JP2014218339A - 乗客コンベア及び乗客コンベアの案内表示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】多種類の情報を同時に表示させて案内表示の情報量を効率よく向上させる。
【解決手段】視野角領域に応じて異なる複数の画像を表示画面に同時に表示させるマルチビュー表示が可能な表示パネルと、乗客コンベアの乗客に対して案内表示を行う前記表示パネルの表示を制御する案内表示制御部とを備え、前記案内表示制御部は、前記乗客コンベアの乗客の前記乗客コンベアの乗り込み位置において必要となる案内表示を含む前記複数の画像を前記表示パネルの前記表示画面に表示させることを特徴とする乗客コンベア。
【選択図】図1
【解決手段】視野角領域に応じて異なる複数の画像を表示画面に同時に表示させるマルチビュー表示が可能な表示パネルと、乗客コンベアの乗客に対して案内表示を行う前記表示パネルの表示を制御する案内表示制御部とを備え、前記案内表示制御部は、前記乗客コンベアの乗客の前記乗客コンベアの乗り込み位置において必要となる案内表示を含む前記複数の画像を前記表示パネルの前記表示画面に表示させることを特徴とする乗客コンベア。
【選択図】図1
Description
本発明は、乗客コンベア及び乗客コンベアの案内表示方法に関し、複数の画像を同時に表示して乗客コンベアの案内表示を制御する乗客コンベア及び乗客コンベアの案内表示方法に適用して好適なるものである。
従来から、乗客コンベアの近傍に表示装置を設けて、乗客コンベアを利用する利用者に多種類の案内を表示することが行われている。例えば特許文献1では、乗客コンベアの乗り込み口近傍に設置された表示装置において、乗客コンベアの運転方向と建屋内のイベント等を表示させる技術が開示されている。特許文献1では、表示画面に表示される情報が増加するにつれて表示面積を拡大する必要があり、表示面積が限られている場合には、表示する情報量が制限されるという問題があった。
上記問題を解決するために、特許文献2では、表示画面に表示させる複数の表示内容を連続的に切り替えることにより、表示する情報量を増加させる技術が開示されている。
しかし、特許文献2では、一の情報を提示している間は、他の情報を乗客に伝達することが不可能となり、乗客への正確な情報伝達に欠陥が出る危険性があった。また、表示画面に1つの方向表示を表示させるだけでは、乗客の位置によっては誤った情報となることが考えられる。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、多種類の情報を同時に表示させて案内表示の情報量を効率よく向上させることが可能な乗客コンベア及び乗客コンベアの案内表示方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するために本発明においては、視野角領域に応じて異なる複数の画像を表示画面に同時に表示させるマルチビュー表示が可能な表示パネルと、乗客コンベアの乗客に対して案内表示を行う前記表示パネルの表示を制御する案内表示制御部とを備え、前記案内表示制御部は、前記乗客コンベアの乗客の前記乗客コンベアの乗り込み位置において必要となる案内表示を含む前記複数の画像を前記表示パネルの前記表示画面に表示させることを特徴とする乗客コンベアが提供される。
かかる構成によれば、乗客コンベアの乗り込み位置、例えば、乗客コンベアの遠方位置や近傍位置において必要となる案内情報を連続的に提示することが可能となる。
本発明によれば、多種類の情報を同時に表示させて案内表示の情報量を効率よく向上させることができる。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)第1の実施の形態
図1を参照して、本実施の形態の概要について説明する。図1は、表示パネル10に表示されるマルチビュー表示画面について説明する概念図である。図1に示すように、乗客コンベア30の近傍に方向表示用ポール20が設置され、方向表示用ポール20の上部に表示パネル10が備えられている。表示パネル10の表示は、図示しない案内表示制御部により制御される。また、案内表示制御部は、方向表示用ポール20と一体または別体の制御装置(図示せず)に設けられる。制御装置は、CPUおよびメモリ等の情報処理資源を備えている。CPUは、演算処理装置として機能し、メモリに記憶されているプログラムや演算パラメータ等にしたがって、制御装置に設けられた案内表示制御部の動作を制御し、表示パネル10に各種案内表示を表示させる。乗客コンベア30の遠方に乗客40aが位置し、乗客コンベア30の近傍に乗客40bが位置しているとする。
図1を参照して、本実施の形態の概要について説明する。図1は、表示パネル10に表示されるマルチビュー表示画面について説明する概念図である。図1に示すように、乗客コンベア30の近傍に方向表示用ポール20が設置され、方向表示用ポール20の上部に表示パネル10が備えられている。表示パネル10の表示は、図示しない案内表示制御部により制御される。また、案内表示制御部は、方向表示用ポール20と一体または別体の制御装置(図示せず)に設けられる。制御装置は、CPUおよびメモリ等の情報処理資源を備えている。CPUは、演算処理装置として機能し、メモリに記憶されているプログラムや演算パラメータ等にしたがって、制御装置に設けられた案内表示制御部の動作を制御し、表示パネル10に各種案内表示を表示させる。乗客コンベア30の遠方に乗客40aが位置し、乗客コンベア30の近傍に乗客40bが位置しているとする。
表示パネル10には、乗客コンベア30の遠方に位置する乗客40aの視線12で視認可能な第1の表示画面と、乗客コンベア30の近傍に位置する乗客40bの視線11で視認可能な第2の表示画面とが同時に表示されている。また、境界線13は、第1の表示画面と第2の表示画面との表示切替の境界を示す。
乗客コンベア30の遠方に位置する乗客40aは、まず、表示パネル10の第1の表示画面に表示される第1の案内表示を視認し、表示パネル10に近づく。そして、乗客コンベア30近傍に位置する乗客40bは、表示パネル10の第2の表示画面に表示される第2の案内表示を視認する。
第1の表示画面に表示される第1の案内表示としては、乗客コンベアが上昇するか下降するかの運転方向の情報を示す案内表示を例示できる。乗客コンベア30の遠方に位置する乗客40aは、乗客コンベア30の手前に位置する第1の案内表示を視認することにより、乗客コンベア30の使用可否を判断することができる。乗客40aと第1の案内表示との距離が離れているため、第1の表示画面に細かい案内表示を表示させたとしても、乗客40aは表示された情報を読み取ることはできない。
したがって、乗客40aに対しては、図2に示すように、遠方からも視認容易な記号による方向表示をすることにより、乗客40aが乗客コンベア30の運転方向を容易に把握することが可能となる。
図2に示すように、表示パネル10に第1の表示画面に表示される第1の案内表示として、表示パネル10の大きさに応じた矢印記号101が表示される。矢印記号101が示す方向が上向きの場合は、乗客コンベア30が上昇する方向に運転していることを意味する。また、矢印記号101が示す方向が下向きの場合は、乗客コンベア30が下降する方向に運転していることを意味する。
また、第2の表示画面に表示される第2の案内表示としては、乗客コンベア30を降車した後に乗客が必要となる詳細情報を示す案内表示が考えられる。詳細情報を示す案内表示としては、例えば、図3に示すフロア情報、フロアマップ、またはテナントマップなどの情報を示す案内表示を例示できる。フロア情報とは各フロアにどのようなカテゴリの店舗があるかを示す情報であり、フロアマップとは各フロアのエスカレータや階段などの位置を示す情報であり、テナントマップとは、各フロアに配置されているテナントの位置を示す情報である。乗客コンベア30の近傍に位置する乗客40bは、乗客コンベア30の手前に位置する第2の案内表示を視認することにより、乗客コンベア30を降車した後にどの方向に移動するか、乗客コンベア30に乗車すべきかなどを判断することができる。
図3に示すように、表示パネル10に第2の表示画面に表示される第2の案内表示として、各フロアの情報と、乗客40bの現在位置を示す情報を含む詳細情報102が表示される。例えば、乗客40bが詳細情報102を視認することにより、自身の目的とするフロアを確認することができる。また、例えば、2階にいる乗客40bの目的とするフロアが2階であったが、現在位置を確認せずに乗客コンベア30に乗り込もうとした場合、乗客40bが詳細情報102の現在位置を視認することにより、乗客コンベア30への乗車を取りやめて無駄な移動をさせないようにすることができる。
このように、本実施の形態では、マルチビュー表示機能を有する表示パネル10を用いて、前後方向に位置する乗客に異なる案内表示を視認させるようにしている。
ここで、マルチビュー表示機能とは、視野角領域に応じて独立した複数の画像を同時に表示できる機能である。マルチビュー表示機能は、一般的に、液晶表示素子とその前方に配置された所定間隔で設けられた複数のスリットを有する視野バリアとを有する。表示画面の液晶表示素子は、画素の配置位置に依存して複数の画像を交互に表示させる。
例えば、液晶表示素子が第1の案内表示の一部である画像a、第2の案内表示の一部である画像bを上下方向の見る方向により切り替わるように表示している場合、液晶表示素子の前面に配置された視野バリアと複数のスリットにより、表示画面に対して水平方向の視野からは第1の案内表示の一部である画像aが視認でき、表示画面に対して上部方向の視野からは第2の案内表示の一部である画像bが視認できる。
したがって、マルチビュー表示機能を用いて表示パネル10に第1の案内表示を示す画像と、第2の案内表示を示す画像とが同時に表示されている場合、図1に示すように、視野が境界線13方向よりも水平方向となる位置にいる乗客40aに対しては第1の案内表示を示す画像が表示され、視野が境界線13方向よりも上部方向となる位置にいる乗客40bに対しては第2の案内表示を示す画像が表示されることとなる。
このように、乗客コンベア30の遠方に位置する乗客40aと乗客コンベア30の近傍に位置する乗客40bとに異なる案内表示を提示することができる。また、乗客コンベア30の遠方に位置する乗客40aと乗客コンベア30の近傍に位置する乗客40bとにそれぞれ必要となる情報を連続的に提示することができる。
(2)第2の実施の形態
本実施の形態では、乗客コンベア30の左右方向に位置する乗客に対してより明瞭な方向表示を表示する点で第1の実施の形態と異なっている。
本実施の形態では、乗客コンベア30の左右方向に位置する乗客に対してより明瞭な方向表示を表示する点で第1の実施の形態と異なっている。
図4は、乗客コンベア30の近傍に備えられた表示パネル10に表示される通常の案内表示を示す。図4では、表示パネル10に乗客コンベア30の運転方向を示す矢印記号101が表示されている。例えば、矢印記号101が上向きの場合は、乗客コンベア30が上昇する方向に運転していることがわかる。また矢印記号101が下向きの場合は、乗客コンベア30が下降する方向に運転していることがわかる。この矢印記号101は、乗客コンベア30の正面に位置する乗客から矢印記号101が示す方向が理解しやすいように表示されている。
しかし、図5に示すように、乗客コンベア30の横方向に位置し、横方向の角度から表示パネル10を視認する場合には、表示パネル10の文字や記号の線が細くなってしまい、案内表示を視認し難くなるという問題があった。また、横方向の位置から矢印記号101を見た場合、矢印記号101の向きと乗客コンベア30の実施の運転方向とが異なるため、その矢印記号101を上昇または下降を示す表記とは判断せずに、別の表記として認識してしまう可能性があった。そこで、本実施の形態では、乗客コンベア30の横方向に位置する乗客に対しても乗客コンベア30の進行方向を容易に判断できるような表記としている。
例えば、図6(a)の表示例aでは、表示パネル10の矢印記号101aの記号の線を太くしている。これにより、乗客コンベア30の横方向に位置する乗客に対して、横方向から矢印記号101aを見た場合でも、矢印記号101aが乗客コンベア30の進行方向が上昇する方向であることを意味することを容易に把握することができる。
また、第1の実施形態と同様に、マルチビュー表示機能を利用して、表示パネル10に横方向から視認できる表示画面と正面方向から視認できる表示画面とを同時に表示させてもよい。これにより、正面方向に位置する乗客だけでなく、横方向に位置する乗客にも矢印記号101aが示す方向を容易に理解できる表示とすることができる。
例えば図6(b)の表示例bでは、表示パネル10を横方向から見た場合に、矢印記号101bの方向が実際の乗客コンベア30の進行方向とほぼ同様の方向としている。表示例bでは、乗客コンベア30の乗車口から見て左方向に乗客が位置する場合の矢印記号101bの表示としているが、乗客コンベア30の乗車口から見て右方向に乗客が位置する場合も同様に乗客コンベア30の進行方向とほぼ同様の方向とする。このように、本実施形態のマルチビュー表示機能では、表示パネル10に正面方向及び左右方向の3方向からそれぞれ視認できる表示画面を同時に表示させている。
ここで、3方向からそれぞれ視認できる3つの表示画面(左方向から視認できる第3の表示画面、正面方向から視認できる第4の表示画面及び右方向から視認できる第5の表示画面)を同時に表示させるマルチビュー表示機能について説明する。
例えば、液晶表示素子が第3の表示画面の一部である画像c、第4の表示画面の一部である画像d及び第5の表示画面の一部である画像eを左右方向の見る方法により切り替わるように表示している場合、液晶表示素子の前面に配置された視野バリアと複数のスリットにより、表示画面に対して左方向の視野からは第3の案内表示の一部である画像cが視認でき、表示画面に対して正面方向の視野からは第4の案内表示の一部である画像dが視認でき、表示画面に対して右方向の視野からは第5の案内表示の一部である画像eが視認できる。
例えば、第3の表示画面に左方向に傾斜した矢印記号を表示させ、第4の表示画面に上部方向の矢印記号を表示させ、第5の表示画面に右方向に傾斜した矢印記号を表示させることにより、乗客コンベア30の左方向、正面方向、右方向に位置する乗客にそれぞれ最適な案内表示をすることが可能となる。
(3)第3の実施の形態
本実施の形態では、第1の実施の形態における上下方向のマルチビュー表示を利用した案内表示について説明する。以下では、第1の実施の形態において、乗客コンベア30の近傍にいる乗客40bが視認する第2の表示画面で、各フロア情報、フロアマップ及びテナントマップなどの詳細情報を乗客のタッチパネル操作で切り替えられるようにする表示画面の制御方法について説明する。
本実施の形態では、第1の実施の形態における上下方向のマルチビュー表示を利用した案内表示について説明する。以下では、第1の実施の形態において、乗客コンベア30の近傍にいる乗客40bが視認する第2の表示画面で、各フロア情報、フロアマップ及びテナントマップなどの詳細情報を乗客のタッチパネル操作で切り替えられるようにする表示画面の制御方法について説明する。
図7は、本実施形態の概要を説明する概念図である。図7に示すように乗客コンベア30の近傍に方向表示用ポール20が設置され、方向表示用ポール20の上部にタッチパネル15が備えられている。タッチパネル15は、第1の実施の形態と同様に、マルチビュー表示機能を用いて、乗客コンベア30の遠方に位置する乗客40aと乗客コンベア30の近傍に位置する乗客40bとに異なる案内表示を提示することができる。
また、乗客コンベア30を利用する乗客がタッチパネル15を操作する際には、乗客コンベア30を利用する他の乗客の通行を遮らないように、タッチパネル15の操作が可能な領域を設定する。
次に、図8〜図10を参照して、タッチパネル操作により表示される案内表示について説明する。以下では、タッチパネル15に表示され、タッチパネル操作により切替可能なフロア情報表示画面、フロアマップ画面及びテナントマップ画面について説明する。
図8は、タッチパネル15に表示される選択操作画面103を示す。図8に示すように、選択操作画面103には、図3に示す各階案内を表示させる選択釦、フロアマップを含む表示画面を表示させる選択釦、テナントマップを含む表示画面を表示させる選択釦、フロアを選択するフロア選択釦などが含まれる。乗客は、例えば、表示させたい階の選択釦を押下した後に、フロアマップを表示させる選択釦を押下することにより、所望する階のフロアマップを表示させる。また、表示させたい階の選択釦を押下した後に、テナントマップを表示させる選択釦を押下することにより、所望する階のテナントマップを表示させる。
図9は、乗客コンベア30を利用する乗客がフロアマップを含む表示画面を表示させる選択釦を押下した場合に、タッチパネル15に表示されるフロアマップ104の表示例を示す。図9に示すように、フロアマップ104には、各階の地図情報が示され、乗客の現在位置の情報も表示される。
また、図10は、乗客コンベア30を利用する乗客がテナントマップを含む表示画面を表示させる選択釦を押下した場合に、タッチパネル15に表示されるテナントマップ105の表示例を示す。図10に示すように、テナントマップ105には、各階のテナントの情報が示され、乗客の現在位置の情報も表示される。
また、タッチパネル15を操作可能な領域を設定するために、タッチパネルにセンサを設置して、タッチパネル15を操作可能な領域を制限している。具体的に、乗客の腕を検知するための腕検知センサをタッチパネル15の4辺に設置して、操作可能領域からの乗客の腕を検知した場合のみ、タッチパネル15の操作を可能としている。
図11に示すように、タッチパネル15に腕検知センサ15A、15B、15C及び15Dを設置している。例えば、乗客がタッチパネルを操作できるタッチパネル操作可能領域を領域16とした場合には、乗客の腕が腕検知センサ15Aに検知され、腕検知センサ15B〜15Dには検知されていない場合に、タッチパネルを操作可能とする。また、腕検知センサ15A以外の腕検知センサ15B〜15Dに乗客の腕が検知されている場合には、タッチパネル操作を禁止する。
また、操作可能領域以外の方向からの腕を検知した場合には、タッチパネルの画面を非表示にする。また、操作可能領域からの乗客の腕を検知している場合でも、操作可能領域以外の方向からの腕を検知した場合には、タッチパネル15の操作を禁止する。これにより、他の乗客の通行を遮ることなく、安全にタッチパネル操作をすることができる。なお、タッチパネル15の3辺に腕検知センサ15B〜15Dを備えて、乗客の腕を検知するようにしてもよい。
また、操作可能領域以外の方向からの腕を検知した場合には、タッチパネルの画面を非表示にするとともに、音声により乗客を操作可能領域に移動するよう案内してもよい。また、タッチパネルの画面上に操作可能領域に移動するようメッセージを表示させてもよい。
(タッチパネルの構成)
次に、図12を参照して、タッチパネル15の構成について説明する。図12に示すように、タッチパネル15は、パネル操作部151、人検知センサ152、腕検知センサ153、入力回路154、マイコン159、信号切替回路162、表示切替回路163及びタッチパネル164を備える。マイコン159は、メモリ160及びCPU161を含む。CPU161は、演算処理装置及び制御装置として機能し、メモリ160に格納されている各種プログラムに従ってタッチパネル15の動作全般を制御する。
次に、図12を参照して、タッチパネル15の構成について説明する。図12に示すように、タッチパネル15は、パネル操作部151、人検知センサ152、腕検知センサ153、入力回路154、マイコン159、信号切替回路162、表示切替回路163及びタッチパネル164を備える。マイコン159は、メモリ160及びCPU161を含む。CPU161は、演算処理装置及び制御装置として機能し、メモリ160に格納されている各種プログラムに従ってタッチパネル15の動作全般を制御する。
パネル操作部151を介して操作された入力情報や、人検知センサ152や腕検知センサ153により検知された入力信号は、入力回路154を介してマイコン159に伝達される。CPU161は、入力回路154から伝達された入力信号を処理し、処理結果に対応する出力信号を信号切替回路162に伝達する。信号切替回路162から表示切替回路163に伝達された出力信号は、タッチパネル164に表示される。
(タッチパネル操作)
次に、図13を参照して、タッチパネル15の操作について説明する。以下では、タッチパネル15を主語にして説明するが、実際には、タッチパネル15のメモリ160に記憶されているプログラムに基づいてCPU161がその処理を実行することは言うまでもない。
次に、図13を参照して、タッチパネル15の操作について説明する。以下では、タッチパネル15を主語にして説明するが、実際には、タッチパネル15のメモリ160に記憶されているプログラムに基づいてCPU161がその処理を実行することは言うまでもない。
図13に示すように、まず、乗客コンベア30の運転が開始されると、タッチパネル15の電源がONされる(S101)。そして、タッチパネル15は選択操作画面を表示し(S102)、その後乗客によりタッチパネル操作がなされるまで選択操作画面を表示したまま待機する(S103)。
そして、タッチパネル15は、乗客によりタッチパネル操作がされたことを検知すると(S104)、乗客がタッチパネル操作可能領域に位置しているかを判定する(S105)。ステップS105では、上記したように、タッチパネル15の四方に設置された腕検知センサ153により、乗客の腕がタッチパネル操作可能領域で検知されているかを判定することができる。
ステップS105において、乗客がタッチパネル操作可能領域に位置していると判定された場合には、タッチパネル15は、タッチパネル操作に対応する案内表示を含む情報表示画面を表示する(S107)。
一方、ステップS105において、乗客がタッチパネル操作可能領域に位置していないと判定された場合には、タッチパネル15は、音声やメッセージなどで乗客に場所を移動するよう通告して(S106)、ステップS103以降の処理を繰り返す。
そして、タッチパネル15は、ステップS106で表示した情報表示画面の表示時間を積算する(S108)。タッチパネル15は、ステップS107において積算した表示時間が所定の表示制限時間を超えるまで連続して操作画面を表示させておく(S109)。
また、ステップS107で表示時間を積算する際には、所定の表示制限時間内にいずれか1つのタッチパネル操作が入った時点で積算時間をリセットする(S110)。そして、積算時間が所定の表示制限時間を超えた場合には、表示画面を図3に示す操作選択画面に戻す(S111)。
そして、乗客コンベア30の電源がOFFかを判定し(S112)、OFFとなっていない場合には、タッチパネル15は、ステップS103以降の処理を繰り返す。一方、ステップS111において、乗客コンベア30の電源がOFFされた場合には、タッチパネル15は電源を落として処理を終了する。
このように、本実施の形態では、乗客コンベア30の乗降を妨げることなく、乗客コンベア30の近傍にいる乗客40bが視認する第2の表示画面で詳細情報を乗客のタッチパネル操作で切り替えられるようにしている。これにより、乗客コンベア30の乗降時の安全を確保しつつ、利便性の高い案内表示をすることが可能となる。
10 表示パネル
20 方向表示用ポール
30 乗客コンベア
15 タッチパネル
20 方向表示用ポール
30 乗客コンベア
15 タッチパネル
Claims (8)
- 視野角領域に応じて異なる複数の画像を表示画面に同時に表示させるマルチビュー表示が可能な表示パネルと、
乗客コンベアの乗客に対して案内表示を行う前記表示パネルの表示を制御する案内表示制御部と、
を備え、
前記案内表示制御部は、
前記乗客コンベアの乗客の前記乗客コンベアの乗り込み位置において必要となる案内表示を含む前記複数の画像を前記表示パネルの前記表示画面に表示させる
ことを特徴とする乗客コンベア。 - 前記案内表示制御部は、
上下方向の視野角領域に応じて異なる2つの画像を前記表示パネルの表示画面に同時に表示させ、
前記乗客コンベアの遠方に位置する前記乗客コンベアの乗客に第1の案内表示を含む画像を表示させ、
前記乗客コンベアの近傍に位置する前記乗客コンベアの乗客に第2の案内表示を含む画像を表示させる
ことを特徴とする、請求項1に記載の乗客コンベア。 - 前記案内表示制御部は、
前記第1の案内表示として、前記乗客コンベアの運転方向の情報を示す案内表示を表示させ、
前記第2の案内表示として、前記乗客コンベアの位置情報を含む詳細情報を表示させる
ことを特徴とする、請求項2に記載の乗客コンベア。 - 前記第2の案内表示として表示させる前記詳細情報は、前記乗客コンベアが設置されている建屋内のフロア情報、フロアマップまたはテナントマップを示す情報の何れかを含む
ことを特徴とする、請求項3に記載の乗客コンベア。 - 前記案内表示制御部は、
正面方向及び左右方向の視野角領域に応じて異なる3つの画像を前記表示画面に同時に表示させ、
前記表示画面に前記乗客コンベアの運転方向を示す矢印記号を表示させ、
前記乗客コンベアの正面方向及び左右方向に位置する前記乗客コンベアの乗客のそれぞれに、前記乗客コンベアの運転方向と同方向となる前記矢印記号を前記表示画面に表示させる
ことを特徴とする、請求項1に記載の乗客コンベア。 - 前記表示パネルがタッチパネルを備え、
前記案内表示制御部は、
前記乗客コンベアの乗客のタッチパネル操作に応じて前記第2の案内表示を含む複数の画像を切り替える
ことを特徴とする、請求項2に記載の乗客コンベア。 - 前記タッチパネルに腕検知センサを備え、
前記案内表示制御部は、
前記腕検知センサにより検知された前記乗客コンベアの乗客の腕の位置情報に基づいて、前記タッチパネル操作の不可を判断し、
前記タッチパネル操作が可能と判断した場合に、前記タッチパネル操作に応じて前記第2の案内表示を含む複数の画像を切り替える
ことを特徴とする、請求項6に記載の乗客コンベア。 - 乗客コンベアの案内表示方法であって、
前記乗客コンベアは、視野角領域に応じて異なる複数の画像を表示画面に同時に表示させるマルチビュー表示が可能な表示パネルと、乗客コンベアの乗客に対して案内表示を行う前記表示パネルの表示を制御する案内表示制御部とを備え、
前記案内表示制御部が、前記乗客コンベアの遠方に位置する乗客に対して、第1の案内表示を含む画像を表示させて、前記乗客に前記乗客コンベアの進行方向を提示し、
前記案内表示制御部が、前記乗客コンベアの近傍に位置する乗客に対して、第2の案内表示を含む画像を表示させて、前記乗客に前記乗客コンベアが設置されている建屋内の詳細情報を提示する
ことを特徴とする、乗客コンベアの案内表示方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013099148A JP2014218339A (ja) | 2013-05-09 | 2013-05-09 | 乗客コンベア及び乗客コンベアの案内表示方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7452730B1 (ja) | 2023-03-29 | 2024-03-19 | フジテック株式会社 | 表示制御システムおよび表示制御システムの表示制御方法 |
-
2013
- 2013-05-09 JP JP2013099148A patent/JP2014218339A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7452730B1 (ja) | 2023-03-29 | 2024-03-19 | フジテック株式会社 | 表示制御システムおよび表示制御システムの表示制御方法 |
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