JP2014216776A - テレビジョン受像装置および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】美観を向上できるテレビジョン受像装置を提供する。【解決手段】一つの実施の形態に係るテレビジョン受像装置は、ディスプレイと、筐体と、複数の電子部品とを備える。前記ディスプレイは、画像を表示する表示面を有する。前記筐体は、前記ディスプレイを収容する。前記複数の電子部品は、前記筐体に収容される。前記筐体は、第1のカバーと、第2のカバーと、第3のカバーとを有する。前記第1のカバーは、前記表示面を露出させる表示開口を有する。前記第2のカバーは、前記第1のカバーに取り付けられ、前記電子部品を露出させるとともに当該電子部品が通過可能な複数の開口部が設けられた被覆面を有する。前記第3のカバーは、前記第2のカバーに取り付けられ、前記被覆面の少なくとも一部と前記複数の開口部とを覆い隠す。【選択図】 図2

Description

本発明の実施形態は、テレビジョン受像装置および電子機器に関する。
テレビジョン受像装置のような電子機器は、筐体と、当該筐体に収容される種々の部品を有する。
特開2006−216050号公報
筐体は、電子機器の美観に影響する。
本発明が解決しようとする課題の一つは、美観を向上できるテレビジョン受像装置および電子機器を提供することにある。
一つの実施の形態に係るテレビジョン受像装置は、ディスプレイと、筐体と、複数の電子部品と、ファンと、スタンドと、ケースを有する部品と、を備える。前記ディスプレイは、画像を表示する表示面を有する。前記筐体は、前記ディスプレイを収容する。前記複数の電子部品は、前記筐体に収容される。前記ファンは、前記筐体に収容され、前記筐体内部に空気の流れを生じさせる。前記スタンドは、前記ディスプレイおよび前記筐体を支持する。前記ケースを有する部品は、前記筐体に収容される。前記筐体は、第1のカバーと、第2のカバーと、蓋部と、固定部材と、第3のカバーと、第4のカバーと、を有する。前記第1のカバーは、前記表示面を露出させる表示開口を有する。前記第2のカバーは、前記第1のカバーに取り付けられ、前記電子部品を露出させるとともに当該電子部品が通過可能な複数の開口部、前記ファンが生じさせた空気の流れが通過する第1の通気口、および、孔、が設けられた被覆面と、第1の係合部と、前記部品を露出させる第1の露出部と、を有する。前記蓋部は、一つの前記開口部を塞ぐ。前記固定部材は、前記孔に挿通され、前記第2のカバーを前記第1のカバーに固定する。前記第3のカバーは、前記第1の係合部に係合する第2の係合部と、前記部品を露出させる第2の露出部と、を有し、前記第1の係合部と前記第2の係合部との係合のみによって前記第2のカバーに取り付けられ、前記被覆面の少なくとも一部と、前記複数の開口部と、前記孔と、前記蓋部と、を覆い隠し、前記第1の通気口に連通する第2の通気口が設けられる。前記第4のカバーは、前記第2のカバーに取り付けられ、前記第1の露出部および前記第2の露出部を塞ぎ、前記ケースを有する部品に面するとともに前記第3のカバーよりも軟らかい緩衝部を有する。前記スタンドは、前記被覆面から突出して前記第2の露出部を通る。前記ケースを有する部品は、前記筐体の下端部と、前記被覆面から前記スタンドが突出する位置と、の間に位置する。前記第3のカバーの前記第2の露出部は、前記第3のカバーの外縁に解放される切欠きである。
第1の実施の形態に係るテレビジョン受像装置を示す正面図。 第1の実施形態のテレビを示す背面図。 第1の実施形態のテレビを右方から示す側面図。 第1の実施形態のテレビを左方から示す側面図。 第1の実施形態のテレビを上方から示す平面図。 第1の実施形態のテレビを下方から示す平面図。 第1の実施形態のメインリアカバーおよびサブリアカバーを除いて示すテレビの背面図。 第1の実施形態のリアフレームを除いてテレビの内部を示す背面図。 第1の実施形態のテレビの一部を示す断面図。 第1の実施形態のメインリアカバーを示す正面図。
以下に、第1の実施の形態について、図1から図10を参照して説明する。なお、本明細書において、手前側(すなわちユーザ側)を前方、ユーザから見て遠い側を後方、ユーザから見て左側を左方、ユーザから見て右側を右方、ユーザから見て上側を上方、ユーザから見て下側を下方と定義する。さらに、複数の表現が可能な各要素に、一つ以上の他の表現の例を付すことがある。しかし、これは、他の表現が付されていない要素について異なる表現がされることを否定するものではないし、例示されていない他の表現がされることを制限するものでもない。また、各図面は実施形態を概略的に示すものであり、各図面に示される各要素の寸法、形状、および配置は、実施形態の説明および他の図面と異なることがある。
図1は、第1の実施の形態に係るテレビジョン受像装置(以下、テレビと称する)1を示す正面図である。図2は、テレビ1を示す背面図である。図3は、テレビ1を右方から示す側面図である。図4は、テレビ1を左方から示す側面図である。図5は、テレビ1を上方から示す平面図である。図6は、テレビ1を下方から示す平面図である。
テレビ1は、電子機器の一例である。電子機器はこれに限らず、例えば、パーソナルコンピュータ、表示装置(モニタ)、携帯電話、スマートフォン、ゲーム機、またはカーナビゲーションシステムのような、種々の機器であっても良い。
図1に示すように、テレビ1は、液晶テレビである。テレビ1は、テレビジョン受像装置だけでなく、パーソナルコンピュータとしても用いられる。例えば、テレビ1は、ユーザの操作によって、テレビジョン受像装置としてのプログラム、またはパーソナルコンピュータ用のオペレーションシステムを起動させる。なお、テレビ1は、テレビジョン受像装置としての機能のみを有しても良い。
テレビ1は、筐体10と、液晶ディスプレイ(LCD)11と、第1のスタンド12と、第2のスタンド13と、を備えている。筐体10は、カバー、キャビネット、外装部、外殻、または壁部のようにも称され得る。第1のスタンド12は、前方スタンドのようにも称され得る。第2のスタンド13は、スタンドの一例であり、後方スタンド、支持部、または脚部のようにも称され得る。
LCD11は、ディスプレイの一例であり、表示部、部品、モジュール、またはユニットのようにも称され得る。ディスプレイは、LCD11に限らず、例えば有機ELディスプレイのような他のディスプレイであっても良い。
LCD11は、矩形の板状に形成され、画像を表示する表示面11aを有している。なお、本明細書において、画像とは、動画および静止画を含む。LCD11は、筐体10に収容されている。
筐体10は、表示面11aの少なくとも一部を露出させる表示開口10aを有している。表示開口10aは、例えば透明なガラスまたはアクリル板によって塞がれている。ユーザは、当該ガラスまたはアクリル板と、表示開口10aとを通して、表示面11aに表示された画像を見ることができる。
LCD11は、タッチパネルを有している。ユーザは、例えば、前記ガラスまたはアクリル板越しにLCD11の表示面11aに触れることで、テレビ1を操作することができる。
図3に示すように、筐体10は、フロントカバー21と、リアフレーム22と、メインリアカバー23とを有している。さらに、図2に示すように、筐体10は、サブリアカバー24を有している。なお、図2は、サブリアカバー24を示すために、第2のスタンド13の一部を二点鎖線で示す。
フロントカバー21は、第1のカバーの一例である。リアフレーム22は、第2のカバーの一例である。メインリアカバー23は、第3のカバーの一例である。サブリアカバー24は、第4のカバーの一例である。フロントカバー21、リアフレーム22、メインリアカバー23、およびサブリアカバー24は、それぞれ、カバー、キャビネット、外装部、外殻、または壁部のようにも称され得る。
図1に示すように、フロントカバー21は、筐体10の前面を形成する。フロントカバー21は、上記の表示開口10aを有している。さらに、フロントカバー21に、電源ボタン26、信号受信部27、およびカメラ用開口28が設けられている。電源ボタン26は、例えばテレビ1の起動に用いられる。信号受信部27は、例えばリモートコントロール装置が発する赤外線信号を受信する。カメラ用開口28は、筐体10に収容されるカメラのレンズを露出させている。
図7は、メインリアカバー23およびサブリアカバー24を除いて示すテレビ1の背面図である。図7に示すように、リアフレーム22は、筐体10の下端部10bと、上端部10cと、左端部と、右端部とを形成する。言い換えると、リアフレーム22は、フロントカバー21の外縁から突出する筐体10の周壁を有する。筐体10の下端部10bは、テレビ1が例えば机の天面(載置面)に置かれたときに、当該載置面に面する。
リアフレーム22は、例えば、複数のネジ31によってフロントカバー21に固定されている。組み合わされたフロントカバー21とリアフレーム22との内部に、種々の部品を収容するスペースが形成される。
リアフレーム22は、壁部34を有している。壁部34は、フロントカバー21およびLCD11に面している。LCD11は、フロントカバー21と壁部34との間に位置している。
壁部34は、被覆面34aを有している。被覆面34aは、テレビ1の外側に向く面である。言い換えると、被覆面34aは、フロントカバー21の反対側に向いている。被覆面34aは、平面に限らず、例えば、曲面または凹凸を有する面であっても良い。
被覆面34aに、複数のネジ孔37が設けられている。ネジ孔37は、孔の一例であり、例えば、穴、開口、または挿通口のようにも称され得る。ネジ31は、ネジ孔37に挿通され、リアフレーム22をフロントカバー21にネジ止めする。
リアフレーム22はさらに、メモリ開口部41と、ストレージ開口部42と、RTCバッテリ開口部43と、受信機開口部44と、スタンド開口部45と、コネクタ開口部46と、吸気口47と、第1の排気口48と、を有している。
メモリ開口部41、RTCバッテリ開口部43、および受信機開口部44は、複数の開口部の一例である。ストレージ開口部42は、開口部の一例であるとともに、第1の露出部の一例である。第1の排気口48は、第1の通気口の一例である。
メモリ開口部41、ストレージ開口部42、RTCバッテリ開口部43、受信機開口部44、スタンド開口部45、コネクタ開口部46、および第1の排気口48は、壁部34の被覆面34aに設けられている。吸気口47は、筐体10の下端部10bに形成されている。
メモリ開口部41、ストレージ開口部42、RTCバッテリ開口部43、受信機開口部44、スタンド開口部45、コネクタ開口部46、吸気口47、および第1の排気口48は、フロントカバー21とリアフレーム22との内部に形成される前記スペースに開口している。
図8は、リアフレーム22を除いてテレビ1の内部を示す背面図である。図8に示すように、テレビ1は、スタンド取付部51と、プリント回路板(PCB)52と、ハードディスクドライブ(HDD)53と、受信機54と、テレビ基板55と、光学ディスクドライブ(ODD)56と、タッチパネル制御基板57と、サブ基板58と、一対のスピーカ61と、ファン62とを有している。HDD53は、電子部品およびケースを有する部品の一例である。受信機54は、電子部品の一例である。
スタンド取付部51、PCB52、HDD53、受信機54、テレビ基板55、ODD56、タッチパネル制御基板57、サブ基板58、一対のスピーカ61、およびファン62は、筐体10に収容されるとともに、LCD11の背面11bに重ねられている。LCD11の背面11bは、表示面11aの反対側に位置している。
PCB52は、実装面65を有している。実装面65は、LCD11の反対側に向いている。言い換えると、実装面65は、リアフレーム22の壁部34に面している。
PCB52の実装面65に、CPU71と、二つのメモリ72と、TVチューナ73と、RTCバッテリ74と、複数のコネクタ75とが実装されている。メモリ72およびRTCバッテリ74は、電子部品の一例である。
スタンド取付部51は、LCD11の背面11bの略中央部に取り付けられた金属板である。スタンド取付部51は、ヒンジ部78を有している。図7に示すように、ヒンジ部78に、第2のスタンド13の一端が回動可能に取り付けられている。
スタンド開口部45は、スタンド取付部51に対応した位置に設けられている。スタンド開口部45は、スタンド取付部51の一部を露出させる。第2のスタンド13は、スタンド開口部45を通って、壁部34の被覆面34aから突出する。すなわち、スタンド開口部45は、被覆面からスタンドが突出する位置の一例である。
第2のスタンド13は、矩形の板状に形成されている。第2のスタンド13は、テレビ1の下方に向かって延びている。言い換えると、第2のスタンド13は、スタンド取付部51と筐体10の下端部10bとの間に位置する部品を覆うように延びている。
図8に示すように、PCB52は、スタンド取付部51の左方(図8における右方)に配置されている。PCB52は、筐体10の略下端から略上端に亘って設けられている。PCB52は、例えば複数のケーブルによって、HDD53、受信機54、テレビ基板55、ODD56、タッチパネル制御基板57、サブ基板58、スピーカ61、およびファン62に接続されている。
二つのメモリ72は、少なくとも一部が重ねられて、PCB52に取り外し可能に実装されている。図7に示すように、メモリ開口部41は、メモリ72に対応した位置に設けられている。メモリ開口部41は、メモリ72の少なくとも一部を露出させる。メモリ開口部41は、メモリ72が通過可能な大きさに形成されている。なお、メモリ開口部41は、メモリ72より大きい必要はなく、例えば壁部34に対して傾けられたメモリ72が通行できればよい。
図9は、メモリ72周辺におけるテレビ1の一部を示す断面図である。図9に示すように、リアフレーム22の壁部34に、蓋部81が取り付けられている。蓋部81は、例えば可撓性を有する矩形のシートである。
蓋部81の一つの端部は、両面テープ82によって壁部34の内面34bに固定されている。壁部34の内面34bは、被覆面34aの反対側に位置している。蓋部81は、筐体10の内側から、メモリ開口部41を覆っている。これにより、蓋部81は、メモリ開口部41によって露出されるメモリ72を覆い隠す。
蓋部81は、曲げられることで、メモリ開口部41を通ってリアフレーム22の外に出ることができる。蓋部81をリアフレーム22の外に引き出すことで、メモリ72をメモリ開口部41によって露出させることができる。
蓋部81は、タブ84を有している。タブ84は、壁部34に貼り付けられた蓋部81の端部の反対側に位置する端部に設けられている。壁部34は、タブ84に対応する位置に設けられた係止孔85を有している。タブ84は、係止孔85に挿通される。これにより、蓋部81がメモリ開口部41を覆った状態で保持される。
図7に示すように、RTCバッテリ74は、円板状の電池であり、PCB52に取り外し可能に取り付けられている。RTCバッテリ開口部43は、RTCバッテリ74に対応する位置に設けられている。RTCバッテリ開口部43は、RTCバッテリ74を露出させる。RTCバッテリ開口部43は、RTCバッテリ74が通過可能な大きさに形成されている。
複数のコネクタ75は、例えば、アンテナ線用端子、USBコネクタ、およびHDMIコネクタである。コネクタ開口部46は、複数のコネクタ75に対応する位置に設けられている。複数のコネクタ75は、コネクタ開口部46によって露出される。
HDD53は、テレビ1の高さ方向(筐体10の下端部10bから上端部10cに向かう方向)において、筐体10の下端部10bと、スタンド取付部51およびスタンド開口部45との間に位置している。
HDD53は、例えば、基板、複数の磁気ディスク、および当該磁気ディスクから情報を読み取る部品が、ケースに収容された部品である。ケースを有する部品はHDD53に限らず、例えばSSDのような他の部品であっても良い。
ストレージ開口部42は、HDD53に対応する位置に設けられている。ストレージ開口部42は、HDD53を露出させる。ストレージ開口部42は、HDD53が通過可能な大きさに形成されている。
受信機54は、例えばキーボードおよびマウスの無線信号を受信する。受信機開口部44は、受信機54に対応する位置に設けられている。受信機開口部44は、受信機54を露出させる。受信機開口部44は、受信機54が通過可能な大きさに形成されている。
図8に示すように、サブ基板58は、テレビ1の前記高さ方向において、HDD53と、筐体10の下端部10bとの間に配置されている。サブ基板58に、HDMIコネクタ86と、二つのカードコネクタ87とが実装されている。なお、サブ基板58に実装される部品はこれに限らない。
HDMIコネクタ86は、二つのカードコネクタ87の間に配置されている。二つのカードコネクタ87に、例えばB−CASカードが挿入される。図6に示すように、カードコネクタ87のスロットは、筐体10の下端部10bに開口している。
図8に示すように、ファン62は、スタンド取付部51の上方に配置されている。ファン62は、例えばヒートパイプによって、CPU71に熱的に接続されている。ファン62は、筐体10の内部に空気の流れを生じさせる。ファン62は、下方、左方、および右方から空気を吸い込むとともに、上方に向かって空気を吹き出す。
PCB52の一部、テレビ基板55、ODD56、タッチパネル制御基板57、サブ基板58、スピーカ61、ファン62、CPU71、およびTVチューナ73は、リアフレーム22によって覆い隠されている。なお、これらの部品が、例えばリアフレーム22に設けられた孔によって露出されても良い。
図2に示すように、メインリアカバー23およびサブリアカバー24は、リアフレーム22の被覆面34aに取り付けられている。このため、メインリアカバー23およびサブリアカバー24は、被覆面34aを覆い隠す。
図10は、メインリアカバー23を示す正面図である。なお、図10は、サブリアカバー24を二点鎖線で示している。図10に示すように、メインリアカバー23は、複数の爪88を有している。爪88は、第1の係合部の一例である。
図7に示すように、リアフレーム22の被覆面34aに、複数の係合孔89が設けられている。係合孔89は、第2の係合部の一例である。メインリアカバー23は、爪88を対応する係合孔89に係合させることで、被覆面34aに取り付けられている。メインリアカバー23は、爪88と係合孔89との係合のみによってリアフレーム22に取り付けられる。
図2に示すように、メインリアカバー23は、複数のネジ孔37、メモリ開口部41、ストレージ開口部42の一部、RTCバッテリ開口部43、受信機開口部44、スタンド開口部45の一部、係止孔85、および複数の係合孔89を覆い隠す。メインリアカバー23は、さらに、図9に示すように、メモリ開口部41を覆う蓋部81を覆い隠す。
図2に示すように、メインリアカバー23は、コネクタ露出口91を有している。コネクタ露出口91は、複数のコネクタ75に対応した位置に設けられた開口部である。複数のコネクタ75は、リアフレーム22のコネクタ開口部46と、メインリアカバー23のコネクタ露出口91とによって露出されている。言い換えると、コネクタ開口部46とコネクタ露出口91とは連通している。
メインリアカバー23は、ストレージ露出口93をさらに有している。ストレージ露出口93は、第2の露出部の一例である。ストレージ露出口93は、メインリアカバー23の下端23aから、メインリアカバー23の略中央部に亘って延びる矩形状の切欠きである。言い換えると、ストレージ露出口93は、メインリアカバー23の外縁に開放される切欠きである。
ストレージ露出口93は、スタンド取付部51およびHDD53に対応する位置に設けられている。ストレージ露出口93は、スタンド取付部51の一部と、HDD53の一部とを露出させる。言い換えると、ストレージ露出口93は、リアフレーム22のストレージ開口部42およびスタンド開口部45に連通している。壁部34の被覆面34aから突出する第2のスタンド13は、ストレージ露出口93を通過する。
メインリアカバー23は、第2の排気口95をさらに有している。第2の排気口95は、リアフレーム22の第1の排気口48に対応する位置に設けられている。第2の排気口95は、第1の排気口48に連通している。
第1および第2の排気口48,95は、筐体10の上端部10cの近くに設けられている。言い換えると、第1および第2の排気口48,95は、筐体10の前記高さ方向において、筐体10の上端部10cと、ファン62との間に位置している。
サブリアカバー24は、ストレージ露出口93に嵌め込まれる。サブリアカバー24は、メインリアカバー23と同様に、爪と係合孔との係合のみによって、リアフレーム22に取り付けられる。
サブリアカバー24は、ストレージ開口部42の一部と、ストレージ露出口93の一部とを塞ぐ。サブリアカバー24は、ストレージ露出口93に嵌め込まれることで、第2のスタンド13が通る孔を形成する。
サブリアカバー24は、コネクタ用孔97を有している。コネクタ用孔97は、サブ基板58のHDMIコネクタ86に対応する位置に設けられている。コネクタ用孔97は、HDMIコネクタ86を露出させている。
サブリアカバー24に、第2のスタンド13が重なる。サブリアカバー24の幅は、第2のスタンド13の幅と大よそ等しい。言い換えると、サブリアカバー24の一対の側縁24aは、第2のスタンド13の一対の側縁13aと、大よそ重なる位置に設けられている。
図7に示すように、第1のスタンド12は、リアフレーム22に固定されている。第1のスタンド12は、リアフレーム22から下方に向かって延びる部分と、筐体10の下端部10bに沿って延びる部分とを有している。
第1のスタンド12および第2のスタンド13は、前記載置面に当接し、筐体10と、筐体10に収容されたLCD11のような部品と、を支持する。言い換えると、第1のスタンド12および第2のスタンド13は、テレビ1の本体部分を支持している。
筐体10の内部は、ファン62によって、例えば以下のように冷却される。ファン62は、前記ヒートパイプを介して、CPU71を冷却する。さらに、ファン62は、筐体10の内部に空気の流れを生じさせることで、筐体10の内部の種々の電子部品を冷却する。
図8に矢印で示すように、ファン62が駆動すると、ファン62に向かう空気の流れ(吸気)AF1,AF2,AF3が生じる。なお、ファン62によって生じる空気の流れはAF1,AF2,AF3に限らない。
空気の流れAF1,AF2,AF3は、筐体10の下端部10bに設けられた吸気口47から、筐体10の内部に流入する。ある空間において、冷たい空気は下方に存在し、暖かい空気は上方に存在する。このため、比較的冷たい空気が筐体10の内部に流入する。
空気の流れAF1は、サブ基板58および壁部34の間の隙間と、HDD53および壁部34の間の隙間と、スタンド取付部51および壁部34の間の隙間とを通り、ファン62に流れ込む。空気の流れAF1は、HDD53のような発熱する電子部品を冷却する。
空気の流れAF2は、テレビ基板55の上、およびタッチパネル制御基板57の近くを通り、ファン62に流れ込む。空気の流れAF2は、テレビ基板55に設けられたチューナのような、発熱する電子部品を冷却する。
空気の流れAF3は、PCB52の上を通り、ファン62に流れ込む。空気の流れAF3は、CPU71、メモリ72、およびTVチューナ73のような、発熱する電子部品を冷却する。
ファン62は、さらに、ファン62から放出される空気の流れ(排気)AF4を生じさせる。空気の流れAF4は、リアフレーム22の第1の排気口48と、メインリアカバー23の第2の排気口95とを通過し、筐体10の外に排出される。このように、テレビ1は、筐体10の下端部10bに設けられた吸気口47から空気を吸引し、筐体10の上端部10cに設けられた第1および第2の排気口48,95から空気を排出する。
メモリ開口部41、ストレージ開口部42、RTCバッテリ開口部43、受信機開口部44、およびスタンド開口部45の一部は、メインリアカバー23およびサブリアカバー24によって覆い隠されている。このため、ファン62によって生じた空気の流れが、これらの開口部から漏れることは、抑制される。言い換えると、メインリアカバー23およびサブリアカバー24は、上記開口部からの空気漏れを遮断する。
なお、メインリアカバー23およびサブリアカバー24と、リアフレーム22の被覆面34aとの間に、隙間が生じていても良い。この場合、フロントカバー21とリアフレーム22との間を通る空気の流れの一部が、メモリ開口部41、ストレージ開口部42、RTCバッテリ開口部43、受信機開口部44、スタンド開口部45、およびコネクタ開口部46から流出する。当該流出した空気の流れは、メインリアカバー23およびサブリアカバー24とリアフレーム22の被覆面34aとの間の隙間を通る。当該空気の流れは、リアフレーム22の第1の排気口48から流出する空気の流れとともに、メインリアカバー23の第2の排気口95から筐体10の外に流出する。言い換えると、HDD53のような発熱する電子部品によって生じた熱気が筐体10の外部に流出する経路が増える。
テレビ1が有するHDD53、受信機54、メモリ72、およびRTCバッテリ74のような電子部品は、例えば、故障時に作業者によって交換され、または性能向上のためにユーザによって交換される。
電子部品の交換の際、メインリアカバー23およびサブリアカバー24がリアフレーム22から外される。これにより、メモリ開口部41、ストレージ開口部42、RTCバッテリ開口部43、および受信機開口部44が露出される。
HDD53が交換される場合、HDD53は、例えばHDD53を筐体10の内部に固定するネジを外される。そして、HDD53は、ストレージ開口部42を通って筐体10の内部から除去され、代わりに新しいHDD53がストレージ開口部42を通って筐体10の内部に取り付けられる。
メモリ72が交換される場合、係止孔85から、蓋部81のタブ84が外される。そして蓋部81がメモリ開口部41の外に引き出されることで、メモリ72が露出される。メモリ72は、メモリ開口部41を通って筐体10の内部から除去され、代わりに新しいメモリ72がメモリ開口部41を通ってPCB52に実装される。
第1の実施形態のテレビ1によれば、リアフレーム22の被覆面34aに、メモリ開口部41およびRTCバッテリ開口部43のような複数の開口部が設けられる。当該開口部は、メモリ72およびRTCバッテリ74のような電子部品の着脱に用いられ、当該電子部品を露出および通過させる。
メモリ開口部41およびRTCバッテリ開口部43のような上記複数の開口部は、一つのメインリアカバー23によって覆い隠されている。これにより、例えば、上記複数の開口部をそれぞれ覆う複数の扉をテレビ1に設ける必要がない。
前記開口部をそれぞれ覆う前記扉が設けられると、当該開口部と当該扉との間の切れ目(当該開口部の内縁と当該扉の外縁との間の隙間)や、凹凸が生じる。このような切れ目や凹凸は、テレビ1の美観を損ねる可能性がある。これに対し第1の実施形態のテレビ1は、上述のように一つのメインリアカバー23が複数の前記開口部を覆い隠すため、前記複数の扉を設ける必要がない。したがって、テレビ1の美観を損ねる前記切れ目や前記凹凸が生じることを抑制でき、テレビ1の美観を向上させることができる。
さらに、メモリ72およびRTCバッテリ74のような複数の電子部品を交換する場合、メインリアカバー23のみをリアフレーム22から取り外せば、メモリ開口部41およびRTCバッテリ開口部43のような複数の開口部が露出する。言い換えると、例えば、当該複数の開口部から、それぞれの前記扉を外す必要がなく、一つのメインリアカバー23をリアフレーム22から外すだけで、前記複数の開口部を一度に開放させることができる。これにより、メモリ72およびRTCバッテリ74のような電子部品を容易に交換することができ、テレビ1の保守性が向上する。
ファン62が筐体10の内部に配置されるとともに、ファン62が生じさせた空気の流れが、リアフレーム22およびメインリアカバー23に設けられた第1および第2の排気口48,95を通る。これにより、空気の流れによって、筐体10の内部のHDD53およびメモリ72のような電子部品を冷却することができる。
さらに、一つのメインリアカバー23が、メモリ開口部41およびRTCバッテリ開口部43のような複数の開口部を覆い隠すため、埃の蓄積による空気の滞留を抑制できる。詳しく述べると、例えば前記開口部を前記扉が塞ぐ場合、当該開口部の内縁と当該扉の外縁との間の隙間から空気が漏れることがある。この場合、当該隙間に、埃が溜まりやすい。埃が蓄積されると、当該埃によって空気の流れが阻害され、筐体10の内部の冷却効率が低下する。これに対し、第1の実施形態のテレビ1は、一つのメインリアカバー23が前記複数の開口部を覆い隠す。これにより、埃が溜まりやすい隙間が形成されることが抑制される。したがって、埃の蓄積による空気の滞留を抑制でき、空気の流れによって効率良く筐体10の内部の前記電子部品を冷却できる。さらに、テレビ1の掃除が容易になる。
メインリアカバー23は、爪88と係合孔89との係合のみによってリアフレーム22に取り付けられる。このため、メインリアカバー23に、テレビ1の美観を損ねる例えばネジ孔が設けられることを抑制でき、テレビ1の美観を向上させることができる。
さらに、メインリアカバー23が係合のみによってリアフレーム22に取り付けられるため、例えばネジによる取り付けに比べて、メインリアカバー23とリアフレーム22との間に隙間が生じやすい。HDD53およびメモリ72のような電子部品から生じた熱は、空気とともに、メモリ開口部41およびストレージ開口部42のような開口部を通って当該隙間から流れ出ることができる。したがって、筐体10の内部を良好に冷却することができる。
ケースを有するHDD53は、筐体10の下端部10bと、スタンド取付部51との間に位置する。言い換えると、ケースを有することで比較的重量があるHDD53がテレビ1の下部に位置し、テレビ1の重心を下げることができる。
筐体10の下端部10bとスタンド取付部51との間に位置するHDD53は、リアフレーム22およびメインリアカバー23に設けられたストレージ開口部42およびストレージ露出口93によって露出される。サブリアカバー24が、ストレージ開口部42およびストレージ露出口93を塞ぐ。
例えばテレビ1の機種によってHDMIコネクタ86が有る、または無い場合がある。サブリアカバー24は、メインリアカバー23とは別の部材として形成されている。このため、コネクタ用孔97を有するサブリアカバー24と、コネクタ用孔97を有さないサブリアカバー24とを作り分けることができる。これにより、メインリアカバー23とサブリアカバー24とを一体に形成するよりも、テレビ1の製造コストを低減できる。
ストレージ露出口93の内縁と、サブリアカバー24の外縁との間の隙間に、埃が溜まる可能性はある。しかしながら、HDD53はケースを有するため、当該埃や埃によって生じる温度上昇の影響を、例えばケースを有さないメモリ72に比べて、受け難い。このため、テレビ1の不具合を抑制できる。
ネジ31によって、リアフレーム22はフロントカバー21に固定される。ネジ31が通るネジ孔37はテレビ1の美観を損なう可能性がある。しかしながら、メインリアカバー23がネジ孔37を覆い隠す。これにより、テレビ1の美観を向上させることができる。
メインリアカバー23の内側において、メモリ開口部41が蓋部81によって覆われる。これにより、メインリアカバー23が外された際、例えばユーザが不用意にメモリ72に触れて、静電気によってメモリ72が損傷することを抑制できる。
第2のスタンド13が通るストレージ露出口93は、メインリアカバー23の外縁に開放される切欠きである。このため、リアフレーム22の被覆面34aから第2のスタンド13が突出していたとしても、メインリアカバー23を容易にリアフレーム22に取り付けることができる。
サブリアカバー24の一対の側縁24aは、第2のスタンド13の一対の側縁13aと、大よそ重なる位置に設けられている。このため、サブリアカバー24が設けられたとしても、ストレージ露出口93の内縁と、サブリアカバー24の側縁24aとの間の隙間が目立たなくなる。したがって、テレビ1の美観が向上する。
次に、第2の実施の形態について説明する。なお、以下に開示する実施形態において、第1の実施形態のテレビ1と同様の機能を有する構成部分には同一の参照符号を付す。さらに、当該構成部分については、その説明を一部または全て省略することがある。
第2の実施形態のテレビ1の形状および配置は、第1の実施形態のテレビ1と同じである。このため、第2の実施形態は、第1の実施形態の図1ないし図10を参照して説明される。第2の実施形態のサブリアカバー24は、ストレージ開口部42およびストレージ露出口93を介して、HDD53に面している。
サブリアカバー24は、メインリアカバー23よりも軟らかい部材によって形成されている。すなわち、第2の実施形態のサブリアカバー24は、緩衝部の一例である。なお、サブリアカバー24は、例えばスポンジまたはゴムのような、サブリアカバー24とは別個の緩衝部を有しても良い。
第2の実施形態のサブリアカバー24は、HDD53に面するとともに、メインリアカバー23よりも軟らかい。このため、HDD53が衝撃によって損傷することを抑制できる。
以上述べた少なくとも一つのテレビジョン受像装置によれば、電子部品を露出させるとともに当該電子部品が通過可能な複数の開口部を、一つの第3のカバーが覆い隠す。これにより、テレビジョン受像装置の美観を向上させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、図2に示すように、第1の実施形態のメインリアカバー23は、露出されたODD56の一部(ベゼル)が嵌る切欠きを有している。ODD56の当該ベゼルを、図3に示すフロントカバー21とリアフレーム22との境界部分に接するように配置することで、メインリアカバー23から切欠きを除くことができる。このようなメインリアカバー23は、テレビ1の美観をさらに向上させることができる。
1…テレビ、10…筐体、10a…表示開口、10b…下端部、11…液晶ディスプレイ(LCD)、11a…表示面、13…第2のスタンド、21…フロントカバー、22…リアフレーム、23…メインリアカバー、24…サブリアカバー、31…ネジ、34a…被覆面、37…ネジ孔、41…メモリ開口部、42…ストレージ開口部、43…RTCバッテリ開口部、44…受信機開口部、45…スタンド開口部、48…第1の排気口、51…スタンド取付部、53…ハードディスクドライブ(HDD)、54…受信機、62…ファン、72…メモリ、74…RTCバッテリ、81…蓋部、88…爪、89…係合孔、93…ストレージ露出口、AF1,AF2,AF3,AF4…空気の流れ。

Claims (10)

  1. 画像を表示する表示面を有するディスプレイと、
    前記ディスプレイを収容する筐体と、
    前記筐体に収容された複数の電子部品と、
    前記筐体に収容され、前記筐体内部に空気の流れを生じさせるファンと、
    前記ディスプレイおよび前記筐体を支持するスタンドと、
    前記筐体に収容された、ケースを有する部品と、
    を具備し、
    前記筐体は、
    前記表示面を露出させる表示開口を有する第1のカバーと、
    前記第1のカバーに取り付けられ、前記電子部品を露出させるとともに当該電子部品が通過可能な複数の開口部、前記ファンが生じさせた空気の流れが通過する第1の通気口、および、孔、が設けられた被覆面と、第1の係合部と、前記部品を露出させる第1の露出部と、を有する第2のカバーと、
    一つの前記開口部を塞ぐ蓋部と、
    前記孔に挿通され、前記第2のカバーを前記第1のカバーに固定する固定部材と、
    前記第1の係合部に係合する第2の係合部と、前記部品を露出させる第2の露出部と、を有し、前記第1の係合部と前記第2の係合部との係合のみによって前記第2のカバーに取り付けられ、前記被覆面の少なくとも一部と、前記複数の開口部と、前記孔と、前記蓋部と、を覆い隠し、前記第1の通気口に連通する第2の通気口が設けられた第3のカバーと、
    前記第2のカバーに取り付けられ、前記第1の露出部および前記第2の露出部を塞ぎ、前記ケースを有する部品に面するとともに前記第3のカバーよりも軟らかい緩衝部を有する第4のカバーと、
    を有し、
    前記スタンドは、前記被覆面から突出して前記第2の露出部を通り、
    前記ケースを有する部品は、前記筐体の下端部と、前記被覆面から前記スタンドが突出する位置と、の間に位置し、
    前記第3のカバーの前記第2の露出部は、前記第3のカバーの外縁に解放される切欠きである、テレビジョン受像装置。
  2. 画像を表示する表示面を有するディスプレイと、
    前記ディスプレイを収容する筐体と、
    前記筐体に収容された複数の電子部品と、
    を具備し、
    前記筐体は、
    前記表示面を露出させる表示開口を有する第1のカバーと、
    前記第1のカバーに取り付けられ、前記電子部品を露出させるとともに当該電子部品が通過可能な複数の開口部が設けられた被覆面を有する第2のカバーと、
    前記第2のカバーに取り付けられ、前記被覆面の少なくとも一部と前記複数の開口部とを覆い隠す第3のカバーと、
    を有する、電子機器。
  3. 前記筐体に収容され、前記筐体内部に空気の流れを生じさせるファンをさらに具備し、
    前記第2のカバーの前記被覆面に、前記ファンが生じさせた空気の流れが通過する第1の通気口が設けられ、
    前記第3のカバーに、前記第1の通気口に連通する第2の通気口が設けられる、請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記第2のカバーは第1の係合部を有し、
    前記第3のカバーは前記第1の係合部に係合する第2の係合部を有し、前記第1の係合部と前記第2の係合部との係合のみによって前記第2のカバーに取り付けられる、請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記被覆面から突出し、前記ディスプレイおよび前記筐体を支持するスタンドと、
    前記筐体に収容され、前記筐体の下端部と、前記被覆面から前記スタンドが突出する位置と、の間に位置する、ケースを有する部品と、
    をさらに具備する請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記第2のカバーに取り付けられる第4のカバーをさらに具備し、
    前記第2のカバーは、前記部品を露出させる第1の露出部を有し、
    前記第3のカバーは、前記部品を露出させる第2の露出部を有し、
    前記第4のカバーは、前記第1の露出部および前記第2の露出部の少なくとも一部を塞ぐ、請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記第2のカバーを前記第1のカバーに固定する固定部材をさらに具備し、
    前記第2のカバーの前記被覆面は、前記固定部材が挿通する孔を有し、
    前記第3のカバーは、前記孔を覆い隠す、請求項6に記載の電子機器。
  8. 少なくとも一つの前記開口部を塞ぐとともに、前記第3のカバーに覆われる蓋部をさらに具備する請求項7に記載の電子機器。
  9. 前記第3のカバーの前記第2の露出部は、前記第3のカバーの外縁に開放される切欠きであり、
    前記スタンドは、前記第2の露出部を通る、請求項8に記載の電子機器。
  10. 前記第4のカバーは、前記ケースを有する部品に面するとともに前記第3のカバーよりも軟らかい緩衝部を有する請求項8に記載の電子機器。
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