JP2014220555A - 撮像装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

撮像装置、その制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】操作者の利便性を向上させることに貢献すること。【解決手段】撮像装置は、被写体を撮像し、被写体画像を生成する撮像部と、撮像部と同一の方向を向くように配置される第1の表示部と、撮像部と異なる方向を向くように配置される第2の表示部と、被写体画像から人判定特徴量を抽出する人判定特徴量抽出部と、人判定特徴量に基づいて、被写体距離情報を推定する被写体距離情報推定部と、人判定特徴量、及び被写体距離情報に基づいて、第1の表示部、第2の表示部の少なくともいずれかの表示部から、被写体画像を表示する表示部を選択する表示制御部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置、その制御方法及びプログラムに関し、特に、2以上の表示部を備える撮像装置、その制御方法及びプログラムに関する。
近年、撮像部を備えるスマートフォン、携帯電話、タブレットPC等が普及している。撮像部を備えるスマートフォン等においては、撮像部と相対する面に表示部が配置され、表示部に撮影画像を表示する場合が多い。その場合、操作者は、表示部に表示される撮影画像を確認し、撮影を行う。
しかし、操作者は、操作者自身を撮影する場合がある。そこで、撮像部が配置されている面と、撮像部と相対する面と、の両面に表示部を配置した撮像装置が提案されている(特許文献1、2)。
特許文献1、2に開示された撮像装置においては、撮像部が回動可能である。そして、特許文献1に開示された撮像装置は、撮像部の向きを検出し、撮影画像を表示する表示部を選択する。また、特許文献2に開示された撮像装置は、撮像部の向きを検出し、撮影画像の正像を表示部に表示するか、撮影画像の鏡像を表示部に表示するかを選択する。
特開2010−004547号公報 特開2004−187182号公報
なお、上記先行技術文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。以下の分析は、本発明の観点からなされたものである。
特許文献1、2に開示された撮像装置は、撮像部の向きを検出し、表示部、又は撮影画像の表示態様を決定する。
そのため、特許文献1、2に開示された撮像装置においては、操作者が、被写体の方向に応じて、撮像部を手で回転させ、撮像装置に被写体の方向を教示する必要がある。その際、操作者は、撮像部を手で回転させる操作を煩雑に感じる恐れがある。
そこで、本発明は、操作者の利便性を向上させることに貢献する撮像装置、その制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の視点によれば、被写体を撮像し、被写体画像を生成する撮像部と、前記撮像部と同一の方向を向くように配置される第1の表示部と、前記撮像部と異なる方向を向くように配置される第2の表示部と、前記被写体画像から人判定特徴量を抽出する人判定特徴量抽出部と、前記人判定特徴量に基づいて、被写体距離情報を推定する被写体距離情報推定部と、前記人判定特徴量、及び前記被写体距離情報に基づいて、前記第1の表示部、前記第2の表示部の少なくともいずれかの表示部から、前記被写体画像を表示する表示部を選択する表示制御部と、を備える撮像装置が提供される。
本発明の第2の視点によれば、被写体を撮像し、被写体画像を生成する撮像部と、第1の表示部と、第2の表示部と、を備える撮像装置の制御方法であって、前記被写体画像から人判定特徴量を抽出する人判定特徴量抽出工程と、前記人判定特徴量に基づいて、被写体距離情報を推定する被写体距離情報推定工程と、前記人判定特徴量、及び前記被写体距離情報に基づいて、前記第1の表示部、前記第2の表示部の少なくともいずれかの表示部から、前記被写体画像を表示する表示部を選択する表示制御工程と、を含む撮像装置の制御方法が提供される。
なお、本方法は、2以上の表示部を備える撮像装置という、特定の機械に結び付けられている。
本発明の第3の視点によれば、被写体を撮像し、被写体画像を生成する撮像部と、第1の表示部と、第2の表示部と、を備える撮像装置を制御するコンピュータに実行させるプログラムであって、前記被写体画像から人判定特徴量を抽出する人判定特徴量抽出処理と、前記人判定特徴量に基づいて、被写体距離情報を推定する被写体距離情報推定処理と、前記人判定特徴量、及び前記被写体距離情報に基づいて、前記第1の表示部、前記第2の表示部の少なくともいずれかの表示部から、前記被写体画像を表示する表示部を選択する表示制御処理と、を実行するプログラムが提供される。
なお、本プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記録することができる。記憶媒体は、半導体メモリ、ハードディスク、磁気記録媒体、光記録媒体等の非トランジェント(non-transient)なものとすることができる。本発明は、コンピュータプログラム製品として具現することも可能である。
本発明の各視点によれば、操作者の利便性を向上させることに貢献する撮像装置、その制御方法及びプログラムが提供される。
一実施形態の概要を説明するための図である。 撮像装置1の全体構成の一例を示す斜視図である。 撮像装置1の全体構成の一例を示す斜視図である。 第1の実施形態に係る撮像装置1の内部構成の一例を示すブロック図である。 操作者201が撮像装置1を把持する一例を示す図である。 操作者202が撮像装置1を把持する一例を示す図である。 被写体画像を表示する処理の一例を示すフローチャートである。 撮影画像を決定する処理の一例を示すフローチャートである。 操作者203が撮像装置1を把持する一例を示す図である。 表示の一例を示す図である。 操作者204が撮像装置1を把持する一例を示す図である。 被写体画像510の一例を示す図である。 表示の一例を示す図である。 操作者205が撮像装置1を把持する一例を示す図である。 被写体画像520の一例を示す図である。 表示の一例を示す図である。 表示の一例を示す図である。 基準領域、及び顔領域の一例を示す図である。 操作者206が撮像装置1を把持する一例を示す図である。 表示の一例を示す図である。 第6の実施形態に係る撮像装置1aの内部構成の一例を示すブロック図である。
初めに、図1を用いて一実施形態の概要について説明する。なお、この概要に付記した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、この概要の記載はなんらの限定を意図するものではない。
上述の通り、操作者の利便性を向上させることに貢献する撮像装置が望まれる。
そこで、一例として、図1に示す撮像装置100を提供する。撮像装置100は、撮像部101と、第1の表示部102と、第2の表示部103と、人判定特徴量抽出部104と、被写体距離情報推定部105と、表示制御部106と、を備える。第1の表示部102は、撮像部101と同一の方向を向くように配置される表示部である。第2の表示部103は、撮像部101と異なる方向を向くように配置される表示部である。
まず、撮像部101は、被写体を撮像し、被写体画像を生成する(ステップS1001)。そして、人判定特徴量抽出部104は、被写体画像から人判定特徴量を抽出する(ステップS1002)。人判定特徴量とは、被写体が人であるか否かを判断するために必要な特徴量を意味する。例えば、人判定特徴量は、顔の特徴点、身体の特徴点等の情報であっても良い。
そして、被写体距離情報推定部105は、人判定特徴量に基づいて、被写体距離情報を推定する(ステップS1003)。被写体距離情報とは、撮像部101と、被写体との距離を推定するために必要な情報を意味する。例えば、被写体距離情報は、被写体画像内での被写体の大きさに関する情報であっても良い。
そして、表示制御部106は、人判定特徴量、及び被写体距離情報に基づいて、第1の表示部102、第2の表示部103の少なくともいずれかの表示部から、被写体画像を表示する表示部を選択する(ステップS1004)。
つまり、表示制御部106は、
・ 被写体が人であるか否か、及び
・ 撮像部101と、被写体と、の距離
に基づいて、被写体画像を表示する表示部を変更する。そのため、撮像装置100においては、例えば、操作者が、被写体の方向に応じて、撮像部を手で回転させる等の操作を行い、撮像装置に被写体の方向を教示する必要がない。従って、撮像装置100は、操作者の利便性を向上させることに貢献する。
[第1の実施形態]
第1の実施形態について、図面を用いてより詳細に説明する。
図2は、撮像装置1の全体構成の一例を示す斜視図である。撮像装置1は、第1の筐体2と、第2の筐体3と、を含んで構成される。第1の筐体2と、第2の筐体3と、はヒンジ部4を介して接続する。第1の筐体2は、一の面に撮像部5、及び第1の表示部6が配置されて構成される。また、第2の筐体3は、一の面に第2の表示部7が配置されて構成される。なお、図2は、本実施形態に係る撮像装置1を、図2で示す形態に限定する趣旨ではない。また、図2は、本実施形態に係る撮像装置1を、2つの表示部を備える装置に限定する趣旨ではない。撮像装置1は、2以上の表示部を備える装置であってもよい。以下の説明では、簡単のため、2つの表示部を備える装置について説明する。
撮像装置1は、2以上の表示部を備え、被写体を撮影可能な装置であれば、その種類は問わない。例えば、撮像装置1は、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、スマートフォン、携帯電話、ゲーム機、タブレットPC(Personal Computer)、ノートPC、PDA(Personal Data Assistants;携帯情報端末)等の装置であってもよい。
第1の表示部6は、第1の筐体2に配置され、撮像部5と同一の方向を向くように配置される。また、第2の表示部7は、第2の筐体3に配置され、第1の表示部6とは異なる位置に配置される表示部である。図2に示すように、第2の表示部7は、ヒンジ部4が回転軸周りに回転した場合、撮像部5と同一の方向を向くように配置しても良い。第1の表示部6、及び第2の表示部7は、液晶パネル、有機EL(Electro Luminescence)パネル等であっても良い。
撮像部5は、被写体を撮像し、被写体画像を生成する。
ヒンジ部4は、回転軸を備える。例えば、ヒンジ部4は、2つの回転軸を備え、2つの回転軸を連動して逆方向に回転させる二軸ヒンジであっても良い。その場合、2つの回転軸が逆方向に回転することで、第1の筐体2、及び第2の筐体3が回転する。ここで、ヒンジ部4に備わる回転軸は、第1の筐体2と第2の筐体3と、が0度以上360度未満の角度をなすように、回転可能である。
図3は、ヒンジ部4を回転した場合の全体構成の一例を示す斜視図である。以下の説明では、図2に示すように、第1の筐体2と第2の筐体3と、がなす角度が180度の状態を、撮像装置1を開いた状態と呼ぶ。また、以下の説明では、図3(a)、(b)に示すように、第1の筐体2と第2の筐体3と、がなす角度が180度以外の状態を、撮像装置を折り曲げた状態と呼ぶ。図3(a)、(b)に示すように、撮像装置1を折り曲げた場合、第2の表示部7は、第1の表示部6と異なる方向を向くように配置される。
図4は、撮像装置1の内部構成の一例を示すブロック図である。撮像装置1は、撮像部5と、第1の表示部6と、第2の表示部7と、第1の入力部8と、第2の入力部9と、記憶部10と、制御部20と、を含んで構成される。制御部20は、人判定特徴量抽出部21と、被写体距離情報推定部22と、表示制御部23と、を含んで構成される。図4は、簡単のため、本実施形態に係る撮像装置1に関係するモジュールを主に記載する。なお、第1の表示部6と、第2の表示部7は、上述の通りであるため、更なる説明を省略する。
撮像部5は、上述の通り、被写体画像を生成する。具体的には、撮像部5は、レンズ(図示せず)と、撮像素子(図示せず)と、を含んで構成される。まず、レンズで集光した光信号は、撮像素子の受光面で結像する。そして、撮像素子は、受光した光信号を電気信号(アナログ信号)に変換する。そして、撮像部5は、撮像素子が変換した電気信号に基づいて、被写体画像を生成する。なお、以下の説明では、シャッターボタンの押下等、ユーザの操作に基づいて保存される被写体画像を、撮影画像と呼ぶ。
制御部20は、撮像装置1の全体を制御すると共に、図4に示す各部を制御する。制御部20は、撮像装置1に搭載されたコンピュータに、そのハードウェアを用いて、撮像装置1の処理を実行させるコンピュータプログラムにより実現することもできる。
第1の入力部8、及び第2の入力部9は、ユーザの操作を受け付ける。制御部20は、第1の入力部8が受け付けた操作に基づいて、第1の表示部6に表示する画像等を制御する。また、制御部20は、第2の入力部9が受け付けた操作に基づいて、第2の表示部7に表示する画像等を制御する。
例えば、第1の入力部8は、第1の表示部6と一体化したタッチパネルであっても良い。第1の入力部8がタッチパネルである場合、第1の入力部8は、タッチパネルに対する接触操作(近接操作)を検出する。また、第1の入力部8は、操作キー等であっても良い。第1の入力部8が操作キー等である場合、第1の入力部8は、操作キーの押下操作を検出する。
同様に、第2の入力部9は、第2の表示部7と一体化したタッチパネルであっても良い。また、第2の入力部9は、操作キー等であっても良い。タッチパネルの構成、入力検出方法等は各種あるが、その詳細は問わない。なお、以下の説明では、簡単のため、第1の入力部8は、第1の表示部6と一体化したタッチパネルとする。また、第2の入力部9は、第2の表示部7と一体化したタッチパネルとして説明する。
記憶部10は、撮像装置1の動作に必要な情報を記憶する。例えば、記憶部10は、撮像部5が生成する被写体画像を記憶する。
制御部20は、第1の表示部6、及び/又は第2の表示部7にシャッターボタンのアイコンを表示しても良い。その場合、第1の入力部8、及び/又は第2の入力部9は、シャッターボタンのアイコンに対する接触(近接)操作を検出しても良い。そして、第1の入力部8、及び/又は第2の入力部9がシャッターボタンに対する接触(近接)操作を検出した場合、制御部20は被写体画像を撮影画像として、記憶部10に記憶しても良い。
人判定特徴量抽出部21は、被写体画像から人判定特徴量を抽出する。人判定特徴量は、顔の特徴点を含む。顔の特徴点とは、目、鼻、口、眉等の端点等を意味する。
例えば、人判定特徴量抽出部21が顔の特徴点を抽出する場合を考える。その場合、記憶部10は、予め、目、鼻、口等のテンプレート画像を記憶しておいても良い。そして、人判定特徴量抽出部21は、記憶部10が記憶するテンプレート画像と、被写体画像と、を照合し、顔の特徴点を抽出しても良い。
または、人判定特徴量抽出部21は、まず、肌色領域を抽出しても良い。その場合、記憶部10は、予め、肌色モデルを記憶しておいても良い。そして、人判定特徴量抽出部21は、被写体画像から、肌色領域を抽出しても良い。そして、人判定特徴量抽出部21は、検出した肌色領域から、目、鼻、口等のテンプレート画像等を用いて、顔の特徴点を検出しても良い。なお、顔の特徴点を抽出する方法は各種あるが、その詳細は問わない。
さらに、人判定特徴量抽出部21は、人判定特徴量に基づいて、被写体画像内の人特徴領域を推定する。人特徴領域とは、被写体画像内において、人が存在する領域を意味する。例えば、人判定特徴量抽出部21が、人判定特徴量として顔の特徴点を抽出したとする。その場合、人判定特徴量抽出部21は、顔領域を人特徴領域として推定しても良い。顔領域とは、目、鼻、口等、顔の特徴点を含む領域を意味する。なお、人判定特徴量抽出部21が推定する顔領域の形状は、矩形形状、楕円形状等であっても良く、その詳細は問わない。
被写体距離情報推定部22は、人判定特徴量に基づいて、被写体距離情報を推定する。ここで、上述の通り、被写体距離情報とは、撮像部5と、被写体との距離を推定するために必要な情報である。なお、以下の説明では、撮像部5と、被写体との距離を被写体距離と呼ぶ。
例えば、被写体距離情報推定部22は、顔領域の面積を、被写体距離情報として推定しても良い。その場合、被写体距離情報推定部22は、顔領域の面積が大きいほど、被写体距離が短いと推定しても良い。
表示制御部23は、人判定特徴量、及び被写体距離情報に基づいて、撮像部5と、撮像装置1の操作者と、が相対するか否かを判断する。
ここで、説明のため、
条件1:人判定特徴量抽出部21が所定の人判定特徴量を抽出
条件2:被写体距離が所定の閾値以下
とする。条件1及び条件2が満たされる場合、表示制御部23は、撮像部5と、操作者と、が相対すると判断する。一方、条件1、又は条件2の少なくとも一方が満たされない場合、表示制御部23は、撮像部5と、操作者と、が相対しないと判断する。
そして、表示制御部23は、人判定特徴量、及び被写体距離情報に基づいて、第1の表示部6、第2の表示部7の少なくともいずれかの表示部から、被写体画像を表示する表示部を選択する。なお、以下の説明では、被写体画像を表示する表示部を、選択表示部と呼ぶ。
具体的には、人判定特徴量抽出部21は、被写体画像内の人特徴領域を抽出する。そして、人特徴領域の面積が所定の閾値を超える場合、表示制御部23は、撮像部5と、操作者と、が相対すると判断する。一方、人特徴領域の面積が所定の閾値以下である場合、表示制御部23は、撮像部5と、操作者と、が相対しないと判断する。
なお、表示制御部23は、第1の入力部8、又は第2の入力部9が撮影画像を決定する操作を検出するまで、選択表示部に、被写体画像を動画として表示することが好ましい。つまり、表示制御部23は、各フレームの被写体画像の出力と同期して、被写体画像を動画として、選択表示部に表示することが好ましい。ここで、表示制御部23は、選択表示部のサイズに応じて、被写体画像のサイズを変換し、選択表示部に被写体画像を表示しても良いことは勿論である。
次に、表示制御部23が撮像部5と、操作者と、が相対しないと判断する場合について、詳細に説明する。以下の説明では、簡単のため、操作者は、撮像装置1を閉じて、撮像装置1を把持するとする。
図5は、操作者201が、撮像部5を操作者201の視線方向に向けて、撮像装置1を把持する一例を示す図である。図5の場合、撮像部5と、操作者201と、が相対しない状態である。そして、図5の場合、撮像装置1は、折り曲げた状態である。図5の場合、操作者201は、第2の表示部7を視認できるが、第1の表示部6を視認できない。そこで、表示制御部23は、撮像部5と、操作者と、が相対しないと判断する場合、第1の表示部6を消灯する。その結果、撮像装置1は無駄な電力消費を抑制できる。
また、表示制御部23は、撮像部5と、操作者と、が相対しないと判断する場合、第2の表示部7に被写体画像を表示する。その際、表示制御部23は、第2の表示部7に被写体画像の正像を表示することが好ましい。
次に、撮像部5と、操作者と、が相対する場合について、詳細に説明する。
図6は、操作者202が、撮像部5を操作者202自身の方向に向けて、撮像装置1を把持する一例を示す図である。図6の場合、撮像部5と、操作者202と、が相対する状態である。そして、図6の場合、撮像装置1は、折り曲げた状態である。そのため、図6の場合、操作者202は、第1の表示部6を視認できるが、第2の表示部7を視認できない。そこで、表示制御部23は、撮像部5と、操作者と、が相対すると判断する場合、第1の表示部6を点灯する。
また、表示制御部23は、撮像部5と、操作者と、が相対すると判断する場合、第1の表示部6に被写体画像を表示する。その際、第1の表示部6に被写体画像の鏡像を表示することが好ましい。具体的には、表示制御部23は、撮像部5と、操作者と、が相対すると判断する場合、被写体画像の左右反転画像を生成する。そして、表示制御部23は、生成した左右反転画像を、第1の表示部6に表示することが好ましい。
次に、撮像装置1の動作について説明する。なお、以下の説明では、簡単のため、人判定特徴量抽出部21が、顔の特徴点を抽出する場合を例示して説明する。ただし、これは、人判定特徴量を顔の特徴点に限定する趣旨ではない。
図7は、被写体画像を表示する処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS1において、制御部20は、撮像部5を起動したか否かを判断する。制御部20が撮像部5を起動した場合(ステップS1のYes分岐)には、撮像部5は、被写体を撮像し、被写体画像を生成する(ステップS2)。そして、ステップS3に遷移する。一方、制御部20が撮像部5を起動していない場合(ステップS1のNo分岐)には、制御部20は、撮像部5を起動したか否かの判断(ステップS1)を繰り返す。
ステップS3において、人判定特徴量抽出部21は、被写体画像から顔の特徴点を抽出する。
そして、ステップS4において、顔の特徴点が抽出されたか否かを、人判定特徴量抽出部21は判断する。顔の特徴点が抽出された場合(ステップS4のYes分岐)には、ステップS5に遷移する。一方、顔の特徴点が抽出されない場合(ステップS4のNo分岐)には、ステップS11に遷移する。
ステップS5において、人判定特徴量抽出部21は、顔領域を推定する。そして、ステップS6において、被写体距離情報推定部22は、顔領域の面積を算出する。
ステップS7において、顔領域の面積が所定の閾値を超えるか否かを、表示制御部23は判断する。顔領域の面積が所定の閾値を超える場合(ステップS7のYes分岐)には、ステップS8に遷移する。一方、顔領域の面積が所定の閾値以下の場合(ステップS7のNo分岐)には、ステップS11に遷移する。
顔領域の面積が所定の閾値を超える場合(ステップS7のYes分岐)には、表示制御部23は、撮像部5と、操作者と、が相対していると判断する(ステップS8)。そして、表示制御部23は、第1の表示部6を、選択表示部として選択する。そして、ステップS9において、表示制御部23は、第1の表示部6に被写体画像の鏡像を表示する。そして、ステップS10において、表示制御部23は、第2の表示部7を消灯する。そして、図8に示すステップS21に遷移する(ステップS14)。
一方、顔領域の面積が所定の閾値以下の場合(ステップS7のNo分岐)には、表示制御部23は、撮像部5と、操作者と、が相対していないと判断する(ステップS11)。そして、ステップS12において、表示制御部23は、第2の表示部7に被写体画像の正像を表示する。そして、ステップS13において、表示制御部23は、第1の表示部6を消灯する。そして、図8に示すステップS21に遷移する(ステップS14)。
図8は、撮影画像を決定する処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS21において、第1の入力部8、又は第2の入力部9が撮影画像を決定する操作を検出したか否かを、制御部20は判断する。例えば、第1の入力部8、又は第2の入力部9がシャッターボタンの押下操作を検出したか否かを、制御部20は判断しても良い。
第1の入力部8、又は第2の入力部9が撮影画像を決定する操作を検出した場合(ステップS21のYes分岐)には、制御部20は、被写体画像を撮影画像として決定する(ステップS22)。その際、制御部20は、被写体画像の正像を、撮影画像として決定する。具体的には、上述の通り、表示制御部23が第1の表示部6に被写体画像の鏡像を表示した場合であっても、制御部20は、被写体画像の正像を、撮影画像として決定する。
ステップS23において、制御部20は、撮影画像を記憶部10に保存する。そして、撮像装置1は被写体を撮影する処理を終了する。または、撮像装置1は、図7に示すステップS2に戻り、撮影処理を継続しても良い。
一方、第1の入力部8、又は第2の入力部9が撮影画像を決定する操作を検出しない場合(ステップS21のNo分岐)には、図7に示すステップS2に戻り、撮影処理を継続する。
ここで、撮像部5の前方に人が存在しない場合の一例を示す。
図9は、操作者203が、撮像部5を操作者203の視線方向に向けて、撮像装置1を把持する一例を示す図である。図10は、図9の場合の第1の表示部6、及第2の表示部7の表示の一例を示す図である。具体的には、図10(a)は、図9の場合の第2の表示部7の表示の一例を示す図である。また、図10(b)は、図9の場合の第1の表示部6の表示の一例を示す図である。
図9の場合、撮像部5の前方に人は存在しない。そのため、人判定特徴量抽出部21は、被写体画像から、人判定特徴量を抽出しない。つまり、図9の場合、表示制御部23は、上述の条件1を満たさないと判断する。
その結果、表示制御部23は、撮像部5と、操作者と、が相対しないと判断する。そのため、表示制御部23は、第2の表示部7を選択表示部として選択する。そして、表示制御部23は、図10(a)に示すように、第2の表示部7に被写体画像を表示する。また、表示制御部23は、図10(b)に示すように、第1の表示部6を消灯することが好ましい。
また、表示制御部23は、図10(a)に示すように、第2の表示部7にシャッターボタンを示すアイコン301を表示しても良い。そして、第2の入力部9(タッチパネル)がアイコン301の接触(近接)操作を検出した場合、制御部20は撮影画像を決定しても良い。
次に、撮像部5の前方に、操作者以外の人が存在する場合の一例を示す。
図11は、操作者204が、撮像部5を操作者204の視線方向に向けて、撮像装置1を把持する一例を示す図である。そして、図11の場合、撮像部5の前方に、被写体人物401が存在する。
図12は、図11の場合の被写体画像510の一例を示す図である。また、図13は、図11の場合の第1の表示部6、及び第2の表示部7の表示の一例を示す図である。具体的には、図13(a)は、図11の場合の第2の表示部7の表示の一例を示す図である。また、図13(b)は、図11の場合の第1の表示部6の表示の一例を示す図である。
図11の場合、人判定特徴量抽出部21は、図12に示す被写体画像510から、被写体人物401の顔の特徴点を抽出する。つまり、図11の場合、表示制御部23は、上述の条件1を満たすと判断する。
さらに、人判定特徴量抽出部21は、顔の特徴点を抽出した場合、図12に示すように、被写体画像510において顔領域511を推定する。そして、被写体距離情報推定部22は、顔領域511の面積を、被写体距離情報として推定する。そして、表示制御部23は、顔領域511の面積が所定の閾値を超えるか否かを判断する。ここで、図12の場合、顔領域511の面積が所定の閾値以下であるとする。その場合、表示制御部23は、上述の条件2を満たさないと判断する。
その結果、表示制御部23は、撮像部5と、操作者と、が相対しないと判断する。そのため、表示制御部23は、第2の表示部7を選択表示部として選択する。そして、表示制御部23は、図13(a)に示すように、第2の表示部7に被写体画像を表示する。その際、図13(a)に示すように、表示制御部23は、顔領域512の枠線を、第2の表示部7に表示しても良い。また、表示制御部23は、図13(b)に示すように、第1の表示部6を消灯することが好ましい。
次に、操作者が、操作者自身を撮影する場合の一例を示す。
図14は、操作者205が、撮像部5を操作者205自身の方向に向けて、撮像装置1を把持する一例を示す図である。図15は、図14の場合の被写体画像520の一例を示す図である。図16は、図14の場合の第1の表示部6、及び第2の表示部7の表示の一例を示す図である。具体的には、図16(a)は、図14の場合の第2の表示部7の表示の一例を示す図である。また、図16(b)は、図14の場合の第1の表示部6の表示の一例を示す図である。
図14の場合、人判定特徴量抽出部21は、図15に示す被写体画像520から、操作者205の顔の特徴点を抽出する。つまり、図14の場合、表示制御部23は、上述の条件1を満たすと判断する。
さらに、人判定特徴量抽出部21は、顔の特徴点を抽出した場合、図15に示すように、顔領域521を推定する。そして、被写体距離情報推定部22は、顔領域521の面積を、被写体距離情報として推定する。そして、表示制御部23は、顔領域521の面積が所定の閾値を超えるか否かを判断する。ここで、図15の場合、顔領域521の面積が所定の閾値を超えるとする。その場合、表示制御部23は、上述の条件2を満たすと判断する。
その結果、表示制御部23は、撮像部5と、操作者と、が相対すると判断する。そのため、表示制御部23は、第1の表示部6を選択表示部として選択する。そして、表示制御部23は、図16(b)に示すように、第1の表示部6に被写体画像を表示する。その際、表示制御部23は、図15に示す被写体画像520の鏡像を、第1の表示部6に表示する。また、図16(b)に示すように、表示制御部23は、顔領域521の枠線を、第1の表示部6に表示しても良い。また、表示制御部23は、図16(a)に示すように、第2の表示部7を消灯しても良い
[変形例1]
本実施形態に係る撮像装置1の変形例として、表示制御部23が、撮像部5と、操作者と、が相対しないと判断する場合、「カメラ起動中」等のメッセージを第1の表示部6に表示しても良い。
以上のように、本実施形態に係る撮像装置1は、2以上の表示部を備え、撮像部5と、操作者と、が相対しているか否かに応じて、被写体画像を表示する表示部を変更する。そのため、本実施形態に係る撮像装置1の操作者は、操作者自身を撮影する際に、表示部を切り替える等の操作を行う必要がない。従って、本実施形態に係る撮像装置1は、操作者の利便性を向上させることに貢献する。
[第2の実施形態]
第2の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
本実施形態は、撮像部5と、操作者と、が相対すると判断する場合、第1の表示部6、及び第2の表示部7を選択表示部とする実施形態である。なお、本実施形態における説明では、第1の実施形態と重複する部分の説明は省略する。さらに、本実施形態における説明では、第1の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態に係る撮像装置1の内部構成は、図4に示す撮像装置1の内部構成の通りである。
表示制御部23が、撮像部5と、操作者と、が相対すると判断する場合であっても、操作者が、所定の範囲内の距離で、操作者以外の人物を撮影する場合がある。そこで、本実施形態に係る表示制御部23は、撮像部5と、操作者と、が相対すると判断する場合、第1の表示部6、及び第2の表示部7を点灯する。そして、表示制御部23は、撮像部5と、操作者と、が相対すると判断する場合、第1の表示部6に被写体画像の鏡像を表示し、第2の表示部7に被写体画像の正像を表示する。
図17は、上述の条件1及び条件2を満たす場合の第1の表示部6、及び第2の表示部7の表示の一例を示す図である。図17(a)は、第2の表示部7の表示の一例を示す図である。また、図17(b)は、第1の表示部6の一例を示す図である。
上述の通り、表示制御部23は、上述の条件1及び条件2を満たす場合、撮像部5と、操作者と、が相対すると判断するとする。ここで、本実施形態に係る表示制御部23は、図17(a)、(b)に示すように、第1の表示部6、及び第2の表示部7に被写体画像を表示する。具体的には、本実施形態に係る表示制御部23は、図17(a)に示すように、被写体画像の正像を、第2の表示部7に表示する。また、本実施形態に係る表示制御部23は、図17(b)に示すように、被写体画像の鏡像を、第1の表示部6に表示する。その結果、操作者が、操作者以外の人物を接写する場合であっても、操作者は、第2の表示部7の表示を見て、被写体画像を確認できる。
以上のように、本実施形態に係る撮像装置1は、撮像部5と、操作者と、が相対すると判断する場合、第1の表示部6、及び第2の表示部7に、被写体画像を表示する。そのため、本実施形態に係る撮像装置1は、所定の範囲内の距離で、操作者以外の人物を撮影する場合であっても、被写体を表示する表示部を切り替える操作を、操作者に要求する必要なく、被写体を撮影できる。また、上述の通り、本実施形態に係る撮像装置1は、操作者が操作者自身を撮影する場合、被写体を表示する表示部を切り替える操作を、操作者に要求する必要がない。従って、本実施形態係る撮像装置1は、操作者の利便性を向上させることに貢献する。
[第3の実施形態]
第3の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
本実施形態は、顔領域と、基準領域と、の比較結果に基づいて、選択表示部を決定する形態である。なお、本実施形態における説明では、上述の形態と重複する部分の説明は省略する。さらに、本実施形態における説明では、上述の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態に係る撮像装置1の内部構成は、図4に示す撮像装置1の内部構成の通りである。
本実施形態に係る表示制御部23は、人特徴領域の内部に、所定の基準領域が所定の割合を超えて含まれる場合、撮像部5と、操作者と、が相対すると判断する。一方、本実施形態に係る表示制御部23は、人特徴領域の内部に、所定の基準領域が所定の割合を超えて含まれない場合、撮像部5と、操作者と、が相対しないと判断する。ここで、記憶部10は、予め、基準領域を記憶しておくことが好ましい。
そして、表示制御部23は、人特徴領域の内部に、所定の基準領域が所定の割合を超えて含まれる場合、第1の表示部6に被写体画像を表示する。一方、表示制御部23は、人特徴領域の内部に、所定の基準領域が所定の割合を超えて含まれない場合、第2の表示部7に被写体画像を表示する。
表示制御部23は、選択表示部に、基準領域、及び人特徴領域を表示しても良い。その際、表示制御部23は、基準領域、及び人特徴領域の表示態様を区別しても良い。例えば、表示制御部23は、人特徴領域を示す線の種類、線の色、太さ等と異なる線の種類、色、太さ等で、基準領域、及び人特徴領域を選択表示部に表示しても良い。
図18は、基準領域、及び顔領域の一例を示す図である。図18(a)の場合、被写体画像530において、基準領域532は顔領域531の内部に含まれない。そのため、表示制御部23は、第2の表示部7に被写体画像を表示する。
一方、図18(b)の場合、被写体画像540において、基準領域542は、顔領域541の内部に含まれる。そのため、表示制御部23は、第1の表示部6に被写体画像を表示する。
以上のように、本実施形態に係る撮像装置1は、顔領域と、基準領域と、の比較結果に基づいて、選択表示部を決定する。さらに、本実施形態に係る撮像装置1は、基準領域、及び顔領域を第1の表示部6、または第2の表示部7に表示する。そのため、本実施形態に係る撮像装置1においては、操作者は、基準領域、及び顔領域の表示に基づいて、撮像部5と、被写体と、の距離を調整できる。従って、本実施形態に係る撮像装置1は、より一層、操作者の利便性を向上させることに貢献する。
[第4の実施形態]
第4の実施形態について、図面を用いてより詳細に説明する。
本実施形態は、撮像装置1を開いた状態で使用する形態である。なお、本実施形態における説明では、上述の形態と重複する部分の説明は省略する。さらに、本実施形態における説明では、上述の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態に係る撮像装置1の内部構成は、図4に示す撮像装置1の内部構成の通りである。
第2の表示部7が撮像部5と同一の方向を向くように配置されている際に、本実施形態に係る表示制御部23は、撮像部5と、操作者と、が相対すると判断する場合、少なくとも一の表示部に、被写体画像の鏡像、又は正像を表示する。
また、第2の表示部7が撮像部5と同一の方向を向くように配置されている際に、本実施形態に係る表示制御部23は、撮像部5と、操作者と、が相対すると判断する場合、一の表示部に被写体画像の鏡像を表示し、当該表示部と異なる他方の表示部に、被写体画像の正像を表示しても良い。
図19は、撮像部5と、操作者206と、が相対するように、操作者206が撮像装置1を開いて把持する一例を示す上面図である。図20は、図19の場合の第1の表示部6、及び第2の表示部7の表示の一例を示す図である。
操作者206が、図19に示すように撮像装置1を開いて把持する場合、第2の表示部7が撮像部5と同一の方向を向くように配置されている。そこで、操作者206が、図19に示すように撮像装置1を開いて把持する場合、図20に示すように、表示制御部23は、第1の表示部6に被写体画像の鏡像を表示し、第2の表示部7に被写体画像を表示しても良い。
以上のように、本実施形態に係る撮像装置1は、2以上の表示部を操作者が視認可能な状態で、被写体を撮影しても良い。そして、本実施形態に係る撮像装置1は、被写体画像の鏡像、及び正像を表示部に表示しても良い。その結果、操作者は、被写体画像の鏡像、及び正像を確認して、撮影を行うことができる。従って、本実施形態に係る撮像装置1は、より一層、操作者の利便性を向上させることに貢献する。
[第5の実施形態]
第5の実施形態について、詳細に説明する。
本実施形態は、身体の特徴量に基づいて、選択表示部を決定する形態である。なお、本実施形態における説明では、上述の形態と重複する部分の説明は省略する。さらに、本実施形態における説明では、上述の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態に係る撮像装置1の内部構成は、図4に示す撮像装置1の内部構成の通りである。
本実施形態に係る人判定特徴量抽出部21は、被写体画像から、人判定特徴量として身体の特徴量を抽出する。身体の特徴量とは、胴体、手、腕等の特徴点を含む情報である。
人判定特徴量抽出部21は、胴体の特徴点を抽出した場合、胴体の領域を人特徴領域として抽出しても良い。または、人判定特徴量抽出部21は、手の特徴点を抽出した場合、手の領域を人特徴領域として抽出してもよい。あるいは、人判定特徴量抽出部21は、腕の特徴点を抽出した場合、腕の領域を人特徴領域として抽出しても良い。なお、これらの例示は、人特徴領域を、胴体の領域、手の領域、腕の領域に限定する趣旨ではない。
そして、本実施形態に係る被写体距離情報推定部22は、肩幅、手の領域の面積、腕の太さ等を、被写体距離情報として推定する。
本実施形態に係る表示制御部23は、肩幅、手の領域の面積、腕の太さ等が所定の閾値を超える場合、撮像部5と、操作者と、が相対すると判断する。一方、本実施形態に係る表示制御部23は、肩幅、手の領域の面積、腕の太さ等が所定の閾値以下の場合、撮像部5と、操作者と、が相対しないと判断する。
そして、表示制御部23は、肩幅、手の領域の面積、腕の太さ等が所定の閾値を超える場合、第1の表示部6に被写体画像を表示しても良い。一方、表示制御部23は、肩幅、手の領域の面積、腕の太さ等が所定の閾値以下の場合、第2の表示部7に被写体画像を表示しても良い。
以上のように、本実施形態に係る撮像装置1は、身体の特徴量に基づいて、選択表示部を決定する。従って、操作者が操作者自身を撮影する際、被写体画像において、顔領域の面積が所定の閾値以下であっても、本実施形態に係る撮像装置1は、身体の特徴量に基づいて、第1の表示部6に被写体画像を表示する。従って、本実施形態に係る撮像装置1は、操作者が操作者自身を撮影する際、より一層、操作者の利便性を向上させることに貢献する。
[第6の実施形態]
第6の実施形態について、図面を用いてより詳細に説明する。
本実施形態は、人判定特徴量、及び焦点距離に基づいて、選択表示部を決定する形態である。なお、本実施形態における説明では、上述の形態と重複する部分の説明は省略する。さらに、本実施形態における説明では、上述の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図21は、本実施形態に係る撮像装置1aの内部構成の一例を示すブロック図である。図4に示す撮像装置1と、図21に示す撮像装置1aの相違点は、図21に示す撮像装置1aは、焦点距離決定部24を備える点である。
焦点距離決定部24は、被写体画像に基づいて、焦点距離を決定する。例えば、焦点距離決定部24は、被写体画像のコントラスト値に基づいて、撮影レンズ(図示せず)を移動させて、焦点距離を決定しても良い。つまり、焦点距離決定部24は、所謂、オートフォーカス処理を行い、焦点距離を決定しても良い。
本実施形態に係る被写体距離情報推定部22は、焦点距離決定部24が決定した焦点距離を、被写体距離情報として推定する。
表示制御部23は、人判定特徴量抽出部21が所定の人判定特徴量を抽出した際に、焦点距離が所定の閾値以下の場合、撮像部5と、操作者と、が相対すると判断する。一方、表示制御部23は、人判定特徴量抽出部21が所定の人判定特徴量を抽出した際に、焦点距離が所定の閾値を超える場合、撮像部5と、操作者と、が相対しないと判断する。なお、人判定特徴量抽出部21が所定の人判定特徴量を抽出した場合、焦点距離決定部24は、人特徴領域に基づいて、焦点距離を決定することが好ましい。
そして、表示制御部23は、人判定特徴量抽出部21が所定の人判定特徴量を抽出した際に、焦点距離が所定の閾値以下の場合、第1の表示部6に被写体画像を表示する。一方、表示制御部23は、人判定特徴量抽出部21が所定の人判定特徴量を抽出した際に、焦点距離が所定の閾値を超える場合、第2の表示部7に被写体画像を表示する。
以上のように、本実施形態に係る撮像装置1aは、人判定特徴量、及び焦点距離に基づいて、選択表示部を決定する。そして、本実施形態に係る撮像装置1aは、被写体に焦点があった状態で、選択表示部を決定する。そのため、本実施形態に係る撮像装置1aは、焦点の合った被写体画像を撮影できる。従って、本実施形態に係る撮像装置1aは、より一層、操作者の利便性を向上させることに貢献する。
なお、上述した実施形態においては、ユーザの操作を受け付ける方法として、タッチパネルの接触の検出、操作キー等の押下を例示して説明した。しかし、ユーザの操作を受け付ける方法を、これらの方法に限定する趣旨ではない。例えば、ユーザの操作を受け付ける方法は、音声認識、ユーザのジェスチャ認識、撮像装置の運動検出、ユーザの視線検出等、各種あるが、その詳細は問わない。また、撮像装置は、ユーザの操作を受け付ける方法に応じて、各種のセンサ等を備えても良いことは勿論である。
上述の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)上記第1の視点に係る撮像装置の通りである。
(付記2)前記表示制御部は、前記人判定特徴量、及び前記被写体距離情報に基づいて、前記撮像部と、操作者と、が相対するか否かを判断し、前記表示制御部は、前記撮像部と、前記操作者と、が相対すると判断する場合、前記第1の表示部に前記被写体画像を表示し、前記撮像部と、前記操作者と、が相対しないと判断する場合、前記第2の表示部に前記被写体画像を表示する付記1に記載の撮像装置。
(付記3)前記表示制御部は、前記撮像部と、前記操作者と、が相対すると判断する場合、前記第1の表示部を点灯し、前記撮像部と、前記操作者と、が相対しないと判断する場合、前記第1の表示部を消灯する付記2に記載の撮像装置。
(付記4)人判定特徴量抽出部は、前記人判定特徴量に基づいて、前記被写体画像内の人特徴領域を抽出し、前記被写体距離情報推定部は、前記人特徴領域の面積に基づいて、前記被写体距離情報を推定し、前記表示制御部は、前記人特徴領域の面積が所定の閾値を超える場合、前記撮像部と、前記操作者と、が相対すると判断し、前記人特徴領域の面積が所定の閾値以下である場合、前記撮像部と、前記操作者と、が相対しないと判断する付記2又は3に記載の撮像装置。
(付記5)前記表示制御部は、前記人特徴領域の内部に、所定の基準領域が所定の割合を超えて含まれる場合、前記撮像部と、前記操作者と、が相対すると判断し、前記人特徴領域の内部に、所定の基準領域が所定の割合を超えて含まれない場合、前記撮像部と、前記操作者と、が相対しないと判断する付記4に記載の撮像装置。
(付記6)前記被写体画像に基づいて、焦点距離を決定する焦点距離決定部を備え、
前記表示制御部は、前記人判定特徴量抽出部が所定の前記人判定特徴量を抽出した際に、前記焦点距離が所定の閾値以下の場合、前記撮像部と、前記操作者と、が相対すると判断し、前記焦点距離が所定の閾値を超える場合、前記撮像部と、前記操作者と、が相対しないと判断する付記2乃至5のいずれか一に記載の撮像装置。
(付記7)前記表示制御部は、前記撮像部と、前記操作者と、が相対すると判断する場合、前記第1の表示部に前記被写体画像の鏡像を表示し、前記撮像部と、前記操作者と、が相対しないと判断する場合、前記第2の表示部に前記被写体画像の正像を表示する付記2乃至6のいずれか一に記載の撮像装置。
(付記8)回転軸を含むヒンジ部と、前記撮像部、及び前記第1の表示部を含む第1の筐体と、前記第2の表示部を含む第2の筐体と、を備え、前記第1の筐体と、前記第2の筐体と、は前記ヒンジ部を介して接続し、前記第2の表示部は、前記ヒンジ部が前記回転軸周りに回転した場合、前記撮像部と同一の方向を向くように配置可能であり、前記第2の表示部が前記撮像部と同一の方向を向くように配置されている際に、前記表示制御部は、前記撮像部と、前記操作者と、が相対すると判断する場合、少なくとも一の表示部に、前記被写体画像の鏡像、又は正像を表示する付記2乃至7のいずれか一に記載の撮像装置。
(付記9)前記人判定特徴量は、顔の特徴点、又は身体の特徴量の少なくともいずれかを含む付記1乃至8のいずれか一に記載の撮像装置。
(付記10)上記第2の視点に係る撮像装置の制御方法の通りである。
(付記11)前記表示制御工程において、前記人判定特徴量、及び前記被写体距離情報に基づいて、前記撮像部と、操作者と、が相対するか否かを判断し、前記撮像部と、前記操作者と、が相対すると判断される場合、前記第1の表示部に前記被写体画像を表示し、前記撮像部と、前記操作者と、が相対しないと判断される場合、前記第2の表示部に前記被写体画像を表示する付記10に記載の撮像装置の制御方法。
(付記12)前記表示制御工程において、前記撮像部と、前記操作者と、が相対すると判断される場合、前記第1の表示部を点灯し、前記撮像部と、前記操作者と、が相対しないと判断される場合、前記第1の表示部を消灯する付記11に記載の撮像装置の制御方法。
(付記13)人判定特徴量抽出工程において、前記人判定特徴量に基づいて、前記被写体画像内の人特徴領域を抽出し、前記被写体距離情報推定工程において、前記人特徴領域の面積に基づいて、前記被写体距離情報を推定し、前記表示制御工程において、前記人特徴領域の面積が所定の閾値を超える場合、前記撮像部と、前記操作者と、が相対すると判断し、前記人特徴領域の面積が所定の閾値以下である場合、前記撮像部と、前記操作者と、が相対しないと判断する付記11又は12に記載の撮像装置の制御方法。
(付記14)前記表示制御工程において、前記人特徴領域の内部に、所定の基準領域が所定の割合を超えて含まれる場合、前記撮像部と、前記操作者と、が相対すると判断し、前記人特徴領域の内部に、所定の基準領域が所定の割合を超えて含まれない場合、前記撮像部と、前記操作者と、が相対しないと判断する付記13に記載の撮像装置の制御方法。
(付記15)前記被写体画像に基づいて、焦点距離を決定する焦点距離決定工程を含み、前記表示制御工程において、所定の前記人判定特徴量が抽出された際に、前記焦点距離が所定の閾値以下の場合、前記撮像部と、前記操作者と、が相対すると判断し、前記焦点距離が所定の閾値を超える場合、前記撮像部と、前記操作者と、が相対しないと判断する付記11乃至14のいずれか一に記載の撮像装置の制御方法。
(付記16)前記表示制御工程において、前記撮像部と、前記操作者と、が相対すると判断する場合、前記第1の表示部に前記被写体画像の鏡像を表示し、前記撮像部と、前記操作者と、が相対しないと判断する場合、前記第2の表示部に前記被写体画像の正像を表示する付記11乃至15のいずれか一に記載の撮像装置の制御方法。
(付記17)上記第3の視点に係るプログラムの通りである。
(付記18)前記表示制御処理において、前記人判定特徴量、及び前記被写体距離情報に基づいて、前記撮像部と、操作者と、が相対するか否かを判断し、前記撮像部と、前記操作者と、が相対すると判断される場合、前記第1の表示部に前記被写体画像を表示し、前記撮像部と、前記操作者と、が相対しないと判断される場合、前記第2の表示部に前記被写体画像を表示する付記17に記載のプログラム。
(付記19)前記表示制御処理において、前記撮像部と、前記操作者と、が相対すると判断される場合、前記第1の表示部を点灯し、前記撮像部と、前記操作者と、が相対しないと判断される場合、前記第1の表示部を消灯する付記18に記載のプログラム。
(付記20)人判定特徴量抽出処理において、前記人判定特徴量に基づいて、前記被写体画像内の人特徴領域を抽出し、前記被写体距離情報推定処理において、前記人特徴領域の面積に基づいて、前記被写体距離情報を推定し、前記表示制御処理において、前記人特徴領域の面積が所定の閾値を超える場合、前記撮像部と、前記操作者と、が相対すると判断し、前記人特徴領域の面積が所定の閾値以下である場合、前記撮像部と、前記操作者と、が相対しないと判断する付記18又は19に記載のプログラム。
(付記21)前記表示制御処理において、前記人特徴領域の内部に、所定の基準領域が所定の割合を超えて含まれる場合、前記撮像部と、前記操作者と、が相対すると判断し、前記人特徴領域の内部に、所定の基準領域が所定の割合を超えて含まれない場合、前記撮像部と、前記操作者と、が相対しないと判断する付記20に記載のプログラム。
(付記22)前記被写体画像に基づいて、焦点距離を決定する焦点距離決定処理を実行し、前記表示制御処理において、所定の前記人判定特徴量が抽出された際に、前記焦点距離が所定の閾値以下の場合、前記撮像部と、前記操作者と、が相対すると判断し、前記焦点距離が所定の閾値を超える場合、前記撮像部と、前記操作者と、が相対しないと判断する付記18乃至21のいずれか一に記載のプログラム。
(付記23)前記表示制御処理において、前記撮像部と、前記操作者と、が相対すると判断する場合、前記第1の表示部に前記被写体画像の鏡像を表示し、前記撮像部と、前記操作者と、が相対しないと判断する場合、前記第2の表示部に前記被写体画像の正像を表示する付記18乃至22のいずれか一に記載のプログラム。
なお、引用した上述の特許文献の各開示は、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択が可能である。すなわち、本明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
1、1a、100 撮像装置
2 第1の筐体
3 第2の筐体
4 ヒンジ部
5、101 撮像部
6、102 第1の表示部
7、103 第2の表示部
8 第1の入力部
9 第2の入力部
10 記憶部
20 制御部
21、104 人判定特徴量抽出部
22、105 被写体距離情報推定部
23、106 表示制御部
24 焦点距離決定部
201〜206 操作者
301 アイコン
401 被写体人物
510、520、530、540 被写体画像
511、512、521、531、541 顔領域
532、542 基準領域

Claims (10)

  1. 被写体を撮像し、被写体画像を生成する撮像部と、
    前記撮像部と同一の方向を向くように配置される第1の表示部と、
    前記撮像部と異なる方向を向くように配置される第2の表示部と、
    前記被写体画像から人判定特徴量を抽出する人判定特徴量抽出部と、
    前記人判定特徴量に基づいて、被写体距離情報を推定する被写体距離情報推定部と、
    前記人判定特徴量、及び前記被写体距離情報に基づいて、前記第1の表示部、前記第2の表示部の少なくともいずれかの表示部から、前記被写体画像を表示する表示部を選択する表示制御部と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記表示制御部は、前記人判定特徴量、及び前記被写体距離情報に基づいて、前記撮像部と、操作者と、が相対するか否かを判断し、
    前記表示制御部は、
    前記撮像部と、前記操作者と、が相対すると判断する場合、前記第1の表示部に前記被写体画像を表示し、
    前記撮像部と、前記操作者と、が相対しないと判断する場合、前記第2の表示部に前記被写体画像を表示する請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記表示制御部は、
    前記撮像部と、前記操作者と、が相対すると判断する場合、前記第1の表示部を点灯し、
    前記撮像部と、前記操作者と、が相対しないと判断する場合、前記第1の表示部を消灯する請求項2に記載の撮像装置。
  4. 人判定特徴量抽出部は、前記人判定特徴量に基づいて、前記被写体画像内の人特徴領域を抽出し、
    前記被写体距離情報推定部は、前記人特徴領域の面積に基づいて、前記被写体距離情報を推定し、
    前記表示制御部は、
    前記人特徴領域の面積が所定の閾値を超える場合、前記撮像部と、前記操作者と、が相対すると判断し、
    前記人特徴領域の面積が所定の閾値以下である場合、前記撮像部と、前記操作者と、が相対しないと判断する請求項2又は3に記載の撮像装置。
  5. 前記表示制御部は、
    前記人特徴領域の内部に、所定の基準領域が所定の割合を超えて含まれる場合、前記撮像部と、前記操作者と、が相対すると判断し、
    前記人特徴領域の内部に、所定の基準領域が所定の割合を超えて含まれない場合、前記撮像部と、前記操作者と、が相対しないと判断する請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記被写体画像に基づいて、焦点距離を決定する焦点距離決定部を備え、
    前記表示制御部は、
    前記人判定特徴量抽出部が所定の前記人判定特徴量を抽出した際に、前記焦点距離が所定の閾値以下の場合、前記撮像部と、前記操作者と、が相対すると判断し、
    前記焦点距離が所定の閾値を超える場合、前記撮像部と、前記操作者と、が相対しないと判断する請求項2乃至5のいずれか一に記載の撮像装置。
  7. 前記表示制御部は、
    前記撮像部と、前記操作者と、が相対すると判断する場合、前記第1の表示部に前記被写体画像の鏡像を表示し、
    前記撮像部と、前記操作者と、が相対しないと判断する場合、前記第2の表示部に前記被写体画像の正像を表示する請求項2乃至6のいずれか一に記載の撮像装置。
  8. 回転軸を含むヒンジ部と、
    前記撮像部、及び前記第1の表示部を含む第1の筐体と、
    前記第2の表示部を含む第2の筐体と、
    を備え、
    前記第1の筐体と、前記第2の筐体と、は前記ヒンジ部を介して接続し、
    前記第2の表示部は、前記ヒンジ部が前記回転軸周りに回転した場合、前記撮像部と同一の方向を向くように配置可能であり、
    前記第2の表示部が前記撮像部と同一の方向を向くように配置されている際に、前記表示制御部は、前記撮像部と、前記操作者と、が相対すると判断する場合、少なくとも一の表示部に、前記被写体画像の鏡像、又は正像を表示する請求項2乃至7のいずれか一に記載の撮像装置。
  9. 被写体を撮像し、被写体画像を生成する撮像部と、
    第1の表示部と、
    第2の表示部と、を備える撮像装置の制御方法であって、
    前記被写体画像から人判定特徴量を抽出する人判定特徴量抽出工程と、
    前記人判定特徴量に基づいて、被写体距離情報を推定する被写体距離情報推定工程と、
    前記人判定特徴量、及び前記被写体距離情報に基づいて、前記第1の表示部、前記第2の表示部の少なくともいずれかの表示部から、前記被写体画像を表示する表示部を選択する表示制御工程と、
    を含むことを特徴とする撮像装置の制御方法。
  10. 被写体を撮像し、被写体画像を生成する撮像部と、
    第1の表示部と、
    第2の表示部と、を備える撮像装置を制御するコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記被写体画像から人判定特徴量を抽出する人判定特徴量抽出処理と、
    前記人判定特徴量に基づいて、被写体距離情報を推定する被写体距離情報推定処理と、
    前記人判定特徴量、及び前記被写体距離情報に基づいて、前記第1の表示部、前記第2の表示部の少なくともいずれかの表示部から、前記被写体画像を表示する表示部を選択する表示制御処理と、
    を実行するプログラム。
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