込んでよい。
[0028] 界面活性剤を歯磨組成物中に、発泡特性を与えるために組み込んでよい。界面
活性剤は、本質的に陰イオン性または非イオン性であるのが好ましい。陰イオン性界面活
性剤の適切な例は、高級アルキルサルフェート類、例えばラウリル硫酸カリウムまたはナ
トリウム(それが好まれる)、高級脂肪酸モノグリセリドモノサルフェート類、例えば水
素化ヤシ油脂肪酸の一硫化(monosulfated)モノグリセリドの塩、アルキル
アリールスルホネート類、例えばナトリウム ドデシルベンゼンスルホネート、高級脂肪
スルホアセテート類(higher fatty sulfoacetates)、1,
2 ジヒドロキシプロパンスルホネートの高級脂肪酸エステル類である。
[0029] 界面活性剤は一般に本発明の歯磨剤構成要素組成物中に約0.5〜約10重量
%、好ましくは約1〜約5重量%の濃度で存在する。
[0030] 研磨剤を本発明の歯磨組成物中に組み込んでよく、好まれる研磨剤はシリカを
含む(siliceous)物質、例えばシリカである。好まれるシリカは沈降非晶質湿
式シリカ、例えばCrosfield Chemicalsにより市場に出されているS
orbosil AC−35、またはHuber CompanyからのZeodent
115であるが、ヒドロキシアパタイト、メタリン酸ナトリウム、メタリン酸カリウム
、リン酸三カルシウム、リン酸カルシウム二水和物、無水リン酸二カルシウム、ピロリン
酸カルシウム、オルトリン酸マグネシウム、リン酸三マグネシウム、炭酸カルシウム、重
炭酸ナトリウム、アルミナ三水和物、ケイ酸アルミニウム、か焼アルミナおよびベントナ
イト(bentonite)を含む他の研磨剤も用いてよい。
[0031] 本発明の歯磨組成物中の研磨剤の濃度は、普通は約5〜約40重量%、好まし
くは約10〜約25重量%の範囲であろう。
[0032] 脱感作カリウムイオン源は、一般に硝酸カリウム、クエン酸カリウム、塩化カ
リウム、重炭酸カリウムおよびシュウ酸カリウムを含む水溶性カリウム塩であり、硝酸カ
リウムが好まれる。カリウム塩は一般に、歯磨剤構成要素の1種類以上の中に約1〜約2
0重量%、好ましくは約3〜約10重量%の濃度で組み込まれる。
[0033] 有効成分のレベルは、送達システムおよび個別の有効物質の性質に基づいて異
なるであろう。例えば、塩基性アミノ酸は、例えば約0.1から約20重量%まで(遊離
塩基の重量として表した)、例えばマウスリンスに関して約0.1から約3重量%まで、
消費者用練り歯磨きに関して約1から約10重量%まで、または専門用、もしくは処方薬
の処置製品に関して約7から約20重量%までのレベルで存在していてよい。フッ化物は
、例えば約25〜約25,000ppm、例えばマウスリンスに関して約25〜約250
ppm、消費者用練り歯磨きに関して約750〜約2,000ppm、または専門用、も
しくは処方薬の処置製品に関して約2,000〜約25,000ppmのレベルで存在し
ていてよい。抗細菌物質のレベルは同様に異なり、練り歯磨きにおいて用いられるレベル
は例えばマウスリンスにおいて用いられるレベルよりも約5〜約15倍高いであろう。例
えば、トリクロサンマウスリンスは例えば約0.03重量%のトリクロサンを含んでいて
よく、一方トリクロサン練り歯磨きは約0.3重量%のトリクロサンを含んでいてよい。
[0034] 本発明の実施において有用な抗歯石の効能を有するピロリン酸塩類には、水溶
性塩類、例えば二アルカリまたは四アルカリ金属ピロリン酸塩類、例えばNa
(TSPP)、K、Na、NaおよびK
が含まれる。ポリリン酸塩類には、アルカリ金属トリポリホスフェート類、例
えばトリポリリン酸ナトリウムおよびトリポリリン酸カリウムが含まれる。
[0035] ピロリン酸塩類は、本発明の歯磨組成物中に約0.5〜約2重量%、好ましく
は約1.5〜約2重量%の濃度で組み込まれ、ポリリン酸塩類は本発明の歯磨組成物中に
約1〜約7重量%の濃度で組み込まれる。
[0036] 着色剤、例えば顔料および染料を、本発明の実施において用いてよい。顔料に
は、非毒性の水に不溶性の無機顔料、例えば二酸化チタンおよび酸化クロムの緑色、群青
色、および桃色、ならびに酸化第二鉄類、さらにFD&C染料のカルシウムまたはアルミ
ニウム塩類をアルミナ上で延ばす(extending)ことにより製造される水に不溶
性の染料レーキ類(dye lakes)、例えばFD&C緑色1号レーキ、FD&C青
色2号レーキ、FD&C R&D30号レーキおよびFD&C黄色15号(#Yello
w 15)レーキが含まれる。顔料は約5〜約1000ミクロン、好ましくは約250〜
約500ミクロンの範囲の粒径を有し、約0.5〜約3重量%の濃度で存在する。
[0037] 本発明の実施において用いられる染料は一般に、現在食品医薬品化粧品法(F
ood Drug & Cosmetic Act)の下で食品および摂取される薬物に
おける使用に関して保証されている食品着色添加物であり、FD&C赤色3号(テトラヨ
ードフルオロセインのナトリウム塩)、FD&C黄色5号(4−p−スルホフェニルアゾ
−1−p−スルホフェニル−5−ヒドロキシピラゾール−3カルボン酸のナトリウム塩)
、FD&C黄色6号(p−スルホフェニルアゾ−B−ナフトール−6−モノスルホネート
のナトリウム塩)、FD&C緑色3号(4−{[4−(N−エチル−p−スルホベンジル
アミノ)−フェニル]−(4−ヒドロキシ−2−スルホニウム−フェニル)−メチレン}
−[1−(N−エチル−N−p−スルホベンジル)−−3,5−シクロヘキサジエンイミ
ン]−(4-{[4-(N-ethyl-p-sulffobenzylamino)-phenyl]-(4-hydroxy-2-sulfoniu-mpheny
l)-mewthylene}-[1-(N-ethyl-N-p-sulfobenzyl)--3,5-cyclohexadienimine]-)の二ナト
リウム塩(slat))、FD&C青色1号(藍色(indigotin)のジベンジル
ジエチルジアミノトリフェニルカルビノールトリスルホン酸(dibenzyldiethyldiaminotr
iphenylcarbino- l trisulfonic acid)の二ナトリウム塩)のような染料およびそれらの
様々な割合での混合物が含まれる。本発明における最も有効な結果のための染料の濃度は
、歯磨組成物中に総重量の約0.0005パーセントから約2パーセントまでの量で存在
する。
[0038] 本発明の二構成要素の歯磨剤の態様を用いて縞模様の(striped)歯磨
剤製品を得ることができ、ここで色を対照的にする着色剤は分配される歯磨剤構成要素の
それぞれに組み込まれ;着色剤は提案された量で使用される際に、薬理学的に、および生
理的に非毒性である。本発明の実施において使用される着色剤には、上記で論じた顔料お
よび染料の両方が含まれる。
[0039] あらゆる適切な香味または甘味物質も、本発明の歯磨組成物に組み込んでよい
。適切な香味成分の例は、香味油、例えば、スペアミント、ペパーミント、ウィンターグ
リーン、サッサフラス、チョウジ、セージ、ユーカリ、マヨラマ、桂皮、レモン、および
オレンジの油、ならびにサリチル酸メチルである。適切な甘味剤には、スクロース、ラク
トース、マルトース、ソルビトール、キシリトール、シクラミン酸ナトリウム、ペリラル
チン(perillatine)、およびサッカリンナトリウムが含まれる。適切には、
香味または甘味剤は合わせて製品の約0.01%〜約5%またはそれより多くを構成して
よい。
[0040] 抗細菌剤は、フェノール系およびビスフェノール系化合物、ハロゲン化ジフェ
ニルエーテル類、例えばトリクロサン、安息香酸エステル類およびカルバニリド類に基づ
く非陽イオン性抗細菌剤、さらに陽イオン性抗細菌剤、例えばクロルヘキシジンジグルコ
ネートである。その抗細菌剤は、個々の構成要素の重量により約0.03から約1%まで
の量で存在することができる。
[0041] 非陽イオン性抗細菌剤または抗細菌剤が歯磨剤構成要素のいずれかの中に含ま
れる場合、その薬剤の口の表面への送達および保持、ならびにそれの口の表面上での保持
を増進する約0.05から約5%までの薬剤も含まれるのが好ましい。本発明において有
用なその薬剤は、米国特許第5,188,821号および5,192,531号において
開示されており;合成陰イオン性ポリマー性ポリカルボキシレート類、例えば、無水マレ
イン酸またはマレイン酸と別の重合可能なエチレン的に(ethylenically)
不飽和な単量体の約1:4〜約4:1コポリマー類、好ましくは、約30,000〜約1
,000,000、最も好ましくは約30,000〜約800,000の分子量(M.W
.)を有するメチルビニルエーテル/無水マレイン酸を含む。これらのコポリマー類は、
例えばISP Technologies, Inc.、ニュージャージー州バウンドブ
ルック08805から入手できるGantrez.の例えばAN 139(分子量500
,000)、AN 119(分子量250,000)および好ましくはS−97医薬グレ
ード(Pharmaceutical Grade)(分子量700,000)として入
手できる。増進剤は、存在する場合、約0.05〜約3重量%の量で存在する。
[0042] 本発明の歯磨剤構成要素を製造するために、一般に、湿潤剤、例えばプロピレ
ングリコール、ポリエチレングリコール成分は、いずれかの有機増粘剤、甘味料、顔料、
例えば二酸化チタンおよび抗歯石成分として含まれるいずれかのポリホスフェート類と共
に分散される。次いで水をこの分散物の中に、いずれかの抗細菌剤、例えばトリクロサン
、いずれかの抗細菌増進剤、例えばGantrez、およびいずれかの抗歯石の追加の薬
剤と一緒に添加する。第1の中性pHの構成要素において、フッ化物イオン源、脱感作剤
およびホスフェート緩衝剤を添加する。第2の構成要素において、pHをアルカリ性レベ
ルに調節する成分、例えば水酸化ナトリウムを添加する。これらの成分を、それぞれの構
成要素に関して均質な相が得られるまで混合する。その後、無機増粘剤、シリカ研磨剤、
香味および界面活性剤の成分を添加し、成分を高速で、約20から約100mmHgまで
の真空下で混合する。得られた製品は、それぞれの構成要素に関して、均一で半固体の押
し出し可能なペースト製品である。
[0043] 歯磨組成物は、過敏症の歯の表面にペーストまたはゲルの形で歯のブラッシン
グにより適用してよく、または歯の表面上に液体ニス剤の形で柔らかい塗薬ブラシ(ap
plicator brush)を用いて直接塗ることにより局所的に適用してよい。
[0044] 有効成分のレベルは、送達システムおよび個別の有効物質の性質に基づいて異
なるであろう。例えば、塩基性アミノ酸は、例えば約0.1から約20重量%まで(遊離
塩基の重量として表した)、例えばマウスリンスに関して約0.1から約3重量%まで、
消費者用練り歯磨きに関して約1から約10重量%まで、または専門用、もしくは処方薬
の処置製品に関して約7から約20重量%までのレベルで存在していてよい。フッ化物は
、例えば約25〜約25,000ppm、例えばマウスリンスに関して約25〜約250
ppm、消費者用練り歯磨きに関して約750〜約2,000ppm、または専門用、も
しくは処方薬の処置製品に関して約2,000〜約25,000ppmのレベルで存在し
ていてよい。抗細菌物質のレベルは同様に異なり、練り歯磨きにおいて用いられるレベル
は例えばマウスリンスにおいて用いられるレベルよりも約5〜約15倍高いであろう。例
えば、トリクロサンマウスリンスは例えば約0.03重量%のトリクロサンを含んでいて
よく、一方トリクロサン練り歯磨きは約0.3重量%のトリクロサンを含んでいてよい。
[0045] 口の組織は全身感染の入り口であり得るため、口の健康を増進することは全身
の健康においても利益を提供する。良好な口の健康は心血管の健康を含む全身の健康と関
係している。塩基性アミノ酸、特にアルギニンは窒素の供給源であり、それはNO合成経
路を満たし、そうして口の組織における微小循環を増進するため、本発明の組成物および
方法は特別の利益を提供する。より酸性でない口の環境を提供することは、胃部不快感(
gastric distress)を低減する助けにもなり、胃潰瘍と関係するヘリコ
バクター(Heliobacter)にとってより不都合な環境を作り出す。特にアルギ
ニンは特定の免疫細胞の受容体、例えばT細胞受容体の高発現に必要であり、そのためア
ルギニンは効果的な免疫反応を増進することができる。従って、本発明の組成物および方
法は、心血管の健康を含む全身の健康を増進するのに有用である。
[0046] 本発明の多数の構成要素からなる歯磨組成物の態様は、その中で構成要素が物
理的に分離されて維持される適切な分配用の入れ物の中に包装されており、分離された構
成要素は組み合わせられたリボンとして歯ブラシへの適用のためにそれから同時に分配さ
れてよい。その入れ物は当該技術分野で既知である。その入れ物の例は、米国特許第4,
487,757号および第4,687,663号において開示されているような折りたた
める(collapsible)側壁を有するポンプまたはチューブのような2区画式の
分配用の入れ物であり;ここで、チューブの本体は折りたためるプラスチック繊維、例え
ばポリエチレンまたはポリプロピレンから形成されており、入れ物の本体の内部に分かれ
た区画を定める隔壁を備え、物理的に分離された構成要素がその中に入っており、それら
は適切な分配用出口を通ってそれから分配される。
[0047] 口の組織は全身感染の入り口であり得るため、口の健康を増進することは全身
の健康においても利益を提供する。良好な口の健康は心血管の健康を含む全身の健康と関
係している。塩基性アミノ酸、特にアルギニンは窒素の供給源であり、それはNO合成経
路を満たし、そうして口の組織における微小循環を増進するため、本発明の組成物および
方法は特別の利益を提供する。より酸性でない口の環境を提供することは、胃部不快感を
低減する助けにもなり、胃潰瘍と関係するヘリコバクターにとってより不都合な環境を作
り出す。特にアルギニンは特定の免疫細胞の受容体、例えばT細胞受容体の高発現に必要
であり、そのためアルギニンは効果的な免疫反応を増進することができる。従って、本発
明の組成物および方法は、心血管の健康を含む全身の健康を増進するのに有用である。
[0048] 全体において用いられるように、範囲はその範囲内にあるそれぞれおよび全て
の値を記述するための略記として用いられる。範囲内のあらゆる値は、範囲の末端として
選択することができる。加えて、本明細書において引用される全ての参考文献をそのまま
本明細書に援用する。本開示における定義および引用された参考文献の定義において不一
致がある場合には、本開示が統制する。配合が記述された場合、実際の配合においてそれ
が作られ、保管され、使用された際にこれらの成分が互いと反応する可能性があるにも関
わらず、当該技術分野で一般的であるようにそれらはそれらの成分に基づいて記述されて
よく、その生成物は記述された配合に含まれることを意図していることが理解される。
[0049] 下記の実施例は、本発明の範囲内の説明的な態様をさらに記述し、実証する。
本発明の精神および範囲から逸脱すること無く多くの変形が可能であるため、実施例は説
明のためにのみ与えられ、この発明を限定するものとして解釈されるべきでない。本明細
書において示し、記述したそれらに加えて、本発明の様々な修正は当業者には明らかであ
るはずであり、それは添付した特許請求の範囲内に収まることを意図する。
[0050] 本発明の2種類の構成要素(構成要素AおよびB)の脱感作歯磨剤を製造し、
“歯磨剤X”、構成要素Aおよび構成要素Bと名づけた。歯のブラッシングのために等し
い量で組み合わせた際に、歯磨剤Xは増進された抗齲食および再石灰化特性を提供するの
に有効であろう。構成要素AおよびBの成分を下記の表Iにリストする。
表1
Figure 2014221814
[0051] 歯磨剤Xの製造において、構成要素AおよびBを製造し、ここでグリセリン、
ポリエチレングリコールおよび有機増粘剤を一般に用いられるミキサー中で混合物が外観
がむらのないスラリーになるまで分散させる。着色剤および甘味料をこのスラリーの中で
分散させた後、水を添加する。次いでL−アルギニンをスラリー中で分散させ、リン酸の
添加により中和する。硝酸カリウムも添加する。これらの構成要素の混合の後、シリカ、
リン酸二カルシウム、およびソルビトールの構成要素を次いでそれぞれの構成要素に添加
し、次いでそれを完全に混合する。フッ化物、ラウリル硫酸ナトリウム、香味および顔料
を最後にそれぞれの歯磨剤構成要素に添加し、その後それをさらに5〜15分間真空下で
混合し、結果として生じる構成要素の製品を製造する。
[0052] 2種類の構成要素は、A中のフッ化物およびB中のカルシウムの間の反応を防
ぐために二つの仕切り空間のチューブの中に包装される。二つの仕切り空間のチューブは
、2個の相が並んで縞模様の練り歯磨きとして分配されるのを可能にする。
フッ化物を可溶性フッ化ナトリウムとして、高レベルのカルシウム、ホスフェート、お
よびアルギニンと一緒に提供することは、結果として歯の表面におけるこれらの成分の高
い利用率をもたらし、そこでそれらは脱灰を低減する、再石灰化を促進する、ならびに過
敏症および最終的に歯の空洞形成につながるエナメル質への損傷を修復するのに有効であ
る。

Claims (15)

  1. 二構成要素の歯磨組成物であって、カルシウム源を含む第1構成要素、陰イオン源を含む
    第2構成要素を含み、構成要素の少なくとも一方が塩基性アミノ酸を含み、第1および第
    2構成要素が分配されて組み合わせられるまで互いから分離されて維持される、前記組成
    物。
  2. 陰イオン源がフッ化物イオン源、リン酸イオン源、またはそれらの混合物を含む、請求項
    1に記載の組成物。
  3. フッ化物イオン源が約25〜約25,000ppmのフッ化物イオン濃度を与える、請求
    項2に記載の組成物。
  4. フッ化物イオン源がフッ化物を放出可能な塩を含む、請求項2に記載の組成物。
  5. リン酸イオン源がホスフェートを放出可能な塩を含む、請求項2に記載の組成物。
  6. ホスフェートを放出可能な塩がナトリウムリン酸塩である、請求項5に記載の組成物。
  7. それぞれの構成要素がアルギニンを含む、請求項1に記載の組成物。
  8. 象牙質過敏症と関係する不快感および痛みを除くまたは低減するための方法であって、(
    1)カルシウム源を含む第1構成要素および(2)陰イオン源を含む第2構成要素を製造
    し、構成要素の少なくとも一方が塩基性アミノ酸を含み、第1および第2構成要素を別々
    に収め、第1および第2構成要素を分配して組み合わせ、その後組み合わせられた構成要
    素を歯に適用し、それにより陰イオンが塩基性アミノ酸の存在下でカルシウムイオンと反
    応してカルシウム錯体を沈殿させることを可能にすることを含む、前記方法。
  9. それぞれの構成要素がアルギニンを含む、請求項8に記載の方法。
  10. 陰イオン源がフッ化物イオン源、リン酸イオン源、またはそれらの混合物を含む、請求項
    8に記載の方法。
  11. フッ化物イオン源が約25〜約25,000ppmのフッ化物イオン濃度を与える、請求
    項8に記載の方法。
  12. フッ化物イオン源がフッ化物を放出可能な塩を含む、請求項10に記載の方法。
  13. リン酸イオン源がホスフェートを放出可能な塩を含む、請求項10に記載の方法。
  14. ホスフェートを放出可能な塩がナトリウムリン酸塩である、請求項13に記載の方法。
  15. 有効量の請求項1〜7のいずれか1項に記載の口腔用組成物を口腔に適用することを含む
    、次のことのための方法:
    a. 齲食の形成を低減または抑制する、
    b. 早期のエナメル質の病変を低減、修復または抑制する、
    c. 歯の脱灰を低減または抑制し、再石灰化を促進する、
    d. 歯の過敏性を低減する、
    e. 歯肉炎を低減または抑制する、
    f. 口の中の潰瘍または切り傷の治癒を促進する、
    g. 酸を産生する細菌のレベルを低減する、
    h. アルギニン分解細菌の相対的なレベルを増大させる、
    i. 口腔中での微生物のバイオフィルムの形成を抑制する、
    j. 糖負荷の後にプラークのpHを少なくともpH5.5のレベルに上げる、および
    /または維持する、
    k. プラークの蓄積を低減する、
    l. 口内乾燥を処置する、
    m. 歯を白くする、
    n. 例えば口の組織を経る全身感染の可能性を低減することにより、心血管の健康を
    含む全身の健康を増進する、
    o. 歯の酸食を低減する、
    p. 歯に齲食原性細菌に対する免疫性を与える、および/または
    q. 歯および口腔を清潔にする。
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