JP2014216036A - 光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トラバースシャーシの強度を十分に確保しながら、トラバースシャーシを小型化することができる光ディスク装置を提供する。【解決手段】ローダ本体14と、ローダ本体14に対して昇降可能に設けられたトラバースシャーシ18と、トラバースシャーシ18の支持領域44に支持されたステッピングモータ50と、ステッピングモータ50により回転されるリードスクリュー52と、トラバースシャーシ18の支持領域60に支持された第1のガイド軸62と、リードスクリュー52の回転によって、第1のガイド軸62に沿って移動可能な光ピックアップ68と、を備え、トラバースシャーシ18は、さらに、支持領域44と支持領域60とを相互に接続する接続壁部88を有しており、接続壁部88は、支持領域44から支持領域60に向けて延び、且つ、リードスクリュー52と略平行に延びている。【選択図】図4

Description

本発明は、光ディスクに記録された情報の再生又は光ディスクへの情報の記録を行うための光ディスク装置に関する。
光ディスクに記録された情報の再生又は光ディスクへの情報の記録を行うための光ディスク装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。光ディスク装置は、ローダ本体と、ローダ本体に対して昇降可能に設けられたトラバースシャーシと、を備えている。トラバースシャーシには、ターンテーブルを回転させるためのスピンドルモータ、光ディスクにレーザ光を照射する光ピックアップ及び光ピックアップを移動させるためのステッピングモータ等が支持されている。
近年、光ディスク装置全体を小型化することが要望されている。このような要望に応えるためには、例えば、トラバースシャーシを小型化する必要がある。トラバースシャーシを小型化するためには、トラバースシャーシのサイズを小さくするとともに、トラバースシャーシの厚みを小さくする方法が考えられる。
特開2011−141938号公報
しかしながら、上述したようにトラバースシャーシを小型化した場合には、トラバースシャーシの強度を十分に確保することができないという課題が生じる。そのため、スピンドルモータ及びステッピングモータ等をトラバースシャーシに支持させた際には、スピンドルモータ及びステッピングモータ等の重量によって、トラバースシャーシが変形するおそれがある。
本発明は、上述した課題を解決しようとするものであり、その目的は、トラバースシャーシの強度を十分に確保しながら、トラバースシャーシを小型化することができる光ディスク装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る光ディスク装置は、ローダ本体と、前記ローダ本体に対して昇降可能に設けられ、且つ、第1の支持領域及び前記第1の支持領域よりも上方に配置された第2の支持領域を有するトラバースシャーシと、前記トラバースシャーシの前記第1の支持領域に支持された駆動源と、前記駆動源により回転されるリードスクリューと、前記トラバースシャーシの前記第2の支持領域に支持され、且つ、前記リードスクリューと略平行に延びるガイド軸と、前記リードスクリューの回転によって、前記ガイド軸に沿って移動可能な光ピックアップと、を備え、前記トラバースシャーシは、さらに、前記第1の支持領域と前記第2の支持領域とを相互に接続する接続壁部を有しており、前記接続壁部は、前記第1の支持領域から前記第2の支持領域に向けて延び、且つ、前記リードスクリューと略平行に延びている。
本態様によれば、駆動源が支持された第1の支持領域は、接続壁部を介して第2の支持領域に接続されている。これにより、駆動源が支持されるトラバースシャーシの部位の強度を高めることができるので、トラバースシャーシを小型化した場合であっても、駆動源等の重量によってトラバースシャーシが変形するのを抑制することができる。従って、トラバースシャーシの強度を十分に確保しながら、トラバースシャーシを小型化することができる。
例えば、本発明の一態様に係る光ディスク装置において、前記接続壁部は、前記第1の支持領域及び前記第2の支持領域の各々に対して略垂直に延びているように構成してもよい。
本態様によれば、接続壁部は、第1の支持領域及び第2の支持領域の各々に対して略垂直に延びているので、トラバースシャーシの強度をより効果的に高めることができる。
例えば、本発明の一態様に係る光ディスク装置において、前記トラバースシャーシは板金で形成されており、前記接続壁部は、前記板金の曲げ加工により形成されているように構成してもよい。
本態様によれば、接続壁部を板金の曲げ加工により形成することができる。
例えば、本発明の一態様に係る光ディスク装置において、前記接続壁部の曲げ深さは、前記トラバースシャーシの厚みの3倍以上であり、且つ、前記駆動源の厚み以下であるように構成してもよい。
本態様によれば、接続壁部の曲げ深さは、トラバースシャーシの厚みの3倍以上であり、且つ、駆動源の厚み以下であるので、トラバースシャーシの小型化を実現しながら、トラバースシャーシの強度を十分に高めることができる。
さらに、本発明の一態様に係る光ディスク装置は、ローダ本体と、前記ローダ本体に対して昇降可能に設けられ、且つ、第1の支持領域並びに前記第1の支持領域よりも上方に配置された第2の支持領域及び第3の支持領域を有するトラバースシャーシと、前記トラバースシャーシの前記第1の支持領域に支持された駆動源と、前記駆動源により回転され、且つ、光ディスクを載せるためのターンテーブルと、前記トラバースシャーシの前記第2の支持領域に支持された第1のガイド軸と、前記トラバースシャーシの前記第3の支持領域に支持され、且つ、前記第1のガイド軸と略平行に延びる第2のガイド軸と、前記第1のガイド軸及び前記第2のガイド軸に沿って移動可能な光ピックアップと、を備え、前記トラバースシャーシは、さらに、前記第1の支持領域から前記第2の支持領域に向けて延び、且つ、前記第1の支持領域と前記第2の支持領域とを相互に接続する第1の接続壁部と、前記第1の支持領域から前記第3の支持領域に向けて延び、且つ、前記第1の支持領域と前記第3の支持領域とを相互に接続する第2の接続壁部と、を有する。
本態様によれば、駆動源が支持された第1の支持領域は、第1の接続壁部を介して第2の支持領域に接続され、且つ、第2の接続壁部を介して第3の支持領域に接続されている。これにより、駆動源が支持されるトラバースシャーシの部位の強度を高めることができるので、トラバースシャーシを小型化した場合であっても、駆動源等の重量によってトラバースシャーシが変形するのを抑制することができる。従って、トラバースシャーシの強度を十分に確保しながら、トラバースシャーシを小型化することができる。
例えば、本発明の一態様に係る光ディスク装置において、前記第1の接続壁部は、前記第1の支持領域及び前記第2の支持領域の各々に対して傾斜して延びており、前記第2の接続壁部は、前記第1の支持領域及び前記第3の支持領域の各々に対して傾斜して延びているように構成してもよい。
本態様によれば、第1の接続壁部及び第2の接続壁部の各々は傾斜して延びているので、駆動源を配置するための空間を容易に確保することができる。
例えば、本発明の一態様に係る光ディスク装置において、前記第1の接続壁部は、前記第1の支持領域を挟んで前記第2の接続壁部と反対側に配置されているように構成してもよい。
本態様によれば、第1の接続壁部は、第1の支持領域を挟んで第2の接続壁部と反対側に配置されているので、トラバースシャーシの変形をより効果的に抑制することができる。
例えば、本発明の一態様に係る光ディスク装置において、前記トラバースシャーシは板金で形成されており、前記第1の接続壁部及び前記第2の接続壁部はそれぞれ、前記板金の絞り加工又は曲げ加工により形成されているように構成してもよい。
本態様によれば、第1の接続壁部及び第2の接続壁部をそれぞれ、板金の絞り加工又は曲げ加工により形成することができる。
本発明の一態様に係る光ディスク装置によれば、トラバースシャーシの強度を十分に確保しながら、トラバースシャーシを小型化することができる。
実施の形態1に係る光ディスク装置の外観を示す斜視図である。 実施の形態1に係る光ディスク装置のローダユニットを示す平面図である。 光ディスクのクランプが解除されている状態での、図2中のA−A線により切断したローダユニット及びディスクトレイを示す概略断面図である。 光ディスクがクランプされている状態での、図2中のA−A線により切断したローダユニット及びディスクトレイを示す概略断面図である。 トラバースユニットを示す斜視図である。 トラバースユニットの一部を分解した状態を示す斜視図である。 図4中のB−B線により切断したトラバースユニットを示す要部断面図である。 図4中のC−C線により切断したトラバースユニットを示す要部断面図である。 実施の形態2に係る光ディスク装置のトラバースユニットを示す要部断面図である。
以下、実施の形態に係る光ディスク装置について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態等は、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。本発明は、特許請求の範囲によって特定される。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、本発明の課題を達成するのに必ずしも必要ではないが、より好ましい形態を構成するものとして説明される。
(実施の形態1)
[光ディスク装置の全体構成]
まず、図1〜図3Bを参照しながら、実施の形態1に係る光ディスク装置の全体構成について説明する。図1は、実施の形態1に係る光ディスク装置の外観を示す斜視図である。図2は、実施の形態1に係る光ディスク装置のローダユニットを示す平面図である。図3Aは、光ディスクのクランプが解除されている状態での、図2中のA−A線により切断したローダユニット及びディスクトレイを示す概略断面図である。図3Bは、光ディスクがクランプされている状態での、図2中のA−A線により切断したローダユニット及びディスクトレイを示す概略断面図である。なお、説明の都合上、図3A及び図3Bでは、後述する光ピックアップ68等の図示を省略してある。
図1に示すように、光ディスク装置2は、例えば、光ディスク4(図3A及び図3B参照)に記録された情報の再生及び光ディスク4への情報の記録を行うためのブルーレイディスク(BD:Blu−ray(登録商標) Disc)レコーダである。なお、光ディスク4は、例えば、ブルーレイディスク、デジタル多用途ディスク(DVD:Digital Versatile Disc)又はコンパクトディスク(CD:Compact Disc)である。
光ディスク装置2の筐体6には、ディスクトレイ8と、ディスクトレイ8の下側に配置されたローダユニット10とが搭載されている。これらディスクトレイ8及びローダユニット10の各々の構成については、後述する。
[ディスクトレイの構成]
次に、図1、図3A及び図3Bを参照しながら、ディスクトレイ8の構成について説明する。図1、図3A及び図3Bに示すように、ディスクトレイ8は、光ディスク4を載置するためのものである。ディスクトレイ8の底部には、開口部8aが設けられている。ディスクトレイ8は、筐体6の内部に設けられた駆動機構(図示せず)によって、Y軸方向に往復移動可能である。具体的には、ディスクトレイ8は、筐体6の外部に引き出される引出し位置と、筐体6の内部に収納される収納位置との間を往復移動可能である。ディスクトレイ8が引出し位置に移動することにより、光ディスク4をディスクトレイ8に載置する(又は、光ディスク4をディスクトレイ8から取り出す)ことができる。
なお、図3A及び図3Bに示すように、筐体6の内部において、ディスクトレイ8の上側には、光ディスク4をクランプするためのクランパ12が配置されている。
[ローダユニットの構成]
次に、図2〜図5を参照しながら、ローダユニット10の構成について説明する。図4は、トラバースユニットを示す斜視図である。図5は、トラバースユニットの一部を分解した状態を示す斜視図である。
図2〜図3Bに示すように、ローダユニット10は、ローダ本体14と、ローダ本体14に対して昇降可能に設けられたトラバースユニット16と、を備えている。
トラバースユニット16は、例えば鉄(SECC:Steel Electrically Chromate Coated)等の板金で形成されたトラバースシャーシ18を有している。トラバースシャーシ18の後端部18aは、一対のネジ20によりローダ本体14に取り付けられている。トラバースシャーシ18の後端部18aとローダ本体14との間には、例えばゴム等で形成された一対のダンパー22が介在されている。一対のダンパー22の緩衝作用によって、トラバースシャーシ18の先端部18bは、トラバースシャーシ18の後端部18aを中心としてZ軸方向に昇降可能である。
トラバースシャーシ18は、ローダ本体14に設けられた昇降機構によって、ディスクトレイ8の動作と連動してZ軸方向に昇降可能である。具体的には、トラバースシャーシ18は、ディスクトレイ8の上記収納位置への移動に連動して、ローダ本体14に対して図3A中の矢印Mで示す方向に上昇する。また、トラバースシャーシ18は、ディスクトレイ8の上記引出し位置への移動に連動して、ローダ本体14に対して図3B中の矢印Nで示す方向に下降する。
なお、図2に示すように、上述した昇降機構は、モータ24、第1の駆動ギア26、第2の駆動ギア28及びカムスライダ30で構成されている。モータ24の回転駆動力は、第1の駆動ギア26及び第2の駆動ギア28を介して、カムスライダ30に伝達される。これにより、カムスライダ30は、図2中の矢印V及び矢印Wで示す方向に往復移動される。カムスライダ30が図2中の矢印Wで示す方向に移動した際には、トラバースシャーシ18は、図3A中の矢印Mで示す方向に上昇する。カムスライダ30が図2中の矢印Vで示す方向に移動した際には、トラバースシャーシ18は、図3B中の矢印Nで示す方向に下降する。
図4及び図5に示すように、トラバースシャーシ18の支持領域32(第1の支持領域を構成する)には、スピンドルモータ34(駆動源を構成する)が支持されている。支持領域32はXY平面と略平行に延びており、支持領域32には、複数の貫通孔32a及び開口部32bが設けられている。ネジ36は、複数の貫通孔32aの各々を通して、スピンドルモータ34の底部に設けられた複数のネジ孔(図示せず)の各々に締結されている。これにより、スピンドルモータ34は、トラバースシャーシ18の支持領域32にネジ止めされている。なお、スピンドルモータ34の底部に設けられた突起38が開口部32bに挿入されることにより、スピンドルモータ34が支持領域32に対して位置決めされている。
スピンドルモータ34の出力軸40には、光ディスク4を載せるためのターンテーブル42が取り付けられている。ターンテーブル42は、スピンドルモータ34によって回転される。
図3Bに示すように、トラバースシャーシ18がローダ本体14に対して上昇した際には、ターンテーブル42は、開口部8aを通してディスクトレイ8の底部よりも上側に位置する。これにより、光ディスク4がターンテーブル42によってディスクトレイ8から持ち上げられるので、クランパ12は、ターンテーブル42との間で光ディスク4をクランプする。この状態で、ターンテーブル42がスピンドルモータ34によって回転することにより、光ディスク4がターンテーブル42と一体に回転される。
一方、図3Aに示すように、トラバースシャーシ18がローダ本体14に対して下降した際には、ターンテーブル42は、ディスクトレイ8の底部よりも下側に位置する。これにより、クランパ12は光ディスク4のクランプを解除するので、光ディスク4は、ディスクトレイ8に再度載置される。
図2、図4及び図5に示すように、トラバースシャーシ18の支持領域44(第1の支持領域を構成する)には、モータユニット46が支持されている。支持領域44は、XY平面と略平行に延びており、上述した支持領域32と略同一平面上に位置している。支持領域44には、一対のネジ孔44aが設けられている。
モータユニット46は、フレーム48と、フレーム48に支持されたステッピングモータ50と、を有している。ステッピングモータ50の出力軸(図示せず)には、リードスクリュー52が取り付けられている。リードスクリュー52は、その長手方向が光ディスク4の径方向(すなわち、Y軸方向)に対して略平行となるように配置されている。リードスクリュー52の外周面には、その長手方向に沿って螺旋状に延びる溝部54が設けられている。さらに、リードスクリュー52の先端部は、フレーム48の一端部に設けられた軸受け部56に回転自在に支持されている。リードスクリュー52は、ステッピングモータ50によって、図2中の矢印P及び矢印Qで示す方向に正逆回転可能である。
フレーム48には、一対の貫通孔48aが設けられている。ネジ58は、一対の貫通孔48aの各々を通して、支持領域44に設けられた一対のネジ孔44aの各々に締結されている。これにより、モータユニット46は、トラバースシャーシ18の支持領域44にネジ止めされている。
さらに、トラバースシャーシ18の支持領域60(第2の支持領域を構成する)には、第1のガイド軸62(ガイド軸を構成する)が支持されている。トラバースシャーシ18の支持領域64(第3の支持領域を構成する)には、第2のガイド軸66が支持されている。支持領域60及び支持領域64はそれぞれ、XY平面と略平行に延びており、略同一平面上に位置している。支持領域60及び支持領域64の各々は、支持領域32及び支持領域44よりも上方に配置されている。
第1のガイド軸62及び第2のガイド軸66は、互いに略平行に且つ間隔を置いて配置されている。第1のガイド軸62及び第2のガイド軸66の各々は、リードスクリュー52の長手方向に対して略平行に延びている。これら第1のガイド軸62及び第2のガイド軸66には、光ディスク4に記録された情報の読み出し及び光ディスク4への情報の書き込みを行うための光ピックアップ68がY軸方向に往復移動可能に支持されている。
光ピックアップ68の第1のガイド軸62側における端部には、一対の第1の軸受け部70a,70bが設けられている。光ピックアップ68の第2のガイド軸66側における端部には、第2の軸受け部72が設けられている。一対の第1の軸受け部70a,70bの各々は、第1のガイド軸62に往復移動可能に支持されている。第2の軸受け部72は、第2のガイド軸66に往復移動可能に支持されている。これにより、光ピックアップ68は、第1のガイド軸62及び第2のガイド軸66に沿って、図2中の矢印T及び矢印Uで示す方向に往復移動可能である。
光ピックアップ68には、BD用の光学系と、DVD及びCD用の光学系とが設けられている。光ディスク4がBDである場合には、BD用の光学系が用いられ、光ディスク4がDVD又はCDである場合には、DVD及びCD用の光学系が用いられる。
BD用の光学系は、第1の光源(図示せず)、第1の対物レンズ74及び第1の受光部(図示せず)を含んでいる。第1の光源は、BD用のレーザ光(例えば、波長405nm帯のレーザ光)を出力する。第1の対物レンズ74は、第1の光源からのレーザ光を、ディスクトレイ8の開口部8aを通して光ディスク4の情報記録面に集光する。第1の受光部は、光ディスク4の情報記録面で反射されたレーザ光を、ディスクトレイ8の開口部8aを通して受光する。
DVD及びCD用の光学系は、第2の光源(図示せず)、第2の対物レンズ76及び第2の受光部(図示せず)を含んでいる。第2の光源は、DVD用のレーザ光(例えば、波長650nm帯のレーザ光)とCD用のレーザ光(例えば、波長780nm帯のレーザ光)とを切り替えて出力する。第2の対物レンズ76は、第2の光源からのレーザ光を、ディスクトレイ8の開口部8aを通して光ディスク4の情報記録面に集光する。第2の受光部は、光ディスク4の情報記録面で反射されたレーザ光を、ディスクトレイ8の開口部8aを通して受光する。
光ピックアップ68には、リードスクリュー52の回転運動を光ピックアップ68の直線運動に変換するためのラック部78が取り付けられている。ラック部78は、取付部80、移動部82及び一対の接続部84を有している。
取付部80は、ネジ86により光ピックアップ68に取り付けられている。移動部82は、リードスクリュー52に往復移動可能に装着されている。移動部82は、一対の接続部84を介して取付部80に接続されている。移動部82の内面には、リードスクリュー52の溝部54に嵌め合わされた爪部(図示せず)が設けられている。リードスクリュー52が回転することにより、爪部は、リードスクリュー52の溝部54に沿って移動する。これにより、移動部82は、リードスクリュー52の長手方向に沿って移動する。
リードスクリュー52が図2中の矢印Qで示す方向に回転する際には、移動部82は、図2中の矢印Rで示す方向にリードスクリュー52に沿って移動する。この移動部82の移動に伴って、光ピックアップ68は、図2中の矢印Tで示す方向に、光ディスク4の内周部から外周部に向けて直線的に移動する。
一方、リードスクリュー52が図2中の矢印Pで示す方向に回転する際には、移動部82は、図2中の矢印Sで示す方向にリードスクリュー52に沿って移動する。この移動部82の移動に伴って、光ピックアップ68は、図2中の矢印Uで示す方向に、光ディスク4の外周部から内周部に向けて直線的に移動する。
[トラバースシャーシの構成]
次に、図4〜図7を参照しながら、本実施の形態の光ディスク装置2の特徴である、トラバースシャーシ18の構成について説明する。図6は、図4中のB−B線により切断したトラバースユニットを示す要部断面図である。図7は、図4中のC−C線により切断したトラバースユニットを示す要部断面図である。
上述したように、トラバースシャーシ18は、モータユニット46が支持される支持領域44と、第1のガイド軸62が支持される支持領域60と、を有している。図5及び図6に示すように、トラバースシャーシ18は、さらに、支持領域44と支持領域60とを相互に接続する接続壁部88を有している。接続壁部88は、支持領域44から支持領域60に向けて延び、且つ、リードスクリュー52と略平行に延びている。接続壁部88は、さらに、支持領域44及び支持領域60の各々に対して略垂直に延びている。
接続壁部88は、板金の曲げ加工により形成されている。接続壁部88の曲げ深さDは、例えば、トラバースシャーシ18の厚みd1(例えば、約1〜2mm)の3倍以上であり、且つ、ステッピングモータ50の厚みd2(例えば、約10〜20mm)以下である。より好ましくは、接続壁部88の曲げ深さDは、トラバースシャーシ18の厚みd1の4倍以上であり、且つ、ステッピングモータ50の厚みd2以下である。接続壁部88の曲げ深さDがトラバースシャーシ18の厚みd1の3倍よりも小さい場合には、トラバースシャーシ18の強度を十分に確保することが難しく、接続壁部88の曲げ深さDがステッピングモータ50の厚みd2よりも大きい場合には、トラバースシャーシ18の小型化を図ることが難しい。
また、上述したように、トラバースシャーシ18は、スピンドルモータ34が支持される支持領域32と、第1のガイド軸62が支持される支持領域60と、第2のガイド軸66が支持される支持領域64と、を有している。図5及び図7に示すように、トラバースシャーシ18は、さらに、支持領域32と支持領域60とを相互に接続する接続壁部90(第1の接続壁部を構成する)と、支持領域32と支持領域64とを相互に接続する接続壁部92(第2の接続壁部を構成する)と、を有している。接続壁部90は、支持領域32から支持領域60に向けて延び、且つ、支持領域32及び支持領域60の各々に対して傾斜して延びている。接続壁部92は、支持領域32から支持領域64に向けて延び、且つ、支持領域32及び支持領域64の各々に対して傾斜して延びている。さらに、接続壁部90は、支持領域32を挟んで接続壁部92と反対側に配置されている。本実施の形態では、接続壁部90及び接続壁部92はそれぞれ、板金の絞り加工により形成されている。
[効果]
次に、本実施の形態の光ディスク装置2により得られる効果について説明する。上述したように、モータユニット46が支持された支持領域44は、接続壁部88を介して支持領域60に接続されている。さらに、スピンドルモータ34が支持された支持領域32は、接続壁部90を介して支持領域60に接続されるとともに、接続壁部92を介して支持領域64に接続されている。これにより、トラバースシャーシ18の強度を高めることができるので、トラバースシャーシ18を小型化した場合であっても、モータユニット46及びスピンドルモータ34等の重量によってトラバースシャーシ18が変形(例えば、図4中の矢印Hで示す方向の撓み変形)するのを抑制することができる。従って、本実施の形態の光ディスク装置2では、トラバースシャーシ18の強度を十分に確保しながら、トラバースシャーシ18を小型化することができる。
(実施の形態2)
次に、図8を参照しながら、実施の形態2に係る光ディスク装置の構成について説明する。図8は、実施の形態2に係る光ディスク装置のトラバースユニットを示す要部断面図である。なお、本実施の形態において、上記実施の形態1と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
本実施の形態の光ディスク装置のトラバースシャーシ18Aでは、接続壁部90A及び接続壁部92Aはそれぞれ、板金の曲げ加工により形成されている。接続壁部90Aは、支持領域32及び支持領域60の各々に対して略垂直に延びている。接続壁部92Aは、支持領域32及び支持領域64の各々に対して略垂直に延びている。従って、本実施の形態においても、上記実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
以上、本発明の実施の形態1及び2に係る光ディスク装置について説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではない。例えば、上記各実施の形態を組み合わせるようにしてもよい。
上記各実施の形態では、光ディスク装置はブルーレイディスクレコーダであるが、これに限定されず、例えば光ディスクに記録された情報の再生を行うためのブルーレイディスクプレーヤでもよい。あるいは、光ディスク装置は、例えばDVDレコーダ、DVDプレーヤ又はCDプレーヤ等でもよい。
本発明の光ディスク装置は、例えば、ブルーレイディスクレコーダ等として適用することができる。
2 光ディスク装置
4 光ディスク
6 筐体
8 ディスクトレイ
10 ローダユニット
12 クランパ
14 ローダ本体
16 トラバースユニット
18,18A トラバースシャーシ
18a 後端部
18b 先端部
20,36,58,86 ネジ
22 ダンパー
24 モータ
26 第1の駆動ギア
28 第2の駆動ギア
30 カムスライダ
32,44,60,64 支持領域
32a,48a 貫通孔
32b 開口部
34 スピンドルモータ
38 突起
40 出力軸
42 ターンテーブル
44a ネジ孔
46 モータユニット
48 フレーム
50 ステッピングモータ
52 リードスクリュー
54 溝部
56 軸受け部
62 第1のガイド軸
66 第2のガイド軸
68 光ピックアップ
70a,70b 第1の軸受け部
72 第2の軸受け部
74 第1の対物レンズ
76 第2の対物レンズ
78 ラック部
80 取付部
82 移動部
84 接続部
88,90,90A,92,92A 接続壁部

Claims (8)

  1. ローダ本体と、
    前記ローダ本体に対して昇降可能に設けられ、且つ、第1の支持領域及び前記第1の支持領域よりも上方に配置された第2の支持領域を有するトラバースシャーシと、
    前記トラバースシャーシの前記第1の支持領域に支持された駆動源と、
    前記駆動源により回転されるリードスクリューと、
    前記トラバースシャーシの前記第2の支持領域に支持され、且つ、前記リードスクリューと略平行に延びるガイド軸と、
    前記リードスクリューの回転によって、前記ガイド軸に沿って移動可能な光ピックアップと、を備え、
    前記トラバースシャーシは、さらに、前記第1の支持領域と前記第2の支持領域とを相互に接続する接続壁部を有しており、
    前記接続壁部は、前記第1の支持領域から前記第2の支持領域に向けて延び、且つ、前記リードスクリューと略平行に延びている
    光ディスク装置。
  2. 前記接続壁部は、前記第1の支持領域及び前記第2の支持領域の各々に対して略垂直に延びている
    請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 前記トラバースシャーシは板金で形成されており、
    前記接続壁部は、前記板金の曲げ加工により形成されている
    請求項1又は2に記載の光ディスク装置。
  4. 前記接続壁部の曲げ深さは、前記トラバースシャーシの厚みの3倍以上であり、且つ、前記駆動源の厚み以下である
    請求項3に記載の光ディスク装置。
  5. ローダ本体と、
    前記ローダ本体に対して昇降可能に設けられ、且つ、第1の支持領域並びに前記第1の支持領域よりも上方に配置された第2の支持領域及び第3の支持領域を有するトラバースシャーシと、
    前記トラバースシャーシの前記第1の支持領域に支持された駆動源と、
    前記駆動源により回転され、且つ、光ディスクを載せるためのターンテーブルと、
    前記トラバースシャーシの前記第2の支持領域に支持された第1のガイド軸と、
    前記トラバースシャーシの前記第3の支持領域に支持され、且つ、前記第1のガイド軸と略平行に延びる第2のガイド軸と、
    前記第1のガイド軸及び前記第2のガイド軸に沿って移動可能な光ピックアップと、を備え、
    前記トラバースシャーシは、さらに、
    前記第1の支持領域から前記第2の支持領域に向けて延び、且つ、前記第1の支持領域と前記第2の支持領域とを相互に接続する第1の接続壁部と、
    前記第1の支持領域から前記第3の支持領域に向けて延び、且つ、前記第1の支持領域と前記第3の支持領域とを相互に接続する第2の接続壁部と、を有する
    光ディスク装置。
  6. 前記第1の接続壁部は、前記第1の支持領域及び前記第2の支持領域の各々に対して傾斜して延びており、
    前記第2の接続壁部は、前記第1の支持領域及び前記第3の支持領域の各々に対して傾斜して延びている
    請求項5に記載の光ディスク装置。
  7. 前記第1の接続壁部は、前記第1の支持領域を挟んで前記第2の接続壁部と反対側に配置されている
    請求項5又は6に記載の光ディスク装置。
  8. 前記トラバースシャーシは板金で形成されており、
    前記第1の接続壁部及び前記第2の接続壁部はそれぞれ、前記板金の絞り加工又は曲げ加工により形成されている
    請求項5〜7のいずれか1項に記載の光ディスク装置。
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