JP2014216949A - 無線通信装置、無線通信制御方法およびプログラム - Google Patents

無線通信装置、無線通信制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】固定局装置と通信を行う無線通信装置が、通信相手の送信する信号の受信をタイミングよく試みることができ、これにより、消費電力を低減させられるようにする。【解決手段】無線通信装置が、固定局装置を検索して無線通信を行う無線通信部と、前記無線通信部の移動状況を判定する移動状況判定部と、前記無線通信部が移動していないと前記移動状況判定部が判定した場合、固定局装置の検索を抑制するよう前記無線通信部を制御する無線通信制御部と、を具備する。【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信装置、無線通信制御方法およびプログラムに関する。
携帯電話端末装置などの無線通信装置は、通信可能な相手(例えば基地局装置)を検知して通信を行う。
この通信可能な相手の検知に関連して、特許文献1には、トランシーバ装置のマルチモーダルリストを遠隔端末へ提供する方法が示されている。
この方法において、遠隔端末は、複数のトランシーバ装置と通信が可能であり、少なくとも2つの通信モードで通信する。また、第1および第2のトランシーバ装置は、遠隔端末の通信範囲内に位置する。また、第1および第2の通信モードは異なっている。さらに、トランシーバ装置のマルチモーダルリストは、第1および第2のトランシーバ装置の各々についてのトランシーバ識別子と通信モードとを含む。
そして、特許文献1に記載の方法は、遠隔端末の位置を取り出すことと、第1の通信モードで通信するための第1のトランシーバ装置と、第2の通信モードで通信するための第2のトランシーバ装置と、を識別することと、前記第1および第2のトランシーバ装置を備える前記トランシーバ装置のマルチモーダルリストを生成することと、トランシーバ装置のマルチモーダルリストを遠隔端末へ送信することと、を備える。
特表2009−524281号公報
無線通信装置が通信可能な相手を検知する方法として、通信相手が送信する信号の受信を試みる方法がある。例えば、携帯電話網の場合、携帯端末装置は、基地局装置が送信する信号の報知チャネルからページングエリア番号を読み出すことで、基地局装置のページングエリア内に位置することを検出する。また、近距離無線通信において、一方の通信装置が信号を送信し、他方の通信装置が受信することで、通信可能な相手を検出する方法がある。
無線通信装置が、通信相手の送信する信号の受信を試みるために、通信機能を常時ONにしておくと、消費電力が増大してしまう。無線通信装置の消費電力を低減させるために、通信相手の送信する信号の受信をタイミングよく試みることのできる技術が望まれる。
ここで、特許文献1に記載の方法は、遠隔端末が、何らかの通信相手(マルチモーダルリストの送信元)と通信可能な状態にあることが前提となる。このため、特許文献1に記載の方法は、無線通信装置が、通信可能な相手の無い状態から、ある通信相手の通信可能範囲内に入ったか否かの判定に用いることは出来ない。
また、特許文献1では、移動体装置の予想通信範囲内にあるトランシーバ装置をマルチモーダルリストに含めることが記載されている。移動体装置の予想通信範囲と実際の通信範囲とが異なる場合、移動体装置が、トランシーバ装置と通信できない状態にあるにもかかわらず通信を試み、消費電力が増大してしまうおそれがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、通信相手の送信する信号の受信をタイミングよく試みることができ、これにより、消費電力を低減させることのできる無線通信装置、無線通信制御方法およびプログラムを提供することにある。
この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、本発明の一態様による無線通信装置は、固定局装置を検索して無線通信を行う無線通信部と、前記無線通信部の移動状況を判定する移動状況判定部と、前記無線通信部が移動していないと前記移動状況判定部が判定した場合、固定局装置の検索を抑制するよう前記無線通信部を制御する無線通信制御部と、を具備することを特徴とする。
また、本発明の他の一態様による無線通信装置は、上述の無線通信装置であって、前記無線通信部が移動していないと前記移動状況判定部が判定した場合、前記無線通信制御部は、無線通信を抑制するよう前記無線通信制御部を制御する、ことを特徴とする。
また、本発明の他の一態様による無線通信装置は、上述の無線通信装置であって、前記移動状況判定部は、前記無線通信部の動きの大きさが所定の大きさ以上か否かの判定を複数回行い、判定結果に基づいて前記無線通信部が移動しているか否かを判定する、ことを特徴とする。
また、本発明の他の一態様による無線通信装置は、上述の無線通信装置であって、前記移動状況判定部は、前記無線通信部の動きの大きさを判定し、前記無線通信制御部は、前記移動状況判定部の判定する動きの大きさに基づいて、前記無線通信部が固定局装置を検索する頻度を制御する、ことを特徴とする。
また、本発明の他の一態様による無線通信装置は、上述の無線通信装置であって、前記無線通信部の位置情報を取得する位置情報取得部と、前記位置情報取得部が取得した前記位置情報に基づいて、前記無線通信部が所定の通信圏内に位置するか否かを判定する通信圏判定部と、を具備し、前記無線通信部が前記所定の通信圏内に位置しないと前記通信圏判定部が判定した場合、前記移動状況判定部は、前記無線通信部の移動状況の判定を停止する、ことを特徴とする。
また、本発明の他の一態様による無線通信制御方法は、固定局装置を検索して無線通信を行う無線通信部を具備する無線通信装置の無線通信制御方法であって、前記無線通信部の移動状況を判定する移動状況判定ステップと、前記無線通信部が移動していないと前記移動状況判定ステップにて判定した場合、固定局装置の検索を抑制するよう前記無線通信部を制御する無線通信制御ステップと、を具備することを特徴とする。
また、本発明の他の一態様によるプログラムは、固定局装置を検索して無線通信を行う無線通信部を具備する無線通信装置を制御するコンピュータに、前記無線通信部の移動状況を判定する移動状況判定ステップと、前記無線通信部が移動していないと前記移動状況判定ステップにて判定した場合、固定局装置の検索を抑制するよう前記無線通信部を制御する無線通信制御ステップと、を実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、固定局装置と通信を行う無線通信装置が、通信相手の送信する信号の受信をタイミングよく試みることができ、これにより、消費電力を低減させることができる。
本発明の第1の実施形態における無線通信装置の機能構成を示す概略ブロック図である。 本発明の第2の実施形態における携帯電話端末装置の通信環境の例を示す説明図である。 同実施形態における携帯電話端末装置の機能構成を示す概略ブロック図である。 同実施形態において基地局情報記憶部が記憶する基地局リストの例を示す説明図である。 同実施形態において、移動状況判定部が、近距離無線通信部の移動状況の判定に用いる加速度の測定タイミングの例を示す説明図である。 同実施形態において、携帯電話端末装置が行う状態遷移の例を示す状態遷移図である。 同実施形態において、携帯電話端末装置が行う処理の手順を示すフローチャートである。 同実施形態において基地局情報記憶部が記憶する基地局リストの、もう1つの例を示す説明図である。 本発明の第3の実施形態における携帯電話端末装置の機能構成を示す概略ブロック図である。 同実施形態においてアプリ起動情報記憶部が記憶するアプリ起動情報の例を示す説明図である。 同実施形態において、携帯電話端末装置がアプリケーションを起動する処理の手順を示すフローチャートである。 同実施形態においてアプリ起動情報記憶部が記憶するアプリ起動情報の、もう1つの例を示す説明図である。
<第1の実施形態>
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態における無線通信装置の機能構成を示す概略ブロック図である。同図において、無線通信装置10は、無線通信部11と、移動状況判定部12と、無線通信制御部19とを具備する。
無線通信部11は、通信相手として固定局装置を検索して無線通信を行う。ここでいう固定局装置とは、一定の箇所に設置されて無線通信を行う装置である。固定局装置は、マクロセル基地局装置のように大規模な装置であってもよいし、フェムトセル基地局装置や近距離無線基地局装置や屋内型無線LAN基地局装置など小規模な装置であってもよい。
無線通信部11の通信方式は、様々な方式とすることができる。例えば、無線通信部11が、Bluetooth(登録商標)またはZigBee(登録商標)などの近距離無線通信方式にて通信を行うようにしてもよい。ここでいう近距離無線通信とは、通信距離が数十メートル(m)程度以下など、通信距離の比較的短い通信方式にて行う無線通信である。あるいは、無線通信部11が、3G(3rd Generation、第三世代の携帯電話方式)またはLTE(Long Term Evolution、LTEは登録商標)など、携帯電話の通信方式にて通信を行うようにしてもよい。
移動状況判定部12は、無線通信部11の移動状況を判定する。例えば、図1に示す無線通信装置10の各部は同一の筐体内に設けられており、移動状況判定部12が判定する移動状況判定部12自らの移動状況を、無線通信装置10の移動状況、さらには無線通信装置10の各部に共通の移動状況として用いることができる。
移動状況判定部12が移動状況を判定する方法として、様々な方法を用いることができる。例えば、移動状況判定部12が速度センサまたは加速度センサを具備し、自らが移動しているか否かを速度または加速度に基づいて判定するようにしてもよい。あるいは、移動状況判定部12がGPS(Global Positioning System、全地球測位システム)受信機を具備し、自らが移動しているか否かを自らの位置情報に基づいて判定するようにしてもよい。
無線通信制御部19は、無線通信部11の制御を行う。特に、無線通信部11が移動していないと移動状況判定部12が判定した場合、無線通信制御部19は、通信相手の検索を抑制するよう無線通信部11を制御する。
以上のように、移動状況判定部12は、無線通信部11の移動状況を判定する。そして、無線通信部11が移動していないと移動状況判定部12が判定した場合、無線通信制御部19は、通信相手の検索を抑制するよう無線通信部11を制御する。
ここで、無線通信部11が移動していない状態では、通常は、固定局装置との通信状況はあまり変化しない。従って、前回の通信相手の検索で通信相手の検出に失敗している場合、無線通信部11が移動していない状態で通信相手の検索を再度行っても、通信相手を検出できないことが考えられる。また、前回の通信相手の検索で通信相手の検出に成功している場合、無線通信部11が移動していない状態で通信相手の検索を再度行っても、既に検出に成功して通信可能となっている通信相手以外に新たに通信相手を検出することは無いと考えられる。このように、前回の通信相手の検索で通信相手の検出に失敗している場合と成功している場合とのいずれも、通信相手の検索を再度行っても新たに通信相手を検出することは無く、電力を無駄に消費することが考えられる。
そこで、無線通信部11が移動していないと移動状況判定部12が判定した場合、無線通信制御部19が、通信相手の検索を抑制するよう無線通信部11を制御することで、通信相手を無駄に検索することを抑制できる。この点において、無線通信装置10は、通信相手の送信する信号の受信をタイミングよく試みることができ、これにより、消費電力を低減させることができる。
なお、無線通信装置10は、無線通信部11にて固定局装置と無線通信を行い、かつ、移動可能であればよく、様々な無線通信装置とすることができる。例えば、無線通信装置10は携帯電話端末装置(携帯電話機またはスマートフォン)であってもよい。あるいは、無線通信装置10は、博物館や美術館などで用いられるガイダンスシステムの端末装置であってもよい。あるいは、無線通信装置10は、沿道に設置された基地局装置から交通情報を受信する車載の端末装置であってもよい。
<第2の実施形態>
次に、本発明を携帯電話端末装置に適用する場合の一実施形態について説明する。
図2は、本発明の第2の実施形態における携帯電話端末装置の通信環境の例を示す説明図である。同図では、携帯電話端末装置100と、近距離無線基地局装置300−1および300−2と、携帯電話基地局装置400−1および400−2とが示されている。以下では、近距離無線基地局装置300−1と300−2とを総称して「近距離無線基地局装置300」と表記する。また、携帯電話基地局装置400−1と400−2とを総称して「携帯電話基地局装置400」と表記する。
また、領域A300−1、A300−2は、それぞれ、近距離無線基地局装置300−1、300−2の通信可能範囲を示す。以下では、領域A300−1とA300−2とを総称して「領域A300」と表記する。
また、領域A400−1、A400−2は、それぞれ、携帯電話基地局装置400−1、400−2の通信可能範囲を示す。以下では、領域A400−1とA400−2とを総称して「領域A400」と表記する。
近距離無線基地局装置300−1と300−2とは、いずれも、近距離無線通信にて携帯電話端末装置100と通信可能な固定局装置であり、本発明における固定局装置の一例に該当する。例えば、近距離無線基地局装置300−1と300−2とは、互いに異なる店舗に設置され、通信可能範囲内に位置する携帯電話端末装置100に対して、店舗毎のクーポン情報やフロア情報を送信する。図2の例では、携帯電話端末装置100は、近距離無線基地局装置300−2の通信可能範囲内(領域A300−2)に位置しており、近距離無線基地局装置300−2から、から、当該近距離無線基地局装置300−2が設置されている店舗のクーポン情報やフロア情報を取得することができる。
例えば近距離無線基地局装置300が送信する情報が月毎に更新されるなど、近距離無線基地局装置300は、長期間にわたって同じ情報を送信し続ける。従って、携帯電話端末装置100は、近距離無線基地局装置300と通信して情報を取得した後は、同一の近距離無線基地局装置300と通信する必要はない。
携帯電話基地局装置400−1と400−2とは、いずれも、携帯電話網のマクロセル基地局装置であり、通信可能範囲内に位置する携帯電話端末装置100と、携帯電話の通信方式にて通信可能である。ここでいう携帯電話網は、通信事業者が携帯電話通信用に提供する無線通信ネットワークである。
携帯電話基地局装置400−1の通信可能範囲(領域A400−1)と携帯電話基地局装置400−2の通信可能範囲(領域A400−2)とは、いずれも、本発明における所定の通信圏の一例に該当する。携帯電話端末装置100は、所定の通信圏内に入ると、当該通信圏内に位置する近距離無線基地局装置300の検索を開始する。例えば、携帯電話端末装置100は、領域A400−1の中に入ると、後述するタイミングにて近距離無線基地局装置300−1や300−2の検索を行う。
なお、近距離無線基地局装置300の数は、図2に示す2つに限らず1つ以上であればよい。また、携帯電話基地局装置400の数も、図2に示す2つに限らず1つ以上であればよい。また、携帯電話端末装置100の数も、図2に示す1つに限らず、1つ以上であればよい。
図3は、携帯電話端末装置100の機能構成を示す概略ブロック図である。同図において、携帯電話端末装置100は、携帯通信部111と、近距離無線通信部112と、加速度センサ120と、記憶部180と、制御部190とを具備する。記憶部180は、基地局情報記憶部181を具備する。制御部190は、通信圏判定部191と、移動状況判定部192と、近距離無線通信制御部193と、加速度センサ制御部194とを具備する。
携帯通信部111は、携帯電話の通信方式にて携帯電話基地局装置400(図2)と通信を行う。特に、携帯通信部111は、携帯電話基地局装置400が、例えば報知チャネルに含めて送信する当該携帯電話基地局装置400の識別情報を、当該携帯電話基地局装置400の通信可能範囲内に位置することを示す位置情報として取得する。
ここで、携帯電話端末装置100は1つの装置として一体的に構成されており、携帯通信部111が取得する携帯電話基地局装置400の識別情報を携帯電話端末装置100の位置情報、さらには携帯電話端末装置100の各部の位置情報として用いることができる。携帯通信部111は、本発明における位置情報取得部の一例に該当し、携帯通信部111が取得する位置情報は、本発明における無線通信部の位置情報の一例に該当する。
近距離無線通信部112は、近距離無線通信方式にて近距離無線基地局装置300(図2)と通信を行って、店舗のクーポン情報やフロア情報を取得する。近距離無線通信部112は、本発明における無線通信部の一例に該当し、近距離無線通信方式に規定されている検索方法で、通信相手として近距離無線基地局装置300を検索し、検出した通信可能な近距離無線基地局装置300と無線通信を行う。
加速度センサ120は、加速度センサ120自らの加速度を、x、y、z方向(予め設定されている三次元直交座標方向)の各々について測定する。加速度センサ120が測定する加速度は、携帯電話端末装置100の加速度、さらには携帯電話端末装置100の各部の加速度として用いることができる。
記憶部180は、携帯電話端末装置100の具備する記憶デバイスにて構成され、各種データを記憶する。
基地局情報記憶部181は、基地局リストを記憶する。
図4は、基地局情報記憶部181が記憶する基地局リストの例を示す説明図である。基地局リストは、携帯電話端末装置100が通信可能な近距離無線基地局装置300(の通信可能範囲)を、携帯電話基地局装置400自らの通信可能範囲内に含む携帯電話基地局装置400の識別情報のリストである。
例えば、図2に示した配置では、携帯電話基地局装置400−1の通信可能範囲(領域A400−1)内に、近距離無線基地局装置300−1の通信可能範囲(領域A300−1)と、近距離無線基地局装置300−2の通信可能範囲(領域A300−2)とを含んでいる。このため、携帯電話基地局装置400−1の識別情報は基地局リストに含まれている。
制御部190は、携帯電話端末装置100の各部を制御して各種機能を実行する。制御部190は、例えば携帯電話端末装置100の具備するCPU(Central Processing Unit)が、記憶部180からプログラムを読み出して実行することで実現される。
通信圏判定部191は、携帯通信部111が取得した携帯電話基地局装置400の識別情報に基づいて、近距離無線通信部112が所定の通信圏内に位置するか否かを判定する。
ここでの所定の通信圏内は、携帯電話端末装置100と通信可能な近距離無線基地局装置300の通信可能範囲を含む、携帯電話基地局装置400の通信可能範囲である。具体的には、通信圏判定部191は、携帯通信部111が取得した携帯電話基地局装置400の識別情報が基地局情報記憶部181の記憶する基地局リストに含まれるか否かを判定する。含まれると判定した場合、通信圏判定部191は、近距離無線通信部112が所定の通信圏内に位置すると判定する。一方、携帯通信部111が取得した携帯電話基地局装置400の識別情報が基地局情報記憶部181の記憶する基地局リストに含まれないと判定した場合、通信圏判定部191は、近距離無線通信部112が所定の通信圏内に位置していないと判定する。
移動状況判定部192は、近距離無線通信部112の移動状況を判定する。具体的には、移動状況判定部192は、加速度センサ120の測定する加速度に基づいて、近距離無線通信部112が移動しているか否かを判定する。
例えば、移動状況判定部192は、加速度センサ120の測定する加速度から重力加速度相当分を除去し、得られた加速度ベクトルの大きさが所定の大きさ(閾値)以上か否かを判定する。
ここで、移動状況判定部192が、近距離無線通信部112の動きの大きさが所定の大きさ以上か否かの判定を複数回行い、判定結果に基づいて近距離無線通信部112が移動しているか否かを判定するようにしてもよい。
図5は、移動状況判定部192が、近距離無線通信部112の移動状況の判定に用いる加速度の測定タイミングの例を示す説明図である。同図の横軸は時刻を示し、時刻T1〜T11の各々は、移動状況判定部192が用いる加速度の測定タイミングの例を示す。
移動状況判定部192は、まず、時刻T1とT2とにおける加速度測定値を式(1)に適用して重力加速度を算出する。
Figure 2014216949
ただし、gは重力加速度ベクトル(計算値)を示す。A(T1)、A(T2)は、それぞれ、時刻T1、T2における加速度測定値のベクトルを示す。また、「×」は、ここではベクトルの各要素に対するスカラー積を示す。
移動状況判定部192は、式(1)を用いることで、時刻T1における加速度を主とし、時刻T2における加速度も加味して重力加速度を算出する。
なお、式(1)における係数「0.1」および「0.9」は一例であり、これに限らない。ベクトルA(T2)よりもベクトルA(T1)に大きな重みを付して平均を取るように係数を決定すればよい。
なお、移動状況判定部192が行う重力加速度の算出方法は、式(1)に基づくものに限らず、加速度センサ120による加速度測定値の変化の有無を判定し易くするものであればよい。例えば、時刻T1〜T11における加速度測定値の平均を取るようにしてもよい。
次に、移動状況判定部192は、式(2)に示すように、算出した重力加速度を時刻T2〜T11における加速度測定値の各々から減算して、携帯電話端末装置100の移動に基づく加速度を算出する。
Figure 2014216949
ただし、移動状況判定部192が近距離無線通信部112の移動状況の判定1回に用いる加速度測定値の数(図5の例では11)をnとして、iは、1≦i≦nの整数である。また、AM(Ti)は、時刻Tiにおける、携帯電話端末装置100の移動に基づく加速度(計算値)を示す。
そして、移動状況判定部192は、式(3)に示すように、算出した加速度の大きさと所定の閾値とを比較し、加速度の大きさが閾値以上である場合(すなわち、式(3)が成立する場合)、近距離無線通信部112が動いていると判定する。
Figure 2014216949
但し、AM(Ti,x)、AM(Ti,y)、AM(Ti,z)は、それぞれ、AM(Ti)のx成分、y成分、z成分を示す。またTHRは、閾値を示す。
式(3)では、計算を簡単にして移動状況判定部192の処理負荷を軽減するために、平方根を取らずに、加速度(AM(Ti))の大きさの2乗と閾値とを比較している。
加速度の大きさが閾値以上となる回数(すなわち、式(3)成立する回数)が所定の回数(例えば10回中5回)以上となった場合、移動状況判定部192は、近距離無線通信部112が移動していると判定する。一方、加速度の大きさが閾値以上となる回数が所定の回数未満であった場合、移動状況判定部192は、近距離無線通信部112が移動していないと判定する。
このように、移動状況判定部192が、近距離無線通信部112が動いているか否かの複数回の判定結果に基づいて近距離無線通信部112が移動しているか否かを判定することで、その場での一時的な近距離無線通信部112の動きに対して、近距離無線通信部112が移動していないと判定することができる。例えば、携帯電話端末装置100のユーザが携帯電話端末装置100をポケットから取り出して見た場合に、移動状況判定部192は、近距離無線通信部112が移動していないと判定し得る。
なお、ここでいう動きの大きさは、加速度(の大きさ)に限らず速度(の大きさ)であってもよい。例えば、携帯電話端末装置100が、加速度センサ120に代えて速度センサを具備し、移動状況判定部192が、当該速度センサの測定する速度の大きさに基づいて、近距離無線通信部112が移動しているか否かの判定を行うようにしてもよい。
また、近距離無線通信部112が所定の通信圏内に位置しないと通信圏判定部191が判定した場合、移動状況判定部192は、近距離無線通信部112の移動状況の判定を停止する。
上述したように、近距離無線基地局装置300の通信可能範囲は所定の通信圏に含まれており、近距離無線通信部112が所定の通信圏内に位置することは、近距離無線通信部112が近距離無線基地局装置300と通信可能になるための必要条件となる。
従って、近距離無線通信部112が所定の通信圏内に位置しないと通信圏判定部191が判定した場合に、移動状況判定部192が、近距離無線通信部112の移動状況の判定を停止することで、移動状況判定部192が近距離無線通信部112の移動状況を無駄に判定することを抑制できる。これにより、移動状況判定部192の負荷を軽減させることができる。
さらに、移動状況判定部192が、近距離無線通信部112の移動状況の判定を停止した場合、加速度センサ120による加速度測定値が不要になる。そこで、加速度センサ制御部194が加速度センサ120を停止させる(例えば、加速度センサ120への電力供給を停止させる)ことで、携帯電話端末装置100の消費電力を低減させることができる。
なお、移動状況判定部192が、近距離無線通信部112が移動しているか否かの判定に代えて、近距離無線通信部112の移動状況として近距離無線通信部112の動きの大きさを判定するようにしてもよい。例えば、移動状況判定部192は、式(4)に基づいて、近距離無線通信部112の動きの大きさの指標値Mを算出する。
Figure 2014216949
但し、kは定数である。例えばk=nとしてもよい。
算出した指標値Mは、近距離無線通信部112が通信相手を検索する頻度を、次に説明する近距離無線通信制御部193が制御するのに用いることができる。
近距離無線通信制御部193は、近距離無線通信部112を制御する。特に、近距離無線通信制御部193は、近距離無線通信部112が移動していないと移動状況判定部192が判定した場合、通信相手の検索を抑制するよう近距離無線通信部112を制御する。
第1の実施形態で説明したのと同様、近距離無線通信部112が移動していない状態では、通常、固定局装置との通信状況はあまり変化しない。従って、前回の通信相手の検索で通信相手の検出に失敗している場合、近距離無線通信部112が移動していない状態で通信相手の検索を再度行っても、通信相手を検出できないことが考えられる。また、前回の通信相手の検索で通信相手の検出に成功している場合、近距離無線通信部112が移動していない状態で通信相手の検索を再度行っても、既に検出に成功して通信可能となっている通信相手以外に新たに通信相手を検出することは無いと考えられる。このように、前回の通信相手の検索で通信相手の検出に失敗している場合と成功している場合とのいずれも、通信相手の検索を再度行っても新たに通信相手を検出することは無く、電力を無駄に消費することが考えられる。
そこで、近距離無線通信部112が移動していないと移動状況判定部192が判定した場合、近距離無線通信制御部193が、通信相手の検索を抑制するよう近距離無線通信部112を制御することで、通信相手を無駄に検索することを抑制できる。この点において、携帯電話端末装置100は、通信相手の送信する信号の受信をタイミングよく試みることができ、これにより、消費電力を低減させることができる。
また、近距離無線通信部112が移動していないと移動状況判定部192が判定した場合、近距離無線通信制御部193は、無線通信を抑制するよう近距離無線通信部112を制御する。例えば、近距離無線通信制御部193は、加速度センサ120への電力供給やクロック供給を停止させる。
本実施形態では、携帯電話端末装置100(近距離無線通信部112)が近距離無線基地局装置300と通信して情報を取得した後は、同一の近距離無線基地局装置300と通信しても新たな情報を取得することは無く、無駄に電力を消費することになる。そこで、近距離無線通信部112が移動していないと移動状況判定部192が判定した場合に、近距離無線通信制御部193が、無線通信を抑制するよう近距離無線通信部112を制御することで、携帯電話端末装置100の消費電力を低減させることができる。
なお、移動状況判定部192が、近距離無線通信部112の動きの大きさを判定する場合、近距離無線通信制御部193が、移動状況判定部192の判定する動きの大きさに基づいて、近距離無線通信部112が通信相手を検索する頻度を制御するようにしてもよい。例えば、近距離無線通信制御部193は、近距離無線通信部112の動きの大きさ(上記の指標値M)が大きいほど、近距離無線通信部112が通信相手を検索してから次の検索を行うまでの待ち時間を短くして、検索の頻度を高める。
ここで、近距離無線通信部112の動きが大きい場合、近距離無線通信部112が比較的高速に移動していることが考えられる。近距離無線通信部112が高速に移動することで、近距離無線通信部112が、新たに近距離無線基地局装置300の通信可能範囲内に入るまでの時間や、当該通信可能範囲に入ってから当該通信可能範囲を出るまでの時間が短くなることが考えられる。
そこで、近距離無線通信部112が通信相手を検索してから次の検索を行うまでの待ち時間を短くすることで、近距離無線通信部112が新たに近距離無線基地局装置300の通信可能範囲内に入った場合に、迅速に新たな情報を取得(受信)することができる。また、近距離無線通信部112が新たな情報を取得する前に通信可能範囲を出てしまい、情報を取得できなくなるおそれを低減させることができる。
なお、携帯電話端末装置100が近距離無線基地局装置300の通信可能範囲の大きさを想定可能な場合、通信可能範囲の狭い場合ほど、近距離無線通信部112が通信相手を検索してから次の検索を行うまでの待ち時間を短くして、検索の頻度を高めるようにしてもよい。
近距離無線基地局装置300の通信可能範囲が小さい場合、近距離無線通信部112が当該近距離無線基地局装置300の通信可能範囲に入っても通信を行わないうちに通信可能範囲を出てしまう可能性が比較的高い。そこで、近距離無線通信部112が行う近距離無線基地局装置300の検索の頻度を高めることで、近距離無線通信部112が当該近距離無線基地局装置300と通信を行わないうちに通信可能範囲を出てしまう可能性を低減させることができる。
加速度センサ制御部194は、加速度センサ120を制御する。特に、加速度センサ制御部194は、近距離無線通信部112の移動状況の判定を停止した場合、加速度センサ120を停止させる。
次に、図6を参照して、携帯電話端末装置100の状態遷移について説明する。
図6は、携帯電話端末装置100が行う状態遷移の例を示す状態遷移図である。同図において、C1〜C5は、それぞれ、携帯電話端末装置100の状態を示す。また、経路W12、W21、W23、W32、W34、W45、W52、W54は、それぞれ、携帯電話端末装置100の状態遷移を示す。
また、所定の通信圏として携帯電話基地局装置400の通信可能範囲を領域A400で示している。状態C2〜C5は、携帯電話端末装置100が所定の通信圏内に位置する場合に遷移する遷移先である。また、状態C2およびC3は、携帯電話端末装置100(近距離無線通信部112)が移動している場合に遷移する遷移先である。一方、状態C4およびC5は、携帯電話端末装置100(近距離無線通信部112)が移動していない場合に遷移する遷移先である。
携帯電話端末装置100が所定の通信圏内に位置しない場合、携帯電話端末装置100の状態は、状態C1となる。このように携帯電話端末装置100が所定の通信圏外に位置する場合、近距離無線通信部112は、通信可能な近距離無線基地局装置300を検知できず、近距離無線通信を行えないと考えられる。
そこで、状態C1では、近距離無線通信制御部193が近距離無線通信部112を停止状態にし、近距離無線通信部112は、近距離無線通信や近距離無線基地局装置300の検索を行わない。また、状態C1では、加速度センサ制御部194が加速度センサ120を停止状態にし、移動状況判定部192は、近距離無線通信部112の移動状況の判定を行わない(停止状態となる)。
状態C1となっている携帯電話端末装置100は、所定の通信圏内に入るとC2へ遷移する(経路W12)。この場合、近距離無線通信部112は、通信圏外から通信圏内へ移動したことになるので、移動状況判定部192が判定を行うまでもなく、近距離無線通信部112は移動している。
そこで、状態C1から状態C2へ遷移する際、加速度センサ制御部194が加速度センサ120を停止させたままとし、移動状況判定部192は、状態C1の場合と同様、近距離無線通信部112の移動状況の判定を行わない。そして、近距離無線通信制御部193は近距離無線通信部112を動作させて近距離無線基地局装置300の検索を行わせ、通信可能な近距離無線基地局装置300がある場合は通信を行わせる。
状態C2において、基地局リストに登録されている携帯電話基地局装置400を検出できない状態が一定時間以上継続する場合、携帯電話端末装置100が所定の通信圏から出たと考えられる。この場合、携帯電話端末装置100は状態C1へ遷移する(経路W21)。
一方、状態C2にて一定時間経過すると、携帯電話端末装置100は状態C3へ遷移する(経路W23)。ここでの一定時間は、通信可能な近距離無線基地局装置300があった場合に近距離無線通信部112が当該近距離無線基地局装置300から情報を取得(受信)するのに要する時間以上の時間であればよく、例えば数分程度とすることが考えられる。
状態C3では、加速度センサ制御部194が加速度センサ120を動作させ、移動状況判定部192は、加速度センサ120の測定する近距離無線通信部112の加速度に基づいて、近距離無線通信部112が移動しているか否かを判定する。
近距離無線通信部112が移動していると移動状況判定部192が判定した場合、加速度センサ制御部194が加速度センサ120を停止させ、移動状況判定部192も移動状況の判定を停止する。これにより、携帯電話端末装置100は、状態C2へ遷移する(経路W32)。
一方、状態C3において、近距離無線通信部112が移動していないと移動状況判定部192が判定した場合、上述したように、通信可能な近距離無線基地局装置300の有無にかかわらず、近距離無線基地局装置300の検索や通信を行っても無駄に電力を消費してしまうと考えられる。そこで、近距離無線通信制御部193が近距離無線通信部112を停止させる。また、近距離無線通信部112の移動状況の判定が終了すると、加速度センサ制御部194が加速度センサ120を停止させる。これにより、携帯電話端末装置100は、状態C4へ遷移する(経路W34)。
状態C4では、携帯電話端末装置100は、一定時間の経過を待って状態C5へ遷移する(経路W45)。ここでの一定時間は、状態C2における一定時間と同じであってもよいし、異なっていてもよい。
状態C5では、加速度センサ制御部194が加速度センサ120を動作させ、移動状況判定部192は、加速度センサ120の測定する近距離無線通信部112の加速度に基づいて、近距離無線通信部112が移動しているか否かを判定する。
近距離無線通信部112が移動していると移動状況判定部192が判定した場合、近距離無線通信制御部193が近距離無線通信部112を動作させて近距離無線基地局装置300の検索を行わせ、通信可能な近距離無線基地局装置300がある場合は通信を行わせる。また、近距離無線通信部112の移動状況の判定が終了すると、加速度センサ制御部194が加速度センサ120を停止させる。これにより、携帯電話端末装置100は、状態C2へ遷移する(経路W52)。
一方、状態C5において、近距離無線通信部112が移動していないと移動状況判定部192が判定した場合、近距離無線通信制御部193は近距離無線通信部112を停止状態のままにする。また、近距離無線通信部112の移動状況の判定が終了すると、加速度センサ制御部194が加速度センサ120を停止させる。これにより、携帯電話端末装置100は、状態C4へ遷移する(経路W54)。
次に、図7を参照して、携帯電話端末装置100の動作について説明する。
図7は、携帯電話端末装置100が行う処理の手順を示すフローチャートである。携帯電話端末装置100は、電源を接続(ON)されて動作状態になると、同図の処理を開始する。
同図の処理において、まず、携帯通信部111が携帯電話基地局装置400の識別情報を取得し(ステップS101)、通信圏判定部191は、当該識別情報が基地局情報記憶部181の記憶している基地局リストに含まれているか否かを判定する(ステップS102)。
携帯通信部111が取得した携帯電話基地局装置400の識別情報が基地局リストに含まれていないと判定した場合(ステップS102:NO、携帯電話基地局装置400の識別情報を取得できなかった場合を含む)、ステップS101へ戻る。
一方、携帯通信部111が取得した携帯電話基地局装置400の識別情報が基地局リストに含まれていると判定した場合(ステップS102:YES)、近距離無線通信制御部193は近距離無線通信部112を起動させ、近距離無線基地局装置300の検索を行わせる(ステップS111)。ステップS102:YESの遷移は、状態C1からC2への遷移(図6の経路W12)に相当する。
次に、近距離無線通信制御部193は、近距離無線通信部112が通信可能な近距離無線基地局装置300を検出したか否かを判定する(ステップS112)。
通信可能な近距離無線基地局装置300を検出したと判定した場合(ステップS112:YES)、近距離無線通信部112は、近距離無線通信制御部193の制御に従って近距離無線基地局装置300と通信を行い、近距離無線基地局装置300から情報を取得する(ステップS121)。
その後、ステップS102:YESと判定してから一定時間の経過を待って(ステップS141)、移動状況判定部192が近距離無線通信部112の移動状態を判定する(ステップS142)。ステップS141からS142への遷移は、状態C2からC3への遷移(図6の経路W23)に相当する。
ステップS142における移動状態の判定では、まず、加速度センサ制御部194が加速度センサ120を起動させ、加速度センサ120は、近距離無線通信部112の加速度を測定する。そして、図5を参照して説明したように、移動状況判定部192は、加速度センサ120の加速度測定値に基づいて、近距離無線通信部112の移動状況を判定する。移動状況判定部192が移動状況の判定を完了すると、加速度センサ制御部194は加速度センサ120を停止させる。
ステップS142の後、近距離無線通信部112が移動していると判定したか否か基づいて遷移する(ステップS143)。近距離無線通信部112が移動していると判定した場合(ステップS143:YES)、ステップS112へ戻る。ステップS143:YESの遷移は、状態C3からC2への遷移(図6の経路W32)に相当する。
一方、近距離無線通信部112が移動していないと判定した場合(ステップS143:NO)、近距離無線通信制御部193は、近距離無線通信部112を停止させる(ステップS151)。ステップS143:NOの遷移は、状態C3からC4への遷移(図6の経路W34)に相当する。
そして、ステップS143:NOと判定してから一定時間の経過を待って(ステップS152)、移動状況判定部192が近距離無線通信部112の移動状態を判定する(ステップS153)。ステップS152からS153への遷移は、状態C4からC5への遷移(図6の経路W45)に相当する。
ステップS153における具体的な動作は、ステップS142で説明したのと同様である。
ステップS153の後、近距離無線通信部112が移動していると判定したか否か基づいて遷移する(ステップS154)。近距離無線通信部112が移動していると判定した場合(ステップS154:YES)、ステップS111へ戻る。ステップS154:YESの遷移は、状態C5からC2への遷移(図6の経路W52)に相当する。
一方、近距離無線通信部112が移動していないと判定した場合(ステップS154:NO)、ステップS152へ戻る。ステップS154:NOの遷移は、状態C5からC4への遷移(図6の経路W54)に相当する。
一方、ステップS112において、通信可能な近距離無線基地局装置300を検出していないと判定した場合(ステップS112:NO)、基地局リストに登録されている携帯電話基地局装置400を検出できない状態が一定時間以上継続しているか否かを判定する(ステップS131)。
一定時間以上継続していると判定した場合(ステップS131:YES)、ステップS101へ戻る。ステップS131:YESの遷移は、状態C2からC1への遷移(図6の経路W21)に相当する。
一方、ステップS131において、基地局リストに登録されている携帯電話基地局装置400を検出できない状態が一定時間以上継続していないと判定した場合(ステップS131:NO)、ステップS141へ進む。
以上のように、近距離無線通信部112は、通信相手として近距離無線基地局装置300を検索して無線通信を行う。また、移動状況判定部192は、近距離無線通信部112の移動状況を判定する。そして、近距離無線通信制御部193は、近距離無線通信部112が移動していないと移動状況判定部192が判定した場合、通信相手の検索を抑制するよう近距離無線通信部112を制御する。
これにより、無線通信装置10(図1)の場合と同様、携帯電話端末装置100は、通信相手の送信する信号の受信をタイミングよく試みることができ、これにより、消費電力を低減させることができる。
また、近距離無線通信部112が移動していないと移動状況判定部192が判定した場合、近距離無線通信制御部193は、無線通信を抑制するよう近距離無線通信部112を制御する。
これにより、本実施形態のように、携帯電話端末装置100が近距離無線基地局装置300と通信して情報を取得した後は、同一の近距離無線基地局装置300と通信する必要がない場合において、無駄な通信を抑制して携帯電話端末装置100の消費電力をさらに低減させることができる。
また、移動状況判定部192は、近距離無線通信部112の動きの大きさが所定の大きさ以上か否かの判定を複数回行い、判定結果に基づいて近距離無線通信部112が移動しているか否かを判定する。
これにより、移動状況判定部192は、その場での一時的な近距離無線通信部112の動きに対して、近距離無線通信部112が移動していないと判定することができる。
また、移動状況判定部192は、近距離無線通信部112の動きの大きさを判定し、近距離無線通信制御部193は、移動状況判定部192の判定する動きの大きさに基づいて、近距離無線通信部112が通信相手を検索する頻度を制御する。
これにより、上述したように、近距離無線通信部112は、新たに近距離無線基地局装置300の通信可能範囲内に入った場合に、迅速に新たな情報を取得(受信)することができる。また、近距離無線通信部112が新たな情報を取得する前に通信可能範囲を出てしまい、情報を取得できなくなるおそれを低減させることができる。
また、携帯通信部111は、近距離無線通信部112の位置情報を取得し、通信圏判定部191は、携帯通信部111が取得した位置情報に基づいて、近距離無線通信部112が所定の通信圏内に位置するか否かを判定する。そして、近距離無線通信部112が所定の通信圏内に位置しないと通信圏判定部191が判定した場合、移動状況判定部192は、近距離無線通信部112の移動状況の判定を停止する。
これにより、上述したように、移動状況判定部192が近距離無線通信部112の移動状況を無駄に判定することを抑制でき、移動状況判定部192の負荷を軽減させることができる。さらに、移動状況判定部192が、近距離無線通信部112の移動状況の判定を停止した場合、加速度センサ120による加速度測定値が不要になる。そこで、加速度センサ制御部194が加速度センサ120を停止させることで、携帯電話端末装置100の消費電力を低減させることができる。
なお、近距離無線通信部112が近距離無線基地局装置300から動画像データの配信を受けるなど、近距離無線通信部112が近距離無線基地局装置300から継続的にデータを受信するようにしてもよい。この場合、ステップS121において近距離無線基地局装置300からデータを取得可能である間はずっと、当該ステップS121の処理を継続する。
なお、加速度センサ120の消費電力が小さい場合、加速度センサ120を停止しないようにしてもよい。具体的には、図7のステップS142やS153の処理で移動状況の判定が完了した際に、加速度センサ120を動作状態のままとしてもよい。この場合、図4において、状態C2と状態C3とが区別されずに一纏まりの状態となり、また、状態C4と状態C5とが区別されずに一纏まりの状態となる。
なお、図7のステップS141やS152において、携帯電話端末装置100の電池残量に応じて待ち時間を変化させるようにしてもよい。具体的には、携帯電話端末装置100の電池残量が少なくなった場合に、待ち時間を長くするようにしてもよい。
これにより、消費電量を低減させて電池残量の低下を遅らせることができる。
なお、基地局情報記憶部181が記憶する基地局リストは、図4を参照して説明した形式のものに限らない。
図8は、基地局情報記憶部181が記憶する基地局リストの、もう1つの例を示す説明図である。同図では、携帯電話端末装置100が、Wi−Fi(登録商標)や、Bluetooth(登録商標)など、異なる近距離無線通信方式に対応した複数の近距離無線通信部112を具備する場合の基地局リストの例を示している。このように、基地局情報記憶部181が、基地局リストにて携帯電話基地局装置400の識別情報と起動すべき通信方式とを対応付けて記憶しておくことで、近距離無線通信部112が所定の通信圏内に位置することを通信圏判定部191が検出した場合に、近距離無線通信制御部193は、起動すべき通信方式を容易に把握することができる。
<第3の実施形態>
図9は、本発明の第3の実施形態における携帯電話端末装置の機能構成を示す概略ブロック図である。同図において、携帯電話端末装置200は、携帯通信部111と、近距離無線通信部112と、加速度センサ120と、記憶部280と、制御部290とを具備する。記憶部280は、基地局情報記憶部181と、アプリ起動情報記憶部282とを具備する。制御部290は、通信圏判定部191と、移動状況判定部192と、近距離無線通信制御部193と、加速度センサ制御部194と、アプリ実行部295とを具備する。
同図において、図3の各部に対応して同様の機能を有する部分には同一の符号(111、112、120、181、191〜194)を付して説明を省略する。
携帯電話端末装置200は、携帯電話端末装置100(図2、図3)と同様、近距離無線基地局装置300(図2)と通信を行う。そして、本実施形態では、携帯電話端末装置100は、近距離無線基地局装置300から受信する情報に応じてアプリケーション(アプリケーションプログラム。以下、「アプリ」とも称する)を起動する。
アプリ起動情報記憶部282は、アプリ起動情報を記憶する。
図10は、アプリ起動情報記憶部282が記憶するアプリ起動情報の例を示す説明図である。アプリ起動情報では、近距離無線基地局装置300からの受信情報と、起動すべきアプリケーションの識別情報とが対応付けられている。
アプリ起動情報に格納されている、近距離無線基地局装置300からの受信情報は、起動すべきアプリケーションを識別可能な情報であればよく、様々な情報とすることができる。例えば、近距離無線基地局装置300が、起動すべきアプリケーションの識別情報を送信するようにしてもよい。あるいは、近距離無線基地局装置300が、起動すべきアプリケーションの識別情報の略称を送信するようにしてもよいし、近距離無線基地局装置300自らが実行しているアプリケーションの識別情報を送信するようにしてもよい。
アプリ実行部295は、アプリ起動情報記憶部282の記憶するアプリケーションプログラムを読み出して実行することで、各種機能を提供する。特に、アプリ実行部295は、アプリ起動情報記憶部282の記憶しているアプリ起動情報を参照することで、近距離無線通信部112が近距離無線基地局装置300から受信する情報に基づいて、起動すべきアプリケーションを把握する。そして、アプリ実行部295は、把握したアプリケーション(アプリケーションプログラム)を実行する。
次に、図11を参照して、携帯電話端末装置200がアプリケーションを起動する際の動作について説明する。
図11は、携帯電話端末装置200がアプリケーションを起動する処理の手順を示すフローチャートである。携帯電話端末装置200は、図7の処理を実行し、ステップS121において図11の処理を開始する。
図11の処理において、まず、近距離無線通信部112が近距離無線基地局装置300からの情報を受信する(ステップS201)。
次に、アプリ実行部295は、近距離無線通信部112の受信した近距離無線基地局装置300からの情報が、アプリ起動情報記憶部282の記憶するアプリ起動情報に登録されているか否かを判定する(ステップS202)。登録されていないと判定した場合(ステップS202:NO)、ステップS201へ戻る。
一方、近距離無線基地局装置300からの情報がアプリ起動情報に登録されていると判定した場合(ステップS202:YES)、アプリ実行部295は、近距離無線基地局装置300からの情報に対応するアプリケーションを起動させる(ステップS211)。具体的には、アプリ実行部295は、アプリ起動情報にて近距離無線基地局装置300からの情報に対応付けられているアプリケーションの識別情報を読み出す。そして、アプリ実行部295は、得られた識別情報の示すアプリケーションプログラムを記憶部280から読み出して実行する。
ステップS211の後、近距離無線通信制御部193は、近距離無線通信部112が通信相手と近距離無縁通信を行えない状態が所定時間以上継続しているか否かを判定する(ステップS212)。所定時間以上継続していると判定した場合(ステップS212:YES)、アプリ実行部295は、対応するアプリケーションの実行を終了する(ステップS221)。
その後、図11の処理を終了する。
一方、ステップS212において、近距離無線通信部112が通信相手と近距離無縁通信を行えない状態が所定時間以上継続していないと判定した場合(ステップS212:NO)、ステップS212へ戻る。この場合は、アプリ実行部295は、アプリケーションの実行を継続することになる。
以上のように、アプリ実行部295は、アプリ起動情報を参照して、近距離無線基地局装置300からの情報に応じて起動すべきアプリケーションを把握する。これにより、アプリ実行部295は、近距離無線基地局装置300からの情報に応じたアプリケーションを自動的に起動させることができる。
例えば、近距離無線通信部112が近距離無線基地局装置300からクーポン情報を受信した場合、アプリ実行部295がブラウザを起動してクーポン情報を表示する。これにより、携帯電話端末装置100のユーザは、クーポン情報の存在に気付き易くなり、また、クーポン情報の内容を、すぐに、かつ、操作の手間無しに把握することができる。
なお、アプリ起動情報記憶部282の記憶するアプリ起動情報は、図10を参照して説明した形式のものに限らない。
図12は、アプリ起動情報記憶部282が記憶するアプリ起動情報の、もう1つの例を示す説明図である。同図に示すアプリ起動情報では、近距離無線基地局装置300の識別情報と、起動すべきアプリケーションの識別情報とが対応付けられている。
起動すべきアプリケーションが近距離無線基地局装置300毎に一意に定まる場合、図12に示すように、近距離無線基地局装置300の識別情報と起動すべきアプリケーションの識別情報とを対応付けておくことで、アプリ実行部295は、近距離無線基地局装置300の識別情報に基づいてアプリケーションを起動し得る。
これにより、近距離無線基地局装置300は、起動すべきアプリケーションを示す情報を送信する必要が無い。この点において、近距離無線基地局装置300の負荷の増大を防止でき、また、通信量の増加を防止できる。
なお、アプリ実行部295がユーザ操作に応じてアプリケーションを実行する場合、近距離無線通信部112が、実行中のアプリケーションに応じた情報のみを取得するようにしてもよい。具体的には、近距離無線通信を用いるアプリケーションをアプリ実行部295が実行中の場合のみ、携帯電話端末装置200は、図7の処理を実行して近距離無線基地局装置300との通信を行う。また、携帯電話端末装置200は、ステップS121において、近距離無線通信部112は、アプリ実行部295が実行中のアプリケーションに対応する近距離無線基地局装置300からのみ情報を取得する。
これにより、起動中のアプリケーションに対応した近距離無線通信以外の通信を抑制することができ、携帯電話端末装置200の消費電力を低減させることができる。
なお、無線通信装置10や、携帯電話端末装置100や200の全部または一部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することで各部の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、本発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
10 無線通信装置
11 無線通信部
12、192 移動状況判定部
19 無線通信制御部
100、200 携帯電話端末装置
111 携帯通信部
112 近距離無線通信部
120 加速度センサ
180、280 記憶部
181 基地局情報記憶部
190、290 制御部
191 通信圏判定部
193 近距離無線通信制御部
194 加速度センサ制御部
282 アプリ起動情報記憶部
295 アプリ実行部

Claims (7)

  1. 固定局装置を検索して無線通信を行う無線通信部と、
    前記無線通信部の移動状況を判定する移動状況判定部と、
    前記無線通信部が移動していないと前記移動状況判定部が判定した場合、固定局装置の検索を抑制するよう前記無線通信部を制御する無線通信制御部と、
    を具備することを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記無線通信部が移動していないと前記移動状況判定部が判定した場合、前記無線通信制御部は、無線通信を抑制するよう前記無線通信制御部を制御する、ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記移動状況判定部は、前記無線通信部の動きの大きさが所定の大きさ以上か否かの判定を複数回行い、判定結果に基づいて前記無線通信部が移動しているか否かを判定する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信装置。
  4. 前記移動状況判定部は、前記無線通信部の動きの大きさを判定し、
    前記無線通信制御部は、前記移動状況判定部の判定する動きの大きさに基づいて、前記無線通信部が固定局装置を検索する頻度を制御する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信装置。
  5. 前記無線通信部の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記位置情報取得部が取得した前記位置情報に基づいて、前記無線通信部が所定の通信圏内に位置するか否かを判定する通信圏判定部と、
    を具備し、
    前記無線通信部が前記所定の通信圏内に位置しないと前記通信圏判定部が判定した場合、前記移動状況判定部は、前記無線通信部の移動状況の判定を停止する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の無線通信装置。
  6. 固定局装置を検索して無線通信を行う無線通信部を具備する無線通信装置の無線通信制御方法であって、
    前記無線通信部の移動状況を判定する移動状況判定ステップと、
    前記無線通信部が移動していないと前記移動状況判定ステップにて判定した場合、固定局装置の検索を抑制するよう前記無線通信部を制御する無線通信制御ステップと、
    を具備することを特徴とする無線通信制御方法。
  7. 固定局装置を検索して無線通信を行う無線通信部を具備する無線通信装置を制御するコンピュータに、
    前記無線通信部の移動状況を判定する移動状況判定ステップと、
    前記無線通信部が移動していないと前記移動状況判定ステップにて判定した場合、固定局装置の検索を抑制するよう前記無線通信部を制御する無線通信制御ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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