JP2014221104A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】配線用の基板にコネクタを介して一端部が接続されたフレキシブルケーブルの途中部を容易に保持することができる遊技機を提供する。
【解決手段】フレキシブルケーブル60の一端部60cが配線用の基板43にコネクタ61を介して接続され、そのフレキシブルケーブル60に近接するように可動役物ベース30が配設され、フレキシブルケーブル60の途中部60aにそのケーブル60(途中部60a)が可動役物ベース30の特定壁部71を挟むように曲げた曲げ部60bを形成し、そのケーブル60(途中部60a)の曲げ部60bの両端側を特定壁部71に接触させるように保持する保持部材75を設けた。
【選択図】 図10

Description

本発明は遊技機に関し、特に配線用の基板にコネクタを介して一端部が接続されたフレキシブルケーブルの途中部を保持する構造に関する。
従来、パチンコ遊技機等の遊技機には、遊技性、並びに遊技興趣を高めるために、遊技演出を行う演出装置が設けられている。近年主流の機種では、演出装置として、様々な演出画像(主に動画)を表示させる画像表示装置が設けられているが、その他に、可動に設けられた可動役物と、この可動役物を移動駆動する駆動機構とを備えた可動役物装置;所謂ギミック(例えば、特許文献1参照)が公知である。
この種の可動役物装置において、可動役物に電飾装置等の電気機器が搭載されたものでは、通常、その電気機器を駆動制御系に結線するためにフレキシブルケーブルが用いられ、そのフレキシブルケーブルの両端部が夫々コネクタを介して配線用の基板(静止側基板と可動側基板)に接続されている(特許文献1参照)。
特許文献1の遊技機では、フレキシブルケーブルの一端部がコネクタを介して静止側基板に接続され、そのフレキシブルケーブルの一端側の途中部がケーブル保持構造により静止側部材に保持されている。このケーブル保持構造には、静止側部材に上下に対向する上壁と下壁とが設けられ、上壁に下方へ突出する複数の突起部が形成され、下壁に上方へ突出する複数の突起部が形成され、この上壁と下壁との間にフレキシブルケーブルの途中部がジグザグに曲げた状態に差込まれ保持されている。
特開2012−14869号公報
遊技機において、可動役物に搭載された電気機器を駆動制御系に結線するために用いられるフレキシブルケーブルは、その両端部が夫々コネクタを介して配線用基板に接続されているが、そのフレキシブルケーブルの途中部が何ら保持されなければ、特にフレキシブルケーブルの全長が長い場合、また、可動役物の移動距離が長い場合、フレキシブルケーブルの撓みにより、フレキシブルケーブルの配線、フレキシブルケーブルとコネクタとの接続、コネクタと配線用基板との接続等に不具合が生じる虞がある。
特許文献1のケーブル保持構造は、フレキシブルケーブルの途中部を保持するために、静止側部材に上壁と下壁とを設け、この上壁と下壁とに夫々複数の突起部を形成した複雑な構造になる。しかも、このケーブル保持構造では、上壁と下壁との間にフレキシブルケーブルの途中部をジグザグに曲げた状態に差込む作業も煩雑になり、また、比較的大型で設置する上で制約を受け易いので、汎用性が乏しいものになる。
本発明の目的は上記課題を改善できる遊技機を提供することである。
第1の発明(遊技機)は、配線用の基板(43)と、前記基板(43)にコネクタ(61)を介して一端部(60c) が接続されたフレキシブルケーブル(60/60A/60B)と、前記フレキシブルケーブル(60/60A/60B)に近接するように配設された所定部材(31/31A/31B)とを備え、前記フレキシブルケーブル(60/60A/60B)の途中部(60a/60Aa/60Ba) に前記所定部材(31/31A/31B)の特定壁部(71/71A/71B)を挟むように曲げた曲げ部(60b/60Ab/60Bb) を形成し、そのケーブル(60/60A/60B)の曲げ部(60b/60Ab/60Bb) の両端側を前記特定壁部(71/71A/71B)に接触させるように保持する保持部(75/75A/75B)を設けたことを特徴とする。
第2の発明(遊技機)は、配線用の基板(80)と、前記基板(80)にコネクタ(61C) を介して一端部(60Cc)が接続されたフレキシブルケーブル(60C) を備え、前記フレキシブルケーブル(60C) の途中部(60Ca)に前記基板(80)の端部を挟むように曲げた曲げ部(60Cb)を形成し、そのケーブル(60C) の曲げ部(60Cb)の両端側を前記基板(80)に接触させるように保持する保持部(75C) を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、配線用の基板にコネクタを介して一端部が接続されたフレキシブルケーブルの途中部を容易に保持することができる。
本発明に係る実施例1のパチンコ遊技機の正面図である。 パチンコ遊技機の遊技盤の正面図である。 パチンコ遊技機の制御系のブロック図である。 可動役物装置の前面側の斜視図である。 可動役物装置の前面側の分解斜視図である。 可動役物ベースの作動説明図である。 第1可動役物の作動説明図である。 固定電飾装置の後面側の分解斜視図である。 可動電飾装置の後面側の分解斜視図である。 フレキシブルケーブルとケーブル保持構造等の断面図である。 フレキシブルケーブルとケーブル保持構造等の前面側の斜視図である。 フレキシブルケーブル、保持部材の前面側の斜視図である。 実施例2のフレキシブルケーブル、ケーブル保持構造の断面図である。 図13のXIV 矢視図である。 実施例3のフレキシブルケーブル、ケーブル保持構造の断面図である。 実施例4のフレキシブルケーブル、ケーブル保持構造の断面図である。 図16のXVII矢視図である。
以下、発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。
図1、図2に示すように、パチンコ遊技機1には、遊技ホールの島構造に取付けられる外枠(図示略)に開閉枠2(内枠2)が開閉自在に装着され、開閉枠2に開閉扉3が開閉自在に装着されている。開閉扉3に窓3aが形成され、その窓3aに透明板3bが装着されている。開閉枠2の左端部に開閉扉3の左端部が鉛直軸心回りに回動自在に支持され、開閉扉3の右端部に、開閉扉3を開閉枠2に施錠するキーシリンダ3cが装着されている。開閉枠2に遊技盤4が装着され、遊技盤4とその前側の透明板3bとの間に遊技球が流下可能な遊技領域4aが形成され、この遊技領域4aが開閉扉3により開閉される。
開閉扉3には、窓3aの下側に遊技球を貯留する上皿5aと下皿5bとを有する皿ユニット5が設けられ、その皿ユニット5に遊技者が操作可能な演出ボタンSW6(「SW」はスイッチを意味する)と発射ハンドル7とが装着されている。発射ハンドル7が回動操作されると、上皿5aから発射位置に導入された遊技球が発射され、上皿5aに複数の遊技球が貯留されている場合には、複数の遊技球が約0.6 秒間隔で連続発射される。発射された遊技球はガイドレール8で案内され遊技領域4aの上部に導入される。
図2、図3に示すように、遊技領域4aには、多数の障害釘4bの他に、非開閉式の第1始動口10と、開閉式の第2始動口11aを有する始動口装置11と、ゲート12と、開閉式の大入賞口13aを有する大入賞口装置13と、複数(4つ)の一般入賞口14とが、夫々遊技球が通過(入賞)可能に図示の配置で設けられている。第1始動口10、ゲート12、複数の一般入賞口14には、夫々、そこに入賞した遊技球を検出する第1始動口SW10a、ゲートSW12a、複数の一般入賞口SW14aが付設されている。
始動口装置11は、第2始動口11aと、第2始動口11aを開閉する開閉部材11bと、第2始動口11aに入賞した遊技球を検出する第2始動口SW11cと、開閉部材11bを開閉駆動する第2始動口SOL11d(「SOL」はソレノイドアクチュエータを意味する)とを有し、第2始動口11aは、通常は遊技球が入賞し難い(入賞不可能な)閉状態になり、この閉状態と遊技球が入賞し易い開状態とに作動し得る。
大入賞口装置13は、大入賞口13aと、大入賞口13aを開閉する開閉部材13bと、大入賞口13aに入賞した遊技球を検出する大入賞口SW13cと、開閉部材13bを開閉駆動する大入賞口SOL13dとを有し、大入賞口13aは、通常は遊技球が入賞し難い(入賞不可能な)閉状態になり、この閉状態と遊技球が入賞し易い開状態とに作動し得る。
遊技領域4aに発射された遊技球が、入賞口10,11a,13a,14の何れかに入賞した場合、遊技球1個の入賞につき入賞口10,11a,13a,14毎に設定された数(数個〜10数個)の遊技球が賞球として上皿5aに払出され、上皿5aが遊技球で満杯の場合には下皿5bに払出される。遊技球が入賞口10,11a,13a,14の何れにも入賞しなかった場合、最終的に排出口9から遊技領域4aの外部へ排出される。
遊技球が始動口10,11aに入賞した場合には大当り抽選が行われ、その大当り抽選で当選すると、大入賞口13aが開放する特別遊技(大当り遊技)が発生し、遊技球がゲート12を通過した場合には当り抽選が行われ、その当り抽選で当選すると、第2始動口11aが開放する補助遊技が発生する。
遊技盤4にはセンタ役物15が取付けられ、このセンタ役物15に遊技演出用の画像表示装置16と可動役物装置17とが装備されている。センタ役物15は、その枠体15aが遊技盤4に比較的大きく形成されたセンタ開口部(図示略)に嵌合装着され、その枠体15aの下部には遊技球が転動するステージ15bが形成されている。画像表示装置16は、その画面をパチンコ遊技機1の前側からセンタ役物15の枠体15aの内側を通して視認可能に配置されている。
遊技盤4の左下部に遊技表示盤19が設けられ、この遊技表示盤19は、第1特図表示器19a、第2特図表示器19b、普図表示器19c、第1特図保留ランプ19d、第2特図保留ランプ19e、普図保留ランプ19fを備えている。
第1特図表示器19aには第1特別図柄が変動可能に表示され、第1特図保留ランプ19dには第1特図保留数が表示され、その第1特図保留数は4未満の場合に第1始動口10に遊技球が入賞する毎に1加算される。第2特図表示器19bには第2特別図柄が変動可能に表示され、第2特図保留ランプ19eには第2特図保留数が表示され、その第2特図保留数は4未満の場合に第2始動口11aに遊技球が入賞する毎に1加算される。
第1,第2特別図柄が変動停止状態で、第1特図保留数が1以上の場合、第2特図保留数が0の場合には、第1特図保留数が1減算されて第1特別図柄が変動開始され、その後の停止図柄で大当り抽選の結果が表示される。第1,第2特別図柄が変動停止状態で、第2特図保留数が1以上の場合、第1特図保留数に関わらず、第2特図保留数が1減算されて第2特別図柄が変動開始され、その後の停止図柄で大当り抽選の結果が表示される。
普図表示器19cには普通図柄が変動可能に表示され、普図保留ランプ19fには普図保留数が表示され、その普図保留数は4未満の場合にゲート12を遊技球が通過する毎に1加算される。普通図柄が変動停止状態で、普図保留数が1以上の場合、普図保留数が1減算されて普通図柄が変動開始され、その後の停止図柄で当り抽選の結果が表示される。
画像表示装置16には、特図表示器19a,19bに特別図柄が変動表示されているときには、大当り抽選で当選する期待度を示唆する図柄変動演出が表示され、特別遊技が行われているときには、特別遊技を盛り上げる特別遊技演出が表示される。
パチンコ遊技機1の制御系について説明する。
図4に示すように、制御装置20は、遊技制御基板21、払出制御基板22、演出制御基板23、画像制御基板24、ランプ制御基板25を備え、これら制御基板21〜25に夫々CPUとROMとRAMを含むコンピュータを備えて構成され、演出制御基板23は更にRTC(「RTC」はリアルタイムクロックを意味する)を備えている。
遊技制御基板21のコンピュータは、第1,第2始動口SW10a,11c、ゲートSW12a、大入賞口SW13c、複数の一般入賞口SW14aからの信号、払出制御基板22からの制御情報(コマンド)を受けて、第2始動口SOL11d、大入賞口SOL13d、図柄表示器19a〜19c、図柄保留ランプ19d〜19fを制御し、払出制御基板22、演出制御基板23に制御情報を出力する。
払出制御基板22のコンピュータは、遊技制御基板21からの制御情報、払出球検出SW26b、球有り検出SW26c、満タン検出SW26dからの信号を受けて、払出モータ26aを制御し、遊技制御基板21に制御情報を出力する。演出制御基板23のコンピュータは、遊技制御基板21、画像制御基板24、ランプ制御基板25からの制御情報、演出ボタンSW6からの信号を受けて、画像制御基板24、ランプ制御基板25に制御情報を出力する。
画像制御基板24のコンピュータは、演出制御基板23からの制御情報を受けて、画像表示装置16、スピーカ27を制御し、演出制御基板23に制御情報を出力する。ランプ制御基板25のコンピュータは、可動役物装置17(原点SW)からの信号、演出制御基板23からの制御情報を受けて、可動役物装置17(電動モータ、LED)、枠ランプ28a、盤ランプ28bを制御し、演出制御基板23に制御情報を出力する。
可動役物装置17について説明する。
図2に示すように、可動役物装置17は、画像表示装置16の下側において、画像表示装置16と同様に、パチンコ遊技機1の前側からセンタ役物15の枠体15aの内側を通して、或いは枠体15aの内側において視認可能に配置されている。
図4〜図9に示すように、可動役物装置17は、センタ役物15(又は遊技盤4)に固定された役物ベース30と、役物ベース30に可動に装着された可動役物ベース31と、可動役物ベース31を左右方向へ左端移動位置P1(図6(1))と右端移動位置P2(図6(2))とに亙って移動駆動する電動モータ32aを有する第1駆動機構32とを備えている。第1駆動機構32には、役物ベース30の原点位置を検出する原点SW(図示略)が付設されている。
可動役物装置17は、更に、可動役物ベース31に対して可動に装着された1つの「目」を模した左右1対の第1可動役物33と、可動役物ベース31に対して1対の第1可動役物33を左右方向へ且つ相互に接近・離隔する方向へ対称に閉位置Q1(図7(1))と開位置Q2(図7(2))とに亙って移動駆動する電動モータ34aを有する第2駆動機構34とを備えている。第2駆動機構34には、1対の第1可動役物33の原点位置を検出する原点SW(図示略)が付設されている。
可動役物装置17は、更に、1対の第1可動役物33に対して夫々可動に装着された左右2つの「手」を模した左右1対の第2可動役物35と、第2駆動機構34が1対の第1可動役物33を移動駆動する動力により1対の第2可動役物35を対称に夫々動作させる左右1対の第2可動役物作動機構36と、役物ベース30に設けられた固定電飾装置37と、1対の第1可動役物33に夫々設けられた1対の可動電飾装置38とを備えている。
図8に示すように、固定電飾装置37には、電飾ケース40が設けられ、この電飾ケース40に電飾レンズ41と配線用の基板42,43,44(プリント基板42,43,44)が取付けられている。基板42の前面に複数のLED42aが実装され、基板43,44の後面に複数のLED43a,44aが夫々実装されている。電飾レンズ41には、その後面から複数のLED42aの光が入射され、左右両側方端から複数のLED43a,44aの光が入射され、電飾レンズ41が発光する。
図9に示すように、1対の可動電飾装置38には、夫々、電飾ケース50と前カバー51が設けられ、電飾ケース50に電飾レンズ52と配線用の基板53(プリント基板53)が取付けられている。基板53の前面に複数のLED52aが実装され、電飾レンズ52には、その後面から複数のLED53aの光が入射され、電飾レンズ52が発光する。固定電飾装置37の複数のLED42a,43a,44a、1対の可動電飾装置38の複数のLED53aは、夫々、制御装置20のランプ制御基板25に接続されている。
図8〜図12に示すように、左側の可動電飾装置38の複数のLED53aをランプ制御基板25に結線するためにフレキシブルケーブル60が用いられ、そのフレキシブルケーブル60の一端部60cがコネクタ61を介して固定電飾装置37の左側の基板43に接続され、フレキシブルケーブル60の他端部60dがコネクタ62を介して左側の可動電飾装置38の複数のLED53aが実装された基板53に接続されている。
フレキシブルケーブル60は、その両端部の高さ位置(上下方向位置)が同じになるように、基板43,53にコネクタ61,62により接続されて、可動役物ベース31(所定部材31)及び第1可動役物33(基板53)の左右方向への移動に対して撓み得るように配線されている。
ここで、図4、図5に示すように、役物ベース30は正面視にて上下長よりも左右長が長い略矩形状に形成され、可動役物ベース31は正面視にて役物ベース30と略同形同サイズに形成され、1対の第1可動役物33(基板53)は、役物ベース30(基板43)の前側に可動役物ベース31を隔てて配置されている。
可動役物ベース31には、中央部分に固定電飾装置37の電飾レンズ41の前側に位置する透明壁部31aが設けられ、透明壁部31aの左右両側に左壁部31bと右壁部31cが設けられ、左右の壁部31b,31cには、可動役物ベース31を役物べース30に可動に装着する為や第2可動役物作動機構36の為のスリット等が形成されている。
図10〜図12に示すように、可動役物ベース31の左壁部31bの下部には、フレキシブルケーブル60の両端部と同じ高さ位置に、フレキシブルケーブル60が貫通する矩形のケーブル貫通穴31dが形成され、フレキシブルケーブル60のうちケーブル貫通穴31dを貫通する部分とその近傍の途中部60aに、右方凸に折返されるように曲げた曲げ部60bが形成されている。
フレキシブルケーブル60は、可動役物ベース31の後側において、基板43から左方へ延び、可動役物ベース31に接近するように後側から前側へUターン状に湾曲し右方へ延びて途中部60aに至り、一方、可動役物ベース31の前側において、基板53から左方へ延び、可動役物ベース31に接近するように前側から後側へUターン状に湾曲し右方へ延びて途中部60aに至るように配線されている。
可動役物装置17には、フレキシブルケーブル60に可動役物ベース31(所定部材31)が近接するように、フレキシブルケーブル60、可動役物ベース31が配設され、このフレキシブルケーブル60の途中部60aを可動役物ベース31に保持するケーブル保持構造70が設けられている。
可動役物ベース31のうちケーブル貫通穴31dの左側近傍部分が断面板状且つ断面にて右方凸形の特定壁部71をなし、ケーブル保持構造70は、フレキシブルケーブル60の途中部60aにそのケーブル60(途中部60a)が可動役物ベース31の特定壁部71を前後両側から挟むように曲げた曲げ部60bを形成し、そのケーブル60(途中部60a)の曲げ部60bの両端側を特定壁部71の前面及び後面に接触させるように保持する保持部材75(保持部75)を備えている。
詳細には、ケーブル60の曲げ部60bは、可動役物ベース31のケーブル貫通穴31dの端縁の前後2つの角部に沿って2箇所形成され、それらを含むケーブル部分及びその両端側が、特定壁部71に接触した状態で保持部材75により保持されている。
保持部材75は、可動役物ベース31の特定壁部71と共に、フレキシブルケーブル60の途中部60aを挟持する二股状の挟持部76と、この挟持部76と一体形成され可動役物ベース31に固定される取付部77とを有する。
挟持部76は、ケーブル貫通穴31d側からフレキシブルケーブル60の途中部60aを介して特定壁部71に係合され、取付部77は挟持部76からケーブル貫通穴31dの後側において右方へ延び、この取付部77の右部が、可動役物ベース31のうちケーブル貫通穴31dの右側近傍部分の後面に当接しビス78により固定されている。
以上説明したケーブル保持構造70によれば、可動電飾装置38の複数のLED53aが実装された基板53と固定電飾装置37の基板43とをフレキシブルケーブル60により接続し、このフレキシブルケーブル60の途中部60aを、可動電飾装置38と固定電飾装置37の間に位置する可動役物ベース31に保持することができる。
また、フレキシブルケーブル60を可動役物ベース30に形成されたケーブル貫通穴31dを貫通させるように配線し、この貫通穴31dを利用して、フレキシブルケーブル60のうちケーブル貫通穴31dを貫通する部分とその近傍の途中部60aを、可動役物ベース30のうちケーブル貫通穴31dの近傍の特定壁部71に保持部材75により保持することができる。
この場合、フレキシブルケーブル60の途中部60aにそのケーブル60(途中部60a)が特定壁部71を挟むように曲げた曲げ部60bを形成し、保持部材75によりそのケーブル60(途中部60a)の曲げ部60bの両端側を特定壁部71に接触させるように保持するので、しかも、その保持部材75を可動役物ベース30に固定することができるので、フレキシブルケーブル60の途中部60aを可動役物ベース30に容易に確実に保持することができる。
また、ケーブル保持構造70にフレキシブルケーブル60の途中部60aを保持させる作業も非常に容易に行うことできる。即ち、フレキシブルケーブル60の途中部60aに予め曲げ部60bを形成することなく、その途中部60aをケーブル貫通穴31dに貫通させ特定壁部71に近接させた状態で、その途中部60aを特定壁部71との間に挟み込むように、特定壁部71に保持部材75をケーブル貫通穴31d側から係合させるように装着するだけで、曲げ部60bを形成してその両端側を特定壁部71に接触させるように簡単に確実に保持することができる。
このように、ケーブル保持構造70をシンプルに小型に設けることができるので、ケーブル保持構造70を設置する上で制約を受け難く、フレキシブルケーブル60の途中部60aを保持させる作業も非常に容易であるので、汎用性が非常に優れたものになる。
そして、フレキシブルケーブル60の途中部60aを保持することで余長処理を行うことができるので、特にフレキシブルケーブル60の全長が長い場合、また、可動役物ベース31、第1可動役物33の移動距離が長い場合、フレキシブルケーブル60の撓みにより、フレキシブルケーブル60の配線、フレキシブルケーブル60とコネクタ61,62との接続、コネクタ61,62と配線用の基板34,35との接続等に不具合が生じるのを防止できる。
尚、前記可動役物装置17において、可動役物ベース31が省略され、第1可動役物33(基板53)が、役物ベース30(基板43)の前側に、可動役物ベース31以外の所定部材(例えば、静止側の部材)を隔てて配置されている場合、その所定部材にケーブル貫通穴を形成し、フレキシブルケーブル60を、そのケーブル貫通穴を貫通させるように配線し、フレキシブルケーブル60の途中部60aを、前記同様、所定部材のケーブル貫通穴に臨む特定壁部に保持することができる。
実施例2のケーブル保持構造70Aは、図13、図14に示すように、フレキシブルケーブル60Aの途中部60Aaにそのケーブル60A(途中部60Aa)が所定部材31Aの右端部分の特定壁部71Aを挟むように曲げた曲げ部60Abを形成し、そのケーブル60A(途中部60Aa)の曲げ部60Abの両端側を特定壁部71Aに接触させるように保持する保持部材75A(保持部75A)を設けたものである。
例えば、ケーブル60Aの両端部(図示略)は、実施例1のケーブル60の両端部と同様、夫々コネクタ61,62を介して基板43,53に接続されている。所定部材31Aは、実施例1の可動役物ベース31の代わりに設けられ、例えば、可動役物ベース31と同様に左右方向へ可動するものであってもよいし、静止側の部材であってもよい。
保持部材75Aは、所定部材31Aの特定壁部71Aと共に、フレキシブルケーブル60Aの途中部60Aaを挟持する二股状の挟持部76Aと、この挟持部76Aと一体形成され所定部材31Aに固定される取付部77Aとを有する。取付部77Aは、所定部材31Aの右端部に沿って延び、所定部材31Aにビス78Aにより固定されている。
実施例3のケーブル保持構造70Bは、図15に示すように、フレキシブルケーブル60Bの途中部60Baにそのケーブル60B(途中部60Ba)が所定部材31Bの凸状の特定壁部71Bを挟むように曲げた曲げ部60Bbを形成し、そのケーブル60B(途中部60Ba)の曲げ部60Bbの両端側を特定壁部71Bに接触させるように保持する保持部材75B(保持部75B)を設けたものである。
尚、保持部材75Bは、所定部材31Bの特定壁部71Bと共に、フレキシブルケーブル60Bの途中部60Baを挟持する二股状の挟持部76Bを有し、所定部材31Bに固定されている。また、図示省略するが、このフレキシブルケーブル60Bの両端部は、夫々コネクタを介して配線用の基板に接続されている。
実施例4のケーブル保持構造70Cは、図16、図17に示すように、フレキシブルケーブル60Cの途中部60Caにそのケーブル60C(途中部60Ca)が配線用の基板80の端部を挟むように曲げた曲げ部60Cbを形成し、そのケーブル60C(途中部60Ca)の曲げ部60Cbの両端側を基板80に接触させるように保持する保持部材75C(保持部75C)を設けたものである。
フレキシブルケーブル60Cの一端部60Ccが基板80にコネクタ61Cを介して接続され、図示省略するが、フレキシブルケーブル60Cの他端部が他の配線用の基板にコネクタを介して接続されている。この基板80は可動側の部材に設けられたものであってもよいし、静止側の部材に設けられたものであってもよい。
保持部材75Cは、基板80と共に、フレキシブルケーブル60Cの途中部60Caを挟持する二股状の挟持部76Cと、この挟持部76Cと一体形成され基板80に固定される取付部77Cとを有する。取付部77Cは、基板80の端部に沿って延び、基板80にビス78Cにより固定されている。
実施例2,3,4のケーブル保持構造70A,70B,70Cによれば、基本的に、実施例1のケーブル保持構造70と同様の効果を奏する。その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、実施例1〜4の各実施例に種々の変更を付加して実施可能であり、この場合、各実施例の任意の構成と他の1又は複数の実施例の任意の構成とを可能であれば組合せて実施してもよい。例えば、保持部材については、取付部を省略して、その挟持部がフレキシブルケーブルを介して特定端部を挟持することで特定端部に固定されるものでもよい。尚、本発明については、その他の種々のパチンコ遊技機、或いは、スロットマシン等の種々の遊技機に適用可能である。
1 パチンコ遊技機
31 可動役物ベース(所定部材)
31A,31B 所定部材
43,53,80 配線用の基板
60,60A,60B,60C フレキシブルケーブル
60a,60Aa,60Ba,60Ca 途中部
60b,60Ab,60Bb,60Cb 曲げ部
60c,60Cc 一端部
61,62,61C コネクタ
70,70A,70B,70C ケーブル保持構造
71,71A,71B 特定壁部
75,75A,75B,75C 保持部材

Claims (2)

  1. 配線用の基板と、
    前記基板にコネクタを介して一端部が接続されたフレキシブルケーブルと、
    前記フレキシブルケーブルの途中部に近接するように配設された所定部材とを備え、
    前記フレキシブルケーブルの途中部に前記所定部材の特定壁部を挟むように曲げた曲げ部を形成し、そのケーブルの曲げ部の両端側を前記特定壁部に接触させるように保持する保持部を設けたことを特徴とする遊技機。
  2. 配線用の基板と、
    前記基板にコネクタを介して一端部が接続されたフレキシブルケーブルとを備え、
    前記フレキシブルケーブルの途中部に前記基板の端部を挟むように曲げた曲げ部を形成し、そのケーブルの曲げ部の両端側を前記基板に接触させるように保持する保持部を設けたことを特徴とする遊技機。
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