JP2014215717A - 電子回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】ラッチアップが発生していないメモリセルに記憶されているデータを保護すること。【解決手段】データを記憶する複数のメモリセルを備えるメモリ回路10と、前記メモリ回路におけるラッチアップの発生を判定し、前記ラッチアップが発生した場合、前記メモリ回路に印加される電源電圧を、前記メモリ回路におけるサイリスタがオフする電圧以下、かつ前記メモリ回路が前記データを保持できる電圧以上である第1電圧とし、その後、前記電源電圧を前記メモリ回路が前記データの読み出しおよび書き込み可能な第2電圧にする制御回路30と、を具備する電子回路。【選択図】図1

Description

本発明は、電子回路に関し、例えばメモリ回路を備える電子回路に関する。
システムLSI(Large Scale Integrated Circuit)内にはSRAM(Static Random Access Memory)等のメモリ回路が設けられている。メモリ回路は、中性子線などの粒子線が照射された場合、またはノイズの影響等により、ラッチアップが発生することがある。ラッチアップが発生した場合、メモリ回路に印加される電源電圧を遮断することにより、ラッチアップを解消させることが知られている(例えば、特許文献1から3)。ラッチアップが発生した場合、メモリ回路に印加される電源電圧を低くすることにより、ラッチアップを解消させることが知られている(例えば、特許文献4)。メモリ回路を抵抗を介し電源に接続することにより、ラッチアップ発生時にメモリ回路に印加される電源電圧を低くすることが知られている(例えば、特許文献5)。以上のように、ラッチアップが発生した際に、メモリ回路の電源電圧を遮断するまたは低くすることによりサイリスタがオフし、ラッチアップ状態を解消できる。
実開61−70241号公報 特開平6−161798号公報 特開平7−234799号公報 特開平11−175361号公報 特開平7−200109号公報
しかしながら、メモリ回路の電源電圧を遮断するまたは低くすると、ラッチアップ状態は解消できるが、ラッチアップが発生していないメモリセルが記憶しているデータが消去されてしまう。これにより、データの修復に多大な時間を要する。
本電子回路は、ラッチアップが発生していないメモリセルに記憶されているデータを保護することを目的とする。
データを記憶する複数のメモリセルを備えるメモリ回路と、前記メモリ回路におけるラッチアップの発生を判定し、前記ラッチアップが発生した場合、前記メモリ回路に印加される電源電圧を、前記メモリ回路におけるサイリスタがオフする電圧以下、かつ前記メモリ回路が前記データを保持できる電圧以上である第1電圧とし、その後、前記電源電圧を前記メモリ回路が前記データの読み出しおよび書き込み可能な第2電圧にする制御回路と、を具備することを特徴とする電子回路を用いる。
本電子回路によれば、ラッチアップが発生していないメモリセルに記憶されているデータを保護することができる。
図1は、実施例1に係る電子回路のブロック図である。 図2は、実施例1のメモリ回路を示すブロック図である。 図3は、実施例1のメモリセルを示す回路図である。 図4は、実施例1における制御回路の動作を示すフローチャートである。 図5は、実施例1における電源回路が供給する電源電圧のタイミングチャートである。 図6は、実施例2における制御回路の動作を示すフローチャートである。 図7は、実施例3における制御回路の動作を示すフローチャートである。 図8は、実施例4に係る電子回路のブロック図である。 図9は、実施例4における制御回路の動作を示すフローチャートである。 図10は、実施例5に係る電子回路のブロック図である。 図11は、実施例5における制御回路の動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照し実施例について説明する。
図1は、実施例1に係る電子回路のブロック図である。図1を参照し、電子回路100は、メモリ回路10、制御回路30および電源回路32を備えている。電子回路100は、例えばシステムLSI等のチップに形成されている。メモリ回路10は、アドレス信号が示すアドレスにデータ信号が示すデータを書き込む、またはアドレス信号が示すアドレスからデータを読み出しデータ信号として出力する。メモリ回路10は、エラー信号を制御回路30に出力する。制御回路30は、メモリ回路10にアドレス信号を送信する。制御回路30は、メモリ回路10からデータ信号を入出力する。制御回路30は、メモリ回路10からエラー信号を取得する。制御回路30は、電源回路32に電圧信号を出力する。電源回路32は、電圧信号に基づいた電源電圧を制御回路30およびメモリ回路10に供給する。制御回路30およびメモリ回路10に供給される電源電圧は同じでもよいし、異なっていてもよい。
図2は、実施例1のメモリ回路を示すブロック図である。図2を参照し、メモリ回路10は、メモリアレイ12、デコーダ選択回路14および16、読出書込回路18、制御部20を備えている。メモリアレイ12は、データを記憶する複数のメモリセル11を備えている。複数のメモリセル11はマトリックス状に形成されている。デコーダ選択回路14は、アドレスをデコードし、メモリアレイ12の行を選択する。デコーダ選択回路16は、アドレスをデコードし、メモリアレイ12の列を選択する。読出書込回路18は、デコーダ選択回路14および16が選択したメモリセル11からデータを読み出す、またはメモリセル11にデータを書き込む。制御部20は、アドレス信号をデコーダ選択回路14および16にアドレスとして出力する。制御部20は、データ信号をデータとして読出書込回路18に出力する。制御部20は、データをデータ信号として制御回路30に出力する。制御部20は、複数のメモリセル11のうち少なくとも一部のメモリセルに記憶されているデータが誤っているか否かを示すエラー信号を制御回路30に出力する。エラー信号は、例えば読み出すアドレスのパリティエラー信号でもよい。エラー信号は、制御回路30内でデータ信号から生成されてもよい。
図3は、実施例1のメモリセルを示す回路図である。図3を参照し、メモリセル11は、p型FET(Field Effect Transistor)40および41並びにn型FET42から45を備えている。FET40および42はインバータ50を形成し、FET41および43はインバータ52を形成する。インバータ50および52には第1電源電圧(グランド)と第2電源電圧VDDが供給される。電源回路32は、第1電源電圧と第2電源電圧との間の電源電圧を供給する。インバータ50および52は双安定回路を形成する。双安定回路の2つのノードQおよび/Qは、それぞれFET44および45を介しビット線BLおよび/BLに接続される。FET44および45のゲートはワード線WLに接続される。ビット線BLおよび/BLは、デコーダ選択回路16および読出書込回路18に接続され、ワード線WLは、デコーダ選択回路14に接続される。デコーダ選択回路14がワード線WLを、デコーダ選択回路16がビット線BLおよび/BLを選択することにより、読出書込回路18がメモリセル11にデータを書き込みまたは読み出しできる。
図4は、実施例1における制御回路の動作を示すフローチャートである。図4を参照し、制御回路30は、メモリ回路10にデータの読み出しおよび書き込みを行わせている。このとき、制御回路30は、電源回路32にメモリ回路10に電源電圧として第2電圧を印加させている。第2電圧は、メモリ回路10がデータの読み出しおよび書き込み可能な電源電圧である。制御回路30は、メモリ回路10からエラー信号を取得する(ステップS10)。エラー信号は、メモリ回路10内のデータが誤っていることを示す信号である。例えば、エラー信号は、アドレスに対するパリティエラー信号である。パリティエラー信号がエラーを示す場合、このアドレスのデータが誤っていることを示している。
制御回路30は、エラー信号に基づき、メモリ回路10においてラッチアップが発生しているか判定する(ステップS12)。例えば、制御回路30は、エラー信号がエラーを示す場合、ラッチアップが発生していると判定する。エラー信号がパリティエラー信号の場合、制御回路30はパリティエラー信号がアクティブのときYesと判断する。Noの場合、終了し、制御回路30は電源電圧を第2電圧のまま変更せずに、メモリ回路10にデータの読み出しおよび書き込みを行わせる。
ステップS12においてYesの場合、制御回路30は、電源回路32にメモリ回路10に電源電圧として第1電圧を印加させる(ステップS14)。第1電圧は、メモリ回路10におけるサイリスタがオフする電圧以下、かつメモリ回路10がデータを保持できる電圧以上の電源電圧である。制御回路30は、電源回路32にメモリ回路10に電源電圧として第2電圧を印加させる(ステップS16)。その後終了する。
図5は、実施例1における電源回路が供給する電源電圧のタイミングチャートである。図5を参照し、期間T1は、メモリ回路10がデータの読み出しおよび書き込みを行なっている通常期間である。期間T2は、図4のステップS10およびS12において、ラッチアップを検出する期間である。期間T1およびT2においては、電源電圧は第2電圧V2である。期間T3は、図4のステップS14において、電源電圧を第1電圧V1とする期間である。期間T4は、図4のステップS16において、電源電圧を第2電圧V2に復帰させる期間である。期間T5は、メモリ回路10がデータの読み出しおよび書き込みを行なっている通常期間であり、電源電圧は第2電圧V2である。
メモリセル11においてラッチアップが発生した場合、電源電圧を徐々に下げていくと、サイリスタの電圧が徐々に下がる。サイリスタは、メモリセル11内において形成され、ラッチアップ電流が流れるサイリスタである。電源電圧が電圧VSのとき、サイリスタに印加される電圧はサイリスタがオフする電圧(保持電圧)となる。このとき、ラッチアップ電流がゼロとなる。すなわち、電源電圧を電圧VS以下とすればラッチアップ状態が解消する。このとき、電源電圧をメモリセル11がデータを保持できる電圧VM以下とすると、メモリセル11のデータが消失してしまう。例えば、通常期間における電源電圧が1.0Vより大きく(例えば1.2V)である。電圧VSは0.9Vから1.0Vである。電圧VMは、0.5Vから0.6Vである。ラッチアップを解消させるため、時間t1とt2との間の期間は10ns以上であることが好ましい。
以上のように、時間t1とt2との間において、電源電圧を電圧VS以下かつVM以上である第1電圧とする。その後、電源電圧を第2電圧とする。これにより、メモリ回路10内のラッチアップ状態を解消でき、かつメモリ回路10内のデータの消失を最低限にすることができる。
また、第2電圧が電圧VSより高い場合、通常期間においてメモリ回路10内でラッチアップが発生しやすくなる。よって、この場合に電源電圧を第1電圧とすることが好ましい。
さらに、制御回路30は、エラー信号がエラーを示す場合、複数のメモリセルの少なくとも一部のメモリセルにラッチアップが発生したと判定する。このように、メモリアレイ12を領域に分割し、領域ごとのデータの誤りを示すエラー信号を用いることにより、制御回路30は、ラッチアップが発生した領域を検出できる。
図6は、実施例2における制御回路の動作を示すフローチャートである。図6を参照し、ステップS16の後に、制御回路30は、ラッチアップが発生したメモリセル11を含むメモリ回路10内の領域にデータを書き込む(ステップS18)。例えば、エラー信号がパリティエラー信号の場合、パリティエラー信号が示すアドレス内のメモリセルを領域とする。その後終了する。ステップS12においてNoの場合、ステップS18は行なわない。その他の動作は、実施例1の図4と同じである。実施例2に係る電子回路の構成は実施例1と同じであり、説明を省略する。
メモリセル11にラッチアップが発生すると、メモリセル11内のデータが不安定な状態となる。例えば図3のノードQおよび/Qの電位が定まらない。そこで、実施例2のように、制御回路30は、ラッチアップが発生した領域を検出し、電源電圧を第2電圧V2とした後に、領域内のメモリセルにデータを書き込む。これにより、ラッチアップが発生した領域内のメモリセルを安定状態にすることができる。書き込むデータは、任意のデータでよい。また、ラッチアップにより消失したデータに訂正できる場合は、書き込むデータを消失したデータとしてもよい。
図7は、実施例3における制御回路の動作を示すフローチャートである。図7を参照し、ステップS10の後に、制御回路30は、エラー信号がエラーを示すか判定する(ステップS20)。Noの場合、終了する。Yesの場合、制御回路30は、ラッチアップが発生したメモリセルにデータを書き込む(ステップS22)。制御回路30は、再度エラー信号を取得する(ステップS24)。制御回路30は、再度エラー信号がエラーを示すか判定する(ステップS26)。Noの場合、終了する。Yesの場合、ステップS14に進む。その他の動作は、実施例1の図4と同じである。実施例2に係る電子回路の構成は実施例1と同じであり、説明を省略する。
メモリセル11のデータに誤りが生じる原因としては、ラッチアップの他にα線等に起因するソフトエラーがある。ソフトエラーの場合は、データに誤りがあってもメモリセル11にデータを再度書き込めばメモリセル11は正常に動作する。ラッチアップが発生したメモリセル11はデータを書き込んでもメモリセル11は正常に動作しない。
そこで、実施例3によれば、制御回路30は、ステップS20において、エラー信号がエラーを示す場合、ステップS22のようにエラーが発生したメモリセルにデータを書き込む。ステップS26のように、その後再度エラー信号がエラーを示す場合、メモリセルにラッチアップが発生したと判定する。これにより、エラー信号がソフトエラーに起因する場合、電源電圧を第1電圧とするという動作を行なわなくてもよい。
図8は、実施例4に係る電子回路のブロック図である。図8を参照し、電子回路102は、テーブル26(記憶回路)を備えている。テーブル26は、第1電圧に関する情報である電圧情報を記憶している。テーブル26は、例えば不揮発性メモリである。
図9は、実施例4における制御回路の動作を示すフローチャートである。図9を参照し、実施例1の図4、実施例2の図6および実施例3の図7のステップS14において、制御回路30は、テーブル26から電圧情報を取得する(ステップS30)。制御回路30は、電圧情報に基づき第1電圧を設定する(ステップS32)。その後、ステップS14に戻る。その他の構成は、実施例1から3と同じであり説明を省略する。
電圧VSおよびVMは、電子回路102の製造プロセスにより異なる。そこで、電子回路102についての製造プロセスに関する情報から電圧情報を決定し、電圧情報をテーブル26に記憶させておく。ステップS30およびS32のように、制御回路30は、電圧情報に基づき、第1電圧を決定する。これにより、電子回路102に応じた第1電圧を設定できる。
図10は、実施例5に係る電子回路のブロック図である。図10を参照し、電子回路104は、プロセスモニタ28を備えている。プロセスモニタ28は、製造プロセスによる電子回路104の特性の変化をモニタするものである。例えば、プロセスモニタをリング発振器とする。
図11は、実施例5における制御回路の動作を示すフローチャートである。図11を参照し、実施例1の図4、実施例2の図6および実施例3の図7のステップS14において、制御回路30は、プロセスモニタ28からモニタ情報を取得する(ステップS40)。モニタ情報は、例えばリング発振器のスイッチング周波数である。制御回路30は、テーブル26からモニタ情報に対応する電圧情報を取得する(ステップS30)。制御回路30は、電圧情報に基づき第1電圧を設定する(ステップS32)。その後、ステップS14に戻る。その他の構成は、実施例1から3と同じであり説明を省略する。
例えば、リング発振器のスイッチング周波数は、電子回路104の製造プロセスにより変化する。また、電圧VSおよびVMは、電子回路104の製造プロセスにより変化する。そこで、リング発振器のスイッチング周波数と電圧VSおよびVMとの関係を、予め実験またはシミュレーションを用い決定する。テーブル26に第1電圧とモニタ情報(例えばリング発振器のスイッチング周波数)を関連付けて記憶させておく。
このように、メモリ回路10と同じチップ内にプロセスモニタ28を形成する。制御回路30は、プロセスモニタ28の出力に基づき第1電圧を決定する。これにより、電子回路104の製造プロセスばらつきを考慮して、第1電圧を決定できる。
実施例においては、メモリセルとしてSRAMを例に説明したが、メモリ回路10はラッチアップが生じるメモリセルを含めばよい。エラー信号としてパリティエラー信号を例に説明したが、エラー信号は、メモリ回路10の少なくとも一部のデータの誤りを判定できる信号であればよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
なお、以上の説明に関して更に以下の付記を開示する。
(付記1)データを記憶するメモリ回路と、前記メモリ回路におけるラッチアップの発生を判定し、前記ラッチアップが発生した場合、前記メモリ回路に印加される電源電圧を、前記メモリ回路におけるサイリスタがオフする電圧以下、かつ前記メモリ回路が前記データを保持できる電圧以上である第1電圧とし、その後、前記電源電圧を前記メモリ回路が前記データの読み出しおよび書き込み可能な第2電圧にする制御回路と、
を具備することを特徴とする電子回路。
(付記2)前記第2電圧は、前記サイリスタがオフする電圧より高いことを特徴とする付記1記載の電子回路。
(付記3)前記制御回路は、前記ラッチアップが発生したメモリセルを含む前記メモリ回路内の領域を検出し、前記電源電圧を前記第2電圧とした後に、前記領域内のメモリセルにデータを書き込むことを特徴とする付記1または2記載の電子回路。
(付記4) 前記制御回路は、前記メモリ回路の少なくとも一部のメモリセルに記憶されているデータが誤っているか否かを示すエラー信号がエラーを示す場合、前記少なくとも一部のメモリセルにラッチアップが発生したと判定することを特徴とする付記1から3のいずれか一項記載の電子回路。
(付記5)前記制御回路は、前記エラー信号がエラーを示す場合、前記少なくとも一部のメモリセルにデータを書き込み、その後前記エラー信号がエラーを示す場合、前記少なくとも一部のメモリセルにラッチアップが発生したと判定することを特徴とする付記4記載の電子回路。
(付記6)前記第1電圧に関する情報を記憶する記憶回路を具備し、前記制御回路は、前記第1電圧に関する情報に基づき、前記第1電圧を決定することを特徴とする付記1から5のいずれか一項記載の電子回路。
(付記7)前記メモリ回路と同じチップ内に形成されたプロセスモニタを具備し、前記制御回路は、前記プロセスモニタの出力に基づき前記第1電圧を決定することを特徴とする付記1から6のいずれか一項記載の電子回路。
(付記8)前記メモリ回路はSRAMセルを含むことを特徴とする付記1から6のいずれか一項記載の電子回路。
(付記9)前記制御回路は、パリティエラー信号に基づき、前記ラッチアップの発生を判定することを特徴とする付記1から8のいずれか一項記載の電子回路。
(付記10)前記制御回路は、パリティエラー信号に基づき、前記ラッチアップの発生を判定し、前記領域は、パリティエラーを判定したアドレスの領域であることを特徴とする付記3記載の電子回路。
10 メモリ回路
11 メモリセル
12 メモリアレイ
26 テーブル
28 モニタ
30 制御回路
32 電源回路

Claims (8)

  1. データを記憶するメモリ回路と、
    前記メモリ回路におけるラッチアップの発生を判定し、前記ラッチアップが発生した場合、前記メモリ回路に印加される電源電圧を、前記メモリ回路におけるサイリスタがオフする電圧以下、かつ前記メモリ回路が前記データを保持できる電圧以上である第1電圧とし、その後、前記電源電圧を前記メモリ回路が前記データの読み出しおよび書き込み可能な第2電圧にする制御回路と、
    を具備することを特徴とする電子回路。
  2. 前記第2電圧は、前記サイリスタがオフする電圧より高いことを特徴とする請求項1記載の電子回路。
  3. 前記制御回路は、前記ラッチアップが発生したメモリセルを含む前記メモリ回路内の領域を検出し、前記電源電圧を前記第2電圧とした後に、前記領域内のメモリセルにデータを書き込むことを特徴とする請求項1または2記載の電子回路。
  4. 前記制御回路は、前記メモリ回路内の少なくとも一部のメモリセルに記憶されているデータが誤っているか否かを示すエラー信号がエラーを示す場合、前記少なくとも一部のメモリセルにラッチアップが発生したと判定することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の電子回路。
  5. 前記制御回路は、前記エラー信号がエラーを示す場合、前記少なくとも一部のメモリセルにデータを書き込み、その後前記エラー信号がエラーを示す場合、前記少なくとも一部のメモリセルにラッチアップが発生したと判定することを特徴とする請求項4記載の電子回路。
  6. 前記第1電圧に関する情報を記憶する記憶回路を具備し、
    前記制御回路は、前記第1電圧に関する情報に基づき、前記第1電圧を決定することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載の電子回路。
  7. 前記メモリ回路と同じチップ内に形成されたプロセスモニタを具備し、
    前記制御回路は、前記プロセスモニタの出力に基づき前記第1電圧を決定することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項記載の電子回路。
  8. 前メモリ回路はSRAMセルを含むことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項記載の電子回路。
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